【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の目的を達成するために、本発明の徘徊通知サーバは、保護対象者の住所地及び写真の情報である保護対象者個人情報と、前記住所地を基準とした一定範囲を通知エリアとする通知エリア情報とを記録する保護対象情報記録部と、該保護対象情報記録部に記録された前記保護対象者個人情報を受信可能な通知先端末の端末情報を記録する通知先端末記録部と、所定の検知機構から保護対象者の徘徊に関する徘徊情報を受信する徘徊情報受信部と、該徘徊情報受信部が前記徘徊情報を受信した際に、前記通知先端末が前記通知エリア内に位置するか否かを判断し、同通知エリア内に位置する通知先端末に前記保護対象者個人情報を送信する徘徊情報送信部とを備える。
【0013】
ここで、保護対象情報記録部が、保護対象者の住所地及び写真の情報である保護対象者個人情報と、住所地を基準とした一定範囲を通知エリアとする通知エリア情報とを記録することによって、保護対象者の居住地を中心とした通知エリアを特定することが可能となる。また、保護対象者の外観の情報を通知することが可能となる。なお、ここでいう住所地とは、保護対象者が居住する住宅の所在地だけでなく、保護対象者が通常生活している建物の所在地を含むものであり、例えば、施設や病院等の所在地をも含むものである。
【0014】
また、保護対象情報記録部に記録された保護対象者個人情報を受信可能な通知先端末の端末情報を記録する通知先端末記録部によって、保護対象者の徘徊情報や外観の情報を通知する端末をサーバ上に記録可能となる。なお、通知先端末の端末情報とは、個々の端末を識別可能な情報を含むものを意味する。
【0015】
また、所定の検知機構から保護対象者の徘徊に関する徘徊情報を受信する徘徊情報受信部によって、保護対象者の徘徊の開始を検知可能となる。なお、ここでいう所定の検知機構とは、例えば、保護対象者の居住地の出入り口に設けられた既知のセンサー装置や監視カメラと一体化した監視装置であり、インターネット等を介してサーバに信号を送信可能な装置を意味するものである。
【0016】
また、徘徊情報受信部が徘徊情報を受信した際に、通知先端末が通知エリア内に位置するか否かを判断し、通知エリア内に位置する通知先端末に保護対象者個人情報を送信する徘徊情報送信部によって、通知エリア内に位置する通知先端末に保護対象者の外観の情報と、徘徊の開始を通知することが可能となる。
【0017】
また、上記の目的を達成するために、本発明の徘徊通知サーバは、保護対象者の住所地及び写真の情報である保護対象者個人情報と、前記住所地を基準とした一定範囲を通知エリアとする通知エリア情報とを記録する保護対象情報記録部と、前記通知エリア内に住所地を有する人が所有し、前記保護対象情報記録部に記録された前記保護対象者個人情報を受信可能な端末の端末情報を近隣通知先端末として記録する通知先端末記録部と、所定の検知機構から保護対象者の徘徊に関する徘徊情報を受信する徘徊情報受信部と、該徘徊情報受信部が前記徘徊情報を受信した際に、前記近隣通知先端末が前記通知エリア内に位置するか否かを判断し、同通知エリア内に位置する同近隣通知先端末に前記保護対象者個人情報を送信する徘徊情報送信部とを備える。
【0018】
ここで、保護対象情報記録部が、保護対象者の住所地及び写真の情報である保護対象者個人情報と、住所地を基準とした一定範囲を通知エリアとする通知エリア情報とを記録することによって、保護対象者の居住地を中心とした通知エリアを特定することが可能となる。また、保護対象者の外観を通知することが可能となる。なお、ここでいう住所地とは、保護対象者が居住する住宅の所在地だけでなく、保護対象者が通常生活している建物の所在地を含むものであり、例えば、施設や病院等の所在地をも含むものである。
【0019】
また、通知エリア内に住所地を有する人が所有し、保護対象情報記録部に記録された保護対象者個人情報を受信可能な端末の端末情報を近隣通知先端末として記録する通知先端末記録部によって、保護対象者の住所地の近隣の人の端末を、徘徊情報や外観の情報を通知する端末としてサーバ上に記録可能となる。なお、近隣通知先端末の端末情報とは、個々の端末を識別可能な情報を含むものを意味する。
【0020】
また、所定の検知機構から保護対象者の徘徊に関する徘徊情報を受信する徘徊情報受信部によって、保護対象者の徘徊の開始を検知可能となる。なお、ここでいう所定の検知機構とは、例えば、保護対象者の居住地の出入り口に設けられた既知のセンサー装置や監視カメラと一体化した監視装置であり、インターネット等を介してサーバに信号を送信可能な装置を意味するものである。
【0021】
また、徘徊情報受信部が徘徊情報を受信した際に、近隣通知先端末が通知エリア内に位置するか否かを判断し、通知エリア内に位置する近隣通知先端末に保護対象者個人情報を送信する徘徊情報送信部によって、通知エリア内に位置する近隣通知先端末に保護対象者の外観の情報と、徘徊の開始を通知することが可能となる。
【0022】
また、通知先端末記録部が、通知エリア内に住所を持たない人が所有し、保護対象情報記録部に記録された保護対象者個人情報を受信可能な端末の端末情報を外部通知先端末として記録する場合には、通知先端末の範囲を広げ、徘徊する保護対象者をより保護しやすいものとなる。
【0023】
また、徘徊情報送信部が、徘徊情報受信部が徘徊情報を受信した際に、近隣通知先端末が通知エリア内に位置するか否かを判断し、近隣通知先端末が通知エリア内に位置しない際に、通知エリア内に位置する外部通知先端末に保護対象者個人情報を送信する場合には、より一層、徘徊する保護対象者をより保護しやすいものとなる。
【0024】
また、保護対象情報記録部が、徘徊情報受信部が徘徊情報を受信した時からの時間経過に伴い、通知エリアの範囲を広げる場合には、より一層、徘徊する保護対象者をより保護しやすいものとなる。即ち、時間経過とともに広くなる徘徊の範囲に通知エリアを対応させることが可能となる。
【0025】
通知先端末記録部が、複数の近隣通知先端末を記録し、徘徊情報送信部は、徘徊情報受信部が徘徊情報を受信した際に、通知エリア内に位置する近隣通知先端末の数を検知し、その数が一定数を下回るときに、通知エリア内に位置する外部通知先端末に保護対象者個人情報を送信する場合には、通知アリア内に位置する近隣通知先端末の数を外部通知先端末への通知の条件とすることとなり、効率のよい通知が可能となる。また、例えば、一定の数を超えていた際には、そのまま通知エリア内に位置する複数の近隣通知先端末に通知を行うものとすることができる。
【0026】
また、徘徊情報送信部が、通知エリア内に位置する外部通知先端末に外部通知先端末の位置情報と共に保護対象者個人情報を送信する場合には、外部通知先端末の所有者が自身の位置を知ることができ、保護対象者の探索や発見時の情報送信を行いやすいものとなる。即ち、例えば、外部通知先端末の所有者が通知エリアにおける土地勘がなくても、自身の所在地を知り、保護対象者の住所地との位置関係を把握可能となる。
【0027】
また、保護対象者の発見情報を受信すると共に、近隣通知先端末及び外部通知端末に発見情報を送信する発見情報送受信部を備える場合には、保護対象者の発見情報を各端末に通知可能となる。
【0028】
また、上記の目的を達成するために、本発明の徘徊通知システムは、保護対象者の住所地の近隣に住所地を有する人が所有する近隣通知先端末と、保護対象者の住所地及び写真の情報である保護対象者個人情報と、保護対象者の住所地を基準とした一定範囲を通知エリアとする通知エリア情報とを記録する保護対象情報記録部と、前記近隣通知先端末の端末情報を記録する通知先端末記録部と、所定の検知機構から保護対象者の徘徊に関する徘徊情報を受信する徘徊情報受信部と、該徘徊情報受信部が前記徘徊情報を受信した際に、前記近隣通知先端末が前記通知エリア内に位置するか否かを判断し、同通知エリア内に位置する同近隣通知先端末に前記保護対象者個人情報を送信する徘徊情報送信部とを有する徘徊通知サーバとを備える。
【0029】
ここで、保護対象情報記録部が、保護対象者の住所地及び写真の情報である保護対象者個人情報と、住所地を基準とした一定範囲を通知エリアとする通知エリア情報とを記録することによって、保護対象者の居住地を中心とした通知エリアを特定することが可能となる。また、保護対象者の外観を通知することが可能となる。なお、ここでいう住所地とは、保護対象者が居住する住宅の所在地だけでなく、保護対象者が通常生活している建物の所在地を含むものであり、例えば、施設や病院等の所在地をも含むものである。
【0030】
また、保護対象者の住所地の近隣に住所地を有する人が所有する近隣通知先端末と、近隣通知先端末の端末情報を記録する通知先端末記録部によって、保護対象者の住所地の近隣の人の端末を、徘徊情報や外観の情報を通知する端末としてサーバ上に記録可能となる。なお、近隣通知先端末の端末情報とは、個々の端末を識別可能な情報を含むものを意味する。
【0031】
また、所定の検知機構から保護対象者の徘徊に関する徘徊情報を受信する徘徊情報受信部によって、保護対象者の徘徊の開始を検知可能となる。なお、ここでいう所定の検知機構とは、例えば、保護対象者の居住地の出入り口に設けられた既知のセンサー装置や監視カメラと一体化した監視装置であり、インターネット等を介してサーバに信号を送信可能な装置を意味するものである。
【0032】
また、徘徊情報受信部が徘徊情報を受信した際に、近隣通知先端末が通知エリア内に位置するか否かを判断し、通知エリア内に位置する近隣通知先端末に保護対象者個人情報を送信する徘徊情報送信部によって、通知エリア内に位置する近隣通知先端末に保護対象者の外観の情報と、徘徊の開始を通知することが可能となる。
【0033】
また、上記の目的を達成するために、本発明の徘徊通知システムは、保護対象者個人情報を受信可能な通知先端末と、保護対象者の住所地及び写真の情報である保護対象者個人情報と、保護対象者の住所地を基準とした一定範囲を通知エリアとする通知エリア情報とを記録する保護対象情報記録部と、前記通知先端末の端末情報を記録する通知先端末記録部と、所定の検知機構から保護対象者の徘徊に関する徘徊情報を受信する徘徊情報受信部と、該徘徊情報受信部が前記徘徊情報を受信した際に、前記通知先端末が前記通知エリア内に位置するか否かを判断し、同通知エリア内に位置する同通知先端末に前記保護対象者個人情報を送信する徘徊情報送信部とを有する徘徊通知サーバとを備える。
【0034】
ここで、保護対象情報記録部が、保護対象者の住所地及び写真の情報である保護対象者個人情報と、住所地を基準とした一定範囲を通知エリアとする通知エリア情報とを記録することによって、保護対象者の居住地を中心とした通知エリアを特定することが可能となる。また、保護対象者の外観の情報を通知することが可能となる。なお、ここでいう住所地とは、保護対象者が居住する住宅の所在地だけでなく、保護対象者が通常生活している建物の所在地を含むものであり、例えば、施設や病院等の所在地をも含むものである。
【0035】
また、保護対象情報記録部に記録された保護対象者個人情報を受信可能な通知先端末の端末情報を記録する通知先端末記録部によって、保護対象者の徘徊情報や外観の情報を通知する端末をサーバ上に記録可能となる。なお、通知先端末の端末情報とは、個々の端末を識別可能な情報を含むものを意味する。