特許第6208895号(P6208895)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6208895低電力ナノメートルフラッシュメモリ装置において使用される改良型感知回路
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6208895
(24)【登録日】2017年9月15日
(45)【発行日】2017年10月4日
(54)【発明の名称】低電力ナノメートルフラッシュメモリ装置において使用される改良型感知回路
(51)【国際特許分類】
   G11C 16/28 20060101AFI20170925BHJP
   G11C 7/06 20060101ALI20170925BHJP
   G11C 7/12 20060101ALI20170925BHJP
【FI】
   G11C16/28
   G11C7/06 120
   G11C7/12
【請求項の数】16
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2016-555593(P2016-555593)
(86)(22)【出願日】2015年2月13日
(65)【公表番号】特表2017-511949(P2017-511949A)
(43)【公表日】2017年4月27日
(86)【国際出願番号】US2015015919
(87)【国際公開番号】WO2015134178
(87)【国際公開日】20150911
【審査請求日】2016年9月16日
(31)【優先権主張番号】14/196,839
(32)【優先日】2014年3月4日
(33)【優先権主張国】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】500147506
【氏名又は名称】シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】SILICON STORAGE TECHNOLOGY, INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【弁理士】
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【識別番号】100088694
【弁理士】
【氏名又は名称】弟子丸 健
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【弁理士】
【氏名又は名称】上杉 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【弁理士】
【氏名又は名称】近藤 直樹
(72)【発明者】
【氏名】トラン ヒュー ヴァン
(72)【発明者】
【氏名】グエン フン クオック
(72)【発明者】
【氏名】リー アィン
(72)【発明者】
【氏名】ヴー トゥアン
【審査官】 後藤 彰
(56)【参考文献】
【文献】 特開平08−321190(JP,A)
【文献】 特開平01−251499(JP,A)
【文献】 特開平10−003791(JP,A)
【文献】 特開平11−176163(JP,A)
【文献】 国際公開第2013/145733(WO,A1)
【文献】 特表2013−524397(JP,A)
【文献】 特開2007−141399(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0056089(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0026346(US,A1)
【文献】 特開2012−128938(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G11C 16/28
G11C 7/06
G11C 7/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
メモリデバイスにおいて使用される感知回路であって、
選択されたメモリセルを感知するためのメモリデータ読み込みブロックと、
基準メモリセルを感知するためのメモリ参照読み込みブロックと、
クロス結合されたインバーターペアと、第1の端子と第2の端子を有する第1のキャパシタと、第1の端子と第2の端子を有する第2のキャパシタと、前記第1のキャパシタの前記第2の端子に接続されているゲートと前記クロス結合されたインバーターペアに接続されているドレインとを有する第1のNMOSトランジスタと、前記第2のキャパシタの前記第2の端子に接続されているゲートと前記クロス結合されたインバーターペアに接続されているドレインとを有する第2のNMOSトランジスタと、前記第1のNMOSトランジスタのソースと前記第2のNMOSトランジスタのソースに接続され、バイアス電圧を前記第1のNMOSトランジスタ及び前記第2のNMOSトランジスタに与える第3のNMOSトランジスタと、感知操作前に前記第1のキャパシタの第1の端子及び第2の端子と前記第2のキャパシタの第2の端子とを充電するためのプリチャージ回路と、及び出力とを含む、差動増幅器ブロックと、を備え、
前記第1のキャパシタの前記第1の端子が、前記メモリデータ読み込みブロックに接続され、前記第2のキャパシタの第1の端子が、前記メモリ参照読み込みブロックに接続され、
前記感知操作中において前記差動増幅器ブロックの前記出力が、前記選択されたメモリセルに記憶される値を示す、感知回路。
【請求項2】
前記選択されたメモリセルが、スプリットゲートフラッシュメモリセルである、請求項1に記載の感知回路。
【請求項3】
前記基準メモリセルが、スプリットゲートフラッシュメモリセルである、請求項2に記載の感知回路。
【請求項4】
前記プリチャージ回路が、前記感知操作の前にオンになり、前記感知操作時にオフになる、複数のスイッチを含む、請求項1に記載の感知回路。
【請求項5】
前記複数のスイッチの1つが、オンになったときに、前記メモリデータ読み込みブロックの感知ノードを電圧源に接続する、請求項4に記載の感知回路。
【請求項6】
前記複数のスイッチの1つが、オンになったときに、前記メモリ参照読み込みブロックの感知ノードを電圧源に接続する、請求項5に記載の感知回路。
【請求項7】
前記メモリデータ読み込みブロックが電流源、キャスケーディング感知NMOSトランジスタ、ビット線クランプNMOSトランジスタ、及びダイオード接続感知負荷PMOSトランジスタを含む、請求項1に記載の感知回路。
【請求項8】
前記メモリ参照読み込みブロックが電流源、基準ビット線クランプNMOSトランジスタ、キャスケーディング感知NMOSトランジスタ、及びダイオード接続感知負荷PMOSトランジスタを含む、請求項7に記載の感知回路。
【請求項9】
前記メモリ参照読み込みブロックが、レプリカ基準バイアスを供給する、請求項1に記載の感知回路。
【請求項10】
選択されたメモリセルに記憶される値を決定する方法であって、
プリチャージ回路を使用して、第1のキャパシタの第1の端子及び第2の端子と第2のキャパシタの第1の端子をプリチャージすることと、
メモリデータ読み込みブロックを使用して、選択されたメモリセルを感知ノードで感知することと、
メモリ参照読み込みブロックを使用して、基準メモリセルを基準ノードで感知することと、
差動増幅器ブロックを使用して、前記感知ノード及び前記基準ノードを比較することであって、前記差動増幅器ブロックは、クロス結合されたインバーターペアと、前記第1の端子と前記第2の端子を有する前記第1のキャパシタと、前記第1の端子と第2の端子を有する前記第2のキャパシタと、前記第1のキャパシタの前記第の端子に接続されているゲートと前記クロス結合されたインバーターペアに接続されているドレインとを有する第1のNMOSトランジスタと、前記第2のキャパシタの前記第の端子に接続されているゲートと前記クロス結合されたインバーターペアに接続されているドレインとを有する第2のNMOSトランジスタと、前記第1のNMOSトランジスタのソースと前記第2のNMOSトランジスタのソースに接続され、バイアス電圧を前記第1のNMOSトランジスタ及び前記第2のNMOSトランジスタに与える第3のNMOSトランジスタと、及び出力とを含み、前記第1のキャパシタの第2の端子は、前記メモリデータ読み込みブロックに接続され、前記第2のキャパシタの第2の端子は前記メモリ参照読み込みブロックに接続される、ことと、
前記差動増幅器ブロックの前記出力で、前記選択されたメモリセルに記憶される値を示すことと、を含む、方法。
【請求項11】
前記選択されたメモリセルが、スプリットゲートフラッシュメモリセルである、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記基準メモリセルが、スプリットゲートフラッシュメモリセルである、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記プリチャージ回路が複数のスイッチを含み、前記プリチャージする工程が前記複数のスイッチをオンにすることを含む、請求項10に記載の方法。
【請求項14】
前記プリチャージする工程が、前記メモリデータ読み込みブロックの前記感知ノードを電圧源に接続することを含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記メモリデータ読み込みブロックが電流源、キャスケーディング感知NMOSトランジスタ、ビット線クランプNMOSトランジスタ、及びダイオード接続感知負荷PMOSトランジスタを含む、請求項10に記載の方法。
【請求項16】
前記メモリ参照読み込みブロックが電流源、基準ビット線クランプNMOSトランジスタ、キャスケーディング感知NMOSトランジスタ、及びダイオード接続感知負荷PMOSトランジスタを含む、請求項15に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
低電力ナノメートルフラッシュメモリ装置において使用される改良型感知回路を開示する。
【背景技術】
【0002】
浮遊ゲートを使用して電荷を蓄積するフラッシュメモリセル、及び半導体基板の中に形成されたかかる不揮発性メモリセルのメモリアレイは、当該技術分野において周知である。典型的には、かかる浮遊ゲートメモリセルは、スプリットゲート型、又はスタックゲート型となっている。
【0003】
1つの従来技術の不揮発性メモリセル10を図1に示す。スプリットゲートSuperFlash(SF)メモリセル10は、P型などの第1の導電型の半導体基板1を備える。基板1は、その上にN型などの第2の導電型の第1の領域2(ソース線SLとしても知られる)が形成されている表面を有する。N型などの第2の導電型の第2の領域3(ドレイン線としても知られる)もまた、基板1の表面に形成される。第1の領域2と第2の領域3との間には、チャネル領域4が設けられている。ビット線(BL)9は、第2の領域3に接続される。ワード線(WL)8(セレクトゲートとも称される)は、チャネル領域4の第1の部分の上に配置され、そこから絶縁される。ワード線8は、第2の領域3とほとんど又は全く重ならない。浮遊ゲート(FG)5は、チャネル領域4の他の部分の上方にある。浮遊ゲート5は、そこから絶縁され、ワード線8に隣接する。浮遊ゲート5はまた、第1の領域2にも隣接する。結合ゲート(CG)7(制御ゲートとしても知られる)は、浮遊ゲート5の上方にあり、そこから絶縁される。消去ゲート(EG)6は、第1の領域2の上方にあり、浮遊ゲート5及び結合ゲート7に隣接し、そこから絶縁される。消去ゲート6はまた、第1の領域2から絶縁される。
【0004】
従来技術の不揮発性メモリセル10の消去及びプログラムのための一操作例は次のとおりである。セル10は、消去ゲートEG6に高電圧を印加し、他の端子が0ボルトと等しくなることにより、ファウラーノルドハイム・トンネリング・メカニズムによって消去される。電子が浮遊ゲートFG5から消去ゲートEG6にトンネリングすることにより、浮遊ゲートFG5が陽電荷を帯び、読み出し状態のセル10がオンになる。その結果生じるセルの消去状態は、「1」状態として知られる。消去に関する別の実施形態は、消去ゲートEG6に正電圧Vegpを印加し、結合ゲートCG7に負電圧Vcgnを印加し、他の端子が0ボルトに等しくなることによる。負電圧Vcgnは、浮遊ゲートFG5を負結合し、よって、より少ない正電圧Vcgpが消去に必要とされる。電子が浮遊ゲートFG5から消去ゲートEG6にトンネリングすることにより、浮遊ゲートFG5が正電荷を帯び、読み出し状態のセル10がオンになる(セル状態「1」)。あるいは、ワード線WL8(Vwle)及びソース線SL2(Vsle)を負にすることで、消去に必要な消去ゲートFG5の正電圧は更に低減し得る。この場合、負電圧Vwle及びVsleの大きさは、pn接合を転送しないほどの小ささとなる。セル10は、結合ゲートCG7に高電圧を印加し、ソース線SL2に高電圧を印加し、消去ゲートEG6に中電圧を印加し、ビット線BL9にプログラミング電流を印加することにより、ソース側ホットエレクトロン・プログラミング・メカニズムによってプログラミングされる。ワード線WL8と浮遊ゲートFG5との間の隙間全体に流れる電子の一部は、十分なエネルギーを得て、浮遊ゲートFG5に注入され、その結果、浮遊ゲートFG5が陰電荷を帯び、読み出し状態のセル10がオフになる。その結果生じるセルのプログラミングされた状態は、「0」状態として知られる。
【0005】
セル10は、ビット線BL9に禁止電圧を印加することにより、プログラミングを禁止できる(例えば、セル10をプログラミングしないが、同じ行にある別のセルをプログラミングする場合)。スプリットゲートフラッシュメモリ動作及び様々な回路が、Hieu Van Tranらによる「Sub Volt Flash Memory System」米国特許第7,990,773号、及びHieu Van Tranらによる「Array of Non−Volatile Memory Cells Including Embedded Local and Global Reference Cells and Systems」同第8,072,815号において説明されており、これらの特許は、参照することで本明細書に組み入れられる。
【0006】
図2は、二次元の従来技術のフラッシュメモリシステムの典型的な従来技術アーキテクチャを示す。ダイ12は、データを保管するためのメモリアレイ15及びメモリアレイ20であって、図1にあるようなメモリセル10を任意選択的に使用しているメモリアレイと、ダイ12の他のコンポーネントと、一般に、ピン(図示なし)に接続するワイヤボンド(図示なし)又はパッケージ化されたチップの外側から集積回路にアクセスするために使用されるパッケージバンプとの間の電気通信を可能にするためのパッド35及びパッド80と、システムの正及び負の電圧供給に使用される高電圧回路75と、冗長性、組み込み自己テストなどの各種制御機能を提供するための制御論理70と、アナログ論理65と、メモリアレイ15及びメモリアレイ20からデータをそれぞれ読み出すために使用される感知回路60及び61と、メモリアレイ15及びメモリアレイ20の行にそれぞれアクセスして読み書きするために使用される行デコーダ回路45及び行デコーダ回路46と、メモリアレイ15及びメモリアレイ20の列にそれぞれアクセスして読み書きするために使用される列デコーダ55及び列デコーダ56と、メモリアレイ15及びメモリアレイ20のそれぞれのプログラム及び消去操作用に昇圧電圧を供給するために使用される、チャージポンプ回路50及びチャージポンプ回路51と、読み出し及び書き込み(消去/プログラム)操作用にメモリアレイ15及びメモリアレイ20によって共有される高電圧ドライバ回路30と、読み出し及び書き込み操作時にメモリアレイ15によって使用される高電圧ドライバ回路25と、読み出し及び書き込み(消去/プログラム)操作時にメモリアレイ20によって使用される高電圧ドライバ回路26と、メモリアレイ15及びメモリアレイ20のそれぞれの書き込み操作時にプログラミング対象でないビット線を選択解除するために使用されるビット線禁止電圧回路40及びビット線禁止電圧回路41と、を含む。これらの機能ブロックは当業者によって理解されるものであり、図2に示すブロックレイアウトは当該技術分野において周知である。
【0007】
図3は、従来技術による感知回路100を示す。感知回路100は、図2の感知回路60及び61として使用され得る、回路の型の一例である。感知回路100は、メモリデータ読み込みブロック110と、メモリ参照読み込みブロック120と、差動増幅器ブロック130とを含む。
【0008】
この例のメモリデータ読み込みブロック110は、電流源111と、キャスコーディング感知NMOSトランジスタ113と、ビット線クランプNMOSトランジスタ114と、ダイオード接続感知負荷PMOSトランジスタ112と、を含む。
【0009】
この例のメモリ参照読み込みブロック120は、電流源121と、基準ビット線クランプNMOSトランジスタ124と、キャスコーディング感知NMOSトランジスタ123と、ダイオード接続感知負荷PMOSトランジスタ122と、を含む。
【0010】
この例の差動増幅器130は、入力差動ペアNMONトランジスタ131及び134と、電流ミラー負荷PMOSトランジスタ132及び133と、出力PMOSトランジスタ135と、電流バイアスNMOSトランジスタ136と、出力電流バイアスNMONトランジスタ137と、出力140と、を含む。
【0011】
ノード116は、読み取るために選択されたメモリセル(図示なし)に結合され、ノード117は、選択されたメモリセルの値を決定するために使用される基準メモリセル(図示なし)に結合されるか、あるいは、設計又は処理環境エラーを適切に補完するバンドギャップ又は他の基準回路からのような、レプリカバイアスからなどの、非メモリセル基準バイアスが、選択されたメモリセルの値を決定するために使用される。
【0012】
差動増幅器ブロック130は、選択されたメモリセル内に記憶されたデータの値を示す出力140を生成するために、メモリデータ読み込みブロック110及びメモリ参照読み込みブロック120から受信された信号を比較するために使用される。これらのコンポーネントは、図3に示すように互いに接続される。
【0013】
操作時、差動増幅器ブロック130は、(ノード116を介して)メモリデータ読み込みブロック110と、(ノード117を介して)メモリ参照読み込みブロック120と、によって引き込まれる電流を比較して、出力140を生成する。メモリデータ読み込みブロック110によって引き込まれる電流が、メモリ参照読み込みブロック120から引き込まれる基準電流を超えると(選択されたメモリセルに「1」が記憶されていることを現す)、出力140は高くなる。メモリデータ読み込みブロック110によって引き込まれる電流が、メモリ参照読み込みブロック120から引き込まれる電流未満であると(選択されたメモリセルに「0」が記憶されていることを現す)、出力140は低くなる。
【0014】
感知回路100は典型的に、1.8〜3.3ボルトの動作電圧を必要とする。フラッシュメモリセル及びアレイのサイズが小さくなると、必要とされるものは、より低い動作電圧(<1.1ボルトなど)及びより低い電力消費で機能できる、感知回路100の改良である。更に必要とされるものは、トランジスタのミスマッチ及びメモリアレイのミスマッチなどの非理想性を補完することのできる感知回路である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0015】
より低い電力、より低い電圧の感知回路を供給するための、いくつかの実施形態を本明細書に記載する。これらの実施形態は、様々な手法を使用して、トランジスタのミスマッチ及びメモリアレイのミスマッチなどの非理想性を補完する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】従来技術によるスプリットゲートフラッシュメモリセルを示す。
図2】従来技術によるフラッシュメモリアレイのレイアウトを示す。
図3】フラッシュメモリアレイで使用するための従来技術による感知回路を示す。
図4】フラッシュメモリアレイで使用するための感知回路の第1の実施形態を示す。
図5】フラッシュメモリアレイで使用するための感知回路の第2の実施形態を示す。
図6】フラッシュメモリアレイで使用するための感知回路の第3の実施形態を示す。
図7】フラッシュメモリアレイで使用するための感知回路の第4の実施形態を示す。
図8】フラッシュメモリアレイで使用するための感知回路の第5の実施形態を示す。
図9】フラッシュメモリアレイで使用するための感知回路の第6の実施形態を示す。
図10】フラッシュメモリアレイで使用するための感知回路の第7の実施形態を示す。
図11】フラッシュメモリアレイで使用するための感知回路の第7の実施形態を示す。
図12】フラッシュメモリアレイ感知で使用するためのコンパレータ回路の別の実施形態を示す。
図13】フラッシュメモリアレイ感知で使用するためのコンパレータ回路の別の実施形態を示す。
図14】フラッシュメモリアレイ感知で使用するためのコンパレータ回路の別の実施形態を示す。
図15】フラッシュメモリアレイ感知で使用するためのコンパレータ回路の別の実施形態を示す。
図16】フラッシュメモリアレイ感知で使用するためのコンパレータ回路の別の実施形態を示す。
図17】フラッシュメモリアレイ感知で使用するための感知回路の別の実施形態を示す。
図18】フラッシュメモリアレイ感知で使用するための感知配列の一実施形態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図4を参照すると、一実施形態が示されている。感知回路200は、トランジスタのミスマッチ及びアレイのミスマッチを補完する。感知回路200は、メモリデータ読み込みブロック210と、メモリ参照読み込みブロック220と、差動増幅器ブロック230とを含む。メモリデータ読み込みブロック210のコンポーネントの多くは、メモリデータ読み込みブロック110のコンポーネントと同一であり、かかるコンポーネントは本明細書には記載しない。同様に、メモリ参照読み込みブロック220のコンポーネントの多くは、メモリ参照読み込みブロック120のコンポーネントと同一であり、本明細書には記載しない。メモリ差動増幅器ブロック230は、バイアスNMOSトランジスタ264によってバイアスを与えられる入力NMOSトランジスタペア262及び272を含む。入力ペア262及び272のゲートは、キャパシタ260及び270の端子にそれぞれ接続される。増幅器ブロック230はまた、NMOS264によってバイアスを与えられる、クロス結合されたインバーターペア278とそのソース(仮想接地)を含む。クロス結合されたインバーターペアの出力は、入力トランジスタ262及び272のドレインに接続される。メモリ差動増幅器ブロック230は、トランジスタ242、244、及び246からなる出力段を含む。トランジスタ264のドレインに接続されたドレインを有するトランジスタ274及びそのゲートは、感知信号P2 252によってイネーブルにされる。装置は、図4に示すとおりに接続される。メモリデータ読み込みブロック210のトランジスタ212は、ダイオード接続の代わりに、メモリ参照読み込みブロック220のトランジスタ222からの基準電流をミラー化し、ノード216を介して結合されるデータ電流と比較する。比較結果は、ノード280に出力される。
【0018】
従来技術とは異なり、差動増幅器ブロック230は、メモリデータ読み込みブロック210及びメモリ参照読み込みブロック220から分離される。特に、差動増幅器ブロック230の一方の入力は、キャパシタ260に接続されて、次いでメモリデータ読み込みブロック210、特に出力ノード280に結合され、差動増幅器ブロック230の他方の入力は、キャパシタ270に結合されて、次いでメモリ参照読み込みブロック220、特にダイオード接続トランジスタ222の出力ノード290に結合される。これにより、システムは、メモリデータ読み込みブロック210及びメモリ参照読み込みブロック220とは無関係に、差動増幅器ブロック230をプリチャージすることが可能になる。キャパシタ260の例示の値は、5fF〜80fFであり、キャパシタ270の例示の値は5fF〜80fFである。
【0019】
プリチャージ位相時、感知比較操作前にスイッチ250がオンになる。これにより、キャパシタ260に結合された差動増幅器ブロック230の一部が、キャパシタ270に結合された差動増幅器ブロック230の一部と同じ電圧レベルまで充電されることが確実になる。これは、差動増幅器ブロック230の前置増幅の動作と見なすことができる。これはまた、差動増幅器ブロック230のオフセットをオートゼロにする(取り消す)、すなわち、プリチャージ位相時にキャパシタにオフセットを格納し、感知位相時にそれを取り消すように、効果的に動作する。
【0020】
感知位相時に、スイッチ250はオフになり、順次、信号252がオンになる。感知ノード280の電圧は、選択されたメモリセルが「0」を記憶している場合は上昇し、選択されたメモリセルが「1」を記憶している場合は低下する。基準ノード290は、感知ノード280の高レベルと、感知ノード280の低レベルとの間のほぼ中間にある電圧レベルに留まる。差動増幅器ブロック230は、次に、感知ノード280及び基準ノード290を、キャパシタ260及び270をそれぞれ介して結合するその電圧によって比較し、その結果は、出力240に現れる。選択されたメモリセルが「0」を記憶する場合、出力240は低くなる。選択されたメモリセルが「1」を記憶する場合、出力240は高くなる。クロス結合されたインバーターペア278は、感知時間を加速するため、感知位相時に正のフィードバックを行う働きをする。トランジスタ274は、テールバイアス電流をトランジスタ264のものと並行して追加することにより、感知時間を増加する働きをし、また、クロス結合されたインバーターペア278、よってその出力にgnd(〜0v)レベルを供給する働きをする。
【0021】
この実施形態の1つの効果は、トランジスタのミスマッチが、プリチャージ位相を介して確立される差動増幅器230内での共通の初期状態の使用と、キャパシタ260及びキャパシタ270によってイネーブルにされる分離と、を通じて緩和されることである。加えて、分離により、メモリデータ読み込みブロック210は、分離なしで可能になるよりも高いビット線電流を使用することが可能になる。更に、差動増幅器ブロック230の電源は、メモリデータ読み込みブロック210及びメモリ参照読み込みブロック220の電源のレベルとは異なるレベルで最適化(又は分離)され得る。
【0022】
図5を参照すると、一実施形態が示されている。感知回路300は、トランジスタのミスマッチ及びアレイのミスマッチを補完する。感知回路300は、メモリデータ読み込みブロック310と、メモリ参照読み込みブロック320と、差動増幅器ブロック330とを含む。メモリデータ読み込みブロック310、メモリ参照読み込みブロック320、及び差動増幅器ブロック330のコンポーネントの多くは、前の実施形態で説明したブロックのコンポーネントと同一であり、本明細書には記載しない。装置は、図5に示すとおりに接続される。
【0023】
感知回路300は、感知回路200と類似する。差動増幅器ブロック330は、メモリデータ読み込みブロック310及びメモリ参照読み込みブロック320から分離される。具体的には、差動増幅器ブロック330は、キャパシタ360に接続され、次いでメモリデータ読み込みブロック310に接続され、差動増幅器ブロック330は、キャパシタ370に接続され、次いで基準読み込みバイアスブロック342に接続される。これにより、システムは、メモリデータ読み込みブロック310及びメモリ参照読み込みブロック320とは無関係に、差動増幅器ブロック330をプリチャージすることが可能になる。キャパシタ360の例示の値は、5fF〜80fFであり、キャパシタ370の例示の値は5fF〜80fFである。差動増幅器ブロック330は、トランジスタ374からそのソース(仮想接地)を介してバイアスを与えられる、クロス結合されたインバーターペア378を含む。また、バイアストランジスタ374とは異なる(分離された)バイアストランジスタ364からバイアスを与えられる、入力ペアトランジスタ363及び372を含む。入力ペア362及び372のゲートは、キャパシタ360及び370の端子にそれぞれ接続される。
【0024】
プリチャージ位相時、感知操作前にスイッチ350がオンになる。これにより、キャパシタ360に結合された差動増幅器ブロック330の一部が、キャパシタ370に結合された差動増幅器ブロック330の一部と同じ電圧レベルまで充電されることが確実になる。これは、差動増幅器ブロック330の前置増幅の動作と見なすことができる。これはまた、増幅器ブロック330のオフセットを効果的にオートゼロにするように動作する。感知回路300におけるスイッチ350の配置は、感知回路200におけるスイッチ250の配置とわずかに異なる。特に、スイッチ350の1つが、感知ノード380及び290をVDD電源に直接結合する。このように、感知位相の開始時には、感知ノード380はVDDにある。VDDの例示の値は、1.1ボルトである。
【0025】
感知位相時に、スイッチ350はオフになる。感知ノード380の電圧は、選択されたメモリセルが「0」を記憶している場合は低下し、選択されたメモリセルが「1」を記憶している場合は更により低下する。基準ノード392は、信号352によって、感知ノード380の高レベルと、感知ノード380の低レベルとの間のほぼ中間にある、電圧レベル355に切り替えられる。差動増幅器ブロック330は、次に、感知ノード380及び基準バイアスノード392を、キャパシタ360及び370をそれぞれ介して結合するその電圧によって比較し、その結果は、出力340に現れる。選択されたメモリセルが「0」を記憶する場合、出力340は低くなる。選択されたメモリセルが「1」を記憶する場合、出力340は高くなる。
【0026】
この実施形態の1つの効果は、トランジスタのミスマッチが、プリチャージ位相を介して確立される差動増幅器330内での共通の初期状態の使用と、キャパシタ360及びキャパシタ370によってイネーブルにされる分離と、を通じて緩和されることである。加えて、分離により、メモリデータ読み込みブロック310は、分離なしで可能になるよりも高いビット線電流を使用することが可能になる。更に、差動増幅器ブロック330の電源は、メモリデータ読み込みブロック310及びメモリ参照読み込みブロック320の電源のレベルとは異なるレベルに最適化(又は分離)され得る。
【0027】
図6を参照すると、一実施形態が示されている。感知回路400は、トランジスタのミスマッチ及びアレイのミスマッチを補完する。感知回路400は、メモリデータ読み込みブロック410と、メモリ参照読み込みブロック420と、差動増幅器ブロック430とを含む。メモリデータ読み込みブロック410、メモリ参照読み込みブロック420、及び差動増幅器ブロック430のコンポーネントの多くは、前の実施形態に記載したブロックのコンポーネントと同一であり、本明細書には記載しない。これらの装置は、図6に示すとおりに接続される。
【0028】
感知回路300と比べて、感知回路400の1つの相違は、メモリデータ読み込みブロック410が、図3及び後続の図に示された電流源111などの電流源を有せず、メモリ参照読み込みブロック420は、図3及び後続の図に示された電流源121などの電流源を有しない点にある。代わりに、キャスコーディング感知NMONトランジスタ411のゲートは、電圧VC1のバイアス電圧源に接続され、キャスコーディング感知NMONトランジスタ42のゲートは、電圧VC2のバイアス電圧源に接続される。VC1の例示の値は0.6〜1.5Vであり、VC2の例示の値は0.6〜1.5Vである。これらの差異の影響は、感知回路400が感知回路300よりも少ない電力を消費する点にある。
【0029】
差動増幅器ブロック430は、メモリデータ読み込みブロック410及びメモリ参照読み込みブロック420から分離される。具体的には、差動増幅器ブロック430は、キャパシタ460に接続され、次いでメモリデータ読み込みブロック410に接続され、差動増幅器ブロック430は、キャパシタ470に接続され、次いで基準読み込みバイアスブロック442に接続される。これにより、システムは、メモリデータ読み込みブロック410及びメモリ参照読み込みブロック420とは無関係に、差動増幅器ブロック430をプリチャージすることが可能になる。キャパシタ460の例示の値は、5fF〜80fFであり、キャパシタ470の例示の値は5fF〜80fFである。
【0030】
プリチャージ位相時、感知操作前にスイッチ450がオンになる。これにより、キャパシタ460に結合された差動増幅器ブロック430の一部が、キャパシタ470に結合された差動増幅器ブロック430の一部と同じ電圧レベルまで充電されることが確実になる。これは、差動増幅器ブロック430の前置増幅の動作と見なすことができる。スイッチ450の1つは、感知ノード480をVDD電源に直接結合する。このように、感知位相の開始時には、感知ノード480はVDDにある。VDDの例示の値は、1.1ボルトである。
【0031】
感知位相時に、スイッチ450はオフになる。感知ノード480の電圧は、選択されたメモリセルが「0」を記憶している場合は低下し、選択されたメモリセルが「1」を記憶している場合は更により低下する。基準ノード492は、感知ノード480の高レベルと、感知ノード480の低レベルとの間のほぼ中間にある電圧レベル455で切り換えられる。差動増幅器ブロック430は、次に、感知ノード480及び基準バイアスノード492を、キャパシタ460及び470をそれぞれ介して結合するその電圧によって比較し、その結果は、出力440に現れる。選択されたメモリセルが「0」を記憶する場合、出力440は低くなる。選択されたメモリセルが「1」を記憶する場合、出力440は高くなる。
【0032】
この実施形態の1つの効果は、トランジスタのミスマッチが、プリチャージ位相を介して確立される差動増幅器430内での共通の初期状態の使用と、キャパシタ460及びキャパシタ470によってイネーブルにされる分離と、を通じて緩和されることである。加えて、分離により、メモリデータ読み込みブロック410は、分離なしで可能になるよりも高いビット線電流を使用することが可能になる。
【0033】
図7を参照すると、一実施形態が示されている。感知回路500は、トランジスタのミスマッチ及びアレイのミスマッチを補完する。感知回路500は、メモリデータ読み込みブロック510と、メモリ参照読み込みブロック520と、差動増幅器ブロック530とを含む。メモリデータ読み込みブロック510、メモリ参照読み込みブロック520、及び差動増幅器ブロック530のコンポーネントの多くは、前の実施形態に記載したブロックのコンポーネントと同一であり、本明細書には記載しない。これらの装置は、図7に示すとおりに接続される。
【0034】
感知回路400に比べ、感知回路500における1つの相違は、NMOSトランジスタ545のソース及びNMOSトランジスタ555のソースが互いに、また、クロス結合されたインバーターブロック565のドレインに連結される点にある。
【0035】
差動増幅器ブロック530は、メモリデータ読み込みブロック510及びメモリ参照読み込みブロック520から分離される。特に、差動増幅器ブロック530は、キャパシタ560に接続され、次いでメモリデータ読み込みブロック510に接続され、差動増幅器ブロック530は、キャパシタ570に接続され、次いでメモリ参照読み込みバイアスブロック542に接続される。これにより、システムは、メモリデータ読み込みブロック510及びメモリ参照読み込みブロック520とは無関係に、差動増幅器ブロック530をプリチャージすることが可能になる。キャパシタ560の例示の値は、5fF〜80fFであり、キャパシタ570の例示の値は5fF〜80fFである。
【0036】
プリチャージ位相時、感知操作前にスイッチ550がオンになる。これにより、キャパシタ560に結合された差動増幅器ブロック530の一部が、キャパシタ570に結合された差動増幅器ブロック530の一部と同じ電圧レベルまで充電されることが確実になる。これは、差動増幅器ブロック530の前置増幅の動作と見なすことができる。スイッチ550の1つは、感知ノード580をVDD電源に直接結合する。このように、感知位相の開始時には、感知ノード580はVDDにある。VDDの例示の値は、1.1ボルトである。
【0037】
感知位相時に、スイッチ550はオフになる。感知ノード580の電圧は、選択されたメモリセルが「0」を記憶している場合は低下し、選択されたメモリセルが「1」を記憶している場合は更により低下する。基準ノード592は、感知ノード580の高レベルと、感知ノード580の低レベルとの間のほぼ中間にある電圧レベル555で切り換えられる。差動増幅器ブロック530は、次に、感知ノード580及び基準ノード592を、キャパシタ560及び570をそれぞれ介して結合するその電圧によって比較し、その結果は、出力540に現れる。選択されたメモリセルが「0」を記憶する場合、出力540は低くなる。選択されたメモリセルが「1」を記憶する場合、出力540は高くなる。
【0038】
この実施形態の1つの効果は、トランジスタのミスマッチが、プリチャージ位相を介して確立される差動増幅器530内での共通の初期状態の使用と、キャパシタ560及びキャパシタ570によってイネーブルにされる分離と、を通じて緩和されることである。加えて、分離により、メモリデータ読み込みブロック510は、分離なしで可能になるよりも高いビット線電流を使用することが可能になる。
【0039】
図8を参照すると、一実施形態が示されている。感知回路600は、トランジスタのミスマッチ及びアレイのミスマッチを補完する。感知回路600は、メモリデータ読み込みブロック610と、メモリ参照読み込みブロック620と、差動増幅器ブロック630とを含む。メモリデータ読み込みブロック610、メモリ参照読み込みブロック620、及び差動増幅器ブロック630のコンポーネントの多くは、前の実施形態に記載したブロックのコンポーネントと同一であり、本明細書には記載しない。これらの装置は、図8に示すとおりに接続される。
【0040】
差動増幅器ブロック630は、メモリデータ読み込みブロック610及びメモリ参照読み込みブロック620から分離される。特に、差動増幅器ブロック630は、キャパシタ660に接続され、次いでメモリデータ読み込みブロック610に接続され、差動増幅器ブロック630は、キャパシタ670に接続され、次いでメモリ参照読み込みブロック620に接続される。これにより、システムは、メモリデータ読み込みブロック610及びメモリ参照読み込みブロック620とは無関係に、差動増幅器ブロック630をプリチャージすることが可能になる。キャパシタ660の例示の値は、5fF〜80fFであり、キャパシタ670の例示の値は5fF〜80fFである。
【0041】
プリチャージ位相時、感知操作前にスイッチ650がオンになる。これにより、キャパシタ660に結合された差動増幅器ブロック630の一部が、キャパシタ670に結合された差動増幅器ブロック630の一部と同じ電圧レベルまで充電されることが確実になる。これは、差動増幅器ブロック630の前置増幅の動作と見なすことができる。スイッチ650の1つは、感知ノード680をVDD電源に直接結合する。このように、感知位相の開始時には、感知ノード580はVDDにある。感知回路600と感知回路500との間の唯一の相違は、スイッチ650の1つが基準ノード690を直接VDDに結合することにある。このように、感知位相の開始時において、基準ノード690はVDDにある。
【0042】
感知位相時に、スイッチ650はオフになる。感知ノード680の電圧は、選択されたメモリセルが「0」を記憶している場合は低下し、選択されたメモリセルが「1」を記憶している場合はより速く、更により低下する。差動増幅器ブロック630は次に、ノード680及び690のランプダウン時に、感知ノード680及び基準ノード690を比較し、その結果は、出力640に現れる。選択されたメモリセルが「0」を記憶する場合、出力640は低くなる。選択されたメモリセルが「1」を記憶する場合、出力640は高くなる。基準ノード690は、ノード680及び690における適切な電流又は抵抗負荷によって、感知ノード680の高レベルと感知ノード680の低レベルとの間のほぼ中間にある定常状態の電圧レベルまでランプダウンする。
【0043】
この実施形態の1つの効果は、トランジスタのミスマッチが、プリチャージ位相を介して確立される差動増幅器630内での共通の初期状態の使用と、キャパシタ660及びキャパシタ670によってイネーブルにされる分離と、を通じて緩和されることである。加えて、分離により、メモリデータ読み込みブロック610は、分離なしで可能になるよりも高いビット線電流を使用することが可能になる。
【0044】
図9を参照すると、一実施形態が示されている。感知回路700は、トランジスタのミスマッチ及びアレイのミスマッチを補完する。感知回路700は、メモリデータ読み込みブロック710と、メモリ参照読み込みブロック720と、差動増幅器ブロック730とを含む。メモリデータ読み込みブロック710、メモリ参照読み込みブロック720、及び差動増幅器ブロック730のコンポーネントの多くは、前の実施形態に記載したブロックのコンポーネントと同一であり、本明細書には記載しない。これらの装置は、図9に示すとおりに接続される。
【0045】
差動増幅器ブロック730は、メモリデータ読み込みブロック710及びメモリ参照読み込みブロック720から分離される。特に、差動増幅器ブロック730は、キャパシタ760に接続され、次いでメモリデータ読み込みブロック710に接続され、差動増幅器ブロック730は、キャパシタ770に接続され、次いでメモリ参照読み込みブロック720に接続される。これにより、システムは、メモリデータ読み込みブロック710及びメモリ参照読み込みブロック720とは無関係に、差動増幅器ブロック730をプリチャージすることが可能になる。キャパシタ760の例示の値は、5fF〜80fFであり、キャパシタ770の例示の値は5fF〜80fFである。
【0046】
プリチャージ位相時、感知操作前にスイッチ750がオンになる。これにより、キャパシタ760に結合された差動増幅器ブロック730の一部が、キャパシタ770に結合された差動増幅器ブロック730の一部と同じ電圧レベルまで充電されることが確実になる。これは、差動増幅器ブロック730のプリチャージ又は初期化の動作と見なすことができる。キャパシタ760及び770にそれぞれ結合する入力ペア762及び772のドレインは、VDDレベルまでプリチャージされる。
【0047】
感知位相時に、スイッチ750はオフになり、スイッチ752はオンになる。感知ノード780の電圧は、選択されたメモリセルが「0」を記憶している場合は低下し、選択されたメモリセルが「1」を記憶している場合は更により低下する。基準ノード790は、感知ノード780の高レベルと、感知ノード780の低レベルとの間のほぼ中間にある電圧レベルになる。差動増幅器ブロック730は、次に、感知ノード780及び基準ノード790を、キャパシタ760及び770をそれぞれ介して結合するその電圧によって比較し、その結果は、出力740に現れる。選択されたメモリセルが「0」を記憶する場合、出力740は低くなる。選択されたメモリセルが「1」を記憶する場合、出力740は高くなる。
【0048】
この実施形態の1つの効果は、トランジスタのミスマッチが、プリチャージ位相を介して確立される差動増幅器730内での共通の初期状態の使用と、キャパシタ760及びキャパシタ770によってイネーブルにされる分離と、を通じて緩和されることである。加えて、分離により、メモリデータ読み込みブロック710は、分離なしで可能になるよりも高いビット線電流を使用することが可能になる。
【0049】
図10を参照すると、一実施形態が示されている。感知回路800は、トランジスタのミスマッチ及びアレイのミスマッチを補完する。感知回路800は、メモリデータ読み込みブロック810と、メモリ参照読み込みブロック820と、差動増幅器ブロック830とを含む。メモリデータ読み込みブロック810、メモリ参照読み込みブロック820、及び差動増幅器ブロック830のコンポーネントの多くは、前の実施形態に記載したブロックのコンポーネントと同一であり、本明細書には記載しない。これらの装置は、図10に示すとおりに接続される。
【0050】
差動増幅器ブロック830は、メモリデータ読み込みブロック810及びメモリ参照読み込みブロック820から分離される。特に、差動増幅器ブロック830は、キャパシタ860に接続され、次いでメモリデータ読み込みブロック810に接続され、差動増幅器ブロック830は、キャパシタ870に接続され、次いでメモリ参照読み込みブロック820に接続される。これにより、システムは、メモリデータ読み込みブロック810及びメモリ参照読み込みブロック820とは無関係に、差動増幅器ブロック830をプリチャージすることが可能になる。キャパシタ860の例示の値は、5fF〜80fFであり、キャパシタ870の例示の値は5fF〜80fFである。キャパシタ860及び870にそれぞれ結合する入力ペア862及び872のドレインは、VDDレベルまでプリチャージされる。
【0051】
プリチャージ位相時、感知操作前にスイッチ850がオンになる。これにより、キャパシタ860に結合された差動増幅器ブロック830の一部が、キャパシタ870に結合された差動増幅器ブロック830の一部と同じ電圧レベルまで充電されることが確実になる。これは、差動増幅器ブロック830の初期化の動作と見なすことができる。スイッチ850の1つは、感知ノード880をVDDに接続し、スイッチ850の別の1つは、基準ノード890をVDDに接続する。このように、感知位相の開始時において、感知ノード880及び基準ノード890は、両方ともVDDの電圧レベルになる。VDDの例示の値は、1.1ボルトである。
【0052】
感知位相時に、スイッチ850はオフになり、スイッチ852はオンになる。感知ノード880の電圧は、選択されたメモリセルが「0」を記憶している場合は低下し、選択されたメモリセルが「1」を記憶している場合は更により低下する。基準ノード890は、VDDから、感知ノード880の高レベルと、感知ノード880の低レベルとの間のほぼ中間にある電圧レベルまでランプダウンする。差動増幅器ブロック830は、次に、感知ノード880及び基準ノード890を、キャパシタ860及び870をそれぞれ介して比較し、その結果は、出力840に現れる。選択されたメモリセルが「0」を記憶する場合、出力840は低くなる。選択されたメモリセルが「1」を記憶する場合、出力840は高くなる。
【0053】
この実施形態の1つの効果は、トランジスタのミスマッチが、プリチャージ位相を介して確立される差動増幅器830内での共通の初期状態の使用と、キャパシタ860及びキャパシタ870によってイネーブルにされる分離と、を通じて緩和されることである。加えて、分離により、メモリデータ読み込みブロック810は、分離なしで可能になるよりも高いビット線電流を使用することが可能になる。
【0054】
図11を参照すると、一実施形態が示されている。感知回路900は、トランジスタのミスマッチ及びアレイのミスマッチを補完する。感知回路900は、メモリデータ読み込みブロック910と、メモリ参照読み込みブロック920と、差動増幅器ブロック930とを含む。装置は、図11に示すとおりに接続される。メモリデータ読み取りブロック910は、信号950によって制御される(VDDへの)スイッチに結合され、かつ、接地へのメモリセル電流916に結合される、感知ノード980を含む。メモリ参照読み取りブロック920は、接地への信号950によって制御されるスイッチに結合され、かつ、VDDへのメモリセル電流917に結合される、基準ノード990を含む。
【0055】
差動増幅器ブロック930は、メモリデータ読み込みブロック910及びメモリ参照読み込みブロック920から分離される。特に、差動増幅器ブロック930は、キャパシタ960に接続され、次いでメモリデータ読み込みブロック910に接続され、差動増幅器ブロック930は、キャパシタ970に接続され、次いでメモリ参照読み込みブロック920に接続される。これにより、システムは、メモリデータ読み込みブロック910及びメモリ参照読み込みブロック920とは無関係に、差動増幅器ブロック930をバイアスレベルで操作することが可能になる。差動増幅器ブロック930は、コンパレータ988を初期化するため、コンパレータ988とその出力940及びスイッチ954を含む。差動増幅器ブロック930の一方の端子は、キャパシタ960及び970の両方の端子に結合する。差動増幅器ブロック930の他方の端子は、読み取り基準レベル955に結合する。
【0056】
プリチャージ位相時、感知操作前にスイッチ950及び954がオンになる。これにより、キャパシタ960に結合された差動増幅器ブロック930の一部が、キャパシタ970に結合された差動増幅器ブロック930の一部と同じ電圧レベルまで充電されることが確実になる。これは、差動増幅器ブロック930の初期化/オートゼロの動作と見なすことができる。スイッチ850の1つは、感知ノード980をVDDに接続し、スイッチ950のもう1つは、基準ノード990をGNDに接続する。このように、感知位相の開始時において、感知ノード980及び基準ノード990は、それぞれVDD及びGNDの補完電圧レベルになる。
【0057】
感知位相時に、スイッチ950及び954はオフになる。感知ノード980の電圧は、選択されたメモリセルが「0」を記憶している場合はゆっくり低下し、選択されたメモリセルが「1」を記憶している場合はより速く、更により低下する。基準ノード990は、感知ノード880の高いランプレートレベルと、感知ノード980の低いランプレートレベルとの間のほぼ中間にあるランプレートで、GNDからランプアップする。差動増幅器930は、次に、感知ノード980及び基準ノード990の累積ノード(sum node)956で、キャパシタ960及び970をそれぞれ介して、基準バイアスノード955との累積を比較し、その結果は、出力940に現れる。選択されたメモリセルが「0」を記憶する場合、出力940は低くなる。選択されたメモリセルが「1」を記憶する場合、出力940は高くなる。
【0058】
この実施形態の1つの効果は、トランジスタのミスマッチが、プリチャージ位相を介して確立される差動増幅器930内での共通の初期状態の使用と、キャパシタ960及びキャパシタ970によってイネーブルにされる分離と、を通じて緩和されることである。加えて、分離により、メモリ読み込みブロック910及び920は、分離なしで可能になるよりも高いビット線電流を使用できる。
【0059】
図12を参照すると、コンパレータの別の実施形態が示されている。コンパレータ回路1000は、信号1070をイネーブルにすることによってイネーブルにされるVDDに、PMOSトランジスタ1050によって供給される高電源と共に、クロス結合されたインバーターペアNMOS1030/PMOS1032及びNMOS1040/PMOS1042を含む。また、それぞれのイネーブルゲート1060及び1070並びにそれぞれのドレインが、インバーター1030/1032及び1040/1042の出力にそれぞれ接続された、入力NMOSペア1010及び1020を含む。NMOSトランジスタ1010及び1020のゲートへの信号は、前の図の感知ノード及び基準ノードのように供給される。トランジスタ1050は、感知位相時にイネーブルにされる。クロス結合されたインバーターペアは、出力でのフルVDD及びGNDレベルを供給する。
【0060】
図13を参照すると、コンパレータの別の実施形態が示されている。コンパレータ回路1100は、ソースでVDDに接続された、クロス結合されたペアPMOS1142及びPMOS1152を含む。また、ゲートに入力1180及び1190をそれぞれに有する入力ペアNMOS1110及びNMOS1120を含む。入力ペア1110及び1120は、それぞれクロス結合されたペア1142及び1152のドレインに、それらのドレイン(コンパレータ1100の出力)を結合した。入力ペア1110/1120のソースは、NMOS1130を介してバイアス電流1132に結合される。NMOSトランジスタ1010及び1020のゲートへの入力信号は、前の図の感知ノード及び基準ノードからのように供給される。トランジスタ1160及び1170は、出力をVDDにプリチャージし、感知位相時にはオフになる。クロス結合されたPMOSペア1142/1152は、出力でのフルVDDレベルを供給する。
【0061】
図14を参照すると、コンパレータの別の実施形態が示されている。コンパレータ回路1200は、高電源のVDDに接続されている、クロス結合されたインバーターペアNMOS1240/PMOS1242及びNMOS1250/PMOS1252を含む。また、ゲートに入力1280及び1290をそれぞれ有する、入力NMOSペア1210及び1220を含む。入力ペア1210及び1220は、それぞれクロス結合されたペアNMOS1240/1250のソースに、それらのドレインを結合する。入力ペア1210/1220のソースは、NMOS1230を介してGNDに結合される。クロス連結されたインバーターペア1240/1242及び1250/1252の出力1244及び1254は、コンパレータ1200の出力である。NMOSトランジスタ1210及び1220のゲートへの入力信号は、前の図の感知ノード及び基準ノードからのように供給される。トランジスタ1260及び1270は、出力をVDDにプリチャージし、感知位相時にはオフになる。トランジスタ1261及び1271は、入力ペア1210及び1220のドレインをVDDにプリチャージし、感知位相時にはオフになる。クロス結合インバーターペア1240/1242及び1250/1252は、出力でフルVDD/GNDレベルを供給する。
【0062】
図15を参照すると、コンパレータの別の実施形態が示されている。コンパレータ回路1300は、高電源のVDDに接続され、低電源のGNDに接続され、かつ、スイッチ1332を介してインバーター1320/1322の入力に結合された第2のインバーター1310/1312の出力を備えた、クロス結合インバーターペアNMOS1310/PMOS1312及びNMOS1320/PMOS1322を含む。また、インバーターの入力を出力とイコライズするためのスイッチ1360を含む。プリチャージ時に、スイッチ1360はオンになり、スイッチ1332はオフになり、また、感知時に、スイッチ1360はオフになり、スイッチ1332はオンになって、感知を加速するための正のフィードバック経路を生成する。
【0063】
図16を参照すると、コンパレータの別の実施形態が示されている。コンパレータ回路1400は、高電源のVDDに接続された、かつ、低電源のGNDに接続された、インバーターNMOS1410/PMOS1412を含む。また、インバーターの入力を出力とイコライズするためのスイッチ1420を含む。プリチャージ時に、スイッチ1420はイコライズのためにオンになり、感知時に、スイッチ1420は増幅のためにオフになる。
【0064】
図16を参照すると、別の感知の実施形態が示されている。感知回路1500は、トランジスタのミスマッチ及びアレイのミスマッチを補完する。感知回路1500は、メモリ読み込みブロック1510及び差動増幅器ブロック1530を含む。装置は、図17に示すとおりに接続される。メモリ読み取りブロック1510は、基準メモリセル電流1527を介してVDDに結合され、かつ、接地へのメモリセル電流1516に結合される、感知ノード1580を含む。
【0065】
差動増幅器ブロック1530は、メモリ読み込みブロック1510から分離される。具体的には、差動増幅器ブロック1530は、キャパシタ1560に接続され、次いで、メモリ読み込みブロック1510に接続される。これにより、システムは、メモリ読み込みブロック1510とは無関係に、差動増幅器ブロック1530をバイアスレベルで操作することが可能になる。差動増幅器ブロック1530は、コンパレータ1588を初期化するため、コンパレータ1588とその出力1540及びスイッチ1554を含む。差動増幅器ブロック1530の一方の端子は、キャパシタ1560の端子に結合する。差動増幅器ブロック1530の他方の端子は、読み取り参照バイアスレベル1555に結合する。
【0066】
プリチャージ位相時、感知操作前にスイッチ1550及び1554がオンになる。これにより、キャパシタ1560に結合された差動増幅器ブロック1530の一部が、感知ノード1580のものと同じバイアスレベルまで充電されることが確実になる。これは、差動増幅器ブロック1530の初期化/オートゼロの動作と見なすことができる。
【0067】
感知位相時に、スイッチ1550及び1554はオフになる。感知ノード1580の電圧は、選択されたメモリセルが「0」を記憶している場合はゆっくり上昇し、選択されたメモリセルが「1」を記憶している場合はより速く、更により低下する。差動増幅器1530は、次に、ノード1556に結合する感知ノード1580を、キャパシタ1560を介して、基準バイアスノード955と比較し、その結果は、出力1540に現れる。選択されたメモリセルが「0」を記憶する場合、出力1540は低くなる。選択されたメモリセルが「1」を記憶する場合、出力1540は高くなる。
【0068】
この実施形態の1つの効果は、トランジスタのミスマッチが、プリチャージ位相を介して確立される差動増幅器1530内での共通の初期状態の使用と、キャパシタ1560によってイネーブルにされる分離と、を通じて緩和されることである。加えて、分離により、メモリ読み込みブロック1510は、分離なしで可能になるよりも高いビット線電流を使用できる。コンパレータ1588は、差動コンパレータ構成の代わりに、シングルエンド型コンパレータとして実装され得る。
【0069】
図18を参照すると、感知配列の一実施形態が示されている。信号PRECH2010は、プリチャージ及びイコライズに使用される。信号SEN2020は、感知位相用である。信号LATCH2030は、感知出力のラッチに使用される。信号BL2040は、選択されたメモリセルのビット線波形であり、それぞれ消去された又はプログラムされた状態に応じて、高/低レベル及び高/低ランプレートで、プリチャージ時に〜VDDと同等を示し、感知位相時にはあるレベルに落ち着く。信号WL2050は、プリチャージ時に0vと同等を示し、感知時に電圧レベルと同等となる、選択されたメモリセルのワード線波形である。WL2050は、プリチャージ時の電源消費を軽減するため、プリチャージ後にイネーブルにされる(ランプアップする)ように示されている。WL2050は、ラッチ位相後に0Vに等しくなる。信号SOUT2060は、消去された/プログラムされた状態に対応する1/0に等しい、感知操作の感知出力である。
【0070】
他の実施形態では、前の図で、差動増幅器の代わりにシングル増幅器が実装されている。
【0071】
他の実施形態では、感知用の基準メモリ電流に取って代わる基準レプリカバイアスが実現される。基準レプリカバイアスは、バンドギャップ、抵抗器、MOS装置、双極装置などから、様々な所望の温度係数並びに/又は様々なチップ特性及び製品仕様によって、実現され得る。
【0072】
本明細書における本発明に対する言及は、いかなる請求項又は請求項の用語の範囲も限定することを意図するものではなく、代わりに請求項の1つ以上によって包含されることがある1つ以上の特徴に言及することを意図するにすぎない。上述の材料、プロセス、及び数値例は、単なる例示であり、請求項を限定するものと見なされるべきではない。本明細書で使用されるとおり、用語「〜の上方に(over)」及び「〜の上に(on)」の両方は、「直接的に〜の上に」(中間の材料、要素、又は間隙が間に配設されていない)及び「間接的に〜の上に」(中間の材料、要素、又は間隙が間に配設されている)を包括的に含むことに留意されるべきである。同様に、用語「隣接する」は、「直接的に隣接する」(中間の材料、要素、又は間隙が間に配設されていない)及び「間接的に隣接する」(中間の材料、要素、又は間隙が間に配設されている)を含む。例えば、「基板の上方に」要素を形成することは、中間の材料/要素が介在せずに直接的に基板の上にその要素を形成することも、1つ以上の中間の材料/要素が介在して間接的に基板の上にその要素を形成することも含む可能性がある。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18