(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記携帯用機器のタッチスクリーンの大きさは、前記外部機器のスクリーンの大きさより小さいことを特徴とする請求項1に記載の外部機器のスクリーン上にウェブページを探索する方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、タッチスクリーンを含む携帯用機器を用いて、外部機器のスクリーン上にディスプレイされた情報を迅速に探索することにある。特に、外部機器のスクリーン上にディスプレイされた情報を携帯用機器のタッチスクリーン上に提供することにより、ユーザが携帯用機器を用いて外部機器のスクリーン上にディスプレイされた情報を迅速に探索するようにすることができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するための本発明の一実施形態に係るタッチスクリーンを含む携帯用機器が外部機器のスクリーン上にウェブページを探索する方法は、前記タッチスクリーン上に前記外部機器のスクリーン上に表示されたウェブページに含まれたリンク領域を表示するステップと、前記タッチスクリーン上にユーザの第1ジェスチャーに応答し、前記タッチスクリーン上に表示されたリンク領域を拡大するステップと、前記拡大されたリンク領域上にユーザの第2ジェスチャーに応答し、前記リンク領域に連結されたウェブページを前記外部機器のスクリーン上に表示する情報を前記外部機器に伝送するステップとを含む。
【0007】
そして、前記リンク領域を表示するステップは、前記タッチスクリーン上に前記外部機器のスクリーン上に表示された前記リンク領域を含むウェブページの一部を表示するステップを更に含んでよい。
【0008】
なお、前記外部機器のスクリーン上に表示する情報を前記外部機器に伝送するステップは、前記ユーザの第2ジェスチャーに関する情報または前記リンク領域に関する情報を前記外部機器に伝送するステップを含んでよい。
【0009】
そして、前記タッチスクリーン上で一方向に移動するユーザの第3ジェスチャーを検知するステップと、前記ユーザの第3ジェスチャーに応答し、前記外部機器のスクリーン上に表示されたウェブページを前記一方向と同様の方向に移動する情報を前記外部機器に伝送するステップとを含んでよい。
【0010】
なお、前記タッチスクリーン上で一方向に移動するユーザの第4ジェスチャーを検知するステップと、前記ユーザの第4ジェスチャーに応答し、前記タッチスクリーン上にウェブページの一部に対応する前記外部機器上に仮想ウィンドウを、前記一方向または前記一方向の反対方向に移動する情報を前記外部機器に伝送するステップとを含んでよい。
【0011】
そして、前記携帯用機器のタッチスクリーンの大きさは、前記外部機器のスクリーンの大きさより小さくてよい。
【0012】
なお、前記第1ジェスチャーは、二つのタッチ地点の距離が遠くなるスプレッドジェスチャーであり、前記第2ジェスチャーは、前記リンク領域をタッチするタップジェスチャーであってよい。
【0013】
一方、前記目的を達成するための本発明の一実施形態に係るタッチスクリーンを含む携帯用機器が外部機器のスクリーン上にウェブページを探索する方法は、前記タッチスクリーン上に前記外部機器のスクリーン上に表示されたウェブページの一部を表示するステップと、前記タッチスクリーン上にユーザの第1ジェスチャーを検知するステップと、前記検知されたユーザの第1ジェスチャーに応答し、前記外部機器のスクリーン上に表示されたウェブページの一部を拡大する情報を前記外部機器に伝送するステップとを含む。
【0014】
そして、前記タッチスクリーン上にユーザの第2ジェスチャーを検知するステップと、前記検知されたユーザの第2ジェスチャーに応答し、前記外部機器のスクリーン上に表示されたウェブページの一部を縮小する情報を前記外部機器に伝送するステップとを更に含んでよい。
【0015】
一方、前記目的を達成するための本発明の一実施形態に係るタッチスクリーンを含む携帯用機器が外部機器のスクリーン上にウェブページを探索する方法は、第1探索モードおよび第2探索モードのいずれか一方のモードを選択するユーザの第1ジェスチャーを入力されるステップと、前記第1探索モードが選択された場合、前記タッチスクリーン上にユーザの第2ジェスチャーに応答し、前記外部機器のスクリーン上に表示されたウェブページを一方向に移動する情報を前記外部機器に伝送し、前記第2探索モードが選択された場合、前記タッチスクリーン上にユーザの第2ジェスチャーに応答し、前記外部機器のスクリーン上に表示されたポインタを一方向に移動する情報を前記外部機器に伝送するステップとを含む。
【0016】
そして、前記第1探索モードおよび第2探索モードのいずれか一方を選択するユーザの第1ジェスチャーは、二つのタッチ地点を同時にタッチするジェスチャーであってよい。
【0017】
一方、前記目的を達成するための本発明の一実施形態に係るタッチスクリーンを含む携帯用機器によって制御される外部機器のウェブページ探索方法は、スクリーン上に前記携帯用機器にディスプレイされた画面を含むウェブページをディスプレイするステップと、前記携帯用機器のタッチスクリーン上にユーザの第1ジェスチャーに応答し、前記携帯用機器から前記外部機器のスクリーン上に表示されたリンク領域を含むウェブページを拡大する情報を受信するステップと、前記受信されたウェブページを拡大する情報に応じて、前記スクリーン上に表示された前記リンク領域を含むウェブページを拡大するステップとを含む。
【0018】
そして、前記携帯用機器のタッチスクリーン上にユーザの第2ジェスチャーに応答し、前記携帯用機器から前記外部機器のスクリーン上に表示された前記リンク領域に連結されたウェブページを前記外部機器のスクリーン上に表示する情報を受信するステップと、前記受信されたリンク領域に連結されたウェブページを前記外部機器のスクリーン上に表示する情報に応じて、前記リンク領域に連結されたウェブページを前記外部機器のスクリーン上に表示するステップとを更に含んでよい。
【0019】
一方、前記目的を達成するための本発明の一実施形態に係る外部機器のスクリーン上にウェブページを探索するための携帯用機器は、タッチスクリーンと、外部機器と通信を行う通信部と、前記タッチスクリーン上に前記外部機器のスクリーン上に表示されたウェブページに含まれたリンク領域を表示し、前記タッチスクリーン上にユーザの第1ジェスチャーに応答し、前記タッチスクリーン上に表示されたリンク領域を拡大するように前記タッチスクリーンを制御し、前記拡大されたリンク領域上にユーザの第2ジェスチャーに応答し、前記リンク領域に連結されたウェブページを前記外部機器のスクリーン上に表示する情報を前記外部機器に伝送するように前記通信部を制御するプロセッサとを含む。
【0020】
そして、前記プロセッサは、前記タッチスクリーン上に前記外部機器のスクリーン上に表示された前記リンク領域を含むウェブページの一部を表示するように前記タッチスクリーンを制御してよい。
【0021】
なお、前記プロセッサは、前記ユーザの第2ジェスチャーに関する情報または前記リンク領域に関する情報を前記外部機器に伝送するように前記通信部を制御してよい。
【0022】
そして、前記プロセッサは、前記タッチスクリーン上で一方向に移動するユーザの第3ジェスチャーが検知されると、前記ユーザの第3ジェスチャーに応答し、前記外部機器のスクリーン上に表示されたウェブページを前記一方向と同様の方向に移動する情報を前記外部機器に伝送するように前記通信部を制御してよい。
【0023】
一方、前記目的を達成するための本発明の一実施形態に係る外部機器のスクリーン上にウェブページを探索するための携帯用機器は、タッチスクリーンと、外部機器と通信を行う通信部と、前記タッチスクリーン上に前記外部機器のスクリーン上に表示されたウェブページの一部を表示するように前記タッチスクリーンを制御し、前記タッチスクリーン上にユーザの第1ジェスチャーが検知されると、前記外部機器のスクリーン上に表示されたウェブページの一部を拡大する情報を前記外部機器に伝送するように前記通信部を制御するプロセッサとを含む。
【0024】
一方、前記目的を達成するための本発明の一実施形態に係る外部機器のスクリーン上にウェブページを探索するための携帯用機器は、タッチスクリーンと、外部機器と通信を行う通信部と、前記第1探索モードを選択するためのユーザの第1ジェスチャーが入力された場合、前記タッチスクリーン上にユーザの第2ジェスチャーに応答し、前記外部機器のスクリーン上に表示されたウェブページを一方向に移動する情報を前記外部機器に伝送するように前記通信部を制御し、前記第2探索モードを選択するためのユーザの第1ジェスチャーが入力された場合、前記タッチスクリーン上にユーザの第2ジェスチャーに応答し、前記外部機器のスクリーン上に表示されたポインタを一方向に移動する情報を前記外部機器に伝送するように前記通信部を制御するプロセッサとを含む。
【0025】
一方、前記目的を達成するための本発明の一実施形態に係るタッチスクリーンを含む携帯用機器によって制御される外部機器は、前記携帯用機器にディスプレイされた画面を含むウェブページをディスプレイするスクリーンと、前記外部機器と通信を行う通信部と、前記携帯用機器のタッチスクリーン上にユーザの第1ジェスチャーに応答し、前記携帯用機器から前記外部機器のスクリーン上に表示されたリンク領域を含むウェブページを拡大する情報を受信するように前記通信部を制御し、前記受信されたウェブページを拡大する情報に応じて、前記スクリーン上に表示されたウェブページに含まれた前記リンク領域を含むウェブページを拡大するように前記スクリーンを制御するプロセッサとを含む。
【発明の効果】
【0026】
以上説明したように、本発明によれば、携帯用機器および外部機器を用いて外部機器に表示されたウェブページを検索することにより、ユーザは外部機器のスクリーン上に表示された情報をより迅速かつ便利に探索することができるようになる。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下に添付図面を参照しながら、本発明を製造して使用する方法が詳細に説明される。本発明の多様な実施形態が説明されるが、請求範囲に記載されていない限り、そのような実施形態は本発明を限定するものではないことに留意すべきである。
【0029】
ユーザのジェスチャーは、例えば、左手と右手の指(finger)(特に、人差し指)または親指(thumb)を用いて、タッチスクリーン上に情報を表示したり、制御するユーザの動作として、タッチ(touch)、タッチの解除(release)、回転(rotate)、ピンチ(pinch)、スプレッド(spread)、タッチドラッグ(touch drag)、フリック(flick)、スワイプ(swipe)、タッチアンドホールド(touch and hold)等の動作を含んでよい。タッチした状態とは、タッチスクリーン上に指または親指が触れたか、実際に触れなくても極めて近くに接近していることを含んでよい。
【0030】
本発明において、携帯用機器は、外部機器と接続されて情報を表示するタッチスクリーンを有する機器として、例えば、スマートフォン(Smart Phone)、携帯電話、タブレット(Tablet)、携帯用マルチメディア再生機器(Portable Multimedia Player:PMP)、個人用の携帯情報端末(Personal Digital Assistant:PDA)等を含んでよい。なお、外部機器は、携帯用機器と接続されて情報を表示する機器として、例えば、デジタルテレビやスマートテレビ、パソコン等であってよく、上記携帯用機器の種類の一つであってよい。このとき、携帯用機器のスクリーンの大きさは、一般的に外部機器のスクリーンの大きさより小さくてよい。
【0031】
図1は、本発明の一実施形態に係るシステムの構成を示す図である。
【0032】
同図を参照すると、システム1は、外部機器10と、タッチスクリーンを有する携帯用機器20と、外部機器10または携帯用機器20に情報を提供するインターネット網30とを含んでよい。インターネット網30は、複数のルーターを含み、各ルーターには一つ以上のサーバ31、32、33が接続されてよい。
【0033】
外部機器10は、スクリーン11と、プロセッサ12と、保存部14および通信部15を含んでよい。
【0034】
スクリーン11は、映像信号を提供されて映像を表示する機能を実行する。例えば、スクリーン11は、デジタル放送、外部機器10の保存部14に保存されたコンテンツ、携帯用機器20またはインターネット網30を介して提供される情報等を表示することができる。なお、外部機器10は、タッチセンサ(図示せず)を更に含み、スクリーン11を介してユーザのジェスチャーを受信することができる。
【0035】
プロセッサ12は、外部機器10の各構成要素に対する動作全般を制御する。例えば、以下、本発明の多様な実施形態の動作に必要な方法は、プログラムで実現され、保存部14に保存されてよい。プロセッサ12は、保存部14のプログラムを読み取り、読み取られた結果に応じて、外部機器10の各構成要素に対する動作を制御することができる。一方、プロセッサ12は、インターネットブラウザモジュール13を含んでよい。インターネットブラウザモジュール13は、インターネット網30を介して提供される情報を探索または管理する機能を実行してよい。例えば、インターネットブラウザモジュール13は、インターネット網30を介して接続されたウェブサーバ31、32、33の情報を閲覧することができるようにする。なお、インターネットブラウザモジュール13は、ウェブページの閲覧、最近アクセスしたインターネットアドレス(URL)の目録を提供、よくアクセスするインターネットアドレスの記憶および管理、ウェブページの保存および印刷等の機能を実行することができる。
【0036】
携帯用機器20は、タッチスクリーン21と、プロセッサ22と、保存部24および通信部25を含んでよい。
【0037】
タッチスクリーン21は、タッチセンサを含んでよい。タッチスクリーン21は、映像信号を受信して映像を表示したり、前記タッチセンサを介してユーザのジェスチャーを受信することができる。
【0038】
プロセッサ22は、携帯用機器20の各構成要素に対する動作全般を制御する。例えば、以下、本発明の多様な実施形態の動作に必要な方法は、プログラムで実現され、保存部24に保存されてよい。プロセッサ22は、保存部24のプログラムを読み取り、読み取られた結果に応じて、携帯用機器20の各構成要素に対する動作を制御することができる。一方、プロセッサ22は、インターネットブラウザモジュール23を含んでよい。インターネットブラウザモジュール23は、インターネット網30を介して提供される情報を探索または管理する機能を実行してよい。例えば、インターネットブラウザモジュール23は、インターネット網30を介して接続されたウェブサーバ31、32、33の情報を閲覧することができるようにする。なお、インターネットブラウザモジュール23は、ウェブページの閲覧、最近アクセスしたインターネットアドレス(URL)の目録を提供、よくアクセスするインターネットアドレスの記憶および管理、ウェブページの保存および印刷等の機能を実行することができる。
【0039】
外部機器の通信部15および携帯用機器の通信部25は、例えば、無線LANやブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、赤外線通信等を用いて相互通信できる。なお、外部機器の通信部15の他、携帯用機器の通信部25のうち、少なくとも一つは、インターネット網30に接続されてウェブサーバ31、32、33から情報を受信することができる。ここで、受信された情報は、ウェブページ、イメージ、動画、オーディオ、テキスト等のような多様な種類のコンテンツを含んでよい。このとき、受信した情報の一部は、別の情報と接続可能なリンク領域を含んでよい。例えば、リンク領域は、別のウェブページ、イメージ、動画、オーディオ、テキストのうちの一つを連結できるハイパーリンク(hyperlink)が含まれた領域であってよい。
【0040】
本発明の一実施形態として、外部機器の通信部15と携帯用機器の通信部25のいずれか一方がインターネット網30に接続された場合、インターネット網30に接続されたウェブサーバ31,32、33から情報を受信した機器は、インターネット網30に接続されていない機器に情報を再伝送することができる。この場合、外部機器の通信部15と携帯用機器の通信部25は、上記情報が外部機器のスクリーン11と携帯用機器のタッチスクリーン21上において、ほぼ同時に表示されるように同期化機能を実行することができる。別の一実施形態として、外部機器の通信部15と携帯用機器の通信部25のいずれもが、インターネット網30に接続された場合、外部機器10および携帯用機器20の全ては、インターネット網30から同一の情報を受信することができる。そして、各々の機器が受信した情報は、外部機器のスクリーン11および携帯用機器のタッチスクリーン21上に表示されてよい。この場合、外部機器の通信部15と携帯用機器の通信部25は、前記情報が外部機器のスクリーン11と携帯用機器のタッチスクリーン21上において、ほぼ同時に表示されるように同期化機能を実行することができる。
【0041】
図2Aおよび
図2Bは、本発明の一実施形態に係る外部機器10および携帯用機器20が情報を表示する図である。
【0042】
図2Aを参照すると、外部機器のスクリーン11上に表示された情報の一部領域202が携帯用機器のタッチスクリーン21上に表示されてよい。このとき、スクリーン11上には、タッチスクリーン21と同期化された領域である一部領域202を示す仮想ウィンドウ204が表示されてよい。仮想ウィンドウ204は、スクリーン11上で異なる明暗または異なる背景色を有してよい。仮想ウィンドウ204は、普段は、スクリーン11の中央に位置してよい。しかし、ユーザのジェスチャーによって仮想ウィンドウ204の位置が異なる場合、スクリーン11上の情報が別の情報に変換される度に、再度スクリーン11の中央に位置してよい。仮想ウィンドウ204の領域の大きさは、製品発売またはアプリケーションの最初の実行時に予め設定されていてよいが、ユーザが任意に調節することもできる。なお、仮想ウィンドウ204は、普段は表示されないが、携帯用機器20のタッチスクリーン21上にユーザのジェスチャーを検知する場合にのみ表示されてよい。そして、仮想ウィンドウ204は、それ以上ユーザのジェスチャーが検知されなければ、所定の時間が経った後に自動的に消えてよい。
【0043】
図2Bを参照すると、外部機器のスクリーン11上に表示された情報の全部222が携帯用機器のタッチスクリーン21上に表示されてよい。このとき、スクリーン11上に仮想ウィンドウ204が表示されずに、タッチスクリーン21上には、スクリーン11上に表示された情報222が同様に表示されてよい。
【0044】
図3は、本発明の一実施形態に係る外部機器10のスクリーン上に表示された情報を探索する携帯用機器20のモードを示す図である。
【0045】
図3の320を参照すると、携帯用機器20は、タッチスクリーン21上に外部機器のスクリーン11上に表示された情報の一部領域302を表示する第1モードを提供することができる。第1モードが選択された場合、携帯用機器20はタッチスクリーン21上にユーザの第1ジェスチャーに応答し、外部機器10のスクリーン11上に表示されたウェブページを一方向に移動する情報を外部機器10に伝送することができる。よって、ユーザは、タッチスクリーン21上に表示された情報を用いて、スクリーン11上に表示された情報を探索することができる。このとき、探索のためのタッチスクリーン21上にユーザのジェスチャーは、例えば、タッチスクリーン21およびスクリーン11上に情報を移動するジェスチャー(例えば、フリックジェスチャー、タッチドラッグジェスチャー)、情報を拡大または縮小するジェスチャー(例えば、ピンチジェスチャーまたはスプレッドジェスチャー)または選択するジェスチャー(例えば、タップジェスチャー等)を利用することができる。
【0046】
図3の340を参照すると、携帯用機器20は、タッチスクリーン21上に外部機器のスクリーン11上に表示された情報を提供することなく、外部機器のスクリーン11上に表示された情報を探索する第2モードを提供することができる。第2探索モードが選択された場合、携帯用機器20は、タッチスクリーン21上にユーザの第1ジェスチャーに応答し、外部機器10のスクリーン11上に表示されたポインタを一方向に移動する情報を外部機器10に伝送する。よって、ユーザは、探索のために、タッチスクリーン21を見ずに、スクリーン11を見ながらスクリーン11上に情報を探索することができる。このとき、探索のためのユーザのジェスチャーは、例えば、スクリーン11上に情報を移動するジェスチャー(例えば、フリックジェスチャー)、 情報を拡大または縮小するジェスチャー(例えば、ピンチジェスチャーまたはスプレッドジェスチャー)、スクリーン11上に表示されたポインタを移動するジェスチャー(例えば、タッチドラッグジェスチャー)およびスクリーン11上に表示された特定リンクを選択するジェスチャー(例えば、タップジェスチャー等)を含んでよい。
【0047】
一方、タッチスクリーン21上に外部機器のスクリーン11に表示された情報を提供していない状態は、タッチスクリーン21のオフ状態、前記表示された情報がよく見えないように暗く提供される状態、および前記表示された情報に関連のない情報を提供する状態のうち、少なくとも一つを含んでよい。
【0048】
図3の360を参照すると、携帯用機器20は、外部機器10との同期化過程を経ることなく、タッチスクリーン21上にウェブサーバ31、32、33から受信された情報または予め保存されている情報を表示する第3モードを提供することができる。この場合、外部機器10と携帯用機器20とが相互同期化されていないため、タッチスクリーン21上にユーザのジェスチャーは、外部機器のスクリーン10上に表示された情報に影響を与えない。
【0049】
図3の320の第1モード、
図3の340の第2モード、
図3の360の第3モードは、予め定義されたユーザのジェスチャーによって相互転換されてよい。例えば、第1モードでタッチスクリーン21上にユーザの複数個のタッチ地点に対するタッチジェスチャー324を同時に入力し、第1時間(例えば、2秒)以上維持されると、携帯用機器20は、第1モードから第2モードにモード切り替えを行うことができる。逆に、第2モードでタッチスクリーン21上にユーザの複数個のタッチ地点に対するタッチジェスチャー344を同時に入力し、第1時間(例えば、2秒)以上維持されると、携帯用機器20は、第2モードから第1モードにモード切り替えを行うことができる。
【0050】
別の例として、第2モードでタッチスクリーン21上にユーザの複数個のタッチ地点に対するタッチジェスチャー344を同時に入力し、第3時間(例えば、4秒)以上維持されると、携帯用機器20は、第2モードから第3モードにモード切り替えを行うことができる。逆に、第3モードでタッチスクリーン21上にユーザの複数個のタッチ地点に対するタッチジェスチャー364を同時に入力し、第2時間(例えば、4秒)以上維持されると、携帯用機器20は、第3モードから第2モードにモード切り替えを行うことができる。
【0051】
更に別の例として、第3モードでタッチスクリーン21上にユーザの複数個のタッチ地点に対するタッチジェスチャー364を同時に入力し、第3時間(例えば、6秒)以上維持されると、携帯用機器20は、第3モードから第1モードにモード切り替えを行うことができる。逆に、第1モードでタッチスクリーン21上にユーザの複数個のタッチ地点に対するタッチジェスチャー324を同時に入力し、第3時間(例えば、6秒)以上維持されると、携帯用機器20は、第1モードから第3モードにモード切り替えを行うことができる。
【0052】
ここで、第1時間、第2時間、第3時間の時間の長さは、互いに入れ替わってよく、モード間の切り替えのために、複数個のタッチおよびホールドするジェスチャーの他に、別のジェスチャーを利用することは、当該技術分野で通常の知識を有する者にとって周知となっている。
【0053】
なお、上述の実施形態においては、タッチ時間に応じて、第1モードと第2モードとの間の切り替え、第2モードと第3モードとの間の切り替えおよび第3モードと第1モードとの間の切り替えが行われたが、それは一実施形態に過ぎず、携帯用機器20の外部に具備されたボタンまたは携帯用機器20に表示されたメニュー等を用いてモード切り替えを行うことができる。
【0054】
図4Aないし
図4Bは、本発明の一実施形態に係る携帯用機器20を用いて外部機器10に表示された情報を探索する過程を示す図である。一方、
図4Aおよび
図4Bは、
図3において説明した携帯用機器20のモードのうち、第1モードの状態で外部機器10に表示された情報を探索する過程を説明するための図である。
【0055】
図4Aを参照すると、携帯用機器20のタッチスクリーン21上に外部機器10のスクリーン11上に表示された情報の一部402が表示された場合、タッチスクリーン21上に一方向へのユーザのジェスチャー414(例えば、フリックジェスチャーまたはタッチドラッグジェスチャー)に応答し、携帯用機器20は外部機器10のスクリーン11上に表示された情報を一方向に移動する情報を外部機器10に伝送することができる。例えば、携帯用機器20は、タッチスクリーン21上にユーザのジェスチャー414に関連する情報(例えば、ジェスチャーの種類、ジェスチャーのタッチ位置、ジェスチャーの移動方向、ジェスチャー移動距離、ジェスチャーの移動速度等)を外部機器10に伝送することができる。そして、携帯用機器200は、同時に前記一方向へのユーザのジェスチャー414に応答し、ユーザのジェスチャーに応じて、タッチスクリーン21上にスクリーン11上に表示された情報の別の一部領域422を表示することができる。
【0056】
外部機器10は、携帯用機器20から前記ユーザのジェスチャー414に関連する情報を受信し、前記ユーザのジェスチャー414に対応して外部機器10のスクリーン11上に表示された情報を一方向に移動することができる。このとき、スクリーン11上に表示された仮想ウィンドウ404の位置は、ユーザのジェスチャー414に関係なく固定されてよく、仮想ウィンドウ404内の情報が新たな情報422に変わってよい。
【0057】
一方、タッチスクリーン21上に一方向へのユーザのジェスチャーに応答し、スクリーン11上に表示された情報が一方向に移動されることにより、それ以上新たな情報を提供することができない境界まで到達することができる。この場合、
図4Bに示すように、引き続きタッチスクリーン21上に一方向にユーザのジェスチャー454を行う場合、スクリーン11上に表示された情報は変わらないまま、タッチスクリーン21上にスクリーン11上に表示された情報の別の一部462が表示されてよい。このとき、スクリーン11上に仮想ウィンドウ444の位置は、ユーザのジェスチャー454に応じて移動することができ、仮想ウィンドウ444内の情報が新たな情報462に変わってよい。
【0058】
図5Aないし
図5Bは、本発明の別の一実施形態に係る携帯用機器20を用いて外部機器10に表示された情報を探索する過程を示す図である。一方、
図5Aおよび
図5Bも、
図3において説明した携帯用機器20のモードのうち、第1モードである状態で外部機器10に表示された情報を探索する過程を説明するための図である。
【0059】
図5Aを参照すると、携帯用機器20のタッチスクリーン21上に外部機器10のスクリーン11上に表示された情報の一部502が表示された場合、タッチスクリーン21上に双方向へのユーザのジェスチャー514、534(例えば、スプレッドジェスチャー)に応答し、携帯用機器20は外部機器10のスクリーン11上に表示された情報の大きさを拡大する情報を伝送することができる。例えば、携帯用機器20は、タッチスクリーン21上にユーザのジェスチャー513、514に関連する情報(例えば、ジェスチャーの種類、ジェスチャーのタッチ位置、ジェスチャーの速度、ジェスチャー移動距離、ジェスチャーの角度等)を外部機器10に伝送することができる。または、携帯用機器20は、タッチスクリーン21上に表示された情報の大きさが拡大されることにより、表示された情報の特定領域の拡大される比率を伝送することができる。例えば、携帯用機器20のタッチスクリーン21上に特定領域の大きさが50×50ピクセルから100×100ピクセルに変更されると、携帯用機器20は2倍に拡大される比率を外部機器10に伝送することができる。そして、携帯用機器20は、同時に前記双方向へのユーザのジェスチャー514、534に応答し、タッチスクリーン21上には、スクリーン11上に表示された情報が拡大された大きさの情報522で表示してよい。
【0060】
外部機器10は、携帯用機器20からスクリーン11上に表示された情報の大きさを拡大する情報を受信し、ユーザのジェスチャー514、534に対応して外部機器10のスクリーン11上に表示された情報を拡大して表示することができる。このとき、スクリーン11上でタッチスクリーン21上に表示される領域を示す仮想ウィンドウ504の位置は、ユーザのジェスチャー514、534に関係なく固定されてよく、仮想ウィンドウ504内の情報が拡大された大きさの情報522に変わってよい。
【0061】
図5Bを参照すると、携帯用機器20のタッチスクリーン21上に外部機器10のスクリーン11上に表示された情報の一部542が表示された場合、タッチスクリーン21上に双方向へのユーザのジェスチャー554、574(例えば、ピンチジェスチャー)に応答し、携帯用機器20は外部機器10のスクリーン11上に表示された情報の大きさを縮小する情報を伝送することができる。例えば、携帯用機器20は、タッチスクリーン21上にユーザのジェスチャー554、574に関連する情報(例えば、ジェスチャーの種類、ジェスチャーのタッチ位置、ジェスチャーの速度、ジェスチャー移動距離、ジェスチャーの角度等)を外部機器10に伝送することができる。または、携帯用機器20は、タッチスクリーン21上に表示された情報の大きさが縮小されることにより、表示された情報の特定領域の縮小される比率を伝送することができる。例えば、携帯用機器20のタッチスクリーン21上に特定領域の大きさが100×100ピクセルから50×50ピクセルに変更されると、携帯用機器20は2倍に縮小される比率を外部機器10に伝送することができる。そして、携帯用機器20は、同時に前記双方向へのユーザのジェスチャー554、574に応答し、タッチスクリーン21上には、スクリーン11上に表示された情報が縮小された大きさの情報562で表示してよい。
【0062】
外部機器10は、携帯用機器20からスクリーン11上に表示された情報の大きさを縮小する情報を受信し、ユーザのジェスチャー554、574に対応して外部機器10のスクリーン11上に表示された情報を縮小して表示することができる。このとき、スクリーン11上でタッチスクリーン21上に表示される領域を示す仮想ウィンドウ544の位置は、ユーザのジェスチャー554、574に関係なく固定されてよく、仮想ウィンドウ544内の情報が縮小された大きさの情報562に変わってよい。
【0063】
図6Aないし
図6Bは、本発明の別の一実施形態に係る携帯用機器20を用いて外部機器10に表示された情報を探索する過程を示す図である。一方、
図6Aおよび
図6Bも、
図3において説明した携帯用機器20のモードのうち、第1モードである状態で外部機器10に表示された情報を探索する過程を説明するための図である。
【0064】
図6Aを参照すると、携帯用機器20のタッチスクリーン21上に外部機器10のスクリーン11上に表示された情報の一部602が表示された場合、タッチスクリーン21上に双方向へのユーザのジェスチャー614、634(例えば、スプレッドジェスチャー)に応答し、携帯用機器20は外部機器10のスクリーン11上に仮想ウィンドウ604の大きさを縮小する情報を伝送することができる。例えば、携帯用機器20は、タッチスクリーン21上にユーザのジェスチャー614、634に関連する情報(例えば、ジェスチャーの種類、ジェスチャーのタッチ位置、ジェスチャーの速度、ジェスチャー移動距離、ジェスチャーの角度等)を外部機器10に伝送することができる。または、携帯用機器20は、タッチスクリーン21上に表示された情報の大きさが拡大されることにより、スクリーン11上に表示された仮想ウィンドウ604が縮小される比率を伝送することができる。そして、携帯用機器20は、同時に前記双方向へのユーザのジェスチャー614、634に応答し、タッチスクリーン21上にスクリーン11上に表示された情報が拡大された大きさの情報632で表示することができる。
【0065】
そして、外部機器10は、携帯用機器20から仮想ウィンドウ624の大きさを縮小する情報を受信し、ユーザのジェスチャー614、634に関係なく既存の表示された情報を維持することができる。ただ、外部機器10は、スクリーン11上でタッチスクリーン21上に表示された領域を示す仮想ウィンドウ604は、ユーザのジェスチャー614、634に応じて縮小された大きさの仮想ウィンドウ624で示してよい。
【0066】
図6Bを参照すると、携帯用機器20のタッチスクリーン21上に外部機器10のスクリーン11上に表示された情報の一部642が表示された場合、タッチスクリーン21上に双方向へのユーザのジェスチャー654、674(例えば、ピンチジェスチャー)に応答し、携帯用機器20は外部機器10のスクリーン11上に仮想ウィンドウ644の大きさを拡大する情報を伝送することができる。例えば、携帯用機器20は、タッチスクリーン21上にユーザのジェスチャー654、674に関連する情報(例えば、ジェスチャーの種類、ジェスチャーのタッチ位置、ジェスチャーの速度、ジェスチャー移動距離、ジェスチャーの角度等)を外部機器10に伝送することができる。または、携帯用機器20は、タッチスクリーン21上に表示された情報の大きさが縮小されることにより、スクリーン11上に表示された仮想ウィンドウ644が拡大される比率を伝送することができる。そして、携帯用機器20は、同時に前記双方向へのユーザのジェスチャー654、674に応答し、タッチスクリーン21上にスクリーン11上に表示された情報が縮小された大きさの情報672で表示することができる。
【0067】
そして、外部機器10は、携帯用機器20から仮想ウィンドウ624の大きさを拡大する情報を受信し、ユーザのジェスチャー654、674に関係なく既存の表示された情報を維持することができる。ただ、外部機器10は、スクリーン11上でタッチスクリーン21上に表示された領域を示す仮想ウィンドウ644は、ユーザのジェスチャー654、674に応じて拡大された大きさの仮想ウィンドウ664で示してよい。
【0068】
図7は、本発明の別の一実施形態に係る携帯用機器20を用いて外部機器10に表示された情報を探索する過程を示す図である。一方、
図7も、
図3において説明した携帯用機器20のモードのうち、第1モードである状態で外部機器10に表示された情報を探索する過程を説明するための図である。
【0069】
同図を参照すると、携帯用機器20のタッチスクリーン21上に外部機器10のスクリーン11上に表示された情報の一部702が表示され、前記情報の一部702がリンク領域703を含む場合、前記タッチスクリーン21上に表示されたリンク領域703上にユーザのジェスチャー714、734(例えば、タップジェスチャー)に応答し、携帯用機器20は、外部機器10にリンク領域703に連結されたウェブページを外部機器10のスクリーン11上に表示する情報を外部機器10に伝送することができる。このとき、リンク領域703に連結されたウェブページを外部機器10のスクリーン11上に表示する情報は、ユーザの第2ジェスチャーに関する情報またはリンク領域703に関する情報であってよい。例えば、携帯用機器20は、ユーザの第2ジェスチャーに関する情報(例えば、ジェスチャーの種類、ジェスチャーのタッチ位置等)またはリンク領域703に関する情報(例えば、ウェブページアドレス等)を外部機器10に伝送することができる。そして、同時に前記ユーザのジェスチャー714、734に応答し、携帯用機器20は、タッチスクリーン21上に情報または前記リンク領域に連結された情報721に転換してよい。
【0070】
外部機器10は、携帯用機器20からリンク領域703に連結されたウェブページを外部機器10のスクリーン11上に表示する情報を受信し、リンク領域703に連結されたウェブページをアクセスして表示することができる。このとき、仮想ウィンドウ704の位置は、スクリーン11上に表示された情報が前記連結された情報721に転換される度に、スクリーン11の中央に位置してよい。
【0071】
図8Aないし
図8Cは、本発明の更に別の実施形態に係る携帯用機器を用いて外部機器に表示された情報を探索する過程を示す図である。
【0072】
図8Aを参照すると、外部機器10のスクリーン11上に表示された情報の一部802およびリンク領域803が含まれた場合、携帯用機器20のタッチスクリーン21上に一方向へのユーザのジェスチャー814、834(例えば、フリックジェスチャーまたはタッチドラッグジェスチャー)に応答し、スクリーン11上に表示された情報が一方向に移動されてよい。そして、同時に前記ユーザのジェスチャー814、834に応答し、スクリーン11上に表示されたリンク領域803が表示されてよい。
【0073】
図8Bを参照すると、スクリーン11上に表示された情報の少なくとも一部802および前記少なくとも一部に含まれたリンク領域803が表示された場合、タッチスクリーン21上でユーザのジェスチャー854、874(例えば、スプレッドジェスチャー)に応答し、スクリーン11上に表示された情報の一部802および前記一部802に含まれたリンク領域803が拡大されてよい。そして、同時にタッチスクリーン21上に表示された情報の一部802および前記少なくとも一部に含まれたリンク領域803が拡大されてよい。
【0074】
図8Cを参照すると、スクリーン11上に拡大された情報の一部802および拡大されたリンク領域803が表示された場合、タッチスクリーン21上に前記拡大されたリンク領域803上におけるユーザのジェスチャー894(例えば、タップジェスチャー)に応答し、前記スクリーン11上に表示された情報が前記リンク領域803に連結された情報805(例えば、リンクされたウェブページ)に転換されてよい。このとき、仮想ウィンドウ804の位置は、スクリーン11上に表示された情報が前記連結された情報に転換される度に、スクリーン11の中央に位置してよい。
【0075】
上述のような本発明の多様な実施形態により、タッチスクリーンを含む携帯用機器を用いて外部機器のスクリーン上に表示された情報を迅速かつ便利に探索することができる。
【0076】
以下においては、
図9ないし
図12を参照し、本発明の一実施形態に係る外部機器10および携帯用機器20を用いて、外部機器10のスクリーン11上にウェブページを探索する方法について説明する。
図9は、本発明の一実施形態に係るタッチスクリーン21を含む携帯用機器20が外部機器10のスクリーン11上に表示されたウェブページを探索する方法を説明するためのフローチャートである。
【0077】
まず、携帯用機器20は、タッチスクリーン21上に外部機器10のスクリーン上に表示されたウェブページに含まれたリンク領域を表示する(S910)。このとき、携帯用機器20および外部機器10は、相互同期化されており、外部機器10は、携帯用機器20のタッチスクリーン21上に表示された領域に、
図2Aに示すように、仮想ウィンドウを表示することができる。
【0078】
そして、携帯用機器20は、タッチスクリーン21を介してユーザの第1ジェスチャーを検知する(S920)。このとき、ユーザの第1ジェスチャーは、二つのタッチ地点の距離が遠くなるスプレッドジェスチャーであってよい。
【0079】
ユーザの第1ジェスチャーが検知されると(S920−Y)、携帯用機器20は第1ジェスチャーに応答し、タッチスクリーン上に表示されたリンク領域を拡大する(S930)。このとき、携帯用機器20は、リンク領域を拡大する情報を外部機器10に伝送し、外部機器10も、
図5Aまたは
図6Aのように、ディスプレイ画面を変更する。
【0080】
そして、携帯用機器20は、タッチスクリーン21を介してユーザの第2ジェスチャーを検知する(940)。このとき、ユーザの第2ジェスチャーはリンク領域をタッチするタップジェスチャーであってよい。
【0081】
ユーザの第2ジェスチャーが検知されると(940−Y)、携帯用機器20は第2ジェスチャーに応答し、リンク領域に連結されたウェブページを外部機器10のスクリーン上に表示する情報を外部機器10に伝送する(S950)。このとき、リンク領域に連結されたウェブページを外部機器10のスクリーン11上に表示する情報は、ユーザの第2ジェスチャーに関する情報またはリンク領域703に関する情報であってよい。例えば、携帯用機器20は、ユーザの第2ジェスチャーに関する情報(例えば、ジェスチャーの種類、ジェスチャーのタッチ位置等)またはリンク領域703に関する情報(例えば、ウェブページアドレス等)を外部機器10に伝送することができる。そして、同時に前記ユーザの第2ジェスチャーに応答し、携帯用機器20はタッチスクリーン21上に情報も、前記リンク領域に連結された情報721に転換してよい。そして、外部機器10も、携帯用機器20からリンク領域に連結されたウェブページを外部機器10のスクリーン11上に表示する情報を受信し、リンク領域に連結されたウェブページをアクセスして表示することができる。
【0082】
図10は、本発明の別の実施形態に係るタッチスクリーン21を含む携帯用機器20が外部機器10のスクリーン11上に表示されたウェブページを探索する方法を説明するためのフローチャートである。
【0083】
まず、携帯用機器20は、タッチスクリーン21上に外部機器10のスクリーン上に表示されたウェブページの一部を表示する(S1010)。このとき、ウェブページの一部には、別のウェブページとリンクされたリンク領域が含まれてよい。
【0084】
そして、携帯用機器20は、ユーザの第1ジェスチャーが検知されたか否かを判断する(S1020)。このとき、ユーザの第1ジェスチャーは、二つのオブジェクト(例えば、ユーザの2つの指)の距離が遠くなるスプレッドジェスチャーであってよい。
【0085】
携帯用機器20にユーザの第1ジェスチャーが検知されると、携帯用機器20は、外部機器10のスクリーン11上に表示されたウェブページの一部を拡大する情報を外部機器10に伝送する(S1030)。
【0086】
一方、本発明の一実施形態においては、ユーザの第1ジェスチャーが検知されると、携帯用機器20が外部機器10でウェブページの一部を拡大する情報を伝送するものとして説明しているが、それは一実施形態に過ぎず、タッチスクリーン21上にユーザの第2ジェスチャー(例えば、ピンチジェスチャー)が検知されると、携帯用機器20が外部機器10でウェブページの一部を縮小する情報を伝送することができる。
【0087】
図11は、本発明の一実施形態に係るモードに応じて異なるように外部機器10のスクリーン11上に表示されたウェブページを探索する方法を説明するためのフローチャートである。
【0088】
まず、携帯用機器20は、外部機器10のスクリーン11上に表示されたウェブページを探索する探索モード選択のための第1ジェスチャーを入力される(S1110)。このとき、探索モード選択のための第1ジェスチャーは、二つのタッチ移転を同時にタッチするジェスチャーであってよい。
【0089】
そして、第1ジェスチャーが入力されると(S1110−Y)、携帯用機器20は探索モードが第1探索モードに選択されたか否かを判断する(S1120)。携帯用機器20が探索モードを選択する方法は、
図3において説明しているため、詳細な説明は省略する。このとき、携帯用機器20は、第1ジェスチャーに応じて第1探索モードまたは第2探索モードのいずれか一方を選択することができる。しかし、それは一実施形態に過ぎず、別の探索モードが選択されてよい。
【0090】
第1探索モードが選択された場合(S1120−Y)、携帯用機器20は、第2ジェスチャーが入力されたか否かを判断する(S1130)。このとき、第2ジェスチャーはドラッグジェスチャーであってよい。
【0091】
第2ジェスチャーが入力された場合(S1130−Y)、携帯用機器20は外部機器10のスクリーン11上に表示されたウェブページを一方向に移動する情報を外部機器10に伝送する(S1140)。このとき、外部機器10のスクリーン11上に表示されたウェブページを移動する方法に対する情報は、第2ジェスチャー方向に対応してよい。
【0092】
しかし、第1探索モードが選択されていない場合(S1120−N)、携帯用機器20は第2探索モードに選択する(S1150)。
【0093】
そして、携帯用機器20は、第2ジェスチャーが入力されたか否かを判断する(S1160)。このとき、第2ジェスチャーはドラックジェスチャーであってよい。
【0094】
第2ジェスチャーが入力されると、携帯用機器20は外部機器10のスクリーン11上に表示されたポインタを一方向に移動する情報を外部機器10に伝送する(S1170)。
【0095】
図12は、本発明の一実施形態に係る携帯用機器20によって制御される外部機器10のウェブページを探索する方法を説明するためのフローチャートである。
【0096】
まず、外部機器10は、スクリーン10上に携帯用機器20にディスプレイされた画面を含むウェブページをディスプレイする(S1210)。このとき、外部機器10は、携帯用機器20からウェブページに対する情報を受信することができる。
【0097】
そして、外部機器10は、携帯用機器20に対するユーザの第1ジェスチャーに応答し、携帯用機器20からスクリーン上に表示されたリンク領域を含むウェブページを拡大する情報を受信するか否かを判断する(S1220)。このとき、ユーザの第1ジェスチャーは、スプレッドジェスチャーであってよい。
【0098】
携帯用機器20からウェブページを拡大する情報を受信すると(S1220−Y)、外部機器10は受信されたウェブページを拡大する情報に応じてスクリーン11に表示されたウェブページを拡大する(S1230)。
【0099】
しかし、それは一実施形態に過ぎず、携帯用機器20に対するユーザの第2ジェスチャーに応答し、携帯用機器20からスクリーン11上に表示されたリンク領域を含むウェブページを縮小する情報が受信されると、外部機器10は受信されたウェブページを縮小する情報に応じてスクリーン11に表示されたウェブページを縮小することもできる。
【0100】
上述のように、携帯用機器20および外部機器10を用いて外部機器10に表示されたウェブページを検知することにより、ユーザは外部機器のスクリーン上に表示された情報をより迅速かつ便利に探索することができる。
【0101】
本発明の実施形態に係る情報表示機器の情報表示方法は、多様なコンピュータ手段を通じて実行できるプログラム命令形態で実現され、コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されてよい。前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造等を単独でまたは組み合わせて含んでよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計されて構成されたものか、コンピュータソフトウェア当業者に公知となって、使用可能なものであってよい。コンピュータ読み取り可能な媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスクおよび磁気テープのような磁気媒体(magnetic media)、CD−ROM、DVDのような光記録媒体(optical media)、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気−光媒体(magneto−optical media)、ROM、RAM、フラッシュメモリ等のようなプログラム命令を保存し、行うように特にに構成されたハードウェア機器が含まれる。プログラム命令の例には、コンパイラによって作られたような機械語コードだけでなく、インタプリタ等を使ってコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。上記のハードウェア機器は、本発明の動作を実行するために一つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されてよく、その逆も可能である。
【0102】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は以上の実施形態に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的趣旨の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。