特許第6198586号(P6198586)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6198586文字板及び当該文字板を供えた自動車用メータ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6198586
(24)【登録日】2017年9月1日
(45)【発行日】2017年9月20日
(54)【発明の名称】文字板及び当該文字板を供えた自動車用メータ
(51)【国際特許分類】
   G01D 13/04 20060101AFI20170911BHJP
   B60K 35/00 20060101ALI20170911BHJP
【FI】
   G01D13/04 Z
   B60K35/00 Z
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-241203(P2013-241203)
(22)【出願日】2013年11月21日
(65)【公開番号】特開2015-102347(P2015-102347A)
(43)【公開日】2015年6月4日
【審査請求日】2016年10月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006895
【氏名又は名称】矢崎総業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002000
【氏名又は名称】特許業務法人栄光特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100105474
【弁理士】
【氏名又は名称】本多 弘徳
(74)【代理人】
【識別番号】100192474
【弁理士】
【氏名又は名称】北島 健次
(74)【代理人】
【識別番号】100177910
【弁理士】
【氏名又は名称】木津 正晴
(72)【発明者】
【氏名】藤田 順雄
(72)【発明者】
【氏名】鶴田 創
【審査官】 深田 高義
(56)【参考文献】
【文献】 特開2014−206500(JP,A)
【文献】 特開2008−216245(JP,A)
【文献】 特開2008−116426(JP,A)
【文献】 特開2003−113493(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01D 13/04
B60K 35/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
樹脂成形によって円形状に形成され、外周縁に形成される外側に下る外周傾斜面に円形中心を中心としたスピン目付が形成される文字板基板と、
前記文字板基板の表面に成膜される金属薄膜と、
前記スピン目付を構成するために水平面と垂直面からなり前記外周傾斜面に沿って階段状に連なる複数の段部と、
前記外周傾斜面の半径方向外側に連続して形成されて前記水平面に接続される外周側面取り面と、
を備えることを特徴とする文字板。
【請求項2】
請求項1に記載の文字板であって、
前記外周傾斜面の半径方向内側に連続して形成されて前記垂直面に接続される内周側面取り面を備えることを特徴とする文字板。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の文字板であって、
前記スピン目付のそれぞれの前記段部が、前記円形中心を中心とした同心円に沿って延在して形成されていることを特徴とする文字板。
【請求項4】
請求項1〜3の何れか1項に記載の文字板を備えたことを特徴とする自動車用メータ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、文字板及び当該文字板を供えた自動車用メータに関する。
【背景技術】
【0002】
樹脂製の文字板に金属質感を付与して視認者に高級感を感じさせるため、樹脂成形と金属成膜により製造される金属調文字板が、自動車用メータに使われている(特許文献1、2等参照)。
特許文献1におけるリング加飾構造は、円環状を呈するリング加飾部材の上面側に、テーパ状を呈して、外径方向へ向けて傾斜すると共に、正面視略円環状を呈する意匠面としての装飾面部が設けられている。装飾面部には、予め複数の、外に向けて低くなる階段部が、段状に略一定間隔を有して、略全周に渡り、周方向に沿って延設されている。これらの階段部の上には、アルミニウム、クロム等の金属蒸着膜層が設けられて、金属のヘアラインを模したヘアライン装飾部が、形成されている。
【0003】
特許文献2における金属調文字板は、樹脂製の文字板本体上に金属層が形成され、文字板本体上の第1内側傾斜面および外側傾斜面を除いた部分には、シボ状やスピンヘアライン状などの凹凸が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−89463号公報
【特許文献2】特開2013−40773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述したリング加飾構造における装飾面部や金属調文字板における文字板本体のように、スピン目付の付与された面(例えば円形の文字板の外周円に沿う環状面)は、その面の半径方向内外に、鏡面仕上げの面取り面(内周側面取り面、外周側面取り面)が接続される。樹脂成形によって得られている文字板は、スピン目付と、この面取り面の境(接続構造)が、本物の金属の面取り加工のイメージと異なることがある。このため、金属切削品と同等の見栄えを得ることができず、金属調を望むユーザーの要求する見栄えに充分に応えることができない場合があった。
【0006】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、樹脂製品でありながら、本物の金属を切削して製造されたような見栄えを有し、金属切削品に比べ、安価で、且つ容易に量産できる文字板及び当該文字板を供えた自動車用メータを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 樹脂成形によって円形状に形成され、外周縁に形成される外側に下る外周傾斜面に円形中心を中心としたスピン目付が形成される文字板基板と、前記文字板基板の表面に成膜される金属薄膜と、前記スピン目付を構成するために水平面と垂直面からなり前記外周傾斜面に沿って階段状に連なる複数の段部と、前記外周傾斜面の半径方向外側に連続して形成されて前記水平面に接続される外周側面取り面と、を備えることを特徴とする文字板。
【0008】
上記(1)の構成の文字板によれば、円形状に形成された文字板基板の外周縁には、外側に下る外周傾斜面が形成される。そして、この外周傾斜面には、スピン目付が形成される。スピン目付は、水平面と垂直面からなる複数の段部が、外周傾斜面に沿って階段状に連なる。更に、外周傾斜面の半径方向外側には、外周側面取り面が連続して形成される。この外周側面取り面は、複数の段部が階段状に連なるスピン目付の水平面に接続される。即ち、最下段の段部の水平面が、下り傾斜する外周側面取り面に接続される。これにより、スピン目付と外周側面取り面の境が、本物の金属加工の面取りに見られるような見栄えとなる。
【0009】
(2) 上記(1)の構成の文字板であって、前記外周傾斜面の半径方向内側に連続して形成されて前記垂直面に接続される内周側面取り面を備えることを特徴とする文字板。
【0010】
上記(2)の構成の文字板によれば、外周傾斜面に形成されたスピン目付が、内周側面取り面に接続される。この内周側面取り面は、複数の段部が階段状に連なるスピン目付の垂直面に接続される。即ち、最上段の段部の垂直面が、半径方向内側に下り傾斜する内周側面取り面に接続される。これにより、スピン目付と内周側面取り面の境が尖ったエッジ状となり、本物の金属加工の面取りに見られるような見栄えとなる。
【0011】
(3) 上記(1)または(2)の構成の文字板であって、前記スピン目付のそれぞれの前記段部が、前記円形中心を中心とした同心円に沿って延在して形成されていることを特徴とする文字板。
【0012】
上記(3)の構成の文字板によれば、それぞれの段部が複数の同心円に形成される。これにより、一筆書きの様に螺旋状に段部を形成(即ち、成形金型の成型面を切削形成)した場合の、切り込み開始時、終了時の水平面の漸減、漸増が生じない。これにより、スピン目付と外周側面取り面、およびスピン目付と内周側面取り面の境に、高精度なエッジが確実に形成され、本物の金属加工の面取りに見られるような見栄えとなる。
【0013】
(4) 上記(1)〜(3)の何れか1つの構成の文字板を備えたことを特徴とする自動車用メータ。
【0014】
上記(4)の構成の自動車用メータによれば、文字板が樹脂製品でありながら、本物の金属を切削して製造されたような見栄えを有し、視認者に高級感を感じさせることができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明に係る文字板及び当該文字板を供えた自動車用メータによれば、樹脂製品でありながら、本物の金属を切削して製造されたような見栄えを有し、金属切削品に比べ、安価で、且つ容易に量産できる。
【0016】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】(a)は本発明の一実施形態に係る文字板におけるスピン目付と外周側面取り面の境の要部拡大断面図、(b)はスピン目付と内周側面取り面の境の要部拡大断面図である。
図2図1に示した文字板を備える自動車用メータの正面図である。
図3図2に示した速度計の拡大図である。
図4図3のA−A断面図である。
図5】(a)は図4のB部拡大図、(b)は図4のC部拡大図である。
図6】(a)は比較例に係る文字板のスピン目付と外周側面取り面の境の要部拡大断面図、(b)は比較例に係る文字板のスピン目付と内側面取り面の境の要部拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態に係る文字板11は、例えば図2に示す車両用コンビネーションメータ13の自動車用メータ(速度計15や回転計17等)に好適に用いることができる。
【0019】
車両用コンビネーションメータ13は、ケース(図示略)と、速度計15と、燃料計19と、回転計17と、水温計21と、シフト表示部23と、ターン表示部25と、マルチ表示部27と、を備える。例えば速度計15及び回転計17は、配線板に内機(図示略)が固定される。内機には指針29の回転軸(図示略)が突出される。ケース(図示略)には見返し31が取り付けられ、見返し31は配線板(図示略)や内機等を覆い、開口から上記の各種メータ類を表出させている。見返し31の表側は、ケースに取り付けられる透明カバー33によって更に覆われる。
【0020】
自動車用メータとしての速度計15及び回転計17は、図3に示す文字板11を有する。速度計15及び回転計17の文字板11は、略同一の構成を有するので、以下、速度計15の文字板11を代表例として説明する。
文字板11は、軸孔が穿設される円板状の中央円板部35(図2参照)と、中央円板部35の外側に配設される環状部37と、を備える。環状部37は、樹脂成形によって円環形状に形成される文字板基板39を有する。なお、文字板11は、中央円板部35と環状部37とが一体の円板状に形成されるものであってもよい。
【0021】
文字板基板39の内側の環状平板部41には、円周方向に所定間隔で目盛突起43が突設される。文字板基板39は透明であり、導光板として作用する。目盛突起43の突出端面からは、導光された光が出射される。環状平板部41の外側には環状の細目盛面45が上り傾斜して連設される。細目盛面45の外側には、急峻な上り傾斜となる環状の急峻面47が連設される。
【0022】
文字板基板39(急峻面47)の外周縁には、外側に下る外周傾斜面49が形成される。外周傾斜面49には、文字板11の円形中心を中心としたスピン目付51が形成される。外周傾斜面49の外側にはリング状となる枠壁部53が連設される。スピン目付51が付される外周傾斜面49には、速度文字55が円周方向に沿って所定間隔で設けられている。
【0023】
図1に示すように、スピン目付51は、外周傾斜面49に沿って階段状に連なる複数の段部57によって構成される。それぞれの段部57は、直交する水平面59と垂直面61からなる。
【0024】
外周傾斜面49の半径方向外側には、図5(a)に示す外周側面取り面63が連続して形成される。この外周側面取り面63は、図1(a)に示すようにスピン目付51の段部57における水平面59に接続される。また、外周傾斜面49の半径方向内側には、図5(b)に示す内周側面取り面65が連続して形成される。この内周側面取り面65は、図1(b)に示すように、スピン目付51の段部57における垂直面61に接続される。
また、スピン目付51のそれぞれの段部57は、文字板11の円形中心を中心とした同心円に沿って延在して形成されている。
【0025】
文字板基板39の表面には、金属薄膜90が成膜される。金属薄膜90は、メッキ、スパッタリング等によって成膜される。メッキによる金属薄膜90は、文字板基板39の表面に、例えば湿式メッキ法により、ニッケル被膜、クロム被膜、ルテニウム被膜、ロジウム被膜等の何れかを形成する。スパッタリングによる金属薄膜90は、真空チャンバー内に金属皮膜としてつけたい金属をターゲットとして設置し、高電圧をかけてイオン化させた希ガス元素(アルゴン等)或いは窒素を衝突させることにより成膜される。
【0026】
本実施形態において、スピン目付51の段部57は、成形金型(図示略)の成型面における金型目付成形面から転写されることで形成される。環状部37を成形する成形金型は、各生産拠点用として複数のものが製造される。この際、成形金型を製作する加工情報は、共通の加工データとして加工機械に記憶される。この加工機械としては、例えばNC(Numerical Control)フライス盤を用いることができる。加工データは、金型素材の位置や主軸の動き等を数値化したものとなる。これにより、環状部37におけるスピン目付51は、任意の成形金型の金型目付成形面から転写されても、均一な形状で形成される。
【0027】
また、環状部37の文字板基板39を成形する合成樹脂には、転写性に優れる流動性を備えたものが使用される。転写性に優れた合成樹脂としては、シクロオレフィンポリマー樹脂(COP)等の熱可塑性プラスチックを好適に用いることができる。これにより、環状部37を成形する合成樹脂は、金型目付成形面に形成されているスピン目付模様を、環状部37の文字板基板39に忠実に転写することができる。
【0028】
次に、上記構成を有する文字板11の作用を説明する。
本実施形態に係る速度計15の文字板11では、円形状に形成された文字板基板39の外周縁に、図1(a)に示すように、外側に下る外周傾斜面49が形成される。そして、この外周傾斜面49には、スピン目付51が形成される。
【0029】
スピン目付51は、水平面59と垂直面61からなる複数の段部57が、外周傾斜面49に沿って階段状に連なる。更に、外周傾斜面49の半径方向外側には、外周側面取り面63が連続して形成される。この外周側面取り面63は、複数の段部57が階段状に連なるスピン目付51の水平面59に接続される。即ち、最下段の段部57の水平面59が、下り傾斜する外周側面取り面63に接続される。これにより、スピン目付51と外周側面取り面63の境67が、本物の金属加工の面取りに見られるような見栄えとなる。
【0030】
図6(a)の比較例に示すスピン目付51Aのように、逆に、最下段の段部57の垂直面61が、下り傾斜する外周側面取り面63に接続されると、境が盛り上がったように(盛り上がり部71と)なる。この盛り上がりによって、本物の金属を切削加工した場合と違和感が生じる。その結果、面取り加工した見栄えとしてユーザーに認識されない場合がある。本実施形態のスピン目付51の構成によれば、このような違和感が生じない。
【0031】
また、本実施形態の速度計15の文字板11では、外周傾斜面49に形成されたスピン目付51が、図1(b)に示すように、内周側面取り面65に接続される。この内周側面取り面65は、複数の段部57が階段状に連なるスピン目付51の垂直面61に接続される。即ち、最上段の段部57の垂直面61が、半径方向内側に下り傾斜する内周側面取り面65に接続される。これにより、スピン目付51と内周側面取り面65の境69が尖ったエッジ状となり、本物の金属加工の面取りに見られるような見栄えとなる。
【0032】
図6(b)の比較例に示すスピン目付51Aように、逆に、最上段の段部57の水平面59が、下り傾斜する内周側面取り面65に接続されると、挟角が鈍角になり、エッジが出現しにくくなる(鋭利さを失ってしまう)。このエッジの無い境73によって、本物の金属を切削加工した場合と違和感が生じる。その結果、面取り加工した見栄えとしてユーザーに認識されない場合がある。本実施形態のスピン目付51の構成によれば、このような違和感が生じない。
【0033】
更に、本実施形態の速度計15の文字板11では、それぞれの段部57が複数の同心円に形成される。これにより、一筆書きの様に螺旋状に段部57を形成(即ち、成形金型の成形面を切削形成)した場合の切り込み開始時、切り込み終了時の水平面59の漸減、漸増が生じない。これにより、スピン目付51と外周側面取り面63、およびスピン目付51と内周側面取り面65の境67、境69に、高精度なエッジが確実に形成され、本物の金属加工の面取りに見られるような見栄えとなる。
従って、本実施形態の速度計15によれば、文字板11が樹脂製品でありながら、本物の金属を切削して製造されたような見栄えを有し、視認者に高級感を感じさせることができる。
【0034】
ここで、上述した本発明に係る文字板及び当該文字板を備えた自動車用メータの実施形態の特徴をそれぞれ以下に簡潔に纏めて列記する。
[1] 樹脂成形によって円形状に形成され、外周縁に形成される外側に下る外周傾斜面49に円形中心を中心としたスピン目付51が形成される文字板基板39と、前記文字板基板39の表面に成膜される金属薄膜90と、前記スピン目付51を構成するために水平面59と垂直面61からなり前記外周傾斜面49に沿って階段状に連なる複数の段部57と、前記外周傾斜面49の半径方向外側に連続して形成されて前記水平面59に接続される外周側面取り面63と、を備えることを特徴とする自動車用メータの文字板11。
[2] 上記[1]の構成の自動車用メータの文字板11であって、前記外周傾斜面49の半径方向内側に連続して形成されて前記垂直面61に接続される内周側面取り面65を備えることを特徴とする文字板11。
[3] 上記[1]または[2]の構成の文字板11であって、前記スピン目付51のそれぞれの前記段部57が、前記円形中心を中心とした同心円に沿って延在して形成されていることを特徴とする文字板11。
[4] 上記[1]〜[3]の何れか1つの構成の文字板11を備えたことを特徴とする自動車用メータ(速度計)15。
【0035】
従って、本実施形態に係る自動車用メータの文字板11によれば、樹脂製品でありながら、本物の金属を切削して製造されたような見栄えを有し、金属切削品に比べ、安価で、且つ容易に量産できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【符号の説明】
【0036】
11…文字板
15…速度計(自動車用メータ)
39…文字板基板
49…外周傾斜面
51…スピン目付
57…段部
59…水平面
61…垂直面
63…外周側面取り面
65…内周側面取り面
90…金属薄膜
図1
図2
図3
図4
図5
図6