特許第6196334号(P6196334)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6196334コンテンツ提供システムおよびコンテンツ提供方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6196334
(24)【登録日】2017年8月25日
(45)【発行日】2017年9月13日
(54)【発明の名称】コンテンツ提供システムおよびコンテンツ提供方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20170904BHJP
   G06F 3/14 20060101ALI20170904BHJP
   G06T 13/80 20110101ALI20170904BHJP
【FI】
   G06F13/00 550C
   G06F3/14 310B
   G06T13/80 C
【請求項の数】5
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2016-13523(P2016-13523)
(22)【出願日】2016年1月27日
(65)【公開番号】特開2016-197397(P2016-197397A)
(43)【公開日】2016年11月24日
【審査請求日】2016年1月27日
(31)【優先権主張番号】10-2015-0047081
(32)【優先日】2015年4月2日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】505205812
【氏名又は名称】ネイバー コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】NAVER Corporation
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100091214
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 進介
(72)【発明者】
【氏名】金 孝
(72)【発明者】
【氏名】李 鉉 哲
(72)【発明者】
【氏名】金 志 漢
(72)【発明者】
【氏名】林 大 鉉
(72)【発明者】
【氏名】金 炳 官
【審査官】 小林 義晴
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−310326(JP,A)
【文献】 特開2006−215925(JP,A)
【文献】 特開2003−345556(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
G06F 3/14
G06T 13/80
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータによって実現されるコンテンツ提供システムのコンテンツ提供方法であって、
コンテンツに含まれるページを構成する段階、
前記ページを構成する最終イメージを分析し、1つの色で構成されて予め設定されたサイズ以上のサイズを有する領域を認識する段階、および
前記の認識された領域を取り除いて前記最終イメージを再構成する段階
を含み、
前記1つの色が、前記コンテンツが配置されるサービスページに設定された背景色と異なる場合、前記サービスページに設定された前記背景色を前記1つの色に変更する段階
をさらに含み、
前記の認識された領域を取り除くことによって生成された余白には、前記の変更された背景色が表示される、コンテンツ提供方法。
【請求項2】
前記ページが第1サイズ以上である場合、前記ページで背景色と同じ色を有する第2サイズの領域を認識する段階、および
前記の認識された第2サイズの領域を基準にして前記ページを分割する段階
をさらに含む、請求項1に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項3】
請求項1または2に記載のコンテンツ提供方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
【請求項4】
コンピュータによって実現されるコンテンツ提供システムであって、
コンテンツに含まれるページを構成するページ構成部、
前記ページを構成する最終イメージを分析し、1つの色で構成されて予め設定されたサイズ以上のサイズを有する領域を認識する余白領域認識部、および
前記の認識された領域を取り除いて前記最終イメージを再構成する再構成部
を備え、
前記1つの色が、前記コンテンツが配置されるサービスページに設定された背景色と異なる場合、前記サービスページに設定された前記背景色を前記1つの色に変更する背景色変更部
をさらに備え、
前記の認識された領域を取り除くことによって生成された余白には、前記の変更された背景色が表示される、コンテンツ提供システム。
【請求項5】
前記ページが第1サイズ以上である場合、前記ページで背景色と同じ色を有する第2サイズの領域を認識する背景認識部、および
前記の認識された第2サイズの領域を基準にして前記ページを分割するページ分割部
をさらに備える、請求項に記載のコンテンツ提供システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、自動余白生成を利用してコンテンツを提供するシステムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ウェブトゥーン(WebToon)とは、英語表記の「web(ウェブ)」と「cartoon(漫画)」の合成語であって、「インターネットを介して配布される漫画」を意味する。例えば、特許文献1は、ネットワークを利用した漫画サービス提供方法およびそのシステムを開示しており、漫画製作ツールを含むウェブページを利用して漫画を製作したり、製作された漫画を閲覧したりできることを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】韓国公開特許第10−2006−0110587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、複数のレイヤで構成されたページにおいて、少なくとも1つのレイヤにモーション演出を適用してモーション演出が含まれるコンテンツを提供するが、このとき、モーション演出が適用されていないレイヤを1つのイメージとして統合することにより、コンテンツを提供するときのローディング性能を向上させてネットワーク使用量を減少させるコンテンツ提供システムおよび方法を提供することを目的とする。
【0005】
また、ページのサイズが一定以上である場合、背景色と同じ一定サイズの領域を自動的に認識し、認識されたサイズ領域を基準にしてページを自動分割して格納してコンテンツを構成するコンテンツ提供システムおよび方法を提供することを他の目的とする。
【0006】
さらに、最終イメージに特定の色を有する一定サイズ以上の領域が存在する場合、最終イメージからこの色の領域を取り除き、取り除かれた領域にウェブトゥーンのようなコンテンツが表示されるサービスページの背景色が表示されるようにコンテンツを提供することにより、最終イメージのリソースサイズを減らしてネットワーク使用量を減らし、ローディング性能を向上させるコンテンツ提供システムおよび方法を提供することをさらに他の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
コンピュータによって実現されるコンテンツ提供システムのコンテンツ提供方法であって、コンテンツに含まれるページを構成する段階、前記ページを構成する最終イメージを分析し、1つの色で構成されて予め設定されたサイズ以上のサイズを有する領域を認識する段階、および前記の認識された領域を取り除いて前記最終イメージを再構成する段階を含むコンテンツ提供方法を提供する。
【0008】
コンピュータによって実現されるコンテンツ提供システムであって、コンテンツに含まれるページを構成するページ構成部、前記ページを構成する最終イメージを分析し、1つの色で構成されて予め設定されたサイズ以上のサイズを有する領域を認識する余白領域認識部、および前記の認識された領域を取り除いて前記最終イメージを再構成する再構成部を備えるコンテンツ提供システムを提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の実施形態によると、複数のレイヤで構成されたページにおいて、少なくとも1つのレイヤにモーション演出を適用してモーション演出が含まれるコンテンツを提供するが、このとき、モーション演出が適用されていないレイヤを1つのイメージとして統合することにより、コンテンツを提供するときのローディング性能を向上させ、ネットワーク使用量を減らすことができる。
【0010】
また、ページのサイズが一定以上である場合、背景色と同じ一定サイズの領域を自動的に認識し、認識されたサイズの領域を基準にしてページを自動分割して格納してコンテンツを構成することができる。
【0011】
さらに、最終イメージに特定の色を有する一定サイズ以上の領域が存在する場合、最終イメージからこの色の領域を取り除き、取り除かれた領域にウェブトゥーンのようなコンテンツが表示されるサービスページの背景色が表示されるようにコンテンツを提供することにより、最終イメージのリソースサイズを減らしてネットワーク使用量を減らし、ローディング性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施形態における、コンテンツ提供システムの動作環境を例示した図である。
図2】本発明の一実施形態における、コンテンツ提供システムの動作環境を例示した図である。
図3】本発明の一実施形態における、コンテンツの製作のための製作ツールを説明するための図である。
図4】本発明の一実施形態における、コンテンツの製作のための製作ツールを説明するための図である。
図5】本発明の一実施形態における、複数のレイヤを表示した例示図である。
図6】本発明の一実施形態における、複数のレイヤを表示した例示図である。
図7】本発明の一実施形態における、複数のレイヤを表示した例示図である。
図8】本発明の一実施形態における、ページを自動分割する例を示した図である。
図9】本発明の一実施形態における、自動的に余白を生成する例を示した図である。
図10】本発明の一実施形態における、自動的に余白を生成する他の例を示した図である。
図11】本発明の一実施形態における、コンテンツ提供システムの内部構成を説明するためのブロック図である。
図12】本発明の一実施形態における、コンテンツ提供方法を示したフローチャートである。
図13】本発明の他の実施形態における、コンテンツ提供システムの内部構成を説明するためのブロック図である。
図14】本発明の他の実施形態における、コンテンツ提供方法を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】
本発明の実施形態は、多様なモーション演出が可能なコンテンツを提供するコンテンツ提供システムおよびコンテンツ提供方法に関し、1つのページを構成する複数のレイヤのうち、モーション効果が設定されていないレイヤをイメージとして統合してコンテンツを生成することにより、コンテンツで該ページをローディングするときの性能を向上させてネットワーク使用量を減らすことができる技術に関する。また、本発明の実施形態は、サイズが極めて大きいページを自動分割したり、自動で余白を含ませたりすることにより、最終イメージのリソースサイズを減らすことができる技術についても説明する。
【0015】
図1および図2は、本発明の一実施形態における、コンテンツ提供システムの動作環境を例示した図である。
【0016】
図1において、製作者端末110とは、ウェブトゥーンのようなコンテンツを製作する製作者が利用する端末であって、コンテンツを製作するために必要な製作ツールがインストールされており、ネットワークを介して媒体120に接続して通信することのできる装置を意味してよい。媒体120とは、ウェブページや専用ツールを通じて製作者のコンテンツを利用者端末130に提供するサーバ装置、または互いに連係する複数のサーバ装置を意味してよい。利用者端末130とは、媒体120にコンテンツを要求し、要求したコンテンツを受信して表示する装置を意味してよい。
【0017】
図1において、コンテンツが提供される過程の一例は、下記(1)〜(4)のように進められてよい。
【0018】
(1)製作者は、製作者端末110にインストールされた製作ツールを利用してコンテンツを生成してもよい。製作ツールは、媒体120または媒体120と関連するサーバからダウンロードしたファイルによって製作者端末110にインストールされてもよく、製作者はこのような製作ツールを利用してコンテンツを生成してもよい。
【0019】
(2)製作者端末110は、生成したコンテンツを媒体120に送信してもよい。例えば、媒体120は、製作者端末110がコンテンツをアップロードすることのできるページを製作者端末110に提供してもよく、製作者端末110は、提供されたページのファイルアップロード機能を利用してコンテンツが含まれるファイルをアップロードしてもよい。
【0020】
(3)媒体120は、コンテンツをウェブページまたは専用ツールに適用させてもよい。例えば、ウェブトゥーンのようなコンテンツが提供されるウェブページ、またはコンテンツのビューが可能な専用ツールにコンテンツが表示されるようにコンテンツを適用させてもよい。
【0021】
(4)媒体120は、ウェブページまたは専用ツールを通じてコンテンツを提供してもよい。例えば、利用者端末130は、媒体120のウェブサイトにアクセスして特定のコンテンツを要求してもよいし、利用者端末130にインストールされてコンテンツのビューが可能な専用ツールを通じて媒体120に特定のコンテンツを要求してもよい。この場合、媒体120は、要求されたコンテンツが適用されたウェブページを利用者端末130に提供してもよいし、利用者端末130にインストールされた専用ツールによってコンテンツが表示されるようにコンテンツを提供してもよい。
【0022】
図2は、図1とは異なり、製作者端末110が、製作者端末110にインストールされた製作ツールではなく、ウェブ上でアプリケーションとして提供されるウェブ提供ツールを利用してコンテンツを製作してコンテンツを生成し、生成されたコンテンツが直ぐに媒体120にアップロードされる実施形態について説明している。ここで、媒体120にアップロードされたコンテンツが利用者端末130に提供される過程は、上述した説明と同じように行われてよい。
【0023】
ここで、本発明の実施形態に係るコンテンツ提供システムは、製作ツールがインストールされた製作者端末110に対応してもよいし、ウェブ製作ツールを提供する媒体120に対応してもよい。
【0024】
図3および図4は、本発明の一実施形態における、コンテンツを製作するための製作ツールを説明するための図である。図3の画面300は、製作ツールのインタフェースが表示された例を示している。1つのコンテンツは、少なくとも1つのページで構成されてもよく、1つのページは、少なくとも1つのレイヤで構成されてもよい。画面300は、「基本効果」、「複合効果」、「再生効果」などのような多様な効果を、1つのレイヤを構成するイメージ(背景イメージ、オブジェクトイメージ、テキストイメージなど)に適用することのできるインタフェースを示している。例えば、ページリスト領域310には、コンテンツを構成するページに関する要約情報(一例として、ページ識別子およびページの静止画など)が含まれてもよい。また、ページ表示領域320には、コンテンツを構成するページのうちの1つのページの静止画が表示されてもよい。また、レイヤリスト領域330には、ページ表示領域320に表示されたページを構成するレイヤに関する情報(レイヤ識別子、レイヤ表示の可否を決めるためのインタフェース、レイヤの静止画など)が表示されてもよい。さらに、効果表示領域340には、レイヤリスト領域330のレイヤに設定された効果に関する情報が表示されてもよい。
【0025】
製作者は、ページとレイヤを選択した後、上端に位置する効果ボタン(「移動」、「回転」、「出現」、「振動」など)を押すだけで、所望する効果を簡単に設定することができる。さらに、製作者は、効果表示領域340によって個別効果をさらに精密に制御して設定することができる。
【0026】
図4の画面400では、効果表示領域340により、個別効果に対する効果が適用される時点や、効果に応じてイメージが移動する速度および効果の繰り返しの可否などのように、予め設定された多様な詳細効果を選択できることを示している。選択可能な詳細な効果は、効果の種類に応じて異なってもよい。
【0027】
演出のための効果は、イメージのモーションを制御するためのモーション効果を含んでもよいし、その他にも、利用者端末130に振動を発生させるための効果や、利用者端末130で音を出力するための効果などのように多様な効果を含んでもよい。
【0028】
図5図7は、本発明の一実施形態における、複数のレイヤを表示した例示図である。
【0029】
先ず、図5では、レイヤ511〜519がすべて同じ形状の同じサイズを有する例を示しているが、このようなレイヤ511〜519が集まって1つのページ520を構成することを示している。
【0030】
しかし、1つのページを構成するレイヤは、その大きさと形状がすべて異なってもよい。例えば、図6では、背景のためのレイヤ613、吹き出し形状のレイヤ612、および吹き出しに含まれる文字のためのレイヤ611をそれぞれ示しており、このようなレイヤ611〜613を結合させて1つのページ620が構成されることを示している。
【0031】
また、図7は、特定のレイヤ712に「出現」効果が適用された場合の例を示している。最初のページ720が表示されるときには、2つのレイヤ(711および713)だけが表示され、設定時間後のページ730には、残りのレイヤ712が「出現」効果と共に表示される例を示している。このように、モーション効果は、ページを構成する複数のレイヤの少なくとも1つに設定されてもよい。
【0032】
再び図5を詳察すると、図5では、レイヤ511〜519のうち、2つのレイヤ(513および516)にモーション効果が適用されていることを示している。言い換えれば、残りのレイヤ(511、512、514、515、517、518、および519)には、モーション効果が適用されていないことが分かる。
【0033】
ここで、すべてのレイヤを個別イメージとして設定して提供することは、1つの最終イメージを提供することに比べてネットワーク使用量を増加させるだけなく、利用者端末130でコンテンツをローディングするときにローディング性能の低下を招くようになる。しかし、多様な演出を行うためには、各レイヤの情報が必要なだけでなく、レイヤ別に適用された効果に関する情報が伝達される必要がある。
【0034】
これにより、本発明の実施形態では、モーション効果が設定されたレイヤを除いた残りの一般レイヤ、その中でも互いに連続する一般レイヤを統合して提供する技術を提供する。
【0035】
例えば、図5を詳察すると、本発明の実施形態に係るコンテンツ提供システムは、最下層のレイヤ519から最上層のレイヤ511までのレイヤにモーション効果が設定されているかを順に確認し、モーション効果が設定されておらずに互いに連続するレイヤを統合して1つの統合イメージを生成し、モーション効果が設定されているレイヤを個別イメージとして生成して提供してもよい。言い換えれば、コンテンツ提供システムは、レイヤ519、レイヤ518、およびレイヤ517を統合して1つの統合イメージを生成し、モーション効果が適用されているレイヤ516を個別イメージとして生成する。そして再び、コンテンツ提供システムは、レイヤ515およびレイヤ514を統合して1つの統合イメージを生成し、レイヤ513を個別イメージとして生成し、レイヤ512およびレイヤ511を統合して統合イメージを生成する。
【0036】
言い換えれば、図5に示された9つのレイヤは、9つのイメージで生成されて提供されるのではなく、3つの統合イメージおよび2つの個別イメージを含む5つのイメージで生成されて提供されるようになる。
【0037】
したがって、最終イメージのリソースサイズを減らすことができ、ネットワーク使用量を減らすことができるため、ローディング性能を向上させることができる。
【0038】
図8は、本発明の一実施形態における、ページを自動分割する例を示した図である。図8は、1つのページ810が第1サイズ以上である場合に、このページ810を2つのページ(820および830)に分割する例を示している。
【0039】
先ず、ページ810は、図8に示すように、背景上に2つの表示領域(840および850)および1つの吹き出し領域860を含んでおり、残りの領域は、背景色と同じ色の表示領域870で構成されている。このとき、表示領域870も、背景色と同じ色のイメージ領域である。
【0040】
コンテンツ提供システムは、コンテンツを生成するときに、最終ページをイメージ処理し、背景色と同じ色を有する第2サイズの領域を認識してもよい。図8では、点線880で示された領域が、コンテンツ提供システムによって認識された領域を示している。もし、一定のサイズにしたがってページ810を無条件に分割するようになると、製作者の意図しないイメージ分割が発生する恐れがあるため、コンテンツ提供システムは、認識された領域を基準にしてページ810を分割することにより、製作者の意図を損なうことなくサイズが極めて大きいページを分割することにより、利用者端末130でのローディング性能を向上させることができる。第2サイズの領域が認識されない場合には、ページ分割は行われずにそのままページが利用されてもよい。
【0041】
図9は、本発明の一実施形態における、自動的に余白を生成する例を示した図である。図9に示すページ910は、2つの表示領域(911および912)を示しており、表示領域912には吹き出し領域913が含まれる例を示している。ここで、表示領域912では、吹き出し領域913を除いた残りの領域914が背景と同じ色を有している。
【0042】
このとき、コンテンツ提供システムは、背景と同じ色を有している一定サイズ以上の領域を認識し、この領域を取り除いてもよい。例えば、図9の残りの領域914もイメージとして認識されるため、最終イメージのリソースサイズを増加させる。言い換えれば、コンテンツ提供システムは、残りの領域914を認識して除去するようになる。この場合、残りの領域914は、背景によって満たされてもよい。上述したように、残りの領域914の色は背景と同じ色を有しているため、ページを表示するときには同じように表示されるが、残りの領域914分だけのイメージが取り除かれて余白が生成されるため、最終イメージのサイズは減少するようになる。
【0043】
ここで、背景は、コンテンツが表示されるウェブページの背景を含んでもよい。例えば、ウェブトゥーンのようなコンテンツがウェブページに表示されるとき、ページが取り除かれた領域は、ウェブページの背景によって満たされてもよい。言い換えれば、ウェブページが有する背景の色によって余白部分が同じ色で表現されるため、ユーザが見る最終イメージは同じであるが、イメージが取り除かれて余白が生じた分だけ最終イメージのサイズが減少するため、ネットワーク使用量を減らすことができ、ローディング性能を向上させことができる。
【0044】
また、上述したように、コンテンツは、専用ツールを通じてユーザに提供されることもある。この場合、余白部分には、専用ツールに設定された背景の色が表示されてもよい。このように、余白部分に表示される背景色は、コンテンツが配置されるサービスページの背景の色によって拡張されるようになる。
【0045】
図10は、本発明の一実施形態における、自動で余白を生成する他の例を示した図である。図10は、第1ページ1010が黒色の背景1011を有し、表示領域に吹き出しを含んだイメージが含まれる例を示している。ここで、このイメージは、予め設定されたサイズ以上の白色領域1012を含んでいる。
【0046】
この場合、コンテンツ提供システムは、コンテンツを生成するときに、最終イメージから予め設定されたサイズ以上の白色領域1012を認識して取り除いてもよい。ここで、第1ページ1010は、白色領域1012を取り除くことによって背景1011の黒色が表示されながら、第2ページ1020のように変更されてもよい。
【0047】
このとき、コンテンツ提供システムは、背景の色を、取り除いた領域の色に変更してもよい。この場合、第2ページ1020は、第3ページ1030のように変更されてもよい。このとき、表示領域のイメージサイズは、白色領域1012を取り除くことによって減少する。言い換えれば、最終イメージのリソースサイズを減らすことができる。
【0048】
この場合にも、背景は、コンテンツが表示されるウェブページの背景を含んでもよい。本実施形態では、取り除かれた領域の本来の色と同じようにウェブページの背景の色を変更することにより、ユーザには同じコンテンツを提供しながらもネットワークの使用量は減らし、最終イメージのローディング性能を向上させることができる。
【0049】
上述したように、背景色は、コンテンツが配置されるサービスページの背景色によって拡張されてもよい。
【0050】
図11は、本発明の一実施形態における、コンテンツ提供システムの内部構成を説明するためのブロック図であり、図12は、本発明の一実施形態における、コンテンツ提供方法を示したフローチャートである。本発明に係るコンテンツ提供システム1100は、図11に示すように、プロセッサ1110、バス1120、ネットワークインタフェース1130、およびメモリ1140を備えてよい。メモリ1140は、オペレーティングシステム1141およびコンテンツ提供ルーチン1142を含んでよい。プロセッサ1110は、ページ構成部1111、モーション効果設定部1112、およびレイヤ統合部1113を含んでよい。他の実施形態において、コンテンツ提供システム1100は、図11の構成要素よりもさらに多くの構成要素を備えてもよい。しかし、大部分の従来技術的な構成要素を明確に図に示す必要はない。例えば、コンテンツ提供システム1100は、ディスプレイやトランシーバのような他の構成要素をさらに備えてもよい。
【0051】
メモリ1140は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、およびディスクドライブのような永久大容量記録装置(permanent mass storage device)を含んでよい。また、メモリ1140には、オペレーティングシステム1141およびコンテンツ提供ルーチン1142のためのプログラムコードが格納されてよい。このようなソフトウェア構成要素は、ドライブメカニズム(drive mechanism)(図示せず)を利用してメモリ1140とは別のコンピュータで読み取り可能な記録媒体からロードされてもよい。このような別のコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、フロッピドライブ、ディスク、テープ、DVD/CD−ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体(図示せず)を含んでよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体ではないネットワークインタフェース1130を利用してメモリ1140にロードされてもよい。例えば、コンテンツ提供ルーチン1142は、開発者がネットワークを介して提供するファイルによってインストールされるプログラムに基づいてメモリ1140にロードされてもよい。
【0052】
バス1120は、コンテンツ提供システム1100の構成要素間の通信およびデータ伝送を可能にする。バス1120は、高速シリアルバス、パラレルバス、SAN(Storage Area Network)、および/または他の適切な通信技術を利用して構成されてよい。
【0053】
ネットワークインタフェース1130は、コンテンツ提供システム1100をコンピュータネットワークに接続するためのコンピュータハードウェア構成要素であってよい。ネットワークインタフェース1130は、コンテンツ提供システム1100を無線接続または有線接続を介してコンピュータネットワークに接続させてよい。
【0054】
プロセッサ1110は、基本的な算術、ロジック、およびコンテンツ提供システム1100の入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されてよい。命令は、メモリ1140またはネットワークインタフェース1130によって、バス1120を介してプロセッサ1110に提供されてよい。プロセッサ1110は、ページ構成部1111、モーション効果設定部1112、およびレイヤ統合部1113のためのプログラムコードを実行するように構成されてよい。このようなプログラムコード(一例として、コンテンツ提供ルーチン1142)は、メモリ1140のような記録装置に格納されてもよい。
【0055】
このとき、ページ構成部1111、モーション効果設定部1112、およびレイヤ統合部1113は、図12の段階1210〜1230を実行するために構成されてよい。
【0056】
段階1210で、ページ構成部1111は、複数のレイヤを含むページを構成してよい。もちろん、1つのレイヤを含むページを含むこともあるが、レイヤの統合のために2つ以上のレイヤが含まれるページに意味があるとする。それぞれのレイヤは、ページに表示されるレイヤイメージを含んでよい。このようなレイヤイメージは、テキスト形態を有してもよい。
【0057】
段階1220で、モーション効果設定部1112は、ページに含まれる複数のレイヤのうち、少なくとも1つのレイヤに適用されるモーション効果を設定してよい。モーション効果は、上述したように、ページが画面に再生される場合に、予め設定された条件に基づいてレイヤイメージに適用されるアクションを含んでもよい。上述したように、レイヤやページに適用可能な効果としては、効果音やモバイル機器の振動などのように多様な効果が可能であるが、レイヤの統合に関する演出効果は、イメージに対する移動、回転、出現、消去などのモーション効果であってもよい。
【0058】
段階1230で、レイヤ統合部1113は、ページを含むコンテンツを生成するときに、ページに含まれる複数のレイヤのうち、モーション効果が設定されたレイヤを除いた残りの一般レイヤであって互いに連続する一般レイヤを統合してよい。例えば、レイヤ統合部1113は、複数のレイヤのうち、最下層(または最上層)から最上層(または最下層)までのレイヤを順に確認し、モーション効果が設定されていない上に互いに連続する一般レイヤを統合して統合イメージを生成し、モーション効果が設定されたレイヤを個別イメージとして生成してもよい。上述では、図5を参照しながら、統合イメージおよび個別イメージが生成される例について詳しく説明した。
【0059】
ここで、コンテンツ提供方法は、実施形態によって選択的に、統合イメージおよび個別イメージがレイヤの順にしたがって積層された最終イメージを生成する段階(図示せず)をさらに含んでもよい。レイヤは、上層のレイヤが下層のレイヤの一部または全部を隠すことができるため、レイヤの順は重要となる。したがって、生成されたイメージもレイヤの順によって積層されてもよく、下層のレイヤは上層の余白部分に表示されてもよい。このような図に示されていない段階は、プロセッサ1110にさらに備えられもよい最終イメージ生成部(図示せず)によって実行されてもよい。
【0060】
このように、モーション効果が設定されていないレイヤを統合することにより、最終イメージのリソースサイズを減らすことができ、リソースサイズを減少させることによってネットワーク使用量を減らすことができ、利用者端末130でのローディング性能を向上させることができる。
【0061】
また、コンテンツ提供方法は、実施形態によって選択的に、ページが第1サイズ以上である場合に、ページで背景色と同じ色を有する第2サイズの領域を認識する段階(図示せず)、および認識された領域を基準にしてページを分割する段階(図示せず)をさらに含んでもよい。背景色と同じ色を有する領域を利用してページを分割する方法については、図8を参照しながら上述したとおりである。このような図に示されていない段階は、プロセッサ1110にさらに備えられてもよい背景認識部(図示せず)およびページ分割部(図示せず)によって実行されてもよい。
【0062】
このように、一定サイズ以上のページを背景色と関連させて分割することにより、製作者の意図を損ねることなく一定サイズ以上のページを分割し、利用者端末130でのローディング性能を向上させることができる。
【0063】
図13は、本発明の他の実施形態における、コンテンツ提供システムの内部構成を説明するためのブロック図であり、図14は、本発明の他の実施形態における、コンテンツ提供方法を示したフローチャートである。本実施形態に係るコンテンツ提供システム1300は、図13に示すように、プロセッサ1310、バス1320、ネットワークインタフェース1330、およびメモリ1340を備えてよく、このような構成要素は、図11を参照しながら説明したプロセッサ1110、バス1120、ネットワークインタフェース1130、およびメモリ1140に対応するため、繰り返される説明は省略する。プロセッサ1310は、図13に示すように、ページ構成部1311、余白領域認識部1312、および再構成部1313を含んでよく、必要によっては選択的に、背景色変更部1314をさらに含んでよい。プロセッサ1310が含む構成要素は、図14の段階1410〜1440を実行するために構成されてよい。
【0064】
段階1410で、ページ構成部1311は、コンテンツに含まれるページを構成してよい。ここで説明するページとは、上述した複数のレイヤで構成されるページを含んでもよいが、単に1つのレイヤで構成されたイメージのページであってもよい。
【0065】
段階1420で、余白領域認識部1312は、ページを構成する最終イメージを分析し、1つの色で構成されて予め設定されたサイズ以上のサイズを有する領域を認識してよい。
【0066】
段階1430で、再構成部1313は、認識された領域を取り除いて前記最終イメージを再構成してよい。上述した図9および図10では、同じ色で構成された領域を認識して取り除くことによって最終イメージのリソースサイズを減らすことができることを説明した。
【0067】
ここで、1つの色が、コンテンツが配置されるサービスページに設定された背景色と同じ色であれば、単に認識された領域を取り除くだけでも、認識された領域を取り除くことによって生成された余白にサービスページの背景色が表示されるため、特別な変更を行わなくても、イメージのサイズを減らしながら同じイメージを表示できるようになる。
【0068】
段階1440で、背景色変更部1314は、1つの色が、コンテンツが配置されるサービスページに設定された背景色と異なる場合、サービスページに設定された背景色を前記1つの色(取り除かれた領域の色)に変更してよい。言い換えれば、認識された領域を取り除くことによって生成された余白に前記の変更された背景色が表示されるが、このような変更された色は取り除かれた領域の色であるため、イメージのサイズは減らしながらも、ユーザには同じコンテンツを提供できるようになる。このような段階1440は、実施形態によって選択的に、コンテンツ提供方法に含まれてもよい。
【0069】
さらに、コンテンツ提供方法は、実施形態によって選択的に、ページが第1サイズ以上である場合に、ページで背景色と同じ色を有する第2サイズの領域を認識する段階(図示せず)、および認識された第2サイズの領域を基準にしてページを分割する段階(図示せず)をさらに含んでもよい。背景色と同じ色を有する領域を利用してページを分割する方法については、図8を参照しながら詳しく説明したとおりである。このような図に示されていない段階は、プロセッサ1310にさらに備えられてもよい背景認識部(図示せず)およびページ分割部(図示せず)によって実行されてもよい。
【0070】
このように、一定サイズ以上のページを背景色と関連させて分割することにより、製作者の意図を損なうことなく一定サイズ以上のページを分割し、利用者端末130でのローディング性能を向上させることができる。
【0071】
以上のように、本発明の実施形態によると、複数のレイヤで構成されたページにおいて、少なくとも1つのレイヤにモーション演出を適用してモーション演出が含まれるコンテンツを提供するが、このとき、モーション演出が適用されていないレイヤを1つのイメージとして統合することにより、コンテンツを提供するときのローディング性能を向上させ、ネットワーク使用量を減らすことができる。
【0072】
また、ページが一定サイズ以上である場合、背景色と同じ一定サイズの領域を自動的に認識し、認識されたサイズ領域を基準にしてページを自動分割して格納してコンテンツを構成することができる。
【0073】
さらに、最終イメージに特定の色を有する一定サイズ以上の領域が存在する場合、最終イメージからこの色の領域を取り除き、取り除かれた領域にウェブトゥーンのようなコンテンツが表示されるサービスページの背景の色が表示されるようにコンテンツを提供することにより、最終イメージのリソースサイズを減らしてネットワーク使用量を減らし、ローディング性能を向上させることができる。
【0074】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって実現されてよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ、マイクロコンピュータ、FPA(field programmable array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令を実行して応答することができる様々な装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)およびOS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスし、データを格納、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、1つの処理装置が使用されるとして説明される場合もあるが、当業者は、処理装置が複数の処理要素(processing element)および/または複数種類の処理要素を含んでもよいことが理解できるであろう。例えば、処理装置は、複数のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでもよい。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成(processing configuration)も可能である。
【0075】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、所望するとおりに動作するように処理装置を構成したり、独立的または集合的に(collectively)処理装置に命令したりしてよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置に基づいて解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供したりするために、ある種類の機械、コンポーネント、物理装置、仮想装置(virtual equipment)、コンピュータ格納媒体または装置、または伝送される信号波(signal wave)に永久的または一時的に具現化されてもよい。ソフトウェアは、ネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された態様で格納されても実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されてもよい。
【0076】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行可能なプログラム命令の形態で実現されてコンピュータで読み取り可能な媒体に記録されてもよい。前記コンピュータで読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含んでもよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、実施形態のために特別に設計されて構成されたものであってもよいし、コンピュータソフトウェア当業者に公知な使用可能なものであってもよい。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような光磁気媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を格納して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例は、コンパイラによって生成されるもののような機械語コードだけではなく、インタプリタなどを使用してコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。上述したハードウェア装置は、実施形態の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして動作するように構成されてもよく、その逆も同じである。
【0077】
以上のように、実施形態を、限定された実施形態と図面に基づいて説明したが、当業者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能である。例えば、説明された技術が、説明された方法とは異なる順序で実行されたり、かつ/あるいは、説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法とは異なる形態で結合されたりまたは組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
【0078】
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付される特許請求の範囲に属する。
【符号の説明】
【0079】
1100、1300:コンテンツ提供システム
1111、1311:ページ構成部
1112:モーション効果設定部
1113:レイヤ統合部
1130、1330:ネットワークインタフェース
1140、1340:メモリ
1141、1341:オペレーティングシステム
1142、1342:コンテンツ提供ルーチン
1312:余白領域認識部
1313:再構成部
1314:背景色変更部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
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図14