【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、上記課題は、独立請求項に記載されている対象によって達成される。発展形態並びに付加的な実施形態は、従属請求項、以下の明細、並びに、図面によって示される。
【0006】
記載されている実施例はそれぞれ、間隔値を補正するための、及び/或いは、相対速度を補正するための装置、このような装置を装備した車両、及び、方法に対して同等に関連するものである。即ち、言い換えれば、以下において、装置に関して記述される特徴は、車両に実装することもでき、また、方法の対応する特徴としても解釈することができる。そして、言うまでもなく、その逆も可である。該装置は、特に、明確に異なる記載がない限り、以下に記述されている方法を実施することができるように構成されている。
【0007】
本発明のある実施例によれば、車両用の間隔値を補正するための、及び/或いは、相対速度を補正するための一つの装置が開示されている。該装置は、一つの第一計算ユニットを有している。該第一計算ユニットは、カメラ画像から割り出された車両の周辺部にあるオブジェクトに対する車両の間隔値の補正、及び/或いは、カメラ画像から割り出された該オブジェクトに対する車両の相対速度値v
1の補正を実施できるように構成されている。更に該第一計算ユニットは、間隔値の補正、及び/或いは、相対速度値v
1の補正を、加速センサーによって測定された車両の自己加速値aに依存して実施できるように構成されている。
【0008】
本発明は、既に明確に記した如く、間隔値の補正と相対速度値v
1の補正との組み合わせの、或いは、どちらか一方の実施に関するものである。車両の加速aを用いれば、単純な時間的積分によって、補正速度を計算することが可能である。該補正速度は、補正された相対速度の計算に用いることができる。一方、該加速aを二回積分すれば、補正された間隔を求めることに用いることができる補正間隔uが得られる。また代案的には、距離・時間法によって、先に求めた補正された速度から、それに帰属する補正された間隔値を計算することも可能である。尚、これら全ての可能な方法が、本発明に包含されている。補正された間隔値と補正された相対速度の間において唯一換算が必要なだけであることから、以下において、明瞭さを維持するためにも、本発明の様々なアスペクトについて、相対速度の補正に関してのみ、詳細に説明する。即ち、相対速度値v
1のことである。以下の開示は、明確に異なる記載がない限り、間隔値に対しても同様に有効である。
【0009】
ある走行状況において、カメラベースの二回の測定の間の間隔や相対速度は、車両の加速、乃至、減速によって急激に変化し得るため、本発明は、二回のカメラ測定間の測定結果を、現在の速度、或いは、現在の間隔を加速センサーの観察に基づいて補正することによって正確なものとする方法を応用している。例えば、カメラによる二回の測定の時間的間隔を250msとしているにもかかわらず、情報を、20ms毎に制動判断のために、或いは、一ミリ秒毎に受動的安全アプリケーションの作動判断のために用いるのであれば、例えば、1ms毎、或いは、0.5ms毎に測定した車両の自己加速を補正のために用いることは、有意義である。例えば、1gの制動時、相対速度は、20ms毎に0.72km/h変化するため、250msの間隔を置いてなされるカメラによる測定では、9km/h程も変化していることになる。この変化は、本発明に係る装置では、適切な補正が実施される為、考慮される。よって、本発明に係る装置は、カメラの第一測定から、次のカメラ測定まで、最新の補正された間隔値、及び/或いは、最新の補正された相対速度値を提供することができる。これにより、該装置を備えた車両の使用者の安全を高めることができる。
【0010】
本発明のコンテクストでは、第一、並びに、ここに記されている各々の計算ユニットは、必要な計算オペレーションを実行できる、例えば、マイクロプロセッサー、或いは、マイクロコントローラーとして構成されていることができる。尚、該第一計算ユニットは、車内の様々な場所に設置されていることができる。該第一計算ユニットは、他のオブジェクトに対する車両の間隔値、及び/或いは、他のオブジェクトに対する車両の相対速度値v
1を割り出すのに用いられる画像を作成する車載カメラの一部品であることが特に好ましい。一方、該第一計算ユニットは、カメラの外部において、装置の独立した、ストラクチャーを有するユニットとして配置されていても良い。更に、該第一計算ユニットは、受動的安全システムの一部品であっても良い。また、該第一計算ユニットは、加速センサーの一部品として構成されていても良く、この場合、本発明に係る補正は、加速センサー内で実施される。該加速センサーも更に、該装置の一部であっても良い。これに関する詳細、並びに、更なる実施例は、以下において説明される。
【0011】
カメラの画像データから(補正されていない)間隔と相対速度を割り出すためにも、同様な、計算ユニットが必要である。該計算ユニットは、本発明のコンテクストでは、第二計算ユニットと呼び、以下の実施例において更に説明する。該計算ユニットは、カメラシステム内に配置されることもでき、多様に構成されていることができる。例えば、該計算ユニットは、プログラマブルロジックとして構成することもできる。当業者には既知な一例としては、所謂、特定用途集積回路(application specific integrated circuit, ASIC)、或いは、例えば、ザイリンクスのZynqなどのシステム・オン・ア・チップ(system on a chip)を挙げることができる。他の例としては、XilinxファミリーのSpartan、Artix、Virtex、Kintexを挙げることができる。シグナルプロセッサーの典型的な例としては、アナログ・デバイセズ社のADSP218xとBlackfin BF53x、並びに、テキサスインツルメント社のTMS320VC5xを挙げることができる。また、該計算ユニットは、デジタル・テクニックの集積回路(IC)であり、そのロジック回路をプログラミングできるフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)として構成することもできる。同様に、該計算ユニットは、デジタル・シグナル処理によって、デジタル・シグナルを連続的に処理するためのデジタル・シグナル・プロセッサー(DSP)として構成することも可能である。該計算ユニットは、言うまでもなく、この外、様々に構成されていることができる。
【0012】
ある実施例では、該第一計算ユニットと第二計算ユニットは、同一の計算ユニットであることができ、この一つの計算ユニット内において、元の間隔値、及び/或いは、元の相対速度v
1を割り出し、且つ、この同じ計算ユニット内において、これらの値の補正、乃至、これらのうち一方の値の補正も実施する。
【0013】
本発明に係る装置によれば、カメラベースのセンサーの間隔、及び/或いは、相対速度の精度の改善を、加速を用いることにより達成できる。特に、受動的安全システムにおいてこれを使用することには、大きな利点がある。補正された値、補正された間隔値、及び/或いは、補正された相対速度は、受動的安全システムの一部ではない、車内の他のアプリケーションにも用いることができる。
【0014】
本発明に係る方法では、加速センサー、例えば、車両の自己加速を捕捉する縦方向加速センサーを用いることによって相対速度値の提供の改善が可能であると言う知見を応用している。この捕捉されたデータは、特定の条件下において速度の遅い捕捉システムの値を補正するために用いられる。実施された補正は、望まれる場合、短期的、或いは、特定の条件が満たされた特定のシチュエーションにおいてのみ実施されることができる。即ち、カメラベースのシステムの相対速度を割り出すためには遅すぎる反応が予想される期間において、この補正を実施することが可能である。この期間の長さは、以下、様々な実施例を用いて詳細に示す如く、様々であることができる。本発明に係る装置によれば、少なくとも、
静止した、乃至、加速していないオブジェクトとの事故においては、衝突スピード、並びに、見込まれる衝突タイミングの予測を有意に改善できる。即ち、本発明に係る装置は、ある実施例において、上記のような衝突スピード、並びに、見込まれる衝突タイミングの予測を実施できるように構成されている。
【0015】
ある実施例では、該装置は、車両の最新の測定された加速を用いて推定できる将来的な車両の動きを予見するために、運動方程式を、用いている。
【0016】
比較的正確な加速センサーを用いることで、更なる、カメラベースのシステムの生データの代わりに用いることのできる補正された間隔情報/相対速度情報が生成される。特に、受動的安全システムでは、例えば、事故の程度を予測するために、補正された値を用いることができる。その際、車両の加速センサーによって測定された自己加速値aは、第一計算ユニットに提供される。このようなシグナル伝達のためには、データケーブルが用意されていることもできるが、車内での無線コミュニケーション接続によっても可能である。その際、自己加速値aは、正であることもできるが、他のケースでは、負である場合もあり、その場合は、制動と呼ばれる。
【0017】
要するに、本発明に係る装置は、比較的遅い、反復されるカメラベースのオブジェクトに対する間隔の測定を補正するために、有意により頻繁に走査される内部加速シグナルを用いることができる。
【0018】
本発明のある更なる実施例によれば、第一計算ユニットは、速度値v
2を、測定された自己加速値aのt=0〜t
1間の時間的積分、即ち、式:
【0019】
【数1】
【0020】
によって算出できるように構成されている。
【0021】
言い換えれば、この実施例では、加速を用いて、0〜t
1(t
1は、正の時間)における速度の変化を包含する積分を構成している。この際、時点t
1は、例えば、t
1が、カメラの新たな測定における、新たな間隔値、及び/或いは、相対速度値v
1の遅延時間よりも短く選択されることができる。特に、t
1は、カメラの所謂「寝過ごし時間」よりも短く選択されることが好ましいが、該寝過ごし時間とは、カメラの連続する二枚の画像間の時間のことである。これは、カメラの二回の測定の間の時間に相当し、前の例では、250msと記した。但し、言うまでもなく、他の積分時間も可能である。例えば、積分時間t
1は、カメラによる画像の作成とそれに続く間隔値と相対速度値v
1の割り出しに必要な時間よりも短くなるように選択することも可能である。言い換えれば、時間t
1は、例えば、受動的安全システムに二つ目のアップデートされた相対速度値を提供するために必要な時間よりも短いことができる。カメラベースのシステムの不感時間(デッドタイム)内において、本発明に係る装置は、一回、乃至、複数回、一回目に測定した相対速度値の補正を、自己加速値の最新データに基づいて実施することが可能である。
【0022】
本発明のある更なる実施例によれば、該第一計算ユニットは、補正された間隔値を生成すること、及び/或いは、補正された相対速度値v
3を生成することができるように構成されている。その際、第一計算ユニットによって生成される補正された相対速度値v
3は、測定された自己加速値aが負、即ち、制動である場合は、式:v
3 = v
1 - v
2に基づいて計算される。即ち、測定された自己加速値aが正の場合は、式:v
3 = v
1 + v
2に基づいて計算される。
【0023】
言い換えれば、第一計算ユニットによって車両の加速を基にして計算された速度が、制動中は、引き算され、加速中は、その速度が、加算される。即ち、算出された速度は、補正速度である。
【0024】
本発明のある更なる実施例によれば、時間t
1は、該t
1が、カメラ画像から間隔値、及び/或いは、相対速度値v
1を割り出すのに必要な遅延時間よりも短くなるように選択される。
【0025】
カメラ画像を基に第一相対速度値v
1が割り出された後、カメラ、及び/或いは、それに帰属する計算ユニットは、次の最新の相対速度の値を割り出すのに、時間を必要とする。この不感時間、或いは、寝過ごし時間において、先ほど割り出した相対速度の値は、一回、或いは、複数回、本発明に係る装置の計算ユニットによって補正されることができる。この際、該補正は、加速センサーの最新のデータに基づいていることができる。尚、該加速センサーは、この不感時間中、予め定められたタクトにおいて、車両の最新の自己加速値aを第一計算ユニットに伝達することが特に好ましい。これにより、カメラ画像のみを基にした車両の相対速度の第一割出と第二割出との間の時間も、車両には、補正された相対速度値が提供されることができる。
【0026】
本発明のある更なる実施例によれば、該装置は、カメラと第二計算ユニットを有している。該カメラは、車両の周辺部の画像を作成できるように構成されている。該第二計算ユニットは、オブジェクトに対する車両の間隔値、及び/或いは、オブジェクトに対する車両の相対速度値v
1を、カメラが作成した画像に基づいて割り出すことができるように構成されている。カメラによる画像作成と第二計算ユニットによる間隔値、及び/或いは、相対速度値の割り出しには、時間t
2が必要である。時間t
1は、不等式:t
1 < t
2が成り立つように選択される。
【0027】
その際、第一及び第二計算ユニットは、一つの同一の計算ユニットとして実施されていても良い。この場合は、値の割り出し、並びに、その補正が同一の計算ユニット内において実施されることが特に好ましい。この計算ユニットは、カメラ内、加速センサー内、或いは、カメラ外、加速センサー外に配置されていることができる。例えば、該第二計算ユニットは、受動的安全システムの一部であることもできるが、独立したユニットとして実施されていることも可能である。ここで言う必要とされる時間t
2とは、ある実施例では、第一画像を基にした相対速度の第一割出の開始から、第二画像を基にした第二相対速度の第二割出の完了までの時間のことである。言い換えれば、この実施例では、カメラは、車内の迅速な判断プロセスが必要とするよりも長い時間、間隔および相対速度を計算するのに要している。迅速な判断プロセスの一例としては、受動的搭乗者保護システムを制御する受動的安全システム内の作動判断を挙げることができる。
【0028】
本発明のある更なる実施例によれば、第一計算ユニットは、相対速度値の補正を、カメラの測定遅延t
2が、車両の相対速度の割り出しの際に、保存されている時間閾値t
SWを超える場合にのみ実施するように構成されている。
【0029】
本発明のある更なる実施例によれば、該装置は、車両の自己加速の閾値a
SWが保存されているメモリーユニットを有している。第一計算ユニットは、測定された自己加速値aを、保存されている閾値a
SWと比較し、間隔値、及び/或いは、相対速度値v
1を、測定された自己加速値aの絶対値が、保存されている閾値a
SWの絶対値よりも大きい場合にのみ補正するように構成されている。
【0030】
言い換えれば、この実施例では、補正されていない、カメラベースの相対速度の値が基本的に使用される。そして、車両が、特に急速に加速している、或いは、特に急速に制動していると言った際どい状況においてのみ本発明にかかる補正を第一計算ユニットにおいて実施する。即ち、例えば、加速が、値b1よりも大きい場合、或いは、制動が、値−b1よりも小さい場合に補正を実施することができる。メモリーユニットとしては、例えば、電子的メモリーユニット、メモリーチップ、或いは、ハードディスクなどを挙げることができる。
【0031】
本発明のある更なる実施例によれば、該装置は、縦方向加速センサーとして実施され、車両の縦方向加速値aを測定するように適合されている加速センサーを備えている。言い換えれば、この実施例では、縦方向の測定を行う加速センサーが、採用されている。
【0032】
本発明のある更なる実施例は、先述の、或いは、後述の実施例に係る車両用の間隔値を補正するための、及び/或いは、相対速度を補正するための装置を備えた車両である。該車両は、例えば、カメラ、加速センサー、及び、第一計算ユニットを、更に、いくつかの実施例では、第二計算ユニットも有している。
【0033】
本発明のある更なる実施例によれば、該車両は、受動的安全システムを有している。該受動的安全システムは、シートベルト・テンショナー、エアバック、搭乗者保護システム、受動的搭乗者保護手段、アクティブ・ボンネットからなる群から選択される少なくとも一つのコンポーネントを作動させるためのものである。該受動的安全システムは、第一計算ユニットによって補正された間隔値、及び/或いは、第一計算ユニットによって補正された相対速度値を、該コンポーネントの一つを作動させるために用いる。
【0034】
言い換えれば、本発明に係る有利な装置は、受動的搭乗者保護システムを作動させるために用いられる。その際、補正された間隔値、及び/或いは、補正された相対速度値は、第一計算ユニットから、ワイヤーを介して、或いは、ワイヤレスに、該受動的安全システムに伝達される。実施例の多くにおいて、補正を実施する第一計算ユニットは、受動的安全システムの一部である。そのため、該受動的安全システムは、対応する衝突タイミングに車両のあるオブジェクトとの衝突スピードを計算できるように構成されていることができるが、ここでは、補正された相対速度が、使用される。
【0035】
本発明のある実施例は、車両の間隔値、及び/或いは、相対速度を補正するための方法を開示している。該方法は、カメラ画像をベースに割り出された車両の周辺部にあるオブジェクトに対する車両の間隔値、及び/或いは、カメラ画像をベースに割り出された該オブジェクトに対する車両の相対速度値v
1を提供するステップを包含している。該方法においては、加速センサーによって車両の自己加速値aが測定され、この値aは、加速センサーによって提供される。例えば、該加速センサーの値は、上述の如く、第一計算ユニットに提供されることができる。次のステップにおいては、間隔値の補正、及び/或いは、相対速度値v
1の補正が実施されるが、該間隔値の補正、及び/或いは、該相対速度値v
1の補正は、車両の自己加速値aに依存して実施される。
【0036】
記述されている方法によれば、第一カメラ測定に基づいて割り出された値は、加速センサーの値を、該割り出された値を補正するために用いることによってより正確に示されることができる。これにより、二回のカメラ測定の間で比較的長い休憩が必要とされることから、この時間内において、より正確な間隔値、及び/或いは、より正確な車両の相対速度値を提供することが可能になる。例えば、車載カメラによる二回の測定間の時間は、250msであると仮定することはできるが、現実においては、このようなシステムのこれとは異なる最短デッドタイムもあり得る。
【0037】
言い換えれば、これにより、ゆっくりと反復されるカメラベースのあるオブジェクトに対する間隔測定/相対速度測定の補正が、有意により頻繁に走査される内部加速シグナルの助けを借りて提供される。尚、該加速シグナルは、車両の縦方向加速シグナルであることが特に好ましい。
【0038】
本発明のある更なる実施例によれば、車両のカメラによる車両周辺部の画像の作成が、開示される。該方法の次のステップは、車両のカメラによって作成された画像をベースとした間隔値、及び/或いは、相対速度値v
1の割り出しである。また、車両の加速センサーによる車両の自己加速値aの測定も該方法の一部である。
【0039】
本発明のある更なる実施例によれば、あるオブジェクトに対する車両の間隔は、カメラの少なくとも二枚の画像をベースに推定される。次のステップは、推定された間隔をカメラの該画像間の時間で割ることによる該オブジェクトに対する車両の相対速度の算出である。
【0040】
本発明のある更なる実施例には、車両の測定された自己加速の値によって補正されたカメラベースの間隔値/相対速度値の車内における使用が開示されている。
【0041】
本発明のある更なる実施例には、プロセッサーにおいて実行されると、本発明のコンテクストに記述されている方法が実施されるプログラム・エレメントが開示されている。該プログラム・エレメントは、一つのコンピューター・プログラムの一部であることができる。更には、該プログラム・エレメントは、それ自身が、自立したコンピューター・プログラムであることもできる。例えば、該プログラム・エレメントは、既にあるコンピューター・プログラムに、アップデートとして、本発明に係る方法を実施させることができるようにするのであってもよい。
【0042】
本発明のある更なる実施例には、プロセッサーにおいて実行されると、本発明のコンテクストに記述されている方法が実施されるプログラム・エレメントが、それに保存されているコンピューターによって読み取ることが可能なメディアが開示されている。該コンピューターによって読み取ることが可能なメディアとは、例えば、USBステック、CD、DVD、ハードディスクなどのメモリー・メディア、或いは、その他の保存用媒体のことである。また、該コンピューターによって読み取ることが可能なメディアは、受動的安全システムに本発明に係る方法を実施させることができるようにするマイクロチップとして実施されていてもよい。
【0043】
本発明の更なる長所、特徴、及び、用途は、実施例と図面の以下の説明によって示される。その際、全ての記述されている、及び/或いは、図示されている特徴は、それぞれ、並びに、任意な組み合わせにおいて、各請求項、或いは、その参照元との組み合わせからは独立して、本発明の対象である。