特許第6204527号(P6204527)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6204527
(24)【登録日】2017年9月8日
(45)【発行日】2017年9月27日
(54)【発明の名称】ボールマーカー
(51)【国際特許分類】
   A63D 15/06 20060101AFI20170914BHJP
【FI】
   A63D15/06
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-77872(P2016-77872)
(22)【出願日】2016年4月8日
【審査請求日】2016年4月8日
(73)【特許権者】
【識別番号】516105969
【氏名又は名称】齋藤 肇
(74)【代理人】
【識別番号】100121706
【弁理士】
【氏名又は名称】中尾 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100128705
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 幸雄
(74)【代理人】
【識別番号】100147773
【弁理士】
【氏名又は名称】義村 宗洋
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 肇
【審査官】 安藤 達哉
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第04337943(US,A)
【文献】 米国特許出願公開第2016/0101345(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63D 15/00−15/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビリヤードのボールをマーキングするためのボールマーカーであって、
テーブルベッドに接触させる底部と、
前記底部に固定され、前記ボールに上側を接触させる傾斜部
を有し、
前記傾斜部の前記ボールが接触する範囲は線状であり、
前記傾斜部は前記ボールと2か所で接触し、
前記傾斜部は、当該ボールマーカーをテーブルベッドに置いたときに、前記テーブルベッドに垂直な方向よりも、所定の角度の範囲で前記底部側に傾斜している
ことを特徴とするボールマーカー。
【請求項2】
請求項1記載のボールマーカーであって、
前記傾斜部は、一端が前記底部に固定された同一平面上の2本の棒で構成されている
ことを特徴とするボールマーカー。
【請求項3】
請求項2記載のボールマーカーであって、
前記2本の棒は、前記底部と反対側の端で繋がっている
ことを特徴とするボールマーカー。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載のボールマーカーであって、
前記傾斜部は、前記テーブルベッドに垂直な方向よりも前記傾斜部側に30度以上傾いた方向に前記ボールを取出すことができるように傾斜している
ことを特徴とするボールマーカー。
【請求項5】
ビリヤードのボールをマーキングするためのボールマーカーであって、
テーブルベッドに接触させる底部と、
一端が前記底部に固定された平行な2本の棒で構成された傾斜部
を有し、
当該ボールマーカーをテーブルベッドに置いたときに、前記2本の棒は、前記テーブルベッドに垂直な方向よりも30度以上前記底部側に傾斜している
ことを特徴とするボールマーカー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビリヤード競技中にボールの位置をマーキングしてボールを取出し、マーキングした位置にボールを戻す際に使用するビリヤード用のボールマーカーに関する。
【背景技術】
【0002】
ビリヤード用のボールマーカーとしては、非特許文献1,2に示された物などが知られている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】On cue, Professional Pool and Snooker Suppliers, “Ball Position Marker” [平成28年3月30日検索]、インターネット<http://snookershop.co.nz/on-cue-shop/ball-position-marker/>.
【非特許文献2】On the hill, “NEWART:ボールマーカーの決定版! Ultimate ball Marker” [平成28年3月30日検索]、インターネット<http://www.onthehill.jp/archives/4307>.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、非特許文献1のボールマーカーは、ボールの球面に沿う形状の凹部を有しているため、球面の曲率が凹部の曲率と一致しないときには、うまくマーキングできない。また、非特許文献1,2のボールマーカーを使う場合は、ボールをボールマーカーの反対側もしくは真上に移動させることで取出し、反対側もしくは真上からボールを戻す。
【0005】
図12は、従来のボールマーカーの課題を説明するための図である。図12では、ボール800がクッションゴム920の下に潜り込んでいる。また、クッションゴム920がテーブルベッド910に垂直な方向から30度傾いている例を示している。図12(A)はボールマーカー900に高さがボール800の半径以上の場合である。この場合は、ボール800は真上の方向からボール800を取出さなければならないが、クッションゴム920があるので真上に取り出すことも、真上から戻すことも難しい。図12(B)はボールマーカー900の高さがボール800の半径未満の場合である。この場合は、ボール800は、ボールマーカー900との接点における接平面Θとクッションゴム920との接点における接平面Κで考える必要がある。接平面Θが角度θだけ傾き、接平面Κは角度κだけ傾いているとすると、θ<κの場合には図12(A)と同様にボール800を取出すこと、戻すことが難しい。なお、ビリヤード用のボールの規格の範囲内ではあるが、ボール800の半径が小さくなると、θは小さくなり、κは大きくなる。
【0006】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ボールを容易に取り出し、戻すことのできるビリヤード用のボールマーカーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のボールマーカーは、ビリヤードのボールをマーキングするためのボールマーカーである。本発明のボールマーカーは、底部と傾斜部を有する。底部は、テーブルベッドに接触させる。傾斜部は、底部に固定され、ボールに接触させる。傾斜部のボールが接触する範囲は線状であり、ボールと2か所で接触する。傾斜部は、ボールマーカーをテーブルベッドに置いたときに、テーブルベッドに垂直な方向よりも、所定の角度の範囲で底部側に傾斜している。
【発明の効果】
【0008】
本発明のビリヤード用のボールマーカーによれば、ボールと接触する傾斜部が所定の角度の範囲で底部側に傾斜しているので、垂直な方向よりも傾斜部方向に傾いた方向にボールを取出すことができる。また、垂直な方向よりも傾斜部方向に傾いた方向からボールを戻すこともできる。したがって、ボールがクッションゴムの下に潜り込んでいる場合でも、ボールを取出し、戻すことが容易である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】実施例1のボールマーカーの形状を示す図。
図2】実施例1のボールマーカーを使っている様子を示す図。
図3】実施例1のボールマーカーを使って、クッションゴムの下に潜り込んだボールを取り出す様子を示す図。
図4】実施例2のボールマーカーの形状を示す図。
図5】実施例2のボールマーカーを使っている様子を示す図。
図6】実施例3のボールマーカーの形状を示す図。
図7】実施例3のボールマーカーを使っている様子を示す図。
図8】実施例4のボールマーカーの形状を示す図。
図9】実施例4のボールマーカーを使っている様子を示す図。
図10】実施例5のボールマーカーの形状を示す図。
図11】実施例5のボールマーカーを使っている様子を示す図。
図12】従来のボールマーカーの課題を説明するための図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
【実施例1】
【0011】
図1に実施例1のボールマーカーの形状を、図2に実施例1のボールマーカーを使っている様子を示す。図1(A),図2(A)は平面図、図1(B),図2(B)は左側面図、図1(C),図2(C)は正面図である。図2ではボールは点線で示している。
【0012】
ボールマーカー100は、ビリヤードのボール800をマーキングするための道具である。ボールマーカー100は、底部110と傾斜部120を備える。底部110は、テーブルベッド910に接触させる構成部である。傾斜部120は、底部110に固定され、ボール800に接触させる構成部である。傾斜部120のボール800が接触する範囲は線状であり、ボール800と2か所で接触する。傾斜部120は、ボールマーカー100をテーブルベッド910に置いたときに、テーブルベッド910に垂直な方向よりも、所定の角度の範囲で底部110側に傾斜している。
【0013】
図1,2に示したボールマーカー100の場合は、より具体的には、傾斜部120は、一端が底部110に固定された平行な2本の棒125−1,125−2で構成されている。ボールマーカー100をテーブルベッド910に置いたときに、2本の棒125−1,125−2は、テーブルベッド910に垂直な方向(テーブルベッド910の面の法線方向)よりも所定の角度の範囲で傾斜している。
【0014】
ボールマーカー100は1本の棒の3か所を曲げた形状であり、底部110はV字である。材質は金属でもプラスチックでも構わないが、重すぎるとボール800に接触させるときにボール800が動きやすくなり、軽すぎるとマーキング後にボールマーカー100が動きやすくなるので、適宜扱いやすい重さにすることが望ましい。金属製にするのであれば、1本の棒を曲げて形成してもよいし、4本の棒を溶接することで形成してもよい。また、プラスチック製にするのであれば、金型を用いて成型すればよい。
【0015】
傾斜部120とボール800とは、接触点121−1,121−2の2か所で接触する。ボール800の位置は、2つの接触点121−1,121−2とテーブルベッドとの接触点の3点で決まる。ビリヤード用のボールの規格の範囲内ではあるが、ボール800の大きさによって接触点121−1、121−2の位置はある程度変化する。図1のTで示した範囲は、接触点となり得る範囲(ボール800が接触する範囲)を含んだ範囲である。なお、ボール800が接触する範囲を線状にしておけば、ボール800の接触点における接平面の傾きは、ボール800の大きさによらず同じである。
【0016】
図3に実施例1のボールマーカーを使って、クッションゴムの下に潜り込んだボールを取り出す様子を示す。図3の例ではクッションゴム920がテーブルベッド910に垂直な方向よりも30度傾いている例を示している。このようなクッションゴム920が一般的であるが、図3の形状に限定する必要はない。ボールマーカー100の場合は、2本の棒125−1,125−2が平行なので、図1のθは、2本の棒125−1,125−2(傾斜部120)の傾きを示すと共に、ボール800を取出し、戻すことのできる方向の傾きを示している。
【0017】
図3(A)はボールマーカーでマーキングした様子を示している。図3(B)はボールを取出す様子を示している。ボール800のクッションゴム920との接点における接平面の傾きをκとすると、θ>κであればボール800を容易に取出すこと、戻すことができる。上述の「所定の角度の範囲」は、ボールの規格、クッションゴムの種類を考慮して定めればよい。そして、θをクッションゴム920の傾きよりも大きくすれば、ボール800の大きさによらず、必ず容易に取り出すこと、戻すことができる。例えば、図3のようにクッションゴム920の傾きが30度であれば、2本の棒125−1,125−2は、テーブルベッド910に垂直な方向よりも30度以上底部110側に傾斜させればよい。このようにすれば、ボール800を、テーブルベッド910に垂直な方向よりも傾斜部120側に30度以上傾いた方向に取出すことができる。
【実施例2】
【0018】
図4に実施例2のボールマーカーの形状を、図5に実施例2のボールマーカーを使っている様子を示す。図4(A),図5(A)は平面図、図4(B),図5(B)は左側面図、図4(C),図5(C)は正面図である。図5ではボールは点線で示している。
【0019】
ボールマーカー200は、底部210と傾斜部220を備える。底部210は、テーブルベッド910に接触させる構成部である。傾斜部220は、底部210に固定され、ボール800に接触させる構成部である。傾斜部220のボール800が接触する範囲は線状であり、ボール800と2か所(接触点221−1,221−2)で接触する。傾斜部220は、ボールマーカー200をテーブルベッド910に置いたときに、テーブルベッド910に垂直な方向よりも、所定の角度の範囲で底部210側に傾斜している。
【0020】
より具体的には、傾斜部220は、一端が底部210に固定された平行な2本の棒225−1,225−2で構成されている。ボールマーカー200をテーブルベッド910に置いたときに、2本の棒225−1,225−2は、テーブルベッド910に垂直な方向(テーブルベッド910の面の法線方向)よりも所定の角度の範囲で傾斜している。これらの点は、ボールマーカー100と共通する点である。傾きθについても実施例1と同じなので説明は省略する。
【0021】
異なる点は、ボールマーカー200の底部210は、板状であり、V字の切欠き211を有している点である。切欠き211があるので、傾斜部220がボール800に接触する位置にボールマーカー200を配置できる。したがって、ボールマーカー200もボールマーカー100と同様の効果が得られる。
【実施例3】
【0022】
図6に実施例3のボールマーカーの形状を、図7に実施例3のボールマーカーを使っている様子を示す。図6(A),図7(A)は平面図、図6(B),図7(B)は左側面図、図6(C),図7(C)は正面図である。図7ではボールは点線で示している。
【0023】
ボールマーカー300も、底部310と傾斜部320を備える。底部310は、テーブルベッド910に接触させる構成部である。傾斜部320は、底部310に固定され、ボール800に接触させる構成部である。傾斜部320のボール800が接触する範囲は線状であり、ボール800と2か所(接触点321−1,321−2)で接触する。傾斜部320は、ボールマーカー300をテーブルベッド910に置いたときに、テーブルベッド910に垂直な方向よりも、所定の角度の範囲で底部310側に傾斜している。
【0024】
より具体的には、傾斜部320は、一端が底部310に固定された同一平面上の2本の棒325−1,325−2で構成されている。そして、ボールマーカー300では、2本の棒325−1,325−2は、底部310と反対側の端で繋がっている。図6(B)に示す角度φは、傾斜部320(棒325−1,325−2)が底部310側に傾いている角度を示している。ボールマーカー300の場合は、2本の棒325−1,325−2は底部310から離れるにしたがって、その間隔が狭くなっている。よって、ボールマーカー300の場合、ボール800を取出す方向の傾きθは、角度φよりも小さくなる。
【0025】
例えばθを30度にするためには、角度φはこの点を考慮して決める必要がある(角度φは、30度よりも大きくなる。)。このように、傾斜部310は、テーブルベッド910に垂直な方向よりも傾斜部320側に30度以上傾いた方向にボール800を取出すことができるように傾斜させればよい。
【0026】
図6,7に示したボールマーカー300では、2本の棒325−1,325−2は、底部310と反対側の端で繋がっている。しかし、ボールマーカー100,200のように繋がなくてもよい。繋いだ場合には、強度が向上する効果が期待できる。
【0027】
ボールマーカー300は上述のような構成なので、ボールマーカー100と同様の効果が得られる。なお、ボールマーカー300を正四面体状にした場合、どの辺も底部にもなり得るし、傾斜部にもなり得る。
【実施例4】
【0028】
図8に実施例4のボールマーカーの形状を、図9に実施例4のボールマーカーを使っている様子を示す。図8(A),図9(A)は平面図、図8(B),図9(B)は左側面図、図8(C),図9(C)は正面図である。図9ではボールは点線で示している。
【0029】
ボールマーカー400も、底部410と傾斜部420を備える。底部410は、テーブルベッド910に接触させる構成部である。実施例2と同じように、V字の切欠き411が形成されている。傾斜部420は、底部410に固定され、ボール800に接触させる構成部である。傾斜部420のボール800が接触する範囲は線状であり、ボール800と2か所(接触点421−1,421−2)で接触する。傾斜部420は、ボールマーカー400をテーブルベッド910に置いたときに、テーブルベッド910に垂直な方向よりも、所定の角度の範囲で底部410側に傾斜している。
【0030】
より具体的には、傾斜部420は、2枚の板425−1,425−2で構成されている。ボールマーカー400をテーブルベッド910に置いたときに、2本の板425−1,425−2の一辺が平行であり、テーブルベッド910に垂直な方向(テーブルベッド910の面の法線方向)よりも所定の角度の範囲で傾斜している。そして、ボールと接触する接触点421-1,421-2はこの一辺上に存在する。つまり、2本の板425−1,425−2の互いに平行な一辺が、ボールマーカー100,200の2本の棒125−1,125−2,225−1,225−2に相当する。傾きθについては実施例1と同じなので説明は省略する。
【0031】
ボールマーカー400はこのような構成なので、ボールマーカー100と同様の効果が得られる。
【実施例5】
【0032】
図10に実施例5のボールマーカーの形状を、図11に実施例5のボールマーカーを使っている様子を示す。図10(A),図11(A)は平面図、図10(B),図11(B)は左側面図、図10(C),図11(C)は正面図である。図11ではボールは点線で示している。
【0033】
ボールマーカー500も、底部510と傾斜部520を備える。底部510は、テーブルベッド910に接触させる構成部である。傾斜部520は、底部510に固定され、ボール800に接触させる構成部である。傾斜部520のボール800が接触する範囲は線状であり、ボール800と2か所(接触点521−1,521−2)で接触する。傾斜部520は、ボールマーカー500をテーブルベッド910に置いたときに、テーブルベッド910に垂直な方向よりも、所定の角度の範囲で底部510側に傾斜している。
【0034】
より具体的には、ボールマーカー500は側面図において六角形であり、平面図と正面図においては中心部分の方が細くなっている。六角形の一辺が底部510であり、一辺が傾斜部520である。正六角形の場合、どの辺も底部にも傾斜部にもなり得る。そして、傾斜部520になった場合、平面図と正面図においては中心部分の方が細くなっているので、外側のいずれかの位置が接触点521−1,521−2となる。また、接触点521−1,521−2となり得る辺同士は平行である。つまり、互いに平行な一辺が、ボールマーカー100,200の2本の棒125−1,125−2,225−1,225−2に相当する。傾きθについては実施例1と同じなので説明は省略するが、正六角形の場合に図10のθは30度である。
【0035】
ボールマーカー500はこのような構成なので、ボールマーカー100と同様の効果が得られる。
【符号の説明】
【0036】
100,200,300,400,500,900 ボールマーカー
110,210,310,410,510 底部
120,220,320,420,520 傾斜部
121,221,321,421,521 接触点
125,225,325 棒
211,411 切欠き
425 板
800 ボール
910 テーブルベッド
920 クッションゴム
【要約】
【課題】ボールを容易に取り出し、戻すことのできるビリヤード用のボールマーカーを提供する。
【解決手段】本発明のボールマーカーは、ビリヤードのボールをマーキングするためのボールマーカーである。本発明のボールマーカーは、底部と傾斜部を有する。底部は、テーブルベッドに接触させる。傾斜部は、底部に固定され、ボールに接触させる。傾斜部のボールが接触する範囲は線状であり、ボールと2か所で接触する。傾斜部は、ボールマーカーをテーブルベッドに置いたときに、テーブルベッドに垂直な方向よりも、所定の角度の範囲で底部側に傾斜している。本発明のビリヤード用のボールマーカーによれば、ボールと接触する傾斜部が所定の角度の範囲で底部側に傾斜しているので、垂直な方向よりも傾斜部方向に傾いた方向にボールを取出すことができる。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12