特許第6193653号(P6193653)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6193653
(24)【登録日】2017年8月18日
(45)【発行日】2017年9月6日
(54)【発明の名称】EGRクーラ
(51)【国際特許分類】
   F02M 26/29 20160101AFI20170828BHJP
   F28F 9/02 20060101ALI20170828BHJP
   F28D 1/053 20060101ALI20170828BHJP
   F28F 1/06 20060101ALI20170828BHJP
   F28F 1/40 20060101ALI20170828BHJP
【FI】
   F02M26/29 301
   F28F9/02 301E
   F28D1/053 A
   F28F9/02 301A
   F28F1/06
   F28F1/40 D
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2013-143319(P2013-143319)
(22)【出願日】2013年7月9日
(65)【公開番号】特開2015-17508(P2015-17508A)
(43)【公開日】2015年1月29日
【審査請求日】2016年6月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】000005463
【氏名又は名称】日野自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000512
【氏名又は名称】特許業務法人山田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】石森 崇
【審査官】 齊藤 彬
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−038752(JP,A)
【文献】 特開2013−079779(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F02M 26/29 − 26/32
F28D 1/053
F28F 1/06
F28F 1/40
F28F 9/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
偏平チューブの端部を矩形状に拡径してヘッダ部を形成し、該ヘッダ部同士が隣接するように前記偏平チューブを複数列並べて熱交換用コアを構成し、該熱交換用コアを矩形筒状のシェルにより抱持し、該シェルの端面を被包するようにボンネットを前記シェルの両端部に継手部材を介して接続すると共に、該各ボンネットの一方に排気ガス入口を他方には排気ガス出口を夫々開口し、前記各偏平チューブの拡管されていない本体部分の相互間に形成される隙間を冷却水の流路として前記各偏平チューブ内を流れる排気ガスと前記冷却水とを熱交換させるようにしたEGRクーラであって、前記継手部材が一端側で前記ボンネットを内嵌し且つ他端側では前記シェルを外嵌し得るように形成されていると共に、該継手部材の一端側の四隅に切欠部が形成され且つ他端側の内周面に前記各ヘッダ部の角部の隣接箇所を埋没させて該隣接箇所の隙間を閉塞するように段差部が形成されていることを特徴とするEGRクーラ。
【請求項2】
偏平チューブの両ヘッダ部に挟まれた本体部分を、複数本の円管を互いに近接させて平面状に並べ且つその相互間の近接部位を連通部として接続した如き形状の円管部により構成し、該円管部の内周面に該円管部の中心軸と同心の螺旋軌道に沿うように旋回流形成突起を形成し、前記各円管部に個別に排気ガスの旋回流を形成し得るように構成したことを特徴とする請求項1に記載のEGRクーラ。
【請求項3】
隣り合う円管部の旋回流形成突起の向きが、互いに逆向きの螺旋軌道に沿うように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のEGRクーラ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、EGRクーラに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車等のエンジンの排気ガスの一部をエンジンに再循環してNOx(窒素酸化物)の発生を低減させるEGR装置が知られているが、このようなEGR装置では、エンジンに再循環する排気ガスを冷却すると、該排気ガスの温度が下がり且つその容積が小さくなることによって、エンジンの出力を余り低下させずに燃焼温度を低下して効果的にNOxの発生を低減させることができるため、エンジンに排気ガスを再循環するラインの途中に、排気ガスを冷却するEGRクーラを装備したものがある。
【0003】
図6は前記EGRクーラの一例を示す断面図であって、図中1は円筒状に形成されたシェルを示し、該シェル1の軸心方向両端には、シェル1の端面を閉塞するようプレート2が固着されていて、該各プレート2には、多数のチューブ3の両端が貫通状態で固着されており、これら多数のチューブ3はシェル1の内部を軸心方向に延びている。
【0004】
そして、シェル1の一方の端部近傍には、外部から冷却水入口管4が取り付けられ、シェル1の他方の端部近傍には、外部から冷却水出口管5が取り付けられており、冷却水9が冷却水入口管4からシェル1の内部に供給されてチューブ3の外側を流れ、冷却水出口管5からシェル1の外部に排出されるようになっている。
【0005】
更に、各プレート2の反シェル1側には、椀状に形成されたボンネット6が前記各プレート2の端面を被包するように固着され、一方のボンネット6の中央には排気ガス入口7が、他方のボンネット6の中央には排気ガス出口8が夫々設けられており、エンジンの排気ガス10が排気ガス入口7から一方のボンネット6の内部に入り、多数のチューブ3を通る間に該チューブ3の外側を流れる冷却水9との熱交換により冷却された後に、他方のボンネット6の内部に排出されて排気ガス出口8からエンジンに再循環するようになっている。
【0006】
尚、図中11は冷却水入口管4に対しシェル1の直径方向に対峙する位置に設けたバイパス出口管を示し、該バイパス出口管11から冷却水9の一部を抜き出すことにより、冷却水入口管4に対峙する箇所に冷却水9の澱みが生じないようにしてある。
【0007】
このようなEGRクーラによれば、排気側から吸気側へ再循環される排気ガス10をチューブ3を通す間に冷却水9により冷却し、その温度及び容積を低下させて効果的なNOxの低減化を図ることができるが、将来的な排ガス規制の更なる強化に対応するためには、これまで以上に排気ガス10の再循環量を増やしてEGR率を高めることが求められている。
【0008】
ところが、前述の如き複数本のチューブ3を均等に配置してシェル1内に収容する構造では、単位体積当たりの交換熱量が小さいためにEGRクーラ全体が大きくなり過ぎて車両への搭載が難しくなるという問題があったため、図7に示す如き偏平チューブ12が創案され、この偏平チューブ12を複数列並べて熱交換用コア13を構成するようにしてEGRクーラのコンパクト化を図ることが検討されている。
【0009】
ここで、前記偏平チューブ12の端部は、矩形状に拡管されてヘッダ部12aを成すようになっており、両ヘッダ部12aに挟まれた本体部分12bは、複数本の円管を互いに近接させて平面状に並べ且つその相互間の近接部位を連通部14として接続した如き形状の円管部15により構成されており(図8参照)、前記ヘッダ部12a同士が隣接するように並べた時に、拡管されていない本体部分12bの相互間にできる隙間が、冷却水(図7中には図示なし)の流路16を成すようになっている。
【0010】
尚、この種の偏平チューブに関連する先行技術文献情報としては、例えば、下記の特許文献1等が既に提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【特許文献1】特開2013−79779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
しかしながら、前述の如き偏平チューブ12を夫々のヘッダ部12a同士が隣接するように並べた場合、いかにヘッダ部12aの角部の曲率半径を極小としても、図9図7のA部を拡大して示す通り、略三角形状の隙間Sが、ヘッダ部12a相互の角部の隣接箇所にできてしまうことが避けられず、この隙間Sに対しろう付け時に溶け出したろう材が毛細管現象により吸い込まれ、更には、その吸い込まれたろう材が前記隙間Sの開放端面から流れ出て、接合箇所に必要なろう材を連続的に吸い続けてしまうので、接合箇所におけるろう材量不足を招き易く、これによりろう付け品質が低下してしまう虞れがあった。
【0013】
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、偏平チューブを採用しても高いろう付け品質を確保し得るEGRクーラを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明は、偏平チューブの端部を矩形状に拡径してヘッダ部を形成し、該ヘッダ部同士が隣接するように前記偏平チューブを複数列並べて熱交換用コアを構成し、該熱交換用コアを矩形筒状のシェルにより抱持し、該シェルの端面を被包するようにボンネットを前記シェルの両端部に継手部材を介して接続すると共に、該各ボンネットの一方に排気ガス入口を他方には排気ガス出口を夫々開口し、前記各偏平チューブの拡管されていない本体部分の相互間に形成される隙間を冷却水の流路として前記各偏平チューブ内を流れる排気ガスと前記冷却水とを熱交換させるようにしたEGRクーラであって、前記継手部材が一端側で前記ボンネットを内嵌し且つ他端側では前記シェルを外嵌し得るように形成されていると共に、該継手部材の一端側の四隅に切欠部が形成され且つ他端側の内周面に前記各ヘッダ部の角部の隣接箇所を埋没させて該隣接箇所の隙間を閉塞するように段差部が形成されていることを特徴とするものである。
【0015】
而して、このようにすれば、ヘッダ部相互の角部の隣接箇所が継手部材の段差部に埋没して前記隣接箇所の隙間が閉塞されているので、ろう付け時に溶け出したろう材が毛細管現象により前記隣接箇所の隙間に吸い込まれても、該隙間がろう材で満たされた後は、毛細管現象による更なるろう材の吸い込みが継続しなくなり、接合箇所におけるろう材量不足が未然に回避されることになる。
尚、この継手部材における一端側の四隅には、切欠部が形成されているので、ボンネットを内嵌せしめた後で前記継手部材の一端側をかしめて隙間を減らすことができ、継手部材とボンネットとの接合品質の大幅な向上を図ることが可能である。
【0016】
また、本発明においては、偏平チューブの両ヘッダ部に挟まれた本体部分を、複数本の円管を互いに近接させて平面状に並べ且つその相互間の近接部位を連通部として接続した如き形状の円管部により構成し、該円管部の内周面に該円管部の中心軸と同心の螺旋軌道に沿うように旋回流形成突起を形成し、前記各円管部に個別に排気ガスの旋回流を形成し得るように構成することが好ましい。
【0017】
このようにすれば、排気ガスが偏平チューブの本体部分における各円管部を流れる際に、該各円管部の内周面の旋回流形成突起により螺旋軌道に沿う方向に流れを案内され、これにより各円管部に個別に排気ガスの旋回流が形成される結果、該各円管部における内周面に対する排気ガスの接触頻度や接触距離が増加して熱交換効率が高められることになり、しかも、各円管部の相互間は連通部を介し連通した状態となっていて、排気ガスが流通するための流路断面積が大きく確保されるようになっているので、単位体積当たりの交換熱量が大きくなると共に、圧力損失の低減にもなる。
【0018】
更に、本発明においては、隣り合う円管部の旋回流形成突起の向きが、互いに逆向きの螺旋軌道に沿うように形成されていることが好ましく、このようにすれば、隣り合う円管部の連通部で旋回流同士が同じ向きの流れとなって互いに加速し合い、各円管部の相互間に連通部があっても、より確実に排気ガスを旋回流として形成することが可能となる。
【発明の効果】
【0019】
上記した本発明のEGRクーラによれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0020】
(I)本発明の請求項1に記載の発明によれば、ヘッダ部相互の角部の隣接箇所にできる隙間の開放端面を継手部材の段差部により閉塞することができるので、ろう付け時に前記隣接箇所の隙間がろう材で満たされた後の毛細管現象による更なるろう材の吸い込みを防ぐことができ、これにより接合箇所におけるろう材量不足を未然に回避することができて、偏平チューブを採用しても高いろう付け品質を確保することができ、しかも、ボンネットを内嵌せしめた後で前記継手部材の一端側をかしめて隙間を減らすことができ、継手部材とボンネットとの接合品質の大幅な向上を図ることができる。
【0021】
(II)本発明の請求項2に記載の発明によれば、排気ガスに旋回流を与えて高い熱交換効率を実現しながらも単位体積当たりの熱交換量を従来より大幅に向上することができ、EGRクーラの全体構成をコンパクト化して車両等への搭載性の向上を図ることができる。
【0022】
(III)本発明の請求項3に記載の発明によれば、隣り合う円管部の連通部で旋回流同士を同じ向きの流れとすることで互いに加速させることができ、各円管部での旋回流の形成をより確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】本発明を実施する形態の一例を示す一部を切り欠いた斜視図である。
図2図1のEGRクーラの全体図である。
図3図1の偏平チューブの本体部分の構造を説明する断面図である。
図4図1の要部を拡大して示す断面図である。
図5図1の継手部材の一端側の四隅に切欠部を形成した例を示す斜視図である。
図6】従来のEGRクーラの一例を示す断面図である。
図7】偏平チューブを採用した熱交換用コアの一例を示す斜視図である。
図8図7の本体部分の構造を一部を切り欠いて示す斜視図である。
図9図7のA部を拡大して示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0025】
図1図5は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図6図9と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0026】
図1及び図2に示す如く、本形態例のEGRクーラにおいては、偏平チューブ12の端部を矩形状に拡径してヘッダ部12aを形成し、該ヘッダ部12a同士が隣接するように前記偏平チューブ12を縦に複数列並べて熱交換用コア13を構成するようにしており、前記各偏平チューブ12の拡管されていない本体部分12bの相互間に形成される隙間を冷却水9の流路16(図7参照)としている。
【0027】
即ち、前記熱交換用コア13は矩形筒状のシェル1により全体を抱持されており、該シェル1の入側下面に設けられた冷却水入口管4から前記シェル1内に導入された冷却水9が、前記本体部分12bの相互間の流路16を通り、前記シェル1の出側上面に設けられた冷却水出口管5から抜き出されるようになっている。
【0028】
ここで、図3に示す如く、前記偏平チューブ12の両ヘッダ部12aに挟まれた本体部分12bは、複数本の円管を互いに近接させて平面状に並べ且つその相互間の近接部位を連通部14として接続した如き形状の円管部15により構成されており、該円管部15の内周面に該円管部15の中心軸Oと同心の螺旋軌道に沿うように旋回流形成突起17が形成され、前記各円管部15に個別に排気ガス10の旋回流が形成されるようになっている。尚、特に本形態例においては、隣り合う円管部15の旋回流形成突起17の向きが、互いに逆向きの螺旋軌道に沿うように形成されている。
【0029】
そして、図1及び図4に示す如く、前記シェル1の両端部には、従来同様に椀状に形成されたボンネット6が前記シェル1の端面を被包するように設けられているが、このボンネット6とシェル1との間には、一端側でボンネット6を内嵌し且つ他端側ではシェル1を外嵌し得るようにした継手部材18が介装されている。
【0030】
この継手部材18における一端側の四隅には、図5に示す如き切欠部20が形成されており、また、この継手部材18における他端側の内周面には、前記各ヘッダ部12aの角部の隣接箇所を埋没させて該隣接箇所の隙間S(図9参照)を閉塞するように段差部19が形成され、少なくともヘッダ部12aの板厚以上の段差(図4参照)を設定するようにしている。
【0032】
而して、このようにすれば、ヘッダ部12a相互の角部の隣接箇所が段差部19に埋没して前記隣接箇所の隙間Sが閉塞されているので、ろう付け時に溶け出したろう材が毛細管現象により前記隣接箇所の隙間Sに吸い込まれても、該隙間Sがろう材で満たされた後は、毛細管現象による更なるろう材の吸い込みが継続しなくなり、接合箇所におけるろう材量不足が未然に回避されることになる。
尚、この継手部材18における一端側の四隅には、切欠部20が形成されているので、ボンネット6を内嵌せしめた後で前記継手部材18の一端側をかしめて隙間を減らすことができ、継手部材18とボンネット6との接合品質の大幅な向上を図ることが可能である。
【0033】
また、排気ガス10が偏平チューブ12の本体部分12bにおける各円管部15を流れる際に、該各円管部15の内周面の旋回流形成突起17により螺旋軌道に沿う方向に流れを案内され、これにより各円管部15に個別に排気ガス10の旋回流が形成される結果、該各円管部15における内周面に対する排気ガス10の接触頻度や接触距離が増加して熱交換効率が高められることになり、しかも、各円管部15の相互間は連通部14を介し連通した状態となっていて、排気ガス10が流通するための流路断面積が大きく確保されるようになっているので、単位体積当たりの交換熱量が大きくなると共に、圧力損失の低減にもなり、特に本形態例のように、隣り合う円管部15の旋回流形成突起17の向きが、互いに逆向きの螺旋軌道に沿うように形成されていれば、隣り合う円管部15の連通部14で旋回流同士が同じ向きの流れとなって互いに加速し合い、各円管部15の相互間に連通部14があっても、より確実に排気ガス10を旋回流として形成することが可能となる。
【0034】
従って、上記形態例によれば、ヘッダ部12a相互の角部の隣接箇所にできる隙間Sの開放端面を継手部材18の段差部19により閉塞することができるので、ろう付け時に前記隣接箇所の隙間Sがろう材で満たされた後の毛細管現象による更なるろう材の吸い込みを防ぐことができ、これにより接合箇所におけるろう材量不足を未然に回避することができて、偏平チューブ12を採用しても高いろう付け品質を確保することができ、しかも、ボンネット6を内嵌せしめた後で前記継手部材18の一端側をかしめて隙間を減らすことができ、継手部材18とボンネット6との接合品質の大幅な向上を図ることができる。
【0035】
また、偏平チューブ12の本体部分12bにおける各円管部15を流れる排気ガス10に旋回流を与えて高い熱交換効率を実現しながらも単位体積当たりの熱交換量を従来より大幅に向上することができ、EGRクーラの全体構成をコンパクト化して車両等への搭載性の向上を図ることができる。
【0036】
特に本形態例の場合には、隣り合う円管部15の旋回流形成突起17の向きが、互いに逆向きの螺旋軌道に沿うように形成されているので、隣り合う円管部15の連通部14で旋回流同士を同じ向きの流れとすることで互いに加速させることができ、各円管部15での旋回流の形成をより確実なものとすることができる。
【0037】
尚、本発明のEGRクーラは、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【符号の説明】
【0038】
9 冷却水
10 排気ガス
12 偏平チューブ
12a ヘッダ部
12b 本体部分
13 熱交換用コア
14 連通部
15 円管部
16 流路
17 旋回流形成突起
18 継手部材
19 段差部
O 中心軸
S 隙間
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9