【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の実施形態によれば、ガイドワイヤ管の近位側部分内で第1光ファイバを終端させる方法を提供する。ガイドワイヤ管は、±0.0254mm(0.001インチ)の公差又はそれより優る公差で画定した外径を有する。本発明方法は、前記第1光ファイバを前記ガイドワイヤ管の近位側部分内で芯出しする芯出しステップを有する。
【0014】
一態様によれば、本発明方法は、さらに、前記外径が±0.0254mm(0.001インチ)の公差範囲又はそれより優る(厳密な)公差範囲内となるよう前記ガイドワイヤ管を研削、研磨、又はエッチングするステップを有する。
【0015】
一態様によれば、前記第1光ファイバの外径と前記ガイドワイヤ管の内径との間にはギャップが存在するものとし、本発明方法は、さらに、前記ギャップを少なくとも部分的に填隙するオーバーレイ管を前記第1光ファイバ上に摺動嵌合させるステップを有する。
【0016】
一態様によれば、前記芯出しステップは、前記第1光ファイバを前記ガイドワイヤ管の前記外径に対してアライメント芯出し管装置を使用して芯出しするものとし、本発明方法は、さらに、接着剤を使用して前記第1光ファイバを前記ガイドワイヤ近位側部分の中心に固定するステップを有する。
【0017】
一態様によれば、前記アライメント芯出し管装置は、前記ガイドワイヤ管の前記外径に適合する内径を有する第1フェルールと、前記第1光ファイバの外径に適合する内径を有する第2フェルールとを有するものとし、本発明方法は、さらに、前記第1フェルール及び前記第2フェルールを同心状に整列させるステップを有する。
【0018】
一態様によれば、前記第1フェルール及び前記第2フェルールを整列させるステップは、前記第1フェルール及び前記第2フェルール上に分割スリーブを使用して双方のフェルールを同軸状に保持するステップを有する。
【0019】
一態様によれば、前記第1光ファイバの外径と前記ガイドワイヤ管の内径との間にはギャップが存在するものとし、前記芯出しステップは、さらに、前記ギャップを少なくとも部分的に填隙するオーバーレイ管を前記第1光ファイバ上に摺動嵌合させるステップを有する。
【0020】
一態様によれば、前記アライメント芯出し管装置は、前記ガイドワイヤ管の前記外径に適合する内径を有する第1フェルールと、前記オーバーレイ管の外径に適合する内径を有する第2フェルールとを有するものとし、本発明方法は、さらに、前記第1フェルール及び前記第2フェルールを同心状に整列させるステップを有する。
【0021】
他の実施形態によれば、第1光ファイバをガイドワイヤ管の近位側部分内で接続する方法を提供し、この方法は、前記第1光ファイバを前記ガイドワイヤ管近位側部分内で芯出しするステップと、前記第1光ファイバのコア直径とは異なるコア直径を有する第2光ファイバを備える雌型コネクタに前記第1光ファイバを接続するステップとを有する。
【0022】
一態様によれば、本発明方法は、さらに、前記ガイドワイヤ管の外径に適合する内径を有する第1フェルールと、光学的信号を外部信号調整ユニットに中継するための第2光ファイバの外径に適合する内径を有する第2フェルールとを備える雌型光学的収容装置を有する雌型コネクタに前記第1光ファイバを接続するステップを有し、本発明方法は、さらに、第1フェルール及び第2フェルールを同心状に整列させるステップを有する。
【0023】
一態様によれば、前記第1フェルール及び前記第2フェルールを分割スリーブによりともに同軸状に保持して整列させるステップを有する。
【0024】
他の実施形態によれば、第1光ファイバを第2光ファイバに接続し、前記第1光ファイバをガイドワイヤ管の近位側部分内にほぼ芯出しし、この雌型光学的収容装置は、前記ガイドワイヤ管の外径に適合する長手方向軸線及び内径を有する第1フェルールと、前記第2光ファイバの外径に適合する長手方向軸線及び内径を有する第2フェルールとを備え、前記第1フェルールの長手方向軸線は、前記第2フェルールの長手方向軸線に整列しているものとする。
【0025】
一態様によれば、雌型光学的収容装置は、さらに、前記第1フェルール及び前記第2フェルール上に摺動嵌合して、これらフェルールを同時に固定し、これにより前記第1フェルールの長手方向軸線が前記第2フェルールの長手方向軸線に整列するようにした分割スリーブを備える。
【0026】
一態様によれば、前記第2光ファイバは、前記第1光ファイバのコア直径とは異なるコア直径を有し、前記第2光ファイバを前記第2フェルール内に固定する。
【0027】
他の実施形態によれば、第1光ファイバを第2光ファイバに接続し、前記第1光ファイバをガイドワイヤ管の近位側部分内でほぼ芯出しし、前記第2光ファイバは光学的インタフェースケーブル内に通し、かつこの光学的インタフェースケーブルから突出しているものとした、インタフェースコネクタハンドルを提供し、このインタフェースコネクタハンドルは、前記第1光ファイバを前記第2光ファイバに押付けて接触させるバイアス組立体を備える。
【0028】
一態様によれば、インタフェースコネクタハンドルは、さらに、前記第2光ファイバの遠位側端部における雌型光学的収容装置を備え、前記第1光ファイバを前記雌型光学的収容装置内に挿入して前記第2光ファイバに接触できるようにする。
【0029】
一態様によれば、前記バイアス組立体は、前記ガイドワイヤ管を押し込むコレットであって、前記コレットが閉鎖位置をとるとき前記ガイドワイヤ管を所定位置に保持する、該コレットを有する。
【0030】
一態様によれば、前記バイアス組立体は、さらに、バイアス装置、及びコネクタキャップを有し、前記コネクタキャップ内に前記ガイドワイヤ管を通して雌型光学的収容装置に向って摺動し、前記コネクタキャップは或る方向に移動可能であり、前記バイアス装置は、前記コネクタキャップの前記移動方向とは反対向きの対向力を発生し、前記対向力が前記コレットを強制的に前記閉鎖位置に向かわせるようにする。
【0031】
他の実施形態によれば、第1光ファイバをガイドワイヤ管の近位側部分内で終端させる方法を提供し、この方法は、アライメント芯出し管装置を使用して前記第1光ファイバを前記ガイドワイヤ管の外径に対して芯出しするステップと、さらに、接着剤を使用して前記第1光ファイバを前記ガイドワイヤ管近位側部分の中心に固定するステップとを有する。
【0032】
一態様によれば、前記アライメント芯出し管装置は、前記ガイドワイヤ管の前記外径に適合する内径を有する第1フェルールと、前記第1光ファイバの外径に適合する内径を有する第2フェルールとを有するものとし、本発明方法は、さらに、前記第1フェルール及び前記第2フェルールを同心状に整列させるステップを有する。
【0033】
一態様によれば、前記第1フェルール及び前記第2フェルールを整列させるステップは、前記第1フェルール及び前記第2フェルール上に分割スリーブを使用して双方のフェルールを同軸状に保持するステップを有する。
【0034】
本発明を一層理解できるようにする添付図面は、本明細書に組入れて明細書の一部をなし、本発明の原理を説明するのに供する記載とともに、本発明の例示的実施形態を示すものである。