特許第6206042号(P6206042)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6206042
(24)【登録日】2017年9月15日
(45)【発行日】2017年10月4日
(54)【発明の名称】電池パック
(51)【国際特許分類】
   H01M 2/10 20060101AFI20170925BHJP
【FI】
   H01M2/10 M
   H01M2/10 E
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-201930(P2013-201930)
(22)【出願日】2013年9月27日
(65)【公開番号】特開2015-69778(P2015-69778A)
(43)【公開日】2015年4月13日
【審査請求日】2016年8月10日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003218
【氏名又は名称】株式会社豊田自動織機
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(72)【発明者】
【氏名】加藤 裕久
(72)【発明者】
【氏名】加藤 崇行
(72)【発明者】
【氏名】植田 浩生
【審査官】 佐藤 知絵
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−233367(JP,A)
【文献】 特開2012−119156(JP,A)
【文献】 特開平11−149935(JP,A)
【文献】 特開2012−079456(JP,A)
【文献】 実開昭60−193666(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01M 2/10
H01M 2/30
H01M 2/02−2/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正極及び負極を有する電池セルを複数有するとともに、前記正極又は前記負極と電気的に接続される端子と、前記端子に接合される接続部材とを有する電池パックであって、
前記複数の電池セルが収容されるケースを備え、
前記ケースは、該ケースの鉛直方向上方の面に設けられる端子台を有し、
前記端子台の鉛直方向上方の面は、鉛直方向下方に向けて傾斜する端子台傾斜面を有し、
前記端子は、前記ケースの外部に突出して設けられるとともに、前記端子台における前記端子台傾斜面を貫通し、該端子台傾斜面から突出するように設けられ、
前記接続部材は、前記端子と前記複数の電池セルから電力が供給される機器とを電気的に接続するものであり、
前記端子の前記接続部材が接合される接合面は、鉛直方向下方に向けて傾斜する傾斜面であり、
前記端子台の前記端子台傾斜面における前記端子より鉛直方向上方に位置する部分には、前記端子台の前記端子台傾斜面から立設する立設部が設けられていることを特徴とする電池パック。
【請求項2】
正極及び負極を有する電池セルを複数有するとともに、前記正極又は前記負極と電気的に接続される端子と、前記端子に接合される接続部材とを有する電池パックであって、
前記複数の電池セルが収容されるケースを備え、
前記ケースの外部に突出して設けられる前記端子を複数備え、
前記接続部材は、前記端子と前記複数の電池セルから電力が供給される機器とを電気的に接続するものであり、
各端子の前記接続部材が接合される接合面は、鉛直方向下方に向けて傾斜する傾斜面であり、
各端子の前記傾斜面は、鉛直方向下方に向けて傾斜する方向が同一であることを特徴とする電池パック。
【請求項3】
正極及び負極を有する電池セルを複数有するとともに、前記正極又は前記負極と電気的に接続される端子と、前記端子に接合される接続部材とを有する電池パックであって、
前記複数の電池セルが収容されるケースを備え、
前記接続部材は、前記端子と前記複数の電池セルから電力が供給される機器とを電気的に接続するものであり、
前記複数の電池セルは、並設されており、
前記端子は、前記ケースの外部に突出して設けられ、
各端子の前記接続部材が接合される接合面は、鉛直方向下方に向けて傾斜する傾斜面であり、
前記傾斜面は、前記ケースを構成する壁部のうち前記電池セルの並設方向の一端側の壁部を向いていることを特徴とする電池パック。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、接続部材が接合される端子を有する電池パックに関する。
【背景技術】
【0002】
二次電池や、複数の二次電池を有する電池パックには、負荷と二次電池又は負荷と電池パックを接続するための端子が設けられている。端子には、バスバーや配線などの接続部材が接続され、この接続部材を介して負荷が接続される。端子が腐食すると抵抗値が大きくなり、電力損失が大きくなる。このため、特許文献1に記載の蓄電池では、端子に液体が付着することを抑止して、端子が腐食することを抑止している。
【0003】
図7に示すように、特許文献1に記載の蓄電池101は、一面に端子102を有している。端子102は、蓄電池101の一面から突出する突出部103と、蓄電池101の一面に設けられ、突出部103を囲む環状の接合部104とを有している。端子102の周囲には、傾斜面105が設けられている。例えば、結露などによって蓄電池101の一面に液体(結露水)が生じると、液体は、傾斜面105を流れる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平11−149935号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載の蓄電池101では、接合部104の上面(接続部材が接合される面)が平坦面となっているため、液体が傾斜面105を流れても、接合部104で滞留しやすく、端子102が腐食するおそれがある。
【0006】
本発明の目的は、端子の腐食を抑止することができる電池パックを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する電池パックは、正極及び負極を有する電池セルを複数有するとともに、前記正極又は前記負極と電気的に接続される端子と、前記端子に接合される接続部材とを有する電池パックであって、前記端子の前記接続部材が接合される接合面は、鉛直方向下方に向けて傾斜する傾斜面であることを要旨とする。
【0008】
これによれば、端子の接合面に液体が流れてきても、接合面で液体が滞留しにくい。このため、端子が腐食することが抑止され、端子の腐食に伴い端子と接続部材との接触抵抗が大きくなることが抑止される。したがって、電力損失が大きくなることが抑止される。
【0009】
上記電池パックについて、前記複数の電池セルが収容されるケースを備え、前記端子は、前記ケースの外部に突出して設けられ、前記接続部材は、前記端子と前記複数の電池セルから電力が供給される機器とを電気的に接続することが好ましい。
【0010】
これによれば、端子はケースの外部に突出する。ケースの外部は、結露などによって液体が生じやすいが、端子の接合面を傾斜させることで、液体が滞留しにくく、端子が腐食しにくい。
【0011】
上記電池パックについて、前記ケースは、該ケースの鉛直方向上方の面に設けられる端子台を有し、前記端子台の鉛直方向上方の面は、鉛直方向下方に向けて傾斜する端子台傾斜面を有し、前記端子は、前記端子台における前記端子台傾斜面を貫通し、該端子台傾斜面から突出するように設けられていることが好ましい。
【0012】
これによれば、端子の周囲に液体が流れてきても、端子台傾斜面で液体が滞留しにくい。このため、端子の鉛直方向上方の面に加えて、端子の周囲での液体の滞留も抑止され、端子の腐食を更に抑止することができる。
【0013】
上記電池パックについて、前記端子台の前記端子台傾斜面における前記端子より鉛直方向上方に位置する部分には、前記端子台の前記端子台傾斜面から立設する立設部が設けられていることが好ましい。
【0014】
これによれば、端子台傾斜面における端子より鉛直方向上方から端子に向けて流れてきた液体が、端子に接触することが抑止されるため、端子の腐食を更に抑止することができる。
上記課題を解決する電池パックは、正極及び負極を有する電池セルを複数有するとともに、前記正極又は前記負極と電気的に接続される端子と、前記端子に接合される接続部材とを有する電池パックであって、前記複数の電池セルが収容されるケースを備え、前記ケースの外部に突出して設けられる前記端子を複数備え、前記接続部材は、前記端子と前記複数の電池セルから電力が供給される機器とを電気的に接続するものであり、各端子の前記接続部材が接合される接合面は、鉛直方向下方に向けて傾斜する傾斜面であり、各端子の前記傾斜面は、鉛直方向下方に向けて傾斜する方向が同一であることを要旨とする。
上記課題を解決する電池パックは、正極及び負極を有する電池セルを複数有するとともに、前記正極又は前記負極と電気的に接続される端子と、前記端子に接合される接続部材とを有する電池パックであって、前記複数の電池セルが収容されるケースを備え、前記接続部材は、前記端子と前記複数の電池セルから電力が供給される機器とを電気的に接続するものであり、前記複数の電池セルは、並設されており、前記端子は、前記ケースの外部に突出して設けられ、各端子の前記接続部材が接合される接合面は、鉛直方向下方に向けて傾斜する傾斜面であり、前記傾斜面は、前記ケースを構成する壁部のうち前記電池セルの並設方向の一端側の壁部を向いていることを要旨とする。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、端子の腐食を抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】第1の実施形態の電池パックを示す斜視図。
図2】第1の実施形態の電池パックを示す図1の2−2線断面図。
図3】第1の実施形態の電池セルを示す斜視図。
図4】第1の実施形態の端子を示す斜視図。
図5】(a)は第2の実施形態の二次電池を示す斜視図、(b)は第2の実施形態の二次電池を示す側面図。
図6】第2の実施形態の二次電池を示す断面図。
図7】従来技術の蓄電池の端子を示す側面図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
(第1の実施形態)
以下、電池パックの一実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、電池パック10は、ケース11を有している。ケース11には、複数の電池モジュール22が収容されている。ケース11は、底板12と、底板12の周縁から立設する側壁13と、側壁13に囲まれる開口部を閉塞する天板14とを有している。ケース11は、天板14の外面(ケース11の鉛直方向上方の面)に設けられた側面視三角形状をなす端子台17を有している。端子台17は、鉛直方向上方の面に鉛直方向下方に向けて傾斜する端子台傾斜面18を有している。端子台17は、樹脂から形成されている。端子台傾斜面18は、天板14の一端部に向けて傾斜している。
【0020】
図2及び図3に示すように、電池モジュール22は、複数の電池セル23を有している。電池セル23は、正極26及び負極27を有している。電池モジュール22において、電池セル23の並設方向の両端の電池セル23には、パワー線24が接続されている。具体的にいえば、電池セル23の並設方向両端の電池セル23のうち、一方の電池セル23の正極26及び他方の電池セル23の負極27にはパワー線24が接続されている。ケース11内には、二つの接続台31が収容されている。各電池モジュール22に接続される同一極性のパワー線24は、同一の接続台31に電気的に接続されている。
【0021】
図2及び図4に示すように、天板14及び端子台17には、貫通孔41,42が形成されている。そして、この貫通孔41,42には、柱状の端子43が挿入されている。端子43には、軸方向に延び、ケース11内とケース11外とを連通する端子孔45が形成されるとともに、この端子孔45の内周面には、雌ねじが形成されている。端子43は、二つ設けられている。
【0022】
端子43の軸方向一端は、ケース11内に露出している。端子43の軸方向他端は端子台傾斜面18を貫通してケース11外に突出している。端子43は、軸方向他端が端子台傾斜面18から鉛直方向上方に突出している。端子台傾斜面18は、端子43の外周面に当接している。端子43の軸方向他端(端子43の鉛直方向上方の面)は、電池パック10が設置された状態で鉛直方向下方に向けて傾斜する傾斜面となっており、後述する配線48が接合される接合面として機能する。以降、端子43の軸方向他端は、接合面47として説明を行う。本実施形態における接合面47は、天板14の一端部に向けて傾斜している。
【0023】
図1及び図2に示すように、端子43における接合面47には、端子43と、複数の電池セル23から電力が供給される機器とを電気的に接続する接続部材としての配線48が接続される。配線48は、円環板状の接続部49を有しており、この接続部49を貫通したボルトBが端子43の端子孔45に螺合されることで端子43に接合されている。端子43の軸方向一端には、接続台31と端子43とを電気的に接続するパワー線25が接続され、端子43と複数の電池セル23(電池モジュール22)とがパワー線24,25及び接続台31を介して電気的に接続されている。
【0024】
端子台傾斜面18には、立設部材としての平面視U字状のリブ51が設けられている。リブ51は、端子台傾斜面18から立設しており、各端子43を囲むように設けられている。リブ51は、端子台傾斜面18における端子43より鉛直方向下方に位置する部分が開口している。リブ51は、端子台傾斜面18における端子より鉛直方向上方に位置する部分(端子台傾斜面18を流れる液体の流通方向において端子43より上流)に基部52を有しており、この基部52から端子43を挟むように傾斜方向に一対の延設部53が延びている。
【0025】
次に、本実施形態の電池パック10の作用について説明する。
結露などによって、端子台傾斜面18に液体(例えば、結露水)が生じると、液体は、端子台傾斜面18を流れる。端子台傾斜面18においてリブ51に囲まれる領域外に生じた液体は、リブ51によって端子43に付着することが抑止される。また、リブ51に囲まれる領域内に生じた液体は、端子台傾斜面18を流れるため、端子台傾斜面18での液体の滞留が抑止されている。
【0026】
本実施形態の電池パック10では、結露などによって接合面47に液体が生じた場合には、接合面47が鉛直方向下方に向けて傾斜していることから、液体は接合面47を流れるため、接合面47に液体が滞留しにくい。
【0027】
ところで、電池パック10の端子43の接合面47を傾斜させず、ケース11全体を傾けることで、液体が滞留することを抑止することも考えられる。しかしながら、この場合には、電池パック10が斜めに搭載されることで、電池パック10が不安定になったり、電池パック10を斜めに維持するための部材が必要となり、製造コストが増大するおそれや、電池パック10が転倒するおそれがある。本実施形態のように、接合面47を傾斜させることで、電池パック10を傾けることなく、液体の滞留を抑止することができる。
【0028】
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)端子43における接続部材(配線48)との接合面47が、傾斜しているため、端子43の接合面47に液体が滞留しにくく、液体による接合面47の腐食が抑止されている。このため、接合面47の腐食に伴い端子43と接続部材との接触抵抗が大きくなることが抑止され、電力損失が大きくなりにくい。このため、例えば、電池パック10が車両に搭載される場合には、車両の走行距離が短くなりにくい。
【0029】
(2)端子43の周囲には、端子43の外周面と当接する端子台傾斜面18が設けられている。このため、端子43の周囲に液体が生じたときに、端子43の外周面に液体が滞留しにくく、液体が端子43に付着しにくい。このため、端子43の外周面の腐食を抑止することができる。
【0030】
(3)リブ51によって、端子台傾斜面18における端子43より鉛直方向上方から流れてくる液体が端子43に付着することを抑止している。このため、端子43が腐食することが更に抑止される。また、端子台17を補強するリブ51を端子43に液体が付着することを抑止する立設部材として兼用しているため、部品点数を減らすことができる。
【0031】
(第2の実施形態)
以下、二次電池の一実施形態について説明する。
図5及び図6に示すように、二次電池61は、電池ケース62に電極組立体63が収容されている。電池ケース62は、電極組立体63を収容する有底箱状の本体部64と、本体部64の開口部を閉塞する板状の蓋部65とから構成されている。蓋部65には、端子66(正極及び負極)が設けられている。電極組立体63は、複数の正負の電極を積層してなる。端子66は、導電部材69を介して電極組立体63に電気的に接続されている。蓋部65は、蓋部65の厚み方向に貫通する貫通孔67を二箇所に有している。貫通孔67には、絶縁リング68が挿入されている。
【0032】
端子66は、貫通孔67(絶縁リング68)に挿通されて電池ケース62内から電池ケース62外に突出する円柱状の軸部71を有している。軸部71は、先端(電池ケース62外に突出する端部)側の外周面に雄ねじが形成された螺合部72を有している。また、軸部71の基端(軸部71の先端とは反対側の端部)側には、貫通孔67の径よりも外形が大きい抜け防止部73が設けられている。
【0033】
軸部71の螺合部72には、ナットN1が螺合されている。これにより、端子66が蓋部65に固定されている。また、軸部71の先端面74は、鉛直方向下方に向けて傾斜する傾斜面となっている。配線や、バスバーなどの接続部材が、この先端面74に接続されるため、先端面74が接合面となる。
【0034】
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(4)結露などによって、端子66の先端面74に液体が付着すると、液体は先端面74の傾斜によって流れるため、液体が先端面74に滞留しにくい。このため、先端面74が腐食しにくく、接続部材と端子66との接触抵抗が大きくなりにくい。したがって、電力損失が大きくなることを抑止することができる。
【0035】
なお、実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 端子台傾斜面18を設けなくてもよい。すなわち、端子43は、平坦面に設けられていてもよい。
【0036】
○ リブ51は、基部52のみであってもよい。この場合でも、端子台傾斜面18における端子43よりも鉛直方向上方に設けられる基部52によって、端子43に液体が付着することが抑止される。また、リブ51を設けなくてもよい。
【0037】
○ 接続部材は、バスバーであってもよい。
○ 接続台31を設けることなく、パワー線24を直接端子43に接続してもよい。
○ 端子台17は、樹脂製ではなくてもよい。例えば、絶縁部材がコーティングされた金属製であってもよい。
【0038】
○ 実施形態では、端子台17によって端子台傾斜面18を形成したが、ケース11の天板に直接端子台傾斜面を設けてもよい。また、端子台傾斜面18は、ケース11の外部に設けられていればよく、ケース11に設けられていなくてもよい。
【0039】
○ 第1の実施形態の二つの端子43のうち、いずれか一方のみの接合面47を傾斜面としてもよい。また、第2の実施形態の二つの端子66のうち、いずれか一方の先端面74のみを傾斜面としてもよい。
【0040】
○ 接続台31は、ケース11に一体化されていてもよい。
○ 各接続台31は、一体化されていてもよい。
【符号の説明】
【0041】
10…電池パック、11…ケース、17…端子台、18…端子台傾斜面、23…電池セル、43,66…端子、47…接合面、51…リブ、61…二次電池、74…先端面。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7