(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明を実施するための実施形態について、図面を用いて説明する。本発明は、以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することができる。例えば、以下に示す構成の一部は、省略し又は他の構成等に置換してもよい。他の構成を含むようにしてもよい。
【0018】
<管理システム>
管理システム1の概略構成について、
図1を参照して説明する。管理システム1では、管理エリアに入場しているユーザが管理される。前述のユーザは、管理エリアに入場している入場者ともいえる。管理システム1の管理対象となる管理エリアは、屋外の特定のエリアとされる。但し、管理エリアは、屋内の特定のエリアであってもよい。実施形態では、管理システム1で管理対象となる管理エリアを、漁場としての所定の河川の特定のエリアとする。このような管理エリアには、特定の出入口が設けられておらず、管理エリアへの入場と管理エリアからの退場は、自由に行える。このような管理エリアは、例えば、所定の漁業協同組合によって管理される。漁業協同組合は、例えば、所定の料金を支払ったユーザが管理エリア内で釣りを行うことを承認する。承認されたユーザには、承認されたことを示す承認証が発行される。実施形態では、前述の承認証を、「入漁証」といい、入漁証は、電子的な媒体とする。電子的な入漁証は、例えば、インターネット上の所定のサイトで販売される。このサイトは、例えば、漁業協同組合から入漁証の発行の許諾を受けた組織又は個人によって運営される。但し、このサイトは、漁業協同組合によって運営されてもよい。このような入漁証発行システムは、例えば、特許文献1に記載されているように、公知のシステムである。従って、入漁証の発行に関する説明は、省略する。実施形態では、入漁証の承認主体の漁業協同組合を、単に「漁業協同組合」という。
【0019】
管理システム1では、1箇所の管理エリアの管理は、この管理エリアを複数の区画に分割して行われる。分割された各区画には、所定の数の定員が設定される。各区画に対する定員は、諸条件を考慮して適宜設定される。定員の設定には、例えば、各区画における最大ユーザ数が考慮される。定員として設定される値は、「0」であってもよい。例えば、稚魚が多く生息している区画には、定員「0」が設定される。実施形態では、1箇所の管理エリアが3個の区画に分割された場合を例として説明する。分割された各区画を、「第一区画」、「第二区画」及び「第三区画」という。第一区画と第二区画と第三区画を区別しない場合、又はこれらを総称する場合、「設定区画」という。第一区画に設定される定員を、「第一定員」という。第二区画に設定される定員を、「第二定員」という。第三区画に設定される定員を、「第三定員」という。
【0020】
管理システム1は、管理装置10と、第一通信端末30と、第二通信端末50を含む。管理装置10は、管理システム1の管理拠点に設けられる。第一通信端末30は、例えば、管理エリアを巡回し監視する漁業協同組合によって利用される。第二通信端末50は、管理エリアに入場するユーザによって利用される。管理エリアに入場するユーザは、管理エリアとなる河川で釣りをする釣り人である。管理システム1における第二通信端末50の台数は、管理エリアに入場しているユーザ数に対応する。例えば、管理エリアに入場しているユーザ数が30人である場合、管理システム1は、30台の第二通信端末50を含む。管理装置10と第一通信端末30と第二通信端末50は、通信回線3に接続される。例えば、管理装置10は、通信回線3に有線接続され、第一通信端末30と第二通信端末50は、通信回線3に無線接続される。但し、管理装置10は、通信回線3に無線接続されてもよい。第一通信端末30は、通信回線3に有線接続されてもよい。管理システム1では、管理装置10と第一通信端末30の間で、所定のデータが通信回線3を介して通信される。管理装置10と第二通信端末50の間で、所定のデータが通信回線3を介して通信される。
【0021】
実施形態で、通信回線3は、特定の通信回線を意味するもので
はなく、公知である各種の通信回線を総称するものである。従って、管理装置10と第一通信端末30の間の通信に用いられる通信回線と、管理装置10と第二通信端末50の間の通信に用いられる通信回線は、同一の通信回線又は異なる通信回線の何れであってもよい。但し、実施形態に示す例では、漁業協同組合が管理する上述の管理エリアが管理対象とされている。この場合、通信回線3は、所定の通信事業者が提供する広域通信回線を含む。
【0022】
管理システム1では、ユーザIDとパスワードが関連付けられ、管理装置10に記憶される。ユーザIDは、入漁証を所有するユーザに対応する識別情報であり、パスワードは、このユーザIDに対応する認証情報である。ユーザIDとパスワードの関連付け及び記憶は、例えば、次のように行われる。即ち、第二通信端末50を所有するユーザは、第二通信端末50を操作し、前述のサイトで入漁証を購入する。購入された入漁証は、第二通信端末50にダウンロードされる。第二通信端末50には、例えば、管理システム1に対応する専用のアプリケーションプログラムがインストールされている。実施形態では、第二通信端末50にインストールされた前述のアプリケーションプログラムを、「入漁証プログラム」という。ダウンロードされた入漁証は、入漁証プログラムに登録される。入漁証プログラムは、入漁証の登録に伴い有効な状態となる。その後、第二通信端末50では、ユーザIDとパスワードの初期設定が開始される。第二通信端末50のユーザは、ユーザIDとパスワードを入力する。入力されたユーザIDとパスワードは、第二通信端末50から管理装置10に送信される。管理装置10では、第二通信端末50からのユーザIDとパスワードが関連付けて記憶される(
図3参照)。ユーザIDとパスワードの関連付け及び記憶に関し、前述の手法は、例示である。従って、管理システム1では、ユーザIDとパスワードの関連付け及び記憶は、これとは異なる手法にて行われてもよい。
【0023】
第二通信端末50では、入漁証プログラムの起動時、ユーザIDとパスワードが入力される。入力されたユーザIDとパスワードは、第二通信端末50から管理装置10に送信される。管理装置10では、ユーザIDとパスワードを用いた認証が実行され、認証結果がユーザIDとパスワードの送信元である第二通信端末50に送信される。第二通信端末50では、認証が成功した場合、次のような処理が開始される。即ち、第二通信端末50では、ユーザIDと自装置の現在位置を示す位置情報の送信が開始される。第二通信端末50は、GPS(Global Positioning System)に対応し、且つ入漁証プログラムを実行可能な通信端末である。第二通信端末50では、GPSを利用することで、自装置の現在位置を示す位置情報が取得される。このような機能を有する第二通信端末50としては、スマートフォンが例示される。実施形態では、第二通信端末50は、スマートフォンとする。第二通信端末50は、入漁証プログラムがインストールされている点を除き、ハードウェア的には、公知のスマートフォンと同じである。第二通信端末50に関する説明は、適宜省略する。
【0024】
<管理装置>
管理装置10について、
図1〜
図3を参照して説明する。管理装置10は、
図1に示すように、CPU12と、記憶部14と、RAM16と、通信部18と、計時部20を備える。CPU12と記憶部14とRAM16と通信部18と計時部20は、バス22に接続される。CPU12は、演算処理を実行する。記憶部14は、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体である。記憶部14としては、ハードディスク及び/又はフラッシュメモリが例示される。この他、記憶部14は、ROMを含む構成であってもよい。記憶部14には、各種のプログラムが記憶される。例えば、OS(Operating System)と各種のアプリケーションプログラムが記憶部14に記憶される。記憶部14に記憶されるアプリケーションプログラムには、管理プログラムが含まれる。管理プログラムは、所定のサーバ装置を、管理システム1における管理装置10として動作させるプログラムである。管理プログラムには、第一管理処理(
図5参照)のプログラムと、第二管理処理(
図6及び
図7(第一実施例)又は
図10(第二実施例)参照)のプログラムが含まれる。第二管理処理のプログラムには、警報処理(
図8(第一実施例)又は
図11(第二実施例)参照)のプログラムが含まれる。管理プログラムは、管理システム1の構築に際し、記憶部14に事前にインストールされる。
【0025】
記憶部14には、管理プログラムに対応付けて、第一区画画像データと第二区画画像データと第三区画画像データが記憶される。第一区画画像データは、第一区画画像64を示す画像データである。第一区画画像64は、第一区画を示す画像である(
図4参照)。第二区画画像データは、第二区画画像66を示す画像データである。第二区画画像66は、第二区画を示す画像である(
図4参照)。第三区画画像データは、第三区画画像68を示す画像データである。第三区画画像68は、第三区画を示す画像である(
図4参照)。更に、記憶部14には、管理プログラムに対応付けて、管理リストと入漁者リストが記憶される。管理リストには、区画情報と定員が関連付けて登録される(
図2参照)。区画情報は、設定区画を示す情報である。区画情報は、複数の位置情報を含む。区画情報に含まれる複数の位置情報は、設定区画の外縁となる複数の地点に対応する。即ち、区画情報は、設定区画の範囲を定義する複数の位置情報を含む。実施形態では、第一区画を示す区画情報を、「第一区画情報」という。第二区画を示す区画情報を、「第二区画情報」という。第三区画を示す区画情報を、「第三区画情報」という。
図2に示す管理リストでは、第一区画に対する第一定員として「20」が設定され、第二区画に対する第二定員として「0」が設定され、第三区画に対する第三定員として「10」が設定されている。
【0026】
入漁者リストには、識別番号とユーザIDとパスワードと位置情報と設定区画フラグと更新時刻が関連付けて登録される(
図3参照)。識別番号は、入漁者リストの各レコードを識別する番号である。入漁者リストに登録されるユーザIDとパスワードは、例えば、上述した初期設定が開始された第二通信端末50から管理装置10に送信されたユーザIDとパスワードである。
図3に示す入漁者リストは、合計28人に対して、入漁証が発行されている場合に対応する。
【0027】
第二通信端末50では、入漁証プログラムの起動後、ユーザIDと位置情報が管理装置10に送信される。管理装置10では、第二通信端末50からの位置情報が、入漁者リストに登録される。このとき、位置情報は、この位置情報と共に受信されたユーザIDに一致するユーザIDに関連付けて登録される。例えば、第二通信端末50からのユーザIDが「USER01」で位置情報が「北緯36°6′30″ 東経136°15′35″」である場合、入漁者リストには、位置情報「北緯36°6′30″ 東経136°15′35″」が、ユーザID「USER01」に関連付けて登録される(
図3で、識別番号「1」のレコード参照)。
図3に示す入漁者リストでは、ユーザID「USER02」に関連付けられた位置情報として、「−」が記載されている。これは、ユーザIDが「USER02」であるユーザが所有する第二通信端末50からユーザIDと位置情報が送信されていないことを示す。入漁証プログラムが起動されていない第二通信端末50では、ユーザIDと位置情報は、送信されない。
【0028】
設定区画フラグは、入漁者リストに登録された位置情報が、第一区画、第二区画及び第三区画の何れの設定区画に属するかを示す情報である。設定区画フラグは、第一区画フラグと、第二区画フラグと、第三区画フラグを含む。
図3では、第一区画フラグは、「第一区画」と記載され、第二区画フラグは、「第二区画」と記載され、第三区画フラグは、「第三区画」と記載されている。第一区画フラグと第二区画フラグと第三区画フラグの初期値は、「OFF」とされる。位置情報が第一区画に属する場合、第一区画フラグが「ON」とされ、第二区画フラグ及び第三区画フラグは「OFF」とされる。位置情報が第二区画に属する場合、第二区画フラグが「ON」とされ、第一区画フラグ及び第三区画フラグは「OFF」とされる。位置情報が第三区画に属する場合、第三区画フラグが「ON」とされ、第一区画フラグ及び第二区画フラグは「OFF」とされる。実施形態では、第一区画フラグと第二区画フラグと第三区画フラグを区別しない場合、又はこれらを総称する場合、「設定区画フラグ」という。更新時刻は、第一区画フラグと第二区画フラグと第三区画フラグのうちの何れかの設定区画フラグが「OFF」から「ON」に更新された時刻である。
図3に示す入漁者リストに登録された各位置情報は、説明用の単なる例示にすぎず、正確性が考慮されたものではない。
【0029】
RAM16は、CPU12が各種のプログラムを実行する際に利用される記憶領域となる。RAM16には、処理の実行途中に、処理で利用される所定のデータ及び情報が所定の領域に記憶される。例えば、管理リストと入漁者リストが、記憶部14から読み出され、RAM16に記憶される。管理装置10では、CPU12が記憶部14に記憶されたOSと上述した管理プログラムを実行する等して、管理装置10を制御する。これにより、管理装置10では、各種の処理が実行される。
【0030】
通信部18は、管理装置10を通信回線3に接続し、通信回線3を介したデータ通信を行う。管理装置10では、通信部18を介して、第一通信端末30と第二通信端末50のそれぞれとの間で各種のデータが通信される。計時部20は、現在時刻と、時間の経過を計測する。計時部20は、OSが有する時計機能とタイマ機能によって構成されてもよい。この場合、計時部20は、ソフトウェアによる構成とされる。管理装置10は、上述した管理プログラムが記憶部14に記憶されている点が、公知のサーバ装置と相違する。但し、管理装置10は、ハードウェア的には、公知のサーバ装置と同じである。従って、管理装置10は、更に、公知のサーバ装置が備える構成を備える。
【0031】
<第一通信端末>
第一通信端末30について、
図1及び
図4を参照して説明する。第一通信端末30は、
図1に示すように、CPU32と、記憶部34と、RAM36と、表示部38と、通信部40を備える。CPU32と記憶部34とRAM36と表示部38と通信部40は、バス42に接続される。CPU32は、演算処理を実行する。記憶部34は、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体である。記憶部34としては、ハードディスク及び/又はフラッシュメモリが例示される。この他、記憶部34は、ROMを含む構成であってもよい。記憶部34には、各種のプログラムが記憶される。例えば、OS(Operating System)と各種のアプリケーションプログラムが記憶部34に記憶される。記憶部34に記憶されるアプリケーションプログラムには、Webブラウザと、表示プログラムが含まれる。Webブラウザは、インターネット上の所定のサイトから所定のデータを取得する。表示プログラムは、例えば、タブレット端末若しくはスマートフォン、又はデスクトップ型若しくはノート型のパーソナルコンピュータのような所定の通信端末を、管理システム1における第一通信端末30として動作させるプログラムである。表示プログラムには、表示処理(
図9又は
図12及び
図13参照)のプログラムが含まれる。表示プログラムは、管理システム1の構築に際し、記憶部34に事前にインストールされる。
【0032】
RAM36は、CPU32が各種のプログラムを実行する際に利用される記憶領域となる。RAM36には、処理の実行途中に、処理で利用される所定のデータ及び情報が所定の領域に記憶される。例えば、地図画像62に対応する地図データがRAM36に記憶される。地図画像62は、管理エリアに対応する地図の画像である(
図4参照)。第一通信端末30では、地図データは、地図の提供サービスを実施するインターネット上のサイトから取得される。前述のサイトとしては、Google Inc.が提供するGoogle(登録商標)マップが例示される。但し、地図データは、記憶部34に記憶されてもよい。この場合、地図データは、記憶部34から読み出され、RAM36に記憶される。更に、管理装置10から送信された各種のデータがRAM36に記憶される。第一通信端末30では、CPU32が記憶部34に記憶されたOSと上述した表示プログラムを実行する等して、第一通信端末30を制御する。これにより、第一通信端末30では、各種の処理が実行される。
【0033】
表示部38は、液晶ディスプレイである。但し、表示部38は、液晶ディスプレイとは異なる表示装置であってもよい。表示部38には、各種の情報が表示される。表示部38には、地図画面60が表示される。地図画面60は、
図4に示すように、地図画像62と、第一区画画像64と、第一定員と、第一区画者数と、第二区画画像66と、第二定員と、第二区画者数と、第三区画画像68と、第三定員と、第三区画者数を含む。第一区画者数は、第一区画に属する位置情報の数に対応する数である。換言すれば、第一区画者数は、第一区画にいるユーザ数である。第二区画者数は、第二区画に属する位置情報の数に対応する数である。換言すれば、第二区画者数は、第二区画にいるユーザ数である。第三区画者数は、第三区画に属する位置情報の数に対応する数である。換言すれば、第三区画者数は、第三区画にいるユーザ数である。地図画面60では、第一区画に対応する地図画像62上の第一範囲に、第一区画画像64と第一定員と第一区画者数が関連付けて表示される。地図画面60では、第二区画に対応する地図画像62上の第二範囲に、第二区画画像66と第二定員と第二区画者数が関連付けて表示される。地図画面60では、第三区画に対応する地図画像62上の第三範囲に、第三区画画像68と第三定員と第三区画者数が関連付けて表示される。
図4に示す地図画面60では、
図2に示す管理リストに対応させ、第一定員が「20人」とされ、第二定員が「0人」とされ、第三定員が「10人」とされている。
図4に示す地図画面60では、第一区画者数が「15人」とされ、第二区画者数が「1人」とされ、第三区画者数が「11人」とされている。但し、これら各人数は、例示である。
【0034】
通信部40は、管理装置10を通信回線3に接続し、通信回線3を介したデータ通信を行う。第一通信端末30では、通信部40を介して、管理装置10との間で各種のデータが通信される。第一通信端末30は、上述した表示プログラムが記憶部34に記憶されている点が、タブレット端末若しくはスマートフォン、又はデスクトップ型若しくはノート型のパーソナルコンピュータのような公知の通信端末と相違する。但し、第一通信端末30は、ハードウェア的には、公知の通信端末と同じである。従って、第一通信端末30は、更に、公知の通信端末が備える構成を備える。
【0035】
<管理システムで実行される処理>
管理システム1で、管理方法が実施される場合に実行される処理について、説明する。管理方法は、表示工程と、取得工程と、カウント工程と、比較工程と、警報工程を含む。表示工程は、地図画面60を表示させる工程である。取得工程では、第二通信端末50から送信される位置情報が取得される。第二通信端末50では、上述した通り、位置情報と共にユーザIDも送信される。カウント工程では、第一区画者数と第二区画者数と第三区画者数がカウントされる。比較工程
では、第一区画者数と第一定員が比較され、第二区画者数と第二定員が比較され、第三区画者数と第三定員が比較される。警報工程では、第一警報通知が送信され、第二警報通知が送信され、第三警報通知が送信される。第一警報通知と第二警報通知と第三警報通知については、後述する。
【0036】
管理方法の実施時に管理システム1で実行される処理としては、第一管理処理と第二管理処理と表示処理が挙げられる。第二管理処理では、警報処理が実行される。管理装置10では、例えば、OSの起動に伴い管理プログラムが起動され、その後、第一管理処理と第二管理処理が実行される。管理装置10では、第一管理処理と第二管理処理が常時実行されてもよい。第一通信端末30では、表示プログラムの起動指示が受け付けられた場合、表示プログラムが起動され、その後、表示処理が実行される。
【0037】
管理装置10で第一管理処理と第二管理処理が実行され、第一通信端末30で表示処理が実行されている場合、第二通信端末50では、上述した通り、次のような処理が実行される。即ち、第二通信端末50では、入漁証プログラムの起動指示が受け付けられた場合、入漁証プログラムが起動され、ユーザIDとパスワードの入力画面が表示される。その後、第二通信端末50では、入力画面の表示に伴いユーザIDとパスワードが受け付けられる。受け付けられたユーザIDとパスワードは、管理装置10に送信される。管理装置10では、第二通信端末50からのユーザIDとパスワードの組み合わせが入漁者リストに登録されているか否かが判断される。前述の組み合わせが入漁者リストに登録されていない場合、管理装置10では、失敗通知が第二通信端末50に送信される。第二通信端末50では、失敗通知が受信された場合、ユーザIDとパスワードの再入力画面が表示され、ユーザIDとパスワードが、再度、受け付けられる。受け付けられたユーザIDとパスワードは、再度、管理装置10に送信される。
【0038】
第二通信端末50からのユーザIDとパスワードの組み合わせが入漁者リストに登録されている場合、管理装置10では、成功通知が第二通信端末50に送信される。第二通信端末50では、成功通知が受信された場合、ユーザIDと位置情報の送信が開始される。第二通信端末50では、ユーザIDと位置情報が所定の間隔で繰り返して送信される。
【0039】
以下では、管理システム1で実行される処理として、2つの実施例を説明する。2つの実施例の相違は、第一区画者数と第二区画者数と第三区画者数をカウントする装置が異なる点である。即ち、第一実施例では、第一区画者数と第二区画者数と第三区画者数は、管理装置10によってカウントされる。第二実施例では、第一区画者数と第二区画者数と第三区画者数は、管理装置10と第一通信端末30によってカウントされる。実施形態では、管理プログラムの実行を終了させる指示を、「第一終了指示」といい、表示プログラムの実行を終了させる指示を、「第二終了指示」という。
【0040】
<第一実施例>
管理システム1で実行される第一実施例の処理として、第一管理処理と第二管理処理と警報処理と表示処理について、説明する。
【0041】
<第一管理処理>
第一管理処理について、
図5を参照して説明する。第一管理処理を開始させたCPU12は、ユーザIDと位置情報が取得されたか否かを判断する(S11)。上述した通り、ユーザIDと位置情報は、成功通知を受信した第二通信端末50から送信され、通信部18で受信される。CPU12は、通信部18を介してユーザIDと位置情報を取得する。ユーザIDと位置情報が取得されていない場合(S11:No)、CPU12は、S11を繰り返して実行する。
【0042】
ユーザIDと位置情報が取得された場合(S11:Yes)、CPU12は、入漁者リストに、ユーザIDと共に取得された位置情報を登録する(S13)。このとき、位置情報は、登録対象の位置情報と共に取得されたユーザIDに一致するユーザIDに関連付けて登録される。既に、位置情報が登録されている場合、位置情報と共に取得されたユーザIDに一致するユーザIDに関連付けて登録済みの位置情報は、今回取得された新たな位置情報に更新される。例えば、ユーザID「USER01」と位置情報「北緯36°6′30″ 東経136°15′35″」が新たに取得されたとする。この場合、CPU12は、ユーザID「USER01」に関連付けられた位置情報として、位置情報「北緯36°6′30″ 東経136°15′35″」を登録する(
図3参照)。
【0043】
S13を実行した後、CPU12は、処理をS11に戻す。その後、CPU12は、再度、S11以降の処理を実行する。第一管理処理は、管理装置10で第一終了指示が受け付けられるまで、繰り返して実行される。
【0044】
<第二管理処理>
第二管理処理について、
図6及び
図7を参照して説明する。第二管理処理を開始させたCPU12は、計時部20による計測時間と、第一カウンタと第二カウンタと第三カウンタの各値を、初期化する(S21)。第一カウンタは、第一区画者数をカウントするカウンタである。第二カウンタは、第二区画者数をカウントするカウンタである。第三カウンタは、第三区画者数をカウントするカウンタである。実施形態では、第一カウンタと第二カウンタと第三カウンタは、RAM16に記憶される。CPU12は、RAM16に、後述するS27で記憶された識別番号が記憶されている場合、これを消去する。
【0045】
続けて、CPU12は、計時部20による時間の計測を開始させる(S23)。即ち、CPU12は、計測指
令を計時部20に出力する。これに伴い、計時部20では、時間の計測が開始される。実施形態では、S23の実行に伴い計時部20で計測される時間を、「計測時間」という。その後、CPU12は、計測時間が基準時間となり又は計測時間が基準時間を経過したか否かを判断する(S25)。基準時間は、後述する
図7のS61を繰り返して実行させる間隔として予め設定され、第二管理処理のプログラムに登録されている。計測時間が基準時間に満たない場合(S25:No)、CPU12は、S25を繰り返して実行する。
【0046】
計測時間が基準時間となり又は計測時間が基準時間を経過している場合(S25:Yes)、CPU12は、入漁者リストに登録された位置情報のうちの1つを処理対象として選択する(S27)。処理対象として選択される位置情報は、S29〜
図7のS57の処理の対象とされていない位置情報のうちの1つである。例えば、CPU12は、入漁者リストに登録された位置情報を、入漁者リストの識別番号の値が小さいレコードに登録された位置情報から順に処理対象として選択する。CPU12は、処理対象として選択された位置情報が登録されたレコードの識別番号を、RAM16に記憶する。続けて、CPU12は、処理対象の位置情報が第一区画情報に属するか否かを判断する(S29)。位置情報が第一区画情報に属するとは、処理対象の位置情報が第一区画情報に含まれる第一区画を定義する複数の位置情報の範囲内であることを意味する。即ち、位置情報が第一区画情報に属するとは、処理対象の位置情報が示すユーザの現在位置が第一区画内の所定の位置であることを意味する。処理対象の位置情報が第一区画情報に属さない場合(S29:No)、CPU12は、処理をS39に移行する。
【0047】
処理対象の位置情報が第一区画情報に属する場合(S29:Yes)、CPU12は、第一カウンタによってカウントされる第一区画者数を1増加させる(S31)。続けて、CPU12は、入漁者リストで、処理対象の位置情報に関連付けられた設定区画フラグのうちの第一区画フラグが「ON」であるか否かを判断する(S33)。第一区画フラグが「OFF」であり、「ON」でない場合(S33:No)、CPU12は、入漁者リストで処理対象の位置情報に関連付けられた第一区画フラグを「ON」に更新する(S35)。CPU12は、入漁者リストで処理対象の位置情報に関連付けられた第二区画フラグ又は第三区画フラグが「ON」である場合、「ON」である第二区画フラグ又は第三区画フラグを「OFF」に更新する。更に、CPU12は、計時部20から現在時刻を取得し、入漁者リストで処理対象の位置情報に関連付けられた更新時刻を、取得された現在時刻に更新する(S37)。第一区画フラグが「ON」である場合(S33:Yes)、又はS37を実行した後、CPU12は、処理を
図7のS59に移行する。
【0048】
S39でCPU12は、処理対象の位置情報が第二区画情報に属するか否かを判断する。位置情報が第二区画情報に属するとは、処理対象の位置情報が第二区画情報に含まれる第二区画を定義する複数の位置情報の範囲内であることを意味する。即ち、位置情報が第二区画情報に属するとは、処理対象の位置情報が示すユーザの現在位置が第二区画内の所定の位置であることを意味する。処理対象の位置情報が第二区画情報に属さない場合(S39:No)、CPU12は、処理を
図7のS49に移行する。
【0049】
処理対象の位置情報が第二区画情報に属する場合(S39:Yes)、CPU12は、第二カウンタによってカウントされる第二区画者数を1増加させる(S41)。続けて、CPU12は、入漁者リストで、処理対象の位置情報に関連付けられた設定区画フラグのうちの第二区画フラグが「ON」であるか否かを判断する(
図7のS43)。第二区画フラグが「OFF」であり、「ON」でない場合(S43:No)、CPU12は、入漁者リストで処理対象の位置情報に関連付けられた第二区画フラグを「ON」に更新する(S45)。CPU12は、入漁者リストで処理対象の位置情報に関連付けられた第一区画フラグ又は第三区画フラグが「ON」である場合、「ON」である第一区画フラグ又は第三区画フラグを「OFF」に更新する。更に、CPU12は、計時部20から現在時刻を取得し、入漁者リストで処理対象の位置情報に関連付けられた更新時刻を、取得された現在時刻に更新する(S47)。第二区画フラグが「ON」である場合(S43:Yes)、又はS47を実行した後、CPU12は、処理をS59に移行する。
【0050】
S49でCPU12は、処理対象の位置情報が第三区画情報に属するか否かを判断する。位置情報が第三区画情報に属するとは、処理対象の位置情報が第三区画情報に含まれる第三区画を定義する複数の位置情報の範囲内であることを意味する。即ち、位置情報が第三区画情報に属するとは、処理対象の位置情報が示すユーザの現在位置が第三区画内の所定の位置であることを意味する。処理対象の位置情報が第三区画情報に属さない場合(S49:No)、CPU12は、処理をS59に移行する。
【0051】
処理対象の位置情報が第三区画情報に属する場合(S49:Yes)、CPU12は、第三カウンタによってカウントされる第三区画者数を1増加させる(S51)。続けて、CPU12は、入漁者リストで、処理対象の位置情報に関連付けられた設定区画フラグのうちの第三区画フラグが「ON」であるか否かを判断する(S53)。第三区画フラグが「OFF」であり、「ON」でない場合(S53:No)、CPU12は、入漁者リストで処理対象の位置情報に関連付けられた第三区画フラグを「ON」に更新する(S55)。CPU12は、入漁者リストで処理対象の位置情報に関連付けられた第一区画フラグ又は第二区画フラグが「ON」である場合、「ON」である第一区画フラグ又は第二区画フラグを「OFF」に更新する。更に、CPU12は、計時部20から現在時刻を取得し、入漁者リストで処理対象の位置情報に関連付けられた更新時刻を、取得された現在時刻に更新する(S57)。第三区画フラグが「ON」である場合(S53:Yes)、又はS57を実行した後、CPU12は、処理をS59に移行する。
【0052】
S59でCPU12は、入漁者リストに登録された全ての位置情報が
図6のS29〜S57の処理対象として選択されたか否かを判断する。S59は、
図6のS27でRAM16に記憶された識別番号と、入漁者リストに登録された識別番号に従い判断することができる。即ち、入漁者リストに登録された識別番号に一致する識別番号が全てRAM16に記憶されていない場合、全ての位置情報が選択されていないと判断される(S59:No)。入漁者リストに登録された識別番号に一致する識別番号が全てRAM16に記憶されている場合、全ての位置情報が選択されていると判断される(S59:Yes)。全ての位置情報が選択されていない場合(S59:No)、CPU12は、処理を
図6のS27に移行する。全ての位置情報が選択されている場合(S59:Yes)、CPU12は、処理をS61に移行する。
【0053】
例えば、入漁者リストが
図3に示す登録状態であり、最新のS27で処理対象とされた位置情報が識別番号「1」のレコードに登録された位置情報「北緯36°6′30″ 東経136°15′35″」であるとする。この場合、CPU12は、全ての位置情報は選択されていないと判断し(S59:No)、処理をS27に戻す。その後、CPU12は、識別番号「3」のレコードに登録された位置情報「北緯36°6′32″ 東経136°15′42″」を、処理対象として選択する。
図3に示す入漁者リストでは、識別番号「2」のレコードには、位置情報が登録されていない。従って、CPU12は、識別番号「2」のレコードをスキップし、識別番号「1」のレコードの次に位置情報が登録された識別番号「3」のレコードの位置情報「北緯36°6′32″ 東経136°15′42″」を、処理対象として選択する。
【0054】
これに対して、入漁者リストが
図3に示す登録状態であり、最新のS27で処理対象とされた位置情報が識別番号「28」のレコードに登録された位置情報「北緯36°6′28″ 東経136°15′40″」であるとする。この場合、CPU12は、全ての位置情報が選択されていると判断し(S59:Yes)、処理をS61に移行する。この他、入漁者リストの登録状態が
図3とは異なり、最新のS27で処理対象とされた位置情報が登録されたレコード以降のレコードに、位置情報が登録されていない場合も、CPU12は、全ての位置情報が選択されていると判断する(S59:Yes)。
【0055】
S61でCPU12は、第一表示情報を送信させる。管理システム1で実行される処理の第一実施例に関し、第一表示情報は、第一区画情報と、第一区画画像データと、第一定員と、第一区画者数と、第二区画情報と、第二区画画像データと、第二定員と、第二区画者数と、第三区画情報と、第三区画画像データと、第三定員と、第三区画者数を含み、これらを総称する名称である。CPU12は、RAM16に記憶された管理リストから、第一区画情報及び第一定員と、第二区画情報及び第二定員と、第三区画情報及び第三定員を取得する。CPU12は、記憶部14から、第一区画画像データと第二区画画像データと第三区画画像データを読み出す。更に、CPU12は、RAM16に記憶された第一カウンタから第一区画者数を取得する。CPU12は、RAM16に記憶された第二カウンタから第二区画者数を取得する。CPU12は、RAM16に記憶された第三カウンタから第三区画者数を取得する。第一表示情報の送信先は、第一通信端末30に設定される。CPU12は、第一表示情報の送信指令を通信部18に出力する。送信指令に従い、第一表示情報が通信部18から第一通信端末30に送信される。
【0056】
次に、CPU12は、警報処理を実行する(S63)。警報処理については、後述する。S63を実行した後、CPU12は、処理を
図6のS21に戻す。その後、CPU12は、再度、S21以降の処理を実行する。第二管理処理は、管理装置10で第一終了指示が受け付けられるまで、繰り返して実行される。
【0057】
<警報処理>
図7のS63で実行される警報処理について、
図8を参照して説明する。警報処理を開始させたCPU12は、第一カウンタにてカウントされた第一区画者数が第一定員より多いか否かを判断する(S71)。CPU12は、RAM16に記憶された管理リストから第一定員を取得する。第一区画者数が第一定員より多い場合(S71:Yes)、CPU12は、第一区画情報に属する位置情報の送信元の第二通信端末50から、第一警報通知の送信先を特定する(S73)。第一区画情報に属する位置情報の送信元の第二通信端末50は、入漁者リストで第一区画フラグとして「ON」が登録されている第二通信端末50である。実施形態では、第一定員は、「20」に設定されている(
図2参照)。従って、第一警報通知は、第一定員「20」の超過に対応させて予め設定された情報を含む。即ち、第一警報通知は、例えば、第一区画で釣りをするユーザ数が第一定員を超過していることを示す情報を含む。更に、第一警報通知は、第一区画からの退場を指示する情報を含む。実施形態では、S73で第一警報通知の送信先として特定された第二通信端末50を、「第三通信端末」といい、第三通信端末は、入漁者リストに登録された更新時刻に従い特定される。即ち、第三通信端末は、第一区画情報に属する位置情報の送信元の第二通信端末50のうち、入漁者リストに登録された更新時刻が遅いユーザIDの第二通信端末50とされる。第一定員に対して、第一区画者数が2以上超過している場合、更新時刻が遅い順に、超過数に一致する数の第二通信端末50が第三通信端末として特定される。
【0058】
S73を実行した後、CPU12は、第一警報通知を送信させる(S75)。CPU12は、第一警報通知の送信指令を通信部18に出力する。送信指令に従い、第一警報通知が通信部18から第三通信端末に送信される。第三通信端末では、第一警報通知が受信され、第一警報通知に含まれる上述の情報が自装置の表示部に表示される(
図1に示す「第二通信端末50」参照)。
【0059】
第一区画者数が第一定員以下である場合(S71:No)、又はS75を実行した後、CPU12は、第二カウンタにてカウントされた第二区画者数が第二定員より多いか否かを判断する(S77)。CPU12は、RAM16に記憶された管理リストから第二定員を取得する。第二区画者数が第二定員より多い場合(S77:Yes)、CPU12は、第二区画情報に属する位置情報の送信元の第二通信端末50から、第二警報通知の送信先を特定する(S79)。第二区画情報に属する位置情報の送信元の第二通信端末50は、入漁者リストで第二区画フラグとして「ON」が登録されている第二通信端末50である。実施形態では、第二定員は、「0」に設定されている(
図2参照)。従って、第二警報通知は、第二定員「0」の超過に対応させて予め設定された情報を含む。即ち、第二警報通知は、例えば、第二区画では釣りが禁止されていることを示す情報を含む。更に、第二警報通知は、第二区画からの退場を指示する情報を含む。実施形態では、S79で第二警報通知の送信先として特定された第二通信端末50を、「第四通信端末」という。S79では、第二定員が「0」に設定されているため、第二区画情報に属する位置情報の送信元の第二通信端末50の全てが第四通信端末として特定される。
【0060】
S79を実行した後、CPU12は、第二警報通知を送信させる(S81)。CPU12は、第二警報通知の送信指令を通信部18に出力する。送信指令に従い、第二警報通知が通信部18から第四通信端末に送信される。第四通信端末では、第二警報通知が受信され、第二警報通知に含まれる上述の情報が自装置の表示部に表示される。
【0061】
第二区画者数が第二定員以下である場合(S77:No)、又はS81を実行した後、CPU12は、第三カウンタにてカウントされた第三区画者数が第三定員より多いか否かを判断する(S83)。CPU12は、RAM16に記憶された管理リストから第三定員を取得する。第三区画者数が第三定員より多い場合(S83:Yes)、CPU12は、第三区画情報に属する位置情報の送信元の第二通信端末50から、第三警報通知の送信先を特定する(S85)。第三区画情報に属する位置情報の送信元の第二通信端末50は、入漁者リストで第三区画フラグとして「ON」が登録されている第二通信端末50である。実施形態では、第三定員は、「10」に設定されている(
図2参照)。従って、第三警報通知は、第三定員「10」の超過に対応させて予め設定された情報を含む。即ち、第三警報通知は、例えば、第三区画で釣りをするユーザ数が第三定員を超過していることを示す情報を含む。更に、第三警報通知は、第三区画からの退場を指示する情報を含む。実施形態では、S85で第三警報通知の送信先として特定された第二通信端末50を、「第五通信端末」といい、第五通信端末は、入漁者リストに登録された更新時刻に従い特定される。即ち、第五通信端末は、第三区画情報に属する位置情報の送信元の第二通信端末50のうち、入漁者リストに登録された更新時刻が遅いユーザIDの第二通信端末50とされる。第三定員に対して、第三区画者数が2以上超過している場合、更新時刻が遅い順に、超過数に一致する数の第二通信端末50が第五通信端末として特定される。
【0062】
S85を実行した後、CPU12は、第三警報通知を送信させる(S87)。CPU12は、第三警報通知の送信指令を通信部18に出力する。送信指令に従い、第三警報通知が通信部18から第五通信端末に送信される。第五通信端末では、第三警報通知が受信され、第三警報通知に含まれる上述の情報が自装置の表示部に表示される(
図1に示す「第二通信端末50」参照)。S87を実行した後、CPU12は、警報処理を終了する。上記では説明を省略したが、第一区画者数と第一定員の関係が
図4に示す地図画面60の状態である場合、S71は、否定される(S71:No参照)。第二区画者数と第二定員の関係が
図4に示す地図画面60の状態である場合、S77は、肯定される(S77:Yes参照)。第三区画者数と第三定員の関係が
図4に示す地図画面60の状態である場合、S83は、肯定される(S83:Yes参照)。
【0063】
<表示処理>
表示処理について、
図9を参照して説明する。表示処理を開始させたCPU32は、地図データを取得する(S91)。地図データは、上述した通り、インターネット上の所定のサイト又は記憶部34から取得される。地図データがインターネット上の所定のサイトから取得される場合、管理エリアの位置情報を含む要求が、CPU32で実行されるWebブラウザによるプロセスによって通信部40から前述の所定のサイトに送信される。所定のサイトでは、前述の要求に応じて、この要求に含まれる位置情報に対応する地図データが送信され、通信部40で受信される。CPU32は、通信部40を介して地図データを取得する。地図データが記憶部34から取得される場合、CPU32は、記憶部34から地図データを読み出す。インターネット上の所定のサイト又は記憶部34から取得された地図データは、RAM36に記憶される。
【0064】
続けて、CPU32は、第一表示情報が取得されたか否かを判断する(S93)。第一表示情報は、
図7のS61で管理装置10から送信され、通信部40で受信される。CPU32は、通信部40を介して第一表示情報を取得する。CPU32は、取得された第一表示情報に含まれる、第一区画情報と第一区画画像データと第一定員と第一区画者数と第二区画情報と第二区画画像データと第二定員と第二区画者数と第三区画情報と第三区画画像データと第三定員と第三区画者数を、RAM36に記憶する。第一表示情報が取得されていない場合(S93:No)、CPU32は、S93を繰り返して実行する。
【0065】
第一表示情報が取得された場合(S93:Yes)、CPU32は、地図画面データを生成する(S95)。地図画面データは、地図画面60を示す画像データである。地図画面データは、例えば、次のように生成される。CPU32は、地図データに含まれる位置情報と第一区画情報に従い、第一区画に対応する地図画像62上の第一範囲を特定する。CPU32は、特定された第一範囲に従い、地図データに第一区画画像データを合成する。更に、CPU32は、特定された第一範囲に従い、地図データに第一定員と第一区画者数を含める。CPU32は、地図データに含まれる位置情報と第二区画情報に従い、第二区画に対応する地図画像62上の第二範囲を特定する。CPU32は、特定された第二範囲に従い、地図データに第二区画画像データを合成する。更に、CPU32は、特定された第二範囲に従い、地図データに第二定員と第二区画者数を含める。CPU32は、地図データに含まれる位置情報と第三区画情報に従い、第三区画に対応する地図画像62上の第三範囲を特定する。CPU32は、特定された第三範囲に従い、地図データに第三区画画像データを合成する。更に、CPU32は、特定された第三範囲に従い、地図データに第三定員と第三区画者数を含める。
【0066】
続けて、CPU32は、地図画面60を表示させる(S97)。CPU32は、S95で生成された地図画面データから得られる地図画面60の表示指令を表示部38に出力する。表示部38では、表示指令に従い、地図画面60が表示される(
図4参照)。S97を実行した後、CPU32は、処理をS93に戻す。その後、CPU32は、再度、S93以降の処理を実行する。表示処理は、第一通信端末30で第二終了指示が受け付けられるまで、繰り返して実行される。
【0067】
<第二実施例>
管理システム1で実行される第二実施例の処理として、第二管理処理と表示処理について説明する。第二実施例の処理でも、上述した第一管理処理が管理装置10で実行される。但し、第二実施例における第一管理処理は、第一実施例の第一管理処理と同じ処理である。そのため、第二実施例の説明では、第一管理処理の説明は、省略する。
【0068】
<第二管理処理>
第二管理処理について、
図10を参照して説明する。第二管理処理を開始させたCPU12は、S101〜S105を順次実行する。S101〜S105は、
図6のS21〜S25に対応する。CPU12は、S101〜S105を、
図6のS21〜S25と同様に実行する。従って、S101〜S105に関する説明は、省略する。計測時間が基準時間となり又は計測時間が基準時間を経過している場合(S105:Yes)、CPU12は、第二表示情報を送信させる(S107)。管理システム1で実行される処理の第二実施例に関し、第二表示情報は、第一区画情報と、第一区画画像データと、第一定員と、第二区画情報と、第二区画画像データと、第二定員と、第三区画情報と、第三区画画像データと、第三定員と、入漁者リストに登録された全ての位置情報を含み、これらを総称する名称である。CPU12は、RAM16に記憶された管理リストから、第一区画情報及び第一定員と、第二区画情報及び第二定員と、第三区画情報及び第三定員を取得する。CPU12は、記憶部14から、第一区画画像データと第二区画画像データと第三区画画像データを読み出す。更に、CPU12は、入漁者リストから全ての位置情報を取得する。第二表示情報の送信先は、第一通信端末30に設定される。CPU12は、第二表示情報の送信指令を通信部18に出力する。送信指令に従い、第二表示情報が通信部18から第一通信端末30に送信される。
【0069】
次に、CPU12は、警報処理を実行する(S109)。警報処理については、後述する。S109を実行した後、CPU12は、処理をS101に戻す。その後、CPU12は、再度、S101以降の処理を実行する。第二管理処理は、管理装置10で第一終了指示が受け付けられるまで、繰り返して実行される。
【0070】
<警報処理>
図10のS109で実行される警報処理について、
図11を参照して説明する。警報処理を開始させたCPU12は、カウント処理を実行する(S111)。カウント処理では、上記同様、入漁者リストに登録された位置情報に従い、第一区画者数と第二区画者数と第三区画者数がカウントされ、且つ設定区画フラグと更新時刻が入漁者リストに登録される。即ち、カウント処理は、
図6のS27〜
図7のS59の各処理を含む。換言すれば、
図6のS27〜
図7のS59の各処理は、カウント処理である。S111でCPU12は、カウント処理を、
図6のS27〜
図7のS59と同様に実行する。従って、カウント処理に関する説明は、省略する。
【0071】
S111を実行した後、CPU12は、S113〜S129を順次実行する。S113〜S129は、
図8のS71〜S87に対応する。CPU12は、S113〜S129を、
図8のS71〜S87と同様に実行する。従って、S113〜S129に関する説明は、省略する。S129を実行した後、CPU12は、警報処理を終了する。
【0072】
<表示処理>
表示処理について、
図12及び
図13を参照して説明する。表示処理を開始させたCPU32は、地図データを取得する(S131)。S131は、
図9のS91に対応する。CPU32は、S131を、
図9のS91と同様に実行する。従って、S131に関する説明は、省略する。S131を実行した後、CPU32は、第二表示情報が取得されたか否かを判断する(S133)。第二表示情報は、
図10のS107で管理装置10から送信され、通信部40で受信される。CPU32は、通信部40を介して第二表示情報を取得する。CPU32は、取得された第二表示情報に含まれる、第一区画情報と第一区画画像データと第一定員と第二区画情報と第二区画画像データと第二定員と第三区画情報と第三区画画像データと第三定員と位置情報を、RAM36に記憶する。第二表示情報が取得されていない場合(S133:No)、CPU32は、S133を繰り返して実行する。
【0073】
第二表示情報が取得された場合(S133:Yes)、CPU32は、第四カウンタと第五カウンタと第六カウンタの各値を、初期化する(S135)。第三カウンタは、上述した第一カウンタに対応し、第一区画者数をカウントするカウンタである。第五カウンタは、上述した第二カウンタに対応し、第二区画者数をカウントするカウンタである。第六カウンタは、上述した第三カウンタに対応し、第三区画者数をカウントするカウンタである。実施形態では、第四カウンタと第五カウンタと第六カウンタは、RAM36に記憶される。
【0074】
次に、CPU32は、RAM36に記憶された位置情報のうちの1つを処理対象として選択する(S137)。処理対象として選択される位置情報は、S139〜
図13のS149の処理の対象とされていない位置情報のうちの1つである。続けて、CPU32は、処理対象の位置情報が第一区画情報に属するか否かを判断する(S29)。「位置情報が第一区画情報に属する」の意味は、
図6のS29に関連して説明した通りである。処理対象の位置情報が第一区画情報に属さない場合(S139:No)、CPU32は、処理をS143に移行する。処理対象の位置情報が第一区画情報に属する場合(S139:Yes)、CPU32は、第四カウンタによってカウントされる第一区画者数を1増加させる(S141)。その後、CPU32は、処理を
図13のS151に移行する。
【0075】
S143でCPU32は、処理対象の位置情報が第二区画情報に属するか否かを判断する。「位置情報が第二区画情報に属する」の意味は、
図6のS39に関連して説明した通りである。処理対象の位置情報が第二区画情報に属さない場合(S143:No)、CPU32は、処理を
図13のS147に移行する。処理対象の位置情報が第二区画情報に属する場合(S143:Yes)、CPU32は、第五カウンタによってカウントされる第二区画者数を1増加させる(S145)。その後、CPU32は、処理を
図13のS151に移行する。
【0076】
S147でCPU32は、処理対象の位置情報が第三区画情報に属するか否かを判断する。「位置情報が第三区画情報に属する」の意味は、
図7のS49に関連して説明した通りである。処理対象の位置情報が第三区画情報に属する場合(S147:Yes)、CPU32は、第六カウンタによってカウントされる第三区画者数を1増加させる(S149)。処理対象の位置情報が第三区画情報に属さない場合(S147:No)、又はS149を実行した後、CPU32は、処理をS151に移行する。
【0077】
S151でCPU32は、RAM36に記憶された全ての位置情報が
図12のS139〜S149の処理対象として選択されたか否かを判断する。CPU32は、S151を実行後、処理対象とされていた位置情報をRAM36から消去するようにしてもよい。このような構成によれば、S151を、RAM36に記憶された位置情報に応じて判断することができる。即ち、RAM36に記憶された位置情報が2個以上である場合、全ての位置情報が選択されていないと判断される(S151:No)。RAM36に記憶された位置情報が1個である場合、全ての位置情報が選択されていると判断される(S151:Yes)。全ての位置情報が選択されていない場合(S151:No)、CPU32は、処理を
図12のS137に移行する。全ての位置情報が選択されている場合(S151:Yes)、CPU32は、処理をS153に移行する。
【0078】
S153でCPU32は、地図画面データを生成する(S153)。地図画面データは、例えば、次のように生成される。CPU32は、RAM36に記憶された第四カウンタから第一区画者数を取得する。CPU32は、RAM36に記憶された第五カウンタから第二区画者数を取得する。CPU32は、RAM36に記憶された第六カウンタから第三区画者数を取得する。CPU32は、地図データに含まれる位置情報と第一区画情報に従い、第一区画に対応する地図画像62上の第一範囲を特定する。CPU32は、特定された第一範囲に従い、地図データに第一区画画像データを合成する。更に、CPU32は、特定された第一範囲に従い、地図データに第一定員と第一区画者数を含める。CPU32は、地図データに含まれる位置情報と第二区画情報に従い、第二区画に対応する地図画像62上の第二範囲を特定する。CPU32は、特定された第二範囲に従い、地図データに第二区画画像データを合成する。更に、CPU32は、特定された第二範囲に従い、地図データに第二定員と第二区画者数を含める。CPU32は、地図データに含まれる位置情報と第三区画情報に従い、第三区画に対応する地図画像62上の第三範囲を特定する。CPU32は、特定された第三範囲に従い、地図データに第三区画画像データを合成する。更に、CPU32は、特定された第三範囲に従い、地図データに第三定員と第三区画者数を含める。
【0079】
続けて、CPU32は、地図画面60を表示させる(S155)。CPU32は、S153で生成された地図画面データから得られる地図画面60の表示指令を表示部38に出力する。表示部38では、表示指令に従い、地図画面60が表示される(
図4参照)。S155を実行した後、CPU32は、処理を
図12のS133に戻す。その後、CPU32は、再度、S133以降の処理を実行する。表示処理は、第一通信端末30で第二終了指示が受け付けられるまで、繰り返して実行される。
【0080】
<実施形態の効果>
実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
【0081】
(1)管理システム1は、管理装置10と、第一通信端末30と、第二通信端末50を含む(
図1参照)。第二通信端末50では、ユーザIDと自装置の位置情報が管理装置10に送信される。管理装置10では、入漁者リスト(
図3参照)に第二通信端末50からの位置情報が登録される(
図5のS13参照)。このとき、位置情報は、入漁者リストに登録されたユーザIDのうち、第二通信端末50からのユーザIDに一致するユーザIDに関連付けて登録される。
【0082】
管理システム1では、第一実施例の処理が実行される。この場合、管理装置10では、第一区画者数と第二区画者数と第三区画者数がカウントされる(
図6のS27、S31及びS41、
図7のS51及びS59参照)。その後、管理装置10では、第一表示情報が第一通信端末30に送信される(
図7のS61参照)。第一表示情報は、第一区画情報と、第一区画画像データと、第一定員と、第一区画者数と、第二区画情報と、第二区画画像データと、第二定員と、第二区画者数と、第三区画情報と、第三区画画像データと、第三定員と、第三区画者数を含む。第一通信端末30では、第一表示情報が取得される(
図9のS93:Yes参照)。
【0083】
管理システム1では、第二実施例の処理が実行される。この場合、管理装置10では、第二表示情報が第一通信端末30に送信される(
図10のS107参照)。第二表示情報は、第一区画情報と、第一区画画像データと、第一定員と、第二区画情報と、第二区画画像データと、第二定員と、第三区画情報と、第三区画画像データと、第三定員と、入漁者リストに登録された全ての位置情報を含む。第一通信端末30では、第二表示情報が取得される(
図12のS133:Yes参照)。その後、第一通信端末30では、第一区画者数と第二区画者数と第三区画者数がカウントされる(
図12のS137、S141及びS145、
図13のS149及びS151参照)。
【0084】
そのため、第一通信端末30の表示部38に、地図画面60を表示させることができる(
図9のS97又は
図13のS155参照)。地図画面60では、地図画像62上の第一範囲に第一区画画像64が表示され、地図画像62上の第二範囲に第二区画画像66が表示され、地図画像62上の第三範囲に第三区画画像68が表示される(
図4参照)。更に、地図画面60では、第一区画画像64に第一定員と第一区画者数が関連付けて表示され、第二区画画像66に第二定員と第二区画者数が関連付けて表示され、第三区画画像68に第三定員と第三区画者数が関連付けて表示される(
図4参照)。第一通信端末30のユーザは、表示部38に表示される地図画面60を確認しつつ、管理エリアを監視することができる。
【0085】
(2)管理装置10では、第一区画者数と第一定員が比較される(
図8のS71又は
図11のS113参照)。第一区画者数が第一定員より多い場合(
図8のS71:Yes又は
図11のS113:Yes参照)、第一警報通知が、第一区画情報に属する位置情報の送信元の第二通信端末50のうちの特定の第三通信端末に送信される(
図8のS75又は
図11のS117参照)。第一警報通知は、例えば、第一区画で釣りをするユーザ数が第一定員を超過していることを示す情報と、第一区画からの退場を指示する情報を含む。そのため、第三通信端末で、第一区画で釣りをするユーザ数が第一定員を超過していることを報知させることができる(
図1に示す「第二通信端末50」参照)。第三通信端末のユーザに、第一区画からの退場を指示することができる。第一区画で釣りをするユーザ数を、第一定員以下に維持することが可能となる。
【0086】
管理装置10では、第二区画者数と第二定員が比較される(
図8のS77又は
図11のS119参照)。第二区画者数が第二定員より多い場合(
図8のS77:Yes又は
図11のS119:Yes参照)、第二警報通知が、第二区画情報に属する位置情報の送信元の第二通信端末50のうちの特定の第四通信端末に送信される(
図8のS81又は
図11のS123参照)。第二定員が「0」に設定されている場合(
図2参照)、第二警報通知は、例えば、第二区画では釣りが禁止されていることを示す情報と、第二区画からの退場を指示する情報を含む。そのため、第四通信端末で、第二区画では釣りが禁止されていることを報知させることができる。第四通信端末のユーザに、第二区画からの退場を指示することができる。第二区画で釣りをするユーザ数を、0人に維持することが可能となる。
【0087】
管理装置10では、第三区画者数と第三定員が比較される(
図8のS83又は
図11のS125参照)。第三区画者数が第三定員より多い場合(
図8のS83:Yes又は
図11のS125:Yes参照)、第三警報通知が、第三区画情報に属する位置情報の送信元の第二通信端末50のうちの特定の第五通信端末に送信される(
図8のS87又は
図11のS129参照)。第三警報通知は、例えば、第三区画で釣りをするユーザ数が第三定員を超過していることを示す情報と、第三区画からの退場を指示する情報を含む。そのため、第五通信端末で、第三区画で釣りをするユーザ数が第三定員を超過していることを報知させることができる(
図1に示す「第二通信端末50」参照)。第五通信端末のユーザに、第三区画からの退場を指示することができる。第三区画で釣りをするユーザ数を、第三定員以下に維持することが可能となる。
【0088】
<変形例>
実施形態は、次のようにすることもできる。以下に示す変形例のうちの幾つかの構成は、適宜組み合わせて採用することもできる。以下では上記とは異なる点を説明することとし、同様の点についての説明は、適宜省略する。
【0089】
(1)管理エリアを第一区画と第二区画と第三区画に分割し、第一定員を「20」とし、第二定員を「0」とし、第三定員を「10」とした構成を例として説明した。第一定員は、「0」に設定されてもよい。この場合、
図8のS73又は
図11のS115では、第一区画情報に属する位置情報の送信元の第二通信端末50の全てが第一警報通知の送信先(第三通信端末)として特定される。第一警報通知は、例えば、第一区画では釣りが禁止されていることを示す情報と、第一区画からの退場を指示する情報を含む。第二定員は、「0」より大きな所定の値に設定されてもよい。この場合、
図8のS79又は
図11のS121では、第二区画情報に属する位置情報の送信元の第二通信端末50のうち、前述の所定の値を超過している数(第二区画者数−第二定員)の第二通信端末50が第二警報通知の送信先(第四通信端末)として特定される。このとき、第四通信端末は、第二区画情報に属する位置情報の送信元の第二通信端末50から更新時刻に従い特定される。第二警報通知は、例えば、第二区画で釣りをするユーザ数が第二定員を超過していることを示す情報と、第二区画からの退場を指示する情報を含む。第三定員は、「0」に設定されてもよい。この場合、
図8のS85又は
図11のS127では、第三区画情報に属する位置情報の送信元の第二通信端末50の全てが第三警報通知の送信先(第五通信端末)として特定される。第三警報通知は、例えば、第三区画では釣りが禁止されていることを示す情報と、第三区画からの退場を指示する情報を含む。
【0090】
(2)
図6及び
図7に示す第一実施例の第二管理処理では、S61(
図7参照)で、第一表示情報が管理装置10から第一通信端末30に送信される。
図10に示す第二実施例の第二管理処理では、S107で、第二表示情報が管理装置10から第一通信端末30に送信される。第一表示情報と第二表示情報には、第一区画画像データと第二区画画像データと第三区画画像データが含まれる。第一区画画像データと第二区画画像データと第三区画画像データは、第一表示情報又は第二表示情報から省略してもよい。この場合、第一区画画像データと第二区画画像データと第三区画画像データは、表示プログラムに対応付けて、記憶部34に記憶される。
図9に示す第一実施例の表示処理では、S95で、第一区画画像データと第二区画画像データと第三区画画像データが記憶部34から読み出される。
図12及び
図13に示す第二実施例の表示処理では、S153(
図13参照)で、第一区画画像データと第二区画画像データと第三区画画像データが記憶部34から読み出される。
【0091】
この他、例えば、
図9に示す第一実施例の表示処理では、S95で、次のような処理が実行され、
図12及び
図13に示す第二実施例の表示処理では、S153(
図13参照)で、次のような処理が実行されてもよい。この場合、上述した通り、第一区画画像データと第二区画画像データと第三区画画像データは、第一表示情報又は第二表示情報から省略してもよい。第一区画画像データと第二区画画像データと第三区画画像データは、予め記憶部14又は記憶部34に記憶されなくてもよい。即ち、S95又はS153では、地図データに含まれる位置情報と第一区画情報に従い、地図画像62上の第一範囲に第一区画画像64が配置され、前述の位置情報と第二区画情報に従い、地図画像62上の第二範囲に第二区画画像66が配置され、前述の位置情報と第三区画情報に従い、地図画像62上の第三範囲に第三区画画像68が配置されたデータが、地図データから生成される。第一区画画像64と第二区画画像66と第三区画画像68が
図4に示すような破線状の線画像である場合、地図データから生成される前述のデータで第一区画画像64と第二区画画像66と第三区画画像68に対応するデータ部分は、第一区画情報と第二区画情報と第三区画情報に含まれる複数の位置情報に沿って配置された複数のドットを形成する。前述の複数のドットは、第一区画の外縁を示す破線状の第一区画画像64を形成し、第二区画の外縁を示す破線状の第二区画画像66を形成し、第三区画の外縁を示す破線状の第三区画画像68を形成する。
【0092】
更に、S95又はS153で実行される処理を例示する。S95又はS153では、上記同様、地図データに含まれる位置情報と第一区画情報に従い、第一区画に対応する地図画像62上の第一範囲が特定され、前述の位置情報と第二区画情報に従い、第二区画に対応する地図画像62上の第二範囲が特定され、前述の位置情報と第三区画情報に従い、第三区画に対応する地図画像62上の第三範囲が特定される。S95又はS153では、特定された第一範囲に従い、第一範囲に対応する第一区画画像データが生成され、特定された第二範囲に従い、第二範囲に対応する第二区画画像データが生成され、特定された第三範囲に従い、第三範囲に対応する第三区画画像データが生成される。第一区画画像データと第二区画画像データと第三区画画像データは、第一範囲と第二範囲と第三範囲に従い、地図画像62上に合成される。
【0093】
S95又はS153では、上記同様、地図画像62上の第一範囲に第一定員と第一区画者数が含められ、地図画像62上の第二範囲に第二定員と第二区画者数が含められ、地図画像62上の第三範囲に第三定員と第三区画者数が含められ、上記同様の地図画面データが生成される。
【0094】
(3)
図11に示す第二実施例の警報処理では、S111で、カウント処理が実行され、第一区画者数と第二区画者数と第三区画者数がカウントされる。
図12及び
図13に示す第二実施例の表示処理では、S141(
図12参照)で、第一区画者数がカウントされ、S145(
図12参照)で、第二区画者数がカウントされ、S149(
図13参照)で、第三区画者数がカウントされる。例えば、
図13のS151が肯定された場合(S151:Yes参照)、第一通信端末30では、前述の各処理によって取得された第一区画者数と第二区画者数と第三区画者数を、管理装置10に送信するようにしてもよい。管理装置10では、第一通信端末30からの第一区画者数と第二区画者数と第三区画者数が通信部18で受信される。CPU12は、通信部18を介して第一区画者数と第二区画者数と第三区画者数を取得する。この場合、
図11のS111では、
図6のS31及びS41と
図7のS51に対応する各処理は、省略してもよい。
【0095】
(4)第一通信端末30では、地図画面60が表示部38に表示される(
図4及び
図9のS97又は
図13のS155参照)。地図画面60は、地図画像62と、第一区画画像64と、第一定員と、第一区画者数と、第二区画画像66と、第二定員と、第二区画者数と、第三区画画像68と、第三定員と、第三区画者数を含む。地図画面60は、
図14に示すように、更に、オブジェクト70を含むようにしてもよい。オブジェクト70は、管理エリアに入場しているユーザの現在位置を示す画像である。
図14に示す地図画面60では、3個のオブジェクト70が例示されている。3個のオブジェクト70は、
図3に示す入漁者リストで位置情報が記載されたユーザID「USER01」、「USER03」及び「USER28」に対応し、前述の各ユーザIDに関連付けられた位置情報が示す地図画像62上の位置に配置されている。管理装置10では、記憶部14に、入漁者リストに登録された各ユーザIDに対応するオブジェクトデータが、各ユーザIDに関連付けられた状態で記憶される。オブジェクトデータは、オブジェクト70を示す画像データである。
【0096】
管理システム1で実行される処理として第一実施例の処理が採用されるとする。この場合、
図6及び
図7に示す第二管理処理のS61(
図7参照)では、第一表示情報として、第一区画情報と第一区画画像データと第一定員と第一区画者数と第二区画情報と第二区画画像データと第二定員と第二区画者数と第三区画情報と第三区画画像データと第三定員と第三区画者数と共に、更に、次の位置情報とオブジェクトデータが、第一通信端末30に送信される。前述の位置情報は、入漁者リストに登録された全ての位置情報である。前述のオブジェクトデータは、入漁者リストで第一表示情報として送信される位置情報に関連付けられたユーザIDに対応するオブジェクトデータである。第一表示情報では、位置情報とオブジェクトデータは、関連付けられる。
図9に示す表示処理では、上記同様、第一表示情報が、通信部40を介して取得され(S93:Yes参照)、第一表示情報に含まれる各データがRAM36に記憶される。
図9のS95では、上述した処理に加え、更に、地図データに含まれる位置情報と第一表示情報の位置情報に従い、地図画像62上のオブジェクト70の配置が、第一表示情報に含まれる全てのオブジェクトデータに対して特定される。更に、
図9のS95では、特定された配置に従い、地図データに、第一表示情報に含まれる全てのオブジェクトデータが合成される。その結果、
図9のS97の実行に伴い、表示部38では、
図14に示すような地図画面60が表示される。
【0097】
管理システム1で実行される処理として第二実施例の処理が採用されるとする。この場合、
図10に示す第二管理処理のS107では、第二表示情報として、第一区画情報と第一区画画像データと第一定員と第二区画情報と第二区画画像データと第二定員と第三区画情報と第三区画画像データと第三定員と入漁者リストに登録された全ての位置情報と共に、更に、次のオブジェクトデータが、第一通信端末30に送信される。前述のオブジェクトデータは、入漁者リストで第二表示情報として送信される位置情報に関連付けられたユーザIDに対応するオブジェクトデータである。第二表示情報では、位置情報とオブジェクトデータは、関連付けられる。
図12及び
図13に示す表示処理では、上記同様、第二表示情報が、通信部40を介して取得され(
図12のS133:Yes参照)、第二表示情報に含まれる各データがRAM36に記憶される。
図13のS153では、上述した処理に加え、更に、地図データに含まれる位置情報と第二表示情報の位置情報に従い、地図画像62上のオブジェクト70の配置が、第二表示情報に含まれる全てのオブジェクトデータに対して特定される。更に、
図13のS153では、特定された配置に従い、地図データに、第二表示情報に含まれる全てのオブジェクトデータが合成される。その結果、
図13のS155の実行に伴い、表示部38では、
図14に示すような地図画面60が表示される。
【0098】
オブジェクトデータは、第一表示情報と第二表示情報から省略してもよい。この場合、管理装置10では、オブジェクトデータは、記憶部14に記憶されない。第一表示情報と第二表示情報には、入漁者リストで、第一表示情報と第二表示情報に含まれる位置情報に関連付けられたユーザIDが含められる。第一表示情報と第二表示情報では、位置情報とユーザIDは、入漁者リストでの関連付けと同様、関連付けられる。第一通信端末30では、記憶部34に、オブジェクト70の素材となる画像データが記憶される。
図9のS95又は
図13のS153では、記憶部34から前述の画像データが読み出される。その後、この画像データに、第一表示情報と第二表示情報に含まれるユーザIDが合成され、第一表示情報と第二表示情報に含まれるユーザIDに対応するオブジェクトデータが生成される。
図9のS95又は
図11のS153では、地図データに、生成されたオブジェクトデータが、上記同様、合成される。
【0099】
オブジェクト70は、ユーザID毎に区別された形式でなくてもよい。例えば、オブジェクトは、ユーザIDを含まない共通した画像としてもよい。この場合、管理装置10又は第一通信端末30では、1個(1種類)のオブジェクトデータが記憶される。オブジェクトデータが管理装置10に記憶される場合、第一表示情報と第二表示情報は、1個のオブジェクトデータを含む。
図9のS95では、地図データに含まれる位置情報と第一表示情報の位置情報に従い、地図画像62上のオブジェクトの配置が特定され、特定された配置に従い、地図データに、オブジェクトデータが合成される。
図13のS153では、地図データに含まれる位置情報と第二表示情報の位置情報に従い、地図画像62上のオブジェクトの配置が特定され、特定された配置に従い、地図データに、オブジェクトデータが合成される。
【0100】
(5)管理リストには、予め区画情報と定員が関連付けて登録される(
図2参照)。管理エリアでは、設定区画及び定員の一方又は両方が再設定されることがある。管理エリアでは、管理エリアにおける設定区画自体が見直され、設定区画数が増減されることがある。この場合、管理システム1では、管理装置10で、管理リストの登録状態が、前述の再設定に応じて適宜更新される。例えば、第三区画をそのままとした状態で又は第三区画を省略させた状態で、第一区画の範囲と第二区画の範囲が再設定されることとなったとする。管理装置10では、設定区画の再設定に伴い、第一区画情報と第二区画情報が更新される。即ち、第一区画情報は、再設定後の第一区画の外縁となる複数の地点に対応する複数の位置情報を含む状態へと更新される。第二区画情報は、再設定後の第二区画の外縁となる複数の地点に対応する複数の位置情報を含む状態へと更新される。これに伴い、管理リストは、更新された第一区画情報と第二区画情報が新たに登録された状態となる。管理装置10では、更に、第一区画と第二区画の再設定に伴い、第一区画画像データが、再設定後の第一区画を示す画像データへと更新され、第二区画画像データが、再設定後の第二区画を示す画像データへと更新される。記憶部14には、更新された第一区画画像データと第二区画画像データが新たに記憶される。
【0101】
上記では、管理システム1で実行される処理を、管理エリアが第一区画と第二区画と第三区画に分割された状態に対応させた形式とした。即ち、
図6及び
図7に示す第一実施例の第二管理処理は、第一区画を対象とする
図6のS29〜S37と、第二区画を対象とする
図6のS39〜
図7のS47と、第三区画を対象とする
図7のS49〜S57を含む。
図8に示す第一実施例の警報処理では、第一区画を対象とするS71〜S75と、第二区画を対象とするS77〜S81と、第二区画を対象とするS83〜S87を含む。
図11の第二実施例の警報処理は、第一区画を対象とするS113〜S117と、第二区画を対象とするS119〜S123と、第三区画を対象とするS125〜S129を含み、S111で実行されるカウント処理では、
図6のS27及び
図7のS59と共に
図6のS29〜
図7のS57が実行される。
図12及び
図13に示す第二実施例の表示処理は、第一区画を対象とする
図12のS139及びS141と、第二区画を対象とする
図12のS143及びS145と、第三区画を対象とする
図13のS147及びS149を含む。
【0102】
例えば、第三区画が省略され、設定区画数が3個から2個とされたとする。この場合、
図6のS39が否定されると(S39:No参照)、処理は、
図7のS59に移行され、
図7のS49〜S57は、省略される。但し、
図6のS39が否定された場合(S39:No参照)の移行先を、上記同様、
図7のS49とし、S49を否定するようにしてもよい(S49:No参照)。
図8のS83〜S87は、省略される。
図11のS125〜S129は、省略される。但し、S83又はS125を、否定するようにしてもよい(S83又はS125:No参照)。
図12のS143が否定されると(S143:No参照)、処理は、
図13のS151に移行され、
図7のS147及びS149は、省略される。但し、
図12のS143が否定された場合(S143:No参照)の移行先を、上記同様、
図13のS147とし、S147を否定するようにしてもよい(S147:No参照)。予め設定される設定区画数が2個である場合、管理システム1で実行される処理は、設定区画数が2個とされた前述の場合と同様とされる。
【0103】
この他、例えば、第四区画が設定され、設定区画数が3個から4個とされたとする。この場合、第一実施例の第二管理処理(
図6及び
図7参照)と第一実施例の警報処理(
図8参照)と第二実施例の警報処理(
図11参照)と第二実施例の表示処理(
図12及び
図13参照)では、第四区画を対象とする処理が、例えば、第三区画を対象とする処理と同様に実行される。第四区画を対象とする処理は、例えば、
図7のS49が否定された場合(S49:No参照)と、
図8のS83が否定された場合(S83:No参照)又は
図8のS87の実行後と、
図11のS125が否定された場合(S125:No参照)又は
図11のS129の実行後と、
図13のS147が否定された場合(S147:No参照)に実行される。第四区画を対象とする処理では、管理リストに関連付けて登録された第四区画情報と第四定員が適宜用いられる。第四区画者数をカウントするカウンタが採用される。このカウンタは、RAM16に記憶され(第一実施例の場合)又はRAM16とRAM36に記憶される(第二実施例の場合)。第四区画フラグが設定され、入漁証リスト(
図3参照)に「ON」又は「OFF」が登録される。第四区画フラグの初期値は、第一区画フラグと第二区画フラグと第三区画フラグと同様、「OFF」とされる。第四警報通知に含められる情報は、第一警報通知及び第三警報通知、又は第二警報通知と同様の情報とされる。即ち、第四警報通知に含められる情報は、第四定員に応じて設定される。予め設定される設定区画数が4個である場合、管理システム1で実行される処理は、設定区画数が4個とされた前述の場合と同様とされる。更に、設定区画数が3個から5個以上に再設定された場合、又は予め設定される設定区画数が5個以上である場合、管理システム1で実行される処理は、設定区画数が4個とされた前述の場合に準じて実行される。
【解決手段】管理装置は、記憶部と通信部とプロセッサを備える。記憶部には、管理エリアの第一区画を示す第一区画情報と、第一区画に対して設定された第一定員が関連付けて記憶され、管理エリアの第二区画を示す第二区画情報と、第二区画に対して設定された第二定員が関連付け
記憶される。プロセッサは、第一通信端末に、第一区画情報と第一定員と第二区画情報と第二定員を通信部から送信させる送信処理を実行する。第一通信端末の表示部には、管理エリアに対応する地図画像が表示され、第一区画に対応する地図画像上の第一範囲に、第一区画を示す第一区画画像と第一定員が関連付けて表示され、第二区画に対応する地図画像上の第二範囲に、第二区画を示す第二区画画像と第二定員が関連付けて表示される。