(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0014】
I.定義
本明細書で使用する時、数値、例えば、量、期間等に言及する場合、「約」は、指定の値から、前記値の合理的な変量、例えば、±10%等を包含することを意味する。例えば、「約50」の表現は、50の合理的な変量、例えば、数値50の±10%または45から55を包含する。
【0015】
「アルキル」または「アルキル基」は、分岐鎖または非分岐鎖状の飽和炭化水素鎖のモノラジカルを意味する。例としては、これに限定されるものではないが、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、n−デシル、イソプロピル、tert−ブチル、イソブチル等を含む。アルキル基は、典型的には、1〜10個の炭素原子、例えば、1〜6個の炭素原子または1〜4個の炭素原子を含み、置換または非置換であり得る。
【0016】
「アルキレン」または「アルキレン基」は、分岐鎖または非分岐鎖状の飽和炭化水素鎖のジラジカルを意味する。例としては、これに限定されるものではないが、メチレン(−CH
2−)、エチレン異性体(−CH(CH
3)−および−CH
2CH
2−)、プロピレン異性体(−CH(CH
3)CH
2−、−CH(CH
2CH
3)−、−C(CH
3)
2−、および−CH
2CH
2CH
2−)等を含む。アルキレン基は、典型的には、1〜10個の炭素原子、例えば、1〜6個の炭素原子を含み、置換または非置換であり得る。
【0017】
「アルケニル」または「アルケニル基」は、少なくとも1つの二重結合を含む、分岐鎖または非分岐鎖状の炭化水素鎖のモノラジカルを意味する。例としては、これに限定されるものではないが、エテニル、3−ブテン−1−イル、2−エテニルブチル、および3−ヘキセン−1−イルを含む。アルケニル基は、典型的には、2〜10個の炭素原子、例えば、2〜6個の炭素原子または2〜4個の炭素原子を含み、置換または非置換であり得る。
【0018】
「アルキニル」または「アルキニル基」は、少なくとも1つの三重結合を含む、分岐鎖または非分岐鎖状の炭化水素鎖のモノラジカルを意味する。例としては、これに限定されるものではないが、エチニル、3−ブチン−1−イル、プロピニル、2−ブチン−1−イル、および3−ペンチン−1−イルを含む。アルキニル基は、典型的には、2〜10個の炭素原子、例えば、2〜6個の炭素原子または2〜4個の炭素原子を含み、置換または非置換であり得る。
【0019】
「アリール」または「アリール基」は、フェニルならびに7〜15員のモノラジカルの二環式または三環式の炭化水素環系、例えば、架橋、スピロ、および/または縮合の環系であって、少なくとも1つの前記環が芳香族である環系を意味する。アリール基は、置換または非置換であり得る。例としては、これに限定されるものではないが、ナフチル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレニル、6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾシクロヘプテニル、および6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾシクロヘプテニルを含む。アリール基は、6個(すなわち、フェニル)または9から15個の環原子、例えば、6個(すなわち、フェニル)または9〜11個の環原子、例えば、6(すなわち、フェニル)、9、または10個の環原子を含み得る。
【0020】
「アリーレン」または「アリーレン基」は、フェニレン(−C
6H
4−)または7〜15員のジラジカルの二環式または三環式の炭化水素環系、例えば、架橋、スピロ、および/または縮合の環系であって、少なくとも1つの前記環が芳香族である環系を意味する。アリーレン基は、置換または非置換であり得る。例えば、アリーレン基は、6個(すなわち、フェニレン)または9から15個の環原子;例えば、6個(すなわち、フェニレン)または9〜11個の環原子;例えば、6(すなわち、フェニレン)、9、または10個の環原子を含み得る。アリーレン基は、1若しくはそれ以上の−OH官能基により、環炭素上で置換された(さらに、互変異性化して、環C=O基を与え得る)環系も含み得る。
【0021】
「アリールアルキル」または「アリールアルキル基」は、水素原子がアリール基により置き替えられているアルキル基を意味し、アルキル基およびアリール基は、先に規定の通りである(すなわち、アリールアルキル−)。アリールアルキル基は、置換または非置換であり得る。例としては、これに限定されるものではないが、ベンジル(C
6H
5CH
2−)を含む。
【0022】
「シクロアルキル」または「シクロアルキル基」は、モノラジカルの非芳香族性の炭素環系を意味し、飽和または不飽和でもよく、置換または非置換でもよく、単環式、二環式、または三環式でもよく、架橋、スピロ、および/または縮合でもよい。例としては、これに限定されるものではないが、シクロプロピル、シクロプロペニル、シクロブチル、シクロブテニル、シクロペンチル、シクロペンテニル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、ノルボルニル、ノルボルネニル、ビシクロ[2.2.1]ヘキサン、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ビシクロ[2.2.1]ヘプテン、ビシクロ[3.1.1]ヘプタン、ビシクロ[3.2.1]オクタン、ビシクロ[2.2.2]オクタン、ビシクロ[3.2.2]ノナン、ビシクロ[3.3.1]ノナン、およびビシクロ[3.3.2]デカンを含む。前記シクロアルキル基は、3から10個の環原子、例えば、3から7個の環原子(例えば、3個の環原子、5個の環原子、6個の環原子、または7個の環原子)を含み得る。
【0023】
「シクロアルキルアルキル」または「シクロアルキルアルキル基」は、水素原子がシクロアルキル基により置き替えられているアルキル基を意味し、アルキル基およびシクロアルキル基は、先に規定の通りである(すなわち、シクロアルキルアルキル−)。シクロアルキルアルキル基は、置換または非置換であり得る。例としては、これに限定されるものではないが、シクロヘキシルメチル(C
6H
11CH
2−)を含む。
【0024】
「ハロアルキル」または「ハロアルキル基」は、1若しくはそれ以上の水素原子がハロゲン原子により置き替えられているアルキル基を意味する。ハロアルキルは、飽和のアルキル基ならびに不飽和のアルケニルおよびアルキニルの基の両方、例えば、−CF
3、−CHF
2、−CH
2F、−CF
2CF
3、−CHFCF
3、−CH
2CF
3、−CF
2CH
3、−CHFCH
3、−CF
2CF
2CF
3、−CF
2CH
2CH
3、−CF=CF
2、−CCl=CH
2、−CBr=CH
2、−CI=CH
2、−C≡C−CF
3、−CHFCH
2CH
3、および−CHFCH
2CF
3等を含む。
【0025】
「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素の原子を含む。
【0026】
「ヘテロアリール」または「ヘテロアリール基」は、(a)5および6員の単環式の芳香族環であって、前記環が、炭素原子に加えて、少なくとも1つのヘテロ原子、例えば、窒素、酸素、または硫黄を含む環ならびに(b)7〜15員の二環式および三環式の環であって、前記環が、炭素原子に加えて、少なくとも1つのヘテロ原子、例えば、窒素、酸素、または硫黄を含み、少なくとも1つの前記環が芳香族である環を意味する。ヘテロアリール基は、置換または非置換であることができ、架橋、スピロ、および/または縮合でもよい。例としては、これに限定されるものではないが、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、1,2−ジヒドロキノリニル、3,4−ジヒドロイソキノリニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル、ベンゾキサジニル、ベンズチアジニル、クロマニル、フラニル、2−フラニル、3−フラニル、イミダゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピリジニル、2−、3−、若しくは4−ピリジニル、ピリミニジニル、2−、4−、若しくは5−ピリミニジニル、ピラゾリル、ピロリル、2−若しくは3−ピロリル、ピラジニル、ピリダジニル、3−若しくは4−ピリダジニル、2−ピラジニル、チエニル、2−チエニル、3−チエニル、テトラゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、トリアジニル、トリアゾリル、ピリジン−2−イル、ピリジン−4−イル、ピリミジン−2−イル、ピリダジン−4−イル、ピラジン−2−イル、ナフチリジニル、プテリジニル、フタラジニル、プリニル、アロキサジニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾフラザニル、2H−1−ベンゾピラニル、ベンゾチアジアジン、ベンゾチアジニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチオフェニル、ベンゾキサゾリル、シンノリニル、フロピリジニル、インドリニル、インドリジニル、インドリルまたは2−、3−、4−、5−、6−、若しくは7−インドリル、3−H−インドリル、キナゾリニル、キノキサリニル、イソインドリル、イソキノリニル、10−アザ−トリシクロ[6.3.1.0
*2,7
*]ドデカ−2(7),3,5−トリエニル、12−オキサ−10−アザ−トリシクロ[6.3.1.0
*2,7
*]ドデカ−2(7),3,5−トリエニル、12−アザ−トリシクロ[7.2.1.0
*2,7
*]ドデカ−2(7),3,5−トリエニル、10−アザ−トリシクロ[6.3.2.0
*2,7
*]ドデカ−2(7),3,5−トリエニル、2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピニル、1,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[d]アゼピン−2−オンイル、1,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−2−オンイル、2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[c]アゼピン−1−オンイル、1,2,3,4−テトラヒドロ−ベンゾ[e][1,4]ジアゼピン−5−オンイル、2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[e][1,4]ジアゼピニル、5,6,8,9−テトラヒドロ−7−オキサ−ベンゾシクロヘプテニル、2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピニル、1,2,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[e][1,3]ジアゼピン−3−オンイル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[f][1,4]オキサゼピン−5−オンイル、6,7,8,9−テトラヒドロ−5−チア−8−アザ−ベンゾシクロヘプテニル、5,5−ジオキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5−チア−8−アザ−ベンゾシクロヘプテニル、および2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[f][1,4]オキサゼピニルを含む。例えば、ヘテロアリール基は、5、6、または8〜15個の環原子を含み得る。別の例として、ヘテロアリール基は、5から10個の環原子、例えば、5、6、9、または10個の環原子を含み得る。
【0027】
「ヘテロアリールアルキル」または「ヘテロアリールアルキル基」は、水素原子がヘテロアリール基により置き替えられているアルキル基を意味し、アルキル基およびヘテロアリール基は、先に規定の通りである(すなわち、ヘテロアリールアルキル−)。ヘテロアリールアルキル基は、置換または非置換であり得る。例としては、これに限定されるものではないが、ピリジニルメチル異性体
【化2】
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【0029】
「ヘテロシクロアルキル」または「ヘテロシクロアルキル基」は、3〜15員の単環式、二環式、および三環式の非芳香環を意味し、飽和または不飽和でもよく、置換または非置換であることができ、架橋、スピロ、および/または縮合でもよく、炭素原子に加えて、少なくとも1つのヘテロ原子、例えば、窒素、酸素、硫黄、またはリンを含む。例としては、これに限定されるものではないが、テトラヒドロフラニル、ピロリジニル、ピロリニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、ピラゾリジニル、ピラゾリニル、ピペリジル、ピペラジニル、インドリニル、イソインドリニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ホモモルホリニル、ホモピペリジル、ホモピペラジニル、チオモルホリニル−5−オキシド、チオモルホリニル−S,S−ジオキシド、ピロリジニル、テトラヒドロピラニル、ピペリジニル、テトラヒドロチエニル、ホモピペリジニル、ホモチオモルホリニル−S,S−ジオキシド、オキサゾリジノニル、ジヒドロピラゾリル、ジヒドロピロリル、ジヒドロピラジニル、ジヒドロピリジニル、ジヒドロピリミジニル、ジヒドロフリル、ジヒドロピラニル、テトラヒドロチエニル−5−オキシド、テトラヒドロチエニル−S,S−ジオキシド、ホモチオモルホリニル−5−オキシド、キヌクリジニル、2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン、8−オキサ−3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン、3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン、2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン、3,9−ジアザ−ビシクロ[4.2.1]ノナン、2,6−ジアザ−ビシクロ[3.2.2]ノナン、[1,4]オキサホスフィナン 4−オキシド、[1,4]アザホスフィナン 4−オキシド、[1,2]オキサホスホラン 2−オキシド、ホスフィナン 1−オキシド、[1,3]アザホスホリジン 3−オキシド、および[1,3]オキサホスホラン 3−オキシドを含む。ヘテロシクロアルキル基は、炭素原子に加えて、少なくとも1つの窒素、酸素、または硫黄を含み得る。例えば、ヘテロシクロアルキル基は、炭素原子に加えて、少なくとも1つの窒素または酸素を含み得る。ヘテロシクロアルキル基は、炭素原子に加えて、少なくとも1つの窒素を含み得る。ヘテロシクロアルキル基は、3から10個の環原子を含み得る。ヘテロシクロアルキル基は、3から7個の環原子を含み得る。ヘテロシクロアルキル基は、5から7個の環原子、例えば、5個の環原子、6個の環原子、または7個の環原子を含み得る。特に断らない限り、前述のヘテロシクロアルキル基は、可能な限り、C−付着またはN−付着であり、安定な化学構造の形成をもたらし得る。例えば、ピペリジニルは、ピペリジン−1−イル(N−付着)またはピペリジン−4−イル(C−付着)であることができる。
【0030】
「ヘテロシクロアルキレン」または「ヘテロシクロアルキレン基」は、ジラジカルの、3〜15員の単環式、二環式、または三環式の非芳香環系を意味し、飽和または不飽和でもよく、置換または非置換であることができ、架橋、スピロ、および/または縮合でもよく、炭素原子に加えて、少なくとも1つのヘテロ原子、例えば、窒素、酸素、硫黄、またはリンを含む。例としては、これに限定されるものではないが、アズリジニレン異性体
【化3】
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【0031】
を含む。前記ヘテロシクロアルキレン基は、炭素原子に加えて、少なくとも1つの窒素、酸素、または硫黄を含み得る。前記ヘテロシクロアルキレン基は、炭素原子に加えて、少なくとも1つの窒素または酸素を含み得る。前記ヘテロシクロアルキレン基は、炭素原子に加えて、少なくとも1つの窒素を含み得る。例えば、ヘテロシクロアルキレン基は、3から10個の環原子;例えば、3から7個の環原子を含み得る。ヘテロシクロアルキレン基は、5から7個の環原子、例えば、5個の環原子、6個の環原子、または7個の環原子を含み得る。特に断らない限り、前述のヘテロシクロアルキレン基は、可能な限り、C−付着および/またはN−付着であり、安定な化学構造の形成をもたらし得る。ヘテロシクロアルキレン基は、1若しくはそれ以上の−OH官能基により、環炭素上で置換された(さらに、互変異性化して、環C=O基を与え得る)環系および/または1(1)若しくは2(2)つの酸素原子により、環硫黄原子上で置換されて、それぞれ、S=O若しくはSO
2基を与える環系、および/または酸素原子により環リン原子上で置換されて、P=Oを与える環系も含み得る。
【0032】
「ヘテロシクロアルキルアルキル」または「ヘテロシクロアルキルアルキル基」は、水素原子がヘテロシクロアルキル基により置き替えられているアルキル基を意味し、アルキル基およびヘテロシクロアルキル基は、先に規定の通りである(すなわち、ヘテロシクロアルキルアルキル−)。ヘテロシクロアルキルアルキル基は、置換または非置換であり得る。例としては、これに限定されるものではないが、ピロリジニルメチル(C
4H
8NCH
2−)を含む。
【0033】
「薬学的に許容され得る」は、薬理的に許容される材料を意味し、前記材料は、典型的には、ヒトに投与された場合、アレルギーまたは他の有害な反応、例えば、異常亢進、めまい等を発生させない。
【0034】
「薬学的組成物」は、ヒトにおける疾患、症状、または障害を処置するのに使用され得る組成物を意味する。
【0035】
「擬ハロゲン」は、−OCN、−SCN、−CF
3、および−CNを意味する。
【0036】
「安定」または「化学的に安定」は、反応混合物から有用な程度の純度に単離するのに、十分強い化合物を意味する。本発明は、安定な混合物の調製を、唯一対象とする。代替的な置換基のリストが、原子価条件、化学的安定性、または他の理由により、特定の基を置換するのに使用し得ないメンバーを含む場合、前記リストは、前記特定の基を置換するのに適した、前記リストのそれらのメンバーを含むように、文脈において読まれることを意図する。例えば、R
1は、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルであることができ;R
1がメチルである場合、前記メチル基は、1〜3個のR
19により任意選択で置換される。
【0037】
「治療的に有効量」は、特定の対象または対象群において処置される障害または症状における、阻害、停止、または改善させるのに十分な化合物の量を意味する。例えば、ヒトまたは他の哺乳類において、治療的に有効量は、処置される具体的な疾患および対象に関して、研究室または臨床状態において、実験的に決定され得るか、または、米国食品医薬品局または同等の外国政府機関のガイドラインにより要求される量でもよい。適切な剤形、投与量、および投与経路の決定は、薬学および医療分野の通常技術のレベル内であることが理解されるべきである。
【0038】
「処置」は、処置される障害に関連するか、または同障害により引き起こされる、少なくとも1つの兆候または特徴の、急速若しくは予防的減弱または軽減を意味する。例えば、処置は、障害の複数の兆候の減弱または障害の完全な根絶を含み得る。
【0039】
II.化合物
本発明の化合物は、下記の番号付けされた実施形態により規定される。より大きい番号が付けられた実施形態は、代替手段において、複数の先のより小さい番号が付けられた実施形態を参照し、前記より小さい番号が付けられた実施形態には存在しない、新たな限定を含む。前記より大きい番号が付けられた実施形態は、前記代替手段のそれぞれおよび全ての表現記載であることを意図する。例えば、実施形態2が実施形態1を参照する場合、実施形態1には存在しない限定を含む。実施形態3が実施形態1または2を参照する場合、実施形態1または2には存在しない限定を含む。実施形態4が実施形態1〜3のいずれかを参照する場合、実施形態1、2、または3には存在しない限定を含む。その場合、実施形態4は、実施形態1および4の限定を有する類概念の明示的な記載、実施形態1、2、および4の限定を有する類概念の明示的な記載、実施形態1、3、および4の限定を有する類概念の明示的な記載、ならびに実施形態1、2、3、および4の限定を有する類概念の明示的な記載であることを意図する。例として、実施形態1が、R
1、R
2、およびR
3を独立してアルキルまたはアリールとして規定する式(I)の化合物である場合、実施形態2は、R
1をアルキルと規定する実施形態1の化合物であり、実施形態3は、R
2をアルキルと規定する実施形態1または2の化合物であり、実施形態4は、R
3をアルキルと規定する実施形態1〜3のいずれかの化合物である。その場合、実施形態4は、実施形態1および4の限定を有する類概念の明示的な記載(すなわち、R
1およびR
2はアルキルまたはアリールであり、R
3はアルキルである、式(I)の化合物)、実施形態1、2、および4の限定を有する類概念の明示的な記載(すなわち、R
2はアルキルまたはアリールであり、R
1およびR
3はアルキルである、式(I)の化合物)、実施形態1、3、および4の限定を有する類概念の明示的な記載(すなわち、R
1はアルキルまたはアリールであり、R
2およびR
3はアルキルである、式(I)の化合物)、ならびに実施形態1、2、3、および4の限定を有する類概念の明示的な記載(すなわち、R
1、R
2、およびR
3はアルキルである、式(I)の化合物)である。これに関して、より大きい番号が付けられた実施形態が、より小さい番号が付けられた実施形態を参照し、前記より小さい番号が付けられた実施形態には存在しない基に関する限定を含む場合、前記より大きい番号が付けられた実施形態は、文脈において、存在しない基を無視すると解釈されるべきであることに留意されたい。例えば、実施形態1は、AがNR
11、O、またはSである式(I)の化合物を列挙し、実施形態2は、AがOまたはSである実施形態1の化合物を列挙し、実施形態3は、R
11がアルキルである実施形態1または2の化合物を列挙する場合、実施形態3は、実施形態1および3の限定を有する類概念ならびに実施形態1、2、および3の限定を有する類概念を規定する。前記実施形態1、2、および3の限定により規定される類概念において、Aは、NR
11であり得ない;したがって、この類概念は、R
11=アルキルの実施形態3の規定を無視および省略すると解釈されるべきである。
【0040】
実施形態1.式(I)
【化4】
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【0042】
式(I)中、
Aは、NR
11、O、またはSであり;
M−Q−Xは、式
【化5】
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【0043】
の基であり;
Gは、式
【化6】
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【0044】
の基であり;
R
1、R
2、R
11、およびR
17は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、および−OR
20から独立して選択され;
R
3、R
4、R
5、R
6、R
7、R
8、R
9、R
10、R
12、R
13、R
14、R
15、R
16、およびR
18は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−C(=O)C(=O)R
20、−C(=NR
25)R
20、−C(=NR
25)NR
22R
23、−C(=NOH)NR
22R
23、−C(=NOR
26)R
20、−C(=NNR
22R
23)R
20、−C(=NNR
24C(=O)R
21)R
20、−C(=NNR
24C(=O)OR
21)R
20、−C(=S)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24NR
22R
23、−N=NR
24、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)OR
20、−NR
24C(=NR
25)NR
22R
23、−NR
24C(=O)C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=S)R
20、−NR
24C(=S)OR
20、−NR
24C(=S)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−NR
24P(=O)R
28R
28、−NR
24P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−NR
24P(=O)(OR
20)(OR
20)、−NR
24P(=O)(SR
20)(SR
20)、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OC(=NR
25)NR
22R
23、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−OP(=O)R
28R
28、−OP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−OP(=O)(OR
20)(OR
20)、−OP(=O)(SR
20)(SR
20)、−Si(R
24)
3、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−SP(=O)R
28R
28、−SP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−SP(=O)(OR
20)(OR
20)、−SP(=O)(SR
20)(SR
20)、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−P(=O)(OR
20)(OR
20)、および−P(=O)(SR
20)(SR
20)から独立して選択され;
R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、R
6およびR
11、ならびにR
16およびR
17のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができ;
R
3およびR
6、R
7およびR
8、R
9およびR
10、R
12およびR
13、ならびにR
14およびR
15のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができ;
R
3およびR
5またはR
4およびR
6は共に、二重結合を形成することができ;
R
3およびR
4ならびにR
5およびR
6のいずれかは共に、=O、=NR
20、=NOR
20、または=Sを形成することができ;
R
19は、それぞれ独立して、1〜13個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
39により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
39により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
39により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
39により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
39により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)OR
30、−C(=O)NR
32R
33、−C(=O)C(=O)R
30、−C(=NR
35)R
30、−C(=NR
35)NR
32R
33、−C(=NOH)NR
32R
33、−C(=NOR
36)R
30、−C(=NNR
32R
33)R
30、−C(=NNR
34C(=O)R
31)R
30、−C(=NNR
34C(=O)OR
31)R
30、−C(=S)NR
32R
33、−NC、−NO
2、−NR
32R
33、−NR
34NR
32R
33、−N=NR
34、=NR
30、=NOR
30、−NR
34OR
36、−NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)C(=O)R
30、−NR
34C(=O)OR
31、−NR
34C(=O)C(=O)OR
31、−NR
34C(=O)NR
32R
33、−NR
34C(=O)NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)NR
34C(=O)OR
30、−NR
34C(=NR
35)NR
32R
33、−NR
34C(=O)C(=O)NR
32R
33、−NR
34C(=S)R
30、−NR
34C(=S)OR
30、−NR
34C(=S)NR
32R
33、−NR
34S(=O)
2R
31、−NR
34S(=O)
2NR
32R
33、−NR
34P(=O)R
38R
38、−NR
34P(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−NR
34P(=O)(OR
30)(OR
30)、−NR
34P(=O)(SR
30)(SR
30)、−OR
30、=O、−OCN、−OC(=O)R
30、−OC(=O)NR
32R
33、−OC(=O)OR
30、−OC(=NR
35)NR
32R
33、−OS(=O)R
30、−OS(=O)
2R
30、−OS(=O)
2OR
30、−OS(=O)
2NR
32R
33、−OP(=O)R
38R
38、−OP(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−OP(=O)(OR
30)(OR
30)、−OP(=O)(SR
30)(SR
30)、−Si(R
34)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
30、−S(=O)
2OR
30、−SO
3R
37、−S(=O)
2NR
32R
33、−S(=O)NR
32R
33、−SP(=O)R
38R
38、−SP(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−SP(=O)(OR
30)(OR
30)、−SP(=O)(SR
30)(SR
30)、−P(=O)R
38R
38、−P(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−P(=O)(OR
30)(OR
30)、および−P(=O)(SR
30)(SR
30)から選択され;
R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜13個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
49により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
49により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
49により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
49により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
49により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
49により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;
R
28およびR
38は、それぞれ独立して、1〜13個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
49により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
49により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
49により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
49により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
49により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
49により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;
R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、H、1〜13個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
59により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
59により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
59により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
59により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
59により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;
または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜28個のR
69により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
69により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成してもよく;
R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1〜13個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
79により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
79により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
79により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
79により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
79により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
79により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
79により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
79により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
70、−C(=O)OR
70、−C(=O)NR
72R
73、−C(=O)C(=O)R
70、−C(=NR
75)R
70、−C(=NR
75)NR
72R
73、−C(=NOH)NR
72R
73、−C(=NOR
76)R
70、−C(=NNR
72R
73)R
70、−C(=NNR
74C(=O)R
71)R
70、−C(=NNR
74C(=O)OR
71)R
70、−C(=S)NR
72R
73、−NC、−NO
2、−NR
72R
73、−NR
74NR
72R
73、−N=NR
74、=NR
70、=NOR
70、−NR
74OR
76、−NR
74C(=O)R
70、−NR
74C(=O)C(=O)R
70、−NR
74C(=O)OR
71、−NR
74C(=O)C(=O)OR
71、−NR
74C(=O)NR
72R
73、−NR
74C(=O)NR
74C(=O)R
70、−NR
74C(=O)NR
74C(=O)OR
70、−NR
74C(=NR
75)NR
72R
73、−NR
74C(=O)C(=O)NR
72R
73、−NR
74C(=S)R
70、−NR
74C(=S)OR
70、−NR
74C(=S)NR
72R
73、−NR
74S(=O)
2R
71、−NR
74S(=O)
2NR
72R
73、−NR
74P(=O)R
78R
78、−NR
74P(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−NR
74P(=O)(OR
70)(OR
70)、−NR
74P(=O)(SR
70)(SR
70)、−OR
70、=O、−OCN、−OC(=O)R
70、−OC(=O)NR
72R
73、−OC(=O)OR
70、−OC(=NR
75)NR
72R
73、−OS(=O)R
70、−OS(=O)
2R
70、−OS(=O)
2OR
70、−OS(=O)
2NR
72R
73、−OP(=O)R
78R
78、−OP(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−OP(=O)(OR
70)(OR
70)、−OP(=O)(SR
70)(SR
70)、−Si(R
74)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
70、−S(=O)
2OR
70、−SO
3R
77、−S(=O)
2NR
72R
73、−S(=O)NR
72R
73、−SP(=O)R
78R
78、−SP(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−SP(=O)(OR
70)(OR
70)、−SP(=O)(SR
70)(SR
70)、−P(=O)R
78R
78、−P(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−P(=O)(OR
70)(OR
70)、および−P(=O)(SR
70)(SR
70)から選択され;
R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、H、1〜13個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
89により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
89により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
89により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
89により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
89により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
89により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
89により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
89により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;
R
72およびR
73は、それぞれ独立して、H、1〜13個のR
99により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
99により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
99により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
99により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
99により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
99により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
99により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
99により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
99により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
99により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
99により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;
または、R
72およびR
73のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜28個のR
109により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
109により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成してもよく;
R
78は、それぞれ独立して、1〜13個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
89により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
89により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
89により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
89により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
89により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
89により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
89により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
89により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;
R
79、R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ独立して、1〜13個のハロゲンにより任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
6〜11アリール、C
7〜16アリールアルキル、C
3〜11シクロアルキル、C
4〜17シクロアルキルアルキル、3〜15員のヘテロシクロアルキル、4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、5〜15員のヘテロアリール、6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
110、−C(=O)OR
110、−C(=O)NR
110R
110、−C(=O)C(=O)R
110、−C(=NR
110)R
110、−C(=NR
110)NR
110R
110、−C(=NOH)NR
110R
110、−C(=NOR
110)R
110、−C(=NNR
110R
110)R
110、−C(=NNR
110C(=O)R
110)R
110、−C(=NNR
110C(=O)OR
110)R
110、−C(=S)NR
110R
110、−NC、−NO
2、−NR
110R
110、−NR
110NR
110R
110、−N=NR
110、=NR
110、=NOR
110、−NR
110OR
110、−NR
110C(=O)R
110、−NR
110C(=O)C(=O)R
110、−NR
110C(=O)OR
110、−NR
110C(=O)C(=O)OR
110、−NR
110C(=O)NR
110R
110、−NR
110C(=O)NR
110C(=O)R
110、−NR
110C(=O)NR
110C(=O)OR
110、−NR
110C(=NR
110)NR
110R
110、−NR
110C(=O)C(=O)NR
110R
110、−NR
110C(=S)R
110、−NR
110C(=S)OR
110、−NR
110C(=S)NR
110R
110、−NR
110S(=O)
2R
110、−NR
110S(=O)
2NR
110R
110、−NR
110P(=O)R
111R
111、−NR
110P(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、−NR
110P(=O)(OR
110)(OR
110)、−NR
110P(=O)(SR
110)(SR
110)、−OR
110、=O、−OCN、−OC(=O)R
110、−OC(=O)NR
110R
110、−OC(=O)OR
110、−OC(=NR
110)NR
110R
110、−OS(=O)R
110、−OS(=O)
2R
110、−OS(=O)
2OR
110、−OS(=O)
2NR
110R
110、−OP(=O)R
111R
111、−OP(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、−OP(=O)(OR
110)(OR
110)、−OP(=O)(SR
110)(SR
110)、−Si(R
110)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
110、−S(=O)
2OR
110、−SO
3R
110、−S(=O)
2NR
110R
110、−S(=O)NR
110R
110、−SP(=O)R
111R
111、−SP(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、−SP(=O)(OR
110)(OR
110)、−SP(=O)(SR
110)(SR
110)、−P(=O)R
111R
111、−P(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、−P(=O)(OR
110)(OR
110)、および−P(=O)(SR
110)(SR
110)から選択され;
R
110は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択され;
R
111は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキルおよびC
1〜6ハロアルキルから選択され;ならびに、
nは、それぞれ独立して、0、1、および2から選択される。
【0045】
実施形態2.実施形態1記載の化合物において、Aは、NR
11、O、またはSである化合物。
【0046】
実施形態3.実施形態1記載の化合物において、Aは、NR
11またはOである化合物。
【0047】
実施形態4.実施形態1記載の化合物において、Aは、NR
11である化合物。
【0048】
実施形態5.実施形態1記載の化合物において、Aは、Oである化合物。
【0049】
実施形態5.実施形態1記載の化合物において、Aは、Sである化合物。
【0050】
実施形態6.実施形態1〜5のいずれかに記載の化合物において、M−Q−Xは、式
【化7】
[この文献は図面を表示できません]
【0052】
実施形態7.実施形態1〜5のいずれかに記載の化合物において、M−Q−Xは、式
【化8】
[この文献は図面を表示できません]
【0053】
の基であり、前記式(I)の化合物は、式(Ia)
【化9】
[この文献は図面を表示できません]
【0055】
実施形態8.実施形態1〜5のいずれかに記載の化合物において、M−Q−Xは、式
【化10】
[この文献は図面を表示できません]
【0056】
の基であり、前記式(I)の化合物は、式(Ib)
【化11】
[この文献は図面を表示できません]
【0058】
実施形態9.実施形態1〜8のいずれかに記載の化合物において、Gは、式
【化12】
[この文献は図面を表示できません]
【0060】
実施形態10.実施形態1〜8のいずれかに記載の化合物において、Gは、式
【化13】
[この文献は図面を表示できません]
【0062】
実施形態11.実施形態1〜8のいずれかに記載の化合物において、Gは、式
【化14】
[この文献は図面を表示できません]
【0063】
の基であり、前記式(I)の化合物は、式(Ic)
【化15】
[この文献は図面を表示できません]
【0065】
実施形態12.実施形態1〜8のいずれかに記載の化合物において、Gは、式
【化16】
[この文献は図面を表示できません]
【0066】
の基であり、前記式(I)の化合物は、式(Id)
【化17】
[この文献は図面を表示できません]
【0068】
実施形態13.実施形態1〜8のいずれかに記載の化合物において、Gは、式
【化18】
[この文献は図面を表示できません]
【0069】
の基であり、前記式(I)の化合物は、式(Ie)
【化19】
[この文献は図面を表示できません]
【0071】
実施形態14.実施形態1〜5のいずれかに記載の化合物において、M−Q−Xは、式
【化20】
[この文献は図面を表示できません]
【0072】
の基であり、Gは、式
【化21】
[この文献は図面を表示できません]
【0073】
の基であり、前記式(I)の化合物は、式(If)
【化22】
[この文献は図面を表示できません]
【0075】
実施形態15.実施形態1〜5のいずれかに記載の化合物において、M−Q−Xは、式
【化23】
[この文献は図面を表示できません]
【0076】
の基であり、Gは、式
【化24】
[この文献は図面を表示できません]
【0077】
の基であり、前記式(I)の化合物は、式(Ig)
【化25】
[この文献は図面を表示できません]
【0079】
実施形態16.実施形態1〜5のいずれかに記載の化合物において、M−Q−Xは、式
【化26】
[この文献は図面を表示できません]
【0080】
の基であり、Gは、式
【化27】
[この文献は図面を表示できません]
【0081】
の基であり、前記式(I)の化合物は、式(Ih)
【化28】
[この文献は図面を表示できません]
【0083】
実施形態17.実施形態1〜5のいずれかに記載の化合物において、M−Q−Xは、式
【化29】
[この文献は図面を表示できません]
【0084】
の基であり、Gは、式
【化30】
[この文献は図面を表示できません]
【0085】
の基であり、前記式(I)の化合物は、式(Ii)
【化31】
[この文献は図面を表示できません]
【0087】
実施形態18.実施形態1〜5のいずれかに記載の化合物において、M−Q−Xは、式
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
【0088】
の基であり、Gは、式
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
【0089】
の基であり、前記式(I)の化合物は、式(Ij)
【化34】
[この文献は図面を表示できません]
【0091】
実施形態19.実施形態1〜5のいずれかに記載の化合物において、M−Q−Xは、式
【化35】
[この文献は図面を表示できません]
【0092】
の基であり、Gは、式
【化36】
[この文献は図面を表示できません]
【0093】
の基であり、前記式(I)の化合物は、式(Ik)
【化37】
[この文献は図面を表示できません]
【0095】
実施形態20.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、および−OR
20から独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−C(=O)C(=O)R
20、−C(=NR
25)R
20、−C(=NR
25)NR
22R
23、−C(=NOH)NR
22R
23、−C(=NOR
26)R
20、−C(=NNR
22R
23)R
20、−C(=NNR
24C(=O)R
21)R
20、−C(=NNR
24C(=O)OR
21)R
20、−C(=S)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24NR
22R
23、−N=NR
24、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)OR
20、−NR
24C(=NR
25)NR
22R
23、−NR
24C(=O)C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=S)R
20、−NR
24C(=S)OR
20、−NR
24C(=S)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−NR
24P(=O)R
28R
28、−NR
24P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−NR
24P(=O)(OR
20)(OR
20)、−NR
24P(=O)(SR
20)(SR
20)、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OC(=NR
25)NR
22R
23、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−OP(=O)R
28R
28、−OP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−OP(=O)(OR
20)(OR
20)、−OP(=O)(SR
20)(SR
20)、−Si(R
24)
3、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−SP(=O)R
28R
28、−SP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−SP(=O)(OR
20)(OR
20)、−SP(=O)(SR
20)(SR
20)、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−P(=O)(OR
20)(OR
20)、および−P(=O)(SR
20)(SR
20)から独立して選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができ;または、R
3およびR
5またはR
4およびR
6は共に、二重結合を形成することができ;または、R
3およびR
4ならびにR
5およびR
6のいずれかは共に、=O、=NR
20、=NOR
20、または=Sを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0096】
実施形態21.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、および−OR
20から独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−C(=O)C(=O)R
20、−C(=NR
25)R
20、−C(=NR
25)NR
22R
23、−C(=NOH)NR
22R
23、−C(=NOR
26)R
20、−C(=NNR
22R
23)R
20、−C(=NNR
24C(=O)R
21)R
20、−C(=NNR
24C(=O)OR
21)R
20、−C(=S)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24NR
22R
23、−N=NR
24、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)OR
20、−NR
24C(=NR
25)NR
22R
23、−NR
24C(=O)C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=S)R
20、−NR
24C(=S)OR
20、−NR
24C(=S)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−NR
24P(=O)R
28R
28、−NR
24P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−NR
24P(=O)(OR
20)(OR
20)、−NR
24P(=O)(SR
20)(SR
20)、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OC(=NR
25)NR
22R
23、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−OP(=O)R
28R
28、−OP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−OP(=O)(OR
20)(OR
20)、−OP(=O)(SR
20)(SR
20)、−Si(R
24)
3、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−SP(=O)R
28R
28、−SP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−SP(=O)(OR
20)(OR
20)、−SP(=O)(SR
20)(SR
20)、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−P(=O)(OR
20)(OR
20)、および−P(=O)(SR
20)(SR
20)から独立して選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、または1〜6個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができ;または、R
3およびR
5またはR
4およびR
6は共に、二重結合を形成することができ;または、R
3およびR
4ならびにR
5およびR
6のいずれかは共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0097】
実施形態22.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、および−OR
20から独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−OP(=O)R
28R
28、−OP(=O)(OR
20)(OR
20)、−Si(R
24)
3、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、および−P(=O)(OR
20)(OR
20)から独立して選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、または1〜6個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができ;または、R
3およびR
5またはR
4およびR
6は共に、二重結合を形成することができ;または、R
3およびR
4ならびにR
5およびR
6のいずれかは共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0098】
実施形態23.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、H、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、および−OR
20から独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−OP(=O)R
28R
28、−OP(=O)(OR
20)(OR
20)、−Si(R
24)
3、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、および−P(=O)(OR
20)(OR
20)から独立して選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、または1〜6個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができ;または、R
3およびR
5またはR
4およびR
6は共に、二重結合を形成することができ;または、R
3およびR
4ならびにR
5およびR
6のいずれかは共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜6個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜6個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0099】
実施形態24.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、および−OR
20から独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−OP(=O)R
28R
28、−OP(=O)(OR
20)(OR
20)、−Si(R
24)
3、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、および−P(=O)(OR
20)(OR
20)から独立して選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができ;または、R
3およびR
5またはR
4およびR
6は共に、二重結合を形成することができ;または、R
3およびR
4ならびにR
5およびR
6のいずれかは共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0100】
実施形態25.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および−OR
20から独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−OP(=O)R
28R
28、−OP(=O)(OR
20)(OR
20)、−Si(R
24)
3、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、および−P(=O)(OR
20)(OR
20)から独立して選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができ;または、R
3およびR
5またはR
4およびR
6は共に、二重結合を形成することができ;または、R
3およびR
4ならびにR
5およびR
6のいずれかは共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0101】
実施形態26.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および−OR
20から独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−OC(=O)R
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができ;または、R
3およびR
5またはR
4およびR
6は共に、二重結合を形成することができ;または、R
3およびR
4ならびにR
5およびR
6のいずれかは共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0102】
実施形態27.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールから独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−OC(=O)R
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができ;または、R
3およびR
5またはR
4およびR
6は共に、二重結合を形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0103】
実施形態28.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−OC(=O)R
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができ;または、R
3およびR
5またはR
4およびR
6は共に、二重結合を形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0104】
実施形態29.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−OC(=O)R
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0105】
実施形態30.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−OC(=O)R
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0106】
実施形態31.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−OC(=O)R
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができ;または、R
3およびR
5またはR
4およびR
6は共に、二重結合を形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0107】
実施形態32.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−OC(=O)R
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0108】
実施形態33.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−OC(=O)R
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0109】
実施形態34.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−OC(=O)R
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0110】
実施形態35.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−OC(=O)R
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0111】
実施形態36.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−OC(=O)R
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0112】
実施形態37.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−OC(=O)R
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0113】
実施形態38.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0114】
実施形態39.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、および−OR
20から独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、および−OR
20から独立して選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができ;または、R
3およびR
5またはR
4およびR
6は共に、二重結合を形成することができ;または、R
3およびR
4ならびにR
5およびR
6のいずれかは共に、=O、=NR
20、=NOR
20、または=Sを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0115】
実施形態40.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、および−OR
20から独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、および−OR
20から独立して選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができ;または、R
3およびR
5またはR
4およびR
6は共に、二重結合を形成することができ;または、R
3およびR
4ならびにR
5およびR
6のいずれかは共に、=O、=NR
20、=NOR
20、または=Sを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0116】
実施形態41.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキルを形成することができ;または、R
3およびR
4は共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0117】
実施形態42.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキルを形成することができ;または、R
3およびR
4は共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0118】
実施形態43.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0119】
実施形態44.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0120】
実施形態45.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキルを形成することができる化合物。
【0121】
実施形態46.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキルを形成することができ;または、R
3およびR
4は共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0122】
実施形態47.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキルを形成することができ;または、R
3およびR
4は共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0123】
実施形態48.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0124】
実施形態49.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0125】
実施形態50.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキルを形成することができる化合物。
【0126】
実施形態51.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜10個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキルを形成することができ;または、R
3およびR
4は共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0127】
実施形態52.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜10個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキルを形成することができ;または、R
3およびR
4は共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0128】
実施形態53.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜12アリールアルキル、および1〜6個のR
19により任意選択で置換される6〜10員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜10個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0129】
実施形態54.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜12アリールアルキル、および1〜6個のR
19により任意選択で置換される6〜10員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜10個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0130】
実施形態55.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜12アリールアルキル、および1〜6個のR
19により任意選択で置換される6〜10員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜10個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキルを形成することができる化合物。
【0131】
実施形態56.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜12アリールアルキル、および1〜6個のR
19により任意選択で置換される6〜10員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜10個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキルを形成することができ;または、R
3およびR
4は共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0132】
実施形態57.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜12アリールアルキル、および1〜6個のR
19により任意選択で置換される6〜10員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜10個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキルを形成することができ;または、R
3およびR
4は共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0133】
実施形態58.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜10個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、C
3〜6シクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0134】
実施形態59.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜10個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、C
3〜6シクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0135】
実施形態60.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜10個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、C
3〜6シクロアルキルを形成することができる化合物。
【0136】
実施形態61.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、および1〜6個のR
19により任意選択で置換される6〜10員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、C
3〜6シクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0137】
実施形態62.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、および1〜6個のR
19により任意選択で置換される6〜10員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、C
3〜6シクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0138】
実施形態63.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、および1〜6個のR
19により任意選択で置換される6〜10員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、C
3〜6シクロアルキルを形成することができる化合物。
【0139】
実施形態64.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、C
3〜6シクロアルキルを形成することができ;または、R
3およびR
4は共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0140】
実施形態65.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、C
3〜6シクロアルキルを形成することができ;または、R
3およびR
4は共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0141】
実施形態66.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、C
3〜6シクロアルキルを形成することができ;または、R
3およびR
4は共に、=Oを形成することができる化合物。
【0142】
実施形態67.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、および1〜6個のR
19により任意選択で置換される6〜10員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるシクロプロピル基を形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0143】
実施形態68.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、および1〜6個のR
19により任意選択で置換される6〜10員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるシクロプロピル基を形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
3、R
1およびR
5、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0144】
実施形態69.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、および1〜6個のR
19により任意選択で置換される6〜10員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるシクロプロピル基を形成することができる化合物。
【0145】
実施形態70.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、シクロプロピル基を形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0146】
実施形態71.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、シクロプロピル基を形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
3、R
1およびR
5、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0147】
実施形態72.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、シクロプロピル基を形成することができる化合物。
【0148】
実施形態73.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜10員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0149】
実施形態74.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜10員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0150】
実施形態75.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜10員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0151】
実施形態76.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hである化合物。
【0152】
実施形態77.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;ならびにあるいは、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0153】
実施形態78.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;ならびにあるいは、R
1およびR
3、R
1およびR
5、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0154】
実施形態79.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択される化合物。
【0155】
実施形態80.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;ならびにあるいは、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0156】
実施形態81.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;ならびにあるいは、R
1およびR
3、R
1およびR
5、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0157】
実施形態82.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hである化合物。
【0158】
実施形態83.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
1およびR
3、R
1およびR
5、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
11は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0159】
実施形態84.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
1およびR
3、R
1およびR
5、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0160】
実施形態85.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
1およびR
3ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5員のヘテロシクロアルキルを形成することができ;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
11は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0161】
実施形態86.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
1およびR
3ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5員のヘテロシクロアルキルを形成することができ;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0162】
実施形態87.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
1およびR
3ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5員のヘテロシクロアルキルを形成することができ;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
11は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0163】
実施形態88.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
1およびR
3ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5員のヘテロシクロアルキルを形成することができ;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0164】
実施形態89.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、Hであり;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
11は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0165】
実施形態90.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、Hであり;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0166】
実施形態91.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
11は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0167】
実施形態92.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0168】
実施形態93.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
11は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0169】
実施形態94.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0170】
実施形態95.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
11は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0171】
実施形態96.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
4、R
5、およびR
6は、Hであり;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0172】
実施形態97.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hであり;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
11は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0173】
実施形態98.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hであり;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0174】
実施形態99.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hであり;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5員のヘテロシクロアルキルを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
11は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0175】
実施形態100.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hであり;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0176】
実施形態101.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hであり;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるベンジル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜7員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるピロリジニル基を形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
11は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるピペリジニル基を形成することができる化合物。
【0177】
実施形態102.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hであり;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるベンジル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜7員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるピロリジニル基を形成することができる化合物。
【0178】
実施形態103.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hであり;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるベンジル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜7員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、ピロリジニル基を形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
11は、それらと結合している原子と共に、ピペリジニル基を形成することができる化合物。
【0179】
実施形態104.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hであり;R
3は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるベンジル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7シクロアルキルアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜7員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、ピロリジニル基を形成することができる化合物。
【0180】
実施形態105.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hであり;R
3は、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるベンジルであり;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、ピロリジニル基を形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
11は、それらと結合している原子と共に、ピペリジニル基を形成することができる化合物。
【0181】
実施形態106.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hであり;R
3は、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるベンジルであり;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、ピロリジニル基を形成することができる化合物。
【0182】
実施形態107.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hであり;R
3は、ベンジルであり;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、ピロリジニル基を形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
11は、それらと結合している原子と共に、ピペリジニル基を形成することができる化合物。
【0183】
実施形態108.実施形態1〜19のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hであり;R
3は、ベンジルであり;または、R
1およびR
5は、それらと結合している原子と共に、ピロリジニル基を形成することができる化合物。
【0184】
実施形態109.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−C(=O)C(=O)R
20、−C(=NR
25)R
20、−C(=NR
25)NR
22R
23、−C(=NOH)NR
22R
23、−C(=NOR
26)R
20、−C(=NNR
22R
23)R
20、−C(=NNR
24C(=O)R
21)R
20、−C(=NNR
24C(=O)OR
21)R
20、−C(=S)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24NR
22R
23、−N=NR
24、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)OR
20、−NR
24C(=NR
25)NR
22R
23、−NR
24C(=O)C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=S)R
20、−NR
24C(=S)OR
20、−NR
24C(=S)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−NR
24P(=O)R
28R
28、−NR
24P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−NR
24P(=O)(OR
20)(OR
20)、−NR
24P(=O)(SR
20)(SR
20)、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OC(=NR
25)NR
22R
23、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−OP(=O)R
28R
28、−OP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−OP(=O)(OR
20)(OR
20)、−OP(=O)(SR
20)(SR
20)、−Si(R
24)
3、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−SP(=O)R
28R
28、−SP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−SP(=O)(OR
20)(OR
20)、−SP(=O)(SR
20)(SR
20)、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−P(=O)(OR
20)(OR
20)、および−P(=O)(SR
20)(SR
20)から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0185】
実施形態110.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0186】
実施形態111.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜6個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0187】
実施形態112.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜4個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜4個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜4個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜4個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜4個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜4個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜4個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜8シクロアルキルアルキル、1〜4個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜4個のR
19により任意選択で置換される4〜8員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜4個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、1〜4個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜4個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜4個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜4個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、または1〜4個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0188】
実施形態113.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜8シクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される4〜8員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0189】
実施形態114.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜8シクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される4〜8員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0190】
実施形態115.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜8シクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される4〜8員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0191】
実施形態116.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜7シクロアルキル、C
4〜8シクロアルキルアルキル、3〜7員のヘテロシクロアルキル、4〜8員のヘテロシクロアルキルアルキル、5〜6員のヘテロアリール、6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、C
6〜10アリール、C
3〜7シクロアルキル、3〜7員のヘテロシクロアルキル、または5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0192】
実施形態117.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜8シクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される4〜8員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0193】
実施形態118.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0194】
実施形態119.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0195】
実施形態120.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルキニル、C
6〜10アリール、C
3〜7シクロアルキル、3〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、C
3〜7シクロアルキルまたは3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0196】
実施形態121.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0197】
実施形態122.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0198】
実施形態123.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0199】
実施形態124.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
9、およびR
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0200】
実施形態125.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7およびR
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
6およびR
9は、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0201】
実施形態126.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7およびR
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8は、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;R
9は、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0202】
実施形態127.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
8およびR
9は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
7およびR
10は、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0203】
実施形態128.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
8は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;R
9は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;R
7およびR
10は、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0204】
実施形態129.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0205】
実施形態130.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
9、およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0206】
実施形態131.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8およびR
9は、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0207】
実施形態132.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8は、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;R
9は、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0208】
実施形態133.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
8およびR
9は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
7およびR
10は、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0209】
実施形態134.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
8は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;R
9は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;R
7およびR
10は、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0210】
実施形態135.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0211】
実施形態136.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
9およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0212】
実施形態137.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0213】
実施形態138.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
9およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0214】
実施形態139.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8およびR
9は、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0215】
実施形態140.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8は、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;R
9は、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0216】
実施形態141.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
8およびR
9は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
7およびR
10は、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0217】
実施形態142.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
8は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;R
9は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール;1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;R
7およびR
10は、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0218】
実施形態143.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0219】
実施形態144.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
9、およびR
10は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0220】
実施形態145.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、または5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0221】
実施形態146.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
9、およびR
10は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0222】
実施形態147.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、または5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0223】
実施形態148.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
9、およびR
10は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、C
6〜10アリール、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、または5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0224】
実施形態149.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0225】
実施形態150.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
9、およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0226】
実施形態151.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8およびR
9は、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0227】
実施形態152.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8は、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;R
9は、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0228】
実施形態153.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、または5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0229】
実施形態154.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
9、およびR
10は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、または5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0230】
実施形態155.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7およびR
10は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8およびR
9は、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、または5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0231】
実施形態156.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7およびR
10は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8は、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;R
9は、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、または5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0232】
実施形態157.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、または5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0233】
実施形態158.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
9、およびR
10は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、または5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0234】
実施形態159.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルキニル、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、C
3〜6シクロアルキルまたは3〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0235】
実施形態160.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
9およびR
10は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルキニル、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8は、H、C
1〜6アルキル、C
2〜6アルキニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、C
3〜6シクロアルキルまたは3〜6員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0236】
実施形態161.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、および−NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0237】
実施形態162.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
9、およびR
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、および−NR
22R
23から独立して選択され;R
8は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、および−NR
22R
23から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0238】
実施形態163.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7およびR
8は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、および−NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリールまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0239】
実施形態164.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、および−NR
22R
23から選択され;R
8は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、および−NR
22R
23から選択され;または、R
7およびR
8は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリールまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0240】
実施形態165.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
9およびR
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、および−C(=O)NR
22R
23から独立して選択され;または、R
9およびR
10は、それらと結合している原子と共に、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキルまたは1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0241】
実施形態166.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、および−NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、または1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0242】
実施形態167.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7、R
9およびR
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、および−NR
22R
23から独立して選択され;R
8は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、および−NR
22R
23から選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、または1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0243】
実施形態168.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7およびR
8は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、および−NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリールまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0244】
実施形態169.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、および−NR
22R
23から選択され;R
8は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、および−NR
22R
23から選択され;または、R
7およびR
8は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリールまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0245】
実施形態170.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
9およびR
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、および−C(=O)NR
22R
23から独立して選択され;または、R
9およびR
10は、それらと結合している原子と共に、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキルまたは1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0246】
実施形態171.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、およびハロゲンから選択され;R
8は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、および−NR
22R
23から選択され;または、R
7およびR
8は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリールまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0247】
実施形態172.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
7は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、およびハロゲンから選択され;R
8は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、および−NR
22R
23から選択され;または、R
7およびR
8は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリールまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0248】
実施形態173.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
9は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択され;R
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、および−C(=O)NR
22R
23から選択され;または、R
9およびR
10は、それらと結合している原子と共に、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキルまたは1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0249】
実施形態174.実施形態1〜108のいずれかに記載の化合物において、R
9は、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルであり;R
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、および−C(=O)NR
22R
23から選択され;または、R
9およびR
10は、それらと結合している原子と共に、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキルまたは1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【0250】
実施形態175.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−C(=O)C(=O)R
20、−C(=NR
25)R
20、−C(=NR
25)NR
22R
23、−C(=NOH)NR
22R
23、−C(=NOR
26)R
20、−C(=NNR
22R
23)R
20、−C(=NNR
24C(=O)R
21)R
20、−C(=NNR
24C(=O)OR
21)R
20、−C(=S)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24NR
22R
23、−N=NR
24、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)OR
20、−NR
24C(=NR
25)NR
22R
23、−NR
24C(=O)C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=S)R
20、−NR
24C(=S)OR
20、−NR
24C(=S)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−NR
24P(=O)R
28R
28、−NR
24P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−NR
24P(=O)(OR
20)(OR
20)、−NR
24P(=O)(SR
20)(SR
20)、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OC(=NR
25)NR
22R
23、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−OP(=O)R
28R
28、−OP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−OP(=O)(OR
20)(OR
20)、−OP(=O)(SR
20)(SR
20)、−Si(R
24)
3、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−SP(=O)R
28R
28、−SP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−SP(=O)(OR
20)(OR
20)、−SP(=O)(SR
20)(SR
20)、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−P(=O)(OR
20)(OR
20)、および−P(=O)(SR
20)(SR
20)から独立して選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0251】
実施形態176.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24NR
22R
23、−N=NR
24、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−NR
24P(=O)R
28R
28、−NR
24P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−NR
24P(=O)(OR
20)(OR
20)、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−OP(=O)R
28R
28、−OP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−OP(=O)(OR
20)(OR
20)、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、および−P(=O)(OR
20)(OR
20)から独立して選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0252】
実施形態177.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24NR
22R
23、−N=NR
24、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−NR
24P(=O)R
28R
28、−NR
24P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−NR
24P(=O)(OR
20)(OR
20)、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−OP(=O)R
28R
28、−OP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−OP(=O)(OR
20)(OR
20)、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、および−P(=O)(OR
20)(OR
20)から独立して選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜6個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0253】
実施形態178.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、および−P(=O)(OR
20)(OR
20)から独立して選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜6個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0254】
実施形態179.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、および−P(=O)(OR
20)(OR
20)から独立して選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0255】
実施形態180.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、および−P(=O)(OR
20)(OR
20)から独立して選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0256】
実施形態181.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、および−P(=O)(OR
20)(OR
20)から独立して選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0257】
実施形態182.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0258】
実施形態183.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0259】
実施形態184.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
15は、Hであり;R
14は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0260】
実施形態185.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
14は、Hであり;R
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0261】
実施形態186.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
15は、Hであり;R
14は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から選択される化合物。
【0262】
実施形態187.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
14は、Hであり;R
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から選択される化合物。
【0263】
実施形態188.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0264】
実施形態189.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
15は、Hであり;R
14は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0265】
実施形態190.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
14は、Hであり;R
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0266】
実施形態191.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
15は、Hであり;R
14は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から選択される化合物。
【0267】
実施形態192.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
14は、Hであり;R
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から選択される化合物。
【0268】
実施形態193.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−OR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択される化合物。
【0269】
実施形態194.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−NR
24C(=O)NR
22R
23から独立して選択される化合物。
【0270】
実施形態195.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
15は、Hであり;R
14は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−OR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から選択される化合物。
【0271】
実施形態196.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
15は、Hであり;R
14は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−NR
24C(=O)NR
22R
23から選択される化合物。
【0272】
実施形態197.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
14は、Hであり;R
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−OR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から選択される化合物。
【0273】
実施形態198.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
14は、Hであり;R
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、およびハロゲンから選択される化合物。
【0274】
実施形態199.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択される化合物。
【0275】
実施形態200.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、C
1〜6アルキル、ハロゲン、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−OR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択される化合物。
【0276】
実施形態201.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、C
1〜6アルキル、ハロゲン、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−NR
24C(=O)NR
22R
23から独立して選択される化合物。
【0277】
実施形態202.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
15は、Hであり;R
14は、H、C
1〜6アルキル、ハロゲン、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−OR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から選択される化合物。
【0278】
実施形態203.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
15は、Hであり;R
14は、H、C
1〜6アルキル、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−NR
24C(=O)NR
22R
23から選択される化合物。
【0279】
実施形態204.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
14は、Hであり;R
15は、H、C
1〜6アルキル、ハロゲン、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−OR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から選択される化合物。
【0280】
実施形態205.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
14は、Hであり;R
15は、H、C
1〜6アルキル、およびハロゲンから選択される化合物。
【0281】
実施形態206.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、HおよびC
1〜6アルキルから独立して選択される化合物。
【0282】
実施形態207.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、および−OR
20から独立して選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0283】
実施形態208.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、および−OR
20から独立して選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0284】
実施形態209.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、ハロゲン、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−OR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択される化合物。
【0285】
実施形態210.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、ハロゲン、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−NR
24C(=O)NR
22R
23から独立して選択される化合物。
【0286】
実施形態211.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
15は、Hであり;R
14は、H、ハロゲン、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−OR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から選択される化合物。
【0287】
実施形態212.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
15は、Hであり;R
14は、H、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−NR
24C(=O)NR
22R
23から選択される化合物。
【0288】
実施形態213.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
14は、Hであり;R
15は、H、ハロゲン、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−OR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から選択される化合物。
【0289】
実施形態214.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、およびR
14は、Hであり;R
15は、Hおよびハロゲンから選択される化合物。
【0290】
実施形態215.実施形態1〜174のいずれかに記載の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、Hである化合物。
【0291】
実施形態216.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、および−OR
20から選択され;R
16およびR
18は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−C(=O)C(=O)R
20、−C(=NR
25)R
20、−C(=NR
25)NR
22R
23、−C(=NOH)NR
22R
23、−C(=NOR
26)R
20、−C(=NNR
22R
23)R
20、−C(=NNR
24C(=O)R
21)R
20、−C(=NNR
24C(=O)OR
21)R
20、−C(=S)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24NR
22R
23、−N=NR
24、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)OR
20、−NR
24C(=NR
25)NR
22R
23、−NR
24C(=O)C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=S)R
20、−NR
24C(=S)OR
20、−NR
24C(=S)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−NR
24P(=O)R
28R
28、−NR
24P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−NR
24P(=O)(OR
20)(OR
20)、−NR
24P(=O)(SR
20)(SR
20)、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OC(=NR
25)NR
22R
23、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−OP(=O)R
28R
28、−OP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−OP(=O)(OR
20)(OR
20)、−OP(=O)(SR
20)(SR
20)、−Si(R
24)
3、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−SP(=O)R
28R
28、−SP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−SP(=O)(OR
20)(OR
20)、−SP(=O)(SR
20)(SR
20)、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−P(=O)(OR
20)(OR
20)、または−P(=O)(SR
20)(SR
20)から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0292】
実施形態217.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択され;R
16およびR
18は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−C(=O)C(=O)R
20、−C(=NR
25)R
20、−C(=NR
25)NR
22R
23、−C(=NOH)NR
22R
23、−C(=NOR
26)R
20、−C(=NNR
22R
23)R
20、−C(=NNR
24C(=O)R
21)R
20、−C(=NNR
24C(=O)OR
21)R
20、−C(=S)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24NR
22R
23、−N=NR
24、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)OR
20、−NR
24C(=NR
25)NR
22R
23、−NR
24C(=O)C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=S)R
20、−NR
24C(=S)OR
20、−NR
24C(=S)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−NR
24P(=O)R
28R
28、−NR
24P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−NR
24P(=O)(OR
20)(OR
20)、−NR
24P(=O)(SR
20)(SR
20)、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OC(=NR
25)NR
22R
23、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−OP(=O)R
28R
28、−OP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−OP(=O)(OR
20)(OR
20)、−OP(=O)(SR
20)(SR
20)、−Si(R
24)
3、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−SP(=O)R
28R
28、−SP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−SP(=O)(OR
20)(OR
20)、−SP(=O)(SR
20)(SR
20)、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−P(=O)(OR
20)(OR
20)、または−P(=O)(SR
20)(SR
20)から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0293】
実施形態218.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択され;R
16およびR
18は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−C(=O)C(=O)R
20、−C(=NR
25)R
20、−C(=NR
25)NR
22R
23、−C(=NOH)NR
22R
23、−C(=NOR
26)R
20、−C(=NNR
22R
23)R
20、−C(=NNR
24C(=O)R
21)R
20、−C(=NNR
24C(=O)OR
21)R
20、−C(=S)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24NR
22R
23、−N=NR
24、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)OR
20、−NR
24C(=NR
25)NR
22R
23、−NR
24C(=O)C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=S)R
20、−NR
24C(=S)OR
20、−NR
24C(=S)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−NR
24P(=O)R
28R
28、−NR
24P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−NR
24P(=O)(OR
20)(OR
20)、−NR
24P(=O)(SR
20)(SR
20)、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OC(=NR
25)NR
22R
23、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−OP(=O)R
28R
28、−OP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−OP(=O)(OR
20)(OR
20)、−OP(=O)(SR
20)(SR
20)、−Si(R
24)
3、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−SP(=O)R
28R
28、−SP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−SP(=O)(OR
20)(OR
20)、−SP(=O)(SR
20)(SR
20)、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−P(=O)(OR
20)(OR
20)、または−P(=O)(SR
20)(SR
20)から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0294】
実施形態219.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;R
16およびR
18は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−C(=O)C(=O)R
20、−C(=NR
25)R
20、−C(=NR
25)NR
22R
23、−C(=NOH)NR
22R
23、−C(=NOR
26)R
20、−C(=NNR
22R
23)R
20、−C(=NNR
24C(=O)R
21)R
20、−C(=NNR
24C(=O)OR
21)R
20、−C(=S)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24NR
22R
23、−N=NR
24、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)OR
20、−NR
24C(=NR
25)NR
22R
23、−NR
24C(=O)C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=S)R
20、−NR
24C(=S)OR
20、−NR
24C(=S)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−NR
24P(=O)R
28R
28、−NR
24P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−NR
24P(=O)(OR
20)(OR
20)、−NR
24P(=O)(SR
20)(SR
20)、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OC(=NR
25)NR
22R
23、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−OP(=O)R
28R
28、−OP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−OP(=O)(OR
20)(OR
20)、−OP(=O)(SR
20)(SR
20)、−Si(R
24)
3、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−SP(=O)R
28R
28、−SP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−SP(=O)(OR
20)(OR
20)、−SP(=O)(SR
20)(SR
20)、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−P(=O)(OR
20)(OR
20)、または−P(=O)(SR
20)(SR
20)から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0295】
実施形態220.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;R
16およびR
18は、H、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−C(=O)C(=O)R
20、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24NR
22R
23、−N=NR
24、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)OR
20、−NR
24C(=O)C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、および−S(=O)NR
22R
23から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、1〜6個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜6個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0296】
実施形態221.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜1個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−C(=O)C(=O)R
20、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24NR
22R
23、−N=NR
24、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)OR
20、−NR
24C(=O)C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、および−S(=O)NR
22R
23から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0297】
実施形態222.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、および−S(=O)NR
22R
23から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0298】
実施形態223.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、および−S(=O)NR
22R
23から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0299】
実施形態224.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0300】
実施形態225.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0301】
実施形態226.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、Hであり;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0302】
実施形態227.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0303】
実施形態228.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、Hであり;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0304】
実施形態229.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0305】
実施形態230.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、Hであり;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0306】
実施形態231.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択される化合物。
【0307】
実施形態232.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、Hであり;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択される化合物。
【0308】
実施形態233.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、および−OR
20から独立して選択される化合物。
【0309】
実施形態234.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、Hであり;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、および−OR
20から独立して選択される化合物。
【0310】
実施形態235.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、Hであり;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、およびハロゲンから独立して選択される化合物。
【0311】
実施形態236.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、Hであり;R
16およびR
18は、H、C
1〜6アルキル、およびハロゲンから独立して選択される化合物。
【0312】
実施形態237.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
16、R
17、およびR
18は、HおよびC
1〜6アルキルから独立して選択される化合物。
【0313】
実施形態238.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、および−OR
20から選択され;R
16およびR
18は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、および−OR
20から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0314】
実施形態239.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、および−OR
20から選択され;R
16およびR
18は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、および−OR
20から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【0315】
実施形態240.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、Hであり;R
16およびR
18は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択される化合物。
【0316】
実施形態241.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、Hであり;R
16およびR
18は、HおよびC
1〜6アルキルから独立して選択される化合物。
【0317】
実施形態242.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、Hであり;R
16およびR
18は、HおよびC
1〜4アルキルから独立して選択される化合物。
【0318】
実施形態243.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、Hであり;R
16およびR
18は、HおよびC
1〜3アルキルから独立して選択される化合物。
【0319】
実施形態244.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
17は、Hであり;R
16およびR
18は、Hおよびメチルから独立して選択される化合物。
【0320】
実施形態245.実施形態1〜215のいずれかに記載の化合物において、R
16、R
17、およびR
18は、Hである化合物。
【0321】
実施形態246.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜13個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
39により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
39により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
39により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
39により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
39により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)OR
30、−C(=O)NR
32R
33、−C(=O)C(=O)R
30、−C(=NR
35)R
30、−C(=NR
35)NR
32R
33、−C(=NOH)NR
32R
33、−C(=NOR
36)R
30、−C(=NNR
32R
33)R
30、−C(=NNR
34C(=O)R
31)R
30、−C(=NNR
34C(=O)OR
31)R
30、−C(=S)NR
32R
33、−NC、−NO
2、−NR
32R
33、−NR
34NR
32R
33、−N=NR
34、=NR
30、=NOR
30、−NR
34OR
36、−NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)C(=O)R
30、−NR
34C(=O)OR
31、−NR
34C(=O)C(=O)OR
31、−NR
34C(=O)NR
32R
33、−NR
34C(=O)NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)NR
34C(=O)OR
30、−NR
34C(=NR
35)NR
32R
33、−NR
34C(=O)C(=O)NR
32R
33、−NR
34C(=S)R
30、−NR
34C(=S)OR
30、−NR
34C(=S)NR
32R
33、−NR
34S(=O)
2R
31、−NR
34S(=O)
2NR
32R
33、−NR
34P(=O)R
38R
38、−NR
34P(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−NR
34P(=O)(OR
30)(OR
30)、−NR
34P(=O)(SR
30)(SR
30)、−OR
30、=O、−OCN、−OC(=O)R
30、−OC(=O)NR
32R
33、−OC(=O)OR
30、−OC(=NR
35)NR
32R
33、−OS(=O)R
30、−OS(=O)
2R
30、−OS(=O)
2OR
30、−OS(=O)
2NR
32R
33、−OP(=O)R
38R
38、−OP(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−OP(=O)(OR
30)(OR
30)、−OP(=O)(SR
30)(SR
30)、−Si(R
34)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
30、−S(=O)
2OR
30、−SO
3R
37、−S(=O)
2NR
32R
33、−S(=O)NR
32R
33、−SP(=O)R
38R
38、−SP(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−SP(=O)(OR
30)(OR
30)、−SP(=O)(SR
30)(SR
30)、−P(=O)R
38R
38、−P(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−P(=O)(OR
30)(OR
30)、および−P(=O)(SR
30)(SR
30)から選択される化合物。
【0322】
実施形態247.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜6個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜6個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜6個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜6個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜6個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜6個のR
39により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜6個のR
39により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜6個のR
39により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜6個のR
39により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜6個のR
39により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)OR
30、−C(=O)NR
32R
33、−C(=O)C(=O)R
30、−C(=NR
35)R
30、−C(=NR
35)NR
32R
33、−C(=NOH)NR
32R
33、−C(=NOR
36)R
30、−C(=NNR
32R
33)R
30、−C(=NNR
34C(=O)R
31)R
30、−C(=NNR
34C(=O)OR
31)R
30、−C(=S)NR
32R
33、−NC、−NO
2、−NR
32R
33、−NR
34NR
32R
33、−N=NR
34、=NR
30、=NOR
30、−NR
34OR
36、−NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)C(=O)R
30、−NR
34C(=O)OR
31、−NR
34C(=O)C(=O)OR
31、−NR
34C(=O)NR
32R
33、−NR
34C(=O)NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)NR
34C(=O)OR
30、−NR
34C(=NR
35)NR
32R
33、−NR
34C(=O)C(=O)NR
32R
33、−NR
34C(=S)R
30、−NR
34C(=S)OR
30、−NR
34C(=S)NR
32R
33、−NR
34S(=O)
2R
31、−NR
34S(=O)
2NR
32R
33、−NR
34P(=O)R
38R
38、−NR
34P(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−NR
34P(=O)(OR
30)(OR
30)、−NR
34P(=O)(SR
30)(SR
30)、−OR
30、=O、−OCN、−OC(=O)R
30、−OC(=O)NR
32R
33、−OC(=O)OR
30、−OC(=NR
35)NR
32R
33、−OS(=O)R
30、−OS(=O)
2R
30、−OS(=O)
2OR
30、−OS(=O)
2NR
32R
33、−OP(=O)R
38R
38、−OP(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−OP(=O)(OR
30)(OR
30)、−OP(=O)(SR
30)(SR
30)、−Si(R
34)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
30、−S(=O)
2OR
30、−SO
3R
37、−S(=O)
2NR
32R
33、−S(=O)NR
32R
33、−SP(=O)R
38R
38、−SP(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−SP(=O)(OR
30)(OR
30)、−SP(=O)(SR
30)(SR
30)、−P(=O)R
38R
38、−P(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−P(=O)(OR
30)(OR
30)、および−P(=O)(SR
30)(SR
30)から選択される化合物。
【0323】
実施形態248.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜6個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜6個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜6個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜6個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜6個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜6個のR
39により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜6個のR
39により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜6個のR
39により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜6個のR
39により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜6個のR
39により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)OR
30、−C(=O)NR
32R
33、−C(=O)C(=O)R
30、−NC、−NO
2、−NR
32R
33、−NR
34NR
32R
33、−NR
34OR
36、−NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)C(=O)R
30、−NR
34C(=O)OR
31、−NR
34C(=O)C(=O)OR
31、−NR
34C(=O)NR
32R
33、−NR
34C(=O)NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)NR
34C(=O)OR
30、−NR
34C(=NR
35)NR
32R
33、−NR
34C(=O)C(=O)NR
32R
33、−NR
34S(=O)
2R
31、−NR
34S(=O)
2NR
32R
33、−OR
30、=O、−OCN、−OC(=O)R
30、−OC(=O)NR
32R
33、−OC(=O)OR
30、−OC(=NR
35)NR
32R
33、−Si(R
34)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
30、−S(=O)
2OR
30、−SO
3R
37、−S(=O)
2NR
32R
33、−S(=O)NR
32R
33、−P(=O)R
38R
38、−P(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−P(=O)(OR
30)(OR
30)、および−P(=O)(SR
30)(SR
30)から選択される化合物。
【0324】
実施形態249.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
39により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)OR
30、−C(=O)NR
32R
33、−C(=O)C(=O)R
30、−NC、−NO
2、−NR
32R
33、−NR
34NR
32R
33、−NR
34OR
36、−NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)C(=O)R
30、−NR
34C(=O)OR
31、−NR
34C(=O)C(=O)OR
31、−NR
34C(=O)NR
32R
33、−NR
34C(=O)NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)NR
34C(=O)OR
30、−NR
34C(=NR
35)NR
32R
33、−NR
34C(=O)C(=O)NR
32R
33、−NR
34S(=O)
2R
31、−NR
34S(=O)
2NR
32R
33、−OR
30、=O、−OCN、−OC(=O)R
30、−OC(=O)NR
32R
33、−OC(=O)OR
30、−OC(=NR
35)NR
32R
33、−Si(R
34)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
30、−S(=O)
2OR
30、−SO
3R
37、−S(=O)
2NR
32R
33、−S(=O)NR
32R
33、−P(=O)R
38R
38、−P(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−P(=O)(OR
30)(OR
30)、および−P(=O)(SR
30)(SR
30)から選択される化合物。
【0325】
実施形態250.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)OR
30、−C(=O)NR
32R
33、−C(=O)C(=O)R
30、−NC、−NO
2、−NR
32R
33、−NR
34NR
32R
33、−NR
34OR
36、−NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)C(=O)R
30、−NR
34C(=O)OR
31、−NR
34C(=O)C(=O)OR
31、−NR
34C(=O)NR
32R
33、−NR
34C(=O)NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)NR
34C(=O)OR
30、−NR
34C(=NR
35)NR
32R
33、−NR
34C(=O)C(=O)NR
32R
33、−NR
34S(=O)
2R
31、−NR
34S(=O)
2NR
32R
33、−OR
30、=O、−OCN、−OC(=O)R
30、−OC(=O)NR
32R
33、−OC(=O)OR
30、−OC(=NR
35)NR
32R
33、−Si(R
34)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
30、−S(=O)
2OR
30、−SO
3R
37、−S(=O)
2NR
32R
33、−S(=O)NR
32R
33、−P(=O)R
38R
38、−P(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−P(=O)(OR
30)(OR
30)、および−P(=O)(SR
30)(SR
30)から選択される化合物。
【0326】
実施形態251.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)OR
30、−C(=O)NR
32R
33、−NO
2、−NR
32R
33、−NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)OR
31、−NR
34C(=O)NR
32R
33、−NR
34S(=O)
2R
31、−NR
34S(=O)
2NR
32R
33、−OR
30、=O、−OC(=O)R
30、−OC(=O)NR
32R
33、−Si(R
34)
3、=S、−S(=O)
nR
30、−S(=O)
2OR
30、−SO
3R
37、−S(=O)
2NR
32R
33、−S(=O)NR
32R
33、−P(=O)R
38R
38、−P(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−P(=O)(OR
30)(OR
30)、および−P(=O)(SR
30)(SR
30)から選択される化合物。
【0327】
実施形態252.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)OR
30、−C(=O)NR
32R
33、−NO
2、−NR
32R
33、−NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)OR
31、−NR
34C(=O)NR
32R
33、−NR
34S(=O)
2R
31、−NR
34S(=O)
2NR
32R
33、−OR
30、=O、−OC(=O)R
30、−OC(=O)NR
32R
33、−Si(R
34)
3、=S、−S(=O)
nR
30、−S(=O)
2NR
32R
33、および−S(=O)NR
32R
33から選択される化合物。
【0328】
実施形態253.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)OR
30、−C(=O)NR
32R
33、−NO
2、−NR
32R
33、−NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)NR
32R
33、−NR
34S(=O)
2R
31、−NR
34S(=O)
2NR
32R
33、−OR
30、=O、−OC(=O)R
30、−OC(=O)NR
32R
33、−Si(R
34)
3、=S、−S(=O)
nR
30、および−S(=O)
2NR
32R
33から選択される化合物。
【0329】
実施形態254.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)OR
30、−C(=O)NR
32R
33、−NO
2、−NR
32R
33、−NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)NR
32R
33、−NR
34S(=O)
2R
31、−NR
34S(=O)
2NR
32R
33、−OR
30、=O、−OC(=O)R
30、−OC(=O)NR
32R
33、−Si(R
34)
3、=S、−S(=O)
nR
30、および−S(=O)
2NR
32R
33から選択される化合物。
【0330】
実施形態255.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)OR
30、−C(=O)NR
32R
33、−NO
2、−NR
32R
33、−NR
34C(=O)R
30、−NR
34S(=O)
2R
31、−OR
30、=O、−OC(=O)R
30、−OC(=O)NR
32R
33、−Si(R
34)
3、−S(=O)
nR
30、および−S(=O)
2NR
32R
33から選択される化合物。
【0331】
実施形態256.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)NR
32R
33、−NR
32R
33、−NR
34C(=O)R
30、−NR
34S(=O)
2R
31、−OR
30、=O、−S(=O)
nR
30、および−S(=O)
2NR
32R
33から選択される化合物。
【0332】
実施形態257.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)NR
32R
33、−NR
32R
33、−NR
34C(=O)R
30、−OR
30、および=Oから選択される化合物。
【0333】
実施形態258.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)NR
32R
33、−NR
32R
33、−NR
34C(=O)R
30、−OR
30、および=Oから選択される化合物。
【0334】
実施形態259.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−C(=O)R
30、−C(=O)OR
30、−C(=O)NR
32R
33、−NR
32R
33、および−OR
30から選択される化合物。
【0335】
実施形態260.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜13個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
39により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
39により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
39により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
39により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
39により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)NR
32R
33、−NO
2、−NR
32R
33、および−OR
30から選択される化合物。
【0336】
実施形態261.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜13個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0337】
実施形態262.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−C(=O)OR
30、−NR
32R
33、および−OR
30から選択される化合物。
【0338】
実施形態263.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−C(=O)OR
30、−NR
32R
33、および−OR
30から選択される化合物。
【0339】
実施形態264.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−C(=O)OR
30、−NR
32R
33、および−OR
30から選択される化合物。
【0340】
実施形態265.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、1個のR
39により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、1個のR
39により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−C(=O)OR
30、−NR
32R
33、および−OR
30から選択される化合物。
【0341】
実施形態266.実施形態1〜240のいずれかに記載の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−C(=O)OR
30、−NR
32R
33、および−OR
30から選択される化合物。
【0342】
実施形態267.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜6個のR
49により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜6個のR
49により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜6個のR
49により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜6個のR
49により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択される化合物。
【0343】
実施形態268.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜6個のR
49により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜6個のR
49により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0344】
実施形態269.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0345】
実施形態270.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0346】
実施形態271.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0347】
実施形態272.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるベンジル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0348】
実施形態273.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるベンジル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0349】
実施形態274.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるベンジル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、Hおよび1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0350】
実施形態275.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるベンジル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0351】
実施形態276.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるベンジル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37はそれぞれ、Hである化合物。
【0352】
実施形態277.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、Hおよび1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0353】
実施形態278.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0354】
実施形態279.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0355】
実施形態280.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0356】
実施形態281.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0357】
実施形態282.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0358】
実施形態283.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0359】
実施形態284.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0360】
実施形態285.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、シクロプロピル、5員のヘテロシクロアルキル、および5員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0361】
実施形態286.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、シクロプロピル、5員のヘテロシクロアルキル、および5員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0362】
実施形態287.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、1個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0363】
実施形態288.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0364】
実施形態289.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0365】
実施形態290.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0366】
実施形態291.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、フェニル、シクロプロピル、5員のヘテロシクロアルキル、および5員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0367】
実施形態292.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、フェニル、シクロプロピル、5員のヘテロシクロアルキル、および5員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0368】
実施形態293.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、Hおよび1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0369】
実施形態294.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、Hおよび1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0370】
実施形態295.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、Hおよび1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0371】
実施形態296.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、Hおよび1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0372】
実施形態297.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、Hおよび1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0373】
実施形態298.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、Hおよび1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0374】
実施形態299.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、シクロプロピル、5員のヘテロシクロアルキル、および5員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、Hおよび1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0375】
実施形態300.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、シクロプロピル、5員のヘテロシクロアルキル、および5員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、Hおよび1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0376】
実施形態301.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、1個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、Hおよび1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0377】
実施形態302.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、Hおよび1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0378】
実施形態303.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、Hおよび1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0379】
実施形態304.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、Hおよび1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0380】
実施形態305.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、フェニル、シクロプロピル、5員のヘテロシクロアルキル、および5員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、Hおよび1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0381】
実施形態306.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、フェニル、シクロプロピル、5員のヘテロシクロアルキル、および5員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、Hおよび1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0382】
実施形態307.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0383】
実施形態308.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0384】
実施形態309.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0385】
実施形態310.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0386】
実施形態311.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0387】
実施形態312.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0388】
実施形態313.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、シクロプロピル、5員のヘテロシクロアルキル、および5員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0389】
実施形態314.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、シクロプロピル、5員のヘテロシクロアルキル、および5員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0390】
実施形態315.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、1個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0391】
実施形態316.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0392】
実施形態317.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0393】
実施形態318.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0394】
実施形態319.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、フェニル、シクロプロピル、5員のヘテロシクロアルキル、および5員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0395】
実施形態320.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、フェニル、シクロプロピル、5員のヘテロシクロアルキル、および5員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0396】
実施形態321.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ、Hである化合物。
【0397】
実施形態322.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ、Hである化合物。
【0398】
実施形態323.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ、Hである化合物。
【0399】
実施形態324.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ、Hである化合物。
【0400】
実施形態325.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ、Hである化合物。
【0401】
実施形態326.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ、Hである化合物。
【0402】
実施形態327.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、シクロプロピル、5員のヘテロシクロアルキル、および5員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ、Hである化合物。
【0403】
実施形態328.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、シクロプロピル、5員のヘテロシクロアルキル、および5員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ、Hである化合物。
【0404】
実施形態329.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、1個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ、Hである化合物。
【0405】
実施形態330.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ、Hである化合物。
【0406】
実施形態331.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ、Hである化合物。
【0407】
実施形態332.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、フェニル、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ、Hである化合物。
【0408】
実施形態333.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、フェニル、シクロプロピル、5員のヘテロシクロアルキル、および5員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ、Hである化合物。
【0409】
実施形態334.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、フェニル、シクロプロピル、5員のヘテロシクロアルキル、および5員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ、Hである化合物。
【0410】
実施形態335.実施形態1〜266のいずれかに記載の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ、Hである化合物。
【0411】
実施形態336.実施形態1〜335のいずれかに記載の化合物において、R
28およびR
38は、それぞれ独立して、1〜13個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
49により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
49により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
49により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
49により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
49により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
49により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択される化合物。
【0412】
実施形態337.実施形態1〜335のいずれかに記載の化合物において、R
28およびR
38は、それぞれ独立して、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択される化合物。
【0413】
実施形態338.実施形態1〜335のいずれかに記載の化合物において、R
28およびR
38は、それぞれ独立して、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0414】
実施形態339.実施形態1〜335のいずれかに記載の化合物において、R
28およびR
38は、それぞれ独立して、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0415】
実施形態340.実施形態1〜335のいずれかに記載の化合物において、R
28およびR
38は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、および5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0416】
実施形態341.実施形態1〜335のいずれかに記載の化合物において、R
28およびR
38は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、C
6〜10アリール、およびC
7〜11アリールアルキルから選択される化合物。
【0417】
実施形態342.実施形態1〜335のいずれかに記載の化合物において、R
28およびR
38は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、フェニル、およびベンジルから選択される化合物。
【0418】
実施形態343.実施形態1〜335のいずれかに記載の化合物において、R
28およびR
38は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキルおよびC
6〜10アリールから選択される化合物。
【0419】
実施形態344.実施形態1〜335のいずれかに記載の化合物において、R
28およびR
38は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキルおよびフェニルから選択される化合物。
【0420】
実施形態345.実施形態1〜335のいずれかに記載の化合物において、R
28およびR
38は、それぞれ、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルである化合物。
【0421】
実施形態346.実施形態1〜335のいずれかに記載の化合物において、R
28およびR
38は、それぞれ、C
1〜6アルキルである化合物。
【0422】
実施形態347.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、H、1〜13個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
59により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
59により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
59により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
59により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
59により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜28個のR
69により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
69により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0423】
実施形態348.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜3個のR
69により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
69により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0424】
実施形態349.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜3個のR
69により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
69により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0425】
実施形態350.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0426】
実施形態351.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜3個のR
69により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
69により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0427】
実施形態352.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0428】
実施形態353.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、および5〜10員のヘテロアリールから選択され;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは5〜10員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0429】
実施形態354.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、および5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0430】
実施形態355.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0431】
実施形態356.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0432】
実施形態357.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるフェニル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0433】
実施形態358.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるフェニル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0434】
実施形態359.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、H、1個のR
59により任意選択で置換されるフェニル、および1個のR
59により任意選択で置換される6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0435】
実施形態360.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜13個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
59により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
59により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
59により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
59により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
59により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜28個のR
69により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
69により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0436】
実施形態361.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜3個のR
69により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
69により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0437】
実施形態362.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜3個のR
69により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
69により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0438】
実施形態363.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0439】
実施形態364.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜3個のR
69により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
69により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0440】
実施形態365.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0441】
実施形態366.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、および5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは5〜10員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0442】
実施形態367.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、および5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0443】
実施形態368.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0444】
実施形態369.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0445】
実施形態370.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるフェニル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0446】
実施形態371.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるフェニル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される6員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0447】
実施形態372.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1個のR
59により任意選択で置換されるフェニル、および1個のR
59により任意選択で置換される6員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0448】
実施形態373.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜13個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
59により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
59により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
59により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
59により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
59により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ、Hであり;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜28個のR
69により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
69により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0449】
実施形態374.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ、Hであり;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜3個のR
69により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
69により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0450】
実施形態375.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ、Hであり;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜3個のR
69により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
69により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0451】
実施形態376.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ、Hである化合物。
【0452】
実施形態377.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ、Hであり;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜3個のR
69により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
69により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0453】
実施形態378.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ、Hである化合物。
【0454】
実施形態379.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、および5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ、Hであり;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは5〜10員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0455】
実施形態380.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、および5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ、Hである化合物。
【0456】
実施形態381.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ、Hである化合物。
【0457】
実施形態382.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ、Hである化合物。
【0458】
実施形態383.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるフェニル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ、Hである化合物。
【0459】
実施形態384.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるフェニル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される6員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ、Hである化合物。
【0460】
実施形態385.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1個のR
59により任意選択で置換されるフェニル、および1個のR
59により任意選択で置換される6員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ、Hである化合物。
【0461】
実施形態386.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0462】
実施形態387.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ、Hである化合物。
【0463】
実施形態388.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、Hおよび1〜13個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択され;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜28個のR
69により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
69により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0464】
実施形態389.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、Hおよび1〜6個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択され;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜6個のR
69により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜6個のR
69により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0465】
実施形態390.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、Hおよび1〜6個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択され;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜6個のR
69により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜6個のR
69により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0466】
実施形態391.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、Hおよび1〜6個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択され;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜6個のR
69により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキルまたは1〜6個のR
69により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0467】
実施形態392.実施形態1〜346のいずれかに記載の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、Hおよび任意選択でC
1〜6アルキルから選択され;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、3〜6員のヘテロシクロアルキルまたは5〜6員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0468】
実施形態393.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1〜13個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
79により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
79により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
79により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
79により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
79により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
79により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
79により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
79により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
70、−C(=O)OR
70、−C(=O)NR
72R
73、−C(=O)C(=O)R
70、−C(=NR
75)R
70、−C(=NR
75)NR
72R
73、−C(=NOH)NR
72R
73、−C(=NOR
76)R
70、−C(=NNR
72R
73)R
70、−C(=NNR
74C(=O)R
71)R
70、−C(=NNR
74C(=O)OR
71)R
70、−C(=S)NR
72R
73、−NC、−NO
2、−NR
72R
73、−NR
74NR
72R
73、−N=NR
74、=NR
70、=NOR
70、−NR
74OR
76、−NR
74C(=O)R
70、−NR
74C(=O)C(=O)R
70、−NR
74C(=O)OR
71、−NR
74C(=O)C(=O)OR
71、−NR
74C(=O)NR
72R
73、−NR
74C(=O)NR
74C(=O)R
70、−NR
74C(=O)NR
74C(=O)OR
70、−NR
74C(=NR
75)NR
72R
73、−NR
74C(=O)C(=O)NR
72R
73、−NR
74C(=S)R
70、−NR
74C(=S)OR
70、−NR
74C(=S)NR
72R
73、−NR
74S(=O)
2R
71、−NR
74S(=O)
2NR
72R
73、−NR
74P(=O)R
78R
78、−NR
74P(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−NR
74P(=O)(OR
70)(OR
70)、−NR
74P(=O)(SR
70)(SR
70)、−OR
70、=O、−OCN、−OC(=O)R
70、−OC(=O)NR
72R
73、−OC(=O)OR
70、−OC(=NR
75)NR
72R
73、−OS(=O)R
70、−OS(=O)
2R
70、−OS(=O)
2OR
70、−OS(=O)
2NR
72R
73、−OP(=O)R
78R
78、−OP(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−OP(=O)(OR
70)(OR
70)、−OP(=O)(SR
70)(SR
70)、−Si(R
74)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
70、−S(=O)
2OR
70、−SO
3R
77、−S(=O)
2NR
72R
73、−S(=O)NR
72R
73、−SP(=O)R
78R
78、−SP(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−SP(=O)(OR
70)(OR
70)、−SP(=O)(SR
70)(SR
70)、−P(=O)R
78R
78、−P(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−P(=O)(OR
70)(OR
70)、および−P(=O)(SR
70)(SR
70)から選択される化合物。
【0469】
実施形態394.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜6個のR
79により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜6個のR
79により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜6個のR
79により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜6個のR
79により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
70、−C(=O)OR
70、−C(=O)NR
72R
73、−C(=O)C(=O)R
70、−C(=NR
75)R
70、−C(=NR
75)NR
72R
73、−C(=NOH)NR
72R
73、−C(=NOR
76)R
70、−C(=NNR
72R
73)R
70、−C(=NNR
74C(=O)R
71)R
70、−C(=NNR
74C(=O)OR
71)R
70、−C(=S)NR
72R
73、−NC、−NO
2、−NR
72R
73、−NR
74NR
72R
73、−N=NR
74、=NR
70、=NOR
70、−NR
74OR
76、−NR
74C(=O)R
70、−NR
74C(=O)C(=O)R
70、−NR
74C(=O)OR
71、−NR
74C(=O)C(=O)OR
71、−NR
74C(=O)NR
72R
73、−NR
74C(=O)NR
74C(=O)R
70、−NR
74C(=O)NR
74C(=O)OR
70、−NR
74C(=NR
75)NR
72R
73、−NR
74C(=O)C(=O)NR
72R
73、−NR
74C(=S)R
70、−NR
74C(=S)OR
70、−NR
74C(=S)NR
72R
73、−NR
74S(=O)
2R
71、−NR
74S(=O)
2NR
72R
73、−NR
74P(=O)R
78R
78、−NR
74P(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−NR
74P(=O)(OR
70)(OR
70)、−NR
74P(=O)(SR
70)(SR
70)、−OR
70、=O、−OCN、−OC(=O)R
70、−OC(=O)NR
72R
73、−OC(=O)OR
70、−OC(=NR
75)NR
72R
73、−OS(=O)R
70、−OS(=O)
2R
70、−OS(=O)
2OR
70、−OS(=O)
2NR
72R
73、−OP(=O)R
78R
78、−OP(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−OP(=O)(OR
70)(OR
70)、−OP(=O)(SR
70)(SR
70)、−Si(R
74)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
70、−S(=O)
2OR
70、−SO
3R
77、−S(=O)
2NR
72R
73、−S(=O)NR
72R
73、−SP(=O)R
78R
78、−SP(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−SP(=O)(OR
70)(OR
70)、−SP(=O)(SR
70)(SR
70)、−P(=O)R
78R
78、−P(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−P(=O)(OR
70)(OR
70)、および−P(=O)(SR
70)(SR
70)から選択される化合物。
【0470】
実施形態395.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜6個のR
79により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜6個のR
79により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
70、−C(=O)OR
70、−C(=O)NR
72R
73、−C(=O)C(=O)R
70、−NC、−NO
2、−NR
72R
73、−NR
74NR
72R
73、−N=NR
74、=NR
70、=NOR
70、−NR
74OR
76、−NR
74C(=O)R
70、−NR
74C(=O)C(=O)R
70、−NR
74C(=O)OR
71、−NR
74C(=O)C(=O)OR
71、−NR
74C(=O)NR
72R
73、−NR
74C(=O)NR
74C(=O)R
70、−NR
74C(=O)NR
74C(=O)OR
70、−NR
74C(=NR
75)NR
72R
73、−NR
74C(=O)C(=O)NR
72R
73、−NR
74S(=O)
2R
71、−NR
74S(=O)
2NR
72R
73、−NR
74P(=O)R
78R
78、−NR
74P(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−NR
74P(=O)(OR
70)(OR
70)、−OR
70、=O、−OCN、−OC(=O)R
70、−OC(=O)NR
72R
73、−OC(=O)OR
70、−OC(=NR
75)NR
72R
73、−OS(=O)R
70、−OS(=O)
2R
70、−OS(=O)
2OR
70、−OS(=O)
2NR
72R
73、−OP(=O)R
78R
78、−OP(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−OP(=O)(OR
70)(OR
70)、−Si(R
74)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
70、−S(=O)
2OR
70、−SO
3R
77、−S(=O)
2NR
72R
73、−S(=O)NR
72R
73、−SP(=O)R
78R
78、−SP(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−SP(=O)(OR
70)(OR
70)、−SP(=O)(SR
70)(SR
70)、−P(=O)R
78R
78、−P(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、および−P(=O)(OR
70)(OR
70)から選択される化合物。
【0471】
実施形態396.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜6個のR
79により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜6個のR
79により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
70、−C(=O)OR
70、−C(=O)NR
72R
73、−C(=O)C(=O)R
70、−NC、−NO
2、−NR
72R
73、−NR
74NR
72R
73、−N=NR
74、=NR
70、=NOR
70、−NR
74OR
76、−NR
74C(=O)R
70、−NR
74C(=O)OR
71、−NR
74C(=O)NR
72R
73、−NR
74S(=O)
2R
71、−NR
74S(=O)
2NR
72R
73、−NR
74P(=O)R
78R
78、−NR
74P(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−NR
74P(=O)(OR
70)(OR
70)、−OR
70、=O、−OCN、−OC(=O)R
70、−OC(=O)NR
72R
73、−OC(=O)OR
70、−OC(=NR
75)NR
72R
73、−OS(=O)R
70、−OS(=O)
2R
70、−OS(=O)
2OR
70、−OS(=O)
2NR
72R
73、−OP(=O)R
78R
78、−OP(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−OP(=O)(OR
70)(OR
70)、−Si(R
74)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
70、−S(=O)
2OR
70、−SO
3R
77、−S(=O)
2NR
72R
73、−S(=O)NR
72R
73、−P(=O)R
78R
78、−P(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、および−P(=O)(OR
70)(OR
70)から選択される化合物。
【0472】
実施形態397.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
70、−C(=O)OR
70、−C(=O)NR
72R
73、−NC、−NO
2、−NR
72R
73、−NR
74NR
72R
73、−NR
74OR
76、−NR
74C(=O)R
70、−NR
74C(=O)OR
71、−NR
74C(=O)NR
72R
73、−NR
74S(=O)
2R
71、−NR
74S(=O)
2NR
72R
73、−OR
70、=O、−OCN、−OC(=O)R
70、−OC(=O)NR
72R
73、−OC(=O)OR
70、−OS(=O)
2NR
72R
73、−Si(R
74)
3、−SCN、−S(=O)
nR
70、−S(=O)
2NR
72R
73、−S(=O)NR
72R
73、−P(=O)R
78R
78、−P(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、および−P(=O)(OR
70)(OR
70)から選択される化合物。
【0473】
実施形態398.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
70、−C(=O)OR
70、−C(=O)NR
72R
73、−NO
2、−NR
72R
73、−NR
74OR
76、−NR
74C(=O)R
70、−NR
74C(=O)OR
71、−NR
74C(=O)NR
72R
73、−NR
74S(=O)
2R
71、−NR
74S(=O)
2NR
72R
73、−OR
70、=O、−OC(=O)R
70、−OC(=O)NR
72R
73、−OS(=O)
2NR
72R
73、−S(=O)
nR
70、および−S(=O)
2NR
72R
73から選択される化合物。
【0474】
実施形態399.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
70、−C(=O)OR
70、−C(=O)NR
72R
73、−NO
2、−NR
72R
73、−NR
74C(=O)R
70、−NR
74C(=O)NR
72R
73、−NR
74S(=O)
2R
71、−OR
70、=O、−S(=O)
nR
70、および−S(=O)
2NR
72R
73から選択される化合物。
【0475】
実施形態400.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
70、−C(=O)OR
70、−C(=O)NR
72R
73、−NO
2、−NR
72R
73、−NR
74C(=O)R
70、−NR
74C(=O)NR
72R
73、−NR
74S(=O)
2R
71、−OR
70、=O、−S(=O)
nR
70、および−S(=O)
2NR
72R
73から選択される化合物。
【0476】
実施形態401.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
79により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、−CN、および−C(=O)R
70から選択される化合物。
【0477】
実施形態402.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
79により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換される5〜9員のヘテロアリール、−CN、および−C(=O)R
70から選択される化合物。
【0478】
実施形態403.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、フェニル、1個のR
79により任意選択で置換される6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換される5〜9員のヘテロアリール、−CN、および−C(=O)R
70から選択される化合物。
【0479】
実施形態404.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、および1〜3個のR
79により任意選択で置換される5〜9員のヘテロアリールから選択され;R
59およびR
69は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキルであり;R
49は、それぞれ独立して、1個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、フェニル、1個のR
79により任意選択で置換される6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換される5員のヘテロアリール、−CN、および−C(=O)R
70から選択される化合物。
【0480】
実施形態405.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、フェニル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜9員のヘテロアリール、−CN、および−C(=O)R
70から選択される化合物。
【0481】
実施形態406.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、フェニル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜9員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0482】
実施形態407.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1〜13個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0483】
実施形態408.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1〜6個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0484】
実施形態409.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0485】
実施形態410.実施形態1〜392のいずれかに記載の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキルである化合物。
【0486】
実施形態411.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、H、1〜13個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
89により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
89により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
89により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
89により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
89により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
89により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
89により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
89により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択される化合物。
【0487】
実施形態412.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、H、1〜6個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜6個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜6個のR
89により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜6個のR
89により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
89により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜6個のR
89により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜6個のR
89により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0488】
実施形態413.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
89により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0489】
実施形態414.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
89により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0490】
実施形態415.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、および5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0491】
実施形態416.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるベンジル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
5〜6シクロアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
89により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0492】
実施形態417.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、フェニル、ベンジル、C
5〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0493】
実施形態418.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、フェニル、ベンジル、C
5〜6シクロアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0494】
実施形態419.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、フェニル、ベンジル、C
5〜6シクロアルキル、1個のR
89により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0495】
実施形態420.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、および1〜3個のR
89により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルから選択される化合物。
【0496】
実施形態421.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、およびC
1〜6アルキルにより任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルから選択される化合物。
【0497】
実施形態422.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、および5〜6員のヘテロシクロアルキルから選択される化合物。
【0498】
実施形態423.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、および1〜3個のR
89により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルから選択され;R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ、Hである化合物。
【0499】
実施形態424.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、およびC
1〜6アルキルにより任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルから選択され;R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ、Hである化合物。
【0500】
実施形態425.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、および5〜6員のヘテロシクロアルキルから選択され;R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ、Hである化合物。
【0501】
実施形態426.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0502】
実施形態427.実施形態1〜410のいずれかに記載の化合物において、R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ、Hである化合物。
【0503】
実施形態428.実施形態1〜427のいずれかに記載の化合物において、R
72およびR
73は、それぞれ独立して、H、1〜13個のR
99により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
99により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
99により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
99により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
99により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
99により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
99により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
99により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
99により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
99により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
99により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
72およびR
73のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜28個のR
109により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
109により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0504】
実施形態429.実施形態1〜427のいずれかに記載の化合物において、R
72およびR
73は、それぞれ独立して、H、1〜6個のR
99により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
99により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜6個のR
99により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜6個のR
99により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜6個のR
99により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜6個のR
99により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜6個のR
99により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜6個のR
99により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜6個のR
99により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜6個のR
99により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜6個のR
99により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
72およびR
73のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜6個のR
109により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜6個のR
109により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0505】
実施形態430.実施形態1〜427のいずれかに記載の化合物において、R
72およびR
73は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜3個のR
99により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
72およびR
73のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜3個のR
109により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
109により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0506】
実施形態431.実施形態1〜427のいずれかに記載の化合物において、R
72およびR
73は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
99により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;または、R
72およびR
73のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜3個のR
109により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
109により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0507】
実施形態432.実施形態1〜427のいずれかに記載の化合物において、R
72およびR
73は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
99により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;または、R
72およびR
73のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜3個のR
109により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
109により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0508】
実施形態433.実施形態1〜427のいずれかに記載の化合物において、R
72およびR
73は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるベンジル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
5〜6シクロアルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
99により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択され;または、R
72およびR
73のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜3個のR
109により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
109により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0509】
実施形態434.実施形態1〜427のいずれかに記載の化合物において、R
72およびR
73は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるベンジル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
5〜6シクロアルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
99により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0510】
実施形態435.実施形態1〜427のいずれかに記載の化合物において、R
72およびR
73は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、フェニル、ベンジル、C
5〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;または、R
72およびR
73のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、5〜6員のヘテロシクロアルキルまたは5〜6員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【0511】
実施形態436.実施形態1〜427のいずれかに記載の化合物において、R
72およびR
73は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、フェニル、ベンジル、C
5〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0512】
実施形態437.実施形態1〜427のいずれかに記載の化合物において、R
72およびR
73は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるフェニル、および1〜3個のR
99により任意選択で置換されるベンジルから選択される化合物。
【0513】
実施形態438.実施形態1〜427のいずれかに記載の化合物において、R
72およびR
73は、それぞれ独立して、Hおよび1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0514】
実施形態439.実施形態1〜427のいずれかに記載の化合物において、R
72およびR
73は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、フェニル、およびベンジルから選択される化合物。
【0515】
実施形態440.実施形態1〜427のいずれかに記載の化合物において、R
72およびR
73は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0516】
実施形態441.実施形態1〜427のいずれかに記載の化合物において、R
72およびR
73は、それぞれ、Hである化合物。
【0517】
実施形態442.実施形態1〜441のいずれかに記載の化合物において、R
78は、それぞれ独立して、1〜13個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
89により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
89により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
89により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
89により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
89により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
89により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
89により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
89により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択される化合物。
【0518】
実施形態443.実施形態1〜441のいずれかに記載の化合物において、R
78は、それぞれ独立して、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜3個のR
89により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択される化合物。
【0519】
実施形態444.実施形態1〜441のいずれかに記載の化合物において、R
78は、それぞれ独立して、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
89により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0520】
実施形態445.実施形態1〜441のいずれかに記載の化合物において、R
78は、それぞれ独立して、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
89により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0521】
実施形態446.実施形態1〜441のいずれかに記載の化合物において、R
78は、それぞれ独立して、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるベンジル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
89により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0522】
実施形態447.実施形態1〜441のいずれかに記載の化合物において、R
78は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、フェニル、ベンジル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【0523】
実施形態448.実施形態1〜441のいずれかに記載の化合物において、R
78は、それぞれ独立して、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるフェニル、および1〜3個のR
89により任意選択で置換されるベンジルから選択される化合物。
【0524】
実施形態449.実施形態1〜441のいずれかに記載の化合物において、R
78は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、フェニル、およびベンジルから選択される化合物。
【0525】
実施形態450.実施形態1〜441のいずれかに記載の化合物において、R
78は、それぞれ、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルである化合物。
【0526】
実施形態451.実施形態1〜441のいずれかに記載の化合物において、R
78は、それぞれ、C
1〜6アルキルである化合物。
【0527】
実施形態452.実施形態1〜451のいずれかに記載の化合物において、R
79、R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ独立して、1〜13個のハロゲンにより任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
6〜11アリール、C
7〜16アリールアルキル、C
3〜11シクロアルキル、C
4〜17シクロアルキルアルキル、3〜15員のヘテロシクロアルキル、4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、5〜15員のヘテロアリール、6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
110、−C(=O)OR
110、−C(=O)NR
110R
110、−C(=O)C(=O)R
110、−C(=NR
110)R
110、−C(=NR
110)NR
110R
110、−C(=NOH)NR
110R
110、−C(=NOR
110)R
110、−C(=NNR
110R
110)R
110、−C(=NNR
110C(=O)R
110)R
110、−C(=NNR
110C(=O)OR
110)R
110、−C(=S)NR
110R
110、−NC、−NO
2、−NR
110R
110、−NR
110NR
110R
110、−N=NR
110、=NR
110、=NOR
110、−NR
110OR
110、−NR
110C(=O)R
110、−NR
110C(=O)C(=O)R
110、−NR
110C(=O)OR
110、−NR
110C(=O)C(=O)OR
110、−NR
110C(=O)NR
110R
110、−NR
110C(=O)NR
110C(=O)R
110、−NR
110C(=O)NR
110C(=O)OR
110、−NR
110C(=NR
110)NR
110R
110、−NR
110C(=O)C(=O)NR
110R
110、−NR
110C(=S)R
110、−NR
110C(=S)OR
110、−NR
110C(=S)NR
110R
110、−NR
110S(=O)
2R
110、−NR
110S(=O)
2NR
110R
110、−NR
110P(=O)R
111R
111、−NR
110P(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、−NR
110P(=O)(OR
110)(OR
110)、−NR
110P(=O)(SR
110)(SR
110)、−OR
110、=O、−OCN、−OC(=O)R
110、−OC(=O)NR
110R
110、−OC(=O)OR
110、−OC(=NR
110)NR
110R
110、−OS(=O)R
110、−OS(=O)
2R
110、−OS(=O)
2OR
110、−OS(=O)
2NR
110R
110、−OP(=O)R
111R
111、−OP(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、−OP(=O)(OR
110)(OR
110)、−OP(=O)(SR
110)(SR
110)、−Si(R
110)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
110、−S(=O)
2OR
110、−SO
3R
110、−S(=O)
2NR
110R
110、−S(=O)NR
110R
110、−SP(=O)R
111R
111、−SP(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、−SP(=O)(OR
110)(OR
110)、−SP(=O)(SR
110)(SR
110)、−P(=O)R
111R
111、−P(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、−P(=O)(OR
110)(OR
110)、および−P(=O)(SR
110)(SR
110)から選択される化合物。
【0528】
実施形態453.実施形態1〜451のいずれかに記載の化合物において、R
79、R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ独立して、1〜6個のハロゲンにより任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
6〜11アリール、C
7〜16アリールアルキル、C
3〜11シクロアルキル、C
4〜17シクロアルキルアルキル、3〜15員のヘテロシクロアルキル、4〜15員のヘテロシクロアルキルアルキル、5〜15員のヘテロアリール、6〜15員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
110、−C(=O)OR
110、−C(=O)NR
110R
110、−C(=O)C(=O)R
110、−NC、−NO
2、−NR
110R
110、−NR
110NR
110R
110、−NR
110OR
110、−NR
110C(=O)R
110、−NR
110C(=O)C(=O)R
110、−NR
110C(=O)OR
110、−NR
110C(=O)C(=O)OR
110、−NR
110C(=O)NR
110R
110、−NR
110C(=O)NR
110C(=O)R
110、−NR
110C(=O)NR
110C(=O)OR
110、−NR
110C(=O)C(=O)NR
110R
110、−NR
110S(=O)
2R
110、−NR
110S(=O)
2NR
110R
110、−NR
110P(=O)R
111R
111、−NR
110P(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、−NR
110P(=O)(OR
110)(OR
110)、−OR
110、=O、−OCN、−OC(=O)R
110、−OC(=O)NR
110R
110、−OC(=O)OR
110、−OS(=O)R
110、−OS(=O)
2R
110、−OS(=O)
2OR
110、−OS(=O)
2NR
110R
110、−OP(=O)R
111R
111、−OP(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、−OP(=O)(OR
110)(OR
110)、−Si(R
110)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
110、−S(=O)
2OR
110、−SO
3R
110、−S(=O)
2NR
110R
110、−S(=O)NR
110R
110、−P(=O)R
111R
111、−P(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、および−P(=O)(OR
110)(OR
110)から選択される化合物。
【0529】
実施形態454.実施形態1〜451のいずれかに記載の化合物において、R
79、R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ独立して、1〜3個のハロゲンにより任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜10シクロアルキル、C
4〜17シクロアルキルアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキルアルキル、5〜10員のヘテロアリール、6〜10員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
110、−C(=O)OR
110、−C(=O)NR
110R
110、−NC、−NO
2、−NR
110R
110、−NR
110OR
110、−NR
110C(=O)R
110、−NR
110C(=O)OR
110、−NR
110C(=O)NR
110R
110、−NR
110C(=O)NR
110C(=O)R
110、−NR
110S(=O)
2R
110、−NR
110S(=O)
2NR
110R
110、−NR
110P(=O)R
111R
111、−NR
110P(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、−NR
110P(=O)(OR
110)(OR
110)、−OR
110、=O、−OCN、−OC(=O)R
110、−OC(=O)NR
110R
110、−OS(=O)
2NR
110R
110、−OP(=O)R
111R
111、−OP(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、−SCN、=S、−S(=O)
nR
110、−S(=O)
2NR
110R
110、−S(=O)NR
110R
110、−P(=O)R
111R
111、および−P(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)から選択される化合物。
【0530】
実施形態455.実施形態1〜451のいずれかに記載の化合物において、R
79、R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ独立して、1〜3個のハロゲンにより任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
110、−C(=O)OR
110、−C(=O)NR
110R
110、−NO
2、−NR
110R
110、−NR
110OR
110、−NR
110C(=O)R
110、−NR
110C(=O)NR
110R
110、−NR
110S(=O)
2R
110、−NR
110S(=O)
2NR
110R
110、−OR
110、=O、−OCN、−OC(=O)R
110、−S(=O)
nR
110、−S(=O)
2NR
110R
110、および−S(=O)NR
110R
110から選択される化合物。
【0531】
実施形態456.実施形態1〜451のいずれかに記載の化合物において、R
79、R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ独立して、1〜3個のハロゲンにより任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、フェニル、ベンジル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
110、−C(=O)OR
110、−C(=O)NR
110R
110、−NO
2、−NR
110R
110、−NR
110C(=O)R
110、−NR
110C(=O)NR
110R
110、−NR
110S(=O)
2R
110、−NR
110S(=O)
2NR
110R
110、−OR
110、=O、−S(=O)
nR
110、および−S(=O)
2NR
110R
110から選択される化合物。
【0532】
実施形態457.実施形態1〜451のいずれかに記載の化合物において、R
79、R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ独立して、1〜3個のハロゲンにより任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、フェニル、ベンジル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
110、−C(=O)OR
110、−C(=O)NR
110R
110、−NR
110R
110、−NR
110C(=O)R
110、−NR
110S(=O)
2R
110、−OR
110、=O、−S(=O)
nR
110、および−S(=O)
2NR
110R
110から選択される化合物。
【0533】
実施形態458.実施形態1〜451のいずれかに記載の化合物において、R
79、R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ独立して、1〜3個のハロゲンにより任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、フェニル、ベンジル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
110、−C(=O)OR
110、−C(=O)NR
110R
110、−NR
110R
110、−OR
110、=O、−S(=O)
nR
110、および−S(=O)
2NR
110R
110から選択される化合物。
【0534】
実施形態459.実施形態1〜451のいずれかに記載の化合物において、R
79、R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ独立して、1〜3個のハロゲンにより任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、および−NR
110R
110から選択される化合物。
【0535】
実施形態460.実施形態1〜451のいずれかに記載の化合物において、R
79、R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、ハロゲン、および−NR
110R
110から選択される化合物。
【0536】
実施形態461.実施形態1〜451のいずれかに記載の化合物において、R
79、R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキルおよび−NR
110R
110から選択される化合物。
【0537】
実施形態462.実施形態1〜451のいずれかに記載の化合物において、R
79、R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ、−NR
110R
110である化合物。
【0538】
実施形態463.実施形態1〜451のいずれかに記載の化合物において、R
79、R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ、C
1〜6アルキルである化合物。
【0539】
実施形態464.実施形態1〜451のいずれかに記載の化合物において、R
79は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキルおよび−NR
110R
110から選択され;R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ、C
1〜6アルキルである化合物。
【0540】
実施形態465.実施形態1〜451のいずれかに記載の化合物において、R
79は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキルおよび−NR
110R
110から選択され;R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ、−NR
110R
110である化合物。
【0541】
実施形態466.実施形態1〜451のいずれかに記載の化合物において、R
79は、それぞれ、−NR
110R
110であり;R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ、C
1〜6アルキルである化合物。
【0542】
実施形態467.実施形態1〜466のいずれかに記載の化合物において、R
110は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択される化合物。
【0543】
実施形態468.実施形態1〜466のいずれかに記載の化合物において、R
110は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【0544】
実施形態469.実施形態1〜466のいずれかに記載の化合物において、R
110は、それぞれ、C
1〜6アルキルである化合物。
【0545】
実施形態470.実施形態1〜466のいずれかに記載の化合物において、R
110は、それぞれ、Hである化合物。
【0546】
実施形態471.実施形態1〜470のいずれかに記載の化合物において、R
111は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキルおよびC
1〜6ハロアルキルから選択される化合物。
【0547】
実施形態472.実施形態1〜470のいずれかに記載の化合物において、R
111は、それぞれ、C
1〜6アルキルである化合物。
【0548】
実施形態473.実施形態1〜470のいずれかに記載の化合物において、R
111は、それぞれ、C
1〜6ハロアルキルである化合物。
【0549】
実施形態474.実施形態1〜473のいずれかに記載の化合物において、nは、それぞれ独立して、0、1、および2から選択される化合物。
【0550】
実施形態475.実施形態1〜473のいずれかに記載の化合物において、nは、それぞれ独立して、0および2から選択される化合物。
【0551】
実施形態476.実施形態1〜473のいずれかに記載の化合物において、nは、それぞれ独立して、1および2から選択される化合物。
【0552】
実施形態477.実施形態1〜473のいずれかに記載の化合物において、nは、それぞれ独立して、0および1から選択される化合物。
【0553】
実施形態478.実施形態1〜473のいずれかに記載の化合物において、nは、それぞれ、0である化合物。
【0554】
実施形態479.実施形態1〜473のいずれかに記載の化合物において、nは、それぞれ、1である化合物。
【0555】
実施形態480.実施形態1〜473のいずれかに記載の化合物において、nは、それぞれ、2である化合物。
【0556】
実施形態481.実施形態1〜480のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
3、R
4、R
5、R
6、R
7、R
8、R
9、R
10、R
11、R
12、R
13、R
14、R
15、R
16、R
17、R
18、R
19、R
20、R
21、R
22、R
23、R
24、R
25、R
26、R
27、またはR
28はいずれも、下記化学部分
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
【0557】
のいずれかを含まず;前記化学部分中、Wは、OまたはSであり、および、Zは、NまたはCである化合物。
【0558】
実施形態482.実施形態1〜481のいずれかに記載の化合物において、R
1、R
2、R
3、R
4、R
5、R
6、R
7、R
8、R
9、R
10、R
11、R
12、R
13、R
14、R
15、R
16、R
17、R
18、R
19、R
20、R
21、R
22、R
23、R
24、R
25、R
26、R
27、またはR
28はいずれも、
(a)
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
【0559】
(Wは、OまたはSであり;Jは、O、NHまたはNCH
3であり;およびR
301は、水素またはアルキルである)
(b)
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
【0560】
(Wは、OまたはSであり;Y
2は、存在しないか、または、N若しくはCHであり;Zは、NまたはCHであり;R
302およびR
304は、独立して、水素、ヒドロキシル、または脂肪族基であり;R
302およびR
304の両方が存在する条件の場合、R
302またはR
304の一方は、ヒドロキシルでなければならず、および、Y
2が存在しない条件の場合、R
304は、ヒドロキシルでなければならず;ならびに、R
303は、水素または脂肪族基である)
(c)
【化41】
[この文献は図面を表示できません]
【0561】
(Wは、OまたはSであり;Y
1およびZ
1は、独立して、N、C、またはCHである)
、または
(d)
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
【0562】
(Zは、NまたはCHであり;Y
2は、存在しないか、または、N若しくはCHであり;Wは、OまたはSであり;R
211およびR
212は、水素または脂肪族基から独立して選択され;R
201、R
202およびR
203は、水素、ヒドロキシル、アミノ、ハロゲン、アルコキシ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、CF
3、CN、NO
2、スルホニル、アシル、脂肪族基、置換された脂肪族基、アリール、置換されたアリール、ヘテロアリール、置換されたヘテロアリール、複素環、および置換された複素環から独立して選択される)
ではない化合物。
【0563】
この実施形態の目的に関して、下記定義を適用する。
【0564】
脂肪族基は、非芳香族部分であり、飽和でもよいし(例えば、単結合)、または、1若しくはそれ以上の不飽和単位、例えば、二重結合および/若しくは三重結合を含んでもよく;脂肪族基は、直鎖状、分岐鎖状、または環状でもよいし、炭素、水素、若しくは任意選択で、1若しくはそれ以上のヘテロ原子を含んでもよいし、置換されてもよいし、または、非置換でもよい;
「アシル」は、水素、アルキル、部分的に飽和若しくは完全に飽和のシクロアルキル、部分的に飽和若しくは完全に飽和の複素環、アリール、およびヘテロアリール置換されたカルボニル基を意味し;
「アルコキシ」は、直鎖状若しくは分岐鎖状のオキシ含有ラジカルを包含し;前記オキシ含有ラジカルは、それぞれ、1から約20個の炭素原子、または好ましくは、1から約12個の炭素原子のアルキル部分を有し;ならびに、
「複素環」は、飽和、部分的に不飽和、および不飽和のヘテロ原子含有環状ラジカルを意味し、前記ヘテロ原子は、窒素、硫黄、および酸素から選択され得る。
【0565】
実施形態483.実施形態1〜482のいずれかに記載の化合物において、Aは、Sでない化合物。
【0566】
実施形態484.実施形態1〜483のいずれかに記載の化合物において、R
1は、−OR
20でない化合物。
【0567】
実施形態485.実施形態1〜484のいずれかに記載の化合物において、R
8は、4または5個のR
19により置換されるテトラヒドロフラニルでない化合物。
【0568】
実施形態486.実施形態1〜484のいずれかに記載の化合物において、R
8は、
【化43】
[この文献は図面を表示できません]
【0569】
でない化合物(T
1は、R
39であり;T
2、T
3、およびT
5は、R
30、−C(=O)R
30、−C(=O)NR
32R
33、−C(=O)OR
30、−C(=NR
35)NR
32R
33、−S(=O)R
30、−S(=O)
2R
30、−S(=O)
2OR
30、−S(=O)
2NR
32R
33、−P(=O)R
38R
38、−P(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−P(=O)(OR
30)(OR
30)、および−P(=O)(SR
30)(SR
30)から独立して選択され;および、T
4は、R
19である)。
【0570】
実施形態487.実施形態1〜484のいずれかに記載の化合物において、R
8は、
【化44】
[この文献は図面を表示できません]
【0571】
でない化合物(T
1は、水素、フルオロ、アジド、アミノ、ヒドロキシル、C
1〜3アルコキシ、メルカプト、またはC
1〜3アルキルチオであり;T
2、T
3、およびT
5は、R
30、−C(=O)R
30、−C(=O)NR
32R
33、−C(=O)OR
30、−C(=NR
35)NR
32R
33、−S(=O)R
30、−S(=O)
2R
30、−S(=O)
2OR
30、−S(=O)
2NR
32R
33、−P(=O)R
38R
38、−P(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−P(=O)(OR
30)(OR
30)、および−P(=O)(SR
30)(SR
30)から独立して選択され;および、T
4は、水素、アジド、メチル、ヒドロキシメチル、またはフルオロメチルである)。
【0572】
実施形態488.実施形態1〜487のいずれかに記載の化合物において、R
10は、−CNでない化合物。
【0573】
実施形態489.実施形態1〜488のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、またはR
1およびR
11のいずれも、それらと結合する原子と共に、1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換されるヘテロシクロアルキルまたは1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換されるヘテロアリールを形成しない化合物。
【0574】
実施形態490.実施形態1〜488のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
11は、それらと結合している原子と共に、1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換されるヘテロシクロアルキルまたは1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換されるヘテロアリールを形成しない化合物。
【0575】
実施形態491.実施形態1〜490のいずれかに記載の化合物において、R
7若しくはR
10はいずれも、Hでなく;または、R
8若しくはR
9はいずれも、Hでない化合物。
【0576】
実施形態492.実施形態491記載の化合物において、R
7またはR
10はいずれも、Hでない化合物。
【0577】
実施形態493.実施形態491記載の化合物において、R
8またはR
9はいずれも、Hでない化合物。
【0578】
実施形態494.実施形態1〜493のいずれかに記載の化合物において、R
3およびR
4またはR
5およびR
6はいずれも共に、=O、=NR
20、=NOR
20、または=Sを形成しない化合物。
【0579】
実施形態495.実施形態1〜494のいずれかに記載の化合物において、R
3およびR
4またはR
5およびR
6はいずれも共に、=Oを形成しない化合物。
【0580】
実施形態496.実施形態1〜495のいずれかに記載の化合物において、
(a)R
1がHである場合、R
2は、1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換されるアリールまたは1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換されるヘテロアリールのいずれでもない、
(b)R
2がHである場合、R
1は、1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換されるまたは1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換されるヘテロアリールのいずれでもない、
(c)R
3、R
4、R
5、およびR
6は、−NHR
22、−NHR
23、−SO
2NHR
22、−SO
2NHR
23、−C(=O)NHR
22、または−C(=O)NHR
23でなく、R
22およびR
23は、1若しくはそれ以上のR
59により任意選択で置換されるアリールまたは1若しくはそれ以上のR
59により任意選択で置換されるヘテロアリールのいずれかである、ならびに、
(d)R
3、R
4、R
5、およびR
6は、式−NHR、−SO
2NHR、または−C(=O)NHRの基を含まず、Rは、任意選択で置換されるアリールまたは任意選択で置換されるヘテロアリールである。
【0581】
実施形態497.実施形態1〜496のいずれかに記載の化合物において、式
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
【0582】
の基は共に、式
【化46】
[この文献は図面を表示できません]
【0583】
の基を形成せず、
Bは、任意選択で置換されるアリールまたは任意選択で置換されるヘテロアリールであり;
Qは、C
1−4アルキリデン鎖であり、前記Qの各メチレン単位は、R
2およびR
2’により置換され、および前記Qの2つ以下の隣接しないメチレン単位は、任意選択で独立して、−SO
2または−(C=O)により置き替えられ;
各R
2は、H、−OH、C
1〜10アルキル、C
1〜10脂肪族、(C
1〜10脂肪族)−NH−(C
1〜10脂肪族);−O−(C
1〜10脂肪族);−NH
2、−NH(C
1〜10脂肪族)、−N(C
1〜10脂肪族)
2、−C(=O)R、アリール、またはヘテロアリールから独立して選択され、前記脂肪族、アリール、またはヘテロアリールは、任意選択で置換され;
各R
2’は、Hおよび任意選択で置換されるC
1〜10脂肪族基から独立して選択され;ならびに、
Rは、C
1〜10脂肪族、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアラルキルから選択される、任意選択で置換される基から選択される化合物。
【0584】
この実施形態の目的に関して、下記定義を適用する。
【0585】
「アルキリデン鎖」は、完全に飽和でもよいし、または、1若しくはそれ以上の不飽和単位を有してもよい、直鎖状または分岐鎖状の炭素鎖を意味し、前記分子の残部への2つの付着点を有する。
【0586】
「脂肪族」または「脂肪族基」は、完全に飽和であるか、または、1若しくはそれ以上の不飽和単位を含む、直鎖または分岐、置換、若しくは非置換のC
1〜C
8炭化水素鎖、または、完全に飽和であるか、または、1若しくはそれ以上の不飽和単位を含むが、非芳香族でない、単環式のC
3〜C
8炭化水素若しくは二環式のC
8〜C
12炭化水素を意味し、前記分子の残部への1つの付着点を有し、前記二環系における個々の環のいずれかは、3〜7員を有する。
【0587】
実施形態498.実施形態1〜497のいずれかに記載の化合物において、R
8は、1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換されるアリールまたは1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換されるヘテロアリールのいずれでもない化合物。
【0588】
実施形態499.実施形態1〜498のいずれかに記載の化合物において、
(a)R
9は、−NH
2であり、R
10は、−C(=O)NH
2でない;
(b)R
9は、−NHC(=S)NHCOPhであり、R
10は、−C(=O)OR
20でなく、R
20は、R
49により任意選択で置換されるアルキルである;ならびに
(c)R
9およびR
10は、それらと結合する原子と共に、式
【化47】
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【0589】
の基を形成せず、前記式中、R
19は、本明細書に規定の通りである化合物。
【0590】
実施形態500.実施形態1〜499のいずれかに記載の化合物において、
(a)R
9が−NH
2である場合、R
10は、−C(=O)NH
2でない;ならびに
(b)R
9およびR
10は、それらと結合する原子と共に、式
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
【0591】
の基を形成せず、前記式中、R
19は、本明細書に規定の通りである化合物。
【0592】
実施形態501.実施形態1〜500のいずれかに記載の化合物において、R
9およびR
10は、それらと結合する原子と共に、式
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
【0593】
の基を形成せず、前記式中、R
19は、本明細書に規定の通りである化合物。
【0594】
実施形態502.実施形態1〜501のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
2またはR
1およびR
3はいずれも、それらと結合している原子と共に、1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換されるヘテロシクロアルキルまたは1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換されるヘテロアリールを形成せず、R
19は、本明細書に規定の通りである化合物。
【0595】
実施形態503.実施形態1〜502のいずれかに記載の化合物において、R
10は、−CN、1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換されるアリール、1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換されるヘテロシクロアルキル、または1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換されるヘテロアリールでなく、R
19は、本明細書に規定の通りである化合物。
【0596】
実施形態504.実施形態1〜503のいずれかに記載の化合物において、R
10が−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、または−C(=O)NR
22R
23である場合(R
20、R
22、およびR
23は、本明細書に規定の通りである)、R
9は、−NH
2または−OHのいずれでもない化合物。
【0597】
実施形態505.実施形態1〜504のいずれかに記載の化合物において、
(a)R
9は、H、C
1〜C
6アルキル、C
3〜C
7シクロアルキル、および(CH
2)
n1−R
411から選択され、下付き文字n1は、0から3の整数であり、ならびに、R
411は、C
1〜C
6アルコキシ、C
1〜C
6アルキルチオ、モノ−若しくはジ−(C
1〜C
6アルキル)アミノ、アミノ、フェニル、ピリジル、フラニル、ピロリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアゾリル、ピラゾリル、およびチエニルから選択され、前記各環は、ハロゲン、N
3、NO
2、CN、C
1〜C
6アルキル、OR
412、N(R
412)
2、CO
2R
412、およびCON(R
412)
2から選択される1から3個の置換基により任意選択で置換され、各R
412は、独立して、HまたはC
1〜C
6アルキルであり;ならびに、
(b)R
10は、−R
401、−OR
401、−SR
401、−N(R
410)R
401、−C(=O)R
401、および−CH(OH)R
401から選択され、R
410は、H、C
1〜C
6アルキル、およびC(=O)C
1〜C
6アルキルから選択され;ならびに、R
401は、H、ハロ、CN、NO
2、N
3、C
1〜C
6アルキル、C
3〜C
7シクロアルキル、−C(R
413)=C(R
413)
2、−C≡CR
413、または−(CH
2)
n2−R
414から選択され;各R
413は、H、F、Cl、Br、CN、C
1〜C
6アルキル、C
3〜C
7シクロアルキル、(CH
2)
n2−R
414、およびC(O)−(CH
2)
n2−R
414から独立して選択され;ならびに、各下付き文字n2は、独立して、0から3の整数であり、ならびに、各R
414は、C
1〜C
6アルコキシ、C
1〜C
6アルキルチオ、モノ−若しくはジ−(C
1〜C
6)アルキルアミノ、アミノ、フェニル、ピリジル、フラニル、ピロリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアゾリル、ピラゾリル、およびチエニルから独立して選択され、前記各環は、ハロゲン、NO
2、N
3、CN、(C
1〜C
6)アルキル、OR
415、N(R
415)
2、CO
2R
415、およびCON(R
415)
2から選択される1から3個の置換基により任意選択で置換され、各R
415は、独立して、HまたはC
1〜C
6アルキルであり;ならびに、R
401のアルキルまたはシクロアルキル部分のいずれかは、1から5個のF置換基により任意選択で置換される場合;
R
1およびR
11は、それらと結合する原子と共に、1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換される6〜7員のヘテロシクロアルキルを形成せず、R
19は、本明細書に規定の通りである化合物。
【0598】
実施形態506.実施形態1〜504のいずれかに記載の化合物において、
(a)R
9は、H、C
1〜C
6アルキル、C
3〜C
7シクロアルキル、および(CH
2)
n1−R
411から選択され、下付き文字n1は、0から3の整数であり、ならびに、R
411は、C
1〜C
6アルコキシ、C
1〜C
6アルキルチオ、モノ−若しくはジ−(C
1〜C
6アルキル)アミノ、アミノ、フェニル、ピリジル、フラニル、ピロリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアゾリル、ピラゾリル、およびチエニルから選択され、前記各環は、ハロゲン、N
3、NO
2、CN、C
1〜C
6アルキル、OR
412、N(R
412)
2、CO
2R
412、およびCON(R
412)
2から選択される1から3個の置換基により任意選択で置換され、各R
412は、独立して、HまたはC
1〜C
6アルキルであり;ならびに、
(b)R
10は、−R
401、−OR
401、−SR
401、−N(R
410)R
401、−C(=O)R
401、および−CH(OH)R
401から選択され、R
410は、H、C
1〜C
6アルキル、およびC(=O)C
1〜C
6アルキルから選択され;ならびに、R
401は、H、ハロ、CN、NO
2、N
3、C
1〜C
6アルキル、C
3〜C
7シクロアルキル、−C(R
413)=C(R
413)
2、−C≡CR
413、または−(CH
2)
n2−R
414から選択され;各R
413は、H、F、Cl、Br、CN、C
1〜C
6アルキル、C
3〜C
7シクロアルキル、(CH
2)
n2−R
414、およびC(O)−(CH
2)
n2−R
414から独立して選択され;ならびに、各下付き文字n2は、独立して、0から3の整数であり、ならびに、各R
414は、C
1〜C
6アルコキシ、C
1〜C
6アルキルチオ、モノ−若しくはジ−(C
1〜C
6)アルキルアミノ、アミノ、フェニル、ピリジル、フラニル、ピロリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアゾリル、ピラゾリル、およびチエニルから独立して選択され、前記各環は、ハロゲン、NO
2、N
3、CN、(C
1〜C
6)アルキル、OR
415、N(R
415)
2、CO
2R
415、およびCON(R
415)
2から選択される1から3個の置換基により任意選択で置換され、各R
415は、独立して、HまたはC
1〜C
6アルキルであり;ならびに、R
401のアルキルまたはシクロアルキル部分のいずれかは、1から5個のF置換基により任意選択で置換される場合;
R
1およびR
11は、それらと結合する原子と共に、1〜4個のR
403により任意選択で置換される6〜7員のヘテロシクロアルキルを形成せず、各R
403は、C
1〜C
6アルキル、C
3〜C
7シクロアルキル、−(CH
2)
n4−R
419、および−C(O)−(CH
2)
n4−R
419から独立して選択され;下付き文字n4は、0から4の整数であり、ならびに、各R
419は、C
1〜C
6アルコキシ、C
1〜C
6アルキルチオ、モノ−若しくはジ−(C
1〜C
6)アルキルアミノ、アミノ、フェニル、ピリジル、フラニル、ピロリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアゾリル、ピラゾリル、およびチエニルから独立して選択され、前記各環は、ハロゲン、N
3、NO
2、CN、C
1〜C
6アルキル、−OR
420、−N(R
420)
2、CO
2R
420、およびCON(R
420)
2から選択される1から3個の置換基により任意選択で置換され、各R
420は、独立して、HまたはC
1〜C
6アルキルであり;ならびに、R
403のアルキルまたはシクロアルキル部分のいずれかは、1から5個のF置換基により任意選択で置換される化合物。
【0599】
実施形態507.実施形態1〜504のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
11は、それらと結合する原子と共に、1〜4個のR
403により任意選択で置換される6〜7員のヘテロシクロアルキルを形成せず、各R
403は、C
1〜C
6アルキル、C
3〜C
7シクロアルキル、−(CH
2)
n4−R
419、および−C(O)−(CH
2)
n4−R
419から独立して選択され;下付き文字n4は、0から4の整数であり、ならびに、各R
419は、C
1〜C
6アルコキシ、C
1〜C
6アルキルチオ、モノ−若しくはジ−(C
1〜C
6)アルキルアミノ、アミノ、フェニル、ピリジル、フラニル、ピロリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアゾリル、ピラゾリル、およびチエニルから独立して選択され、前記各環は、ハロゲン、N
3、NO
2、CN、C
1〜C
6アルキル、−OR
420、−N(R
420)
2、CO
2R
420、およびCON(R
420)
2から選択される1から3個の置換基により任意選択で置換され、各R
420は、独立して、HまたはC
1〜C
6アルキルであり;ならびに、R
403のアルキルまたはシクロアルキル部分のいずれかは、1から5個のF置換基により任意選択で置換される化合物。
【0600】
実施形態508.実施形態1〜504のいずれかに記載の化合物において、R
1およびR
11は、それらと結合する原子と共に、1若しくはそれ以上のR
19により任意選択で置換される6〜7員のヘテロシクロアルキルを形成せず、R
19は、本明細書に規定の通りである化合物。
【0601】
上記実施形態は、式(I)の酸性および塩基性化合物の塩を含む。好ましくは、前記塩は、薬学的に許容され得る。式(I)の塩基性化合物の薬学的に許容され得る酸付加塩は、これに限定されるものではないが、無機酸、例えば、塩酸、硝酸、リン酸、硫酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、およびリン酸に由来の塩、ならびに、有機酸、例えば、脂肪族のモノ−およびジカルボン酸、フェニル置換されたアルカン酸、ヒドロキシアルカン酸、アルカン二酸、芳香族酸、および脂肪族および芳香族のスルホン酸に由来する塩を含む。このため、このような塩は、これに限定されるものではないが、硫酸塩、ピロ硫酸塩、重硫酸塩、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、硝酸塩、リン酸塩、リン酸一水素塩、リン酸二水素塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、塩化物、臭化物、ヨウ化物、酢酸塩、プロピオン酸塩、カプリル酸塩、イソ酪酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、スベリン酸塩、セバシン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、マンデル酸塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ジニトロ安息香酸塩、フタル酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、フェニル酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、およびメタンスルホン酸塩を含む。例えば、Berge et al.,「Pharmaceutical Salts,」J.of Pharmaceutical Science,1977;66:1−19を参照のこと。
【0602】
酸付加塩は、式(I)の化合物を、十分な量の所望の酸と接触させることにより調製して、従来の方法において、前記塩を産生してもよい。前記式(I)の化合物の遊離塩基型は、前記塩形態を塩基と接触させ、従来の方法において、前記遊離塩基を単離することにより、再生されてもよい。
【0603】
式(I)の酸性化合物の薬学的に許容され得る塩基性塩は、金属またはアミン、例えば、アルカリおよびアルカリ土類金属の水酸化物、または有機アミンにより形成される。カチオンとして使用される金属の例は、これに限定されるものではないが、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、およびカルシウムを含む。適切なアミンの例は、これに限定されるものではないが、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン、クロロプロカイン、コリン、ジエタノールアミン、エチレンジアミン(エタン−1,2−ジアミン)、N−メチルグルカミン、およびプロカインを含む。例えば、Berge et al.,「Pharmaceutical Salts,」J.of Pharmaceutical Science,1977;66:1−19を参照のこと。
【0604】
塩基性塩は、式(I)の化合物を、十分な量の所望の塩基と接触させることにより調製して、従来の方法において、前記塩を産生してもよい。前記式(I)の化合物の酸型は、前記塩形態を酸と接触させ、従来の方法において、前記酸を単離することにより、再生されてもよい。
【0605】
本発明の一部の化合物は、立体異性体、例えば、エナンチオマ―、ジアステレオマー、および幾何異性体として存在し得る。幾何異性体は、アルケニル基を有する本発明の化合物を含み、entgegenまたはzusammenの形態として存在してもよく、その場合、その全ての幾何形態である、entgegenおよびzusammen、cisおよびtrans、ならびにそれらの混合物は、本発明の範囲内である。本発明の一部の化合物は、シクロアルキル基を有し、前記シクロアルキル基は、2若しくはそれ以上の炭素原子において置換されてもよく、その場合、その全ての幾何形態である、cisおよびtrans、ならびにそれらの混合物は、本発明の範囲内である。これらの形態の全て、例えば、(R)、(S)、エピマー、ジアステレオマー、cis、trans、syn、anti、(E)、(Z)、互変異性体、およびそれらの混合物は、本発明の化合物に含まれる。
【0606】
本発明の化合物は、任意の物理的形態、例えば、純粋物のいずれかの状態において、任意の多形体における、非晶性または結晶性の固体でもよい。結晶性の多形体は、非溶媒和型および溶媒和型、例えば、水和型を含む。
【0607】
III.薬学的組成物
本発明は、さらに、上記実施形態のいずれかの化合物(例えば、式(I)の化合物またはその薬学的に許容され得る塩)を、そのための薬学的に許容される賦形剤と共に有する薬学的組成物を提供する。本発明の化合物から薬学的組成物を調製するために、薬学的に許容され得る賦形剤は、固体状または液体状のいずれかであり得る。賦形剤は、例えば、キャリア、希釈剤、着香剤、バインダー、保存剤、錠剤崩壊剤、または封入材料として作用してもよい、1若しくはそれ以上の物質であり得る。前記薬学的組成物は、2若しくはそれ以上の本発明の化合物を含んでもよい(例えば、式(I)の化合物の2種類の塩形態が共に、同じ薬学的組成物に使用されてもよい)。好ましくは、前記薬学的組成物は、治療的に有効量の式(I)の化合物または薬学的に許容され得るその塩形態を含む。一実施形態では、前記組成物は、異常なプロテインキナーゼC(atypical protein kinase C:aPKC)−依存性の障害または症状を処置するのに有効な、式(I)の化合物または薬学的に許容され得るその塩形態を含む。好ましくは、本発明の化合物は、定量的または定性的に測定された場合、aPKC−依存性障害に関連する兆候または疾患兆候を低下させるであろう。前記組成物は、式(I)の化合物または薬学的に許容され得るその塩形態、および薬学的に許容され得る賦形剤に加えて、別の治療的化合物、例えば、ガンの処置に有用な化合物も含んでもよい。
【0608】
本発明の化合物は、任意の送達形態、例えば、シロップ剤、エリキシル剤、懸濁液、粉末剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、ロゼンジ、トローチ剤、水溶液、クリーム剤、軟膏剤、ローション剤、ゲル剤、乳濁液等において、薬学的組成物として製剤化され得る。固体形態の調製物は、粉末剤、錠剤、丸剤、カプセル剤、カシェ剤、坐剤、および分散性顆粒剤を含む。好ましくは、前記薬学的組成物は、錠剤またはカプセル剤である、一実施形態では、前記薬学的組成物は、錠剤である。別の実施形態では、前記薬学的組成物は、カプセル剤である。
【0609】
粉末剤において、前記賦形剤は、微粉化した活性成分(すなわち、本発明の化合物)を含む混合物における、微粉化した固形物でもよい。錠剤において、前記活性成分は、必要な結合特性を有する賦形剤と、適切な割合で混合され、所望の形状およびサイズに圧縮され得る。適切な賦形剤は、炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、糖、ラクトース、ペクチン、デキストリン、デンプン、ゼラチン、トラガント、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、低融点ワックス、ココアバター等を含む。
【0610】
前記薬学的組成物は、好ましくは、1%から95%(w/w)の前記活性化合物(すなわち、本発明の化合物)を含む。より好ましくは、前記薬学的組成物は、5%から70%(w/w)の前記活性化合物を含む。
【0611】
坐剤を調製するために、低融点ワックス、例えば、脂肪酸グリセリドまたはココアバターの混合物が、溶かされ、前記活性成分は、攪拌することにより、それらに均一に分散されてもよい。ついで、前記溶融した均一な混合物は、都合の良い形状の型に注入され、冷却されることにより、固められてもよい。
【0612】
液体状の調製物は、溶液、懸濁液、および乳濁液を含む。非経口投与、例えば、静脈内、筋肉内、皮内、および皮下の経路等に適した製剤は、水性および非水性の等張性の滅菌注射液を含む。前記注射液は、目的のレシピエントの血液と等張な製剤を提供する、酸化防止剤、バッファー、静菌剤、および溶質、ならびに、懸濁化剤、溶解剤、増粘剤、安定剤、および保存剤を含み得る水性および非水性の滅菌懸濁液を含み得る。本発明の実施において、組成物は、例えば、静脈内注入、経口、局所、腹腔内、膀胱内、またはくも膜腔内に投与され得る。前記化合物の製剤は、ユニットドーズまたはマルチドーズで密閉された容器、例えば、アンプルおよびバイアル中に存在し得る。注射液および懸濁液は、前述の種類の滅菌された粉末剤、顆粒剤および錠剤から調製され得る。
【0613】
本発明の化合物は、単独または他の適切な成分との組み合わせで、エアロゾル製剤に製造され(例えば、それらは、「噴霧」され得る)、吸入により投与され得る。エアロゾル製剤は、加圧可能な噴霧剤、例えば、ジクロロジフルオロメタン、プロパン、窒素等に入れられ得る。
【0614】
薬学的に許容され得る賦形剤は、投与される具体的な組成物および前記組成物を投与するのに使用される具体的な方法により、ある程度決定される。したがって、本発明の薬学的組成物の幅広い各種の適切な製剤が存在する(例えば、Remington:The Science and Practice of Pharmacy,20th ed.,Gennaro et al.Eds.,Lippincott Williams and Wilkins,2000を参照のこと)。
【0615】
前記薬学的組成物における活性成分の量は、具体的な用途および剤形の所望のサイズに基づいて、例えば、1mgから1,000mg、5mgから500mg、10mgから300mg、または25mgから250mgで、変化または調節されてもよい。
【0616】
対象に投与される用量は、好ましくは、前記対象において、経時的に有益な治療的反応を誘導するのに十分である。前記有益な用量は、例えば、対象の症状、体重、表面積、および副作用の感受性に応じて、患者間で変動し得る。投与は、単独または分割投与により達成され得る。
【0617】
IV.処置方法
別の態様では、本発明は、対象におけるaPKC−依存性の障害または症状を処置する方法であって、上記実施形態のいずれかに規定の式(I)の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩形態を、前記対象に投与する工程を有する方法を提供する。別の態様では、本発明は、対象におけるaPKC−依存性の障害または症状を処置するのに使用するための、上記実施形態のいずれかに規定の式(I)の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩形態を提供する。別の態様では、本発明は、対象におけるaPKC−依存性の障害または症状を処置するための医薬を調製するのに使用するための、上記実施形態のいずれかに規定の式(I)の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩形態を提供する。好ましくは、前記化合物は、薬学的に許容され得る賦形剤を有する薬学的組成物として、前記対象に投与される。好ましくは、前記化合物は、薬学的に許容され得る量で、前記対象に投与される。一実施形態では、前記aPKC−依存性の症状または障害は、ガンである。別の実施形態では、前記aPKC−依存性の症状は、非肺小細胞ガン(non−small cell lung cancer:NSCLC)、扁平上皮ガン腫(例えば、食道扁平上皮ガン腫)、白血病、前立腺ガン、非ホジキンリンパ腫(例えば、濾胞性リンパ腫)、子宮内膜ガン、肺ガン、および乳ガンから選択される。
【0618】
前記aPKC−依存性の障害または症状は、前記障害または症状の性質に応じて、本発明の化合物を使用して、予防的、急性的、または慢性的に処置され得る。典型的には、これらの各方法における前記対象は、ヒトであるが、他の哺乳類も、本発明の化合物の投与から利益を得ることができる。
【0619】
別の実施形態では、本発明は、対象における増殖性障害を処置する方法であって、上記実施形態のいずれかに規定の式(I)の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩形態を、前記対象に投与する工程を有する方法を提供する。別の態様では、本発明は、対象における増殖性障害を処置するのに使用するための、上記実施形態のいずれかに規定の式(I)の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩形態を提供する。別の態様では、本発明は、対象における増殖性障害を処置するための医薬を調製するのに使用するための、上記実施形態のいずれかに規定の式(I)の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩形態を提供する。好ましくは、前記化合物は、薬学的に許容され得る賦形剤を有する薬学的組成物において、前記対象に投与される。好ましくは、前記化合物は、薬学的に許容され得る量で、前記対象に投与される。ある実施形態では、前記増殖性障害は、aPKC−依存性である。ある実施形態では、前記増殖性障害は、ガンである。ある実施形態では、前記増殖性障害は、非肺小細胞ガン(non−small cell lung cancer:NSCLC)、扁平上皮ガン腫(例えば、食道扁平上皮ガン腫)、白血病、前立腺ガン、非ホジキンリンパ腫(例えば、濾胞性リンパ腫)、子宮内膜ガン、肺ガン、および乳ガンから選択される。
【0620】
前記増殖性障害は、前記障害または症状の性質に応じて、本発明の化合物を使用して、予防的、急性的、または慢性的に処置され得る。典型的には、これらの各方法における前記対象は、ヒトであるが、他の哺乳類も、本発明の化合物の投与から利益を得ることができる。
【0621】
治療的用途において、本発明の化合物は、幅広い各種の経口および非経口の投与形態において、調製および投与され得る。このため、本発明の化合物は、注射、すなわち、静脈内、筋肉内、皮内、皮下、十二指腸内または腹腔内に投与され得る。また、本明細書に記載の化合物は、吸入、例えば、経鼻により投与され得る。さらに、本発明の化合物は、経皮的に投与され得る。別の実施形態では、本発明の化合物は、経口的に送達される。前記化合物は、直腸、頬、または吹き込みによっても送達され得る。
【0622】
具体的な状態における適切な用量の決定は、実務家のスキルの範囲内である。一般的には、処置は、前記化合物の最適な用量未満のより少ない用量で開始される。その後、前記用量は、その状況下において最適な効果が達せられるまで、少量の増加により増加される。便宜上、1日当たりの総用量は、必要に応じて、その日の中で、一部ずつ分割され、投与されてもよい。典型的な用量は、1日当たり約1mgから約1,000mg、例えば、1日当たり約5mgから約500mgである。ある実施形態では、前記用量は、1日当たり約10mgから約300mg、例えば、1日当たり約25mgから約250mgである。
【0623】
V.化学
略称
便宜上、下記の一般的な略称を、本明細書において使用する。
【0624】
液体クロマトグラフィー−質量分析法について、LCMS
高圧液体クロマトグラフィーについて、HPLC
核磁気共鳴について、NMR
保持時間について、RT
分子イオンについて、MI
時間について、h
分について、min
塩化アルミニウムについて、AlCl
3
三臭化ホウ素について、BBr
3
tert−ブトキシカルボニルについて、Boc
trans−ビス(アセタト)ビス[o−(ジ−o−トリルホスフィノ)ベンジル]ジパラジウム(II)について、cataCXium C
炭酸セシウムについて、CsCO
3
ヨウ化銅(I)について、CuI
三フッ化ジエチルアミノ硫黄について、DAST
1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデク−7−エンについて、DBU
4−(ジメチルアミノ)ピリジンについて、DMAP
1,1−ジクロロエタンまたは塩化エチリデンについて、DCE
ジクロロメタンまたは塩化メチレンについて、DCM
ジエタノールアミンについて、DEA
N,N−ジ−イソプロピエチルアミン、ヒューニッヒ塩基について、DIPEA
N,N−ジメチルアセタミドについて、DMA
N,N−ジメチルホルムアミドについて、DMF
ジメチルスルホキシドについて、DMSO
トリエチルアミンについて、Et
3N
エチルアルコール、エタノールについて、EtOH
塩酸について、HCl
硫酸について、H
2SO
4
水酸化カリウムについて、KOH
マイクロ波について、MW
メタ−クロロペルオキシ安息香酸について、mCPBA
メチルアルコール、メタノールについて、MeOH
ヘキサカルボニルモリブデンについて、Mo(CO)
6
マクロ多孔性のトリエチルアンモニウム・メチル・ポリスチレン・ホウ化水素について、MP−BH
4
水酸化ナトリウムについて、NaOH
炭酸ナトリウムについて、Na
2CO
3
硫酸ナトリウムについて、Na
2SO
4
酢酸ナトリウムについて、NaOAc
ナトリウム t−ブトキシドについて、NaOtBu
1−メチル−2−ピロリジノンについて、NMP
N−メチルモルホリンについて、NMM
ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウムについて、Pd(dba)
2
二酢酸パラジウムについて、Pd(OAc)
2
テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムについて、Pd(Ph
3)
4
ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリドについて、Pd(PPh
3)
2Cl
2
オキシ塩化リンについて、POCl
3
トリフェニルホスフィンについて、PPh
3
ポリスチレン・塩化スルホニルについて、PS−TsCl
ポリスチレン・トリフェニルホスフィン−Pd(0)について、PS−PPh
3−Pd
化学的に結合したプロピルスルホン酸官能基を含むシリカ系吸着材について、SCX−2
テトラ−n−ブチルアンモニウムフッ化物について、TBAF
tert−ブチルジメチルシリルについて、TBDMS
トリクロロ酢酸について、TCA
トリフルオロ酢酸について、TFA
テトラヒドロフランについて、THF
トリメチルシリルアジドについて、TMSアジド
4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテンについて、Xantphos
2−ジクロロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニルについて、XPhos
【実施例】
【0625】
NMR
プロトンNMRスペクトルを、300MHzでのBruker AMX−300 NMR機または400MHzでのBruker Avance NMR機を使用して記録する。シフトを、テトラメチルシラン(tetramethylsilane:TMS)の内部標準または残留するプロトン性溶媒に対する、ppm値で記録する。下記略称を、分裂パターンを記載するのに使用する:s(シングレット)、d(ダブレット)、t(トリプレット)、q(カルテット)、m(マルチプレット)、dd(ダブル−ダブレット)、dt(ダブル−トリプレット)、br(ブロード)。
【0626】
LCMS法
下記条件を使用した高速液体クロマトグラフィー−質量分析法により、試料を分析した。
【0627】
方法1
方法1では、Gilson306ポンプ、Gilson811Cミキサー、Gilson806圧測定モジュール、および254nmの波長でのGilson UV/VIS152検出器を使用した。質量分析計を、Finnigan AQAとした。使用したカラムを、Waters SunFire、孔径5μm、寸法50×4.60mmのC18とした。注入量を、10μlとした。移動相は、0.1% ギ酸を含む水とアセトニトリルとの混合物から成った。溶出液の流速を、1.5mL/分とし、95% 水:5% アセトニトリルを使用し、5.5分にわたって5% 水:95% アセトニトリルに直線的に変化させ、ついで、この混合物で2分間維持した。
【0628】
方法2
方法2では、Waters515ポンプ、Waters2525ミキサー、およびWaters2996ダイオードアレイ検出器を使用した。検出を、210nmと650nm間で行った。質量分析計を、Waters micromass ZQとした。使用したカラムを、Waters SunFire、孔径5μm、寸法50×4.60mmのC18とした。注入量を、10μlとした。移動相は、0.1% ギ酸を含む水とアセトニトリルとの混合物から成った。溶出液の流速を、1.5mL/分とし、95% 水:5% アセトニトリルを使用し、5.5分にわたって5% 水:95% アセトニトリルに直線的に変化させ、ついで、この混合物で2分間維持した。
【0629】
方法3
方法3では、Waters515ポンプ、Waters2525ミキサー、およびWaters2487UV検出器(単波長254nm)を使用した。質量分析計を、Waters micromass ZQとした。使用したカラムを、Waters SunFire、孔径5μm、寸法50×4.60mmのC18とした。注入量を、10μlとした。移動相は、0.1% ギ酸を含む水とアセトニトリルとの混合物から成った。溶出液の流速を、1.5mL/分とし、95% 水:5% アセトニトリルを使用し、5.5分にわたって5% 水:95% アセトニトリルに直線的に変化させ、ついで、この混合物で2分間維持した。
【0630】
方法4
方法4では、Waters515ポンプ、種々のカラムに連結するバルブを有するWaters2545ミキサー、およびWaters2996ダイオードアレイ検出器を使用した。検出を、210nmと650nm間で行った。使用した質量分析計を、100と700g/モル間の質量を検出するWaters3100とした。使用したカラムを、XBridge、孔径5ミクロン、C18、50×4.60mmとした。注入量を、10μlの溶液(約1mg/ml)とした。流速を、1.5mL/分とした。pH10 0.03% 水酸化アンモニウム(3ml/10l)の水と0.03% 水酸化アンモニウム(3ml/10l)のアセトニトリルとの移動相。溶出を、95% 水:5% アセトニトリルで開始し、5.50分にわたって5% 水:95% アセトニトリルに増加させた。溶出液のレベルを、6秒にわたって、95% 水:5% アセトニトリルの開始条件に戻した。次の試料を注入する前に、これらの条件を、1.4分間保持して、前記カラムを平衡化させた。前記ランを、合計で7分、持続させた。
【0631】
方法5
方法5では、Waters515ポンプ、種々のカラムに連結するバルブを有するWaters2525ミキサー、およびWaters2487UV検出器を使用した。検出を、254nm間で行った。使用した質量分析計を、100と700g/モル間の質量を検出するWaters micromass ZQとした。使用したカラムを、SunFire、孔径5ミクロンとし、寸法50×4.60mmのC18カラムを使用した。注入量を、10μLの溶液(約1mg/mL)とした。流速を、1.5mL/分とした。0.1% ギ酸を含む水とメタノールとの移動相。溶出を、85% 水:15% メタノールで開始し、4.5分にわたって15% 水:85% メタノールに増加させた。溶出液のレベルを、6秒にわたって、85% 水:15% メタノールの開始条件に戻す前に、これらの条件を、1分間保持した。次の試料を注入する前に、これらの条件を、1.4分間保持して、前記カラムを平衡化させた。前記ランを、合計で7分、持続させた。
【0632】
方法6
方法6では、Waters515ポンプ、種々のカラムに連結するバルブを有するWaters2545ミキサー、およびWaters2996ダイオードアレイ検出器を使用した。検出を、210nmと650nm間で行った。使用した質量分析計を、100と700g/モル間の質量を検出するWaters3100とした。使用したカラムを、XBridge、孔径5ミクロン、C18、50×4.60mmとした。注入量を、10μLの溶液(約1mg/mL)とした。流速を、1.5mL/分とした。pH10 0.03% 水酸化アンモニウム(3ml/10l)の水と0.03% 水酸化アンモニウム(3ml/10l)のメタノールとの移動相。溶出を、85% 水:15% メタノールで開始し、4.5分にわたって15% 水:85% メタノールに増加させた。溶出液のレベルを、6秒にわたって、85% 水:15% メタノールの開始条件に戻す前に、これらの条件を、1分間保持した。次の試料を注入する前に、これらの条件を、1.4分間保持して、前記カラムを平衡化させた。前記ランを、合計で7分、持続させた。
【0633】
方法7
方法7では、Waters515ポンプ、種々のカラムに連結するバルブを有するWaters2545ミキサー、およびWaters2487UV検出器を使用した。検出を、254nm間で行った。使用した質量分析計を、100と700g/モル間の質量を検出するWaters micromass ZQとした。使用したカラムを、SunFire、孔径5ミクロンとし、寸法50×4.60mmのC18カラムを使用した。注入量を、10μLの溶液(約1mg/mL)とした。流速を、1.5mL/分とした。0.1% ギ酸を含む水とメタノールとの移動相。溶出を、85% 水:15% メタノールで開始し、4.5分にわたって15% 水:85% メタノールに増加させた。溶出液のレベルを、6秒にわたって、85% 水:15% メタノールの開始条件に戻す前に、これらの条件を、1分間保持した。次の試料を注入する前に、これらの条件を、1.4分間保持して、前記カラムを平衡化させた。前記ランを、合計で7分、持続させた。
【0634】
方法8
方法8では、Waters515ポンプ、種々のカラムに連結するバルブを有するWaters2525ミキサー、およびWaters2487UV検出器を使用した。検出を、254nm間で行った。使用した質量分析計を、100と700g/モル間の質量を検出するWaters micromass ZQとした。使用したカラムを、SunFire、孔径5ミクロンとし、寸法50×4.60mmのC18カラムを使用した。注入量を、10μLの溶液(約1mg/mL)とした。流速を、1.5mL/分とした。0.1% ギ酸を含む水とメタノールとの移動相。溶出を、85% 水:15% メタノールで開始し、3分にわたって15% 水:85% メタノールに増加させた。溶出液のレベルを、6秒にわたって、85% 水:15% メタノールの開始条件に戻す前に、これらの条件を、2.5分間保持した。次の試料を注入する前に、これらの条件を、1.4分間保持して、前記カラムを平衡化させた。前記ランを、合計で7分、持続させた。
【0635】
方法9
方法9では、Waters515ポンプ、種々のカラムに連結するバルブを有するWaters2545ミキサー、およびWaters2487UV検出器を使用した。検出を、254nm間で行った。使用した質量分析計を、100と700g/モル間の質量を検出するWaters micromass ZQとした。使用したカラムを、XBridge、孔径5ミクロン、C18、50×4.60mmとした。注入量を、10μLの溶液(約1mg/mL)とした。流速を、1.5mL/分とした。pH10 0.03% 水酸化アンモニウム(3ml/10l)の水と0.03% 水酸化アンモニウム(3ml/10l)のメタノールとの移動相。溶出を、85% 水:15% メタノールで開始し、4.5分にわたって15% 水:85% メタノールに増加させた。溶出液のレベルを、6秒にわたって、85% 水:15% メタノールの開始条件に戻す前に、これらの条件を、1分間保持した。次の試料を注入する前に、これらの条件を、1.4分間保持して、前記カラムを平衡化させた。前記ランを、合計で7分、持続させた。
【0636】
方法10
LCMSの結果を、2つの機器のいずれかにおいて取得した。LCMS分析を、2.1mm×50mmのWaters Aquity UPLC BEH C18 17μmカラムを有する、Waters Aquity Ultra Performance LCにおいて行った。目的とするカラム温度を45℃とし、ラン時間を2(2)分とし、流速を0.600mL/分とし、5%(0.1% ギ酸/水):95%(アセトニトリル/0.1% ギ酸)の溶媒混合物とした。質量分析データを、Micromass LC−ZQ2000四重極質量分析計において取得した。または、LCMS分析を、Bruker Esquire200イオントラップにおいて行った。
【0637】
調製用HPLC法
下記条件を使用した高速液体クロマトグラフィーと連結した質量分析計により、試料を精製した。
【0638】
方法A
方法Aでは、Waters515ポンプ、Waters2525ミキサー、およびWaters2487UV検出器(単波長254nm)を使用した。質量分析計を、Waters micromass ZQとした。使用したカラムを、Waters SunFire、孔径5μm、寸法50×19mmのC18とした。注入量を、500μLの、最大濃度50mg/mLの溶液とした。移動相は、0.1% ギ酸を含む水とアセトニトリルとの混合物から成った。溶出液の流速を、25mL/分とし、95% 水、5% アセトニトリルを使用し、5.3分にわたって95% アセトニトリル、5% 水に直線的に変化させ、0.5分間維持した。
【0639】
方法B
方法Bでは、Waters515ポンプ、種々のカラムに連結するバルブを有するWaters2545ミキサー、およびWaters2996ダイオードアレイ検出器を使用した。検出を、210nmと650nm間で行った。使用した質量分析計を、100と700g/モル間の質量を検出するWaters3100とした。使用したカラムを、XBridge、孔径5ミクロン、C18、50×19mmとした。注入量を、ユーザにより選択し、500μlの溶液(最大50mg/mL)までとし得る。流速を、25mL/分とした。pH10 0.03% 水酸化アンモニウム(3ml/10l)の水と0.03% 水酸化アンモニウム(3ml/10l)のアセトニトリルとの移動相。溶出を、95% 水:5% アセトニトリルで開始し、5.30分にわたって5% 水:95% アセトニトリルに増加させた。溶出液のレベルを、0.6分にわたって、95% 水:5% アセトニトリルの開始条件に戻した。次の試料を注入する前に、これらの条件を、1.4分間保持して、前記カラムを平衡化させた。前記ランを、合計で7分、持続させた。
【0640】
分析用HPLC法
方法X
方法Xでは、Agilent1100シリーズHPLCにおける2.5ml/分で、4.6×75mm(2.5ミクロン)Zorbax XDB−C8カラムにおいて、5分にわたる、アセトニトリル(0.1%トリフルオロ酢酸含有):水(0.1%トリフルオロ酢酸含有)の勾配溶出(0から100%)を使用する。
【0641】
合成
本発明の、4−置換−2−(ピリジン−4−イル)−チエノ[2,3−d]ピリミジン化合物(「4PT23P化合物」)および4−置換−2−(ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン化合物(「4PT32P化合物」)を化学合成するための複数の方法を、本明細書に記載する。これらおよび/または他の周知の方法は、本発明の範囲内の更なる化合物の合成を容易にするために、改良されてもよく、および/または、公知の方法に採用されてもよい。特に断らない限り、化合物は、商業的起源のものであるか、または、有機合成の当業者に周知の標準的な方法で容易に合成される。
【0642】
本明細書に記載の実施例および実施形態は、例示を目的とするのみであり、それらを考慮すると、種々の改良または変更が、当業者に示唆され、この発明の精神および範囲内に含まれるであろうことが理解される。具体的な化学的変換が、確認スキームに列記され、当業者であれば、各種の異なる試薬を、列記されたものに代えて使用し得ると解釈する。このような試薬に関する一般的な置き替えは、テキスト、例えば、「Encyclopedia of Reagents for Organic Synthesis」Leo A.Paquette,John Wiley & Son Ltd(1995)または「Comprehensive Organic Transformations:A Guide to Functional Group Preparations」Richard C.Larock.Wiley−VCH、および「Strategic Applications of Named Reactions in Organic Synthesis」Kurti and Czako,Elsevier,2005、ならびにそれらにおいて引用される参考文献に見出され得る。
【0643】
4PT23P化合物
1つのアプローチにおいて、式[F−1](A=NHまたはNアルキル)の化合物を、適切な溶媒、例えば、DMFにおいて、適切な塩基、例えば、トリエチルアミンの存在下で、式[F−2](Xは、ハロゲン、例えば、塩素またはスルホネートである)の化合物を、式[F−3](Aは、NHまたはNH
2であり、末端窒素におけるZは、H、アルキル、または適切な窒素保護基、例えば、Boc、Alloc、Cbz、若しくはFmocである)の化合物と反応させることにより調製する。
【0644】
【化50】
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【0645】
前記反応を、高温、例えば、40℃で、適切に行う。Zが、適切な窒素保護基、例えば、Boc、Alloc、Cbz、またはFmocである場合、式[F−1]の化合物を、適切な脱保護反応により調製する。例えば、ZがBoc保護基である場合、適切な溶媒、例えば、DCMにおいて、酸、例えば、TFAと反応させる。前記反応を、適切に、室温で行う。1つのアプローチにおいて、式[F−1](AはOである)の化合物を、適切な溶媒、例えば、DMAにおいて、適切な塩基、例えば、水素化ナトリウムの存在下で、式[F−2](Xは、ハロゲン、例えば、塩素またはスルホネートである)の化合物を、式[F−2](A=OH、末端窒素におけるZは、H、アルキル、または適切な窒素保護基、例えば、Boc、Alloc、Cbz、若しくはFmocである)の化合物と反応させることにより調製する。前記反応を、適切に、室温で行う。Zが、適切な窒素保護基、例えば、Boc、Alloc、Cbz、またはFmocである場合、式[F−1]の化合物を、適切な脱保護反応により調製する。例えば、ZがBoc保護基である場合、適切な溶媒、例えば、DCMにおいて、酸、例えば、TFAと反応させる。前記反応を、適切に、室温で行う。
【0646】
1つのアプローチにおいて、式[F−2](Xは、ハロゲン、例えば、塩素である)の化合物を、式[F−4]の化合物を、適切なハロゲン化剤、例えば、オキシ塩化リンと反応させることにより調製する。前記反応を、高温、例えば、125℃で、適切に行う。式[F−2](Xは、スルホネートである)の化合物を、適切な溶媒、例えば、DMAにおいて、適切な塩基、例えば、トリエチルアミンおよび触媒量のDMAPの存在下で、式[F−4]の化合物を、適切に置換された塩化スルホニル、例えば、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリドと反応させることにより調製する。前記反応を、適切に、室温で行う。
【0647】
【化51】
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【0648】
1つのアプローチにおいて、式[F−4]の化合物を、適切な溶媒、例えば、ジオキサンにおいて、適切な塩基、例えば、カリウム−tert−ペンチレートと共に、式[F−5](Rxは、アルキル基、例えば、メチルまたはエチルである)の化合物を、式[F−6]の化合物と反応させることにより調製する。前記反応を、適切に、室温で行う。
【0649】
【化52】
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【0650】
1つのアプローチにおいて、式[F−5]の化合物を、元素の硫黄と共に、塩基、例えば、モルホリンの存在下で、適切な溶媒、例えば、エタノールにおいて、式[F−7](R
x1およびR
x2は、H、アルキル、アリールであるか、または、環状の飽和環を形成する)のケトン誘導体を、式[F−8](Rxは、アルキル基、例えば、メチルまたはエチルである)のシアノ酢酸誘導体と反応させることにより調製する。前記反応を、高温、例えば、80〜90℃で、適切に行う。
【0651】
【化53】
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【0652】
1つのアプローチにおいて、式[F−3](AはOHである)の化合物を、適切な溶媒、例えば、THFにおいて、式[F−9](末端窒素におけるZは、H、アルキル、または適切な窒素保護基、例えば、Boc、Alloc、Cbz、若しくはFmocである)の化合物を、還元剤、例えば、ボラン−THF錯体と反応させることにより調製する。前記反応を、低温、例えば、0℃で、適切に行う。1つのアプローチにおいて、式[F−3](AはNH
2である)の化合物を、適切な溶媒、例えば、THFにおいて、式[F−10](末端窒素におけるZは、H、アルキル、または適切な窒素保護基、例えば、Boc、Alloc、Cbz、若しくはFmocである)の化合物を、還元剤、例えば、ボラン−THF錯体と反応させることにより調製する。前記反応を、低温、例えば、0℃で、適切に行う。1つのアプローチにおいて、式[F−10]の化合物を、適切な塩基、例えば、ピリジン、炭酸アンモニウムの存在下で、適切な溶媒、例えば、ジオキサンにおいて、式[F−9]の化合物を、Boc無水物と反応させることにより調製する。前記反応を、適切に、室温で行う。
【0653】
【化54】
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【0654】
上記方法の例は、下記スキームにおいて図示される。
【0655】
【化55】
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【0656】
一般式[F−5]の2−アミノ−4,5−置換−チオフェン−3−カルボン酸エチルエステルの共通する合成(スキームA1)
一般式[F−5]の2−アミノ−4,5−置換−チオフェン−3−カルボン酸エチルエステルを、モルホリンの存在下で、還流での極性のプロトン性溶媒、例えば、エタノールにおいて、一般式[F−8]のシアノ−酢酸エチルエステル、一般式[F−7]の置換されたケトン、および元素の硫黄による環化反応により合成する(スキームA1)。
【0657】
スキームA1
【化56】
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【0658】
2−アミノ−1,4−ジオキサースピロ[6.6]4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル[AA−1]の合成
【化57】
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【0659】
エタノール(20ml)における、1,4−ジオキサースピロ[4.5]デカン−8−オン(1.56g、10mmol)、シアノ−酢酸エチルエステル(1.13g、10mmol)、および元素の硫黄(320mg、10mmol)の混合物に、モルホリン(870mg、10mmol)を添加した。前記反応を、還流でオーバーナイト加熱した。前記混合物を、放冷し、形成された沈殿物を、ろ過により回収し、冷エタノール(40ml)で洗浄し、ついで、減圧下で乾燥させて、表題の化合物(2.1g、76%)を取得し、更なる精製をすることなく使用した。LCMS法:3、RT:5.24分、MI:284[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):4.21(m,1H),4.17(q,2H),4.01(m,1H,),3.82(m,2H,),3.08(m,1H),2.68(m,1H),1.91(m,4H),1.21(t,3H)。
【0660】
2−アミノ−6,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル[AA−2]の合成
【化58】
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【0661】
エタノールにおける、4,4−ジメチル−シクロヘキサノン、シアノ−酢酸エチルエステル、および元素の硫黄の混合物に、モルホリンを添加した。前記反応を、オーバーナイト還流した。前記混合物を、放冷し、沈殿物が現れた。前記固形物を、ろ過により回収して、黄色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:5.64分、MI:254[M+1]。
【0662】
2−アミノ−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]チオピラン−3−カルボン酸エチルエステル[AA−3]の合成
【化59】
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【0663】
エタノールにおける、テトラヒドロ−チオピラン−4−オン、シアノ−酢酸エチルエステル、および元素の硫黄の混合物に、モルホリンを添加した。前記反応を、オーバーナイト還流した。前記混合物を、放冷し、沈殿物が現れた。前記固形物を、ろ過により回収して、黄色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:5.78分、MI:244[M+1]。
【0664】
2−アミノ−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピラン−3−カルボン酸エチルエステル[AA−4]の合成
【化60】
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【0665】
エタノールにおける、テトラヒドロ−ピラン−4−オン、シアノ−酢酸エチルエステル、および元素の硫黄の混合物に、モルホリンを添加した。前記反応を、オーバーナイト還流した。前記混合物を、放冷し、沈殿物が現れた。前記固形物を、ろ過により回収して、黄色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:5.86分、MI:228[M+1]。
【0666】
一般式[F−4]の5,6−置換された2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オールの共通する合成(スキームA2)
一般式[F−5]の4,5−置換−2−アミノ−チオフェン−3−カルボン酸アルキルエステルを、ヒンダードアルコキシド塩基、例えば、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレートまたは乾燥した非プロトン性溶媒、例えば、ジオキサン若しくはTHFにおけるカリウム−tert−ブトキシドの存在下において、室温で、一般式[F−6]の4−シアノピリジンとの環化反応に供した。
【0667】
スキームA2
【化61】
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【0668】
2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−5]の合成
【化62】
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【0669】
乾燥したジオキサン(10ml)における4−シアノピリジン(1.25g、12mmol)の溶液に、2−アミノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル(2.25g、10mmol)を添加し、続けて、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート(12ml、20mmol)を添加した。前記反応混合物を、室温でオーバーナイト攪拌した。完了後、形成された沈殿物を、ろ過し、ジエチルエーテルで洗浄した。残渣を、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:1、RT:3.54分、MI:284[M+1]。H NMR(300MHz,DMSO):8.56(d,2H),8.12(d,2H),2.90(m,2H),2.67(m,2H),1.76(m,4H)。
【0670】
下記化合物を、スキームA2に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0671】
【化63】
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【0672】
7−メチル−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−6]を、室温での、2−アミノ−6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、オフホワイト色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:1、RT:3.68分、MI:298[M+1]。
【0673】
【化64】
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【0674】
2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ−11−チア−1,3−ジアザ−シクロオクタ[a]インデン−4−オール[AA−7]を、室温での、2−アミノ−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−シクロオクタ[b]チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、オフホワイト色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:1、RT:3.72分、MI:312[M+1]。
【0675】
【化65】
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【0676】
2−ピリジン−4−イル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−10−チア−1,3−ジアザ−ベンゾ[a]アズレン−4−オール[AA−8]を、室温での、2−アミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタ[b]チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、黄色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:2、RT:3.87分、MI:298[M+1]。
【0677】
【化66】
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【0678】
1,4−ジオキサ−スピロ[7.7]−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−9]を、室温での、2−アミノ−1,4−ジオキサ−スピロ[6.6]4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル[AA−1]、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、黄色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:2.80分、MI:342[M+1]。
【0679】
【化67】
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【0680】
7,7−ジメチル−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−10]を、室温での、2−アミノ−6,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル[AA−2]、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、オフホワイト色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:4.24分、MI:312[M+1]。
【0681】
【化68】
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【0682】
4−ヒドロキシ−2−ピリジン−4−イル−5,8−ジヒドロ−6H−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸 tert−ブチルエステル[AA−11]を、室温での、2−アミノ−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−3,6−ジカルボン酸 6−tert−ブチルエステル 3−エチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、オフホワイト色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:1、RT:3.50分、MI:384[M+1]。
【0683】
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
【0684】
2−ピリジン−4−イル−5,8−ジヒドロ−6H−ピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−12]を、室温での、2−アミノ−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピラン−3−カルボン酸エチルエステル[AA−4]、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、黄色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:3.50分、MI:286[M+1]。
【0685】
【化70】
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【0686】
2−ピリジン−4−イル−5,8−ジヒドロ−6H−チオピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−13]を、室温での、2−アミノ−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]チオピラン−3−カルボン酸エチルエステル[AA−3]、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、黄色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:2、RT:3.14分、MI:302[M+1]。
【0687】
【化71】
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【0688】
(4−ヒドロキシ−2−ピリジン−4−イル−5,8−ジヒドロ−6H−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)フェニル−メタノン[AA−14]を、室温での、2−アミノ−6−ベンゾイル−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−3−カルボン酸エチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびTHFの反応により調製して、黄色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:3.02分、MI:389[M+1]。
【0689】
【化72】
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【0690】
5−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−15]を、室温での、エチル 2−アミノ−4−メチルチオフェン−3−カルボキシレート、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびTHFの反応により調製して、黄色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:2.56分、MI:244[M+1]。
【0691】
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
【0692】
5−イソブチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−16]を、室温での、2−アミノ−4−イソブチル−チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、褐色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:2、RT:3.14分、MI:286[M+1]。
【0693】
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
【0694】
5−エチル−6−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−17]を、室温での、2−アミノ−4−エチル−5−メチル−チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、褐色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:2、RT:3.26分、MI:272[M+1]。
【0695】
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
【0696】
6−エチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−18]を、室温での、2−アミノ−5−エチル−チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、褐色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:2、RT:3.15分、MI:258[M+1]。
【0697】
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
【0698】
5,6−ジメチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−19]を、室温での、2−アミノ−4,5−ジメチル−チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、黄色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:3.05分、MI:258[M+1]。
【0699】
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
【0700】
4−ヒドロキシ−5−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸アミド[AA−20]を、室温での、2−アミノ−5−カルバモイル−4−メチル−チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、褐色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:2、RT:3.02分、MI:287[M+1]。
【0701】
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
【0702】
6−イソプロピル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−21]を、室温での、2−アミノ−5−イソプロピル−チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、褐色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:2、RT:3.29分、MI:272[M+1]。
【0703】
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
【0704】
6−メチル−5−フェニル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−22]を、室温での、2−アミノ−5−メチル−4−フェニル−チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、黄色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:2、RT:3.79分、MI:320[M+1]。
【0705】
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
【0706】
5−(4−ブロモ−フェニル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−23]を、室温での、2−アミノ−4−(4−ブロモ−フェニル)−チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、褐色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:2、RT:4.16分、MI:384〜386[M+1]。
【0707】
一般式[F−1]の5,6置換された4−アミノ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジンの共通する合成(スキームA3)
一般式[F−4]の5,6−置換された2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール誘導体を、塩素化剤、例えば、オキシ塩化リンまたは五塩化リンを使用する活性化工程において反応させて、一般式[F−11]の5,6置換された4−クロロ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン誘導体を収集した。同誘導体を、一般式[F−13]の一級または二級アミンの誘導体と、室温で反応させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0708】
スキームA3
【化81】
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【0709】
4−クロロ−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン[AA−24]の合成
【化82】
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【0710】
2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−5](1g、3.6mmol)を、POCl
3(10ml、109mmol)において、還流で125℃において、オーバーナイト攪拌した。前記混合物を、室温に冷却し、過剰のPOCl
3を、減圧下において除去した。残渣を、氷水中に注意深く注いだ。前記溶液を、炭酸水素ナトリウムの飽和溶液(50ml)で、塩基性化した。生成物を、DCM(2×25ml)に抽出した。組み合わせた抽出物を、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させて、黄橙色の固形物として、表題の化合物を収集し、更なる精製をすることなく使用した。LCMS法:2、RT:5.46分、MI:302[M+1]。
【0711】
N,N−ジメチル−N’−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−エタン−1,2−ジアミン[1]の合成
【化83】
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【0712】
DMA(1ml)における4−クロロ−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン(50mg、0.166mmol)[AA−24]の溶液に、N,N−ジメチルエチレンジアミン(20μl、0.166mmol)を添加し、続けて、Et
3N(32μl、0.232mmol)を添加した。前記混合物を、室温で2時間攪拌した。前記反応混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:2、RT:2.1分、MI:354[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.70(d,2H)8.20(d,2H),3.7(m,2H),2.9(m,2H),2.8(m,2H),2.6(m,2H),2.3(s,6H),1.8(m,4H)。
【0713】
下記化合物を、スキームA3に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0714】
【表1】
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【0715】
[この文献は図面を表示できません]
【0716】
一般式[F−1]の5,6置換された4−アミノ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン誘導体の共通する合成(スキームA4)
一般式[F−11]の5,6置換された4−クロロ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン誘導体を、一般式[F−13]のN−Boc保護された一級または二級のジアミン誘導体と、室温で反応させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0717】
スキームA4
【化84】
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【0718】
N
*1
*−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−エタン−1,2−ジアミン[12]の合成
【化85】
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【0719】
DMA(1ml)における4−クロロ−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン(50mg、0.166mmol)[AA−24]の溶液に、(2−アミノ−エチル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル(28μl、0.182mmol)を添加し、続けて、Et
3N(32μl、0.232mmol)を添加した。前記混合物を、室温で2時間攪拌した。生成物を、DCM(1ml)で抽出し、塩水(2ml)で洗浄した。有機相に、TFA(1ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:2、RT:2.07分、MI:326[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.70(d,2H).,8.28(d,2H),3.88(m,2H),3.14(m,2H),2.94(m,2H),2.78(m,2H),1.84(m,4H)。
【0720】
下記化合物を、スキームA4に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0721】
【表2】
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【0722】
一般式[F−12]の5,6−置換−(2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル誘導体の共通する合成(スキームA5)
ハロゲン化溶媒、例えば、DCMまたは極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アルキルアミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMおよび触媒量のDMAPと共に、(スキームA2に記載の)一般式[F−4]の5,6−置換された2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール誘導体と、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリドとの反応により、化合物を調製した。
【0723】
スキームA5
【化86】
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【0724】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−25]の合成
【化87】
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【0725】
DCM(10ml)における2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール(1g、3.5mmol)[AA−5]の溶液に、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(1.3g、4.2mmol)、Et
3N(1.5ml、10.5mmol)、およびDMAP(6mg、0.05mmol)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、水で希釈した。生成物を、DCM(2×2ml)に抽出した。組み合わせた抽出物を、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させて、褐色の固形物として、表題の化合物を収集し、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:3、RT:6.23分、MI:550[M+1]。
【0726】
下記化合物を、スキームA5に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0727】
【化88】
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【0728】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 7−メチル−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−26]を、室温での、7−メチル−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−6]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.34分、MI:564[M+1]。
【0729】
【化89】
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【0730】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ−11−チア−1,3−ジアザ−シクロオクタ[a]インデン−4−イルエステル[AA−27]を、室温での、2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ−11−チア−1,3−ジアザ−シクロオクタ[a]インデン−4−オール[AA−7]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.47分、MI:578[M+1]。
【0731】
【化90】
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【0732】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 2−ピリジン−4−イル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−10−チア−1,3−ジアザ−ベンゾ[a]アズレン−4−イルエステル[AA−28]を、室温での、2−ピリジン−4−イル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−10−チア−1,3−ジアザ−ベンゾ[a]アズレン−4−オール[AA−8]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.39分、MI:564[M+1]。
【0733】
【化91】
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【0734】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 1,4−ジオキサ−スピロ[7.7]−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール エステル[AA−29]を、室温での、1,4−ジオキサ−スピロ[7.7]−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−9]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.56分、MI:608[M+1]。
【0735】
【化92】
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【0736】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 7,7−ジメチル−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−30]を、室温での、7,7−ジメチル−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−10]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.37分、MI:578[M+1]。
【0737】
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
【0738】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 2−ピリジン−4−イル−5,8−ジヒドロ−6H−ピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−31]を、室温での、2−ピリジン−4−イル−5,8−ジヒドロ−6H−ピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−12]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.29分、MI:552[M+1]。
【0739】
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
【0740】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 2−ピリジン−4−イル−5,8−ジヒドロ−6H−チオピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−32]を、室温での、2−ピリジン−4−イル−5,8−ジヒドロ−6H−チオピラノ[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−13]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.58分、MI:568[M+1]。
【0741】
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
【0742】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 7−ベンゾイル−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−33]を、室温での、(4−ヒドロキシ−2−ピリジン−4−イル−5,8−ジヒドロ−6H−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)フェニル−メタノン[AA−14]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.67分、MI:655[M+1]。
【0743】
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
【0744】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 5−イソブチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−34]を、室温での、5−イソブチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−16]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.36分、MI:552[M+1]。
【0745】
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
【0746】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 5−エチル−6−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−35]を、室温での、5−エチル−6−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−17]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.29分、MI:538[M+1]。
【0747】
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
【0748】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 6−エチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−36]を、室温での、6−エチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−18]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.22分、MI:524[M+1]。
【0749】
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
【0750】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 5,6−ジメチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−37]を、室温での、5,6−ジメチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−19]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.18分、MI:524[M+1]。
【0751】
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
【0752】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 6−カルバモイル−5−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−38]を、室温での、4−ヒドロキシ−5−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸アミド[AA−20]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.12分、MI:553[M+1]。
【0753】
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
【0754】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 6−イソプロピル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−39]を、室温での、6−イソプロピル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−21]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.24分、MI:538[M+1]。
【0755】
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
【0756】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 6−メチル−5−フェニル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−40]を、室温での、6−メチル−5−フェニル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−22]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.55分、MI:586[M+1]。
【0757】
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
【0758】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 5−(4−ブロモ−フェニル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−41]を、室温での、5−(4−ブロモ−フェニル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[AA−23]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.66分、MI:651[M+1]。
【0759】
一般式[F−1]の5,6置換された4−アミノ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン誘導体の共通する合成(スキームA6)
[スキームA5において調製した]一般式[F−12]の5,6置換−(2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル誘導体を、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下で、一般式[F−13]の一級または二級アミノ誘導体と、室温で反応させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0760】
スキームA6
【化104】
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【0761】
(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−(R)−ピロリジン−3−イル−アミン[19]
【化105】
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【0762】
DMA(1ml)における2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル(60mg、0.110mmol)[AA−25]の溶液に、(R)−(+)−1−Boc−3−アミノピロリジン(23mg、0.121mmol)を添加し、続けて、Et
3N(30μl、0.220mmol)を添加した。前記混合物を、室温で2時間攪拌した。水(1ml)を添加し、前記混合物を、DCM(2×ml)で抽出した。前記抽出物を組み合わせ、塩水(2ml)で洗浄した。有機相に、TFA(1ml)を添加し、前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、所望の化合物を収集した。LCMS法:4、RT:4.43分、MI:352[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.70(d,2H),8.24(d,2H),3.53(m,2H),3.33(m,1H),3.22(m,2H),3.03(m,2H),2.81(m,2H),2.34(m,1H),2.10(m,1H),1.83(m,4H)。
【0763】
下記化合物を、スキームA6に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0764】
【表3】
[この文献は図面を表示できません]
【0765】
[この文献は図面を表示できません]
【0766】
一般式[F−1]の5,6置換された4−アミノ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン誘導体の共通する合成(スキームA7)
塩基、例えば、ピリジンまたは2,6−ルチジンおよび炭酸アンモニウムの存在下で、無水溶媒、例えば、ジオキサン、THF、またはジエチルエーテルにおいて、ジ−tert−ブチルジカーボネートとの反応により、一般式[F−15]の一級カルボキサミド誘導体に変換された、一般式[F−14]のN−Boc保護されたアミノ酸誘導体から開始して、化合物を合成した。得られた一級カルボキサミド誘導体を、無水溶媒、例えば、THF、ジオキサン、またはジエチルエーテルにおいて、ボラン還元剤、例えば、BH
3.THFまたはBH
3.SMe
2により、一般式[F−16]のアミノ誘導体に還元した。ついで、得られたアミノ誘導体を、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下で、[スキームA5において調製された]5,6−置換−(2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[F−12]と、室温で反応させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0767】
スキームA7
【化106】
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【0768】
((S)−1−カルバモイル−2−p−トリル−エチル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[AA−42]。
【0769】
【化107】
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【0770】
乾燥したジオキサン(4ml)における、(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−p−トリル−プロパン酸(560mg、2mmol)、ピリジン(100μl、1.2mmol)、およびジ−tert−ブチルジカーボネート(568mg、2.6mmol)の攪拌溶液に、炭酸アンモニウム(240mg、2.5mmol)を添加した。前記混合物を、室温で4時間攪拌した。酢酸エチルを添加し、前記混合物を、水および5% H
2SO
4の溶液で洗浄した。組み合わせた有機相を、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、蒸発させて、白色の固形物として、表題の化合物を提供した。LCMS法:2、RT:3.69分、MI:279[M+1]。
【0771】
[(S)−2−アミノ−1−(4−メチル−ベンジル)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[AA−43]
【化108】
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【0772】
THFにおけるBH
3の1M溶液(15ml、15mmol)を、((S)−1−カルバモイル−2−p−トリル−エチル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[AA−42](560mg、2mmol)に、滴下して添加した。前記溶液を、室温でオーバーナイト攪拌し、ついで、その後、過剰の10% 酢酸/MeOH(30ml)を、ゆっくり添加することにより加水分解し、室温で更に2時間攪拌した。前記溶媒を、減圧下で除去し、残渣を、メタノールに溶解し、SCX−2カートリッジを通過させ、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記溶媒を蒸発させて、白色の固形物として、表題の化合物を提供した。LCMS法:2、RT:2.42分、MI:265[M+1]。
【0773】
[(S)−1−カルバモイル−2−(2−メトキシ−フェニル)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[AA−44]
【化109】
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【0774】
乾燥したジオキサン(10ml)における、(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロパン酸(998mg、3.3mmol)、ピリジン(300μl、3.6mmol)、およびジ−tert−ブチルジカーボネート(1.16g、5.32mmol)の攪拌溶液に、炭酸アンモニウム(512mg、5.32mmol)を添加した。前記混合物を、室温で4時間攪拌した。酢酸エチルを添加し、その後、水および5% H
2SO
4の溶液で洗浄した。組み合わせた有機相を、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、蒸発させて、白色の固形物として、表題の化合物を提供した。LCMS法:4、RT:3.09分、MI:295[M+1]。
【0775】
[(S)−2−アミノ−1−(2−メトキシ−ベンジル)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[AA−45]
【化110】
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【0776】
THFにおけるBH
3の1M溶液(15ml、15mmol)を、[(S)−1−カルバモイル−2−(2−メトキシ−フェニル)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[AA−44](980mg、3.32mmol)に、滴下して添加した。前記溶液を、室温でオーバーナイト攪拌し、ついで、その後、過剰の10% 酢酸/MeOH(30ml)を、ゆっくり添加することにより加水分解し、室温で更に2時間攪拌した。前記溶媒を、減圧下で除去し、残渣を、メタノールに溶解し、SCX−2カートリッジを通過させ、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記溶媒を蒸発させて、白色の固形物として、表題の化合物を提供した。LCMS法:2、RT:2.40分、MI:281[M+1]。
【0777】
(S)−1−(4−メチル−ベンジル)−3−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−プロピルアミン[46]
【化111】
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【0778】
DMA(2ml)における2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル(100mg、0.182mmol)[AA−25]の溶液に、[(S)−2−アミノ−1−(4−メチル−ベンジル)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[AA−43](58mg、0.218mmol)を添加し、続けて、Et
3N(76μl、0.546mmol)を添加した。前記混合物を、室温で2時間攪拌した。ついで、生成物を、DCM(2ml)で抽出し、塩水(3ml)で洗浄した。有機相に、TFA(2ml)を添加し、前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:4、RT:4.85分、MI:430[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.64(d,2H),7.99(d,2H),7.18(m,4H),3.89(m,2H),3.49(m,2H),2.98(m,1H),2.94(m,2H),2.78(m,2H),2.31(s,3H),1.83(m,4H)。
【0779】
下記化合物を、スキームA7に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0780】
【表4】
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【0781】
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【0782】
一般式[F−18]の(S)−3−(2または3−ヒドロキシ−フェニル)−N
*1
*−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−プロパン−1,2−ジアミン誘導体の共通する合成(スキームA8)
塩素化溶媒、例えば、DCMまたはDCEにおいて、低い反応温度で、ルイス酸、例えば、BBr
3またはAlCl
3による脱メチル化反応により、(スキームA7に記載の)一般式[F−17]の(S)−3−(2または3−メトキシ−フェニル)−N
*1
*−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−プロパン−1,2−ジアミン誘導体から開始して、化合物を合成した。反応が完了した後に、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0783】
スキームA8
【化112】
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【0784】
2−[(S)−2−アミノ−3−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−プロピル]−フェノール[65]の合成
【化113】
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【0785】
−30℃でのDCM(1ml)における(S)−3−(2−メトキシ−フェニル)−N
*1
*−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−プロパン−1,2−ジアミン[49](30mg、0.06mmol)の溶液に、窒素雰囲気下において、DCMにおける1MのBBr
3の溶液(180μl、0.180mmol)を、滴下して添加した。前記反応混合物を、30℃で1時間攪拌し、ついで、室温でオーバーナイト攪拌した。粗製の反応混合物を、減圧下において濃縮し、ついで、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:3、RT:2.28分、MI:432[M+1]。
【0786】
下記化合物を、スキームA8に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0787】
【表5】
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【0788】
一般式[F−1]の5,6置換された4−アミノ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン誘導体の共通する合成(スキームA9)
塩素化溶媒、例えば、DCMまたはDCEにおいて、塩基、例えば、Et
3NまたはDIPEAとの反応により遊離塩基に変換される、一般式[F−19]のα−アミノ酸カルボキサミド誘導体の塩化水素または臭化水素の塩から開始して、化合物を合成した。ついで、得られた遊離塩基を、無水溶媒、例えば、THF、ジオキサン、またはジエチルエーテルにおいて、ボラン還元剤、例えば、BH
3.THFまたはBH
3.SMe
2との反応により、一般式[F−20]のジアミノ誘導体に還元した。ついで、得られたジアミノ誘導体[F−20]を、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下で、[スキームA5において調製した]一般式[F−12]の5,6−置換−2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステルと、室温で反応させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0789】
スキームA9
【化114】
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【0790】
(S)−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン[AA−46]の合成
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
【0791】
DCM(5ml)における(S)−2−アミノ−3−フェニル−プロピオンアミド・塩酸(540mg、2.7mmol)の懸濁液に、Et
3N(380μl、2.7mmol)を添加した。前記懸濁液を、室温で2時間攪拌した。得られた固形物をろ過し、ろ液を、減圧下において濃縮して、白色の固形物を収集した。同固形物に、THFにおけるBH
3の1M溶液(20ml、20mmol)を滴下して添加した。前記溶液を、還流でオーバーナイト攪拌した。冷却後、前記溶液を、過剰の10% 酢酸/MeOH(30ml)を、ゆっくり添加することにより加水分解し、更に2時間還流した。前記溶媒を、減圧下で除去し、残渣を、メタノールに溶解し、SCX−2カートリッジを通過させ、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記溶媒を蒸発させて、白色の固形物として、表題の化合物を提供した。LCMS法:1、RT:0.36分、MI:151[M+1]。
【0792】
(S)−N
*1
*−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−ブタン−1,2−ジアミン[67]の合成
【化116】
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【0793】
DMA(2ml)における2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−25](100mg、0.180mmol)の溶液に、(S)−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン[AA−46](30mg、0.180mmol)を添加し、続けて、Et
3N(50μl、0.36mmol)を添加した。前記混合物を、室温で2時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:4、RT:2.51分、MI:416[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.64(d,2H),7.95(d,2H),7.36(m,5H),3.92(m,2H),3.46(m,2H),2.92(m,1H),2.91(m,2H),2.79(m,2H),1.83(m,4H)。
【0794】
下記化合物を、スキームA9に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0795】
【表6】
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【0796】
[この文献は図面を表示できません]
【0797】
[この文献は図面を表示できません]
【0798】
一般式[F−1]の5,6置換された4−アミノ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン誘導体の共通する合成(スキームA10)
[スキームA2において調製した]一般式[F−4]の5,6−置換された2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール誘導体を、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下で、触媒量のDMAPと共に、室温において、固形物に支持されたスルホニルクロリド誘導体、例えば、ポリスチレン樹脂上のベンゼンスルホニルクロリドとの反応による活性化反応に供した。過剰の試薬および反応物質を、ろ過により除去し、前記ポリスチレン樹脂を、溶媒、例えば、DCM、DMF、THFにより洗浄した。ついで、一般式[F−21]のポリマー支持された試薬を、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下で、室温において、一般式[F−13]のN−Boc保護されたジアミノ誘導体と反応させた。前記樹脂を、PTFEフリットを通してろ過し、溶媒、例えば、DCMまたは酢酸エチルにより洗浄した。ろ液を組み合わせ、反応が完了した後に、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0799】
スキームA10
【化117】
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【0800】
ポリスチレン支持されたベンゼンスルホン酸 2−ピリジン−4−イル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−10−チア−1,3−ジアザ−ベンゾ[a]アズレン−4−イルエステル[AA−47]の合成
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
【0801】
2−ピリジン−4−イル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−10−チア−1,3−ジアザ−ベンゾ[a]アズレン−4−オール[AA−8](70mg、0.241mmol)およびPS−TSCl(70mg、0.241mmol)を、密閉したフィルターカートリッジに入れた。DMA(2ml)を添加し、続けて、Et
3N(100μl、0.723mmol)およびDMAP(1.5mg、0.001mmol)を添加した。前記反応混合物を、室温で3時間振とうした。ついで、前記樹脂を、PTFEフリットを通してろ過した。前記樹脂を、DCMで洗浄して、ポリスチレン支持されたベンゼンスルホン酸 2−ピリジン−4−イル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−10−チア−1,3−ジアザ−ベンゾ[a]アズレン−4−イルエステル[AA−77]を収集し、更なる精製をすることなく次の工程において使用した。
【0802】
N
*1
*−(2−ピリジン−4−イル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−10−チア−1,3−ジアザ−ベンゾ[a]アズレン−4−イル)−エタン−1,2−ジアミン[84]の合成
【化119】
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【0803】
前記ポリスチレン支持されたベンゼンスルホン酸 2−ピリジン−4−イル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−10−チア−1,3−ジアザ−ベンゾ[a]アズレン−4−イルエステル[AA−47](70mg、0.24mmol)を、フィルターカートリッジに入れた。DMA(2ml)を添加し、続けて、Boc−エチレンジアミン(39mg、0.241mmol)およびEt
3N(67μl、0.482mmol)を添加した。前記反応を、室温でオーバーナイト振とうした。前記樹脂を、PTFEフリットを通してろ過し、酢酸エチルで洗浄した。ろ液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、DCM(2ml)に溶解し、TFA(2ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:2、RT:3.22分、MI:340[M+1]。
【0804】
下記化合物を、スキームA10に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0805】
【表7】
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【0806】
[この文献は図面を表示できません]
【0807】
一般式[F−1]のピリジル置換された4−アミノ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン誘導体の共通する合成(スキームA11)
一般式[F−21]の2,4−ジクロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−エンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン誘導体を、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下で、室温において、一般式[F−13]の一級および二級のアミノ誘導体と反応させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、一般式[F−23]のアミノ誘導体を、パラジウム触媒、例えば、Pd(PPh
3)
4またはPd(PPh
3)
2Cl
2、塩基、例えば、Et
3N、KOH、Na
2CO
3、またはNaOHの存在下で、極性溶媒、例えば、EtOH、THF、DMA、またはジオキサンにおいて、熱的に加熱すること、または、マイクロ波反応器を使用することのいずれかによる高温において、一般式[F−24]のピリジルボロン酸またはボロン酸エステルと反応させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0808】
スキームA11
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
【0809】
[2−(2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[AA−49]の合成
【化121】
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【0810】
DMA(5ml)における2,4−ジクロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン[AA−48](100mg、0.387mmol)の溶液に、Boc−エチレンジアミン(62mg、0.387mmol)を添加し、続けて、Et
3N(110μl、0.774mmol)を添加した。前記混合物を、室温で2時間攪拌した。ついで、生成物を、DCM(2×10ml)で抽出し、塩水(2×10ml)で洗浄した。組み合わせた有機相を、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、蒸発させて、褐色の固形物を提供した。前記残渣を、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:1、RT:6.26分、MI:383[M+1]。
【0811】
N
*1
*−[2−(3−フルオロ−ピリジン−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]−エタン−1,2−ジアミン[97]の合成
【化122】
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【0812】
マイクロ波バイアルに、[2−(2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[AA−49](80mg、0.210mmol)、3−フルオロピリジン−4−ボロン酸・水和物(38mg、0.24mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(12mg、0.01mmol)、Na
2CO
3(水における2M、300μl、0.6mmol)、およびEtOH(1ml)を充填した。前記反応を、マイクロ波照射下において、150℃に15分間加熱した。ついで、前記混合物を、シリカのプラグを通してろ過し、メタノールで洗浄した。ろ液を、減圧下で濃縮した。DCM(2ml)における粗製の生成物の溶液に、TFA(2ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:2、RT:2.41分、MI:344[M+1]。
【0813】
下記化合物を、スキームA11に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0814】
【表8】
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【0815】
[この文献は図面を表示できません]
【0816】
4−[4−((S)−2−アミノ−3−フェニル−プロピルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−2−イル]−ピリジン−3−オール[103]の合成(スキームA12)
スキームA12
【化123】
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【0817】
−30℃に冷却したDCM(1ml)における、(スキームA11に示される共通する合成に基づいて調製した)(S)−N
*1
*−[2−(3−メトキシ−ピリジン−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン)[102](30mg、0.06mmol)の溶液を、DCMにおける1MのBBr
3の溶液(180μl、0.180mmol)を、窒素下で滴下して添加した。前記反応混合物を、−30℃で1時間攪拌し、室温でオーバーナイト攪拌した。残渣を、減圧下で濃縮し、ついで、DMSOに溶解し、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:4、RT:4.43分、MI:432[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.30(d,1H),8.10(d,1H),7.81 d,1H),7.28(m,5H),3.46(m,2H),3.40(m,1H),2.96(m,2H),2.79(m,4H),1.83(m,4H)。
【0818】
一般式[F−26]の1−[4−(2−アミノ−エチルアミノ)−2−ピリジン−4−イル−5,8−ジヒドロ−6H−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−アルキルアノン誘導体の共通する合成(スキームA13)
(スキームA2に記載の)4−ベンゼンスルホニルオキシ−2−ピリジン−4−イル−5,8−ジヒドロ−6H−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸 tert−ブチルエステル[AA−11]を、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下で、触媒量のDMAPと共に、室温において、固形物に支持されたスルホニルクロリド誘導体、例えば、ポリスチレン上のベンゼンスルホニルクロリドとの反応による活性化に供した。過剰の試薬および反応物質を、ろ過により除去し、前記ポリスチレン樹脂を、溶媒、例えば、DCM、DMF、THFにより洗浄した。ついで、前記ポリマー支持された試薬を、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下で、室温において、(2−アミノ−エチル)−カルバミン酸アリルエステルと反応させた。前記樹脂を、PTFEフリットを通してろ過し、溶媒、例えば、DCMまたは酢酸エチルにより洗浄した。抽出物を組み合わせ、反応が完了した後に、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護して、[2−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸アリルエステル[AA−50]を取得した。極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおける、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下での、ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸アリルエステル[AA−50]と、一般式[F−27]のアシルクロリド誘導体との反応により、N−アシル化[F−25]誘導体を取得した。同誘導体を、ポリマー支持されたパラジウム、DCMにおけるポリマー支持されたホウ化水素、MeOH、および水によるN−アリル脱保護反応に供して、対応するアミノ誘導体[F−26]を取得した。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0819】
スキームA13
【化124】
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【0820】
ポリスチレン支持された4−ベンゼンスルホニルオキシ−2−ピリジン−4−イル−5,8−ジヒドロ−6H−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸 tert−ブチルエステル[AA−51]の合成
【化125】
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【0821】
2−ピリジン−4−イル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−10−チア−1,3−ジアザ−ベンゾ[a]アズレン−4−オール[AA−11](700mg、1.83mmol)およびPS−TSCl(1.2g、2.92mmol)を、ストッパーで閉じたフィルターカートリッジに入れた。DMA(10ml)を添加し、続けて、Et
3N(510μl、3.66mmol)およびDMAP(11mg、0.09mmol)を添加した。前記反応を、室温で3時間振とうした。ついで、前記樹脂を、PTFEフリットを通してろ過した。前記樹脂を、DCM(6ml)で洗浄して、ポリスチレン支持された4−ベンゼンスルホニルオキシ−2−ピリジン−4−イル−5,8−ジヒドロ−6H−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸 tert−ブチルエステル[AA−51]を収集し、更なる精製をすることなく次の工程において使用した。
【0822】
[2−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸アリルエステル[AA−50]の合成
【化126】
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【0823】
フィルターカートリッジに入れた、前記ポリスチレン支持された4−ベンゼンスルホニルオキシ−2−ピリジン−4−イル−5,8−ジヒドロ−6H−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸 tert−ブチルエステル[AA−51]に、DMA(2ml)を添加し、続けて、アリル−N−(2−アミノエチル)カルバメート・塩酸(397mg、2.2mmol)およびEt
3N(510μl、3.66mmol)を添加した。前記反応を、室温でオーバーナイト振とうした。前記樹脂を、PTFEフリットを通してろ過し、酢酸エチル(6ml)、続けて、DCM(6ml)で洗浄した。抽出物を組み合わせ、減圧下で蒸発させた。粗製の反応生成物を、DCM(25ml)に溶解し、炭酸水素ナトリウム(20ml)、ついで、塩水(20ml)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させて、オレンジ色の固形物を提供した。DCM(5ml)における粗製の生成物の溶液に、TFA(5ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、粗製の生成物を、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:1、RT:4.23分、MI:411[M+1]。
【0824】
{2−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−エチル}−カルバミン酸アリルエステル[AA−52]の合成
【化127】
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【0825】
−10℃でのDMA(1ml)における、[2−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸アリルエステル[AA−50](50mg、0.121mmol)の溶液に、トリメチルアセチルクロリド(16μl、0.133mmol)およびN,N−ジ−イソプロピエチルアミン(60μl、0.363mmol)を添加した。前記混合物を、オーバーナイト攪拌した。完了後、前記反応混合物を、水(2ml)および塩水(2ml)で処理し、DCM(3ml)で抽出した。有機物を、真空下で蒸発させ、粗製の生成物を、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。
【0826】
1−[4−(2−アミノ−エチルアミノ)−2−ピリジン−4−イル−5,8−ジヒドロ−6H−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−2,2−ジメチル−プロパン−1−オン[104]の合成
【化128】
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【0827】
フィルターカートリッジにおける、DCM:MeOH:H
2O(5:4:1)(2ml)の、{2−[7−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−エチル}−カルバミン酸アリルエステル[AA−52](50mg、0.121mmol)の溶液に、PS−PPh
3−Pd(18mg、0.002mmol)およびMP−BH
4(116mg、0.363mmol)を添加した。前記反応を、2時間振とうした後に、ついで、前記溶液を、Na
2SO
4プラグを通してろ過した。ろ液を、減圧下で濃縮した。粗製の残渣を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:2、RT:2.26分、MI:411[M+1]。
【0828】
下記化合物を、スキームA13に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0829】
【表9】
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【0830】
一般式[F−28]のN
*1
*−(7−アルキル−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−エタン−1,2−ジアミン誘導体の共通する合成(スキームA14)
[2−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸アリルエステル[AA−50]を、酢酸および極性のプロトン性溶媒、例えば、MeOHまたはEtOHにおける、一般式[F−30]のアルデヒド誘導体および固形物に支持されたホウ化水素試薬による還元性アミノ化反応において反応させた。一般式[F−29]のN−アルキル化誘導体を、ポリマー支持されたパラジウム、DCMにおけるポリマー支持されたホウ化水素、MeOH、および水によるN−アリル脱保護反応に供して、アミノ誘導体[F−28]を提供した。反応が完了した後、典型的に、PTFEフリットを通してろ過し、続けて、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0831】
スキームA14
【化129】
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【0832】
[2−(7−エチル−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸アリルエステル[AA−53]の合成
【化130】
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【0833】
フィルターカートリッジにおける、MeOH(1ml)の、[2−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸アリルエステル[AA−50](50mg、0.121mmol)の溶液に、MP−BH
4(144mg、0.290mmol)を添加し、続けて、アセトアルデヒド(4μl、0.075mmol)および酢酸(7μl、0.121mmol)を添加した。前記反応を、室温でオーバーナイト振とうし、ついで、PTFEフリットを通してろ過した。ろ液を、減圧下で蒸発させた。得られた残渣を、メタノールに溶解した。前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮して、表題の化合物を収集し、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。
【0834】
N
*1
*−(7−エチル−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−エタン−1,2−ジアミン[112]の合成
【化131】
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【0835】
フィルターカートリッジにおける、DCM:MeOH:H
2O(5:4:1)(2ml)の、[2−(7−エチル−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4’,3’:4,5]−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸アリルエステル[AA−53](50mg、0.121mmol)の溶液に、PS−PPh
3−Pd(18mg、0.002mmol)およびMP−BH
4(116mg、0.363mmol)を添加した。前記反応を、2時間振とうした。完了後、前記溶液を、Na
2SO
4プラグを通してろ過した。ろ液を、減圧下で濃縮した。残渣を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:2、RT:1.89分、MI:355[M+1]。
【0836】
下記化合物を、スキームA14に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0837】
【表10】
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【0838】
一般式[F−31]の4−(4−アルキル−ピペラジン−1−イル)−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン誘導体の共通する合成(スキームA15)
4−ピペラジン−1−イル−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン[3]を、酢酸および極性のプロトン性溶媒、例えば、MeOHまたはEtOHにおける、一般式[F−30]のアルデヒド誘導体および固形物に支持されたホウ化水素試薬による還元性アミノ化反応に供して、アルキル化誘導体[F−27]を収集した。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0839】
スキームA15
【化132】
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【0840】
4−(4−ベンジル−ピペラジン−1−イル)−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン[115]の合成
【化133】
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【0841】
フィルターカートリッジにおける、MeOH(2ml)の、4−ピペラジン−1−イル−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン[3](50mg、0.142mmol)の溶液に、MP−BH
4(170mg、0.341mmol)、p−アニスアルデヒド(11μl、0.09mmol)、および酢酸(8μl、0.142mmol)を添加した。前記反応を、室温でオーバーナイト振とうし、ついで、PTFEフリットを通してろ過した。ろ液を、減圧下で蒸発させた。得られた残渣を、メタノールに溶解した。前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:2、RT:2.61分、MI:456[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.70(d,2H),8.22(d,2H),7.21(d,2H),7.15(d,2H),3.47(m,7H),2.90(m,5H),2.54(s,2H),2.28(s,3H),1.87(br s,2H),1.73(br s,2H)。
【0842】
下記化合物を、スキームA15に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0843】
【表11】
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【0844】
[この文献は図面を表示できません]
【0845】
[この文献は図面を表示できません]
【0846】
一般式[F−32]の5,6−置換された4−アルコキシ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン誘導体の共通する合成(スキームA16)
4−クロロ−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン[AA−24]を、強塩基、例えば、NaH、KH、またはLDAの存在下で、無水の極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、またはNNPの存在下において、一般式[F−33]のアミノアルコールまたはN−Boc保護されたアミノアルコールによる求核置換反応に供した。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0847】
スキームA16
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
【0848】
ジメチル−[2−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルオキシ)−エチル]−アミン[135]の合成
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
【0849】
DMA(1ml)における、4−クロロ−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン[AA−24](80mg、0.280mmol)および2−ジメチルアミノエタノール(34μl、0.340mmol)の混合物に、NaH(13mg、0.560mmol)を添加した。前記反応混合物を、室温で2時間攪拌した。完了後、前記混合物を、水で希釈した。生成物を、DCM(2×2ml)に抽出した。組み合わせた有機相を、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:2、RT:2.20分、MI:355[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.70(d,2H),8.22(d,2H),3.1(m,2H),2.9(m,2H),2.75(m,2H),2.65(m,2H),2.34(s,6H),1.83(m,4H)。
【0850】
メチル−[2−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルオキシ)−エチル]アミン[136]の合成
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
【0851】
DMA(1ml)における、4−クロロ−2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン[AA−24](80mg、0.280mmol)およびtert−ブチル−N−2−ヒドロキシエチルカルバメート(53μl、0.340mmol)の混合物に、NaH(13mg、0.560mmol)を添加した。前記反応混合物を、室温で2時間攪拌した。完了後、前記混合物を、水で希釈した。生成物を、DCM(2×2ml)に抽出した。組み合わせた有機相を、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、真空下で蒸発させた。DCM(1ml)における粗製の生成物の溶液に、TFA(1ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:2、RT:2.16分、MI:327[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.70(d,2H),8.3(d,2H),2.96(m,2H),2.8(m,2H),2.56m,2H),2.45(m,2H),1.81(m,4H)。
【0852】
下記化合物を、スキームA16に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0853】
【表12】
[この文献は図面を表示できません]
【0854】
[この文献は図面を表示できません]
【0855】
5,6置換された4−アルコキシ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン[F−32]の共通する合成(スキームA17)
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−25]を、強塩基、例えば、NaH、KH、またはLDAの存在下で、無水の極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、またはNNPの存在下において、一般式[F−33]のN−Boc保護されたアミノアルコールによる求核置換反応に供した。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0856】
スキームA17
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
【0857】
(S)−1−シクロヘキシル−2−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルオキシ)−エチルアミン[156]の合成
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
【0858】
DMA(1ml)における、2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−25](100mg、0.185mmol)およびN−Boc―L−シクロヘキシルグリシノール(67mg、0.278mmol)の混合物に、NaH(13mg、0.560mmol)を添加した。前記反応混合物を、室温で2時間攪拌した。完了後、前記混合物を、水で希釈した。生成物を、DCM(2×2ml)に抽出した。組み合わせた有機相を、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製の生成物を、DCM(1ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:2、RT:2.62分、MI:409[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.7(d,2H),8.3(d,2H),4.7(m,2H),4.5(m,2H),3(m,2H),2.9(m,2H),1.81(m,4H),1.7(m,3H),1.6(m,3H),1.2(m,4H)。
【0859】
下記化合物を、スキームA17に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0860】
【表13】
[この文献は図面を表示できません]
【0861】
[この文献は図面を表示できません]
【0862】
一般式[F−32]の5,6置換された4−アルコキシ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン誘導体の共通する合成(スキームA18)
無水溶媒、例えば、THF、ジオキサン、またはジエチルエーテルにおいて、ボラン還元剤、例えば、BH
3.THFまたはBH
3.SMe
2による還元により、一般式[F−35]の一級アルコール誘導体に変換される、一般式[F−34]のN−Boc保護されたアミノ酸から開始して、化合物を合成した。ついで、得られたアミノアルコール誘導体[F−35]を、強塩基、例えば、NaH、KH、またはLDAの存在下で、無水の極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、またはNNPの存在下において、[スキームA5において調製した]5,6−置換−(2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−25]と反応させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0863】
スキームA18
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
【0864】
[(S)−2−ヒドロキシ−1−(4−メトキシ−ベンジル)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[AA−54]の合成
【化140】
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【0865】
THFにおけるBH
3の1M溶液(1.7ml、1.7mmol)を、0℃での乾燥したTHF(2.5ml)における、(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(4−メトキシ−フェニル)−プロパン酸(200mg、0.678mmol)の攪拌溶液に、滴下して添加した。前記混合物を、0℃で2時間攪拌し、ついで、過剰の10% 酢酸/MeOH(5ml)を、ゆっくり添加することにより加水分解し、室温で更に2時間攪拌した。前記溶媒を、減圧下で除去し、残渣を、酢酸エチル(5ml)に溶解し、飽和の重炭酸ナトリウム(2×5ml)および塩水(2×5ml)で洗浄した。組み合わせた有機相を、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させて、白色の固形物として、表題の化合物を提供し、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:1、RT:2.82分、MI:441[M+1]。
【0866】
(S)−1−(4−メトキシ−ベンジル)−2−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルオキシ)−エチルアミン[159]の合成
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
【0867】
DMA(1ml)における2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[AA−25](50mg、0.091mmol)の溶液に、[(S)−2−アミノ−1−(4−メチル−ベンジル)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[AA−54](31mg、0.110mmol)を添加し、続けて、NaH(4mg、0.110mmol)を添加した。前記混合物を、室温で2時間攪拌した。完了後、生成物を、DCM(2ml)で抽出し、塩水(3ml)で洗浄した。有機相に、TFA(2ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:2、RT:2.61分、MI:447[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.7(d,2H),8.1(d,2H),7.2(d,2H),6.9(d,2H),4.7(m,1H),4.5(m,1H),3.8(s,3H),3.6(m,2H),2.9(m,1H),2.8(m,2H),2.7(m,2H),1.81(m,4H)。
【0868】
下記化合物を、スキームA18に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0869】
【表14】
[この文献は図面を表示できません]
【0870】
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【0871】
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【0872】
一般式[F−35]の置換された4−アミノ−2−ピラゾリル−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン誘導体の共通する合成(スキームA19)
一般式[F−21]の2,4−ジクロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−エンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジンを、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下で、室温において、一般式[F−13]の一級および二級のアミン誘導体と反応させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、一般式[F−23]のアミノ誘導体を、パラジウム触媒、例えば、Pd(PPh
3)
4またはPd(PPh
3)
2Cl
2、塩基、例えば、Et
3N、KOH、Na
2CO
3、またはNaOHの存在下で、極性溶媒、例えば、EtOH、THF、DMA、またはジオキサンにおいて、熱的に加熱すること、または、マイクロ波反応器を使用することのいずれかによる高温において、一般式[F−36]のピラゾリルボロン酸またはボロン酸エステルと反応させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0873】
スキームA19
【化142】
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【0874】
[2−(2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[AA−49]の合成
【化143】
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【0875】
DMA(5ml)における2,4−ジクロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン[AA−48](100mg、0.387mmol)の溶液に、Boc−エチレンジアミン(62mg、0.387mmol)を添加し、続けて、Et
3N(110μl、0.774mmol)を添加した。前記混合物を、室温で2時間攪拌した。ついで、生成物を、DCM(2×10ml)で抽出し、塩水(2×10ml)で洗浄した。組み合わせた有機相を、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させて、褐色の固形物を提供した。前記残渣を、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:1、RT:6.26分、MI:383[M+1]。
【0876】
N
*1
*−[2−(1H−ピラゾール−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]−エタン−1,2−ジアミン[181]の合成
【化144】
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【0877】
マイクロ波バイアルに、[2−(2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[AA−49](40mg、0.17mmol)、1H−ピラゾール−4−ボロン酸(23mg、0.20mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(10mg、0.008mmol)、Na
2CO
3(水における2M、180μl、0.6mmol)、およびEtOH(1ml)を充填した。前記反応を、マイクロ波照射下において、150℃に15分間加熱した。ついで、前記混合物を、シリカのプラグを通してろ過し、メタノールで洗浄した。ろ液を、減圧下で濃縮した。DCM(2ml)における粗製の生成物の溶液に、TFA(2ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:2、RT:2.20分、MI:315[M+1]。
1H NMR(300MHz,DMSO):8,41(s,1H),8,20(s,2H),6.80(t,1H),3,74(m,2H),3,06(m,2H),2,94(m,2H),2,74(s,2H),2,53(s,2H),1,81(s,4H)。
【0878】
下記化合物を、スキームA19に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0879】
【表15】
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【0880】
[この文献は図面を表示できません]
【0881】
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【0882】
4PT32P化合物
1つのアプローチにおいて、式[G−100](A=NHまたはNアルキル)の化合物を、適切な溶媒、例えば、DMFにおいて、適切な塩基、例えば、トリエチルアミンの存在下で、式[G−102](Xは、ハロゲン、例えば、塩素またはスルホネートである)の化合物を、式[G−103](Aは、NHまたはNH
2であり、末端窒素におけるZは、H、アルキル、または適切な窒素保護基、例えば、Boc、Alloc、Cbz、若しくはFmocである)の化合物と反応させることにより調製する。
【0883】
【化145】
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【0884】
前記反応を、高温、例えば、40℃で、適切に行う。Zが、適切な窒素保護基、例えば、Boc、Alloc、Cbz、またはFmocである場合、式[G−100]の化合物を、適切な脱保護反応により調製する。例えば、ZがBoc保護基である場合、適切な溶媒、例えば、DCMにおいて、酸、例えば、TFAと反応させる。前記反応を、適切に、室温で行う。1つのアプローチにおいて、式[G−100](A=O)の化合物を、適切な溶媒、例えば、DMAにおいて、適切な塩基、例えば、水素化ナトリウムの存在下で、式[G−102](Xは、ハロゲン、例えば、塩素またはスルホネートである)の化合物を、式[G−103](AはOHであり、末端窒素におけるZは、H、アルキル、または適切な窒素保護基、例えば、Boc、Alloc、Cbz、若しくはFmocである)の化合物と反応させることにより調製する。前記反応を、適切に、室温で行う。Zが、適切な窒素保護基、例えば、Boc、Alloc、Cbz、またはFmocである場合、式[G−100]の化合物を、適切な脱保護反応により調製する。例えば、ZがBoc保護基である場合、適切な溶媒、例えば、DCMにおいて、酸、例えば、TFAと反応させる。前記反応を、適切に、室温で行う。
【0885】
1つのアプローチにおいて、式[G−102](Xは、ハロゲン、例えば、塩素である)の化合物を、式[G−104]の化合物を、適切なハロゲン化剤、例えば、オキシ塩化リンと反応させることにより調製する。前記反応を、高温、例えば、125℃で、適切に行う。式[G−102](Xは、スルホネートである)の化合物を、適切な溶媒、例えば、DMAにおいて、適切な塩基、例えば、トリエチルアミンおよび触媒量のDMAPの存在下で、式[G−104]の化合物を、適切に置換されたスルホニルクロリドと反応させることにより調製する。前記反応を、適切に、室温で行う。
【0886】
【化146】
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【0887】
1つのアプローチにおいて、式[G−104]の化合物を、適切な溶媒、例えば、ジオキサンにおいて、適切な塩基、例えば、カリウム−tert−ペンチレートと共に、式[G−105](R
x1は、アルキル基、例えば、メチルまたはエチルである)の化合物を、式[G−106]の化合物と反応させることにより調製する。前記反応を、適切に、室温で行う。
【0888】
【化147】
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【0889】
別のアプローチにおいて、式[G−104]の化合物を、適切な溶媒、例えば、メタノールにおいて、適切なプロトン性の酸、例えば、塩化水素と共に、式[G−107]の化合物を、式[G−108]の化合物と反応させることにより調製する。前記反応を、適切に、高温で行う。完全な芳香族化による式[G−104]の化合物の収集は、適切な溶媒、例えば、ジクロロメタンにおける、酸化剤、例えば、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノベンゾキノンとの反応により達成される。前記反応を、適切に、室温で行う。
【0890】
【化148】
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【0891】
1つのアプローチにおいて、式[G−103](AはOHである)の化合物を、適切な溶媒、例えば、THFにおいて、式[G−109](末端窒素におけるZは、H、アルキル、または適切な窒素保護基、例えば、Boc、Alloc、Cbz、若しくはFmocである)の化合物を、還元剤、例えば、ボラン−THF錯体と反応させることにより調製する。前記反応を、低温、例えば、0℃で、適切に行う。1つのアプローチにおいて、式[G−103](AはNH
2である)の化合物を、適切な溶媒、例えば、THFにおいて、式[G−110](末端窒素におけるZは、H、アルキル、または適切な窒素保護基、例えば、Boc、Alloc、Cbz、若しくはFmocである)の化合物を、還元剤、例えば、ボラン−THF錯体と反応させることにより調製する。前記反応を、低温、例えば、0℃で、適切に行う。1つのアプローチにおいて、式[G−110]の化合物を、適切な塩基、例えば、ピリジン、炭酸アンモニウムの存在下で、適切な溶媒、例えば、ジオキサンにおいて、式[G−109]の化合物を、Boc無水物と反応させることにより調製する。前記反応を、適切に、室温で行う。
【0892】
【化149】
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【0893】
上記方法の例は、下記スキームにおいて図示される。
【0894】
【化150】
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【0895】
一般式[G−104]の6,7−置換された2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オールの共通する合成(スキームB1)
一般式[G−105]の4,5−置換−3−アミノ−チオフェン−2−カルボン酸アルキルエステル誘導体(Rx=アルキル、例えば、メチルまたはエチル)を、ヒンダードアルコキシド塩基、例えば、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレートまたは乾燥した非プロトン性溶媒、例えば、ジオキサン若しくはTHFにおけるカリウム−tert−ブトキシドの存在下で、室温において、一般式[G−106]の4−シアノピリジン誘導体との環化反応に供して、式[G−104]の6,7−置換された2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール誘導体を収集した。
【0896】
スキームB1
【化151】
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【0897】
6−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−01]の合成
【化152】
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【0898】
乾燥したジオキサン(10ml)における4−シアノピリジン(552mg、5.3mmol)の溶液に、3−アミノ−5−メチル−チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル(1g、5.84mmol)を添加し、続けて、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート(6.9ml、11.7mmol)を添加した。前記反応混合物を、室温でオーバーナイト攪拌した。完了後、形成された沈殿物を、ろ過し、ジエチルエーテルで洗浄した。残渣を、何らの更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:3、RT:2.44分、MI:244[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):2.60(s,3H),7.23(d,1H),8.05(m,2H),8.76(m,2H)。
【0899】
下記化合物を、スキームB1に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0900】
【化153】
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【0901】
6,7−ジメチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−02]を、室温での、3−アミノ−4,5−ジメチル−チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、黄色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:3.05分、MI:258[M+1]。
【0902】
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
【0903】
6−tert−ブチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−03]を、室温での、3−アミノ−5−tert−ブチル−チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、オフホワイト色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:3.02分、MI:286[M+1]。
【0904】
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
【0905】
7−(4−ブロモ−フェニル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−04]を、室温での、3−アミノ−4−(4−ブロモ−フェニル)−チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、黄色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:4.11分、MI:384〜386[M+1]。
【0906】
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0907】
7−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−05]を、室温での、3−アミノ−4−メチル−チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、黄色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:1、RT:3.09分、MI:243[M+1]。
【0908】
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
【0909】
6−フェニル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−06]を、室温での、3−アミノ−5−フェニル−チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、オフホワイト色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:1、RT:3.46分、MI:306[M+1]。
【0910】
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
【0911】
6−(4−tert−ブチル−フェニル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−07]を、室温での、3−アミノ−5−(4−tert−ブチル−フェニル)−チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびジオキサンの反応により調製して、オフホワイト色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:1、RT:4.78分、MI:362[M+1]。
【0912】
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
【0913】
2−(2−クロロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−08]を、室温での、メチル 3−アミノ−2−チオフェン−カルボキシレート、2−クロロ−4−ピリジンカルボニトリル、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびTHFの反応により調製して、淡い黄色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:8、RT:3.32分、MI:264[M+1]。
【0914】
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
【0915】
9−クロロ−2−(2−クロロ−ピリジン−4−イル)−ベンゾ[4,5]チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−09]を、室温での、3−アミノ−4−クロロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびTHFの反応により調製して、オフホワイト色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:2、RT:3.6分、MI:314[M+1]。
【0916】
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
【0917】
2−ピリジン−4−イル−ピリド[3’,2’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[BB−10]を、室温での、エチル3−アミノチエノ[2,3−b]ピリミジン−2−カルボキシレート、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびTHFの反応により調製して、オフホワイト色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:2、RT:2.57分、MI:281[M+1]。
【0918】
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
【0919】
7,9−ジメチル−2−ピリジン−4−イル−ピリド[3’,2’:4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オール[BB−11]を、室温での、エチル3−アミノ−4,6−ジメチルチエノ[2,3−b]ピリミジン−2−カルボキシレート、4−シアノピリジン、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびTHFの反応により調製して、オフホワイト色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法:2、RT:3.07分、MI:309[M+1]。
【0920】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
【0921】
2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−13]を、室温での、メチル 3−アミノ−2−チオフェン−カルボキシレート、4−ピリジンカルボニトリル、トルエンにおける1.7Mのカリウム−tert−ペンチレート、およびTHFの反応により調製して、淡い黄色の固形物として、表題の化合物を取得した。LCMS法B:1.98分、100%、230.00[M+H]
一般式[G−104]の、6,7−置換された2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オールの共通する合成(スキームB2)
一般式[G−107]の4,5−置換−3−アミノ−チオフェン−2−カルボン酸アミド誘導体を、ジオキサンにおける4Mの塩化水素の存在下で、適切な溶媒、例えば、メタノールにおいて、一般式[G−108]のイソニコチンアルデヒド誘導体との環化反応に供した。前記反応を、高温、例えば、マイクロ波反応器における140℃で、適切に20分間行う。その後に、完全な芳香族化が、適切な溶媒、例えば、ジクロロメタンにおいて、室温での、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノベンゾキノンにより達成されて、一般式[G−104]の6,7−置換された2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オールを収集した。
【0922】
スキームB2
【化164】
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【0923】
2−(3−フルオロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−14]の合成
【化165】
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【0924】
マイクロ波バイアルに、3−アミノ−チオフェン−2−カルボン酸アミド(2g、14.07mmol)、3−フルオロイソニコチンアルデヒド(0.85ml、8.52mmol)、ジオキサンにおける4Mの塩化水素(0.7ml、2.81mmol)、およびメタノール(20ml)を充填した。前記反応混合物を、マイクロ波照射下において、140℃に20分間加熱した。完了後、前記混合物を、減圧下で濃縮した。ジクロロメタン(20ml)における粗製の生成物の溶液に、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノベンゾキノン(3.2g、14.07)を添加した。前記混合物を、室温で18時間攪拌した。完了後、形成された沈殿物をろ過し、メタノールで洗浄した。残渣を、何らの更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:5、RT:3.39分、MI:248[M+1]。NMR 1H(DMSO,300MHz):13.03(s,1H),8.80(d,1H),8.62(dd,1H),8.27(d,1H),7.80(t,1H),7.52(d,1H)。
【0925】
下記化合物を、スキームB2に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0926】
2−(2−クロロ−5−フルオロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−15]
【化166】
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【0927】
マイクロ波バイアルに、3−アミノ−チオフェン−2−カルボン酸アミド(1.3g、9.3mmol)、2−クロロ−5−フルオロ−4−ホルミルピリジン(1g、5.6mmol)、濃塩酸(1滴)、およびメタノール(10ml)を充填した。前記反応混合物を、マイクロ波照射下において、120℃に20分間加熱した。完了後、前記混合物を、減圧下で濃縮した。ジクロロメタン(20ml)における粗製の生成物の溶液に、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノベンゾキノン(2.3g、9.3mmol)を添加した。前記混合物を、室温で18時間攪拌した。完了後、形成された沈殿物をろ過し、メタノールで洗浄した。残渣を、何らの更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:8、RT:3.20分、MI:281〜283[M+1]。1H NMR(DMSO,300MHz):8.68(1H,d),8.27(1H,d),7.96(1H,d),7.51(1H,d)。
【0928】
2−(2−クロロ−3−フルオロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−15a]
【化167】
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【0929】
マイクロ波バイアルに、3−アミノ−チオフェン−2−カルボン酸アミド(0.5g、3.5mmol)、2−クロロ−3−フルオロ−4−ホルミルピリジン(0.75g、2.12mmol)、1.25Nの塩酸(1滴)、およびメタノール(4ml)を充填した。前記反応混合物を、マイクロ波照射下において、120℃に20分間加熱した。完了後、前記混合物を、減圧下で濃縮した。ジクロロメタン(5ml)における粗製の生成物の溶液に、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノベンゾキノン(800mg、3.5mmol)を添加した。前記混合物を、室温で18時間攪拌した。完了後、形成された沈殿物をろ過し、メタノールで洗浄した。残渣を、何らの更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:8、RT:3.21分、MI:281〜283[M+1]。
1H NMR(DMSO)13.09(1H,s,br),8.46(1H,d),8.29(1H,d),7.83(1H,t),7.51(1H,d)。
【0930】
2−(3−クロロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−15b]
【化168】
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【0931】
マイクロ波バイアルに、3−アミノ−チオフェン−2−カルボン酸アミド(1g、7.03mmol)、3−クロロ−ピリジン−4−カルバルデヒド(0.6g、4.24mmol)、エタノールにおける2.5Nの塩酸(0.56mL、1.4mmol)、およびエタノール(10ml)を充填した。前記反応混合物を、マイクロ波照射下において、140℃に20分間加熱した。完了後、形成された沈殿物をろ過し、DCM、ついで、メタノールで洗浄した。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO
2、MeOH:DCM溶出)により精製して、表題の化合物を取得した(0.52g、収率47%)。LCMS法:10、MI:264[M+1]。
【0932】
一般式[G−113]の7−ハロ置換−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オールの共通する合成(スキームB3a)
一般式[G−112]の6−置換された2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール誘導体を、ハロゲン化剤、例えば、Br
2、N−ブロモスクシンイミド、オキシ臭化リン(V)、および酸性試薬、例えば、酢酸の存在下において、C7位で臭化し、または、ハロゲン化剤、例えば、N−クロロスクシンイミドおよび酸性試薬、例えば、酢酸の存在下において、C7位で塩素化して、一般式[G−113]における、対応する7−ハロ置換−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール誘導体を取得した、スキームB3a。
【0933】
スキームB3a
【化169】
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【0934】
7−ブロモ−6−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−16]の合成
【化170】
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【0935】
クロロホルム(10ml)における臭素(1.2ml、23.2mmol)の溶液を、0℃でのクロロホルム(15ml)酢酸(15ml)における、6−tert−ブチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−01](2.84g、11.6mmol)の攪拌溶液に添加した。前記混合物を、室温に温め、オーバーナイト攪拌した。完了後、得られた固形物をろ過し、クロロホルムおよびジエチルエーテルで洗浄して、黄色の固形物として、表題の化合物を収集した。LCMS法:4、RT:2.14分、MI:322〜324[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.76(m,2H),8.05(m,2H),2.60(s,3H)。
【0936】
下記化合物を、スキームB3aに示される共通する合成に基づいて調製した。
【0937】
7−ブロモ−2−(3−フルオロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−17]の合成
【化171】
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【0938】
臭素(1.2ml、24.27mmol)を、酢酸(20ml)における2−(3−フルオロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−14](2.00g、8.09mmol)の攪拌溶液に、室温で添加した。前記混合物を、80℃に加熱し、還流条件下において、オーバーナイト攪拌した。完了後、10% チオ硫酸ナトリウム溶液(5ml)を添加した。得られた固形物をろ過し、水および酢酸エチルで洗浄して、無色の固形物として、表題の化合物を収集した。LCMS法:6、RT:4.33分、MI:326〜238[M+1]。NMR 1H(DMSO,300MHz):7.82(dd,1H),8.47(s,1H),8.63(d,1H),8.81(s,1H),13.28(bs,1H)。
【0939】
7−クロロ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−18]の合成
【化172】
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【0940】
AcOH(10ml)における2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−13](0.5g、2.18mmol)の攪拌懸濁液に、NCS(1.46g、10.9mmol)を添加した。前記反応を、80℃に加熱した。18時間後、さらに、NCS(0.58g、4.36mmol)を添加した。前記混合物を、80℃で、さらに24時間攪拌した。前記反応混合物を冷却し、減圧下で蒸発させた。得られた残渣を、H
2Oに懸濁させ、形成された固形物を、ろ過により収集して、表題の化合物を取得し(0.4g、収率70%)、更なる精製をすることなく使用した。LCMS法B、4.16分、64%、263.95[M+H]
7−ブロモ−6−tert−ブチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−19]の合成
【化173】
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【0941】
クロロホルム(1ml)における臭素(60μL、1.17mmol)の溶液を、0℃でのクロロホルム(4ml)および酢酸(5ml)における、6−tert−ブチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−03](0.33g、1.17mmol)の攪拌溶液に添加した。前記混合物を、室温に温め、オーバーナイト攪拌した。完了後、得られた固形物をろ過し、クロロホルムおよびジエチルエーテルで洗浄して、黄色の固形物として、表題の化合物を収集した。LCMS法:3、RT:4.22分、MI:364〜366[M+1]。
【0942】
7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−20]の合成
【化174】
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【0943】
AcOH(400ml)における2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−13](20g、87.2mmol)の攪拌懸濁液に、Br
2(20ml)を添加した。前記混合物を、80℃で24時間攪拌した。ついで、更なるBr
2(10ml)を添加した。前記混合物を、80℃で、さらに24時間攪拌した。前記反応混合物を冷却し、H
2O−氷の混合物に注いだ。黄色の沈殿物を、ろ過により収集し、飽和のメタ重亜硫酸ナトリウムで洗浄し、ついで、H
2O、続けて、Et
2Oで洗浄して、淡い黄色の固形物として、表題の化合物を取得した(24.1g、収率90%)。LCMS法:8、RT:3.28分、MI:307〜309[M+1]。
1H NMR(DMSO)8.99(2H,d),8.49(1H,s),8.42(2H,d)。
【0944】
一般式[G−116]の6−ハロ置換−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール誘導体の共通する合成(スキームB3b)
一般式[G−115]の7−置換された2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール誘導体を、ハロゲン化剤、例えば、Br
2、N−ブロモスクシンイミド、オキシ臭化リン(V)、および酸性試薬、例えば、酢酸の存在下において、C6位で臭化し、または、ハロゲン化剤、例えば、N−クロロスクシンイミドおよび酸性試薬、例えば、酢酸の存在下において、C6位で塩素化して、一般式[G−116]における、対応する6−ハロ置換−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール誘導体を取得した、スキームB3b。
【0945】
スキームB3b
【化175】
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【0946】
6−ブロモ−7−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−21]の合成
【化176】
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【0947】
クロロホルム(30ml)における臭素(600μL、4.1mmol)の溶液を、0℃でのクロロホルム(20ml)酢酸(15ml)における、7−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−05](1g、10.030mmol)の攪拌溶液に添加した。前記混合物を、室温に温め、オーバーナイト攪拌した。完了後、得られた固形物をろ過し、クロロホルムおよびジエチルエーテルで洗浄して、黄色の固形物として、表題の化合物を収集し、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法B、純度:98%、RT:3.85分、MI:321〜323。
【0948】
一般式[G−100]の4PT32P誘導体の共通する合成(スキームB4)
一般式[G−100]の4PT32P誘導体を、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アルキルアミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMおよび触媒量のDMAPと共に、(スキームB1&B2に記載の)一般式[G−104]の6,7−置換された2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オールと、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリドとの反応により調製した。中間体である、一般式[G−111]の6,7−置換−(2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステルを単離し、ついで、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下で、室温において、一般式[G−117]の一級または二級アミノ誘導体と反応させた[方法A]。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。一般式[G−100]の4PT32P誘導体を、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アルキルアミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMおよび触媒量のDMAPと共に、(スキームB1、B2&B3に記載の)一般式[G−104]の6,7−置換された2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オールと、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリドとの反応により調製した。ついで、更なる精製をすることなく、粗製物を使用し、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下で、室温において、一般式[G−117]の一級または二級アミノ誘導体と、さらに反応させた[方法B]。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。一般式[G−100]の4PT32P誘導体を、一般式[G−104]の6,7−置換された2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オールと、塩素化剤、例えば、オキシ塩化リンとの反応により調製して、一般式[G−112]の化合物を取得し、ついで、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下で、室温において、一般式[G−117]の一級または二級アミノ誘導体と反応させた[方法C]。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0949】
スキームB4
【化177】
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【0950】
方法A
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 7−ブロモ−6−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−22]の合成
【化178】
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【0951】
DCM(15ml)における7−ブロモ−6−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−16](3.76g、11.6mmol)の溶液に、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(4.25g、23.2mmol)、Et
3N(2.2ml、23.2mmol)、およびDMAP(27mg、0.22mmol)を添加した。前記混合物を、1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、水で希釈した。生成物を、DCM(2×10ml)に抽出した。組み合わせた有機相を乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させて、褐色の固形物として、表題の化合物を提供した。前記粗製物を、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:3、RT:6.36分、MI:588〜590[M+1]。
【0952】
(S)−N
*1
*−(7−ブロモ−6−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン[300]の合成
【化179】
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【0953】
DMA(5ml)における2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 7−ブロモ−6−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−22](2.5g、4.24mmol)の溶液に、(S)−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン[AA−46](700μl、4.66mmol)を添加し、続けて、Et
3N(1.1ml、8.48mmol)を添加した。前記混合物を、室温で2時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:4、RT:4.07分、MI:454〜456[M+1]。
1H NMR(300MHz,DMSO):8.69(d,2H),8.06(d,2H),7.32(m,5H),3.86(m,1H),3.37(m,2H),2.77(m,2H),2.59 (s,3H)
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 6−フェニル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−23]の合成
【化180】
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【0954】
DCM(5ml)における6−フェニル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−06](671mg、2.2mmol)の溶液に、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(710mg、2.64mmol)を添加し、Et
3N(920μl、6.6mmol)およびDMAP(14mg、0.11mmol)を添加した。前記混合物を、1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、水で希釈した。生成物を、DCM(2×2ml)に抽出した。組み合わせた有機相を、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、蒸発させて、褐色の固形物として、2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 6−フェニル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−16]を提供した。前記粗製物を、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:3、RT:6.12分、MI:572[M+1]。
【0955】
6−フェニル−4−ピペラジン−1−イル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン[301]の合成
【化181】
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【0956】
DMA(1ml)における2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホン酸 6−フェニル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−23](60mg、0.105mmol)の溶液に、ピペラジン(10mg、0.115mmol)を添加し、続けて、Et
3N(30μl、0.210mmol)を添加した。前記混合物を、室温で2時間攪拌した。粗製の反応混合物を、DCM(1ml)で抽出し、塩水(2ml)で洗浄した。前記抽出物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、所望の化合物を収集した。LCMS法:2、RT:2.20分、MI:374[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.73(dd,2H),8.27(dd,2H),8(s,1H),7.91(d,2H),7.51(m,3H),4.06(m,4H),3.04(m,4H)。
【0957】
下記の、一般式[G−111]の6,7−置換−(2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステルを調製した。
【0958】
2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホン酸 6−tert−ブチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−24]の合成
【化182】
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【0959】
DCM(5ml)における6−tert−ブチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−03](630mg、2.2mmol)の溶液に、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(710mg、2.64mmol)、Et
3N(920μl、6.6mmol)、およびDMAP(14mg、0.110mmol)を添加した。前記混合物を、1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、水で希釈した。生成物を、DCM(2×2ml)に抽出した。組み合わせた有機相を乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させて、褐色の固形物として、表題の化合物を提供した。前記粗製物を、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:3、RT:6.25分、MI:551[M+1]。
【0960】
【化183】
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【0961】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 6,7−ジメチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−25]を、室温での、6,7−ジメチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−02]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.33分、MI:524[M+1]。
【0962】
【化184】
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【0963】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 7−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−26]を、室温での、7−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−05]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.15分、MI:510[M+1]。
【0964】
【化185】
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【0965】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 7−(4−ブロモ−フェニル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−27]を、室温での、7−(4−ブロモ−フェニル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−04]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.69分、MI:650[M+1]。
【0966】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 7−ブロモ−6−tert−ブチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−29]の合成
【化186】
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【0967】
2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 7−ブロモ−6−tert−ブチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−28]を、室温での、7−ブロモ−6−tert−ブチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−19]、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド、Et
3N、DMAP、およびDCMの反応により調製して、褐色の固形物として、所望の化合物を取得した。LCMS法:3、RT:6.56分、MI:630〜632[M+1]。
【0968】
(S)−N
*1
*−(2−ピリジン−4−イル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)−ブタン−1,2−ジアミン[302]の合成
【化187】
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【0969】
DMA(2ml)における2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 7−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−26](100mg、0.196mmol)の溶液に、(S)−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン[AA−46](32mg、0.216mmol)を添加し、続けて、Et
3N(55μl、0.392mmol)を添加した。前記混合物を、室温で2時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:4、RT:3.70分、MI:376[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.68(dd,2H),8.10(dd,2H),7.80(s,1H),7.34(m,5H),3.87(m,1H),3.39(m,2H),2.79(m,2H),2.41(s,3H)。
【0970】
(S)−N
*1
*−(7−ブロモ−6−tert−ブチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロパン−1,2−ジアミン[303]
【化188】
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【0971】
DMA(2ml)における2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸 7−ブロモ−6−tert−ブチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−29](173mg、0.275mmol)の溶液に、[(S)−2−アミノ−1−(2−メトキシ−ベンジル)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[AA−45](85mg、0.302mmol)を添加し、続けて、Et
3N(120μl、0.825mmol)を添加した。前記混合物を、室温で2時間攪拌した。粗製の反応混合物を、DCM(2ml)で抽出し、塩水(3ml)で洗浄した。有機相にTFA(2ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:4、RT:3.79分、MI:526〜528[M+1]。
【0972】
方法B
【化189】
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【0973】
(S)−N
*1
*−[7−ブロモ−2−(3−フルオロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル]−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン[304]の合成
DCM(40ml)における7−ブロモ−2−(3−フルオロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−17](2.0g、6.13mmol)の溶液に、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(2.2g、7.36mmol)、トリエチルアミン(2.6ml、18.40mmol)、およびDMAP(75mg、0.613mmol)を添加した。前記溶液を、室温で4時間攪拌した。((S)−2−アミノ−1−ベンジル−エチル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル(1.84g、7.36mmol)を添加した。前記混合物を、室温で18時間攪拌した。粗製の反応混合物を、DCM(150ml)で抽出し、塩水(100ml)で洗浄した。組み合わせた有機相を乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させて、粗製のガムを提供した。同ガムを、エーテルで粉砕して、淡い白色の固形物として、N−Boc保護された中間体を提供した。前記N−Boc保護された中間体を、HCl/ジオキサンの4M溶液(10ml)に溶解した。前記混合物を、室温でオーバーナイト攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、続けて、エーテルで粉砕して、所望の化合物を収集した。LCMS法:9、RT:5.34分、MI:458〜460[M+1]。1H NMR(MeOD,300MHz):8.61(d,1H),8.52(dd,1H),8.18(s,1H),8.02(m,1H),7.32(m,5H),3.99(m,2H),3.77(m,1H),3.06(d,2H)。
【0974】
(R)−3−[2−(2−クロロ−5−フルオロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル[BB−31]の合成
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
【0975】
DCM(10ml)における、2−(2−クロロ−5−フルオロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−15](1.46g、5.18mmol)およびDMAP(63mg、0.518mmol)の攪拌懸濁液に、トリエチルアミン(1.6ml、11.4mmol)を添加し、続けて、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(2.35g、7.77mmol)を添加した。前記反応混合物を、室温で1時間攪拌した。その間に、前記溶液は、透明になった。粗製の反応混合物を、減圧下で蒸発させた。ついで、残渣を、DMA(10ml)に溶解し、トリエチルアミン(1.6ml、11.4mmol)を添加し、続けて、(R)−(+)−1−Boc−3−アミノピロリジン(450μL、7.77mmol)を添加した。前記混合物を、室温で18時間攪拌した。前記混合物を、(DCM:H
2O)間で分割した。有機相を分離し、減圧下で蒸発させて、淡い褐色のオイルを取得した。同オイルを、順相クロマトグラフィー(SiO
2、酢酸エチル:シクロヘキサン溶出)により精製して、表題の化合物を取得した(1.71g、収率73%:LCMS法3:4.70分、95%、450.06[M+H];
1H NMR(MeOD)8.40(1H,d),8.05(1H,d),8.03(1H,d),7.44(1H,d),4.80(1H,m),3.87−3.77(1H,m),3.59−3.42(2H,m),3.40(1H,dd),3.36−3.26(1H,m),2.18−2.09(1H,m),1.46(9H,s)。
【0976】
(R)−3−[2−(2−クロロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル[BB−32]の合成
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
【0977】
DCM(30ml)における、2−(2−クロロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−08](2.69g、10.2mmol)およびDMAP(125mg、1mmol)の攪拌懸濁液に、トリエチルアミン(3.1ml、22.4mmol)を添加し、続けて、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(4.6g、15.3mmol)を添加した。前記反応混合物を、室温で1時間攪拌した。粗製の反応混合物を、減圧下で蒸発させた。ついで、残渣を、DMA(30ml)に溶解し、トリエチルアミン(3.1ml、22.4mmol)を添加し、続けて、(R)−(+)−1−Boc−3−アミノピロリジン(2.6ml、15.3mmol)を添加した。前記混合物を、室温で18時間攪拌した。粗製の反応混合物を、(DCM:H
2O)間で分割した。有機相を分離し、乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させて、淡い褐色のオイルを取得した。同オイルを、順相クロマトグラフィー(SiO
2、酢酸エチル:シクロヘキサン溶出)により精製して、表題の化合物を取得した(2.2g、収率50%:LCMS法3:4.81分、85%、432.07[M+H];
1H NMR(DMSO)8.54(1H,dd),8.29(1H,d),8.28(1H,s),8.21(1H,d),7.51(1H,d),4.89−4.80(1H,m),3.79−3.67(1H,m),3.51−3.25(3H,m),2.30−2.19(1H,m),2.07−2.01(1H,m),1.40(9H,s)。
【0978】
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
【0979】
{1−ベンジル−2−[7−ブロモ−2−(3−フルオロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−エチル}−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[BB−33]を、DCMにおける、7−ブロモ−2−(3−フルオロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−17]、DMAP、トリエチルアミン、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリドの反応、続けて、((S)−1−アミノメチル−2−フェニル−エチル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステルとの反応により調製して、表題の化合物を取得した。LCMS法B、RT:4.78分、MI:558〜560。
【0980】
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
【0981】
[1−ベンジル−2−(7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[BB−34]を、DCMにおける、7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−20]、DMAP、トリエチルアミン、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリドの反応、続けて、((S)−1−アミノメチル−2−フェニル−エチル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステルとの反応により調製して、表題の化合物を取得した。LCMS法3:4.39分、95%、542.04[M+H];
1H NMR(DMSO)8.70(2H,d),8.39(1H,s),8.20(2H,d),7.29−7.22(5H,m),6.83(1H,d),4.09−4.06(1H,m),3.78−3.71(1H,m),3.51(1H,m),2.82−2.78(2H,m),1.23(7H,s),0.88(2H,s)。
【0982】
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
【0983】
(R)−3−(6−ブロモ−7−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル[BB−35]を、DCMにおける、6−ブロモ−7−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−21]、DMAP、トリエチルアミン、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリドの反応、続けて、(R)−(+)−1−Boc−3−アミノピロリジンとの反応により調製して、表題の化合物を取得した。LCMS法3 RT:4.77分、MI:490〜492
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
【0984】
(R)−3−[7−ブロモ−2−(3−フルオロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル[BB−36]を、DCMにおける、67−ブロモ−2−(3−フルオロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−17]、DMAP、トリエチルアミン、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリドの反応、続けて、(R)−(+)−1−Boc−3−アミノピロリジンとの反応により調製して、表題の化合物を取得した。LCMS法3 RT:4.49分、MI:494〜496
方法C
【化196】
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【0985】
7−ブロモ−4−クロロ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン(BB−38)の合成
7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−20](12g、38.9mmol)を、オキシ塩化リン(120ml)に懸濁させた。前記懸濁液を、110℃に加熱した。1時間後、前記反応混合物を冷却し、ついで、オキシ塩化リンを、減圧下で除去した。残渣を、トルエンと共沸した。2MのNaOHを、注意深く添加することにより、pHを、pH8に調節した。前記混合物を、室温で18時間攪拌した。淡い褐色の固形物を、ろ過により収集し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させて、表題の化合物を取得し、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:5、RT:5.68分、MI:327[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO)8.92(2H,dd),8.88(1H,s),8.50(2H,dd)。
【0986】
(S)−N
*1
*−(7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)−プロパン−1,2−ジアミン[305]の合成
DMA(2ml)におけるブロモ−4−クロロ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン[BB−38](100mg、0.307mmol)の溶液に、S−(−)−1,2−ジアミノプロパンジヒドロクロリド(50mg、0.308mmol)を添加し、続けて、Et
3N(128μl、0.921mmol)を添加した。前記混合物を、室温で18時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:3、RT:2.25分、MI:364〜366[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.74(2H,dd),8.41(1H,s),8.38(1H,s),8.34(dd,2H),3.72(m,2H),3.46(m,1H),1.21(s,3H)。
【0987】
7−クロロ−4−クロロ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン(BB−39)の合成
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
【0988】
DMF(2ml)における7−クロロ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−18](0.2g、0.78mmol)の攪拌溶液に、POCl
3(40μL)を添加した。RMを、80℃で48時間攪拌した。前記反応混合物を冷却し、氷水に注ぎ、暗褐色の固形物を、ろ過により収集して、表題の化合物を取得し、更なる精製をすることなく使用した。LCMS法B 5.29分、281.89[M+H]。
【0989】
(S)−N
*1
*−(7−クロロ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン[306]の合成
DMA(1ml)における7−クロロ−4−クロロ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン[BB−39](0.5g、0.18mmol)の攪拌懸濁液に、((S)−1−アミノメチル−2−フェニル−エチル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル(30mg、0.19mmol)およびトリエチルアミン(50μl、0.36mmol)を添加した。前記混合物を、室温で18時間攪拌した。ついで、粗製の反応混合物を、SCXカートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。ろ液を、減圧下で蒸発させ、粗製の反応生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法5:33.06分、85%、396.04[M+H]。
1H NMR(DMSO,300MHz):9.00(1H,s),8.67(2H,d),8.33(2H,s),7.99(2H,d),7.36(5H,m),3.96(1H,d),3.60(1H,m),3.53(1H,m),3.01(1H,dd),2.84(1H,dd),2.49(2H,m)。
【0990】
下記化合物を、スキームB3に示される共通する合成に基づいて調製した。
【0991】
【表16】
[この文献は図面を表示できません]
【0992】
[この文献は図面を表示できません]
【0993】
[この文献は図面を表示できません]
【0994】
[この文献は図面を表示できません]
【0995】
[この文献は図面を表示できません]
【0996】
[この文献は図面を表示できません]
【0997】
[この文献は図面を表示できません]
【0998】
6,7−置換−4−アミノ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジンの共通する合成(スキームB4)
(スキームB1において調製した)一般式[G−104]の6,7−置換された2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オールを、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下で、触媒量のDMAPと共に、室温において、固形物に支持されたスルホニルクロリド誘導体、例えば、ポリスチレン上のベンゼンスルホニルクロリドとの反応による活性化反応に供した。過剰の試薬および反応物質を、ろ過により除去し、前記ポリスチレン樹脂を、溶媒、例えば、DCM、DMF、THFにより洗浄した。ついで、一般式[G−118]のポリマー支持された試薬を、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、またはNMPにおいて、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下で、室温において、一般式[G−117]の一級または二級アミノ誘導体と反応させた。前記樹脂を、PTFEフリットを通してろ過し、溶媒、例えば、DCMにより洗浄した。ろ液および組み合わせた洗浄液を、酸性イオン交換キャッチ リリース・カートリッジに充填した。同カートリッジを、有機溶媒、例えば、メタノールで洗浄した。ついで、生成物を、メタノール性アンモニア溶液により放出した。粗製の生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応混合物を、酸性イオン交換キャッチ−リリースまたは逆相の調製用HPLCにより精製した。
【0999】
スキームB4
【化198】
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【1000】
ポリスチレン支持されたベンゼンスルホン酸 6−(4−tert−ブチル−フェニル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−40]の合成
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
【1001】
6−(4−tert−ブチル−フェニル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−07](60mg、0.167mmol)およびPS−TSCl(120mg、0.250mmol)を、ストッパーで閉じたフィルターカートリッジに入れた。DMA(2ml)を添加し、続けて、Et
3N(70μl、0.5mmol)およびDMAP(1.1mg、0.009mmol)を添加した。前記反応を、室温で3時間振とうした。ついで、前記ポリマーを、(前記ストッパーを取り除いた後に)ろ過した。前記樹脂を、DCMで洗浄して、ポリスチレン支持されたベンゼンスルホン酸 6−(4−tert−ブチル−フェニル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステルを収集した。
【1002】
6−(4−tert−ブチル−フェニル)−4−[1,4]ジアゼパン−1−イル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン[356]の合成
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
【1003】
フィルターカートリッジに入れた、前記ポリスチレン支持されたベンゼンスルホン酸 6−(4−tert−ブチル−フェニル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−40]に、DMA(2ml)を添加し、続けて、ホモピペラジン(20mg、0.2mmol)およびEt
3N(70μl、0.5mmol)を添加した。前記反応を、室温でオーバーナイト振とうした。前記樹脂をろ過し、酢酸エチルで洗浄した。前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:2、RT:2.66分、MI:444[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.68(d,2H),8.22(d,2H),7.82(s,1H),7.8(d,2H),7.52(d,2H),4.22(m,2H),4.15(m,2H),3.28(m,2H),3.06(m,2H),2.13(m,2H),1.32(s,9H)。
【1004】
下記化合物を、スキームB4に示される共通する合成に基づいて調製した。
【1005】
【表17】
[この文献は図面を表示できません]
【1006】
[この文献は図面を表示できません]
【1007】
[この文献は図面を表示できません]
【1008】
[この文献は図面を表示できません]
【1009】
一般式[G−120]および[G−122]の6または7アリール置換−4PT32P誘導体の共通する合成(スキームB5)
一般式[G−119]の7−ブロモ−6−置換−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン誘導体または一般式[G−121]の6−ブロモ−7−置換−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン誘導体を、極性溶媒、例えば、EtOH、THF、DMA、またはジオキサンにおいて、熱的に加熱すること、または、マイクロ波反応器を使用することのいずれかによる高温において、一般式[G−123]の、適切なボロン酸またはボロン酸エステル、パラジウム触媒、例えば、Pd(PPh
3)
4またはPd(PPh
3)
2Cl
2、塩基、例えば、Et
3N、KOH、Na
2CO
3、またはNaOHを使用する、Suzuki型反応において反応させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【1010】
スキームB5
【化201】
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【1011】
(S)−N
*1
*−[6−メチル−7−(2H−ピラゾール−3−イル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル]−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン[388]の合成
【化202】
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【1012】
マイクロ波バイアルに、(S)−N
*1
*−(7−ブロモ−6−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン[300](50mg、0.100mmol)、1H−ピラゾール−5−ボロン酸(13mg、0.115mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(11mg、0.009mmol)、Na
2CO
3(水における2M、100μl、0.2mmol)、およびEtOH(2ml)を充填した。前記反応を、マイクロ波照射下において、150℃に15分間加熱した。ついで、前記混合物を、シリカのプラグを通してろ過し、メタノールで洗浄した。ろ液を、減圧下で濃縮した。粗製の反応生成物を、DCM(2ml)に溶解し、TFA(2ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:4、RT:3.71分、MI:442[M+1]。1H NMR(DMSO,300MHz):8.67(d,2H),8.06(d,2H),8.30(d,1H),7.88(d,1H),7.33(m,5H),3.88(m,1H),3.41(m,2H),2.93(m,2H),2.83(s,3H)。
【1013】
[7−メチル−6−(2H−ピラゾール−3−イル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル]−(R)−ピロリジン−3−イル−アミン[389]の合成
【化203】
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【1014】
マイクロ波バイアルに、(R)−3−(6−ブロモ−7−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル[BB−35](100mg、0.200mmol)、1H−ピラゾール−5−ボロン酸(26mg、0.23mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(31mg、0.02mmol)、Na
2CO
3(水における2M、200μl、0.4mmol)、およびEtOH(2ml)を充填した。前記反応を、マイクロ波照射下において、150℃に15分間加熱した。ついで、前記混合物を、シリカのプラグを通してろ過し、メタノールで洗浄した。ろ液を、減圧下で濃縮した。粗製の反応生成物を、DCM(2ml)に溶解し、TFA(2ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:2、RT:2.43分、MI:378。1H NMR(DMSO,300MHz):8.28(dd,1H),8.73(dd,2H),8.35(dd,2H),7.95(d,1H),4.93(m,1H),3.48(m,1H),3.25(m,1H),3.17m,1H),3.14(m,1H),2.61(s,3H),2.28(m,1H),2.05(m,1H)。
【1015】
下記化合物を、スキームB5に示される共通する合成に基づいて調製した。
【1016】
【表18】
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【1017】
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【1018】
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【1019】
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【1020】
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【1021】
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【1022】
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【1023】
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【1024】
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【1025】
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【1026】
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【1027】
一般式[G−128]の7−アミド−4PT32P誘導体の共通する合成(スキームB6)
一般式[G−124]における7−非置換の2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オールを、ニトロ化剤、例えば、濃硫酸における発煙硝酸との反応により、C7位でニトロ化して、一般式[G−125]の、対応する7−ニトロ−置換された4PT32P誘導体を収集した。ついで、前記7−ニトロ−4PT32P誘導体を、触媒、例えば、活性炭上のパラジウムの存在下における、水素雰囲気下での水素化反応により、一般式[G−126]の、対応する7−アミノPT32P誘導体に還元した。アミド形成を、一般式[G−129]のアシルクロリドと、7−アミノ−4PT32P誘導体[G−126]との反応により行って、一般式[G−127]の、対応する7−アミド置換された4PT32P誘導体を収集した。ついで、中間体である前記一般式[G−127]の7−アミド置換された4PT32P誘導体を、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アルキルアミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMおよび触媒量のDMAPと共に、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリドと反応させた。中間体である、粗製の7−アミド−置換−(2,4,6−トリイソプロピル−ベンゼンスルホン酸)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステルを使用し、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下で、室温において、一般式[G−117]の一級または二級アミノ誘導体と、さらに反応させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【1028】
スキームB6
【化204】
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【1029】
7−ニトロ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−40]の合成
【化205】
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【1030】
0℃での濃硫酸(50ml)における、2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−13](5g、21.8mmol)の攪拌溶液に、発煙硝酸(5ml)を、滴下して添加した。前記反応混合物を、0℃で1時間攪拌した。ついで、前記混合物を、氷に注ぎ、室温でオーバーナイト攪拌した。淡い黄色の沈殿物を、ろ過により収集し、H
2O、続けて、THFで洗浄して、淡い黄色の固形物として、表題の化合物を取得し(1.84g、収率31%)、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法3、2.94分、100%、274.97[M+H]
7−アミノ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−41]の合成
【化206】
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【1031】
7−ニトロ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−40](4.25g、15.5mmol)を、MeOH−DMFの2:3混合物(500ml)に溶解し、PTFE相分離フリットを通してろ過して、任意の未溶解の固形物を除去した。ついで、ろ液を、[活性炭カートリッジ上のパラジウムを、室温およびH
2の大気圧で使用して]1ml/分の流速で、H−cubeに充填した。粗製の反応混合物を、減圧下で蒸発させて、MeOHを除去した。得られたDMF溶液を、SCXカートリッジに注いだ。同カートリッジを、MeOH、続けて、NH
3:MeOHで洗浄した。メタノール性アンモニアのフラッシュを、真空において濃縮して、褐色の固形物として、表題の化合物を提供した(1.5g、収率40%)。同固形物を、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法3、2.35分、100%、244.99[M+H]
シクロペンタンカルボン酸[2−ピリジン−4−イル−4−((R)−ピロリジン−3−イルアミノ)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル]−アミド[470]の合成
【化207】
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【1032】
7−アミノ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−41](100mg、0.42mmol)を、DMA(2ml)およびDIPEA(150μL)に溶解した。前記反応混合物を、0℃に冷却した。DMA(1ml)におけるシクロペンタンカルボニルクロリド(100μL、0.84mmol)の混合物を添加し、前記反応を、0℃で2時間攪拌した。前記混合物を、水(1ml)で処理し、室温で2時間攪拌した。粗製の反応混合物を、DCM(2ml)で抽出し、塩水(3ml)で洗浄した。ついで、有機抽出物を、SCX−2カートリッジに充填し、同カートリッジを、MeOH、続けて、NH
3:MeOHで洗浄した。メタノール性アンモニアのフラッシュを、減圧下で濃縮して、シクロペンタンカルボン酸(4−ヒドロキシ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)−アミド[BB−42]を提供し、粗製物を、次の工程において使用した。DMA(5ml)における、粗製のシクロペンタンカルボン酸(4−ヒドロキシ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)−アミド[BB−42](70mg、0.21mmol)、DMAP(3mg)、TEA(60ml、0.42mmol)の溶液に、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(77mg、0.25mmol)を添加した。前記混合物を、室温でオーバーナイト攪拌した。DMA(1ml)における(R)−(+)−1−Boc−3−アミノピロリジン(40ml、0.21mmol)の混合物を添加し、前記混合物を、室温で24時間攪拌した。水を添加し、前記反応混合物を、DCMで抽出した。抽出物を乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製の生成物を、DCM(2ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。ついで、粗製の反応混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、同カートリッジを、MeOH、続けて、NH
3:MeOHで洗浄した。メタノール性アンモニアのフラッシュを、真空において濃縮した。残渣を、調製用LC−MSにより精製して、表題の化合物を提供した。LCMS法5、2.71分、409[M+H]。
【1033】
下記化合物を、スキームB6に示される共通する合成に基づいて調製した。
【1034】
【表19】
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【1035】
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【1036】
一般式[G−130]の4−アルコキシ−置換された4PT32P誘導体の共通する合成(スキームB7)
[スキームB5において調製した]前記一般式[G−118]の、ポリスチレン支持されたベンゼンスルホン酸 6,7−置換−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステルを、強塩基、例えば、NaH、KH、またはLDAの存在下で、無水の極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、またはNMPにおいて、一般式[G−131]のアミノアルコールによる求核置換反応に供した。反応が完了した後、典型的に、PTFEフリットによる前記樹脂のろ過、続けて、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【1037】
スキームB7
【化208】
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【1038】
7−メチル−2−ピリジン−4−イル−4−((R)−1−ピロリジン−2−イルメトキシ)−チエノ[3,2−d]ピリミジン[476]の合成
【化209】
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【1039】
7−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−05](70mg、0.28mmol)およびPS−TSCl(210mg、0.45mmol)を、ストッパーで閉じたフィルターカートリッジに入れた。DMA(2ml)を添加し、続けて、Et
3N(70μl、0.5mmol)およびDMAP(1.1mg、0.009mmol)を添加した。前記反応を、室温で3時間振とうした。ついで、前記ポリマーを、PTFEフリットを通してろ過した。前記樹脂を、DCM、DMA、DCMで洗浄して、中間体である、ポリスチレン支持されたベンゼンスルホン酸 7−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−43]を収集し、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。
【1040】
ポリマー支持されたベンゼンスルホン酸 7−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルエステル[BB−43](0.280mmol)を、フィルターカートリッジに入れた。DMA(2ml)を添加し、続けて、(R)−(+)−1−boc−2−ピロリジンメタノール(68μl、0.340mmol)およびNaH(14mg、0.340mmol)を添加した。前記反応を、室温でオーバーナイト振とうした。前記樹脂を、PTFEフリットを通してろ過し、酢酸エチルで洗浄した。ろ液を組み合わせ、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、DCM(2ml)に溶解し、TFA(2ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:2、RT:1.91分、MI:313[M+1]。
【1041】
下記化合物を、スキームB7に示される共通する合成に基づいて調製した。
【1042】
【表20】
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【1043】
[この文献は図面を表示できません]
【1044】
一般式[F−132]の7−アリールアミノ置換−4PT32P誘導体の共通する合成(スキームB8)
一般式[G−119]の7−ブロモ−6−置換−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン誘導体を、極性溶媒、例えば、ジオキサンまたはジオキサンとDMAとの組み合わせでの、熱的に加熱すること、または、マイクロ波反応器を使用することのいずれかによる高温において、一般式[G−133]の適切なアミン、パラジウム触媒、例えば、Pd(dba)
2またはPd(OAc)
2、配位子、例えば、Xantphos、および塩基、例えば、NaOtBuまたはCs
2CO
3を使用する、Buchwald型反応に関与させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応生成物を、調製用の逆相HPLCにより精製した。
【1045】
スキームB8
【化210】
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N
*4
*−((S)−2−アミノ−3−フェニル−プロピル)−N
*7
*−フェニル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4,7−ジアミン[485]の合成
【化211】
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【1046】
マイクロ波バイアルに、(S)−N
*1
*−(7−ブロモ−6−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン[336](100mg、0.227mmol)、アニリン(27μl、0.295mmol)、Pd(dba)
2(7mg、0.011mmol)、Xantphos(13mg、0.023mmol)、NaOtBu(45mg、0.454mmol)、DMA(数滴)、およびジオキサン(1ml)を充填した。前記反応を、マイクロ波照射下において、150℃に15分間加熱した。ついで、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:4、RT:4.38分、MI:453[M+1]。
1H NMR(300MHz,DMSO):8.68(2H,d),8.41(1H,s,br),8.24(2H,d),8.17(1H,s),7.34(9H,m),6.87(1H,t),3.89(1H,m,br),3.40(2H,t),2.78(2H,d)。
【1047】
下記化合物を、スキームB8に示される共通する合成に基づいて調製した。
【1048】
【表21】
[この文献は図面を表示できません]
【1049】
[この文献は図面を表示できません]
【1050】
[この文献は図面を表示できません]
【1051】
一般式[F−134]&[G−135]の、7−アルキニル−置換−4PT32Pおよび6−アルキニル置換−4PT32P誘導体の共通する合成(スキームB9)
前記一般式[G−119]の7−ブロモ−6−置換−4−アミノ−2−(3−置換−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン誘導体または一般式[G−121]の6−ブロモ−6−置換−4−アミノ−2−(3−置換−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン誘導体を、極性溶媒、例えば、DMAまたはDMFでの、熱的に加熱すること、または、マイクロ波反応器を使用することのいずれかによる高温において、ヨウ化銅(I)の存在下で、触媒としてのPd(PPh
3)
2Cl
2、配位子としてのトリフェニルホスフィン、および塩基、例えば、Et
3NまたはDEAと共に、一般式[G−136]の適切な末端アルキンを使用する、Sonogashiraカップリング反応に関与させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、または1,4−ジオキサンにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、HClにより、または、キャッチ・アンド・リリース スルホン酸樹脂、例えば、ポリマー支持されたトルエンスルホン酸により、脱保護した。シリル保護されたアセチレンの場合、THFにおける1MのTBAFを使用する更なる脱保護を、前記Boc基の酸媒介開裂の前に使用した。粗製の反応混合物を、調製用の逆相HPLCにより精製した。
【1052】
スキームB9
【化212】
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【1053】
4−[4−((S)−2−アミノ−3−フェニル−プロピルアミノ)−2−(3−フルオロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル]−ブト−3−イン−1−オール[501]の合成
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
【1054】
マイクロ波バイアルに、{(S)−1−ベンジル−2−[7−ブロモ−2−(3−フルオロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−エチル}−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[BB−33](100mg、0.179mmol)、3−ブチン−1−オール(15μL、0.197mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムクロリド(13mg、0.018mmol)、ヨウ化銅(I)(3.4mg、0.018mmol)、トリフェニルホスフィン(9.4mg、0.036mmol)、ジエチルアミン(0.28ml、2.686mmol)、およびDMF(1ml)を充填した。前記反応混合物を、マイクロ波照射下において、150℃に15分間加熱した。完了後、生成物を、酢酸エチル(2×2ml)で抽出し、塩水(2ml)で洗浄した。組み合わせた有機相を乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製の生成物を、DCM(2ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。ついで、粗製の生成物を、SCXカートリッジに充填した。前記カートリッジを、メタノールで洗浄した。ついで、生成物を、2Mのアンモニア/メタノールで溶出した。前記溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の混合物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:7、RT:3.15分、MI:448[M+1]。
1H NMR(300,MHz,DMSO):8.69(d,1H),8.55(d,1H),8.28(s,1H),7.90(m,1H),7.24(m,5H),4.92(bs,1H),3.62(m,2H),2.78(m,1H),2.62(m,2H)。
【1055】
2−メチル−4−[7−メチル−2−ピリジン−4−イル−4−((R)−ピロリジン−3−イルアミノ)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル]−ブト−3−イン−2−オール[502]の合成
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
【1056】
マイクロ波バイアルに、(R)−3−(6−ブロモ−7−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル[BB−35](60mg、0.13mmol)、2−メチル−3−ブチン−1−オール(51μL、0.53mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムクロリド(93mg、0.13mmol)、ヨウ化銅(I)(25mg、0.13mmol)、トリフェニルホスフィン(70mg、0.26mmol)、ジエチルアミン(0.2ml、1.9mmol)、およびDMF(1ml)を充填した。前記反応混合物を、マイクロ波照射下において、150℃に10分間加熱した。完了後、生成物を、酢酸エチル(2×2ml)で抽出し、塩水(2ml)で洗浄した。組み合わせた有機相を乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製の生成物を、DCM(2ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。ついで、粗製の生成物を、SCXカートリッジに充填した。前記カートリッジを、メタノールで洗浄した。ついで、生成物を、2Mのアンモニア/メタノールで溶出した。前記溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の混合物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法5、2.83分、394[M+H]。
【1057】
下記化合物を、スキームB9に示される共通する合成に基づいて調製した。
【1058】
【表22】
[この文献は図面を表示できません]
【1059】
[この文献は図面を表示できません]
【1060】
[この文献は図面を表示できません]
【1061】
[この文献は図面を表示できません]
【1062】
[この文献は図面を表示できません]
【1063】
[この文献は図面を表示できません]
【1064】
[この文献は図面を表示できません]
【1065】
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【1066】
一般式[G−134]のフルオロ−アルキニル−7−4PT32P誘導体の共通する合成(スキームB10)
前記一般式[G−119]の7−ブロモ−6−置換−4−アミノ−2−(3−置換−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン誘導体を、極性溶媒、例えば、DMAまたはDMFでの、熱的に加熱すること、または、マイクロ波反応器を使用することのいずれかによる高温において、ヨウ化銅(I)の存在下で、触媒としてのPd(PPh
3)
2Cl
2、配位子としてのトリフェニルホスフィン、および塩基、例えば、Et
3NまたはDEAと共に、一般式[G−136]の適切な末端プロパルギルアルコールまたはホモプロパルギルアルコールを使用する、Sonogashiraカップリング反応に関与させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、中間体を、カラムクロマトグラフィーにより精製して、アセチレン性の中間体を取得した。これを、塩素化溶媒、例えば、クロロホルムまたはDCMにおいて、低温での、(ジエチルアミノ)三フッ化硫黄を使用するフッ素化反応に関与させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、または1,4−ジオキサンにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、HClにより、または、キャッチ・アンド・リリース スルホン酸樹脂、例えば、ポリマー支持されたトルエンスルホン酸により、脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【1067】
スキームB10
【化215】
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【1068】
(S)−N
*1
*−[7−(3−フルオロ−ブト−1−インイル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル]−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン[544]の合成
【化216】
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【1069】
マイクロ波バイアルに、[(S)−1−ベンジル−2−(7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[BB−34](100mg、0.185mmol)、(S)−(−)−3−ブチン−2−オール(59μL、0.740mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムクロリド(13mg、0.018mmol)、ヨウ化銅(I)(4mg、0.019mmol)、トリフェニルホスフィン(10mg、0.036mmol)、ジエチルアミン(0.28ml、2.686mmol)、およびDMF(0.8ml)を充填した。前記反応混合物を、マイクロ波照射下において加熱した。ついで、粗製の生成物を、液−液抽出により単離し、カラムクロマトグラフィー(0〜5% MeOH:DCM)により精製して、所望のプロパルギルアルコールを提供した。前記プロパルギルアルコールを、CHCl
3(2ml)に溶解し、0℃に冷却した。DAST(100μl、0.82mmol)を添加した。前記混合物を、0℃で2時間攪拌した。前記反応混合物を、氷で反応を停止させ、NaHCO
3で塩基性化した。粗製の生成物を、DCMに抽出し、ついで、相分離カートリッジに充填した。前記DCM溶液を、0℃に冷却し、TFAを添加した。2時間後、前記反応混合物を、SCXカートリッジに充填し、MeOHで洗浄した。ついで、生成物を、2Mのアンモニア/メタノールで溶出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:3.32分、MI:432[M+1]。1H NMR(DMSO,300MHz):8.87(1H,s,br),8.67(2H,d),8.50(1H,s),8.28(2H,s),7.99(2H,d),7.39−7.33(5H,m),5.75(1H,dq),3.97−3.92(1H,m),3.54−3.45(2H,m),2.93−2.77(2H,m),1.68(3H,dd)。
【1070】
下記化合物を、スキームB10に示される共通する合成に基づいて調製した。
【1071】
【表23】
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【1072】
7(S)−3−フェニル−N
*1
*−[2−ピリジン−4−イル−7−(3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル]−プロパン−1,2−ジアミン[547]の合成(スキームB11)
スキームB11
【化217】
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【1073】
(S)−3−フェニル−N
*1
*−[2−ピリジン−4−イル−7−(3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル]−プロパン−1,2−ジアミン[547]の合成
マイクロ波バイアルに、[(S)−1−ベンジル−2−(7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[BB−34](60mg、0.114mmol)、(TMS)−アセチレン(65μL、0.456mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムクロリド(9mg、0.012mmol)、ヨウ化銅(I)(3mg、0.012mmol)、トリフェニルホスフィン(7mg、0.024mmol)、ジエチルアミン(0.2ml)、およびDMF(0.8ml)を充填した。前記反応混合物を、マイクロ波照射下において加熱した。ついで、粗製の生成物を、液−液抽出により単離した。DMF(2ml)における、粗製のアセチレンおよびヨウ化銅(I)(2mg、0.006mmol)の攪拌溶液に、TMSアジド(30μL、0.226mmol)を添加した。前記反応混合物を、100℃に加熱した。18時間後、前記反応混合物を、SCXカートリッジに充填し、MeOHで洗浄した。ついで、生成物を、2Mのアンモニア/メタノールで溶出し、蒸発させた。粗製の生成物を、DCM(2ml)に溶解し、TFA(2ml)を添加した。5時間後、前記反応混合物を、再度、SCXカートリッジに充填し、MeOHで洗浄した。ついで、生成物を、2Mのアンモニア/メタノールで溶出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:2.80分、MI:429[M+1]。1H NMR(DMSO,300MHz):8.78(1H,s),8.69(2H,d),8.53(1H,s),8.36(1H,s,br),8.10(2H,d),7.39−7.33(5H,m),3.95(1H,m),3.51(2H,m),2.95−2.93(1H,m),2.74(1H,m)。
【1074】
一般式[G−138]のアリール−エチニル−7−置換−4PT32P誘導体の共通する合成(スキームB12)
前記一般式[G−119]の7−ブロモ−4PT32P誘導体を、極性溶媒、例えば、DMAまたはDMFでの、熱的に加熱すること、または、マイクロ波反応器を使用することのいずれかによる高温において、ヨウ化銅(I)の存在下で、触媒としてのPd(PPh
3)
2Cl
2、配位子としてのトリフェニルホスフィン、および塩基、例えば、Et
3NまたはDEAと共に、保護されたアセチレンを使用する、Sonogashiraカップリング反応に関与させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記保護されたアセチレンを、フッ化物の適切な供給源、例えば、TBAFを使用して脱保護し、ついで、一般式[G−137]の適切な臭化物による第2のSonogashiraに供した。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、または1,4−ジオキサンにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、HClにより、または、キャッチ・アンド・リリース スルホン酸樹脂、例えば、ポリマー支持されたトルエンスルホン酸により、脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【1075】
スキームB12
【化218】
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【1076】
(S)−3−フェニル−N
*1
*−(2−ピリジン−4−イル−7−チアゾール−4−イルエチニル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)−プロパン−1,2−ジアミン[548]の合成
【化219】
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【1077】
マイクロ波バイアルに、[(S)−1−ベンジル−2−(7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[BB−34](500mg、0.925mmol)、tert−ブチルジメチルシリルアセチレン(700μL、3.7mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムクロリド(65mg、0.093mmol)、ヨウ化銅(I)(18mg、0.093mmol)、トリフェニルホスフィン(50mg、0.186mmol)、ジエチルアミン(0.2ml)、およびDMF(0.8ml)を充填した。前記反応混合物を、マイクロ波照射下において、150℃で10分間加熱した。ついで、粗製の反応混合物を、(DCM:H
2O)間で分割した。有機相を分離し、乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製の反応生成物を、THF(15ml)に溶解し、0℃に冷却した。TBAF(THFにおける1M、1.1ml、1.06mmol)を添加した。3時間後、粗製の反応混合物を、(DCM:H
2O)間で分割した。有機相を分離し、乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製物を、前記第2のSonogashiraカップリングに使用した。粗製の反応生成物(100mg、0.2mmol)に、4−ブロモチアゾール(74μl、0.84mmol)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(II)(15mg、0.021mmol)、PPh
3(11mg、0.042mmol)、CuI(4mg、0.021mmol)、およびジエチルアミン−DMF(1:4、1ml)を添加した。ついで、混合物を、マイクロ波照射下において、150℃で10分間加熱した。粗製の反応混合物を、(DCM:H
2O)間で分割した。有機相を分離し、乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製の反応生成物を、DCM(2ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加した。前記混合物を、室温で2時間攪拌した。ついで、前記反応混合物を、SCXカートリッジに充填し、MeOHで洗浄した。ついで、生成物を、2Mのアンモニア/メタノールで溶出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:3.05分、MI:469[M+1]。1H NMR(MeOD,300MHz)9.08(1H,d),8.58(2H,d),8.28(2H,d),8.27(1H,s),8.00(1H,d),7.36−7.24(5H,m),3.97(1H,dd),3.54−3.47(2H,m),2.84−2.81(2H,m)。
【1078】
下記化合物を、スキームB12に示される共通する合成に基づいて調製した。
【1079】
【表24】
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【1080】
[この文献は図面を表示できません]
【1081】
一般式[G−139]の7−アミド置換−4PT32P誘導体の共通する合成(スキームB13)
前記一般式[G−119]の7−ブロモ−4PT32P誘導体を、極性溶媒、例えば、ジオキサンでの、熱的に加熱すること、または、マイクロ波反応器を使用することのいずれかによる高温において、一般式[G−140]の適切なアミン、カルボニル源、例えば、ヘキサカルボニルモリブデン、パラジウム触媒、例えば、cataCXium C、配位子、例えば、トリ−tert−ブチルホスホニウム テトラフルオロボレート、および塩基、例えば、DBUを使用する、カルボニル化型反応に関与させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【1082】
スキームB13
【化220】
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【1083】
4−((S)−2−アミノ−3−フェニル−プロピルアミノ)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボン酸 ジメチルアミド[550]の合成
【化221】
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【1084】
マイクロ波バイアルに、(S)−N
*1
*−(7−ブロモ−6−メチル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン[336](50mg、0.114mmol)、ジメチルアミン(THFにおける2M、570μl、1.14mmol)、CataCXium C(10mg、0.010mmol)、トリ−tert−ブチルホスホニウム テトラフルオロボレート(6mg、0.020mmol)、DBU(51μl、0.342mmol)、ヘキサカルボニルモリブデン(30mg、0.114mmol)、およびジオキサン(0.5ml)を充填した。前記反応を、マイクロ波照射下において、140℃に15分間加熱した。ついで、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:2.28分、MI:433[M+1]。1H NMR(300MHz,DMSO):8.68(2H,d),8.26(2H,s),8.04(2H,d),7.31(5H,m),3.81(1H,d,br),3.33(1H,m),2.67(3H,m),1.29(3H,s),1.25(3H,s)。
【1085】
下記化合物を、スキームB13に示される共通する合成に基づいて調製した。
【1086】
【表25】
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【1087】
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【1088】
(E)−3−[4−((S)−2−アミノ−3−フェニル−プロピルアミノ)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル]−アクリル酸 tert−ブチルエステル[558]の合成(スキームB14)
【化222】
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【1089】
マイクロ波バイアルに、[(S)−1−ベンジル−2−(7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[BB−34](50mg、0.091mmol)、tert−ブチルアクリレート(27μl、0.182mmol)、酢酸パラジウム(2mg、0.009mmol)、トリ−tert−ブチルホスホニウム テトラフルオロボレート(3mg、0.010mmol)、酢酸ナトリウム(15mg、0.182mmol)、およびDMF(1ml)を充填した。前記反応を、マイクロ波照射下において、150℃に30分間加熱した。ついで、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、粗製の生成物を、DCM(2ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:2.98分、MI:432[M+1]。
1H NMR(300MHz,DMSO):8.84(1H,s,br),8.65(2H,d),8.53(1H,s),7.94(2H,d),7.78(1H,d,J=15Hz),7.34(5H,m),7.25(1H,d,J=15Hz),3.94(1H,d,br),3.62(2H,m),3.01(1H,dd),2.85(1H,m)。
【1090】
(7−エチニル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)−(R)−ピロリジン−3−イル−アミン(559)の合成(スキームB15)
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
【1091】
マイクロ波バイアルに、(7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)−(R)−ピロリジン−3−イル−アミン[351](70mg、0.186mmol)、2−[(tert−ブチル−ジメチル−シラニル)−エチニル]ボロン酸ピナコールエステル(100mg、0.372mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(22mg、0.019mmol)、Na
2CO
3(水における2M、200μl、0.4mmol)、およびEtOH(1ml)を充填した。前記反応を、マイクロ波照射下において、150℃に15分間加熱した。ついで、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、THF(2ml)に溶解し、0℃に冷却した。TBAF(190μl、THFにおける1M、0.372mmol)を添加した。18時間後、前記反応混合物を、減圧下で濃縮した。粗製の反応混合物を、(DCM:H
2O)間で分割した。有機相を分離し、乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させた。残渣を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:1.87分、MI:322[M+1]。
1H NMR(DMSO,300MHz):8.59(2H,d),8.52(1H,s),8.45(2H,d),4.93(1H,dd),4.48(1H,s),3.68(1H,m),3.09(1H,m),2.49(2H,m),2.35(1H,m),2.16(1H,m)。
【1092】
4−((S)−2−アミノ−3−フェニル−プロピルアミノ)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボニトリル(560)の合成(スキームB16)
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
【1093】
丸底フラスコに、[(S)−1−ベンジル−2−(7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[BB−34](50mg、0.093mmol)、シアン化銅(25mg、0.279mmol)、およびDMA(2ml)を充填した。前記反応を、150℃に18時間加熱した。粗製の反応混合物を、(DCM:H
2O)間で分割した。有機相を分離し、乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で2mlの容量に蒸発させた。前記混合物を、0℃に冷却し、TFA(2ml)を添加した。18時間後、前記溶液を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:2.75分、MI:387[M+1]。
【1094】
(S)−3−フェニル−N
*1
*−(7−ピラゾール−1−イル−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)−プロパン−1,2−ジアミン(561)の合成(スキームB17)
【化225】
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【1095】
マイクロ波バイアルに、(S)−N
*1
*−(7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン[336](50mg、0.111mmol)、ピラゾール(12mg、0.555mmol)、ヨウ化銅(5mg、0.022mmol)、炭酸セシウム(73mg、0.222mmol)、およびDMF(1ml)を充填した。前記反応を、マイクロ波照射下において、190℃に5分間加熱した。ついで、前記溶液を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:3.11分、MI:428[M+1]。
1H NMR(DMSO)8.71(1H,d),8.65(2H,d),7.95(2H,d),7.84(1H,s),7.76(1H,s),7.38(5H,m),6.68(1H,t),3.94(1H,m),3.57(2H,m),2.97(1H,dd),2.84(1H,m)。
【1096】
(S)−3−フェニル−N
*1
*−(2−ピリジン−4−イル−7−[1,2,3]トリアゾール−1−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)−プロパン−1,2−ジアミン(562)の合成(スキームB18)
【化226】
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【1097】
マイクロ波バイアルに、7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−20](0.13g、0.42mmol)、1,2,3−トリアゾール(56mg、0.811mmol)、ヨウ化銅(6mg、0.033mmol)、炭酸セシウム(106mg、0.324mmol)、およびDMF(1ml)を充填した。前記反応を、マイクロ波照射下において、240℃に2時間加熱した。ついで、前記溶液を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、POCl
3に懸濁させ、加熱して還流した。1時間後、前記反応混合物を冷却し、濃縮し、2回トルエンと共沸した。残渣を、NaOHの2M溶液で塩基性化した。生成物を、DCM(×2)に抽出した。組み合わせた有機物を乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製の生成物を、DMA(2ml)に溶解し、トリエチルアミン(174μl、1.257mmol)および(S)−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン(75mg、0.503mmol)を添加した。18時間後、前記溶液を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:17、RT:2.91分、MI:429[M+1]。
1H NMR(300MHz,DMSO)9.23(1H,s),8.70(2H,d),8.69(1H,s),8.07(2H,d),8.04(1H,s),7.33(5H,m),3.92(1H,m),3.45(2H,m),2.82(2H,m)。
【1098】
(S)−N
*1
*−[7−(シクロプロピル−エチル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル]−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン(563)の合成(スキームB19)
【化227】
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【1099】
マイクロ波バイアルに、(S)−N
*1
*−(7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン[336](50mg、0.114mmol)、trans−2−シクロプロピルビニルボロン酸ピナコールエステル(44mg、0.228mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(13mg、0.011mmol)、Na
2CO
3(水における2M、200μl、0.4mmol)、およびEtOH(1ml)を充填した。前記反応を、マイクロ波照射下において、150℃に15分間加熱した。ついで、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、EtOHに溶解し、Pd/C(5%、10mg)を添加し、続けて、数滴のギ酸を添加した。反応混合物を、水素雰囲気下において、50℃で18時間攪拌した。前記懸濁液を、セライトを通してろ過し、減圧下で濃縮し、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:4.23分、MI:430[M+1]。
1H NMR(DMSO,300MHz)8.66(2H,d),8.41(1H,s),8.34(1H,s),8.02(2H,s),7.79(1H,d),7.35(5H,m),3.92(1H,m),3.49(2H,m),2.91(4H,m),1.63(2H,m),0.76(1H,m),0.40(2H,m),0.06(2H,m)。
【1100】
(S)−N
*1
*−[7−ブロモ−2−(1−オキシ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル]−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン(564)の合成(スキームB20)
【化228】
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【1101】
0℃でのDCM(2ml)における、[(S)−1−ベンジル−2−(7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[BB−34](100mg、0.185mmol)の攪拌懸濁液に、mCPBA(35mg、0.204mmol)を添加した。18時間後、前記反応を、DCM(10ml)で希釈した。前記混合物を、Na
2SO
3の飽和溶液(2×10ml)、ついで、H
2O(10ml)、最後に、塩水(10ml)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製の生成物を、カラムクロマトグラフィー(0〜5% MeOH:DCM)により精製して、所望の反応中間体を提供した。これを、ジオキサンにおける4NのHCl(2ml)に溶解し、室温で2時間攪拌した。粗製の反応混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:2.81分、MI:456〜458[M+1]。
1H NMR(MeOD,300MHz)8.53(1H,s),8.31(q,4H),8.10(1H,s),7.38−7.31(5H,m),4.06−4.03(1H,m),3.64−3.60(1H,m),3.31−3.29(1H,m),2.93(2H,m)。
【1102】
(S)−N
*1
*−[2−(1−オキシ−ピリジン−4−イル)−7−(2H−ピラゾール−3−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル]−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン(565)の合成(スキームB21)
【化229】
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【1103】
0℃でのDCM(2ml)における、[(S)−1−ベンジル−2−(7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[BB−34](200mg、0.37mmol)の攪拌懸濁液に、mCPBA(70mg、0.408mmol)を添加した。18時間後、前記反応を、DCM(10ml)で希釈した。前記混合物を、Na
2SO
3の飽和溶液(2×10ml)、ついで、H
2O(10ml)、最後に、塩水(10ml)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製の反応生成物に、1H−ピラゾール−5−ボロン酸(50mg、0.444mmol)、Pd(PPh
3)
4(43mg、0.037mmol)、Na
2CO
3(水における2M、200μl、0.4mmol)、およびEtOH(2ml)を添加した。前記混合物を、マイクロ波照射下において、150℃に15分間加熱した。ついで、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。これを、4NのHCl:ジオキサン(2ml)に懸濁させ、室温で18時間攪拌した。前記反応混合物を、減圧下で蒸発させた。残渣を、MeOHに溶解し、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:3.08分、MI:444[M+1]。
1H NMR(DMSO,300MHz)8.38(1H,s,br),8.23(2H,d),8.07(2H,d),7.83(1H,s),7.35−7.29(6H,m),3.87(1H,m),3.48−3.45(2H,m),2.90−2.83(2H,m)。
【1104】
一般式[G−143]の7−アミノ−置換された4PT32P誘導体の共通する合成(スキームB22)
一般式[G−141]の2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オールを、オキシ塩化リンを使用する塩素化反応に関与させ、ついで、発煙硝酸および濃硫酸の組み合わせを使用して、7−位においてニトロ化して、一般式[G−142]の化合物を取得した。続けて、ニトロ基を、溶解金属還元下において、鉄および塩酸を使用して還元し、最後に、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMの存在下で、室温において、一般式[G−117]のN−Boc保護された一級または二級アミン誘導体と反応させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、または1,4−ジオキサンにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、HClにより、または、キャッチ・アンド・リリース スルホン酸樹脂、例えば、ポリマー支持されたトルエンスルホン酸により、脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【1105】
スキームB22
【化230】
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【1106】
4−クロロ−7−ニトロ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン[BB−44]の合成
【化231】
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【1107】
2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−20](5g、21.8mmol)を、オキシ塩化リン(50ml)において、80℃に30分間加熱した。前記反応混合物を、室温に冷却し、ついで、減圧下で蒸発させた。粗製の生成物を、トルエンと共沸した。残渣を、ジエチルエーテルと2NのNaOHの混合物により粉砕した。形成された固形物を、ろ過により収集し、水、続けて、エーテルで洗浄して、ベージュ色の固形物として、表題の化合物を収集し、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:17、RT:4.91分、MI:248[M+1]。
【1108】
硫酸(10ml)における4−クロロ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン(4g、15.9mmol)の溶液に、硝酸(1ml)を添加した。前記反応混合物を、40℃に加熱した。2時間後、前記溶液を、0℃に冷却し、ついで、激しく攪拌した氷水に添加した。得られた沈殿物を、ろ過により収集し、水で洗浄して、黄色の固形物として、表題の化合物を収集し、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:5、RT:4.54分、MI:293[M+1]。1H NMR(DMSO,300MHz)9.83(1H,s),9.01(2H,d),8.65(2H,d)。
【1109】
N
*4
*−((S)−2−アミノ−3−フェニル−プロピル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4,7−ジアミン[566]の合成
【化232】
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【1110】
40℃でのEtOH(20ml)における、4−クロロ−7−ニトロ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン[BB−44](1g、3.42mmol)および鉄粉末(770mg、13.7mmol)の攪拌懸濁液に、濃HCl(20ml)を、滴下して添加した。20分後、前記反応混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮して、褐色の固形物を取得した。LCMS法:18、RT:3.38分、MI:263[M+1]。
【1111】
DMA(1ml)における4−クロロ−7−アミノ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン(130mg、0.476mmol)の溶液に、((S)−2−アミノ−1−ベンジル−エチル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステル(143mg、0.571mmol)を添加し、続けて、トリエチルアミン(200μl、1.43mmol)を添加した。前記混合物を、室温で18時間攪拌した。粗製の反応混合物を、(DCM:H
2O)間で分割した。有機相を分離し、乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製の生成物を、相分離カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮して、褐色の固形物を取得した。粗製の反応生成物を、DCM(2ml)に溶解し、TFA(2ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。ついで、混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法A)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:6、RT:4.62分、MI:377[M+1]。
1H NMR(DMSO)8.67(2H,d),8.16(2H,d),7.92(1H,s),7.28(5H,m),6.49(1H,s),5.29(2H,s,br),3.79(1H,m),3.28(2H,m),2.69(2H,m)。
【1112】
下記化合物を、スキームB22に示される共通する合成に基づいて調製した。
【1113】
【表26】
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【1114】
一般式[G−145]の7−ヘテロアリール−置換された4PT32P誘導体の共通する合成(スキームB23)
前記一般式[G−119]の7−ブロモ−置換された4PT32P誘導体を、極性溶媒、例えば、DMFでの、熱的に加熱すること、または、マイクロ波反応器を使用することのいずれかによる高温において、一般式[G−146]の適切なオレフィン、パラジウム触媒、例えば、酢酸パラジウム、配位子、例えば、トリ−t−ブチルホスホニウム テトラフルオロボレート、および塩基、例えば、酢酸ナトリウムを使用する、Heck型反応に関与させた。ついで、生成された、一般式[G−144]のオレフィン誘導体を、パラトルエンスルホニルヒドラジドまたはN−ヒドロキシル−4−トルエンスルホンアミドのいずれかを使用して、環化して、それぞれ、対応するピラゾールまたはイソキサゾールのいずれかを提供した。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、または1,4−ジオキサンにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、HClにより、または、キャッチ・アンド・リリース スルホン酸樹脂、例えば、ポリマー支持されたトルエンスルホン酸により、脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【1115】
スキームB23
【化233】
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【1116】
(E)−3−[4−((S)−2−アミノ−3−フェニル−プロピルアミノ)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル]−アクリル酸 tert−ブチルエステル[BB−45]の合成
【化234】
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【1117】
マイクロ波バイアルに、[(S)−1−ベンジル−2−(7−ブロモ−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−エチル]−カルバミン酸 tert−ブチルエステル[BB−34](50mg、0.091mmol)、tert−ブチルアクリレート(27μl、0.182mmol)、酢酸パラジウム(2mg、0.009mmol)、トリ−tert−ブチルホスホニウム テトラフルオロボレート(3mg、0.010mmol)、酢酸ナトリウム(15mg、0.182mmol)、およびDMF(1ml)を充填した。前記反応を、マイクロ波照射下において、150℃で30分間加熱した。ついで、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:2.98分、MI:432[M+1]。
1H NMR(300MHz,DMSO):8.84(1H,s,br),8.65(2H,d),8.53(1H,s),7.94(2H,d),7.78(1H,d,J=15Hz),7.34(5H,m),7.25(1H,d,J=15Hz),3.94(1H,d,br),3.62(2H,m),3.01(1H,dd),2.85(1H,m)。
【1118】
(S)−N
*1
*−[7−(5−メチル−イソキサゾール−3−イル)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル]−3−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン[568]の合成
【化235】
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【1119】
N−ヒドロキシル−4−トルエンスルホンアミド(128mg、0.74mmol)を、エタノール(2ml)における(E)−3−[4−((S)−2−アミノ−3−フェニル−プロピルアミノ)−2−ピリジン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル]−アクリル酸 tert−ブチルエステル[BB−45](90mg、0.166mmol)の攪拌懸濁液に添加した。前記反応混合物を、90℃に加熱した。2時間後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、DCM(2ml)に溶解し、TFA(2ml)を添加した。前記混合物を、室温で1時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:3.36分、MI:443[M+1]。
1H NMR(300MHz,DMSO):8.70(2H,d),8.66(1H,s),8.50(1H,s,br),8.11(2H,d),7.33(5H,m),7.24(1H,s),3.89(1H,m),3.39(2H,m),2.77(2H,m),2.55(3H,s)。
【1120】
下記化合物を、スキームB23に示される共通する合成に基づいて調製した。
【1121】
【表27】
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【1122】
一般式[G−148]、[G−149]、[G−150]、&[G−151]の、2−アミノ−ピリジル−置換−4PT32P誘導体の共通する合成(スキームB24)
一般式[G−147]の2−クロロピリジル4PT32P誘導体を、極性溶媒、例えば、ジオキサンまたはジオキサンとDMAとの組み合わせでの、熱的に加熱すること、または、マイクロ波反応器を使用することのいずれかによる高温において、一般式[G−133]の適切なアミン、パラジウム触媒、例えば、Pd(dba)
2またはPd(OAc)
2、配位子、例えば、Xantphos、および塩基、例えば、NaOtBuまたはCs
2CO
3を使用する、Buchwald型反応に関与させて、一般式[G−148]のアミノピリジル4PT32P誘導体を収集した、方法A。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、中間体を、カラムクロマトグラフィーにより精製した。前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、または1,4−ジオキサンにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、HClにより、または、キャッチ・アンド・リリース スルホン酸樹脂、例えば、ポリマー支持されたトルエンスルホン酸により、脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。一般式[G−147]の2−クロロピリジル4PT32P誘導体を、極性溶媒、例えば、ジオキサンまたはジオキサンとDMAとの組み合わせでの、熱的に加熱すること、または、マイクロ波反応器を使用することのいずれかによる高温において、一般式[G−152]の適切なアミド、パラジウム触媒、例えば、Pd(dba)
2またはPd(OAc)
2、配位子、例えば、Xantphos、および塩基、例えば、NaOtBuまたはCs
2CO
3を使用する、Buchwald型反応に関与させて、一般式[G−149]のアミノピリジル4PT32P誘導体を収集した、方法B。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、中間体を、カラムクロマトグラフィーにより精製した。前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、または1,4−ジオキサンにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、HClにより、または、キャッチ・アンド・リリース スルホン酸樹脂、例えば、ポリマー支持されたトルエンスルホン酸により、脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。一般式[G−147]の2−クロロピリジル4PT32P誘導体を、極性溶媒、例えば、ジオキサンまたはジオキサンとDMAとの組み合わせでの、熱的に加熱すること、または、マイクロ波反応器を使用することのいずれかによる高温において、一般式[G−153]の適切なウレア、パラジウム触媒、例えば、Pd(dba)
2またはPd(OAc)
2、配位子、例えば、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−(N,N−ジメチルアミノ)ビフェニル、および塩基、例えば、NaOtBuまたはCs
2CO
3を使用する、Buchwald型反応に関与させて、一般式[G−150]のアミノピリジル4PT32P誘導体を収集した、方法C。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、中間体を、カラムクロマトグラフィーにより精製した。前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、または1,4−ジオキサンにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、HClにより、または、キャッチ・アンド・リリース スルホン酸樹脂、例えば、ポリマー支持されたトルエンスルホン酸により、脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。一般式[G−147]の2−クロロピリジル4PT32P誘導体を、極性溶媒、例えば、ジオキサンまたはジオキサンとDMAとの組み合わせでの、熱的に加熱すること、または、マイクロ波反応器を使用することのいずれかによる高温において、一般式[G−154]の適切なスルホンアミド、パラジウム触媒、例えば、Pd(dba)
2またはPd(OAc)
2、配位子、例えば、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−(N,N−ジメチルアミノ)ビフェニル、および塩基、例えば、NaOtBuまたはCs
2CO
3を使用する、Buchwald型反応に関与させて、一般式[G−151]のアミノピリジル4PT32P誘導体を収集した、方法D。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、中間体を、カラムクロマトグラフィーにより精製した。前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、または1,4−ジオキサンにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、HClにより、または、キャッチ・アンド・リリース スルホン酸樹脂、例えば、ポリマー支持されたトルエンスルホン酸により、脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【1123】
スキームB24
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
【1124】
方法A
[2−(2−フェニルアミノ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル]−(R)−ピロリジン−3−イル−アミン[573]の合成
【化237】
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【1125】
マイクロ波バイアルに、(R)−3−[2−(2−クロロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル[BB−32](50mg、0.116mmol)、アニリン(22μl、0.232mmol)、Pd(dba)
2(4mg、0.006mmol)、Xantphos(7mg、0.012mmol)、NaOtBu(23mg、0.232mmol)、DMA(数滴)、およびジオキサン(1ml)を充填した。前記反応を、マイクロ波照射下において、150℃に15分間加熱した。前記反応混合物を、DCMと飽和NH
4Cl(50%)間で分割した。有機相を分離し、乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製の反応生成物を、DCM(2ml)に溶解し、TFA(2ml)を添加した。前記混合物を、室温で2時間攪拌した。前記反応混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:2.16分、MI:389[M+1]。
1H NMR(300MHz,DMSO):9.40(1H,s),8.40(1H,d),8.36(1H,s),8.27(1H,d),8.20(1H,d),7.94(1H,s),7.74(2H,d),7.67(1H,d),7.48(1H,d),7.27(2H,t),6.88(1H,t),4.94−4.85(1H,m),3.66(1H,dd),3.39−3.19(3H,m),2.34−2.30(1H,m),2.17−2.10(1H,m)。
【1126】
方法B
フラン−2−カルボン酸 {4−[4−((R)−ピロリジン−3−イルアミノ)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル]−ピリジン−2−イル}−アミド[574]の合成
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
【1127】
マイクロ波バイアルに、(R)−3−[2−(2−クロロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル[BB−32](50mg、0.11mmol)、フラン−2−カルボキサミド(mg、0.23mmol)、Pd(dba)
2(4mg、0.006mmol)、Xantphos(7mg、0.012mmol)、NaOtBu(23mg、0.23mmol)、DMA(数滴)、およびジオキサン(1ml)を充填した。前記反応を、マイクロ波照射下において、150℃に15分間加熱した。前記反応混合物を、DCMと飽和NH
4Cl(50%)間で分割した。有機相を分離し、乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製の反応生成物を、DCM(2ml)に溶解し、TFA(2ml)を添加した。前記混合物を、0℃で2時間攪拌した。前記反応混合物を、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、10% HCOOH:MeOHに溶解し、SCXカートリッジに充填し、MeOHで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:3.04分、MI:407[M+1]。
1H NMR(DMSO)9.86(1H,s),9.09(1H,s),8.44(1H,d),8.29(1H,s),8.21(1H,d),8.06(1H,dd),7.53(1H,d),4.88(1H,m),4.52(1H,dd),4.04−3.97(1H,m),3.88−3.82(1H,m),3.52(1H,dd),3.29−3.15(3H,m),2.34−1.89(4H,m)。
【1128】
方法C
1−フェニル−3−{4−[4−((R)−ピロリジン−3−イルアミノ)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル]−ピリジン−2−イル}−ウレア[575]の合成
【化239】
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【1129】
マイクロ波バイアルに、(R)−3−[2−(2−クロロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル[BB−32](100mg、0.23mmol)、N−フェニルウレア(38mg、0.278mmol)、Pd(dba)
2(11mg、0.012mmol)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−(N,N−ジメチルアミノ)ビフェニル(9mg、0.023mmol)、Cs
2CO
3(106mg、0.32mmol)、DMA(数滴)、およびジオキサン(0.5ml)を充填した。前記反応を、マイクロ波照射下において、180℃に10分間加熱した。前記反応混合物を、DCMとNH
4Cl(50%)間で分割した。有機相を収集し、ついで、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、4NのHCl:ジオキサン(2ml)に溶解し、室温で4時間攪拌した。前記反応混合物を、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、10% HCOOH:MeOHに溶解し、SCXカートリッジに充填し、MeOHで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:3.05分、MI:432[M+1]。
1H NMR(MeOD)8.46(1H,s),8.39(1H,d),8.36(1H,s),8.07(1H,d),7.96(1H,dd),7.53(2H,dd),7.49(1H,d),7.33(2H,t),7.08(1H,t),5.04(1H,m),3.87(1H,d),3.63−3.45(3H,m),2.58−2.49(1H,m),2.40−2.29(1H,m)。
【1130】
方法D
N−{4−[4−((R)−ピロリジン−3−イルアミノ)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル]−ピリジン−2−イル}−ベンゼンスルホンアミド[576]の合成
【化240】
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【1131】
マイクロ波バイアルに、(R)−3−[2−(2−クロロ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル[BB−32](100mg、0.23mmol)、ベンゼンスルホンアミド(44mg、0.278mmol)、Pd(dba)
2(11mg、0.012mmol)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−(N,N−ジメチルアミノ)ビフェニル(9mg、0.023mmol)、Cs
2CO
3(106mg、0.32mmol)、DMA(数滴)、およびジオキサン(0.5ml)を充填した。前記反応を、マイクロ波照射下において、180℃に10分間加熱した。前記反応混合物を、DCMとNH
4Cl(50%)間で分割した。有機相を収集し、ついで、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、4NのHCl:ジオキサン(2ml)に溶解し、室温で4時間攪拌した。前記反応混合物を、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、10% HCOOH:MeOHに溶解し、SCXカートリッジに充填し、MeOHで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:5、RT:2.74分、MI:453[M+1]。
1H NMR(DMSO)8.41(1H,d),8.21(1H,s),8.10(1H,d),7.92−7.89(2H,m),7.75(1H,dd),7.55−7.50(5H,m),4.85−4.80(1H,m),3.60(1H,dd),3.43−3.25(3H,m),2.38−2.31(1H,m),2.19−2.11(1H,m)。
【1132】
下記化合物を、スキームB24に示される共通する合成に基づいて調製した。
【1133】
【表28】
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【1134】
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【1135】
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【1136】
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【1137】
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【1138】
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【1139】
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【1140】
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【1141】
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【1142】
2−{(R)−3−[2−(2−フェニルアミノ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−ピロリジン−1−イル}−アセトアミド[631]の合成
【化241】
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【1143】
[2−(2−フェニルアミノ−ピリジン−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル]−(R)−ピロリジン−3−イル−アミン[573](261mg、0.67mmol)を含む密封チューブに、ヨードアセトアミド(150mg、0.81mmol)、炭酸セシウム(0.88g、2.7mmol)、およびアセトニトリル(7.0ml)を充填し、完了するまで70℃で加熱した。ジクロロメタンとNaHCO
3の飽和水溶液間で分割し、有機層を分離し、乾燥させ(MgSO
4)、ろ過、濃縮し、RP−HPLC、アセトニトリル/水の勾配により精製して、黄色の固形物として、表題の化合物を提供した(106mg、収率35%)。HPLC:方法:10、RT:1.61分、MI:446[M+1]。
【1144】
一般式[F−156]の置換された4−アミノ−2−ピラゾリル−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン誘導体の共通する合成(スキームB25)
一般式[G−107]の4,5−置換−3−アミノ−チオフェン−2−カルボン酸アミド誘導体を、ジオキサンにおける4Mの塩酸の存在下で、適切な溶媒、例えば、メタノールにおいて、一般式[G−157]のピラゾールアルデヒド誘導体との環化反応に供した。前記反応を、マイクロ波反応器において、高温、例えば、140℃で、20分間適切に行った。その後、完全な芳香族化が、適切な溶媒、例えば、ジクロロメタンでの、室温において、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノベンゾキノンにより達成されて、一般式[G−155]の、6,7−置換された2−ピラゾリル−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オールを収集した。一般式[G−155]の、対応する6,7−置換された2−ピラゾリル−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オールを、極性の非プロトン性溶媒、例えば、DMA、DMF、NMPにおいて、三級アルキルアミン塩基、例えば、Et
3N、DIPEA、またはNMMおよび触媒量のDMAPと共に、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリドと反応させた。粗製物を使用し、一般式[G−117]の一級または二級アミノ誘導体と、さらに反応させた。反応が完了した後、典型的に、液−液抽出または酸性イオン交換キャッチ−リリースによる精製により、前記N−Boc誘導体を、溶媒、例えば、DCM、DCE、THF、EtOH、またはMeOHにおいて、酸性条件下で、強酸、例えば、TFA、TCA、メタンスルホン酸、HCl、またはH
2SO
4により脱保護した。粗製の反応生成物を、逆相の調製用HPLCにより精製した。
【1145】
スキームB25
【化242】
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【1146】
2−(5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−46]の合成
【化243】
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【1147】
マイクロ波バイアルに、3−アミノ−チオフェン−2−カルボン酸アミド(0.25g、1.76mmol)、3−メチル−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒド(165mg、1.5mmol)、ジオキサンにおける4Mの塩酸(7l、0.03mmol)、およびメタノール(2ml)を充填した。前記反応混合物を、マイクロ波照射下において、140℃に20分間加熱した。完了後、前記混合物を、減圧下で濃縮した。ジクロロメタン(3ml)における粗製の生成物の溶液に、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノベンゾキノン(440mg、1.93mmol)を添加した。前記混合物を、室温で18時間攪拌した。完了後、形成された沈殿物をろ過し、メタノールで洗浄した。残渣を、更なる精製をすることなく、次の工程において使用した。LCMS法:8、RT:2.48分、MI:233[M+1]。
1H NMR(DMSO)12.38(1H,br s),8.36(1H,s),8.16(1H,d),7.35(1H,d),2.56(3H,s)。
【1148】
[2−(5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル]−(R)−ピロリジン−3−イル−アミン[633]の合成
【化244】
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【1149】
DMA(10ml)における2−(5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−46](0.28mg、1.2mmol)の溶液に、2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド(438mg、1.45mmol)、トリエチルアミン(0.34ml、2.4mmol)、およびDMAP(16mg、0.12mmol)を添加した。前記溶液を、室温で4時間攪拌し、ついで、(R)−(+)−1−Boc−3−アミノピロリジン(220mg、1.2mmol)を添加した。前記混合物を、室温で18時間攪拌した。水を添加した。前記混合物を、DCM(50ml)で抽出し、塩水(50ml)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗製の反応生成物を、DCM(5ml)に溶解し、TFA(2ml)を添加した。前記混合物を、室温で2時間攪拌した。完了後、前記混合物を、SCX−2カートリッジに充填し、メタノールで洗浄した。生成物を、2Mのアンモニア/メタノールの溶液を使用して、前記カートリッジから放出した。前記アンモニア/メタノール溶出液を、減圧下で濃縮し、続けて、エーテルにおいて粉砕した。粗製の生成物を、調製用HPLC(方法B)により精製して、表題の化合物を収集した。LCMS法:6、RT:3.80分、MI:301[M+1]。
【1150】
N
*1
*−[2−(5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル]−3−(S)−フェニル−プロパン−1,2−ジアミン[634]を、2−(5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−オール[BB−46]および((S)−1−アミノメチル−2−フェニル−エチル)−カルバミン酸 tert−ブチルエステルから、上記手順に基づいて調製して、表題の化合物を取得した。LCMS法:6、RT:3.65分、MI:365[M+1]。
【1151】
【化245】
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【1152】
VI.生物学
PKCι IC50アッセイ
アッセイは、in vitroにおける、商業的に利用できるペプチド基質をリン酸化するPKCιの活性に基づいている。前記ペプチド基質は、ペプチドに由来するFAM−PKCε擬ペプチドであり、アミノ酸配列、5FAM−ERMRPRKRQGSVRRRV−NH
2を有する。Sf21昆虫細胞において発現させた組換えの、全長ヒトPKCιも、商業的に利用できる。組換えのキナーゼドメイン・ヒトPKCιを、社内で発現させ、精製する。
【1153】
以下の手順は、どのようにして、PKCιの阻害に関する用量応答曲線を取得するかを説明する。記載のスクリーニングは、384ウェル方式についてであるが、前記アッセイは、必要に応じて、1536または他の方式が採用され得る。
【1154】
試験する化合物を、100% DMSOに溶解する。必要に応じて、化合物を希釈し、前記アッセイにおいて、4% DMSO(v/v)の最終濃度とする。384−ウェルの黒色低結合平底アッセイプレートに、1μlを入れ、直ぐに使用する。化合物の希釈およびアッセイプレートへの添加を、Matrix WellMate(登録商標)およびMatrix PlateMate(登録商標)Plus liquid handling systemを使用して行う。
【1155】
当日に、スクリーニングPKCι/基質希釈標準溶液およびATP希釈標準溶液を、20mM tris−HCl pH7.5、10mM MgCl
2、0.01% Triton X100、250μM EGTA、および1mM DTTを含むバッファーにおいて調製する。使用するPKCιの最終濃度を、タンパク質のバッチに応じて変動させるが、典型的には、15pMとする。前記アッセイにおけるペプチド基質の最終濃度を、100nMとする。ATPを、全長またはキナーゼドメインPKCιをそれぞれ含むアッセイにおいて、150μMまたは25μMの最終濃度で使用する。前記最終濃度は、各酵素それぞれについてのATPに関して、K
MAPPの5倍以上に相当する。前記アッセイにおけるバッファーの最終濃度は、18mM tris−HCl pH7.5、9mM MgCl
2、0.009% Triton X100、225μM EGTA、および0.9mM DTTとする。関連するコントロール、すなわち、化合物を含まない、および、酵素を含まないコントロールを含む。16チャネルMatrixピペットを使用して、30pMおよび200nMそれぞれでの、5μlのPKCι/基質希釈標準溶液を、前記ウェルに添加し、続けて、全長またはキナーゼドメインPKCιについての375μMまたは62.5μMそれぞれでの、4μlのATP希釈標準溶液を添加した。前記反応を停止させ、20μlのIMAP(商標)進行試薬(Molecular Devices)の添加により進行させる前に、前記反応を、室温で60分間インキュベートする。IMAP進行試薬は、0.25%(v/v)IMAP進行結合試薬、17%(v/v)IMAP進行結合バッファーA、および3%(v/v)IMAP進行結合バッファーBから成る。ついで、適切なプレートリーダー、例えば、Molecular Devices HT AnalystまたはBMG Pherastarを使用して読み取る前に、前記プレートを、室温で2時間インキュベートする。プレートを、蛍光偏光プロトコルを使用して、485nmでの励起および530nmでの発光、ならびに505nmでのダイクロイックミラーにより読み取る。
【1156】
パーセント阻害値を、蛍光偏光値から、前記化合物を含まないコントロールおよび酵素を含まないコントロールの値を、それぞれ0%および100%の阻害として使用して算出する。IC50の決定を、曲線適合205を使用して、ExcelFitソフトウェア(IDBS)で行う。Z’因子を、試験した各プレートについて決定し、全て0.5以上とする。
【1157】
結果
実施例の化合物についての生物学的データを、下記表に表す。活性を、以下のように説明する:
150μMのATPでの、全長PKCiに対するIMAPアッセイにおけるIC50:
A=<100nM
B=100nMから1,000nM
C=1,000nMから10,000nM
D=10,000nMから40,000nM
25μMのATPでの、キナーゼドメインPKCiに対するIMAPアッセイにおけるIC50
A
*=<100nM
B
*=100nMから1,000nM
C
*=1,000nMから10,000nM
D
*=10,000nMから40,000nM
【表29】
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【1158】
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【1159】
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【1160】
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【1161】
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【1162】
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【1163】
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【1164】
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【1165】
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【1166】
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【1167】
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【1168】
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【1169】
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【1170】
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【1171】
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【1172】
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【1173】
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【1174】
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【1175】
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【1176】
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【1177】
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【1178】
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【1179】
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【1180】
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【1181】
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【1182】
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【1183】
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【1184】
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【1185】
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【1186】
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【1187】
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【1188】
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【1189】
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【1190】
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【1191】
【表30】
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【1192】
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【1193】
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【1194】
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【1195】
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【1196】
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【1197】
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【1198】
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【1200】
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【1201】
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【1202】
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【1204】
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【1210】
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【1211】
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【1212】
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【1213】
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【1214】
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【1215】
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【1216】
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【1218】
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【1219】
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【1220】
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【1221】
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【1222】
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【1224】
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【1225】
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【1226】
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【1227】
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【1228】
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【1229】
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【1230】
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【1231】
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【1232】
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【1233】
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【1234】
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【1235】
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【1236】
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【1237】
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【1238】
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【1239】
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【1240】
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【1241】
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【1242】
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【1243】
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【1244】
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【1245】
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【1246】
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【1247】
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【1248】
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【1249】
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【1250】
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【1251】
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【1252】
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【1253】
好ましくは、本発明の化合物(すなわち、式(I)の化合物またはその塩)は、40μM未満の、150μMのATPでの、全長PKCιに対するIMAPアッセイにおけるIC
50を有する。一実施形態では、本発明の化合物は、40μM〜10μMの、150μMのATPでの、全長PKCιに対するIMAPアッセイにおけるIC
50を有する。より好ましくは、本発明の化合物は、10μM〜1μMの、150μMのATPでの、全長PKCιに対するIMAPアッセイにおけるIC
50を有する。一実施形態では、本発明の化合物は、1μM〜0.1μMの、150μMのATPでの、全長PKCιに対するIMAPアッセイにおけるIC
50を有する。より好ましくは、本発明の化合物は、0.1μM未満の、150μMのATPでの、全長PKCιに対するIMAPアッセイにおけるIC
50を有する。
【1254】
好ましくは、本発明の化合物(すなわち、式(I)の化合物またはその塩)は、40μM未満の、25μMのATPでの、キナーゼドメインPKCιに対するIMAPアッセイにおけるIC
50を有する。一実施形態では、本発明の化合物は、40μM〜10μMの、25μMのATPでの、キナーゼドメインPKCιに対するIMAPアッセイにおけるIC
50を有する。より好ましくは、本発明の化合物は、10μM〜1μMの、25μMのATPでの、キナーゼドメインPKCιに対するIMAPアッセイにおけるIC
50を有する。一実施形態では、本発明の化合物は、1μM〜0.1μMの、25μMのATPでの、キナーゼドメインPKCιに対するIMAPアッセイにおけるIC
50を有する。より好ましくは、本発明の化合物は、0.1μM未満の、25μMのATPでの、キナーゼドメインPKCιに対するIMAPアッセイにおけるIC
50を有する。
【1255】
当業者に理解されるであろうように、本発明の種々の改良および変更が、上記教示を考慮して可能である。したがって、本発明が、本明細書に具体的に記載した以外のものに実施され得ることは、添付の特許請求の範囲内であると理解され、本発明の範囲は、全てのこのような変更を包含することを意図する。
【1256】
本明細書において参照された各刊行物は、全ての目的について、この参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【1257】
本発明の更なる好ましい実施形態は、
1.式(I)
【化246】
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【1258】
の化合物またはその塩形態。
【1259】
式(I)中、
Aは、NR
11、O、またはSであり;
M−Q−Xは、式
【化247】
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【1260】
の基であり;
Gは、式
【化248】
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【1261】
の基であり;
R
1、R
2、R
11、およびR
17は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、および−OR
20から独立して選択され;
R
3、R
4、R
5、R
6、R
7、R
8、R
9、R
10、R
12、R
13、R
14、R
15、R
16、およびR
18は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
19により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−C(=O)C(=O)R
20、−C(=NR
25)R
20、−C(=NR
25)NR
22R
23、−C(=NOH)NR
22R
23、−C(=NOR
26)R
20、−C(=NNR
22R
23)R
20、−C(=NNR
24C(=O)R
21)R
20、−C(=NNR
24C(=O)OR
21)R
20、−C(=S)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24NR
22R
23、−N=NR
24、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)NR
24C(=O)OR
20、−NR
24C(=NR
25)NR
22R
23、−NR
24C(=O)C(=O)NR
22R
23、−NR
24C(=S)R
20、−NR
24C(=S)OR
20、−NR
24C(=S)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−NR
24P(=O)R
28R
28、−NR
24P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−NR
24P(=O)(OR
20)(OR
20)、−NR
24P(=O)(SR
20)(SR
20)、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OC(=NR
25)NR
22R
23、−OS(=O)R
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−OP(=O)R
28R
28、−OP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−OP(=O)(OR
20)(OR
20)、−OP(=O)(SR
20)(SR
20)、−Si(R
24)
3、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−SP(=O)R
28R
28、−SP(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−SP(=O)(OR
20)(OR
20)、−SP(=O)(SR
20)(SR
20)、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、−P(=O)(OR
20)(OR
20)、および−P(=O)(SR
20)(SR
20)から独立して選択され;
R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、R
6およびR
11、ならびにR
16およびR
17のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができ;
R
3およびR
6、R
7およびR
8、R
9およびR
10、R
12およびR
13、ならびにR
14およびR
15のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができ;
R
3およびR
5またはR
4およびR
6は共に、二重結合を形成することができ;
R
3およびR
4ならびにR
5およびR
6のいずれかは共に、=O、=NR
20、=NOR
20、または=Sを形成することができ;
R
19は、それぞれ独立して、1〜13個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
39により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
39により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
39により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
39により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
39により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)OR
30、−C(=O)NR
32R
33、−C(=O)C(=O)R
30、−C(=NR
35)R
30、−C(=NR
35)NR
32R
33、−C(=NOH)NR
32R
33、−C(=NOR
36)R
30、−C(=NNR
32R
33)R
30、−C(=NNR
34C(=O)R
31)R
30、−C(=NNR
34C(=O)OR
31)R
30、−C(=S)NR
32R
33、−NC、−NO
2、−NR
32R
33、−NR
34NR
32R
33、−N=NR
34、=NR
30、=NOR
30、−NR
34OR
36、−NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)C(=O)R
30、−NR
34C(=O)OR
31、−NR
34C(=O)C(=O)OR
31、−NR
34C(=O)NR
32R
33、−NR
34C(=O)NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)NR
34C(=O)OR
30、−NR
34C(=NR
35)NR
32R
33、−NR
34C(=O)C(=O)NR
32R
33、−NR
34C(=S)R
30、−NR
34C(=S)OR
30、−NR
34C(=S)NR
32R
33、−NR
34S(=O)
2R
31、−NR
34S(=O)
2NR
32R
33、−NR
34P(=O)R
38R
38、−NR
34P(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−NR
34P(=O)(OR
30)(OR
30)、−NR
34P(=O)(SR
30)(SR
30)、−OR
30、=O、−OCN、−OC(=O)R
30、−OC(=O)NR
32R
33、−OC(=O)OR
30、−OC(=NR
35)NR
32R
33、−OS(=O)R
30、−OS(=O)
2R
30、−OS(=O)
2OR
30、−OS(=O)
2NR
32R
33、−OP(=O)R
38R
38、−OP(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−OP(=O)(OR
30)(OR
30)、−OP(=O)(SR
30)(SR
30)、−Si(R
34)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
30、−S(=O)
2OR
30、−SO
3R
37、−S(=O)
2NR
32R
33、−S(=O)NR
32R
33、−SP(=O)R
38R
38、−SP(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−SP(=O)(OR
30)(OR
30)、−SP(=O)(SR
30)(SR
30)、−P(=O)R
38R
38、−P(=O)(NR
32R
33)(NR
32R
33)、−P(=O)(OR
30)(OR
30)、および−P(=O)(SR
30)(SR
30)から選択され;
R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜13個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
49により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
49により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
49により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
49により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
49により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
49により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;
R
28およびR
38は、それぞれ独立して、1〜13個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
49により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
49により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
49により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
49により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
49により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
49により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;
R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、H、1〜13個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
59により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
59により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
59により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
59により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
59により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;
または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜28個のR
69により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
69により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成してもよく;
R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1〜13個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
79により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
79により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
79により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
79により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
79により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
79により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
79により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
79により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
70、−C(=O)OR
70、−C(=O)NR
72R
73、−C(=O)C(=O)R
70、−C(=NR
75)R
70、−C(=NR
75)NR
72R
73、−C(=NOH)NR
72R
73、−C(=NOR
76)R
70、−C(=NNR
72R
73)R
70、−C(=NNR
74C(=O)R
71)R
70、−C(=NNR
74C(=O)OR
71)R
70、−C(=S)NR
72R
73、−NC、−NO
2、−NR
72R
73、−NR
74NR
72R
73、−N=NR
74、=NR
70、=NOR
70、−NR
74OR
76、−NR
74C(=O)R
70、−NR
74C(=O)C(=O)R
70、−NR
74C(=O)OR
71、−NR
74C(=O)C(=O)OR
71、−NR
74C(=O)NR
72R
73、−NR
74C(=O)NR
74C(=O)R
70、−NR
74C(=O)NR
74C(=O)OR
70、−NR
74C(=NR
75)NR
72R
73、−NR
74C(=O)C(=O)NR
72R
73、−NR
74C(=S)R
70、−NR
74C(=S)OR
70、−NR
74C(=S)NR
72R
73、−NR
74S(=O)
2R
71、−NR
74S(=O)
2NR
72R
73、−NR
74P(=O)R
78R
78、−NR
74P(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−NR
74P(=O)(OR
70)(OR
70)、−NR
74P(=O)(SR
70)(SR
70)、−OR
70、=O、−OCN、−OC(=O)R
70、−OC(=O)NR
72R
73、−OC(=O)OR
70、−OC(=NR
75)NR
72R
73、−OS(=O)R
70、−OS(=O)
2R
70、−OS(=O)
2OR
70、−OS(=O)
2NR
72R
73、−OP(=O)R
78R
78、−OP(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−OP(=O)(OR
70)(OR
70)、−OP(=O)(SR
70)(SR
70)、−Si(R
74)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
70、−S(=O)
2OR
70、−SO
3R
77、−S(=O)
2NR
72R
73、−S(=O)NR
72R
73、−SP(=O)R
78R
78、−SP(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−SP(=O)(OR
70)(OR
70)、−SP(=O)(SR
70)(SR
70)、−P(=O)R
78R
78、−P(=O)(NR
72R
73)(NR
72R
73)、−P(=O)(OR
70)(OR
70)、および−P(=O)(SR
70)(SR
70)から選択され;
R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、H、1〜13個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
89により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
89により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
89により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
89により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
89により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
89により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
89により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
89により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;
R
72およびR
73は、それぞれ独立して、H、1〜13個のR
99により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
99により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
99により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
99により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
99により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
99により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
99により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
99により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
99により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
99により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
99により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;
または、R
72およびR
73のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜28個のR
109により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜15個のR
109により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成してもよく;
R
78は、それぞれ独立して、1〜13個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
89により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
89により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
89により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜32個のR
89により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、1〜28個のR
89により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜40個のR
89により任意選択で置換される4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜15個のR
89により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、および1〜27個のR
89により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;
R
79、R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ独立して、1〜13個のハロゲンにより任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
6〜11アリール、C
7〜16アリールアルキル、C
3〜11シクロアルキル、C
4〜17シクロアルキルアルキル、3〜15員のヘテロシクロアルキル、4〜21員のヘテロシクロアルキルアルキル、5〜15員のヘテロアリール、6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
110、−C(=O)OR
110、−C(=O)NR
110R
110、−C(=O)C(=O)R
110、−C(=NR
110)R
110、−C(=NR
110)NR
110R
110、−C(=NOH)NR
110R
110、−C(=NOR
110)R
110、−C(=NNR
110R
110)R
110、−C(=NNR
110C(=O)R
110)R
110、−C(=NNR
110C(=O)OR
110)R
110、−C(=S)NR
110R
110、−NC、−NO
2、−NR
110R
110、−NR
110NR
110R
110、−N=NR
110、=NR
110、=NOR
110、−NR
110OR
110、−NR
110C(=O)R
110、−NR
110C(=O)C(=O)R
110、−NR
110C(=O)OR
110、−NR
110C(=O)C(=O)OR
110、−NR
110C(=O)NR
110R
110、−NR
110C(=O)NR
110C(=O)R
110、−NR
110C(=O)NR
110C(=O)OR
110、−NR
110C(=NR
110)NR
110R
110、−NR
110C(=O)C(=O)NR
110R
110、−NR
110C(=S)R
110、−NR
110C(=S)OR
110、−NR
110C(=S)NR
110R
110、−NR
110S(=O)
2R
110、−NR
110S(=O)
2NR
110R
110、−NR
110P(=O)R
111R
111、−NR
110P(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、−NR
110P(=O)(OR
110)(OR
110)、−NR
110P(=O)(SR
110)(SR
110)、−OR
110、=O、−OCN、−OC(=O)R
110、−OC(=O)NR
110R
110、−OC(=O)OR
110、−OC(=NR
110)NR
110R
110、−OS(=O)R
110、−OS(=O)
2R
110、−OS(=O)
2OR
110、−OS(=O)
2NR
110R
110、−OP(=O)R
111R
111、−OP(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、−OP(=O)(OR
110)(OR
110)、−OP(=O)(SR
110)(SR
110)、−Si(R
110)
3、−SCN、=S、−S(=O)
nR
110、−S(=O)
2OR
110、−SO
3R
110、−S(=O)
2NR
110R
110、−S(=O)NR
110R
110、−SP(=O)R
111R
111、−SP(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、−SP(=O)(OR
110)(OR
110)、−SP(=O)(SR
110)(SR
110)、−P(=O)R
111R
111、−P(=O)(NR
110R
110)(NR
110R
110)、−P(=O)(OR
110)(OR
110)、および−P(=O)(SR
110)(SR
110)から選択され;
R
110は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択され;
R
111は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキルおよびC
1〜6ハロアルキルから選択され;ならびに、
nは、それぞれ独立して、0、1、および2から選択される。
【1262】
2.好ましい実施形態1に規定の化合物において、Aは、NR
11である化合物。
【1263】
3.好ましい実施形態1または2に規定の化合物において、Gは、式
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
【1264】
の基である化合物。
【1265】
4.好ましい実施形態3に規定の化合物において、Gは、式
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
【1266】
の基であり、前記式(I)の化合物は、式(Ic)
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
【1267】
の化合物である化合物。
【1268】
5.好ましい実施形態1〜4のいずれかに規定の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−OC(=O)R
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができ;または、R
3およびR
5またはR
4およびR
6は共に、二重結合を形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【1269】
6.好ましい実施形態1〜4のいずれかに規定の化合物において、R
1、R
2、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
3、R
4、R
5、およびR
6は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【1270】
7.好ましい実施形態1〜4のいずれかに規定の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜32個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜17シクロアルキルアルキル、および1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキルから選択され;または、R
3およびR
6は、それらと結合している原子と共に、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキルを形成することができ;または、R
3およびR
4は共に、=Oを形成することができ;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、R
4およびR
11、ならびにR
6およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜22個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【1271】
8.好ましい実施形態1〜4のいずれかに規定の化合物において、R
1、R
4、R
5、R
6、およびR
11は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択され;R
2は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、および1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜10員のヘテロアリールアルキルから選択され;R
3は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜7シクロアルキルアルキル、および1〜7個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキルから選択され;ならびにあるいは、R
1およびR
2、R
1およびR
3、R
1およびR
5、R
1およびR
11、ならびにR
4およびR
11のいずれかは、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【1272】
9.好ましい実施形態1〜8のいずれかに規定の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
4〜8シクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される4〜8員のヘテロシクロアルキルアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24OR
26、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−OS(=O)
2R
20、−OS(=O)
2OR
20、−OS(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【1273】
10.好ましい実施形態1〜8のいずれかに規定の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキルを形成することができる化合物。
【1274】
11.好ましい実施形態1〜8のいずれかに規定の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜13個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜9個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜19個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜27個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜11個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜21個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜28個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜15個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【1275】
12.好ましい実施形態1〜8のいずれかに規定の化合物において、R
7およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;R
8およびR
9は、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜16アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜21員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜11アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜11シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜15員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜15員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【1276】
13.好ましい実施形態1〜8のいずれかに規定の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換される6〜11員のヘテロアリールアルキル、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【1277】
14.好ましい実施形態1〜8のいずれかに規定の化合物において、R
7、R
8、R
9、およびR
10は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、および−OR
20から独立して選択され;または、R
7およびR
8ならびに/またはR
9およびR
10のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【1278】
15.好ましい実施形態1〜14のいずれかに規定の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−NR
24S(=O)
2NR
22R
23、−OR
20、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−OC(=O)OR
20、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、−S(=O)NR
22R
23、−P(=O)R
28R
28、−P(=O)(NR
22R
23)(NR
22R
23)、および−P(=O)(OR
20)(OR
20)から独立して選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【1279】
16.好ましい実施形態1〜14のいずれかに規定の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
12およびR
13ならびに/またはR
14およびR
15のいずれかまたは両方は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、または1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【1280】
17.好ましい実施形態1〜14のいずれかに規定の化合物において、R
12、R
13、およびR
14は、Hであり;R
15は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜7シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜7員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から選択される化合物。
【1281】
18.好ましい実施形態1〜14のいずれかに規定の化合物において、R
12、R
13、R
14、およびR
15は、H、ハロゲン、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)R
22R
23、−OR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択される化合物。
【1282】
19.好ましい実施形態1〜14のいずれかに規定の化合物において、R
12、R
13、およびR
15は、Hであり;R
14は、H、ハロゲン、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)R
22R
23、−OR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から選択される化合物。
【1283】
20.好ましい実施形態1〜3または5〜19のいずれかに規定の化合物において、R
17は、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)OR
20、−C(=O)NR
22R
23、−NC、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24C(=O)OR
21、−NR
24C(=O)NR
22R
23、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−OCN、−OC(=O)R
20、−OC(=O)NR
22R
23、−SCN、−S(=O)
nR
20、−S(=O)
2OR
20、−SO
3R
27、−S(=O)
2NR
22R
23、および−S(=O)NR
22R
23から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【1284】
21.好ましい実施形態1〜3または5〜19のいずれかに規定の化合物において、R
17は、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;R
16およびR
18は、H、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
20、−C(=O)NR
22R
23、−NO
2、−NR
22R
23、−NR
24C(=O)R
20、−NR
24S(=O)
2R
21、−OR
20、−S(=O)
nR
20、および−S(=O)
2NR
22R
23から独立して選択され;または、R
16およびR
17は、それらと結合している原子と共に、1〜3個のR
19により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
19により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成することができる化合物。
【1285】
22.好ましい実施形態1〜3または5〜19のいずれかに規定の化合物において、R
17は、Hであり;ならびにR
16およびR
18は、Hおよび1〜3個のR
19により任意選択で置換されるC
1〜6アルキルから独立して選択される化合物。
【1286】
23.好ましい実施形態1〜3または5〜19のいずれかに規定の化合物において、R
17は、Hであり;ならびにR
16およびR
18は、HおよびC
1〜6アルキルから独立して選択される化合物。
【1287】
24.好ましい実施形態1〜23のいずれかに規定の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)OR
30、−C(=O)NR
32R
33、−NO
2、−NR
32R
33、−NR
34C(=O)R
30、−NR
34C(=O)NR
32R
33、−NR
34S(=O)
2R
31、−NR
34S(=O)
2NR
32R
33、−OR
30、=O、−OC(=O)R
30、−OC(=O)NR
32R
33、−Si(R
34)
3、=S、−S(=O)
nR
30、および−S(=O)
2NR
32R
33から選択される化合物。
【1288】
25.好ましい実施形態1〜23のいずれかに規定の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
30、−C(=O)NR
32R
33、−NR
32R
33、−NR
34C(=O)R
30、−NR
34S(=O)
2R
31、−OR
30、=O、−S(=O)
nR
30、および−S(=O)
2NR
32R
33から選択される化合物。
【1289】
26.好ましい実施形態1〜23のいずれかに規定の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−C(=O)OR
30、−NR
32R
33、および−OR
30から選択される化合物。
【1290】
27.好ましい実施形態1〜23のいずれかに規定の化合物において、R
19は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換されるフェニル、C
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
39により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、ハロゲン、−C(=O)OR
30、−NR
32R
33、および−OR
30から選択される化合物。
【1291】
28.好ましい実施形態1〜27のいずれかに規定の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜6個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜6個のR
49により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜6個のR
49により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【1292】
29.好ましい実施形態1〜27のいずれかに規定の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるベンジル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【1293】
30.好ましい実施形態1〜27のいずれかに規定の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【1294】
31.好ましい実施形態1〜27のいずれかに規定の化合物において、R
20、R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【1295】
32.好ましい実施形態1〜27のいずれかに規定の化合物において、R
20は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるフェニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜6シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜6員のヘテロアリールから選択され;R
21、R
24、R
25、R
26、R
27、R
30、R
31、R
34、R
35、R
36、およびR
37は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【1296】
33.好ましい実施形態1〜32のいずれかに規定の化合物において、R
28およびR
38は、それぞれ独立して、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
49により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
49により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【1297】
34.好ましい実施形態1〜33のいずれかに規定の化合物において、R
22、R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、および5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【1298】
35.好ましい実施形態1〜33のいずれかに規定の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
59により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
59により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択され;または、R
22およびR
23ならびに/またはR
32およびR
33のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜3個のR
69により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
69により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【1299】
36.好ましい実施形態1〜33のいずれかに規定の化合物において、R
22は、それぞれ独立して、H、1個のR
59により任意選択で置換されるフェニル、および1個のR
59により任意選択で置換される6員のヘテロアリールから選択され;R
23、R
32、およびR
33は、それぞれ独立して、HおよびC
1〜6アルキルから選択される化合物。
【1300】
37.好ましい実施形態1〜36のいずれかに規定の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、1〜3個のR
79により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
70、−C(=O)OR
70、−C(=O)NR
72R
73、−NO
2、−NR
72R
73、−NR
74C(=O)R
70、−NR
74C(=O)NR
72R
73、−NR
74S(=O)
2R
71、−OR
70、=O、−S(=O)
nR
70、および−S(=O)
2NR
72R
73から選択される化合物。
【1301】
38.好ましい実施形態1〜37のいずれかに規定の化合物において、R
39、R
49、R
59、およびR
69は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、フェニル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜9員のヘテロアリール、−CN、および−C(=O)R
70から選択される化合物。
【1302】
39.好ましい実施形態1〜38のいずれかに規定の化合物において、R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
89により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【1303】
40.好ましい実施形態1〜38のいずれかに規定の化合物において、R
70、R
71、R
74、R
75、R
76、およびR
77は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、および5〜6員のヘテロシクロアルキルから選択される化合物。
【1304】
41.好ましい実施形態1〜40のいずれかに規定の化合物において、R
72およびR
73は、それぞれ独立して、H、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
99により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
99により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択され;または、R
72およびR
73のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、1〜3個のR
109により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキルまたは1〜3個のR
109により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【1305】
42.好ましい実施形態1〜40のいずれかに規定の化合物において、R
72およびR
73は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、フェニル、ベンジル、C
5〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択され;または、R
72およびR
73のいずれかは、それらに付着される窒素原子と共に、5〜6員のヘテロシクロアルキルまたは5〜6員のヘテロアリールを形成してもよい化合物。
【1306】
43.好ましい実施形態1〜42のいずれかに規定の化合物において、R
78は、それぞれ独立して、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルケニル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
2〜6アルキニル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
6〜10アリール、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
7〜11アリールアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換されるC
3〜10シクロアルキル、1〜3個のR
89により任意選択で置換される3〜10員のヘテロシクロアルキル、および1〜3個のR
89により任意選択で置換される5〜10員のヘテロアリールから選択される化合物。
【1307】
44.好ましい実施形態1〜42のいずれかに規定の化合物において、R
78は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキル、フェニル、ベンジル、C
3〜6シクロアルキル、3〜6員のヘテロシクロアルキル、および5〜6員のヘテロアリールから選択される化合物。
【1308】
45.好ましい実施形態1〜44のいずれかに規定の化合物において、R
79、R
89、R
99、およびR
109は、それぞれ独立して、1〜3個のハロゲンにより任意選択で置換されるC
1〜6アルキル、C
2〜6アルケニル、C
2〜6アルキニル、C
6〜10アリール、C
7〜11アリールアルキル、C
3〜10シクロアルキル、3〜10員のヘテロシクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、ハロゲン、−CN、−C(=O)R
110、−C(=O)OR
110、−C(=O)NR
110R
110、−NO
2、−NR
110R
110、−NR
110OR
110、−NR
110C(=O)R
110、−NR
110C(=O)NR
110R
110、−NR
110S(=O)
2R
110、−NR
110S(=O)
2NR
110R
110、−OR
110、=O、−OCN、−OC(=O)R
110、−S(=O)
nR
110、−S(=O)
2NR
110R
110、および−S(=O)NR
110R
110から選択される化合物。
【1309】
46.好ましい実施形態1〜45のいずれかに規定の化合物において、R
110は、それぞれ独立して、H、C
1〜6アルキル、およびC
1〜6ハロアルキルから選択される化合物。
【1310】
47.好ましい実施形態1〜46のいずれかに規定の化合物において、R
111は、それぞれ独立して、C
1〜6アルキルおよびC
1〜6ハロアルキルから選択される化合物。
を含む。