(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6208214
(24)【登録日】2017年9月15日
(45)【発行日】2017年10月4日
(54)【発明の名称】棘状突起固定装置および方法
(51)【国際特許分類】
A61F 2/44 20060101AFI20170925BHJP
A61B 17/70 20060101ALI20170925BHJP
【FI】
A61F2/44
A61B17/70
【請求項の数】16
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2015-507248(P2015-507248)
(86)(22)【出願日】2013年4月22日
(65)【公表番号】特表2015-516860(P2015-516860A)
(43)【公表日】2015年6月18日
(86)【国際出願番号】US2013037602
(87)【国際公開番号】WO2013159097
(87)【国際公開日】20131024
【審査請求日】2016年2月1日
(31)【優先権主張番号】13/452,587
(32)【優先日】2012年4月20日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】511296767
【氏名又は名称】ロビンソン, ジェームズ シー.
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】ロビンソン, ジェームズ シー.
【審査官】
宮崎 敏長
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許出願公開第2010/0087869(US,A1)
【文献】
特表2012−500057(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2007/0118120(US,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2011/0022090(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61F 2/44
A61B 17/58
A61B 17/70
A61B 17/88 − A61B 17/92
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
棘状突起の固定のための埋め込み可能なデバイスであって、前記埋め込み可能なデバイスは、
間隔をあけられた第1のプレートおよび第2のプレートであって、前記第1のプレートは、前記第2のプレートの第2の表面に対向する第1の表面を有する、第1のプレートおよび第2のプレートと、
第1の端部分と、第2の端部分と、中央部分とを有するポストであって、前記第1のプレートは、前記ポストの前記第1の端部分に接続するように構成され、前記第2のプレートは、前記ポストの前記第2の端部分に接続するように構成されている、ポストと
を備え、前記埋め込み可能なデバイスは、前記第1のプレートおよび第2のプレートが前記ポストに接続される場合、前記ポストの少なくとも一部に対する前記第1のプレートおよび第2のプレートの多軸的な動きのために構成されており、
前記埋め込み可能なデバイスは、さらに、間隔をあけられた前記第1のプレートと第2のプレートとの間に位置を定められるインプラントを備え、
前記ポストの少なくとも一部は、前記インプラントの一部を通過するように構成されており、前記インプラント内に内部キャビティーが画定されており、前記内部キャビティーは、周囲の棘状突起との前記インプラントの癒合または接合に助力するために前記内部キャビティー内へと骨移植材料を受け入れるように構成されている、埋め込み可能なデバイス。
【請求項2】
前記第1のプレートは、前記ポストの前記第1の端部分の一部に旋回可能に接続するように構成されている、請求項1に記載の埋め込み可能なデバイス。
【請求項3】
前記第2のプレートは、前記ポストの前記第2の端部分の一部に旋回可能に接続するように構成されている、請求項2に記載の埋め込み可能なデバイス。
【請求項4】
前記第1のプレートは、第1の接続点において、前記ポストに接続するように構成され、第2のプレートは、第2の接続点において、前記ポストに接続するように構成され、前記第1の接続点および第2の接続点は、前記第1の表面と第2の表面との間の距離を選択的に制御するように調節可能である、請求項1に記載の埋め込み可能なデバイス。
【請求項5】
前記第1のプレートは、前記ポストの前記第1の端部分の好意的な受け入れのための第1のソケットを備え、前記第2のプレートは、前記ポストの前記第2の端部分の好意的な受け入れのための第2のソケットを備える、請求項1に記載の埋め込み可能なデバイス。
【請求項6】
前記第1のソケット内の第1の内部カラーおよび前記第2のソケット内の第2の内部カラーをさらに備え、前記第1のカラーは、前記ポストの前記第1の端部分の一部に係合するように構成され、前記第2のカラーは、前記ポストの前記第2の端部分の一部に係合するように構成されている、請求項5に記載の埋め込み可能なデバイス。
【請求項7】
各内部カラーは、各それぞれのソケット内で旋回するように構成され、それによって、前記インプラントに対する前記第1のプレートおよび第2のプレートの多軸的な動きを可能にする、請求項6に記載の埋め込み可能なデバイス。
【請求項8】
前記カラーをそれぞれの第1の端部分および第2の端部分に締め付けるために、前記第1のカラーと接触するように構成された第1のセットねじと、前記第2のカラーと接触するように構成された第2のセットねじとをさらに備える、請求項7に記載の埋め込み可能なデバイス。
【請求項9】
前記ポストは、実質的に、可撓性があり、それによって、前記ポストの前記中央部分に対する前記第1のプレートおよび第2のプレートの多軸的な動きを可能にする、請求項1に記載の埋め込み可能なデバイス。
【請求項10】
前記第1の表面および第2の表面のうちの少なくとも1つは、棘状突起の摩擦係合のための歯を備える、請求項1に記載の埋め込み可能なデバイス。
【請求項11】
棘状突起の固定のための埋め込み可能なデバイスであって、前記埋め込み可能なデバイスは、
間隔をあけられた第1のプレートおよび第2のプレートであって、前記第1のプレートは、前記第2のプレートの第2の表面に対向する第1の表面を有する、第1のプレートおよび第2のプレートと、
第1の端部分と、第2の端部分と、中央部分とを有するポストであって、前記第1のプレートは、前記ポストの前記第1の端部分に接続され、前記第2のプレートは、前記ポストの前記第2の端部分に接続される、ポストと
を備え、前記埋め込み可能なデバイスは、前記ポストの少なくとも一部に対する前記第1のプレートおよび第2のプレートの多軸的な動きのために構成されており、
前記埋め込み可能なデバイスは、さらに、間隔をあけられた前記第1のプレートと第2のプレートとの間に位置を定められるインプラントを備え、
前記ポストの少なくとも一部は、前記インプラントの一部を通過するように構成されており、前記インプラント内に内部キャビティーが画定されており、前記内部キャビティーは、周囲の棘状突起との前記インプラントの癒合または接合に助力するために前記内部キャビティー内へと骨移植材料を受け入れるように構成されている、埋め込み可能なデバイス。
【請求項12】
前記第1のプレートは、前記ポストの前記第1の端部分の一部に旋回可能に接続されている、請求項11に記載の埋め込み可能なデバイス。
【請求項13】
前記第2のプレートは、前記ポストの前記第2の端部分の一部に旋回可能に接続されている、請求項12に記載の埋め込み可能なデバイス。
【請求項14】
前記第1のプレートは、第1の接続点において、前記ポストに接続され、第2のプレートは、第2の接続点において、前記ポストに接続されている、請求項11に記載の埋め込み可能なデバイス。
【請求項15】
前記第1の接続点および第2の接続点は、前記第1の表面と第2の表面との間の距離を選択的に制御するように調節可能である、請求項14に記載の埋め込み可能なデバイス。
【請求項16】
前記ポストは、実質的に、可撓性があり、それによって、前記ポストの前記中央部分に対する前記第1のプレートおよび第2のプレートの多軸的な動きを可能にする、請求項11に記載の埋め込み可能なデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(発明の分野)
本発明は、概して、脊椎外科に関連し、より具体的には、椎体間固定のための椎体間構成物または同様のものを配置することに関連した脊椎の安定化デバイスに関連する。
【背景技術】
【0002】
(発明の背景)
種々の椎体間固定デバイスが、脊椎のその場所での安定化のために、部分的または全部の椎間板切除の後で、広く使用される。いくつかの安定化デバイスは、椎弓根に固定される。いくつかのシステムを用いて、椎弓根の使用は、有意な空間を占めかつ筋切開を伴うねじまたは他の固定デバイスと、埋め込みのための関連した作業時間とを必要とする。神経根損傷は、椎弓根におけるねじの配置についての周知の潜在的な合併症である。
【0003】
棘状突起間デバイスは、棘状突起間の高さを増加させるように設計され、それによって、神経根が脊椎から外へ通過している孔の矢状方向の断面積を増加させる。これらのデバイスはまた、椎間関節、および、ことによると、椎間円盤の負担を減らし得るということが考えられる。これらのデバイスは、脊椎の伸展を制限し得る。この後方へ曲げる姿勢は、現存する孔の開口部における神経根に利用可能な空間を減少させるので、脊椎狭窄を有する患者にとって痛みを伴い得る。
【0004】
棘状突起間インプラントに加えて、棘状突起間固定デバイスはまた、脊椎固定に対する付加物として、脊椎の動作区分を安定させるために、隣接した棘状突起を互いに固定することが一般的である。現在のシステムは、棘状突起プレートを含み、そのプレートは、隣接した棘状突起がそのプレートの間に挟まれた状態で固定される。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
(概要)
本明細書中に、棘状突起の固定のための埋め込み可能なデバイスが提示される。デバイスは、隣接した棘状突起の一部に取り付けるように構成された間隔をあけられた第1のプレートおよび第2のプレートを含む。一局面において、各プレートは、第1の表面および第2の表面を有し、それによって、第1のプレートの第1の表面は、第2のプレートの第2の表面に対向するように構成される。
【0006】
別の局面において、デバイスは、第1の面、反対の第2の面、上部部分、および底部部分を有するインプラントを含む。インプラントは、2つの隣接した棘状突起間に挿入するように構成される。一局面において、インプラントは、椎体間ケージである。配置された場合、インプラントの第1の面は、第1のプレートの第1の表面に対向し、インプラントの第2の面は、第2のプレートの第2の表面に対向する。この局面において、第1のプレートは、第1の面に実質的に隣接したインプラントの一部に接続され、第2のプレートは、第2の面に実質的に隣接したインプラントの一部に接続される。可変サイズおよび形状のインプラント、ならびに、インプラントを伴わない代替実施形態が、本明細書に開示されることを理解されたい。
【0007】
本明細書中に説明された埋め込み可能なデバイスに加えて、本明細書中に、被験体の棘状突起の固定方法が提示される。一局面では、本方法は、埋め込み可能なデバイスの構成要素(つまり、第1のプレートおよび第2のプレート、ならびにインプラント)を組み立てることと、少なくとも1つの所望の棘状突起を露出させることと、インプラントを2つの隣接した棘状突起間に挿入することと、棘状突起の一部が第1のプレートおよび第2のプレートの間にある状態で第1のプレートおよび第2のプレートをインプラントにつなぐことと、プレートを第1の棘状突起および第2の棘状突起の上に押しつけることと、プレートをインプラントに対して取り付けている間、プレートの押しつけを維持することとを含む。
【0008】
操作について関連した方法も提供される。棘状突起間デバイスおよびその使用方法の他の装置、方法、システム、特徴、および利点は、以下の図面および詳細な説明の考察によって、当業者にとって明白であるか、または明白になる。すべてのそのような追加の装置、方法、システム、特徴、および利点は、本説明の範囲内に含まれ、棘状突起間デバイスおよびその使用方法の範囲内であり、かつ添付の特許請求の範囲によって保護されるということが、意図される。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
棘状突起の固定のための埋め込み可能なデバイスであって、前記埋め込み可能なデバイスは、
間隔をあけられた第1のプレートおよび第2のプレートであって、前記第1のプレートは、前記第2のプレートの第2の表面に対向する第1の表面を有する、第1のプレートおよび第2のプレートと、
第1の端部分と、第2の端部分と、中央部分とを有するポストであって、前記第1のプレートは、前記ポストの前記第1の端部分に接続するように構成され、前記第2のプレートは、前記ポストの前記第2の端部分に接続するように構成されている、ポストと
を備え、前記埋め込み可能なデバイスは、前記第1のプレートおよび第2のプレートが前記ポストに接続される場合、前記ポストの少なくとも一部に対する前記第1のプレートおよび第2のプレートの多軸的な動きのために構成されている、埋め込み可能なデバイス。
(項目2)
間隔をあけられた前記第1のプレートと第2のプレートとの間に位置を定められるインプラントをさらに備え、前記ポストの少なくとも一部は、前記インプラントの一部を通過するように構成されている、項目1に記載の埋め込み可能なデバイス。
(項目3)
前記第1のプレートは、前記ポストの第1の端部分の一部に旋回可能に接続するように構成されている、項目1に記載の埋め込み可能なデバイス。
(項目4)
前記第2のプレートは、前記ポストの第2の端部分の一部に旋回可能に接続するように構成されている、項目3に記載の埋め込み可能なデバイス。
(項目5)
前記第1のプレートは、第1の接続点において、前記ポストに接続するように構成され、第2のプレートは、第2の接続点において、前記ポストに接続するように構成され、前記第1の接続点および第2の接続点は、前記第1の表面と第2の表面との間の距離を選択的に制御するように調節可能である、項目1に記載の埋め込み可能なデバイス。
(項目6)
前記第1のプレートは、前記ポストの第1の端部分の好意的な受け入れのための第1のソケットを備え、前記第2のプレートは、前記ポストの第2の端部分の好意的な受け入れのための第2のソケットを備える、項目1に記載の埋め込み可能なデバイス。
(項目7)
前記第1のソケット内の第1の内部カラーおよび前記第2のソケット内の第2の内部カラーをさらに備え、前記第1のカラーは、前記ポストの第1の端部分の一部に係合するように構成され、前記第2のカラーは、前記ポストの第2の端部分の一部に係合するように構成されている、項目6に記載の埋め込み可能なデバイス。
(項目8)
各内部カラーは、各それぞれのソケット内で旋回するように構成され、それによって、前記インプラントに対する前記第1のプレートおよび第2のプレートの多軸的な動きを可能にする、項目7に記載の埋め込み可能なデバイス。
(項目9)
前記カラーをそれぞれの第1の端部分および第2の端部分に締め付けるために、前記第1のカラーと接触するように構成された第1のセットねじと、前記第2のカラーと接触するように構成された第2のセットねじとをさらに備える、項目8に記載の埋め込み可能なデバイス。
(項目10)
前記ポストは、実質的に、可撓性があり、それによって、前記ポストの中央部分に対する前記第1のプレートおよび第2のプレートの多軸的な動きを可能にする、項目1に記載の埋め込み可能なデバイス。
(項目11)
前記第1の表面および第2の表面のうちの少なくとも1つは、棘状突起の摩擦係合のための歯を備える、項目1に記載の埋め込み可能なデバイス。
(項目12)
棘状突起の固定のための埋め込み可能なデバイスであって、前記埋め込み可能なデバイスは、
間隔をあけられた第1のプレートおよび第2のプレートであって、前記第1のプレートは、前記第2のプレートの第2の表面に対向する第1の表面を有する、第1のプレートおよび第2のプレートと、
第1の端部分と、第2の端部分と、中央部分とを有するポストであって、前記第1のプレートは、前記ポストの第1の端部分に接続され、前記第2のプレートは、前記ポストの第2の端部分に接続される、ポストと
を備え、前記埋め込み可能なデバイスは、前記ポストの少なくとも一部に対する前記第1のプレートおよび第2のプレートの多軸的な動きのために構成されている、埋め込み可能なデバイス。
(項目13)
前記間隔をあけられた第1のプレートと第2のプレートとの間に位置を定められるインプラントをさらに備え、前記ポストの少なくとも一部は、前記インプラントの一部を通過する、項目12に記載の埋め込み可能なデバイス。
(項目14)
前記第1のプレートは、前記ポストの第1の端部分の一部に旋回可能に接続されている、項目12に記載の埋め込み可能なデバイス。
(項目15)
前記第2のプレートは、前記ポストの第2の端部分の一部に旋回可能に接続されている、項目14に記載の埋め込み可能なデバイス。
(項目16)
前記第1のプレートは、第1の接続点において、前記ポストに接続され、第2のプレートは、第2の接続点において、前記ポストに接続されている、項目12に記載の埋め込み可能なデバイス。
(項目17)
前記第1の接続点および第2の接続点は、前記第1の表面と第2の表面との間の距離を選択的に制御するように調節可能である、項目16に記載の埋め込み可能なデバイス。
(項目18)
前記ポストは、実質的に、可撓性があり、それによって、前記ポストの中央部分に対する前記第1のプレートおよび第2のプレートの多軸的な動きを可能にする、項目12に記載の埋め込み可能なデバイス。
(項目19)
被検体の棘状突起の固定の方法であって、前記方法は、
構成要素をインプラントアセンブリに組み立てることであって、前記インプラントアセンブリは、
第1の表面を有し、第1のソケットを備える第1のプレートと、
第2の表面を有し、第2のソケットを備える第2のプレートと、
第1の端部分と、第2の端部分と、中央部分とを有する、ポストと
を備える、ことと
所望の棘状突起を露出させることと、
前記第1のプレートを前記ポストの第1の端の一部に接続することと、
前記ポストの中央部分を隣接する棘状突起間に挿入することにより、実質的に第1の棘状突起と第2の棘状突起との間に前記ポストの位置を定めることと、
前記第2のプレートを前記ポストの第2の端部分の一部上にスライドさせることであって、それによって、前記第1の棘状突起および第2の棘状突起の一部は、前記第1の表面と第2の表面との間の空間に位置を定められる、ことと、
前記プレートを前記第1の棘状突起および第2の棘状突起上に押しつけることと、
前記第1のプレートを前記第1の端部分に添着させかつ前記第2のプレートを前記第2の端部分に添着させながら、前記第1の棘状突起および第2の棘状突起上への前記プレートの押しつけを維持することと
を含む、方法。
(項目20)
前記棘状突起への前記プレートの押しつけの間、少なくとも1つの平面において、前記第1のプレートを前記第2のプレートに対して角形成することをさらに含む、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記棘状突起への前記プレートの押しつけの間、2つの平面において、前記第1のプレートを前記第2のプレートに対して角形成することをさらに含む、項目20に記載の方法。
(項目22)
前記第2のプレートに対する前記第1のプレートの角形成は、冠状面および横断面においてである、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記第1のプレートは、前記第1の端部分に旋回可能に接続され、前記第2のプレートは、前記第2の端部分に旋回可能に接続される、項目19に記載の方法。
(項目24)
棘状突起の固定のための埋め込み可能なデバイスであって、前記埋め込み可能なデバイスは、
間隔をあけられた第1のプレートおよび第2のプレートであって、前記第1のプレートは、前記第2のプレートの第2の表面に対向する第1の表面を有する、第1のプレートおよび第2のプレートと、
前記第1の表面に旋回可能に接続される第1の端と、前記第1の表面から間隔をあけられた第2の端とを有する第1のポストと、
前記第2の表面に旋回可能に接続される第2の端と、前記第2の表面から間隔をあけられた第1の端とを有する第2のポストであって、前記第1のポストは、少なくとも部分的に、管状であり、内部長手方向キャビティーを画定し、前記第2のポストの少なくとも一部は、前記内部長手方向キャビティーによって伸縮自在に受け取られるように構成されている、第2のポストと、
前記第1のポストに対する前記第2のポストの位置を固定するための手段と
を備える、埋め込み可能なデバイス。
(項目25)
前記間隔をあけられた第1のプレートと第2のプレートとの間に位置を定められるインプラントをさらに備え、前記第1のポストおよび第2のポストのうちの少なくとも1つの少なくとも一部は、前記インプラントの一部を通過するように構成されている、項目24に記載の埋め込み可能なデバイス。
【0009】
(図面の説明)
本明細書の一部に組み込まれかつ一部をなす添付の図面は、当該の発明の特定の局面を説明と共に例証し、それらは、制限することなしに本発明の原理を明らかにする役目をする。図面中に使用される同様の参照文字は、いくつかの図面を通じて同様の部分を示す。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】
図1は、第1の棘状突起および第2の棘状突起の間の所定の位置に示された、棘状突起の固定のための埋め込み可能なデバイスの一局面の斜視図である。
【
図2】
図2は、
図1の埋め込み可能なデバイスの一局面の斜視図である。
【
図3】
図3は、
図2の埋め込み可能なデバイスの後方立面図である。
【
図4】
図4は、
図2の埋め込み可能なデバイスの右側面図である。
【
図5】
図5は、
図2の埋め込み可能なデバイスの平面図である。
【
図6】
図6は、
図3における線6−6に沿って切断した、
図2の埋め込み可能なデバイスの断面底面立面図である。
【
図7】
図7は、
図2の埋め込み可能なデバイスの分解斜視図である。
【
図8】
図8は、棘状突起の固定のための埋め込み可能なデバイスの一局面の斜視図である。
【
図9】
図9は、
図8の埋め込み可能なデバイスの後方立面図である。
【
図12】
図12は、
図9における線12−12に沿って切断した、
図8の埋め込み可能なデバイスの断面底面立面図である。
【
図14】
図14は、棘状突起の固定のための埋め込み可能なデバイスの一局面の斜視図であり、少なくとも1つの実質的に可撓性のあるポストを有する一局面を示している。
【
図20】
図20は、第1の棘状突と第2の棘状突起との間の原位置に示される、棘状突起の固定のための埋め込み可能なデバイスの一局面の斜視図である。
【
図23】
図23A〜
図23Cは、
図20の埋め込み可能なデバイスの断面底面立面図であり、相互に対して種々の角度における第1のプレートおよび第2のプレートを示す。
【
図24】
図24Aおよび
図24Bは、
図20の埋め込み可能なデバイスの部分的に透明の上部平面図であり、ポスト上の種々の接続点において接続される能力を有し、かつ、それに対して多軸的な動きのための能力を有する2つのプレートを示す。
【
図25】
図25は、
図20の埋め込み可能なデバイスの第1のプレートの一局面の左側立面図である。
【
図26】
図26は、
図20の埋め込み可能なデバイスの第1のプレートの一局面の右側立面図であり、間隔をあけられた第1のプレートと第2のプレートと間に位置を定められたインプラントを示す。
【
図27】
図27は、
図20の埋め込み可能なデバイスの第2のプレートの一局面の右側立面図である。
【
図29】
図29は、
図20の埋め込み可能なデバイスの分解斜視図であり、インプラントを通して位置を定められたポストを示す。
【
図30】
図30は、
図20の埋め込み可能なデバイスの分解斜視図であり、インプラントを伴わないデバイスを示す。
【
図31】
図31は、棘状突起の固定のための埋め込み可能なデバイスの一局面の分解斜視図であり、第1のポストが、第2のポストの内部長手方向キャビティーによって伸縮自在に受け取られるように構成された実施形態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0011】
(発明の説明)
本発明は、以下の詳細な説明、例、および特許請求の範囲、ならびにそれらの以前のおよび以降の説明の参照によって、より容易に理解され得る。本システム、デバイス、および/または方法が開示および説明される前に、もちろんそのようなものは様々であり得るので、本発明は、別に指定されない限り、開示された特定のシステム、デバイス、および/または方法に制限されないということが理解される。本明細書中に使用される専門用語は、特定の局面を説明する目的のためだけのものであって、制限することは意図されないということも理解される。
【0012】
本発明の以下の説明は、現在既知の最良の局面における本発明を可能にする教授として提供される。当業者は、依然として本発明の有益な結果を獲得しながら、多くの変更が、説明された局面に対してなされ得るということを認識する。本発明の所望の利益の一部が、他の特徴を利用することなしに、本発明の特徴の一部を選択することによって獲得され得るということも明白である。したがって、当業者は、本発明に対する多くの改変および改造が、可能であり、特定の状況において望ましくさえありえ、かつ本発明の一部であるということを認識する。したがって、以下の説明は、本発明の原理の例証として提供され、それらを制限するものではない。
【0013】
本明細書中に使用される場合、単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が別の方法で明白に指示しない限り、複数の指示対象を含む。したがって、たとえば、「プレート」への参照は、文脈が別の方法で明白に示さない限り、2つ以上のプレートを有する局面を含む。
【0014】
範囲は、本明細書中に、「約」1つの特定の値からおよび/または「約」別の特定の値まで、のように表現され得る。そのような範囲が表現される場合、別の局面は、その1つの特定の値からおよび/またはその別の特定の値までを含む。同様に、値が先行詞「約」の使用によって近似として表現される場合、その特定の値が、別の局面を形成するということが理解される。範囲の各々の端点は、他の端点に関係しても有意であり、他の端点とは無関係にも有意であるということがさらに理解される。
【0015】
本明細書中に使用される場合、「随意の」、または「随意に」の用語は、後に説明される事象または状況が発生しても発生しなくてもよいこと、および説明が、前記事象または状況が発生する場合の例、および前記事象または状況が発生しない場合の例を含むことを意味する。
【0016】
一局面において、本明細書中に、棘状突起の固定のための埋め込み可能なデバイス10が提示される。デバイスは、隣接した棘状突起の一部に取り付けるように構成された間隔をあけられた第1のプレート100および第2のプレート200を含む。一局面において、各プレートは、第1の表面および第2の表面を有し、それによって、第1のプレート100の第1の表面110は、第2のプレート200の第2の表面210に対向するように構成される。
【0017】
別の局面において、デバイスは、第1の面310、反対の第2の面320、上部部分330、および底部部分340を有するインプラント300を含む。インプラント300は、2つの隣接した棘状突起間に挿入するように構成される。一局面において、インプラントは、椎体間ケージである。配置された場合、インプラントの第1の面310は、第1のプレート100の第1の表面110に対向し、インプラントの第2の面320は、第2のプレート200の第2の表面に対向する。この局面において、第1のプレートは、第1の面に実質的に隣接したインプラントの一部に接続され、第2のプレートは、第2の面に実質的に隣接したインプラント300の一部に接続される。
【0018】
プレートが付着する棘状突起の一部の外形に順応するためにプレートがインプラントに対して動くことができることは、有益である。一局面において、プレートは、インプラントに関して多軸的に動き得る。別の局面において、第1のプレートおよび第2のプレートの1つまたは両方は、インプラントのそれぞれの部分に、旋回可能に接続される。このように、この特徴を成し遂げるためにいくつかの選択肢が存在する。
【0019】
一局面において、インプラントは、第1の面から突出している第1のポスト120、および第2の面から突出している第2のポスト220を含む。
図7に図示されるように、一局面において、第1のポストおよび第2のポストは、それぞれの第1の面および第2の面に対して実質的に垂直である。しかしながら、第1のポストおよび第2のポストが、インプラント300のそれぞれの第1の面および第2の面に関して鋭角で位置を定められ得るということが予期される。
【0020】
別の局面において、第1のプレートは、第1のポスト120の好意的な受け入れのための第1のソケット130を含み、第2のプレート200は、第2のポスト220の好意的な受け入れのための第2のソケット230を含む。この局面において、第1の内部カラー140は、第1のソケット130内に位置を定められ、第2の内部カラー240は、第2のソケット230内に位置を定められ得る。カラーは、したがって、それぞれの第1のポストおよび第2のポストの一部に係合するように構成され得る。さらに別の局面において、各内部カラーは、それぞれの各ソケット内で旋回するように構成され、それによって、インプラントに対する第1のプレートおよび第2のプレートの多軸的な動きを可能にし得る。カラーは、ソケットの直径よりも大きな外径を有し、それによって、カラーがソケットの内へまたは外へ動くことに抵抗し得る。そのうえ、カラーは、製造中、各ソケット内に挿入するために押しつけられ得るスリットを含み得る。
【0021】
1つの例示された局面において、カラーをそれぞれの第1のポストおよび第2のポストに締めつけるために、各カラーと接触するように構成されたセットねじ150、250があり得る。カラーは、接触する特定のポストに沿った所望の接続点で接触するように構成され、それによって、第1のプレートの第1の表面および第2のプレートの第2の表面の間の距離を選択的に制御する。
【0022】
別の局面において、カラーおよびソケットの組み合わせによって可能にされた多軸的な動きの代わりに、またはカラーおよびソケットの組み合わせによって可能にされた多軸的な動きに加えて、ポストは、可撓性のある材料を含み、それによって、インプラントに対する第1のプレートおよび第2のプレートの多軸的な動きを可能にし得る。このように、プレートは、
図14〜
図19に示されるように、カラーの使用なしに、ポストに接続され得る。
【0023】
別の例示された局面において、
図13に示されるように、ポストは、インプラントの第1の面310および第2の面320からではなく、第1のプレートの第1の表面および第2のプレートの第2の表面から突出し得る。このように、一局面において、第1のポストおよび第2のポストは、それぞれの第1の表面および第2の表面に対して実質的に垂直である。この局面において、インプラントは、第1のポストの好意的な受け入れのための第1のソケット、および第2のポストの好意的な受け入れのための第2のソケット230を含む。
【0024】
上記で説明された局面と同様に、別の局面において、第1の内部カラー140は、第1のソケット130内に位置を定められ、第2の内部カラー240は、第2のソケット内に位置を定められる。第1のカラーおよび第2のカラーは、それぞれの第1のポスト120および第2のポスト220の一部に係合するように構成される。一局面において、第1のカラーおよび第2のカラーは、ポストの長さに沿ってポストに係合し、それによって、2つのプレートの間の距離の変化を可能にし得る。
【0025】
1つの例示された局面において、各内部カラーは、それぞれの各ソケット内で旋回し、それによって、インプラント300に対する第1のプレートおよび第2のプレートの多軸的な動きを可能にし得る。そのうえ、本明細書中に言及されるように、別の局面において、第1のポストおよび第2のポストは、可撓性があり、それによって、インプラントに対する第1のプレートおよび第2のプレートの多軸的な動きを可能にする。
【0026】
一局面において、プレート100の第1の表面110およびプレート200第2の表面210の少なくとも1つは、棘状突起に摩擦係合するための歯160、260を含む。正しく理解され得るように、第1の表面および第2の表面の両方は、歯を含み得る。例えば、歯160、260は、プレートが棘状突起に留められる場合、棘状突起に係合する。
【0027】
別の例示された局面において、インプラントの上部部分330は、第1の棘状突起400の一部の好意的な受け入れのために構成された長手方向のくぼみ350を画定する。当業者によって正しく理解され得るように、インプラントの底部部分340は、同様に、第1の棘状突起400に隣接する第2の棘状突起410の好意的な受け入れのために構成された長手方向のくぼみ350を画定し得る。
【0028】
上部部分の長手方向のくぼみは、第1の棘状突起の一部と摩擦係合するために構成された複数の連続したリッジ360を有する外縁も含み得る。正しく理解され得るように、底部部分の長手方向のくぼみは、第2の棘状突起410の一部と摩擦係合するための複数の連続したリッジ360を有する外縁も有し得る。挿入の容易さのために、インプラントは、
図7に図示されるように、テーパーをつけられた遠位突出部も含み得る。
【0029】
当業者によって正しく理解され得るように、時々、機械的な固定に加えて、本明細書中に明らかにされた埋め込み可能なデバイスの癒合または他の接合構成要素を有することは有益であり得る。1つの例示された局面において、インプラント300は、上部部分および底部部分の少なくとも1つと連絡している内部キャビティー370を画定する。別の局面において、内部キャビティー370は、上部部分と底部部分との両方と連絡している。使用において、専門家は、周囲の棘状突起とインプラントの癒合または接合に助力するために、骨セメントまたは骨移植材料を、内部キャビティー内に導入し得る。
【0030】
本明細書中に説明された埋め込み可能なデバイスに加えて、本明細書中に、被験体の棘状突起の固定方法が提示される。方法は、埋め込み可能なデバイスの構成要素をインプラントアセンブリ(つまり、第1のプレートおよび第2のプレート、ならびにインプラント)に組み立てることと、少なくとも1つの所望の棘状突起を露出させることと、インプラント300を2つの隣接した棘状突起間に挿入することと、棘状突起の一部が第1のプレートおよび第2のプレートの間に配置されている状態で第1のプレートおよび第2のプレートをインプラントにつなぐことと、プレートを第1の棘状突起および第2の棘状突起の上に押しつけることと、プレートをインプラントに関して取り付けている間、プレートの押しつけを維持することとを含む。
【0031】
本明細書中に言及されたように、インプラントは、インプラント300の第1の面および第2の面から延びている第1のポストおよび第2のポストを含み、各ポストは、第1のプレートおよび第2のプレートと係合するように構成され得る。この局面において、第1および第2のプレートをインプラントとつなぐステップは、第1のプレート100を第1のポスト120の上にスライドさせ、かつ、第2のプレート200を第2のポストの上にスライドさせることであって、それによって、第1の棘状突起および第2の棘状突起の一部が、第1の表面および第2の表面の間の空間に配置される、ことと、第1のプレートを第1のポストに取り付け、かつ、第2のプレートを第2のポストに取り付けることとを含み得る。第1のプレートおよび第2のプレートがカラーをセットねじと共に含む場合、第1のプレートおよび第2のプレートを第1のポストおよび第2のポストの上に取り付けることは、セットねじを単に締めつけることを含み得る。
【0032】
方法の一局面において、方法は、棘状突起に押しつけている間中、少なくとも1つの平面において、第1のプレートおよび第2のプレートの1つまたは両方に、互いに関して角形成するステップを含む。別の局面において、方法は、プレートを棘状突起の上に押しつけている間中、2つの平面において、2つのプレートに角形成することを含む。例示された局面において、2つの平面は、冠状面および横断面である。
【0033】
説明されたように、一局面において、インプラントは、上部および底部部分と連絡している内部キャビティーを画定する。別の局面において、方法は、骨移植材料を内部キャビティー内へ導入することであって、材料は、自己由来骨、同種移植骨、代用骨、および骨誘導物質を含む群から選択される、ことをさらに含む。さらに別の局面において、方法は、骨セメントを内部キャビティー内へ導入することを含む。
【0034】
さらに別の例示される局面では、埋め込み可能なデバイスは、単一のポスト520を介して接続される、2つの間隔をあけられたプレートを備えることができる。本局面では、インプラントは、存在してもよく、または存在しなくてもよい。一局面では、埋め込み可能なデバイスは、間隔をあけられた第1のプレート100および第2のプレート200を備え、第1のプレート100は、第2のプレート200の第2の表面210に対向する第1の表面110を有する。本局面では、ポスト520は、第1および第2のプレートに接続可能である。ポストは、本局面では、第1の端部分522、第2の端部分524、および中央部分526を有し、第1のプレート100は、ポスト520の第1の端部分522に接続するように構成され、第2のプレート200は、ポストの第2の端部分524に接続するように構成される。
【0035】
本明細書に開示される他の局面同様に、一局面では、埋め込み可能なデバイスは、第1のプレートおよび第2のプレートがポストに接続される場合、ポスト520の少なくとも一部に対する第1のプレートおよび第2のプレートの多軸的な動きのために構成される。本明細書に説明される他の局面と同様に、第1のプレートおよび/または第2のプレートは、ポストのそれぞれの端部分の一部に旋回可能に接続するように構成されることができる。加えて、前述のように、第1のプレートは、第1の接続点530において、ポストに接続するように構成されることができ、第2のプレートは、第2の接続点532において、ポストに接続するように構成されることができる。接続点は、第1の表面と第2の表面との間の距離を制御するために調節可能であることができる。本局面では、ポストに対するプレートの多軸的な動きは、本明細書に前述で説明される種々の様式において達成されることができる。
【0036】
一局面では、本明細書に説明されるもののようなインプラント300は、間隔をあけられた第1のプレートと第2のプレートとの間に位置を定められ得る。本局面では、ポストの少なくとも一部は、インプラントの一部を通過するように構成される。本局面では、インプラントは、ポストが通過し得る開口380を画定する。インプラントはまた、インプラントと周囲棘状突起の癒合または結合を補助するために、内部キャビティー内への骨セメントまたは骨移植材料の導入のための内部キャビティー(移植窓)370を画定する。
【0037】
本局面では、埋め込み可能なデバイスは、被検体の棘状突起の固定の方法につながる。一局面では、本方法は、説明されたインプラントアセンブリに構成要素を組み立てることと、所望の棘状突起を露出させることと、第1のプレート100をポストの第1の端部分522の一部に接続することと、ポストの中央部分526を隣接する棘状突起間に挿入することにより、実質的に第1の棘状突起と第2の棘状突起との間にポストの位置を定めることと、第2のプレート200をポスト520の第2の端部分524の一部上にスライドさせ、それによって、第1の棘状突起および第2の棘状突起の一部が、第1の表面と第2の表面との間の空間に位置を定められることと、プレートを第1の棘状突起および第2の棘状突起の上に押しつけることと、第1のプレートを第1の端部分に添着させ、かつ、第2のプレートを第2の端部分に添着させた状態で、第1の棘状突起および第2の棘状突起の上へのプレートの押しつけを維持することとを含む。
【0038】
本方法の本局面はまた、プレートを棘状突起に押しつけている間、少なくとも1つの平面において、第1のプレートを第2のプレートに対して角形成することを含むことができる。例示される局面では、第1のプレートを第2のプレートに対して角形成することは、プレートを棘状突起に押しつけている間、2つの平面において、2つのプレートに角形成することを含む。別の局面では、第2のプレートに対する第1のプレートの角形成は、冠状面および横断面においてである。本方法はまた、第1および第2の端部分をそれぞれ旋回可能に接続するための手段を含むことができる。
【0039】
さらに別の局面では、埋め込み可能なデバイスは、第1のプレート100の第1の表面110に旋回可能に接続される第1の端122および第1の表面から間隔をあけられる第2の端124を有する第1のポスト120と、第2のプレート200の第2の表面210に旋回可能に接続される第2の端222および第2の表面から間隔をあけられる第1の端224を有する第2のポスト220とを有する間隔をあけられた第1のプレート100および第2のプレート200を備えることができる。本局面では、第2のポストは、少なくとも部分的に、管状であり、内部長手方向キャビティー226を画定する。加えて、本局面では、第1のポストの少なくとも一部は、内部長手方向キャビティーによって伸縮自在に受け取られるように構成される。第2のポストに対する第1のポストの位置は、セットねじ228を使用して固定されることができ、セットねじ228は、第1のポストに係合してその位置を維持するように構成され、第2のポストの一部を通して位置を定められる。位置はまた、任意の公知の方式で締め付ける、第2のポストの一部の周囲のカラーまたはバンドを使用して固定されてもよい。第2のポストはまた、第1のポスト上に圧着されてもよい。他の公知の固定手段もまた、採用されることができる。
【0040】
本明細書に説明される種々の局面同様に、インプラントは、間隔をあけられた第1のプレートと第2のプレートとの間に位置を定められることができる。本局面では、第1のポストおよび第2のポストのうちの少なくとも1つの少なくとも一部は、インプラントの一部を通過するように構成される。
【0041】
ある例示される局面では、第1のプレート100は、第1のポスト120の第1の端122の好意的な受け入れのための第1のソケット130を備え、第2のプレート200は、第2のポスト220の第2の端222の好意的な受け入れのための第2のソケット230を備える。本明細書に説明される他の局面同様に、第1のソケット内の第1の内部カラー140および第2のソケット内の第2の内部カラー240が存在し得る。したがって、第1のカラーは、第1のポストの第1の端の一部に係合するように構成され、第2のカラーは、第2のポストの第2の端の一部に係合するように構成される。一局面では、各内部カラーは、各それぞれのソケット内で旋回するように構成され、それによって、第1のポストに対する第1のプレートの多軸的な動きおよび第2のポストに対する第2のプレートの多軸的な動きを可能にする。カラーをそれぞれの第1のポストおよび第2のポストに締め付けるために、第1のセットねじはまた、第1のカラーと接触するように構成され、第2のセットねじは、第2のカラーと接触する構成されることができる。
【0042】
多軸的な動きのために使用される内部カラーの代替として、または多軸的な動きのために使用される内部カラーに加えて、一局面では、第1のポストおよび第2のポストは、実質的に、可撓性があり、それによって、それぞれの第1のポストおよび第2のポストに対する第1のプレートおよび第2のプレートの多軸的な動きを可能にすることができる。
【0043】
本発明のいくつかの局面が上述の明細書に開示されてきたが、教授の利益が上述の説明および関連した図面において提示されるので、本発明の多くの改変および他の局面が、本発明が属する精神に達するということが、当業者によって理解される。したがって、本発明が、以上に開示された特定の局面に制限されないということ、ならびに多くの改変および他の局面が、添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれるように意図されることが理解される。そのうえ、特定の用語が本明細書中、および次の特許請求の範囲において用いられるが、特定の用語は、単に一般的および説明的な意味において用いられ、説明された発明を制限する目的のためのものではない。