(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【図面の簡単な説明】
【0023】
【
図1】実施の形態1の写真撮影遊戯機を撮影ブース側から見た斜視図である。
【
図2】実施の形態1の事前接客ブースおよび撮影ブース内の正面筐体の斜視図である。
【
図3】実施の形態1の撮影ブース内の背面筐体の斜視図である。
【
図4】実施の形態1の編集ブース内の編集装置の斜視図である。
【
図5】実施の形態1の写真撮影遊戯機の機能ブロック図である。
【
図6】実施の形態1の写真撮影遊戯機の写真プリントの作成方法の全体フローを示す図である。
【
図7】実施の形態1の写真撮影遊戯機で生成される合成画像が印刷された写真プリントの一例を示す図である。
【
図8】実施の形態1の撮影カメラおよび調整装置を前方から見た斜視図である。
【
図9】実施の形態1の調整装置からカメラフードユニットを取り外した状態の全体斜視図である。
【
図10】実施の形態1のカメラフードユニットを分解した状態の調整装置の全体斜視図である。
【
図11】実施の形態1のズームレンズに取り付けられるレンズ保護プレートの構造を示す断面図である。
【
図12】実施の形態1のズームレンズが最も前側に延びた状態を示す全体斜視図である。
【
図13】実施の形態1のズームレンズが最も後側に縮んだ状態を示す全体斜視図である。
【
図14】実施の形態1のズームレンズが最も前側に延びた状態を示す断面模式図である。
【
図15】実施の形態1のズームレンズが最も後側に縮んだ状態を示す断面模式図である。
【
図16】実施の形態2のズームレンズが最も前側に延びた状態を示す断面模式図である。
【
図17】実施の形態2のズームレンズが最も後側に縮んだ状態を示す断面模式図である。
【
図18】実施の形態3のズームレンズが最も前側に延びた状態を示す断面模式図である。
【
図19】実施の形態3のズームレンズが最も後側に縮んだ状態を示す断面模式図である。
【
図20】実施の形態4のズームレンズが最も前側に延びた状態を示す断面模式図である。
【
図21】実施の形態4のズームレンズが最も後側に縮んだ状態を示す断面模式図である。
【
図22】実施の形態5のズームレンズが最も前側に延びた状態を示す断面模式図である。
【
図23】実施の形態5のズームレンズが後側に縮む状態を示す断面模式図である。
【
図24】実施の形態5のズームレンズがさらに後側に縮む状態を示す断面模式図である。
【
図25】実施の形態5のズームレンズが最も後側に縮んだ状態を示す断面模式図である。
【
図26】実施の形態6のズームレンズが最も前側に延びた状態を示す断面模式図である。
【
図27】実施の形態6のズームレンズが最も後側に縮んだ状態を示す断面模式図である。
【
図28】背景技術におけるカメラフードユニットを分解した状態の調整装置の全体斜視図である。
【
図29】背景技術においてズームレンズが最も前側に延びた状態を示す断面模式図である。
【
図30】背景技術において実施の形態1のズームレンズが最も後側に縮んだ状態を示す断面模式図である。
【
図31】背景技術における画質の低下を招いた写真画像を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明に基づいた各実施の形態における写真撮影遊戯機について、以下、図を参照しながら説明する。以下に説明する各実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。各実施の形態における構成を適宜組み合わせて用いることは当初から予定されていることである。
【0025】
<実施の形態1>
(写真撮影遊戯機1の全体構成)
図1を参照して、本実施の形態における写真撮影遊戯機1の全体構成について説明する。
図1は、写真撮影遊戯機1を撮影ブース2側から見た斜視図である。写真撮影遊戯機1は、撮影ブース2、編集ブース3、事前接客ブース4、および事後接客ブース5(詳細は、
図4参照)を備える。
【0026】
撮影ブース2では、プレイヤを被写体とする写真画像が生成される。編集ブース3では、生成された写真画像が編集される。事前接客ブース4では、写真画像を生成するための設定条件を、写真画像を撮影および生成する前に受け付ける。
【0027】
(事前接客ブース4の構成)
図2を参照して、事前接客ブース4の構成について説明する。
図2は、
図1に示される写真撮影遊戯機1のうち、事前接客ブース4および撮影ブース2内の正面筐体20Aの斜視図である。
【0028】
事前接客ブース4には、事前受付装置40が配置される。事前受付装置40は、写真撮影遊戯機1の側面(正面筐体20Aの側面)に配置される。事前受付装置40は、受付用ディスプレイ41と、コイン投入口42と、スピーカ43とを備える。受付用ディスプレイ41の表面には図示しないタッチパネルが貼り付けられている。事前受付装置40は、受付用ディスプレイ41のタッチパネルを介して、プレイヤの選択操作を受け付ける。事前受付装置40は、
図2に示す配置位置と反対側にも配置してもよい。
【0029】
プレイヤは、撮影ブース2で撮影する前に、コイン投入口42(コイン制御部44)にコインを投入する。コインの投入によりプレイが開始され、プレイヤは、受付用ディスプレイ41に表示される選択画面に従って、写真画像を生成するための設定条件を選択する。この操作により、生成される写真画像および合成画像の条件が決定される。このように、事前接客ブース4では、プレイヤの選択により、合成画像の生成条件が決定される。
【0030】
(撮影ブース2の構成)
撮影ブース2は、
図2に示す正面筐体20Aと、
図3に示す背面筐体20Bとを含む。正面筐体20Aと背面筐体20Bとは、互いに対向して配置されている。正面筐体20Aと背面筐体20Bとは、フレーム材等で連結される。撮影ブース2では、正面筐体20Aおよび背面筐体20Bにより、内部に空間が形成され、正面筐体20Aの側面と背面筐体20Bの側面との間に形成される間隔が、撮影ブース2内への出入り口となる。出入口には、図示しないカーテン等が配置される。以降、撮影ブース2において、正面筐体20A側を「正面側」、背面筐体20B側を「背面側」と称する。
【0031】
撮影ブース2は、撮影装置20を備える。撮影装置20は、正面筐体20Aの正面側に配置される。
図2に示すように、撮影装置20は、撮影カメラ200、ディスプレイ220、および照明装置231〜242を含む。撮影カメラ200は、撮影ブース2の背面側を向くように配置され、プレイヤを正面から撮影して写真画像を生成する。
【0032】
ディスプレイ220は、撮影カメラ200でプレイヤを撮影するときに、プレイヤが自分の撮影ポーズを確認するためのモニタである。具体的には、ディスプレイ220は、撮影カメラ200と同様に、撮影ブース2の背面側を向くように配置される。ディスプレイ220は、撮影カメラ200で撮影されたプレイヤの映像を左右反転してライブ映像(動画)としてリアルタイムに表示する。
【0033】
プレイヤは撮影カメラ200での撮影時に、ディスプレイ220に鏡のように映る自分の姿を見ながら撮影することができる。ディスプレイ220にはタッチパネルが貼り付けられており、タッチパネルを介してプレイヤの入力操作を受け付ける。本実施の形態では、撮影カメラ200は縦長長方形状の撮像面を有する。つまり、撮影カメラ200の撮影範囲は縦長であり、より具体的には、縦長の長方形である。
【0034】
上述した撮影カメラ200は、一眼レフレックスデジタルカメラ(いわゆる、デジタル一眼レフカメラ)である。撮影カメラ200は、図示しない公知のオートフォーカス(AF)モジュールを備える。AFモジュールは、たとえば公知の位相差検出法を用い、図示しない撮影レンズの位置を調整して焦点を合わせる。撮影カメラ200は、プレイヤを撮影した際に、写真画像の撮影日時、焦点距離等を含むメタデータ(以下、撮影情報と称する)と、JPEG等の写真画像の画像データとを含むExif(Exchangeable image file format)形式の写真画像データを生成する。
【0035】
照明装置231〜242は、いずれも撮影ブースの背面側に向いて配置される。これらの照明装置231〜242は、非撮影時も発光しているが、撮影カメラ200がプレイヤを撮影する瞬間(つまり、ライブ映像を静止画として取り込む瞬間)には、内部に設けられたフラッシュライトが発光し、プレイヤを強く照明する。
【0036】
照明装置236〜238は、撮影カメラ200の近傍の周りに配置され、撮影カメラ200の周りに暗部が形成されるのを抑制する。さらに、プレイヤの鼻筋にハイライトを付ける効果を有する。ドーム型の照明装置231〜235は、撮影カメラ200を取り囲むように配置される。このような配置により、譲影されたプレイヤが立体的に見えやすくなる。
【0037】
さらに、5つのドーム型の照明装置231〜235が、プレイヤの瞳の中に写り込む、いわゆるアイキャッチ効果を生み出す。照明装置239〜242は、プレイヤの下半身を照らし、下半身に暗部が形成されるのを抑制する。
【0038】
図3を参照して、背面筐体20Bにも照明装置251〜254が配置される。照明装置251〜254は、撮影ブース2の正面側を向いて配置され、照明装置231〜242と同様に、非撮影時も発光しているが、撮影カメラ200がプレイヤを撮影する瞬間(つまり、ライブ映像を静止画として取り込む瞬間)には、内部に設けられたフラッシュライトが発光し、プレイヤを強く照明する。
【0039】
背面筐体20Bの背面には、背面パネル250が配置される。背面パネル250は、クロマキ一合成用のパネルであってもよいし、クロマキー合成用のカーテンを備えてもよい。
【0040】
撮影ブース2の床面には、クロマキ一合成用の床マット、または、床板等の床部材(図示省略)が設けられている。床部材は、たとえば黄緑色であり、背面筐体20Bの背面パネル250と同じ色である。撮影カメラ200は、床部材および背面パネル250を背景とする撮影を行なう。写真撮影遊戯機1は、クロマキー技術を用いることによりプレイヤ(被写体)以外の背景を容易に特定できる。
【0041】
(編集ブース3の構成)
編集ブース3では、撮影ブース2で生成されたプレイヤ(プレイヤ)の写真画像に落書き画像等の編集画像を配置する編集処理が実施される。写真画像および編集画像を合成することにより後述の合成画像が生成される。編集ブース3には、編集装置35が配置される(
図1を参照)。
【0042】
図4を参照して、編集装置35の詳細を説明する。
図4は、編集装置35の斜視図である。編集装置35は、2つの画像編集装置350を有し、2つの画像編集装置350は、互いに背中合わせになるように、筐体360の正面および背面に配置される。
【0043】
各画像編集装置350は、編集用ディスプレイ351と、2つのタッチペン352と、スピーカ353とを備える。編集用ディスプレイ351は、画像編集装置350の中央に設けられ、撮影処理で生成された複数の写真画像を表示する。さらに、編集用ディスプレイ251の表示画面上には透明なタッチパネルが貼り付けられている。
【0044】
画像編集装置350は、タッチパネルを介してプレイヤの編集操作を受け付ける。2つのタッチペン352は、編集用ディスプレイ351の両側に設けられる。タッチペン352は、ペン画像やスタンプ画像といった編集画像(落書き画像)を編集用ディスプレイ351で写真画像内に配置するために用いられる。つまり、プレイヤはタッチペン352を用いて、写真画像を編集する。本実施の形態では、タッチペン352が画像の編集に用いられるが、プレイヤは、タッチペン352の代わりに、指で編集用ディスプレイ351のタッチパネルに直接触れてもよい。
【0045】
スピーカ353は、編集プレイのための操作方法などの案内やBGMなどを出力する。編集終了後、写真撮影遊戯機1は写真画像と編集画像とを合成して合成画像を生成する。
【0046】
(事後接客ブース5の構成)
図4を参照して、事後接客ブース5の構成について説明する。事後接客ブース5には、事後受付装置50が配置される。事後受付装置50は、編集装置35の側面に配置される。事後受付装置50は、受付用ディスプレイ51と、写真プリント排出装置52と、スピーカ53と、プリント排出口54とを備える。
【0047】
受付用ディスプレイ51の表面には図示しないタッチパネルが貼り付けられている。事後受付装置50は、受付用ディスプレイ51のタッチパネルを介して、プレイヤの選択操作を受け付ける。
【0048】
写真プリント排出装置52は、受付用ディスプレイ51の下方配置される。写真プリント排出装置52は、プリンタ650(
図5参照)を収納する。プリンタ650は、合成画像を印刷用紙である写真プリント用紙に印刷する。写真プリント排出装置52は、プリンタ650により印刷された写真プリントをプリント排出口54に排出する。プレイヤは、写真プリントがプリント排出口54から排出されるまでの待ち時間を利用して、受付用ディスプレイ51から、メールアドレス等を入力する。
【0049】
(写真撮影遊戯機1の機能構成)
図5は、写真撮影遊戯機1の機能ブロック図である。
図5を参照して、写真撮影遊戯機1は、写真撮影遊戯機1全体を制御するコンピュータ装置101と、動作中のコンピュータ装置101からの指示を受け付けて、接続されている各種装置を制御する制御基板102と、クロマキーキャプチャボード17とを備える。これらは写真撮影遊戯機1の制御装置100として機能する。制御装置100は撮影装置20に搭載されていてもよいし、編集装置35に搭載されていてもよい。
【0050】
コンピュータ装置101は、CPU103と、HDD104と、メモリ105と、通信部106とを備える。CPU103は、メインメモリであるメモリ105に記憶されたプログラムを実行して、コンピュータ装置101を制御する。HDD104は、本装置に所定の処理を実行させるための制御プログラム、処理に必要なグラフィックデー夕、音声デー夕、生成された写真画像、予め用意された複数の背景画像、予め用意された複数のフレーム画像や複数のスタンプ画像等の各種画像データを記憶する。
【0051】
制御プログラムは、コンピュータ装置101にインストールされることにより、HDD104に格納される。メモリ105は、コンピュータ装置101のメインメモリであり、CPU103により実行される制御プログラムの一時的な作業領域として用いられる。通信部106は、インターネット等のネットワークを介して図示しないサーバと通信する。
【0052】
(事前接客処理時に動作する機能)
コンピュータ装置101は、事前接客ブース4での事前接客処理を実行する。事前接客処理は、後述する起動処理および受付処理を含む。具体的には、コンピュータ装置101は制御プログラムを実行し、デモ映像、名前入力画面などを受付用の受付用ディスプレイ41に表示する。コンピュータ装置101は、制御基板102を介して、受付用ディスプレイ41およびスピーカ43と接続される。受付用ディスプレイ41のタッチパネルは、プレイヤの指の接触を検出し、それに応じた指示信号をコンピュータ装置101に送信する。スピーカ43は、コンピュータ装置101から与えられる指示信号に基づいて、案内音声やBGMなどを出力する。
【0053】
(写真画像生成処理時に動作する機能)
コンピュータ装置101は、撮影ブース2での写真画像生成処理を実行する。具体的には、コンピュータ装置101は制御プログラムを実行し、必要に応じてディスプレイ220を介して入力されたプレイヤの操作に応じて、制御信号を制御基板102に送信する。コンピュータ装置101は、撮影カメラ200、ディスプレイ220、スピーカ450、調整装置300および制御基板102と接続され、それらを制御する。スピーカ450は、コンピュータ装置101から与えられる指示信号に基づいて、撮影プレイのための操作方法などの案内やBGMなどを出力する。
【0054】
クロマキーキャプチャボード17は、撮影カメラ200で撮影されている映像(プレイヤ映像)を所定の時間間隔(たとえば30フレーム/秒)でデジタルデータ(静止画像)として取り込む。クロマキーキャプチャボード17は、取り込んだ静止画像の中からクロマキー技術によりプレイヤ以外の領域を検出し、その検出した領域に選択された所望の背景画像を合成する。コンピュータ装置101はさらに、プレイヤ映像の顔部分に画像処理を施し、必要に応じてプレイヤ映像をトリミングする。
【0055】
(画像編集処理時に動作する機能)
コンピュータ装置101はさらに、編集ブース3での画像編集処理を実行する。具体的には、コンピュータ装置101は制御プログラムを実行し、編集用の編集用ディスプレイ351に対する入力操作に応じて、制御信号を制御基板102に送信する。コンピュータ装置101は、プリンタ650および編集用ディスプレイ351と接続され、それらを制御する。
【0056】
編集用ディスプレイ351のタッチパネルは、タッチペン352等の接触を検出し、それに応じた指示信号をコンピュータ装置101に送信する。編集用ディスプレイ351は、コンピュータ装置101から送信された編集画像(落書き画像)を写真画像上に重ねて表示する。スピーカ353は、コンピュータ装置101から与えられる指示信号に基づいて、編集プレイのための操作方法などの案内やBGMなどを出力する。
【0057】
(サーバとの通信時に動作する機能)
コンピュータ装置101はさらに、通信部106により、インターネット等のネットワークを介して図示しないサーバSVと通信する。写真撮影遊戯機1で生成された画像をプレイヤの携帯端末にサーバ経由で提供可能にする。これにより、プレイヤはプレイヤ端末に写真画像や合成画像を取得できる。
【0058】
コンピュータ装置101は、プレイヤの要求に応じて生成された写真画像および合成画像を取得するのに必要なアクセス情報(たとえばURL)を非接触通信装置97を介してユーザの携帯端末に送信してもよい。
【0059】
(印刷処理時に動作する機能)
コンピュータ装置101は、プリンタ650に対して印刷指示を送信し、印刷すべき合成画像を送信する。プリンタ650は、印刷すべき合成画像の受信を完了したとき、印刷指示に応じて印刷を開始する。
【0060】
(事後接客処理時に動作する機能)
コンピュータ装置101は、事後接客ブース5での事後接客処理を実行する。コンピュータ装置101は制御プログラムを実行し、デモ映像、メールアドレス入力画面などを受付用の受付用ディスプレイ51に表示する。コンピュータ装置101は、制御基板102を介して、受付用ディスプレイ51およびスピーカ53と接続される。受付用ディスプレイ51のタッチパネルは、プレイヤの指の接触を検出し、それに応じた指示信号をコンピュータ装置101に送信する。スピーカ53は、コンピュータ装置101から与えられる指示信号に基づいて、案内音声やBGMなどを出力する。
【0061】
(その他の機能)
制御基板102はさらに、コンピュータ装置101の他に、発光(ストロボ)制御部110、ストロボ15、照明装置231〜242、照明装置251〜254、サービスパネル113およびコイン制御部44に接続される。
【0062】
(写真プリントの作成フロー)
図6を参照して、本実施の形態における写真撮影遊戯機1を用いた写真プリントの作成フローを説明する。
図6は、本実施の形態における写真撮影遊戯機1における作成方法の全体フローを示す図である。
【0063】
写真撮影遊戯機1は、プレイの開始時に事前接客ブース4において事前接客処理として受付処理を行なう。受付処理では、写真画像の生成条件処理、背景選択処理が行なわれる(ステップS10)。写真撮影遊戯機1、撮影ブース2において、プレイヤを被写体として撮影する(ステップ20)。
【0064】
写真撮影遊戯機1は、写真撮影後、編集ブース3において、らくがき処理(ステップS30)の受付処理を行なった後、撮影ブース2においてプレイヤを撮影した「写真画像」、および編集ブース3でプレイヤが行なったらくがき処理で入力した「編集画像」を合成し、「合成画像」を生成する写真画像合成処理を行なう(ステップS40)。
【0065】
生成した合成画像を所定のレイアウトに配置した複数のレイアウトをプレイヤに提示してレイアウトの選択を受け付け(ステップS50)、選択を受け付けたレイアウトにしたがって合成画像を配置して、「シートデザイン画像」に「合成画像」が組み込まれた印刷画像を生成する印刷画像処理を行なう(ステップS60)。「写真画像」に対して、編集ブース3でプレイヤによりらくがき処理が行なわれていない場合も、「合成画像」に含まれるものとする。
【0066】
写真撮影遊戯機1は、プリンタを用いて、写真プリント用紙に印刷画像を印刷し、その写真プリントを、事後接客ブース5のプリント排出口54から排出する(ステップS70)。さらに、写真撮影遊戯機1は、サーバを介して合成画像をプレイヤの所有する端末に送信する。プレイヤは、写真プリントがプリント排出口54から排出されるまでの待ち時間を利用して、受付用ディスプレイ51から、メールアドレス等を入力する。これにより、プレイヤはプレイヤ端末に写真画像や合成画像の取得が可能となる。
【0067】
(写真撮影遊戯機1で生成される合成画像)
図7に、写真撮影遊戯機1で生成される合成画像が印刷された写真プリントの一例を示す。
図7に示す合成画像FR1は、撮影処理によって生成されるプレイヤの写真画像FR11A(上半身撮影)およびFR11B(全身撮影)と、画像編集処理によって生成される編集画像FR13とを含む。写真画像FR11A,Bは、写真画像のみ、または写真画像と背景画像とを含む。編集画像FR13は、文字列やフレーム、落書き画像等である。
【0068】
(撮影カメラ200および調整装置300の構成)
図8を参照して、撮影カメラ200の構成について説明する。
図8は、撮影カメラ200および調整装置300を前方から見た斜視図である。
【0069】
撮影カメラ200は、撮影ブース2の背面側を向くように配置され、プレイヤを正面から撮影して写真画像を生成する。撮影カメラ200は、カメラ本体210およびズームレンズ215を含む。撮影カメラ200は、撮影カメラ200の焦点距離と撮影方向とを調整する調整装置300が取り付けられている。撮影カメラ200は、調整装置300の支持台301に固定されている。支持台301は、図示しない固定台に対して回転可能に取り付けられている。撮影カメラ200の前方(被写体側)には、照明装置231〜242、照明装置251〜254からの照射光および照射光の撮影ブース2内において反射した光が、ズームレンズ215に写り込まないように、カメラフードユニット330が設けられている。
【0070】
調整装置300は、ズームレンズ215の焦点距離を調整するための調整機構310として、モータ312、トルクリミッタ313、第1ギヤ314、第2ギヤ315、およびズーム規制ギヤ316を備える。
【0071】
円環状のズーム規制ギヤ316は、ズームレンズ215に嵌め込まれている。モータ312の回転によってトルクリミッタ313が回転する。トルクリミッタ313の回転によって第1ギヤ314および第2ギヤ315が回転し、その回転に応じてズーム規制ギヤ316が回転する。トルクリミッタ313は、所定値以上のトルクを検出した場合、回転を停止する。これにより、ズームレンズ215に過負荷がかかることが防止される。ズームレンズ215の焦点距離は、ズーム規制ギヤ316の回転量に応じて変化する。
【0072】
本実施の形態では、撮影カメラ200およびズームレンズ215の外側に設けられた、焦点距離を調整する調整機構310によって、ズームレンズ215の焦点距離が調整される。撮影カメラ200の撮影画角は、ズームレンズ215の焦点距離が望遠側に調整されるほど狭くなり(拡大画角)、ズームレンズ215の焦点距離が広角側に調整されるほど広くなる(広角画角)。
【0073】
図9から
図11を参照して、カメラフードユニット330およびレンズ保護プレート400の構成について説明する。
図9は、調整装置300からカメラフードユニット330を取り外した状態の全体斜視図、
図10は、カメラフードユニット330を分解した状態の調整装置の全体斜視図、ズームレンズ215に取り付けられるレンズ保護プレート400の構造を示す断面図である。
【0074】
(カメラフードユニット330)
図9および
図10を参照して、カメラフードユニット330は、撮影カメラ200から見て、ボックス331、ガイドプレート332、支持プレート333、および、保護リング334を備える。保護リング334は、照明装置231〜242、照明装置251〜254からの照射光および照射光の撮影ブース2内において反射した光が、ズームレンズ215に写り込まないように、光を遮る。また、少なくとも保護リング334の内面、支持プレート333の表面は、光の反射を抑えるために黒色が採用されている。
【0075】
ボックス331、ガイドプレート332、支持プレート333、および、保護リング334のそれぞれには、ズームレンズ215を通過させるための、開口部331h、332h、333h、334hが設けられている。ガイドプレート332には、筒状部332aが設けられ、この筒状部332aの内部が開口部332hを構成し、この筒状部332aの内部にズームレンズ215が挿入される。
【0076】
(レンズ保護プレート400)
図11を参照して、レンズ保護プレート400は、アクリル樹脂、ガラス等からなる透明保護プレート410と、この透明保護プレート410の外周部を支持する円筒形状のリング部420と有する。透明保護プレート410は、リング部420の一端側に嵌入されている。リング部420の他端側の外周面には、雄ネジ420aが設けられている。ズームレンズ215の先端部分の内周面には、リング部420の雄ネジ420aに螺合可能な雌ネジ215aが設けられている。
【0077】
透明保護プレート410の雄ネジ420aを、ズームレンズ215の雌ネジ215aに螺合させることにより、容易に透明保護プレート410をズームレンズ215の前側に固定することを可能とする。なお、ネジを用いた螺合構造に限定されることなく、公知の技術を用いて、透明保護プレート410をズームレンズ215の前側に固定してもよい。
【0078】
このように、透明保護プレート410をズームレンズ215の前側に固定することにより、透明保護プレート410は、ズームレンズ215の伸縮時に、ズームレンズ215の伸縮にともなって、ズームレンズ215の伸縮方向と同じ方向に移動する。
【0079】
さらに、レンズ保護プレート400の取り付け位置は、ズームレンズ215の直近の前側であり、透明保護プレート410とズームレンズ215との間の距離は変化しないことから、撮影カメラ200の絞り(F値)を上げることにより、被写界深度が深くなった場合であっても、レンズ保護プレート400に付着した埃等の像が、写真画像に写り込むことはない。
【0080】
図12から
図15を参照して、ズームレンズ215の前進および後退について説明する。
図12は、ズームレンズ215が最も前側に延びた状態を示す全体斜視図、
図13は、ズームレンズ215が最も後側に縮んだ状態を示す全体斜視図、
図14は、ズームレンズ215が最も前側に延びた状態を示す断面模式図、
図15は、ズームレンズ215が最も後側に縮んだ状態を示す断面模式図である。
【0081】
なお、「前側」とは、プレイヤ(被写体)に近づく側を意味し、「後側」とは、プレイヤ(被写体)から遠ざかる側への移動を意味する。図中の矢印Fは、ズームレンズ215が「前側」に伸張する(した)状態を示し、図中の矢印Bは、ズームレンズ215が「後側」に収縮する(した)状態を示す。
【0082】
図12および
図14を参照して、本実施の形態において、ズームレンズ215が最も前側に延びた状態においては、ズームレンズ215の前に取り付けられた透明保護プレート410の前面は、支持プレート333の表面から距離t1だけ後退した位置に位置している。一方、ズームレンズ215が最も後側に縮んだ状態においては、透明保護プレート410の前面は、支持プレート333の表面から距離t2だけ後退した位置にまで後退する。
【0083】
また、ズームレンズ215において、
図12および
図14に示す位置(最も前側に延びた状態)から、
図13および
図15に示す位置(最も後側に縮んだ状態)の間、透明保護プレート410は、筒状部332aの範囲内で移動する。さらに、ズームレンズ215の伸縮時に、透明保護プレート410はズームレンズ215の伸縮にともなって、ズームレンズ215と一体となって、ズームレンズ215の伸縮方向に移動する。
【0084】
本実施の形態において、ズームレンズ215は、ズームレンズ215が前側に延びる状態は、上半身撮影およびアップ撮影に適した撮影状態となり、ズームレンズ215が後側に縮んだ状態は、全身撮影に適した撮影状態となる。なお、ズームレンズの種類によっては、逆の場合もある。
【0085】
(作用・効果)
以上、本実施の形態における写真撮影遊戯機1によれば、ズームレンズ215の前側(先端部分)に透明保護プレート410を装着している。これにより、ズームレンズ215の移動時に、透明保護プレート410はズームレンズ215の移動にともなって、ズームレンズ215と一体となって、ズームレンズ215の移動方向に移動することとなる。
【0086】
その結果、ズームレンズ215と透明保護プレート410との間の距離は一定に保たれるため、ズームレンズ215が伸縮した場合であっても、透明保護プレート410に付着した埃等の像が、写真画像に写り込むことはない。
【0087】
さらに、ズームレンズ215に透明保護プレート410を装着しておくことで、ズームレンズ215の故障、傷、レンズに直接付着するほこりなどの汚れを防止し、さらに、プレイヤがズームレンズ215を直接触れられないようにすることができる。
【0088】
さらに、本実施の形態におけるカメラフードユニット330によれば、
図28に示した背景技術におけるカメラフードユニット330Aの構成に比べ、防塵フィルタを設ける必要がなくなるため、カメラフードユニット330の構造の簡略化を図ることも可能としている。
【0089】
<実施の形態2>
図16および
図17を参照して、本実施の形態における写真撮影遊戯機について説明する。上記実施の形態1との相違点は、ズームレンズ215の移動範囲にあり、他の構成は実施の形態1の写真撮影遊戯機1と同じである。よって、ここでは、相違点についてのみ説明する。
図16は、ズームレンズ215が最も前側に延びた状態を示す断面模式図、
図17は、ズームレンズ215が最も後側に縮んだ状態を示す断面模式図である。
【0090】
図16に示すように、本実施の形態では、ズームレンズ215が最も前側に延びた状態において、透明保護プレート410は、筒状部332aの前側の端部と面一である。
図17に示すように、ズームレンズ215が最も後側に縮んだ状態において、透明保護プレート410は、筒状部332aの内部に位置している。
【0091】
よって、
図16に示す位置(最も前側に延びた状態)から、
図17に示す位置(最も後側に縮んだ状態)の間、透明保護プレート410は、筒状部332aの範囲内で移動する。
【0092】
本実施の形態における構成においても、実施の形態1における写真撮影遊戯機1と同様の作用効果を得ることができる。
【0093】
<実施の形態3>
図18および
図19を参照して、本実施の形態における写真撮影遊戯機について説明する。上記実施の形態1との相違点は、ズームレンズ215の移動範囲にあり、他の構成は実施の形態1の写真撮影遊戯機1と同じである。よって、ここでは、相違点についてのみ説明する。
図18は、ズームレンズ215が最も前側に延びた状態を示す断面模式図、
図19は、ズームレンズ215が最も後側に縮んだ状態を示す断面模式図である。
【0094】
図18に示すように、本実施の形態では、ズームレンズ215が最も前側に延びた状態において、透明保護プレート410は、筒状部332aの前側からさらに被写体側に突出している。
図19に示すように、ズームレンズ215が最も後側に縮んだ状態においても、透明保護プレート410は、筒状部332aの前側からさらに被写体側に突出している。ズームレンズ215の筒状部332aの前側からの突出量は、ズームレンズ215が最も前側に延びた状態の方が、ズームレンズ215が最も後側に縮んだ状態よりも大きい。
【0095】
よって、
図18に示す位置(最も前側に延びた状態)から、
図19に示す位置(最も後側に縮んだ状態)の間、透明保護プレート410は、筒状部332aの範囲外で移動する。
【0096】
本実施の形態における構成においても、実施の形態1における写真撮影遊戯機1と同様の作用効果を得ることができる。
【0097】
<実施の形態4>
図20および
図21を参照して、本実施の形態における写真撮影遊戯機について説明する。上記実施の形態1との相違点は、カメラフードユニット330の構成にあり、他の構成は実施の形態1の写真撮影遊戯機1と同じである。よって、ここでは、相違点についてのみ説明する。
図20は、ズームレンズ215が最も前側に延びた状態を示す断面模式図、
図21は、ズームレンズ215が最も後側に縮んだ状態を示す断面模式図である。
【0098】
図20に示すように、本実施の形態では、カメラフードユニット330を構成する、支持プレート333および保護リング334が、ズームレンズ215側に固定されている。本実施の形態では、透明保護プレート410に支持プレート333および保護リング334が固定されているが、ズームレンズ215に固定されていてもよい。
【0099】
本実施の形態における構成においても、実施の形態1における写真撮影遊戯機1と同様の作用効果を得ることができる。
【0100】
<実施の形態5>
図22から
図25を参照して、本実施の形態における写真撮影遊戯機について説明する。上記実施の形態1においては、透明保護プレート410がズームレンズ215の前側に直接固定されていたが、本実施の形態では、ズームレンズ215との間に連動機構を構成する筒状の蛇腹700を介在させて、透明保護プレート410がズームレンズ215に取り付けられている。
【0101】
図22は、ズームレンズ215が最も前側に延びた状態を示す断面模式図、
図23は、ズームレンズ215が後側に縮む状態を示す断面模式図、
図24は、ズームレンズ215がさらに後側に縮む状態を示す断面模式図、
図25は、ズームレンズ215が最も後側に縮んだ状態を示す断面模式図である。
【0102】
図22に示すように、透明保護プレート410は、筒状の蛇腹700を用いてズームレンズ215の前側に固定されている。透明保護プレート410および蛇腹700は、筒状部332aの前側からさらに被写体側に突出している。ズームレンズ215の伸縮方向における蛇腹700の幅はw1である。透明保護プレート410とズームレンズ215との間の距離は、透明保護プレート410に付着した埃等の像が、写真画像に写り込むことがない距離に予め設定されている。
【0103】
図22に示すように、ズームレンズ215が縮み、透明保護プレート410が筒状部332aの内部に入り出すと、透明保護プレート410の外周面と筒状部332aの内周面との間に摩擦が生じる。
図23に示すように、この摩擦力の発生により、透明保護プレート410の移動が停止し、ズームレンズ215のみが収縮する。その結果、
図24に示す用意、蛇腹700の幅がw1からw2に延びる。蛇腹700の幅がw2になり、透明保護プレート410とズームレンズ215との間の距離が拡大した場合でも、透明保護プレート410に付着した埃等の像が、写真画像に写り込むことがない距離に予め設定されている。
【0104】
蛇腹700の幅がw2になると、蛇腹700は、w2以上伸びない構造を有している。その結果、
図25に示すように、引き続きズームレンズ215が縮んだ場合には、蛇腹700の幅w2が維持された状態で、透明保護プレート410はズームレンズ215の移動にともなって、ズームレンズ215の移動方向に移動することとなる。
【0105】
逆に、
図25に示す状態から、ズームレンズ215が伸びる場合には、蛇腹700の幅がw2からw1に縮んだ後に、透明保護プレート410はズームレンズ215の移動にともなって、ズームレンズ215の移動方向に移動することとなる。
【0106】
本実施の形態においては、ズームレンズ215の伸縮の移動の間の一部に、透明保護プレート410とズームレンズ215と間の距離が変化する領域があるものの、予め透明保護プレート410に付着した埃等の像が、写真画像に写り込むことがない距離に設定されていることから、実施の形態1における写真撮影遊戯機1と同様の作用効果を得ることができる。
【0107】
<実施の形態6>
図26および
図27を参照して、本実施の形態における写真撮影遊戯機について説明する。上記実施の形態1においては、透明保護プレート410がズームレンズ215の前側に直接固定されていたが、本実施の形態では、透明保護プレート410は、ズームレンズ215に固定されておらず、透明保護プレート410には、ズームレンズ215の伸縮に連動するように透明保護プレート410を移動させる連動機構が設けられている。
【0108】
図26は、ズームレンズ215が最も前側に延びた状態を示す断面模式図、
図27は、ズームレンズ215が後側に縮む状態を示す断面模式図である。
【0109】
図26に示すように、連動機構として、歯車機構が採用されている。具体的には、透明保護プレート410の外周面には、ラック451が形成され、このラック451に螺合する円筒形状の歯車452が設けられている。歯車452が軸周りに回転することで、透明保護プレート410は前後方向に移動する。
【0110】
図5に示す調整装置300によりズームレンズ215の伸縮にともなう移動量に応じて、歯車452の回転数を制御することで、ズームレンズ215と透明保護プレート410との間の距離を一定に保った状態で、透明保護プレート410を移動させることができる。
【0111】
その結果、実施の形態1に示したように、ズームレンズ215と透明保護プレート410との間の距離は一定に保たれ、実施の形態1における写真撮影遊戯機1と同様の作用効果を得ることができる。
【0112】
以上、本発明の各実施の形態における写真プリント作成方法および写真プリント作成装置について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。したがって、本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。