(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6208528
(24)【登録日】2017年9月15日
(45)【発行日】2017年10月4日
(54)【発明の名称】非接触給電装置
(51)【国際特許分類】
H02J 50/10 20160101AFI20170925BHJP
H02J 50/90 20160101ALI20170925BHJP
H01F 38/14 20060101ALI20170925BHJP
B60L 11/18 20060101ALN20170925BHJP
【FI】
H02J50/10
H02J50/90
H01F38/14
!B60L11/18 A
【請求項の数】2
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2013-215343(P2013-215343)
(22)【出願日】2013年10月16日
(65)【公開番号】特開2015-80324(P2015-80324A)
(43)【公開日】2015年4月23日
【審査請求日】2016年9月16日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006895
【氏名又は名称】矢崎総業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100134832
【弁理士】
【氏名又は名称】瀧野 文雄
(74)【代理人】
【識別番号】100060690
【弁理士】
【氏名又は名称】瀧野 秀雄
(74)【代理人】
【識別番号】100070002
【弁理士】
【氏名又は名称】川崎 隆夫
(74)【代理人】
【識別番号】100165308
【弁理士】
【氏名又は名称】津田 俊明
(74)【代理人】
【識別番号】100110733
【弁理士】
【氏名又は名称】鳥野 正司
(74)【代理人】
【識別番号】100173978
【弁理士】
【氏名又は名称】朴 志恩
(72)【発明者】
【氏名】寺山 肇
(72)【発明者】
【氏名】加々美 和義
(72)【発明者】
【氏名】田中 信吾
【審査官】
杉田 恵一
(56)【参考文献】
【文献】
特開平6−98486(JP,A)
【文献】
特開平9−215211(JP,A)
【文献】
特開平10−257698(JP,A)
【文献】
特開2010−88151(JP,A)
【文献】
特開2010−246348(JP,A)
【文献】
特開2012−80636(JP,A)
【文献】
特開2013−90392(JP,A)
【文献】
特開2013−118719(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2013/0009594(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60L 11/18
H01F 38/14
H02J 50/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
給電側ユニットから受電側ユニットへ電力を供給する非接触給電装置であって、
前記給電側ユニットは、一次側巻線部を備えた一次側コイルユニットを有して構成され、
前記受電側ユニットは、二次側巻線部を備えた二次側コイルユニットを有して構成され、
前記給電側ユニットと前記受電側ユニットとのうち少なくとも一方は、前記一次側巻線部と前記二次側巻線部との対向方向と交差する方向において該一次側巻線部又は該二次側巻線部をスライド可能に支持する支持手段と、該一次側巻線部又は該二次側巻線部を該支持手段上で移動させる移動手段と、を有して構成され、
前記移動手段が前記一次側巻線部と前記二次側巻線部とを前記交差する方向における位置ずれに応じて相対移動させ、
前記一次側コイルユニット及び前記二次側コイルユニットは、それぞれ鉄心を備えるとともに、前記交差する方向を軸方向として前記一次側巻線部及び前記二次側巻線部がそれぞれ該鉄心の周囲に形成され、
前記支持手段は、前記一次側巻線部又は前記二次側巻線部を前記鉄心に沿ってスライド可能に支持することを特徴とする非接触給電装置。
【請求項2】
前記給電側ユニット及び前記受電側ユニットは、前記支持手段と前記移動手段とをそれぞれ備えることを特徴とする請求項1に記載の非接触給電装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、給電側ユニットから受電側ユニットへ電力を供給する非接触給電装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、鉄心がスライド自在に設けられることで巻線部同士の位置ずれを補正する非接触給電装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された非接触給電装置では、
図4に示すように、一次側鉄心101及び二次側鉄心102が対向方向に突出した突出部103、104を備えるとともに、一次側鉄心101が
図4中左右方向にスライド自在に設けられている。各鉄心101、102をそれぞれ備えた給電側ユニット105と受電側ユニット106とに左右方向における位置ずれが生じると、突出部103、104同士が正対する(即ち、左右方向において略同一位置となる)ように一次側鉄心101がスライドすることで、漏れ磁束を低減して給電効率の低下を防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013−90392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の非接触給電装置では、磁束が一次側鉄心101から突出部103を通過して二次側鉄心102の突出部104に向かうため、給電側ユニット105と受電側ユニット106とが一次側鉄心101の可動範囲よりも大きく位置ずれした場合、突出部103、104を設けない構成よりも磁束が遠回りして二次側鉄心102に向かうことになり、給電効率が低下してしまう可能性があった。
【0005】
さらに、大きな位置ずれが生じた場合に突出部103、104同士を正対させるためには、一次側ユニット105の左右方向寸法を大きくする必要があり、装置全体が大型化してしまうという不都合が考えられる。
【0006】
本発明の目的は、位置ずれによる給電効率の低下を防止するとともに装置全体を小型化することができる非接触給電装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の非接触給電装置は、給電側ユニットから受電側ユニットへ電力を供給する非接触給電装置であって、前記給電側ユニットは、一次側巻線部を備えた一次側コイルユニットを有して構成され、前記受電側ユニットは、二次側巻線部を備えた二次側コイルユニットを有して構成され、前記給電側ユニットと前記受電側ユニットとのうち少なくとも一方は、前記一次側巻線部と前記二次側巻線部との対向方向と交差する方向において該一次側巻線部又は該二次側巻線部をスライド可能に支持する支持手段と、該一次側巻線部又は該二次側巻線部を該支持手段上で移動させる移動手段と、を有して構成され、前記移動手段が前記一次側巻線部と前記二次側巻線部とを前記交差する方向における位置ずれに応じて相対移動させ
、前記一次側コイルユニット及び前記二次側コイルユニットは、それぞれ鉄心を備えるとともに、前記交差する方向を軸方向として前記一次側巻線部及び前記二次側巻線部がそれぞれ該鉄心の周囲に形成され、前記支持手段は、前記一次側巻線部又は前記二次側巻線部を前記鉄心に沿ってスライド可能に支持することを特徴とする。
【0008】
以上のような本発明によれば、一次側巻線部と二次側巻線部とを互いの位置ずれに応じて相対移動させることで、巻線部同士を正対させるか、正対位置に近づけることができ、給電効率の低下を防止することができるとともに、鉄心を設けたり鉄心に突出部を形成したりする必要がなく、装置の構成を簡単化することができる。さらに、一次側巻線部と二次側巻線部が可動範囲よりも大きく位置ずれした場合であっても、巻線部同士を相対移動させることによる効果を得ることができ、巻線部が適宜な可動範囲を有するように給電側ユニット及び受電側ユニットを形成することで、装置全体を小型化することができる。尚、支持手段及び移動手段は、対向方向と交差する方向のうち少なくとも一方向において巻線部をスライドさせるものであればよい。
【0009】
この際、本発明の非接触給電装置では、前記給電側ユニット及び前記受電側ユニットは、前記支持手段と前記移動手段とをそれぞれ備えることが好ましい。このような構成によれば、給電側ユニット及び受電側ユニットが支持手段と移動手段とを備える、即ち、一次側巻線部と二次側巻線部とがスライド可能に設けられていることで、位置ずれが一次側の可動範囲と二次側の可動範囲との和以下であれば巻線部同士を正対させることができ、いずれか一方の巻線部が移動可能に設けられる構成と比較して、給電側ユニットと受電側ユニットとのうち一方がスライド方向(交差する方向)に大型化することを防止することができる。
【0011】
また、支持手段が巻線部を鉄心に沿ってスライド可能に支持することで、構成が複雑化することを防ぎつつコイルユニットのインダクタンスを大きくすることができる。さらに、対向方向と交差する方向に軸方向が一致している、即ち、巻線部が軸方向にスライドするように設けられていることで、巻線部を鉄心に沿って容易にスライドさせることができる。
【発明の効果】
【0013】
以上のような本発明の非接触給電装置によれば、一次側巻線部と二次側巻線部とを互いの位置ずれに応じて相対移動させることで、給電効率の低下を防止するとともに装置全体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の実施形態に係る非接触給電装置を示す斜視図である。
【
図3】本発明の変形例に係る非接触給電装置を示す斜視図である。
【
図4】従来技術の非接触給電装置を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の非接触給電装置1は、
図1に示すように、一次側巻線部21を備えた給電側ユニット2と、二次側巻線部31を備えた受電側ユニット3と、給電側ユニット2と受電側ユニット3との相対位置を検出する図示しない検出手段と、を有して構成されている。受電側ユニット3は、図示しない車両に設けられてバッテリに接続され、給電側ユニット2は、駐車スペースの適宜な位置に設置されて図示しない電源に接続されており、これらの給電側ユニット2及び受電側ユニット3を介して電源からバッテリに給電可能に構成されている。
【0016】
尚、非接触給電装置1は、電磁誘導方式であってもよいし、適宜な回路素子を備えた磁界共鳴方式であってもよい。また、本実施形態におけるX方向、Y方向、及び、Z方向は、
図1に示す通りとする。
図1において、給電側ユニット2と受電側ユニット3とがZ方向に対向するとともにXY平面において略同一位置に設けられることで、一次側巻線部21と二次側巻線部31とが位置ずれなく正対している。さらに、給電側ユニット2及び受電側ユニット3は、X方向が車両の幅方向に向くように設けられている。
【0017】
給電側ユニット2は、一次側巻線部21と、一次側巻線部21をスライド可能に支持する支持手段22と、一次側巻線部21を支持手段22上で移動させる移動手段としてのモータ23と、一次側巻線部21、支持手段22、及び、モータ23を収容するシールドケース24と、検出手段の検出結果に基づいてモータ23を制御する図示しない制御手段と、を有して構成されている。
【0018】
一次側巻線部21は、X方向を軸方向として電線211がボビン212に螺旋状に巻きつけられることで形成されている。ボビン212は、後述する板状の鉄心221をY方向及びZ方向から囲むように形成されることで、鉄心221に沿ってスライド可能に支持される。また、ボビン212には、モータ23の後述するギア231と噛み合うラック部212aが形成されている。
【0019】
支持手段22は、Z方向を板厚方向とする板状の鉄心221と、鉄心221をシールドケース24に固定する固定部222と、を有して構成されている。この鉄心221と一次側巻線部21とが一次側コイルユニットとして機能する。
【0020】
モータ23は、先端に設けられたギア231を回転させることでボビン212をX方向に移動させるように設けられている。
【0021】
受電側ユニット3は、二次側巻線部31と、二次側巻線部31をスライド可能に支持する支持手段32と、二次側巻線部31を支持手段32上で移動させる移動手段としてのモータ33と、二次側巻線部31、支持手段32、及び、モータ33を収容するシールドケース34と、検出手段の検出結果に基づいてモータ33を制御する図示しない制御手段と、を有して構成されている。
【0022】
二次側巻線部31は、一次側巻線部21と略同様に、X方向を軸方向として巻きつけられた電線311と、ラック部312aが形成されたボビン312と、を備えている。また、支持手段32は、支持手段22と略同様に、板状の鉄心321と、固定部322とを備え、二次側巻線部31と鉄心321とが二次側コイルユニットとして機能する。さらに、モータ33は、モータ23と略同様に先端にギア331を備えている。
【0023】
次に、車両を駐車スペースに駐車して給電側ユニット2と受電側ユニット3とにX方向にずれが生じた際の非接触給電装置1の動作について、
図2も参照して説明する。まず、
図2に二点鎖線で示すように、一次側巻線部21が給電側ユニット2内のX方向略中央部に位置するとともに、二次側巻線部31が受電側ユニット3内のX方向略中央部に位置するように、モータ23、33をそれぞれ回転させる。これにより、給電側ユニット2と受電側ユニット3との位置ずれと巻線部同士21、31同士の位置ずれが略等しくなる。次に、検出手段が
図2に示す給電側ユニット2と受電側ユニット3との位置ずれ量ΔXを検出し、給電側ユニット2と受電側ユニット3とに設けられた制御手段が、ボビン212、312が互いに近づくようにモータ23、33を回転させ、一次側巻線部21と二次側巻線部31とをX方向の逆向きにΔX/2だけ移動させる。
【0024】
図2に実線で示すように一次側巻線部21と二次側巻線部31とが正対する(即ち、X方向において略同一位置となる)と、一次側巻線部21で発生した磁束が二次側巻線部31に鎖交しやすくなることで、給電時に磁束が他の構造体に侵入することによって発生する損失が低減される。
【0025】
また、ΔX/2が一次側巻線部21及び二次側巻線部31の可動範囲よりも大きい場合は、一次側巻線部21及び二次側巻線部31を可動範囲内で最大限移動させて互いに近づける。
【0026】
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。即ち、一次側巻線部21と二次側巻線部31との位置ずれに応じて一次側巻線部21と二次側巻線部31とを相対移動させることで、給電効率の低下を防止することができるとともに、鉄心221、321に突出部を形成する必要がなく、構成を簡単化することができる。さらに、給電側ユニット2と受電側ユニット3とが一次側巻線部21及び二次側巻線部31の可動範囲の和よりも大きく位置ずれした場合であっても、巻線部21、31同士を相対移動させることによる効果を得ることができ、巻線部21、31が適宜な可動範囲を有するように給電側ユニット2及び受電側ユニット3を形成することで、装置全体を小型化することができる。また、給電側ユニット2と受電側ユニット3とのX方向のずれに対応して巻線部21、31同士を相対移動させることで、車両の駐車位置に対する前後方向(Y方向)のずれをタイヤ止め等によって防ぐ一方で幅方向(X方向)にずれが生じてしまった場合であっても、給電効率の低下を最小限に抑えることができる。
【0027】
さらに、一次側巻線部21及び二次側巻線部31がスライド可能に設けられていることで、位置ずれが各巻線部21、31の可動範囲の和以下であれば巻線部21、31同士を正対させることができ、いずれか一方がスライド可能に設けられる構成と比較して、一方のユニットが大型化してしまうことを防ぐことができる。
【0028】
また、支持手段22、32がそれぞれ一次側巻線部21と二次側巻線部31とを鉄心221、321に沿ってスライド可能に支持していることで、構成が複雑化することを防ぎつつ一次側コイルユニット及び二次側コイルユニットのインダクタンスを大きくすることができる。
【0029】
また、一次側巻線部21及び二次側巻線部31が軸方向であるX方向にスライド可能に設けられていることで、巻線部21、31を鉄心221、321に沿って容易にスライドさせることができる。
【0030】
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。例えば、前記実施形態では、一次側巻線部21及び二次側巻線部31がそれぞれX方向にスライド可能に設けられるものとしたが、一次側巻線部21と二次側巻線部31とのうち一方がスライド可能に設けられていてもよい。また、巻線部がXY平面上の少なくとも一方向にスライド可能に設けられていればよく、例えば、巻線部内側のY方向寸法が鉄心のY方向寸法よりも大きく形成されることで巻線部がY方向に移動可能に設けられる構成であってもよいし、一次側巻線部と二次側巻線部とが異なる方向にスライド可能に設けられていてもよい。
【0031】
また、前記実施形態では、支持手段22、32が鉄心221、321を備えるものとしたが、鉄心221、321は省略されていてもよく、例えば、鉄心221、321と略同一形状の板状部材上をボビン212、312がスライドする構成であってもよいし、シールドケースの内側にレール部が形成されることでボビンの一部がレール部によってスライド可能に支持される構成であってもよい。
【0032】
また、前記実施形態では、一次側巻線部21及び二次側巻線部31がX方向に軸方向を向けて形成されるものとしたが、
図3に示すように、Z方向を軸方向として電線211B、311Bが巻き回されることで一次側巻線部21B及び二次側巻線部31Bが形成されていてもよい。このように巻線部の対向方向と軸方向とが一致する構成においては、これらの方向に交差するXY平面に沿った方向の位置ずれによって給電効率が低下しやすいことから、巻線部同士を相対移動させることで給電効率の低下を効果的に防止することができる。また、このような構成においては、巻線部21、31はX方向だけでなくY方向にも相対移動可能に設けられることが好ましい。尚、巻線部21B、31Bを支持する板状部材221B、321Bは、鉄心であってもよいし、透磁率の低い部材で形成されていてもよい。
【0033】
また、前記実施形態では、移動手段としてモータ23、33を例示したが、移動手段は、巻線部21、31をXY平面内で移動させるものであればよく、例えば、巻線部21、31のスライド方向に軸が出没可能に設けられた直動モータであってもよい。
【0034】
また、前記実施形態では、一次側巻線部21及び二次側巻線部31がボビン212、312を備えるものとしたが、ボビンは省略されていてもよく、螺旋状に巻き回された電線が支持手段に直接支持されるとともに移動手段によって移動させられる構成であってもよい。
【0035】
また、前記実施形態では、給電側ユニット2及び受電側ユニット3がX方向を車両幅方向に向けて設けられるものとしたが、給電側ユニット2及び受電側ユニット3は、巻線部の軸方向(Y方向)が車両幅方向に向くように設けられていてもよい。
【0036】
また、前記実施形態では、非接触給電装置1は車両に設けられたバッテリに給電するためものとしたが、電源から任意の電気機器に非接触で給電する装置であればよい。
【0037】
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
【符号の説明】
【0038】
1 非接触給電装置
2 給電側ユニット
3 受電側ユニット
21 一次側巻線部
22 支持手段
23 モータ(移動手段)
31 二次側巻線部
32 支持手段
33 モータ(移動手段)
221 鉄心
321 鉄心