特許第6202279号(P6202279)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6202279
(24)【登録日】2017年9月8日
(45)【発行日】2017年9月27日
(54)【発明の名称】紐付入力ペン及び携帯電子機器
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/03 20060101AFI20170914BHJP
   H05K 5/02 20060101ALI20170914BHJP
【FI】
   G06F3/03 400E
   H05K5/02 D
【請求項の数】9
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-181904(P2014-181904)
(22)【出願日】2014年9月8日
(65)【公開番号】特開2016-57725(P2016-57725A)
(43)【公開日】2016年4月21日
【審査請求日】2016年10月17日
(73)【特許権者】
【識別番号】000001443
【氏名又は名称】カシオ計算機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100096699
【弁理士】
【氏名又は名称】鹿嶋 英實
(72)【発明者】
【氏名】網倉 遼
【審査官】 原 秀人
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3014249(JP,U)
【文献】 特開2005−309482(JP,A)
【文献】 特開2001−051782(JP,A)
【文献】 特開2011−100221(JP,A)
【文献】 特開2011−197907(JP,A)
【文献】 国際公開第2008/147324(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/03
H05K 5/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯電子機器用の入力ペンと紐構成体とを備え、
前記紐構成体は第一の紐部と第二の紐部を有し、
前記第一の紐部は一端が前記入力ペンと連結された紐状部材とその紐状部材の他の一端に取り付けられたリング部材とを有し、
前記第二の紐部は環状のベルトを含み、当該環状のベルトに前記リング部材が遊挿されている、
ことを特徴とする紐付入力ペン。
【請求項2】
前記環状のベルトは幅広で帯状の素材で作られていることを特徴とする請求項1に記載の紐付入力ペン。
【請求項3】
前記紐状部材は二重紐または二重以上の多重紐もしくは1本の紐であることを特徴とする請求項1に記載の紐付入力ペン。
【請求項4】
請求項1乃至3いずれかに記載の前記紐付入力ペンが取り付けられている携帯電子機器であって、前記環状のベルトに前記リング部材が遊挿された状態で、前記環状のベルトが当該携帯電子機器に設けられた取付部に取り付けられていることを特徴とする携帯電子機器。
【請求項5】
前記環状のベルトが前記携帯電子機器に取り付けられている状態で、前記環状のベルトの内側にユーザの手が挿入されて前記入力ペンがユーザの手で操作される際に、前記入力ペンと連結された紐状部材と当該紐状部材に取り付けられた前記リング部材とが前記入力ペンの操作を妨げない位置に移動可能となるように、前記環状のベルトに前記リング部材が遊挿されていることを特徴とする請求項4に記載の携帯電子機器。
【請求項6】
前記携帯電子機器は、前記紐付入力ペンを着脱自在に保持する保持手段を備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載の携帯電子機器。
【請求項7】
前記保持手段が、前記入力ペンの一端と前記取付部との間に、前記入力ペンの他端及び前記紐状部材を連結する連結部が位置するように前記入力ペンを保持した状態と比べて前記紐状部材が撓まないように、前記保持手段が、前記連結部と、前記取付部との間に前記入力ペンの一端が位置する状態で前記入力ペンを保持できるように、前記リング部材が前記環状のベルトにおける前記取付部側に遊挿されることを特徴とする請求項6に記載の携帯電子機器。
【請求項8】
前記保持手段は磁石の磁力によって前記紐付入力ペンを保持することを特徴とする請求項5に記載の携帯電子機器。
【請求項9】
前記保持手段は少なくとも一対の対向爪の挟み力によって前記紐付入力ペンを保持することを特徴とする請求項6に記載の携帯電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、紐付入力ペン及び携帯電子機器に関し、詳細には、タッチパネル等の入力操作に用いられる紐付入力ペン及び当該タッチパネル等を備えた携帯電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
入力ペンとは、タッチパネル等を備えた携帯電子機器の入力手段であり、一般的に入力ペンは細長形状の本体部の先端に、ペン先部を形成して構成されている。ユーザは本体部を手持ちし、ペン先部を携帯電子機器の入力面(タッチパネル等)に当接させて所要の入力操作を行うが、携帯電子機器を持ち歩く際に、しばしば入力ペンを置き忘れるなどして紛失することがある。
【0003】
紛失防止策の一つは、携帯電子機器のボディに入力ペンを収容することであるが、収容忘れを否めず、確実な策とはいえない。
【0004】
他の対策は、携帯電子機器と入力ペンとを「紐」で結びつけておく方法、すなわち「紐付入力ペン」にする方法である。たとえば、下記の特許文献1には、入力ペンの後端部に所定の長さを有する紐の一端側を取り付けた例(以下、先行技術という)が示されている。この先行技術によれば、紐の他端側を携帯電子機器に取り付けることにより、常に入力ペンと携帯電子機器とをペアにして持ち運ぶようにし、入力ペンの紛失を確実に防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2000−207115号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、先行技術は、入力ペンの紛失防止の点では有効なものの、紐が邪魔になって入力ペンの操作がしにくくなることがある。
図5は、先行技術の不都合説明図である。この図において、入力ペン1は紐2で携帯電子機器3に結びつけられている。ユーザは、携帯電子機器3の入力面4を操作する場合、入力ペン1を手で握って所要の入力操作を行うことになるが、その際に、紐2が指先等に絡みついて邪魔になることがある。このようなとき、ユーザは、絡みつきをほどいた後に入力操作を行う必要があり、入力操作に支障を来す。
【0007】
そこで、本発明は、入力ペンの紛失防止を図りつつ、入力操作の改善を図った紐付入力ペン及び携帯電子機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に記載の発明は、携帯電子機器用の入力ペンと紐構成体とを備え、前記紐構成体は第一の紐部と第二の紐部を有し、前記第一の紐部は一端が前記入力ペンと連結された紐状部材とその紐状部材の他の一端に取り付けられたリング部材とを有し、前記第二の紐部は環状のベルトを含み、当該環状のベルトに前記リング部材が遊挿されている、ことを特徴とする紐付入力ペンである。
請求項2に記載の発明は、前記環状のベルトは幅広で帯状の素材で作られていることを特徴とする請求項1に記載の紐付入力ペンである。
請求項3に記載の発明は、前記紐状部材は二重紐または二重以上の多重紐もしくは1本の紐であることを特徴とする請求項1に記載の紐付入力ペンである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3いずれかに記載の前記紐付入力ペンが取り付けられている携帯電子機器であって、前記環状のベルトに前記リング部材が遊挿された状態で、前記環状のベルトが当該携帯電子機器に設けられた取付部に取り付けられていることを特徴とする携帯電子機器である。
請求項5に記載の発明は、前記環状のベルトが前記携帯電子機器に取り付けられている状態で、前記環状のベルトの内側にユーザの手が挿入されて前記入力ペンがユーザの手で操作される際に、前記入力ペンと連結された紐状部材と当該紐状部材に取り付けられた前記リング部材とが前記入力ペンの操作を妨げない位置に移動可能となるように、前記環状のベルトに前記リング部材が遊挿されていることを特徴とする請求項4に記載の携帯電子機器である。
請求項6に記載の発明は、前記携帯電子機器は、前記紐付入力ペンを着脱自在に保持する保持手段を備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載の携帯電子機器である。
請求項7に記載の発明は、前記保持手段が、前記入力ペンの一端と前記取付部との間に、前記入力ペンの他端及び前記紐状部材を連結する連結部が位置するように前記入力ペンを保持した状態と比べて前記紐状部材が撓まないように、前記保持手段が、前記連結部と、前記取付部との間に前記入力ペンの一端が位置する状態で前記入力ペンを保持できるように、前記リング部材が前記環状のベルトにおける前記取付部側に遊挿されることを特徴とする請求項6に記載の携帯電子機器である。
請求項8に記載の発明は、前記保持手段は磁石の磁力によって前記紐付入力ペンを保持することを特徴とする請求項5に記載の携帯電子機器である。
請求項9に記載の発明は、前記保持手段は少なくとも一対の対向爪の挟み力によって前記紐付入力ペンを保持することを特徴とする請求項6に記載の携帯電子機器である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、入力ペンの紛失防止を図りつつ、入力操作の改善を図った紐付入力ペン及び携帯電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】実施形態に係る紐付入力ペンの全体構成図である。
図2】紐付入力ペン10の使用状態図である。
図3】携帯電子機器22の背面図である。
図4】紐状部材18の弛みを示す図である。
図5】先行技術の不都合説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施形態に係る紐付入力ペンの全体構成図である。図1(a)において、紐付入力ペン10は、入力ペン11と紐構成体12とによって構成されている。入力ペン11は、鉛筆等の筆記具を模した短軸円筒形状の入力ペンの本体部13の先端にペン先部14が形成され、入力ペンの本体部13の後端に小穴(紐状部材連結部15)が形成されている。
【0012】
紐構成体12は、第一の紐部16と第二の紐部17とからなり、第一の紐部16は紐状部材18(二重紐)と、その紐状部材18の一端に取り付けられたリング部材19とを有している。前記入力ペンの本体部13は、前記後端の小穴(紐状部材連結部15)にて、第一の紐部16の紐状部材18と連結されている。
【0013】
ここで、紐状部材18の長さ(紐状部材18をぴんと張った状態での小穴(紐状部材連結部15)からリング部材19までの長さ)をAとすると、このAの適正値は入力ペン11を用いて入力操作する際に紐状部材18が邪魔にならない程度の値である。具体的には、様々な年齢層(子供から大人まで)や性別を網羅した多くの被験者を対象にして実験的に求めうる値であるが、たとえば、A=155mm程度としてもよい。
【0014】
第二の紐部17は、強度と柔軟性を有する素材(たとえば、繊維等の編み込み体)で作られた幅広で帯状のベルトの両端を接合体21で結合して環状(ループ状)に形成された環状のベルト20であり、この環状のベルト20は、後述の図2に示すように、当該環状のベルト20の一端が携帯電子機器22の一端の取付部23に取り付けられた状態で、前記リング部材19が前記環状のベルト20に遊挿されている。
【0015】
ここで、遊挿とは、第二の紐部17のベルト20の周長方向(白抜き矢印Fの方向)に沿って自由にリング部材19が動くことができることをいい、具体的には、リング部材19の輪の内径をφとすると、このφが、ベルト20の幅よりも十二分に大きい状態のことをいう。また、リング部材19の最大外形寸法をBとすると、このBは当然ながらリング部材19の輪の内径φよりも大きく、たとえば、B=23mm程度としてもよい。
【0016】
なお、第一の紐部16の紐状部材18は“二重”に限定されない。二重以上の多重であってもよいし、または、1本の紐(図1(b)参照)であってもよい。あるいは図示を略すが、複数本の紐を撚り合せた組紐のようなものであってもよく、要するに、切れにくく、且つ、柔軟性に優れたものであればよい。
【0017】
このような構成を有する紐付入力ペン10は、任意の携帯電子機器22(特に限定しないが携帯ゲーム機、携帯通信端末、多機能型携帯電話機、携帯電子辞書など)と一緒に用いられるが、この際、紐付入力ペン10の第二の紐部17のベルト20を、携帯電子機器22の一端に形成された取付部23(小穴)に取り付けて(結びつけて)使用する。
【0018】
ここで、携帯電子機器22のボディに結びつけられた状態のベルト20の長さをCとすると、このCの適正値は、後述の図2に示すように、ユーザの手をベルト20の輪の中に通すことができる程度の適正な値であり、これも様々な年齢層や性別を網羅した多くの被験者を対象にして実験的に求めうる値であるが、たとえば、C=130mm程度としてもよい。
【0019】
このような値(C=130mm)にすると、年齢や性別を問わず、多くのユーザの手をスムーズにベルト20に通すことができることに加え、さらに、幼児の小さな頭がベルト20の中に入らないサイズとなっているため、幼児の小さな頭がベルト20の中に入って幼児の首にベルト20が巻き付くといった事故を回避できる。
【0020】
また、第二の紐部17のベルト20を携帯電子機器22のボディから取り外して平に畳んだ状態における端から端までの長さをDとすると(図1(c)参照)、このDの値は、たとえば、D=175mm程度としてもよい。
【0021】
図2は、紐付入力ペン10の使用状態図である。この図に示すように、前記環状のベルト20に前記リング部材19が遊挿された状態で、前記環状のベルト20が当該携帯電子機器22の一端(の取付部23(小穴))に取り付け(結びつけ)られている。携帯電子機器22に結びつけられた紐付入力ペン10をユーザが使用する際、ユーザは自分の手首24をベルト20の輪の中(内側)に挿入し、指先で入力ペンの本体部13を握り、その入力ペンの本体部13で携帯電子機器22の入力面25(タッチパネル等)を操作することになるが、実施形態の紐付入力ペン10は、以下の効果を得ることができる。
【0022】
(1)携帯電子機器22の取付部23(小穴)に結びつけられたベルト20の輪にユーザの手首24を通しているので、携帯電子機器22を落下させることがない。
(2)第二の紐部17のベルト20の一端が携帯電子機器22に取り付けられた状態で、ベルト20が第一の紐部16のリング部材19の輪の中(内側)に“遊挿状態”で通されているので、環状のベルト20の内側にユーザの手が挿入されて携帯電子機器22に対して入力ペン11を操作する際に、第一の紐部16の紐状部材18がペンの操作を妨げない。これは、リング部材19がベルト20の周長方向(白抜き矢印Fの方向)に沿って自由に動くことができるからであり、紐状部材18の指先等への絡みつきを防止できるからである。
【0023】
したがって、実施形態の紐付入力ペン10によれば、紐構成体12によって携帯電子機器22に取り付けられているため、入力ペン11の紛失防止を図ることができることに加え、上記の(2)より、紐状部材18の絡みつきを回避して入力操作の改善を図ることができるので、少なくとも「入力ペンの紛失防止を図りつつ、入力操作の改善を図った紐付入力ペン及び携帯電子機器を提供する」という本件発明の課題を達成することができる。
【0024】
なお、実施形態では、第二の紐部17に“幅広で帯状”のベルト20を使用しているが、これは、手首への負担を少なくするためであり、要するに実用上の便宜である。したがって、発明の思想上は“幅広で帯状”に限定されず、たとえば、ベルト20は紐のようなものであってもかまわない。
【0025】
図3は、携帯電子機器22の背面図である。図3(a)に示すように、携帯電子機器22の背面は、ほぼ長方形の形状であり、長方形の1つの角の近傍に取付部23(小穴)が形成されている。そして、取付部23の近傍から、長方形の一辺とほぼ並行には凹状の長溝26が形成され、長溝26に入力ペンの本体部13を収容して保持できるようになっている。また、携帯電子機器22の背面に電池蓋27及び蓋開閉ノブ28などが備えられている。
【0026】
収容状態の入力ペンの本体部13を着脱自在に保持するために、入力ペンの本体部13の内部に一つないしは複数個(図では5個であるが個数は限定しない)の永久磁石29を設け、さらに、長溝26の裏側にも同個数の永久磁石30を設ける(図3(b)参照)。永久磁石29、30を異極対向させることにより、入力ペンの本体部13の収容と保持をワンタッチで同時に行うことができる。あるいは、長溝26の内部に少なくとも一対の対向爪31を立設形成し(図3(c)参照)、この対向爪31の挟み力によって入力ペンの本体部13を挟装保持するようにしてもよい。
【0027】
図4は、紐状部材18の弛みを示す図である。この図に示すように、保持手段である永久磁石29、30が、前記入力ペン11の一端(ペン先部14)と前記取付部23との間に、前記入力ペン11の他端及び前記紐状部材18を連結する紐状部材連結部15が位置するように前記入力ペン11を保持した状態と比べて前記紐状部材18が撓まないように、前記保持手段が、前記紐状部材連結部15と、前記取付部23との間に前記入力ペン11の一端が位置する状態で前記入力ペン11を保持できるように、前記リング部材19が前記環状のベルト20における前記取付部23側に遊挿されている。つまり保持手段である永久磁石29、30により入力ペン11の本体部13が、ペン先部14を取付部23と近い位置に保持された状態において、逆方向の保持と比較して、紐状部材18の弛みが少なくなるように紐状部材18が形成されている。弛みが多いと、携帯電子機器22を持ち運ぶ際に引っかかってしまい、入力ペンの本体部13が不用意に長溝26から外れてしまうからである。
【0028】
収容状態における紐状部材18の弛みの大小は、紐状部材18の長さAと、携帯電子機器22の取付部23(小穴)から収容状態の入力ペンの本体部13の後端部13aまでの距離Eとの関係によって決まる。Eに対してAが長すぎると弛みが大きくなるので、Aを考慮してEを適正に設定すればよく、あるいは、Eを考慮してAを適正に設定すればよい。ちなみに、E=Aにすれば、弛みはゼロになる。
【0029】
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本件出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
【0030】
(付記)
[1]付記1は、携帯電子機器22用の入力ペン11と紐構成体12とを備え、
前記紐構成体12は第一の紐部16と第二の紐部17を有し、
前記第一の紐部16は一端が前記入力ペン11と連結された紐状部材18とその紐状部材18の他の一端に取り付けられたリング部材19とを有し、
前記第二の紐部17は環状のベルト20を含み、当該環状のベルト20に前記リング部材19が遊挿されている、
ことを特徴とする紐付入力ペン10である。
[2]付記2は、前記環状のベルト20は幅広で帯状の素材で作られていることを特徴とする付記1に記載の紐付入力ペン10である。
[3]付記3は、前記紐状部材18は二重紐または二重以上の多重紐もしくは1本の紐であることを特徴とする付記1に記載の紐付入力ペン10である。
[4]付記4は、請求項1乃至3いずれかに記載の前記紐付入力ペン10が取り付けられている携帯電子機器22であって、前記環状のベルト20に前記リング部材19が遊挿された状態で、前記環状のベルト20が当該携帯電子機器22に設けられた取付部23に取り付けられていることを特徴とする携帯電子機器22である。
[5]付記5は、前記環状のベルト20が前記携帯電子機器22に取り付けられている状態で、前記環状のベルト20の内側にユーザの手が挿入されて前記入力ペン11がユーザの手で操作される際に、前記入力ペン11と連結された紐状部材18と当該紐状部材18に取り付けられた前記リング部材19とが前記入力ペン11の操作を妨げない位置に移動可能となるように、前記環状のベルト20に前記リング部材19が遊挿されていることを特徴とする付記4に記載の携帯電子機器22である。
[6]付記6は、前記携帯電子機器22は、前記紐付入力ペン10を着脱自在に保持する保持手段(永久磁石29、30または対向爪31)を備えたことを特徴とする付記4又は5に記載の携帯電子機器22である。
[7]付記7は、前記保持手段(永久磁石29、30または対向爪31)が、前記入力ペン11の一端と前記取付部23との間に、前記入力ペン11の他端及び前記紐状部材18を連結する紐状部材連結部15が位置するように前記入力ペン11を保持した状態と比べて前記紐状部材18が撓まないように、前記保持手段(永久磁石29、30または対向爪31)が、前記紐状部材連結部15と、前記取付部23との間に前記入力ペン11の一端が位置する状態で前記入力ペン11を保持できるように、前記リング部材19が前記環状のベルト20における前記取付部23側に遊挿されることを特徴とする付記6に記載の携帯電子機器22である。
[8]付記8は、前記保持手段は磁石(永久磁石29、30)の磁力によって前記紐付入力ペン10を保持することを特徴とする付記5に記載の携帯電子機器22である。
[9]付記9は、前記保持手段は少なくとも一対の対向爪31の挟み力によって前記紐付入力ペン10を保持することを特徴とする付記6に記載の携帯電子機器22である。
【符号の説明】
【0031】
10 紐付入力ペン
11 入力ペン
12 紐構成体
13 本体部
14 ペン先部
15 紐状部材連結部
16 第一の紐部
17 第二の紐部
18 紐状部材
19 リング部材
20 ベルト
21 接合体
22 携帯電子機器
23 取付部
24 手首
25 入力面
26 長溝
27 電池蓋
28 蓋開閉ノブ
29 永久磁石
30 永久磁石
31 対向爪
図1
図2
図3
図4
図5