技術分野
着座者の背中とシートの座面(シートバックの座面)との接触面積を広く確保できるシート、特に車両用シート
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
シートバック座面に設けたサイドサポートの内側でのクッション性を大きく設定した構成では、サイドサポート内側の肉厚のワディングを幅広く設定すれば、小柄な着座者に対しても大柄な着座者に対しても、接触圧力を強くすることなく、広い接触面積を確保でき、フィット感が得られる。しかしながら、肉厚なワディングをサイドサポート内側に幅広く設定すれば、シートバック座面の外観意匠が損なわれるおそれがある。また、サイドサポートをシートバック座面に設けるとともに、ワディングの厚さをサイドサポートの内側と外側とで変えているため、シートバックの構成の複雑化が避けられない。
肩甲骨を支持するシートバック座面の左右の部位でパッドにエアマットを内蔵し、エアマットが変形して肩甲骨を支持する構成においても、パッドにエアマットを内蔵させているため、シートバックの構成が複雑化する。
本発明は、シートバックの構成を複雑
化することなく、広い接触面積が確保されてフィット感の得られるシートの提供を目的としている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するために、本発明では、肋骨、肩甲骨付近の部位では、体格による差が比較的少ないことに注目し、この肋骨、肩甲骨付近の部位を中心に支持することとし、シートバック座面の形状を変えるだけで広い接触面積を確保している。
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る本発明では、
肋骨、肩甲骨付近の部位では、体格による差が比較的少ないことに注目して、上下方向、左右方向のいずれにおいても肋骨、肩甲骨に沿わせた曲線形状にシートバックの座面が形成されている。そのため、着座者の肋骨、肩甲骨がシートバックの座面に沿って支持され、広い接触面積が着座者の背中(肋骨、肩甲骨)、シートバック座面の間に確保され、接触圧力も小さい。そして、シートバックの座面形状を変えているにすぎず、シートバックの内部構造を変える必要がないため、構成が複雑化することなく、体格(横幅)の異なる着座者をフィット感のもとで支持できる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】(A)は本発明の一実施例に係るシートの斜視図、(B)(C)はシートバックの正面図、(B)の線C−Cに沿った縦断面図をそれぞれ示す。
【図2】(A)はシートバック座面の上下方向の輪郭線、(B)(C)は図1(B)の線2B−2B、2C−2Cに沿ったシートバックの座面の左右方向の輪郭線をそれぞれ示す。
【図3】(A)(B)(C)(D)はシートクッションの斜視図、平面図、(B)の線C−C、D−Dに沿った縦断面図をそれぞれ示す。
【図4】昇降可能なシートとして具体化した本発明の一実施例に係るシートの左側面図を示す。
【図5】昇降可能なシートとして具体化した本発明の一実施例に係るシートの一部破断の背面から見た斜視図を示す。
【図6】昇降可能なシートとして具体化してシートクッション、シートバックを除いた本発明の一実施例に係るシートの分解斜視図を示す。
【図7】シートの一部破断の背面からの拡大斜視図を示す。
【図8】(A)はシートバック昇降機構の背面図、(B)は(A)の矢印B方向からの側面図をそれぞれ示す。
【図9】シートバック傾斜機構の分解斜視図を示す。
【図10】図6の矢印X方向から見た一部破断の側面図を示す。
10 シート(車両用シート)
20 シートクッション
20a 中央の凹部
20b 端部
22 シートクッション本体
24 クッションパネル
30 シートバック
30U 上半部
30L 下半部
32 シートバック本体
34 バックパネル
40 支柱
42 支柱本体(固定支柱)
44 可動支柱
50 ライザー
60 昇降手段
61 シートリフター
64 シートバック昇降機構
65 固定レール
66 可動レール
80 シートバック傾斜機構
82 一対(第1、第2)のメインリンク
82e 連結ロッド
82f ピン(回動規制ピン)
84 駆動リンク
84g セクションギヤ
86 規制リンク
86f 長孔
89 アクチュエータ
89g ピニオンギヤ
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