特許第6208190号(P6208190)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6208190
(24)【登録日】2017年9月15日
(45)【発行日】2017年10月4日
(54)【発明の名称】陰茎増大鍛錬システム
(51)【国際特許分類】
   A61H 19/00 20060101AFI20170925BHJP
【FI】
   A61H19/00
【請求項の数】9
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2015-195046(P2015-195046)
(22)【出願日】2015年9月30日
(62)【分割の表示】特願2015-87461(P2015-87461)の分割
【原出願日】2011年6月9日
(65)【公開番号】特開2016-25945(P2016-25945A)
(43)【公開日】2016年2月12日
【審査請求日】2015年10月1日
(31)【優先権主張番号】201020245046.7
(32)【優先日】2010年6月18日
(33)【優先権主張国】CN
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】512326654
【氏名又は名称】李輝
【氏名又は名称原語表記】LI, Hui
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK特許業務法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】李輝
【審査官】 今井 貞雄
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2009/062452(WO,A1)
【文献】 登録実用新案第3129323(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61H 19/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
陰茎増大鍛錬システムにおいて、
前記陰茎増大鍛錬システムは、ベースフレーム及び、少なくとも1つのスライドパーツを含み、
スライドパーツはベースフレーム上で往復に移動できように設置されることで、陰茎を緊密に挟むための縮小可能な穴を形成し、前記スライドパーツは、前記穴の内壁の少なくとも一部を形成する、
陰茎増大鍛錬システム。
【請求項2】
前記スライドパーツの数は1つよりも多く、前記穴の内壁は各スライドパーツがマッチして形成される、
ことを特徴とする請求項1記載の陰茎増大鍛錬システム。
【請求項3】
前記穴の内壁はスライドパーツとベースフレームがマッチして形成される、
ことを特徴とする請求項1記載の陰茎増大鍛錬システム。
【請求項4】
前記スライドパーツはベースフレームにおける固定点を回して回転できる、
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか記載の陰茎増大鍛錬システム。
【請求項5】
前記スライドパーツはベースフレーム上でスライドできる、
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか記載の陰茎増大鍛錬システム。
【請求項6】
前記スライドパーツはベースフレームにおける軸、穴又は溝に沿って往復に移動できるようにベースフレームに設置される、
ことを特徴とする請求項1、2、3、5の何れか記載の陰茎増大鍛錬システム。
【請求項7】
前記形成される縮小可能な穴の内壁の円周方向において切れ目が存在しない、
ことを特徴とする請求項1〜6の何れか記載の陰茎増大鍛錬システム。
【請求項8】
使用する時に、前記穴の構造は陰茎を緊密に挟むことができ、
該穴は鍛錬する時に陰茎の軸線方向に沿って移動できる、
ことを特徴とする請求項1〜7の何れか記載の陰茎増大鍛錬システム。
【請求項9】
使用する時に、前記穴の軸線に直交する平面において、ベースフレームに隣接するスライドパーツの投影とベースフレームの投影が重複にカバーする部分が存在することができる、
ことを特徴とする請求項1〜8の何れか記載の陰茎増大鍛錬システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はマッサージ鍛錬を通じて陰茎を大きくする新型鍛錬システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
目下、市販の男性陰茎マッサージや増大に使われる機器には、真空引張器や、陰茎引張器などがあり、例えば、US20090247377 A1、US7276040 B2である。その原理はいずれも1種の装置を用いて亀頭を挟み、陰茎を引張る方法によって陰茎を大きくする。しかし、これらの製品の問題としては、亀頭は弱いものであるため、力を入れ過ぎると痛くなり、力が小さ過ぎると効果がない。そのため、これらの引張原理に基づく陰茎増大製品は効果が非常に悪い。
【0003】
本発明者は、2007年に中国特許出願番号2007101864311の陰茎増大鍛錬器の特許を出願し、実物試験を行ったが、その中、実施例1、2、3の場合には、手でローラーの弾性を克服しながら陰茎をマッサージせざるをえなかった上、手が疲れるので、操作が難しいとの問題点があり、実施例4の場合には、陰茎の表皮が幾つかのローラーの直接的な隙間に挟まれ、ひいては表皮が破れる場合もあり、これは設計の際には思わなかったことだった。それで、今回のような改進型に至り、これらの問題の解決を図るようにした。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、新型陰茎マッサージ鍛錬機器システムを提供することに目的があり、男性はこの機器を使って陰茎をマッサージすることによって、自分の陰茎を大きく・太くして、陰茎の健康を促すことができる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このシステムは陰茎増大鍛錬器本体や、陰茎保護チューブ、加熱パーツ、毛仕切板などで構成される。
【0006】
本発明の目的は以下の方法により実現される。本発明の陰茎増大鍛錬器は、硬質のベースフレーム、少なくとも1つのスライドパーツで構成され、スライドパーツはベースフレーム上で往復にスライドすることができ、ベースフレームとスライドパーツは陰茎の周りを囲み、スライドパーツとベースフレームは陰茎の横断面と相似した大きさの周囲が密閉穴に囲まれ、この密閉穴の内壁は円周方向において切れ目がなく、使用する際、陰茎をこの穴の中に入れて、スライドパーツを陰茎の軸心方向に移動させ、スライドパーツを陰茎の中心に押し付けることによって、密閉穴の面積は小さくなり、陰茎は前記スライドパーツとベースフレームによってしっかりと挟まれ、陰茎の軸線は前記穴の円周の位置する平面と垂直又は垂直に接近しており、使用の際、この穴の構造は陰茎に対してプランピング状態を保ち、陰茎の軸線方向に沿って陰茎の表面上でスライドし、これによって陰茎内部の血液を押し付け、押し付け方向前方の陰茎が血液に押し付けられて膨張する。スライド方式はスライドパーツがベースフレーム上の軸、穴又は溝に沿ってスライドさせることができ、スライドパーツがベースフレーム上の軸線を中心として回り、スライドパーツとベースフレームとの間でスライドすることができる。
【0007】
陰茎内部の血液循環状況を改善するために、この機器を使って鍛錬する前に、加熱装置を使って、陰茎を加熱することもできる。そのため、このシステムには1つの陰茎よりやや大きいチューブ状又は半チューブ状の陰茎ヒーターを含み、その加熱パーツは遠赤外線を発生できる材料で構成され、必要とする電気加熱回路およびその素子が設置されており、使用の際、陰茎を前記ヒーターの中に入れて、電気を入れると、当該加熱パーツは遠赤外線を発生させて、陰茎の表面を照射し、陰茎を加熱する。
【0008】
当該システムには、フレキシブルチューブ状又は半チューブ状の陰茎保護チューブ又は保護層が設置されており、陰茎の表皮が機器上の各パーツの間の隙間に挟まらないようにするが、当該保護チューブは陰茎の周りを包み、機器上のお互いにスライド運動をするパーツの交差点と陰茎との間に設置して、当該交差点と陰茎を分離する。保護チューブが互いにスライド運動するパーツの間に挟まらないように、保護チューブの厚さを0.25mm以上にすることが好ましい。保護チューブは、シリカゲル、ゴム、ラテックスなどのフレキシブル材料で作られる。
【0009】
陰毛が機器の中に挟まれないように、当該システムには1つの毛ブロック板が設置され、毛ブロック板の真ん中には陰茎の直径と相似する穴が開いており、孔の周囲はフレキシブル材料で構成される。
【0010】
上記陰茎増大鍛錬器に対する更なる改進案は次の通りである。前記ベースフレームは1つのU型硬質ロッドを含み、スライドパーツ上には2つの平行の穴があり、U型ロッドの平行のロッド部分はスライドパーツ上の平行の穴を通る。
【0011】
上記陰茎増大鍛錬器に対する更なる改進案は次の通りである。前記ベースフレームは、少なくとも2本の平行する硬質ロッドを含み、スライドパーツ上には2つの平行する穴があり、硬質ロッドがスライドパーツ上の平行穴を通り、スライドパーツは硬質ロッド上でスライドする。
【0012】
上記陰茎増大鍛錬器に対する更なる改進案は次の通りである。上記陰茎増大鍛錬器は、少なくとも2つのスライドパーツを含み、スライドパーツは陰茎の周囲に分布される。
【0013】
上記陰茎増大鍛錬器に対する更なる改進案は次の通りである。上記陰茎増大鍛錬器は、少なくとも2つのスライドパーツを含み、それぞれのスライドパーツ上にはいずれも2つの平行の穴があり、前記ベースフレームには2つの平行の硬質ロッドがあり、硬質ロッドは前記スライドパーツ上の穴を通り、スライドパーツは硬質ロッド上でスライドでき、スライドパーツと硬質ロッドは陰茎の周囲を囲み、周囲が密閉された穴を形成する。
【0014】
上記陰茎増大鍛錬器に対する更なる改進案は次の通りである。前記ベースフレームとスライドパーツで構成される機器の本体部分は、もう1つのメインブラケットのガイドレール上に取り付けられるが、ガイドレールと陰茎の軸線は平行しており、メインブラケット又は機器の本体部分上にはモータが設置され、伝動システムを通じて機器の本体部分を駆動して、ブラケットのガイドレール上で往復移動させる。
【0015】
上記陰茎増大鍛錬器に対する更なる改進案は次の通りである。前記スライドパーツ上にはハンドルがあって、使用者はハンドルの距離を近くすることによって、スライドパーツを動かして陰茎を強く挟む。これによって、手の陰茎に対する力入れ操作が便利になる。
【0016】
上記陰茎増大鍛錬器に対する更なる改進案は次の通りである。前記陰茎保護チューブは、陰茎の根部が嵌れる部分において、保護チューブの直径は保護チューブの軸線方向に沿って、陰茎の根部を離れると離れるほどだんだん大きくなる。これによって異なる陰茎の直径に対応することができ、使用の際、自分の陰茎の直径に合わせて、直径が小さ過ぎる部分を切り捨てれば良い。同じ目的に達成するために、前記陰茎保護チューブの陰茎の根部が嵌れる部分に切れ目を設け、使用の際、この切れ目の位置と機器上のスライドパーツとの間の交差点の位置をずらして、異なる直径の陰茎保護に対応することもできる。
【0017】
上記陰茎増大鍛錬器に対する更なる改進案は次の通りである。スプリングでベースフレームとスライドパーツを繋がせて、スライドパーツに必要とする弾力を提供し、自動的に陰茎を押し付けるようにさせる。また、調節装置を設置し、スプリングの位置を調整して、異なる陰茎に対する異なる圧力を実現することができる。
上記陰茎保護チューブと毛ブロック板は一体にすることができる。
【0018】
陰茎保護チューブの使用の際、陰茎上に潤滑油を塗り、当該保護チューブを陰茎の周囲に嵌める。保護チューブとスライドパーツとの間の摩擦力を増やして、保護チューブが機器と共に陰茎上を移動させるために、スライドパーツ上で保護チューブと接触する部位にナーリング加工を実施することができる。材料を節約するために、前記保護チューブ上に穴又は幾つかの区切りに切断することができる。使用の際、保護チューブが機器から抜け出さないように、保護チューブと機器が接触する部位の両側に2つのダンパーを設け、機器をクランプすることができる。また、保護チューブ上に穴を開けて、ロープで保護チューブを機器上に縛る。
【0019】
異なる人の異なる直径の陰茎および同一人の異なる鍛錬段階の陰茎の異なる直径に対応するために、1セットの製品には幾つかの異なるサイズの機器が提供される。
使用の際、陰茎内部の血液循環を速めるために、先ず陰茎をヒーターに入れて2分間加熱してから、毛ブロック板を陰茎の根部に嵌める。
【0020】
ユーザーは自分の必要(一般的に、完全勃起状態では陰茎を長くすることに有利で、半勃起状態では陰茎を太くすることに有利である)に応じて、陰茎の勃起状態を調整し、勃起又は半勃起状態にしてから、陰茎に潤滑油を塗り、陰茎保護チューブを嵌めてから、保護チューブの嵌れた陰茎を陰茎増大鍛錬器の穴の中に入れて、スライドパーツを押し付け、スライドパーツとベースフレームが陰茎に対して形成された密閉リングを縮小させ、その内部の陰茎の部分を締め付けて、陰茎の軸方向に沿って往復移動させるが、密閉リングは陰茎内部の血液を亀頭又は陰茎の根部に押し付け、移動中、移動方向前方の体積が圧縮され、血液は海綿体内部にて膨張の圧力を形成し、長期間このような膨張加圧運動を行うことによって、海綿体内部の血液容量が大きくなり、これによって、陰茎の体積が大きくなり、長くなり、太くなる。この効果は、我々の長期間に亘る実際仕事中で実証されている。往復移動を行う場合には、陰茎の根部にゴムバンドで締め付けることによって、血液が陰茎から流出することを防げる。
【0021】
本発明は、その他の陰茎引張器に比べて、本製品の作用原理は全く異なり、単なる引っ張るだけでなく、陰茎内部の血液に圧力を加えることによって、陰茎の海綿体を膨張させ、長期間の鍛錬によって、陰茎を永久的に増大させることができ、もっと効果的であり、陰茎を痛めることなどない。本機器を使って鍛錬することによって、陰茎部位の血液循環を改善することもでき、勃起を改善すると同時に、陰茎の感度を適当に低下させて、男性の射精コントロール能力を増強することができ、セックス時間を伸ばすことができる。また、本発明者により前に出願した中国特許出願番号2007101864311の特許出願に比べて、本発明は陰茎の周囲に密閉リングを形成させることによって、前回のような大きな隙間がなく、しかも、陰茎の保護チューブによる保護があるため、陰茎の表皮に傷つけるなどのことがない。
【0022】
説明して置きたいことは、公開番号US20090247377の米国特許出願にもベースフレームに沿ってスライドするスライドパーツがあるものの、スライドパーツはベースフレームと1つの密閉穴を形成して陰茎に圧力を加えるのではなく、単純に陰茎を引張るようになっており、本発明とは全く異なり、そのスライドパーツとベースフレームによって形成される平面は陰茎の軸線と平行している。
【0023】
陰茎保護チューブの構造が簡単で、市販のコンドームに類似しているものの、陰茎増大鍛錬製品の構造特徴から考慮してその特有の問題を解決するためのソリューションであり、この分野にとっては全く新しい応用であり、進歩性と斬新さを持っている。これは本発明者より前に出願された中国特許出願番号2007101864311と一緒に使用することができ、これによって前の設計上の欠点を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1-3】図1、2、3は、それぞれ本発明の実施例1の正面図、左側面図、平面図である。
図4図4は実施例1の立体図である。
図5図5は実施例1が陰茎鍛錬に使われる際に示される図である。
図6図6は本発明の実施例2の陰茎保護チューブを示す図である。
図7図7は本発明の実施例3の構造を示す図である。
図8図8は本発明の実施例4の正面構造を示す図である。
図9図9は本発明の実施例4の背面構造を示す図である。
図10図10は本発明の実施例5の構造を示す図である。
図11図11は本発明の実施例6の構造を示す図である。
図12図12は本発明の実施例7の構造を示す図である。
図13図13は本発明の実施例8の構造を示す図である。
【符号の説明】
【0025】
1.ハンドル
2.ハンドル軸
3.スライドパーツ
4.ハンドル
5.軸
6.ハンドル
7.フレームワーク
8.スライドパーツ
9.ハンドル
10.ハンドル軸
11.軸
12.陰茎
13.陰茎保護チューブ
14.スライドパーツ
15.ベースフレーム
16.スライドパーツ
17.ベースフレーム
18.スライドパーツ
19、20.スライドパーツ
21.機器本体
22.ガイドレール
23.陰茎保護チューブ
24.毛ブロック板
25.ベースフレーム
26、27.スライドパーツ
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、添付図と実施例に合わせて、本発明に対して詳細に説明する。
実施例1は本システムにおける陰茎増大鍛錬器の好ましい実施方式である。図1に示されている実施例において、軸5、11はいずれも中空軸で、フレームワーク7上に嵌められ、共同にベースフレームを形成する。軸5、11はプラスチックで作られ、フレームワーク7はステンレスで作られ、これによってコストを節減することができる。ハンドル1、4、6、9はそれぞれハンドル軸2、10上に嵌められ、ハンドル軸2、10はそれぞれスライドパーツ3、8を貫通して、2つのスライドパーツを構成する。軸5、11はスライドパーツ3、8上の穴を通り、スライドパーツはこの2本の軸上でスライドする。
【0027】
使用の際、陰茎と機器の相対位置は図5の通りである。先ず、陰茎12に潤滑油を塗ってから、図6に示す陰茎保護チューブ13を嵌め、保護チューブを嵌めた陰茎12を軸5、11とスライドパーツ3、8によって形成された密閉リング(穴)に入れ、両手でハンドル1、4をハドル6、9の方向に押し付け、スライドパーツ3、8を軸5、11上でスライドさせることによって、陰茎のクランプ状態を維持することができる。それから、陰茎の軸方向に沿って往復に機器を移動させ、陰茎に繰り返して圧力を加える。
実施例2は最も簡単な陰茎保護チューブの実施方式である。
【0028】
図7に示す実施例3は本システムにおける陰茎増大鍛錬器の好ましい実施方式である。スライドパーツ14はベースフレーム15の溝の中で上下にスライドし、それらの円弧形切欠きは円周が密閉された穴構造を形成し、スライドパーツ14を下に押し付けると、その中に入れた陰茎をしっかりと挟むことができる。
【0029】
図8図9に示された実施例4において、4つのスライドパーツ16,18、19、20があり、正面・背面にそれぞれ2つずつある。それらはそれぞれベースフレーム17上の溝の中でスライドでき、4つの方向から陰茎をしっかりと挟むことができる。
図10に示された実施例5において、機器の本体21はガイドレール22上で往復に移動できる。
【0030】
図11に示された実施例6は陰茎保護チューブの一種の実施方式で、シリカゲル、ラテックス、ゴムなどで構成され、右側には2枚の縦方向のダンパーがあり、保護チューブが陰茎増大鍛錬器から外れないようにし、右側には溝が開いていて、円周上で切断することによって、この部位が異なる直径の陰茎上に嵌められるようになる。
【0031】
図12に示された実施例7は毛ブロック板の一種の実施方式であり、シリカゲル、ラテックス、ゴムなどで構成され、真ん中には穴があり、使用の際にはこの穴に陰茎の根部を嵌める。陰茎の直径が太くなるにつれ、陰茎に嵌められるまで、鋏で中心穴を大きくなるように切ることができる。
【0032】
図13に示された実施例8は本システムにおける陰茎増大鍛錬器の好ましい実施方式である。スライドパーツ26、27はベースフレーム25上のそれぞれの軸心を中心として回転でき、ベースフレーム上の穴の中心に回ると、陰茎はしっかりと挟まれる。この図には2つのスライドパーツだけが示されているが、実際製造の際はカメラのシャッターのような構造を参照して設計することもできる。製図の便利のために、ここでは加力装置を省略している。
【0033】
上記の各実施例において、機器が陰茎の表面でスライドできるように、陰茎と接触する部分は円弧面になるように作ることができる。製図の便利のために、これらの構造は省略しており、ハンドルなどの構造も省略する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13