特許第6207130号(P6207130)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6207130
(24)【登録日】2017年9月15日
(45)【発行日】2017年10月4日
(54)【発明の名称】心臓電気刺激装置
(51)【国際特許分類】
   A61B 5/0428 20060101AFI20170925BHJP
   A61B 5/05 20060101ALI20170925BHJP
   A61B 5/0402 20060101ALI20170925BHJP
【FI】
   A61B5/04 310B
   A61B5/05 B
   A61B5/04 310M
【請求項の数】7
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-168957(P2012-168957)
(22)【出願日】2012年7月30日
(65)【公開番号】特開2014-23870(P2014-23870A)
(43)【公開日】2014年2月6日
【審査請求日】2015年6月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】000112602
【氏名又は名称】フクダ電子株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100105050
【弁理士】
【氏名又は名称】鷲田 公一
(72)【発明者】
【氏名】高橋 弘誠
【審査官】 湯本 照基
(56)【参考文献】
【文献】 特開平09−173475(JP,A)
【文献】 特開平04−197367(JP,A)
【文献】 米国特許第05285780(US,A)
【文献】 特表2002−516732(JP,A)
【文献】 米国特許第05843136(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 5/0428
A61B 5/0402
A61B 5/05
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
生体に装着された電極カテーテルに、心臓を刺激するための電気刺激信号を供給する刺激信号供給部と、
前記生体のインピーダンスを算出する生体インピーダンス算出部と、
前記電気刺激信号のエネルギーと、前記生体インピーダンスとに基づいて、ディスチャージ時の内部インピーダンスを制御する内部インピーダンス制御部と、
を具備する心臓電気刺激装置。
【請求項2】
前記内部インピーダンス制御部が制御する前記内部インピーダンスは、ディスチャージ時に前記生体インピーダンスと並列に接続される抵抗の抵抗値である、
請求項1に記載の心臓電気刺激装置。
【請求項3】
前記内部インピーダンス制御部が制御する前記内部インピーダンスは、ディスチャージ時に前記生体インピーダンスと並列に接続されるコンデンサーの容量である、
請求項1に記載の心臓電気刺激装置。
【請求項4】
前記コンデンサーは、刺激時には前記生体インピーダンスに直列に接続される電荷蓄積コンデンサーである、
請求項3に記載の心臓電気刺激装置。
【請求項5】
前記内部インピーダンス制御部は、前記電気刺激信号のエネルギーが大きいほど、前記内部インピーダンスを大きくする、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の心臓電気刺激装置。
【請求項6】
前記内部インピーダンス制御部は、前記生体インピーダンスが大きいほど、前記内部インピーダンスを大きくする、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の心臓電気刺激装置。
【請求項7】
前記内部インピーダンス制御部は、
前記電気刺激信号のエネルギーと、前記生体インピーダンスとを読み出しアドレスとして、前記制御する前記内部インピーダンスを選択するテーブルを有する、
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の心臓電気刺激装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、心臓電気刺激装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、心臓の刺激伝導系が正常であるか否かを検査するために、生体に装着された電極カテーテルに電気刺激パルスを出力し、そのときに得られる生体反応を電極カテーテルを介して得ることにより、心電波形(心内心電図)を得る心臓刺激検査装置がある。この種の心臓刺激検査装置は、例えば特許文献1〜3で開示されている。
【0003】
簡単に説明すると、心臓刺激検査装置は、電極カテーテルに電気刺激パルスを出力する心臓電気刺激装置と、電極カテーテルの電圧に基づいて心電波形を測定する心臓カテーテル検査装置と、を有する。心臓電気刺激装置は、電極カテーテルを介して電気刺激パルスを与えることにより、意図的に不整脈を誘発させたり、不整脈を停止させる。心臓カテーテル検査装置は、心臓電気刺激装置によって刺激が与えられた直後に現れる生体からの反応電圧を電極カテーテルを介して取得することで、心電波形を測定する。
【0004】
ここで、特許文献1及び特許文献2に開示されているように、心臓電気刺激装置によって生体に電気刺激パルスを与えると、分極による後電位が生じる。後電位は、電気刺激パルスを与えた直後には大きな値となるが、ディスチャージ(放電)により徐々に小さくなる。後電位が心電波形と比較して非常に大きい状態では、心電波形が後電位によってマスクされてしまうので、心電波形の測定は後電位が十分に小さい値に減衰してから行う必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国特許第4,498,478号明細書
【特許文献2】特表2002−516732号公報
【特許文献3】特開平6−154182号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、後電位の大きさは、電気刺激パルスの振幅とパルス幅とによって決まる。つまり、振幅が大きくなるほど、またパルス幅が大きくなるほど、後電位が大きくなる。後電位が大きくなると、当然、心電波形を測定することができるようになるまでの時間も長くなる。
【0007】
現状では、電気刺激パルスは、電圧が数ボルト〜数十ボルトであり、パルス幅が10[msec]程度である。因みに、測定したい心電波形の電圧は、数ミリボルトの大きさである。
【0008】
また、現状では、例えば、電気刺激パルスが振幅5V、パルス幅1[msec]の刺激条件の下で、心電波形の基線レベルが50[msec]以内の時間で、±1[mV]以内の精度に収まることが、心臓刺激検査装置の性能として求められており、実際に実現されている。
【0009】
ところで、検査しようとする心臓の部位によっては、電気刺激に対する反応が鈍い部位もあるので、そのような部位を検査するためには、電気刺激パルスの振幅及びパルス幅を大きくすることが有効である。例えば、振幅30V、パルス幅10[msec]といった大きなエネルギーの電気刺激パルスを用いることも考えられている。
【0010】
このような大きなエネルギーの電気刺激を与えると、当然、後電位も大きくなるので、後電位が心電波形の測定を行うことができる程度に減衰するまでの時間も長くなる。一方で、通常、ある電気刺激パルスを与えてから次の電気刺激パルスを与えるまでの時間(つまり電気刺激パルスの間隔)は、例えば100[msec]に決められている。そのため、この100[msec]以内に心電波形を測定しなければならないが、後電位が大きいと、その時間内に心電波形を測定できないおそれがある。
【0011】
また、ハイパスフィルタにより後電位を除去して心電波形を抽出する方法も考えられるが、この場合でも後電位の方が心電波形よりも非常に大きいレベルとなっている場合には、精度の良いフィルタリング結果を得るには長い時間を要する。
【0012】
本発明は、後電位を良好に制御して、短時間で精度の良い心電波形を得ることができる心臓電気刺激装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の心臓電気刺激装置の一つの態様は、
生体に装着された電極カテーテルに、心臓を刺激するための電気刺激信号を供給する刺激信号供給部と、
前記生体のインピーダンスを算出する生体インピーダンス算出部と、
前記電気刺激信号のエネルギーと、前記生体インピーダンスとに基づいて、ディスチャージ時の内部インピーダンスを制御する内部インピーダンス制御部と、
を具備する。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、電気刺激信号のエネルギーと、生体インピーダンスとに基づいて、ディスチャージ時の内部インピーダンスを制御するので、後電位を良好に制御して、短時間で精度の良い心電波形を得ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】心臓電気刺激装置の原理構成を説明するための等価回路であり、図1Aは刺激時の状態を示す図、図1Bはディスチャージ時の状態を示す図
図2】心臓刺激検査により得られる測定電圧Vの様子を示す図
図3】心臓刺激検査装置の全体構成を示す図
図4】心臓電気刺激装置の基本構成を示す図
図5】内部抵抗Raに対する、測定電圧Vの復帰時間の関係を示す図
図6】内部インピーダンス制御部が有するテーブルの説明に供する図
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
(1)原理
先ず、実施の形態の構成を説明する前に、本発明の原理について説明する。
【0019】
図1A及び図1Bは、心臓電気刺激装置の原理構成を説明するための等価回路である。図1Aは刺激時の状態を示し、図1Bはディスチャージ時の状態を示す。
【0020】
図1の等価回路は、生体に装着される電極カテーテル(電極リード)T1、T2を境に、回路側と生体側に分けられる。回路側とは心臓電気刺激装置10であり、生体側とは生体モデル20である。
【0021】
心臓電気刺激装置10は、電気刺激パルス生成部11と、電荷蓄積コンデンサーCaと、内部抵抗Raと、スイッチ12、13と、を用いて表すことができる。生体モデル20は、抵抗Rsと、コンデンサーCsと、を用いて表すことができる。
【0022】
図1Aに示した刺激時には、スイッチ12が端子a側に接続されると共にスイッチ13がOFFされることにより、電気刺激パルス生成部11で生成された刺激パルスが電荷蓄積コンデンサーCaによって蓄積された後に、生体モデル20へと供給される。つまり、電気刺激パルス生成部11及び電荷蓄積コンデンサーCaは、生体に装着された電極カテーテルT1、T2に、心臓を刺激するための電気刺激信号を供給する刺激信号供給部として機能する。
【0023】
一方、図1Bに示したディスチャージ時には、スイッチ12が端子b側に接続されると共にスイッチ13がONされることにより、生体モデル20のコンデンサーCsに蓄積された電荷がディスチャージされる。そして、このディスチャージ時に、心臓カテーテル検査装置(図3)によって、電極リードT1、T2間の電圧Vが測定されることにより、心電波形が測定される。
【0024】
図2は、心臓刺激検査により得られる測定電圧Vの様子を示すものである。時点t1から時点t2の期間は心臓電気刺激装置10が図1Aの状態とされている期間であり、時点t3から時点t4の期間は心臓電気刺激装置10が図1Bの状態とされている期間であり、時点t4から時点t5の期間は心臓電気刺激装置10が図1Aの状態とされている期間である。心臓電気刺激装置10は、このように刺激とディスチャージとを繰り返す。そして、心臓カテーテル検査装置(図3)によってディスチャージ期間における電極リードT1、T2間の電圧Vが測定される。
【0025】
ディスチャージ期間の電圧は、時間の経過に従って減衰していく。ここで、ディスチャージ期間の電圧には、電気刺激による分極が原因となって生じる後電位(afterpotential)と、電気刺激による心臓の誘発反応である心電波形と、が含まれる。このうち、心電波形が測定したい波形である。刺激時の直後では後電位の値が心電波形と比較して非常に大きいので、後電位が心電波形をマスクしてしまう。そこで、後電位の値が十分に小さくなってから心電波形を測定するようになっている。具体的には、心電波形の測定は、測定電圧Vが閾値電圧V1よりも小さくなった時点t10以降に行うようにする。
【0026】
(2)構成
図3は、心臓刺激検査装置の全体構成を示す。心臓刺激検査装置100は、心臓電気刺激装置200と、心臓カテーテル検査装置300と、を有する。心臓電気刺激装置200は、生体に装着された電極カテーテルT1、T2に、心臓を刺激するための電気刺激信号を供給する。心臓カテーテル検査装置300は、電極カテーテルT1、T2の電圧に基づいて心電波形を測定し、これをモニタに表示したりプリンタから出力する。また、心臓電気刺激装置200と心臓カテーテル検査装置300は、ケーブルによって接続されており、互いの情報を送受信できるようになっている。なお、実施の形態では、説明を簡単化するために、電極カテーテルが2つの電極カテーテルT1、T2で構成されている場合について述べるが、勿論、電極カテーテルの数は3つ以上であってもよい。また1つの電極カテーテルに2つの電極を備えていてもよい。
【0027】
図4は、心臓電気刺激装置200の基本構成を示すブロック図である。なお、図4は、本実施の形態において特徴的な要素のみを示した図である。図4の構成要素の中には、図1で既に説明した要素も含まれるので、ここでは図1では説明しなかった構成要素及び図1とは異なる構成要素について説明する。
【0028】
状態制御部201は、スイッチ12及び13の接続を制御することにより、図1Aに示した刺激状態と図1Bに示したディスチャージ状態を切り換える。因みに、図4は、ディスチャージ状態を示している。
【0029】
刺激エネルギー制御部202は、電気刺激パルス生成部11で生成される刺激パルスの振幅及びパルス幅を制御することにより、刺激エネルギーを制御する。
【0030】
生体インピーダンス算出部203は、電極カテーテルT1、T2が装着された生体のインピーダンス、つまり生体モデル20のインピーダンスを算出する。生体インピーダンス算出部203は、電極カテーテルT1、T2の電圧と電流とに基づいて生体インピーダンスを算出する。すなわち、実際上、心臓電気刺激装置200又は心臓カテーテル検査装置300には、電極カテーテルT1、T2の電圧を検出する電圧計(図示せず)と、電極カテーテルT1、T2に流れる電流を検出する電流計(図示せず)とが設けられており、生体インピーダンス算出部203は、この電圧計及び電流計によって検出された値に基づいて生体インピーダンスを算出する。
【0031】
内部インピーダンス制御部204は、電気刺激信号のエネルギーと、生体インピーダンスとに基づいて、ディスチャージ時の内部インピーダンスを制御する。実際上、内部インピーダンス制御部204は、刺激エネルギー制御部202から出力された制御信号に基づいて電気刺激信号のエネルギーの情報を得ると共に、生体インピーダンス算出部203から生体インピーダンスの情報を得る。
【0032】
本実施の形態の場合、内部インピーダンス制御部204は、可変抵抗14の抵抗値Raを制御するようになっている。内部インピーダンス制御部204は、電気刺激信号のエネルギーが大きいほど、可変抵抗14の抵抗値Raを大きくする。また、内部インピーダンス制御部204は、生体インピーダンスが大きいほど、可変抵抗14の抵抗値Raを大きくする。
【0033】
このように、電気刺激信号のエネルギーと、生体インピーダンスとに基づいて、抵抗値Raを制御する理由について説明する。
【0034】
刺激時は、生体モデル20の容量Csに電荷がチャージされ、電圧が発生する。ディスチャージ時には、この容量Csの電荷が放電し、図4の電圧Vが消失していく(つまり、後電位が基線レベルへと復帰していく)。
【0035】
ここで、図5に示したように、可変抵抗14の抵抗値Raの値を小さくするほど、測定電圧Vが基線レベルに復帰する時間は短くなる。しかしながら、抵抗値Raを過度に小さくすると、容量Csからの電荷の放電が終了しない時点で、電荷蓄積コンデンサーCaの電荷の放電が終了し、ディスチャージ動作が終了してしまうので好ましくない。
【0036】
これを考慮して、本実施の形態では、電気刺激信号のエネルギーが大きいほど(容量Csの電荷が大きいほど)、また、生体インピーダンスRsが大きいほど、可変抵抗14の抵抗値Raを大きくする。これにより、容量Csからの電荷の放電が終了するまでは、電荷蓄積コンデンサーCaの電荷の放電が終了しないような、最小の抵抗値Raを選択できる。この結果、ディスチャージ動作を良好に行いつつ、測定電圧Vを短時間で基線レベルに復帰させることができるようになる。
【0037】
次に、抵抗値Raを設定するための具体例を説明する。この例では、抵抗値Raの値として、Ra1<Ra2<Ra3の3つの値の中から切り換える例について説明する。内部インピーダンス制御部204は、図6に示すようなテーブルを有し、刺激エネルギー及び生体インピーダンスを条件として(読み出しアドレスとして)で、抵抗値Ra1、Ra2又はRa3を選択する。
【0038】
以上説明したように、本実施の形態によれば、電気刺激信号のエネルギーと、生体インピーダンスとに基づいて、ディスチャージ時の内部インピーダンス14を制御したことにより、後電位を良好に制御して、短時間で精度の良い心電波形を得ることができるようになる。
【0039】
なお、上述の実施の形態では、内部インピーダンス制御部204が制御する内部インピーダンスは、ディスチャージ時に生体インピーダンスと並列に接続される抵抗14の抵抗値である場合について説明したが、内部インピーダンス制御部204が制御する内部インピーダンスはこれに限らない。内部インピーダンス制御部204が制御する内部インピーダンスは、ディスチャージ時に生体インピーダンスと並列に接続される電荷蓄積コンデンサー15の容量であってもよい。具体的には、電気刺激信号のエネルギーが大きいほど(容量Csの電荷が大きいほど)、また、生体インピーダンスRsが大きいほど、電荷蓄積コンデンサー15の容量Caを大きくすれば、実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0040】
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
【0041】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明は、例えば心内心電図を得るための心臓電気刺激装置に適用し得る。
【符号の説明】
【0043】
10、200 心臓電気刺激装置
11 電気刺激パルス生成部
12、13 スイッチ
14 可変抵抗
15 電荷蓄積コンデンサー
20 生体モデル
100 心臓刺激検査装置
201 状態制御部
202 刺激エネルギー制御部
203 生体インピーダンス算出部
204 内部インピーダンス制御部
T1、T2 電極カテーテル
図1
図2
図3
図4
図5
図6