【文献】
門田 和也、他,「メッシュネットワークにおけるマルチサービス方式の検討」,電子情報通信学会技術研究報告,日本,社団法人電子情報通信学会,2010年 2月25日,第109巻 第443号,第65頁−第70頁
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1のターゲットネットワークデバイスと通信を確立し、前記第1のターゲットネットワークデバイスからサービスを受信するために、前記クライアントネットワークデバイスから前記第1のターゲットネットワークデバイスに第1の通知を送信することと、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
前記第1のターゲットネットワークデバイスから前記クライアントネットワークデバイスで、前記第1のターゲットネットワークデバイスに関連するネットワークのネットワークパラメータを含む確認メッセージを受信することと、
前記第1のターゲットネットワークデバイスと通信を確立し、前記第1のターゲットネットワークデバイスから前記サービスを受信するために、前記ネットワークパラメータに少なくとも一部は基づいて、前記第1のターゲットネットワークデバイスに関連する前記ネットワークに加入することと、
をさらに備える、請求項7に記載の方法。
前記第1のターゲットネットワークデバイスに関連する前記ネットワークパラメータは、ネットワーク識別子と、デバイスアドレスと、前記第1のターゲットネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報とからなるグループの少なくとも1つのメンバーを含む、請求項8に記載の方法。
前記第1のターゲットネットワークデバイスから前記クライアントネットワークデバイスで、前記クライアントネットワークデバイスが前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第2のターゲットネットワークデバイスと連係すべきであることを示し、前記第2のターゲットネットワークデバイスに関連するネットワークパラメータを示す第2の通知を受信することと、
前記第2のターゲットネットワークデバイスと通信を確立し、前記第2のターゲットネットワークデバイスから前記サービスを受信するために、前記第2のターゲットネットワークデバイスに関連する前記ネットワークパラメータに少なくとも一部は基づいて、前記第2のターゲットネットワークデバイスのネットワークに加入することと、
をさらに備える、請求項7に記載の方法。
前記クライアントネットワークデバイスがプラグイン電気自動車(PEV)であり、前記複数のターゲットネットワークデバイスの各々が電気自動車電源設備(EVSE)ステーションである、請求項1に記載の方法。
前記クライアントネットワークデバイスがクライアント動作モードで構成され、前記複数のターゲットネットワークデバイスの各々がマスタ動作モードで構成される、請求項1に記載の方法。
前記第1のサービスプロバイダが前記クライアントネットワークデバイスとの前記論理ネットワークを形成した後、前記第1のサービスプロバイダで前記クライアントネットワークデバイスを認証することと、
前記第1のサービスプロバイダで前記クライアントネットワークデバイスの認証に成功した後、前記クライアントネットワークデバイスに前記サービスを提供することと、
をさらに備える、請求項22に記載の方法。
前記クライアントネットワークデバイスを確認し、前記クライアントネットワークデバイスと連係するかどうかを決定するために、低帯域幅の帯域外通信媒体を利用することをさらに備える、請求項19に記載の方法。
前記第1のターゲットネットワークデバイスに関連する充電ケーブル上で前記第1のターゲットネットワークデバイスからパイロット信号を受信することと、ここで、前記パイロット信号のデューティサイクルは、前記クライアントネットワークデバイスに送信する前に、前記第1のターゲットネットワークデバイスで修正され、
前記パイロット信号の前記デューティサイクルを決定するように前記クライアントネットワークデバイスに要求する検証要求を前記第1のターゲットネットワークデバイスから受信することと、
前記第1のターゲットネットワークデバイスに、前記クライアントネットワークデバイスによって検出された前記パイロット信号の前記デューティサイクルの指示を提供することと、
をさらに備え、
前記第1のターゲットネットワークデバイスは、前記第1のターゲットネットワークデバイスによって決定された前記デューティサイクルと、前記クライアントネットワークデバイスによって決定された前記デューティサイクルとに少なくとも一部は基づいて、前記クライアントネットワークデバイスと連係するかどうかを決定する、請求項1に記載の方法。
【発明の概要】
【0004】
[0004]いくつかの実施形態では、方法は、クライアントネットワークデバイスから1つまたは複数のネットワークの複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくともサブセットに、1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを送信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットからクライアントネットワークデバイスで受信された減衰情報に少なくとも一部は基づいて、1つまたは複数のネットワーク内で複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを決定することとを備える。
【0005】
[0005]いくつかの実施形態では、1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを前記送信することは、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットがクライアントネットワークデバイスを確認することを可能にするために、クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報を送信することをさらに備える。
【0006】
[0006]いくつかの実施形態では、方法は、クライアントネットワークデバイスから複数のターゲットネットワークデバイスに、通信パラメータに対する要求をブロードキャストすることと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットの各々から、ターゲットネットワークデバイスに関連する通信パラメータを受信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットから、ターゲットネットワークデバイスに関連する通信パラメータを前記受信することに少なくとも一部は基づいて、クライアントネットワークデバイスから複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットに送信されるべき、少なくともいくつかのマルチネットワークブロードキャストメッセージを決定することとをさらに備える。
【0007】
[0007]いくつかの実施形態では、複数のターゲットネットワークデバイスに通信パラメータに求める要求を前記ブロードキャストすることは、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの1つまたは複数に関連する通信パラメータを受信するための所定の時間間隔を開始することと、所定の時間間隔が経過したことの判定に応答して、複数のターゲットネットワークデバイスのうちのいずれかから通信パラメータが受信されたかどうかを判定することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの1つまたは複数のサブセットから通信パラメータが受信されたことの判定に応答して、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの1つまたは複数のサブセットのどれと連係するかを決定する連係プロセスを起動することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちのいずれからも通信パラメータが受信されなかったことの判定に応答して、複数のターゲットネットワークデバイスに、通信パラメータに求める要求を再ブロードキャストすることとを備える。
【0008】
[0008]いくつかの実施形態では、方法は、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの1つまたは複数のサブセットの各々から、ターゲットネットワークデバイスに関連する通信パラメータを前記受信することに少なくとも一部は基づいて、複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを識別するためのセキュア動作を実行すべきかどうかを判定することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを識別するためのセキュア動作を実行する判定に応答して、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットに、クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報を送信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットの各々に関連するセキュリティ情報を受信することと、クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報を使用して、クライアントネットワークデバイスからの以後の送信に署名することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの1つまたは複数のサブセットの各々から、ターゲットネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報で署名された以後の送信を受信することとをさらに備える。
【0009】
[0009]いくつかの実施形態では、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの1つまたは複数のサブセットの各々について、ターゲットネットワークデバイスに関連する通信パラメータは、クライアントネットワークデバイスからターゲットネットワークデバイスに送信されるべきいくつかのサービス適合メッセージのうちの1つまたは複数と、それ以内にいくつかのサービス適合メッセージがクライアントネットワークデバイスからターゲットネットワークデバイスに送信されるべき最大時間間隔と、セキュア通信がターゲットネットワークデバイスでサポートされるかどうかの指示とを備える。
【0010】
[0010]いくつかの実施形態では、方法は、クライアントネットワークデバイスで、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットの対応する各々から複数の通信パラメータを受信することと、複数の受信された通信パラメータを組み合わせて通信パラメータの統合セットを決定することと、通信パラメータの統合セットに少なくとも一部は基づいて、クライアントネットワークデバイスから複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットに、1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを送信することとをさらに備える。
【0011】
[0011]いくつかの実施形態では、複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを前記決定することは、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットからクライアントネットワークデバイスで受信された減衰情報に少なくとも一部は基づいて、クライアントネットワークデバイスで、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスと連係することを決定することと、クライアントネットワークデバイスから複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスに通知を送信して、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスと通信リンクを確立し、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスからサービスを受信することとを備える。
【0012】
[0012]いくつかの実施形態では、クライアントネットワークデバイスから複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスに通知を送信することに応答して、方法は、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスからクライアントネットワークデバイスで、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスに関連するネットワークの1つまたは複数のネットワークパラメータを含む確認メッセージを受信することと、クライアントネットワークデバイスで受信された1つまたは複数のネットワークパラメータに少なくとも一部は基づいて、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスに関連するネットワークに加入して、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスと通信リンクを確立し、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスからサービスを受信することとをさらに備える。
【0013】
[0013]いくつかの実施形態では、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスに関連するネットワークの1つまたは複数のネットワークパラメータは、ネットワーク識別子と、デバイスアドレスと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスのネットワークに関連するセキュリティ情報とを備える。
【0014】
[0014]いくつかの実施形態では、方法は、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスからクライアントネットワークデバイスで、クライアントネットワークデバイスが複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第2のターゲットネットワークデバイスと連係するべきことを示し、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第2のターゲットネットワークデバイスのネットワークに関連するネットワークパラメータを示す通知を受信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第2のターゲットネットワークデバイスのネットワークに関連するネットワークパラメータに少なくとも一部は基づいて、クライアントネットワークデバイスに、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第2のターゲットネットワークデバイスのネットワークに加入させることとをさらに備える。
【0015】
[0015]いくつかの実施形態では、方法は、クライアントネットワークデバイスに関連する第1の振幅マップamplitude mapを複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスに送信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスに関連する第2の振幅マップをクライアントネットワークデバイスで受信することと、第1の振幅マップと第2の振幅マップとに少なくとも一部は基づいて、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスと通信するための送信電力レベルを決定することとをさらに備える。
【0016】
[0016]いくつかの実施形態では、クライアントネットワークデバイスはプラグイン電気自動車(PEV)であり、複数のターゲットネットワークデバイスの各々は電気自動車電源設備(EVSE)ステーションである。
【0017】
[0017]いくつかの実施形態では、クライアントネットワークデバイスから複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットに、1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを前記送信する前に、方法は、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの1つまたは複数のサブセットに通知メッセージをブロードキャストして、1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージの送信の開始を示すことをさらに備え、通知メッセージは、送信されるマルチネットワークブロードキャストメッセージの最大数、その間に1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージが送信される最大時間間隔、およびクライアントネットワークデバイスの識別子のうちの1つまたは複数を備える。
【0018】
[0018]いくつかの実施形態では、クライアントネットワークデバイスから複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットに1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを前記送信することに応答して、方法は、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットから減衰情報を受信するための所定の時間間隔を開始することと、所定の時間間隔が経過したことの判定に応答して、複数のターゲットネットワークデバイスのうちのいずれかから減衰情報が受信されたかどうかを判定することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットから減衰情報が受信されたことの判定に応答して、1つまたは複数のネットワーク内で複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを決定することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちのいずれからも減衰情報が受信されないことの判定に応答して、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットに、1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを再送信することとをさらに備える。
【0019】
[0019]いくつかの実施形態では、1つまたは複数のネットワーク内で複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを前記決定することは、クライアントネットワークデバイスで、最も低い減衰レベルに関連付けられた、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスと連係することを決定することを備える。
【0020】
[0020]いくつかの実施形態では、1つまたは複数のネットワーク内で複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを前記決定することは、クライアントネットワークデバイスで、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの1つまたは複数のサブセットの各々について、ターゲットネットワークデバイスからクライアントネットワークデバイスで受信された送信に少なくとも一部は基づいて、ターゲットネットワークデバイスに関連する減衰レベルを決定することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの1つまたは複数のサブセットから受信された減衰情報に基づいて、かつ複数のターゲットネットワークデバイスのうちの1つまたは複数のサブセットの各々についてクライアントネットワークデバイスによって決定された減衰レベルに基づいて、クライアントネットワークデバイスで、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスと連係することを決定することとを備える。
【0021】
[0021]いくつかの実施形態では、1つまたは複数のネットワーク内で複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを前記決定することは、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つに関連する減衰レベルが所定の減衰しきい値よりも小さいかどうかを判定することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つに関連する減衰レベルが所定の減衰しきい値よりも小さいことの判定に応答して、1つまたは複数のネットワーク内で複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを決定することと、対応する複数のターゲットネットワークデバイスに関連する減衰レベルのうちのどれも所定の減衰しきい値より小さくないことの判定に応答して、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットに、クライアントネットワークデバイスから1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを再送信することとを備える。
【0022】
[0022]いくつかの実施形態では、1つまたは複数のネットワーク内で複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを前記決定することは、クライアントネットワークデバイスで、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットから受信された減衰情報を分析して、複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを決定すること、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスから通知を受信して、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスと連係すること、または中央調整デバイスから通知を受信して、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスと連係することのうちの1つに基づく。
【0023】
[0023]いくつかの実施形態では、クライアントネットワークデバイスから1つまたは複数のネットワークの複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットに、1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを前記送信することは、クライアントネットワークデバイスから1つまたは複数のネットワークの複数のターゲットネットワークデバイスに、低減された送信電力レベルでマルチネットワークブロードキャストメッセージのうちの第1のセットを送信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどこからもメッセージを受信しないことに応答して、クライアントネットワークデバイスから1つまたは複数のネットワークの複数のターゲットネットワークデバイスに、増大された送信電力レベルで、マルチネットワークブロードキャストメッセージのうちの1つまたは複数の次のセットを送信することであって、各々の増大された送信電力レベルが前の送信電力レベルよりも大きい、送信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットからメッセージを受信することに応答して、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットに、低減された送信電力レベルでマルチネットワークブロードキャストメッセージのうちの第3のセットを送信することとを備える。
【0024】
[0024]いくつかの実施形態では、クライアントネットワークデバイスはクライアント動作モードで構成され、複数のターゲットネットワークデバイスの各々はマスタ動作モードで構成される。
【0025】
[0025]いくつかの実施形態では、方法は、サービスプロバイダでクライアントネットワークデバイスから1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを受信することと、クライアントネットワークデバイスからサービスプロバイダで受信された1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを分析することに少なくとも一部は基づいて、サービスプロバイダからクライアントネットワークデバイスに、サービスプロバイダに関連する減衰情報を送信することと、サービスプロバイダに関連する減衰情報に少なくとも一部は基づいて、クライアントネットワークデバイスと連係し、クライアントネットワークデバイスにサービスを提供する要求を、クライアントネットワークデバイスからサービスプロバイダで受信することとをさらに備える。
【0026】
[0026]いくつかの実施形態では、クライアントネットワークデバイスと連係し、クライアントネットワークデバイスにサービスを提供する要求を前記受信することに応答して、方法は、サービスプロバイダで1つまたは複数のネットワークの複数の他のサービスプロバイダに関連する減衰情報を受信することと、サービスプロバイダに関連する減衰情報と、複数の他のサービスプロバイダから受信された減衰情報とに基づいて、クライアントネットワークデバイスが第2のサービスプロバイダと連係すべきと決定することと、第2のサービスプロバイダのネットワークに関連するネットワークパラメータを決定することと、第2のサービスプロバイダのネットワークに関連するネットワークパラメータをクライアントネットワークデバイスに提供して、クライアントネットワークデバイスに、第2のサービスプロバイダと連係させ、第2のサービスプロバイダからサービスを受信させることとをさらに備える。
【0027】
[0027]いくつかの実施形態では、方法は、クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報がクライアントネットワークデバイスからサービスプロバイダで受信されたかどうかを判定することと、クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報がサービスプロバイダで受信されたことの判定に応答して、サービスプロバイダからクライアントネットワークデバイスに、サービスプロバイダに関連するセキュリティ情報を送信し、サービスプロバイダに関連するセキュリティ情報を使用して、クライアントネットワークデバイスへの以後の送信に署名することを決定することと、クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報がサービスプロバイダで受信されないことの判定に応答して、クライアントネットワークデバイスへの以後の送信に署名しないことを決定することとをさらに備える。
【0028】
[0028]いくつかの実施形態では、サービスプロバイダに関連するセキュリティ情報を使用して、クライアントネットワークデバイスへの以後の送信に署名することを決定することは、クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報を使用して、クライアントネットワークデバイスへの以後の送信を暗号化することを決定することをさらに備える。
【0029】
[0029]いくつかの実施形態では、クライアントネットワークデバイスと連係し、クライアントネットワークデバイスにサービスを提供する要求を前記受信することは、サービスプロバイダからクライアントネットワークデバイスに、サービスプロバイダのネットワークに関連するネットワークパラメータを送信することと、サービスプロバイダのネットワークに関連するネットワークパラメータでサービスプロバイダを構成して、サービスプロバイダがクライアントネットワークデバイスとの論理ネットワークを形成することを可能にすることとを備える。
【0030】
[0030]いくつかの実施形態では、ネットワークパラメータは、ネットワーク識別子とネットワークメンバーシップキーとを備える。
【0031】
[0031]いくつかの実施形態では、方法は、サービスプロバイダがクライアントネットワークデバイスとの論理ネットワークを形成した後、サービスプロバイダでクライアントネットワークデバイスを認証するための1つまたは複数の動作を実行することと、サービスプロバイダでクライアントネットワークデバイスを認証することに成功した後、クライアントネットワークデバイスにサービスを提供することとをさらに備える。
【0032】
[0032]いくつかの実施形態では、方法は、1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージの送信の開始を示す通知メッセージを、クライアントネットワークデバイスから受信することと、1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージの送信の開始を示す通知メッセージを、クライアントネットワークデバイスから前記受信することに応答して、1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを受信する所定の時間間隔を開始することと、所定の時間間隔が経過したことの判定に応答して、サービスプロバイダからクライアントネットワークデバイスに、サービスプロバイダに関連する減衰情報を送信することとをさらに備える。
【0033】
[0033]いくつかの実施形態では、サービスプロバイダからクライアントネットワークデバイスに、サービスプロバイダに関連する減衰情報を前記送信することは、サービスプロバイダとクライアントネットワークデバイスとに関連する通信帯域内の複数のマスクされていない周波数搬送波のうちの所定の数を複数の搬送波グループにグループ化することと、通信帯域内の1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを受信することに少なくとも一部は基づいて、搬送波グループに関連する平均減衰レベルを決定することと、いくつかの複数の搬送波グループと、複数の搬送波グループの各々に関連する平均減衰レベルとをクライアントネットワークデバイスに送信することとを備える。
【0034】
[0034]いくつかの実施形態では、サービスプロバイダからクライアントネットワークデバイスに、サービスプロバイダに関連する減衰情報を前記送信することは、クライアントネットワークデバイスから所定の数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを受信すること、クライアントネットワークデバイスから最後のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージが受信されたことを判定すること、またはマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを送信するためのクライアントネットワークデバイスに割り当てられた時間間隔が経過したことを判定することのうちの1つに応答する。
【0035】
[0035]いくつかの実施形態では、クライアントネットワークデバイスと連係するかどうかを前記判定することは、低帯域幅の帯域外通信媒体を利用して、充電ステーションで確認動作を実行し、クライアントネットワークデバイスと連係するかどうかと、クライアントネットワークデバイスにサービスを提供するかどうかとを判定することを備える。
【0036】
[0036]いくつかの実施形態では、低帯域幅の帯域外通信媒体を前記利用して、充電ステーションで確認動作を実行することは、サービスプロバイダで、サービスプロバイダに関連する充電ケーブルに沿ってパイロット信号の負荷サイクルを修正することと、クライアントネットワークデバイスによって検出されたパイロット信号の負荷サイクルを決定するようにクライアントネットワークデバイスに要求する検証要求メッセージを、サービスプロバイダからクライアントネットワークデバイスに送信することと、クライアントネットワークデバイスによって検出されたパイロット信号の負荷サイクルの指示をクライアントネットワークデバイスから受信することと、サービスプロバイダによって測定された負荷サイクルがクライアントネットワークデバイスによって検出された負荷サイクルと一致するかどうかを判定することと、サービスプロバイダによって測定された負荷サイクルがクライアントネットワークデバイスによって検出された負荷サイクルと一致することの判定に応答して、クライアントネットワークデバイスがサービスプロバイダに接続されていると判断し、クライアントネットワークデバイスと連係することを決定することと、サービスプロバイダによって測定された負荷サイクルがクライアントネットワークデバイスによって検出された負荷サイクルと一致しないことの判定に応答して、クライアントネットワークデバイスがサービスプロバイダに接続されていないと判断し、クライアントネットワークデバイスと連係しないことを決定することとをさらに備える。
【0037】
[0037]いくつかの実施形態では、ネットワークデバイスは、プロセッサと、プロセッサに結合された連係ユニットとを備え、連係ユニットは、1つまたは複数のネットワークの複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくともサブセットに、1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを送信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットからネットワークデバイスで受信された減衰情報に少なくとも一部は基づいて、1つまたは複数のネットワーク内で複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを決定することとを行うように動作可能である。
【0038】
[0038]いくつかの実施形態では、連係ユニットは、ネットワークデバイスから複数のターゲットネットワークデバイスに、通信パラメータに求める要求をブロードキャストすることと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットの各々から、ターゲットネットワークデバイスに関連する通信パラメータを受信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットから、連係ユニットがターゲットネットワークデバイスに関連する通信パラメータを受信することに少なくとも一部は基づいて、ネットワークデバイスから複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットに送信されるべき、少なくともいくつかのマルチネットワークブロードキャストメッセージを決定することとを行うようにさらに動作可能である。
【0039】
[0039]いくつかの実施形態では、連係ユニットは、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットの各々から、連係ユニットがターゲットネットワークデバイスに関連する通信パラメータを受信することに少なくとも一部は基づいて、複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを識別するためのセキュア動作を実行すべきかどうかを判定することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを識別するためのセキュア動作を実行することの連係ユニットの判定に応答して、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットに、ネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報を送信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットの各々に関連するセキュリティ情報を受信することと、ネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報を使用してネットワークデバイスからの以後の送信に署名することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの1つまたは複数のサブセットの各々から、ターゲットネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報で署名された以後の送信を受信することとを行うようにさらに動作可能である。
【0040】
[0040]いくつかの実施形態では、サービスプロバイダは、プロセッサと、プロセッサに結合された連係ユニットとを備え、連係ユニットは、クライアントネットワークデバイスから1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを受信することと、クライアントネットワークデバイスから受信された1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを連係ユニットが分析することに少なくとも一部は基づいて、サービスプロバイダからクライアントネットワークデバイスに、サービスプロバイダに関連する減衰情報を送信することと、サービスプロバイダに関連する減衰情報に少なくとも一部は基づいて、クライアントネットワークデバイスと連係し、クライアントネットワークデバイスにサービスを提供する要求を、クライアントネットワークデバイスから受信することとを行うように動作可能である。
【0041】
[0041]いくつかの実施形態では、連係ユニットは、クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報がクライアントネットワークデバイスから受信されたかどうかを判定することと、クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報が受信されたことの連係ユニットの判定に応答して、クライアントネットワークデバイスに、サービスプロバイダに関連するセキュリティ情報を送信し、かつサービスプロバイダに関連するセキュリティ情報を使用してクライアントネットワークデバイスへの以後の送信に署名することを決定することと、クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報が受信されないことの連係ユニットの判定に応答して、クライアントネットワークデバイスへの以後の送信に署名しないことを決定することとを行うようにさらに動作可能である。
【0042】
[0042]いくつかの実施形態では、クライアントネットワークデバイスと連係するかどうかを判定するように動作可能である連係ユニットは、低帯域幅の帯域外通信媒体を利用して、充電ステーションで確認動作を実行し、クライアントネットワークデバイスと連係するかどうかと、クライアントネットワークデバイスにサービスを提供するかどうかとを判定するように動作可能である連係ユニットを備える。
【0043】
[0043]いくつかの実施形態では、1つまたは複数の機械可読記憶媒体はその中に記憶された命令を有し、その命令は1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、1つまたは複数のプロセッサに、クライアントネットワークデバイスから1つまたは複数のネットワークの複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくともサブセットに、1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを送信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットからクライアントネットワークデバイスで受信された減衰情報に少なくとも一部は基づいて、1つまたは複数のネットワーク内で複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを決定することとを備える動作を実行させる。
【0044】
[0044]いくつかの実施形態では、複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを決定する前記動作は、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットからクライアントネットワークデバイスで受信された減衰情報に少なくとも一部は基づいて、クライアントネットワークデバイスで、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスと連係することを決定することと、クライアントネットワークデバイスから複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスに通知を送信して、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスと通信リンクを確立し、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスからサービスを受信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスからクライアントネットワークデバイスで、クライアントネットワークデバイスが複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第2のターゲットネットワークデバイスと連係すべきことを示し、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第2のターゲットネットワークデバイスのネットワークに関連するネットワークパラメータを示す通知を受信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第2のターゲットネットワークデバイスのネットワークに関連するネットワークパラメータに少なくとも一部は基づいて、クライアントネットワークデバイスに、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第2のターゲットネットワークデバイスのネットワークに加入させることとを備える。
【0045】
[0045]いくつかの実施形態では、1つまたは複数の機械可読記憶媒体はその中に記憶された命令を有し、その命令は1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、1つまたは複数のプロセッサに、サービスプロバイダでクライアントネットワークデバイスから1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを受信することと、クライアントネットワークデバイスからサービスプロバイダで受信された1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを分析することに少なくとも一部は基づいて、サービスプロバイダからクライアントネットワークデバイスに、サービスプロバイダに関連する減衰情報を送信することと、サービスプロバイダに関連する減衰情報とに少なくとも一部は基づいて、クライアントネットワークデバイスと連係し、クライアントネットワークデバイスにサービスを提供する要求をクライアントネットワークデバイスからサービスプロバイダで受信することとを備える動作を実行させる。
【0046】
[0046]いくつかの実施形態では、クライアントネットワークデバイスと連係し、クライアントネットワークデバイスにサービスを提供する要求をクライアントネットワークデバイスからサービスプロバイダで受信する前記動作は、低帯域幅の帯域外通信媒体を利用して、充電ステーションで確認動作を実行し、クライアントネットワークデバイスと連係するかどうかと、クライアントネットワークデバイスにサービスを提供するかどうかとを判定することをさらに備える。
【0047】
[0047]いくつかの実施形態では、方法は、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくともサブセットから受信された1つまたは複数の通信パラメータに少なくとも一部は基づいて、クライアントネットワークデバイスから複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくともサブセットに送信するマルチネットワークブロードキャストメッセージの数を決定することと、クライアントネットワークデバイスから1つまたは複数のネットワークの複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくともサブセットに、決定された数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを送信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットからクライアントネットワークデバイスで受信された減衰情報に少なくとも一部は基づいて、1つまたは複数のネットワーク内で複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを決定することとを備える。
【0048】
[0048]いくつかの実施形態では、方法は、複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを識別するためのセキュア動作を実行すべきかどうかを判定することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを識別するためのセキュア動作を実行する判定に応答して、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットに、クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報を送信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つまたは複数のサブセットの各々に関連するセキュリティ情報を受信することと、クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報を使用してクライアントネットワークデバイスからの以後の送信に署名することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの1つまたは複数のサブセットの各々から、ターゲットネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報で署名された以後の送信を受信することとをさらに備える。
【0049】
[0049]いくつかの実施形態では、1つまたは複数のネットワークの複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを前記決定することは、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスと連係することを決定することと、クライアントネットワークデバイスから複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスに通知を送信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスからクライアントネットワークデバイスで、クライアントネットワークデバイスが複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第2のターゲットネットワークデバイスと連係すべきことを示し、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第2のターゲットネットワークデバイスのネットワークに関連するネットワークパラメータを示す通知を受信することと、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第2のターゲットネットワークデバイスのネットワークに関連するネットワークパラメータに少なくとも一部は基づいて、クライアントネットワークデバイスに、複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第2のターゲットネットワークデバイスのネットワークに加入させることとを備える。
【0050】
[0050]添付の図面を参照することによって、本実施形態をより良く理解することができ、多数の目的、特徴、および利点を当業者に明らかにすることができる。
【発明を実施するための形態】
【0052】
[0057]以下の説明は、本発明の主題の技法を具現化する例示的なシステムと、方法と、技法と、命令シーケンスと、コンピュータプログラム製品とを含む。しかしながら、記載される実施形態は、これらの具体的な詳細なしに実践できることを理解されたい。たとえば、例は、電力線通信(PLC)ネットワーク(たとえば、HomePlug(登録商標) Green PHYネットワーク)内の減衰レベルベースの連係手順の実行に言及するが、実施形態はそのように限定されない。他の実施形態では、信号レベルの減衰の特徴づけのために本明細書に記載される動作は、他の適切な共有通信ネットワーク(たとえば、HomePlug AVネットワーク、Multimedia over Coax Alliance(MoCA)ネットワーク、Ethernet(登録商標) over
Coax(EoC)、IEEE802.11ネットワークなどのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、など)で実行することができる。他の事例では、説明を不明瞭にしないために、よく知られている命令インスタンス、プロトコル、構造、および技法は、詳細に図示されていない。
【0053】
[0058]電気自動車と充電ステーションとの間の通信は、電気自動車を充電設備内の充電ステーションに接続するために使用される電力ケーブルを使用して達成することができる。しかしながら、電力ケーブルを使用して通信を交換すると、電気自動車と物理的に接続されていない(充電設備の)他の充電ステーションも、電気自動車と物理的に接続されている充電ステーションに向けられた信号を(たとえば、RF結合を介して)受信できるので、信号漏洩が生じる可能性がある。したがって、電気自動車は、充電設備内の多くの充電ステーションを検出する(たとえば、それらから応答メッセージを受信する)ことができ、電気自動車が物理的に接続され、電力を受け取る充電ステーションのうちの1つを識別し、それと連係する必要があり得る。
【0054】
[0059]いくつかの実施形態では、電気自動車、および充電設備内の1つまたは複数の充電ステーションは、電気自動車と適切な充電ステーションとの間の連係手順を実装するように構成することができる。この連係手順に従って、電気自動車はマルチネットワークブロードキャスト通信を使用して、1つまたは複数のサービス適合メッセージを充電設備内の充電ステーションにブロードキャストすることができる。電気自動車は、ブロードキャストサービス適合メッセージに応答する1つまたは複数の充電ステーションから減衰情報(たとえば、測定された信号レベル)を受信することができる。電気自動車は、充電ステーションから受信された減衰情報を分析して、どの充電ステーションが電気自動車に電力を供給すべきかを識別する(すなわち、電気自動車に「適合した」充電ステーションを識別する)ことができる。次いで、電気自動車は、適合充電ステーションと連係する(かつそれから電力を受け取る)ことができる。複数の充電ステーションから受信された減衰情報(または検出された信号レベル情報)を使用して、電気自動車が物理的に接続されている充電ステーションを自動的に検出するような連係手順は、ユーザ向けの電気自動車充電プロセスを簡略化することができる。さらに、いくつかの実施形態では、電気自動車および充電ステーションは、それらそれぞれの暗号鍵で、電気自動車と充電ステーションとの間で交換されるメッセージを署名することによって、セキュアな連係手順を使用することができる。セキュアな連係手順を使用すると、電気自動車および充電ステーションが各々の受信された通信を確認することが可能になる可能性がある。これにより、強い信号を生成する悪意のある電気自動車が、正当な電気自動車の代わりに適合されない(サービスを受信しない)ことを保証することができる。各通信が番号付けされ、次いで署名され、かつ/または暗号化されるセキュアな連係手順を実行すると、リプレイアタックおよび偽装されたメッセージの送信/受信を最小化することができる。
【0055】
[0060]
図1は、電気自動車と充電設備100内の1つまたは複数の受電ステーションとの間の連係手順を示す例示的な概念図である。
図1では、充電設備100は、電気自動車102と、充電ステーション106、108、および110とを備える。電気自動車102は通信ユニット104を備える。通信ユニット104は連係ユニット112を備える。充電ステーション106も通信ユニット114を備える。通信ユニット114は連係ユニット116を備える。
図1には描写されていないが、充電ステーション108および110は、各々通信ユニットと連係ユニットとを備えることができることに留意されたい。連係手順を実行し、適合充電ステーションを識別するための機能(たとえば、通信ユニット104または通信ユニット114)は、集積回路(IC)、システムオンチップ(SoC)、特定用途向けIC(ASIC)などの適切な回路板に実装することができる。いくつかの実施形態では、連係手順を実行するための機能は、回路板上の複数のチップにわたって、複数の回路板にわたって、などに実装することができる。通信ユニット104はプロトコルと機能とを実装して、電気自動車102が充電設備100内の充電ステーション106、108および110のうちの1つまたは複数と通信することを可能にすることができる。同様に、(充電ステーション106の)通信ユニット114はプロトコルと機能とを実装して、充電ステーション106が電気自動車102と(いくつかの実施形態では、他の充電ステーション108および110と)通信することを可能にすることができる。いくつかの実施形態では、充電設備100は、共有通信ネットワーク(たとえば、HomePlug Green PHYネットワークなどの電力線通信(PLC)ネットワーク)であり得る。他の実施形態では、充電設備100は、他の適切なタイプのネットワーク(たとえば、Ethernet over Coax(EoC)、IEEE802.11ネットワークなどのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、など)であり得る。充電ステーション106、108、および110は、ワイヤレス通信プロトコル(たとえば、WLAN、Bluetooth(登録商標)、など)を使用して、または有線通信プロトコル(たとえば、PLC、Ethernet、など)を使用して、通信可能なように結合することができる。いくつかの実施形態では、連係手順は、電気自動車102と充電設備100の充電ステーションのうちの1つとの間の連係を可能にするために、HomePlug Green PHY規格の信号レベル減衰特徴づけ(SLAC)手順のメッセージとフレームワークとを使用して実装できることにも留意されたい。
図1〜
図5は、HomePlug Green PHY規格のSLAC手順の例を使用して、以下に記載される。しかしながら、他の実施形態では、連係手順は、他の適切な通信技術のメッセージとフレームワークとを使用して実装することができる。
【0056】
[0061]いくつかの実施形態では、連係機能を実装する回路板は、電気自動車の一部として、また充電ステーションの一部として使用することができる。したがって、連係手順を開始する前に、電気自動車102は、スレーブ/クライアント動作モードで構成することができ、一方、充電ステーション106、108、および110は、マスタ動作モードで構成することができる。たとえば、電気自動車102のGreen PHYモジュール(たとえば、通信ユニット104)は、ネットワークの中央調整器にならないように構成することができる。この例では、電気自動車102の上位レイヤエンティティ(HLE)は、適切なメッセージ(たとえば、APCM_SET_CCo.REQプリミティブ)を供給して、電気自動車102のGreen PHYモジュールを、電気自動車が加入するネットワークの中央調整器にはならず、代わりにネットワークのクライアント/スレーブになるように構成することができる。電気自動車102のGreen PHYモジュールは、電気自動車102のHLEに確認メッセージ(たとえば、APCM_SET_CCo.CNFメッセージ)を供給して、電気自動車102がクライアント動作モードで構成されることに成功したことを示すことができる。電気自動車102はまた、連係手順を開始し、サービス適合メッセージの送信側になるように構成することができる。たとえば、電気自動車102のHLEは、適切なメッセージ(たとえば、APCM_CONF_SLAC.REQメッセージ)を供給して、電気自動車102のGreen PHYモジュール(たとえば、通信ユニット104)を、サービス適合メッセージの送信側に関連付けられた連係手順のそれらの動作を実行するように構成することができる。電気自動車102のGreen PHYモジュールは、電気自動車102のHLEに確認メッセージ(たとえば、APCM_CONF_SLAC.CNFメッセージ)を供給して、構成の成功を示すことができる。同様に、充電ステーション106のGreen PHYモジュール(たとえば、充電ステーション106の通信ユニット114)は、ネットワークの中央調整器になるように構成することができる。この例では、充電ステーション106のHLEは、適切なメッセージを供給して、充電ステーション106のGreen PHYモジュールを、充電ステーション106が加入するネットワークの中央調整器になるように構成することができる。充電ステーション106のHLEは、適切なメッセージを供給して、充電ステーション106のGreen PHYモジュールを、サービス適合メッセージの受信側に関連付けられた連係手順のそれらの動作を実行するように構成することができる。他の実施形態では、他の適切な技法および通信プロトコルは、電気自動車102と充電ステーション106とを、適切な動作モードで構成するように実装できることに留意されたい。
【0057】
[0062]しかしながら、電気自動車102ならびに充電ステーション106、108、および110の構成は、実装形態依存であり得ることに留意されたい。一実施形態では、電気自動車102ならびに充電ステーション106、108、および110は、製造工程の間または配置前に、(たとえば、クライアント動作モードまたはマスタ動作モードで)恒久的に構成することができる。別の実施形態では、電気自動車102ならびに充電ステーション106、108、および110は、連係手順が開始される前に、オンザフライで構成することができる。別の実施形態では、充電ステーション106、108、および110は、製造工程の間恒久的に構成することができ、一方電気自動車102は、連係手順が開始される前に動的に構成することができ、または逆の場合もある。別の実施形態では、電気自動車102ならびに充電ステーション106、108、および110の中のGreen PHYモジュールは、それらが電気自動車の一部か、または充電ステーションの一部かを自動的に検出でき、それら自体をそのように自動的に構成することができる。たとえば、充電ステーション106の構成は、電気自動車102が充電ステーション106と連係されるかどうかに応じて決定することができる。
【0058】
[0063]ステージA〜ステージFにおいて以下でさらに記載されるように、電気自動車102は、充電ステーション106、108、および110との連係手順を実行して、充電ステーション106、108、および110のうちの1つまたは複数から受信された減衰情報(または信号レベル情報)に基づいて、充電ステーション106、108、および110のうちの1つと連係し、それらから電力を受け取ることができる。
【0059】
[0064]ステージAで、電気自動車102の連係ユニット112は、連係パラメータに求める要求を送信して、充電ステーション106、108、および110のうちの1つと通信リンクを確立する。いくつかの実施形態では、電気自動車102(たとえば、電気自動車の上位レベルエンティティ(HLE))は、電気自動車102が充電コードセットを使用して充電ステーションに接続されていると判断することができる。したがって、連係ユニット112は、通信パラメータに求める要求(「通信パラメータ要求メッセージ」)をブロードキャストすることによって、連係手順を開始することができる。通信パラメータ要求メッセージをブロードキャストした後、連係ユニット112はまた、通信パラメータタイマを開始して、充電ステーション106、108、および110のうちの1つまたは複数からの通信パラメータの受信を追跡することができる。通信パラメータ要求メッセージの一部として、連係ユニット112はまた、連係ユニット112がセキュアな連係手順をサポートするか否かを示すことができる。セキュアな連係手順に従って、電気自動車102ならびに充電ステーション106、108、および110は、受信側が通信を受け入れるために、以後の通信すべてを署名/暗号化することができる。
【0060】
[0065]ステージBで、電気自動車102の連係ユニット112は、充電ステーション106、108、および110のうちの1つまたは複数から通信パラメータを受信する。充電ステーション106、108、および110は、通信パラメータを使用して電気自動車102の挙動を制御することができる。通信パラメータ要求メッセージの受信に応答して、充電ステーション106、108、および110の各々は、充電ステーションに関連する通信パラメータを含む通信パラメータ応答メッセージを送信することができる。充電ステーション106、108、および110の各々はまた、それらそれぞれの通信パラメータ応答メッセージの中で、充電ステーションがセキュアな連係手順をサポートするか否かを示すことができる。いくつかの実施形態では、充電ステーション106、108、および110はまた、どのタイプのセキュリティ機構が使用されるべきかを交渉するように試みることができる。充電ステーション106、108、および110の各々について、
図2〜
図5において以下でさらに説明されるように、通信パラメータは、充電ステーションに送信されるべきいくつかのサービス適合メッセージと、他の適切なパラメータとを含むことができる。通信パラメータの受信に基づいて、電気自動車102の連係ユニット112はまた、充電ステーション106、108、および110とのセキュアな連係手順を実行すべきかどうかを判定することができる。連係ユニット112が、充電ステーション106、108、および110とのセキュアな連係手順を実行すべきと判定した場合、(ステージCで以下に記載される)サービス適合メッセージを送信する前に、連係ユニット112は、そのセキュリティ情報(たとえば、公開鍵証明書)を充電ステーション106、108、および110に送信することができ、充電ステーション106、108、および110に関連するセキュリティ情報を受信することができる。セキュアな連係手順が実行される場合、電気自動車102と充電ステーション106、108、および110との間(ならびに、充電ステーション106、108、および110と電気自動車102との間)の以後の通信は、適切なセキュリティ情報で署名することができる。
【0061】
[0066]ステージCで、連係ユニット112は、受信された通信パラメータに基づいて、充電ステーション106、108、および110に1つまたは複数のサービス適合メッセージを送信する。たとえば、充電ステーション106、108、および110から受信された通信パラメータに基づいて、連係ユニット112は、いくつのサービス適合メッセージがブロードキャストされるべきかを決定することができる。次いで、連係ユニット112は、マルチネットワークブロードキャスト(MNBC)通信を使用して、決定された数の(マルチネットワークサウンドまたはMサウンドとも呼ばれる)サービス適合メッセージをブロードキャストすることができる。上記で説明されたように、セキュアな連係手順が充電ステーション106、108、および110と実行されるべきであると連係ユニット112が判定した場合、連係ユニット112は、サービス適合メッセージをブロードキャストする前に、サービス適合メッセージに署名することができる。
【0062】
[0067]ステージDで、充電ステーション106、108、および110は、受信されたサービス適合メッセージに少なくとも一部は基づいて、それらのそれぞれの減衰情報(または信号レベル情報)を決定し、電気自動車102に減衰情報を供給することができる。たとえば、充電ステーション106の連係ユニット116は、
図4に関して以下でさらに記載されるように、様々な搬送波周波数で受信されたサービス適合メッセージの測定された信号強度を決定することができ、測定された信号強度を電気自動車に通知することができる。すべてのサービス適合メッセージが受信された後、または所定の時間間隔が経過した後、充電ステーション106、108、および110は、それらのそれぞれの減衰情報を電気自動車102に送信することができる。セキュアな連係手順が実行される場合、充電ステーション106、108、および110の各々は、それらのそれぞれの減衰情報を決定する前に、受信されたサービス適合メッセージを確認できることに留意されたい。加えて、充電ステーション106、108、および110は、電気自動車102に減衰情報を送信する前に、それらのそれぞれのセキュリティ情報(たとえば、署名鍵)を使用して、減衰情報に署名することができる。
【0063】
[0068]ステージEで、電気自動車102の連係ユニット112は、充電ステーション106、108、および110から受信された減衰情報に基づいて、電気自動車が連係すべき充電ステーション(「適合充電ステーション」)を決定する。連係ユニット112は、受信された減衰情報を分析することができ、充電ステーションのうちの1つ(たとえば、充電ステーション106)を適合充電ステーションとして選択することができる。適合充電ステーションは、通常、電気自動車102が物理的に接続され、電気自動車102がそれから電力を受け取る充電ステーション106である。たとえば、最も低い減衰レベル(または最も高い信号レベル)に関連付けられた充電ステーション106を、適合充電ステーションとして選択することができる。連係ユニット112は、適合充電ステーション106に適合通知メッセージを送信して、適合充電ステーション106に連係手順の結果を通知することができる。
【0064】
[0069]ステージFで、通信ユニット104は、適合充電ステーション106との通信リンク118を確立し、適合充電ステーション106から電力を受け取る。電気自動車102からの適合通知メッセージの受信に応答して、適合充電ステーション106(たとえば、連係ユニット116)は、電気自動車102に適合確認メッセージを送信することができる。適合確認メッセージは、適合充電ステーション106に関連するネットワークのネットワーク識別子(NID)と、適合充電ステーション106に関連するネットワークのネットワークメンバーシップキー(NMK)と、適合充電ステーション106のMACアドレスなどとを含むことができる。加えて、適合充電ステーション106は、適合確認メッセージの全部または一部を電気自動車102に送信する前に、そのセキュリティ情報(たとえば、署名鍵)を使用して適合確認メッセージの全部または一部に署名し、電気自動車102のセキュリティ情報(たとえば、公開暗号鍵)を使用して適合確認メッセージの全部または一部(たとえば、NIDおよびNMK)を暗号化することができる。電気自動車102および適合充電ステーション106は、各々、適合充電ステーション106に関連するネットワークのNIDとNMKとを使用して、それら自体を構成することができる。電気自動車102および適合充電ステーション106は、AV論理ネットワーク(AVLN)を形成することができる。適合充電ステーション106(たとえば、適合充電ステーション106の認証ユニット)が電気自動車102の認証および認可に成功した後、電気自動車102は、適合充電ステーション106から(たとえば、適合充電ステーション106の充電ユニットから)電力を受け取ることができる。
【0065】
[0070]
図2および
図3は、通信ネットワークのサービスプロバイダと通信リンクを確立するための連係手順を実行するネットワークデバイスの例示的な動作を示す流れ図(「フロー」)200を描写する。フローは
図2内のブロック202で始まる。
図2〜
図3は、HomePlug Green PHY規格のSLAC手順の例示的なメッセージとフレームワークとを使用して、以下に記載されることに留意されたい。
【0066】
[0071]ブロック202で、クライアントネットワークデバイスが、複数のサービスプロバイダのうちの1つと通信リンクを確立することを決定する。いくつかの実施形態では、クライアントネットワークデバイスはプラグイン電気自動車(PEV)であり得るし、一方サービスプロバイダは、各々、充電ステーションとも呼ばれる電気自動車電源設備(EVSE)であり得る。
図1の例を参照すると、電気自動車102の連係ユニット112は、電気自動車102が充電コードセットを使用して充電ステーション106、108、および110のうちの1つに接続されていると判断することができる。したがって、連係ユニット112は、電気自動車102をクライアント動作モードで構成することができ、充電ステーション106、108、および110との連係手順を開始することができる。フローはブロック204に進む。
【0067】
[0072]ブロック204で、通信パラメータに対する通信パラメータ要求メッセージがサービスプロバイダに送信され、通信パラメータタイマが開始される。
図1の例を参照すると、電気自動車102の連係ユニット112は、通信パラメータ要求メッセージ(たとえば、CM_SLAC_PARM.REQメッセージ)をブロードキャストして、充電ステーション106、108、および110に関連する通信パラメータを受信することができる。いくつかの実施形態では、通信パラメータ要求メッセージは、マルチネットワークブロードキャスト(MNBC)メッセージであり得る。以下でさらに記載されるように、連係ユニット112は、(充電ステーション106、108、および110から受信された)通信パラメータを使用して、充電ステーション106、108、および110との連係手順を実行することができる。いくつかの実施形態では、通信パラメータ要求メッセージは、電気自動車102の識別子と、電気自動車がセキュアな連係手順をサポートするかどうかの指示などとを備えることができる。通信パラメータ要求メッセージをブロードキャストした後、連係ユニット112はまた、通信パラメータタイマを開始して、1つまたは複数の充電ステーション106、108、および110からの通信パラメータの受信を追跡することができる。通信パラメータタイマ内の値は、その間連係ユニット112が充電ステーション106、108、および110のうちの1つまたは複数からの通信パラメータの受信を待つ時間量を示すことができる。フローはブロック206に進む。
【0068】
[0073]ブロック206で、通信パラメータタイマが経過したかどうかが判定される。
図1の例を参照すると、連係ユニット112は、通信パラメータタイマが経過したかどうかを判定することができる。上記で説明されたように、通信パラメータタイマは、その間(電気自動車102の)連係ユニット112が充電ステーション106、108、および110からの通信パラメータの受信を待つための最大時間間隔を示すことができる。通信パラメータタイマが経過したと判定された場合、フローはブロック208に進む。そうでない場合、フローはブロック206にループバックし、そこで連係ユニット112は、通信パラメータタイマが経過したかどうかの判定を継続する。
【0069】
[0074]ブロック208で、通信パラメータがクライアントネットワークデバイスで受信されたかどうかが判定される。通信パラメータタイマが経過したとの判定に応答して、フロー200はブロック206からブロック208に移動する。
図1の例を参照すると、電気自動車102の連係ユニット112は、通信パラメータを含む通信パラメータ応答メッセージ(たとえば、CM_SLAC_PARM.CNFメッセージ)が、充電ステーション106、108、および110のうちの少なくとも1つから受信されたかどうかを判定することができる。通信パラメータが充電ステーション106、108、および110のうちの少なくとも1つから受信されたと判定された場合、フローはブロック210に進む。そうではなく、(通信パラメータタイマが経過した後)通信パラメータがネットワークデバイスで受信されなかったと判定された場合、フローは終了する。しかしながら、他の実施形態では、(通信パラメータタイマが経過した後)通信パラメータがネットワークデバイスで受信されなかったと判定された場合、連係ユニット112は、通信パラメータ要求メッセージを充電ステーション106、108、および110のすべてに再ブロードキャストすることによって、連係手順を再始動できることに留意されたい。
【0070】
[0075]ブロック210で、受信された通信パラメータに基づいて、セキュアな連係手順用の動作が実行されるべきかどうかが判定される。
図1の例を参照すると、連係ユニット112は、通信パラメータを含む通信パラメータ応答メッセージ(たとえば、CM_SLAC_PARM.CNFメッセージ)を、充電ステーション106、108、および110から受信することができる。(たとえば、充電ステーション106から受信された)通信パラメータ応答メッセージは、充電ステーション106の識別子(たとえば、MACアドレス)と、電気自動車102の識別子と、充電ステーション106がセキュアな連係手順をサポートするかどうかの指示と、他の適切な情報とを備えることができる。充電ステーション106に関連する通信パラメータは、充電ステーション106に送信されるべきサービス適合メッセージの数と、それ以内にサービス適合メッセージが充電ステーション106に送信されるべき最大時間間隔などとを備えることができる。充電ステーション106、108、および110の各々は、通信パラメータの異なるセットを電気自動車102に送信できることに留意されたい。連係ユニット112は、受信された通信パラメータを統合し、統合された通信パラメータに従って、充電ステーション106、108、および110との連係手順を実行することができる。
【0071】
[0076]
図1の例を参照すると、連係ユニット112は、(受信された通信パラメータ応答メッセージに基づいて)充電ステーション106、108、および110がセキュアな連係手順をサポートするかどうかを判定することができる。いくつかの実施形態では、電気自動車102がセキュアな連係手順をサポートする場合、電気自動車102は、256ビットのセキュアハッシュアルゴリズム(SHA−256)付きのデジタル署名アルゴリズム(DSA)、リベスト−シャミア−エーデルマン(RSA)アルゴリズム、暗号ブロック連鎖(CBC)モードでの128ビットの高度暗号化規格(AES−128)アルゴリズム、楕円曲線デジタル署名アルゴリズム(ECDSA)、ES−DH、AES−256などの、1つまたは複数の暗号化プロトコルをサポートすることができる。電気自動車102ならびに充電ステーション106、108、および110が暗号化プロトコル(したがって、セキュアな連係手順)をサポートする場合、連係ユニット112は、セキュアな連係手順が実行されるべきであると判定することができる。いくつかの実施形態では、充電ステーションのうちの1つさえセキュアな連係手順をサポートしない場合、連係ユニット112は、セキュアな連係手順が実行されるべきでないと判定することができる。セキュアな連係手順用の動作が実行されるべきであると判定された場合、フローはブロック212に進む。そうでない場合、フローは
図3のブロック214に進む。
【0072】
[0077]ブロック212で、セキュアな連係手順用の動作が実行されるべきであるとの判定に応答して、クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報がサービスプロバイダに提供される。
図1の例を参照すると、受信された通信パラメータ応答メッセージ(たとえば、CM_SLAC_PARM.CNFメッセージ)に基づいて、セキュアな連係手順が実行されるべきであると連係ユニット112が判定した場合、連係ユニット112は、電気自動車102に関連するセキュリティ情報(たとえば、CM_PKCS_CERT.INDメッセージ)を、充電ステーション106、108、および110に送信することができる。いくつかの実施形態では、電気自動車102に関連するセキュリティ情報は、トランスポートレイヤセキュリティに使用できる(電気自動車102に関連する)公開鍵証明書を備えることができる。セキュリティ情報はまた、公開鍵証明書の長さと、公開鍵証明書の暗号スイートと、電気自動車102のアドレス(たとえば、MACアドレス)などとを示すことができる。いくつかの実施形態では、電気自動車102に関連する公開鍵証明書は、X.509v3証明書であり得る。公開鍵証明書は、ヌルコンテンツと添付証明書リストと証明書失効リスト(CRL)とを用いて(たとえば、IETF
RFC 5652に従って)署名された暗号メッセージシンタックス(CMS)メッセージとして、充電ステーション106、108、および110に提供することができる。電気自動車102に関連する公開鍵証明書は、電気自動車の証明書を発行するように認可された認証局(CA)によって署名される場合がある。電気自動車102に関連する公開鍵証明書は、証明書の所持者(すなわち、電気自動車102)を正当な電気自動車として識別する1つまたは複数の属性を有することができる。さらに、電気自動車の証明書に署名した認証局は、電気自動車の識別情報を保証するように認可される場合がある。いくつかの実施形態では、電気自動車102に関連するセキュリティ情報は、所定の回数送信することができる。別の実施形態では、電気自動車102に関連するセキュリティ情報は、電気自動車102(たとえば、連係ユニット112)が充電ステーション106、108、および110(たとえば、それらの通信パラメータで応答したすべての充電ステーション)から確認応答メッセージを受信するまで、送信することができる。さらに、いくつかの実施形態では、電気自動車102に関連するセキュリティ情報は、マルチネットワークブロードキャスト(MNBC)通信を使用して送信することができる。
【0073】
[0078]いくつかの実施形態では、電気自動車102に関連するセキュリティ情報を充電ステーション106、108、および110に送信することに加えて、電気自動車102(たとえば、連係ユニット112)はまた、充電ステーション106、108、および110の各々に関連するセキュリティ情報(たとえば、公開鍵証明書)を受信することができる。電気自動車102によって受信されたすべての公開鍵証明書は、公開鍵を証明書の識別情報と属性とに関連付ける前に、(たとえば、ZigBee(登録商標)−11185r05のセクション9に従って)確認することができる。たとえば、電気自動車102は、公開鍵証明書に示された属性を検証して、公開鍵証明書を送信した充電ステーション106を確認することができる。電気自動車102は、充電ステーション106、108、および110の正当性を保証するように認可されたルートCA用の公開鍵を記録することができる。セキュリティ情報が交換された後、電気自動車102から充電ステーション106、108、および110に送信される以後のメッセージは、署名および/または暗号化することができる。いくつかの実施形態では、メッセージを署名および暗号化するために、電気自動車102(たとえば、連係ユニット112)は、最初にコンテンツに署名し、次いで署名されたコンテンツを暗号化することができる。言い換えれば、外部のコンテンツタイプは暗号化されたデータであり得るし、内部のコンテンツタイプは署名されたデータであり得る。フローは
図3のブロック214に進む。
【0074】
[0079]ブロック214で、1つまたは複数のサービス適合メッセージは、受信された通信パラメータに少なくとも一部は基づいて、サービスプロバイダにブロードキャストされる。たとえば、連係ユニット112は、受信された通信パラメータを分析して、いくつのサービス適合メッセージがブロードキャストされるべきかを決定することができる。たとえば、充電ステーション106、108、および110から受信された通信パラメータは、5個、8個、および10個のサービス適合メッセージが、それぞれ充電ステーション106、108、および110に送信されるべきであると示すことができる。したがって、連係ユニット112は、10個のサービス適合メッセージをブロードキャストすると決定することができる。いくつかの実施形態では、サービス適合メッセージを送信する前に、連係ユニット112は、連係開始メッセージ(たとえば、CM_START_ATTEN_CHAR.INDメッセージ)を送信して、連係手順が始まることを充電ステーション106、108、および110に通知することができる。連係開始メッセージは、マルチネットワークブロードキャストメッセージであり得る。いくつかの実施形態では、連係ユニット112は、連係開始メッセージを所定の回数(たとえば、3回)送信して、充電ステーション106、108、および110のすべてが連係開始メッセージを受信することを保証することができる。セキュアな連係手順が実行されるべきであると連係ユニット112が判定した場合、連係ユニット112は、連係開始メッセージを送信する前に、連係開始メッセージを暗号化することができる。加えて、連係開始メッセージはまた、それに従って連係手順が実行される通信パラメータを示すことができる。たとえば、連係開始メッセージは、送信されるサービス適合メッセージの数(たとえば、上記の例を参照すると10個のサービス適合メッセージ)と、その間サービス適合メッセージが送信される最大時間間隔と、電気自動車の識別子と、減衰情報が送信されるべき相手などとを示すことができる。
【0075】
[0080]次いで、連係ユニット112は、サービス適合メッセージ(たとえば、CM_MNBC_SOUND.INDメッセージ)を充電ステーション106、108、および110にブロードキャストすることができる。いくつかの実施形態では、サービス適合メッセージは、マルチネットワークブロードキャストメッセージであり得る。上述のように、送信されるサービス適合メッセージの数は、充電ステーション106、108、および110から受信された通信パラメータに基づく場合がある。サービス適合メッセージは、電気自動車の識別子(たとえば、自動車識別子(VIN))と、送信される残りのサービス適合メッセージの数と、他の適切な情報とを備えることができる。電気自動車102が充電ステーション106、108、および110とのセキュアな連係手順を実行するように構成された場合、連係ユニット112は、サービス適合メッセージを送信する前に、電気自動車102の公開鍵署名でサービス適合メッセージを暗号化/署名できることに留意されたい。フローはブロック216に進む。
【0076】
[0081]ブロック216で、サービスプロバイダへのサービス適合メッセージのブロードキャストに応答して、減衰情報は1つまたは複数のサービスプロバイダから受信される。いくつかの実施形態では、連係ユニット112がすべてのサービス適合メッセージを充電ステーション106、108、および110に送信した後(および/または、サービス適合メッセージを送信するための時間間隔が経過した後)、連係ユニット112は、充電ステーション106、108、および110から減衰情報を受信するための別のタイマを開始することができる。
図1の例を参照すると、連係ユニット112は、充電ステーション106、108、および110から、(たとえば、CM_ATTEN_CHAR.INDメッセージ内の)減衰情報を受信することができる。減衰情報を決定するための充電ステーション106、108、および110の動作が、
図4〜
図5に関して以下でさらに記載される。連係ユニット112が、適切なメッセージ内で充電ステーション(たとえば、充電ステーション106)から減衰情報を受信したとき、電気自動車102は、減衰情報とともに受信された充電ステーションの識別子が、以前受信された充電ステーションの識別子と一致するかどうかを判定することによって、受信されたメッセージの信頼性を検証することができる。電気自動車102が充電ステーション106とのセキュアな連係手順を実行するように構成された場合、連係ユニット112はまた、受信されたメッセージ上の署名を検証することができる。充電ステーションの識別子が以前受信された充電ステーションの識別子と一致しない場合、またはメッセージが認可された充電ステーションからではないか、もしくはリプレイであることを署名が示した場合、連係ユニット112は、受信された減衰情報を含むメッセージを廃棄することができる。
【0077】
[0082]いくつかの実施形態では、充電ステーション106からの減衰情報の受信に応答して、連係ユニット112は、確認応答メッセージ(たとえば、CM_ATTEN_CHAR.RSPメッセージ)を充電ステーション106に送信することができる。電気自動車102および充電ステーション106がセキュアな連係手順を実行するように構成された場合、確認応答メッセージは署名/暗号化することができる。いくつかの実施形態では、以下でさらに記載されるように、減衰情報を受信するための時間間隔が経過した後、連係ユニット112は適合充電ステーションを選択することができる。(時間間隔が経過した後)連係ユニット112が充電ステーション106、108、および110のいずれからも減衰情報を受信しなかった場合、連係ユニット112は、通信パラメータ要求メッセージを再ブロードキャストすることによって、連係手順を再始動することができる。フローはブロック218に進む。
【0078】
[0083]ブロック218で、クライアントネットワークデバイスは、受信された減衰情報を分析し、連係すべきサービスプロバイダのうちの1つを選択する。
図1の例を参照すると、連係ユニット112は、1つまたは複数の充電ステーション106、108、および110から受信された減衰情報メッセージ(たとえば、CM_ATTEN_CHAR.INDメッセージ)を分析することができる。この分析に基づいて、連係ユニット112は、電気自動車102が充電コードセットを介して接続されている充電ステーション(「適合充電ステーション」)を判定することができる。充電ステーション106、108、および110から受信された減衰情報を使用して適合充電ステーションを識別する際に、(たとえば、充電コードセットを介して)電気自動車102に直接接続されている充電ステーション106が、最小の減衰で電気自動車102からサービス適合メッセージを受信すると見なされる。(電気自動車102に直接接続されていない)任意の他の充電ステーション108、110がサービス適合メッセージを受信する場合、サービス適合メッセージは、複数のオープン接点(たとえば、スイッチ)および/またはPLC通過帯域(RF)連結を通過しなければならないはずであり、それらは他の充電ステーション108、110によって測定される信号強度を著しく減少させる(すなわち、減衰を増大させる)可能性がある。電気自動車102の連係ユニット112は、異なる充電ステーションでの信号強度における固有の非対称性を活用して、電気自動車が充電コードセットを介して物理的に接続されている充電ステーションに電気自動車を連係させる(適合させる)ことができる。言い換えれば、電気自動車102に直接接続されている充電ステーション106は、受信される信号用の最も高い信号レベル(または受信される信号用の最も低い減衰レベル)を検出する。したがって、いくつかの実施形態では、適合充電ステーションは、最も低い減衰レベル(または最も高い信号レベル)に関連付けられた充電ステーションのうちの1つ106として選択することができる。いくつかの実施形態では、電気自動車102は、1つまたは複数の充電ステーション106、108、および110から受信された減衰情報に基づいて、かつ充電ステーション106、108、および110から受信された送信の電気自動車のローカルの信号レベル測定値に基づいて、適合充電ステーションを決定することができる。電気自動車102の連係ユニット112は、充電ステーション106、108、および110から受信された減衰情報を、電気自動車102によって測定された減衰情報と組み合わせて、正確な減衰の判断を行う(すなわち、適合充電ステーションを決定する)ことができる。フローはブロック220に進む。
【0079】
[0084]ブロック220で、選択されたサービスプロバイダは、クライアントネットワークデバイスと連係するように通知される。
図1の例を参照すると、電気自動車102の連係ユニット112は、適合通知メッセージ(たとえば、CM_SLAC_MATCH.REQメッセージ)を送信して、充電ステーション106が電気自動車102用の適合充電ステーションとして識別されたこと、および電気自動車102が適合充電ステーション106に接続されていることを充電ステーション106に通知する。適合通知メッセージは、セキュアな連係手順が実行されたかどうかに応じて、電気自動車の暗号鍵で署名/暗号化される場合があれば、されない場合もある。適合通知メッセージは、電気自動車102の識別子(たとえば、VIN)と、電気自動車102のMACアドレスと、適合充電ステーション106の識別子と、適合充電ステーション106のMACアドレスなどとを備えることができる。加えて、連係ユニット112はまた、適合充電ステーション106からのネットワーク接続パラメータ(たとえば、ネットワーク識別子(NID)、ネットワークメンバーシップキー(NMK)、など)に求める要求として、適合通知メッセージを送信することができる。連係ユニット112は、適合確認メッセージが所定の時間間隔内に受信されない場合、適合通知メッセージを所定の回数再送信することができる。いくつかの実施形態では、適合通知メッセージは、マルチネットワークブロードキャストメッセージであり得る。フローはブロック222に進む。
【0080】
[0085]ブロック222で、クライアントネットワークデバイスは、選択されたサービスプロバイダと連係し、選択されたサービスプロバイダからサービスを受信する。
図1の例を参照すると、連係ユニット112は、
図5において以下でさらに記載されるように、適合充電ステーション106からネットワーク接続パラメータ(たとえば、NIDおよびNMK)を受信することができる。次いで、連係ユニット112は、受信されたネットワーク接続パラメータを使用して、電気自動車102を構成することができる。同様に、適合充電ステーション106も、ネットワーク接続パラメータを使用して、(
図5において以下で記載されるように)構成することができる。次いで、電気自動車102および適合充電ステーション106は、共通のNIDと共通のNMKとを使用して、AVLNを形成することができる。電気自動車102および適合充電ステーション106がセキュアな連係手順を実行するように構成された場合、ネットワーク接続パラメータを含む適合確認メッセージの受信に応答して、連係ユニット112は、適合充電ステーション106に関連する充電ステーション識別子と公開鍵署名とを検証できることに留意されたい。充電ステーション識別子および公開鍵署名が検証された場合、電気自動車102は適合充電ステーション106と連係することができる。ブロック222からフローは終了する。
【0081】
[0086]
図4および
図5は、クライアントネットワークデバイスとの連係手順を実行するサービスプロバイダの例示的な動作を示す流れ
図400を描写する。フロー400は
図4内のブロック402で始まる。
図4〜
図5は、HomePlug Green PHY規格のSLAC手順の例示的なメッセージとフレームワークとを使用して、以下に記載される。
【0082】
[0087]ブロック402で、サービスプロバイダは、クライアントネットワークデバイスから通信パラメータ要求メッセージを受信する。いくつかの実施形態では、クライアントネットワークデバイスはプラグイン電気自動車(PEV)であり得るし、一方サービスプロバイダは、充電ステーションとも呼ばれる電気自動車電源設備(EVSE)であり得る。
図1の例を参照すると、いくつかの実施形態では、通信パラメータ要求メッセージを受信する前に、充電ステーション106の連係ユニット116は、充電ステーション106が充電コードセットを使用して電気自動車102に接続されていると判断することができる。したがって、連係ユニット116は、充電ステーション106をマスタ動作モードで構成することができ、電気自動車102との連係手順をサポートするように充電ステーション106を構成することができる。
図2に関して上述されたように、充電ステーションに関連する通信パラメータに求める要求に加えて、通信パラメータ要求メッセージは、電気自動車102の識別子と、電気自動車102がセキュアな連係手順をサポートするかどうかの指示などとを備えることができる。フローはブロック404に進む。
【0083】
[0088]ブロック404で、サービスプロバイダに関連する通信パラメータがクライアントネットワークデバイスに送信される。
図1の例を参照すると、充電ステーション106の連係ユニット116は、充電ステーション106に関連する通信パラメータを電気自動車102に送信することができる。一実施形態では、連係ユニット116は、充電ステーション106に関連する通信パラメータを含む通信パラメータ応答メッセージ(たとえば、CM_SLAC_PARM.CNFメッセージ)を送信することができる。通信パラメータ応答メッセージは、充電ステーション106の識別子と、電気自動車102の識別子と、充電ステーション106がセキュアな連係手順をサポートするかどうかの指示などとを備えることができる。通信パラメータ応答メッセージはまた、充電ステーション106に送信されるべきサービス適合メッセージの数と、それ以内にサービス適合メッセージが充電ステーション106に送信されるべき最大時間間隔などとを備えることができる。いくつかの実施形態では、充電ステーション106によって要求されるサービス適合メッセージの数は、ネットワーク構成と、他の充電ステーション(およびネットワークデバイス)に対する充電ステーション106の位置とに基づく場合がある。たとえば、充電ステーション106が雑音の多い環境で動作している場合、(充電ステーション106の)連係ユニット116は、多数のサービス適合メッセージが充電ステーション106に送信されるべきであると示すことができる。代替として、充電ステーション106が雑音のない環境で動作している場合、連係ユニット116は、より少ない数のサービス適合メッセージが充電ステーション106に送信されるべきであると示すことができる。雑音の多い環境で多数のサービス適合メッセージを受信すると、連係ユニット116が減衰測定で雑音の影響を平均化することを助けられる可能性がある。いくつかの実施形態では、充電ステーション106によって要求されるサービス適合メッセージの数は、充電ステーション106で(充電用に)サポートできる電気自動車の数に基づく場合がある。したがって、充電ステーション106が複数の電気自動車に対する充電をサポートするように構成された場合、充電ステーション106は多数のサービス適合メッセージを要求して、電気自動車102が充電ステーションに接続されているかどうかと、(その場合)どの充電スロットに電気自動車102が接続されているかとを判定することができる。たとえば、充電ステーション106が(2台の電気自動車に充電するために使用できる)2つの充電ポートを備える場合、連係ユニット116は、電気自動車102が、たとえば30個のサービス適合メッセージを充電ステーション106にブロードキャストすべきであると示すことができる。この例では、次いで、連係ユニット116は、最初の15個のサービス適合メッセージを利用して、電気自動車102が充電ステーション106の第1の充電ポートに接続されているかどうかを判定することができ、残りの15個のサービス適合メッセージを利用して、電気自動車102が充電ステーション106の第2の充電ポートに接続されているかどうかを判定することができる。加えて、連係ユニット116は、充電ステーション106がセキュアな連係手順をサポートするかどうかを(通信パラメータ応答メッセージの中で)示すことができる。いくつかの実施形態では、充電ステーション106がセキュアな連係手順をサポートする場合、充電ステーション106は、SHA−256付きのDSA、RSA、CBCモードでのAES−128、ECDSA、ES−DH、AES−256などの、1つまたは複数の暗号化プロトコルをサポートすることができる。いくつかの実施形態では、通信パラメータを含む通信パラメータ応答メッセージは、マルチネットワークブロードキャストメッセージを使用して送信することができる。フローはブロック406に進む。
【0084】
[0089]ブロック406で、クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報がサービスプロバイダで受信されたかどうかが判定される。上述のように、通信パラメータ要求メッセージの一部として、電気自動車102は、それ(すなわち、電気自動車102)がセキュアな連係手順をサポートするかどうかを示すことができる。同様に、通信パラメータ応答メッセージの一部として、連係ユニット116は、充電ステーション106がセキュアな連係手順をサポートするかどうかを示すことができる。電気自動車102、ならびに(電気自動車102と通信する)充電ステーション106、108、および110のすべてがセキュアな連係手順をサポートする場合、電気自動車102は、そのセキュリティ情報を充電ステーション106、108、および110に送信することができる。たとえば、連係ユニット116は、
図2のブロック210に上述されたように、電気自動車102に関連する公開鍵証明書を(電気自動車102から)受信することができる。クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報が受信されたと判定された場合、フローはブロック408に進む。そうではなく、クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報が受信されなかったと判定された場合、サービスプロバイダは、クライアントネットワークデバイスとのセキュアでない連係手順を実行するように決定し、フローはブロック410に進む。
【0085】
[0090]ブロック408で、サービスプロバイダは、クライアントネットワークデバイスとのセキュアな連係手順を実行するように決定する。セキュリティ情報(たとえば、公開鍵証明書)が電気自動車102から受信されたとの判定に応答して、充電ステーション106の連係ユニット116は、電気自動車102とのセキュアな連係手順を実行するように決定することができる。いくつかの実施形態では、連係ユニット116は、公開鍵を証明書の識別情報と属性とに関連付ける前に、(たとえば、RFC 5258に従って)電気自動車102から受信された公開鍵証明書を確認することができる。たとえば、連係ユニット116は、受信された公開鍵証明書に示された属性を検証して、公開鍵証明書を送信した電気自動車102の信頼性を確認することができる。電気自動車102が確認された後、連係ユニット116は、電気自動車102から以後に受信される署名/暗号化された通信(たとえば、サービス適合メッセージ)を検証するために、電気自動車102に関連する受信された公開鍵証明書を記憶することができる。充電ステーション106はまた、電気自動車102の正当性を保証するように認可されたルートCA用の公開鍵を記録することができる。
【0086】
[0091]いくつかの実施形態では、電気自動車102とのセキュアな連係手順を実行する決定に応答して、(充電ステーション106の)連係ユニット116はまた、(たとえば、CM_PKCS_CERT.INDメッセージの中で)充電ステーション106に関連するセキュリティ情報を電気自動車102に送信することができる。いくつかの実施形態では、充電ステーション106のセキュリティ情報は、トランスポートレイヤセキュリティに使用できる(充電ステーション106に関連する)公開鍵証明書を備えることができる。セキュリティ情報はまた、公開鍵証明書の長さと、公開鍵証明書の暗号スイートと、充電ステーション106のアドレス(たとえば、MACアドレス)などとを示すことができる。いくつかの実施形態では、充電ステーション106に関連する公開鍵証明書は、X.509v3証明書であり得る。公開鍵証明書は、ヌルコンテンツと添付証明書リストとCRLとを用いて(たとえば、RFC 5652に従って)署名されたCMSメッセージとして、電気自動車102に提供することができる。充電ステーション106に関連する公開鍵証明書は、充電ステーションの証明書を発行するように認可されたCAによって署名される場合がある。充電ステーション106に関連する公開鍵証明書は、証明書の所持者(すなわち、充電ステーション106)を正当な充電ステーションとして識別する1つまたは複数の属性を有することができる。さらに、充電ステーションの証明書に署名した認証局は、充電ステーションの識別情報を保証するように認可される場合がある。いくつかの実施形態では、充電ステーション106に関連するセキュリティ情報は、所定の回数送信することができる。別の実施形態では、充電ステーション106に関連するセキュリティ情報は、充電ステーション106(たとえば、連係ユニット116)が確認応答メッセージ(たとえば、CM_PKCS_CERT.RSPメッセージ)を電気自動車102から受信するまで、送信することができる。さらに、いくつかの実施形態では、充電ステーション106に関連するセキュリティ情報は、マルチネットワークブロードキャスト(MNBC)通信を使用して送信することができる。いくつかの実施形態では、(たとえば、メッセージの長さが最大許容メッセージ長よりも大きいので、)充電ステーション106に関連するセキュリティ情報を単一のメッセージで送信することができない場合、メッセージは断片化することができる。フローはブロック410に進む。
【0087】
[0092]ブロック410で、連係手順の開始を示す通知(「連係開始メッセージ」)が、クライアントネットワークデバイスから受信される。たとえば、充電ステーション106の連係ユニット116は、連係手順が始まることを示すブロードキャストメッセージ(たとえば、MNBCメッセージ)を受信することができる。加えて、連係開始メッセージ(たとえば、CM_START_ATTEN_CHAR.INDメッセージ)はまた、電気自動車102がサービス適合メッセージをどれだけの間送信するかを示すタイムアウト値を備えることができる。連係開始メッセージの受信に応答して、充電ステーション106の連係ユニット116は、(連係開始メッセージ内で受信されたタイムアウト値を備える)タイマを開始することができ、電気自動車102から所定の数のサービス適合メッセージを受信することを待つことができる。以下でさらに記載されるように、連係ユニット116は、タイマが経過した後、充電ステーション106に関連する減衰情報を送信することができる。連係開始メッセージは、電気自動車102および充電ステーション106がセキュアな連係手順を実行するように構成されたか否かに応じて、電気自動車102によって署名される場合があれば、署名されない場合もあることにも留意されたい。フローはブロック412に進む。
【0088】
[0093]ブロック412で、1つまたは複数のサービス適合メッセージが、クライアントネットワークデバイスから受信される。
図1の例を参照すると、いくつかの実施形態では、連係ユニット116は、サービス適合メッセージ内で受信された電気自動車の識別子を、以前受信された(たとえば、通信パラメータ要求メッセージ内で受信された)電気自動車の識別子と比較して、サービス適合メッセージが正当な電気自動車から受信されたかどうかを判定し、赤い電気自動車によるリプレイアタックの可能性を最小化することができる。加えて、連係ユニット116はまた、受信されたサービス適合メッセージのカウンタ値が、以前受信されたサービス適合メッセージのカウンタ値よりも小さいかどうかを判定することができる。いくつかの実施形態では、電気自動車102および充電ステーション106がセキュアな連係手順を実行するように構成された場合、連係ユニット116は、各々の受信されたサービス適合メッセージ内の電気自動車の公開鍵証明書が正当であるかどうかを判定して、サービス適合メッセージが正当な電気自動車から受信されたことを保証することができる。受信されたサービス適合メッセージが正当でない場合、連係ユニット116は連係手順を終了することができる。サービス適合メッセージが受信された後、(かつ、受信されたサービス適合メッセージが正当である場合、)フローはブロック414に進む。
【0089】
[0094]ブロック414で、受信されたサービス適合メッセージに基づいて、サービスプロバイダに関連する減衰情報が決定される。
図1の例を参照すると、充電ステーション106の連係ユニット116は、受信されたサービス適合メッセージを処理することができ、受信されたサービス適合メッセージに基づいて、減衰情報(または信号レベル減衰情報)を生成することができる。いくつかの実施形態では、減衰情報は、(サービス適合メッセージを送信した)電気自動車102と充電ステーション106との間の減衰プロファイルを備えることができる。いくつかの実施形態では、PLC通信帯域のマスクされていない周波数搬送波のセットは、最も低い周波数での周波数搬送波から始めて、所定の数の周波数搬送波のグループ(たとえば、グループごとに16個の周波数搬送波)に分割することができる。搬送波のグループごとに、搬送波のグループの平均減衰を決定することができる。グループが所定の数よりも少ない周波数搬送波を有する場合、グループの平均減衰は、グループ内で利用可能なマスクされていない周波数搬送波に基づいて決定することができることに留意されたい。いくつかの実施形態では、各サービス適合メッセージと各周波数搬送波とに関連する減衰プロファイルを決定することができる。次いで、搬送波のグループおよび所定の数のサービス適合メッセージについての平均減衰は、各サービス適合メッセージとグループに関連する各周波数搬送波とに関連する減衰プロファイルに基づいて計算することができる。フローは
図5内のブロック416に進む。
【0090】
[0095]ブロック416で、サービスプロバイダに関連する減衰情報が、クライアントネットワークデバイスに送信される。いくつかの実施形態では、連係ユニット116が(通信パラメータの一部として連係ユニット116によって示された)所定の数のサービス適合メッセージを受信し処理するとすぐに、連係ユニット116は、応答メッセージ(たとえば、CM_ATTEN_CHAR.INDメッセージ)内の減衰情報を電気自動車102に送信することができる。別の実施形態では、(たとえば、「0」のカウント値を有する)最後のサービス適合メッセージが受信され分析された後、連係ユニット116は減衰情報を電気自動車102に送信することができる。別の実施形態では、サービス適合メッセージの受信に割り当てられた所定の時間間隔が経過した後、連係ユニット116は減衰情報を電気自動車102に送信することができる。応答メッセージは、電気自動車102のアドレス(たとえば、MACアドレス)と、電気自動車102の識別子(たとえば、VIN)と、充電ステーション106の識別子と、充電ステーション106に関連する減衰情報(または信号レベル情報)とを備えることができる。いくつかの実施形態では、減衰情報の一部として、連係ユニット116は、周波数搬送波が分割されたグループの数と、周波数搬送波の各グループに関連する平均減衰レベルとを示すことができる。いくつかの実施形態では、減衰情報を含む応答メッセージは、マルチネットワークブロードキャストメッセージであり得る。電気自動車102および充電ステーション106がセキュアな連係手順を実行するように構成された場合、連係ユニット116は、充電ステーション106の公開鍵証明書を使用して、減衰情報を含む応答メッセージに署名できることに留意されたい。いくつかの実施形態では、電気自動車102での減衰情報の確実な受信を保証するために、連係ユニット116は、確認応答メッセージが電気自動車102から受信されるまで、減衰情報を含む応答メッセージを電気自動車102に再送信することができる。フローはブロック418に進む。
【0091】
[0096]ブロック418で、サービスプロバイダがクライアントネットワークデバイスと連係するために選択されたことを示す通知が、クライアントネットワークデバイスから受信される。たとえば、充電ステーション106の連係ユニット116は、電気自動車102が適合充電ステーションとして充電ステーション106を選択したことと、電気自動車が充電ステーション106と連係し、充電ステーション106(から電力を受け取り)たいと望むこととを示す、(
図3のブロック320で上述された)適合通知メッセージを受信することができる。フローはブロック420に進む。
【0092】
[0097]ブロック420で、サービスプロバイダが、クライアントネットワークデバイスと連係すべきかどうかを判定する。たとえば、連係ユニット116は、充電ステーション106が電気自動車102と連係し、電気自動車102と通信リンクを確立すべきかどうかを判定することができる。いくつかの実施形態では、(充電ステーション106の)連係ユニット116は、(電気自動車102が通信している)他の充電ステーション108および110に関連する減衰情報を受信することができる。連係ユニット116は、充電ステーション106、108、および110に関連する減衰情報を分析することができ、電気自動車102が連係すべき充電ステーション(「予想適合充電ステーション」)を識別することができる。充電ステーション106が予想適合充電ステーションである場合、連係ユニット116は、充電ステーション106が電気自動車102と連係すべきであると決定することができる。充電ステーション106が予想適合充電ステーションでない場合、連係ユニット116は、充電ステーション106が電気自動車102と連係すべきでないと決定することができる。別の例として、適合通知メッセージの受信に応答して、連係ユニット116は、充電ステーション106が(充電コードセットを介して)電気自動車102に接続されているかどうかを判断することができる。充電ステーション106が電気自動車102に接続されていると連係ユニット116が判断した場合、連係ユニット116は、充電ステーション106が電気自動車102と連係すべきであると決定することができる。充電ステーション106が電気自動車102に接続されていないと連係ユニット116が判断した場合、連係ユニット116は、充電ステーション106が電気自動車102と連係すべきでないと決定することができる。サービスプロバイダがクライアントネットワークデバイスと連係すべきであると決定された場合、フローはブロック422に進む。そうではなく、サービスプロバイダがクライアントネットワークデバイスと連係すべきでないと決定された場合、フローはブロック424に進む。
【0093】
[0098]ブロック422で、サービスプロバイダは、そのネットワーク接続パラメータをクライアントネットワークデバイスに送信し、クライアントネットワークデバイスと連係し、サービスをクライアントネットワークデバイスに提供する。ブロック420で、電気自動車102と連係すべきと決定した後、充電ステーション106の連係ユニット116は、適合確認メッセージ(たとえば、CM_SLAC_MATCH.CNFメッセージ)を電気自動車102に送信することができる。適合確認メッセージは、電気自動車102の識別子(たとえば、VIN)と、電気自動車102のMACアドレスと、適合充電ステーション106の識別子と、適合充電ステーション106のMACアドレスと、適合充電ステーション106のネットワークに関連する1つまたは複数のネットワーク接続パラメータとを備えることができる。たとえば、充電ステーション106がHomePlug Green PHY規格に従って構成された場合、連係ユニット116は、適合確認メッセージ内で、適合充電ステーション106のネットワークに関連するネットワーク識別子(NID)とネットワークメンバーシップキー(NMK)とを送信することができる。電気自動車102および充電ステーション106がセキュアな連係手順を実行するように構成された場合、ネットワーク接続パラメータ(たとえば、NIDおよびNMK)ならびに適合確認メッセージは、充電ステーションの公開鍵証明書を使用して署名することができ、電気自動車の公開暗号鍵を使用して暗号化することができる。セッションに関連するシーケンス番号またはナンスは、リプレイアタックを防止するために使用することができる。連係ユニット116は、マルチネットワークブロードキャスト通信を使用して、適合確認メッセージを送信することができる。いくつかの実施形態では、適合確認メッセージを送信する前に、連係ユニット116はまた、以下でさらに記載される確認プロセスを使用して、電気自動車102が充電コードセットを介して充電ステーション106に接続されていることを確認できることに留意されたい。
【0094】
[0099]通信接続パラメータを電気自動車102に送信することに加えて、充電ステーション106はまた、同じ通信接続パラメータ(たとえば、NIDおよびNMK)でそれ自体を構成することができる(たとえば、充電ステーション106のHLEは、充電ステーション106のGreen PHYを構成することができる)。これにより、充電ステーション106は、同じ通信接続パラメータを有する別のステーションを待つ連係されていないステーションになることができる。充電ステーション106および電気自動車102が同じ通信接続パラメータ(たとえば、NIDおよびNMK)を使用して構成されると、充電ステーション106および電気自動車102は、AV論理ネットワーク(AVLN)を形成することができる。電気自動車102が充電ステーションと連係されている限り(すなわち、充電ステーション106および電気自動車102が同じAVLNの一部である限り)、充電ステーション106は、他の電気自動車から受信された、いかなる通信パラメータ要求メッセージも無視/廃棄できることに留意されたい。電気自動車102が適合充電ステーション106のネットワークに加入した後、適合充電ステーション106(たとえば、適合充電ステーション106の認証ユニット)は、電気自動車102との適切なアプリケーションレイヤの認証および認可の手順を実行することができる。電気自動車102が認証/認可されることに成功した後、適合充電ステーション106(たとえば、適合充電ステーション106の充電ユニット)は、その電力リレーを閉じ、電気自動車102に電力を供給することができる。ブロック422からフローは終了する。
【0095】
[0100]ブロック424で、クライアントネットワークデバイスが連係すべき別のサービスプロバイダが識別され、クライアントネットワークデバイスは、他のサービスプロバイダに関連するネットワーク接続パラメータを通知される。ブロック420において上記で説明されたように、連係ユニット116は、充電ステーション106が予想適合充電ステーションではないことと、電気自動車102が別の充電ステーション(たとえば、充電ステーション110)と連係すべきであることとを判定することができる。したがって、連係ユニット116は、予想適合充電ステーション110に関連するネットワーク接続パラメータ(たとえば、NiD、NMK、MACアドレスなど)を決定することができる。連係ユニット116は、電気自動車の連係決定を無効にし、予想適合充電ステーション110に関連するネットワーク接続パラメータを電気自動車102に提供し、予想適合充電ステーション110と連係するように電気自動車102を促すことができる。ブロック424からフローは終了する。
【0096】
[0101]
図5は、(
図5のブロック422で)充電ステーション106に関連するネットワーク接続パラメータを送信して、電気自動車102が充電ステーション106と連係することを可能にする連係ユニット116を記載したが、実施形態はそのように限定されないことに留意されたい。他の実施形態では、電気自動車102の連係ユニット112は、電気自動車102に関連するネットワーク接続パラメータを送信して、充電ステーション106が電気自動車102と連係することを可能にすることができる。他の実施形態では、電気自動車102が適合充電ステーション106と連係することを可能にするために、他の適切な技法を使用することができる。また、
図5は、電気自動車102から適合通知メッセージを受信し、電気自動車102が別の充電ステーション110と連係すべきであると決定し、他の充電ステーション110に関連するネットワーク接続パラメータを提供する(充電ステーション106の)連係ユニット116を記載したが、実施形態はそのように限定されない。他の実施形態では、適合通知メッセージを受信した連係ユニット116が、電気自動車102が別の充電ステーションと連係すべきであること(または充電ステーション106が電気自動車102に接続されていないこと)を判定する場合、連係ユニット116は、連係手順を再実行する(たとえば、
図2内のブロック202の通信パラメータ要求メッセージを再ブロードキャストする)ように電気自動車102に単に通知することができる。
【0097】
[0102]
図1〜
図5は、実施形態の理解を助けるための例であり、実施形態を限定したり、特許請求の範囲を限定したりするために使用されるべきでないことを理解されたい。実施形態は、追加の回路構成要素、異なる回路構成要素を備えることができ、かつ/または追加の動作を実行し、より少ない動作を実行し、動作を異なる順序で実行し、動作を並列に実行し、いくつかの動作を別様に実行することができる。いくつかの実施形態では、電気自動車102は、連係手順の間低減された送信電力レベルを使用して、電気自動車102から送信を受信する充電ステーションの数を最小化することができる。一実装形態では、電気自動車102の連係ユニット112は、最も低い送信電力レベルで(
図2のブロック204で通信パラメータ要求メッセージを送信することによって)連係手順を開始して、通信パラメータ要求メッセージに応答する充電ステーションの数を減少させ、電気自動車102が接続されていない充電ステーションから通信を受信する可能性を最小化することができる。たとえば、連係ユニット112は、電気自動車102の最大送信電力レベルよりも25dB下である送信電力レベルで、通信パラメータ要求メッセージの送信を開始することができる。連係ユニット112が充電ステーションのいずれからも通信パラメータ応答メッセージを受信しない場合、連係ユニット112は、たとえば2dBだけ送信電力レベルを増大させることができる。連係ユニット112が依然充電ステーションのいずれからも通信パラメータ応答メッセージを受信しない場合、連係ユニット112は、(たとえば2dBまたは別の送信電力増分だけ)再度送信電力レベルを増大させることができる。徐々にかつ繰り返し送信電力レベルを増大させるこのプロセスは、連係ユニット112が少なくとも1つの充電ステーション106から、通信パラメータを含む通信パラメータ応答メッセージを受信するまで、継続することができる。連係ユニット112は、通信パラメータ応答メッセージの受信に成功した最も低い送信電力レベルを使用して、充電ステーション106との通信を続行することができる。別の実装形態では、電気自動車102の連係ユニット112は、通常(または最大)の送信電力レベルで(
図2のブロック204で)通信パラメータ要求メッセージを送信することができ、充電ステーションの一部/全部から通信パラメータを受信することができる。次いで、連係ユニット112は、最も低い送信電力レベルでサービス適合メッセージのセットを送信して、サービス適合メッセージに応答する充電ステーションの数を減少させることができる。連係ユニット112が、充電ステーションのいずれからもサービス適合メッセージの第1のセットに対する応答(たとえば、減衰情報)を受信しない場合、連係ユニット112は、送信電力レベルを増大させ、より高い送信電力レベルでサービス適合メッセージの第2のセットを送信することができる。連係ユニット112が少なくとも1つの充電ステーションから応答を受信するまで、連係ユニット112は、徐々にかつ繰り返し送信電力レベルを増大させることができる。
【0098】
[0103]いくつかの実施形態では、サービス適合メッセージの長さは、通信ネットワーク内で送信用に許容される最大パケット長(「最大許容パケット長」)よりも大きい可能性があることに留意されたい。たとえば、最大許容パケット長は502オクテットであり得る。いくつかの実施形態では、サービス適合メッセージの長さは502オクテットよりも大きい場合がある。この実施形態では、電気自動車102の連係ユニット112は、各断片の長さが最大許容パケット長以下になるように、サービス適合メッセージを断片化することができる。連係ユニット112は、サービス適合メッセージの断片を充電ステーション106、108、および110に送信することができる。
【0099】
[0104]図は、それらそれぞれの減衰情報を電気自動車102に送信する充電ステーション106、108、および110と、適合充電ステーション106を選択する電気自動車102とを描写するが、実施形態はそのように限定されない。いくつかの実施形態では、それらの充電ステーションが協調して、電気自動車102用の適合充電ステーション106を決定することができる。たとえば、充電ステーション106、108、および110は、それらそれぞれの減衰情報を交換することができ、電気自動車102用の適合充電ステーション106を決定することができる。他の実施形態では、充電ステーション106、108、および110のうちの1つは、「マスタ充電ステーション」として指定することができる(たとえば、充電ステーション110)。マスタ充電ステーション110は、他の充電ステーション106および108から減衰情報を受信することができ、適合充電ステーション106を選択することができ、電気自動車102および適合充電ステーション106に、互いと連係し、通信リンクを確立するように通知することができる。これらの実施形態では、充電ステーション106、108、および110は、それらそれぞれの減衰情報を電気自動車102提供することはない。代わりに、充電ステーションのうちの1つ(たとえば、適合充電ステーション106または別の「マスタ」充電ステーション110)は、単に連係決定(すなわち、適合充電ステーション)を電気自動車102に通知することができる。他の実施形態では、充電ステーション108および110は、それらそれぞれの減衰情報を別のネットワークデバイス(たとえば、中央調整デバイス)に送信することができる。充電ステーション106、108、および110のすべてに関連する減衰情報を受信するネットワークデバイス(たとえば、中央調整デバイス)は、減衰情報を分析し、電気自動車102用の適合充電ステーション106を選択し、電気自動車102および適合充電ステーション106にそのように通知することができる。
【0100】
[0105]さらに、いくつかの実施形態では、電気自動車102の連係ユニット112は、電気自動車102にそれらの減衰情報を提供する充電ステーションのサブセットから、適合充電ステーション106を選択することができる。連係ユニット112は、しきい値の減衰レベルよりも小さい減衰レベル(またはしきい値の信号レベルよりも大きい信号レベル)に関連付けられた充電ステーションのサブセットを識別することができる。たとえば、連係ユニット112は、充電ステーション106、108、および110から減衰情報を受信することができる。連係ユニット112は、充電ステーション106および108がしきい値の減衰レベル(たとえば、25dBのしきい値の減衰レベル)よりも小さい減衰レベルに関連付けられることを決定することができる。次いで、連係ユニット112は、充電ステーション106または充電ステーション108のいずれかを適合充電ステーションとして選択することができる。充電ステーションのうちのどれもしきい値の減衰レベルを満足しない場合、連係ユニット112は、(
図2のブロック202で上述されたように)通信パラメータ要求メッセージを再ブロードキャストすることによって、連係手順を再始動することができるか、または連係手順の失敗(たとえば、充電ステーションのうちのいずれからも電力を受け取ることができないこと)を示すことができることに留意されたい。
【0101】
[0106]いくつかの実施形態では、電気自動車102からサービス適合メッセージを受信する各々の充電ステーション106、108、および110は、それらそれぞれの減衰情報を電気自動車102に送信すべきかどうかを判定することができる。たとえば、充電ステーション106の連係ユニット116は、(たとえば、受信されたサービス適合メッセージに基づいて)充電ステーション106に関連する減衰レベルを決定することができる。連係ユニット116は、充電ステーション106に関連する減衰レベルがしきい値の減衰レベルよりも下であるかどうかを判定することができる。しきい値の減衰レベルはあらかじめ決定することができ、充電ステーションが直接接続されている電気自動車から受信される信号の予想される減衰に基づいて、計算することができる。充電ステーション106に関連する減衰レベルがしきい値の減衰レベルよりも下である場合、連係ユニット116は、充電ステーション106が電気自動車102に直接接続されていないことを自動的に判断することができる。したがって、連係ユニット116は、充電ステーション106に関連する減衰情報を電気自動車102に送信することはない。
【0102】
[0107]いくつかの実施形態では、適合充電ステーション106(たとえば、連係ユニット116)はまた、適合充電ステーション106に関連する振幅マップを(たとえば、CM_AMP_MAP.REQメッセージの中で)電気自動車102に送信することができる。電気自動車102(たとえば、連係ユニット112)はまた、電気自動車102に関連する振幅マップを(たとえば、CM_AMP_MAP.CNFメッセージの中で)適合充電ステーション106に提供することができる。電気自動車102および適合充電ステーション106は、(電気自動車102および適合充電ステーション106の)振幅マップを使用して、通信に使用されるべき送信電力レベルを決定することができる。電気自動車102および適合充電ステーション106は振幅マップを使用して、通信帯域(たとえば、電力線通信帯域)の各マスクされていない搬送波の振幅を、電気自動車102と適合充電ステーション106との間の以後の通信すべてに向けて調整することができる。振幅マップにより、電気自動車102および適合充電ステーション106が、(最も低い周波数搬送波から始めて)マスクされていない搬送波ごとに送信振幅の縮小を決定することが可能になり得る。たとえば、様々な搬送周波数上で(たとえば、電気自動車102および適合充電ステーション106によって)使用される送信電力レベルは、充電ステーションの振幅マップおよび電気自動車の振幅マップのうちの最小値に基づく場合がある。これは、(電気自動車および/または適合充電ステーションで)固有のPLC搬送周波数に対する任意の不確定性/敏感性を考慮に入れることができる。
【0103】
[0108]充電ステーションおよび電気自動車は、様々な適切な技法を使用してネットワークを形成できることに留意されたい。いくつかの実施形態では、連係手順が完了し、適合充電ステーションが識別されるまで、電気自動車102は、充電ステーション106、108、および110のいずれかに関連するネットワークに加入することができない。この実施形態では、電気自動車102ならびに充電ステーション106、108、および110が同じ通信ネットワークの一部でなくても、電気自動車102ならびに充電ステーション106、108、および110は、マルチネットワークブロードキャスト通信を使用して、互いと確実に通信することができる。マルチネットワークブロードキャスト通信を使用する
図1〜
図5の動作は、(充電ステーション間の減衰特性のため、異なる所有者(たとえば、異なる製造者)に属する充電ステーションが互いと通信するように構成されていない可能性があるため、などで)充電ステーション106、108、および110すべてが単一の通信ネットワークを形成できない環境内で使用することができる。たとえば、大きなパーキングロットでは、互いから遠く離れた充電ステーションは、互いと通信する、または互いを「聞く」ことができない場合がある。この例では、充電ステーションは複数のネットワークを形成することができ、電気自動車102は様々な通信ネットワークから充電ステーションと通信することができる。いくつかの実装形態では、各充電ステーションは、所定の近傍内にあるそれらの充電ステーションと通信ネットワークを形成するように構成することができる。他の実装形態では、各充電ステーションは、決して他の充電ステーションと通信ネットワークを形成しないように構成することができる。
【0104】
[0109]別の実施形態では、電気自動車102は、連係手順を開始する前に、充電ステーションのうちの1つに関連するネットワークに加入することができる。たとえば、電気自動車102および充電ステーションのうちの1つ106は、適切な認証機構(たとえば、ユニキャスト鍵交換(UKE)ベースの認証機構)を使用して、ネットワークを形成することができる。この例では、電気自動車102および充電ステーション106に関連するボタンをアクティブにすることができ、それに応答して、電気自動車102および充電ステーション106は、たとえば、近接検出機能を使用して、それらが充電コードセットを介して接続されていると判断することができる。近接検出は、電気自動車102が充電ステーション106にプラグでつながれているときに、電気自動車102が移動することを防止されるように、電気自動車102および充電ステーション106が、それらが物理的に接続されていると判断することが可能になる安全機能である。別の実施形態では、充電ステーション106、108、および110のすべては共通のネットワークの一部であり、電気自動車102は、連係手順を開始する前に(または連係手順の一部として)、共通のネットワークに加入することができる。
【0105】
[0110]いくつかの実施形態では、各々の充電ステーション106、108、および110は、1つまたは複数のフィルタユニットを備えて、電気自動車102から受信された信号が他の充電ステーションに漏洩しないように防止することができる。たとえば、充電ステーション106が電気自動車102から通信パラメータ要求メッセージを受信する場合、充電ステーション106に関連するフィルタユニットは、他の充電ステーション108および110が充電ステーション106を介して通信パラメータ要求メッセージを受信しないように、(または、非常に高い減衰を伴って、もしくは特定の周波数帯域上の非常に高い減衰を伴って、充電ステーション108および110が充電ステーション106を介して通信パラメータ要求メッセージを受信するように、)適切な周波数を最小化/ブロックすることができる。いくつかの実施形態では、充電ステーション106、108、および110はまた、シールド付きケーブルを使用して電気自動車102に接続することができる。これにより、電気自動車102によって送信される信号の絶縁が可能になり得るし、したがって、電気自動車102に直接接続されていない充電ステーションが、高い信号レベルで電気自動車102からの信号を検出する可能性が最小化される。
【0106】
[0111]いくつかの実施形態では、充電ステーション106が電気自動車102から、充電ステーション106が適合充電ステーションとして選択されたことを示す適合通知メッセージを受信した後、充電ステーション(たとえば、連係ユニット116または別の適切な確認ユニット)は、適切な確認技法を使用して、電気自動車102が適合充電ステーション106に接続されていることを確認することができる。いくつかの実施形態では、適合充電ステーション106は、連係手順に使用される通信媒体と比較して、よりセキュアな通信媒体を使用する適切な帯域外確認技法を使用して、電気自動車102を確認することができる。確認に使用される通信媒体は低帯域幅通信媒体であり得るが、それは連係手順を実行するために使用された通信媒体よりも、妨害、改変、または偽装を受けにくい。一例では、充電ステーション106は、パルス幅変調(PWM)制御パイロット信号の負荷サイクルを修正することができる。充電ステーション(たとえば、充電ステーション106のHLE)は、電気自動車102(たとえば、電気自動車102のHLE)に検証要求メッセージ(たとえば、CM_VALD_PWM.REQメッセージ)を送信することができる。検証要求メッセージは、パイロット線のパルス幅変調値を読み取り、その値を充電ステーション106に送信する、電気自動車102に求める要求として働くことができる。いくつかの実施形態では、充電ステーション106は、マルチネットワークブロードキャスト通信を使用して、検証要求メッセージを送信することができる。いくつかの実施形態では、充電ステーション106は、検証確認メッセージ(たとえば、CM_VALD_PWM.CNFメッセージ)が電気自動車102から受信されるまで、検証要求メッセージを再送信することができる。電気自動車102が検証要求メッセージを受信した後、電気自動車102はパイロット線のパルス幅変調値(たとえば、測定された負荷サイクル値)を決定し、検証確認メッセージ内でこの値を充電ステーション106に送信することができる。いくつかの実施形態では、電気自動車102は、マルチネットワークブロードキャスト通信を使用して、検証確認メッセージを送信することができる。検証確認メッセージの受信に応答して、充電ステーション106は、測定された負荷サイクル値を電気自動車102によって報告された負荷サイクル値と比較することができる。一致する場合、充電ステーション106は、検証プロセスが成功したことを示す、
図5のブロック422で上記に説明された適合確認メッセージ(たとえば、CM_SLAC_MATCH.CNFメッセージ)を送信することができる。
【0107】
[0112]いくつかの実施形態では、公開鍵証明書(たとえば、X.509v3証明書)は、マルチネットワークブロードキャスト通信には大きすぎる場合があることに留意されたい。この実施形態では、(たとえば、電気自動車102から充電ステーション106に)公開鍵証明書を送信するために、様々な技法を使用することができる。いくつかの実装形態では、充電ステーション106は、最初に電気自動車102から電気自動車の識別情報を取得することができ、次いで認可サーバまたはキャッシュから電気自動車102に関連する証明書を取得することができる。別の実装形態では、電気自動車102は、その公開鍵証明書を断片化し、複数のMNBC送信にわたって充電ステーション106に公開鍵証明書の断片を送信することができる。同様に、充電ステーションに関連する公開鍵証明書を電気自動車102に提供するために、同様の動作を実行することができる。
【0108】
[0113]最後に、いくつかの実施形態では、電気自動車102および充電ステーション(たとえば、充電ステーション106)はまた、連係手順の一部としてユーザデータを交換することができる。ユーザデータは、たとえば、電気自動車102が充電ステーション106から切断されたこと(即時連係解除)、充電プロセスが終了されるべきであること、などを示すために交換することができる。
【0109】
[0114]当業者によって諒解されるように、本発明の主題の態様は、システム、方法、またはコンピュータプログラム製品として具現化することができる。したがって、本発明の主題の態様は、完全にハードウェアの実施形態、(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)ソフトウェアの実施形態、またはソフトウェアの態様とハードウェアの態様とを組み合わせた実施形態の形態をとることができ、本明細書では、それらすべてを全般的に「回路」、「モジュール」または「システム」と呼ぶ場合がある。さらに、本発明の主題の態様は、1つまたは複数のコンピュータ可読媒体内で具現化されたコンピュータプログラム製品の形態をとることができ、その媒体は、媒体上で具現化されたコンピュータ可読プログラムコードを有する。
【0110】
[0115]1つまたは複数のコンピュータ可読媒体の任意の組合せを利用することができる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体またはコンピュータ可読記憶媒体であり得る。コンピュータ可読記憶媒体は、限定はしないが、たとえば、電子、磁気、光、電磁、赤外線、もしくは半導体のシステム、装置、もしくはデバイス、または上記の任意の適切な組合せであり得る。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例(非網羅的なリスト)には、1つもしくは複数の有線を有する電気接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読取り専用メモリ(CD−ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記の任意の適切な組合せが含まれるはずである。この文書の文脈では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令を実行するシステム、装置、もしくはデバイスにより、またはそれらとともに使用するためのプログラムを包含または記憶できる、任意の有形媒体であり得る。
【0111】
[0116]コンピュータ可読信号媒体は、たとえば、帯域内で、または搬送波の一部として、その中に具現化されたコンピュータ可読プログラムコードを有する、伝搬されるデータ信号を含むことができる。そのような伝搬信号は、限定はしないが、電磁気、光、またはそれらの任意の適切な組合せを含む、様々な形態のうちのいずれかをとることができる。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体ではなく、命令を実行するシステム、装置、もしくはデバイスにより、またはそれらとともに使用するためのプログラムを通信、伝搬、または転送できる、任意のコンピュータ可読媒体であり得る。
【0112】
[0117]コンピュータ可読媒体上で具現化されるプログラムコードは、限定はしないが、ワイヤレス、有線、光ファイバケーブル、RFなど、または上記の任意の適切な組合せを含む、任意の適切な媒体を使用して送信することができる。
【0113】
[0118]本発明の主題の態様用の動作を遂行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語、およびアセンブラプログラミング言語または機械プログラミング言語を含む、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組合せで書くことができる。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で実行されるか、部分的にユーザのコンピュータ上で実行されるか、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行されるか、部分的にユーザのコンピュータ上と部分的にリモートコンピュータ上とで実行されるか、または完全にリモートコンピュータもしくはサーバ上で実行される場合がある。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークを介して、ユーザのコンピュータに接続することができるか、または、接続は(たとえば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを介して)外部コンピュータに対して行うことができる。
【0114】
[0119]本発明の主題の実施形態による方法、装置(システム)およびコンピュータプログラム製品の流れ図および/またはブロック図に関して、本発明の主題の態様が記載された。流れ図および/またはブロック図の各ブロック、ならびに流れ図および/またはブロック図内のブロックの組合せは、コンピュータプログラム命令によって実装することができることが理解されよう。これらのコンピュータプログラム命令は、機械を製造するために、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供することができ、その結果、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行される命令は、流れ図および/またはブロック図の1つまたは複数のブロック内で指定された機能/動作を実装するための手段を作成する。
【0115】
[0120]これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他のデバイスに、特定の方式で機能するように命令できるコンピュータ可読媒体に記憶することができ、その結果、コンピュータ可読媒体に記憶された命令は、流れ図および/またはブロック図の1つまたは複数のブロック内で指定された機能/動作を実装する命令を含む製造者の商品を製造する。
【0116】
[0121]コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他のデバイスにロードされて、一連の動作ステップをコンピュータ、他のプログラマブル装置、または他のデバイス上で実行されるようにさせて、コンピュータ実装プロセスを作成し、その結果、コンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実行される命令は、流れ図および/またはブロック図の1つまたは複数のブロック内で指定された機能/動作を実装するためのプロセスを提供する。
【0117】
[0122]
図6は、通信ネットワーク内の減衰レベルベースの連係機構を含む電子デバイス600の一実施形態のブロック図である。いくつかの実装形態では、通信ネットワークは公共充電設備であり得るし、電子デバイス600は充電ステーション(たとえば、電気自動車電源設備(EVSE)デバイス)であり得る。他の実装形態では、電子デバイス600は、充電設備内の充電ステーションのうちの1つから電力を受け取るように構成された電気自動車(たとえば、プラグイン電気自動車すなわちPEV)であり得る。(充電ステーションまたは電気自動車のどちらであれ)電子デバイス600は、有線通信機能(たとえば、電力線通信機能)および/またはワイヤレス通信機能(たとえば、WLAN通信機能)を備えることができる。電子デバイス600は、(場合によっては、複数のプロセッサ、複数のコア、複数のノードを含む、かつ/またはマルチスレッドを実装するなどの)プロセッサユニット602を含む。電子デバイス600はメモリユニット606を含む。メモリユニット606は、システムメモリ(たとえば、キャッシュ、SRAM、DRAM、ゼロキャパシタRAM、ツイントランジスタRAM、eDRAM、EDO RAM、DDR RAM(登録商標)、EEPROM(登録商標)、NRAM、RRAM(登録商標)、SONOS、PRAMなどのうちの1つもしくは複数)、または上記にすでに記載された、機械可読媒体の可能な実現形態のうちのいずれか1つもしくは複数であり得る。電子デバイス600はまた、バス610(たとえば、PCI、ISA、PCI−Express、HyperTransport(登録商標)、InfiniBand(登録商標)、NuBus、AHB、AXIなど)と、ワイヤレスネットワークインターフェース(たとえば、Bluetoothインターフェース、WLAN802.11インターフェース、WiMAX(登録商標)インターフェース、ZigBee(登録商標)インターフェース、ワイヤレスUSBインターフェースなど)、および有線ネットワークインターフェース(たとえば、Ethernetインターフェース、電力線通信インターフェースなど)のうちの少なくとも1つを含む、ネットワークインターフェース604とを含む。
【0118】
[0123]電子デバイス600は通信ユニット608も含む。通信ユニット608は、連係ユニット612とプロセッサユニット614とを備える。電子デバイス600が電気自動車であるとき、通信ユニット608は、
図1〜
図3に関して上述された動作を実行して、充電設備の1つまたは複数の充電ステーションと通信を交換することと、それと連係し、それから電力を受け取るべき充電ステーションを識別することとができる。電子デバイス600が充電ステーションであるとき、通信ユニット608は、
図1および
図4〜
図5において上述された動作を実行して、充電ステーションに関連する減衰情報を電気自動車に提供することと、(適合充電ステーションとして選択された場合)電気自動車と連係し、電気自動車に電力を供給することとができる。いくつかの実施形態では、プロセッサユニット614は連係ユニット612の機能を実行することができる。いくつかの実施形態では、プロセッサユニット602は連係ユニット612の機能を実行することができる。いくつかの実施形態では、プロセッサユニット602とプロセッサユニット614は、共同で連係ユニット612の機能を実行することができる。
【0119】
[0124]これらの機能のうちのいずれか1つは、ハードウェア内に、かつ/またはプロセッサユニット602上に、部分的に(または完全に)実装することができる。たとえば、機能は、特定用途向け集積回路で、プロセッサユニット602に実装された論理内、周辺デバイスまたはカード上のコプロセッサ内などに実装することができる。さらに、実現形態は、
図6に示されていない、より少ないまたは追加の構成要素(たとえば、ビデオカード、オーディオカード、追加のネットワークインターフェース、周辺デバイスなど)を含むことができる。プロセッサユニット602、メモリユニット606、およびネットワークインターフェース604は、バス610に結合される。メモリユニット606は、バス610に結合されるものとして示されているが、プロセッサユニット602に結合することができる。
【0120】
[0125]実施形態は様々な実装および利用に関して記載されているが、これらの実施形態は例示的であり、本発明の主題の範囲はそれらに限定されないことが理解されよう。一般に、本明細書に記載された減衰レベルベースの連係機構は、任意の1つまたは複数のハードウェアシステムに整合する設備に実装することができる。多くの変形、修正、追加、および改善が可能である。
【0121】
[0126]単一の事例として本明細書に記載された構成要素、動作、または構造について、複数の事例を提供することができる。最後に、様々な構成要素と、動作と、データストアとの間の境界は若干恣意的であり、特定の動作が、特定の例示的な構成の文脈で示されている。機能の他の割り当てが想定され、本発明の主題の範囲内に入る可能性がある。一般に、例示的な構成において別個の構成要素として提示された構造および機能は、組み合わされた構造または構成要素として実装することができる。同様に、単一の構成要素として提示された構造および機能は、別個の構成要素として実装することができる。これらおよび他の変形、修正、追加、および改善は、本発明の主題の範囲内に入る可能性がある。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] クライアントネットワークデバイスから1つまたは複数のネットワークの複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくともサブセットに、1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを送信することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも1つまたは複数から前記クライアントネットワークデバイスで受信された減衰情報に少なくとも一部は基づいて、前記1つまたは複数のネットワーク内で前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを決定することとを備える、方法。
[C2] 前記1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを前記送信することが、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数が前記クライアントネットワークデバイスを確認することを可能にするために、前記クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報を送信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C3] 前記クライアントネットワークデバイスから前記複数のターゲットネットワークデバイスに、通信パラメータに求める要求をブロードキャストすることと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数の各々から、前記ターゲットネットワークデバイスに関連する通信パラメータを受信することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数から、前記ターゲットネットワークデバイスに関連する前記通信パラメータを前記受信することに少なくとも一部は基づいて、前記クライアントネットワークデバイスから前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数に送信されるべき、少なくともいくつかのマルチネットワークブロードキャストメッセージを決定することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C4] 前記複数のターゲットネットワークデバイスに、通信パラメータを求める前記要求を前記ブロードキャストすることが、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの1つまたは複数に関連する前記通信パラメータを受信するための所定の時間間隔を開始することと、
前記所定の時間間隔が経過したことの判定に応答して、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのいずれかから通信パラメータが受信されたかどうかを判定することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの前記1つまたは複数から前記通信パラメータが受信されたことの判定に応答して、連係プロセスを実行して、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの前記1つまたは複数のどれと連係するかを決定することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのいずれからも通信パラメータが受信されなかったことの判定に応答して、前記複数のターゲットネットワークデバイスに前記通信パラメータを求める前記要求を再ブロードキャストすることとをさらに備える、C3に記載の方法。
[C5] 前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの前記1つまたは複数の各々から、前記ターゲットネットワークデバイスに関連する前記通信パラメータを前記受信することに少なくとも一部は基づいて、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを識別するためのセキュアな動作を実行すべきかどうかを判定することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを識別するためのセキュアな動作を実行すべきとの判定に応答して、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数に、前記クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報を送信することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数の各々に関連するセキュリティ情報を受信することと、
前記クライアントネットワークデバイスに関連する前記セキュリティ情報を使用して、前記クライアントネットワークデバイスからの以後の送信に署名することと、
前記ターゲットネットワークデバイスに関連する前記セキュリティ情報で署名された、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの前記1つまたは複数の各々からの以後の送信を受信することとをさらに備える、C3に記載の方法。
[C6] 前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの前記1つまたは複数の各々について、前記ターゲットネットワークデバイスに関連する前記通信パラメータが、前記クライアントネットワークデバイスから前記ターゲットネットワークデバイスに送信されるべきサービス適合メッセージの数、それ以内に前記サービス適合メッセージが前記クライアントネットワークデバイスから前記ターゲットネットワークデバイスに送信されるべき最大時間間隔、およびセキュア通信が前記ターゲットネットワークデバイスでサポートされるかどうかの指示のうちの1つまたは複数を備える、C3に記載の方法。
[C7] 前記クライアントネットワークデバイスで、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数の対応する各々から、複数の通信パラメータを受信することと、
前記複数の受信された通信パラメータを組み合わせて、通信パラメータの統合セットを決定することと、
通信パラメータの前記統合セットに少なくとも一部は基づいて、前記クライアントネットワークデバイスから前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数に、前記1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを送信することとをさらに備える、C3に記載の方法。
[C8] 前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを前記判定することが、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数から前記クライアントネットワークデバイスで受信された前記減衰情報に少なくとも一部は基づいて、前記クライアントネットワークデバイスで、前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスと連係することを決定することと、
前記クライアントネットワークデバイスから前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスに通知を送信して、前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスと通信リンクを確立し、前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスからサービスを受信することと備える、C1に記載の方法。
[C9] 前記クライアントネットワークデバイスから前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスに前記通知を送信することに応答して、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスから前記クライアントネットワークデバイスで、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスに関連するネットワークの1つまたは複数のネットワークパラメータを含む確認メッセージを受信することと、
前記クライアントネットワークデバイスで受信された前記1つまたは複数のネットワークパラメータに少なくとも一部は基づいて、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスに関連する前記ネットワークに加入して、前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスと通信リンクを確立し、前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスからサービスを受信することとをさらに備える、C8に記載の方法。
[C10] 前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスに関連する前記ネットワークの前記1つまたは複数のネットワークパラメータが、ネットワーク識別子と、デバイスアドレスと、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスのネットワークに関連するセキュリティ情報とを備える、C9に記載の方法。
[C11] 前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスから前記クライアントネットワークデバイスで、前記クライアントネットワークデバイスが前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの第2のターゲットネットワークデバイスと連係すべきであることを示し、前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第2のターゲットネットワークデバイスのネットワークに関連するネットワークパラメータを示す通知を受信することと、
前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第2のターゲットネットワークデバイスの前記ネットワークに関連する前記ネットワークパラメータに少なくとも一部は基づいて、前記クライアントネットワークデバイスに、前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第2のターゲットネットワークデバイスの前記ネットワークに加入させることとをさらに備える、C8に記載の方法。
[C12] 前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスに、前記クライアントネットワークデバイスに関連する第1の振幅マップを送信することと、
前記クライアントネットワークデバイスで、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスに関連する第2の振幅マップを受信することと、
前記第1の振幅マップと前記第2の振幅マップとに少なくとも一部は基づいて、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスと通信するための送信電力レベルを決定することとをさらに備える、C8に記載の方法。
[C13] 前記クライアントネットワークデバイスがプラグイン電気自動車(PEV)であり、前記複数のターゲットネットワークデバイスの各々が電気自動車電源設備(EVSE)ステーションである、C1に記載の方法。
[C14] 前記クライアントネットワークデバイスから前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数に、前記1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを前記送信する前に、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの前記1つまたは複数に通知メッセージをブロードキャストして、前記1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージの送信の開始を示すことをさらに備え、前記通知メッセージが、送信されるマルチネットワークブロードキャストメッセージの最大数、その間に前記1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージが送信される最大時間間隔、および前記クライアントネットワークデバイスの識別子のうちの1つまたは複数を備える、C1に記載の方法。
[C15] 前記クライアントネットワークデバイスから前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数に、前記1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを前記送信することに応答して、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数から、前記減衰情報を受信するための所定の時間間隔を開始することと、
前記所定の時間間隔が経過したことの判定に応答して、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのいずれかから前記減衰情報が受信されたかどうかを判定することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数から前記減衰情報が受信されたことの判定に応答して、前記1つまたは複数のネットワーク内で前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを決定することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのいずれからも前記減衰情報が受信されなかったことの判定に応答して、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数に、前記1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを再送信することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C16] 前記1つまたは複数のネットワーク内で前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを前記判定することが、
前記クライアントネットワークデバイスで、最も低い減衰レベルに関連付けられた前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスと連係することを決定することを備える、C1に記載の方法。
[C17] 前記1つまたは複数のネットワーク内で前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを前記判定することが、
前記クライアントネットワークデバイスで、かつ前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの前記1つまたは複数の各々について、前記ターゲットネットワークデバイスから前記クライアントネットワークデバイスで受信された送信に少なくとも一部は基づいて、前記ターゲットネットワークデバイスに関連する減衰レベルを決定することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの前記1つまたは複数から受信された前記減衰情報に基づいて、かつ前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの前記1つまたは複数の各々について前記クライアントネットワークデバイスによって決定された前記減衰レベルに基づいて、前記クライアントネットワークデバイスで、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスと連係することを決定することとを備える、C1に記載の方法。
[C18] 前記1つまたは複数のネットワーク内で前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを前記判定することが、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つに関連する減衰レベルが、所定の減衰しきい値よりも小さいかどうかを判定することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも1つに関連する減衰レベルが前記所定の減衰しきい値よりも小さいことの判定に応答して、前記1つまたは複数のネットワーク内で前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを決定することと、
対応する複数のターゲットネットワークデバイスに関連する前記減衰レベルのうちのどれも前記所定の減衰しきい値よりも小さくないことの判定に応答して、前記クライアントネットワークデバイスから前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数に、前記1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを再送信することとを備える、C1に記載の方法。
[C19] 前記1つまたは複数のネットワーク内で前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを前記判定することが、
前記クライアントネットワークデバイスで、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つもしくは複数から受信された前記減衰情報を分析して、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを決定すること、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスから通知を受信して、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスと連係すること、または
中央調整デバイスから通知を受信して、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスと連係することのうちの1つに基づく、C1に記載の方法。
[C20] 前記クライアントネットワークデバイスから前記1つまたは複数のネットワークの前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数に、前記1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストサービス適合メッセージを前記送信することが、
前記クライアントネットワークデバイスから前記1つまたは複数のネットワークの前記複数のターゲットネットワークデバイスに、低減された送信電力レベルでマルチネットワークブロードキャストメッセージの第1のセットを送信することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのいずれからもメッセージを受信しないことに応答して、前記クライアントネットワークデバイスから前記1つまたは複数のネットワークの前記複数のターゲットネットワークデバイスに、増大された送信電力レベルでマルチネットワークブロードキャストメッセージの1つまたは複数の以後のセットを送信することであって、各々の増大された送信電力レベルが前の送信電力レベルよりも大きい、送信することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数から前記メッセージを受信することに応答して、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数に、前記低減された送信電力レベルでマルチネットワークブロードキャストメッセージの第3のセットを送信することとを備える、C1に記載の方法。
[C21] 前記クライアントネットワークデバイスがクライアント動作モードで構成され、前記複数のターゲットネットワークデバイスの各々がマスタ動作モードで構成される、C1に記載の方法。
[C22] サービスプロバイダで、クライアントネットワークデバイスから1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを受信することと、
前記クライアントネットワークデバイスから前記サービスプロバイダで受信された前記1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを分析することに少なくとも一部は基づいて、前記サービスプロバイダから前記クライアントネットワークデバイスに、前記サービスプロバイダに関連する減衰情報を送信することと、
前記サービスプロバイダに関連する前記減衰情報に少なくとも一部は基づいて、前記クライアントネットワークデバイスから前記サービスプロバイダで、前記クライアントネットワークデバイスと連係し、前記クライアントネットワークデバイスにサービスを提供する要求を受信することとを備える、方法。
[C23] 前記クライアントネットワークデバイスと連係し、前記クライアントネットワークデバイスにサービスを提供する前記要求を前記受信することに応答して、
前記サービスプロバイダで、1つまたは複数のネットワークの複数の他のサービスプロバイダに関連する減衰情報を受信することと、
前記サービスプロバイダに関連する前記減衰情報と、前記複数の他のサービスプロバイダから受信された前記減衰情報とに基づいて、前記クライアントネットワークデバイスが第2のサービスプロバイダと連係すべきと決定することと、
前記第2のサービスプロバイダのネットワークに関連するネットワークパラメータを決定することと、
前記第2のサービスプロバイダの前記ネットワークに関連する前記ネットワークパラメータを前記クライアントネットワークデバイスに提供して、前記クライアントネットワークデバイスに、前記第2のサービスプロバイダと連係させ、前記第2のサービスプロバイダから前記サービスを受信させることとをさらに備える、C22に記載の方法。
[C24] 前記クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報が、前記クライアントネットワークデバイスから前記サービスプロバイダで受信されたかどうかを判定することと、
前記クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報が前記サービスプロバイダで受信されたことの判定に応答して、
前記サービスプロバイダから前記クライアントネットワークデバイスに、前記サービスプロバイダに関連するセキュリティ情報を送信することと、
前記サービスプロバイダに関連する前記セキュリティ情報を使用して、前記クライアントネットワークデバイスへの以後の送信に署名するように決定することと、
前記クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報が前記サービスプロバイダで受信されないことの判定に応答して、
前記クライアントネットワークデバイスへの以後の送信に署名しないように決定することとをさらに備える、C22に記載の方法。
[C25] 前記サービスプロバイダに関連する前記セキュリティ情報を使用して、前記クライアントネットワークデバイスへの以後の送信に署名するように前記決定することが、
前記クライアントネットワークデバイスに関連する前記セキュリティ情報を使用して、前記クライアントネットワークデバイスへの以後の送信を暗号化するように決定することをさらに備える、C24に記載の方法。
[C26] 前記クライアントネットワークデバイスと連係し、前記クライアントネットワークデバイスに前記サービスを提供する前記要求を前記受信することが、
前記サービスプロバイダから前記クライアントネットワークデバイスに、前記サービスプロバイダのネットワークに関連するネットワークパラメータを送信することと、
前記サービスプロバイダの前記ネットワークに関連する前記ネットワークパラメータで前記サービスプロバイダを構成して、前記サービスプロバイダが前記クライアントネットワークデバイスとの論理ネットワークを形成することを可能にすることとを備える、C22に記載の方法。
[C27] 前記ネットワークパラメータが、ネットワーク識別子とネットワークメンバーシップキーとを備える、C26に記載の方法。
[C28] 前記サービスプロバイダが前記クライアントネットワークデバイスとの前記論理ネットワークを形成した後、前記サービスプロバイダで前記クライアントネットワークデバイスを認証するための1つまたは複数の動作を実行することと、
前記サービスプロバイダで前記クライアントネットワークデバイスの認証に成功した後、前記クライアントネットワークデバイスに前記サービスを提供することとをさらに備える、C26に記載の方法。
[C29] 前記クライアントネットワークデバイスから、前記1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージの送信の開始を示す通知メッセージを受信することと、
前記クライアントネットワークデバイスから、前記1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージの前記送信の前記開始を示す前記通知メッセージを前記受信することに応答して、前記1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを受信する所定の時間間隔を開始することと、
前記所定の時間間隔が経過したことの判定に応答して、前記サービスプロバイダから前記クライアントネットワークデバイスに、前記サービスプロバイダに関連する前記減衰情報を送信することとをさらに備える、C22に記載の方法。
[C30] 前記サービスプロバイダから前記クライアントネットワークデバイスに、前記サービスプロバイダに関連する前記減衰情報を前記送信することが、
前記サービスプロバイダと前記クライアントネットワークデバイスとに関連する通信帯域内の複数のマスクされていない周波数搬送波のうちの所定の数を、複数の搬送波グループにグループ化することと、
前記複数の搬送波グループの各々について、前記通信帯域内の前記1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージの受信に少なくとも一部は基づいて、前記搬送波グループに関連する平均減衰レベルを決定することと、
前記クライアントネットワークデバイスに、前記複数の搬送波グループのうちのいくつかと、前記複数の搬送波グループの各々に関連する前記平均減衰レベルとを送信することとを備える、C22に記載の方法。
[C31] 前記サービスプロバイダから前記クライアントネットワークデバイスに、前記サービスプロバイダに関連する前記減衰情報を前記送信することが、
前記クライアントネットワークデバイスから所定の数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを受信すること、
前記クライアントネットワークデバイスから最後のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージが受信されたことを判定すること、または
前記マルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを送信するために前記クライアントネットワークデバイスに割り当てられた時間間隔が経過したことを判定することのうちの1つに応答する、C22に記載の方法。
[C32] 前記クライアントネットワークデバイスと連係すべきかどうかを前記判定することが、
低帯域幅の帯域外通信媒体を利用して、前記充電ステーションで確認動作を実行し、前記クライアントネットワークデバイスと連係するかどうかと、前記クライアントネットワークデバイスに前記サービスを提供するかどうかとを判定することを備える、C22に記載の方法。
[C33] 前記低帯域幅の帯域外通信媒体を前記利用して、前記充電ステーションで確認動作を実行することが、
前記サービスプロバイダで、前記サービスプロバイダに関連する充電ケーブルに沿ってパイロット信号の負荷サイクルを修正することと、
前記クライアントネットワークデバイスによって検出された前記パイロット信号の負荷サイクルを決定するように前記クライアントネットワークデバイスに要求する検証要求メッセージを、前記サービスプロバイダから前記クライアントネットワークデバイスに送信することと、
前記クライアントネットワークデバイスによって検出された前記パイロット信号の前記負荷サイクルの指示を、前記クライアントネットワークデバイスから受信することと、
前記サービスプロバイダによって測定された前記負荷サイクルが、前記クライアントネットワークデバイスによって検出された前記負荷サイクルと一致するかどうかを判定することと、
前記サービスプロバイダによって測定された前記負荷サイクルが、前記クライアントネットワークデバイスによって検出された前記負荷サイクルと一致することの判定に応答して、前記クライアントネットワークデバイスが前記サービスプロバイダに接続されていると判断し、前記クライアントネットワークデバイスと連係するように決定することと、
前記サービスプロバイダによって測定された前記負荷サイクルが、前記クライアントネットワークデバイスによって検出された前記負荷サイクルと一致しないことの判定に応答して、前記クライアントネットワークデバイスが前記サービスプロバイダに接続されていないと判断し、前記クライアントネットワークデバイスと連係しないように決定することとをさらに備える、C32に記載の方法。
[C34] プロセッサと、
前記プロセッサと結合された連係ユニットとを備えるネットワークデバイスであって、前記連係ユニットが、
1つまたは複数のネットワークの複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくともサブセットに、1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを送信することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも1つまたは複数から前記ネットワークデバイスで受信された減衰情報に少なくとも一部は基づいて、前記1つまたは複数のネットワーク内で前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを決定することとを行うように動作可能である、ネットワークデバイス。
[C35] 前記連係ユニットが、
前記ネットワークデバイスから前記複数のターゲットネットワークデバイスに、通信パラメータに求める要求をブロードキャストすることと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数の各々から、前記ターゲットネットワークデバイスに関連する通信パラメータを受信することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数から、前記ターゲットネットワークデバイスに関連する前記通信パラメータを前記連係ユニットが受信することに少なくとも一部は基づいて、前記ネットワークデバイスから前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数に送信されるべき、少なくともいくつかのマルチネットワークブロードキャストメッセージを決定することとを行うようにさらに動作可能である、C34に記載のネットワークデバイス。
[C36] 前記連係ユニットが、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの前記少なくとも1つまたは複数の各々から、前記ターゲットネットワークデバイスに関連する前記通信パラメータを前記連係ユニットが受信することに少なくとも一部は基づいて、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを識別するためのセキュアな動作を実行すべきかどうかを判定することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを識別するためのセキュアな動作を実行すべきと前記連係ユニットが判定することに応答して、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数に、前記ネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報を送信することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数の各々に関連するセキュリティ情報を受信することと、
前記ネットワークデバイスに関連する前記セキュリティ情報を使用して、前記ネットワークデバイスからの以後の送信に署名することと、
前記ターゲットネットワークデバイスに関連する前記セキュリティ情報で署名された、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの前記1つまたは複数の各々からの以後の送信を受信することとを行うようにさらに動作可能である、C35に記載のネットワークデバイス。
[C37] プロセッサと、
前記プロセッサと結合された連係ユニットとを備えるサービスプロバイダであって、前記連係ユニットが、
クライアントネットワークデバイスから1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを受信することと、
前記クライアントネットワークデバイスから受信された前記1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを前記連係ユニットが分析することに少なくとも一部は基づいて、前記サービスプロバイダから前記クライアントネットワークデバイスに、前記サービスプロバイダに関連する減衰情報を送信することと、
前記サービスプロバイダに関連する前記減衰情報に少なくとも一部は基づいて、前記クライアントネットワークデバイスから、前記クライアントネットワークデバイスと連係し、前記クライアントネットワークデバイスにサービスを提供する要求を受信することとを行うように動作可能である、サービスプロバイダ。
[C38] 前記連係ユニットが、
前記クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報が、前記クライアントネットワークデバイスから受信されたかどうかを判定することと、
前記クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報が受信されたことを前記連係ユニットが判定することに応答して、
前記クライアントネットワークデバイスに、前記サービスプロバイダに関連するセキュリティ情報を送信することと、
前記サービスプロバイダに関連する前記セキュリティ情報を使用して、前記クライアントネットワークデバイスへの以後の送信に署名するように決定することと、
前記クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報が受信されないことを前記連係ユニットが判定することに応答して、
前記クライアントネットワークデバイスへの以後の送信に署名しないように決定することとを行うようにさらに動作可能である、C37に記載のサービスプロバイダ。
[C39] 前記クライアントネットワークデバイスと連係すべきかどうかを判定するように動作可能である前記連係ユニットが、
低帯域幅の帯域外通信媒体を利用して、前記充電ステーションで確認動作を実行し、前記クライアントネットワークデバイスと連係するかどうかと、前記クライアントネットワークデバイスに前記サービスを提供するかどうかとを判定するように動作可能である前記連係ユニットを備える、C37に記載のサービスプロバイダ。
[C40] 1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサに、
クライアントネットワークデバイスから1つまたは複数のネットワークの複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくともサブセットに、1つまたは複数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを送信することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも1つまたは複数から前記クライアントネットワークデバイスで受信された減衰情報に少なくとも一部は基づいて、前記1つまたは複数のネットワーク内で前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを決定することとを備える動作を実行させる命令を記憶した、1つまたは複数の機械可読記憶媒体。
[C41] 前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを決定する前記動作が、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数から前記クライアントネットワークデバイスで受信された前記減衰情報に少なくとも一部は基づいて、前記クライアントネットワークデバイスで、前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスと連係することを決定することと、
前記クライアントネットワークデバイスから前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスに通知を送信して、前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスと通信リンクを確立し、前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスからサービスを受信することと、
前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスから前記クライアントネットワークデバイスで、前記クライアントネットワークデバイスが前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの第2のターゲットネットワークデバイスと連係すべきであることを示し、前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第2のターゲットネットワークデバイスのネットワークに関連するネットワークパラメータを示す通知を受信することと、
前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第2のターゲットネットワークデバイスの前記ネットワークに関連する前記ネットワークパラメータに少なくとも一部は基づいて、前記クライアントネットワークデバイスに、前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第2のターゲットネットワークデバイスの前記ネットワークに加入させることとを備える、C40に記載の機械可読記憶媒体。
[C42] 1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサに、
サービスプロバイダで、クライアントネットワークデバイスから1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを受信することと、
前記クライアントネットワークデバイスから前記サービスプロバイダで受信された前記1つまたは複数のマルチネットワークサービス適合ブロードキャストメッセージを分析することに少なくとも一部は基づいて、前記サービスプロバイダから前記クライアントネットワークデバイスに、前記サービスプロバイダに関連する減衰情報を送信することと、
前記サービスプロバイダに関連する前記減衰情報に少なくとも一部は基づいて、前記クライアントネットワークデバイスから前記サービスプロバイダで、前記クライアントネットワークデバイスと連係し、前記クライアントネットワークデバイスにサービスを提供する要求を受信することとを備える動作を実行させる命令を記憶した、1つまたは複数の機械可読記憶媒体。
[C43] 前記クライアントネットワークデバイスから前記サービスプロバイダで、前記クライアントネットワークデバイスと連係し、前記クライアントネットワークデバイスにサービスを提供する要求を受信する前記動作が、
低帯域幅の帯域外通信媒体を利用して、前記充電ステーションで確認動作を実行し、前記クライアントネットワークデバイスと連係するかどうかと、前記クライアントネットワークデバイスに前記サービスを提供するかどうかとを判定することをさらに備える、C42に記載の機械可読記憶媒体。
[C44] 複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくともサブセットから受信された1つまたは複数の通信パラメータに少なくとも一部は基づいて、クライアントネットワークデバイスから前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも前記サブセットに送信すべきマルチネットワークブロードキャストメッセージの数を決定することと、
前記クライアントネットワークデバイスから前記1つまたは複数のネットワークの前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの少なくとも前記サブセットに、前記決定された数のマルチネットワークブロードキャストメッセージを送信することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも1つまたは複数から前記クライアントネットワークデバイスで受信された減衰情報に少なくとも一部は基づいて、前記1つまたは複数のネットワーク内で前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを決定することとを備える、方法。
[C45] 前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを識別するためのセキュアな動作を実行すべきかどうかを判定することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを識別するためのセキュアな動作を実行すべきとの判定に応答して、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数に、前記クライアントネットワークデバイスに関連するセキュリティ情報を送信することと、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数の各々に関連するセキュリティ情報を受信することと、
前記クライアントネットワークデバイスに関連する前記セキュリティ情報を使用して、前記クライアントネットワークデバイスからの以後の送信に署名することと、
前記ターゲットネットワークデバイスに関連する前記セキュリティ情報で署名された、前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの前記サブセットのうちの少なくとも前記1つまたは複数の各々からの以後の送信を受信することとをさらに備える、C44に記載の方法。
[C46] 前記1つまたは複数のネットワーク内で前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちのどれと連係するかを前記判定することが、
前記複数のターゲットネットワークデバイスのうちの第1のターゲットネットワークデバイスと連係することを決定することと、
前記クライアントネットワークデバイスから前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスに、通知を送信することと、
前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第1のターゲットネットワークデバイスから前記クライアントネットワークデバイスで、前記クライアントネットワークデバイスが前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの第2のターゲットネットワークデバイスと連係すべきであることを示し、前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第2のターゲットネットワークデバイスのネットワークに関連するネットワークパラメータを示す通知を受信することと、
前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第2のターゲットネットワークデバイスの前記ネットワークに関連する前記ネットワークパラメータに少なくとも一部は基づいて、前記クライアントネットワークデバイスに、前記複数の前記ターゲットネットワークデバイスのうちの前記第2のターゲットネットワークデバイスの前記ネットワークに加入させることとを備える、C44に記載の方法。