(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の技術では、携帯端末装置からサーバに送信するデータの通信量を低減することはできるが、ウェアラブルデバイスから携帯端末装置にデータを送信するデータ通信量を適切に制御することはできないという課題がある。また、従来の技術では、状況に応じてウェアラブルデバイスから送信するデータの取得間隔を変更する処理は含まれておらず、データの送信および分析処理に時間がかかるという課題がある。
【0006】
本発明は、ウェアラブルデバイスから携帯端末装置へのデータ送信を細かく制御することで、データ通信量を抑えるとともに、最短時間でのデータ分析を可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る情報収集システムは、人に装着されるウェアラブルデバイスと、前記人に携帯される携帯端末装置とを有する情報収集システムにおいて、
前記ウェアラブルデバイスは、
前記人の身体に関する身体情報を定期的に収集する収集部と、
前記身体情報が異常か否かを判定し、前記身体情報が異常である場合、前記携帯端末装置に身体警報を送信する判定部と
を備え、
前記携帯端末装置は、
前記判定部から送信された前記身体警報に基づいて、前記身体情報を収集する間隔を変更する間隔変更指示を前記ウェアラブルデバイスに送信する間隔変更指示部を備え、
前記収集部は、
前記間隔変更指示部から送信された前記間隔変更指示に基づいて、前記身体情報を収集する間隔を変更する。
【0008】
前記収集部は、
前記身体情報を第1間隔で定期的に収集し、
前記間隔変更指示部は、
前記身体情報を収集する間隔を前記第1間隔よりも短い第2間隔に変更する前記間隔変更指示を送信し、
前記収集部は、
前記間隔変更指示に基づいて、前記身体情報を前記第2間隔で定期的に収集し、前記第2間隔で収集した前記身体情報を異常時情報として前記携帯端末装置に送信する。
【0009】
前記情報収集システムは、
前記携帯端末装置から前記身体情報を受信するサーバ装置を有し、
前記携帯端末装置は、
前記収集部から送信された前記異常時情報に基づいて、前記異常時情報の受信を前記サーバ装置に通知するか否かを判定し、前記異常時情報の受信を前記サーバ装置に通知すると判定すると、前記異常時情報の内容を含む異常通知を前記サーバ装置に送信する異常処理部を備えた。
【0010】
前記判定部は、
前記身体情報が異常でない場合、前記身体情報を前記携帯端末装置に送信し、
前記携帯端末装置は、
前記判定部から送信された前記身体情報を受信し、前記身体情報がバイタルデータである場合に、前記身体情報を前記サーバ装置に送信するデータ通信部を備え、
前記データ通信部は、
前記身体情報が加速度データである場合に、加速度データの取得間隔と、前記取得間隔の閾値である間隔閾値とを比較し、前記取得間隔が前記間隔閾値以上の場合に、前記加速度データを前記サーバ装置に送信する。
【0011】
前記データ通信部は、
前記取得間隔が前記間隔閾値より短い場合に、前記携帯端末装置の負荷と、前記負荷の閾値である負荷閾値とを比較し、前記負荷が前記負荷閾値以下の場合に、前記加速度データを前記サーバ装置に送信する。
【0012】
前記データ通信部は、
前記負荷が前記負荷閾値より大きい場合に、身体情報記憶部に一定時間以上、加速度データが蓄積されているか否かを判定し、前記身体情報記憶部に前記一定時間以上蓄積されていると判定した場合に、前記身体情報記憶部に蓄積されている加速度データを前記サーバ装置に送信する。
【0013】
前記データ通信部は、
前記身体情報記憶部に加速度データを蓄積し始めてから前記一定時間以上経過していないと判定した場合に、前記判定部から送信された前記身体情報である加速度データを前記身体情報記憶部に蓄積する。
【0014】
前記異常処理部は、
前記収集部から受信した前記異常時情報が脈あるいは体温に関する異常を示している場合に、前記異常時情報の受信を前記サーバ装置に通知すると判定する。
【0015】
前記異常処理部は、
前記収集部から受信した前記異常時情報が加速度データに関する異常を示している場合に、前記異常時情報の受信を前記サーバ装置に通知すると判定する。
【0016】
前記サーバ装置は、
前記異常処理部から前記異常通知を受信すると、前記異常通知に基づいて、異常があると判定された前記身体情報を表示するとともに管理者に安全確認を促す画面を表示するアラート表示部と、
前記管理者からの安全確認を受け付ける安全確認受付部と、
前記安全確認受付部が前記安全確認を受け付けると、前記身体情報を収集する間隔を前記第2間隔から前記第1間隔に戻す間隔戻し指示を前記携帯端末装置に送信する間隔戻し指示部とを備えた。
【0017】
前記アラート表示部は、
前記異常通知に基づいて、前記ウェアラブルデバイスを装着した人のスケジュール画面に、異常を検知した時間および場所を特定するマークを表示し、前記マークが表示されたスケジュール画面を、前記安全確認を促す画面として表示する。
【0018】
前記異常処理部は、
前記サーバ装置から前記間隔戻し指示を受信すると、前記間隔戻し指示を前記ウェアラブルデバイスに送信し、
前記収集部は、
前記携帯端末装置から送信された前記間隔戻し指示に従って、前記身体情報を収集する間隔を前記第2間隔から前記第1間隔に戻す。
【0019】
前記判定部は、
前記収集部により収集された前記身体情報を基準値と比較することにより前記身体情報が異常か否かを判定する。
【0020】
本発明に係るウェアラブルデバイスは、人に装着されるウェアラブルデバイスであって、前記人に携帯される携帯端末装置と通信するウェアラブルデバイスにおいて、
前記人の身体に関する身体情報を定期的に収集する収集部と、
前記身体情報が異常か否かを判定し、前記身体情報が異常である場合、前記携帯端末装置に身体警報を送信する判定部と
を備え、
前記収集部は、
前記身体情報を収集する間隔を変更する間隔変更指示を前記携帯端末装置から受信し、受信した前記間隔変更指示に基づいて、前記身体情報を収集する間隔を変更する。
【0021】
本発明に係る携帯端末装置は、人に装着されるウェアラブルデバイスと通信する携帯端末装置であって、前記人に携帯される携帯端末装置において、
前記人の身体に関する身体情報を定期的に収集し、前記身体情報が異常か否かを判定し、前記身体情報が異常である場合、前記携帯端末装置に身体警報を送信するウェアラブルデバイスから前記身体警報を受信すると、前記身体情報を収集する間隔を変更する間隔変更指示を前記ウェアラブルデバイスに送信する間隔変更指示部を備えた。
【0022】
本発明に係る情報収集方法は、人に装着されるウェアラブルデバイスと、前記人に携帯される携帯端末装置とを有する情報収集システムの情報収集方法において、
前記ウェアラブルデバイスが、前記人の身体に関する身体情報を定期的に収集し、
前記ウェアラブルデバイスが、前記身体情報が異常か否かを判定し、前記身体情報が異常である場合、前記携帯端末装置に身体警報を送信し、
前記携帯端末装置が、前記ウェアラブルデバイスから前記身体警報を受信すると、前記身体情報を収集する間隔を変更する間隔変更指示を前記ウェアラブルデバイスに送信し、
前記ウェアラブルデバイスが、前記携帯端末装置から送信された前記間隔変更指示に基づいて、前記身体情報を収集する間隔を変更する。
【0023】
本発明に係るウェアラブルデバイスプログラムは、人に装着されるウェアラブルデバイスであって、前記人に携帯される携帯端末装置と通信するウェアラブルデバイスのウェアラブルデバイスプログラムにおいて、
前記人の身体に関する身体情報を定期的に収集する収集処理と、
前記身体情報が異常か否かを判定し、前記身体情報が異常である場合、前記携帯端末装置に身体警報を送信する判定処理と、
前記身体情報を収集する間隔を変更する間隔変更指示を前記携帯端末装置から受信し、受信した前記間隔変更指示に基づいて、前記身体情報を収集する間隔を変更する間隔変更処理とをコンピュータである前記ウェアラブルデバイスに実行させる。
【0024】
本発明に係る携帯端末プログラムは、人に装着されるウェアラブルデバイスと通信する携帯端末装置であって、前記人に携帯される携帯端末装置の携帯端末プログラムにおいて、
前記人の身体に関する身体情報を定期的に収集し、前記身体情報が異常か否かを判定し、前記身体情報が異常である場合、前記携帯端末装置に身体警報を送信するウェアラブルデバイスから前記身体警報を受信すると、前記身体情報を収集する間隔を変更する間隔変更指示を前記ウェアラブルデバイスに送信する間隔変更指示処理をコンピュータである前記携帯端末装置に実行させる。
【発明の効果】
【0025】
本発明に係る情報収集システムでは、ウェアラブルデバイスにおいて、収集部が人の身体に関する身体情報を定期的に収集し、判定部が身体情報における異常の存否を判定し、身体情報が異常である場合、携帯端末装置に身体警報を送信する。また、携帯端末装置の間隔変更指示部が、判定部から身体警報を受信すると、身体情報を収集する間隔を変更する間隔変更指示をウェアラブルデバイスに送信する。そして、ウェアラブルデバイスの収集部が、間隔変更指示部から送信された間隔変更指示に基づいて、身体情報を収集する間隔を変更する。よって、本発明に係る情報収集システムによれば、ウェアラブルデバイスから携帯端末装置へのデータ送信を適切に制御することができ、データ通信量を抑えることができる。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。
【0028】
実施の形態1.
***構成の説明***
図1を用いて、本実施の形態に係る情報収集システム500の構成について説明する。
情報収集システム500は、ウェアラブルデバイス100と、携帯端末装置200と、サーバ装置300とを有する。
ウェアラブルデバイス100は、人に装着されるコンピュータである。
図1では、ウェアラブルデバイス100は腕時計型であるが、人が身体に取り付けて持ち歩くことができればよく、眼鏡型、指輪型、靴型、懐中型、あるいはペンダント型でもよい。ウェアラブルデバイス100は、人に装着され、人の身体に関する身体情報を収集する。具体的には、ウェアラブルデバイス100は、人の脈拍および体温といったバイタルデータを身体情報として収集する。また、ウェアラブルデバイス100は、人の加速度データといった人の状態情報を身体情報として収集する。また、ウェアラブルデバイス100は、携帯端末装置200からの指示により、収集するデータの種類の変更、あるいは、データの取得間隔の変更を実施する。
具体例として、ウェアラブルデバイス100がエレベータ保守作業をする作業者に装着された場合、ウェアラブルデバイス100は加速度データにおけるかご乗車のパターンから作業開始を検知する。その後、ウェアラブルデバイス100は、定期的に、作業開始以降の加速度変化を作業負荷として収集するとともに、バイタルデータを収集する。
【0029】
携帯端末装置200は、ウェアラブルデバイス100を装着した人に携帯されるコンピュータである。携帯端末装置200は、具体的には、スマートフォンあるいはタブレット端末といった端末である。携帯端末装置200は、GPS(Global Positioning System)といった位置情報、あるいは加速度データから、携帯端末装置を保持している人の位置を特定する。また、携帯端末装置200は、ウェアラブルデバイス100で収集された身体情報を、サーバ装置300に送信する。また、携帯端末装置200は、特定した位置情報に基づくウェアラブルデバイス100への指示、あるいはサーバ装置300への通知を実施する。
具体的には、携帯端末装置200は、位置センサが計測した位置情報から作業現場への到着あるいは作業現場からの出発を認識し、詳細データの取得の開始および終了をウェアラブルデバイス100に指示する。これにより、ウェアラブルデバイス100から送信するデータ量を必要最小限に抑えつつ、必要なデータを確実に送信、蓄積、および分析することを可能にする。
また、携帯端末装置200は、ウェアラブルデバイス100から取得したデータを蓄積しておき、ウェアラブルデバイス100からのデータ取得量が少ないときにサーバにまとめて送信する。これにより、携帯端末装置200の電池消費が抑えられる。
【0030】
サーバ装置300は、蓄積サーバ381と分析サーバ382とを有する。蓄積サーバ381は、携帯端末装置200から送信された身体情報を蓄積する。分析サーバ382は、蓄積サーバ381に蓄積されたデータを分析する。分析サーバ382は、分析結果に応じて、管理者に対するアラートの発行、あるいは携帯端末装置200を経由してウェアラブルデバイス100への指示を発行する。
なお、蓄積サーバ381と分析サーバ382とは同一の装置であってもよい。本実施の形態では、蓄積サーバ381と分析サーバ382とは同一の装置として説明する、すなわち蓄積サーバ381と分析サーバ382との機能をサーバ装置300として説明する。
【0031】
図2は、本実施の形態に係るウェアラブルデバイス100の構成を示す図である。
図2に示すように、ウェアラブルデバイス100は、コンピュータである。ウェアラブルデバイス100は、プロセッサ191、記憶装置192、入力インタフェース193、出力インタフェース194、通信装置195、およびセンサ196といったハードウェアを備える。記憶装置192は、メモリ911と補助記憶装置912とを有する。プロセッサ191は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
【0032】
ウェアラブルデバイス100は、構成要素として、収集部110と、判定部120と、記憶部130とを備える。記憶部130には、第1間隔T1と基準値131とが記憶される。
収集部110と判定部120との機能は、ソフトウェアで実現される。記憶部130は、メモリ911により実現される。なお、記憶部130は、メモリ911および補助記憶装置912により実現されていてもよい。あるいは、記憶部130は、補助記憶装置912のみで実現されてもよい。
【0033】
補助記憶装置912には、収集部110と判定部120との機能を実現するウェアラブルデバイスプログラム511が記憶されている。このプログラムは、プロセッサ191によりメモリ911に読み込まれ、プロセッサ191によって実行される。これにより、収集部110と判定部120との機能が実現される。
【0034】
図3は、本実施の形態に係る携帯端末装置200の構成を示す図である。
図3に示すように、携帯端末装置200は、コンピュータである。携帯端末装置200は、プロセッサ291、記憶装置292、入力インタフェース293、出力インタフェース294、通信装置295、および計時装置296といったハードウェアを備える。記憶装置292は、メモリ921と補助記憶装置922とを有する。プロセッサ291は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
【0035】
携帯端末装置200は、構成要素として、データ通信部210と、間隔変更指示部220と、異常処理部230と、記憶部240とを備える。記憶部240は、身体情報記憶部241を有するとともに、第2間隔T2と間隔閾値242と負荷閾値244と一定時間245とが記憶される。
データ通信部210と、間隔変更指示部220と、異常処理部230との機能は、ソフトウェアで実現される。記憶部240は、メモリ921により実現される。なお、記憶部240は、メモリ921および補助記憶装置922により実現されていてもよい。あるいは、記憶部240は、補助記憶装置922のみで実現されてもよい。
【0036】
補助記憶装置922には、データ通信部210と、間隔変更指示部220と、異常処理部230との機能を実現する携帯端末プログラム521が記憶されている。このプログラムは、プロセッサ291によりメモリ921に読み込まれ、プロセッサ291によって実行される。これにより、データ通信部210と、間隔変更指示部220と、異常処理部230との機能が実現される。
【0037】
図4は、本実施の形態に係るサーバ装置300の構成を示す図である。
図4に示すように、サーバ装置300は、コンピュータである。サーバ装置300は、プロセッサ391、記憶装置392、入力インタフェース393、出力インタフェース394、および通信装置395といったハードウェアを備える。記憶装置392は、メモリ931と補助記憶装置932とを有する。プロセッサ391は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
【0038】
サーバ装置300は、構成要素として、データ蓄積部310と、アラート表示部320と、安全確認受付部330と、間隔戻し指示部340と、記憶部350とを備える。
データ蓄積部310と、アラート表示部320と、安全確認受付部330と、間隔戻し指示部340との機能は、ソフトウェアで実現される。記憶部350は、補助記憶装置932により実現される。なお、記憶部350は、メモリ931および補助記憶装置932により実現されていてもよい。あるいは、記憶部350は、メモリ931のみで実現されてもよい。
【0039】
補助記憶装置932には、データ蓄積部310と、アラート表示部320と、安全確認受付部330と、間隔戻し指示部340との機能を実現するサーバ装置プログラム531が記憶されている。このプログラムは、プロセッサ391によりメモリ931に読み込まれ、プロセッサ391によって実行される。これにより、データ蓄積部310と、アラート表示部320と、安全確認受付部330と、間隔戻し指示部340との機能が実現される。
【0040】
プロセッサ191,291,391は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ191,291,391は、具体例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、あるいはGPU(Graphics Processing Unit)である。
【0041】
メモリ911,921,931は、データを一時的に記憶する記憶機器である。メモリ911,921,931は、具体例としては、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
【0042】
補助記憶装置912,922,932は、データを保管する記憶機器である。補助記憶装置912,922,932は、具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)である。また、補助記憶装置912,922,932は、SD(登録商標)(Secure Digital)メモリカード、CF(CompactFlash)、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)といった可搬記憶媒体であってもよい。
【0043】
入力インタフェース193,293は、タッチパネルおよびボタンといった入力装置のインタフェースである。また、入力インタフェース393は、マウス、キーボード、タッチパネルといった入力装置のインタフェースである。
出力インタフェース194,294,394は、ディスプレイといった表示機器のインタフェースである。
通信装置195,295,395は、外部の装置と無線通信する。通信装置195,295は、具体的には、Bluetooth(登録商標)といった近距離無線通信を行う装置である。また、通信装置295,395は、インターネットといったネットワークを介して無線通信を行う装置である。
計時装置296は、計時機能を有する装置である。
【0044】
以下において、ウェアラブルデバイス100と携帯端末装置200とサーバ装置300との各々を各装置と呼ぶ場合がある。
各装置は、1つのプロセッサのみを備えていてもよいし、複数のプロセッサを備えていてもよい。複数のプロセッサが各装置の構成要素の機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
【0045】
***動作の説明***
図5は、本実施の形態に係るウェアラブルデバイス100のウェアラブルデバイスプログラム511によるウェアラブルデバイス処理S100を示すフロー図である。
図6は、本実施の形態に係る携帯端末装置200の携帯端末プログラム521による携帯端末処理S200を示すフロー図である。
図7は、本実施の形態に係るサーバ装置300のサーバ装置プログラム531によるサーバ装置処理S300を示すフロー図である。
図5から
図7を用いて、本実施の形態に係る情報収集システム500の情報収集方法502について説明する。
【0046】
<ウェアラブルデバイス処理S100>
ウェアラブルデバイス処理S100は、収集処理S10と、判定処理S11と、間隔変更処理S12と、間隔戻し処理S13とを有する。
【0047】
<収集処理S10>
ステップS101において、収集部110は、人の身体に関する身体情報111を定期的に収集する。具体的には、収集部110は、ウェアラブルデバイス100を身に付けている人の、脈拍および体温といったバイタルデータ、ならびに加速度データといった状態情報を身体情報111として、センサ196を用いて収集する。収集部110は、身体情報111を第1間隔T1で定期的に収集する。
【0048】
<判定処理S11>
ステップS102において、判定部120は、身体情報111が異常か否かを判定する。具体的には、判定部120は、収集部110により収集された身体情報111を、基準値131と比較することにより、身体情報111が異常か否かを判定する。
身体情報111が異常でない場合、ステップS103において、判定部120は、収集した身体情報111を携帯端末装置200に送信する。
身体情報が異常である場合、ステップS104において、判定部120は、携帯端末装置200に身体警報151を送信する。身体警報151には、ウェアラブルデバイス100を装着している装着者に関する情報が含まれる。
【0049】
<間隔変更処理S12>
ステップS105において、収集部110は、携帯端末装置200の間隔変更指示部220から間隔変更指示601を受信する。具体的には、収集部110は、間隔変更指示部220から、通信装置195を介して間隔変更指示601を受信する。
ステップS106において、収集部110は、間隔変更指示部220から送信された間隔変更指示601に基づいて、身体情報111を収集する間隔を変更する。具体的には、収集部110は、間隔変更指示601に基づいて、身体情報111を収集する間隔を第1間隔T1から第2間隔T2に変更する。第2間隔T2は、例えば、間隔変更指示601に含まれる。
ステップS107において、収集部110は、身体情報111を第2間隔T2で定期的に収集する。具体的には、収集部110は、センサ196を用いて、身体情報111を第2間隔T2で定期的に収集する。
ステップS108において、収集部110は、第2間隔T2で収集した身体情報111を異常時情報602として携帯端末装置200に送信する。具体的には、収集部110は、通信装置195を介して、異常時情報602を携帯端末装置200に送信する。異常時情報602には、第2間隔T2で収集した装着者の身体情報111が含まれる。
【0050】
<間隔戻し処理S13>
ステップS109において、収集部110は、携帯端末装置200から間隔戻し指示341を受信する。
ステップS110において、収集部110は、携帯端末装置200から送信された間隔戻し指示341に従って、身体情報111を収集する間隔を第2間隔T2から第1間隔T1に戻す。
【0051】
<携帯端末処理S200>
携帯端末処理S200は、データ通信処理S20と、間隔変更指示処理S21と、異常処理S22と、間隔戻し指示転送処理S23とを有する。
【0052】
<データ通信処理S20>
ステップS201において、データ通信部210は、通信装置295を介してデータを受信し、受信したデータを判定する。受信したデータが身体情報111の場合、処理はステップS201aに進む。受信したデータが身体警報151の場合、処理はステップS203に進む。受信したデータが異常時情報602の場合、処理はステップS204に進む。
【0053】
ステップS201aにおいて、データ通信部210は、判定部120から送信された身体情報111を受信し、身体情報111が加速度データであるかバイタルデータであるかを判定する。加速度データの場合は、処理はステップS201bに進む。バイタルデータの場合は、処理はステップS202に進む。
【0054】
ステップS201bにおいて、データ通信部210は、加速度データの取得間隔が長いか否かを判定する。
具体的には、データ通信部210は、受信した加速度データを身体情報記憶部241に記憶するとともに、受信した加速度データの取得間隔を取得する。データ通信部210は、判定部120から送信された加速度データに含まれる取得間隔を取得してもよい。あるいは、データ通信部210は、判定部120から送信された加速度データの取得時間と、その加速度データの前後の加速度データの取得時間とから、取得間隔を取得してもよい。データ通信部210は、記憶部240に記憶されている間隔閾値242と、取得した取得間隔とを比較し、取得間隔が間隔閾値242以上の場合は、取得間隔が長いと判定する。また、データ通信部210は、取得間隔が間隔閾値242より短い場合は、取得間隔は長くないと判定する。取得間隔が長い場合(取得間隔が間隔閾値242以上の場合)は、処理はステップS202に進む。取得間隔が長くない場合(取得間隔が間隔閾値242より短い場合)は、処理はステップS201cに進む。
すなわち、データ通信部210は、身体情報111が加速度データである場合に、加速度データの取得間隔と、取得間隔の閾値である間隔閾値242とを比較し、取得間隔が間隔閾値242以上の場合に、加速度データをサーバ装置300に送信する。
【0055】
ステップS201cにおいて、データ通信部210は、携帯端末装置200の負荷222が低いか否かを判定する。携帯端末装置200の負荷222が低い場合は、処理はステップS202に進む。携帯端末装置200の負荷222が高い場合は、処理はステップS201dに進む。ここで、携帯端末装置200の負荷222とは、携帯端末装置200のCPU負荷あるいは通信負荷のことを指す。
具体的には、データ通信部210は、携帯端末装置200のオペレーションシステムが提供するCPU負荷監視ツールあるいは通信負荷監視ツールを用いて、携帯端末装置200の負荷222を取得する。データ通信部210は、携帯端末装置200の負荷222と、負荷222の閾値である負荷閾値244とを比較する。負荷閾値244は、記憶部240に記憶されている。データ通信部210は、携帯端末装置200の負荷222が負荷閾値244以下の場合に、携帯端末装置200の負荷222が低いと判定する。データ通信部210は、携帯端末装置200の負荷222が負荷閾値244より大きい場合に、携帯端末装置200の負荷222が高いと判定する。データ通信部210は、携帯端末装置200の負荷222が低い場合(携帯端末装置200の負荷222が負荷閾値244以下の場合)に、加速度データをサーバ装置300に送信する。
【0056】
ステップS201dにおいて、データ通信部210は、身体情報記憶部241に一定時間245以上、加速度データが蓄積されているか否かを判定する。データ通信部210により、身体情報記憶部241に一定時間245以上蓄積されていると判定された場合に、処理はステップS202に進む。データ通信部210により、身体情報記憶部241に加速度データを蓄積し始めてから一定時間245以上経過していないと判定した場合に、処理はステップS201eに進む。
具体的には、データ通信部210は、身体情報記憶部241に加速度データを蓄積し始めると、計時装置296がカウントを開始する。データ通信部210は、計時装置296によりカウントされた蓄積時間と、記憶部240に記憶されている一定時間245とを比較して、身体情報記憶部241に一定時間245以上、加速度データが蓄積されているか否かを判定する。データ通信部210は、身体情報記憶部241に一定時間245以上、加速度データが蓄積されていると判定した場合に、身体情報記憶部241に蓄積されている加速度データをサーバ装置300に送信する。また、データ通信部210は、ステップS202において身体情報記憶部241に蓄積された加速度データがサーバ装置300に送信されると、計時装置296がカウントした蓄積時間を初期化する。
【0057】
ステップS201eにおいて、データ通信部210は、受信した加速度データを身体情報記憶部241に蓄積する。
ステップS202において、データ通信部210は、判定部120から送信された身体情報111をサーバ装置300に送信する。このとき、データ通信部210は、身体情報記憶部241に蓄積した加速度データについてもサーバ装置300に送信する。
【0058】
以上のステップS201aからステップS201eの処理により、短い取得間隔で取得した加速度データを携帯端末装置200のCPU負荷あるいは通信負荷が低いときにまとめて送ることができる。携帯端末装置200のCPU負荷あるいは通信負荷が低いときとは、具体例としては、携帯端末装置200の通常の動作時である。
なお、ここでは、加速度データを短い取得間隔で取得した場合には、取得した加速度データを身体情報記憶部241に蓄積し、携帯端末装置200のCPU負荷あるいは通信負荷が低いときにまとめて送るものとした。しかし、加速度データに限らず、脈拍といったバイタルデータについても同様の処理を行うことができる。すなわち、短い取得間隔で脈拍を取得した場合には、取得した脈拍を身体情報記憶部241に蓄積し、携帯端末装置200のCPU負荷あるいは通信負荷が低いときにまとめて送るようにしてもよい。
【0059】
<間隔変更指示処理S21>
ステップS203において、間隔変更指示部220は、ウェアラブルデバイス100の判定部120から送信された身体警報151に基づいて、身体情報111を収集する間隔を変更する間隔変更指示601をウェアラブルデバイス100に送信する。具体的には、間隔変更指示部220は、身体情報111を収集する間隔を第1間隔T1よりも短い第2間隔T2に変更する間隔変更指示601を送信する。間隔変更指示部220は、第2間隔T2を間隔変更指示601に含めてもよいし、第1間隔T1からどのくらい短くするかを決定するための情報を間隔変更指示601に含めてもよい。また、間隔変更指示部220は、身体警報151に含まれる異常の内容に応じて、第2間隔T2を決定してもよい。
【0060】
<異常処理S22>
ステップS204において、異常処理部230は、ウェアラブルデバイス100の収集部110から送信された異常時情報602に基づいて、異常時情報602の受信をサーバ装置300に通知するか否かを判定する。具体的には、異常処理部230は、収集部110から受信した異常時情報602が脈あるいは体温に関する異常を示しているか否かを判定する。異常時情報602が脈あるいは体温に関する異常を示している場合、異常処理部230は、異常時情報602の受信をサーバ装置300に通知すると判定する。
ステップS205において、異常処理部230は、異常時情報602の内容を含む異常通知603をサーバ装置300に送信する。また、異常処理部230は、サーバ装置300からの間隔戻し指示341を待つ。
【0061】
<間隔戻し指示転送処理S23>
ステップS206において、異常処理部230は、サーバ装置300からの間隔戻し指示341を受信すると、受信した間隔戻し指示341をウェアラブルデバイス100に送信する。
【0062】
<サーバ装置処理S300>
サーバ装置処理S300は、データ蓄積処理S30と、アラート表示処理S31と、間隔戻し指示処理S32とを有する。
【0063】
<データ蓄積処理S30>
ステップS301において、サーバ装置300は、通信装置395を介してデータを受信し、受信したデータを判定する。受信したデータが身体情報111の場合、処理はステップS302に進む。受信したデータが異常通知603の場合、処理はステップS303に進む。
ステップS302において、データ蓄積部310は、受信した身体情報111を記憶部350に記憶する。
【0064】
<アラート表示処理S31>
ステップS303において、アラート表示部320は、異常通知603に基づいて、異常があると判定された身体情報111を表示するとともに管理者に安全確認を促す画面を表示する。具体的には、アラート表示部320は、異常通知603に含まれる異常時情報602に基づいて、出力インタフェース394を介してディスプレイに異常があると判定された身体情報111を表示する。また、アラート表示部320は、管理者に安全確認を促す画面を、出力インタフェース394を介してディスプレイに表示する。具体的には、アラート表示部320は、異常通知603に基づいて、ウェアラブルデバイス100を装着した人のスケジュール画面に、異常を検知した時間および場所を特定するマーク604を表示し、マーク604が表示されたスケジュール画面を、安全確認を促す画面として表示する。
【0065】
図8は、本実施の形態におけるサーバ装置300の安全確認を促す画面例を示す図である。
上段の画面において、異常があると判定されたABCさんについて、マーク604として「!マーク」を表示する。「!マーク」の表示により、管理者はABCさんについて異常を検知した際の場所および時間を特定することができる。また、この「!マーク」により管理者に安全確認を促している。「!マーク」をクリックすることにより下段の画面が表示され、異常通知603の対象者であるABCさんの身体情報111が表示される。また、ABCさんの電話番号あるいはメールアドレスが表示されるとともに、備考欄に「電話して、給水を支給指示してください」との安全確認の内容が表示され、管理者は迅速かつ的確に安全確認をすることができる。
【0066】
<間隔戻し指示処理S32>
ステップS304において、安全確認受付部330は、管理者からの安全確認を受け付ける。具体的には、管理者は、ステップS303においてディスプレイに表示された安全確認を促す画面を見て、異常通知603の対象者に安全確認を行う。ここで、安全が確認されると、管理者は、ディスプレイに表示された安全確認を受け付ける画面から安全確認を入力する。安全確認受付部330は、管理者からディスプレイに入力された安全確認を受け付ける。
ステップS304において、間隔戻し指示部340は、安全確認受付部330が安全確認を受け付けると、身体情報111を収集する間隔を第2間隔T2から第1間隔T1に戻す間隔戻し指示341を携帯端末装置200に送信する。
【0067】
以上により、本実施の形態に係る情報収集システム500の情報収集方法502についての説明を終わる。
【0068】
***他の構成***
<変形例1>
第1間隔T1および第2間隔T2は、測定項目ごとに設定できるものとする。具体的には、第1間隔T1および第2間隔T2の各々は、バイタルデータおよび状態情報といった測定項目ごとに、設定されていてもよい。あるいは、第1間隔T1および第2間隔T2の各々は、さらに細かく、脈拍、体温、および加速度データといった測定項目ごとに、設定されていてもよい。
【0069】
<変形例2>
本実施の形態では、ステップS204において、異常処理部230が、異常時情報602の受信をサーバ装置300に通知すると判定すると、ステップS205において異常通知603をサーバ装置300に送信する。このとき、異常処理部230は、異常通知603をサーバ装置300に送信するとともに、ウェアラブルデバイス100に対して、異常の有無を確認してもよい。そして、異常処理部230は、ウェアラブルデバイス100の異常無しを確認できた場合に、ステップS206におけるサーバ装置300からの間隔戻し指示341の受信を待たずに、ウェアラブルデバイス100に対して間隔を戻す指示を送信してもよい。
【0070】
<変形例3>
本実施の形態では、携帯端末装置200が、ウェアラブルデバイス100からの身体警報151に基づいて、身体情報111を収集する間隔を変更する間隔変更指示601を送信する間隔変更指示部220を備えていた。しかし、この間隔変更指示部の機能は、ウェアラブルデバイスが備えていてもよい。間隔変更指示部は、ウェアラブルデバイス内にあって、自立的に身体情報111を収集する間隔を変更するか否かを判定してもよい。
【0071】
<変形例4>
本実施の形態では、携帯端末装置200における異常処理S22において、異常処理部230は、異常時情報602が脈あるいは体温に関する異常を示している場合に、異常時情報602の受信をサーバ装置300に通知すると判定している。しかし、異常処理部230は、収集部110から受信した異常時情報602が加速度データに関する異常を示している場合にも、異常時情報602の受信をサーバ装置300に通知すると判定してもよい。具体的には、加速度データに異常な数値を検知したような場合にも、何かしらの事故があったものとしてサーバ装置300に通知すると判定してもよい。異常な事態を検知することができれば、異常時情報602の受信をサーバ装置300に通知するか否かの判定に、他のどのような判定方法を用いても構わない。
【0072】
<変形例5>
本実施の形態では、ウェアラブルデバイス100と携帯端末装置200とサーバ装置300との各装置の構成要素の機能がソフトウェアで実現されるが、変形例として、各装置の構成要素の機能がハードウェアで実現されてもよい。
【0073】
図9から
図11を用いて、本実施の形態の変形例に係るウェアラブルデバイス100と携帯端末装置200とサーバ装置300との各装置の構成について説明する。
ウェアラブルデバイス100は、処理回路109、入力インタフェース193、出力インタフェース194、通信装置195、およびセンサ196といったハードウェアを備える。携帯端末装置200は、処理回路209、入力インタフェース293、出力インタフェース294、および通信装置295といったハードウェアを備える。また、サーバ装置300は、処理回路309、入力インタフェース393、出力インタフェース394、および通信装置395といったハードウェアを備える。
【0074】
処理回路109は、収集部110と判定部120と記憶部130との機能を実現する専用の電子回路である。また、処理回路209は、データ通信部210と間隔変更指示部220と異常処理部230と記憶部240との機能を実現する専用の電子回路である。また、処理回路309は、データ蓄積部310とアラート表示部320と安全確認受付部330と間隔戻し指示部340と記憶部350との機能を実現する専用の電子回路である。
処理回路109,209,309は、具体的には、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、ASIC、または、FPGAである。GAは、Gate Arrayの略語である。ASICは、Application Specific Integrated Circuitの略語である。FPGAは、Field−Programmable Gate Arrayの略語である。
【0075】
収集部110と判定部120との機能は、1つの処理回路109で実現されてもよいし、複数の処理回路109に分散して実現されてもよい。また、データ通信部210と間隔変更指示部220と異常処理部230との機能は、1つの処理回路209で実現されてもよいし、複数の処理回路209に分散して実現されてもよい。また、データ蓄積部310とアラート表示部320と安全確認受付部330と間隔戻し指示部340との機能は、1つの処理回路309で実現されてもよいし、複数の処理回路309に分散して実現されてもよい。
【0076】
別の変形例として、収集部110と判定部120との一部の機能が専用のハードウェアで実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。また、データ通信部210と間隔変更指示部220と異常処理部230との一部の機能が専用のハードウェアで実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。また、データ蓄積部310とアラート表示部320と安全確認受付部330と間隔戻し指示部340との一部の機能が専用のハードウェアで実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。
【0077】
プロセッサ191,291,391と、記憶装置192,292,392と、処理回路109,209,309とを、総称して「プロセッシングサーキットリ」という。つまり、ウェアラブルデバイス100の構成が
図2および
図9のいずれに示した構成であっても、収集部110と判定部120と記憶部130との機能は、プロセッシングサーキットリにより実現される。また、携帯端末装置200の構成が
図2および
図10のいずれに示した構成であっても、データ通信部210と間隔変更指示部220と異常処理部230と記憶部240との機能は、プロセッシングサーキットリにより実現される。また、サーバ装置300の構成が
図3および
図11のいずれに示した構成であっても、データ蓄積部310とアラート表示部320と安全確認受付部330と間隔戻し指示部340と記憶部350との機能は、プロセッシングサーキットリにより実現される。
【0078】
なお、ウェアラブルデバイス100と携帯端末装置200とサーバ装置300との各々のプログラムを「プログラムプロダクト」または「プログラムを記録したコンピュータ読取可能な媒体」に読み替えてもよい。また、収集部110と判定部120とデータ通信部210と間隔変更指示部220と異常処理部230とデータ蓄積部310とアラート表示部320と安全確認受付部330と間隔戻し指示部340との「部」を「手順」または「処理」または「工程」に読み替えてもよい。
【0079】
***本実施の形態の効果の説明***
本実施の形態に係る情報収集システム500では、携帯端末装置で、ウェアラブルデバイスで収集したセンサデータを分析するとともに、ウェアラブルデバイスへの指示を行う。また、センサデータを取得するウェアラブルデバイスで、センサデータの収集および異常検知を行う。よって、本実施の形態に係る情報収集システム500によれば、ウェアラブルデバイスから携帯端末装置およびサーバ装置へのデータ送信を細かく制御することができ、データ送信量、および、ウェアラブルデバイスと携帯端末装置との電池消費を抑えることができる。また、ウェアラブルデバイスのセンサデータを適切なタイミングで取得することにより、必要最小限のデータ送信により最短時間でのデータ分析を可能にする。
【0080】
本実施の形態に係る情報収集システム500では、ウェアラブルデバイスで異常なデータを検知した場合、通常より短い間隔でデータを計測し、スマートフォン等の携帯端末あるいはサーバにデータを送信し、体調の問題の有無を判断し、問題がある場合は、アラートを発行し、問題が無い場合は、データの計測間隔を通常に戻す。よって、本実施の形態に係る情報収集システム500によれば、ウェアラブルデバイス装着者の体調に問題があるときに、早期に異常を検知し、装着者の安全を確保することができる。
【0081】
実施の形態1について説明したが、この実施の形態のうち、複数の部分を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、この実施の形態のうち、1つの部分を実施しても構わない。その他、これらの実施の形態を、全体としてあるいは部分的に、どのように組み合わせて実施しても構わない。
なお、上述した実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物および用途の範囲を制限することを意図するものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
【解決手段】ウェアラブルデバイス100において、収集部110が人の身体に関する身体情報111を定期的に収集し、判定部120が身体情報111における異常の存否を判定し、身体情報111が異常である場合、携帯端末装置に身体警報151を送信する。また、携帯端末装置の間隔変更指示部が、判定部120から身体警報151を受信すると、身体情報111を収集する間隔を変更する間隔変更指示601をウェアラブルデバイス100に送信する。そして、収集部110が、間隔変更指示601に基づいて、身体情報111を収集する間隔を変更する。