特許第6205938号(P6205938)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6205938
(24)【登録日】2017年9月15日
(45)【発行日】2017年10月4日
(54)【発明の名称】ガス調理器用ガラストッププレート
(51)【国際特許分類】
   F24C 15/10 20060101AFI20170925BHJP
   C03C 17/42 20060101ALI20170925BHJP
【FI】
   F24C15/10 B
   C03C17/42
【請求項の数】5
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2013-151804(P2013-151804)
(22)【出願日】2013年7月22日
(65)【公開番号】特開2015-21692(P2015-21692A)
(43)【公開日】2015年2月2日
【審査請求日】2016年6月2日
(73)【特許権者】
【識別番号】000244305
【氏名又は名称】鳴海製陶株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000648
【氏名又は名称】特許業務法人あいち国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】鶴原 聡
(72)【発明者】
【氏名】神作 克也
【審査官】 宮崎 光治
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−215651(JP,A)
【文献】 特開2002−013739(JP,A)
【文献】 特開2010−040171(JP,A)
【文献】 特開2008−016318(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24C 15/10
C03C 17/42
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガラス板と、該ガラス板の裏面側に積層された無機顔料を含有する装飾層と、該装飾層上に積層された遮蔽層と、該遮蔽層上に積層された、調理シミの発生を抑制するための樹脂層とを有するガス調理器用ガラストッププレートにおいて、
該ガス調理器用ガラストッププレートを厚み方向に貫通する熱源用開口部を有し、
上記樹脂層は、ポリイミド樹脂を90質量%以上含有することを特徴とするガス調理器用ガラストッププレート。
【請求項2】
上記装飾層は、上記無機顔料として白系顔料又はシルバー系顔料を含有する白系又はシルバー系の層からなり、遮蔽層は黒色系無機顔料を含有する黒色系の層からなることを特徴とする請求項1に記載のガス調理器用ガラストッププレート。
【請求項3】
上記装飾層は、上記無機顔料としてパール調顔料を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載のガス調理器用ガラストッププレート。
【請求項4】
上記装飾層は、シリカを主成分とするシリカ膜と、該シリカ膜中に分散された上記無機顔料とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス調理器用ガラストッププレート。
【請求項5】
上記遮蔽層は、黒色系無機顔料が分散されたシリカ膜からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガス調理器用ガラストッププレート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス調理器に用いられるガラストッププレートに関する。
【背景技術】
【0002】
電磁調理器やガス調理器などの上部には、調理器用トッププレートが設置されている。調理器用トッププレートの調理面側には、鍋などの被加熱物が載置され、被加熱物は調理器内部の加熱装置により加熱される。電磁調理器用のトッププレートとしては、ガラス製のトッププレート(ガラストッププレート)が広く使用されている。一方、ガス調理器用のトッププレートとしては、ホーロー天板が使用されてきたが、優れた意匠性や清掃のし易さという観点から、近年、ガラストッププレートが注目されている。
【0003】
調理器用ガラストッププレートとしては、基板ガラスの裏面側にパール調の光沢感及び金属調の光沢感のある装飾層を施す技術(特許文献1〜3)が開発されている。このような光沢感のある装飾層を施すことにより、調理器用ガラストッププレートは、優れた意匠性を発揮することができる。また、ガス調理器においては、天板にこぼれたふきこぼれ汁がガスコンロの内部に侵入してしまうことを防止するために、ガスコンロの天板とバーナとの間にオイルコンパウンド等によりシール構造を設ける技術(特許文献4)も開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−213642号公報
【特許文献2】特開2001−233636号公報
【特許文献3】特開2001−233637号公報
【特許文献4】特開2002−013739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の調理器用ガラストッププレートをガス調理器に適用すると、装飾層があるガラストッププレートの裏面側に調理煮汁等のふきこぼれ汁が付着し、付着物が加熱されることにより、調理シミが発生するという問題があった。具体的には、ガス調理器用のトッププレートには、トッププレートを厚み方向に貫通する熱源用開口部を形成する必要があるが、ふきこぼれ汁が調理面側から熱源用開口部を通って裏面側に付着すると、ふきこぼれ汁がガス化し、装飾層中に染み込んで調理シミを形成してしまう。この調理シミは、調理面側から視認されてしまうため、ガラストッププレートの意匠性を損ねてしまうという問題がある。また、オイルコンパウンド等を用いてガスコンロの天板とバーナとの間にシール構造を設ける技術においては、ガス調理器の使用中の熱により、オイルが蒸発しシール構造にひび割れが発生したり、シール構造に流動性が生じたりする。その結果、シール構造を長期間維持することが困難になり、ふきこぼれ汁が天板とバーナとの間を通って天板の裏面側に付着してしまうことを回避できなくなる。
【0006】
特に、ガス調理器用のガラストッププレートにおいては、バーナの炎を調理面側に露出させるための熱源用開口部が存在するため、この熱源開口部を通って裏面側に付着するふきこぼれ汁と熱源との位置が近くなる。そのため、ふきこぼれ汁が高温に加熱されやすく、ガス化して調理シミが形成されるという上述の問題が起こりやすい。
【0007】
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、意匠性に優れると共に、調理シミの発生を抑制することができるガス調理器用ガラストッププレートを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、ガラス板と、該ガラス板の裏面側に積層された無機顔料を含有する装飾層と、該装飾層上に積層された遮蔽層と、該遮蔽層上に積層された、調理シミの発生を抑制するための樹脂層とを有するガス調理器用ガラストッププレートにおいて、
該ガス調理器用ガラストッププレートを厚み方向に貫通する熱源用開口部を有し、
上記樹脂層は、ポリイミド樹脂を90質量%以上含有することを特徴とするガス調理器用ガラストッププレートにある。
【発明の効果】
【0009】
上記ガス調理器用ガラストッププレートは、ガラス板の裏面側に積層された無機顔料を含有する装飾層と、該装飾層上に積層された遮蔽層と、該遮蔽層上に積層された樹脂層とを有する。そして、上記樹脂層は、ポリイミド樹脂からなるため、液体透過性やガス透過性が非常に低い。そのため、例えばふきこぼれ汁などが上記熱源用開口部を通ってガス調理器用ガラストッププレートの裏面に付着しても、樹脂層によって液体状のふきこぼれ汁が遮蔽層や装飾層へ浸透することを防止することができる。また、ふきこぼれ汁が加熱されてガス化したとしても、樹脂層によって遮蔽層や装飾層にガス化したふきこぼれ汁が染み込んで調理シミが形成されてしまうことを抑制することができる。
【0010】
即ち、上記ガス調理器用ガラストッププレートは、上記装飾層が有する優れた意匠性を示すと共に、調理シミの発生を抑制することができる。また、上記遮蔽層は、ガス調理器の内部構造を隠蔽する役割を果たすと共に、上述の調理シミを目立たなくする役割を果たすことができる。
したがって、上記ガス調理器用ガラストッププレートは、長期間にわたって、装飾層の優れた意匠性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】実施例1におけるガス調理器用ガラストッププレートの部分上面図。
図2】実施例1におけるガス調理器用ガラストッププレートの部分断面図(図1におけるII−II線矢視断面図)。
図3】実施例1におけるガス調理器用ガラストッププレートの部分断面拡大図。
図4】実験例における調理シミ試験後の各ガス調理器用ガラストッププレート(実施例1、2、比較例1〜8)の調理面側のデジタル顕微鏡写真と色差ΔEを示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
次に、上記ガス調理器用ガラストッププレートの好ましい実施形態について説明する。
板状のガス調理器用ガラストッププレートにおいては、鍋などを配置し、使用者が視認する側の面が調理面であり、調理面の反対面が裏面である。裏面は、トッププレートをガス調理器上に配置したときに、ガス管や点火装置等のガス調理器の内部装置と対向する面である。
【0013】
上記ガス調理器用ガラストッププレートは、上記のように、ガラス板と、該ガラス板の裏面側に積層された装飾層と、該装飾層上に積層された遮蔽層と、該遮蔽層上に積層された樹脂層とを有する。
ガラス板は、透明の低膨張ガラスセラミックスからなることが好ましい。透明の低膨張ガラスセラミックスは、透光性で膨張率が低いものがよい。例えば、主結晶相にβ−石英固溶体を析出したものがある。β−石英固溶体を析出した低膨張ガラスセラミックスの体積結晶化度は、約70%であり、結晶の大きさは0.1μm以下である。β−石英固溶体は負の膨張特性を示し、残存ガラス相の正の膨張特性と打ち消し合って熱膨張率がほぼゼロになる。屈折率(nD)は1.541であり、β−石英固溶体の析出結晶の大きさは0.1μm以下で可視光の波長より小さく、結晶相と残存ガラス相の屈折率もほぼ同程度であるため、光の散乱がなく、外観的には透明であり、可視光域から赤外域の光をよく透過する。
【0014】
ガラス板は、リチウムアルミノシリケートガラスからなることが好ましい。
この場合には、ガス調理器用ガラストッププレートとして要求される機械的強度及び耐熱性を十分に確保することができる。また、ガラス板の厚みは、例えば1〜4mmにすることができる。
【0015】
上記装飾層は、無機顔料を含有する層である。無機顔料は、所望の色調に応じて適宜選択することができる。無機顔料としては、様々なものを利用することができる。そのため、様々な色調のニーズに対応することが可能である。白系やシルバー系のように調理器用トッププレートにおいて需要の高い色にも対応が可能である。無機顔料としては、市販のものを利用することができる。
【0016】
装飾層は、無機顔料として白系顔料又はシルバー系顔料を含有する白系又はシルバー系の層からなり、遮蔽層は黒色系無機顔料を含有する黒色系の層からなることが好ましい。
この場合には、上記ガス調理器用ガラストッププレートは、白又はシルバー系の高級感のある意匠性を示すことができると共に、遮蔽層がその隠蔽効果をより確実に示すことができる。また、白系又はシルバー系の装飾層を有するトッププレートにおいては、上述の調理シミが目立ち易い傾向があるが、上記ガス調理器用ガラストッププレートは、上述のごとく液体透過性及び気体透過性の低い樹脂層を有しているため、例え調理シミの目立ち易い白系又はシルバー系であっても、調理シミの形成を抑制することができる。即ち、この場合には、調理シミの発生を抑制できるという上述の作用効果が顕著になる。
【0017】
装飾層は、無機顔料としてパール調顔料を含有することが好ましい。
この場合には、ガス調理器用ガラストッププレートは、光沢感のあるシルバー系のパール調の色調を示し、より優れた意匠性を発揮することができる。また、パール調の装飾層を有するトッププレートにおいては、調理シミが目立ち易い傾向があるが、上記ガス調理器用ガラストッププレートは、上述のように液体透過性及び気体透過性の低い樹脂層を有するため、調理シミの形成を抑制することができる。
【0018】
パール調顔料としては、例えば酸化チタン、酸化ジルコニウム、及び酸化鉄から選ばれる少なくとも1種により無機顔料を被覆してなるものを用いることができる。即ち、パール調顔料は、例えば無機顔料と、該無機顔料を被覆するパール調皮膜とからなるものを用いることができる。被覆対象の無機顔料としては、例えばカオリン、タルク、セリサイト、ピロフェライト、天然雲母、合成雲母、酸化アルミニウム等がある。パール調顔料としては、市販品を利用することもできる。
【0019】
装飾層は、シリカを主成分とするシリカ膜と、該シリカ膜中に分散された無機顔料とを有する層から構成することができる。このような装飾層は、シリコーンレジン及び/又はシリカゾルからなるシリカ形成材料と、無機顔料とを少なくとも含有する装飾層形成用塗料を焼き付けることにより作製することができる。焼き付けによりシリカ形成材料からシリカが生成し、シリカ膜を作製できる。無機顔料は、このシリカ膜に分散して配置される。
【0020】
シリコーンレジンは、シロキサン結合を主骨格とする有機珪素化合物の重合体をいう。
シリコーンレジンとしては、例えばストレートシリコーンワニスKR282(信越化学工業(株)製)、ストレートシリコーンワニスKR271(同社製)、ストレートシリコーンワニスKR311(同社製)、変性シリコーンワニスKR211(同社製)、シリコーンアルキッドワニス(同社製)、シリコーンエポキシワニスES100N(同社製)等の市販品を利用することができる。
シリカゾルとしては、例えばエチルシリケートなどを加水分解して得られるシリカゾル、コロイド状シリカゾルなどを用いることができる。
【0021】
また、装飾層形成用塗料中の無機顔料の量は、形成しようとする装飾層の色調に応じて適宜調整することができる。具体的には、無機顔料の量はシリカ形成材料100質量部に対して、例えば20質量部以下にすることができる。
【0022】
また、装飾層形成用塗料は、さらに有機バインダ(増粘用樹脂)、有機溶剤等を含有することができる。この場合には、装飾層形成用塗料の粘度を調整することが可能になり、装飾層の形成時に塗料を塗布し易くなる。有機バインダ、有機溶剤の添加量は塗料の粘度などを考慮して適宜調整することができる。
なお、有機バインダ、有機溶剤、シリカ形成材料中のレジン成分、ゾル成分などの有機成分は、装飾層形成用塗料の焼き付け時に消失させることができる。
【0023】
装飾層形成用塗料の焼き付け温度が低すぎる場合には、焼き付けが不十分になり、焼き付け後に生成する装飾層の強度が低下するおそれがある。また、焼き付け温度が高すぎる場合には、上述のβ−石英を主結晶とするガラス板を用いる場合に、該ガラス板が白濁してしまうおそれがある。したがって、装飾層は、装飾層形成用塗料を500〜900℃で焼き付けてなることが好ましい。焼き付け時間は、焼き付けを十分に行うという観点や生産性の観点から、上述の焼き付け温度に応じて適宜調整することができる。例えば5〜60分にすることができる。装飾層の厚みは、適宜変更することが可能であるが、例えば1〜10μmにすることができる。
【0024】
次に、上記遮蔽層は、光の透過を遮蔽する層であり、上述のように黒色系の層により構成することができる。遮蔽層は、黒色系の耐熱性の膜であれば様々なものを用いることができ、2層以上の積層体であってもよい。遮蔽層の厚みは、例えば1〜10μmにすることができる。厚みが大きすぎる場合にはコストが増大し、厚みが小さすぎる場合には遮蔽効果が不十分になるおそれがある。
【0025】
遮蔽層は、黒色系無機顔料が分散されたシリカ膜からなることが好ましい。
この場合には、遮蔽層の遮蔽能を確実に発揮させることができる。また、この場合には、上記シリカ形成材料と、黒色系無機顔料とを含有する遮蔽層用塗料を焼き付けることにより遮蔽層を作製することができる。シリカ形成材料としては、上述の装飾層と同様に、シリコーンレジン及び/又はシリカゾルを用いることができる。
【0026】
黒色系無機顔料としては、例えば、Cr−Fe系酸化物、Cu−Cr−Mn系酸化物、Co−Mn−Cr−Fe系酸化物、Co−Ni−Cr−Fe系酸化物、Co−Ni−Cr−Fe−Mn系酸化物等を用いることができる。黒色無機顔料としては、具体的には市販品を用いることができ、その配合割合は遮蔽層の遮蔽性等に応じて適宜調整することができる。遮蔽層用塗料には、塗工性を高めるために、有機溶剤や有機バインダ等を添加することができる。
【0027】
上記樹脂層は、ポリイミド樹脂からなる層である。樹脂層中のポリイミド樹脂の含有率は、90質量%以上であることが好ましく、95質量%以上であることがより好ましく、98質量%以上であることがさらに好ましい。樹脂層は、ポリイミド樹脂以外に他の樹脂成分を含有しておらず、樹脂成分としてはポリイミド樹脂のみを含有することが好ましい(不可避的不純物や未反応のポリイミドの前駆体やモノマー成分などは除く。)。
【0028】
樹脂層の厚みが小さすぎる場合には、樹脂層を均一な厚みで形成することが困難になる。一方、樹脂層の厚みが大きすぎる場合には、製造コストが増大する。したがって、樹脂層の厚みは1〜30μmであることが好ましい。
【0029】
樹脂層は、ポリアミック酸等のポリイミドの前駆体を少なくとも含む樹脂層形成用の塗料を焼き付けることにより作製することができる。焼き付け時における加熱により、前駆体からポリイミドを生成させることができる。ポリイミドの前駆体は、市販品を利用することができる。樹脂層形成用の塗料には、ポリイミドの前駆体の他に、レベリング剤、消泡剤等を添加することができる。これらのレベリング剤、消泡剤を添加することにより、均一な厚みの樹脂層を形成し易くなる。樹脂層の作製時における焼き付け温度は、例えば300〜350℃で行うことができる。
【0030】
また、上記ガス調理器用ガラストッププレートは、板状のガス調理器用ガラストッププレートを厚み方向に貫通する熱源用開口部を有する。熱原用開口部を予めガラス板に形成し、熱源用開口部を有するガラス板に、上述の装飾層、遮蔽層、及び樹脂層を形成することができる。また、ガラス板に装飾層、遮蔽層、樹脂層を形成した後に、熱源用開口部を形成することもできる。
【実施例】
【0031】
(実施例1)
次に、ガス調理器用ガラストッププレートの実施例について説明する。
図1図3に示すごとく、本例のガス調理器用ガラストッププレート1は、ガラス板2と、この裏面22側に積層された無機顔料32を含有する装飾層3と、この上に積層された遮蔽層4と、この上に積層された樹脂層5とを有する。ガラス板2は、リチウムアルミノシリケートガラスからなり、主結晶相がβ−石英固溶体を析出してなる。具体的には、ガラス板2としては、熱膨張係数が−1×10-7/℃(30〜380℃)の日本電気硝子(株)製の商品名「ネオセラムN−0」(以下、「N−0」という。)を用いた。
【0032】
図3に示すごとく、装飾層3は、シリカからなるシリカ膜31と、このシリカ膜31中に分散されたパール調顔料32を有する。パール調顔料32は、マイカよりなる無機顔料321と、これを被覆する酸化チタンからなるパール調皮膜322とからなる。シリカ膜31中に存在するシリカの少なくとも一部は、ガラス板2の表面に存在するシラノール基の少なくとも一部とSi−O−Si結合を形成している(図示略)。また、シリカ膜31中に存在するシリカの少なくとも一部は、パール調顔料32のパール調皮膜322中に存在する少なくとも一部のTiと、Si−O−Ti結合を形成している(図示略)。装飾層3は、シリコーンレジンとパール調顔料とを少なくとも含有する装飾層形成用塗料を焼き付けてなる。
【0033】
また、図3に示すごとく、遮蔽層4は、シリカ膜41と、このシリカ膜41中に分散された黒色系無機顔料42とを有する。遮蔽層4は、シリコーンレジンと、市販の黒色系無機顔料とを少なくとも含有する遮蔽層用塗料を焼き付けてなる。
また、図2及び図3に示すごとく、ガス調理器用ガラストッププレート1は、遮蔽層4上に積層された樹脂層5を有する。この樹脂層5はポリイミド樹脂からなる。
【0034】
また、図1及び図2に示すごとく、板状のガス調理器用ガラストッププレート1は、これを厚み方向に貫通する熱源用開口部11を有する。この熱源用開口部11は、ガス調理器内部に配置されたバーナの炎を調理面側に露出させるための開口部であり、熱源用開口部11の周囲には鍋等の被加熱物を配置するための五徳(図示略)が設置される。
【0035】
次に、本例のガス調理器用ガラストッププレート1の製造方法について説明する。
具体的には、まず、希薄なチタン酸水溶液中にマイカ粉体を懸濁させて懸濁液を得た。この懸濁液を温度70〜100℃に加温し、チタン塩を加水分解させてマイカ粉体の表面に水和酸化チタンを析出させた。その後、マイカ粉体を温度700℃〜1000℃で焼成した。これにより、酸化チタンからなるパール調皮膜322をマイカからなる無機顔料321に被覆してなるパール調顔料32を得た(図3参照)。
【0036】
次に、パール調顔料5質量部と、シリコーンレジン(信越化学工業(株)製のストレートシリコーンワニス「KR282」)30質量部と、有機バインダ(セルロース系樹脂)5質量部と、有機溶剤60質量部とを混練してペースト状の装飾層形成用塗料を作製した。次いで、ステンレス180メッシュのスクリーンを使用したスクリーン印刷により、透光性低膨張ガラスセラミックス(N−0)からなる厚み4mmのガラス板2の片面22の全面にペースト状の装飾層形成用塗料を塗布した(図2参照)。ガラス板2には、これを厚み方向に貫通する熱源用開口部11を予め設けておく。なお、熱源用開口部11は、後述の装飾層、遮蔽層、樹脂層の形成後に形成することもできる。
【0037】
次に、装飾層形成用塗料を塗布したガラス板2を温度750℃で焼成することにより、塗料を焼結させてガラス板2に焼き付けた。このようにして、ガラス板2の裏面22側に装飾層3を形成した(図2及び図3参照)。装飾層3の厚みを膜厚計で測定したところ、その厚みは5μmであった。
【0038】
次に、黒色系無機顔料30質量部と、シリコーンレジン(信越化学工業(株)製のストレートシリコーンワニス「KR311」)45質量部と、有機溶剤(キシレン)25質量部とを混合し、遮蔽層形成用塗料を作製した。次いで、ステンレス350メッシュのスクリーンを使用したスクリーン印刷により、装飾層3上にペースト状の遮蔽層形成用塗料を塗布し、温度350℃で焼成した。これにより、装飾層3上に遮蔽層4を作製した(図2及び図3参照)。遮蔽層4の厚みを膜厚計で測定したところ、その厚みは10μmであった。
【0039】
次に、ポリイミド前駆体(ポリアミック酸:宇部興産(株)製の「UワニスA」)99質量部と、レベリング剤(日信化学工業(株)製の「シルフェイスSAG008」)0.5質量部と、消泡剤(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン製の「TSA720」)0.5質量部とを混合し、樹脂層形成用塗料を作製した。次いで、ステンレス250メッシュのスクリーンを使用したスクリーン印刷により、ペースト状の樹脂層形成用塗料を遮蔽層4上に均一な厚みで塗布し、温度350℃で焼成した。これにより、遮蔽層4上に、ポリイミド樹脂からなる樹脂層5を作製した(図2及び図3参照)。樹脂層5の厚みを膜厚計で測定したところ、その厚みは10μmであった。
このようにして、ガラス板2と、この裏面22側に積層された装飾層3と、この上に積層された遮蔽層4と、この上に積層された樹脂層5とを有するガス調理器用ガラストッププレート1を作製した(図1図3参照)。
【0040】
図1図3に示すごとく、本例のガス調理器用ガラストッププレート1は、ガラス板2の裏面22側に積層された無機顔料を含有する装飾層3と、この上に積層された遮蔽層4と、この上に積層された樹脂層5とを有する。そして、樹脂層5は、ポリイミド樹脂からなるため、液体透過性やガス透過性が非常に低い。そのため、例えばふきこぼれ汁などが熱源用開口部11を通ってガス調理器用ガラストッププレート1の裏面22側に付着しても、樹脂層5によって液体状のふきこぼれ汁が遮蔽層4や装飾層3へ浸透することを防止することができる。また、ふきこぼれ汁が加熱されてガス化したとしても、樹脂層5によって遮蔽層4や装飾層3にガス化したふきこぼれ汁が染み込んで調理シミが形成されてしまうことを抑制することができる。即ち、ガス調理器用ガラストッププレート1は、装飾層3が有する優れた意匠性を示すと共に、調理シミの発生を抑制することができる。また、遮蔽層4は、ガス調理器の内部構造を隠蔽する役割を果たすと共に、上述の調理シミを目立たなくする役割を果たすことができる。
したがって、本例のガス調理器用ガラストッププレート1は、長期間にわたって、装飾層3の優れた意匠性を維持することができる。
【0041】
(実施例2)
本例は、実施例1とは異なるポリイミド樹脂からなる樹脂層を有するガス調理器用ガラストッププレートの例である。
具体的には、まず、実施例1と同様に、透光性低膨張ガラスセラミックス(N−0)からなるガラス板上に装飾層と遮蔽層とを形成した。
【0042】
次に、ポリイミド前駆体(ポリアミック酸:ユニチカ(株)製の「U−イミド」)99質量部と、レベリング剤(日信化学工業(株)製の「シルフェイスSAG008」)0.5質量部と、消泡剤(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン製の「TSA720」)0.5質量部とを混合し、樹脂層形成用塗料を作製した。次いで、実施例1と同様に、スクリーン印刷によりこのペースト状の樹脂層形成用塗料を遮蔽層上に均一な厚みで塗布し、温度350℃で焼成することにより、遮蔽層上にポリイミド樹脂からなる樹脂層(厚み10μm)を作製した。即ち、本例においては、樹脂層形成用塗料におけるポリイミド前駆体として、ユニチカ(株)製の「U−イミド」を用いた点を除いては、実施例1と同様にしてガス調理器用ガラストッププレートを作製した。その他の構成は、実施例1と同様である。
本例のガス調理器用ガラストッププレートは、実施例1と同様に、装飾層と、この上に積層された遮蔽層と、この上に形成されたポリイミドからなる樹脂層とを有するため、実施例1と同様の作用効果を奏する。
【0043】
(比較例1)
本例は、エポキシ樹脂からなる樹脂層を有するガス調理器用ガラストッププレートの例である。
具体的には、まず、実施例1と同様に、透光性低膨張ガラスセラミックス(N−0)からなるガラス板上に装飾層と遮蔽層とを形成した。次に、エポキシ樹脂の主剤(ナガセケムテックス(株)製の「XNR6830」)50質量部と、エポキシ樹脂の硬化剤(ナガセケムテックス(株)製の「XNH6830(M)」)49.5質量部と、レベリング剤(日信化学工業(株)製の「シルフェイスSAG008」)0.5質量部とを混合し、樹脂層形成用塗料を作製した。次いで、スクリーン印刷によりこのペースト状の樹脂層形成用塗料を遮蔽層上に均一な厚みで塗布し、温度150℃で焼成することにより、遮蔽層上にエポキシ樹脂からなる樹脂層(厚み10μm)を作製した。即ち、本例においては、樹脂層として、エポキシ樹脂層を形成した点を除いては、実施例1と同様にしてガス調理器用ガラストッププレートを作製した。
【0044】
(比較例2)
本例は、シリコーン樹脂からなる樹脂層を有するガス調理器用ガラストッププレートの例である。
具体的には、まず、実施例1と同様に、透光性低膨張ガラスセラミックス(N−0)からなるガラス板上に装飾層と遮蔽層とを形成した。次に、シリコーン樹脂(信越化学工業(株)製のストレートシリコーンレジン「KR311」)70質量部と、有機溶剤(ブチルセロソルブ)30質量部とを混合し、樹脂層形成用塗料を作製した。次いで、スクリーン印刷により、このペースト状の樹脂層形成用塗料を遮蔽層上に均一な厚みで塗布し、温度350℃で焼成することにより、遮蔽層上にシリコーン樹脂からなる樹脂層(厚み10μm)を作製した。即ち、本例においては、樹脂層として、シリコーン樹脂層を形成した点を除いては、実施例1と同様にしてガス調理器用ガラストッププレートを作製した。
【0045】
(比較例3)
本例は、シリコーン樹脂(2液混合型のシリコーンゴム)からなる樹脂層を有するガス調理器用ガラストッププレートの例である。
具体的には、まず、実施例1と同様に、透光性低膨張ガラスセラミックス(N−0)からなるガラス板上に装飾層と遮蔽層とを形成した。次に、2液混合型のシリコーン樹脂として、信越化学工業(株)製の「KE−109E−A」50質量部と、同社製の「KE−109E−B」)50質量部とを混合し、樹脂層形成用塗料を作製した。次いで、スクリーン印刷により、このペースト状の樹脂層形成用塗料を遮蔽層上に均一な厚みで塗布し、温度350℃で焼成することにより、遮蔽層上にシリコーン樹脂(シリコーンゴム)からなる樹脂層(厚み10μm)を作製した。即ち、本例においては、樹脂層として、シリコーン樹脂(シリコーンゴム)層を形成した点を除いては、実施例1と同様にしてガス調理器用ガラストッププレートを作製した。
【0046】
(比較例4)
本例は、ポリイミド樹脂とエポキシ樹脂との混合樹脂からなる樹脂層を有するガス調理器用ガラストッププレートの例である。
具体的には、まず、実施例1と同様に、透光性低膨張ガラスセラミックス(N−0)からなるガラス板上に装飾層と遮蔽層とを形成した。次に、ポリイミド前駆体(ポリアミック酸:宇部興産(株)製の「UワニスA」)50質量部と、エポキシ樹脂の主剤(ナガセケムテックス(株)製の「XNR6830」)25質量部と、エポキシ樹脂の硬化剤(ナガセケムテックス(株)製の「XNH6830(M)」)24.5質量部と、レベリング剤(日信化学工業(株)製の「シルフェイスSAG008」)0.5質量部とを混合し、樹脂層形成用塗料を作製した。次いで、スクリーン印刷により、このペースト状の樹脂層形成用塗料を遮蔽層上に均一な厚みで塗布し、温度150℃で1時間焼成することにより、遮蔽層上にポリイミド樹脂とエポキシ樹脂との混合樹脂からなる樹脂層(厚み10μm)を作製した。即ち、本例においては、樹脂層として、ポリイミド樹脂とエポキシ樹脂とからなる混合樹脂層を形成した点を除いては、実施例1と同様にしてガス調理器用ガラストッププレートを作製した。
【0047】
(比較例5)
本例は、ポリイミド樹脂とシリコーン樹脂との混合樹脂からなる樹脂層を有するガス調理器用ガラストッププレートの例である。
具体的には、まず、実施例1と同様に、透光性低膨張ガラスセラミックス(N−0)からなるガラス板上に装飾層と遮蔽層とを形成した。次に、ポリイミド前駆体(ポリアミック酸:宇部興産(株)製の「UワニスA」)50質量部と、2液混合型のシリコーン樹脂の第1液(信越化学工業(株)製の「KE−109E−A」)25質量部と、第2液(信越化学工業(株)製の「KE−109E−B」)25質量部とを混合し、樹脂層形成用塗料を作製した。次いで、スクリーン印刷により、このペースト状の樹脂層形成用塗料を遮蔽層上に均一な厚みで塗布し、温度350℃で10分間焼成することにより、遮蔽層上にポリイミド樹脂とシリコーン樹脂との混合樹脂からなる樹脂層(厚み10μm)を作製した。即ち、本例においては、樹脂層として、ポリイミド樹脂とシリコーン樹脂とからなる混合樹脂層を形成した点を除いては、実施例1と同様にしてガス調理器用ガラストッププレートを作製した。
【0048】
(比較例6)
本例は、エポキシ樹脂とシリコーン樹脂との混合樹脂からなる樹脂層を有するガス調理器用ガラストッププレートの例である。
具体的には、まず、実施例1と同様に、透光性低膨張ガラスセラミックス(N−0)からなるガラス板上に装飾層と遮蔽層とを形成した。次に、エポキシ樹脂の主剤(ナガセケムテックス(株)製の「XNR6830」)25質量部と、エポキシ樹脂の硬化剤(ナガセケムテックス(株)製の「XNH6830(M)」)25質量部と、2液混合型のシリコーン樹脂の第1液(信越化学工業(株)製の「KE−109E−A」)25質量部と、第2液(信越化学工業(株)製の「KE−109E−B」)25質量部とを混合し、樹脂層形成用塗料を作製した。次いで、スクリーン印刷により、このペースト状の樹脂層形成用塗料を遮蔽層上に均一な厚みで塗布し、温度150℃で1時間焼成することにより、遮蔽層上にエポキシ樹脂とシリコーン樹脂との混合樹脂からなる樹脂層(厚み10μm)を作製した。即ち、本例においては、樹脂層として、エポキシ樹脂とシリコーン樹脂とからなる混合樹脂層を形成した点を除いては、実施例1と同様にしてガス調理器用ガラストッププレートを作製した。
【0049】
(比較例7)
本例は、樹脂層を有しておらず、ポリイミド樹脂を含有する遮蔽層を有するガス調理器用ガラストッププレートの例である。
具体的には、まず、実施例1と同様に、透光性低膨張ガラスセラミックス(N−0)からなるガラス板上に装飾層を形成した。次いで、黒色系無機顔料30質量部と、ポリイミド前駆体(ポリアミック酸:宇部興産(株)製の「UワニスA」)70質量部とを混合し、遮蔽層形成用塗料を作製した。次いで、実施例1と同様に、スクリーン印刷により、ペースト状の樹脂層形成用塗料を装飾層上に均一な厚みで塗布し、温度350℃で焼成した。このようにして、装飾層上にポリイミド樹脂を含有する遮蔽層(厚み10μm)を作製した。本例の遮蔽層は、ポリイミド樹脂膜と、ポリイミド樹脂膜中に分散された黒色系無機顔料とからなる。遮蔽層上には、別途樹脂層を形成することはしなかった。
このようにして、ガラス板と、その上に積層された装飾層と、その上に積層された、ポリイミド樹脂を含有する遮蔽層とを有するガス調理器用ガラストッププレートを作製した。
【0050】
(比較例8)
本例は、樹脂層を有していおらず、実施例1と同様の装飾層と遮蔽層とを有するガス調理器用ガラストッププレートの例である。
本例においては、実施例1と同様に、透光性低膨張ガラスセラミックス(N−0)からなるガラス板上に装飾層と遮蔽層とを形成することにより、ガス調理器用ガラストッププレートを作製した。本例のガス調理器用ガラストッププレートは、樹脂層を有していない点を除いては、実施例1と同様の構成を有している。
【0051】
(実験例)
次に、各実施例1、2、及び比較例1〜8において作製したガス調理器用ガラストッププレートについて、以下の調理シミ試験を行った。
「調理シミ試験」
酒:醤油:みりん:油=1:1:1:1(温度25℃における体積比)でこれらを混合して調理汁の試験液を作製した。次いで、スポイトを用いて、各実施例及び比較例のガス調理器用ガラストッププレートの裏面(装飾層、遮蔽層、樹脂層の形成面)側に試験液をそれぞれ垂らし、直径1cm程度の液溜まりを形成した。次いで、温度250℃の窯中で、試験液を塗布したガス調理器用ガラストッププレートを1時間加熱した。
【0052】
そして、調理シミ試験前後における試験液を塗布した部分の色差ΔEを調理面(装飾層、遮蔽層、樹脂層の形成面とは反対側の面)側から測定した。色差ΔEは下記の式(1)によって求めた。
ΔE=√(L1−L0)2+(a1−a0)2+(b1−b0)2 ・・・式(1)
ここで、各変数は分光測色計(エックスライト(株)製の「SP60」)によって測定した値であり、L0、a0、b0は、調理シミ試験前に測定した値であり、L1、a1、b1は、いずれも調理シミ試験後に測定した値である。各実施例及び比較例の色差ΔEを図4に示す。また、各ガス調理器用ガラストッププレート(実施例1、2、比較例1〜8)の試験液を塗布した部分において、調理シミ試験後の調理面側からのデジタルカメラ写真を図4に示す。
【0053】
図4より知られるごとく、遮蔽層上にポリイミド樹脂からなる樹脂層を有するガス調理器用ガラストッププレート(実施例1及び実施例2)においては、調理シミ試験前後における色差ΔEが非常に低く、調理シミ試験後においても調理シミの形成は視認できなかった。これに対し、ポリイミド以外の樹脂や混合樹脂からなる樹脂層を形成した比較例1〜6、樹脂層を形成する代わりに遮蔽層中にポリイミド樹脂を含有させた比較例7、樹脂層を形成していない比較例8においては、調理シミ試験前後における色差が大きく、調理シミが視認された。
【符号の説明】
【0054】
1 ガス調理器用ガラストッププレート
11 熱源用開口部
2 ガラス板
21 調理面
22 裏面
3 装飾層
4 遮蔽層
5 樹脂層
図1
図2
図3
図4