特許第6200525号(P6200525)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6200525
(24)【登録日】2017年9月1日
(45)【発行日】2017年9月20日
(54)【発明の名称】信号送受信装置および信号送受信方法
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/2362 20110101AFI20170911BHJP
   H04N 21/6332 20110101ALI20170911BHJP
   H04N 21/434 20110101ALI20170911BHJP
【FI】
   H04N21/2362
   H04N21/6332
   H04N21/434
【請求項の数】15
【全頁数】39
(21)【出願番号】特願2015-560099(P2015-560099)
(86)(22)【出願日】2014年2月27日
(65)【公表番号】特表2016-513437(P2016-513437A)
(43)【公表日】2016年5月12日
(86)【国際出願番号】KR2014001620
(87)【国際公開番号】WO2014133336
(87)【国際公開日】20140904
【審査請求日】2015年8月28日
(31)【優先権主張番号】61/770,317
(32)【優先日】2013年2月28日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】502032105
【氏名又は名称】エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100092624
【弁理士】
【氏名又は名称】鶴田 準一
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【弁理士】
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100165191
【弁理士】
【氏名又は名称】河合 章
(74)【代理人】
【識別番号】100151459
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 健一
(72)【発明者】
【氏名】ファン スジン
(72)【発明者】
【氏名】キム チンピル
(72)【発明者】
【氏名】オ ヒョンムク
(72)【発明者】
【氏名】ソ チョンヨル
【審査官】 福西 章人
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−041848(JP,A)
【文献】 特開2010−074238(JP,A)
【文献】 国際公開第02/059785(WO,A1)
【文献】 特開2008−154149(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00−21/858
H04N 5/38−5/46
H04N 5/76−5/956
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
超高解像度(UHD)放送サービスのUHDビデオデータを生成するステップと、
記UHD放送サービスをシグナリングするシグナリング情報を生成するステップであって、
前記シグナリング情報は、前記UHD放送サービスに関連したチャネルのチャネル番号を示すチャネル番号情報と、前記チャネルに関連した前記UHDビデオデータを識別するソース識別情報と、前記UHDビデオデータを搬送するトランスポートストリームを識別するトランスポートストリーム識別情報と、を有し、
前記シグナリング情報は、前記UHD放送サービスに関連した前記チャネルがクリアカム(QAM)チャネルであることを示すチャネルモード情報と、前記チャネルに関連した前記UHD放送サービスの解像度を示す解像度情報と、を有するディスクリプタを有し、
前記解像度情報は、前記UHD放送サービスの前記解像度と異なる解像度を有する放送サービスに関連した他のチャネルが提供される否かをさらに示す、ステップと、
前記UHDビデオデータおよび前記シグナリング情報を多重化して放送信号を生成するステップと
前記放送信号を送信するステップと、を有する、信号送信方法。
【請求項2】
前記シグナリング情報は、前記他のチャネルにリンクするためのリンク情報を有するリンクディスクリプタ(linkage descriptor)をさらに有し、
前記リンク情報は、前記UHD放送サービスの前記解像度と異なる解像度を有する前記放送サービスに関連したチャネルのチャネル番号を示す情報と、前記他のチャネルに関連したビデオデータを識別する情報と、前記ビデオデータを搬送するトランスポートストリームを識別する情報と、を有する、請求項1に記載の信号送信方法。
【請求項3】
前記シグナリング情報は、前記UHD放送サービスのタイプを示すサービスタイプ情報をさらに有し、
前記シグナリング情報は、前記UHD放送サービスのコーデックタイプを示すストリームタイプ情報を有するサービスロケーションディスクリプタ(service location descriptor)をさらに有する、請求項1に記載の信号送信方法。
【請求項4】
前記シグナリング情報は、UHDメタデータ(metadata)を有するUHDディスクリプタをさらに有し、
前記UHDメタデータは、前記UHDビデオデータのコーデックタイプを示す情報と、前記UHDビデオデータのフレームレートを示す情報と、前記UHDビデオデータのアスペクト比を示す情報と、を有する、請求項1に記載の信号送信方法。
【請求項5】
高解像度(UHD)放送サービスのUHDビデオデータと、前記UHD放送サービスをシグナリングするシグナリング情報と、を有する放送信号を受信するステップであって、
前記シグナリング情報は、前記UHD放送サービスに関連したチャネルのチャネル番号を示すチャネル番号情報と、前記チャネルに関連した前記UHDビデオデータを識別するソース識別情報と、前記UHDビデオデータを搬送するトランスポートストリームを識別するトランスポートストリーム識別情報と、を有し、
前記シグナリング情報は、前記UHD放送サービスに関連した前記チャネルがクリアカム(QAM)チャネルであることを示すチャネルモード情報と、前記チャネルに関連した前記UHD放送サービスの解像度を示す解像度情報と、を有するディスクリプタを有し、
前記解像度情報は、前記UHD放送サービスの前記解像度と異なる解像度を有する放送サービスに関連した他のチャネルが提供される否かをさらに示す、ステップと、
前記UHDビデオデータおよび前記シグナリング情報をそれぞれ逆多重化するステップと、
記シグナリング情報をデコードするステップと、
前記デコードしたシグナリング情報に基づいて、前記UHDビデオデータをデコードするステップと、を有する、信号受信方法。
【請求項6】
前記シグナリング情報は、前記他のチャネルにリンクするためのリンク情報を有するリンクディスクリプタ(linkage descriptor)をさらに有し、
前記リンク情報は、前記UHD放送サービスの前記解像度と異なる解像度を有する前記放送サービスに関連したチャネルのチャネル番号を示す情報と、前記他のチャネルに関連したビデオデータを識別する情報と、前記ビデオデータを搬送するトランスポートストリームを識別する情報と、を有する、請求項5に記載の信号受信方法。
【請求項7】
前記シグナリング情報は、前記UHD放送サービスのタイプを示すサービスタイプ情報をさらに有し、
前記シグナリング情報は、前記UHD放送サービスのコーデックタイプを示すストリームタイプ情報を有するサービスロケーションディスクリプタ(service location descriptor)をさらに有する、請求項5に記載の信号受信方法。
【請求項8】
前記シグナリング情報は、UHDメタデータ(metadata)を有するUHDディスクリプタをさらに有し、
前記UHDメタデータは、前記UHDビデオデータのコーデックタイプを示す情報と、前記UHDビデオデータのフレームレートを示す情報と、前記UHDビデオデータのアスペクト比を示す情報と、を有する、請求項5に記載の信号受信方法。
【請求項9】
超高解像度(UHD)放送サービスのUHDビデオデータを生成するビデオ生成部と、
記UHD放送サービスをシグナリングするシグナリング情報を生成するシグナリング情報生成であって、
前記シグナリング情報は、前記UHD放送サービスに関連したチャネルのチャネル番号を示すチャネル番号情報と、前記チャネルに関連した前記UHDビデオデータを識別するソース識別情報と、前記UHDビデオデータを搬送するトランスポートストリームを識別するトランスポートストリーム識別情報と、を有し、
前記シグナリング情報は、前記UHD放送サービスに関連した前記チャネルがクリアカム(QAM)チャネルであることを示すチャネルモード情報と、前記チャネルに関連した前記UHD放送サービスの解像度を示す解像度情報と、を有するディスクリプタを有し、
前記解像度情報は、前記UHD放送サービスの前記解像度と異なる解像度を有する放送サービスに関連した他のチャネルが提供される否かをさらに示す、シグナリング情報生成部と、
前記UHDビデオデータおよび前記シグナリング情報を多重化して放送信号を生成する多重化部と、
前記放送信号を送信する通信部と、を備える、信号送信装置。
【請求項10】
前記シグナリング情報は、前記他のチャネルにリンクするためのリンク情報を有するリンクディスクリプタ(linkage descriptor)をさらに有し、
前記リンク情報は、前記UHD放送サービスの前記解像度と異なる解像度を有する前記放送サービスに関連したチャネルのチャネル番号を示す情報と、前記他のチャネルに関連したビデオデータを識別する情報と、前記ビデオデータを搬送するトランスポートストリームを識別する情報と、を有する、請求項9に記載の信号送信装置。
【請求項11】
前記シグナリング情報は、前記UHD放送サービスのタイプを示すサービスタイプ情報をさらに有し、
前記シグナリング情報は、前記UHD放送サービスのコーデックタイプを示すストリームタイプ情報を有するサービスロケーションディスクリプタ(service location descriptor)をさらに有する、請求項9に記載の信号送信装置。
【請求項12】
前記シグナリング情報は、UHDメタデータ(metadata)を有するUHDディスクリプタをさらに有し、
前記UHDメタデータは、前記UHDビデオデータのコーデックタイプを示す情報と、前記UHDビデオデータのフレームレートを示す情報と、前記UHDビデオデータのアスペクト比を示す情報と、を有する、請求項9に記載の信号送信装置。
【請求項13】
高解像度(UHD)放送サービスのUHDビデオデータと、前記UHD放送サービスをシグナリングするシグナリング情報と、を有する放送信号を受信する通信部であって、
前記シグナリング情報は、前記UHD放送サービスに関連したチャネルのチャネル番号を示すチャネル番号情報と、前記チャネルに関連した前記UHDビデオデータを識別するソース識別情報と、前記UHDビデオデータを搬送するトランスポートストリームを識別するトランスポートストリーム識別情報と、を有し、
前記シグナリング情報は、前記UHD放送サービスに関連した前記チャネルがクリアカム(QAM)チャネルであることを示すチャネルモード情報と、前記チャネルに関連した前記UHD放送サービスの解像度を示す解像度情報と、を有するディスクリプタを有し、
前記解像度情報は、前記UHD放送サービスの前記解像度と異なる解像度を有する放送サービスに関連した他のチャネルが提供される否かをさらに示す、通信部と、
前記UHDビデオデータおよび前記シグナリング情報をそれぞれ逆多重化する逆多重化部と、
記シグナリング情報をデコードするシグナリング情報復号部と、
前記デコードしたシグナリング情報に基づいて、前記UHDビデオデータをデコードするビデオデコーダと、を備える、信号受信装置。
【請求項14】
前記シグナリング情報は、前記他のチャネルにリンクするためのリンク情報を有するリンクディスクリプタ(linkage descriptor)をさらに有し、
前記リンク情報は、前記UHD放送サービスの前記解像度と異なる解像度を有する前記放送サービスに関連したチャネルのチャネル番号を示す情報と、前記他のチャネルに関連したビデオデータを識別する情報と、前記ビデオデータを搬送するトランスポートストリームを識別する情報と、を有する、請求項13に記載の信号受信装置。
【請求項15】
前記シグナリング情報は、前記UHD放送サービスのタイプを示すサービスタイプ情報をさらに有し、
前記シグナリング情報は、前記UHD放送サービスのコーデックタイプを示すストリームタイプ情報を有するサービスロケーションディスクリプタ(service location descriptor)をさらに有する、請求項13に記載の信号受信装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、信号送受信装置および信号送受信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
クリアカム(Clear QAM)とは、非暗号化(暗号化されていない)(unencrypted)ケーブルチャネルを用いた放送サービスのことをいう。クリアカムを利用すると、既存の(existing)ケーブル放送サービス加入者だけでなく、デジタルケーブル放送受信チップが内蔵されたDTVのユーザも、非暗号化チャネルの放送を視聴することができる。クリアカムを導入すると、高画質コンテンツの流通経路が多様化することによってコンテンツを多様化することができる。また、広い帯域幅に基づいて高品質の超高解像度(超高精細)(Ultra High Definition:UHD)放送サービスが可能である。
【0003】
しかしながら、様々な解像度を有するビデオサービスが全てクリアカムでサポート(支援)される(supported)わけではない。したがって、様々な解像度を有するビデオサービスを支援できるクリアカムに関連する技術が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、クリアカムサービスを用いて既存のケーブル網に基づいて高品質4Kコンテンツを提供することができる信号送受信方法および信号送受信装置を提供することにある。
【0005】
本発明の他の目的は、既存のHDもしくはSDチャネル(チャンネル)(channel)とUHDチャネル(チャンネル)(channel)とが重複する場合、UHD受信器にUHD放送を提供するために、チャネルを連動させることができる信号送受信方法および信号送受信装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施例によれば、信号送信方法は、超高解像度(超高精細)(Ultra High Definition;UHD)ビデオデータをエンコード(符号化)(encode)するステップと、エンコードしたUHDビデオデータに基づくUHD放送サービスをシグナリングするシグナリング情報をエンコードするステップと、エンコードしたビデオデータおよびシグナリング情報を多重化し、該多重化したデータを送信するステップと、を有し、シグナリング情報は、クリア(clear)カム(直交振幅変調(Quadrature Amplitude Modulation;QAM))UHDサービスに関する識別情報を有する。
【0007】
また、クリアカムUHDサービスに関する情報は、ケーブル仮想チャネルテーブル(Cable Virtual Channel Table;CVCT)内の高度テレビジョンシステムズ委員会(Advanced Television Systems Committee;ATSC)private information descriptor(個人情報ディスクリプタ)に有されてもよい。
【0008】
また、クリアカムUHDサービスに関する情報は、地上仮想チャネルテーブル(Terrestrial Virtual Channel Table;TVCT)に有されてもよい。
【0009】
一方、シグナリング情報は、UHDサービスに関する情報および自動チャネル切替のための追加情報を有するダイレクト(直接)チャネル切替テーブル(Direct Channel Change Table;DCCT)を有し、UHDサービスは、DCCTで予め設定された条件を満たすと、自動的にUHDチャネルに接続されて(を介して)(via a UHD channel)提供されてもよい。
【0010】
本発明の他の実施例によれば、信号受信方法は、多重化された放送信号に有される超高解像度(超高精細)(Ultra High Definition;UHD)ビデオデータおよび該UHDビデオデータに基づくUHD放送サービスをシグナリングするシグナリング情報を受信するステップと、UHDビデオデータおよびシグナリング情報をそれぞれ逆多重化するステップと、逆多重化したシグナリング情報をデコード(復号)(decode)するステップと、デコードしたシグナリング情報に基づいて、逆多重化したUHDビデオデータをデコードするステップと、を有し、シグナリング情報は、クリア(clear)カム(直交振幅変調(Quadrature Amplitude Modulation;QAM))UHDサービスに関する識別情報を有する。
【0011】
また、クリアカムUHDサービスに関する情報は、ケーブル仮想チャネルテーブル(Cable Virtual Channel Table;CVCT)内の高度テレビジョンシステムズ委員会(Advanced Television Systems Committee;ATSC)private information descriptor(個人情報ディスクリプタ)に有されてもよい。
【0012】
また、クリアカムUHDサービスに関する情報は、地上仮想チャネルテーブル(Terrestrial Virtual Channel Table;TVCT)に有されてもよい。
【0013】
一方、シグナリング情報は、UHDサービスに関する情報および自動チャネル切替のための追加情報を有するダイレクト(直接)チャネル切替テーブル(Direct Channel Change Table;DCCT)を有し、UHDサービスは、DCCTで予め設定された条件を満たすと、自動的にUHDチャネルに接続されて(を介して)(via a UHD channel)提供されてもよい。
【発明の効果】
【0014】
本発明の実施例によれば、クリアカムサービスを用いて既存のケーブル網に基づいて高品質4Kコンテンツを提供することができる。
【0015】
本発明の実施例によれば、既存のHDもしくはSDチャネルとUHDチャネルとが重複する場合、UHD受信器にUHD放送を提供するためにチャネルを連動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の一実施例に係る信号送信方法を示すフローチャートである。
図2】本発明の一実施例に係るUHD放送サービス提供処理(過程)(process)を説明する図である。
図3】本発明の一実施例に係るシグナリング情報を例示する図である。
図4】本発明の一実施例に係る、クリアカムを用いてUHDサービスを提供するためにシグナリング情報をシグナリングする方法を例示する図である。
図5】本発明の一実施例に係る、クリアカムを用いてUHDサービスを提供するためのシグナリング情報を説明する図である。
図6】本発明の一実施例に係るコーデック情報をシグナリングする例を説明する図である。
図7】本発明の一実施例に係る、UHDサービスを提供するための具体的なシグナリング情報を説明する図である。
図8】本発明の一実施例に係る、UHDチャネルを提供するためのシグナリング情報を説明する図である。
図9】本発明の他の実施例に係る、クリアカムを用いてUHDサービスを提供するためのシグナリング情報を説明する図である。
図10】本発明のサービスによるディスクリプタ情報の実施例を説明する図である。
図11】本発明の一実施例に係る重複チャネルシグナリング情報を例示する図である。
図12】本発明の他の実施例に係る、UHDサービスを提供するためのシグナリング情報を説明する図である。
図13】本発明の他の実施例に係る、UHDサービスを提供するための他のシグナリング情報を説明する図である。
図14】本発明の他の実施例に係る重複チャネルシグナリング情報を例示する図である。
図15】本発明の他の実施例に係る、UHDチャネルに移動するための一つのシグナリング情報を例示する図である。
図16】本発明の他の実施例に係る、UHDチャネルに移動するための具体的なシグナリング情報を例示する図である。
図17】本発明の他の実施例に係る、UHDチャネルに移動するための追加情報をシグナリングする例を説明する図である。
図18】本発明の一実施例に係る信号受信装置を説明する図である。
図19】本発明の一実施例に係る信号受信方法を示すフローチャートである。
図20】本発明の一実施例に係る信号送信装置を示すブロック図である。
図21】本発明の一実施例に係る信号受信装置を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明を容易に説明できる実施例を、図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、本発明の一実施例に係る信号送信方法を示すフローチャートである。
【0019】
信号送信装置は、UHD(Ultra High Definition)ビデオデータをエンコード(符号化)(encode)することができる(S110)。例えば、UHDビデオデータは、4K、8K、16Kなどの解像度を有することができる。
【0020】
信号送信装置は、エンコードされたUHDビデオデータに基づくUHD放送サービスをシグナリングするシグナリング情報をエンコードすることができる(S120)。UHDビデオサービスをシグナリングする例および具体的なシグナリング情報については後述する。
【0021】
信号送信装置は、エンコードされたビデオデータおよびシグナリング情報を多重化し、該多重化されたデータを伝送(送信)する(transmit)ことができる(S130)。シグナリング情報は、クリアカム(clear QAM)UHDサービスに関する識別情報を含むことができる。そして、クリアカムUHDサービスに関する情報は、CVCT(Cable Virtual Channel Table)およびTVCT(Terrestrial Virtual Channel Table)の少なくとも一つに含まれてもよい。
【0022】
以下、UHDビデオサービスを識別できる実施例、およびそのビデオシグナリング情報を送信する実施例を詳しく説明する。
【0023】
図2は、本発明の一実施例に係るUHD放送サービス提供処理を説明する図である。
【0024】
コンテンツプロバイダ100は、UHDビデオをコンテンツとして生成することができる。例えば、4K UHDビデオを撮るカメラなどを用いて、UHD放送サービスを提供するUHDビデオ(A)を生成することができる。
【0025】
伝送部200は、ビデオエンコーダ210、多重化部220、およびチャネルコーディングおよび変調部230を含むことができる。
【0026】
ビデオエンコーダ210は、超高解像度(UHD)ビデオを圧縮してエンコードすることができる。例えば、4K UHDビデオをエンコードするためにHEVCなどのコーディング方式を用いることができる。
【0027】
多重化部220は、エンコードされたUHDビデオのストリーム、オーディオストリームなどの他のストリーム、および以下に開示するシグナリング情報を多重化してトランスポート(伝送)(transport)ストリームを出力することができる。
【0028】
チャネルコーディングおよび変調部230は、トランスポートストリームをチャネルコーディングして多重化し、放送信号として伝送することができる。
【0029】
受信部300は、復調部310、逆多重化部320、およびビデオデコーダ330を含むことができる。
【0030】
復調部310は、受信した放送信号を復調してトランスポートストリームを出力することができる。
【0031】
逆多重化部320は、トランスポートストリームを逆多重化し、ビデオストリーム、オーディオストリーム、および以下に開示するシグナリング情報を出力することができる。
【0032】
ビデオデコーダ330は、超高解像度(UHD)ビデオをデコード(復号)(decode)することができる。例えば、4K UHDビデオ(B)をデコードして4K UHDビデオプロセシング(処理)(processing)を行うことができる。例えば、受信器は、デコードしたビデオへの画質処理、フレームレート変換(frame rate conversion)などの、ディスプレイのためのビデオプロセシングを行うことができる。
【0033】
以下、このようなシステムにおいて、チャネルもしくはサービスが、UHD放送サービスが行われる場合にこれに関連した情報を伝達(搬送)する(deliver)実施例を開示する。本発明の実施例によれば、4K解像度のビデオの、例えば、ビデオコーディングのプロファイル情報などのUHDビデオ要素に関する詳細情報を伝達することができる。そして、HDビデオの既存のサービスもしくはイベントと連動する4K UHDサービスもしくはイベントに関する情報を伝達することができる。そして、UHDビデオを伝送するチャネルと連動するチャネルのチャネル番号の他、当該チャネルの物理特性も伝達することができる。
【0034】
信号送信装置は、当該チャネルの暗号化と映像解像度による同一放送送出(送信)(transmission)の有無となどを知らせるためのシグナリング情報をシグナリングすることができる。このとき、シグナリング情報は、現在もしくは後で放送されるイベントが4K UHDビデオ信号を含むという情報を含むことができる。また、信号送信装置は、SDやHDなどの既存のサービスもしくはイベントと連動する4K UHDサービス/イベントに関する情報を伝達することができる。
【0035】
例えば、PSIPセクションに含まれるTVCT(Terrestrial Virtual Channel Table)およびCVCT(Cable Virtual Channel Table)の少なくとも一つにおいてservice_typeフィールドを用いて、当該チャネルで4K UHD放送サービスが行われるという情報をシグナリングすることができる。4K UHDの詳細情報もしくは重複チャネルの有無に関する情報は、別のディスクリプタ(デスクリプタ)(descriptor)を用いてシグナリングすることができる。ここで、詳細情報は、コーデック情報、非暗号化チャネルの有無、重複チャネル確認のための解像度構成情報、UHDビデオ情報、UHDチャネルリンク情報などを含む。
【0036】
図3は、本発明の一実施例に係るシグナリング情報を例示する図である。同図は、PSIPを例示する。PSIPに含まれる情報を説明すると、次のとおりである。
【0037】
table_idフィールドはテーブルを識別する。(The value of this 8-bit field shall identify the PSIP Table to which this section belongs.)例えば、table_idフィールドが0xC8であれば、TVCT(Terrestrial Virtual Channel Table)を意味し、PSIP_table_data位置に関連するディスクリプタが含まれる。table_idフィールドが0xC9であれば、CVCT(Cable Virtual Channel Table)を意味し、PSIP_table_data位置に関連するディスクリプタが含まれる。
【0038】
section_syntax_indicatorフィールドは、MPEG−2 private_sectionテーブルの“long”形態を示すために1にセットされる1ビットフィールドである。(This 1-bit field shall be set to '1' to always indicate the "long" form of the MPEG-2 private_section table.)
【0039】
private_indicatorフィールドは、1にセットされる1ビットフィールドである。(This 1-bit field shall be set to '1'.)
【0040】
section_lengthフィールドは、このフィールドに続くテーブルセクションの長さをバイト数で示す。(This is a 12-bit field, the first two bits of which shall be "00". It specifies the number of bytes of the section, starting immediately following the section_length field and including the CRC. The section_length shall not exceed 1021 so that the entire section has a maximum length of 1024 bytes.)
【0041】
table_id_extensionフィールドは16ビットフィールドであり、テーブルに従属的である(依存する)。(This is a 16-bit field and is table-dependent. It shall be considered to be logically part of the table_id field providing the scope for the remaining fields.)
【0042】
version_numberフィールドは、テーブルのバージョン番号を示す5ビットフィールドである。(This 5-bit field is the version number of the PSIP_section. The version_number shall be incremented by 1 modulo 32 when a change in the information carried within the PSIP_section occurs. When the current_next_indicator is set to '0', then the version_number shall be that of the next applicable PSIP_section with the same table_id, table_id_extension, and section_number.)
【0043】
current_next_indicatorフィールドは1ビットフィールドであり、このテーブルが現在適用可能かもしくは次に適用可能かを示す。(A 1-bit field, which when set to '1' indicates that the PSIP_section sent is currently applicable. When the current_next_indicator is set to '1', then the version_number shall be that of the currently applicable PSIP_section. When the bit is set to '0', it indicates that the PSIP_section sent is not yet applicable and shall be the next PSIP_section with the same section_number, table_id_extension, and table_id to become valid.)
【0044】
section_numberフィールドは、セクションの番号を示す。(This 8-bit field gives the number of the PSIP_section. The section_number of the first section in a PSIP table shall be 0x00. The section_number shall be incremented by 1 with each additional section in PSIP table. The scope of the section_number shall be defined by the table_id and table_id_extension. That is, for each PSIP table and value of the table_id_extension field, there is the potential for the full range of section_number values.)
【0045】
last_section_numberフィールドは、最後のセクションの番号を特定する。(This 8-bit field specifies the number of the last section (that is, the section with the highest section_number) of the PSIP table of which this section is a part. Its scope is the same as for the section_number field.)
【0046】
protocol_versionフィールドは、現在のプロトコルで定義されているパラメータと異なるパラメータを、現在のテーブルタイプが後で持つことができるようにするための機能を有するフィールドである。(An 8-bit unsigned integer field whose function is to allow, in the future, this table type to carry parameters that may be structured differently than those defined in the current protocol. At present, the only valid value for protocol_version is zero. Non-zero values of protocol_version may be used by a future version of this standard to indicate structurally different tables.)
【0047】
CRC_32は、CRC値を含む32ビットフィールドである。(This is a 32-bit field that contains the CRC value that gives a zero output of the registers in the decoder.)
【0048】
クリアカムを用いてUHDサービスを提供するために、信号送信装置は、CVCTおよびTVCTのうち少なくとも一つのテーブルを用いてUHDサービスに関する識別情報をシグナリングする。一実施例として、CVCT内にATSC private information descriptorが含まれている場合、ATSC private information descriptorを用いて、UHDサービスに関する識別情報をシグナリングすることができる。CVCT内にATSC private information descriptorが含まれていない場合、TVCT内でUHDチャネル情報をシグナリングすることができ、CVCTもしくはTVCTに含まれるフィールドを用いて、当該チャネルで4K UHDサービスが行われるという情報をシグナリングすることができる。信号送信装置は、CVCTおよびTVCT内に含まれたディスクリプタを用いて4K UHDサービスに対する詳細情報をシグナリングすることができる。CVCTそのものが含まれていない場合、信号受信装置は、当該サービスをVODサービスと見なし、受信しなくてもよい。
【0049】
図4は、本発明の一実施例に係る、クリアカムを用いてUHDサービスを提供するためにシグナリング情報をシグナリングする方法を例示する図である。図4では、CVCT内にATSC private information descriptorが含まれる場合におけるシグナリング方法を例示している。
【0050】
table_idフィールドはテーブルを識別する。図3で説明したとおり、図4に示すテーブルはCVCTであるので、table_idの値は0x09である。section_syntax_indicatorフィールド、private_indicatorフィールド、section_lengthフィールド、version_numberフィールド、current_next_indicatorフィールド、section_numberフィールド、last_section_numberフィールド、protocol_versionフィールドについては図3で説明したので、ここでは説明を省略する。
【0051】
transport_stream_idフィールドは、テーブル内にあるMPEG−2トランスポートストリーム(Transport Stream:TS)の識別子を示す。(To distinguish each transport stream within a single network (terrestrial, cable or satellite) from another, MPEG-2 established the use of a 16-bit (ranging from 0 to 65535) transport_stream_identifier, which is also called a TSID.)
【0052】
num_channels_in_sectionフィールドは、仮想チャネル解像度の数を示す。(The num_channels_in_section field in ATSC Cable Virtual Channel table CVCT table sections is an eight-bit field that indicates the number of virtual channel definitions to follow in the table section.)
【0053】
short_nameフィールドは、仮想チャネルのためのショートネーム(short name)を示す112ビットフィールドである。(The short_name field is a 112-bit field in ATSC CVCT table sections that gives the short_name for the virtual channel. Each letter of the short_name is formatted as a 16-bit Unicode character, with the high order byte transmitted first. So, short_name for TVCT and CVCT entries is seven Unicode characters, which short_name for SVCT entries is eight Unicode characters. If the display name is less than the number of permitted characters, 0/0x00 is appended to the end until the allotted number of bits has been reached.)
【0054】
ATSCチャネル番号(数字)(number)は、2つのパート(2部)(two parts)のチャネル番号で表示される。
【0055】
major_channel_numberフィールドは、仮想チャネルと関連したメジャーチャネル(チャンネル)の番号(数)(number of major channel)を示す。(A 10-bit number that represents the “major” channel number associated with the virtual channel being defined in this iteration of the “for” loop. Each virtual channel shall be associated with a major and a minor channel number. The major channel number, along with the minor channel number, act as the user’s reference number for the virtual channel. The major_channel_number shall be between 1 and 99. The value of major_channel_number shall be set such that in no case is a major_channel_number/ minor_channel_number pair duplicated within the CVCT.)
【0056】
minor_channel_numberフィールドは、仮想チャネルと関連したマイナーチャネル(チャンネル)(サブチャネル)の番号(number of minor channel)を示す。(A 10-bit number in the range 0 to 999 that represents the “minor” or “sub”- channel number. This field, together with major_channel_number, performs as a two-part channel number, where minor_channel_number represents the second or right-hand part of the number. When the service_type is analog television, minor_channel_number shall be set to 0.)
【0057】
modulation modeフィールドは、仮想チャネルのトランスポートキャリアに対する変調方式を示す。(The modulation_mode is an eight-bit field in a virtual channel entry tells receivers the modulation used to transmit individual channels.)
【0058】
carrier_frequencyフィールドは、トランスポート仮想チャネルで用いられるキャリア周波数情報を伝送する。(The carrier frequency is a 32-bit field that transmits the carrier frequency used by the transport carrying the virtual channel.)
【0059】
channel_TSIDフィールドは、仮想チャネルと関連したMPEG−2プログラムを送信するトランスポートストリーム(Transport Stream:TS)に対するMPEG−2 Transport Stream IDを示す。(The channel_TSID is a 16-bit unsigned integer field that gives the transport_stream_id of the channel that carries (or for inactive channels, will carry) the virtual channel.)
【0060】
program_numberフィールドは、TS内の各プログラムサービスもしくは仮想チャネルを識別する。(The program_number is a 16-bit unsigned integer that uniquely identifies each program service (or virtual channel) present in a transport stream.)
【0061】
ETM_locationフィールドは、チャネル、イベントもしくはデータイベントのための拡張されたテキストメッセージが存在するか否かを示す。(The ETM_location field denotes whether there is an extended text message for the channel (Channel Extended Text table or CETT), event (Event Extended Text table) or data event (Data Extended Text table).)
【0062】
access_controlledフィールドは、当該仮想チャネルと関連したイベントが制御され得るか否かを示す。(When access_controlled is set to '1', this means that events associated with this virtual channel may be access controlled. When set to '0', access to event is not controlled.)
【0063】
hiddenフィールドは、当該チャネルが仮想チャネル番号のdirect entry(もしくは、フィールド、属性、エンティティ(個体)(entity))によってアクセス(access)され得るか否かを示す。(When hidden is set to '1', this means the channel cannot be accessed by direct entry of the virtual channel number. When set to '0', the virtual channel can be accessed by direct entry.)
【0064】
path_selectフィールドは、仮想チャネルを活性化チャネルの伝送パスと関連付けるCVCT内のフィールドである。(The path_select is a 1-bit field in a Cable Virtual Channel table (CVCT) entry that associates a virtual channel with a transmission path of an active channel or when the channel will be active.)
【0065】
out_of_bandフィールドは、仮想チャネルがOOB(Out-Of-Band)物理伝送チャネルで伝送されるか否かを示す。(The out_of_band is a 1-bit Boolean field in a Cable Virtual Channel table entry that when set to '1' is carried on the out-of-band physical transmission channel. When clear or '0', the virtual channel is carried within a tuned multiplex. When the channel is inactive, out_of_band reflects the channel that will be valid when the channel is again active.)
【0066】
hide_guideフィールドは、当該チャネルが仮想チャネル番号のdirect entry(もしくは、フィールド、属性、エンティティ)によってアクセスされ得るか否かを示す。(When hide_guide is set to '1', this means the channel cannot be accessed by direct entry of the virtual channel number. When set to '0', the virtual channel can be accessed by direct entry.)
【0067】
service_typeフィールドは、仮想チャネルでセットされたサービスタイプを識別する。(The service_type is a 6-bit enumerated field that identifies the type of service set in the virtual channel.)UHDサービスのための一実施例として、サービスタイプは、parameterized service(0x07)、extended parameterized service(0x09)もしくはnew DTV service(0x10)と指定されてもよい。上述したサービス名称および値(value)は一実施例であり、他の名称もしくは値に設定されてもよい。
【0068】
source_idフィールドは、16ビットの符号なし整数であり、仮想チャネルと関連したプログラミングソースを示す。(A 16-bit unsigned integer number that identifies the programming source associated with the virtual channel. In this context, a source is one specific source of video, text, data, or audio programming. Source ID value zero is reserved. Source ID values in the range 0x0001 to 0x0FFF shall be unique within the Transport Stream that carries the VCT, while values 0x1000 to 0xFFFF shall be unique at the regional level. Values for source_ids 0x1000 and above shall be issued and administered by a Registration Authority designated by the ATSC.)
【0069】
descriptors_lengthフィールドは、次のディスクリプタフィールドのバイト長(length in bytes)を伝送する。(The descriptors_length is a 10-bit unsigned integer field that signals the length in bytes of the descriptor field to follow. If there are no descriptors present, zero would be appropriate.)
【0070】
descriptorは、テーブル内に位置する ディスクリプタループ(descriptor loop)である。ディスクリプタループは、追加のdescriptorを含むことができる。本発明で、UHDサービスのための一実施例として、ディスクリプタループはATSC_private_information_descriptorを含むことができる。また、ディスクリプタループは、UHD_descriptorなどの追加のdescriptorをさらに含むことができる。
【0071】
図5は、本発明の一実施例に係る、クリアカムを用いてUHDサービスを提供するためのシグナリング情報を説明する図である。
【0072】
transport_stream_idフィールドは、0のPID値を有するPAT(Program Association Table)内にある16ビットMPEG−2 Transport Stream IDと同一である。transport_stream_idフィールドによって、他の物理伝送チャネルで放送されるTVCTは区別される。
【0073】
major_channel_numberフィールドは、10ビットであり、ループの繰り返し文(iteration)内で定義される仮想チャネル(virtual channel)と関連したメジャーチャネル番号(major channel number)を示す。それぞれの仮想チャネルは、majorおよびminor channel numberで接続されなければならない。minor channel numberと共にmajor channel numberは、当該仮想チャネルに対するユーザの参照(基準)番号(reference number)として用いられる。major_channel_numberは、1乃至99の範囲の値を有する。
【0074】
minor_channel_numberフィールドは、マイナーもしくはサブチャネル番号(number of minor or sub channels)を示し、service_typeがATSC_digital_televisionであるサービスは、1乃至99の範囲のminor numberを使用する。
【0075】
modulation modeフィールドは、仮想チャネルのトランスポートキャリアに対する変調方式を示し、carrier_frequencyフィールドは、トランスポート仮想チャネルによって用いられるキャリア周波数情報を伝送する。channel_TSIDフィールドは、仮想チャネルと関連したMPEG−2プログラムを送信するTSに対するMPEG−2 Transport Stream ID値を示す。
【0076】
source_idフィールドは、当該仮想チャネルに接続されたプログラミングソース(programming source)を示す16ビットである。ここで、sourceは、ビデオ、テキスト、データもしくはオーディオプログラミングなどの一つの特定ソースを指す。source_idフィールドは、当該VCTを送信するTS内で0x1000乃至0x0FFFの範囲内の唯一の値を有する。
【0077】
service_typeフィールドは、仮想チャネルでセットされたサービスタイプを識別する。(The service_type is a 6-bit enumerated field that identifies the type of service set in the virtual channel.)一実施例として、service_typeフィールドは、UHDサービスを提供するために、parameterized service(0x07)、extended parameterized service(0x09)もしくはnew DTV service(0x10)のいずれか一つであると定義され指定されてもよい。上述したサービス名称および値(value)は一実施例であり、他の名称もしくは値に設定されてもよい。
【0078】
一実施例として、ディスクリプタループは、service_location_descriptor、ATSC_private_information_descriptorおよびUHD_descriptorを含むことができる。service_location_descriptorは、エレメントストリーム(element stream)のtype情報を含むことができる。ATSC_private_information_descriptorは、チャネルの暗号化および同一放送送出の有無に関する情報を含むことができる。UHD_descriptorは、UHD放送復元(restoration)のための情報を含むことができる。各ディスクリプタの詳細については後述する。
【0079】
例えば、CVCTチャネル内にATSC_private_information_descriptorが存在すると、信号送信装置は、UHDチャネル、HDチャネルおよびSDチャネルを区別し、信号受信装置で重複受信しないようにする。このため、信号送信装置は、ATSC_private_information_descriptor内に含まれたchannel modeおよびresolutionフィールドを用いてUHDチャネルをシグナリングする。また、信号送信装置は、CVCTとTVCT内に含まれたdesriptorを用いて4K UHDビデオの詳細情報をシグナリングする。例えば、UHDビデオの詳細情報は、解像度、フレームレート(frame rate)、アスペクト比、bit depth、クロマ(chroma)サンプリングなどの情報を含むことができる。このような詳細情報は、parameterized serviceもしくはextended parameterized serviceの場合、component list descriptorおよびparameterized service descriptorを用いてシグナリングすることができる。もしくは、new DTV serviceの場合、別のディスクリプタを用いてシグナリングすることができる。
【0080】
一実施例として、解像度(resolution)のみが異なる同一内容のコンテンツが1つの物理チャネル(physical channel)を介して同時伝送される場合、物理チャネルを示すtransport_stream_idは同一であり、仮想チャネルを示すsource_idは異なってもよい。このため、信号受信装置は、channel_TSID、source_id、major_channel_numberおよびminor_channel_number情報を確認する。
【0081】
他の例として、物理チャネルが異なる場合にも、解像度のみ異なる同一内容のコンテンツが伝送されてもよい。したがって、チャネル切替のために、channel_TSID、source_id、major_channel_numberおよびminor_channel_number情報に加えて、transport_stream_id、modulation_modeおよびcarrier_frequency情報などをさらに必要としてもよい。また、UHD_descriptorは、信号受信装置がUHDサービスを受信できるか否かを判断する上で必要な情報を含むことができる。
【0082】
図6は、本発明の一実施例に係るコーデック情報をシグナリングする例を説明する図である。
【0083】
service_location_descriptorは、descriptors_lengthフィールドの次に位置することができる。service_location_descriptorは次の情報を含むことができる。
【0084】
descriptor_tagフィールドは、このディスクリプタを識別する識別子を含むことができ、descriptor_lengthフィールドはディスクリプタの長さを示す。
【0085】
PCR_PIDフィールドは、プログラムサービスのためにPCR(Program Clock Reference)を発見できるパケットを識別する識別子を示す。(The PCR_PID is the packet id where the program clock reference for a program service can be found.)
【0086】
number_elementsフィールドは、当該ディスクリプタにリストされた要素の数を示す。(The number_elements is that gives the number of elements listed in the descriptor.)
【0087】
stream_typeフィールドは、当該サービス(もしくは、チャネル)で伝送されるビデオがどのようなコーデックを用いて圧縮されたかを知らせる。一実施例として、stream_typeが0x1Bである場合、伝送されるビデオデータがAVC/H.264を用いて圧縮されたことを意味する。stream_typeが0x24である場合、伝送されるビデオデータがHEVCを用いて圧縮されたことを意味する。stream_typeは、CVCT内のservice_location_descriptorに位置することができる。
【0088】
elementary_PIDフィールドは、特定のエレメンタリストリーム(elementary stream)を発見するためのPMTセクション内で指定されたパケットIDを示す。(The elementary_PID is the packet id indicated in a PMT section to fine a particular elementary stream.)
【0089】
ISO_639_language_codeフィールドは、エレメンタリストリームで用いられる言語を特定するためにservice_location_descriptor内に含まれるフィールドである。(The ISO_639_language_code is a 24-bit three ASCII character field in an ATSC Service location descriptor that in conformance with ISO 639.2/B specifies the language used for the elementary stream.)
【0090】
図7は、本発明の一実施例に係る、UHDサービスを提供するための具体的なシグナリング情報を説明する図である。
【0091】
図7は、ケーブル放送事業者の総合(全体)(total)チャネル周波数編成バージョン、当該チャネルが暗号化されたか否かおよびVODチャネルか否か、映像解像度、および同一放送送出の有無などを知らせるためのクリアカムDTV用記述子のビット列構文の一実施例を示す。このディスクリプタは、全てのチャネルのCVCT内にあるディスクリプタループに存在する。
【0092】
descriptor_tagフィールドは、ATSC_private_information_descriptorであることを示し、8ビットフィールドであって、値0xADを有する。
【0093】
descriptor_lengthフィールドは、descriptor_lengthフィールド以降から当該ディスクリプタの最後までの、ディスクリプタの残り長さをバイト単位で示す8ビットフィールドであり、値0x09を有する。
【0094】
format_identifierフィールドは、ATSC_private_information_descriptorの使用のためにSMPTEに登録された値を使用し、32ビットであって、値0x54544130を有する。
【0095】
private_info_countフィールドは、private_info_loop内のloop countを示し、8ビットフィールドであって、値0x01を有する。
【0096】
private_info_typeフィールドは、ATSC_private_information_descriptorを使用したクリアカムDTV用記述子であることを示し、8ビットフィールドであって、値0x02を有する。
【0097】
private_info_lengthフィールドは、private_info_lengthフィールド以降からprivate_info_loop内の最後までの、各フィールドの全ての長さをバイト単位で示す8ビットフィールドであり、値0x02を有する。
【0098】
ch_frequency_version_numberフィールドは、当該ケーブル放送社の総合周波数編成バージョンの値を示し、ケーブル放送社の周波数編成が変わった時、1だけ増加させた後256で割った余りで表示される。全てのチャネルのCVCT内にあるクリアカムDTV用ディスクリプタに同一の値で記述されなければならない。当該フィールド値が変更される場合、受信装置では放送チャネル周波数編成が変更されたことをユーザに告知し、チャネル検索をするように誘導することができる。
【0099】
channel_modeフィールドは、当該チャネルが、暗号化されたか否かおよびVODチャネルであるか否かを示す。クリアカム受信装置は、非暗号化チャネルのみをユーザが視聴できるようにする。このフィールド値とCVCTのaccess_controlled値との意味が相反する場合、このフィールド値が優先して適用される。そして、このフィールド値の優先適用は、CVCTのhiddenフィールドが‘1’でない場合にのみ有効である。
【0100】
例えば、次のような値をUHD放送サービスのchannel_modeフィールドに割り当てることができる。
【0101】
channel_modeフィールドが0である場合、非暗号化チャネル(クリアチャネル)(clear channel)を意味し、受信装置で当該チャネルを処理する。
【0102】
channel_modeフィールドが1である場合、暗号化チャネル(スクランブルチャネル)(scrambling channel)を意味し、受信装置で当該チャネルを無視する。
【0103】
channel_modeフィールドが2である場合、ビデオオンデマンドチャネル(VODチャネル)(VOD channel)を意味し、受信装置で当該チャネルを無視する。
【0104】
resolutionフィールドは、当該チャネルの映像解像度および同一放送送出の有無などを示し、受信装置は、当該フィールド値によって、ユーザの便宜のために、同一放送チャネルをユーザに重複提供しないなどの適切な処理をすることができる。受信装置は、処理可能な映像解像度を有するチャネルについてのみチャネル構成に含め、その他のフィールド値についてはチャネル構成に含めない。
【0105】
resolutionフィールドは、当該チャネルの解像度情報および当該チャネルとの解像度重複チャネルの有無に関する情報を含む。すなわち、resolutionフィールド値から、当該チャネルがSDチャネルであるか、HDチャネルであるかもしくはUHDチャネルであるかを識別することができ、各チャネルと重複するチャネルがあるか否かを識別することができる。
【0106】
一実施例として、次のような値をresolutionフィールドに割り当てることができる。
【0107】
resolutionフィールドが1である場合、重複チャネルがないSDチャネルを意味する。resolutionフィールドが2である場合、HD重複チャネルが存在するSDチャネルを意味する。resolutionフィールドが3である場合、UHD重複チャネルが存在するSDチャネルを意味する。
【0108】
resolutionフィールドが4である場合、重複チャネルがないHDチャネルを意味する。resolutionフィールドが5である場合、SD重複チャネルが存在するHDチャネルを意味する。resolutionフィールドが6である場合、UHD重複チャネルが存在するHDチャネルを意味する。
【0109】
resolutionフィールドが7である場合、重複チャネルがないUHDチャネルを意味する。resolutionフィールドが8である場合、SD重複チャネルが存在するUHDチャネルを意味する。resolutionフィールドが9である場合、HD重複チャネルが存在するUHDチャネルを意味する。
【0110】
クリアカムとは、ATSC_private_information_descriptor内にあるchannel_modeフィールドが0である非暗号化チャネルのみをユーザが視聴できるようにすることを意味する。
【0111】
例えば、resolution値が3もしくは6である場合(UHDチャネルではないが、UHD重複チャネルが存在)、CVCTフィールド値(例えば、channel_TSID、source_ID、major_channel_number、minor_channel_number、modulation_mode、carrier_frequencyなど)とUHD_linkage_descriptorとの組合せを用いて、現在のチャネルをUHDチャネルに切り替えることができる。また、resolution値が7、8、9に該当する場合、UHDチャネルの識別情報を提供するために、UHD_descriptorを用いてUHDビデオに関する細部情報を提供することができる。
【0112】
図8は、本発明の一実施例に係る、UHDチャネルを提供するためのシグナリング情報を説明する図である。
【0113】
resolutionフィールドがUHDチャネルに該当(resolution:7〜9)する場合、UHD_descriptorを用いて受信装置がUHDチャネルを受信可能か否かを判断し、UHDサービスを行うことができる。
【0114】
このような機能を果たすためにUHD_descriptorは次のような情報を含むことができる。
【0115】
descriptor_tagフィールドは、このディスクリプタを識別する識別子を含むことができ、descriptor_lengthはディスクリプタの長さを示す。UHD_descriptorはUHD_metadataフィールドを含む。UHD_metadataフィールドは、次のような情報を含むことができる。
【0116】
UHD_video_codec_typeフィールドは、UHDサービスを構成するビデオエレメント(video element)のコーデックを示す。PMTのstream_typeと同一の値を有する。PMTのstream_typeは、MPEG−2,H.264/AVCもしくはHEVCなどの情報を示す。
【0117】
UHD_video_profileフィールドは、当該ビデオストリームに対するプロファイル、すなわち、当該ストリームをデコードするために必要な基本仕様を示す。UHD_video_profileフィールドは、当該ビデオストリームのクロマサブサンプリング(chroma subsampling)(例えば、4:2:0,4:2:2など)、ビット深さ(デプス)(bit depth)(例えば、8ビット、10ビット)、コーディングツール(coding tool)などに関するrequirement情報などを含む。
【0118】
UHD_video_levelフィールドは、当該ビデオストリームに対するlevel、すなわち、プロファイルで定義した記述要素をどの範囲まで支援するかについて定義する。解像度、フレームレート、ビットレート情報などが含まれる。
【0119】
UHD_video_resolutionフィールドは、UHDビデオフォーマットに関する情報をシグナリングするものであり、ビデオの解像度を示す。(例えば、3840×2160、4096×2160、7680×4320など)
【0120】
UHD_video_framerateフィールドは、UHDビデオのフレームレート情報を示す。(例えば、30fps、60fps、120fpsなど)
【0121】
UHD_video_bitdepthフィールドはUHDビデオのビット深さ情報を示す。(例えば、8ビット、10ビット、12ビットなど)
【0122】
UHD_video_chroma_samplingフィールドは、UHDビデオクロマサンプリング情報を示す。(例えば、4:2:0、4:2:2、4:4:4など)
【0123】
UHD_video_aspectratioフィールドは、UHDビデオアスペクト比(aspect ratio)情報を示す。(例えば、16:9、21:9など)
【0124】
UHD_video_tierフィールドは、levelと連動させてビデオストリームの最大ビットレート(maximum bit rate)情報を示す。tierは、既存の最大ビットレートよりも高い最大ビットレートを提供するためのものである。tierは、main tierとhigh tierとに区別できる。すなわち、tierは、より高画質の映像が要求されるときのために、levelによる最大ビットレートを用途によって分けることができる。
【0125】
A specified category of level constraints imposed on values of the syntax elements in the bitstream, where the level constraints are nested within a tier and a decoder conforming to a certain tier and level would be capable of decoding all bitstreams that conform to the same tier or the lower tier of that level or any level.
【0126】
このような方式で、受信装置は、CVCT内に含まれたディスクリプタ情報を用いてUHDチャネルを受信し、UHDサービスを行うことができる。
【0127】
図9は、本発明の他の実施例に係る、クリアカムを用いてUHDサービスを提供するためのシグナリング情報を説明する図である。すなわち、CVCT内にATSC private information descriptorが含まれない場合、TVCT(Terrestrial Virtual Channel Table)を用いてUHDサービスのためのシグナリングを行うことができる。
【0128】
table_idフィールドはテーブルを識別する。図9に示すテーブルは、TVCTであるから、table_idの値は0x08である。
【0129】
section_syntax_indicatorフィールドは、MPEG−2 private_sectionテーブルの“long”形態を示すために1にセットされる1ビットフィールドである。(This 1-bit field shall be set to '1' to always indicate the "long" form of the MPEG-2 private_section table.)
【0130】
private_indicatorフィールドは、1にセットされる1ビットフィールドである。(This 1-bit field shall be set to '1'.)
【0131】
section_lengthフィールドは、このフィールド以降のテーブルセクションの長さをバイト数で示す。(This is a 12-bit field, the first two bits of which shall be "00". It specifies the number of bytes of the section, starting immediately following the section_length field and including the CRC. The section_length shall not exceed 1021 so that the entire section has a maximum length of 1024 bytes.)
【0132】
transport_stream_idフィールドは、テーブル内にあるMPEG−2トランスポートストリーム(Transport Stream:TS)の識別子を示す。(To distinguish each transport stream within a single network (terrestrial, cable or satellite) from another, MPEG-2 established the use of a 16-bit (ranging from 0 to 65535) transport_stream_identifier, which is also called a TSID.)
【0133】
version_numberフィールドは、テーブルのバージョン番号を示す5ビットフィールドである。(This 5-bit field is the version number of the PSIP_section. The version_number shall be incremented by 1 modulo 32 when a change in the information carried within the PSIP_section occurs. When the current_next_indicator is set to '0', then the version_number shall be that of the next applicable PSIP_section with the same table_id, table_id_extension, and section_number.)
【0134】
current_next_indicatorフィールドは1ビットフィールドであり、このテーブルが現在適用可能かもしくは次に適用可能かを示す。(A 1-bit field, which when set to '1' indicates that the PSIP_section sent is currently applicable. When the current_next_indicator is set to '1', then the version_number shall be that of the currently applicable PSIP_section. When the bit is set to '0', it indicates that the PSIP_section sent is not yet applicable and shall be the next PSIP_section with the same section_number, table_id_extension, and table_id to become valid.)
【0135】
section_numberフィールドは、セクションの番号を示す。(This 8-bit field gives the number of the PSIP_section. The section_number of the first section in a PSIP table shall be 0x00. The section_number shall be incremented by 1 with each additional section in PSIP table. The scope of the section_number shall be defined by the table_id and table_id_extension. That is, for each PSIP table and value of the table_id_extension field, there is the potential for the full range of section_number values.)
【0136】
last_section_numberフィールドは、最後のセクションの番号を特定する。(This 8-bit field specifies the number of the last section (that is, the section with the highest section_number) of the PSIP table of which this section is a part. Its scope is the same as for the section_number field.)
【0137】
protocol_versionフィールドは、現在のプロトコルで定義されたパラメータと異なるパラメータを、現在のテーブルタイプが後で持つことができるようにするための機能を有するフィールドである。(An 8-bit unsigned integer field whose function is to allow, in the future, this table type to carry parameters that may be structured differently than those defined in the current protocol. At present, the only valid value for protocol_version is zero. Non-zero values of protocol_version may be used by a future version of this standard to indicate structurally different tables.)
【0138】
num_channels_in_sectionフィールドは、仮想チャネル解像度の数を示す。(The num_channels_in_section field in ATSC Cable Virtual Channel table CVCT table sections is an eight-bit field that indicates the number of virtual channel definitions to follow in the table section.)
【0139】
short_nameフィールドは、仮想チャネルのためのショートネーム(short name)を示す112ビットフィールドである。(The short_name field is a 112-bit field in ATSC CVCT table sections that gives the short_name for the virtual channel. Each letter of the short_name is formatted as a 16-bit Unicode character, with the high order byte transmitted first. So, short_name for TVCT and CVCT entries is seven Unicode characters, which short_name for SVCT entries is eight Unicode characters. If the display name is less than the number of permitted characters, 0/0x00 is appended to the end until the allotted number of bits has been reached.)
【0140】
ATSCチャネル番号は、2つのパートのチャネル番号で表示される。
【0141】
major_channel_numberフィールドは、仮想チャネルと関連したメジャーチャネルの番号(数)(number)を示す。(A 10-bit number that represents the “major” channel number associated with the virtual channel being defined in this iteration of the “for” loop. Each virtual channel shall be associated with a major and a minor channel number. The major channel number, along with the minor channel number, act as the user’s reference number for the virtual channel. The major_channel_number shall be between 1 and 99. The value of major_channel_number shall be set such that in no case is a major_channel_number/ minor_channel_number pair duplicated within the TVCT.)
【0142】
minor_channel_numberフィールドは、仮想チャネルと関連したマイナーチャネルの番号を示す。(A 10-bit number in the range 0 to 999 that represents the “minor” or “sub”- channel number. This field, together with major_channel_number, performs as a two-part channel number, where minor_channel_number represents the second or right-hand part of the number. When the service_type is analog television, minor_channel_number shall be set to 0.)
【0143】
modulation modeフィールドは、仮想チャネルのトランスポートキャリアに対する変調方式を示す。(The modulation_mode is an eight-bit field in a virtual channel entry tells receivers the modulation used to transmit individual channels.)
【0144】
carrier_frequencyフィールドは、トランスポート仮想チャネルによって用いられるキャリア周波数情報を伝送する。(The carrier frequency is a 32-bit field that transmits the carrier frequency used by the transport carrying the virtual channel.)
【0145】
channel_TSIDフィールドは、仮想チャネルと関連したMPEG−2プログラムを送信するトランスポートストリーム(Transport Stream:TS)に対するMPEG−2 Transport Stream IDを示す。(The channel_TSID is a 16-bit unsigned integer field that gives the transport_stream_id of the channel that carries (or for inactive channels, will carry) the virtual channel.)
【0146】
program_numberフィールドは、TS内の各プログラムサービスもしくは仮想チャネルを識別する。(The program_number is a 16-bit unsigned integer that uniquely identifies each program service (or virtual channel) present in a transport stream.)
【0147】
ETM_locationフィールドは、チャネル、イベントもしくはデータイベントのための拡張されたテキストメッセージが存在するか否かを示す。(The ETM_location field denotes whether there is an extended text message for the channel (Channel Extended Text Table or CETT), event (Event Extended Text table) or data event (Data Extended Text table).)
【0148】
access_controlledフィールドは、当該仮想チャネルと関連したイベントが制御され得るか否かを示す。(When access_controlled is set to '1', this means that events associated with this virtual channel may be access controlled. When set to '0', access to event is not controlled.)
【0149】
hiddenフィールドは、当該チャネルが仮想チャネル番号のdirect entry(もしくは、フィールド、属性、エンティティ)によってアクセスされ得るか否かを意味する。(When hidden is set to '1', this means the channel cannot be accessed by direct entry of the virtual channel number. When set to '0', the virtual channel can be accessed by direct entry.)
【0150】
hide_guideフィールドは、当該チャネルが仮想チャネル番号のdirect entry(もしくは、フィールド、属性、エンティティ)によってアクセスされ得るか否かを意味する。(When hide_guide is set to '1', this means the channel cannot be accessed by direct entry of the virtual channel number. When set to '0', the virtual channel can be accessed by direct entry.)
【0151】
service_typeフィールドは、仮想チャネルでセットされたサービスタイプを識別する(The service_type is a 6-bit enumerated field that identifies the type of service set in the virtual channel.)。UHDサービスのための一実施例として、サービスタイプは、parameterized service(0x07)、extended parameterized service(0x09)もしくはnew DTV service(0x10)と指定されてもよい。上述したサービス名称および値(value)は一実施例であり、他の名称もしくは値に設定されてもよい。
【0152】
source_idフィールドは、16ビットの符号なし整数であり、仮想チャネルと関連したプログラミングソースを示す。(A 16-bit unsigned integer number that identifies the programming source associated with the virtual channel. In this context, a source is one specific source of video, text, data, or audio programming. Source ID value zero is reserved. Source ID values in the range 0x0001 to 0x0FFF shall be unique within the Transport Stream that carries the VCT, while values 0x1000 to 0xFFFF shall be unique at the regional level. Values for source_ids 0x1000 and above shall be issued and administered by a Registration Authority designated by the ATSC.)
【0153】
descriptors_lengthフィールドは、次のディスクリプタフィールドのバイト長を伝送する。 (The descriptors_length is a 10-bit unsigned integer field that signals the length in bytes of the descriptor field to follow. If there are no descriptors present, zero would be appropriate.)
【0154】
descriptorは、テーブル内に位置するディスクリプタループである。ディスクリプタループは、追加のdescriptorを含むことができる。descriptorに含まれる具体的なUHDサービス識別情報については後述する。
【0155】
additional_descriptors_lengthフィールドは、次のdescriptorフィールドのバイト長を示す。(The additional_descriptors_length is a 10-bit field that signals the length in bytes of the descriptor field to follow. If there are no descriptors present, zero would be appropriate.)
【0156】
additional_descriptorは、追加のdescriptorを定義することができる。
【0157】
例えば、CVCT内にATSC_private_information_descriptorが含まれない場合、送信装置は、TVCTを用いて、UHDチャネルがHDチャネルもしくはSDチャネルと重複受信されないようにシグナリング情報をシグナリングする。すなわち、送信装置は、TVCTを用いて、UHDチャネルに関する情報を別途にシグナリングし、CVCTおよびTVCTの少なくとも一つに含まれるservice_typeフィールドを用いて当該チャネルでUHDサービスに関する情報をシグナリングする。また、CVCTおよびTVCTの少なくとも一つに含まれるdescriptorによってUHDビデオの詳細情報がシグナリングされる。
【0158】
図10は、本発明のサービスによるディスクリプタ情報の実施例を説明する図である。
【0159】
一実施例として、送信装置がUHDビデオ信号を送信する場合、service_typeは、0x07、0x09もしくは0x10のいずれかに設定されてもよい。service_typeが0x07に設定された場合、TVCTは、component list descriptor、service location descriptorおよびUHD descriptorを含むことができる。service_typeが0x09に設定された場合、TVCTは、component list descriptor、parameterized service descriptorおよびservice location descriptorを含むことができる。service_typeが0x10に設定された場合、TVCTは、UHD descriptorおよびservice location descriptorを含むことができる。
【0160】
送信装置がUHDビデオ信号以外の信号(Non-UHD)を送信する場合、service_typeは、0x02、0x07もしくは0x09のいずれか一つに設定されてもよい。service_typeが0x02に設定された場合、TVCTは、service location descriptorおよびUHD linkage descriptorを含むことができる。service_typeが0x07に設定された場合、TVCTはcomponent list descriptor、service location descriptorおよびUHD linkage descriptorを含むことができる。service_typeが0x09に設定された場合、TVCTは、component list descriptor、parameterized service descriptor、service location descriptorおよびUHD linkage descriptorを含むことができる。descriptorに含まれる具体的な情報については後述する。
【0161】
図11は、本発明の一実施例に係る重複チャネルシグナリング情報を例示する図である。
【0162】
上述したとおり、送信装置がUHDビデオ信号以外の信号(Non-UHD)を送信する場合、受信装置がUHDビデオ信号を受信するためには、チャネル切替およびこれに関するシグナリング情報が必要である。したがって、UHD_linkage_descriptorは、SDもしくはHDチャネルと関連したシグナリング情報に含まれ、当該SDもしくはHDチャネルに対応するUHDチャネルの存在および詳細情報をシグナリングすることができる。すなわち、SDもしくはHDチャネルで伝送されるTVCT、CVCTもしくはEITは、当該チャネルに対応するUHDチャネルもしくはイベント情報をシグナリングすることができる。
【0163】
一実施例として、UHD_linkage_descriptorは次のような情報を含むことができる。
【0164】
descriptor_tagは、このディスクリプタを識別する識別子を含むことができ、descriptor_lengthはディスクリプタの長さを示す。
【0165】
UHD_version_exist_flagは、現在のチャネルもしくはイベントに対応するUHDチャネルもしくはイベントが提供されるか否かを示す。
【0166】
UHD_linkage_infoは、UHD_version_exist_flagの次に位置することができる。UHD_linkage_infoは、次のような情報を含むことができる。
【0167】
UHD_in_other_mux_flagは、現在のチャネルに対応するUHDチャネルもしくはイベントが他のTS(もしくは、他の物理チャネル(physical channel))を介して伝送されるか否かを示す。
【0168】
UHD_service_typeは、UHDサービスの種類を示す。UHD_service_typeは、受信装置がリンクされたチャネルに対するデコーディングが可能か否かを判断できる情報を提供する。0x01なら4K30Hz、0x02なら4K60Hz、0x03なら8K60Hzなどの値に設定されてもよい。
【0169】
UHD_transport_stream_idは、UHDチャネルに対するPATのtransport_stream_idを示し、物理伝送チャネル(physical transmission channel)を区別する役割を担う。
【0170】
UHD_modulation_modeは、UHDチャネルに対する変調モード(modulation mode)を示し、ATSC8−VSB、64−QAM、256−QAMなどの情報を示す。
【0171】
UHD_carrier_frequencyは、UHDチャネルのキャリア周波数(carrier frequency)を示し、実際の物理伝送チャネルの周波数を意味する。
【0172】
UHD_channel_TSIDは、現在のチャネルに対応するUHDチャネルを構成するプログラムのTS IDを示す。すなわち、対応するUHDチャネルを構成するエレメンタリストリームが伝送されるMPEG−2TSのIDを示す。
【0173】
UHD_source_idは、現在のチャネルに対応するUHDチャネルに対するソースidを示す。
【0174】
UHD_major_channel_numberおよびUHD_minor_channel_numberは、現在のチャネルに対応するUHDチャネルに対するmajor channel numberおよびminor channel numberを示す。
【0175】
図12は、本発明の他の実施例に係る、UHDサービスを提供するためのシグナリング情報を説明する図である。
【0176】
ATSC仮想チャネルでUHDビデオがサービスされるか否かは、下記のように2種類の方法でシグナリングすることができる。
【0177】
一番目は、service_typeを0x07に設定し、component list descriptorを用いてUHDビデオサービスに関する情報をシグナリングする方法である。
【0178】
これは、UHDに特化されたサービスシグナリングというよりは、一般に、HEVCを用いたビデオサービスに関する情報をシグナリングする方法であり、4Kかもしくは8Kかは、stream_info_detailディスクリプタに含まれた情報からわかる。
【0179】
二番目は、service_typeを0x09に設定し、component list descriptorを用いてUHDビデオサービスに関する情報をシグナリングする方法である。このとき、service_typeは、extended parameterized service(service_type=0x09)に設定されてもよい。この場合、より具体的には、UHDサービスに関する情報を記述(description)することができる。すなわち、同一のHEVCを使用する場合であっても、二番目の方法がUHDに特化したサービスであることを示すことができる。この場合、parameterized service descriptorを共に用いて具体的な情報を含めなければならない。
【0180】
component_list_descriptorには次のような情報を含めることができる。
【0181】
descriptor_tagフィールドは、このディスクリプタを識別する識別子を含むことができ、descriptor_lengthフィールドはディスクリプタの長さを示す。
【0182】
alternateフィールドは、1にセットされると、component list descriptorのインスタンス(instance)が二番目であることを示し、0にセットされると、このdescriptorのインスタンスが一番目であることを示す。(A flag that indicates, when set to '1', that this instance of the component_list_descriptor() is a second, "alternate" description of streams associated with the virtual channel. When the flag is set to '0', the set of stream types in the instance of the descriptor is the "primary" or "preferred" set. If only one component_list_descriptor() appears in the descriptor loop, the value of the alternate flag shall be set to '0'.)
【0183】
component_countフィールドは、次に位置するループ内で特定されるコンポーネントの数を特定する。(This 7-bit unsigned integer shall specify the number of components specified in the "for" loop to follow. The value shall be in the range of 1 to 36.)
【0184】
stream_typeフィールドは、ループの繰り返し文内に記述されるコンポーネント(component described in this iteration of the loop)と関連したストリームタイプを示す。(This 8-bit unsigned integer field shall indicate the stream_type associated with the component described in this iteration of the "for" loop. Stream types in the range 0xC4 to 0xFF identify stream types defined privately.)一実施例として、HEVCの場合、stream_typeは0x24に設定されてもよい。
【0185】
format_identifierフィールドは、stream_type値を提供するエンティティを識別する。(This 32-bit unsigned integer shall identify the entity providing the stream_type value.)
【0186】
length_of_detailsフィールドは、次のstream_info_detailsフィールドの定義された長さを特定する。(This 8-bit unsigned integer shall specify the length, in bytes, of the defined length of the stream_info_details() field to follow.)
【0187】
stream_info_detailsフィールドは、前のstream_typeフィールド値によって識別されたコンポーネントに関係する追加情報を提供する。(This field shall provide further information pertaining to the component identified by the value in the preceding stream_type field.)stream_info_detailsフィールドは、次のような情報を含むことができる。
【0188】
profileは、HEVCコーデックのprofile値を意味し、Main ProfileもしくはMain 10 Profileなどの値を有することができる。
【0189】
tierは、levelと共に用いられ、最大ビットレートを制約する。一般に、放送の場合、Main tierと指定される。
【0190】
levelは、3840x2160、30Hzの場合はLevel 5.0、3840x2160、60Hzの場合はLevel 5.1と指定されてもよい。
【0191】
図13は、本発明の他の実施例に係る、UHDサービスを提供するための他のシグナリング情報を説明する図である。上述したとおり、service_typeは、extended parameterized service(service_type=0x09)に設定することができる。この場合、parameterized service descriptorを共に使用して具体的な情報を含めなければならない。parameterized service descriptorは、次のような情報を含むことができる。
【0192】
descriptor_tagは、現在のディスクリプタを識別する識別子を含むことができ、descriptor_lengthはディスクリプタの長さを示す。
【0193】
application_tagは、次に位置するapplication_dataのsyntaxやsemanticsと関連したアプリケーションを識別する。(This 8-bit unsigned integer shall uniquely identify the application associated with the syntax and semantics of the application_data to follow.)一実施例として、application_tag値が0x02である場合は、UHDサービスを示すことができる。
【0194】
application_dataは、関連したapplication_tag値によって設定される。(The syntax and semantics of this field shall be as specified in the standard that establishes the associated application_tag value.)一実施例として、application_tag値が0x02である場合、UHD metadataフィールドを含むことができる。UHD_metadataフィールドは、図8で説明したとおりである。すなわち、UHD_metadataフィールドは、UHD_video_codec_type、UHD_video_profile、UHD_video_level、UHD_video_resolution、UHD_video_framerate、UHD_video_bitdepth、UHD_video_chroma_sampling、UHD_video_aspectratioおよびUHD_video_tier情報を含むことができる。
【0195】
図14は、本発明の他の実施例に係る重複チャネルシグナリング情報を例示する図である。
【0196】
本発明は、重複チャネルをDCCT(Direct Channel Change Table)を用いてシグナリングし、DCCTの設定によって自動的にUHDチャネルへと現在のチャネルを移動させる(変更する)(change)ことができる。DCCTは、特定の条件を満たすと、自動的にチャネルが変更されるようにセットされてもよく、dcc_selection_typeおよびdcc_selection_idフィールドを含むDCC request termを含むことができる。本発明は、一実施例として、dcc_selection_typeおよびdcc_selection_idのシグナリング情報にUHDサービスのための細部情報を含めることによって、UHDサービスチャネルへと現在のチャネルを自動変更することができる。他の実施例として、重複チャネルシグナリング方法は、dcc_subtypeにUHDサービスチャネル情報を含めることによって、受信装置がUHDサービスを行うように自動チャネル切替に関連した情報をシグナリングすることができる。
【0197】
DCCTに含まれる情報を説明すると、次のとおりである。
【0198】
table_idフィールドは、テーブルタイプを示す。図14で示すテーブルはDCCTであるから、table_idは0xD3値を有する。
【0199】
section_syntax_indicatorフィールドは、MPEG−2 private_sectionテーブルの“long”形態を示すために1にセットされる1ビットフィールドである。(This 1-bit field shall be set to '1' to always indicate the "long" form of the MPEG-2 private_section table.)
【0200】
private_indicatorフィールドは、1にセットされる1ビットフィールドである。(This 1-bit field shall be set to '1'.)
【0201】
section_lengthフィールドは、このフィールド以降のテーブルセクションの長さをバイト数で示す。(This is a 12-bit field, the first two bits of which shall be "00". It specifies the number of bytes of the section, starting immediately following the section_length field and including the CRC. The section_length shall not exceed 1021 so that the entire section has a maximum length of 1024 bytes.)
【0202】
dcc_subtypeフィールドは、8ビットでDCC(Direct Channel Change)の種類を示す。一実施例として、UHDサービスに対するDCC typeを0x01と定義することができる。すなわち、本発明は、dcc_subtypeフィールドが0x01である場合、UHDチャネルへと自動チャネル切替を行い、UHDサービスが可能である。
【0203】
dcc_idフィールドは、table sectionのためのMaster Guide table entryを生成するために用いられる。(The dcc_id is an 8-bit unsigned integer field (starting at bit index 32) in a Directed Channel Change Selection Code table section and is used in creating the Master Guide table entry for the table section.)
【0204】
version_numberフィールドは、テーブルのバージョン番号を示す5ビットフィールドである。 (This 5-bit field is the version number of the PSIP_section. The version_number shall be incremented by 1 modulo 32 when a change in the information carried within the PSIP_section occurs. When the current_next_indicator is set to '0', then the version_number shall be that of the next applicable PSIP_section with the same table_id, table_id_extension, and section_number.)
【0205】
current_next_indicatorフィールドは、1ビットフィールドであり、このテーブルが現在適用可能かもしくは次に適用可能かを示す。(A 1-bit field, which when set to '1' indicates that the PSIP_section sent is currently applicable. When the current_next_indicator is set to '1', then the version_number shall be that of the currently applicable PSIP_section. When the bit is set to '0', it indicates that the PSIP_section sent is not yet applicable and shall be the next PSIP_section with the same section_number, table_id_extension, and table_id to become valid.)
【0206】
section_numberフィールドはセクションの番号を示す。(This 8-bit field gives the number of the PSIP_section. The section_number of the first section in a PSIP table shall be 0x00. The section_number shall be incremented by 1 with each additional section in PSIP table. The scope of the section_number shall be defined by the table_id and table_id_extension. That is, for each PSIP table and value of the table_id_extension field, there is the potential for the full range of section_number values.)
【0207】
last_section_numberフィールドは、最後のセクションの番号を特定する。(This 8-bit field specifies the number of the last section (that is, the section with the highest section_number) of the PSIP table of which this section is a part. Its scope is the same as for the section_number field.)
【0208】
protocol_versionフィールドは、現在のプロトコルで定義されたパラメータと異なるパラメータを、現在のテーブルタイプが後で持つことができるようにするための機能を有するフィールドである。(An 8-bit unsigned integer field whose function is to allow, in the future, this table type to carry parameters that may be structured differently than those defined in the current protocol. At present, the only valid value for protocol_version is zero. Non-zero values of protocol_version may be used by a future version of this standard to indicate structurally different tables.)
【0209】
dcc_test_countフィールドは、DCCT sectionでDCCの数を示す。(The dcc_test_count is the number of Directed Channel Changes in a DCCT section)
【0210】
dcc_contextフィールドは、0にセットされる場合、特定の条件を満たすまで、受信装置が移動先のチャネルに関する情報を取得し、1にセットされる場合、受信装置が移動先のチャネルにチューニングする機能を有する。(0x0(Temporary Retune) - Acquire the "to channel" and until user changes channel, end time is reached, or DCC is cancelled by a Return to Original Channel. Original Channel number/"from" channel number No, except to signal return to original channel, 0x1(Channel Redirect) - Tune to the "to channel" )
【0211】
dcc_from_major_channel_numberフィールドは、DCCテストの出発点(地)(移動元、変更元)(starting point)と関連したメジャーチャネルの番号を示す。(The dcc_from_major_channel_number is a 10-bit field that gives highest order digits of the channel number from which a Directed Channel Change test applies.)
【0212】
dcc_from_minor_channel_numberフィールドは、DCCテストの出発点と関連したマイナーチャネルの番号を示す。(The dcc_from_minor_channel_number is a 10-bit "minor_channel_number" field that gives low order bits of the channel number from which the Directed Channel Change test applies.)
【0213】
dcc_to_major_channel_numberフィールドは、DCCテストの宛て先(移動先、変更先)(destination)と関連したメジャーチャネルの番号を示す。(The dcc_to_major_channel_number is a 10-bit field that gives highest order digits of the channel number which is the destination of a Directed Channel Change test.)
【0214】
dcc_to_minor_channel_numberフィールドは、DCCテストの宛て先と関連したマイナーチャネルの番号を示す。(The dcc_to_minor_channel_number is a 10-bit field that gives lowest order digits of the channel number which is the destination of a Directed Channel Change test.)
【0215】
dcc_start_timeフィールドは、システム時間として表現されるDCCテストの名目上の開始時間を示す。(The dcc_start_time is a 32-bit unsigned integer field with the nominal start time of the DCC test, expressed as system_time.)
【0216】
dcc_end_timeフィールドは、システム時間として表現されるDCCテストの終了予定時間を示す。(The dcc_end_time is a 32-bit unsigned integer field that carries the time at which, if not previously cancelled, the DCC test will end, expressed as system_time.)
【0217】
dcc_term_countフィールドは、DCCテストの条件の数を示す。(The dcc_term_count is an 8-bit field with the number of terms in the Directed Channel Change test.)
【0218】
dcc_selection_typeは、dcc_selection_idを含むtypeを示す。dcc_selection_typeは、一つの割り当てる情報としてUHDサービスを割り当てることができる。一実施例として、UHDサービスは0x24と割り当てられてもよい。
【0219】
dcc_selection_idフィールドは、dcc_selection_typeで区別されるデータを含む。UHDサービスカテゴリー内にdcc_selection_idはUHD関連情報を含むことができる。一実施例として、dcc_selection_idは、UHDサービスの範囲を示す解像度、フレームレート、ビット深さ、アスペクト比などの情報を含むことができる。
【0220】
dcc_term_descriptors_lengthフィールドは、次のフィールド内のディスクリプタループの長さを示す。(The dcc_term_descriptors_length is a 10-bit unsigned integer field signaling the length of the descriptor loop in the following field.)
【0221】
dcc_term_descriptorは、追加のdescriptorを含むことができる。
【0222】
dcc_test_descriptors_lengthフィールドは、dccテストのための次のフィールド内のディスクリプタループの長さを示す。(The dcc_test_descriptors_length is a 10-bit unsigned integer field carrying the length of the descriptor loop in the next field for this dcc test.)
【0223】
dcc_test_descriptorは、追加のdescriptorを含むことができる。
【0224】
図15は、本発明の他の実施例に係る、UHDチャネルに移動するための一つのシグナリング情報を例示する図である。図15は、図14で説明したdcc selection typeの割り当てられた情報を示す。
【0225】
例えば、dcc_selection_typeが0x00である場合、無条件でチャネルが転換される(移動する)(unconditional channel change)ことを示す。dcc_selection_typeが0x20−0x23である場合、ユーザの直接(ダイレクト)選択によってチャネルが転換される(移動する)(viewer direct select)ことを示す。一実施例として、dcc_selection_typeの値0x24は、UHDチャネルにdcc(direct channel change)されることを示すことができる。
【0226】
図16は、本発明の他の実施例に係る、UHDチャネルに移動するための具体的なシグナリング情報を例示する図である。図16には、dcc_selection_typeがUHDサービス(例えば、0x24)として割り当てられたdcc_selection_id構成の例が示されている。
【0227】
dcc_selection_typeがUHDサービスとして設定された場合、図16に示すように、dcc_selection_idを合計64ビットで構成することができる。UHD_codeに定義された内容は、図8で説明したUHD_metadataの内容と同一である。ただし、受信装置は下位typeも含まなければならないことから、一種のマスクビットの形態で表現されなければならない。すなわち、dcc_selection_idは、各ビットごとにモードが指定され、このビットが1であれば、当該モードを支援し、0であれば、支援しない。したがって、UHD_metadataで割り当てたビットとは異なる。
【0228】
UHD_video_bitdepthを取り上げると、00001(8ビットのみ)、00010(10ビットのみ)、00100(12ビットのみ)、01000(14ビットのみ)、10000(16ビットのみ)で表示することができ、8ビット、10ビット、12ビットを全て受信できる受信装置のために、00111(8、10、12ビット)でUHD_video_bitdepthをシグナリングすることができる。他のフィールドもこれと同様にシグナリングされてもよい。
【0229】
図17は、本発明の他の実施例に係る、UHDチャネルに移動するための追加情報をシグナリングする例を説明する図である。
【0230】
dcc_selection_typeがUHDサービスとして設定された場合、dcc_test_descriptorは、自動チャネル切替のための追加情報をシグナリングすることができる。UHD_linkage_infoは、図11で説明したUHD_linkage_descriptorのUHD_linkage_infoの一部の内容と同一であってもよい。すなわち、UHD_linkage_descriptorのUHD_linkage_infoに含まれた情報のうち、major_channel_numberおよびminor_channel_numberが含まれず、これらの2つの情報はDCCTで定義されてもよい。
【0231】
図18は、本発明の一実施例に係る信号受信装置を説明する図である。
【0232】
本発明に係る信号受信装置は、クリアカムチューナ410、逆多重化部420、シグナリング情報復号部440、およびリソース復号部500を備え、選択的にチャネルマネージャ430を備えることができる。
【0233】
クリアカムチューナ410は、暗号化されていない(非暗号化)デジタルケーブルチャネルストリームを受信する。
【0234】
逆多重化部420は、放送ストリームを逆多重化して、シグナリング情報、ビデオストリームおよびオーディオストリームをそれぞれ逆多重化することができる。
【0235】
シグナリング情報復号部440は、セクションデータなどのシグナリング情報を復号することができる。
【0236】
リソース復号部500は、ビデオバッファ510、ビデオデコーダ520、ビデオプロセッサ530、同期化部540、オーディオバッファ550、オーディオデコーダ560およびオーディオプロセッサ570を備えることができる。
【0237】
シグナリング情報復号部440がUHDサービスを識別する実施例を開示する。
【0238】
まず、第1実施例では、CVCTを用いてUHDサービスを識別することができる。
【0239】
シグナリング情報復号部440は、CVCT内のATSC_private_information_descriptorから、UHDサービスが提供されることを識別することができる。そして、UHD_descriptorが存在する場合、UHDサービスを提供するために含まれたビデオのコーデックの種類、解像度、クロマサンプリング、ビット深さ情報を識別することができる。
【0240】
シグナリング情報復号部440は、UHD_descriptorに含まれた情報を復号した場合、信号受信装置の一実施例もしくはリソースデコーダ500がそれを用いて当該UHDサービスで提供するビデオストリームもしくはオーディオストリームをデコードできるか否かを判断することができる。
【0241】
シグナリング情報復号部440は、当該サービスに含まれたビデオストリームおよびオーディオストリームを取得するためのPID値をPMTから得ることができる。そして、PMTから識別したPID値を用いて当該PIDストリームをビデオおよびオーディオデコーダに送ってデコードすることができる。
【0242】
第2実施例によれば、TVCTを用いてUHDサービスを識別することができる。CVCT内にATSC_private_information_descriptorが含まれていない場合、TVCTを受信してUHDサービスを識別することができる。
【0243】
シグナリング情報復号部440は、TVCTに含まれたサービスタイプおよびディスクリプタを用いて、UHD放送サービスを提供するイベントに関する情報を識別する。UHDサービスが受信される場合、サービスタイプ値によってcomponent_list_descriptor、UHD_descriptor、parameterized_service_descriptorに含まれた各イベントを識別するビデオ仕様情報およびオーディオ仕様情報を識別する。シグナリング情報復号部440は、これに基づいて信号受信装置の一実施例もしくはリソースデコーダ500が当該イベントをデコードできるか否かを識別することができる。
【0244】
第3実施例によれば、UHD_linkage_descriptorを用いてUHDサービスを識別することができる。信号受信装置がSDもしくはHDサービスを受信する場合、シグナリング情報復号部440は、受信されるSDもしくはHDチャネルに含まれたUHD_linkage_descriptorを用いて、対応するUHDチャネルの存在および詳細情報を識別することができる。
【0245】
すなわち、シグナリング情報復号部440は、linkage descriptor内のservice_typeフィールド値が0x02、0x07もしくは0x09である場合、SDもしくはHDイベントとリンクされたUHD放送イベントもしくはサービスを識別することができる。シグナリング情報復号部440は、リンクされたUHD放送イベントもしくはサービスを詳細に識別できるUHD_linkage_info()を復号することができる。
【0246】
第4実施例によれば、DCCTを用いてUHDサービスを識別し、自動的にUHDチャネルに移動することができる。
【0247】
シグナリング情報復号部440は、dcc_subtypeもしくはdcc_selection_typeで設定されたUHDイベントに関する情報を認識し、これに関連したdcc_selection_idおよびUHD_linkage_info内に含まれた情報を復号する。この場合、受信装置は、識別されたUHDチャネルに自動的に移動して、HDサービスを行うことができる。
【0248】
リソースデコーダ500は、ビデオバッファ510、ビデオデコーダ520、ビデオプロセッサ530、同期化部540、オーディオバッファ550、オーディオデコーダ560およびオーディオプロセッサ570を備えることができる。
【0249】
逆多重化部420が逆多重化したビデオストリームは、ビデオバッファ510に入力されてもよい。ここでは、ビデオストリームがUHDビデオエレメンタリストリームを含むPESパケットとなり得ることを例示する。ビデオバッファ510は、入力されたビデオストリームのビデオデータを一時的に保存することができる。
【0250】
ビデオデコーダ520は、ビデオバッファ510に保存されたビデオデータを一定の単位で受け取ってビデオデコーディングを行うことができる。例えば、この例は4Kビデオデータを復号するデコーダを例示したが、8Kもしくは16Kなどのビデオデータも出力することができる。
【0251】
例えば、ビデオデコーダ520は、復号されたシグナリング情報に基づいてビデオデータの特性によって当該ビデオデータをデコードすることができる。
【0252】
ビデオプロセッサ530は、デコードされたビデオデータに対して後処理作業を行うことができる。これによって、復号されたビデオデータが自然に表示(ディスプレイ)されるように調節することができる。
【0253】
一方、逆多重化部420が逆多重化したオーディオストリームはオーディオバッファ550に入力されてもよい。ここでは、オーディオストリームはUHDオーディオエレメンタリストリームを含むPESパケットになり得ることを例示した。オーディオバッファ550は、入力されたオーディオデータを一時的に保存することができる。
【0254】
オーディオデコーダ560は、オーディオバッファ550に保存されたオーディオデータを一定の単位で受け取ってオーディオデコーディングを行い、オーディオプロセッサ570は、デコードされたオーディオデータに対して後処理作業を行うことができる。
【0255】
同期化部540は、ビデオプロセッサ530とオーディオプロセッサ570とが出力するデータに対してそれぞれ同一画面で表示されるように復号された2種類のデータを同期させて出力することができる。
【0256】
チャネルマネージャ430は、シグナリング情報復号部440が復号したシグナリング情報に基づいてチャネル変換に必要な情報を制御することができる。例えば、ユーザがチャネル変換信号を伝送すると、それを受信し、チャネルを変換するように制御することができる。または、チャネルマネージャ430は、シグナリング情報を用いて特定チャネルの受信が可能か否かを判断したり、もしくはチャネルリスト(目録)(list)を生成し、チャネルに関連した作業を行うことができる。
【0257】
図19は、本発明の一実施例に係る信号受信方法のフローチャートである。
【0258】
信号受信装置は、多重化された放送信号に含まれたUHDビデオデータ、およびUHDビデオデータに基づくUHD放送サービスをシグナリングするシグナリング情報を受信することができる(S210)。信号受信装置は、暗号化されていないデジタルケーブルチャネルを受信可能なクリアカムチューナを用いてストリームを受信することができる。
【0259】
信号受信装置は、UHDビデオデータおよびシグナリング情報をそれぞれ逆多重化することができる(S220)。
【0260】
信号受信装置は、逆多重化したシグナリング情報をデコードすることができる(S230)。シグナリング情報は、クリアカム(clear QAM)UHDサービスに関する識別情報を含むことができる。信号受信装置は、CVCTに含まれたディスクリプタを用いて、UHDサービスに関する詳細情報を識別したり、TVCTに含まれたUHDサービスに関する詳細情報を識別することができる。
【0261】
CVCTに含まれたディスクリプタを用いてUHDサービスに関する詳細情報を識別する方法は、図3図8で説明した。そして、TVCTに含まれたUHDサービスに関する詳細情報を識別する方法は、図3図6図8図10図12図13で説明した。
【0262】
また、信号受信装置は、DCCTを用いて、ビデオデータに含まれたUHDビデオサービスを識別し、UHDチャネルに自動的に変更することができる。DCCTを用いてUHDチャネルに自動変更されるようにUHD詳細情報をシグナリングする方法は、図14図17で説明した。なお、信号受信装置は、HDもしくはSDチャネルを受信してサービスを提供する場合、受信されるチャネルに対応するUHDチャネルがあれば、ユーザの選択によってUHDチャネルに移動してUHDサービスを行うことができる。UHDサービスのためにHDもしくはSDチャネルに含まれて伝送される情報をシグナリングする方法は、図7図10図11で説明した。UHDサービスのためのシグナリング情報は、信号送信装置においても同様に適用可能である。
【0263】
信号受信装置は、デコードしたシグナリング情報に基づいて、逆多重化されたUHDビデオデータをデコードすることができる(S240)。
【0264】
図20は、本発明の一実施例に係る信号送信装置を示すブロック図である。
【0265】
ビデオエンコーダ610は、UHD(Ultra High Definition)ビデオデータをエンコードする。例えば、エンコードされたUHDビデオデータは、4K、8K、16Kなどの解像度を有することができる。
【0266】
シグナリング情報符号化部(エンコーダ)(encoder)620は、エンコードされたUHDビデオデータに基づくUHD放送サービスをシグナリングするシグナリング情報をエンコードする。UHDサービスのためのシグナリング情報は、CVCTに含まれるディスクリプタを用いて伝送したり、TVCTに含めて伝送することができる。UHDサービスに関する詳細情報をCVCTに含めてシグナリングする方法は、図3図8で説明した。そして、UHDサービスに関する詳細情報をTVCTに含めてシグナリングする方法は、図3図6図8〜10、図12図13で説明した。
【0267】
また、信号受信装置がビデオデータに含まれたUHDビデオサービスを識別してUHDチャネルに自動変更できるように、信号送信装置は、チャネル自動変更情報をDCCTを用いてシグナリングすることができる。信号受信装置がUHDチャネルに自動変更できるように信号送信装置がUHD詳細情報をシグナリングする方法は、図14図17で説明した。なお、信号送信装置はHDもしくはSDチャネルでビデオデータを伝送する時、伝送されるビデオチャネルもしくはデータに対応するUHDチャネルもしくはデータに関する情報を、HDもしくはSDチャネルを用いて伝送することができる。信号送信装置がUHDサービスに関する情報をシグナリングする方法は、図7図10図11で説明した。
【0268】
多重化部630は、エンコードされたビデオデータおよびシグナリング情報を多重化する。シグナリング情報は、クリアカム(clear QAM)UHDサービスに関する識別情報を含む。
【0269】
通信部640は、多重化されたデータを伝送する。
【0270】
図21は、本発明の一実施例に係る信号受信装置を示すブロック図である。
【0271】
通信部710は、多重化された放送信号に含まれたUHDビデオデータおよび該UHDビデオデータに基づくUHD放送サービスをシグナリングするシグナリング情報を受信することができる。通信部710は、非暗号化デジタルケーブルチャネルを受信できるクリアカムチューナを含むことができる。すなわち、通信部710は、図18に示すクリアカムチューナ410を含むことができる。
【0272】
逆多重化部720は、UHDビデオデータおよびシグナリング情報をそれぞれ逆多重化することができる。逆多重化部720は、図18に示す逆多重化部420に対応してもよい。
【0273】
シグナリング情報復号部730は、逆多重化したシグナリング情報をデコードすることができる。シグナリング情報復号部730は、図18に示すシグナリング情報復号部440に対応してもよい。シグナリング情報は、CVCTもしくはTVCTを含むことができる。CVCT内にATSC_private_information_descriptorが含まれる場合、UHDチャネル、HDチャネルおよびSDチャネルを区別して重複受信されないようにすることができる。すなわち、信号受信装置は、ATSC_private_information_descriptorに含まれるchannel modeおよびresolutionフィールドを用いてUHDチャネルを受信することができる。
【0274】
CVCT内にATSC_private_information_descriptorが含まれていない場合、TVCTに含まれる情報を用いて、UHD、HDおよびSDチャネルを区別して重複受信されないようにすることができる。すなわち、信号受信装置は、service_typeを用いて、当該チャネルでUHD放送サービスが行われるという情報を受信することができる。
【0275】
また、信号受信装置は、DCCTを用いて、既存のサービス(SD、HDなど)に対応するUHDサービスに自動転換されてもよいという情報を受信することができる。
【0276】
ビデオデコーダ740は、デコードしたシグナリング情報に基づいて、逆多重化されたUHDビデオデータをデコードする。ビデオデコーダ740は、図18のリソース復号部500に含まれ、図18のビデオデコーダ520に対応してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0277】
本願発明は、放送およびビデオ信号処理分野で使用可能であり、反復可能であるという産業上の利用可能性がある。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
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図10
図11
図12
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図19
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