特許第6200876号(P6200876)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6200876コンテンツオーサリングツールでインデックスページを構築する方法およびシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6200876
(24)【登録日】2017年9月1日
(45)【発行日】2017年9月20日
(54)【発明の名称】コンテンツオーサリングツールでインデックスページを構築する方法およびシステム
(51)【国際特許分類】
   G06F 17/27 20060101AFI20170911BHJP
   G06F 17/22 20060101ALI20170911BHJP
【FI】
   G06F17/27 645
   G06F17/22 647
【請求項の数】16
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2014-202791(P2014-202791)
(22)【出願日】2014年10月1日
(65)【公開番号】特開2015-118696(P2015-118696A)
(43)【公開日】2015年6月25日
【審査請求日】2014年10月1日
【審判番号】不服2016-15566(P2016-15566/J1)
【審判請求日】2016年10月18日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0158065
(32)【優先日】2013年12月18日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】505205812
【氏名又は名称】ネイバー コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】NAVER Corporation
(74)【代理人】
【識別番号】110000408
【氏名又は名称】特許業務法人高橋・林アンドパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】▲黄▼ 世 一
(72)【発明者】
【氏名】金 普 賢
(72)【発明者】
【氏名】車 ▲成▼ 源
(72)【発明者】
【氏名】康 允 實
【合議体】
【審判長】 金子 幸一
【審判官】 渡邊 聡
【審判官】 相崎 裕恒
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−120157(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F17/22
G06F17/27
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サイトのインデックスページを製作するためのツールを通じて、前記サイトを構成する複数のコンテンツページと前記インデックスページに該当する複数の単位領域で構成されたテンプレートを提供し、
前記ツールを通じてユーザによって選択された前記コンテンツページを前記テンプレートから選択された前記単位領域に指定してインデックスとし、
前記ツールを通じて前記インデックスのサイズ前記単位領域の単位で増加させ、互いに異なるサイズに編集する機能を提供すること
を含む、インデックスページ構築方法。
【請求項2】
前記インデックスとすることは、前記コンテンツページと関連するイメージを前記インデックスに表示してイメージタイプのインデックスを構成すること
を含む、請求項1に記載のインデックスページ構築方法。
【請求項3】
前記ツールは、前記複数のコンテンツページからなるコンテンツリストを提供すること
をさらに含む、請求項1または2に記載のインデックスページ構築方法。
【請求項4】
前記インデックスとすることは、前記ユーザによって前記コンテンツリストから選択された前記コンテンツページを前記テンプレートから選択された前記単位領域に指定すること
を特徴とする、請求項3に記載のインデックスページ構築方法。
【請求項5】
前記インデックスとすることは、前記コンテンツページからコンテンツ情報を抽出し、
前記インデックスに前記抽出されたコンテンツ情報を表示すること
を含む、請求項1乃至4に記載のインデックスページ構築方法。
【請求項6】
前記コンテンツ情報を抽出することは、
前記コンテンツページのタイトル、説明、イメージのうち少なくとも1つを抽出することをさらに含む、請求項5に記載のインデックスページ構築方法。
【請求項7】
前記ツールは、前記抽出されたコンテンツ情報を編集する機能を提供すること
を含む、請求項5または6に記載のインデックスページ構築方法。
【請求項8】
前記ツールは、前記抽出されたコンテンツ情報が表示されるインデックスの位置および縦横比のうち少なくとも1つを編集する機能を提供することをさらに含む、請求項5乃至7に記載のインデックスページ構築方法。
【請求項9】
サイトのインデックスページを製作するためのツールを通じて、前記サイトを構成する複数のコンテンツページからなるコンテンツリストと前記インデックスページに該当する複数の単位領域で構成されたテンプレートを提供し、
前記ツールを通じてユーザによって前記コンテンツリストから選択されたコンテンツページを前記テンプレートから選択された前記単位領域に指定してインデックスとし、
前記コンテンツリストから選択されたコンテンツページからコンテンツ情報を抽出し、
前記テンプレートから選択された前記単位領域に前記抽出されたコンテンツ情報を表示し、
前記ツールを通じて前記インデックスのサイズ前記単位領域の単位で増加させ、互いに異なるサイズに編集する機能を提供すること
を含む、インデックスページ構築方法。
【請求項10】
コンピュータシステムがサイトのインデックスページを構築するように制御する命令を含むコンピュータ読み取り可能な格納媒体であって、
前記命令は、
前記インデックスページを製作するためのツールを通じて前記サイトを構成する複数のコンテンツページと前記インデックスページに該当する複数の単位領域で構成されたテンプレートを提供し、
前記ツールを通じてユーザによって選択された前記コンテンツページを前記テンプレートから選択された前記単位領域に指定してインデックスとし、
前記ツールを通じて前記インデックスのサイズ前記単位領域の単位で増加させ、互いに異なるサイズに編集する機能を提供することを含む方法を前記コンピュータシステムに実行させるコンピュータで読み取り可能な格納媒体。
【請求項11】
少なくとも1つのプログラムがローディングされたメモリ、および
少なくとも1つのプロセッサ
を備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記プログラムの制御にしたがい、
サイトのインデックスページを製作するためのツールを通じて前記サイトを構成する複数のコンテンツページと前記インデックスページに該当する複数の単位領域で構成されたテンプレートを提供する過程、
前記ツールを通じてユーザによって選択された前記コンテンツページを前記テンプレートから選択された前記単位領域に指定してインデックスとする過程、および
前記ツールを通じて前記インデックスのサイズ前記単位領域の単位で増加させ、互いに異なるサイズに編集する機能を提供する過程
を処理するサイト管理システム。
【請求項12】
少なくとも1つのプログラムがローディングされたメモリ、および
少なくとも1つのプロセッサ
を備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記プログラムの制御にしたがい、
サイトのインデックスページを製作するためのツールを通じて、前記サイトを構成する複数のコンテンツページからなるコンテンツリストと前記インデックスページに該当する複数の単位領域で構成されたテンプレートを提供する過程
前記ツールを通じてユーザによって前記コンテンツリストから選択されたコンテンツページを前記テンプレートから選択された前記単位領域に指定してインデックスとする過程、
前記コンテンツリストから選択されたコンテンツページからコンテンツ情報を抽出する過程、
前記テンプレートから選択された単位領域に前記抽出されたコンテンツ情報を表示する過程および
前記ツールを通じて前記インデックスのサイズ前記単位領域の単位で増加させ、互いに異なるサイズに編集する機能を提供して前記インデックスページを構築する過程
を処理するサイト管理システム。
【請求項13】
前記ツールは、前記抽出されたコンテンツを編集する機能を提供すること
をさらに含む、請求項12に記載のサイト管理システム。
【請求項14】
前記ツールは、前記抽出されたコンテンツ情報が表示されるインデックスの位置および縦横比のうち少なくとも1つを編集する機能を提供すること
をさらに含む、請求項12または13に記載のサイト管理システム。
【請求項15】
サイトのインデックスページを製作するために前記サイトを構成する複数のコンテンツページと前記インデックスページに該当する複数の単位領域で構成されたテンプレートを提供し、
ユーザによって選択された前記コンテンツページを前記テンプレートから選択された前記単位領域に指定してインデックスとし、
前記ツールを通じて前記インデックスのサイズ前記単位領域の単位で増加させ、互いに異なるサイズに編集する機能を提供して前記インデックスページを構築すること
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項16】
サイトのインデックスページを製作するために前記サイトを構成する複数のコンテンツページからなるコンテンツリストと前記インデックスページに該当する複数の単位領域で構成されたテンプレートを提供し、
ユーザによって前記コンテンツリストから選択されたコンテンツページを前記テンプレートから選択された前記単位領域に指定してインデックスとし、
前記コンテンツリストから選択されたコンテンツページからコンテンツ情報を抽出し、
前記テンプレートから選択された前記単位領域に前記抽出されたコンテンツ情報を表示し、
前記ツールを通じて前記インデックスのサイズ前記単位領域の単位で増加させ、互いに異なるサイズに編集する機能を提供して前記インデックスページを構築すること
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、コンテンツサイトを構築する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
最近では、モバイル環境に合わせてコンテンツページを製作するフレームワークおよび基盤環境を提供しており、これによって誰でも簡単にモバイルコンテンツページを作ることができる。
【0003】
例えば、韓国登録特許第10−0917672号広報(登録日2009年09月09日)には、ツリー方式のディレクトリ構造を提供するモバイルウェブサイト製作ツールが開示されている。
【0004】
しかし、モバイルコンテンツサイトに対するインデックスページを構成するためには、決められたレイアウトにインデックスを構成する方式の製作ツールを利用している。
【0005】
特に既存の製作ツールは、インデックスに表示するコンテンツのタイトル、イメージ、内容などをすべて手動で入力しなければならず、インデックスにリンクするコンテンツページを一つ一つ設定しなければならないという不便さがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】韓国登録特許第10−0917672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ウェブ/モバイルサイトに対して容易かつ簡便にインデックス(目次)ページを構築することができる、インデックスページ構築方法およびシステムを提供する。
【0008】
予め製作されたコンテンツページを利用してイメージ型インデックスページを構築することができる、インデックスページ構築方法およびシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
サイトのインデックスページを製作するためのツール(tool)を通じて前記サイトを構成する少なくとも1つのコンテンツページを提供し、前記ツールを通じてユーザから選択された前記コンテンツページをインデックスに指定して前記インデックスページを構築することを含むインデックスページ構築方法が提供される。
【0010】
一実施形態によると、前記インデックスページを構築することは、前記コンテンツページと関連するイメージを前記インデックスに表示してイメージタイプのインデックスを構成してもよい。
【0011】
他の一実施形態によると、前記ツールは、前記少なくとも1つのコンテンツページからなるコンテンツリストと前記インデックスページに該当するテンプレートを提供してもよい。
【0012】
さらに他の一実施形態によると、前記テンプレートは複数の単位領域で構成され、前記インデックスページを構築することは、前記ユーザによって前記コンテンツリストから選択された前記コンテンツページを前記テンプレートから選択された前記単位領域のインデックスに指定してもよい。
【0013】
さらに他の一実施形態によると、前記インデックスページを構築することは、前記コンテンツページからコンテンツ情報を抽出し、前記インデックスに前記抽出されたコンテンツ情報を表示することを含んでもよい。
【0014】
さらに他の一実施形態によると、前記コンテンツ情報を抽出することは、前記コンテンツページのタイトル(title)、説明(description)、イメージ(image)のうち少なくとも1つを抽出してもよい。
【0015】
さらに他の一実施形態によると、前記ツールは、前記抽出されたコンテンツを編集する機能を提供してもよい。
【0016】
さらに他の一実施形態によると、前記ツールは、前記抽出されたコンテンツ情報が表示されるインデックス位置およびインデックスサイズのうち少なくとも1つを編集する機能を提供してもよい。
【0017】
サイトのインデックスページを製作するためのツールは、前記サイトを構成する少なくとも1つのコンテンツページからなるコンテンツリストと前記インデックスページに該当するテンプレートを提供し、前記ツールを通じてユーザによって前記コンテンツリストから選択されたコンテンツページを前記テンプレートから選択された単位領域のインデックスに指定し、前記コンテンツリストから選択されたコンテンツページからコンテンツ情報を抽出し、前記テンプレートから選択された単位領域のインデックスに前記抽出されたコンテンツ情報を表示して前記インデックスページを構築することを含むインデックスページ構築方法が提供される。
【0018】
コンピュータシステムがサイトのインデックスページを構築するように制御する命令(instruction)を含むコンピュータで読み取り可能な媒体であって、前記命令は、前記インデックスページを製作するためのツールを通じて前記サイトを構成する少なくとも1つのコンテンツページを提供し、前記ツールを通じてユーザから選択された前記コンテンツページをインデックスに指定して前記インデックスページを構築することを含む方法によって前記コンピュータシステムを制御する、コンピュータで読み取り可能な格納媒体が提供される。
【0019】
少なくとも1つのプログラムがローディングされたメモリ、および少なくとも1つのプロセッサを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記プログラムの制御にしたがい、サイトのインデックスページを製作するためのツールを通じて前記サイトを構成する少なくとも1つのコンテンツページを提供する過程、および前記ツールを通じてユーザから選択された前記コンテンツページをインデックスに指定して前記インデックスページを構築する過程を処理するサイト管理システムが提供される。
【0020】
少なくとも1つのプログラムがローディングされたメモリ、および少なくとも1つのプロセッサを備え、サイトのインデックスページを製作するためのツールは、前記サイトを構成する少なくとも1つのコンテンツページからなるコンテンツリストと前記インデックスページに該当するテンプレートを提供し、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記プログラムの制御にしたがい、前記ツールを通じてユーザによって前記コンテンツリストから選択されたコンテンツページを前記テンプレートから選択された単位領域のインデックスに指定する過程、前記コンテンツリストから選択されたコンテンツページからコンテンツ情報を抽出する過程、および前記テンプレートから選択された単位領域のインデックスに前記抽出されたコンテンツ情報を表示して前記インデックスページを構築する過程を処理するサイト管理システムが提供される。
【0021】
コンピュータによって実行されるプログラムであって、サイトのインデックスページを製作するために前記サイトを構成する少なくとも1つのコンテンツページを提供し、ユーザから選択された前記コンテンツページをインデックスに指定して前記インデックスページを構築することを実行させるプログラムが提供される。
【0022】
コンピュータによって実行されるプログラムであって、サイトのインデックスページを製作するために前記サイトを構成する少なくとも1つのコンテンツページからなるコンテンツリストと前記インデックスページに該当するテンプレートを提供し、ユーザによって前記コンテンツリストから選択されたコンテンツページを前記テンプレートから選択された単位領域のインデックスに指定し、前記コンテンツリストから選択されたコンテンツページからコンテンツ情報を抽出し、前記テンプレートから選択された単位領域のインデックスに前記抽出されたコンテンツ情報を表示して前記インデックスページを構築することを実行させるプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0023】
本発明の実施形態によると、コンテンツサイトに対して予め製作されたコンテンツページを利用してインデックスページを自動で構築することができるオーサリングツールを提供することにより、コンテンツ製作の便宜性を向上させることができる。
【0024】
本発明の実施形態によると、コンテンツサイトに対してイメージリストで構成されたインデックスページを提供して予め製作されたコンテンツページから一定情報を抽出し、これをインデックス情報として表示することにより、インデックスページだけで全体的な全体ビューが可能となり、特にページ転換することなくコンテンツの一部情報を確認することができる効率性を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】本発明の一実施形態において、ユーザ端末とサイト管理システムの間の概括的な様子示した図である。
図2】本発明の一実施形態において、モバイルサイトのインデックスページを製作するための管理者画面を例示的に示した図である。
図3】本発明の一実施形態において、モバイルサイトのインデックスページを製作するための管理者画面を例示的に示した図である。
図4】本発明の一実施形態において、モバイルサイトのインデックスページを製作するための管理者画面を例示的に示した図である。
図5】本発明の一実施形態において、モバイルサイトのインデックスページを製作する過程の一例を説明するための図である。
図6】本発明の一実施形態において、モバイルサイトのインデックスページを製作する過程の一例を説明するための図である。
図7】本発明の一実施形態において、モバイルサイトのインデックスページを製作する過程の一例を説明するための図である。
図8】本発明の一実施形態において、モバイルサイトのインデックスページを製作する過程の一例を説明するための図である。
図9】本発明の一実施形態において、モバイルサイトのインデックスページを製作する過程の一例を説明するための図である。
図10】本発明の一実施形態において、インデックスページ構築方法を示したフローチャートである。
図11】本発明の一実施形態において、サイト管理システムの内部構成を示したブロック図である。
図12】本発明の一実施形態において、端末機の内部構成を説明するためのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0027】
本実施形態は、ユーザがウェブ/モバイルサイトを構築するために該当サイトのコンテンツページを製作することができるツールを含んだコンテンツ製作プラットフォームを提供する。
【0028】
図1は、本発明の一実施形態において、ユーザ端末とサイト管理システムの間の概括的な様子を示している。図1では、サイト管理システム100およびユーザ端末101を示している。図1において矢印は、サイト管理システム100とユーザ端末101との間に有/無線ネットワークを通じてデータが送受信することを意味してもよい。
【0029】
ユーザ端末101は、PC、スマートフォン、タブレットなどであって、サイト管理システム100と関連するウェブ/モバイルサイトへの接続、またはサービス専用アプリケーションのインストールおよび実行が可能なすべての端末装置を意味してもよい。このとき、ユーザ端末101は、ウェブ/モバイルサイトまたは専用アプリケーションの制御下に、サービス画面構成、データ入力、データ送受信、データ格納などのサービス全般の動作を実行してもよい。
【0030】
サイト管理システム100は、ウェブサイトやモバイルサイトを構築するためのプラットフォームの役割をするものであって、以下ではモバイルサイトを一例として説明するが、発明に係るオーサリングツールは、モバイルサイトだけではなくウェブサイトなどの製作にも適用が可能である。
【0031】
サイト管理システム100は、ユーザ(一般ユーザまたは広告主)がモバイルサイトのコンテンツページを製作することができるオーサリングツールを提供してもよい。特に、サイト管理システム100は、モバイルサイトに既に製作されているコンテンツページを利用してモバイルサイトのインデックスページを構成することができる著作環境を提供してもよい。
【0032】
本明細書において、「インデックスページ」とは、モバイルサイトに対する目次を示すページを意味してもよい。
【0033】
図2図4は、本発明の一実施形態において、モバイルサイトのインデックスページを製作するための管理者画面を例示的に示している。図2図4は、モバイルサイトを製作および管理するユーザ(管理者)の端末機に表示される管理者画面を示している。
【0034】
図2は、インデックスカードを追加するためのカード追加画面200の例を示している。サイト管理システムでは、モバイルサイトの目的や業種などを考慮してサイトフォーマットを提供してもよく、このとき、コンテンツページを構成するためのコンテンツの種類や用途などに応じて多様なフォーマットのカードテンプレートを提供してもよい。カード追加画面200はコンテンツページであって、追加可能なカードテンプレートのリストで構成されてもよい。本実施形態では、カード追加画面200のカードテンプレートリストにインデックスページを構成することができる「インデックス」カードテンプレート201を追加して提供してもよい。
【0035】
図3は、インデックスページを製作するためのインデックス製作画面の例を示している。インデックス製作画面には、図2のカード追加画面200から「インデックス」カードテンプレート201を選択したり、予め製作されたインデックスページ修正のためのその他の経路などを経て進んでもよい。図3に示すように、インデックス製作画面は、インデックス構成画面310、コンテンツリスト320、コンテンツ編集画面330などで構成されてもよい。
【0036】
インデックス構成画面310は、モバイルサイトに表示されるインデックスページを構成および編集するための領域である。一例として、インデックスページは、イメージタイプのリストで提供されてもよく、これにより、インデックス構成画面310は、インデックスを構成するコンテンツが表示される領域として複数の単位領域を含んでもよい。このとき、コンテンツそれぞれに対してインデックス構成画面310内で表示される領域サイズと位置が指定されてもよく、複数の単位領域のうち1つの単位領域または2つ以上の単位領域上に表示されてもよい。
【0037】
コンテンツリスト320は、インデックスを構成するコンテンツで利用可能な対象を整列して示すものである。本実施形態において、コンテンツリスト320は、ユーザのモバイルサイト構築時に事前に製作されたコンテンツページで形成されてもよい。このとき、コンテンツページとは、テキスト、イメージ、動画、音声、地図など少なくても1つの情報で製作されたすべての文書を意味してもよい。他の例として、インデックス製作画面でコンテンツリスト320以外にコンテンツリスト320に含まれたコンテンツページのうち、特定タイプの文書を別途のリストに整列して示してもよい。例えば、図4に示すように、コンテンツリスト320には全体文書を整列して示し、コンテンツリスト320に含まれたコンテンツページのうち、イメージ(および/または動画など)だけで製作された文書はイメージリスト321に整列して示してもよい。
【0038】
上述した構成のインデックス製作画面は、インデックス構成および編集のために、コンテンツリスト320(またはイメージリスト321)とインデックス構成画面310との間のドラッグ&ドロップ(drag and drop)機能を提供してもよい。例えば、コンテンツリスト320からコンテンツページをドラッグしてインデックス構成画面310にドロップすると、該当のコンテンツページがインデックスに含まれるようになり、インデックス構成画面310からコンテンツページをドラッグしてコンテンツリスト320にドロップすると、インデックスから該当のコンテンツページが削除されるようになる。
【0039】
コンテンツ編集画面330は、コンテンツリスト320またはイメージリスト321から選択されたコンテンツページがインデックス構成画面310の単位領域に指定される場合、該当コンテンツページの一定情報を自動で表示し、表示された情報を編集することができる領域である。一例として、コンテンツ編集画面330には、コンテンツページから抽出されたタイトル(title)、説明(description)、イメージなどが区分され、それぞれ修正可能な形態で表示されてもよい。
【0040】
図5図8は、本発明の一実施形態において、モバイルサイトのインデックスページを製作する過程の一例を説明するための図である。
【0041】
図5に示すように、ユーザがコンテンツリスト520からインデックスページに追加しようとするコンテンツページ501を選択した後、該当のコンテンツページ501をドラッグしてインデックス構成画面510上でドロップしてもよい。
【0042】
図6に示すように、コンテンツリスト620からコンテンツページがインデックス構成画面610にドラッグ&ドロップされると、ドロップされた位置の単位領域に該当コンテンツページに含まれた情報の一部(以下、「コンテンツ情報」と称する)602が表示されてもよい。このとき、コンテンツ情報602は、コンテンツページから抽出された情報であって、コンテンツページに含まれたタイトル、説明、イメージ(または動画)のうち少なくとも1つを含んでもよい。一例として、コンテンツページに少なくとも1つのイメージが含まれている場合、ドロップ位置の単位領域にイメージが表示されてもよい。他の例として、コンテンツページがテキストのみで作成された文書である場合、一部の文書内容(例えば、最初の段落)がドロップ位置の単位領域に表示されてもよい。このとき、インデックス構成画面610の単位領域にテキストのみが表示される場合は、該当の領域に背景色を適用してもよい。
【0043】
さらに、インデックス構成画面では、コンテンツ情報を表示するための領域のサイズと位置を編集してもよい。一例として、インデックス構成画面内で単位領域に表示されたコンテンツ情報をドラッグ&ドロップして表示しようとする領域位置を変更してもよい。すなわち、最初のドロップ位置の単位領域から他の位置の単位領域にコンテンツ情報の表示位置を変更してもよい。他の例として、インデックス構成画面で単位領域に表示されたコンテンツ情報の縦横比を変更してコンテンツ情報が表示される領域サイズを変更してもよい。例えば、図6で単一単位領域に表示されたコンテンツ情報602の縦横比を増加させ、図7に示すように該当コンテンツ情報702が表示される領域サイズを編集してもよい。
【0044】
さらに、図7を参照すると、コンテンツリスト720からコンテンツページがインデックス構成画面710にドラッグ&ドロップされてインデックスに指定されると、コンテンツ編集画面730には該当コンテンツページの一定情報、すなわち該当のコンテンツページから抽出されたタイトル、詳細説明、イメージなどが表示されてもよい。このとき、ユーザは、コンテンツ編集画面730を通じてインデックス上に表示されるタイトルまたはタイトルの位置(例えば、左側、中央、右側)を変更してもよい。図7では、「左側」「中央」「右側」の各ボタンをコンテンツ編集画面730に配置し、いずれかを選択することによってタイトルの位置を変更することを示しているが、タイトル位置の変更方法はこれに限られない。また、コンテンツ編集画面730でインデックス上に表示されるコンテンツの詳細説明を編集することも可能である。さらに、コンテンツページに含まれたイメージが複数である場合、コンテンツ編集画面730を通じてイメージリストが提供されてもよく、ユーザはイメージリストからインデックス上に表示されるコンテンツのイメージを選択して変更してもよい。このとき、コンテンツ編集画面730のイメージリストでは、現在適用されているイメージをハイライトで表示してもよい。
【0045】
上述した過程を繰り返しながら、図8に示すように、ユーザがコンテンツリスト820から事前製作されているコンテンツページを選択してインデックス構成画面810の全体領域を自由に構成することによって簡単にインデックスページを製作することができ、インデックスにリンクするコンテンツページを簡便に設定することができる。例えば、図8に示すように、タイトルが「XXX」、「ZZZ」、「ABC」、「A1」である4つのコンテンツページを利用してインデックスページを構成した場合、モバイル端末を通じてモバイルサイトに接続すると、図9に示すように、ユーザがオーサリングツールを通じて製作したインデックスページ900が該当サイトのフロント画面やメイン画面として表示されてもよい。このとき、インデックスページ900からインデックスを選択するときに、関連コンテンツを段階的に提供してもよい。例えば、インデックスページ900から特定コンテンツのインデックスが選択される場合、該当のインデックスに指定されたコンテンツページにすぐに移動したり、インデックスページ900上にリンクを先に表示した後、リンクを通じて該当のインデックスに指定されたコンテンツページに移動してもよい。
【0046】
図10は、本発明の一実施形態において、インデックスページ構築方法を示したフローチャートである。一実施形態に係るインデックスページ構築方法は、図1図11を参照しながら説明するサイト管理システムによってそれぞれのステップが実行されてもよい。
【0047】
ステップS1001で、サイト管理システムは、ユーザの要請に応じてインデックスページを製作するためのオーサリングツールを提供し、オーサリングツールを通じて該当ユーザのモバイルサイトに製作されているコンテンツページリスト(コンテンツリスト)を提供してもよい。このとき、オーサリングツールでは、イメージタイプのインデックスページを構成することができるインデックスカードテンプレートを提供し、コンテンツリストとインデックスカードテンプレートとの間のドラッグ&ドロップ機能を提供してもよい。
【0048】
ステップS1002で、サイト管理システムは、コンテンツリストから選択されたコンテンツページをインデックスに指定してもよい。言い換えれば、サイト管理システムは、オーサリングツールでユーザがコンテンツリストから選択したコンテンツページをインデックスカードテンプレートによってドラッグ&ドロップすると、該当のコンテンツページをドロップ位置のインデックスに指定してもよい。
【0049】
ステップS1003で、サイト管理システムは、コンテンツリストから選択されたコンテンツページの一定情報(すなわち、コンテンツ情報)を抽出してもよい。一例として、サイト管理システムは、ユーザの選択に応じてインデックスに指定されたコンテンツページからタイトル、説明、イメージなどを抽出してもよい。
【0050】
ステップS1004で、サイト管理システムは、ユーザの選択に応じてインデックスに指定されたコンテンツページに対し、前記ステップS1003で抽出されたコンテンツ情報を該当のインデックス上に表示してもよい。
【0051】
さらに、オーサリングツールでは、インデックスに表示されるコンテンツ情報を編集することができる機能と、コンテンツ情報が表示されるインデックス位置および/または領域サイズを編集することができる機能を提供してもよい。
【0052】
上述したインデックスページ構築方法は、図1図9を参照しながら説明した詳細内容に基づき、さらに短縮された動作または追加の動作を含んでもよい。また、2つ以上の動作が組み合わされてもよく、動作の順序や位置が変更されてもよい。
【0053】
本発明の実施形態に係る方法は、多様なコンピュータシステムによって実行されるプログラム命令(instruction)形態で実現され、コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されてもよい。
【0054】
本実施形態に係るプログラムは、PC基盤のプログラムまたはモバイル端末専用のアプリケーションで構成されてもよい。本実施形態におけるサイト管理アプリは、独立的に動作するプログラム形態で実現されたり、あるいは特定アプリケーションのイン−アプリ(in−app)形態で構成されて前記特定アプリケーション上で動作が可能なように実現されてもよい。
【0055】
図11は、本発明の一実施形態において、インデックスページを構築するためのサイト管理システムの内部構成を示したブロック図である。図11に示すように、一実施形態に係るサイト管理システムは、構成部1110と抽出部1120からなるプロセッサ1100、メモリ1101、データベース1102、ネットワークインタフェース1103を備えて構成されてもよい。
【0056】
メモリ1101には、インデックスページを製作するためのオーサリングツール、およびオーサリングツールを利用してインデックスページを構築する命令語を含むプログラムが格納されてもよい。図1図9を参照しながら説明したサイト管理システムで提供するオーサリングツールとサイト管理システムで実行されるインデックスページ構築過程は、メモリ1101に格納されたプログラムによって実行されてもよい。例えば、メモリ1101は、ハードディスク、SSD、SDカード、およびその他の格納媒体であってもよい。
【0057】
データベース1102は、モバイルサイトを構築し、モバイルサイトのインデックスページを構築するのに必要なすべての情報を格納および保持することができる格納所であって、ユーザのモバイルサイトに既に製作されているコンテンツページ、コンテンツページにリンクするコンテンツなどが格納されてもよい。
【0058】
ネットワークインタフェース1103は、モバイルサイトを構築し、モバイルサイトに対するインデックスページを構築するための有/無線オーサリングツールを利用しようとするユーザ端末との通信のために、サイト管理システムをネットワークに結合してもよい。
【0059】
プロセッサ1100は、メモリ1101に格納されたプログラムの命令語にしたがって処理する装置であって、CPUなどのマイクロプロセッサが含まれてもよい。プロセッサ1100の詳細構成は次のとおりである。
【0060】
構成部1110は、モバイルサイトに対するインデックスページを構成することができるオーサリングツールを提供してもよい。一例として、構成部1110は、インデックスページをイメージタイプのリストで構成することができるオーサリングツールを提供する。オーサリングツールは、図2図8を参照しながら説明したように、モバイルサイトに製作されているコンテンツページを利用してモバイルサイトのインデックスページを構成することができる環境と機能を支援してもよい。
【0061】
また、構成部1110は、オーサリングツールを通じて事前に製作されているコンテンツページをコンテンツリストに提供してもよく、これによってユーザがコンテンツリストからコンテンツページを選択してインデックスカードテンプレートにドラッグ&ドロップすると、該当のコンテンツページをドロップ位置のインデックスに指定してもよい。
【0062】
このとき、抽出部1120は、インデックスに指定されたコンテンツページからコンテンツ情報を抽出してもよい。一例として、抽出部1120は、コンテンツページからタイトル、説明、イメージなどを抽出してもよい。
【0063】
これにより、構成部1110は、コンテンツページから抽出されたコンテンツ情報(タイトル、説明、イメージなど)をインデックスに表示してもよい。
【0064】
このとき、構成部1110は、オーサリングツールでコンテンツ情報を編集することができる機能を提供してもよく、ユーザによる編集内容をインデックスに表示されたコンテンツ情報に反映してもよい。
【0065】
また、構成部1110は、オーサリングツールでインデックスによって構成されたコンテンツ情報を表示するための領域のサイズおよび位置のうち少なくとも1つを編集することができる機能を提供してもよい。言い換えれば、構成部1110は、ユーザによる編集内容に応じてコンテンツ情報が表示されるインデックス位置を変更したり、コンテンツ情報が表示されるインデックスサイズを変更してもよい。
【0066】
上述したサイト管理システムは、図1図10を参照しながら説明したインデックスページ構築方法の詳細内容に基づき、構成要素の一部が省略されたり追加の構成要素がさらに含まれてもよい。また、2つ以上の構成要素が組み合わされてもよく、構成要素間の動作順序や連携方式が変更されてもよい。
【0067】
図12は、本発明の一実施形態において、端末機の内部構成を説明するためのブロック図である。
【0068】
端末機は、1つ以上のプロセッサ(processor)1201、メモリ(memory)1202、周辺装置インタフェース(peripheral interface)1203、入/出力サブシステム(I/O subsystem)1210、タッチスクリーン1221、センサ1222、その他の入/出力装置1223、RF回路1231、オーディオ回路1232、電力回路1233、および外部ポート1234を備えてもよい。このようなコンポーネントは、1つ以上の通信バスまたは信号線を通じて通信してもよい。
【0069】
図12は端末機の一例に過ぎず、端末機は図に示されたものよりも多かったり少ないコンポーネントを備えたり、2つ以上のコンポーネントを結合させたり、または相違するコンポーネントを備えた構成または配置を有してもよい。図12に示されたコンポーネントは、1つ以上の信号処理またはアプリケーションに特化した集積回路を含むハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの両方の組み合わせによって実現されてもよい。
【0070】
メモリ1202は、例えば、高速ランダムアクセスメモリ(high−speed random access memory)、磁気ディスク、エスラム(SRAM)、ディーラム(DRAM)、ロム(ROM)、フラッシュメモリ、または非揮発性メモリを含んでもよい。メモリ1202は、端末機の動作に必要なソフトウェアモジュール、命令語集合、またはその他の多様なデータを含んでもよい。また、プロセッサ1201および周辺装置インタフェース1203のような他のコンポーネントによるメモリ1202に対するアクセスは、プロセッサ1201によって制御されてもよい。
【0071】
周辺装置インタフェース1203は、端末機の入力および/または出力周辺装置を1つ以上のプロセッサ1201およびメモリ1202に結合させてもよい。プロセッサ1201は、メモリ1202に格納されたソフトウェアモジュールまたは命令語集合を実行し、端末機のための多様な機能を実行してデータを処理してもよい。
【0072】
RF(radio frequency)回路1231は、電磁気信号(electromagnetic signal)とも知られているRF信号を送受信してもよい。RF回路1231は、電気信号を電磁気信号に変換したり電磁気信号から電気信号を変換し、電磁気信号を通じて通信ネットワークおよび他の通信装置と通信してもよい。RF回路1231は、このような機能を実行するための周知の回路を含んでもよいが、このような回路は、アンテナシステム、RF送受信機、1つ以上の増幅器、チューナ、1つ以上の発振器(oscillator)、デジタル信号処理器、CODECチップセット、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリなどを含むが、これらに限定されることはない。RF回路1231は、セルラーフォンネットワーク、無線LAN(local area network)、および/またはMAN(metropolitan area network)などの無線ネットワーク、イントラネットおよび/またはワールドワイドウェブ(WWW)とも呼ばれるインターネットのようなネットワーク、およびその他の装置と無線通信によって通信してもよい。このような無線通信には、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、EDGE(Enhanced Data GSM Environment)、W−CDMA(wideband code division multiple access)、CDMA(code division multiple access)、TDMA(time division multiple access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、(IEEE 802.11a、IEEE 802.11b、IEEE 802.11g、および/またはIEEE 802.11nなどの)Wi−Fi(Wireless Fidelity)、VoIP(voice over Internet Protocol)、Wi−MAX、LTE(Long Term Evolution)、IMAP(Internet Message Access Protocol)、および/またはPOP(Post Office Protocol)などの電子メール用プロトコル、XMPP(eXtensible Messaging and Presence Protocol)、SIMPLE(Session Initiation Protocol for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)、IMPS(Instant Messaging and Presence Service)、またはSMS(Short Message Service)などのインスタントメッセージング、または本願出願日当時には開発されていない通信プロトコルを含んでもよい。また、上述した無線通信には、これらに限定されない複数の通信標準、プロトコル、および技術が使用されてもよい。
【0073】
オーディオ回路1232は、スピーカおよび/またはマイクロフォンを利用してユーザと端末機との間のオーディオインタフェースを提供してもよい。オーディオ回路1232は、周辺装置インタフェース1203からオーディオデータを受信し、オーディオデータを電気信号に変換し、電気信号をスピーカに送信してもよい。スピーカは、電気信号を可聴音波(human−audible sound wave)に変換してもよい。また、オーディオ回路1232は、マイクロフォンによって音波から変換された電気信号を受信してもよい。オーディオ回路1232は、電気信号をオーディオデータに変換し、処理のためにオーディオデータを周辺装置インタフェース1203に送信してもよい。オーディオデータは、周辺装置インタフェース1203によってメモリ1202またはRF回路1231から検索されたり、それらに送信されてもよい。一実施形態(aspect)によると、オーディオ回路1232は、ヘッドセットジャック(headset jack)をさらに含んでもよい。ヘッドセットジャックは、例えば、出力と入力をすべて兼ね備えたヘッドセットまたは出力−専用ヘッドホンのような移動式オーディオ入/出力周辺装置とオーディオ回路1232との間のインタフェースを提供してもよい。
【0074】
電力回路1233は、端末機のコンポーネントの全部または一部に電力を供給してもよい。例えば、電力回路1233は、電力管理システム、バッテリ、または交流(AC)などのような1つ以上の電源、充電システム、停電検出回路(power failure detection circuit)、電力変換器またはインバータ、電力状態表示子および装置の電力生成、管理および分配のための任意の他のコンポーネントを含んでもよい。
【0075】
入/出力サブシステム1210は、タッチスクリーン1221、センサ1222、またはその他の入力制御装置1223のような入/出力周辺装置を周辺装置インタフェース1203に結合させてもよい。入/出力サブシステム1210は、ディスプレイコントローラ1211、センサコントローラ1212、または1つ以上のその他の入/出力コントローラ1213を含んでもよい。他の一実施形態によると、タッチスクリーン1221、センサ1222、またはその他の入力制御装置1223は、入/出力サブシステム1210を経ずに周辺装置インタフェース1203に結合してもよい。
【0076】
一実施形態によると、プロセッサ1201、周辺装置インタフェース1203、入/出力サブシステム1210のうち少なくとも1つは、単一チップ上に実現されてもよい。また、プロセッサ1201、周辺装置インタフェース1203、および入/出力サブシステム1210のうち少なくとも1つの一部が単一チップ上に実現されてもよい。
【0077】
ディスプレイコントローラ1211は、タッチ−感知領域を含むタッチスクリーン1221から電気信号を受信したり、タッチスクリーン1221に電気信号を送信したり、送受信をすべて実行してもよい。ディスプレイコントローラ1211の制御にしたがい、タッチスクリーン1221は、ユーザに対する視覚的出力をディスプレイしてもよい。視覚的出力は、グラフィック、テキスト、アイコン、ビデオ、およびこれらの任意の組み合わせ(以下、総括して「グラフィック」と指称する)を含んでもよい。一実施形態において、視覚的出力の一部または全部は、以下でさらに詳細に説明されるユーザインタフェースに対応してもよい。
【0078】
タッチスクリーン1221には、LCD(Liquid Crystal Display)、LPD(Light emitting Polymer Display)、OLED(Organic Light−Emitting Diode)、またはAMOLED(Active−matrix Organic Light−Emitting Diode)技術が使用されてもよいが、その他のディスプレイ技術が使用されてもよい。また、タッチスクリーン1221およびディスプレイコントローラ1211は、静電容量式技術(capacitive technology)、抵抗式技術(resistive)、赤外線技術(infrared technology)、および表面音波技術(surface acoustic wave technology)を含んでもよいが、これらに限定されるものではなく、既に公知であったり今後に開発されるタッチ感知技術のうち任意のものを利用してもよい。また、タッチスクリーン1212およびディスプレイコントローラ1256は、近接センサ配列(proximity sensor array)またはタッチスクリーン1221との1つ以上の接触点を判断するためのその他の構成要素を利用して接触またはそれの任意の動きや解除を感知してもよい。
【0079】
ディスプレイコントローラ1211は、タッチ−感知領域を含まないスクリーンと結合してもよい。タッチ−感知領域を含まないスクリーンは、ディスプレイコントローラ1211から電気信号を受信してユーザに対する視覚的出力をディスプレイしてもよい。タッチ−感知領域を含まないスクリーンには、PDP(Plasma Display Panel)、EPD(Electronic Paper Display)、LCD(Liquid Crystal Display)、LPD(Light emitting Polymer Display)、OLED(Organic Light−Emitting Diode)、またはAMOLED(Active−matrix Organic Light−Emitting Diode)技術が使用されてもよいが、その他のディスプレイ技術が使用されてもよい。タッチ−感知領域を含まないスクリーンを使用する端末機は、動作のためのユーザインタフェースとして、物理的なキーボード、マウス、物理的なボタンなどのような入/出力装置を提供してもよい。
【0080】
1つ以上のその他の入/出力コントローラ1213は、その他の入/出力装置1223から電気信号を受信したり、それに電気信号を送信してもよい。その他の入/出力制御装置1223は、例えば、ボタン、キーボード、タッチパッド、ダイヤル、スライダスイッチ、ジョイスティックなどを含んでもよい。また、その他の入/出力コントローラ1213は、赤外線ポート、USBポート、およびマウスなどのポインタ装置のうち任意のものと結合してもよい。
【0081】
一実施形態によると、その他の入力制御装置1223は、1つ以上の物理的ボタンまたは仮想のボタンを含んでもよい。仮想のボタンの場合、ボタンおよびボタンコントローラはそれぞれタッチスクリーン1221およびディスプレイコントローラ1211の一部であってもよい。一実施形態において、ボタンは、スピーカ1211またはマイクロフォン1213のボリューム制御のためのアップ/ダウンボタン、ロッカーボタン、またはプッシュボタンを含んでもよい。一例として、ユーザがプッシュボタンを短く押すとタッチスクリーン1221のロックが解除され、再びタッチスクリーン上にジェスチャを適用して装置をロック解除するプロセスが開始されてもよい。また、ユーザがプッシュボタンを長く押し、端末機に対する電源をターン−オンまたはターン−オフしてもよい。
【0082】
他の一実施形態によると、その他の入力制御装置1223は、1つ以上の物理的キーボードまたは仮想のソフトキーボードを含んでもよい。キーボードの一例として、標準構成(QWERTY)および/または非標準構成のシンボルが使用されてもよい。仮想のソフトキーボードにおいて、ソフトキーボードおよびソフトキーボードコントローラはそれぞれタッチスクリーン1221およびディスプレイコントローラ1211の一部であってもよい。ソフトキーボードの実施形態は、物理的キーボードのキーの数よりも少ない数のグラフィック(またはソフトキー)を含んでもよい。これにより、ユーザはソフトキーボードの1つ以上のグラフィックを選択し、これにしたがって1つ以上の該当シンボルをタッチスクリーン1221上にディスプレイしてもよい。
【0083】
さらに他の一実施形態によると、その他の入力制御装置1223は、特定機能を活性化または非活性化するためのタッチパッドを含んでもよい。一実施形態において、タッチパッドは、タッチスクリーンとは異なり、視覚的出力をディスプレイしないタッチ−感知領域を含んでもよい。また、タッチパッドは、タッチスクリーン1221から分離したタッチ−感知表面や、タッチスクリーンによって形成されて拡張したタッチ−感知表面の一部であってもよい。
【0084】
このように、本発明の実施形態によると、コンテンツサイトに対して予め製作されたコンテンツページを利用してインデックスページを自動で構築することができるオーサリングツールを提供することにより、コンテンツ製作の便宜性を向上させることができる。また、本発明の実施形態によると、コンテンツサイトに対してイメージリストで構成されたインデックスページを提供して予め製作されたコンテンツページから一定情報を抽出し、これをインデックス情報に表示することにより、インデックスページだけで全体的なプレビューが可能となり、特にページ転換することなくコンテンツの一部情報を確認することができる効率性を提供することができる。
【0085】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素およびソフトウェア構成要素の組み合わせによって実現されてもよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPA(field programmable array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令(instruction)を実行して応答することができる異なる装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてもよい。処理装置は、運営体制(OS)および運営体制上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してもよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データをアクセス、保存、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、処理装置は1つが使用されると説明される場合もあるが、該当する技術分野において通常の知識を有する者は、処理装置が複数の処理要素(processing element)および/または複数類型の処理要素を含んでもよい。例えば、処理装置は、複数のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでもよい。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成(processing configuration)も可能である。
【0086】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム(computer program)、コード(code)、命令(instruction)、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、所望とおりに動作するように処理装置を構成したり、独立的または結合的に(collectively)処理装置を命令したりしてもよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置によって解釈されたり処理装置に命令またはデータを提供したりするために、ある類型の機械、構成要素(component)、物理的装置、仮想装置(virtual equipment)、コンピュータ記録媒体または装置、または送信される信号波(signal wave)に永久的または一時的に具体化(embody)されてもよい。ソフトウェアは、ネットワークによって連結したコンピュータシステム上に分散し、分散した方法によって格納されたり実行されたりしてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されてもよい。
【0087】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行が可能なプログラム命令形態で実現されてコンピュータで読み取り可能な媒体に記録されてもよい。コンピュータで読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含んでもよい。媒体に記録されるプログラム命令は、実施形態のために特別に設計されて構成されたものであってもよく、コンピュータソフトウェア当業者に公知されて使用可能なものであってもよい。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、および磁気テープのような磁気媒体(magnetic media)、CD−ROM、DVDのような光記録媒体(optical media)、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気−光媒体(magneto−optical media)、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を格納して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるもののような機械語コードだけではなく、インタプリタなどを使用してコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。上述したハードウェア装置は、実施形態の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されてもよく、その逆も同じである。
【0088】
以上のように、実施形態を限定された実施形態と図面に基づいて説明したが、該当する技術分野において通常の知識を有する者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能であることが理解できるであろう。例えば、説明された技術が説明された方法とは異なる順序で実行されたり、および/または説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法とは異なる形態で結合または組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
【0089】
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付される特許請求の範囲に属する。
【符号の説明】
【0090】
1010:構成部
1020:抽出部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12