(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る遊技場情報収集システム及び遊技場情報収集方法の好ましい実施形態について、
図1〜
図19を参照して説明する。
【0011】
本実施形態の遊技場情報収集システム1は、遊技場に設置される情報収集システムであり、
図1に示すように、遊技機10(10a,10b)、台間機20,30、計数機40、景品交換機60、集計サーバー70、遊技場サーバー80、遊技場端末90、及び情報表示機100などの複数の装置で構成され、これらがLAN(ローカルエリアネットワーク)などのネットワーク回線110を介してデータ通信可能に接続されている。
このような遊技場情報収集システム1において、計数機40、景品交換機60が遊技者の入力操作を受け付ける入力装置として動作し、集計サーバー70、遊技場サーバー80が入力操作に係る情報を収集する収集装置として動作することにより、遊技者が遊技機10に対して抱く印象を収集できるようになっている。
以下、遊技場情報収集システム1を構成する各装置について説明しながら、遊技場情報収集システム1の動作及び遊技場情報収集方法について説明する。
【0012】
遊技機10(10a,10b)は、例えば、遊技球を遊技媒体とするパチンコ機である。遊技機10a,10bにはそれぞれ台間機20,30が併設されている。
台間機20は、紙幣等の投入に基づき遊技球を貸し出す遊技球貸出機である。
台間機30は、台間機20と同様な遊技球を貸し出す機能を有するとともに、遊技球を計数する機能と、計数された数量の範囲内で遊技球を払い出す機能を有する、いわゆる各台計数機である。この台間機30において、併設された遊技機10bで獲得された遊技球を計数すると、計数された値を特定可能な獲得遊技媒体情報の記録されたICカード、ICコイン、磁気カードなどの獲得情報記録媒体が遊技者の所定の操作に基づいて発行される。また台間機30は、獲得情報記録媒体の発行に際して、獲得情報記録媒体を特定可能な情報(例えば、シリアル番号などのID情報)、併設された遊技機10bを特定可能な情報(例えば、台番号)、及び獲得遊技媒体情報を含むデータ(
図6(c)の入力データ2参照)を遊技場サーバー80に送信する。
【0013】
[計数機]
計数機40は、遊技者の獲得した遊技媒体を計数する計数手段として動作しながら、本発明に係る入力装置の一例として動作する。
計数機40は、例えば、
図1及び
図2に示すように構成され、遊技球を投入する投入口(不図示)、表示部41、発行/貯玉ボタン42、リモコン受光部43、計数部44、チケット印字プリンタ45、会員カードリーダ/ライタ46、通信部47、制御部48などを備え、41〜48がバス49を介して接続されることにより、制御部48によりコンピュータ制御されて遊技球を計数する機能をはじめ様々な機能を実現する。
【0014】
表示部41は、本発明に係る表示手段として動作しながら、好印象情報受付手段として動作可能に構成され、例えば、指触位置を検出可能なタッチパネルを備える液晶表示器からなる。
発行/貯玉ボタン42は、遊技場の店員等により操作される押しボタンであり、この操作により、遊技球を計数したときの値を特定可能な獲得遊技媒体情報の印刷されたチケットtが発行される(
図8参照)。また、会員カードリーダ/ライタ46によって所定の会員カード(例えば、ICカード)の読み込みが検出されているときに操作されると、獲得遊技媒体情報が通信部47を介して遊技場サーバー80に送信される。これにより、会員カードに係る遊技者の貯玉口座に獲得遊技媒体情報が貯玉として預け入れられることになる。
【0015】
リモコン受信部43は、店員の所持するリモコン50から無線送信される情報を受信する受信部であって、例えば、リモコン50を介して入力される遊技機10を特定可能な情報(例えば、遊技場における各遊技機10の設置位置を示す台番号)を受信する。
計数部44は、例えば、遊技球を検出可能なセンサを備え、投入口から投入された遊技球を検出する度に検出信号を制御部48に入力する。これにより、制御部48が検出信号の入力数から投入された遊技球の数量を計数するようになっている。
チケット印字プリンタ45は、ロール紙等に所定の文字等を印刷するプリンタであり、発行/貯玉ボタン42の操作に基づいて獲得遊技媒体情報をロール紙に印刷し、
図8に示すようなチケットtとして遊技者に発行する。このチケットtは台間機30から発行されるICカードなどと同様に獲得情報記録媒体の一例である。
【0016】
会員カードリーダ/ライタ46は、所定の会員カードから当該会員を特定可能な情報(例えば、ID情報)を読み込む。また、遊技場サーバー80に獲得遊技媒体情報を送信する代わりに、獲得遊技媒体情報を会員カードに書き込むこともできる。
通信部47は、集計サーバー70、遊技場サーバー80などとの間でデータ通信を行う通信手段である。
制御部48は、CPU、ROM、RAM等を備えるコンピュータであり、上記各部を制御して当該計数機40を本発明に係る入力装置として以下のように動作させる。
【0017】
例えば、制御部48は、RAM等の記憶手段を獲得遊技媒体情報記憶手段として動作させ、計数部44から検出信号が入力される度に所定の記憶領域を+1更新することにより、投入口から投入された遊技球の数量を計数しながら記憶する。
また、制御部48は、表示部41(タッチパネル)を好印象情報受付手段として動作させ、例えば、
図7(a)に示すように、表示領域41eから好印象情報を受け付ける。
好印象情報は、獲得遊技媒体情報に係る遊技球を獲得した遊技者がその遊技球を獲得した遊技機10に対して抱く印象を示す情報であり、特に遊技機10に対して良い印象を持つことを示す情報である。
制御部48は、この表示領域41eをタッチ操作させるべく、表示領域41eに、例えば「いいね!」の文字及び所定の絵柄の表される「いいね!ボタン」を表示させる。この「いいね!ボタン」(表示領域41e)をタッチ操作する/しないの判断は遊技者に委ねられる。このような表示は、遊技球の計数が開始後、例えば、表示領域41aにおいて1玉以上の遊技球が表示された後に表示され、その後、表示領域41eがタッチ操作可能となる。
【0018】
また、制御部48は、表示部41を本発明に係る表示手段として動作させ、過去に受け付けた好印象情報の受け付け数を表示領域41fに表示させる。
例えば、
図7(a)に示すように、過去に受け付けた好印象情報の受け付け数としての「11人」と、これに加えて「が「いいね!」と言っています。」というメッセージを表示することもできる。
この過去に受け付けた好印象情報の受け付け数は、リモコン50を介して入力された台番号に対応する遊技機10に関して過去に受け付けた好印象情報の受け付け数、又はこの台番号に対応する遊技機10と同じ機種名の遊技機10に関して過去に受け付けた好印象情報の合計数である。また、過去に受け付けた受け付け数とは、過去のある時点から現時点に至るまでに受け付けた好印象情報の受け付け数であり、例えば、その営業日において営業開始から表示領域41fに表示されるまでに受け付けた受け付け数である。
このように過去に受け付けた好印象情報の受け付け数を表示することにより、タッチ操作する/しないの判断に迷う遊技者に判断材料となる情報を提供することができる。
【0019】
表示部41には、このような受け付け数の表示に加え、計数中の値が表示領域41aに表示され、リモコン50を介して入力された台番号が表示領域41bに表示される。
また、台番号に対応する遊技機10の機種名を表示領域41cに表示し、その機種名に係るキャラクタなどの機種画像を表示領域41dに表示することもできる。
【0020】
また、制御部48は、表示領域41eから好印象情報を受け付けると、表示部41の表示内容を、
図7(b)に示すように更新する。
例えば、表示領域41eから好印象情報を受け付けると、表示領域41fに表示されている受け付け数を、少なくとも当該受け付けに係る一の好印象情報を加えた受け付け数に更新する。この例では、好印象情報受け付け前の受け付け数は「11人」であったが(
図7(a)参照)、一の好印象情報を受け付けた後では「12人」に更新され、メッセージも「あなたと12人が「いいね!」と言っています。」というように更新される。
これにより、「いいね!ボタン」(表示領域41e)をタッチ操作した遊技者は自分の印象が数値として反映されたことを確認できる。
また、表示領域41eから好印象情報を受け付けると、表示領域41eの背景色などを変化させて好印象情報を受け付け済みであることを報知することもできる。
【0021】
このように表示領域41fに表示される、過去に受け付けた好印象情報の受け付け数は、通信部47を介して集計サーバー70から送信される。
好印象情報の受け付け数は、集計サーバー70において遊技機10と関連付けて記憶されており、計数機40からの要求に基づいて集計サーバー70から送信されるようになっている。
例えば、リモコン50を介して遊技機10を特定可能な情報(例えば、台番号)が入力されと、制御部48は、通信部47を本発明に係る情報出力手段として動作させ、
図9のstep1に示すように、通信部47を介して台番号を集計サーバー70に送信する。集計サーバー70は、台番号と関連付けられた好印象情報の受け付け数(総「いいね!」数)を含む出力データ1(
図6(b)参照)を計数機40に送信する。これにより、制御部48は、
図7(a)に示すように、過去に受け付けた好印象情報の受け付け数を、表示部41の表示領域41fに表示することができる。
【0022】
同様に、好印象情報受け付け後に更新される、過去に受け付けた好印象情報の受け付け数も集計サーバー70から送信される。
例えば、表示領域41eから好印象情報を受け付けると、制御部48は、通信部47を本発明に係る情報出力手段として動作させ、
図9のstep2に示すように、当該受け付けに係る好印象情報(タッチ操作あり「1」)及び台番号を含む入力データ1(
図6(a)参照)を集計サーバー70に送信する。集計サーバー70は、入力データ1に基づいて台番号と関連付けられた好印象情報の受け付け数を更新するとともに更新した出力データ1(
図6(b)参照)を計数機40に送信する。これにより、制御部48は、
図7(b)に示すように、更新された過去に受け付けた好印象情報の受け付け数を、表示部41の表示領域41fに表示することができる。また、このように集計サーバー70を介して過去に受け付けた好印象情報の受け付け数を更新することにより、受け付け数には遊技場全体で受け付けた好印象情報の受け付け数が正確に反映されることになる。
また、出力データ1には機種名及び機種画像も含まれており(
図6(b)参照)、これにより、制御部48は、表示部41の表示領域41c及び表示領域41dにそれぞれ機種名及び機種画像を表示させることができる。
なお、表示領域41fにおける過去に受け付けた好印象情報の受け付け数の更新は、集計サーバー70から送信される出力データ1に基づいて更新することもできるが、制御部48が集計サーバー70を介することなく、表示領域41eからの好印象情報の受け付けに基づいて過去に受け付けた好印象情報の受け付け数を直接+1更新することにより、表示領域41fに表示される好印象情報の受け付け数を更新することもできる。
【0023】
また、制御部48は、自らが受付時間計時手段として動作し、所定のタイミングから好印象情報を受け付けるまでの時間(以下、タッチ操作までの時間という)を計時する。
例えば、
図7(a)に示すように、表示領域41eに「いいね!ボタン」が表示されたタイミングから計時を開始し、この「いいね!ボタン」(表示領域41e)がタッチ操作されるまでの時間を計時する。この時間は、時間が短いほど良い印象を抱いていることを意味する。
このタッチ操作までの時間は、通信部47を介して集計サーバー70に送信される。
制御部48は、例えば、
図9のstep2に示すように、好印象情報(タッチ操作あり「1」)とともにタッチ操作までの時間及び台番号を含む入力データ1(
図6(a)参照)を集計サーバー70に送信する。
これにより、集計サーバー70は、台番号に対応する遊技機10に関してタッチ操作までの時間を集計することができる。
集計される値は、例えば、過去に受け付けた好印象情報に係るタッチ操作までの時間の平均値であり、この平均値は台番号に対応する遊技機10ごと、又は台番号に対応する遊技機10と同じ機種名の遊技機10ごとに算出することができる。
この平均値は、出力データ1に含めることができ(
図6(b)参照)、これにより、表示部41には、前述した過去に受け付けた好印象情報の受け付け数のみならず、この平均値を表示することもでき(
図9のstep1(更新前)、step2(更新後))、タッチ操作する/しないの判断に迷う遊技者に判断材料となる情報として提供することができる。
【0024】
また、制御部48は、チケット印字プリンタ45からのチケットtの発行に際して、例えば、
図8に示すように、チケットtの印刷領域tcに好印象情報の受け付け順を示す数字を印刷して発行させる。好印象情報の受け付け順とは、台番号を問わず、ある一定の期間(例えば、ある営業日において営業開始からチケットtの発行まで)に受け付けた好印象情報の合計数(例えば、
図6(b)に示す総「いいね!」数の合計)である。
このような受け付け順を示す数字をチケットtに印刷することにより、チケットtを受け取った遊技者に対してその数字に応じた特典を付与することもできる。例えば、数字が「77」のようなゾロ目のときには、チケットtとの引き換えに行われる景品交換に際して、サービス品を贈答するなどの特典を付与することができる。
また、制御部48は、チケットtの発行に際して、例えば、印刷領域taには、チケットtを特定可能なシリアル番号及び獲得遊技媒体情報等のコード化された二次元コード、印刷領域tbには、獲得遊技媒体情報(計数値)を印刷して発行させる。
【0025】
また、制御部48は、チケットtの発行に際して、チケットtを特定可能なシリアル番号、リモコン50を介して入力された台番号、及び獲得遊技媒体情報を含む入力データ2(
図6(c)参照)を通信部47を介して遊技場サーバー80に送信する。
これにより、遊技場サーバー80はこれらを関連付けて記憶する。
【0026】
また、制御部48は、発行/貯玉ボタン42の操作に基づいて、台番号及び好印象情報の受け付けの有無(タッチ操作の有無)を含む入力データ1(
図6(a)参照)を集計サーバー70に送信する(少なくともタッチ操作なし「0」のときには送信)。
なお、表示領域41eから好印象情報を受け付けたときに、表示領域41fに表示させる過去に受け付けた好印象情報の受け付け数を更新させるべく、好印象情報(タッチ操作あり「1」)とともにタッチ操作までの時間及び台番号を含む入力データ1(
図6(a)参照)を集計サーバー70に既に送信しているときには送信しなくてもよいが、改めて送信することもできる。
【0027】
以上のような制御部48が行う表示部41の制御動作は、
図10に示す計数画面表示処理に係るフローチャートに基づいて実行される。
制御部48は、計数部44からの検出信号の入力に基づいて計数の開始を判定する(S1)。検出信号の入力があると計数の開始を判定し(S1−Yes)、これにより、例えば検出信号の入力数を表示部41の表示領域41aに獲得遊技媒体情報として表示させる。
次いで、リモコン50からの送信に基づく台番号入力の有無を判定する(S2)。
台番号の入力があると(S2−Yes)、「いいね!」表示情報を集計サーバー70から取得する(S3)。「いいね!」表示情報とは、表示部41に表示させる情報、すなわち、好印象情報の受け付け数(総「いいね!」数)を含む出力データ1のことであり、これは、台番号を集計サーバー70に送信し、その応答として集計サーバー70から受信する。
続いて、「いいね!ボタン」(表示領域41e)及び好印象情報の受け付け数(表示領域41f)などから構成される
図7(a)に示す「いいね!」画面を表示する(S4)。
次いで、「いいね!ボタン」(表示領域41e)のタッチ操作の有無を判定し(S5)、タッチ操作があると(S5−Yes)、表示部41の表示画面を
図7(b)に示す「いいね!」画面に更新する(S6)。
この更新は、集計サーバー70から更新した出力データ1を受信することにより行われる。具体的には、制御部48が当該タッチ操作に係る好印象情報(タッチ操作あり「1」)を含む入力データ1を集計サーバー70に送信すると、集計サーバー70が入力データ1に基づいて好印象情報の受け付け数を更新するとともに更新した出力データ1を集計サーバー70から受信することにより行われる。
S6に続いて、又はS2−No、S5−Noのときには、発行/貯玉ボタン42の操作の有無を判定する(S7、S8、S9)。
発行/貯玉ボタン42の操作がないときには(S7−No、S8−No、S9−No)、その状態を継続し、発行/貯玉ボタン42が操作されると(S7−Yes、S8−Yes、S9−Yes)、チケットtを発行して、シリアル番号、リモコン50を介して入力された台番号、及び獲得遊技媒体情報を含む入力データ2を通信部47を介して遊技場サーバー80に送信するとともに、好印象情報の受け付けの有無(タッチ情報)を含む入力データ1を集計サーバー70に送信して(S10)、処理を終了する。
【0028】
[景品交換機]
景品交換機60は、チケットtなどの獲得情報記録媒体等を介して入力される獲得遊技媒体情報に応じた景品との交換処理を実行しながら、計数機40と同様、本発明に係る入力装置の一例として動作する。
景品交換機60は、例えば、
図1及び
図3に示すように構成され、店員側表示部61、遊技客側表示部62、チケットリーダ63、カードリーダ/ライタ64、通信部65、制御部66などを備え、61〜66がバス67を介して接続されることにより、制御部66によりコンピュータ制御されて景品交換処理機能をはじめ様々な機能を実現する。
【0029】
店員側表示部61は、例えば、指触位置を検出可能なタッチパネルを備える液晶表示器からなる。
遊技客側表示部62は、本発明に係る表示手段として動作しながら、好印象情報受付手段として動作可能に構成され、例えば、店員側表示部61と同様、タッチパネルを備える液晶表示器からなる。
チケットリーダ63は、遊技者から提示されるチケットtに印刷された二次元コードからシリアル番号及び獲得遊技媒体情報(計数値)を読み取り可能な例えばバーコードリーダからなる。
カードリーダ/ライタ64は、台間機30から発行され遊技者から提示される獲得情報記録媒体(例えば、ICカード)から当該獲得情報記録媒体を特定可能な情報(例えば、シリアル番号)及び獲得遊技媒体情報を読み取る。
通信部65は、集計サーバー70、遊技場サーバー80などとの間でデータ通信を行う通信手段である。
制御部66は、CPU、ROM、RAM等を備えるコンピュータであり、上記各部を制御して当該景品交換機60を本発明に係る入力装置として以下のように動作させる。
【0030】
例えば、制御部66は、景品交換処理を実行するにあたり、RAM等の記憶手段を獲得遊技媒体情報記憶手段として動作させ、チケットリーダ63又はカードリーダ/ライタ64を介して入力される獲得遊技媒体情報を記憶させる。
また、制御部66は、遊技客側表示部62(タッチパネル)を好印象情報受付手段として動作させ、例えば、
図11(a)に示すように、表示領域62eから好印象情報を受け付ける。
制御部66は、この表示領域62eをタッチ操作させるべく、表示領域62eに、例えば「いいね!」の文字及び所定の絵柄の表される「いいね!ボタン」を表示させる。この「いいね!ボタン」(表示領域62e)をタッチ操作する/しないの判断は遊技者に委ねられる。このような表示は、チケットリーダ63又はカードリーダ/ライタ64を介して獲得遊技媒体情報が入力された後、例えば、表示領域62aにおいて獲得遊技媒体情報が表示された後に表示され、その後、表示領域62eがタッチ操作可能となる。
【0031】
また、制御部66は、遊技客側表示部62を本発明に係る表示手段として動作させ、過去に受け付けた好印象情報の受け付け数を表示領域62fに表示させる。
例えば、
図11(a)に示すように、過去に受け付けた好印象情報の受け付け数としての「11人」と、これに加えて「が「いいね!」と言っています。」というメッセージを表示することもできる。
この過去に受け付けた好印象情報の受け付け数は、当該獲得遊技媒体情報に対応する遊技者が遊技球を獲得した台番号の遊技機10に関して過去に受け付けた好印象情報の受け付け数、又はこの台番号に対応する遊技機10と同じ機種名の遊技機10に関して過去に受け付けた好印象情報の合計数である。また、過去に受け付けた受け付け数とは、過去のある時点から現時点に至るまでに受け付けた好印象情報の受け付け数であり、例えば、その営業日において営業開始から表示領域62fに表示されるまでに受け付けた受け付け数である。
このように過去に受け付けた好印象情報の受け付け数を表示することにより、タッチ操作する/しないの判断に迷う遊技者に判断材料となる情報を提供することができる。
【0032】
遊技客側表示部62には、このような受け付け数の表示に加え、表示領域62aには獲得遊技媒体情報が、表示領域62bには当該獲得遊技媒体情報に対応する遊技者の交換を希望する景品が、表示領域62cには遊技者が遊技球を獲得した遊技機10の台番号がそれぞれ表示される。
また、台番号に対応する遊技機10の機種画像を表示領域62dに表示することもできる。
【0033】
また、制御部66は、表示領域62eから好印象情報を受け付けると、遊技客側表示部62の表示内容を、
図11(b)に示すように更新する。
例えば、表示領域62eから好印象情報を受け付けると、表示領域62fに表示されている受け付け数を、少なくとも当該受け付けに係る一の好印象情報を加えた受け付け数に更新する。この例では、好印象情報受け付け前の受け付け数は「11人」であったが(
図11(a)参照)、一の好印象情報を受け付けた後では「12人」に更新され、メッセージも「あなたと12人が「いいね!」と言っています。」というように更新される。
これにより、「いいね!ボタン」(表示領域62e)をタッチ操作した遊技者は自分の印象が数値として反映されたことを確認できる。
また、表示領域62eから好印象情報を受け付けると、表示領域41eの背景色などを変化させて好印象情報を受け付け済みであることを報知することもできる。
【0034】
このように表示領域62fに表示される、過去に受け付けた好印象情報の受け付け数は、通信部65を介して集計サーバー70から送信される。
好印象情報の受け付け数は、集計サーバー70において遊技機10と関連付けて記憶されており、景品交換機60からの要求に基づいて集計サーバー70から送信されるようになっている。
制御部66は、集計サーバー70への要求に先立ち、遊技機10を特定可能な台番号を取得する。遊技場サーバー80には、チケットt又は台間機30から発行される獲得情報記録媒体を特定可能な情報であるシリアル番号、台番号、及び獲得遊技媒体情報がそれぞれ関連付けて記憶されている(
図6(c)参照)。
そこで、制御部66は、
図13のstep1に示すように、チケットt又は台間機30から発行される獲得情報記録媒体から読み取ったシリアル番号を遊技場サーバー80に送信して、その応答としてシリアル番号と関連付けられた台番号を遊技場サーバー80から受信する。
制御部66は、通信部65を本発明に係る情報出力手段として動作させ、
図13のstep2に示すように、遊技場サーバー80から受信した台番号を集計サーバー70に送信し、その応答として台番号と関連付けられた好印象情報の受け付け数を含む出力データ1(
図6(b)参照)を集計サーバー70から受信する。これにより、制御部66は、
図11(a)に示すように、過去に受け付けた好印象情報の受け付け数を、遊技客側表示部62の表示領域62fに表示することができる。
【0035】
同様に、好印象情報受け付け後に更新される、過去に受け付けた好印象情報の受け付けも数も集計サーバー70から送信される。
例えば、表示領域62eから好印象情報を受け付けると、制御部66は、通信部65を本発明に係る情報出力手段として動作させ、
図13のstep3に示すように、当該受け付けに係る好印象情報(タッチ操作あり「1」)及び台番号を含む入力データ1(
図6(a)参照)を集計サーバー70に送信する。集計サーバー70は、入力データ1に基づいて台番号と関連付けられた好印象情報の受け付け数を更新するとともに更新した出力データ1(
図6(b)参照)を景品交換機60に送信する。これにより、制御部66は、
図11(b)に示すように、更新された過去に受け付けた好印象情報の受け付け数を、遊技客側表示部62の表示領域62fに表示することができる。また、このように集計サーバー70を介して過去に受け付けた好印象情報の受け付け数を更新することにより、受け付け数には遊技場全体で受け付けた好印象情報の受け付け数が正確に反映されることになる。
また、出力データ1には機種画像も含まれており(
図6(b)参照)、これにより、制御部66は、遊技客側表示部62の表示領域62dに機種画像を表示させることができる。
なお、表示領域62fにおける過去に受け付けた好印象情報の受け付け数の更新は、集計サーバー70から送信される出力データ1に基づいて更新することもできるが、制御部66が集計サーバー70を介することなく、表示領域62eからの好印象情報の受け付けに基づいて過去に受け付けた好印象情報の受け付け数を直接+1更新することにより、表示領域62fに表示される好印象情報の受け付け数を更新することもできる。
【0036】
また、制御部66は、自らが受付時間計時手段として動作し、所定のタイミングから好印象情報を受け付けるまでの時間を計時する。
例えば、
図11(a)に示すように、表示領域62eに「いいね!ボタン」が表示されたタイミングから計時を開始し、この「いいね!ボタン」(表示領域62e)がタッチ操作されるまでの時間を計時する。
このタッチ操作までの時間は、通信部65を介して集計サーバー70に送信される。
制御部66は、例えば、
図13のstep3に示すように、好印象情報(タッチ操作あり「1」)とともにタッチ操作までの時間及び台番号を含む入力データ1(
図6(a)参照)を集計サーバー70に送信する。
これにより、集計サーバー70は、台番号に対応する遊技機10に関してタッチ操作までの時間を集計することができる。
集計される値は、例えば、過去に受け付けた好印象情報に係るタッチ操作までの時間の平均値であり、この平均値は台番号に対応する遊技機10ごと、又は台番号に対応する遊技機10と同じ機種名の遊技機10ごとに算出することができる。
この平均値は、出力データ1に含めることができ(
図6(b)参照)、これにより、遊技客側表示部62には、過去に受け付けた好印象情報の受け付け数のみならず、この平均値を表示することもでき(
図13のstep2(更新前)、step3(更新後))、タッチ操作する/しないの判断に迷う遊技者に判断材料となる情報として提供することができる。
【0037】
また、景品交換機60は、景品交換の履歴を示すレシートを印刷して発行するプリンタを備え、所定の景品交換確定操作に基づいて、例えば、
図12に示すようなレシートrを発行する。
制御部66は、レシートrの発行に際して、例えば、
図12に示すように、レシートrの印刷領域raに好印象情報の受け付け順を示す数字を印刷して発行する。好印象情報の受け付け順は、台番号を問わず、ある一定の期間(例えば、ある営業日において営業開始からレシートrの発行まで)に受け付けた好印象情報の合計数(例えば、
図6(b)に示す総「いいね!」数の合計)である。
このような受け付け順を示す数字をレシートrに印刷することにより、レシートrを受け取った遊技者に対してその数字に応じた特典を付与することもできる。例えば、数字が「77」のようなゾロ目のときには、レシートrとの引き換えに行われる景品交換(例えば、現金との交換)に際して、サービス品を贈答するなどの特典を付与することができる。
【0038】
また、制御部66は、景品交換処理の完了を示す所定の景品交換完了操作に基づいて、台番号及び好印象情報の受け付けの有無(タッチ操作の有無)を含む入力データ1(
図6(a)参照)を集計サーバー70に送信する(少なくともタッチ操作なし「0」のときには送信)。
なお、表示領域62eから好印象情報を受け付けたときに、表示領域62fに表示させる過去に受け付けた好印象情報の受け付け数を更新させるべく、好印象情報(タッチ操作あり「1」)とともにタッチ操作されるまでの時間及び台番号を含む入力データ1(
図6(a)参照)を集計サーバー70に既に送信しているときには送信しなくてもよいが、改めて送信することもできる。
【0039】
以上のような制御部66が行う遊技客側表示部62の制御動作は、
図14に示す交換画面表示処理に係るフローチャートに基づいて実行される。
制御部66は、チケットt又は台間機30から発行される獲得情報記録媒体を特定可能なシリアル番号の読み取りの有無を判定する(S11)。シリアル番号の読み取りがあると(S11−Yes)、シリアル番号から台番号を取得する(S12)。この取得は、読み取ったシリアル番号を遊技場サーバー80に送信して、その応答としてシリアル番号と関連付けられた台番号を遊技場サーバー80から受信することにより行われる。
台番号を取得すると、「いいね!」表示情報を集計サーバー70から取得する(S13)。この取得は、台番号を集計サーバー70に送信し、その応答として集計サーバー70から出力データ1を受信することにより行われる。
続いて、「いいね!ボタン」(表示領域62e)及び好印象情報の受け付け数(表示領域62f)などから構成される
図11(a)に示す「いいね!」画面を表示する(S14)。
次いで、「いいね!ボタン」(表示領域62e)のタッチ操作の有無を判定し(S15)、タッチ操作があると(S15−Yes)、遊技客側表示部62の表示画面を
図11(b)に示す「いいね!」画面に更新する(S16)。
この更新は、集計サーバー70から更新した出力データ1を受信することにより行われる。具体的には、制御部66が当該タッチ操作に係る好印象情報(タッチ操作あり「1」)を含む入力データ1を集計サーバー70に送信すると、集計サーバー70が入力データ1に基づいて好印象情報の受け付け数を更新するとともに更新した出力データ1を集計サーバー70から受信することにより行われる。
S16に続いて、又はS15−Noのときには、所定の景品交換完了操作の有無を判定する(S17、S18)。
景品交換完了操作がないときには(S17−No、S18−No)、その状態を継続し、景品交換完了操作がされると(S17−Yes、S18−Yes)、レシートrを発行するとともに、好印象情報の受け付けの有無(タッチ情報)を含む入力データ1を集計サーバー70に送信して(S19)、処理を終了する。
【0040】
また、景品交換機60では、既に計数機40において好印象情報を受け付けたときには、好印象情報の受け付けを不能とし、計数機40において好印象情報を受け付けていないときには、好印象情報の受け付けを可能とする。
このような動作を実現すべく、制御部66は、既に計数機40において好印象情報を受け付けたときには、遊技客側表示部62からの好印象情報の受け付けを不能とし、計数機40において好印象情報を受け付けていないときには、遊技客側表示部62からの好印象情報の受け付けを可能とするように、遊技客側表示部62を制御する。
例えば、制御部66は、通信部65を介して計数機40での好印象情報の受け付けの有無(タッチ操作履歴)を集計サーバー70から取得し、この取得した受け付けの有無に基づいて遊技客側表示部62を制御することにより、好印象情報の受け付け可否の制御を行う。
【0041】
具体的には、制御部66は、遊技場サーバー80から受信した台番号を集計サーバー70に送信する。集計サーバー70は、この台番号に関連付けられたタッチ操作の有無を、例えば、
図6(a)に示す入力データ1を参照して検索し、この台番号に関するタッチ操作の有無(同じ台番号の入力データが複数あるときには間近に入力された入力データ1におけるタッチ操作の有無)を景品交換機60に送信する。これにより、制御部66は、当該遊技者の計数機40でのタッチ操作の有無を判定することができる。
制御部66は、計数機40でのタッチ操作ありと判定されるときには、遊技客側表示部62からの好印象情報の受け付けを不能とすべく、例えば、表示領域62eに「いいね!ボタン」を表示させないように遊技客側表示部62を制御したり(このとき表示領域62fに過去に受け付けた好印象情報の受け付け数も表示させないこともできる)、
図11(b)に示すように、「いいね!ボタン」及び更新された過去に受け付けた好印象情報の受け付け数を表示させたとしても、好印象情報の受け付けを不能とするとともに表示領域62eの背景色などを変化させて好印象情報を受け付け済みであることを報知させる制御を行う。
一方、計数機40でのタッチ操作なしと判定されるときには、「いいね!ボタン」(表示領域62e)及び好印象情報の受け付け数(表示領域62f)などから構成される
図11(a)に示す「いいね!」画面を表示するように遊技客側表示部62を制御する。
【0042】
すなわち、遊技場情報収集システム1では、計数機40を本発明に係る第一の入力装置とし、景品交換機60を本発明に係る第二の入力装置としたときに、計数機40で好印象情報を受け付けたときに、景品交換機60では好印象情報を受け付け不能となり、計数機40で好印象情報を受け付けなかったときに、景品交換機60では好印象情報を受け付け可能なることで、獲得遊技媒体情報に対応する遊技者は計数機40及び景品交換機60のいずれかにおいて一回のみタッチ操作が可能となることから、好印象情報の受け付け数の信頼度が向上することになる。
【0043】
このような制御部66が行う遊技客側表示部62の制御は、
図15に示す表示制御処理に係るフローチャートに基づいて実行される。
制御部66は、通信部65を介して遊技者の計数機40でのタッチ履歴(好印象情報の受け付けの有無)を集計サーバー70から取得し(S21)、この取得したタッチ履歴に基づいて遊技客側表示部62を制御する。
タッチ操作なしと判定されるときには(S22−No)、「いいね!ボタン」(表示領域62e)及び好印象情報の受け付け数(表示領域62f)などから構成される
図11(a)に示す「いいね!」画面を表示して(S23)、処理を終了する。
一方、タッチ操作ありと判定されるときには(S22−Yes)、表示領域62eに「いいね!ボタン」を表示させずに処理を終了する。
【0044】
[集計サーバー]
集計サーバー70は、遊技機10を特定可能な情報、この遊技機10に対する好印象情報の受け付け数及びタッチ操作までの時間(平均時間)を記憶管理する、本発明に係る収集装置の一部として動作する。
集計サーバー70は、例えば、
図1及び
図4に示すような情報処理装置(コンピュータ)として構成され、表示部71、記憶部72、入力部73、通信部74、制御部75などを備え、71〜75がバス76を介して接続されることにより、制御部75によりコンピュータ制御されて好印象情報の受け付け数及びタッチ操作までの平均時間などを集計する機能を実現する。
【0045】
表示部71は、例えば、液晶表示器からなり、記憶部72は、例えば、ハードディスク等の記憶手段から構成することができる。また、入力部73は、キーボード、マウスなどの入力手段、通信部74は、計数機40、景品交換機60、及び遊技場サーバー80などとデータ通信を行う通信手段から構成されている。
制御部75は、CPU、ROM、RAM等を備えるコンピュータであり、上記各部を制御して当該集計サーバー70を本発明に係る収集装置の一部として以下のように動作させる。
【0046】
例えば、制御部75は、通信部74を介して、計数機40及び景品交換機60から遊技機10を特定可能な情報(例えば、台番号)、この遊技機10に対する好印象情報の受け付けの有無(例えば、タッチ操作の有無)、及びタッチ操作までの時間を受信すると、記憶部72にこれらを関連付けて記憶させる。
具体的には、
図6(a)に示すように、計数機40及び景品交換機60から送信される台番号、タッチ操作の有無(あり「1」、なし「0」)、タッチ操作までの時間を、送信時間ごとに入力データ1として記憶する。また、記憶部72には台番号から特定される機種ID、機種名、及び機種画像が予め記憶されており、計数機40及び景品交換機60からの台番号等の送信ごとに入力データ1の各項目に対応する数値及びデータがそれぞれ設定されるようになっている。
このような入力データ1は、例えば、前述したように景品交換機60において好印象情報の受け付け可否の制御するにあたり、計数機40での好印象情報の受け付けの有無(タッチ履歴)を確認するために参照される。
【0047】
また、制御部75は、このような入力データ1に基づいて好印象情報の受け付け数及びタッチ操作までの時間を集計する。
好印象情報の受け付け数の集計は、受け付け数の合計値の算出であり、例えば、台番号に対応する遊技機10ごと又は同じ機種名の遊技機10ごとに行われる。
タッチ操作までの時間の集計は、タッチ操作までの時間の平均値の算出であり、例えば、台番号に対応する遊技機10ごと又は同じ機種名の遊技機10ごとに行われる。
このように集計されたデータが、例えば、
図6(b)に示す出力データ1である。
【0048】
図6(b)に示す出力データ1は、機種ID、機種名、機種画像、同じ機種名の好印象情報の受け付け数の合計(総「いいね!」数)、及びタッチ操作までの時間の平均値などからなるデータであり、各データが台番号に対応する遊技機10ごとに設けられ、記憶部72に記憶されている。
この出力データ1は、計数機40及び景品交換機60からの要求(台番号の送信)に基づき計数機40及び景品交換機60へ送信され、各表示部41,62に表示される。
このように集計サーバー70において、過去に受け付けた好印象情報の受け付け数、タッチ操作までの時間の平均値を管理することにより、遊技場全体で受け付けた好印象情報の受け付け数、タッチ操作までの平均時間が正確に計数機40及び景品交換機60の表示部41,62に反映されることになる。
【0049】
また、制御部75は、通信部74を介して、
図19のstep1に示すように、所定のタイミング(例えば、定期的又は好印象情報の受け付け数などが更新される度)で出力データ1を遊技場サーバー80に送信する。これにより、遊技場サーバー80は、好印象情報の受け付け数、タッチ操作までの時間の平均値、及び獲得遊技媒体情報等のデータ(例えば、
図6(d)に示す出力データ2)を台番号に対応する遊技機10ごと又は同じ機種名の遊技機10ごとなどに記憶する。
【0050】
[遊技場サーバー]
遊技場サーバー80は、遊技機10を特定可能な情報、この遊技機10に対する好印象情報の受け付け数、タッチ操作までの時間の平均値、及び獲得遊技媒体情報等を記憶管理する、本発明に係る収集装置として動作する。
遊技場サーバー80は、例えば、
図1及び
図4に示すような情報処理装置(コンピュータ)として構成され、表示部81、記憶部82、入力部83、通信部84、制御部85などを備え、81〜85がバス86を介して接続されることにより、制御部85によりコンピュータ制御されて好印象情報の受け付け数、タッチ操作までの時間の平均値、及び獲得遊技媒体情報等を遊技機10ごとなどのカテゴリ別に記憶管理する機能をはじめ様々な機能を実現する。
【0051】
表示部81は、例えば、液晶表示器からなり、記憶部82は、例えば、ハードディスク等の記憶手段から構成することができる。また、入力部83は、キーボード、マウスなどの入力手段、通信部84は、計数機40、景品交換機60、及び集計サーバー70などとデータ通信を行う通信手段から構成されている。
制御部85は、CPU、ROM、RAM等を備えるコンピュータであり、上記各部を制御して当該遊技場サーバー80を本発明に係る収集装置として以下のように動作させる。
【0052】
例えば、制御部85は、通信部84を介して、台間機30から発行される獲得情報記録媒体を特定可能な情報(例えば、シリアル番号)、チケットtを特定可能な情報(例えば、シリアル番号)、遊技機10を特定可能な情報(例えば、台番号)、及び獲得遊技媒体情報を、台間機30及び計数機40から受信すると、記憶部82にこれらを関連付けして記憶させる。
具体的には、
図6(c)に示すように、台番号及び獲得遊技媒体情報を、獲得情報記録媒体及びチケットtを特定するシリアル番号ごとに入力データ2として記憶する。
このような入力データ2は、例えば、景品交換機60において好印象情報の受け付け数を表示するためには台番号を特定する必要があることから、景品交換機60からの要求(シリアル番号の送信)に基づき景品交換機60へ送信される。
また、入力データ2は、例えば、獲得情報記録媒体及びチケットtに獲得遊技媒体情報が記録されていないような場合では、景品交換機60において景品交換処理を行うためには獲得遊技媒体情報が必要であることから、景品交換機60からの要求(シリアル番号の送信)に基づき景品交換機60へ送信される。
また、制御部85は、このような入力データ2と集計サーバー70から送信される出力データ1とに基づいて、好印象情報の受け付け数、タッチ操作までの時間の平均値、及び獲得遊技媒体情報を所定のカテゴリ別に集計する。
獲得遊技媒体情報の集計は、合計値及び平均値の算出であり、例えば、台番号に対応する遊技機10ごと又は同じ機種名の遊技機10ごとに行われる。
このように集計されたデータが、例えば
図6(d)に示す出力データ2である。
【0053】
出力データ2は、好印象情報の受け付け数、タッチ操作までの時間の平均値、及び獲得遊技媒体情報を、遊技機10を特定可能な台番号ごとに集計したデータである。
この他にも、同じ機種名の遊技機10ごと、遊技機10の設置される遊技機島ごとなどの様々なカテゴリ別に集計することもできる。例えば、同じ機種名の遊技機10ごとの平均受け付け数を算出することもできる。
このような様々なカテゴリ別に集計した出力データ(2)は、記憶部82(関連付け記憶手段)に記憶されている。いずれのカテゴリにおいても、遊技機10、好印象情報の受け付け数、タッチ操作までの時間の平均値、及び獲得遊技媒体情報それぞれの関連性が明確になり、これにより、遊技者が遊技機10に抱く印象と獲得遊技媒体情報(出玉)との相関性を、例えば、遊技機10ごと、機種ごと、遊技機島ごとに比較することができる。
このような出力データ(2)は、例えば、
図19のstep2及びstep3に示すように、情報表示機100及び遊技場端末90からの要求に基づいて、通信部84を介して、これらに送信され、遊技客及び遊技場の管理者などの閲覧に付されることになる。
【0054】
また、制御部85は、通信部84を介して、各遊技機10及び台間機20,30から送信される遊技信号(例えば、セーフ信号、アウト信号、大当り信号、スタート信号、売上げ信号など)を集計して、遊技機10ごとの実績データを集計する。
実績データは、スタート回数、1大当りごとの平均出玉数、差玉数、ベース、大当り発生確率、売上、粗利、稼動など、遊技機10の実績の良し悪しを示すデータであり、例えば、出力データ2とともに台番号ごとに記憶部82に記憶されている。
このような実績データも、例えば、
図19のstep2及びstep3に示すように、情報表示機100及び遊技場端末90からの要求に基づいて、通信部74を介して、これらに送信することができる。
【0055】
[情報表示機]
情報表示機100は、遊技場内に設置される遊技者用の情報表示装置であって、遊技場サーバー80において記憶管理されているデータを遊技者が閲覧を希望するカテゴリ別に表示する情報表示装置である。
情報表示機100は、例えば、
図1及び
図5に示すような情報処理装置(コンピュータ)として構成され、表示部101、記憶部102、通信部103、制御部104などを備え、101〜104がバス105を介して接続されることにより、制御部104によりコンピュータ制御されて遊技場サーバー80において記憶管理されているデータを所定のカテゴリ別に表示する機能を実現する。
【0056】
表示部101は、例えば、タッチパネルを備える液晶表示器からなり、記憶部102は、例えば、ハードディスク等の記憶手段から構成することができる。通信部84は、遊技場サーバー80などとデータ通信を行う通信手段から構成されている。
制御部104は、CPU、ROM、RAM等を備えるコンピュータであり、上記各部を制御して当該情報表示機100を以下のように動作させる。
【0057】
例えば、制御部104は、通信部103を介して、定期又は不定期に遊技場サーバー80に要求することにより、遊技場サーバー80において記憶管理している好印象情報の受け付け数を含むデータを受信する。具体的には、
図19のstep2に示すように、遊技場サーバー80から出力データ2を受信することができる。
このように受信したデータは、表示部101において遊技者が閲覧を希望するカテゴリ別に表示される。以下、カテゴリ別に表示部101に表示される表示例について
図16〜
図18を参照しながら説明する。
【0058】
例えば、表示部101には、初期画面として、
図16(a)に示すようなメニュー画面が表示され、遊技者のタッチ操作に基づいて表示画面が変移するようになっている。
このメニュー画面において、「機種いいね!」に該当する表示領域をタッチ操作すると、
図16(b)に示す画面が表示される。
この画面は、機種名のカテゴリにおいて、好印象情報の受け付け数の多い順に機種名を並べて表示した好印象機種ランキング画面であり、これにより閲覧者である遊技者は、良い印象を抱く機種の順位を確認することができる。また、この画面は、当営業日のランキング画面であり、所定の表示領域をタッチ操作すると他の営業日のランキング画面を表示することもできる。
また、メニュー画面において、「台番号いいね!」に該当する表示領域をタッチ操作すると、
図17(a)に示す画面が表示される。
この画面は、台番号のカテゴリにおいて、好印象情報の受け付け数の多い順に台番号を並べて表示した好印象台番号ランキング画面であり、これにより閲覧者である遊技者は、良い印象を抱く遊技機10の順位を確認することができる。また、この画面は、所定の期間(例えば、5月1日〜5月18日)のランキング画面であり、所定の表示領域をタッチ操作すると他の期間のランキング画面を表示することもできる。
【0059】
また、メニュー画面において、所定の表示領域をタッチ操作すると、
図17(b)に示す画面が表示される。
この画面は、遊技場における遊技機10の設置される遊技機島のレイアウトを示すレイアウト画面101aであり、さらに、この画面の表示領域101bにおいて「いいね!」に対応する表示領域をタッチ操作したときに表示される画面である。
このレイアウト画面101aでは、遊技機島のカテゴリにおいて、遊技機島ごとの好印象情報の受け付け数の合計値(同じ島に設置されている遊技機10に関する好印象情報の受け付け数の合計)を、所定の周期で順次点灯(吹き出しがポップアップ)表示している。これにより閲覧者である遊技者は、良い印象の抱かれている遊技機10が多い遊技機島を確認することができる。
【0060】
また、メニュー画面において、所定の表示領域をタッチ操作すると、
図18に示す画面が表示される。
この画面は、遊技場における遊技機島及びこれに設置される遊技機10のレイアウトを示すレイアウト画面101aであり、さらに、この画面の表示領域101bにおいて「いいね!」に対応する表示領域をタッチ操作したときに表示される画面である。
このレイアウト画面101aでは、各遊技機10の設置スペースに対応する表示領域101cにおいて好印象情報の受け付け数の多少が所定のマークの大きさ(例えば、温泉マークが大きいほど受け付け数が多い)で表され、好印象情報の受け付けありを有する遊技機10の合計数が遊技機島ごとに表されている(例えば、網掛け領域内の数字)。これにより、遊技場において、良い印象の抱かれている遊技機10をレイアウトから特定することができる。
また、好印象情報の受け付けありを有する遊技機10の合計数から、受け付けありを有する遊技機10の多い遊技機島をランキング表示することもできる(網掛け領域内の王冠マーク内の数字)。
このように表示部101が、遊技場サーバー80から受信した好印象情報の受け付け数を含むデータを、遊技者が閲覧を希望するカテゴリ別に表示することにより、遊技者は好印象情報の受け付け数の多少を様々なカテゴリで確認することができる。
なお、このように表示される各データは、情報表示機100が出力データ2を編集して表示することもできるが、遊技場サーバー80から受信した出力データをそのまま表示することもできる。
【0061】
[遊技場端末]
遊技場端末90は、遊技場管理者用の情報処理装置であって、遊技場サーバー80において記憶管理されているデータを表示する機能を有する。
遊技場端末90は、例えば、集計サーバー70及び遊技場サーバー80と同様な構成を有する情報処理装置(コンピュータ)として構成され(
図1及び
図4参照)、通信部を介して、定期又は不定期に遊技場サーバー80に要求することにより、遊技場サーバー80において記憶管理している好印象情報の受け付け数を含むデータを受信する。具体的には、
図19のstep3に示すように、遊技場サーバー80から出力データ2を受信することができる。
受信する出力データ2には実績データを含むように要求することもでき、これにより、遊技場の管理者は、遊技機10、好印象情報の受け付け数、タッチ操作までの時間の平均値、獲得遊技媒体情報及び実績データそれぞれの関連性を確認することができる。
【0062】
例えば、実績データが良く(例えば、粗利が多く)好印象情報の受け付け数の多い遊技機10を遊技場経営における貢献度の高い遊技機として評価することができる。
この場合、粗利を好印象情報の受け付け数で除算した値を遊技機10の評価指標値とすることもできる。例えば、機種ごとの平均粗利を平均受け付け数で除算した値を機種間で比較することにより、それぞれの機種の貢献度を評価することができる。この評価指標値は、値が小さいほど評価が高いことを示す。
一方、実績データが悪く好印象情報の受け付け数の少ない遊技機10を入れ替えの対象遊技機として選定することもできる。
また、実績データが悪いにもかかわらず好印象情報の受け付け数の多い遊技機10を入れ替えの対象遊技機から除外することもできる。
また、実績データが悪く好印象情報の受け付け数の少ない遊技機10が複数存在するときにいずれかの遊技機10を入れ替えの対象遊技機として選定するようなときには、タッチ操作までの時間の平均値が多い遊技機10を入れ替えの対象遊技機として決定することができる。これは、好印象情報の受け付け数が同じような値であれば、タッチ操作までの時間が長いほど、その遊技機10に対して抱く遊技者の印象が悪いと判断できるからである。
このように各遊技機10の遊技場経営における貢献度を、実績データだけではなく、好印象情報の受け付け数、タッチ操作までの時間を含めて評価することができるので、遊技場の管理者は、遊技者の意見を遊技場経営に反映させることができる。
【0063】
以上説明したように、本発明の遊技場情報収集システム
等によれば、遊技者が遊技機10に対して抱く印象を収集でき、遊技者の意見を遊技場経営に反映させることができる。
一方、従来の遊技場情報システムにおいて収集される実績データは、各遊技機の遊技場経営における貢献度を経営者の立場から評価するには適しているが、データには遊技者の意見が反映されておらず、偏った評価となることが課題であった。
本発明の遊技場情報収集システムによれば、遊技者が遊技機に対して抱く印象を収集することで、遊技場経営において遊技者の意見を反映できるため、このような従来の遊技場情報収集システムが改善すべき課題の全部又は一部を解決することができる。
【0064】
以上、本発明の遊技場情報収集システム及び遊技場情報収集方法の好ましい実施形態について説明したが、本発明に係る遊技場情報収集システム及び遊技場情報収集方法は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。
【0065】
例えば、本実施形態では、情報表示機100は、遊技場内に設置される情報表示機としてが、遊技場の屋外に設置される情報表示機(例えば、電光表示器)とすることもできる。このような屋外用の情報表示機としたときには、遊技場全体における好印象情報の受け付け数(総「いいね!」数の合計)を表示することもできる。これにより屋外にいる遊技客に対して好印象情報の受け付け数状況をアピールすることができ、客寄せ効果を発揮する。
【0066】
また、本実施形態では、集計サーバー70、遊技場サーバー80とでそれぞれ記憶するデータを分担したが、一つのサーバー(収集装置)で、遊技機を特定可能な情報、この遊技機に対する好印象情報の受け付け数、タッチ操作までの時間の平均値、及び獲得遊技媒体情報等をすべて記憶管理させることもできる。
【0067】
また、台間機30に計数機40と同じ機能をもたせ、台間機30を本発明に係る入力装置(第一の入力装置)として、以下のように動作させることもできる。
例えば、台間機30において、遊技の終了を示す所定の終了操作(例えば、発行ボタンの操作など)が行われると、そのとき記憶されている獲得遊技媒体情報を獲得情報記録媒体に記録し、その獲得情報記録媒体を発行するとともに、所定の表示器(例えば、液晶表示器など)に過去に受け付けた好印象情報の受け付け数などからなる「いいね!」画面を所定時間(例えば、30秒)表示する。この表示される間において好印象情報が受け付け可能となり、好印象情報を押しボタンなどの入力手段から受け付けると、併設されている遊技機10bを特定可能な情報、好印象情報あり情報、及び獲得遊技媒体情報を集計サーバー70、遊技場サーバー80などの収集装置に直接又は間接的に出力する。一方、好印象情報の受け付け数が表示される間において好印象情報を受け付けないと、併設されている遊技機10bを特定可能な情報、好印象情報なし情報、及び獲得遊技媒体情報を収集装置に直接又は間接的に出力することになる。このように台間機30も入力装置として動作することができる。
なお、この場合、台間機30に併設される遊技機10bを特定可能な情報(台番号など)を予め記憶させておくことができ、これにより遊技機10bを特定可能な情報を入力する必要がなくなる。
また、この例において、獲得情報記録媒体の発行前に「いいね!」画面を所定時間(例えば、30秒)表示することもできる。すなわち、終了操作が行われると、「いいね!」画面を所定時間表示し、その間に好印象情報の受け付けがあるときには、その後、獲得情報記録媒体を発行し、好印象情報の受け付けがないときには、所定時間経過後に獲得情報記録媒体を発行することもできる。
【0068】
また、計数機40において、遊技機を特定可能な情報(台番号)の入力をリモコン50を介して行ったが、例えば、表示部41(タッチパネル)などの他の入力手段を介して入力することもできる。
【0069】
また、本実施形態では、計数機40及び景品交換機60を入力装置として適用したが、獲得遊技媒体情報記憶手段、好印象情報受付手段、及び情報出力手段を少なくとも備えている装置であればこれらに限定されるものではない。
例えば、現物の遊技媒体を用いることなく、データ形式の擬似遊技媒体を用いて遊技を実行可能な、いわゆる封入式遊技機も本発明の入力装置として適用することができる。
このような封入式遊技機では、通常、遊技をした結果獲得された(擬似)遊技媒体の数量を示す獲得遊技媒体情報を記憶している。また、当機(封入式遊技機)又は併設される台間機(封入式遊技機と通信可能、例えば、封入式遊技機から獲得遊技媒体情報を受信可能)に常設される押しボタンやタッチ操作可能なタッチパネルなどの入力手段を好印象情報受付手段として用いることもできる。また、好印象情報と当機を特定可能な情報とを集計サーバー70などの収集装置に直接又は間接的に出力する情報出力手段を当機又は併設される台間機に設けることもできる。このような構成を有する封入式遊技機を、以下のように入力装置として動作させることができる。
【0070】
例えば、遊技の終了を示す所定の終了操作(例えば、精算ボタンの操作など)が行われると、そのとき記憶されている獲得遊技媒体情報を獲得情報記録媒体に記録し、その獲得情報記録媒体を当機又は併設される台間機から発行するとともに、所定の表示器(例えば、当機又は併設される台間機に備える液晶表示器など)に過去に受け付けた好印象情報の受け付け数などからなる「いいね!」画面を所定時間(例えば、30秒)表示する。この表示される間において好印象情報が受け付け可能となり、好印象情報を押しボタンから受け付けると、当機を特定可能な情報、好印象情報あり情報、及び獲得遊技媒体情報を収集装置に直接又は間接的に出力する。一方、好印象情報の受け付け数が表示される間において好印象情報を受け付けないと、当機を特定可能な情報、好印象情報なし情報、及び獲得遊技媒体情報を収集装置に直接又は間接的に出力することになる。このように封入式遊技機も入力装置として動作することができる。
なお、この例において、獲得情報記録媒体の発行前に「いいね!」画面を所定時間(例えば、30秒)表示することもできる。すなわち、終了操作が行われると、「いいね!」画面を所定時間表示し、その間に好印象情報の受け付けがあるときには、その後、獲得情報記録媒体を発行し、好印象情報の受け付けがないときには、所定時間経過後に獲得情報記録媒体を発行することもできる。
【0071】
また、遊技機10は、スロットマシンなどのパチンコ機以外の遊技機でもよく、台間機30及び計数機40にメダルを計数する機能を設けることもできる。