【文献】
山口 昌樹,ヒューマンインタフェースのための計測と制御 初版,株式会社シーエムシー出版 辻 賢司,2009年 3月31日,第1版,第123-138ページ
【文献】
岩崎 弘利,ユーザの好みに合わせてコンテンツを推薦するカーナビへのベイジアンネットの適用,電子情報通信学会技術研究報告,日本,社団法人電子情報通信学会,2004年 7月20日,第104巻 第226号,第25-30ページ
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1乃至4に開示された装置は、常に同じモデルによって対象を評価する。そのため、この種の装置は、多様な対象を適切に評価することができない、という問題がある。
【0005】
本発明は、このような問題を解決するためのものであり、多様な対象を適切に評価することができる、アセスメント装置、アセスメントシステム、アセスメント方法、及び
プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の観点に係るアセスメント装置は、
外部から評価対象を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた前記評価対象を評価するメインモデルを複数のモデルの中から選択するメインモデル選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデルに入力するデータが不足している場合に、前記メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する補充データ選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデル、及び前記補充データ選択手段が選択した補充データに基づいて、前記評価対象を評価する評価手段と、
前記評価手段が評価した結果を外部に提供する提供手段と、を備
え、
前記補充データ選択手段は、記憶部において、前記メインモデルの不足しているデータが記憶されている場合には当該不足しているデータを、前記メインモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には当該不足しているデータを出力するサブモデルを、前記サブモデルの不足しているデータが記憶されている場合には当該不足しているデータを、前記サブモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には当該不足しているデータを出力するサブモデルを、それぞれ前記補充データとして選択する処理を行う、
ことを特徴とする。
【0007】
本発明の第2の観点に係るアセスメントシステムは、
外部から評価対象を受け付けるアセスメント装置と、前記アセスメント装置とネットワークを介して接続されたサーバ装置とを備えたアセスメントシステムであって、
前記サーバ装置は、
前記アセスメント装置から前記評価対象を表すリクエスト情報を受信するリクエスト情報受信手段と、
前記リクエスト情報受信手段が受信した前記リクエスト情報により表される前記評価対象を評価するメインモデルを選択するメインモデル選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデルに入力するデータが不足している場合に、前記メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する補充データ選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデル、及び前記補充データ選択手段が選択した補充データを前記アセスメント装置に送信する送信手段と、を備え、
前記アセスメント装置は、
外部から前記評価対象を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた前記評価対象を表すリクエスト情報を前記サーバ装置に送信する送信手段と、
前記サーバ装置から前記メインモデル及び前記補充データを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記メインモデル及び前記補充データに基づいて、前記評価対象を評価する評価手段と、
前記評価手段が評価した結果を外部に提供する提供手段と、を備
え、
前記補充データ選択手段は、記憶部において、前記メインモデルの不足しているデータが記憶されている場合には当該不足しているデータを、前記メインモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には当該不足しているデータを出力するサブモデルを、前記サブモデルの不足しているデータが記憶されている場合には当該不足しているデータを、前記サブモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には当該不足しているデータを出力するサブモデルを、それぞれ前記補充データとして選択する処理を行う、
ことを特徴とする。
【0008】
本発明の第3の観点に係るアセスメントシステムは、
外部から評価対象を受け付けるアセスメント装置と、前記アセスメント装置とネットワークを介して接続されたサーバ装置とを備えたアセスメントシステムであって、
前記サーバ装置は、
前記アセスメント装置から前記評価対象を表すリクエスト情報を受信するリクエスト情報受信手段と、
前記リクエスト情報受信手段が受信した前記リクエスト情報により表される前記評価対象を評価するメインモデルを選択するメインモデル選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデルに入力するデータが不足している場合に、前記メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する補充データ選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデル、及び前記補充データ選択手段が選択した前記補充データに基づいて、前記評価対象を評価する評価手段と、
前記評価手段が評価した結果を前記アセスメント装置に送信する送信手段と、を備え、
前記アセスメント装置は、
外部から前記評価対象を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた前記評価対象を表すリクエスト情報を前記サーバ装置に送信する送信手段と、
前記サーバ装置から前記評価対象が評価された結果を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記結果を外部に提供する提供手段と、を備
え、
前記補充データ選択手段は、記憶部において、前記メインモデルの不足しているデータが記憶されている場合には当該不足しているデータを、前記メインモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には当該不足しているデータを出力するサブモデルを、前記サブモデルの不足しているデータが記憶されている場合には当該不足しているデータを、前記サブモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には当該不足しているデータを出力するサブモデルを、それぞれ前記補充データとして選択する処理を行う、
ことを特徴とする。
【0009】
本発明の第4の観点に係るアセスメントシステムは、
外部から評価対象を受け付ける第1のアセスメント装置と、前記第1のアセスメント装置と通信を行う第2のアセスメント装置とを備えたアセスメントシステムであって、
前記第1のアセスメント装置は、
外部から前記評価対象を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた前記評価対象を評価するメインモデルを選択するメインモデル選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデルに入力するデータが不足している場合に、前記メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する補充データ選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデル、及び前記補充データ選択手段が選択した前記補充データの少なくとも一部から構成される対象データを、前記第2のアセスメント装置に要求する要求手段と、
前記第2のアセスメント装置に要求した前記対象データを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記対象データと、自己が取得した前記対象データ以外のデータとに基づいて、前記評価対象を評価する評価手段と、
前記評価手段が評価した結果を外部に提供する提供手段と、を備え、
前記第2のアセスメント装置は、
前記第1のアセスメント装置から前記対象データの要求を受け付ける要求受付手段と、
前記要求受付手段が受け付けた
要求に従って前記対象データを取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した前記対象データを前記第1のアセスメント装置に送信する送信手段と、を備
え、
前記補充データ選択手段は、記憶部において、前記メインモデルの不足しているデータが記憶されている場合には当該不足しているデータを、前記メインモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には当該不足しているデータを出力するサブモデルを、前記サブモデルの不足しているデータが記憶されている場合には当該不足しているデータを、前記サブモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には当該不足しているデータを出力するサブモデルを、それぞれ前記補充データとして選択する処理を行う、
ことを特徴とする。
【0010】
本発明の第5の観点に係るアセスメントシステムは、
外部から評価対象を受け付ける第1のアセスメント装置と、前記第1のアセスメント装置と通信を行う第2のアセスメント装置とを備えたアセスメントシステムであって、
前記第1のアセスメント装置は、
外部から前記評価対象を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた前記評価対象を評価するメインモデルを選択するメインモデル選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデルに入力するデータが不足している場合に、前記メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する補充データ選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデル、及び前記補充データ選択手段が選択した前記補充データの少なくとも一部から構成される対象データに係る評価を、前記第2のアセスメント装置に要求する要求手段と、
前記第2のアセスメント装置から前記対象データに係る評価結果を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記対象データに係る評価結果、及び前記対象データ以外のデータに基づいて前記評価対象を評価する評価手段と、
前記評価手段が評価した結果を外部に提供する提供手段と、を備え、
前記第2のアセスメント装置は、
前記第1のアセスメント装置から前記対象データに係る評価の要求を受け付ける要求受付手段と、
前記要求受付手段が受け付けた要求に従って前記対象データを取得する対象データ取得手段と、
前記対象データ取得手段が取得した前記対象データを評価する対象データ評価手段と、
前記対象データ評価手段によって得られた前記対象データに係る評価結果を前記第1のアセスメント装置に送信する送信手段と、を備
え、
前記補充データ選択手段は、記憶部において、前記メインモデルの不足しているデータが記憶されている場合には当該不足しているデータを、前記メインモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には当該不足しているデータを出力するサブモデルを、前記サブモデルの不足しているデータが記憶されている場合には当該不足しているデータを、前記サブモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には当該不足しているデータを出力するサブモデルを、それぞれ前記補充データとして選択する処理を行う、
ことを特徴とする。
【0011】
本発明の第6の観点に係るアセスメント方法は、
外部から評価対象を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップで受け付けた前記評価対象を評価するメインモデルを複数のモデルの中から選択するメインモデル選択ステップと、
前記メインモデル選択ステップで選択された前記メインモデルに入力するデータが不足している場合に、前記メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する補充データ選択ステップと、
前記メインモデル選択ステップで選択された前記メインモデル、及び前記補充データ選択ステップで選択された前記補充データに基づいて、前記評価対象を評価する評価ステップと、
前記評価ステップで評価された結果を外部に提供する提供ステップと、を有
し、
前記補充データ選択ステップでは、記憶部において、前記メインモデルの不足しているデータが記憶されている場合には当該不足しているデータを、前記メインモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には当該不足しているデータを出力するサブモデルを、前記サブモデルの不足しているデータが記憶されている場合には当該不足しているデータを、前記サブモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には当該不足しているデータを出力するサブモデルを、それぞれ前記補充データとして選択する処理を行う、
ことを特徴とする。
【0012】
本発明の第7の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
外部から評価対象を受け付ける受付手段、
前記受付手段が受け付けた前記評価対象を評価するメインモデルを複数のモデルの中から選択するメインモデル選択手段、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデルに入力するデータが不足している場合に、前記メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する補充データ選択手段、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデル、及び前記補充データ選択手段が選択した前記補充データに基づいて、前記評価対象を評価する評価手段、
前記評価手段が評価した結果を外部に提供する提供手段、として機能さ
せ、
前記補充データ選択手段は、記憶部において、前記メインモデルの不足しているデータが記憶されている場合には当該不足しているデータを、前記メインモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には当該不足しているデータを出力するサブモデルを、前記サブモデルの不足しているデータが記憶されている場合には当該不足しているデータを、前記サブモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には当該不足しているデータを出力するサブモデルを、それぞれ前記補充データとして選択する処理を行う、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、多様な対象を適切に評価することができる。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、本発明を実施するための形態に係るアセスメント装置及びアセスメントシステムについて図面を参照して詳細に説明する。なお、図中同一または相当する部分には同じ符号を付す。
【0016】
(第1の実施の形態)
図1及び
図2を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るアセスメント装置1の構成を説明する。アセスメント装置1は、外部から評価の対象を受け付け、対象を評価する装置である。以下の説明ではアセスメント装置1が交通に係る対象を評価する場合を例に説明する。
アセスメント装置1は、ネットワークを介してサーバ2及びユーザ端末7と通信可能に接続される。アセスメント装置1とサーバ2とは、アセスメントシステム100を構成する。
【0017】
ユーザ端末7は、入力部71と、出力部72とを備える。
【0018】
入力部71は、ユーザの操作に従って、対象の評価を求める要求情報を入力し、要求情報をアセスメント装置1に送信する。例えば、入力部71は、ユーザの操作に従って「Z市の交通騒音」という文字列から構成される要求情報を入力し、これをアセスメント装置1に送信する。
【0019】
出力部72は、アセスメント装置1から対象が評価された結果を表すアセスメント情報を受信する。出力部72は、アセスメント装置1から受信したアセスメント情報を画像または音声によって出力する。例えば、アセスメント装置1から受信したアセスメント情報が「Z市の交通騒音マップ」を表す画像データだった場合、出力部72は、当該画像データを出力する。
【0020】
サーバ2は、モデル記憶部21と、データ記憶部22とを備える。
【0021】
モデル記憶部21は、多様な対象を評価するための複数のモデルを記憶する。ここでいうモデルとは対象を評価する指標を定式化したものをいう。
【0022】
また、モデル記憶部21は、モデルを識別する情報(以下、モデル関連情報という)を記憶する。モデル関連情報は、
図3に示すように、モデルを一意に識別するモデルID、モデル名、モデルの入出力を表す入出力リスト、及び、メモリ上のモデルが記憶された場所(メモリアドレス)を表す情報から構成される。
【0023】
各モデル関連情報により表されるモデルは、それぞれが階層的に関連付けられている。例えば、モデルIDが「A1」であるモデルの入力データは、モデルIDが「A2」であるモデルの出力データ(交通流マップ)、及びモデルIDが「A5」であるモデルの出力データ(音伝播特性)から構成されている。このように、あるモデルの入力要素が他のモデルの出力要素から構成されている場合、各モデルは階層的に関連付けられているといえる。アセスメント装置1は、このように構成されたモデル関連情報を参照し、評価対象を評価するために必要なモデルを選択し、選択したモデルをモデル記憶部21から取得する。
【0024】
データ記憶部22は、モデル記憶部21に記憶されたモデルがアセスメント装置1によって使用されたときに出力されたデータを記憶する。アセスメント装置1によって選択されたモデルの不足しているデータがデータ記憶部22に記憶されていた場合、アセスメント装置1は、当該不足しているデータをデータ記憶部22から取得する。
【0025】
また、データ記憶部22は、データを識別する情報(以下、データ関連情報という)を記憶する。データ関連情報は、
図4に示すように、データを一意に識別するデータID、データ名、地域名、当該データが入力されるモデルを一意に識別する関連モデルID、及び、メモリ上のデータが記憶された場所(メモリアドレス)を表す情報から構成される。
【0026】
例えば、データIDが「D3」であるデータは、「Z市の交通量」を表す。当該データはモデルIDが「A3」であるモデルの入力データに使用される。データ記憶部22は、複数のデータ関連情報を記憶する。アセスメント装置1は、このように構成されたデータ関連情報を参照し、評価対象を評価するために必要なデータを選択し、選択したデータをデータ記憶部22から取得する。
【0027】
アセスメント装置1は、
図2に示すように、要求取得部11と、クエリ抽出部12と、モデル取得部13と、データ取得部14と、実行部15と、送信部16とを備える。要求取得部11、クエリ抽出部12、モデル取得部13、データ取得部14、実行部15、送信部16は、アセスメント装置1が起動したときに機能し、以下の(A)乃至(C)から構成されるアセスメント処理をアセスメント装置1が停止するまで繰り返し実行する。
【0028】
(A)ユーザ端末7から受信した要求情報に基づいて評価対象を表すクエリを抽出する動作
(B)抽出したクエリ(評価対象)を評価するために必要なモデル及びデータを選択する動作
(C)選択したモデル及びデータに基づいて評価対象を評価し、その結果を表すアセスメント情報をユーザ端末7に送信する動作
【0029】
以下、
図5を参照して、アセスメント装置1(要求取得部11、クエリ抽出部12、モデル取得部13、データ取得部14、実行部15、送信部16)が実行するアセスメント処理を説明する。
【0030】
アセスメント装置1の起動後、要求取得部11は、ユーザ端末7から要求情報を受信したか否かを判別する(ステップS11)。要求取得部11は、ユーザ端末7から要求情報を受信するまでは待機状態となる(ステップS11;NO)。要求取得部11は、要求情報を受信したと判別した場合は(ステップS11;YES)、当該要求情報をクエリ抽出部12に供給する。例えば、要求取得部11は、ユーザ端末7から「Z市の交通騒音」という文字列から構成される要求情報を受信し、当該要求情報をクエリ抽出部12に供給する。
【0031】
クエリ抽出部12は、要求取得部11から要求情報を受け取る。クエリ抽出部12は、受け取った要求情報からクエリを抽出する(ステップS12)。
【0032】
具体的には、クエリ抽出部12は、要求情報の形態素解析を行うことにより、当該要求情報により表される文字列を単語に分割する。クエリ抽出部12は、分割された単語毎にフィルタリングを行うことにより不要な単語(助詞等)を除外する。その後、クエリ抽出部12は、残った単語(除外されなかった単語)からクエリを抽出する。例えば、クエリ抽出部12は、地域名や指標等をそれぞれ個別に記憶したメモリを参照することにより、残った単語からクエリを抽出する。クエリ抽出部12は、抽出したクエリを評価対象として特定し、これをモデル取得部13に供給する。
【0033】
具体的には、クエリ抽出部12は、要求取得部11から受け取った文字列「Z市の交通騒音」から、地域名「Z市」、指標「交通騒音」を表すクエリ(評価対象)を抽出する。なお、上述した方法以外に、クエリ抽出部12は、ユーザにクエリを選択させる画面情報をユーザ端末7に提供してもよい。この場合、クエリ抽出部12は、ユーザの操作に従って選択されたクエリを、要求取得部11を介してユーザ端末7から取得する。
【0034】
モデル取得部13は、クエリ抽出部12からクエリを受け取る。モデル取得部13は、モデル記憶部21に記憶されたモデル関連情報を参照し、受け取ったクエリにより表される評価対象を評価するモデル(以下、メインモデルという)を選択する(ステップS13)。例えば上述したクエリは、指標「交通騒音」を表す。この場合、モデル取得部13は、
図3に示したモデル関連情報の中からモデル名が「交通騒音」であるモデル関連情報(モデルIDが「A1」であるモデル関連情報)を選択することによってメインモデルを選択する。なお、モデル取得部13は、モデル名が指標と完全に一致するモデルをメインモデルとして選択する他、指標と部分的に一致するモデルや、指標と類似するモデルをメインモデルとして選択してもよい。モデル取得部13は、例えば、上位/下位関係、部分/全体関係、同義関係、類義関係等によって単語が分類され、体系付けられた辞書(シソーラス)によって、指標と類似するモデルを選択する。
【0035】
つづいてモデル取得部13は、メインモデルの入力データが不足しているか否かを判別する(ステップS14)。メインモデルの入力データが不足しているか否かは、クエリに含まれているデータによってメインモデルの入力データが構成できるか否か(メインモデルの入力データを保持しているか)によって判別される。例えば、上述したクエリは、地域名「Z市」、指標「交通騒音」を表している。また、上述したモデルIDが「A1」であるメインモデルには、地域名「Z市」、データ名「交通流マップ」を表す第1の入力データと、地域名「Z市」、データ名「音伝播特性」を表す第2の入力データとが必要である。この場合には、モデル取得部13は、メインモデルの各入力データは、クエリに含まれているデータによって何れも構成できないため、選択されたメインモデルの入力データは不足していると判別する。
【0036】
モデル取得部13によってメインモデルの入力データが不足していると判別された場合(ステップS14;YES)、データ取得部14は、メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する補充データ選択処理を行う(ステップS15)。
【0037】
図6を参照して、
図5のステップS15に示した補充データ選択処理を説明する。
【0038】
データ取得部14は、メインモデルの不足している入力データがデータ記憶部22に記憶されているか否かを判別する(ステップS151)。例えば、上述したメインモデル(モデルIDが「A1」であるモデル)の入力データ(第1及び第2の入力データ)の場合、当該入力データを表すデータ関連情報は、
図4に示したデータ関連情報には含まれていない。よって、この場合、データ取得部14は、メインモデルの不足している入力データがデータ記憶部22に記憶されていないと判別する。
【0039】
一方、データ取得部14は、メインモデルの不足している入力データがデータ記憶部22に記憶されていると判別した場合(ステップS151;YES)、当該入力データを補充データとして選択する(ステップS152)。
【0040】
データ取得部14が入力データを選択した後、モデル取得部13は、その他に入力データが不足しているか否かを判別する(ステップS154)。モデル取得部13は、メインモデルの入力データが不足していると判別した場合は(ステップS154;YES)、ステップS151に戻る。一方、モデル取得部13は、その他に不足している入力データがないと判別した場合は(ステップS154;NO)、
図5に示すステップS16に進む。
【0041】
また、ステップS151において、データ取得部14が、メインモデルの不足している入力データが記憶されていないと判別した場合(ステップS151;NO)、モデル取得部13は、当該不足している入力データを出力するモデル(以下、サブモデルという)を補充データとして選択する(ステップS153)。例えば、上述した例では、モデル取得部13は、モデル記憶部21に記憶されたモデル関連情報を参照し、選択したメインモデル(モデルIDが「A1」であるモデル)の第1及び第2の入力データを出力するサブモデル(モデルIDが「A2」、「A5」であるモデル)を補充データとして選択する。
【0042】
また、モデル取得部13は、サブモデルを選択した後、その他に入力データが不足しているか否かを判別する(ステップS154)。モデル取得部13は、選択したサブモデルの入力データが不足していると判別した場合は(ステップS154;YES)、ステップS151に戻る。一方、モデル取得部13は、その他に不足している入力データがないと判別した場合は(ステップS154;NO)、
図5に示すステップS16に進む。例えば、上述したクエリを受け取った場合において、モデルIDが「A2」であるサブモデルを使用するためには、地域名「Z市」、データ名「交通ネットワーク」を表す第1の入力データと、地域名「Z市」、データ名「交通トリップ統計」を表す第2の入力データとが必要である。しかし、各入力データは上述したクエリに含まれていない。よって、上述した例では、モデル取得部13は、モデルIDが「A2」であるサブモデルの入力データは不足していると判別する。一方、上述したクエリを受け取った場合において、モデルIDが「A5」であるサブモデルを使用するためには、地域名を表す入力データのみが必要であり、当該入力データは上述したクエリに含まれている。よって、上述した例では、モデル取得部13は、モデルIDが「A5」であるサブモデルの入力データは不足していないと判別する。
【0043】
サブモデルの入力データが不足している場合は、データ取得部14は、ステップS151に戻る。そして、データ取得部14は、メインモデルの入力データが不足していたときと同様に、サブモデルの不足している入力データがデータ記憶部22に記憶されているか否かを判別する(ステップS151)。
【0044】
例えば、上述したモデルIDが「A2」であるサブモデルの入力データ(地域名「Z市」、データ名「交通ネットワーク」を表す第1の入力データと、地域名「Z市」、データ名「交通トリップ統計」を表す第2の入力データ)を表すデータ関連情報は、
図4に示したデータ関連情報には含まれていない。よって、この場合、データ取得部14は、当該サブモデルの不足している入力データがデータ記憶部22に記憶されていないと判別する(ステップS151;NO)。また、この場合、モデル取得部13は、当該不足している入力データを出力するサブモデルを補充データとして選択する(ステップS153)。例えば、上述した例では、モデル取得部13は、モデル記憶部21に記憶されたモデル関連情報を参照し、モデルIDが「A2」であるサブモデルの第1及び第2の入力データを出力するサブモデル(モデルIDが「A3」、「A4」であるモデル)を補充データとして選択する。
【0045】
その後、モデル取得部13は、選択したサブモデルについて上記ステップS154の処理を行う。例えば、上述したクエリを受け取った場合において、モデルIDが「A3」であるサブモデルを使用するためには、地域名「Z市」、データ名「交通量」を表す入力データが必要である。しかし、当該入力データは上述したクエリに含まれていない。よって、上述した例では、モデル取得部13は、モデルIDが「A3」であるサブモデルの入力データは不足していると判別する。一方、上述したクエリを受け取った場合において、モデルIDが「A4」であるサブモデルを使用するためには、地域名を表す入力データのみが必要であり、当該入力データは上述したクエリに含まれている。よって、上述した例では、モデル取得部13は、モデルIDが「A4」であるサブモデルの入力データは不足していないと判別する。
【0046】
サブモデルの入力データが不足している場合は、上記と同様、データ取得部14は、ステップS151に戻る。つまり、上述した例では、データ取得部14は、モデルIDが「A3」であるサブモデルの不足している入力データがデータ記憶部22に記憶されているか否かを判別する(ステップS151)。
【0047】
モデルIDが「A3」であるサブモデルの入力データ(地域名「Z市」、データ名「交通量」を表す入力データ)を表すデータ関連情報は、
図4に示したデータ関連情報に含まれている(データIDが「D3」であるデータ)。よって、この場合、データ取得部14は、当該サブモデルの不足している入力データがデータ記憶部22に記憶されていると判別する(ステップS151;YES)。この場合、データ取得部14は、当該入力データを補充データとして選択する(ステップS152)。データ取得部14が入力データを選択した後、モデル取得部13は、その他に入力データが不足しているか否かを判別する(ステップS154)。
【0048】
このように、モデル取得部13は、メインモデルまたはサブモデルについて不足している入力データがないと判別するまで(ステップS154;NO)、ステップS151〜S154から構成される補充データ選択処理を繰り返し行う。つまり、メインモデルまたはサブモデルの不足している入力データがないとモデル取得部13によって判別された場合は、抽出したクエリ(評価対象)を評価するために必要なモデル及びデータが全て選択されたことを意味する。
【0049】
図5に戻り、モデル取得部13及びデータ取得部14は、ステップS13で選択されたメインモデル、ステップS15で選択された補充データを取得する(ステップS16)。具体的には、例えば、上述したクエリを受け取った場合において、モデル作成部13は、モデルIDが「A1」であるメインモデル、モデルIDが「A2」〜「A5」であるサブモデルをモデル記憶部21に記憶されたモデル関連情報を参照して取得する。モデル取得部13は、メインモデル及びサブモデルを取得する際、これらが選択された順序とは逆の順序で取得し、取得した順序でメインモデル及びサブモデルを組み合わせる。モデル取得部13は、組み合わせたメインモデル及びサブモデルを実行部15に供給する。また、データ取得部14は、データIDが「D3」であるデータをデータ記憶部22に記憶されたデータ関連情報を参照して取得する。データ取得部14は、取得したデータを実行部15に供給する。
【0050】
なお、メインモデルに入力する入力データが、ステップS12で抽出されたクエリに含まれている場合(メインモデルに入力するデータを保持している場合)、モデル取得部13は、メインモデルの入力データが不足していないと判別する(ステップS14;NO)。つまり、この場合、モデル取得部13は、ステップS16において、選択されたメインモデルのみを取得し、これを実行部15に供給する。
【0051】
実行部15は、モデル取得部13によって取得されたモデル(メインモデル及びサブモデルの組み合わせ、またはメインモデルのみ)を受け取る。また、実行部15は、データ取得部14によって取得されたデータを受け取る。実行部15は、モデル取得部13から受け取った各モデル(メインモデル、サブモデル)に入力すべきデータを入力することにより評価対象(クエリ)を評価する(ステップS17)。
【0052】
例えば、
図7に示すように、実行部15は、モデルIDが「A3」であるサブモデルにデータ取得部14から受け取った「Z市の交通量」を入力する。また、実行部15は、モデルIDが「A4」及び「A5」であるサブモデルに、クエリに含まれた地域名である「Z市」を入力する。これにより、モデルIDが「A3」であるサブモデルからは「Z市の交通ネットワーク」が出力される。また、モデルIDが「A4」であるサブモデルからは「Z市の交通トリップ統計」が出力される。また、モデルIDが「A5」であるサブモデルからは「Z市の音伝播特性」が出力される。
【0053】
実行部15は、モデルIDが「A3」であるサブモデルから出力されたデータ(「Z市の交通ネットワーク」)、モデルIDが「A4」であるサブモデルから出力されたデータ(「Z市の交通トリップ統計」)を、モデルIDが「A2」であるサブモデルに入力する。これにより、モデルIDが「A2」であるサブモデルからは「Z市の交通流マップ」が出力される。
【0054】
実行部15は、モデルIDが「A2」であるサブモデルから出力されたデータ(「Z市の交通流マップ」)、モデルIDが「A5」であるサブモデルから出力されたデータ(「Z市の音伝搬特性」)を、モデルIDが「A1」であるメインモデルに入力する。これにより、当該メインモデルからは「Z市の交通騒音マップ」が出力される。
【0055】
実行部15は、評価対象を評価した結果を表すアセスメント情報を送信部16に供給する。送信部16は、実行部15から受け取ったアセスメント情報をユーザ端末7に送信する(ステップS18)。その後、要求取得部11は、ステップS11に戻り、次の要求情報を受信するまで待機状態となる。
【0056】
このようにしてステップS11〜S18から構成されるアセスメント処理は、アセスメント装置1が停止するまで実行される。
【0057】
以上説明したように、第1の実施の形態に係るアセスメント装置1によれば、ユーザ端末7から受け付けた評価対象を基に、対象を評価するメインモデルと、当該メインモデルを使用するために補充すべき補充データ(メインモデルに入力するデータ、サブモデル、サブモデルに入力するデータ)とを取得する。アセスメント装置1は、取得したメインモデル及び補充データに基づいて評価対象を評価し、その結果をユーザ端末7に提供する。これにより、アセスメント装置1は、多様な対象を適切に評価することができ、対象についての評価の要求に適切に応えることができる。
【0058】
なお、上記アセスメント装置1の実行部15は、ステップS18でユーザ端末7に送信したアセスメント情報を、ステップS12で抽出されたクエリとともにデータ記憶部22に記憶してもよい。この場合、アセスメント装置1は、当該アセスメント情報を、その後のアセスメント処理において流用してもよい。例えば、ステップS12においてクエリ抽出部12がクエリを抽出した後、データ取得部14は、当該クエリに対応するアセスメント情報がデータ記憶部22に記憶されているか否かを判別する。データ取得部14は、データ記憶部22に当該クエリに対応するアセスメント情報があると判別した場合は、当該アセスメント情報を送信部16を介してユーザ端末7に送信すればよい。これにより、アセスメント装置1がクエリを評価するまでの時間や処理の負荷を軽減できる。なお、データ取得部14によって、当該クエリに対応するアセスメント情報がないと判別された場合には、上記実施の形態と同様、ステップS13以降の処理が行われる。
【0059】
また、アセスメント装置1のモデル取得部13は、クエリに複数の指標が含まれていた場合、各指標に対応する複数のメインモデルを選択してもよい。この場合、モデル取得部13及びデータ取得部14は、各メインモデルについて使用するために補充すべき補充データを選択する。また、モデル取得部13は、クエリに含まれた指標が1つのみであっても、モデル記憶部21に記憶されたモデル関連情報に基づいて複数のメインモデルが選択されることもある。
【0060】
また、アセスメントシステム100が備えるユーザ端末7及びサーバ2はそれぞれ複数あってもよい。また、ユーザ端末7及びサーバ2の構成の少なくとも一部をアセスメント装置1に備えてもよく、ユーザ端末7及びサーバ2をアセスメント装置1の附属品として用いてもよい。
【0061】
また、モデル記憶部21が記憶するモデル関連情報は、
図3に示したモデル関連情報以外に、モデルの信頼度、使用料金、処理時間、提供会社名、作成時期、精度、言語、使用頻度、過去の利用者、使用実績(該モデルを使用して作成されたモデル名等)といった、選択するモデルを限定するためのメタ情報を含んでもよい。
【0062】
例えば、ユーザ端末7は、ユーザの操作に従って、「Z市の交通騒音」以外に、「処理時間がY以下」を入力する。この場合、アセスメント装置1のクエリ抽出部12は、ユーザ端末7から受信した要求情報から、地域名「Z市」、指標「交通騒音」の他に、処理時間「Y以下」を表すクエリを抽出する。この場合、モデル取得部13は、処理時間「Y以下」によって、処理時間の合計がY以下になるようにメインモデルを選択する。このように、メタ情報によって、選択するモデルを限定するための条件が設定されてもよい。
【0063】
また、データ記憶部22が記憶するデータ関連情報は、データの信頼度、使用料金、提供会社名、作成時期、精度、言語、使用される頻度、過去の利用者、使用実績(該データを使用して作成されたモデル名等)といった、選択するデータを限定するためのメタ情報を含んでもよい。
【0064】
例えば、ユーザ端末は、ユーザの操作に従って、「Z市の交通騒音」以外に、「データの信頼度がX以上」を入力する。この場合、アセスメント装置1のクエリ抽出部12は、ユーザ端末7から受信した要求情報から、地域名「Z市」、指標「交通騒音」の他に、データの信頼度「X以上」を表すクエリを抽出する。この場合、データ取得部14は、信頼度がX以上であるデータのみを選択する。このように、メタ情報によって、選択するデータを限定するための条件が設定されてもよい。
【0065】
また、モデル記憶部21に記憶されたモデル関連情報、データ記憶部22に記憶されたデータ関連情報は、それぞれモデルまたはデータへのアクセス可否を表すアクセス制限情報をユーザ識別情報毎に有してもよい。ユーザ端末7は、ユーザの操作に従って、ユーザ識別情報を入力し、当該ユーザ識別情報を要求情報とともにアセスメント装置1に送信する。モデル取得部13またはデータ取得部14は、選択対象のモデルまたはデータについて、受信したユーザ識別情報に対応するアクセス制限情報を参照し、当該モデルまたはデータへのアクセス可否を判別する。モデル取得部13またはデータ取得部14は、その判別結果に基づいて、取得対象のモデルまたはデータを取得してもよい。
【0066】
また、上述した例では、交通に係る各種指標によって地域毎の評価を行う場合を例に説明したが、評価対象は、地域・地名、団体・組織、団体・組織の集合、生物の種・類、地学・海洋・気象の観測対象、システム(交通システム、エネルギー制御システム、照明システム、薬剤・バイオケミカルの生産システム等、機械・電子情報システム全般)等、適宜に設定できる。
【0067】
また、指標は、渋滞状況、交通騒音量、疫病の発生率(伝播率)、交通事故率、売り上げ、発生率、個体数、ユーザ数、経済効果、幸福度、満足度、人間開発指数、ICT開発指数等を評価するものを採用してもよい。評価対象は、地域、期間、業種、年齢層・世代、性別、材料、企業、またはこれらの集合体等でもよい。また、評価の単位は、日/月/期/年、市町村/都道府県/国、組織・団体/組織・団体の集合・分野/時間/人等でもよい。
【0068】
また、上述した例では、交通に係る各種モデルを例に説明したが、物流やエネルギー(エネルギー需要、エネルギー供給)に係る指標を定式化したモデルを採用してもよい。また、満足度・幸福度等の高次指標を所得等の低次指標から計算するモデルを採用してもよい。
【0069】
(第2の実施の形態)
次に
図8を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るアセスメント装置1の構成を説明する。アセスメント装置1は、第1の実施の形態で説明した構成と同様の構成を備える。アセスメント装置1は、上記第1の実施の形態で説明した動作を行う他、メインモデル及び補充データのリストをユーザに提供する。また、アセスメント装置1は、ユーザの操作に従って選択されたメインモデル及び補充データに基づいて評価対象を評価する。また、アセスメント装置1とサーバ2とは、アセスメントシステム200を構成する。
【0070】
以下、
図9を参照して、アセスメント装置1が実行するアセスメント処理を説明する。
図9に示すステップS31〜ステップS35の処理は、
図2に示したステップS11〜ステップS15の処理と同様である。
【0071】
アセスメント装置1の実行部15は、ステップS33でモデル取得部13によって選択されたメインモデル、及びステップS35でモデル取得部13及びデータ取得部14によって選択された補充データを表すソリューション情報のリストを作成する(ステップS36)。例えば、モデル取得部13によって複数のメインモデルが選択された場合、実行部15は、各メインモデルの出力データを識別する情報をソリューション情報のリストとして作成する。実行部15は、作成したソリューション情報のリストを送信部16に供給する。
【0072】
送信部16は、実行部15から受け取ったソリューション情報のリストをユーザ端末7に送信する(ステップS38)。
【0073】
ユーザ端末7の出力部72は、アセスメント装置1からソリューション情報のリストを受信する。出力部72は、当該ソリューション情報のリストを画像または音声によって出力する。ユーザは、リストの中から入力部71は、ユーザの操作に従って選択されたソリューション情報を表す選択情報をアセスメント装置1に送信する。
【0074】
アセスメント装置1の要求取得部11は、ユーザ端末7から選択情報を受信するまで待機状態となる(ステップS39;NO)。要求取得部11は、選択情報を受信したと判別した場合は(ステップS39;YES)、当該選択情報を実行部15に供給する。
【0075】
実行部15は、要求取得部11から受け取った選択情報に基づいて、ステップS33でモデル取得部13によって選択されたメインモデル、及びステップS35でモデル取得部13及びデータ取得部14によって選択された補充データ(サブモデルを含む)を取得する。実行部15は、取得した各モデル(メインモデル、サブモデル)に入力すべきデータを入力することにより評価対象(クエリ)を評価する(ステップS40)。
【0076】
実行部15は、評価対象を評価した結果を表すアセスメント情報を送信部16に供給する。送信部16は、実行部15から受け取ったアセスメント情報をユーザ端末7に送信する(ステップS41)。その後、要求取得部11は、ステップS11に戻り、次の要求情報を受信するまで待機状態となる。
【0077】
そして、以上によりアセスメント装置1が行う一連のアセスメント処理は行われ、アセスメント装置1は、上記ステップS31〜S41から構成されるアセスメント処理を停止するまで実行する。
【0078】
以上説明したように、第2の実施の形態に係るアセスメント装置1によれば、評価対象を評価するために選択されたメインモデル及び補充データを表すソリューション情報のリストをユーザに提供できる。アセスメント装置1は、ユーザの操作に従って選択されたソリューション情報に基づいて、評価対象を評価することができる。
【0079】
なお、第2の実施形態では、モデル取得部13によって複数のメインモデルが選択された場合を例に説明したが、メインモデルが1つだけ選択された場合も、実行部15は、当該メインモデルのソリューション情報を作成し、これを送信部16を介してユーザ端末7に提供してもよい。
【0080】
また、実行部15は、モデル取得部13によって評価対象を評価する複数のメインモデルが選択された段階で、補充データが選択される前に、各メインモデルを表すソリューション情報のリストを作成してもよい。この場合、補充データは、実行部15が選択情報(ソリューション情報)を受け取った後に選択されればよい。また、この場合に選択される補充データは、当該選択情報により表されるメインモデルに対応する補充データが選択されればよい。
【0081】
なお、モデル記憶部21が記憶するモデル関連情報、データ記憶部22が記憶するデータ関連情報には、第1の実施の形態で説明されたメタ情報が含まれてもよい。この場合、、実行部15は、ソリューション情報のリストに、選択されたメインモデル及び補充データに対応するメタ情報を含ませてもよい。これにより、ユーザは、ソリューション情報に含まれるメタ情報を参考にして、ソリューション情報を選択することができる。
【0082】
(第3の実施の形態)
次に
図10を参照して、本発明の第3の実施の形態に係るアセスメント装置1の構成を説明する。アセスメント装置1は、第1の実施の形態で説明した構成と同様の構成を備える。アセスメント装置1は、ネットワークを介してサーバ2及びユーザ端末7と通信可能に接続される他、インターネットを介して外部サーバ4と通信可能に接続される。アセスメント装置1は、クエリを含むリクエスト情報を外部サーバ4に送信し、外部サーバ4からメインモデル及び補充データを受信する。アセスメント装置1と外部サーバ4とはアセスメントシステム300を構成する。
【0083】
外部サーバ4は、インターネットを介してアセスメント装置1と通信を行う。外部サーバ4は、アセスメント装置1からクエリを含むリクエスト情報を受信する。外部サーバ4は、受信したリクエスト情報に含まれるクエリに基づいて、評価対象を評価するメインモデル及び当該メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する処理を行う。外部サーバ4は、選択したメインモデル及び補充データをアセスメント装置1に送信する。
【0084】
外部サーバ4は、送受信部41、検索部42、モデル記憶部43及びデータ記憶部44を備える。
【0085】
モデル記憶部43は、サーバ2のモデル記憶部21と同様に、モデル関連情報を記憶する。データ記憶部44は、サーバ2のデータ記憶部22と同様に、データ関連情報を記憶する。
【0086】
送受信部41は、アセスメント装置1からリクエスト情報を受信する。例えば、送受信部41は、アセスメント装置1からリクエスト情報を受信すると、当該リクエスト情報を検索部42に供給する。
【0087】
検索部42は、送受信部41からリクエスト情報を受け取る。検索部42は、受け取ったリクエスト情報を基に評価対象を評価するメインモデルをモデル記憶部43に記憶されたモデル関連情報を参照して選択する。
【0088】
また、検索部42は、モデル記憶部43に記憶されたモデル関連情報、データ記憶部44に記憶されたデータ関連情報を参照して、メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する。具体的には、検索部42は、選択したメインモデルの不足しているデータがデータ記憶部44に記憶されている場合には当該不足しているデータを補充データとして選択する。また、検索部42は、メインモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には、モデル記憶部43に記憶されたモデル関連情報を参照して、当該不足しているデータを出力するサブモデルを補充データとして選択する。さらに、検索部42は、選択したサブモデルの不足しているデータがデータ記憶部44に記憶されている場合には当該不足しているデータを補充データとして選択する。また、サブモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には、モデル記憶部43に記憶されたモデル関連情報を参照して、当該不足しているデータを出力するサブモデルを補充データとして選択する。このように、検索部42は、補充データを選択する処理をメインモデルまたはサブモデルの不足しているデータがなくなるまで繰り返し行う。
【0089】
検索部42は、選択したメインモデル及び補充データを送受信部41に供給する。送受信部41は、検索部42から供給されたメインモデル及び補充データをアセスメント装置1に送信する。
【0090】
一方、アセスメント装置1のモデル取得部13は、クエリ抽出部12から受け取ったクエリを含むリクエスト情報を作成し、これを外部サーバ4に送信する。その後、モデル取得部13は、外部サーバ4から送信されたメインモデル及び補充データを受信する。モデル取得部13は、受信したメインモデル及び補充データを実行部15に供給する。実行部15は、モデル取得部13から受け取ったメインモデル及び補充データを受け取ると、各モデル(メインモデル、サブモデル)に入力すべきデータを入力することにより評価対象(クエリ)を評価する。実行部15は、評価対象を評価した結果を表すアセスメント情報を送信部16を介してユーザ端末7に送信する。
【0091】
以上説明したように、第3の実施の形態に係るアセスメント装置1によれば、外部サーバ4にクエリを含むリクエスト情報を送信することにより、外部サーバ4によって選択されたメインモデル及び補充データを受信できる。これにより、アセスメント装置1がメインモデル及び補充データを選択する処理を外部サーバ4に代替させることができ、アセスメント装置1が行う処理の負荷を軽減することができる。
【0092】
なお、アセスメント装置1は、外部サーバ4にリクエスト情報を送信せずに、外部サーバ4に記憶されたメインモデル及び補充データを選択してもよい。つまり、アセスメント装置1のモデル取得部13及びデータ取得部14は、第1の実施の形態においてサーバ2に記憶されたメインモデル及び補充データを選択したときと同様に、外部サーバ4に記憶されたモデル関連情報及びデータ関連情報を参照してメインモデル及び補充データを選択してもよい。
【0093】
また、外部サーバ4は、アセスメント装置1から受信したリクエスト情報を基に、評価対象(クエリ)を評価し、その結果を表すアセスメント情報をアセスメント装置1に送信してもよい。この場合、検索部42は、アセスメント装置1から受信したリクエスト情報に基づいて、上記第1の実施の形態で説明したモデル取得部13及びデータ取得部14と同様に、メインモデル及び補充データを選択する。検索部42は、選択したメインモデル及び補充データを基に、各モデル(メインモデル、サブモデル)に入力すべきデータを入力することにより評価対象(クエリ)を評価する。その後、検索部42は、評価対象を評価した結果を表すアセスメント情報をアセスメント装置1に送信する。一方、アセスメント装置1は、外部サーバ4から受信したアセスメント情報をユーザ端末7に送信する。これにより、アセスメント装置1は、評価対象を評価する処理を省略でき、アセスメント装置1が行う処理の負荷をさらに軽減することができる。
【0094】
また、モデル記憶部43に記憶されたモデル関連情報、データ記憶部44に記憶されたデータ関連情報は、それぞれモデルまたはデータへのアクセス可否を表すアクセス制限情報を、ユーザを識別するユーザ識別情報毎に有してもよい。この場合、アセスメント装置1は、ユーザ端末7から要求情報とともユーザ識別情報を受信し、当該ユーザ識別情報を含むリクエスト情報を外部サーバ4に送信する。外部サーバ4の検索部42は、アセスメント装置1から受信したリクエスト情報に含まれるクエリを基に、選択対象のモデルまたはデータを検索する。このとき検索部42は、アセスメント装置1から受信したユーザ識別情報に対応するアクセス制限情報を参照し、当該モデルまたはデータへのアクセス可否を判別する。検索部42は、その判別結果に基づいて、選択対象のモデルまたはデータを選択する。
【0095】
また、モデル記憶部43に記憶されたモデル関連情報、データ記憶部44に記憶されたデータ関連情報は、それぞれモデルまたはデータへのアクセス可否を表すアクセス制限情報を、アセスメント装置1を識別する装置識別情報毎に有してもよい。この場合、アセスメント装置1は、装置識別情報を含むリクエスト情報を外部サーバ4に送信する。外部サーバ4の検索部42は、アセスメント装置1から受信したリクエスト情報に含まれるクエリを基に、選択対象のモデルまたはデータを検索する。このとき検索部42は、アセスメント装置1から受信した装置識別情報に対応するアクセス制限情報を参照し、当該モデルまたはデータへのアクセス可否を判別する。検索部42は、その判別結果に基づいて、選択対象のモデルまたはデータを選択する。
【0096】
なお、検索部42は、ユーザ識別情報または装置識別情報を基に、モデルまたはデータへのアクセスができないと判別した場合に、その旨を示すエラー情報をアセスメント装置1に送信してもよい。なお、モデルまたはデータへのアクセス可否の条件は、ユーザ識別情報及び装置識別情報の任意の組み合わせによって設定できる。例えば、ユーザ識別情報及び装置識別情報のいずれか一方が認証された場合に当該モデルまたはデータへのアクセスを許可することや、その両方が認証された場合にのみアクセスを許可することができる。
【0097】
(第4の実施の形態)
図11を参照して、本発明の第4の実施の形態に係るアセスメント装置1Aの構成を説明する。アセスメント装置1Aは、ネットワークを介してサーバ2A及びユーザ端末7Aと通信可能に接続される他、インターネットを介して外部サーバ4及びアセスメント装置1Bと通信可能に接続される。
【0098】
アセスメント装置1Bは、アセスメント装置1Aと同様、サーバ2B及びユーザ端末7Bと通信可能に接続される他、インターネットを介して外部サーバ4及びアセスメント装置1Aと通信可能に接続される。
【0099】
アセスメント装置1Aとアセスメント装置1Bとはアセスメントシステム400を構成する。以下、アセスメント装置1A,1Bを区別しない場合はアセスメント装置1と称する。また、サーバ2A,2Bを区別しない場合はサーバ2と称する。また、ユーザ端末7A,7Bを区別しない場合はユーザ端末7と称する。なお、以下の説明では、アセスメントシステム400において、アセスメント装置1を2台ずつ備えた場合について説明するが、アセスメント装置1は3台以上備えられてもよい。これはサーバ2及びユーザ端末7についても同様である。なお、サーバ2及びユーザ端末7は、第1乃至第3の実施の形態で説明した構成と同様の構成を備える。
【0100】
また、外部サーバ4は、第3の実施の形態で説明した構成と同様の構成を備える。モデル記憶部43は、各モデルへのアクセス可否を表すアクセス制限情報を、アセスメント装置1毎に記憶する。また、データ記憶部44は、各データへのアクセス可否を表すアクセス制限情報を、アセスメント装置1毎に記憶する。
【0101】
アセスメント装置1Aは、第1の実施の形態で説明した構成に加えてアクセス権記憶部17と、アクセス権判別部18を備える。なお、アセスメント装置1Bは、アセスメント装置1Aと同様の構成を備える。
【0102】
アクセス権記憶部17は、外部サーバ4のモデル記憶部43及びデータ記憶部44にそれぞれ記憶されたモデル関連情報及びデータ関連情報を記憶する。また、アクセス権記憶部17は、外部サーバ4に記憶された各モデルまたはデータへのアクセス可否を表すアクセス制限情報を、アセスメント装置1毎に記憶する。
【0103】
アクセス権判別部18は、クエリ抽出部12で抽出されたクエリを基に、アクセス権記憶部17に記憶されたモデル関連情報及びデータ関連情報を参照し、外部サーバ4に記憶されたメインモデル及び補充データを選択する。アクセス権判別部18は、アクセス権記憶部17に記憶されたアクセス制限情報を参照し、選択したメインモデル及び補充データについて、自己がアクセスできるものとできないものとに区分けする。
【0104】
具体的には、例えば、
図3に示したモデル関連情報、
図4に示したデータ関連情報がアクセス権記憶部17に記憶されているものとし、アクセス権判別部18が、モデルIDが「A1」であるメインモデル、モデルIDが「A2」〜「A5」であるサブモデルを選択したとする。また、アクセス権判別部18が、データIDが「D3」であるデータを選択したとする。そして、アクセス権判別部18は、モデルIDが「A1」,「A5」であるモデルについては自己がアクセスできるものに区分けしたものとする。また、アクセス権判別部18は、モデルIDが「A2」〜「A4」であるモデル、データIDが「D3」であるデータについては自己がアクセスできないものに区分けしたものとする。
【0105】
アクセス権判別部18は、自己がアクセスできるものに区分けされたデータ(以下、第1対象データという)について、当該第1対象データを要求する第1リクエスト情報を作成し、これを外部サーバ4に送信する。上述した例では、アクセス権判別部18は、モデルIDが「A1」,「A5」であるモデルを第1対象データとして、当該第1対象データを要求する第1リクエスト情報を外部サーバ4に送信する。
【0106】
外部サーバ4の検索部42は、アセスメント装置1Aから送信された第1リクエスト情報を送受信部41を介して受け取る。検索部42は、受け取った第1リクエスト情報により表されるモデルまたはデータについて、アセスメント装置1Aによってアクセスできるか否かを判別する。アセスメント装置1Aによってアクセスできるか否かは、モデル記憶部43またはデータ記憶部44に記憶されたアクセス制限情報を参照することにより判別される。検索部42は、その判別結果に基づいて第1リクエスト情報により表される第1対象データを取得する。検索部42は、取得した第1対象データを送受信部41を介してアセスメント装置1Aに送信する。上述した例では、検索部42は、モデルIDが「A1」,「A5」であるモデルを第1対象データとして取得し、当該第1対象データをアセスメント装置1Aに送信する。
【0107】
また、アクセス権判別部18は、自己がアクセスできないものに区分けされたデータ(以下、第2対象データという)について、当該第2対象データにアクセスできるアセスメント装置1を特定する。アクセス権判別部18は、当該アセスメント装置1をアクセス権記憶部17に記憶されたアクセス制限情報を参照して特定する。アクセス権判別部18は、当該第2対象データを要求する第2リクエスト情報を作成し、これを特定したアセスメント装置1に送信する。なお、ここでは、アセスメント装置1Bに当該第2リクエスト情報が送信されたものとする。上述した例では、アクセス権判別部18は、モデルIDが「A2」〜「A4」であるモデル、データIDが「D3」であるデータを第2対象データとして、当該第2対象データを要求する第2リクエスト情報をアセスメント装置1Bに送信する。
【0108】
アセスメント装置1Bのアクセス権判別部18は、アセスメント装置1Aから第2リクエスト情報を受信すると、当該第2リクエスト情報を外部サーバ4に送信する。
【0109】
外部サーバ4の検索部42は、アセスメント装置1Bから送信された第2リクエスト情報を送受信部41を介して受け取る。検索部42は、受け取った第2リクエスト情報により表されるモデルまたはデータについて、アセスメント装置1Bによってアクセスできるか否かを判別する。検索部42は、その判別結果に基づいて第2リクエスト情報により表される第2対象データを取得する。検索部42は、取得した第2対象データを送受信部41を介してアセスメント装置1Bに送信する。上述した例では、検索部42は、モデルIDが「A2」〜「A4」であるモデル、データIDが「D3」であるデータを第2対象データとして取得し、当該第2対象データをアセスメント装置1Bに送信する。
【0110】
アセスメント装置1Bのアクセス権判別部18は、外部サーバ4から第2対象データを受信すると、当該第2対象データをアセスメント装置1Aに送信する。
【0111】
アセスメント装置1Aのアクセス権判別部18は、外部サーバ4から第1対象データを受信し、アセスメント装置1Bから第2対象データを受信する。受信した第1対象データ及び第2対象データは、選択したメインモデル及び補充データを構成する。つまり、上述した例では、モデルIDが「A1」であるメインモデル、モデルIDが「A2」〜「A5」であるサブモデルが受信されたことになる。
【0112】
アクセス権判別部18は、受信した各モデル(メインモデル、サブモデル)に入力すべきデータを入力することにより評価対象(クエリ)を評価する。アクセス権判別部18は、評価対象を評価した結果を表すアセスメント情報を送信部16に供給する。送信部16は、実行部15から受け取ったアセスメント情報をユーザ端末7に送信する。
【0113】
以上説明したように、第4の実施の形態に係るアセスメント装置1によれば、選択したメインモデル及び補充データの少なくとも一部から構成される対象データを、他のアセスメント装置1に要求できる。そして、アセスメント装置1は、要求した対象データと自己が取得した対象データ以外のデータとに基づいて評価対象を評価することができ、アセスメント装置1が行う処理の負荷を軽減することができる。
【0114】
なお、上記実施形態では、アセスメント装置1Bに要求した対象データ(第2対象データ)と、自己が取得する対象データ以外のデータ(第1対象データ)とについて、自己がアクセスできるものとできないものとを基準にして区分けしたが、それ以外の基準によって区分けしてもよい。
【0115】
また、アセスメント装置1Aのアクセス権判別部18は、対象データを要求するリクエスト情報をアセスメント装置1Bに送信する代わりに、対象データに係る評価を要求するリクエスト情報を送信してもよい。この場合、アクセス権判別部18は、上述した第1対象データに係る評価を要求する第1リクエスト情報を外部サーバ4に送信する一方、上述した第2対象データに係る評価を要求する第2リクエスト情報をアセスメント装置1Bに送信する。上述した例と同様、モデルIDが「A1」,「A5」であるモデルが第1対象データとして取得されたものとする。また、モデルIDが「A2」〜「A4」であるモデル、データIDが「D3」であるデータが第2対象データとして取得されたものとする。そして、この場合、当該第1対象データに係る評価を要求する第1リクエスト情報は外部サーバ4に送信され、当該第2対象データを要求する第2リクエスト情報はアセスメント装置1Bに送信されたものとする。また、第1及び第2リクエスト情報には、クエリ抽出部12によって抽出されたクエリが含まれる。例えば、クエリは、上述した例と同様、地域名「Z市」、指標「交通騒音」を表す。
【0116】
外部サーバ4の検索部42は、アセスメント装置1Aから送信された第1リクエスト情報を送受信部41を介して受け取る。検索部42は、受け取った第1リクエスト情報により表される第1対象データを取得し、取得した第1対象データを評価する処理を行う。上述した例では、検索部42は、モデルIDが「A1」,「A5」であるモデルを第1対象データとして取得する。つづいて検索部42は、取得した第1対象データによって評価できるものについて評価を行う。具体的には、例えば、モデルIDが「A5」であるモデルには、クエリに含まれた地域名である「Z市」を入力でき、「Z市の音伝播特性」を取得できる。一方、モデルIDが「A1」であるモデルを使用するためには、「Z市の交通流マップ」を表すデータが不足している。そして検索部42は、評価結果を表すアセスメント情報をアセスメント装置1Aに送信する。なお、取得した第2対象データを評価できなかった場合は、評価できなかった対象データをアセスメント情報に含ませて送信する。上述した例では、「Z市の音伝搬特性」を表すデータが評価結果に該当し、モデルIDが「A1」であるモデルが対象データに該当する。
【0117】
一方、アセスメント装置1Bのアクセス権判別部18は、アセスメント装置1Aから第2リクエスト情報を受信すると、当該第2リクエスト情報を外部サーバ4に送信する。
【0118】
外部サーバ4の検索部42は、アセスメント装置1Bから送信された第2リクエスト情報を送受信部41を介して受け取る。検索部42は、受け取った第2リクエスト情報により表される第2対象データを取得し、取得した第2対象データを評価する処理を行う。上述した例では、検索部42は、モデルIDが「A2」〜「A4」であるモデル、データIDが「D3」であるデータを第2対象データとして取得する。つづいて検索部42は、取得した第2対象データによって評価できるものについて評価を行う。具体的には、例えば、モデルIDが「A3」であるモデルには、データIDが「D3」であるデータを入力でき、「Z市の交通ネットワーク」を表すデータを取得できる。また、モデルIDが「A4」であるモデルには、クエリに含まれた地域名である「Z市」を入力でき、「Z市の交通トリップ統計」を表すデータを取得できる。さらに、モデルIDが「A2」であるモデルには、「Z市の交通ネットワーク」を表すデータと、「Z市の交通トリップ統計」を表すデータとを入力でき、「Z市の交通流マップ」を表すデータを取得できる。そして検索部42は、評価結果を表すアセスメント情報をアセスメント装置1Bに送信する。上述した例では、「Z市の交通流マップ」を表すデータが評価結果に該当する。
【0119】
アセスメント装置1Bのアクセス権判別部18は、外部サーバ4からアセスメント情報を受信すると、当該アセスメント情報をアセスメント装置1Aに送信する。
【0120】
アクセス権判別部18は、アセスメント装置1Aの外部サーバ4から第1対象データに係る評価結果を表すアセスメント情報を受信し、アセスメント装置1Bから第2対象データに係る評価結果を表すアセスメント情報を受信する。アクセス権判別部18は、受信した各アセスメント情報により表される評価結果に基づいて評価対象を評価する。つまり、上述した例では、アクセス権判別部18は、モデルIDが「A1」であるメインモデルと、「Z市の交通流マップ」を表すデータと、「Z市の音伝搬特性」を表すデータとを受信する。この場合、アクセス権判別部18は、モデルIDが「A1」であるメインモデルに「Z市の交通流マップ」を表すデータと、「Z市の音伝搬特性」を表すデータとを入力することにより、「Z市の交通騒音マップ」を表すデータを出力する。アクセス権判別部18は、評価対象を評価した結果を表すアセスメント情報を送信部16に供給する。送信部16は、実行部15から受け取ったアセスメント情報をユーザ端末7に送信する。
【0121】
このように、アセスメント装置1Aのアクセス権判別部18は、対象データに係る評価を要求するリクエスト情報をアセスメント装置1Bに送信し、その評価結果を表すアセスメント情報をアセスメント装置1Bから受信してもよい。これにより、アセスメント装置1Aは、評価対象を評価する処理の一部を省略でき、アセスメント装置1Aが行う処理の負荷をさらに軽減することができる。
【0122】
なお、アセスメント装置1Bのアクセス権判別部18は、対象データ(第2対象データ)の評価を、サーバ2に記憶された情報を基に行ってもよい。例えば、上述した例の場合、モデルIDが「A2」であるモデルから出力される「Z市の交通ネットワーク」を表すデータがサーバ2に記憶されていた場合、当該「Z市の交通ネットワーク」を表すデータを対象データに係る評価結果として取得してもよい。この場合、アクセス権判別部18は、当該評価結果を表すアセスメント情報をアセスメント装置1Aに送信する。これにより、外部サーバ4が行う処理の負荷を軽減することができる。
【0123】
また、アクセス権判別部18が、外部サーバ4に記憶されたモデル関連情報、データ関連情報、及び各モデルまたはデータへのアクセス可否を表すアクセス制限情報を参照できれば、アセスメント装置1に備えたアクセス権記憶部17は備えなくてもよい。この場合、アクセス権判別部18は、外部サーバ4に記憶されたモデル関連情報及びデータ関連情報を参照してメインモデル及び補充データを選択する。また、アクセス権判別部18は、自己がアクセスできないものに区分けされた上記第2対象データにアクセスできるアセスメント装置1を、外部サーバ4に記憶されたアクセス制限情報を参照して特定する。
【0124】
以上、第1乃至第4の実施の形態を説明したが、各実施の形態に係る構成は適宜に組み合わせることができる。
【0125】
例えば、モデル取得部13は、クエリ抽出部12から受け取ったクエリ(評価対象)を評価した結果を表すデータがサーバ2に記憶されていると判別した場合には、当該データを評価結果とすることができる。しかし、この場合でも、モデル取得部13及びデータ取得部14は、最新のモデル及びデータに基づいて評価対象を評価するためメインモデル及び補充データを選択する処理を行ってもよい。また、これによって選択されたメインモデル及び補充データを、上記ソリューション情報以外のリストとして提供してもよい。
【0126】
また、データ取得部14がメインモデルの不足している入力データがデータ記憶部22に記憶されている場合でも、モデル取得部13は、最新のモデル及びデータに基づいて評価対象を評価するために、サブモデルまたは当該サブモデルの入力データを選択してもよい。また、これによって選択されたサブモデル及びデータを、上記ソリューション情報以外のリストとして提供してもよい。
【0127】
また、上記各実施の形態では、外部から受け付けた対象を評価するシステムに適用する場合を説明したが、対象を分析するシステム、対象をシミュレーションするシステムに応用してもよい。
【0128】
図12を参照して、アセスメント装置1が備えるハードウェア構成を説明する。アセスメント装置1は、制御部31、主記憶部32、外部記憶部33、操作部34、表示部35、入出力部36、及び送受信部37を備える。主記憶部32、外部記憶部33、操作部34、表示部35、入出力部36及び送受信部37は、いずれも内部バス30を介して制御部31に接続される。
【0129】
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)から構成される。制御部31は、外部記憶部33から主記憶部32にロードされた制御プログラム39を実行する。上記第1乃至第4の実施の形態で説明した、クエリ抽出部12、モデル取得部13、データ取得部14、実行部15、及びアクセス権判別部18は、制御部31が制御プログラム39を実行することにより実現される。
【0130】
主記憶部32は、RAM(Random-Access Memory)から構成される。主記憶部32は、制御部31の作業領域として用いられる。主記憶部32には、外部記憶部33に記憶されている制御プログラム39がロードされる。
【0131】
外部記憶部33は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random-Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disc ReWritable)等の不揮発性メモリから構成される。外部記憶部33は、制御プログラム39を予め記憶する。アクセス権記憶部17は、外部記憶部33によって実現される。
【0132】
操作部34は、キーボード及びマウス等のポインティングデバイス等と、キーボード及びポインティングデバイス等を内部バス30に接続する操作インタフェース装置から構成される。
【0133】
表示部35は、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置から構成される。ユーザがアセスメント装置1に直接情報を入力する場合は、操作画面を表示する。
【0134】
入出力部36は、外部周辺機器インタフェースから構成されている。入出力部36は、ユーザ端末7及びサーバ2と接続される。また、送受信部37は、ネットワークに接続する通信インタフェース装置から構成される。要求取得部11、モデル取得部13、データ取得部14、送信部16、及びアクセス権判別部18は、入出力部36または送受信部37により実現される。
【0135】
このように、上記第1乃至第4の実施の形態で説明した、アセスメント装置1が行う制御プログラム39による情報処理は、ハードウェア資源を用いて実現される。
【0136】
その他、上述したハードウェア構成やフローチャートは一例であり、適宜に変更及び修正が可能である。
【0137】
制御部31、主記憶部32、外部記憶部33、操作部34、表示部35、入出力部36、送受信部37、内部バス30は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。たとえば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等)に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行するアセスメント装置1を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することでアセスメント装置1を構成してもよい。
【0138】
また、アセスメント装置1の機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合等には、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
【0139】
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。たとえば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS, Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲表し、ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
【0140】
なお、本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態および変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内およびそれと同などの発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
【0141】
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
【0142】
(付記1)
外部から評価対象を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた前記評価対象を評価するメインモデルを複数のモデルの中から選択するメインモデル選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデルに入力するデータが不足している場合に、前記メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する補充データ選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデル、及び前記補充データ選択手段が選択した補充データに基づいて、前記評価対象を評価する評価手段と、
前記評価手段が評価した結果を外部に提供する提供手段と、を備える、
ことを特徴とするアセスメント装置。
【0143】
(付記2)
前記補充データ選択手段は、記憶部において、前記メインモデルの不足しているデータが記憶されている場合には当該不足しているデータを、前記メインモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には当該不足しているデータを出力するサブモデルを、前記サブモデルの不足しているデータが記憶されている場合には当該不足しているデータを、前記サブモデルの不足しているデータが記憶されていない場合には当該不足しているデータを出力するサブモデルを、それぞれ前記補充データとして選択する処理を行う、
ことを特徴とする付記1に記載のアセスメント装置。
【0144】
(付記3)
前記補充データ選択手段は、前記メインモデルまたは前記サブモデルの不足しているデータがなくなるまで、前記補充データとして選択する処理を繰り返し行う、
ことを特徴とする付記2に記載のアセスメント装置。
【0145】
(付記4)
前記評価対象を評価した結果を表すデータの有無を判別する判別手段を備え、
前記補充データ選択手段は、前記判別手段によって前記データがないと判別された場合に前記メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択し、
前記提供手段は、前記判別手段によって前記データがあると判別した場合に当該データを前記評価対象を評価した結果として外部に提供する、
ことを特徴とする付記1から3の何れかに記載のアセスメント装置。
【0146】
(付記5)
前記提供手段は、前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデル、前記補充データ選択手段が選択した前記補充データの少なくとも何れかを表すソリューション情報のリストを外部に提供し、
前記受付手段は、前記リストの中から選択されたソリューション情報を表す選択情報を外部から受け付け、
前記評価手段は、前記受付手段が受け付けた前記選択情報に基づいて前記評価対象を評価する、
ことを特徴とする付記1から4の何れかに記載のアセスメント装置。
【0147】
(付記6)
外部から評価対象を受け付けるアセスメント装置と、前記アセスメント装置とネットワークを介して接続されたサーバ装置とを備えたアセスメントシステムであって、
前記サーバ装置は、
前記アセスメント装置から前記評価対象を表すリクエスト情報を受信するリクエスト情報受信手段と、
前記リクエスト情報受信手段が受信した前記リクエスト情報により表される前記評価対象を評価するメインモデルを選択するメインモデル選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデルに入力するデータが不足している場合に、前記メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する補充データ選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデル、及び前記補充データ選択手段が選択した補充データを前記アセスメント装置に送信する送信手段と、を備え、
前記アセスメント装置は、
外部から前記評価対象を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた前記評価対象を表すリクエスト情報を前記サーバ装置に送信する送信手段と、
前記サーバ装置から前記メインモデル及び前記補充データを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記メインモデル及び前記データに基づいて、前記対象を評価する評価手段と、
前記評価手段が評価した結果を外部に提供する提供手段と、を備える、
ことを特徴とするアセスメントシステム。
【0148】
(付記7)
外部から評価対象を受け付けるアセスメント装置と、前記アセスメント装置とネットワークを介して接続されたサーバ装置とを備えたアセスメントシステムであって、
前記サーバ装置は、
前記アセスメント装置から前記評価対象を表すリクエスト情報を受信するリクエスト情報受信手段と、
前記リクエスト情報受信手段が受信した前記リクエスト情報により表される前記評価対象を評価するメインモデルを選択するメインモデル選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデルに入力するデータが不足している場合に、前記メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する補充データ選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデル、及び前記補充データ選択手段が選択した前記補充データに基づいて、前記評価対象を評価する評価手段と、
前記評価手段が評価した結果を前記アセスメント装置に送信する送信手段と、を備え、
前記アセスメント装置は、
外部から前記評価対象を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた前記評価対象を表すリクエスト情報を前記サーバ装置に送信する送信手段と、
前記サーバ装置から前記評価対象が評価された結果を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記結果を外部に提供する提供手段と、を備える、
ことを特徴とするアセスメントシステム。
【0149】
(付記8)
外部から評価対象を受け付ける第1のアセスメント装置と、前記第1のアセスメント装置と通信を行う第2のアセスメント装置とを備えたアセスメントシステムであって、
前記第1のアセスメント装置は、
外部から前記評価対象を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた前記評価対象を評価するメインモデルを選択するメインモデル選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデルに入力するデータが不足している場合に、前記メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する補充データ選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデル、及び前記補充データ選択手段が選択した前記補充データの少なくとも一部から構成される対象データを、前記第2のアセスメント装置に要求する要求手段と、
前記第2のアセスメント装置に要求した前記対象データを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記対象データと、自己が取得した前記対象データ以外のデータとに基づいて、前記評価対象を評価する評価手段と、
前記評価手段が評価した結果を外部に提供する提供手段と、を備え、
前記第2のアセスメント装置は、
前記第1のアセスメント装置から前記対象データの要求を受け付ける要求受付手段と、
前記要求受付手段が受け付けた要求に従って前記対象データを取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した前記対象データを前記第1のアセスメント装置に送信する送信手段と、を備える、
ことを特徴とするアセスメントシステム。
【0150】
(付記9)
外部から評価対象を受け付ける第1のアセスメント装置と、前記第1のアセスメント装置と通信を行う第2のアセスメント装置とを備えたアセスメントシステムであって、
前記第1のアセスメント装置は、
外部から前記評価対象を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた前記評価対象を評価するメインモデルを選択するメインモデル選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデルに入力するデータが不足している場合に、前記メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する補充データ選択手段と、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデル、及び前記補充データ選択手段が選択した前記補充データの少なくとも一部から構成される対象データに係る評価を、前記第2のアセスメント装置に要求する要求手段と、
前記第2のアセスメント装置から前記対象データに係る評価結果を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記対象データに係る評価結果、及び前記対象データ以外のデータに基づいて前記評価対象を評価する評価手段と、
前記評価手段が評価した結果を外部に提供する提供手段と、を備え、
前記第2のアセスメント装置は、
前記第1のアセスメント装置から前記対象データに係る評価の要求を受け付ける要求受付手段と、
前記要求受付手段が受け付けた要求に従って前記対象データを取得する対象データ取得手段と、
前記対象データ取得手段が取得した前記対象データを評価する対象データ評価手段と、
前記対象データ評価手段によって得られた前記対象データに係る評価結果を前記第1のアセスメント装置に送信する送信手段と、を備える、
ことを特徴とするアセスメントシステム。
【0151】
(付記10)
外部から評価対象を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップで受け付けた前記評価対象を評価するメインモデルを複数のモデルの中から選択するメインモデル選択ステップと、
前記メインモデル選択ステップで選択された前記メインモデルに入力するデータが不足している場合に、前記メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する補充データ選択ステップと、
前記メインモデル選択ステップで選択された前記メインモデル、及び前記補充データ選択ステップで選択された前記補充データに基づいて、前記評価対象を評価する評価ステップと、
前記評価ステップで評価された結果を外部に提供する提供ステップと、を有する、
ことを特徴とするアセスメント方法。
【0152】
(付記11)
コンピュータを、
外部から評価対象を受け付ける受付手段、
前記受付手段が受け付けた前記評価対象を評価するメインモデルを複数のモデルの中から選択するメインモデル選択手段、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデルに入力するデータが不足している場合に、前記メインモデルを使用するために補充すべき補充データを選択する補充データ選択手段、
前記メインモデル選択手段が選択した前記メインモデル、及び前記補充データ選択手段が選択した前記補充データに基づいて、前記評価対象を評価する評価手段、
前記評価手段が評価した結果を外部に提供する提供手段、として機能させるプログラムが記録された、
ことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
【0153】
本発明は、2012年11月6日に出願された日本国特許出願2012−244386号に基づく。本明細書中に日本国特許出願2012−244386号の明細書、特許請求の範囲、図面全体を参照として取り込むものとする。