(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
検索情報として入力された第6分類項目の割合に基づいて、少なくとも前記第6分類項目と所定の関係を有する第7分類項目の割合を決定する検索条件決定部をさらに備え、
前記検索部は、
前記分類項目テーブルを参照して、少なくとも前記第6分類項目の割合および前記第7分類項目の割合に合致する商品を検索する、
請求項6に記載の商品管理装置。
商品の性質を表す分類項目の指定を受け付け、更に、前記受け付けた分類項目である第1分類項目と前記第1分類項目に相反する性質を有する第2分類項目との割合の指定を受け付ける入力部と、
商品の識別情報に、前記商品が複数の分類項目のそれぞれに関連する割合を示す分類項目テーブルを参照し、前記入力部により受け付けられた前記第1分類項目、前記第2分類項目、および前記割合に合致する商品を検索するとともに、前記第1分類項目および前記第2分類項目と所定の関係を有する第3分類項目の割合であって、前記第1分類項目および前記第2分類項目と前記第3分類項目との関係に応じて異なる割合条件に従って導出された前記第3分類項目の割合に合致する商品を検索する検索部と、
を備える商品検索装置。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を適用した商品管理システム1を、図面を参照して説明する。
【0010】
図1は、本実施形態に係る商品管理システム1の構成図である。商品管理システム1は、例えば、複数の端末装置10と、商品管理装置100とを備える。複数の端末装置10は、ネットワークNWを介して、商品管理装置100と通信する。ネットワークNWは、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)、インターネット、専用回線、無線基地局、プロバイダなどを含む。
【0011】
図2は、本実施形態に係る端末装置10の構成図である。端末装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。端末装置10は、ユーザにより携帯可能なものであることが好ましい。端末装置10がデスクトップのパーソンナルコンピュータである場合、端末装置10は、ユーザが携帯するスマートフォン等から通信によって位置情報等を収集してもよい。端末装置10は、例えば、通信部11と、入力部12と、表示部13と、記憶部14と制御部15とを備える。
【0012】
通信部11は、ネットワークNWを介して商品管理装置100と通信する。通信部11は、商品管理装置100により送信された情報を受信すると、受信した情報を制御部15に出力する。また、通信部11は、制御部15の指示に従って、商品管理装置100に情報を送信する。
【0013】
入力部12は、例えば、ボタン、キーボード、マウス、マイク、タッチパネル等のユーザインターフェースである。また、入力部12は、例えば、音声による入力を受け付けるものであってもよい。なお、表示部13がタッチパネルである場合、入力部12の一部は表示部13と一体として形成される。
【0014】
表示部13は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示装置である。表示部13は、制御部15から入力される情報に基づいて各種画像を表示する。
【0015】
記憶部14は、例えば、フラッシュメモリ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、SDカード、HDD(Hard Disc Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性の記憶媒体と、レジスタ等の揮発性の記憶媒体等により実現される。
【0016】
制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、記憶部14に記憶されたプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現される。プログラムは、例えば、ネットワークNWを介してアプリケーションサーバからダウンロードされてもよいし、SDカードなどの可搬型記憶媒体に格納されたものが端末装置10にインストールされてもよいし、端末装置10にプリインストールされていてもよい。制御部15の機能のうち一部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
【0017】
図3は、本実施形態の商品管理装置100の構成図である。商品管理装置100は、例えば、通信部110と、入力部120と、表示部130と、記憶部140と、制御部150とを備える。
【0018】
通信部110は、ネットワークNWを介して端末装置10と通信する。通信部110は、端末装置10により送信された情報を受信すると、受信した情報を制御部150に出力する。また、通信部110は、制御部150の指示に従って、端末装置10に情報を送信する。
【0019】
入力部120は、例えば、ボタン、キーボード、マウス、マイク、タッチパネル等のユーザインターフェースである。また、入力部120は、例えば、音声による入力を受け付けるものであってもよい。なお、表示部130がタッチパネルである場合、入力部120の一部は表示部130と一体として形成される。
【0020】
表示部130は、例えば、LCDや有機ELディスプレイなどの表示装置である。表示部130は、制御部150から入力される情報に基づいて各種画像を表示する。
【0021】
記憶部140は、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM、ROM、またはRAM等により実現される。記憶部140は、例えば、分類項目テーブル141と、商品属性テーブル142と、入力設定テーブル143と、属性設定テーブル144と、キーワード設定テーブル145とを格納する。また、記憶部140は、上記の各種情報の他、アプリケーションプログラムなどの各種プログラム、制御部150による処理結果などを格納する。
【0022】
分類項目テーブル141は、各商品と分類項目との関連性を定義するテーブルである。分類項目テーブル141は、商品を登録する際に制御部150により作成され、分類項目で絞って商品を検索する際に、制御部150により参照されるテーブルである。
図4は、分類項目テーブル141の内容の一例を示す図である。分類項目テーブル141は、例えば、
図4に示す通り、商品IDに、各商品が分類項目に関連する割合を示す分類割合情報を対応付けたテーブルである。「商品ID」は、各商品を識別する情報である。「分類項目」は、各商品を分類するために予め決められた項目であって、各商品の性質を表す情報である。例えば、分類項目には、ファッションのジャンルを示す情報(例えば、フェミニン、ボーイッシュ、ユニセックス、ゴージャス、シンプル等)や、洋服のシーズンを示す情報(春向き、夏向き、秋向き、冬向き)、流行や人気の度合を示す情報等が含まれる。各商品が分類項目に関連する割合は、0%〜100%の範囲で設定可能である。この商品が分類項目に関連する割合は、例えば、相反する性質を有する分類項目(例えば、フェミニンとボーイッシュなど)の割合が合計で100%となるように設定されている。
【0023】
商品属性テーブル142は、各商品に関する属性情報を格納するテーブルである。
図5は、商品属性テーブル142の内容の一例を示す図である。商品属性テーブル142は、例えば、
図5に示す通り、商品IDに、属性情報を対応付けたテーブルである。「属性情報」とは、商品に関する属性、例えば、価格、販売日、色の系統、素材等を示す情報である。
【0024】
入力設定テーブル143は、入力された第1分類項目に基づいて自動設定される分類項目(例えば、第2分類項目および第3分類項目)に関する情報を定義するテーブルである。「自動設定」とは、入力情報に基づいて、商品に関連する分類項目とその割合を自動で設定することであり、ここでは、第1分類項目に基づいて第2分類項目や第3分類項目を自動で設定することについて説明する。自動設定は、商品の登録の際、または、商品の検索の際に実行される。自動設定のための分類項目名や割合条件の入力は、例えば登録者により指定された情報に従ってもよく、検索者により指定された情報に従ってもよい。この他、自動設定には、商品の属性やキーワードに基づいて分類項目を自動で設定すること等が含まれるが、詳しくは、後述する。
【0025】
図6は、入力設定テーブル143の内容の一例を示す図である。入力設定テーブル143は、
図6に示す通り、第1分類項目名に、第2分類項目情報と第3分類項目情報とが対応付けられたテーブルである。第2分類項目および第3分類項目は、第1分類項目と所定の関係を有する分類項目である。
【0026】
「第2分類項目情報」には、第2分類項目の名前とその割合を決定する割合条件とを示す情報が含まれる。第2分類項目には、例えば、第1分類項目が示す意味と相反関係にあるもの(例えば、フェミニンとボーイッシュ、ゴージャスとシンプル等)や、第1分類項目が示す意味と連続した関係にあるもの(例えば、春向き、夏向き、秋向き、冬向き等)等が含まれる。
【0027】
「第3分類項目情報」は、第3分類項目の名前とその割合を決定する割合条件とを示す情報が含まれる。第3分類項目は、第1分類項目および第2分類項目と所定の関係を有する分類項目であって、例えば、第1分類項目が示す意味と第2分類項目が示す意味との間にあるもの(例えば、フェミニンとボーイッシュとの間にあるユニセックス、春向きと秋向きの間にある夏向きや冬向き、ガーリー系とギャル系の間にあるお姉ギャル系等)や、第1分類項目が示す意味および第2分類項目が示す意味の両方と方向性が異なるもの(例えば、フェミニン系およびストリート系の両方とも方向性が異なるコンサバ系)等が含まれる。前者の場合、第3分類項目の割合は、例えば、第1分類項目の割合と第2分類項目の割合とがそれぞれ50%に近づく(すなわち同程度である)ほど高くなり、第1分類項目の割合と第2分類項目の割合とがそれぞれ50%から遠ざかる(すなわち偏る)ほど低くなる。一方、後者の場合、第3分類項目の割合は、例えば、第1分類項目の割合と第2分類項目の割合とがそれぞれ50%から遠ざかるほど高くなる。
【0028】
属性設定テーブル144は、商品の属性に基づいて自動設定される分類項目(以下、第4分類項目と記す)に関する情報を定義するテーブルである。商品の属性とは、商品属性テーブル142に定義された情報から一部を選択し、或いは適宜組み合わせたものである。
図7は、属性設定テーブル144の内容の一例を示す図である。属性設定テーブル144は、
図7に示す通り、属性設定条件に、第4分類項情報を対応付けたテーブルである。「属性設定条件」とは、自動設定の対象となる商品の属性を示す情報である。商品の商品IDが与えられると、対応する属性情報が商品属性テーブル142から取得され、属性設定テーブル144のいずれかに該当するか否かが判断される。「第4分類項目情報」は、商品の属性に予め関連付けられている分類項目とその割合のパターンであって、第4分類項目の名前とその割合を決定する割合条件とを示す情報を含む。第4分類項目には、少なくとも1つの分類項目が含まれ、例えば、分類項目A1〜A4が含まれる。
【0029】
キーワード設定テーブル145は、キーワードに基づいて自動設定される分類項目(以下、第5分類項目と記す)に関する情報を定義するテーブルである。
図8は、キーワード設定テーブル145の内容の一例を示す図である。キーワード設定テーブル145は、
図8に示す通り、キーワードに、第5分類項目情報を対応付けたテーブルである。「第5分類項目情報」は、キーワードに予め関連付けられている分類項目とその割合のパターンであって、第5分類項目の名前とその割合を示す情報を含む。第5分類項目には、少なくとも1つの分類項目が含まれ、例えば、分類項目B1〜B4が含まれる。
【0030】
図3に戻って、制御部150について説明する。制御部150は、例えば、入力登録部151と、自動登録部152と、検索条件自動設定部153と、検索部154とを備える。制御部150の各機能部は、例えばCPU等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、制御部150の機能部のうち一部または全部は、LSI、ASIC、またはFPGA等のハードウェアにより実現されてもよい。
【0031】
入力登録部151は、入力された商品IDに、登録情報として入力された第1分類項目とその割合とを対応付けて、記憶部140の分類項目テーブル141に登録する。商品IDと第1分類項目とその割合は、入力部120に対する操作に基づいて入力されてもよく、他の装置に対して入力された情報が通信部110を介して入力されてもよい。
【0032】
自動登録部152は、入力された登録情報に基づいて、商品と関係する分類項目とその割合を自動設定する。以下、自動登録部152による自動設定の処理について説明する。
【0033】
自動登録部152は、例えば、登録情報として入力された第1分類項目の割合に基づいて、第1分類項目と所定の関係を有する第2分類項目の割合を導出し、記憶部140の分類項目テーブル141に登録する。例えば、自動登録部152は、入力設定テーブル143を参照して、登録情報として入力された第1分類項目が、入力設定テーブル143の第1分類項目名にあるか否かを判定する。登録情報として入力された第1分類項目が入力設定テーブル143の第1分類項目名にある場合、自動登録部152は、入力設定テーブル143において第1分類項目名と対応付けられている第2分類項目とその割合条件を読み出し、割合条件に従って第2分類項目の割合を導出する。自動登録部152は、商品IDに、読み出した第2分類項目と、導出したその割合とを対応付けて、分類項目テーブル141に書き込む。
【0034】
また、自動登録部152は、登録情報として入力された第1分類項目の割合に基づいて、第3分類項目の割合を導出し、記憶部140の分類項目テーブル141に登録してもよい。例えば、自動登録部152は、登録情報として入力された第1分類項目が入力設定テーブル143の第1分類項目名にあり、且つ、入力設定テーブル143において第1分類項目と対応付けられた第3分類項目情報がある場合、入力設定テーブル143において第1分類項目と対応付けられている第3分類項目とその割合条件を読み出し、読み出した割合条件に従って第3分類項目の割合を導出する。自動登録部152は、商品IDに、読み出した第3分類項目と、導出した割合とを対応付けて、分類項目テーブル141に書き込む。
【0035】
また、自動登録部152は、商品の属性を示す属性情報に基づいて、商品の属性に予め関連付けられている第4分類項目とその割合を、記憶部140の分類項目テーブル141に登録してもよい。例えば、自動登録部152は、商品属性テーブル142を参照して、登録情報として入力された商品IDと対応付けられた属性情報を読み出す。自動登録部152は、属性設定テーブル144を参照し、読み出した属性情報に基づいて、属性設定テーブル144に定義されている属性設定条件の中から、商品の属性を含む属性設定条件を検索する。自動登録部152は、属性設定テーブル144から、商品の属性を含む属性設定条件を検索により得た場合、商品の属性を含む属性設定条件と対応付けられている第4分類項目の名前と割合とを読み出す。自動登録部152は、商品IDに、読み出した第4分類項目と割合とを対応付けて、分類項目テーブル141に書き込む。
【0036】
また、自動登録部152は、登録情報として入力されたキーワードに基づいて、キーワードと予め関連付けられている第5分類項目とその割合を、記憶部140の分類項目テーブル141に登録してもよい。例えば、自動登録部152は、キーワード設定テーブル145を参照して、登録情報として入力されたキーワードと対応付けられた第5分類項目の名前と割合とを読み出す。自動登録部152は、商品IDに、読み出した第5分類項目と割合とを対応付けて、分類項目テーブル141に書き込む。
【0037】
検索条件自動設定部153は、入力された検索情報に基づいて、検索情報に関係する分類項目とその割合を自動設定し、自動設定された分類項目とその割合を検索条件に設定する。検索条件自動設定部153は、設定した検索条件を、検索部154に出力する。以下、検索条件自動設定部153の自動設定の例について説明する。
【0038】
検索条件自動設定部153は、例えば、検索情報として入力された第6分類項目とその割合を、検索条件に設定し、検索部154に出力する。
【0039】
また、検索条件自動設定部153は、例えば、検索情報として入力された第6分類項目の割合に基づいて、第6分類項目と所定の関係を有する第7分類項目の割合を導出し、検索条件に設定する。例えば、自動登録部152は、入力設定テーブル143を参照して、検索情報として入力された第6分類項目が、入力設定テーブル143の第1分類項目名にあるか否かを判定する。検索情報として入力された第6分類項目が入力設定テーブル143の第1分類項目名にある場合、検索条件自動設定部153は、入力設定テーブル143において第6分類項目と一致する第1分類項目と対応付けられている第2分類項目とその割合条件とを読み出し、割合条件に従って第2分類項目の割合を導出する。検索条件自動設定部153は、読み出した第2分類項目を、第7分類項目として取り扱う。検索条件自動設定部153は、第7分類項目(すなわち、読み出した第2分類項目)とその割合を、検索条件に設定し、検索部154に出力する。
【0040】
また、検索条件自動設定部153は、検索情報として入力された第6分類項目の割合に基づいて、第6分類項目および第7分類項目と所定の関係を有する第8分類項目の割合を導出し、検索条件に設定してもよい。例えば、検索条件自動設定部153は、検索情報として入力された第6分類項目が入力設定テーブル143の第1分類項目名にあり、且つ、入力設定テーブル143において第6分類項目と一致する第1分類項目と対応付けられた第3分類項目情報がある場合、第6分類項目と一致する第1分類項目と対応付けられている第3分類項目とその割合条件を読み出し、割合条件に従って第3分類項目の割合を導出する。検索条件自動設定部153は、読み出した第3分類項目を、第8分類項目として取り扱う。検索条件自動設定部153は、第8分類項目(すなわち、読み出した第3分類項目)とその割合を、検索条件に設定し、検索部154に出力する。
【0041】
また、検索条件自動設定部153は、検索情報として入力された商品の属性を示す属性情報に基づいて、商品の属性に予め関連づけられている第9分類項目とその割合を決定し、検索条件に設定してもよい。例えば、検索条件自動設定部153は、属性設定テーブル144を参照し、検索情報として入力された商品の属性情報に基づいて、属性設定テーブル144に定義されている属性設定条件の中から、商品の属性を含む属性設定条件を検索する。検索条件自動設定部153は、属性設定テーブル144から、商品の属性を含む属性設定条件を検索により得た場合、商品の属性を含む属性設定条件と対応付けられている第4分類項目の名前と割合とを読み出す。検索条件自動設定部153は、読み出した第4分類項目を、第9分類項目として取り扱う。検索条件自動設定部153は、第9分類項目(すなわち、読み出した第4分類項目)とその割合を、検索条件に設定し、検索部154に出力する。
【0042】
また、検索条件自動設定部153は、検索情報として入力されたキーワードに基づいて、キーワードと予め関連付けられている第10分類項目とその割合を決定し、検索条件に設定してもよい。例えば、検索条件自動設定部153は、キーワード設定テーブル145を参照して、検索情報として入力されたキーワードと対応付けられた第5分類項目の名前と割合とを読み出す。検索条件自動設定部153は、読み出した第5分類項目を、第10分類項目として取り扱う。検索条件自動設定部153は、第10分類項目(すなわち、読み出した第5分類項目)とその割合を、検索条件に設定し、検索部154に出力する。
【0043】
検索部154は、例えば、分類項目テーブル141を参照して、検索条件自動設定部153により設定された検索条件を満たす商品を検索する。例えば、検索部154は、検索情報として入力された少なくとも1つの第6分類項目の割合に合致する商品を検索する。また、検索部154は、検索条件自動設定部153により設定された検索条件に基づいて、検索条件に設定された分類項目の割合に合致する商品を検索してもよい。例えば、検索部154は、第6分類項目の割合と第7分類項目の割合に合致する商品や、第6分類項目の割合と第7分類項目の割合と第8分類項目の割合に合致する商品、第9分類項目の割合に合致する商品、第10分類項目の割合に合致する商品等、または第6〜10の割合うち少なくとも1つに合致する商品を検索してもよい。このように、検索部154は、1組の分類項目セットごとに検索を行ってもよく、複数組の分類項目セットを組み合わせて全ての条件を満たす検索を行ってもよい。分類項目セットとは、一方の割合に応じて他方の割合が決定する2つ以上の分類項目を含み、例えば、第6分類項目と第7分類項目のセット、第6分類項目と第7分類項目と第8分類項目のセット等である。
【0044】
さらに、検索部154は、検索の開始が指示された場合に、検索開始が指示された時点で設定されている検索条件に基づく検索を実行してもよく、検索の開始が指示されていなくても割合が変更されるたびに割合が変更された分類項目に基づく検索を実行してもよい。なお、割合がメーター上を移動可能な調整つまみ等により連続的に変更される場合、検索部154は、調整つまみの動きに合わせて連続的に変化する検索条件に基づいて検索してもよい。
【0045】
検索部154は、検索結果を示す検索結果情報を、通信部110とネットワークNWとを介して端末装置10に送信する。「検索結果」は、例えば、検索条件を満たす商品に関する情報である。「商品に関する情報」には、例えば、商品画像、商品名、商品ID、価格、商品の数等が含まれる。「検索結果情報」は、商品に関する情報をテキストで表した情報や、マップ、サーモグラフ等で表した情報等が含まれる。例えば、検索部154は、検索結果として、分類項目ごとあるいは分類項目セットごとに検索結果として得られる商品の数を出力してもよく、複数の分類項目あるいは複数の分類項目セットの条件を全て満たす商品の数を出力してもよい。また、検索部154は、検索結果として出力した商品数が指定された場合、指定された商品数に対応する商品の画像を検索結果として出力してもよい。
【0046】
次に、
図9−12を参照して、登録時の入力画面と、検索時の入出力画面と、検索結果を示す検索結果画面について説明する。これらの画面は、表示部130に表示されるものとして以下説明するが、登録者により操作される他の装置に表示されてもよい。
【0047】
図9は、登録時の入力画面の一例を示す図である。
図9に示す通り、登録時の入力画面210は、商品IDの入力欄210Aと、キーワードの入力欄210Bと、第1分類項目の表示欄210Cと、第1分類項目の割合の入力欄210Dと、自動設定される分類項目の表示欄210Eと、自動設定される分類項目の割合の表示欄210Fとを含む。各入力欄210A,210B,210Dは、例えば、入力部120を用いて登録者によりに入力される情報を受け付ける。第1分類項目の表示欄210Cには、例えば、入力設定テーブル143の第1分類項目に定義されている分類項目の一部または全部が表示されている。第1分類項目の割合の入力欄210Dに数値が入力された場合、対応する第1分類項目は、第1分類項目として取り扱われる。自動設定される分類項目の表示欄210Eには、入力設定テーブル143において第1分類項目と対応付けられている第2分類項目と第3分類項目とが表示される。自動設定される分類項目の割合の表示欄210Fには、分類項目の割合の入力欄210Dに入力された数値に基づいて、自動登録部152により導出された第2分類項目の割合や第3分類項目の割合が表示される。
【0048】
図10は、登録時の入力画面の他の一例を示す図である。
図10に示す通り、登録時の入力画面220は、商品IDの入力欄220Aと、キーワードの入力欄220Bと、第1分類項目の表示欄220Cと、自動設定される分類項目の表示欄220Eと、分類項目の割合の設定メーター220Gとを含む。分類項目の割合の設定メーター220Gには、メーター上を移動可能な調整つまみ220Hが設けられている。調整つまみ220Hを移動させることにより、第1分類項目の表示欄220Cに表示されている第1分類項目の割合220Dが設定されるとともに、自動設定される分類項目の表示欄220Eに表示されている分類項目の割合220Fが変化する。分類項目の割合の設定メーター220Gは、調整つまみ220Hがメーター上の真ん中に位置されている場合、第1分類項目の割合と自動設定される分類項目の割合とが共に50%であることを示す。また、分類項目の割合の設定メーター220Gは、調整つまみ220Hが第1分類項目の表示欄220Cに最も近い場合、第1分類項目の割合が100%であり、調整つまみ220Hが自動設定される分類項目の表示欄220Eに最も近い場合、自動設定される分類項目の割合が100%であることを示す。
【0049】
なお、図示を省略するが、登録時の入力画面210,220には、登録を指示する登録ボタン等が含まれる。登録ボタンがクリックされることにより、入力登録部151が、入力画面210,220を介して入力された第1分類項目とその割合を分類項目テーブル141に登録し、自動登録部152が、入力画面210,220を介して入力された情報に基づいて自動で設定された分類項目とその割合を分類項目テーブル141に登録する。
【0050】
図11は、検索時の入出力画面の一例を示す図である。
図11に示す通り、検索時の入出力画面230は、キーワードや商品属性の入力欄230Bと、第1分類項目の表示欄230Cと、自動設定される分類項目の表示欄230Eと、分類項目の割合の設定メーター230Gと、選択ボックス230Iと、検索結果230Jと、横断検索ボタン230Kとを含む。第1分類項目の表示欄230Cと自動設定される分類項目の表示欄230Eには、第1分類項目とそれに対応する分類項目に限られず、第9分類項目や第10分類項目が表示されてもよい。分類項目の割合の設定メーター230Gは、上述の設定メーター220Gと同様の機能と構成を備え、メーター上には調整つまみ230Hが設けられ、メーターの近くには第1分類項目の割合230Dと、自動設定される分類項目の割合230Fとが表示されている。選択ボックス230Iは、対応する分類項目の割合を検索条件として設定するか否かを設定するボックスである。選択ボックス230Iがチェックされることにより、対応する分類項目等が、検索情報として指定されたことを意味する。
【0051】
検索結果230Jは、対応する設定メーター220Gの割合に基づいて検索された検索結果が表示され、例えば、商品数が表示される。検索結果230Jがクリックされると、検索結果である商品を表示するページに遷移する。横断検索ボタン230Kは、設定されている少なくとも1つの分類項目の割合に基づく検索の開始を受け付ける。横断検索ボタン230Kがクリックされると、選択ボックス230Iにチェックが入っている全ての分類項目の割合と合致する商品が検索され、検索結果である商品数が表示されるとともに、商品数がクリックされると商品を表示するページに遷移してもよい。これに限られず、検索結果として、検索部154による検索結果が動的に表示されてもよい。例えば、調整つまみ230Hが操作され分類項目の割合が変更された場合、検索結果の表示欄に表示される商品数や商品の画像が動的に変化してもよい。また、検索結果として、商品数と商品の画像等が同時に表示されてもよい。
【0052】
図12は、検索時の入出力画面の他の例を示す図である。
図12に示す通り、検索時の入出力画面240は、キーワードや商品属性の入力欄240Bと、割合範囲の入力エリア240Lと、第1分類項目の表示欄240Cと、自動設定される分類項目の表示欄240Eと、分類項目の割合の設定メーター240Gと、選択ボックス240Iと、検索結果240Jと、横断検索ボタン240Kとを含む。分類項目の割合の設定メーター240Gは、上述の設定メーター220Gと同様の機能と構成を備え、メーター上には調整つまみ240Hが設けられ、メーターの近くには第1分類項目の割合240Dと、自動設定される分類項目の割合240Fとが表示されている。
【0053】
割合範囲の入力エリア240Lは、分類項目の割合の範囲(以下、ターゲットと記す)の指定を受け付ける入力欄であって、図示の例では、4つの分類項目の割合について指定を受け付ける。割合範囲の入力エリア240Lにおける分類項目は、登録者により全て指定されてもよく、少なくとも1つが登録者により指定された第1分類項目であって他の分類項目は自動で設定される分類項目であってもよく、商品属性やキーワードに基づいて全て自動で設定される分類項目であってもよい。図示の例では、破線の円で示されるターゲット枠240Mの位置を動かしたり大きさを調整したりすることにより、ターゲットを指定することができる。検索部154は、ターゲット枠240Mで囲われた内側に該当する割合と合致する商品を検索し、検索結果が検索結果240Nに表示される。検索結果240Nには、例えば、検索結果である商品数が表示され、商品数がクリックされると商品を表示するページに遷移してもよい。これに限られず、検索結果として、検索部154による検索結果が動的に表示されてもよい。例えば、ターゲット枠240Mや調整つまみ240Hが操作され分類項目の割合が変更された場合、検索結果の表示欄に表示される商品数や商品の画像が動的に変化してもよい。また、検索結果として、商品数と商品の画像等が同時に表示されてもよい。なお、割合範囲の入力エリア240Lには、検索により得られた商品数がサーモグラフタイプで表示されてもよく、その後、商品の閲覧が指示された場合にターゲットに含まれる商品を表示するページに遷移してもよい。
【0054】
次に、商品管理装置100による商品登録時の処理の流れについて説明する。
図13は、商品管理装置100による商品登録時の処理の流れの一例を示すフローチャートである。入力登録部151は、登録情報として、商品IDが入力され、例えば分類項目X1が指定され、さらに、指定された分類項目X1の割合Y1が入力されたか否かを判定する(S101)。例えば、入力部120が分類項目X1の割合Y1の入力を受け付けた場合、入力登録部151は、入力された商品IDに、分類項目X1とその割合Y1とを対応付けて、記憶部140の分類項目テーブル141に登録する(S102)。
【0055】
次いで、自動登録部152は、入力設定テーブル143において、登録情報として入力された分類項目X1と所定の関係を有する第2分類項目があるか否かを判定する(S103)。入力設定テーブル143において、分類項目X1に対応付けられた第2分類項目(以下、分類項目X2)がある場合、自動登録部152は、入力設定テーブル143から分類項目X2とその割合条件を読み出し、割合条件に従って分類項目X2の割合Y2を導出する。自動登録部152は、商品IDに、分類項目X2と、導出したその割合Y2とを対応付けて、分類項目テーブル141に書き込む(S104)。
【0056】
次いで、自動登録部152は、入力設定テーブル143において、登録情報として入力された分類項目X1と所定の関係を有する第3分類項目があるか否かを判定する(S105)。入力設定テーブル143において、分類項目X1に対応付けられた第3分類項目(以下、分類項目X3)がある場合、自動登録部152は、入力設定テーブル143から分類項目X3とその割合条件を読み出し、割合条件に従って分類項目X3の割合Y3を導出する。自動登録部152は、商品IDに、分類項目X3と、導出したその割合Y3とを対応付けて、分類項目テーブル141に書き込む(S106)。
【0057】
次いで、自動登録部152は、登録情報として入力された商品の属性を示す属性情報に基づいて、商品の属性に関連付けられた第4分類項目があるか否かを判定する(S107)。例えば、自動登録部152は、商品属性テーブル142から、登録情報として入力された商品IDと対応付けられた属性情報を読み出し、属性設定テーブル144に定義されている属性設定条件の中から、商品の属性を含む属性設定条件を検索する。自動登録部152は、属性設定テーブル144から、商品の属性を含む属性設定条件を検索により得た場合、商品の属性に関連付けられた第4分類項目(以下、分類項目X4)があると判定する。分類項目X4があると判定した場合、自動登録部152は、属性設定テーブル144から分類項目X4とその割合Y4を読み出し、商品IDに、分類項目X4とその割合Y4とを対応付けて、分類項目テーブル141に書き込む(S108)。
【0058】
次いで、自動登録部152は、登録情報としてキーワードが入力されたか否かを判定する(S109)。登録情報としてキーワードK1が入力されたと判定された場合、自動登録部152は、キーワードK1に関連付けられた第5分類項目があるか否かを判定する(S110)。例えば、キーワード設定テーブル145のキーワードの欄にキーワードK1が登録されている場合、自動登録部152は、キーワードK1に関連付けられた第5分類項目(以下、分類項目X5)があると判定する。分類項目X5があると判定した場合、自動登録部152は、キーワード設定テーブル145から分類項目X5の名前とその割合Y5を読み出し、商品IDに、分類項目X5とその割合Y5とを対応付けて、分類項目テーブル141に書き込む(S111)。
【0059】
次に、商品管理装置100による商品検索時の処理の流れについて説明する。
図14は、商品管理装置100による商品検索時の処理の流れの一例を示すフローチャートである。検索条件自動設定部153は、検索情報として、例えば分類項目X6が指定され、指定された分類項目X6の割合Y6が入力されたか否かを判定する(S201)。例えば、端末装置10の入力部12を介して入力され、通信部11とネットワークNWを介して商品管理装置100に送信された情報に基づいて、分類項目X6の割合Y6の入力を受け付けた場合、検索条件自動設定部153は、分類項目X6とその割合Y6とを、検索条件に設定する(S202)。
【0060】
次いで、検索条件自動設定部153は、検索情報として入力された分類項目X6と所定の関係を有する第7分類項目があるか否かを判定する(S203)。入力設定テーブル143において、分類項目X6と対応付けられた第2分類項目(以下、分類項目X7)がある場合、検索条件自動設定部153は、入力設定テーブル143から分類項目X7とその割合条件を読み出し、割合条件に従って分類項目X7の割合Y7を導出する。検索条件自動設定部153は、分類項目X7と、導出したその割合Y7とを、検索条件に設定する(S204)。
【0061】
次いで、検索条件自動設定部153は、検索情報として入力された分類項目X6と所定の関係を有する分類項目X8があるか否かを判定する(S205)。入力設定テーブル143において、分類項目X6に対応付けられた第3分類項目(以下、分類項目X8)がある場合、検索条件自動設定部153は、分類項目X8とその割合条件を読み出し、割合条件に従って分類項目X8の割合Y8を導出する。検索条件自動設定部153は、分類項目X8と、導出したその割合Y8とを、検索条件に設定する(S206)。
【0062】
次いで、検索条件自動設定部153は、検索情報として入力された商品の属性を示す属性情報に基づいて、商品の属性に関連付けられた第9分類項目があるか否かを判定する(S207)。商品属性テーブル142において、検索情報として入力された商品の属性を含む属性設定条件と対応付けられた第4分類項目(以下、分類項目X9)がある場合、検索条件自動設定部153は、商品の属性に関連付けられた第9分類項目があると判定する。そして、検索条件自動設定部153は、分類項目X9とその割合Y9を読み出し、検索条件に設定する(S208)。
【0063】
次いで、検索条件自動設定部153は、検索情報としてキーワードが入力されたか否かを判定する(S209)。検索情報としてキーワードK2が入力されたと判定した場合、検索条件自動設定部153は、キーワードK2に関連付けられた第10分類項目があるか否かを判定する(S210)。キーワード設定テーブル145において、検索情報として入力されたキーワードK2と対応付けられた第5分類項目(以下、分類項目X10)がある場合、検索条件自動設定部153は、キーワードに関連付けられた第10分類項目があると判定する。そして、検索条件自動設定部153は、分類項目X10とその割合Y10を読み出し、検索条件に設定する(S211)。
【0064】
そして、検索部154は、分類項目テーブル141を参照し、検索条件自動設定部153により設定された検索条件を満たす商品を検索する(S212)。ここで、検索部153は、設定された分類項目セットごとに検索を行ってもよく、複数の分類項目セットの全ての条件を満たす商品の検索を行ってもよく、両方を行ってもよい。
【0065】
上述の商品管理装置100によれば、商品登録時または商品検索時において、第1分類項目の割合を入力することにより、第1分類項目以外の分類項目の割合を自動で設定することができる。このため、一部の分類項目やその割合を入力する手間が省け、商品登録時または商品検索時のユーザの手間を簡便化することができる。
【0066】
また、上述の商品管理装置100によれば、第1分類項目と所定の関係にある第2分類項目や第3分類項目の割合を自動で設定することができる。これにより、「所定の関係」に応じて商品を分類することができ、商品登録時または商品検索時において、ユーザの意思を反映しやすい。
【0067】
また、上述の商品管理装置100によれば、商品の属性やキーワードを入力することにより、商品の属性またはキーワードに応じた分類項目が選択され、且つ、その割合が自動で設定される。これにより、分類項目の設定が不慣れなユーザであっても、簡単に商品を登録または検索することができる。
【0068】
また、上述の商品管理装置100によれば、割合範囲の入力エリア240Lを用いて、分類項目の割合の範囲の指定を受け付けることができる。この場合、検索部154は、指定された範囲の割合と合致する商品を検索することができる。
【0069】
また、上述の商品管理装置100によれば、選択ボックス230I,240Iを用いて、検索条件に設定するための第6分類項目を簡単に指定することができる。
【0070】
なお、実施形態に係る商品管理システム1は、上述に限定されない。例えば、端末装置10が、商品管理装置100が実行する処理を実行するプログラムを搭載し、処理結果を示す画像を作成して、表示部13に表示してもよい。このプログラムは、例えば、端末装置10に、商品の識別情報と、予め決められた分類項目毎に各商品が分類項目に関連する割合を示す情報とを入力部12を用いて受け付けさせ、商品の識別情報と分類項目に関連する割合を示す情報とが対応付けられた分類項目テーブルに、入力部12を用いて受け付けらえた第1分類項目の割合を登録させ、入力部12を用いて受け付けられた第1分類項目の割合に基づいて、第1分類項目と関係する第2分類項目の割合を導出させ、分類項目テーブルに登録させることができる。また、このプログラムは、例えば、端末装置10に入力部12を用いて、商品の性質を表す分類項目の指定を受け付けさせ、更に、入力部12を用いて、受け付けた分類項目である第1分類項目と第1分類項目に相反する性質を有する第2分類項目との割合の指定を受け付けさせ、商品の識別情報に、商品が複数の分類項目のそれぞれに関連する割合を示す分類項目テーブル141を参照させ、入力部12により受け付けられた第1分類項目、第2分類項目、および割合に合致する商品を検索させて、検索結果を表示させることができる。
【0071】
なお、実施形態に係る商品管理システム1は、上述に限定されない。例えば、商品管理装置100は、上述した構成のうち一部を備える装置であってもよい。例えば、商品管理装置100は、登録時の処理を実行する構成(入力登録部151や自動登録部152等)を備える商品登録装置や、検索時の処理を実行する構成(検索条件自動設定部153や検索部154等)を備える商品検索装置であってもよい。
【解決手段】商品の識別情報に、商品の性質を示す分類項目毎に各商品が分類項目に関連する割合を示す情報を対応付けた分類項目テーブルを記憶部する記憶部と、登録情報として入力された第1分類項目の割合を前記記憶部に登録する入力登録部と、前記登録情報として入力された第1分類項目の割合に基づいて、前記第1分類項目と所定の関係を有する第2分類項目の割合を導出し、前記記憶部に登録する自動登録部と、を備える商品管理装置。