【0010】
本明細書には他の多くの実施態様が開示されているとともに本発明の対象として考慮されている。さらに、注目することが重要なことは、本明細書に開示されているいくつかの発明は、安全なIVカテーテルに限定されるのではなく、多様なニードル関連製品のうちのいずれにでも適用することが可能であるということである。
本発明によれば、次のいくつかの態様が提供される。
(1) IV(静脈内)カテーテル・アセンブリであって、
中空本体部を有するカテーテル・ハブであって、前記中空本体部は、近位端と遠位端とを有するとともに、内部空間を画定するものと、
近位端と遠位端とを有するカテーテルであって、当該カテーテルの近位端は、前記カテーテル・ハブの近位端に連結されるものと、
ニードル・シャフトと遠位先端とを有するニードルであって、準備位置(ready position)と格納位置(retracted position)との間を移動可能であるとともに、前記準備位置においては、当該ニードルの遠位先端が前記カテーテルの遠位端から遠位方向に延びる一方、前記格納位置においては、当該ニードルの遠位先端が、前記カテーテルの近位端に対して近位方向に位置する位置に留置され、前記ニードル・シャフトは、プロファイルが変化するプロファイル変化部を有するものと、
少なくとも1本のアームを有するニードル・ガードと
を含み、
前記少なくとも1本のアームは、ベースから遠位方向に延びており、
そのベースは、その内部に形成された開口部を有し、
前記ニードル・ガードは、前記ベース内に形成された前記開口部を前記ニードル・シャフトが通過する状態で、前記ニードル・シャフトにスライド可能に装着され、
前記開口部は、前記ニードル・シャフトの前記プロファイル変化部に係合し、それにより、前記ニードルが前記ニードル・ガードに対して近位方向に移動する運動を制限するサイズを有し、
前記少なくとも1本のアームは、弾性材を有するとともに、近位セクション、中央セクションおよび遠位セクションを有し、
前記少なくとも1本のアームの遠位セクションは、前記ニードルが前記準備位置にある場合に、留置されるとともに、前記ニードル・シャフトの側部に押し付けられ、
前記ニードル・ガードは、さらに、長手部材を含み、
その長手部材は、自身の近位端と遠位端との間を延びる貫通通路を有し、
前記長手部材は、前記ベースと同じ位置または近傍位置から遠位方向に延びるとともに、前記ニードルが前記準備位置と前記格納位置との間を移動させられるにつれて前記ニードル・シャフトに沿ってスライド可能であり、
前記長手部材は、長さを有し、その長さは、前記プロファイル変化部が前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記ニードルの遠位先端の全体が前記長手部材の前記貫通通路内に留置されるように配置されるとともに、前記少なくとも1本のアームの遠位セクションが前記ニードル・シャフトから離脱して半径方向内向きに移動し、それにより、前記長手部材の遠位端を少なくとも部分的に覆うことを実現するものとなっており、
前記長手部材は、前記少なくとも1本のアームが前記長手部材の遠位端を少なくとも部分的に覆う場合に、前記ニードルが前記ニードル・ガードに対して軸方向に移動することを制限するのに十分な剛性を有するIVカテーテル・アセンブリ。
(2) (1)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記プロファイル変化部が前記ニードル・ガードの前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記アームの遠位セクションが前記ニードル・シャフトから離脱して前記長手部材の遠位端を完全に覆うIVカテーテル・アセンブリ。
(3) (1)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記少なくとも1本のアームの遠位セクションは、遠位端を有する第1ウォール・セグメントを含み、
第1アームの、前記第1ウォール・セグメントおよび中央セクションは、前記ニードルに対して、互いに異なる角度姿勢で配置されており、
前記第1ウォール・セグメントは、前記ニードルに向かって内向きの角部を有しており、
前記第1ウォール・セグメントは、前記ニードルに向かって内向きの角部を有しており、
前記第1ウォール・セグメントの遠位端は、前記ニードルが前記準備位置にある場合に、前記ニードル・シャフトの側部に押し付けられ、
前記第1ウォール・セグメントの遠位端は、前記プロファイル変化部が前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記ニードルから離脱し、それにより、前記第1ウォール・セグメントが前記長手部材の遠位端を少なくとも部分的に覆うように構成されているIVカテーテル・アセンブリ。
(4) (3)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記第1ウォール・セグメントの遠位端は、リップを含むIVカテーテル・アセンブリ。
(5) (4)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、それの遠位端と同じ位置または近傍位置に特徴部を含み、その特徴部は、前記リップと協働し、それにより、前記アームの遠位セクションを前記長手部材の遠位端に固定することが可能であるIVカテーテル・アセンブリ。
(6) (1)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記アームの遠位セクションは、遠位端を有するウォール・セグメントを含み、
前記アームの、前記ウォール・セグメントおよび中央セクションは、前記ニードルに対して、互いに異なる角度姿勢で配置されており、
前記ウォール・セグメントは、前記ニードルに向かって内向きの角部を有しており、
前記ウォール・セグメントの遠位端は、前記ニードルが前記準備位置にある場合に、前記ニードル・シャフトの側部に押し付けられ、
前記ウォール・セグメントの遠位端は、前記プロファイル変化部が前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記ニードルから離脱し、それにより、前記ウォール・セグメントが前記長手部材の遠位端を完全に覆うように構成されているIVカテーテル・アセンブリ。
(7) (6)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記ウォール・セグメントの遠位端は、リップを含むIVカテーテル・アセンブリ。
(8) (7)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、それの遠位端と同じ位置または近傍位置に特徴部を含み、その特徴部は、前記リップと協働し、それにより、前記アームの遠位セクションを前記長手部材の遠位端に固定することが可能であるIVカテーテル・アセンブリ。
(9) (6)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材のウォール・セグメントおよび遠位端は、互いに協働し、それにより、前記ウォール・セグメントが前記長手部材の遠位端を完全に覆うように配置される場合に、シール部を少なくとも部分的に形成するIVカテーテル・アセンブリ。
(10) (9)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記ウォール・セグメントと前記長手部材の遠位端とのうちのいずれかまたは両方は、前記シール部の組織形成を促進するように表面処理されるIVカテーテル・アセンブリ。
(11) (1)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の遠位端は、遠位方向を向いた表面を有するフランジを含むIVカテーテル・アセンブリ。
(12) (1)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、前記ベースに装着されるIVカテーテル・アセンブリ。
(13) (1)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記ニードル・ガードのベースと前記アームとは、一体構造体を含むIVカテーテル・アセンブリ。
(14) (1)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の前記貫通通路は、それの長さ全体において、前記ニードル・シャフトが前記プロファイル変化部を越えて自由にスライドするサイズを有するIVカテーテル・アセンブリ。
(15) ニードル先端をシールドするニードル先端シールド・デバイスであって、
スプリング・クリップを用いる形式のニードル・ガードであって、ベース部と、そのベース部から延びる少なくとも1本のアームとを有し、その少なくとも1本のアームは、前記ニードル先端をブロックするように構成されているものと、
長手部材と
を含み、
その長手部材は、貫通通路を有し、
その貫通通路は、近位端と遠位端との間を連続的に、かつ、ニードル・シャフト上をスライド可能であるように延びており、
前記ニードル・ガードの前記ベース部は、前記長手部材に係合するとともに、その長手部材上に留置されており、
前記長手部材は、前記ニードル先端を越えて延びることを実現する構成とサイズとを有するとともに、前記ニードル・ガードの前記少なくとも1本のアームによって係合させられるニードル先端シールド・デバイス。
(16) (15)項に記載のニードル先端シールド・デバイスであって、前記ニードルは、ニードル・シャフトと、遠位先端と、プロファイルが変化するプロファイル変化部とを有し、そのニードルは、準備位置と格納位置との間を移動可能であるニードル先端シールド・デバイス。
(17) (15)項に記載のニードル先端シールド・デバイスであって、前記スプリング・クリップは、少なくとも1本のアームを含み、その少なくとも1本のアームは、ベースから遠位方向に延びており、
そのベースは、その内部に形成された開口部を有し、
前記ニードル・ガードは、前記ベース内に形成された前記開口部内を前記ニードル・シャフトが通過する状態で、そのニードル・シャフト上にスライド可能に装着されており、
前記開口部は、前記ニードル・シャフトの前記プロファイル変化部に係合し、それにより、前記ニードルが前記ニードル・ガードに対して近位方向に移動することを制限するサイズを有し、
前記少なくとも1本のアームは、弾性材を有するとともに、近位セクション、中央セクションおよび遠位セクションを有し、
前記少なくとも1本のアームの遠位セクションは、前記ニードルが前記準備位置にある場合に、留置されるとともに、前記ニードル・シャフトの側部に押し付けられ、
前記ニードル・ガードは、さらに、長手部材を含み、
その長手部材は、自身の近位端と遠位端との間を延びる貫通通路を有し、
前記長手部材は、前記ベースと同じ位置または近傍位置から遠位方向に延びるとともに、前記ニードルが前記準備位置と前記格納位置との間を移動させられるにつれて前記ニードル・シャフトに沿ってスライド可能であり、
前記長手部材は、長さを有し、その長さは、前記プロファイル変化部が前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記ニードルの遠位先端の全体が前記長手部材の前記貫通通路内に留置されるように配置されるとともに、前記少なくとも1本のアームの遠位セクションが前記ニードル・シャフトから離脱して半径方向内向きに移動し、それにより、前記長手部材の遠位端を少なくとも部分的に覆うことを実現するものとなっており、
前記長手部材は、前記少なくとも1本のアームが前記長手部材の遠位端を少なくとも部分的に覆う場合に、前記ニードルが前記ニードル・ガードに対して軸方向に移動することを制限するのに十分な剛性を有するニードル先端シールド・デバイス。
(18) (15)項に記載のニードル先端シールド・デバイスは、前記プロファイル変化部が前記ニードル・ガードの前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記少なくとも1本のアームの遠位セクションが前記ニードル・シャフトから離脱して前記長手部材の遠位端を完全に覆う装置ニードル先端シールド・デバイス。
(19) (15)項に記載のニードル先端シールド・デバイスであって、前記少なくとも1本のアームの遠位セクションは、遠位端を有する第1ウォール・セグメントを含み、
前記少なくとも1本のアームの、前記第1ウォール・セグメントおよび中央セクションは、前記ニードルに対して、互いに異なる角度姿勢で配置されており、
前記第1ウォール・セグメントは、前記ニードルに向かって内向きの角部を有しており、
前記第1ウォール・セグメントの遠位端は、前記ニードルが前記準備位置にある場合に、前記ニードル・シャフトの側部に押し付けられ、
前記第1ウォール・セグメントの遠位端は、前記プロファイル変化部が前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記ニードルから離脱し、それにより、前記第1ウォール・セグメントが前記長手部材の遠位端を少なくとも部分的に覆うように構成されているニードル先端シールド・デバイス。
(20) (19)項に記載のニードル先端シールド・デバイスであって、前記第1ウォール・セグメントの遠位端は、リップを含むニードル先端シールド・デバイス。
(21) (29)項に記載のニードル先端シールド・デバイスであって、前記長手部材は、それの遠位端と同じ位置または近傍位置に特徴部を含み、その特徴部は、前記リップと協働し、それにより、前記アームの遠位セクションを前記長手部材の遠位端に固定することが可能であるニードル先端シールド・デバイス。
(22) (15)項に記載のニードル先端シールド・デバイスであって、前記少なくとも1本のアームの遠位セクションは、遠位端を有するウォール・セグメントを含み、
前記アームの、前記ウォール・セグメントおよび中央セクションは、前記ニードルに対して、互いに異なる角度姿勢で配置されており、
前記ウォール・セグメントは、前記ニードルに向かって内向きの角部を有しており、
前記ウォール・セグメントの遠位端は、前記ニードルが前記準備位置にある場合に、前記ニードル・シャフトの側部に押し付けられ、
前記ウォール・セグメントの遠位端は、前記プロファイル変化部が前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記ニードルから離脱し、それにより、前記ウォール・セグメントが前記長手部材の遠位端を完全に覆うように構成されているニードル先端シールド・デバイス。
(23) (22)項2に記載のニードル先端シールド・デバイスであって、前記ウォール・セグメントの遠位端は、リップを含むニードル先端シールド・デバイス。
(24) (23)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、それの遠位端と同じ位置または近傍位置に特徴部を含み、その特徴部は、前記リップと協働し、それにより、前記アームの遠位セクションを前記長手部材の遠位端に固定することが可能であるIVカテーテル・アセンブリ。
(25) (22)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材のウォール・セグメントおよび遠位端は、互いに協働し、それにより、前記ウォール・セグメントが前記長手部材の遠位端を完全に覆うように配置される場合に、シール部を少なくとも部分的に形成するIVカテーテル・アセンブリ。
(26) (15)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の遠位端は、遠位方向を向いた表面を有するフランジを含むIVカテーテル・アセンブリ。
(27) (15)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、前記ベースに装着されるIVカテーテル・アセンブリ。
(28) (15)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記ニードル・ガードのベースと前記アームとは、一体構造体を含むIVカテーテル・アセンブリ。
(29) (15)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の前記貫通通路は、それの長さ全体において、前記ニードル・シャフトのプロファイル変化部を越えて自由にスライドするサイズを有するIVカテーテル・アセンブリ。
(30) IV(静脈内)カテーテル・アセンブリであって、
中空本体部および近位端と遠位端とを有するカテーテル・ハブと、
近位端と遠位端とを有するカテーテルであって、当該カテーテルの近位端は、前記カテーテル・ハブの近位端に連結されるものと、
ニードル・シャフトを有するニードルであって、前記ニードル・シャフトは、プロファイルが変化するプロファイル変化部と、鋭利な遠位先端とを有し、当該ニードルは、準備位置と格納位置との間を移動可能であるものと、
そのニードルの前記鋭利な遠位先端を弾性的にブロックする弾性的ブロック手段と
を含み、
その弾性的ブロック手段は、
スプリング・クリップを用いる形式のニードル・ガードと、
長手部材と
を有し、
前記ニードル・ガードは、ベース部と、そのベース部から延びる少なくとも1本のアームとを有し、
その少なくとも1本のアームは、前記格納位置において、前記ニードルの前記鋭利な遠位先端をブロックするように構成されており、
前記長手部材は、自身の近位端と遠位端との間を連続的に、かつ、前記ニードルが準備位置と格納位置との間を移動させられるにつれて前記ニードル・シャフト上をスライド可能であるように延びており、
前記ニードル・ガードの前記ベース部は、前記長手部材に係合するとともに、その長手部材上に留置しており、
前記長手部材は、前記プロファイル変化部に係合するとともに前記鋭利な遠位先端を越えて延びることを実現する構成とサイズとを有するとともに、前記ニードル・ガードの前記少なくとも1本のアームによって係合させられるIVカテーテル・アセンブリ。
(31) IV(静脈内)カテーテル・アセンブリであって、
中空本体部を有するカテーテル・ハブであって、前記中空本体部は、近位端と遠位端とを有するとともに、内部空間を画定するものと、
近位端と遠位端とを有するカテーテルであって、当該カテーテルの近位端は、前記カテーテル・ハブの近位端に連結されるものと、
ニードル・シャフトと遠位先端とを有するニードルであって、準備位置と格納位置との間を移動可能であるとともに、前記準備位置においては、当該ニードルの遠位先端が前記カテーテルの遠位端から遠位方向に延びる一方、前記格納位置においては、当該ニードルの遠位先端が、前記カテーテルの近位端に対して近位方向に位置する位置に留置され、前記ニードル・シャフトは、プロファイルが変化するプロファイル変化部を有するものと、
アームを有するニードル・ガードと
を含み、
前記アームは、ベースから遠位方向に延びており、
そのベースは、その内部に形成された開口部を有し、
前記ニードル・ガードは、前記ベース内に形成された前記開口部を前記ニードル・シャフトが通過する状態で、前記ニードル・シャフトにスライド可能に装着され、
前記開口部は、前記ニードル・シャフトのプロファイル変化部に係合し、それにより、前記ニードルが前記ニードル・ガードに対して近位方向に移動する運動を制限するサイズを有し、
前記アームは、弾性材を有するとともに、近位セクション、中央セクションおよび遠位セクションを有し、
前記アームの遠位セクションは、前記ニードルが前記準備位置にある場合に、留置されるとともに、前記ニードル・シャフトの側部に押し付けられ、
前記ニードル・ガードは、さらに、長手部材を含み、
その長手部材は、自身の近位端と遠位端との間を延びる貫通通路を有し、
前記長手部材は、前記ベースと同じ位置または近傍位置から遠位方向に延びるとともに、前記ニードルが前記準備位置と前記格納位置との間を移動させられるにつれて前記ニードル・シャフトに沿ってスライド可能であり、
前記長手部材は、長さを有し、その長さは、前記プロファイル変化部が前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記ニードルの遠位先端の全体が前記長手部材の前記貫通通路内に留置されるように配置されるとともに、前記アームの遠位セクションが前記ニードル・シャフトから離脱して半径方向内向きに移動し、それにより、前記長手部材の遠位端を少なくとも部分的に覆うことを実現するものとなっており、
前記長手部材は、前記アームの遠位端が前記長手部材の遠位端を少なくとも部分的に覆う場合に、前記ニードルが前記ニードル・ガードに対して軸方向に移動することを制限するのに十分な剛性を有するIVカテーテル・アセンブリ。
(32) (31)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記プロファイル変化部が前記ニードル・ガードの前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記アームの遠位セクションが前記ニードル・シャフトから離脱して前記長手部材の遠位端を完全に覆うIVカテーテル・アセンブリ。
(33) (31)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記アームの遠位セクションは、遠位端を有するウォール・セグメントを含み、
前記アームの、前記ウォール・セグメントおよび中央セクションは、前記ニードルに対して、互いに異なる角度姿勢で配置されており、
前記ウォール・セグメントは、前記ニードルに向かって内向きの角部を有しており、
前記ウォール・セグメントの遠位端は、前記ニードルが前記準備位置にある場合に、前記ニードル・シャフトの側部に押し付けられ、
前記ウォール・セグメントの遠位端は、前記プロファイル変化部が前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記ニードルから離脱し、それにより、前記ウォール・セグメントが前記長手部材の遠位端を少なくとも部分的に覆うように構成されているIVカテーテル・アセンブリ。
(34) (33)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記ウォール・セグメントの遠位端は、リップを含むIVカテーテル・アセンブリ。
(35) (34)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、それの遠位端と同じ位置または近傍位置に特徴部を含み、その特徴部は、前記リップと協働し、それにより、前記アームの遠位セクションを前記長手部材の遠位端に固定することが可能であるIVカテーテル・アセンブリ。
(36) (31)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記アームの遠位セクションは、遠位端を有するウォール・セグメントを含み、
前記アームの、前記ウォール・セグメントおよび中央セクションは、前記ニードルに対して、互いに異なる角度姿勢で配置されており、
前記ウォール・セグメントは、前記ニードルに向かって内向きの角部を有しており、
前記ウォール・セグメントの遠位端は、前記ニードルが前記準備位置にある場合に、前記ニードル・シャフトの側部に押し付けられ、
前記ウォール・セグメントの遠位端は、前記プロファイル変化部が前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記ウォール・セグメントが前記長手部材の遠位端を完全に覆うように、前記ニードルから離脱するように構成されているIVカテーテル・アセンブリ。
(37) (36)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記ウォール・セグメントの遠位端は、リップを含むIVカテーテル・アセンブリ。
(38) (37)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、それの遠位端と同じ位置または近傍位置に特徴部を含み、その特徴部は、前記リップと協働し、それにより、前記アームの遠位セクションを前記長手部材の遠位端に固定することが可能であるIVカテーテル・アセンブリ。
(39) (36)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材のウォール・セグメントおよび遠位端は、互いに協働し、それにより、前記ウォール・セグメントが前記長手部材の遠位端を完全に覆うように配置される場合に、シール部を少なくとも部分的に形成するIVカテーテル・アセンブリ。
(40) (39)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記ウォール・セグメントと前記長手部材の遠位端とのうちのいずれかまたは両方は、前記シール部の組織形成を促進するように表面処理されるIVカテーテル・アセンブリ。
(41) (40)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記ウォール・セグメントと前記長手部材の遠位端とのうちのいずれかまたは両方は、シール剤によってコーティングされるIVカテーテル・アセンブリ。
(42) (40)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記ウォール・セグメントは、第1コーティングを含み、前記長手部材の遠位端は、第2コーティングを含み、それら第1および第2コーティングは、互いに接触すると、化学的に反応してシール部を形成するIVカテーテル・アセンブリ。
(43) (31)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の遠位端は、遠位方向を向いた表面を有するフランジを含むIVカテーテル・アセンブリ。
(44) (31)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、前記ベースに装着されるIVカテーテル・アセンブリ。
(45) (31)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記ニードル・ガードのベースと前記アームとは、一体構造体を含むIVカテーテル・アセンブリ。
(46) (31)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の前記貫通通路は、それの長さ全体において、前記ニードル・シャフトのプロファイル変化部を乗り越えて自由にスライドするサイズを有するIVカテーテル・アセンブリ。
(47) (31)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の前記貫通通路は、それの全長より短い部分において、前記ニードル・シャフトの前記プロファイル変化部を乗り越えて自由にスライドするサイズを有するIVカテーテル・アセンブリ。
(48) (31)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、前記ベースに近接配置された近位セクションを含み、その近位セクション内の前記貫通通路は、前記ニードル・シャフトの前記プロファイル変化部を乗り越えて自由にスライドすることはないサイズを有し、前記長手部材の近位セクションは、エラストマー材を含み、そのエラストマー材は、前記貫通通路が前記プロファイル変化部上において径方向に拡張してスライドすることを可能にするIVカテーテル・アセンブリ。
(49) (48)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の前記近位セクションは、前記貫通通路が前記プロファイル変化部上に位置する場合に、前記ニードル・ガードと前記ニードルとの間の回転運動を制限するIVカテーテル・アセンブリ。
(50) (31)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、前記ベースに近接配置された近位セクションを含み、その近位セクション内の前記貫通通路は、前記ニードル・シャフトの前記プロファイル変化部を乗り越えて自由にスライドすることはないサイズを有し、前記長手部材の近位セクションは、エラストマー材を含み、そのエラストマー材は、前記貫通通路が前記プロファイル変化部上において径方向に拡張してスライドし、それにより、前記貫通通路のうちのその拡張部が、前記プロファイル変化部のうちの少なくとも一部に摩擦係合して半径方向圧縮力を加えることを可能にするIVカテーテル・アセンブリ。
(51) (50)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記拡張部は、前記ニードル・ガードと前記ニードルとの間における回転運動および軸方向運動を阻止するIVカテーテル・アセンブリ。
(52) (31)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の前記貫通通路のうちの少なくとも一部は、吸収剤を含有するIVカテーテル・アセンブリ。
(53) (52)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記吸収剤は、抗微生物剤または抗生剤を含有するIVカテーテル・アセンブリ。
(54) (36)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の遠位端は、相手に形状的に適合する性質を有する適合性材料を含有するIVカテーテル・アセンブリ。
(55) (36)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記第1ウォール・セグメントは、相手に形状的に適合する性質を有する適合性材料を含有するIVカテーテル・アセンブリ。
(56) (36)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記ウォール・セグメントおよび前記長手部材の遠位端は、それぞれ、相手に形状的に適合する性質を有する適合性材料を含有するIVカテーテル・アセンブリ。
(57) (31)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、それの遠位端において、血液または体液を収集するリザーバを含み、それら血液または体液は、前記ニードルが前記格納位置にある場合、そのニードルの遠位先端から流出する可能性があるIVカテーテル・アセンブリ。
(58) (57)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、さらに、前記リザーバ内に留置される吸収剤を含むIVカテーテル・アセンブリ。
(59) (58)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記吸収剤は、抗微生物剤または抗生剤を含有するIVカテーテル・アセンブリ。
(60) (31)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、前記ベースと一体的に形成されるIVカテーテル・アセンブリ。
(61) IV(静脈内)カテーテル・アセンブリであって、
中空本体部を有するカテーテル・ハブであって、前記中空本体部は、近位端と遠位端とを有するとともに、内部空間を画定するものと、
近位端と遠位端とを有するカテーテルであって、当該カテーテルの近位端は、前記カテーテル・ハブの近位端に連結されるものと、
ニードル・シャフトと遠位先端とを有するニードルであって、準備位置と格納位置との間を移動可能であるとともに、前記準備位置においては、当該ニードルの遠位先端が前記カテーテルの遠位端から遠位方向に延びる一方、前記格納位置においては、当該ニードルの遠位先端が、前記カテーテルの近位端に対して近位方向に位置する位置に留置され、前記ニードル・シャフトは、プロファイルが変化するプロファイル変化部を有するものと、
第1および第2アームを有するニードル・ガードと
を含み、
前記第1および第2アームは、ベースから遠位方向に延びており、
そのベースは、その内部に形成された開口部を有し、
前記ニードル・ガードは、前記ベース内に形成された前記開口部を前記ニードル・シャフトが通過する状態で、前記ニードル・シャフトにスライド可能に装着され、
前記開口部は、前記ニードル・シャフトのプロファイル変化部に係合し、それにより、前記ニードルが前記ニードル・ガードに対して近位方向に移動する運動を制限するサイズを有し、
前記第1および第2アームの各々は、弾性材を有するとともに、近位セクション、中央セクションおよび遠位セクションを有し、
前記第1および第2アームは、前記ベースのうちの互いに異なるそれぞれの位置から延びるとともに、それぞれの中間セクションに沿って互いに交差し、それにより、前記第1および第2アームのそれぞれの遠位セクションが、前記ニードルが前記準備位置にある場合に、留置されるとともに、前記ニードル・シャフトの両側にそれぞれ押し付けられ、
前記ニードル・ガードは、さらに、長手部材を含み、
その長手部材は、自身の近位端と遠位端との間を延びる貫通通路を有し、
前記長手部材は、前記ベースと同じ位置または近傍位置から遠位方向に延びるとともに、前記ニードルが前記準備位置と前記格納位置との間を移動させられるにつれて前記ニードル・シャフトに沿ってスライド可能であり、
前記長手部材は、長さを有し、その長さは、前記プロファイル変化部が前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記ニードルの遠位先端の全体が前記長手部材の前記貫通通路内に留置されるように配置されるとともに、前記第1および第2アームのうちの少なくとも一方の遠位セクションが前記ニードル・シャフトから離脱して半径方向内向きに移動し、それにより、前記長手部材の遠位端を少なくとも部分的に覆うことを実現するものとなっており、
前記長手部材は、前記第1および第2アームのうちの少なくとも一方が前記長手部材の遠位端を少なくとも部分的に覆う場合に、前記ニードルが前記ニードル・ガードに対して軸方向に移動することを制限するのに十分な剛性を有するIVカテーテル・アセンブリ。
(62) (61)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記プロファイル変化部が前記ニードル・ガードの前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記第1および第2アームのうちの少なくとも一方の遠位セクションが前記ニードル・シャフトから離脱して前記長手部材の遠位端を完全に覆うIVカテーテル・アセンブリ。
(63) (61)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記第1アームの遠位セクションは、遠位端を有する第1ウォール・セグメントを含み、
前記第1アームの、前記第1ウォール・セグメントおよび中央セクションは、前記ニードルに対して、互いに異なる角度姿勢で配置されており、
前記第1ウォール・セグメントは、前記ニードルに向かって内向きの角部を有しており、
前記第2アームの遠位セクションは、遠位端を有する第2ウォール・セグメントを含み、
前記第2アームの、前記第2ウォール・セグメントおよび中央セクションは、前記ニードルに対して、互いに異なる角度姿勢で配置されており、
前記第2ウォール・セグメントは、前記ニードルに向かって内向きの角部を有しており、
前記第1および第2ウォール・セグメントのそれぞれの遠位端は、前記ニードルが前記準備位置にある場合に、前記ニードル・シャフトの両側にそれぞれ押し付けられ、
前記第1ウォール・セグメントの遠位端は、前記プロファイル変化部が前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記ニードルから離脱し、それにより、前記第1ウォール・セグメントが前記長手部材の遠位端を少なくとも部分的に覆うように構成され、
前記第2ウォール・セグメントの遠位端は、前記プロファイル変化部が前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記第1ウォール・セグメントに対して遠位方向にずれた位置に位置するとともに、その第1ウォール・セグメントとオーバラップするように構成されているIVカテーテル・アセンブリ。
(64) (63)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記第1ウォール・セグメントの遠位端は、第1リップを含むIVカテーテル・アセンブリ。
(65) (64)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、それの遠位端と同じ位置または近傍位置に特徴部を含み、その特徴部は、前記第1リップと協働し、それにより、前記第1アームの遠位セクションを前記長手部材の遠位端に固定することが可能であるIVカテーテル・アセンブリ。
(66) (61)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記第1アームの遠位セクションは、遠位端を有する第1ウォール・セグメントを含み、
前記第1アームの、前記第1ウォール・セグメントおよび中央セクションは、前記ニードルに対して、互いに異なる角度姿勢で配置されており、
前記第1ウォール・セグメントは、前記ニードルに向かって内向きの角部を有しており、
前記第2アームの遠位セクションは、遠位端を有する第2ウォール・セグメントを含み、
前記第2アームの、前記第2ウォール・セグメントおよび中央セクションは、前記ニードルに対して、互いに異なる角度姿勢で配置されており、
前記第2ウォール・セグメントは、前記ニードルに向かって内向きの角部を有しており、 前記第1および第2ウォール・セグメントのそれぞれの遠位端は、前記ニードルが前記準備位置にある場合に、前記ニードル・シャフトの両側にそれぞれ押し付けられ、
前記第1ウォール・セグメントの遠位端は、前記プロファイル変化部が前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記第1ウォール・セグメントが前記長手部材の遠位端を完全に覆うように、前記ニードルから離脱するように構成されており、
前記第2ウォール・セグメントの遠位端は、前記プロファイル変化部が前記ベース内の前記開口部に実質的に係合する場合に、前記第1ウォール・セグメントに対して遠位方向にずれた位置に位置するとともに、その第1ウォール・セグメントとオーバラップするように構成されているIVカテーテル・アセンブリ。
(67) (66)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記第1ウォール・セグメントの遠位端は、第1リップを含むIVカテーテル・アセンブリ。
(68) (67)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、それの遠位端と同じ位置または近傍位置に特徴部を含み、その特徴部は、前記第1リップと協働し、それにより、前記第1アームの遠位セクションを前記長手部材の遠位端に固定することが可能であるIVカテーテル・アセンブリ。
(69) (66)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の、前記第1ウォール・セグメントおよび遠位端は、互いに協働し、それにより、前記第1ウォール・セグメントが前記長手部材の遠位端を完全に覆うように配置される場合に、シール部を少なくとも部分的に形成するIVカテーテル・アセンブリ。
(70) (69)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の、前記第1および第2ウォール・セグメントのうちのいずれかまたは両方は、前記シール部の組織形成を促進するように表面処理されるIVカテーテル・アセンブリ。
(71) (70)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の前記第1ウォール・セグメントと遠位端とのうちのいずれかまたは両方は、シール剤によってコーティングされるIVカテーテル・アセンブリ。
(72) (70)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記第1ウォール・セグメントは、第1コーティングを含み、前記長手部材の遠位端は、第2コーティングを含み、それら第1および第2コーティングは、互いに接触すると、化学的に反応してシール部を形成するIVカテーテル・アセンブリ。
(73) (61)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の遠位端は、遠位方向を向いた表面を有するフランジを含むIVカテーテル・アセンブリ。
(74) (61)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、前記ベースに装着されるIVカテーテル・アセンブリ。
(75) (61)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記ニードル・ガードのベースと前記第1および第2アームとは、一体構造体を含むIVカテーテル・アセンブリ。
(76) (61)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の前記貫通通路は、それの長さ全体において、前記ニードル・シャフトの前記プロファイル変化部を乗り越えて自由にスライドするサイズを有するIVカテーテル・アセンブリ。
(77) (61)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の前記貫通通路は、その全長より短い部分において、前記ニードル・シャフトの前記プロファイル変化部を乗り越えて自由にスライドするサイズを有するIVカテーテル・アセンブリ。
(78) (61)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、前記ベースに近接配置された近位セクションを含み、その近位セクション内の前記貫通通路は、前記ニードル・シャフトの前記プロファイル変化部を乗り越えて自由にスライドすることはないサイズを有し、前記長手部材の近位セクションは、エラストマー材を含み、そのエラストマー材は、前記貫通通路が前記プロファイル変化部上において径方向に拡張してスライドすることを可能にするIVカテーテル・アセンブリ。
(79) (68)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の前記近位セクションは、前記貫通通路が前記プロファイル変化部上に位置する場合に、前記ニードル・ガードと前記ニードルとの間の回転運動を制限するIVカテーテル・アセンブリ。
(80) (61)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、前記ベースに近接配置された近位セクションを含み、その近位セクション内の前記貫通通路は、前記ニードル・シャフトの前記プロファイル変化部を乗り越えて自由にスライドすることはないサイズを有し、前記長手部材の近位セクションは、エラストマー材を含み、そのエラストマー材は、前記貫通通路が前記プロファイル変化部のうちの少なくとも一部において径方向に拡張してスライドし、それにより、前記貫通通路のうちのその拡張部が前記プロファイル変化部のうちの少なくとも一部に摩擦係合して半径方向圧縮力を加えることを可能にするIVカテーテル・アセンブリ。
(81) (80)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記拡張部は、前記ニードル・ガードと前記ニードルとの間における回転運動および軸方向運動を阻止するIVカテーテル・アセンブリ。
(82) (61)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の前記貫通通路のうちの少なくとも一部は、吸収剤を含有するIVカテーテル・アセンブリ。
(83) (82)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記吸収剤は、抗微生物剤または抗生剤を含有するIVカテーテル・アセンブリ。
(84) (66)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材の遠位端は、相手に形状的に適合する性質を有する適合性材料を含有するIVカテーテル・アセンブリ。
(85) (66)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記第1ウォール・セグメントは、相手に形状的に適合する性質を有する適合性材料を含有するIVカテーテル・アセンブリ。
(86) (66)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記第1ウォール・セグメントおよび前記長手部材の遠位端は、それぞれ、相手に形状的に適合する性質を有する適合性材料を含有するIVカテーテル・アセンブリ。
(87) (61)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、それの遠位端において、血液または体液を収集するリザーバを含み、それら血液または体液は、前記ニードルが前記格納位置にある場合、そのニードルの遠位先端から流出する可能性があるIVカテーテル・アセンブリ。
(88) (87)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、さらに、前記リザーバ内に留置される吸収剤を含むIVカテーテル・アセンブリ。
(89) (88)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記吸収剤は、抗微生物剤または抗生剤を含有するIVカテーテル・アセンブリ。
(90) (61)項に記載のIVカテーテル・アセンブリであって、前記長手部材は、前記ベースと一体的に形成されるIVカテーテル・アセンブリ。