(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6208981
(24)【登録日】2017年9月15日
(45)【発行日】2017年10月4日
(54)【発明の名称】搬送装置および記録装置
(51)【国際特許分類】
B41J 11/02 20060101AFI20170925BHJP
B65H 5/22 20060101ALI20170925BHJP
B41J 2/01 20060101ALI20170925BHJP
【FI】
B41J11/02
B65H5/22 B
B41J2/01 305
【請求項の数】9
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2013-108875(P2013-108875)
(22)【出願日】2013年5月23日
(65)【公開番号】特開2014-226860(P2014-226860A)
(43)【公開日】2014年12月8日
【審査請求日】2016年5月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】000208743
【氏名又は名称】キヤノンファインテックニスカ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】特許業務法人 谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 岳大
【審査官】
西本 浩司
(56)【参考文献】
【文献】
特開2001−270176(JP,A)
【文献】
特開2003−034057(JP,A)
【文献】
特開平08−156351(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41J 11/00 − 11/70
B41J 2/01
B65H 5/22
G03G 21/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
吸引室に供給される負圧によって、吸引孔を介してシートを吸引しつつ、前記シートを搬送する搬送装置であって、
前記吸引孔の内側に設けられた開口部を少なくとも覆うように設けられ、空気の通過を許容しかつ空気中の異物を捕集する捕集部材と、
前記開口部に対して密接するように前記補集部材を押圧する押圧部材と、
を有することを特徴とする搬送装置。
【請求項2】
前記押圧部材は、前記捕集部材を前記吸引室の内側から押圧することを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記吸引孔は、前記吸引室の鉛直方向における上面に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記補集部材は、多孔質部材であり、前記押圧部材によって圧縮されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の搬送装置。
【請求項5】
前記吸引孔が複数設けられ、それぞれ共通の前記吸引室と連通可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の搬送装置。
【請求項6】
前記吸引孔は、前記シートが接するプラテンに形成されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の搬送装置。
【請求項7】
前記吸引孔は、鉛直方向において、前記シートを載置しつつシートと共に移動する搬送ベルトの下方のプラテンに形成されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の搬送装置。
【請求項8】
所定方向に搬送されるシートに対して、記録ヘッドを用いて画像を記録する記録装置であって、
前記シートを搬送するために、請求項1から7のいずれかに記載の搬送装置を備えることを特徴とする記録装置。
【請求項9】
前記記録ヘッドは、インクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドであることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、種々の媒体を搬送面に吸引しつつ搬送する搬送装置、および、その搬送装置を備えた記録装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
この種の搬送装置として、例えば、インクジェット記録装置に備わる記録媒体の搬送装置は、インクジェット記録ヘッドと対向する位置にプラテンを備え、そのプラテンの搬送面上に記録媒体を吸引して所定の姿勢を維持しつつ、その記録媒体を搬送する。プラテンの搬送面には複数の吸引孔が形成されており、それらの吸引孔に連通する共通の吸引室がプラテンの内部に形成されている。その吸引室に、ファン等を用いる負圧発生部からの負圧を導入することにより、プラテンの搬送面上に記録媒体を吸引する。記録媒体は、プラテンの搬送面上に吸引されつつ、その搬送面上をスライドするように、搬送ローラなどによって搬送される。
【0003】
特許文献1には、搬送ベルト上に記録媒体を吸引保持したまま、搬送ベルトと共に記録媒体を搬送する搬送装置が記載されている。その搬送ベルトには複数の吸引孔が形成されており、その搬送ベルトを支持する支持部材には、複数の吸引孔に対して共通の通気孔と吸引室が形成されている。支持部材の吸引室に、ファン等を用いる負圧発生部からの負圧を導入することにより、支持部材の通気孔と搬送ベルトの吸引孔を通して、搬送ベルト上に記録媒体が吸引保持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−302406公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
インクジェット記録装置においては、記録ヘッドからのインクの吐出に伴ってインクミストが発生することがあり、そのインクミストはプラテンまたは支持部材の吸引室内に吸引されるおそれがある。すなわち、プラテンを用いる搬送装置においては、プラテンの搬送面上で搬送されている記録媒体と記録媒体との間に位置するプラテンの少なくとも1つの吸引孔(記録媒体により覆われていない吸引孔)を通して、複数の吸引孔に共通の吸引室内にインクミストが吸引されるおそれがある。また、搬送ベルトを用いる搬送装置においては、搬送ベルト上で搬送されている記録媒体と記録媒体との間に位置する搬送ベルトの少なくとも1つの吸引孔と支持部材の通気孔を通して、複数の吸引孔に共通の吸引室内にインクミストが吸引されるおそれがある。
【0006】
このようにプラテンまたは支持部材の吸引室内にインクミストが吸引された場合には、その吸引室内の空気の乱流によって、搬送中の記録媒体の裏面の付着するおそれがある。すなわち、プラテンを用いる搬送装置においては、プラテンの少なくとも1つの吸引孔に吸引されている記録媒体の裏面に対して、その吸引孔を通して、共通の吸引室内のインクミストが付着するおそれがある。また、搬送ベルトを用いる搬送装置においては、支持部材の少なくとも1つの吸引孔に吸引されている記録媒体に裏面に対して、支持部材の通気孔と搬送ベルトの吸引孔を通して、共通の吸引室内のインクミストが付着するおそれがある。
【0007】
本発明の目的は、インクミストなどの異物が存在する環境下において、吸引されつつ搬送される記録媒体などの
シートに対して異物が付着することを抑制することができる搬送装置および記録装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の搬送装置は、吸引室に供給される負圧によって、
吸引孔を介してシートを吸引しつつ、前記シートを搬送する搬送装置であって、前記
吸引孔の内側に設けられた開口部を少なくとも覆うように設けられ、空気の通過を許容しかつ空気中の異物を捕集する捕集部材と、前記開口部に対して密接するように前記補集部材を押圧する押圧部材と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば
、インクミストなどの異物が存在する環境下において、記録媒体などの
シートに対して異物が付着することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の第1の実施形態の搬送装置を備えた記録装置の概略構成図である。
【
図3】
図1の記録装置の制御系の概略ブロック図である。
【
図4】本発明の第2の実施形態の搬送装置を備えた記録装置の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0012】
(第1の実施形態)
本例の搬送装置は、
図1のように、インクジェット記録ヘッド1を用いて画像を記録するインクジェット記録装置に備えられて、記録媒体Pを所定方向(矢印A方向)に搬送するものであり、搬送ユニット10として構成されている。本例のインクジェット記録装置は、画像の記録動作時に、記録ヘッド1に対して記録媒体Pを連続的に移動させるフルラインタイプの記録装置である。しかし、これには限定されず、記録ヘッドの主走査方向の移動と、副走査方向と交差する副走査方向の記録媒体の搬送と、を伴って画像を記録するシリアルスキャンタイプの記録装置であってもよい。
【0013】
本例の記録ヘッド1は、イエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックのインクを吐出する記録ヘッド1Y,1M,1C,1Kを含み、それぞれには、インクを吐出可能な複数の吐出口が矢印Aの搬送方向と交差(本例の場合は、直交)するように配列されている。搬送ユニット10には、記録ヘッド1と対向する記録位置にプラテン11、プラテン11よりも搬送方向の上流側に位置するローラ対12、およびプラテン11よりも搬送方向の下流側に位置するローラ対13が備えられている。ローラ対12は、搬送ローラ12Aとピンチローラ12Bを含み、ローラ対13は、排紙ローラ13Aとピンチローラ13Bを含む。不図示の給紙ユニットから供給される記録媒体Pは、ローラ対12,13によって、プラテン11の搬送面上を通る搬送路に沿って矢印A方向に搬送される。ローラ対12,13は、駆動モータを含む
図3の搬送駆動部19によって駆動される。記録ヘッド1よりも搬送方向の上流側の位置には、記録媒体Pの先端を検出する先端検出センサ2が備えられている。
【0014】
記録媒体Pが通過するプラテン11の搬送面の領域には、
図2のように複数の吸引孔11Aが形成されている。本例の吸引孔11Aは断面が円形であって、記録媒体Pの搬送方向(矢印A方向)および記録媒体Pの幅方向(矢印Aと交差する方向)のそれぞれにおいて等間隔に位置するように形成されている。プラテン11の底部には底板部材14が取り付けられており、これによりプラテン11の内部に吸引室(減圧室)R1が形成されている。この吸引室R1は複数の吸引孔11Aに対して共通であり、吸引孔11Aが個々に連通している。吸引孔11Aと吸引室R1との間には、多孔質部材(捕集部材)15が備えられている。本例の多孔質部材15は、全ての吸引孔11Aの内側開口部(
図2(b)中下側の開口部)を覆うように、吸引室R1内に備えられている。底板部材14には、多孔質部材15を吸引孔11Aに向かって圧縮するリブ(押圧部材)16が設けられており、これにより、吸引孔11Aの内側開口部が多孔質部材15によって隙間なく塞がれる。
【0015】
プラテン11の吸引室R1の内部は、ダクト17を介して、負圧の供給源としての吸引ファン18に接続されている。吸引ファン18の吸引動作により、プラテン11の搬送面上の空気は、
図1中の点線の矢印のように、吸引孔11A、吸引室R1内の多孔質部材15、複数のリブ16の間の空間、およびダクト17を通して吸引されて外部に排出される。多孔質部材15は、後述するように、このような空気の通過を許容しつつ、その空気中のインクミスト(異物)を吸着して捕集する。多孔質部材15は、空気の通過を比較的低抵抗で許容し、かつ、その空気中のインクミストを効率よく吸着するものであることが望ましい。その多孔質部材15は、例えば、連続する多数の空隙部が形成されたスポンジ状の発泡体、あるいはメッシュを複数層重ねた集合体の形態とすることができる。なお、複数のリブ16の間の空間は互いに連通するように構成されている。したがって、吸引ファン18によって、複数のリブ16の間の空間を介して多孔質部材15に負圧を作用させることにより、多孔質部材15の下面に対し均一に負圧を作用させることができる。
【0016】
図3は、本例の記録装置の制御系の概略構成図である。CPU100は、記録装置の動作の制御処理やデータ処理等を実行し、ROM101には、それらの処理手順等のプログラムが格納され、RAM102は、それらの処理を実行するためのワークエリアなどとして用いられる。記録ヘッド1は、ホスト装置200などから入力された画像データ、および先端検出センサ2の検出信号などに基づいて、ヘッドドライバ1Aを介して制御される。搬送ユニット10の搬送駆動部19および吸引ファン18は、画像の記録動作時に、記録ヘッド1と関連して制御される。
【0017】
画像の記録動作時は、ユーザなどからの記録開始信号を受けてから吸引ファン18を作動させて、
図1中の点線の矢印のように、プラテン11の搬送面上の空気を吸引する。その後、搬送ユニット10の搬送駆動部19を作動させて記録媒体Pの搬送を開始する。そして、記録媒体Pの先端が先端検出センサ2によって検知された時期を基準として、記録媒体Pの搬送位置と対応付けて記録ヘッド1からインクを吐出することにより、記録媒体P上に画像を記録する。記録媒体Pは、プラテン11の搬送面上に吸引されつつ、その搬送面上を摺接するように矢印A方向に搬送される。
【0018】
このような記録動作中には、記録ヘッドからのインクの吐出に伴ってインクミストが発生するおそれがある。そのインクミストは、記録ヘッドから吐出されるインクの主滴とは別の小さな副滴の発生、および記録媒体Pからインク滴の跳ね返りなどに起因する。このようなインクミストは、吸引ファン18によって、プラテン11の搬送面上の空気と共に吸引される。そのインクミストは、プラテン11の吸引孔11Aに導入された後、直ちに多孔質部材15に吸着される。また、多孔質部材15が存在する吸引室R1内においては空気の乱流が抑えられる。これらの結果、吸引室R1内に吸引されたインクミストは、吸引孔11Aに吸引されている記録媒体Pの裏面に付着することなく、多孔質部材15に吸着される。したがって、インクミストの付着による記録媒体Pの裏面の汚れの発生を防止して、高品位の記録結果物を得ることができる。
【0019】
(第2の実施形態)
本実施形態における搬送装置は、前述した実施形態と同様のインクジェット記録装置に備えられており、記録媒体Pを矢印Aの搬送方向に搬送するものであり、搬送ユニット40として構成されている。
【0020】
搬送ユニット40には、搬送駆動部によって駆動される駆動プーリ42、従動プーリ43,44、および、それらのプーリ間に掛け渡される搬送ベルト41が備えられている。従動プーリ43の搬送方向の下流側には、記録媒体Pを搬送ベルト41の搬送面上に押圧するピンチローラ3が備えられている。搬送ベルト41を挟んでピンチローラ3と対向する位置には、ピンチローラ3の押圧力によって搬送ベルト41が
図4中の下方に変位することを防ぐためのコロ4が備えられている。
【0021】
本例においては、1つの搬送ベルト41が用いられている。搬送ベルト41の配備数は、記録媒体Pの最大幅(搬送方向と交差する方向の長さ)に応じて適宜増減することができ、複数配備してもよい。搬送ベルト41は支持部材45によって支持されており、駆動プーリ42の駆動力によって、支持部材45の上面を搬送方向(矢印A方向)に摺動する。搬送ベルト41には、
図5(a)および(b)のように、その厚み方向に貫通する複数の吸引孔41Aが形成されている。本例における吸引孔41は、搬送ベルト41の全周に亘って4つの列L(L1,L2,L3,L4)をなすように形成されており、それらの列Lは、搬送ベルト41の幅方向に対して等間隔に位置する。
【0022】
搬送ベルト41が摺動する支持部材45の上部には、搬送ベルト41の吸引孔41Aの位置に合わせて、搬送方向に連続する通気孔45Aが形成されている。したがって、通気孔45Aの上方に位置する搬送ベルト41の吸引孔41Aは、必ず、通気孔45Aと連通することになる。支持部材45の底部には底板部材14が取り付けられており、これにより支持部材45の内部に吸引室(減圧室)R2が形成されている。この吸引室R2は複数の吸引孔41Aに対して共通であり、吸引孔41Aが個々に連通可能となっている。吸引孔41Aと吸引室R2との間には、多孔質部材(捕集部材)47が備えられている。本例の多孔質部材47は、搬送ベルト41の内周面に密接するように通気孔45Aに備えられている。この多孔質部材47は、通気孔45Aに連通する吸引孔41Aの内側開口部(
図5(b)中下側の開口部)を塞ぐように備えられている。底板部材46には、多孔質部材47を
図5(b)中の上方に向かって圧縮するリブ(押圧部材)48が設けられており、これにより、通気孔45Aに連通する吸引孔41Aの内側開口部が多孔質部材47によって隙間なく塞がれる。
【0023】
支持部材45の吸引室R2の内部は、ダクト49を介して吸引ファン50に接続されている。吸引ファン50の吸引動作により、搬送ベルト41の搬送面上の空気は、
図4中の点線の矢印のように、吸引孔41A、通気孔45A内の多孔質部材47、複数のリブ48の間の空間、およびダクト17を通して吸引されて外部に排出される。多孔質部材47は、このような空気の通過を許容しつつ、その空気中のインクミストを吸着する。多孔質部材47は、空気の通過を比較的低抵抗で許容し、かつ、その空気中のインクミストを効率よく吸着するものであることが望ましい。その多孔質部材47は、例えば、連続する多数の空隙部が形成されたスポンジ状の発泡体、あるいはメッシュを複数層重ねた集合体の形態とすることができる。なお、複数のリブ48の間の空間は互いに連通するように構成されている。したがって、吸引ファン50によって、複数のリブ48の間の空間を介して複数の多孔質部材47に負圧を作用させることにより、複数の多孔質部材47に対し均一に負圧を作用させることができる。
【0024】
画像の記録動作時は、ユーザなどからの記録開始信号を受けてから吸引ファン50を作動させて、
図4中の点線の矢印のように、搬送ベルト41の搬送面上の空気を吸引する。その後、搬送ユニット40の搬送駆動部を作動させて記録媒体Pの搬送を開始する。そして、記録媒体Pの先端が先端検出センサ2によって検知された時期を基準として、記録媒体Pの搬送位置と対応付けて記録ヘッド1からインクを吐出することにより、記録媒体P上に画像を記録する。搬送ベルト41上に載置された記録媒体Pは、その搬送ベルト41の搬送面上に吸着されたまま、その搬送ベルト41と共に矢印A方向に搬送される。
【0025】
このような記録動作中に発生したインクミストは、吸引ファン50によって、搬送ベルト41の搬送面上の空気と共に吸引される。そのインクミストは、搬送ベルト41の吸引孔41Aに導入された後、直ちに多孔質部材47に吸着される。また、多孔質部材47が存在する吸引室R2内においては空気の乱流が抑えられる。これらの結果、吸引孔41Aおよび吸引室R2内に吸引されたインクミストは、吸引孔41Aに吸着されている記録媒体Pの裏面に付着することなく、多孔質部材47に吸着される。したがって、インクミストの付着による記録媒体Pの裏面の汚れの発生を防止して、高品位の記録結果物を得ることができる。
【0026】
(他の実施形態)
本発明の搬送装置は、インクジェット記録装置における記録媒体の搬送に用いる他、種々の媒体を搬送するための装置として広く適用することができる。例えば、インクミストや粉塵などを含む異物が存在する環境下において種々の媒体を搬送する場合に、それらの異物が媒体の裏面に付着することを防止することができる。
【符号の説明】
【0027】
1 記録ヘッド
11 プラテン
11A 吸引孔
15,47 多孔質部材(捕集部材)
41 搬送ベルト
41A 吸引孔
R1,R2 吸引室
P 記録媒体(媒体)
18,50 吸引ファン