【実施例】
【0159】
以下の実施例は、単なる例示であり、本開示をいかなる方法でも限定しない。
【0160】
【表1A-1】
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【0161】
【表1A-2】
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【0162】
【表1A-3】
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実施例1:(E)−(2R,5S,11S,14S,17R,18R)−18−ヒドロキシ−14−イソプロピル−2,11,17−トリメチル−3,9,12,15,28−ペンタアザ−トリシクロ[21.3.1.1
*5,9
*]オクタコサ−1(26),21,23(27),24−テトラエン−4,10,13,16−テトラオン
【0163】
【化31】
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1−((1R,5S)−10,10−ジメチル−3,3−ジオキソ−3λ
*6
*−チア−4−アザ−トリシクロ[5.2.1.0
*1,5
*]デカ−4−イル)−プロパン−1−オン(3.95g,14.55mmol)のトルエン(50mL)中の溶液を調製し、次いでエバポレートして乾固させた。このプロセスを繰り返し、そして得られた白色固体を無水ジクロロメタン(16mL)に溶解させた。少量の水素化カルシウムを添加し、その後、トリフルオロメタンスルホン酸tert−ブチルジメチルシリル(3.83mL,14.5mmol)および無水トリエチルアミン(2.33mL,16.7mmol)を添加した。この反応混合物を窒素雰囲気下室温(「RT」)で15時間(「h」)撹拌した。得られた溶液をエバポレートして、濃厚なペーストを得、これを無水ジクロロメタン(15mL)に再度溶解させ、そして4−ペンテナール(2.69g,32.0mmol)および四塩化チタン(ジクロロメタン中1M,32mL,32mmol)の無水ジクロロメタン(20mL)中の撹拌溶液に窒素雰囲気下−78℃で滴下により添加した。この反応物を−78℃で30分間(「min」)撹拌し、その後、塩化アンモニウム飽和水溶液(100mL)で希釈した。その層を分離し、そしてその水層をジクロロメタン(2×50mL)で抽出した。合わせた抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、褐色ガム状物質を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(3.09g,60%)を無色ガム状物質として得た。
【0164】
【化32】
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1a(12.0g,0.034mol)の無水ジクロロメタン(520mL)中の溶液を0℃まで冷却し、その後、ピリジン(5.5mL,0.068mol)を添加し、次いでトリフルオロメタンスルホン酸tert−ブチルジメチルシリル(9mL,0.039mol)を添加した。この反応混合物を0℃で15分間撹拌し、次いで室温まで温め、そしてさらに1.5時間撹拌した。この反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム(400mL)で洗浄した。その水性洗浄液をジクロロメタン(200mL)で逆抽出した。その有機層を合わせ、そして希薄ブライン(200mL)および2Mの塩酸(200mL)で洗浄した。この溶液を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、表題生成物(15.29g,96%)を白色固体として得た。
【0165】
【化33】
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1b(15.29g,0.0325mol)のテトラヒドロフラン(300mL)中の溶液を調製し、そして水酸化リチウムの2Mの水溶液(120mL)を添加した。この撹拌混合物を60℃で15時間加熱した。この反応物を2Mの塩酸(250mL)で希釈した。その層を分離し、そしてその水性物質を酢酸エチル(2×200mL)で抽出した。その有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、クリーム色の固体(16.7g)を得た。その固体を、3:7の酢酸エチル/イソ−ヘキサンを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(7.18g,81%)を無色ガム状物質として得た。
【0166】
【化34】
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(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオン酸(3.28g,17.32mmol)のアセトニトリル(160mL)中の溶液を0℃まで冷却し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(12mL,69.3mmol)を添加し、次いで2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(6.57g,17.32mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で20分間撹拌し、そして(S)−ヘキサヒドロピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロエチルエステルトリフルオロ酢酸塩(Angew.Chem.Int.Ed.Engl.1999,38,2443に記載される調製,6.49g,17.3mmol)のアセトニトリル(80mL)中の溶液を添加した。この反応物を室温まで温め、そして15時間撹拌した。この反応混合物をエバポレートし、次いで酢酸エチル(150mL)に再度溶解させた。この溶液をブライン(150mL)で洗浄した。そのブラインを酢酸エチル(50mL)で逆抽出した。その有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、暗色油状物を得た。この油状物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(6.88g,92%)を無色ガム状物質として得た。
【0167】
【化35】
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1d(6.88g,15.9mmol)のジクロロメタン(200mL)中の溶液を調製し、そしてトリフルオロ酢酸(50mL)を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌した。TLCは、この反応が完了したことを示した。この溶液をエバポレートして、褐色油状物を得た。これをトルエン(50mL)と共沸し、そして得られた油状物を減圧下で乾燥させて、(S)−1−((S)−2−アミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルトリフルオロ酢酸塩(7.8g)を褐色ガム状物質として得た。((S)−1−カルバモイル−2−メチルプロピル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルのアセトニトリル(300mL)中の溶液を0℃まで冷却し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(13.8mL,79.7mmol)および2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(6.33g,16.7mmol)を添加した。この反応物を0℃で15分間撹拌し、その後、(S)−1−((S)−2−アミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルトリフルオロ酢酸塩(約15.9mmol)のアセトニトリル(85mL)中の溶液を添加した。この反応物を0℃でさらに20分間撹拌し、次いで室温まで温め、そして15時間撹拌した。この反応混合物をエバポレートし、次いで酢酸エチル(250mL)に再度溶解させた。この溶液を水(150mL)で洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、赤色油状物を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル7:3、次いでイソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(8.2g,92%)を淡橙色非晶質固体として得た。
【0168】
【化36】
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1e(10.0g,18.5mmol)の無水ジクロロメタン(200mL)中の溶液を調製し、そしてトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(5mL,27.75mmol)を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌し、次いでN,N−ジイソプロピルエチルアミン(13.2mL,75.8mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をエバポレートして乾固させた。その残渣をアセトニトリル(200mL)に再度溶解させ、そして(2R,3R)−3−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−2−メチル−ヘプタ−6−エン酸(5.04g,18.5mmol)のアセトニトリル(60mL)中の溶液を添加し、その後、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(5.0g,26.4mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(4.4g,26.4mmol)を添加した。この反応混合物を室温で15時間撹拌した。これをエバポレートして、濃厚な黄色油状物を得た。この油状物を、1:1の酢酸エチル/イソ−ヘキサン、次いで3:2の酢酸エチル/イソ−ヘキサンを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(8.75g,69%)を白色固体として得た。
【0169】
【化37】
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(R)−ブロモ−α−メチルベンジルアミン(1.023g,5.112mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液を、トリエチルアミン(720μL,5.112mmol)および重炭酸ジ−tert−ブチル(1.784g,8.179mmol)で順番に処理した。室温で一晩撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテルの1:0から4:1までの連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.552g,100%)を白色固体として得た。
【0170】
【化38】
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1g(10.26g,0.0342mol.)およびトリブチル(ビニル)スズ(32.5g,30mL,0.103mol.)のトルエン(175mL)中の溶液を窒素で30分間パージし、その後、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(2.38g,0.0034mol.)を添加した。この撹拌混合物を60℃で16時間加熱し、その後、室温まで冷却した。この反応混合物をhyflo−supercelで濾過し、次いでエバポレートして、暗色油状物を得た。この油状物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル19:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(6.95g,82%)を黄色油状物として得た。
【0171】
【化39】
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1h(6.95g,28.1mmol.)の1,4−ジオキサン(30mL)中の溶液を調製し、そして塩化水素の1,4ジオキサン中の溶液(4M,60mL)を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌し、次いでエバポレートして乾固させた。得られた固体をトルエンに再度溶解させ、そしてエバポレートした。その固体をジエチルエーテルで摩砕し、これをデカンテーションにより除去した。次いで、その固体を減圧下で乾燥させて、表題化合物(4.96g,96%)をオフホワイトの固体として得た。
【0172】
【化40】
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1f(8.75g,12.75mmol)のテトラヒドロフラン(350mL)中の溶液を調製し、そして亜鉛粉末(8.44g,127.5mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウムの1Mの水溶液(90mL,90mmol)を添加した。この反応混合物を16時間激しく撹拌し、次いでhyflo−supercelで濾過した。この溶液を氷浴で冷却し、その後、塩化アンモニウム水溶液(350mL)を添加した。これを再度冷却し、その後、2Mの塩酸の添加によってpH1に酸性にした。その層を分離し、そしてその水性物質を酢酸エチル(2×250mL)で抽出した。その有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、白色固体を得た。この固体をトルエン(3×200mL)と共沸し、次いで減圧下で乾燥させて白色固体を得(6.16g)、これをアセトニトリル(400mL)に溶解させ、その後、(R)−1−(3−ビニル−フェニル)−エチルアミン塩酸塩(2.34g,12.75mmol)を添加し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(8.9mL,51mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(6.8g,17.85mmol)を添加した。この反応混合物を室温で16時間撹拌し、次いでエバポレートして、褐色ガム状物質を得た。このガム状物質を、酢酸エチル、次いで1:4のアセトン/酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(5.51g,76%)をクリーム色の固体として得た。
【0173】
【化41】
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1j(0.50g,0.88mmol)の無水ジクロロメタン(20mL)中の溶液を氷浴で冷却し、その後、ピリジン(92μL,1.14mmol)およびトリフルオロメタンスルホン酸tert−ブチルジメチルシリル(242μL,1.05mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で15分間撹拌し、次いで室温まで温め、そして1時間撹拌した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣を、酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(477mg,80%)を白色固体として得た。
【0174】
【化42】
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1k(477mg,0.7mmol)の1,2−ジクロロエタン(250mL)中の溶液を調製し、そしてHoveyda−Grubbs第2世代触媒(43mg,0.07mmol)を添加した。この撹拌している反応混合物を80℃で1時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、その後、シリカゲルを添加した。この混合物を10分間撹拌し、次いでエバポレートし、そしてその残渣を、酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(198mg,43%)を白色固体として得た。
【0175】
【化43】
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1l(198mg,0.3mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液を氷浴で冷却し、その後、テトラヒドロフラン中テトラブチルアンモニウムフルオリドの1M溶液(1.5mL,1.5mmol)を添加した。この反応物を室温まで温め、そして1時間撹拌した。この反応混合物を重炭酸ナトリウム飽和水溶液(20mL)で処理し、そして酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。この抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、1:9のアセトン/酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(150mg,92%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, d
6−DMSO) δ 0.83 (d, J=6.5 Hz, 3H), 0.85 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.12−1.21 (m, 4H), 1.28 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.36 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.40−1.90 (m, 7H), 1.92−2.08 (m, 1H), 2.19−2.34 (m, 2H), 2.67−2.80 (m, 1H), 3.56−3.65 (m, 1H), 3.99−4.12 (m, 1H), 4.22 (br d, J=12.2 Hz, 1H), 4.75 (d, J=11.8 Hz, 1H), 4.87−4.99 (m, 1H), 5.12−5.24 (m, 1H), 5.40 (d, J=4.5 Hz, 1H), 6.14−6.33 (m, 2H), 7.10−7.35 (m, 5H), 7.88 (d, J=8.3 Hz, 1H), 8.55 (d, J=8.3 Hz, 1H). LCMS(m/z)542.3[M+H], Tr=1.87分。
【0176】
実施例2:(E)−(2R,5S,11S,14S,17R,18R)−14−イソプロピル−2,11,17−トリメチル−18−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−3,9,12,15,28−ペンタアザ−トリシクロ[21.3.1.1
*5,9
*]オクタコサ−1(26),21,23(27),24−テトラエン−4,10,13,16−テトラオン
【0177】
【化44】
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ヘキサメチルジシラザン(235μL,1.13mmol)の無水テトラヒドロフラン(4mL)中の溶液を−10℃まで冷却し、その後、n−ブチルリチウムの2.5M溶液(380μL,0.94mmol)を添加した。この撹拌混合物を0℃で10分間温め、その後、−78℃まで冷却した。化合物1(102mg,0.188mmol)の無水ジメチルホルムアミド(1.5mL)および無水テトラヒドロフラン(1.5mL)中の溶液を2分間かけて滴下により添加し、その後、トリフルオロメタンスルホン酸2,2,2−トリフルオロエチル(135μL,0.94mmol)を添加した。この反応混合物を窒素雰囲気下−78℃で撹拌し、次いで室温まで次第に温めた。この反応混合物を、塩化アンモニウムの飽和水溶液(15mL)の添加によりクエンチした。この混合物を酢酸エチル(2×15mL)で抽出した。この抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、1:9のアセトン/酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、無色ガム状物質(65mg)を得た。このガム状物質を、2:3のアセトニトリル/水で溶出する10gのC18カートリッジを使用する逆相クロマトグラフィーによりさらに精製した。部分的にエバポレートした画分を酢酸エチル(2×15mL)で抽出した。この抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、表題生成物(17mg,30%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) 0.92 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.96 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.32 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.39 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.50 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.74−1.85 (m, 1H), 1.86−2.08 (m, 3H), 2.10−2.40 (m, 3H), 2.57−2.78 (m, 2H), 3.19−3.31 (m, 1H), 3.49 (app t, J=6.7 Hz, 1H), 3.58−3.79 (m, 4H), 3.81−4.18 (m, 2H), 4.49 (br d, J=12.3 Hz, 1H), 5.03−5.17 (m, 1H), 5.32−5.47 (m, 1H), 6.14−6.30 (m, 1H), 6.37−6.72 (m, 4H), 7.06−7.30 (m, 4H). LCMS(m/z)624.3[M+H], Tr=2.57分。
【0178】
実施例3:(2R,5S,11S,14S,17R,18R)−18−ヒドロキシ−14−イソプロピル−2,11,17−トリメチル−3,9,12,15,28−ペンタアザ−トリシクロ[21.3.1.1
*5,9
*]オクタコサ−1(26),23(27),24−トリエン−4,10,13,16−テトラオン
【0179】
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
化合物1(100mg,0.184mmol)のメタノール(5mL)中の溶液を調製し、そして10%の炭素担持パラジウム(5mg)を添加した。この撹拌混合物を水素雰囲気下に1.5時間置いた。この反応混合物をhyflo−supercel、次いで0.2μmのフィルターで濾過し、その後、エバポレートして、表題化合物(95mg,95%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) 0.93 (d, J=7.1 Hz, 3H), 0.96 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.32 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.37−2.16 (m, 12H), 1.54 (d, J=6.9 Hz, 3H), 2.34−2.46 (m, 1H), 2.52−2.75 (m, 3H), 3.16−3.27 (m, 1H), 3.43−3.62 (m, 3H), 3.74 (d, J=11.8 Hz, 1H), 3.98−4.06 (m, 1H), 4.50 (d, J=13.2 Hz, 1H), 5.11−5.36 (m, 2H), 6.39−6.50 (m, 2H), 7.70 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.06−7.28 (m, 4H). LCMS(m/z)544.3[M+H], Tr=1.91分。
【0180】
実施例4
【0181】
【化46】
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水素化ナトリウム(鉱油中60%,783mg,19.6mmol)の乾燥テトラヒドロフラン中の0℃の懸濁物に、窒素下でトリエチルホスホノアセテート(3.38mL,19.6mmol)を滴下により添加した。この白色懸濁物を1時間撹拌し、この時点でこれは溶液になり、次いで、2,2−ジメチル−4−ペンテナール(2.42mL,17.8mmol)をゆっくりと添加し、そして得られた緑色/黄色溶液を0℃で撹拌し、そして室温まで温めた。72時間後、エタノール(1mL)をこの溶液に添加し、その後、水(100mL)を添加し、そしてその有機物をジエチルエーテル(2×200mL)で抽出した。合わせた有機物を水(200mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン(144mL)、次いでイソ−ヘキサン/ジエチルエーテル50:50(72mL)、次いでジエチルエーテル(48mL)を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(3.20g,99%)を油状物として得た。
【0182】
【化47】
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室温の乾燥メタノール中の4a(3.20g,17.5mmol)に、温度上昇を監視しながら窒素下でマグネシウム粉末(1.28g,52.7mmol)をゆっくりと添加した。この添加が完了した後に、この混合物を室温で一晩撹拌した。この時間の後に、この反応物にさらなるマグネシウム粉末(852mg,35.1mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を2時間撹拌した。この混合物を2Mの塩酸でpH10からpH7に中和し、次いで減圧中で濃縮して、残渣を得た。その残渣を酢酸エチル(300mL)および水(500mL)に懸濁させ、そして層を分離した。次いで、その水相を酢酸エチル(200mL)で再度抽出し、そして合わせた有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、表題化合物(1.96g,61%)を無色油状物として得た。
【0183】
【化48】
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室温の、テトラヒドロフラン(35mL)、メタノール(9mL)および水(9mL)の混合物中の4b(2.02g,11.0mmol)に、水酸化リチウム一水和物(1.38g,32.9mmol)を添加し、そしてこの混合物を室温で1時間撹拌した。この時間の後に、さらなる水酸化リチウム一水和物(460mg,11.0mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を1時間撹拌した。この時間の後に、さらなる水酸化リチウム一水和物(460mg,11.0mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を30分間撹拌した。次いで、この反応混合物を減圧中で濃縮し、そしてその残渣を水(200mL)で希釈し、そしてその有機物をジエチルエーテル(3×50mL)で抽出した。その水相を2Mの塩酸でpH14からpH1まで酸性にし、そしてその有機物を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。次いで、合わせた酢酸エチル有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、所望の生成物(1.03g,60%)を油状物として得た。
【0184】
【化49】
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1e(1.06g,2.00mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液を窒素下で氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.591mL,4.00mmol)を滴下により添加し、そして得られた溶液を1.5時間撹拌した。この反応をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.4mL,8.00mmol)でクエンチし、そしてこの反応混合物を減圧中で濃縮して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの白色固体を得、これをさらに精製せずに使用した。先の工程で生成した(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルに、4,4−ジメチル−ヘプタ−6−エン酸(343mg,2.20mmol)のアセトニトリル(70mL)中の溶液を添加した。この混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.4mL,8.03mmol)を添加し、そしてこの反応物を氷水浴中で冷却し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.07g,2.80mmol)を添加した。次いで、この黄色溶液を撹拌し、そして一晩で室温まで温めた。この反応混合物を2Mの塩酸(40mL)でクエンチし、そして減圧中で濃縮した。その残渣に水(200mL)を添加し、そしてその有機物を酢酸エチル(3×150mL)で抽出した。次いで、合わせた有機物をブライン(100mL)および炭酸水素ナトリウム(200mL)で洗浄した。次いで、その有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製黄色油状物(2.27g)を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル90:10(300mL)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン50:50(300mL)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン0:100を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.10g,97%)を無色油状物として得た。
【0185】
【化50】
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4d(1.10g,1.94mmol)のテトラヒドロフラン(40mL)中の溶液を調製し、そして亜鉛粉末(2.79g,42.6mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウム(2.24g,29.0mmol)の水(10mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を室温で24時間撹拌した。飽和水性硫酸水素カリウム(pH2,30mL)および酢酸エチル(50mL)を添加し、そしてその懸濁物を、酢酸エチルで洗浄しながらhyflo−supercelで濾過した。その層を分離した。そしてその水相を酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(250mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、無色ガム状物質を得た。その残渣をトルエン(3×100mL)と共沸して、表題化合物(816mg,96%)を白色固体として得た。
【0186】
【化51】
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4e(439mg,1.00mmol)をアセトニトリル(35mL)に懸濁させ、そして(R)−1−(3−ビニル−フェニル)−エチルアミン塩酸塩(202mg,1.10mmol)を添加し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(700μL,5.00mmol)を添加し、そしてこの混合物を氷水浴中で冷却し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(532mg,1.40mmol)を添加した。この反応混合物を撹拌し、そして72時間かけて室温まで温めた。この反応混合物に2Mの塩酸(20mL)を添加し、そしてこの混合物を減圧中で濃縮して、残渣を得た。その水層を酢酸エチル(3×100mL)で抽出し、そして合わせた酢酸エチル層をブラインで洗浄し、その後、炭酸水素ナトリウム(100mL)で洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル50:50、次いでニートな酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(402mg,71%)を得た。
【0187】
【化52】
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4f(402mg,0.71mmol)の1,2−ジクロロエタン(210mL)中の溶液に、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(45mg,0.07mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を80℃で1時間加熱した。この時間の後に、この混合物を室温まで冷却し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチルから酢酸エチル/アセトン75:25の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。不純な生成物(240mg)を集め、これを酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーによりさらに精製した。再精製後、少量の不純物を含む生成物(43mg)を集めた。この不純物を、ジエチルエーテルからの摩砕により除去して、表題化合物(30mg,8%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) 0.89 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.92 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.96 (s, 3H), 0.97 (s, 3H), 1.35 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.50 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.59−1.83 (m, 3H), 1.85−2.00 (m, 3H), 2.09 (d, J=7.1 Hz, 2H), 2.15−2.25 (m, 1H), 2.31−2.44 (m, 1H), 2.78 (td, J=2.7, 12.7 Hz, 1H), 3.40−3.72 (m, 2H), 4.05−4.17 (m, 1H), 4.34 (br d, J=13.2 Hz, 1H), 5.05 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.35 (q, J=7.1 Hz, 1H), 6.19−6.32 (m, 1H), 6.37 (d, J=15.8 Hz, 1H), 7.15 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.21−7.29 (m, 2H), 7.37 (d, J=7.8 Hz, 1H). LCMS(m/z)540.3[M+H], Tr=2.41分。
【0188】
実施例5
【0189】
【化53】
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6−ブロモ−3−クロロ−イソキノリン(8.0g,33mmol)およびトリブチル−(1−エトキシビニル)−スズ(14.88g,14mL,41.2mmol)のトルエン(100mL)中の溶液を窒素で30分間脱気した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(1.16g,1.65mmol,5mol%)を添加し、そしてこの反応混合物を60℃で20時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、この混合物を濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの20:1から10:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(7.1g,92%)を黄色固体として得た。
【0190】
【化54】
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5a(7.1g,30mmol)の、1,4−ジオキサン(60mL)および2Mの塩酸(30mL)中の溶液を室温で30分間撹拌した。その溶媒の大部分をエバポレートし、そしてその残渣を酢酸エチルと水との間で分配した。その有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をイソ−ヘキサン中5%のエーテルで摩砕し、そして得られた固体を集め、そして乾燥させて、表題化合物(6.0g,97%)を白色固体として得た。
【0191】
【化55】
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5b(1.72g,8.3mmol)のテトラヒドロフラン(40mL)中の溶液を窒素下で撹拌した。チタン(IV)エトキシド(3.8g,3.45mL,16.6mmol,技術等級)を添加し、その後、(R)−(+)−2−メチル−プロパンスルフィンイミド(1.11g,9.2mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下60℃で18時間撹拌した。さらなる(R)−(+)−2−メチル−プロパンスルフィンイミド(190mg,1.67mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を65℃でさらに2時間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチルおよびブラインを添加した。この懸濁物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルで洗浄した。この酢酸エチル層を分離し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの7:3から3:7の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.2g,86%)を黄色固体として得た。
【0192】
【化56】
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(1S,2R)−(−)−シス−1−アミノ−2−インダノール(60mg,0.4mmol)、ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(122mg,0.2mmol)および粉末状の4Åのモレキュラーシーブ(2g)の混合物を無水2−プロパノール(9mL)に懸濁させ、そして窒素下で撹拌した。この懸濁物を90℃で20分間加熱した。この反応混合物を40℃まで冷却し、そして5c(1.23g,4mmol)の2−プロパノール(28mL)中の溶液を添加し、その後、カリウムtert−ブトキシド(122mg,1.1mmol)の2−プロパノール(10mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を40℃で2時間撹拌し、次いで冷却した。この混合物をシリカゲルカートリッジに直接注ぎ、そして酢酸エチルで溶出して、エバポレーション後に、表題化合物(1.19g,96%)を褐色ガム状物質として得た。
【0193】
【化57】
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5d(0.66g,2.11mmol)、トリブチル(ビニル)スズ(1.85mL,6.35mmol)およびパラジウムテトラキス(トリフェニルホスフィン)(488mg,0.42mmol)の1,4−ジオキサン(10.5mL)中の混合物を、マイクロ波バイアルに入れてキャップをした。この反応混合物を照射し、そしてマイクロ波反応器内で160℃で40分間撹拌した。第二の反応を同じ規模および条件で行い、そしてこれらの反応混合物を合わせ、そしてエバポレートした。その残渣を、1:3から1:0の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1g)を褐色ガム状物質として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.27 (s, 9H), 1.62 (d, J=7.7 Hz, 3H), 3.53 (br s, 1H), 4.69−4.77 (m, 1H), 5.51 (dd, J=10.7, 1.3 Hz, 1H), 6.39 (dd, J=17.4, 1.3 Hz, 1H), 6.95 (dd, J=17.2, 10.7 Hz, 1H), 7.55−7.58 (m, 2H), 7.75 (s, 1H), 7.95 (d, J=8.3 Hz, 1H), 9.20 (s, 1H). LCMS(m/z)303.0[M+H], Tr=1.48分。
【0194】
【化58】
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5eを1,4−ジオキサン中4Mの塩酸(17mL,68mmol)に懸濁させ、そしてメタノールを添加した(34mL)。この反応混合物を90分間撹拌し、次いでエバポレートした。その残渣を、メタノール、次いでメタノール性アンモニアで溶出するSCXカートリッジに通した。その塩基性画分を集め、そしてエバポレートして、表題化合物(530mg,2工程で63%)をベージュ色の固体として得た。
【0195】
【化59】
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1−((1R,5S)−10,10−ジメチル−3,3−ジオキソ−3λ
*6
*−チア−4−アザ−トリシクロ[5.2.1.0
*1,5
*]デカ−4−イル)−プロパン−1−オン(6.0g,22.1mmol)の無水ジクロロメタン(24mL)中の溶液を調製し、そしてトリフルオロメタンスルホン酸tert−ブチルジメチルシリル(5.0mL,22.1mmol)を添加し、その後、無水トリエチルアミン(3.54mL,25.4mmol)を添加した。この反応混合物を窒素雰囲気下室温で15時間撹拌した。これにより暗色溶液が得られ、これをエバポレートして油状物を得た。この油状物を無水ジクロロメタン(22mL)に溶解させ、そしてこの溶液を、クロトンアルデヒド(3.66mL,44.2mmol)および四塩化チタン(ジクロロメタン中1M,44.2mL,44.2mmol)のジクロロメタン(22mL)中の溶液に、窒素雰囲気下−78℃で滴下により添加した。この反応混合物を−78℃で1時間撹拌し、その後、塩化アンモニウム溶液(30mL)を添加した。この撹拌混合物を室温まで温め、その後、層を分離した。その水層をジクロロメタン(2×25mL)で抽出した。その有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、褐色油状物を得た。この油状物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(6.7g,89%)を無色油状物として得た。
【0196】
【化60】
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5g(4.15g,12.1mmol)の無水ジクロロメタン(80mL)中の溶液を調製し、そして1,8−ビス(ジメチルアミノ)ナフタレン(7.78g,36.3mmol)を添加し、その後、トリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート(3.6g,24.2mmol)を添加した。この反応混合物を室温で3時間撹拌した。この反応混合物をメタノール(3mL)で処理し、そして5分間撹拌し、その後、塩酸(2M,200mL)および酢酸エチル(250mL)を添加した。この混合物を濾過して不溶性固体を除去し、そしてその層を分離した。その水層を酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。その有機層を合わせ、そしてブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、表題化合物(4.80g,100%)を淡褐色固体として得た。
【0197】
【化61】
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水酸化リチウムの水溶液(2M,50mL,100mmol)を、5h(4.80g,12.1mmol)のテトラヒドロフラン(130mL)中の撹拌溶液に添加した。この反応混合物を60℃で15時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、その後、部分的にエバポレートし、そして塩酸(2M,150mL)を添加した。この混合物を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。この抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、褐色油状物(3.5g)を得た。この油状物を、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテル1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.132g,59%)を無色油状物として得た。
【0198】
【化62】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(2.174g,4.088mmol)の無水ジクロロメタン(50mL)中の冷(0℃)溶液をトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(1.2mL,6.814mmol)で処理した。0℃で1時間後、この反応混合物をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.4mL,13.628mmol)で処理し、そして揮発性物質を減圧中で除去して、対応するアミンを黄色泡状物として得た。このアミンに、5i(539.0mg,3.407mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.4mL,13.628mmol)およびアセトニトリル(50mL)を添加した。この反応混合物を0℃まで冷却し、そして2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.814g,4.770mmol)で処理した。室温で一晩撹拌した後に、この反応を1Mの塩酸(100mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から1:4の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.193g,93%)を明黄色固体として得た。
【0199】
【化63】
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5j(763.4mg,1.335mmol)のテトラヒドロフラン(25mL)中の溶液を、亜鉛粉末(1.920g,29.365mmol)および水(5mL)中の溶液酢酸アンモニウム(1.543g,20.025mmol)で順番に処理した。一晩撹拌した後に、この反応物をセライトで濾過し、そして2Mの塩酸でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。残留した酢酸をトルエンとの共沸により除去して、表題化合物(566.4mg,96%)を明橙色固体として得た。
【0200】
【化64】
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5k(246mg,0.6mmol)、(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチルアミン二塩酸塩(162mg,0.6mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(387mg,0.52mL,3mmol)のアセトニトリル(20mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(320mg,0.84mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で4時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。その残渣を酢酸エチルおよび飽和炭酸水素ナトリウム溶液で希釈した。少量のメタノール(5mL)をこの懸濁物に添加して、2つの透明な層を得た。その有機層を分離し、水およびブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、メタノール/ジクロロメタン1:20を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣をエーテルで摩砕し、そして得られた固体を集め、エーテルで洗浄し、そして乾燥させて、表題化合物(238mg,64%)を淡褐色固体として得た。
【0201】
【化65】
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5l(91mg,0.15mmol)のトルエン(45mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(10mg,0.015mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下で2時間加熱還流した。さらなるHoveyda−Grubbs第2世代触媒(10mg,0.015mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下で6時間加熱還流した。この反応混合物を室温まで冷却し、シリカゲルを添加し、そしてこの反応混合物をエバポレートした。その残渣を、酢酸エチル/アセトンの20:1から5:2の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣をエーテルで摩砕し、そして得られた固体を集め、エーテル/イソ−ヘキサン(1:1)で洗浄し、そして乾燥させて、表題化合物(23mg,26%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.99 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.04 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.44 (d, J=7.4 Hz, 3H), 1.53 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.61 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.68−2.20 (m, 5H), 2.62−2.74 (m, 2H), 3.35−3.43 (m, 1H), 3.44 (s, 3H), 3.72 (d, J=12.5 Hz, 1H), 3.88−3.92 (m, 2H), 4.23 (dd, J=8.9, 6.0 Hz, 1H), 4.55−4.60 (m, 1H), 5.30−5.37 (m, 1H), 5.80−5.90 (m, 1H), 6.38 (d, J=8.9 Hz, 1H), 6.43 (d, J=7.6 Hz, 1H), 6.93 (d, J=16.3 Hz, 1H), 7.24 (dd, J=16.3, 8.7 Hz, 1H), 7.45 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.56 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.93 (d, J=8.5 Hz, 1H), 9.17 (s, 1H). LCMS(m/z)579.3[M+H], Tr=1.40分。
【0202】
実施例6
【0203】
【化66】
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酢酸エチル(10mL)中の化合物5(11mg,0.019mmol)の溶液(10%の炭素担持パラジウム(10mg)を含む)を、室温および圧力で3時間水素化した。この反応混合物を濾過助剤で濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルで洗浄した。その濾液をエバポレートし、そしてその残渣を、酢酸エチル/アセトンの10:1から2:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を酢酸エチル/エーテル(1:5)で摩砕して、表題化合物(2.0mg,18%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.93 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.98 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.39 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.55−2.70 (m, 8H), 1.95−2.50 (m, 5H), 2.64−2.73 (m, 2H), 2.95−3.08 (m, 2H), 3.35−3.42 (m, 2H), 3.53 (s, 3H), 3.61 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.06−4.11 (m, 1H), 4.50−4.57 (m, 1H), 5.25−5.32 (m, 1H), 5.64−5.70 (m, 1H), 6.39 (d, J=8.3 Hz, 1H), 6.47−6.51 (m, 1H), 7.21−7.28 (m, 1H), 7.41 (d, J=8.8 Hz, 1H), 7.62 (s, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.92 (d, J=8.8 Hz, 1H), 9.15 (s, 1H). LCMS(m/z)581.3[M+H], Tr=1.38分。
【0204】
実施例7
【0205】
【化67】
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7−ブロモ−2−クロロ−キノキサリン(1.46g,6.00mmol)およびトリブチル(1−エトキシビニル)スズ(2.71g,2.54mL,7.50mmol)のトルエン(21mL)中の混合物を20分間脱気した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(427mg,0.60mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下で撹拌し、そして80℃で19時間加熱し、その後、冷却した。揮発性物質をエバポレートし、そしてその残渣を1,4−ジオキサン(15mL)に懸濁させ、2Mの水性塩酸(15mL)を添加し、そしてこの反応混合物を45分間撹拌し、次いでエバポレートして、揮発性物質を除去した。その残渣を水で希釈し、そして酢酸エチルで抽出し(2回)、そして合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その生成物を、10%w/wの炭酸カリウムをドープしたシリカゲルを使用する、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から9:1の勾配を使用して溶出するクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(836mg,56%)を黄色固体として得た。
【0206】
【化68】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(12mg,0.019mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(17mg,0.045mmol)を脱気水(7.5mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で15分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた濁った橙色混合物を室温まで冷却した。固体7a(948mg,3.78mmol)、その後、脱気テトラヒドロフラン(7.5mL)およびギ酸ナトリウム(1.29g,18.9mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で3時間激しく撹拌し、そして冷却した。次いで、これを酢酸エチルで希釈し、そしてこの混合物を水で洗浄した(2回)。この水性洗浄液を酢酸エチルで逆抽出し、そして合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル2:1で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(814mg,85%)を紫色固体として得た。
【0207】
【化69】
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7b(490mg,1.94mmol)、N,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(416mg,457μL,2.13mmol)および3−ブタン酸tert−ブチル(648mg,739μL,4.56mmol)のトルエン(19mL)の混合物に、ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(41mg,0.080mmol)を窒素下で添加し、そしてこの反応混合物を撹拌し、そして5時間加熱還流し、次いで冷却した。この混合物をエバポレートし、次いで、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの4:1から3:2の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(367mg,60%)を黄色油状物として得た。
【0208】
【化70】
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1e(804mg,1.51mmol)のテトラヒドロフラン(37.7mL)中の溶液を調製し、そして亜鉛粉末(2.18g,33.3mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウム(1.75g,22.7mmol)の水(9.4mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を室温で72時間撹拌した。この反応物を、酢酸エチルおよび飽和水性硫酸水素カリウムで洗い流すhyflo−supercelで濾過した。この混合物を1Mの塩酸(3mL)で処理し、そしてその層を分離した。その水層を酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。その有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、濾過し、そしてエバポレートして、無色ガム状物質を得た。その残渣をトルエン(3×200mL)と共沸して、表題化合物(605mg,定量的収率)を白色固体として得た。
【0209】
【化71】
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7d(456mg,1.14mmol)および(E)−4−[3−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノキサリン−6−イル]−ブタ−3−エン酸tert−ブチルエステル(358mg,1.14mmol)の、ジクロロメタン(22mL)中の撹拌溶液に、約20%の水を含む1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(270mg,1.60mmol)を添加し、その後、4−ジメチルアミノピリジン(139mg,1.14mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(306mg,1.60mmol)を添加した。この反応物を18時間撹拌し、次いでジクロロメタンで希釈し、飽和塩化アンモニウム溶液で洗浄し(2回)、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの3:1から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(335mg,45%)を白色泡状物として得た。
【0210】
【化72】
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7e(309mg,0.444mmol)のジクロロメタン(4.5mL)中の撹拌溶液に、窒素下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(346mg,359μL,1.56mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を2.5時間かけて室温まで温めた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(164mg,221μL,1.27mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をさらに10分間撹拌し、エバポレートし、次いでアセトニトリル(45mL)に懸濁させた。この撹拌混合物を0℃まで冷却し、そして2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(236mg,0.622mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(229mg,309μL,1.77mmol)を添加した。90分後、この反応を飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチし、そしてこの混合物をエバポレートして、有機揮発性物質を除去した。その残渣をジクロロメタンで希釈し、そしてその有機層を分離し、そして飽和重炭酸ナトリウム(2回)およびブラインで洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、酢酸エチル/アセトンの1:0から9:1の勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を、アセトニトリル/水3:7を使用する逆相分取HPLCによりさらに精製して、表題化合物(7.6mg,2工程で3%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 1.00 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.62 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1. 66−1.75 (m, 2H), 1.77 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.91−2.05 (m, 3H), 2. 72−2.82 (m, 1H), 2.98−3.08 (m, 1H), 3.38−3.41 (m, 1H), 3.78−3.84 (m, 1H), 4.25 (d, J=10.5 Hz, 1H), 4.41 (br d, J=11.3 Hz, 1H), 5.68 (q, J=7.1 Hz, 1H), 6.09 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.47 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.55−6.63 (m, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.99 (s, 2H), 8.84 (s, 1H). LCMS(m/z)523.2[M+H], Tr=1.75分。
【0211】
実施例8および9
【0212】
【化73】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(3mg,0.005mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(4.4mg,0.012mmol)を脱気水(2mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で15分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた黄色溶液を室温まで冷却した。1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−エタノン(206mg,1mmol)、ギ酸ナトリウム(340mg,5mmol)および脱気テトラヒドロフラン(1mL)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で2.5時間激しく撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチルで抽出した。その有機層を分離し、水およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの4:1から2:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(193mg,92%)を白色固体として得た。
【0213】
【化74】
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1,4−ジオキサン(5mL)を窒素で脱気し、8a(208mg,1mmol)、トリブチル(ビニル)スズ(951mg,0.9mL,3mmol)およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(70mg,0.1mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をマイクロ波反応器中150℃で1時間加熱した。さらなるトリブチル(ビニル)スズ(0.3mL,1mmol)およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(70mg,0.1mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をマイクロ波反応器中150℃で1時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、そしてこの混合物を濾過助剤で濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルで洗浄した。その濾液をエバポレートし、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの4:1から2:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィー、その後、イソ−ヘキサン/酢酸エチル3:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(100mg,50%)を白色固体として得た。
【0214】
【化75】
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1e(10.6g,20mmol)のジクロロメタン(300mL)中の溶液を窒素下0℃で撹拌した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(6.66g,5.4mL,30mmol)を滴下により添加し、そしてこの反応混合物を0℃で1時間撹拌した。冷飽和炭酸水素ナトリウム溶液(200mL)を添加し、そしてこの反応混合物を0℃で15分間撹拌した。その有機層を分離し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(20mmol)を得、これを粗製のまま次の工程で使用した。(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(20mmol)のアセトニトリル(240mL)中の溶液を窒素下0℃で撹拌した。(E)−ペンタ−3−エン酸(2.20g,2.2mL,22mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(3.82g,20mmol,20wt.%以上の水で湿潤)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(5.38g,28mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を0℃で15分間、次いで室温で20時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そしてその残渣を酢酸エチルと水との間で分配した。その有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル3:1からニートな酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(9.0g,88%)を白色固体として得た。
【0215】
【化76】
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8c(9.0g,17.5mmol)のテトラヒドロフラン(300mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。亜鉛粉末(25.0g,385mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウム(20.2g,263mmol)の水(200mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を窒素下室温で18時間撹拌した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドを水(100mL)および酢酸エチル(200mL)で洗浄した。その有機層を分離し、そしてその溶媒を約100mLまでエバポレートし、そしてこの溶液を水(100mL)で抽出した。その水層を合わせ、飽和塩化アンモニウム溶液(150mL)を添加し、そしてこの溶液を2Mの水性塩酸でpH1まで酸性にした。この溶液を酢酸エチルで抽出し、そしてその有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をトルエンと共エバポレートして(3回)、(S)−1−{(S)−2−[(S)−3−メチル−2−((E)−ペンタ−3−エノイルアミノ)−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(5.7g,85%)を白色固体として得、これを次の反応で使用した。(S)−1−{(S)−2−[(S)−3−メチル−2−((E)−ペンタ−3−エノイルアミノ)−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(5.16g,13.5mmol)のジクロロメタン(280mL)およびテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(2.69g,13.5mmol)を添加し、その後、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(3.63g,18.9mmol)および4−(ジメチルアミノ)ピリジン(1.64g,13.5mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で6時間撹拌した。ジクロロメタン(200mL)を添加し、そしてこの溶液をクエン酸水溶液(pH2〜3)で洗浄した。その有機層を分離し、水およびブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル3:1からニートな酢酸エチルの勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィー、その後、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:8を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(3.91g,51%)を白色固体として得た。
【0216】
【化77】
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8d(1.13g,2mmol)のトルエン(600mL)中の溶液を窒素下室温で15分間撹拌した。Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(125mg,0.2mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下で30分間加熱還流した。さらなるHoveyda−Grubbs第2世代触媒(125mg,0.2mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を30分間加熱還流した。この反応混合物を室温まで冷却した。その溶媒の大部分をエバポレートし、シリカゲルを添加し、そしてその溶媒をエバポレートした。その残渣を、酢酸エチル/アセトンの9:1から3:2の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィー、その後、酢酸エチル/メタノール40:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を酢酸エチル/エーテル(1:4)で摩砕し、そして得られた固体を集め、酢酸エチル/エーテル(1:4)で洗浄し、そして乾燥させて、化合物9と化合物8との約10:1の混合物を、淡褐色固体として得た(245mg)。この混合物のサンプルを逆相分取HPLCにより精製して、化合物8(4mg)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 1.01 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.02 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.37 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.65 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.70−2.15 (m, 5H), 2.95−3.05 (m, 1H), 3.70−3.76 (m, 1H), 4.03−4.10 (m, 2H), 4.12 (d, J=8.3 Hz, 1H), 5.64 (q, J=7.1 Hz, 1H), 6.10−6.20 (m, 2H), 6.98 (d, J=11.3 Hz, 1H), 7.65 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.93 (s, 1H), 8.05−8.10 (m, 2H), 9.21 (s, 1H). LCMS(m/z)522.3[M+H], Tr=1.25分。
【0217】
化合物9、
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.97 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.99 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.53 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.71 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.75−2.70 (m, 6H), 3.20−3.40 (m, 2H), 3.63−3.77 (m, 2H), 4.23−4.29 (m, 1H), 4.53−5.57 (m, 1H), 5.65−5.76 (m, 1H), 6.04 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.38−6.53 (m, 3H), 6.72 (d, J=16.3 Hz, 1H), 7.39 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.92 (d, J=8.3 Hz, 1H), 9.13 (s, 1H). LCMS(m/z)522.0[M+H], Tr=1.40分。
【0218】
実施例10
【0219】
【化78】
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10aを、4dと同じ様式で、3−ブテン酸を4,4−ジメチル−ヘプタ−6−エン酸の代わりに使用して、66%の収率で調製した。
【0220】
【化79】
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10bを、4eと同じ様式で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−(4,4−ジメチル−ヘプタ−6−エノイルオキシ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに使用して、84%の収率で調製した。
【0221】
【化80】
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10cを、8dと同じ様式で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸を(S)−1−{(S)−2−[(S)−3−メチル−2−((E)−ペンタ−3−エノイルアミノ)ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用して、84%の収率で調製した。
【0222】
【化81】
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化合物9を、化合物5と同じ様式で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチルエステルを(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((E)−(2R,3R)−3−メトキシ−2−メチル−ヘキサ−4−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸[(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチル]−アミドの代わりに使用して、9%の収率で調製した。
【0223】
【化82】
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化合物9(16mg,0.03mmol)の、10%の炭素担持パラジウム(15mg)を含むテトラヒドロフラン(2mL)および酢酸エチル(5mL)中の溶液を、室温および圧力で3時間水素化した。この反応混合物を濾過助剤で濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルで洗浄した。その濾液をエバポレートし、そしてその残渣をエーテル(2×2mL)で摩砕し、そして得られた固体を乾燥させて、表題化合物(7.6mg,48%)をオフホワイトの固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.90 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.50 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.68 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.60−2.40 (m, 9H), 2.70−3.10 (m, 3H), 3.68−3.75 (m, 1H), 3.90 (d, J=11.8 Hz, 1H), 4.32−4.37 (m, 1H), 4.44−4.49 (m, 1H), 5.83−5.92 (m, 1H), 6.05−6.11 (m, 2H), 6.33 (d, J=7.8 Hz, 1H), 7.34 (s, 1H), 7.36 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.80 (s, 1H), 7.93 (d, J=8.3 Hz, 1H), 9.17 (s, 1H). LCMS(m/z)524.3[M+H], Tr=0.59分。
【0224】
実施例11および12
【0225】
【化83】
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1e(10.6g,20.0mmol)のジクロロメタン(400mL)中の撹拌溶液に、窒素下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(6.67g,5.43mL,30.0mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を0℃で2時間撹拌した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(10.3g,13.9mL,80.0mmol)を添加し、そしてこの混合物を周囲温度まで温めた。揮発性物質をエバポレートし、そしてその残渣をアセトニトリル(250mL)に懸濁させた。この撹拌混合物を窒素のブランケット下で0℃まで冷却し、次いでN,N−ジイソプロピルエチルアミン(10.3g,13.9mL,80mmol)および3−ブテン酸(1.89g,1.86mL,4.40mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(10.6g,28.0mmol)を少しずつを添加した。この反応混合物を周囲温度まで温め、そして18時間撹拌し、その後、エバポレートした。その残渣を酢酸エチルで希釈し、次いで飽和重炭酸ナトリウム溶液、水、2Mの塩酸、水、次いでブラインで順番に洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:1から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルと(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((E)−ブタ−2−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルとの約1:1の混合物を橙色泡状物として得た(7.23g,72%)。
【0226】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルと(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((E)−ブタ−2−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルとの混合物(約1:1,0.99g,2.00mmol)の、テトラヒドロフラン(40mL)中の撹拌溶液に、亜鉛粉末(2.86g,44.0mmol)、および酢酸アンモニウム(2.31g,30.0mmol)の水(25mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を周囲温度まで温め、そして18時間撹拌し、次いで酢酸エチルで希釈し、そしてこの混合物を濾過した。この濾液から水層を分離し、そして等量の飽和塩化アンモニウム溶液で希釈し、次いで2Mの塩酸でpH1に酸性にした。その水層を酢酸エチルで抽出し(2回)、そして合わせた有機層をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をトルエンと共沸して(3回)、表題化合物の混合物(約1:1,466mg,63%)を黄色泡状物として得た。
【0227】
【化84】
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アセトニトリル(20mL)中の11aと12bとの混合物(約1:1,250mg,0.68mmol)を窒素下室温で撹拌した。(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチルアミン二塩酸塩(136mg,0.5mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(323mg,0.44mL,2.5mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(266mg,0.7mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で18時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。その残渣を酢酸エチルで希釈し、そしてこの溶液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液、水およびブラインで洗浄した。その有機抽出物を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、酢酸エチルからメタノール/酢酸エチル1:5の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸[(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチル]−アミドと(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((E)−ブタ−2−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸[(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチル]−アミドとの約1:1の混合物を白色固体として得(153mg,56%)、これをさらに精製せずに次の工程で使用した。
【0228】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸[(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチル]−アミドと(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((E)−ブタ−2−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸[(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチル]−アミドとの混合物(約1:1,150mg,0.27mmol)のトルエン(70mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(17mg,0.027mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下で90分間加熱還流した。さらなるHoveyda−Grubbs第2世代触媒(17mg,0.027mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下で90分間加熱還流した。この反応混合物を室温まで冷却し、シリカゲルを添加し、そしてその溶媒をエバポレートした。その残渣を、酢酸エチルから酢酸エチル/アセトン1:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を、メタノール/酢酸エチル1:4を使用する分取薄層クロマトグラフィー、その後、ジクロロメタン/メタノール20:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーによりさらに精製して、表題化合物を得た。化合物11(1.3mg,1%)を白色固体として得た:
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 1.01 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.02 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.61 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.66 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.80−2.05 (m, 5H), 2.71−2.82 (m, 1H), 2.99−3.05 (m, 1H), 3.32−3.43 (m, 1H), 3.64−3.75 (m, 1H), 4.27 (d, J=10.1 Hz, 1H), 4.40−4.53 (m, 2H), 5.12 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.62 (q, J=7.1 Hz, 1H), 6.47−6.56 (m, 1H), 6.62 (d, J=15.8 Hz, 1H), 7.43 (s, 1H), 7.61 (dd, J=8.5, 1.6 Hz 1H), 7.74 (s, 1H), 8.05 (d, J=8.5 Hz, 1H), 9.13 (s, 1H). LCMS(m/z)521.3[M+H], Tr=0.97分。
【0229】
化合物12(1.7mg,1.2%)を白色固体として得た:
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.98 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.03 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.47 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.60 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.65−2.16 (m, 5H), 2.81−2.89 (m, 1H), 3.61−3.69 (m, 1H), 4.04 (d, J=6.9 Hz, 1H), 4.30−4.36 (m, 1H), 4.75 (d, J=11.6 Hz, 1H), 5.23 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.90 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.36 (d, J=13.1 Hz, 1H), 6.92 (d, J=13.1 Hz, 1H), 7.65 (d, J=8.5 Hz 1H), 7.88 (s, 1H), 8.05 (d, J=8.5 Hz 1H), 8.46 (s, 1H), 9.16 (s, 1H). LCMS(m/z)507.2[M+H], Tr=0.95分。
【0230】
実施例13
【0231】
【化85】
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(S)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−2,2,2−トリフルオロ−エチルアミン塩酸塩(Asiba Pharmatech,Edison,NJ,USA,397mg,1.16mmol)のジクロロメタン(10mL)中の懸濁物を、氷浴を使用して冷却した。トリエチルアミン(985μL,3.48mmol)を添加し、そしてこの反応物を、均質な溶液が観察されるまで撹拌した。次いで、ジクロロメタン(5mL)中の重炭酸ジ−tert−ブチル(380mg,1.74mmol)を添加し、そしてこの反応物を一晩撹拌した。重炭酸ジ−tert−ブチル(127mg,0.58mmol)を添加し、そしてこの反応物をさらに6時間撹拌した。重炭酸ジ−tert−ブチル(253mg,1.16mmol)を4Åのモレキュラーシーブと一緒に添加し、そしてこの反応物を一晩撹拌した。この反応物を水およびブラインで洗浄し、そしてその有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、1:0から7:3のイソ−ヘキサン/酢酸エチルの段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(343mg,73%)を橙色固体として得た。
【0232】
【化86】
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撹拌棒および温度計を取り付けた、窒素の雰囲気下の、マグネシウム削り状(3.02g,0.124mol)を含む3つ口フラスコに、無水テトラヒドロフラン(105mL)を添加した。ヨウ素の単結晶1個をこの反応物に添加し、その後、1−クロロ−3−メチル−ブタ−2−エン(2mL,17.75mmol)を添加した。この反応物を、この溶液から全ての色がなくなるまで20分間撹拌した。1−クロロ−3−メチル−ブタ−2−エン(5.57mL,49.45mmol)を添加した。漸次の温度上昇が観察され、最終的に、この反応物は還流に達した。この反応物を1時間撹拌して、この反応物を室温に戻した。次いで、この反応物を、固体の二酸化炭素(50g)を含むフラスコにカニューレを介して移した。次いで、この反応物を2時間撹拌した。冷却用の氷浴を加え、そしてこの反応を2Mの塩酸でクエンチした。次いで、この反応混合物をジエチルエーテルで抽出した。次いで、その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、1:0から9:1のイソ−ヘキサン/酢酸エチルの段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.69g,35%)を淡黄色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.35 (s, 6H), 5.10−5.21 (m, 2H), 6.07 (dd, J=17.6,10.5 Hz, 1H)。
【0233】
【化87】
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13a(343mg,0.846mmol)および13b(106mg,0.931mmol)をマイクロ波容器に入れ、そしてアセトニトリル(3mL)に溶解させた。酢酸パラジウム(II)(19mg,0.0846mmol)、トリ(o−トリル)ホスフィン(51mg,0.169mmol)およびトリエチルアミン(236μL,1.69mmol)を添加し、そしてこの容器を密封し、その後、マイクロ波中30分間、一定の保圧時間を使用して、100℃での高吸収で照射した。その溶媒を除去し、そしてその残渣を水と酢酸エチルとの混合物に溶解させた。その相を分離し、そしてその水性物質を酢酸エチルで抽出した。次いで、合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から6:4の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。単離した物質を、同じ条件を使用する2回目の精製に供して、表題化合物(142mg,38%)を淡黄色油状物として得た。
【0234】
【化88】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸エチルエステル(210mg,0.486mmol)および13c(142mg,0.324mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)に窒素の雰囲気下で溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。次いで、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(203mg,0.535mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(423μL,2.43mmol)を添加し、そしてこの反応物をゆっくりと室温まで温め、そして一晩撹拌した。この反応物を水で希釈し、そして酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、残留溶媒で汚染された生成物を得た。トルエンを添加し、そしてこの溶液を濃縮して、表題化合物(79mg,29%)を橙色固体として得た。
【0235】
【化89】
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13d(79mg,0.0925mmol)をテトラヒドロフラン(2mL)に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。次いで、メタノール(1mL)および水(1mL)を添加し、その後、水酸化リチウム一水和物(15mg,0.37mmol)を添加した。次いで、この反応物を1時間撹拌した。1Mの塩酸を、この溶液がpH2になるまで添加した。その溶媒を除去し、そして得られた固体をメタノール、次いでアセトニトリル、そして最後にトルエンと順番に共沸して、表題化合物(67mg,100%)を黄色固体として得た。
【0236】
【化90】
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13e(66mg,0.0916mmol)を1,4−ジオキサン中4Mの塩酸(2mL)に溶解させ、そして30分間撹拌した。その溶媒を除去し、そして得られた固体をジエチルエーテルで摩砕し、そして乾燥させて、表題化合物(50mg,83%)を淡黄色固体として得た。
【0237】
【化91】
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13f(50mg,0.0761mmol)をジクロロメタン(76mL)に窒素の雰囲気下で溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。次いで、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(58mg,0.152mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(53μL,0.304mmol)を添加し、そしてこの反応物をゆっくりと室温まで温め、そして一晩撹拌した。その溶媒を除去し、そしてその残渣を、7:3のイソ−ヘキサン/アセトンを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から1:1の段階的な勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより再度精製した。次いで、その残渣を、Phenomenex Gemini 10μ 110A,250×21.2mmカラムを取り付けたHPLCシステムに通して、20mL/minで流れるアセトニトリル/水の1:4から1:0の連続的勾配を使用して溶出して、表題化合物(7mg,15%)を固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.86−1.08 (m, 6H), 1.25−1.54 (m, 8H), 1.57−1.81 (m, 5H), 1.88−2.00 (m, 1H), 2.37−2.80 (m, 1H), 3.32−3.65 (m, 1H), 3.69−3.97 (m, 1H), 4.22−4.39 (m, 1H), 4.50−4.68 (m, 1H), 5.74−6.05 (m, 2H), 6.22−6.39 (m, 1H), 6.44−6.54 (m, 1H), 6.63−6.76 (m, 1H), 7.45 (app t, J=8.5 Hz, 1H), 7.56 (app t, J=7.6 Hz, 1H), 7.81 (d, J=8.3 Hz, 1H), 8.19 (s, 1H), 8.76−9.09 (m, 1H). LCMS(m/z)603.1[M+H], Tr=2.59分。
【0238】
実施例14
【0239】
【化92】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(24mg,0.040mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(35mg,0.096mmol)を脱気水(16mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で15分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた濁った橙色混合物を室温まで冷却した。固体の1−(6−ブロモ−キノリン−3−イル)−エタノン(WO2011/063233においてのように調製,1.92g,7.68mmol)、その後、脱気テトラヒドロフラン(16mL)およびギ酸ナトリウム(2.72g,40mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気し、さらなる脱気テトラヒドロフラン(5mL)を添加し、そしてこの混合物をさらに1分間脱気した。この反応混合物を40℃で21時間激しく撹拌し、そして冷却した。次いで、これを酢酸エチルで希釈し、そしてこの混合物を水、次いでブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの7:3から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.65g,85%)を褐色固体として得た。
【0240】
【化93】
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14a(356mg,1.41mmol)、N,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(275mg,301μL,1.41mmol)および3−ブタン酸tert−ブチル(470mg,537μL,3.31mmol)のトルエン(14mL)中の混合物に、ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(30mg,0.058mmol)を窒素下で添加し、そしてこの反応混合物を撹拌し、そして90分間加熱還流し、次いで冷却した。この混合物をエバポレートし、次いで、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの4:1から2:3の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を黄色油状物として得た(144mg,33%)。
【0241】
【化94】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(189mg,0.473mmol)および14b(148mg,0.473mmol)のジクロロメタン(10mL)中の撹拌溶液に、約20%の水を含む1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(89mg,0.662mmol)を添加し、その後、4−ジメチルアミノピリジン(58mg,0.473mmol)、次いでN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(127mg,0.662mmol)を添加した。この反応物を62時間撹拌し、次いでジクロロメタンで希釈し、飽和塩化アンモニウム溶液(2回)およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。イソ−ヘキサン/酢酸エチルの3:1から2:3の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(126mg,38%)を白色泡状物として得た。
【0242】
【化95】
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14c(126mg,0.181mmol)のジクロロメタン(1.8mL)中の撹拌溶液に、窒素下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(141mg,147μL,0.635mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を1.75時間かけて周囲温度まで温めた。さらなるトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(20mg,21μL,0.091mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をさらに15分間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(164mg,221μL,1.27mmol)を添加した。さらに10分間の撹拌の後に、この反応混合物をエバポレートし、次いでアセトニトリル(18.1mL)に懸濁させた。この撹拌混合物を0℃まで冷却し、次いで2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(96mg,0.253mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(94mg,126μL,0.724mmol)を添加した。45分後、この反応を飽和塩化アンモニウム溶液(10mL)でクエンチし、そしてこの混合物をエバポレートして、有機揮発性物質を除去した。その残渣をジクロロメタンで希釈し、そしてその水層を分離し、そしてジクロロメタンで抽出した。その有機抽出物を飽和重炭酸ナトリウム、水、次いでブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、酢酸エチル/アセトン9:1で溶出するシリカゲルクロマトグラフィー、次いでアセトニトリル/水3:7から1:1の勾配を使用する分取逆相HPLCにより精製して、表題化合物(6.5mg,2工程で7%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 1.00 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.03 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.61 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.75 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.91−2.01 (m, 3H), 2.68−2.79 (m, 1H), 3.00 (dd, J=14.5, 3.6 Hz, 1H), 3.35−3.42 (m, 1H), 3.73−3.82 (m, 1H), 4.29 (d, J=9.6 Hz, 1H), 4.41 (d, J=12.9 Hz, 1H), 4.70 (d, J=12.3 Hz, 1H), 5.47 (q, J=7.3 Hz, 1H), 6.15 (q, J=6.6 Hz, 1H), 6.30−6.40 (m, 1H), 6.63 (d, J=16.1 Hz, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.82 (dd, J=8.7, 1.5 Hz, 1H), 7.95 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.21 (s, 1H), 8.79 (d, J=1.8 Hz, 1H). LCMS(m/z)522.2[M+H], Tr=1.60分。
【0243】
実施例15
【0244】
【化96】
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3−ブロモ−キノリン−6−カルボン酸(WO2011/090935においてのように調製,1.94g,7.70mmol)のテトラヒドロフラン(77mL)中の撹拌混合物に、2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン(2.03g,11.5mmol)およびN−メチルモルホリン(2.34g,2.54mL,23.1mmol)を添加した。この反応混合物を90分間撹拌し、次いでN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(751mg,7.70mmol)を一度に添加した。この反応混合物をさらに17時間撹拌し、そしてさらなるN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(375mg,3.85mmol)を添加し、次いでさらに5時間で、さらなる部分(175mg,1.80mmol)を添加した。この反応混合物をさらに1時間撹拌し、次いでジクロロメタンで希釈し、水、次いで飽和塩化アンモニウム溶液で洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの4:1から7:3の勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.43g,66%)をオフホワイトの固体として得た。
【0245】
【化97】
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メチルマグネシウムクロリド(テトラヒドロフラン中3M,4.85mL,14.5mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の撹拌溶液に、窒素下で、15a(1.43g,4.85mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を1時間撹拌し、次いで飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチした。この混合物をジエチルエーテルおよび水で希釈し、その有機層を分離し、そしてさらなる水で洗浄し、そして合わせた水性洗浄液をジエチルエーテルで逆抽出した。合わせた有機抽出物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を白色固体として得、これを次の工程に直接持ち越した。
【0246】
【化98】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(9mg,0.015mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(14mg,0.037mmol)を脱気水(9mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で15分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた濁った橙色混合物を室温まで冷却した。固体の1−(3−ブロモ−キノリン−6−イル)−エタノン(771mg,3.08mmol)およびギ酸ナトリウム(2.72g,40mmol)、その後、脱気テトラヒドロフラン(4.5mL)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で3時間激しく撹拌し、そして冷却した。次いで、これを酢酸エチルで希釈し、そしてこの混合物を水、次いでブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの3:2から1:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(616mg,79%)を灰色固体として得た。
【0247】
【化99】
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15c(560mg,2.22mmol)のトルエン(20mL)および1,4−ジオキサン(5mL)中の溶液に、N,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(740μL,3.46mmol)および3−ブタン酸tert−ブチル(741mg,844μL,5.22mmol)を添加し、ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(68mg,0.13mmol)を窒素下で添加し、そしてこの反応混合物を撹拌し、そして6時間加熱還流し、次いで冷却した。この混合物をエバポレートし、次いで、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの4:1から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、黄色ガム状物質を得た。このガム状物質を酢酸エチルに懸濁させ、そして飽和塩化アンモニウム溶液(2回)で洗浄し、その後、水、次いでブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、表題化合物(300mg,43%)を黄色油状物として得た。
【0248】
【化100】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(325mg,0.812mmol)、15d(231mg,0.738mmol)および粉末状4Åモレキュラーシーブのジクロロメタン(16mL)中の撹拌スラリーに、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(198mg,1.03mmol)、約20%の水を含む1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(174mg,1.03mmol)を添加し、その後、4−ジメチルアミノピリジン(90mg,0.738mmol)を添加した。この反応物を窒素下で16時間撹拌し、次いで濾過し、そしてその固体をジクロロメタンで洗浄した。その濾液を飽和塩化アンモニウム溶液(2回)および水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:1から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、を得た。表題化合物(307mg,60%)を黄色泡状物として得た。
【0249】
【化101】
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15e(150mg,0.216mmol)のジクロロメタン(2mL)中の撹拌溶液に、窒素下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(168mg,174μL,0.755mmol)を滴下により添加し、そしてこの反応混合物を2.25時間かけて周囲温度まで温めた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(195mg,263μL,1.51mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をさらに10分間撹拌し、エバポレートし、次いでアセトニトリル(21.6mL)に懸濁させた。この撹拌混合物を0℃まで冷却し、次いで2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(115mg,0.320mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(111mg,150μL,0.864mmol)を添加した。1時間後、この反応を飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチし、そしてこの混合物をエバポレートして、有機揮発性物質を除去した。その残渣をジクロロメタンで希釈し、そしてその有機層を分離し、そして飽和塩化アンモニウム(2回)およびブラインで洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、アセトニトリル/水の3:7から11:9の勾配を使用する分取逆相HPLCにより精製して、表題化合物(4.6mg,2工程で4%)をオフホワイトの固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 1.01 (app t, J=6.7 Hz, 6H), 1.62 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.70 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.75−1.85 (m, 1H), 1.91−2.05 (m, 3H), 2.70−2.80 (m, 1H), 2.98−3.06 (m, 1H), 3.36−3.45 (m, 1H), 3.74−3.84 (m, 1H), 4.26 (d, J=10.5 Hz, 1H), 4.42 (br d, J=12.3 Hz, 1H), 4.72−4.78 (m, 1H), 5.55 (q, J=7.1 Hz, 1H), 6.09 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.38−6.41 (m, 1H), 6.71 (d, J=16.1 Hz, 1H), 7.68 (dd, J=8.9, 1.9 Hz, 1H), 7.88−8.01 (m, 3H), 8.86 (d, J=2.0 Hz, 1H). LCMS(m/z)522.3[M+H], Tr=1.64分。
【0250】
実施例16
【0251】
【化102】
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7−ブロモ−2−クロロ−キノリン(1.05g,4.32mmol)およびトリブチル(1−エトキシビニル)スズ(1.95g,1.83mL,5.40mmol)のトルエン(21mL)中の混合物を20分間脱気した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(302mg,0.432mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下で撹拌し、そして80℃で24時間加熱し、その後、冷却した。揮発性物質をエバポレートし、そしてその残渣を1,4−ジオキサン(10mL)に懸濁させ、そして2Mの水性塩酸(5mL)を添加し、そしてこの反応混合物を30分間撹拌し、次いでエバポレートして有機物を除去した。その残渣を酢酸エチルおよび水で希釈し、そしてその有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その生成物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの9:1から4:1の勾配を使用して溶出する、10%w/wの炭酸カリウムをドープしたシリカゲルで精製して、表題化合物(422mg,48%)を黄色固体として得た。
【0252】
【化103】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(8.5mg,0.014mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(12.1mg,0.033mmol)を脱気水(5.5mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で20分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた濁った橙色混合物を室温まで冷却した。固体の16a(571mg,2.78mmol)およびギ酸ナトリウム(945mg,13.9mmol)、その後、脱気テトラヒドロフラン(5.5mL)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で4時間激しく撹拌し、そして冷却した。次いで、これを酢酸エチルで希釈し、そしてこの混合物を水で洗浄し、そしてその水層を酢酸エチルで逆抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの4:1から7:3の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(413mg,72%)をベージュ色の固体として得た。
【0253】
【化104】
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16b(360mg,1.73mmol)、ビニルトリフルオロホウ酸カリウム(279mg,2.08mmol)およびジクロロメタンと錯形成した[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(27mg,0.033mmol)の、乾燥n−プロパノール(27mL)中の混合物に、トリエチルアミン(175mg,241μL,1.73mmol)を添加し、そしてこの系を排気し、そして窒素でパージした(3回)。この反応混合物を撹拌し、そして3時間加熱還流し、その後、冷却した。この混合物を水に注ぎ、そしてジエチルエーテルで抽出し(2回)、そして合わせた有機抽出物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの7:3から3:2の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(270mg,78%)を白色固体として得た。
【0254】
【化105】
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16c(100mg,0.500mmol)および(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(203mg,0.550mmol)のジクロロメタン(10mL)中の撹拌混合物に、窒素下で、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(134mg,0.700mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(61mg,0.500mmol)を添加した。この反応混合物を16時間撹拌し、次いでジクロロメタンで希釈し、クエン酸溶液、水、次いでブラインで順番に洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:1から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(103mg,38%)を褐色固体として得た。
【0255】
【化106】
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16d(60mg,0.109mmol)およびHoveyda−Grubbs第2世代触媒(20.5mg,0.0328mmol)を1,2−ジクロロエタン(6mL)に懸濁させ、そしてこの混合物をマイクロ波反応器中100℃で1時間加熱した。得られた混合物を合わせ、同じ反応を、(10mg,0.0182)の(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(R)−1−(2−ビニル−キノリン−7−イル)−エチルエステルを使用して行った。揮発性物質をエバポレートし、そしてその残渣を、酢酸エチル/アセトンの1:0から4:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、褐色ガム状物質を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:3を使用する分取薄層クロマトグラフィーによりさらに精製して、表題化合物(1.8mg,3%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.84−1.02 (m, 6H), 1.26 (app s, 3H), 1.67−1.72 (m, 3H), 1.83−1.96 (m, 1H), 2.00−2.08 (m, 1H), 2.63−2.74 (m, 1H), 3.24 (d, J=4.5 Hz, 1H), 3.50 (d, J=7.6 Hz, 1H), 4.21 (app t, J=10.3 Hz, 1H), 4.53−4.61 (m, 1H), 5.55 (app t, J=7.3 Hz, 1H), 6.04−6.11 (m, 2H), 6.32 (d, J=7.8 Hz, 1H), 6.62 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.72−6.80 (m, 1H), 7.29−7.33 (m, 1H), 7.45 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.72 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.97−8.02 (m, 1H). LCMS(m/z)552.2[M+H], Tr=1.86分。
【0256】
実施例17
【0257】
【化107】
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アルゴン下で、ジイソプロピルアミン(2.51g,24.8mmol)のテトラヒドロフラン(150mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。n−ブチルリチウムのヘキサン中の溶液(2.5M,9.7mL,24mmol)を2分間かけて滴下により添加し、そして得られた溶液をさらに10分間撹拌した。次いで、この溶液をCO
2:アセトン浴中で−78℃まで冷却し、そして2,2−ジメチル−3−オキソブタン酸メチル(3.2g,22mmol)を30秒間かけて滴下により添加した。この溶液をさらに15分間撹拌し、そしてN−フェニル−ビス(トリフルオロメタンスルホンイミド)(8.4g,23.5mmol)を、テトラヒドロフラン(20mL)中の溶液として、カニューレを介して5分間かけて添加し、さらなるテトラヒドロフラン(10mL)で洗った。得られた溶液を10分間撹拌し、そして冷却浴から出した。さらに1時間撹拌した後に、この反応混合物を減圧中で濃縮し、そしてジエチルエーテル(150mL)で希釈した。その有機相を1Mの水性水酸化ナトリウム(1×100mL,1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、表題化合物(6.2g,100%)を琥珀色液体として得、これをさらに精製せずに使用した。
【0258】
【化108】
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17a(6.2g,22mmol)の無水ピリジン(11mL,140mmol)中の溶液を70℃まで加熱した。18.5時間後、その温度は90℃まで上昇した。合計72時間撹拌した後に、この反応混合物を、ジエチルエーテル(100mL)と3Mの水性塩酸(100mL)との撹拌混合物間で分配した。相を分離し、そしてその有機層を飽和水性重炭酸ナトリウム(75mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、表題化合物(2.7g,97%)をわずかに褐色の液体として得、これをさらに精製せずに使用した。
【0259】
【化109】
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アルゴン下で、ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムクロリド水和物(290mg,1.1mmol)を氷水浴中で冷却した。17b(1.4g,11.1mmol)およびピナコールボラン(2.4mL,16.5mmol)のジクロロメタン(3mL)中の溶液をカニューレによって添加し、さらなるジクロロメタン(2mL)で洗った。得られた混合物を冷却浴から出し、そして室温で72時間撹拌した。次いで、この反応物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、水(5mL)の滴下によりクエンチし、そして水(50mL)でさらに希釈した。有機相と水相とを分離し、そしてその水相を酢酸エチル(30mL)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、粗製残渣を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中5%から15%の酢酸エチル)により精製して、表題化合物(1.6g,57%)を無色油状物として得、これは、−15℃で静置すると結晶化した。
【0260】
【化110】
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6−ブロモ−3−クロロ−イソキノリン(485mg,2.0mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(560mg,2.2mmol)、酢酸カリウム(392mg,4.0mmol)、およびジクロロメタンと錯形成した[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(82mg,0.1mmol)の、1,4−ジオキサン(4mL)中の混合物を、マイクロ波中160℃で1時間加熱した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルで洗浄した。その濾液をエバポレートし、そしてその残渣を、ジクロロメタンからジクロロメタン/メタノール9:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(545mg,94%)を得た。
【0261】
【化111】
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17d(1.74g,6.0mmol)のテトラヒドロフラン(45mL)中の溶液を窒素下0℃で撹拌した。水酸化ナトリウム溶液(2M,9mL,18mmol)および過酸化水素(30%,2.5mL,24mmol)を滴下により添加した。この反応混合物を0℃で30分間撹拌した。水(30mL)を添加し、そしてこの溶液を2Mの塩酸でpH1に酸性にした。メタ重亜硫酸ナトリウム溶液(1M)を添加し、そしてこの混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄した。その有機溶液を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートして、表題化合物(662mg,61%)をオフホワイトの固体として得た。
【0262】
【化112】
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17e(1.25g,7.07mmol)およびトリブチル−(1−エトキシ−ビニル)−スズ(5.09g,4.77mL,14.1mmol)の1,4−ジオキサン(15mL)中の溶液に、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(992mg,1.41mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をマイクロ波中160℃で30分間加熱した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルで洗浄した。その濾液をエバポレートし、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの9:1から3:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、3−(1−エトキシ−ビニル)−イソキノリン−6−オール(670mg)をガム状物質として得、これを粗製のまま次の工程で使用した。3−(1−エトキシ−ビニル)−イソキノリン−6−オール(670mg)を1,4−ジオキサン(4mL)に懸濁させ、そして1,4−ジオキサン中4Mの塩酸(8mL)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で30分間撹拌した。その溶媒をエバポレートして、表題化合物(584mg,2工程で44%)を白色固体として得た。
【0263】
【化113】
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17f(384mg,2.05mmol)およびピリジン(0.51mL,6.16mmol)のジクロロメタン(30mL)中の溶液を、塩−氷浴中で5分間撹拌した。トリフルオロメタンスルホン酸無水物(0.415mL,2.46mmol)を滴下により添加し、そしてこの混合物を20分間かけて室温まで温めた。さらなるトリフルオロメタンスルホン酸無水物(0.1mL,0.6mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で10分間撹拌した。飽和塩化アンモニウム溶液を添加し、そしてこの混合物をジクロロメタンで抽出した。その有機抽出物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル19:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(300mg,44%)を白色固体として得た。
【0264】
【化114】
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水(2mL)中のジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(2mg,0.003mmol)に、室温で(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(3mg,0.008mmol)を添加した。この系を15分間脱気し、次いで70℃で1.5時間加熱した。この反応物を冷却し、そして17g(224mg,0.70mmol)の脱気無水テトラヒドロフラン(1mL)中の溶液を添加し、その後、ギ酸ナトリウム(237mg,3.50mmol)を添加した。この系を2分間脱気し、次いで40℃で1時間加熱した。室温まで冷却した後に、水を添加し、そしてこの水をジクロロメタンで抽出した(2回)。合わせた有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その生成物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(220mg,97%)を褐色油状物として得た。
【0265】
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
丸底フラスコに、17h(100mg,0.31mmol)、(E)−2,2−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ブタ−3−エン酸メチルエステル(91mg,0.36mmol)、ビス[(ジシクロヘキシル)(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン]パラジウム(II)クロリド(13mg,0.02mmol)、三塩基リン酸カリウム(198mg,0.93mmol)および塩化リチウム(40mg,0.93mmol)を入れた。この系を窒素でフラッシュし、そしてシクロペンチルメチルエーテル(1mL)および水(0.5mL)を添加した。この反応物を90℃で1時間加熱し、次いで室温まで冷却した。酢酸エチルを添加し、そしてこの溶液を水で洗浄した。その有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:2を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(70mg,75%)を黄色油状物として得た。
【0266】
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
テトラヒドロフラン(1mL)、メタノール(0.5mL)および水(0.5mL)中の17i(140mg,0.47mmol)に、水酸化リチウム一水和物(39mg,0.93mmol)を室温で添加した。この反応物を3時間撹拌し、そして2Mの水性塩酸(0.5mL)を添加することによりクエンチした。この反応物を減圧中で濃縮し、その後、メタノール、次いでトルエンから共エバポレートした。得られた黄色固体を粗製のまま使用した。
【0267】
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
無水ジクロロメタン(5mL)中の1e(250mg,0.47mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(128μL,0.70mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で2時間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(252μL,1.41mmol)を添加し、次いで減圧中で濃縮し、そしてトルエンと共エバポレートして、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを白色固体として得た。無水N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の17j(134mg,0.47mmol)に、窒素の雰囲気下室温で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(420μL,2.35mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(250mg,0.66mmol)を添加した。この溶液を室温で3分間撹拌し、その後、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの無水N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の溶液を添加した。この反応物を16時間撹拌した。この反応を水でクエンチし、そして酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトン1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(220mg,3工程で67%)をオフホワイトの固体として得た。
【0268】
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
テトラヒドロフラン(3mL)、メタノール(1.5mL)および水(1.5mL)中の17k(220mg,0.31mmol)に、水酸化リチウム一水和物(53mg,1.26mmol)を室温で添加した。この反応物を1.25時間撹拌し、そして2Mの水性塩酸(0.64mL)を添加することによりクエンチした。この反応物を減圧中で濃縮し、その後、メタノール(2回)、次いでアセトニトリル(6回)から共エバポレートした。得られた残渣を無水N,N−ジメチルホルムアミド(4mL)に溶解させ、そしてシリンジポンプを介して2時間かけて、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(271mg,0.79mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(288mg,2.36mmol)および粉末状の4Åモレキュラーシーブ(3g)の1,2−ジクロロエタン(103mL)中の懸濁物に50℃で添加した。この添加の後に、この反応物を50℃で3時間撹拌し、室温まで冷却し、そしてセライトで濾過した。その濾液をその体積の1/3まで濃縮し、ジクロロメタンで希釈し、そして水(2回)で洗浄した。その有機層を、疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトン1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、オフホワイトの固体を得た。その固体をジエチルエーテルで2回摩砕し、そして16時間減圧乾燥させて、表題化合物(65mg,2工程で38%)を白色粉末として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) 0.93 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.99 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.41 (s, 3H), 1.51 (s, 3H), 1.61 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.76 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.76 (m, 1H), 1.78−2.03 (m, 3H), 2.07−2.17 (m, 1H), 2.62−2.76 (m, 1H), 3.62−3.79 (m, 2H), 4.21−4.31 (m, 1H), 4.52−4.62 (m, 1H), 5.82−6.01 (m, 1H), 6.13 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.27 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.30−6.41 (m, 2H), 6.64 (d, J=16.1 Hz, 1H), 7.53 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.90 (d, J=8.5 Hz, 1H), 9.16 (s, 1H). LCMS(m/z)549.9[M+H], Tr=5.21分。
【0269】
実施例18
【0270】
【化119】
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酢酸エチル(10mL)中の化合物17(40mg,0.073mmol)に、10%の炭素担持パラジウム(30mg)を室温で添加した。この系を水素でパージし、そして16時間激しく撹拌した。この懸濁物をセライトで濾過し、そしてその濾液を減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトン1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、化合物18(8mg,20%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) 0.92 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.00 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.27 (s, 3H), 1.31 (s, 3H), 1.48 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.64−1.79 (m, 1H), 1.75 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.80−2.12 (m, 5H), 2.45 (td, J=12.7, 3.6 Hz, 1H), 2.68−2.93 (m, 2H), 3.62−3.78 (m, 2H), 3.86 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.37 (app t, J=8.3 Hz, 1H), 4.50−4.61 (m, 1H), 5.87−6.00 (m, 1H), 6.18 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.38 (d, J=8.7 Hz, 1H), 6.58 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.36 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.64 (s, 1H), 7.83 (d, J=8.5 Hz, 1H), 9.14 (s, 1H). LCMS(m/z)552.2[M+H], Tr=5.11分。
【0271】
実施例19
【0272】
【化120】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(339mg,0.920mmol)および(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(183mg,0.920mmol)のジクロロメタン(4.6mL)中の溶液に、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(211mg,1.10mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(56.2mg,0.46mmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で添加した。21時間後、この反応混合物をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィーにより直接精製して、表題化合物(224mg,42%)を明黄褐色固体として得た。
【0273】
【化121】
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無水ジクロロメタン(12mL)中の19a(800mg,1.38mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(374μL,2.07mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で2時間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(480μL,2.75mmol)を添加し、次いで減圧中で濃縮して、白色固体を得た。この固体に、(E)−(R)−2−エチル−ペンタ−3−エン酸(188mg,1.65mmol)の無水アセトニトリル(12mL)中の溶液を添加し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(240μL,1.38mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウランヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(733mg,1.93mmol)を添加した。この反応物を室温で3時間撹拌し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:2、次いで1:5を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(250mg,2工程で74%)を粘性黄色油状物として得た。
【0274】
【化122】
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無水トルエン(113mL)中の19b(200mg,0.34mmol)に、窒素の雰囲気下70℃で、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(42mg,0.07mmol)を添加した。この反応物を120℃で2時間加熱し、その後、さらなる量のHoveyda−Grubbs第2世代触媒(30mg,0.05mmol)を添加した。120℃でさらに2時間後、この反応物を室温まで冷却し、そしてメタノール(2mL)中のイソシアノ酢酸カリウム(83mg)を添加した。この反応物を1時間撹拌し、シリカを添加し、次いで減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチル/アセトン3:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、褐色固体を得た。これを、逆相分取HPLCによってさらに精製して、表題化合物(2.2mg,1%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) 0.97 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.02 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.11 (t, J=7.4 Hz, 3H), 1.64 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.70 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.71−2.06 (m, 7H), 2.66−2.82 (m, 1H), 3.13−3.22 (m, 1H), 3.75−3.85 (m, 1H), 4.30−4.48 (m, 2H), 5.51−5.67 (m, 1H), 6.07 (q, J=6.3 Hz, 1H), 6.48−6.57 (m, 1H), 6.61 (d, J=16.5 Hz, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.58 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.89 (s, 1H), 8.07 (d, J=8.7 Hz, 1H), 9.15 (s, 1H). LCMS(m/z)550.2[M+H], Tr=1.67分。
【0275】
実施例20
【0276】
【化123】
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無水ジクロロメタン(7mL)中の19a(390mg,0.67mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(182μL,1.01mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で1時間撹拌し、その後、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液でクエンチし、そして酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、白色固体を得た。この固体を無水アセトニトリル(4mL)に溶解させ、そして2−メチル−ブタ−3−エン酸(81mg,0.81mmol)、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(184mg,0.94mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(103mg,0.67mmol)を添加した。この反応物を室温で16時間撹拌し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1、次いで1:3を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(259mg,69%)を透明粘性油状物として得た。
【0277】
【化124】
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脱気無水トルエン(148mL)中の20a(250mg,0.44mmol)に、2,6−ジクロロベンゾキノン(8mg,0.04mmol)を添加した。この混合物を105℃まで加熱し、そしてHoveyda−Grubbs第2世代触媒(83mg,0.13mmol)の無水トルエン(20mL)中の溶液を、シリンジポンプを介して2時間かけて添加した。さらなる量のHoveyda−Grubbs第2世代触媒(28mg)を添加し、そしてこの反応物を1時間加熱還流した。この反応物を室温まで冷却し、シリカゲルを添加し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチル/アセトン1:0、次いで3:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、油状物を得た。これをジエチルエーテルおよび数滴の酢酸エチルで摩砕して、褐色固体を得、これを、酢酸エチル/アセトン5/1を使用する分取TLCによりさらに精製して、表題化合物(9mg,1%)をオフホワイトの固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) 0.97 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.38 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.62 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.70 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.72−1.82 (m, 2H), 1.91−2.01(m, 2H), 2.03−2.12 (m, 1H), 2.62−2.74 (m, 1H), 3.35 (app t, J=7.4 Hz, 1H), 3.59 (d, J=12.5 Hz, 1H), 3.65−3.77 (m, 1H), 4.26 (app t, J=8.9 Hz, 1H), 4.51−4.60 (m, 1H), 5.68−5.79 (m, 1H), 6.06 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.16 (d, J=9.2 Hz, 1H), 6.27 (d, J=9.2 Hz, 1H), 6.40 (dd, J=16.0, 7.8 Hz, 1H), 6.71 (d, J=16.0 Hz, 1H), 7.39 (dd, J=8.5, 1.3 Hz, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.93 (d, J=8.5 Hz, 1H), 9.16 (s, 1H). LCMS(m/z)536.2[M+H], Tr=1.63分。
【0278】
実施例21
【0279】
【化125】
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21aを、20aと同じ様式で、2−メチル−ブタ−3−エン酸を(R)−2−メチル−ペンタ−4−エン酸(Synlett 2002,No12,2039−2040に記載されるように調製,82mg,0.72mmol)で置き換えて調製して、表題化合物(280mg,67%)を白色泡状物として得た。
【0280】
【化126】
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無水トルエン(144mL)中の21a(250mg,0.43mmol)に、窒素の雰囲気下室温で、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(54mg,0.09mmol)を添加した。この反応物を120℃で2時間加熱し、その後、さらなる量のHoveyda−Grubbs第2世代触媒(25mg,0.04mmol)を添加した。120℃でさらに1時間後、この反応物を室温まで冷却し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチル/アセトン1:0、次いで3:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、褐色固体を得た。これをジエチルエーテル/酢酸エチル3:1で摩砕して、表題化合物(50mg,22%)をオフホワイトの固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) 0.91 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.99 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.29 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.59 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.67 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.70−1.84 (m, 1H), 1.92−2.15 (m, 4H), 2.33−2.48 (m, 1H), 2.63−2.98 (m, 3H), 3.53 (d, J=12.2 Hz, 1H), 3.60−3.72 (m, 1H), 4.42 (dd, J=6.7, 2.2 Hz, 1H), 4.52−4.61 (m, 1H), 5.62−5.74 (m, 1H), 6.11 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.16 (q, J=8.9 Hz, 1H), 6.42 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.53−6.66 (m, 1H), 6.75 (d, J=16.1 Hz, 1H), 7.37 (dd, J=8.7, 1.0 Hz, 1H), 7.80−7.96 (m, 3H), 9.16 (s, 1H). LCMS(m/z)550.3[M+H], Tr=1.50分。
【0281】
実施例22
【0282】
【化127】
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7−ブロモ−2−クロロ−キノリン(8.10g,33.4mmol)およびヨウ化ナトリウム(50.0g,334mmol)のアセトニトリル(27mL)中の撹拌スラリーに、塩化アセチル(3.56mL,50.0mmol)をゆっくりと添加した。このフラスコに栓をして密封し、そして80℃で3時間加熱し、その後、冷却した。この混合物を、10%w/wの炭酸カリウム水溶液(80mL)、5%w/wの亜硫酸ナトリウム水溶液(80mL)およびチオ硫酸ナトリウム飽和水溶液(80mL)で順番に処理し、そしてこの混合物をジクロロメタンで抽出した(2回)。合わせた有機抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、粗製7−ブロモ−2−ヨード−キノリンを得た。このキノリンに、トリブチル(1−エトキシビニル)スズ(13.6mL,40.1mmol)、1,4−ジオキサン(67mL)およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(2.37g,3.34mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を100℃で5時間加熱し、その後、冷却した。2Mの水性塩酸(67mL)を添加し、そしてこの反応物を1時間撹拌した。この混合物を濾過し、そしてその固体を酢酸エチルで洗浄し、そしてその濾液をエバポレートして有機物を除去した。その残渣を酢酸エチルで抽出し(3回)、そして合わせた有機抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その生成物を、イソ−ヘキサン中0%から6%の酢酸エチルの勾配で溶出する、10%w/wの炭酸カリウムをドープしたシリカゲルで精製して、表題化合物(5.5g,66%)を白色固体として得た。
【0283】
【化128】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(61mg,0.100mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(88mg,0.012mmol)を脱気水(40mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で5分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた濁った橙色混合物を室温まで冷却した。脱気テトラヒドロフラン(40mL)中の22a(5.00g,20mmol)を添加し、その後、ギ酸ナトリウム(6.8g,100mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で4時間激しく撹拌し、そして冷却した。次いで、これを酢酸エチルおよび水で希釈し、そしてその有機層を分離し、水およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン中0%から30%の酢酸エチルの勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(4.96g,98%)をオフホワイトの固体として得た。
【0284】
【化129】
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22b(1.00g,3.97mmol)およびトリエチルアミン(1.65mL,11.9mmol)の無水ジクロロメタン中の溶液に、0℃で、無水酢酸(0.75mL,7.93mmol)および4−(ジメチルアミノ)ピリジン(24mg,0.197mmol)を添加した。この反応混合物を撹拌し、そして室温まで温めた。1.5時間後、水(100mL)を添加し、そして層を分離した。その水相をジクロロメタン(2×100mL)で再度抽出し、そして合わせた有機物をブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン(66mL)、次いでイソ−ヘキサン/酢酸エチル95:5(300mL)、次いでイソ−ヘキサン/酢酸エチル9:1(1066mL)を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.16g,99%)を無色油状物として得た。
【0285】
【化130】
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酢酸22c(1.16g,3.95mmol)の無水アセトニトリル中の溶液に、酢酸パラジウム(II)(89mg,0.395mmol)、2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(496mg,4.35mmol)、トリ(o−トリル)ホスフィン(241mg,0.790mmol)およびトリエチルアミン(1.09mL,7.90mmol)を添加し、次いでこの混合物をマイクロ波中100℃で20分間加熱した。この反応混合物を減圧中で濃縮し、次いで水(200mL)を添加し、そしてその有機物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル95:5(300mL)、次いでイソ−ヘキサン/酢酸エチル9:1(1066mL)、次いでイソ−ヘキサン/酢酸エチル3:1(1066mL)を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(792mg,61%)を白色固体として得た。
【0286】
【化131】
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1e(1.29g,2.42mmol)のジクロロメタン(12mL)中の溶液を窒素下で氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.715mL,4.84mmol)を滴下により添加し、そして得られた溶液を1時間撹拌した。この反応をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.69mL,9.68mmol)でクエンチし、そしてこの反応混合物を減圧中で濃縮して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを白色固体として得、これをさらに精製せずに使用した。22d(792mg,2.42mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の溶液に、窒素下0℃で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.11mL,12.1mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.01g,2.66mmol)を添加した。得られた混合物を室温で15分間撹拌し、次いで0℃まで再度冷却し、そして先の工程で生成した(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを、N,N−ジメチルホルムアミド(10.7mL)中の溶液として添加した。次いで、この反応混合物を、撹拌しながら室温まで温めた。1時間後、この混合物を酢酸エチル(100mL)および水(100mL)で希釈した。その相を分離し、そしてその水性物質を酢酸エチル(100mL)で抽出した。合わせた有機物をブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン/アセトン95:5(1000mL)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン9:1(1L)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン85:15(1L)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン3:1(1L)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン7:3(1L)を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.11g,62%)を無色油状物として得た。
【0287】
【化132】
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22e(1.11g,1.50mmol)のテトラヒドロフラン(14.7mL)中の溶液を氷水浴中で冷却し、次いでメタノール(7.4mL)、水(7.4mL)、および水酸化リチウム一水和物(252mg,6.0mmol)を添加した。この混合物をこの氷水浴中で1時間撹拌し、次いで1Mの水性塩酸(6mL,6.0mmol)でクエンチした。得られた溶液を減圧中で濃縮し、そしてその粗製生成物を、メタノール(4×250mL)、次いでアセトニトリル(4×250mL)、およびトルエン(5×250mL)から濃縮した。次いで、単離した固体を一晩凍結乾燥機に静置して、表題化合物(853mg,定量的収率)を白色固体として得た。
【0288】
【化133】
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窒素下で、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(2.59g,7.51mmol)および4−(ジメチルアミノ)ピリジン(1.38g,11.3mmol)を1,2−ジクロロエタン(500mL)に溶解させ、そして得られた溶液を50℃まで加熱した。先の工程から得られた粗製セコ酸である22f(853mg,1.50mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(19mL)に溶解させ、そしてこの反応混合物に、シリンジポンプを介して6時間かけて滴下により添加した。この添加が完了した後に、このシリンジポンプをさらなるN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)ですすぎ、そしてこの反応混合物を50℃で40分間撹拌した。この時間の後に、この混合物を濃縮して残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン(66mL)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン4:1(726mL)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン7:3(726mL)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン3:2(726mL)を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。この最初のカラムは、N,N−ジメチルホルムアミドを含む不純な生成物(1.10g)を与えた。これにブライン(200mL)を添加し、そしてその有機物を酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。合わせた有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、N,N−ジメチルホルムアミドを含まない不純な生成物(900mg)を得た。この残渣を、イソ−ヘキサン/アセトン95:5(6L)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン93:7(1.5L)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン88:12(3L)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン82:16を使用する2回目のシリカゲルクロマトグラフィーにより、全ての生成物がこのカラムから溶出するまで精製した。87%の純度(バッチA)および77%の純度(バッチB)の2バッチの所望の生成物を単離した。バッチAを、100%のジエチルエーテルで2回摩砕して、表題化合物(241mg)を約90%〜95%の純度で得た。バッチBの、分取逆相HPLCによる精製は、表題化合物(181mg)を約95%より高い純度で与えた。バッチAとバッチBとを合わせて、表題化合物(422mg,51%)を白色固体として得た。
1H NMR (500 MHz, CD
3OD) 0.94 (app t, J=6.7 Hz, 6H), 1.34 (s, 3H), 1.48 (s, 3H), 1.58 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.62−1.75 (m, 5H), 1.82−1.91 (m, 1H), 1.92−2.03 (m, 2H), 2.66−2.78 (m, 1H), 3.78 (app d, J=8.5 Hz, 1H), 4.25−4.33 (m, 1H), 4.34−4.43 (m, 1H), 5.71 (q, J=7.3 Hz, 1H), 5.89 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.24 (d, J=16.0 Hz, 1H), 6.46 (d, J=16.0 Hz, 1H), 7.27 (br d, J=9.8 Hz, 1H), 7.38 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.60 (s, 1H), 7.75 (ABq, Δδ
AB=0.03, J
AB=8.54 Hz, 2H), 8.18 (d, J=7.9 Hz, 1H). LCMS(m/z)550.1[M+H], Tr=2.24分。
【0289】
実施例23
【0290】
【化134】
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6−ブロモ−3−クロロ−イソキノリン(2.0g,8.25mmol)のn−プロパノール(90mL)中の溶液を調製し、そしてビニルトリフルオロホウ酸カリウム(1.11g,8.25mmol)を添加した。この溶液を窒素で10分間パージし、その後、ジクロロメタンと錯形成した[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(128mg,0.157mmol)およびトリエチルアミン(1.15mL,8.25mmol)を添加した。次いで、この反応混合物を窒素でさらに3分間パージし、その後、1時間加熱還流した。次いで、この反応混合物を室温まで冷却し、そして水を添加した。次いで、その有機物をジエチルエーテル(3×150mL)で抽出した。合わせた有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテル9:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.26g,80%)を油状物として得た。
【0291】
【化135】
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23a(1.24g,6.54mmol)の、メタノール(125mL)およびジクロロメタン(125mL)中の懸濁物を−78℃まで冷却した。この反応物を、青色が持続するまで(約15分間)オゾン処理し、次いで、この反応混合物に窒素を15分間吹き込んで、オゾンをパージした。次いで、この反応物を固体の重炭酸ナトリウム(549mg,6.54mmol)およびジメチルスルフィド(1.31mL,1.31mmol)で処理した。この混合物を室温まで温め、そして3時間後、この反応混合物を減圧中で濃縮した。水(200mL)をその残渣に添加し、そしてその水層をジクロロメタン(3×200mL)で抽出した。合わせた有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、表題化合物(1.02g,81%)を油状物として得た。
【0292】
【化136】
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23b(1.02g,5.32mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液に、0℃でトリメチル(トリフルオロメチル)シラン溶液(3.19mL,テトラヒドロフラン中2M,6.38mmol)を添加し、その後、テトラブチルアンモニウムフルオリド溶液(0.053mL,テトラヒドロフラン中1M,0.053mmol)を添加し、そして得られた溶液を0℃で1.5時間撹拌した。次いで、この反応混合物を室温まで温め、そして2Mの塩酸(10mL)を添加し、そしてこの混合物を10分間撹拌し、その後、水(200mL)を添加した。次いで、その水層を酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、表題化合物(1.30g,93%)を固体として得た。
【0293】
【化137】
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23c(1.30g,4.97mmol)のジクロロメタン(14.7mL)中の溶液に、0℃でDess−Martinペルヨージナン溶液(14.7mL,ジクロロメタン中15%,6.96mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を撹拌し、そして室温まで温めた。1Mの水性メタ重亜硫酸ナトリウム(100mL)を添加し、そしてこの反応混合物を15分間撹拌した。この混合物に重炭酸ナトリウム飽和水溶液(100mL)を添加し、そしてその水層をジクロロメタン(3×100mL)で抽出した。合わせた有機物を重炭酸ナトリウム飽和水溶液(200mL)で洗浄し、その後、ブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、表題化合物(1.0g,78%)を固体として得た。
【0294】
【化138】
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23d(686mg,2.64mmol)、(R)−2−メチル−2−プロパンスルフィンアミド(400mg,3.30mmol)およびチタン(IV)イソプロポキシド(1.95mL,6.60mmol)のテトラヒドロフラン(27.4mL)中の混合物を16時間加熱還流し、次いで室温まで冷却した。この反応混合物を減圧中で濃縮し、そしてジエチルエーテル(27.4mL)に再度溶解させ、次いで−78℃まで冷却した。この混合物に、L−selectride(登録商標)溶液(7.93mL,テトラヒドロフラン中1.0M,7.93mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を−78℃で1時間撹拌した。次いで、ブライン(30mL)を添加し、そしてこの混合物を室温まで温めた。さらなるブライン(200mL)および酢酸エチル(300mL)を添加し、そして層を分離した。その水相をジクロロメタン(500mL)で再度抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、ジクロロメタンからジクロロメタン/メタノール99:1の勾配溶出を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(553mg,収率57%,94% d.e.)を得た。
【0295】
【化139】
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23e(553mg,1.52mmol)のメタノール(10mL)中の溶液に、1,4−ジオキサン中4Mの塩酸溶液(1.52mL,6.06mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で30分間撹拌した。さらなる1,4−ジオキサン中4Mの塩酸溶液(1.52mL,6.06mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で30分間撹拌し、次いで減圧中で濃縮して、表題化合物(507mg,定量的収率)を得た。
【0296】
【化140】
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23f(507mg,1.52mmol)およびトリエチルアミン(0.84mL,6.08mmol)のジクロロメタン(20mL)中の混合物を0℃で撹拌して、溶液を得た。次いで、重炭酸ジ−tert−ブチル(497mg,2.28mmol)のジクロロメタン(4mL)中の溶液を添加し、そしてこの反応混合物を撹拌し、そして24時間かけて室温まで温めた。水(200mL)を添加し、そしてその水層をジクロロメタン(3×100mL)で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、残渣(816mg)を得た。この残渣をジクロロメタン(20mL)に溶解させ、そして0℃まで冷却し、次いでトリエチルアミン(0.84mL,6.08mmol)を添加し、その後、重炭酸ジ−tert−ブチル(497mg,2.28mmol)のジクロロメタン(4mL)中の溶液を添加し、そしてこの反応混合物を撹拌し、そして72時間かけて室温まで温めた。さらなる重炭酸ジ−tert−ブチル(162mg,0.74mmol)を添加し、そして撹拌を30分間続け、次いで水(100mL)を添加し、そしてその水層をジクロロメタン(2×50mL)で抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル9:1からイソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1の勾配溶出を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(140mg,25%)を油状物として得た。
【0297】
【化141】
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23g(135mg,0.37mmol)のn−プロパノール(6mL)中の溶液に、ビニルトリフルオロホウ酸カリウム(55mg,0.412mmol)、ジクロロメタンと錯形成した[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(5.8mg,0.007mmol)およびトリエチルアミン(0.052mL,0.37mmol)を添加した。この懸濁物を排気し、そして窒素で3回パージし、その後、100℃で2時間加熱した。この時間の後に、さらなるビニルトリフルオロホウ酸カリウム(100mg,0.748mmol)を添加し、そして加熱を100℃で16時間続けた。この時間の後に、さらなるジクロロメタンと錯形成した[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(9mg,0.011mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をマイクロ波反応器中150℃で90分間加熱した。この時間の後に、さらなるジクロロメタンと錯形成した[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(9mg,0.011mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をマイクロ波反応器中150℃で10分間加熱した。水(100mL)をこの反応混合物に添加し、次いで、その水層をジエチルエーテル(2×100mL)で抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、表題化合物(132mg,定量的収率)を得た。
【0298】
【化142】
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23h(132mg,0.37mmol)のメタノール(2mL)中の溶液に、1,4−ジオキサン中4Mの塩酸(0.37mL,0.75mmol)を添加し、そしてこの混合物を室温で30分間撹拌した。さらなる1,4−ジオキサン中4Mの塩酸(3.0mL,6.08mmol)を添加し、そして撹拌を2時間続け、次いでこの反応混合物を減圧中で濃縮して、残渣を得た。次いで、この残渣をジエチルエーテル(2mL)から、その後、アセトニトリル(10mL)から濃縮し、そしてこれを2回繰り返して、(S)−2,2,2−トリフルオロ−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチルアミン塩酸塩(108mg,定量的収率)を得た。(S)−2,2,2−トリフルオロ−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチルアミン塩酸塩(108mg,0.374mmol)のアセトニトリル(2mL)中の懸濁物に、窒素下0℃で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(138mg,0.37mmol)、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(100mg,0.52mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(63mg,水中20wt%,0.37mmol)を添加した。得られた懸濁物を0℃で15分間撹拌し、その後、氷水浴から出し、そして室温で16時間撹拌した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.5mL,2.87mmol)を添加し、そしてこの溶液を室温で2.5時間撹拌し、この時点でさらなる(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(69mg,0.19mmol)を添加し、そして撹拌を続けた。1時間後、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(134mg,0.70mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で1時間撹拌した。この時間の後に、この混合物を減圧中で濃縮し、そしてその残渣を酢酸エチル(60mL)で希釈した。水(50mL)を添加し、そして層を分離した。その水相を酢酸エチル(2×10mL)で再度抽出し、次いで、合わせた有機物を塩化アンモニウム(2×50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル9:1からイソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1からイソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1、そして最後にイソ−ヘキサン/酢酸エチル0:1の勾配溶出を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。これにより、表題化合物(124mg,55%)を得た。
【0299】
【化143】
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23i(124mg,0.21mmol)のトルエン(69mL)中の溶液に、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(13mg,0.02mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を115℃で1.5時間加熱した。さらなるHoveyda−Grubbs第2世代触媒(13mg,0.02mmol)を添加し、そして加熱を120℃で50分間続けた。さらなるHoveyda−Grubbs第2世代触媒(13mg,0.02mmol)を添加し、そして加熱を120℃で30分間続けた。この時間の後に、この混合物を室温まで冷却し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチルから酢酸エチル/アセト9:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。不純な生成物(28.3mg)を集め、これを、酢酸エチル/アセトン95:5で溶出する分取TLCによりさらに精製して、表題化合物(4mg,3%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) 0.99 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.29−1.39 (m, 1H), 1.69 (d, J=7.4 Hz, 3H), 1.74−2.01 (m, 5H), 2.73 (td, J=12.9, 2.9 Hz, 1H), 2.99−3.11 (m, 1H), 3.74−3.83 (m, 1H), 4.26 (d, J=10.0 Hz, 1H), 4.41 (br d, J=13.2 Hz, 1H), 5.48 (q, J=7.4 Hz, 1H), 5.84 (q, J=8.3 Hz, 1H), 6.58 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.62−6.71 (m, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.76 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.89 (s, 1H), 8.13 (d, J=8.6 Hz, 1H), 9.22 (s, 1H). LCMS(m/z)575.2[M+H], Tr=1.53分。
【0300】
実施例24
【0301】
【化144】
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(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エタノール(295mg,1.17mmol)の無水アセトニトリル(12mL)中の溶液に、ブタ−3−エン酸tert−ブチルエステル(0.44mL,2.75mmol)、ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(25mg,0.049mmol)およびN,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(0.39mL,1.83mmol)を添加し、次いでこの混合物を2時間加熱還流した。この反応混合物を減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル95:5を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(348mg,95%)を白色固体として得た。
【0302】
【化145】
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ジクロロメタン(20mL)中の24a(363mg,1.16mmol)および(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(505mg,1.26mmol)に、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(311mg,1.62mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(142mg,1.16mmol)を添加した。次いで、この反応混合物を室温で16時間撹拌した。この混合物に塩化アンモニウム飽和水溶液(100mL)を添加し、そしてその水層をジクロロメタン(2×50mL)で抽出した。その水相をジクロロメタン(20mL)でさらに洗浄し、そして合わせた有機物をブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1(120mL)、次いでイソ−ヘキサン/酢酸エチル7:3(855mL)、次いでイソ−ヘキサン/酢酸エチル3:2(540mL)を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(357mg,44%)を白色固体として得た。
【0303】
【化146】
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24b(342mg,0.492mmol)のジクロロメタン(2.5mL)中の溶液に、0℃でトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.18mL,0.96mmol)を添加し、そしてこの淡黄色溶液を0℃で2.75時間撹拌した。さらなるトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.073mL,0.45mmol)を添加し、そして撹拌を1.33時間続けた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.6mL,3.44mmol)を添加し、そしてこの混合物を10分間撹拌し、次いで減圧中で濃縮して、中間体である(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(R)−1−[7−((E)−3−カルボキシ−プロペニル)−キノリン−2−イル]−エチルエステル(266mg,0.45mmol)を得た。(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(R)−1−[7−((E)−3−カルボキシ−プロペニル)−キノリン−2−イル]−エチルエステル(266mg,0.45mmol)のアセトニトリル(50mL)中の溶液に、窒素下0℃で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.343mL,1.971mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(262mg,0.70mmol)を添加した。この混合物を0℃で撹拌し、そして16時間かけて室温まで温めた。この反応混合物に2Mの水性塩酸溶液(20mL)を添加し、そしてこの混合物を減圧中で濃縮した。その水層をジクロロメタン/メタノール9:1(2×100mL)で抽出した。合わせた有機物を飽和炭酸水素ナトリウム溶液(2×200mL)、次いでブライン(1×100mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、酢酸エチル/アセトン97:3から酢酸エチル/アセトン94:6の勾配溶出を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。45mgの不純な生成物を集め、これをジエチルエーテルで摩砕して、表題化合物(25.4mg,10%)を淡黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.99 (d, J=6.48 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.64 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.66−1.72 (m, 1H), 1.74 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.85−2.08 (m, 4H), 2.75 (dd, J=2.9, 12.9 Hz, 1H), 2.97−3.07 (m, 1H), 3.35−3.40 (m, 1H), 3.79−3.88 (m, 1H), 4.23 (d, J=10.5 Hz, 1H), 4.43 (br d, J=11.2 Hz, 1H), 5.72 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.94 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.41 (d, J=16.7 Hz, 1H), 6.55 (dt, J=4.7, 16.7 Hz, 1H), 7.40 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.75 (dd, J=1.3, 8.7 Hz, 1H), 7.81 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)522.2[M+H], Tr=1.90分。
【0304】
実施例25
【0305】
【化147】
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(S)−6−ブロモ−インダン−1−オール(1.0462g,4.910mmol,WO 2009/003719に記載されるように調製)の無水テトラヒドロフラン(20mL)中の冷(−20℃)溶液を、トリエチルアミン(2.7mL,19.639mmol)およびメタンスルホニルクロリド(760μL,9.820mmol)で順番に処理した。−30℃で2.5時間撹拌した後に、メチルアミンの溶液(テトラヒドロフラン中2M,25mL,50mmol)を添加した。室温で22.5時間撹拌した後に、この反応混合物を濾過した。その白色固体をジエチルエーテルですすいだ。その濾液をエバポレートにより乾固させて、表題化合物(1.11g,定量的収率)を白色固体として得た。
【0306】
【化148】
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25a(1.11g,4.910mmol)の溶液を、重炭酸ジ−tert−ブチル(1.714g,7.856mmol)およびトリエチルアミン(690μL,4.91mmol)で順番に処理した。25.5時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から9:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.4224g,89%)を白色固体として、回転異性体の混合物として得た。
【0307】
【化149】
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25b(1.4224g,4.363mmol)、[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(71.3mg,0.087mmol)、ビニルトリフルオロホウ酸カリウム(701.3mg,5.236mmol)およびトリエチルアミン(610μL,4.363mmol)の無水n−プロパノール(40mL)中の溶液を、窒素を30分間吹き込むことによって脱気した。次いで、この赤色懸濁物を17.5時間還流した。室温まで冷却した後に、この混合物を水でクエンチし、そしてその水層をジエチルエーテルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(977.3mg,82%)を白色固体として、回転異性体の混合物として得た。
【0308】
【化150】
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25c(977.3mg,3.575mmol)のジクロロメタン(20mL)中の冷(0℃)溶液をトリフルオロ酢酸(5mL)で処理した。室温で30分間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そして残留するトリフルオロ酢酸をトルエンとの共沸(3回)により除去して、対応するアンモニウム塩を桃色固体として得た。この粗製アンモニウム塩、粗製(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(3.932mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.5mL,14.300mmol)のアセトニトリル(60mL)中の冷(0℃)溶液を2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.903g,5.005mmol)で処理した。室温で20時間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,100mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:2の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を混合物としてを得、これを酢酸エチルに溶解させ、そして水性炭酸カリウムで洗浄した。その有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去して、表題化合物(798.9mg,36%)を白色固体として、回転異性体の混合物として得た。
【0309】
【化151】
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化合物25eを、22eと同じ様式で、25dを1eの代わりに使用して、27%の収率で、回転異性体の複雑な混合物として調製した。
【0310】
【化152】
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25e(238.3mg,0.390mmol)のジクロロエタン(100mL)中の溶液をHoveyda−Grubbs第2世代触媒(48.9mg,0.078mmol)で処理した。還流させながら1.5時間撹拌した後に、この反応物を室温まで冷却し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、酢酸エチル/メタノールの1:0から95:5の連続的勾配を用いて重力により溶出する10gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィー、その後、酢酸エチル/メタノール97:3で溶出する分取TLC(2回の溶出)により精製して、最終化合物(10.2mg,5%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3CN) δ 0.85−0.97 (m, 6H), 1.21−1.35 (m, 8H), 1.42−1.62 (m, 3H), 1.64−1.77 (m, 2H), 1.80−1.89 (m, 2H), 2.27−2.38 (m, 2H), 2.52 (dd, J=7.6, 3.1 Hz, 1H), 2.76 (s, 3H), 2.82−3.06 (m, 2H), 3.27−3.35 (m, 1H), 3.47 (s, 3H), 3.80−3.91 (m, 1H), 4.06 (dd, J=9.1, 8.2 Hz, 1H), 4.23 (d, J=11.8 Hz, 1H), 4.41 (dd, J=12.9, 3.6 Hz, 1H), 5.44 (app 五重線, J=8.0 Hz, 1H), 6.10−6.30 (m, 2H), 6.43 (d, J=16.0 Hz, 1H), 6.88 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.96 (d, J=9.4 Hz, 1H), 7.04 (s, 1H), 7.13−7.28 (m, 2H). LCMS(m/z)582.3[M+H], Tr=2.57分。
【0311】
実施例26
【0312】
【化153】
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(S)−4−ベンジル−3−((R)−2−メチル−ペンタ−4−エノイル)−オキサゾリジン−2−オン(1.65g,6.04mmol,Synlett 2002,12,2039−2040においてと同様に調製)のエタノール/水(22mL,10:1)中の溶液を塩化ロジウム(III)水和物(31.6mg,0.15mmol)で処理した。85℃で24時間撹拌した後に、この反応混合物を室温まで冷却し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(892.7mg,54%)を無色油状物として得た。
【0313】
【化154】
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26a(893mg,3.27mmol)のテトラヒドロフラン/水(30mL,2:1)中の冷(0℃)溶液を、過酸化水素(1.7mL,16.33mmol,水中30%)および水酸化リチウム水和物(274mg,6.53mmol)で順番に処理した。0℃で1.5時間撹拌した後に、この反応をメタ重亜硫酸ナトリウム(6.2g,32.66mmol)でクエンチした。室温で40分間撹拌した後に、この混合物を塩酸(2M)で酸性にし、そしてその水層をジクロロメタンで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、相分離器で濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(307.1mg,82%)を無色油状物として得た。
【0314】
【化155】
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化合物26cを、メチル−((R)−6−ビニル−インダン−1−イル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルと同じ様式で、(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エタノールを((R)−6−ブロモ−インダン−1−イル)−メチル−カルバミン酸tert−ブチルエステルの代わりに使用して、定量的収率で調製した。
【0315】
【化156】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(261.2mg,0.653mmol)、26c(108.4mg,0.544mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(79.7mg,0.653mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液をN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(166.9mg,0.870mmol)で処理した。室温で17時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:4から0:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(139.6mg,44%)を白色固体として得た。
【0316】
【化157】
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26d(139.6mg,0.240mmol)の無水ジクロロメタン(10mL)中の冷(0℃)溶液をメタンスルホン酸トリメチルシリル(90μL,0.480mmol)で処理した。0℃で1.5時間撹拌した後に、この反応を飽和重炭酸ナトリウムでクエンチした。その水層をジクロロメタンで抽出した。その有機物を合わせ、相分離器で濾過し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去し、中間体であるアミンを得た。このアミン、(E)−(R)−2−メチル−ペンタ−3−エン酸(32.9mg,0.288mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(38.9mg,0.288mmol)のアセトニトリル(10mL)中の溶液をN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(64.4mg,0.336mmol)で処理した。室温で17.5時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(69.8mg,50%)を無色油状物として得た。
【0317】
【化158】
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化合物26を、化合物25と同じ様式で、26eを(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((2R,3R)−3−メトキシ−2−メチル−ヘプタ−6−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチル−((R)−6−ビニル−インダン−1−イル)−アミドの代わりに使用して、4%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.94−1.00 (m, 6H), 1.47 (d, J=7.6 Hz, 3H), 1.63 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.67−1.80 (m, 5H), 1.85−2.07 (m, 3H), 2.76 (td, J=12.1, 3.3 Hz, 1H), 3.79−3.86 (m, 1H), 4.28 (d, J=10.5 Hz, 1H), 4.36−4.46 (m, 1H), 5.73 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.93 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.32−6.51 (m, 2H), 7.41 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.77−7.85 (m, 2H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)536.1[M+H], Tr=1.80分。
【0318】
実施例27
【0319】
【化159】
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(R)−4−ベンジル−3−プロピオニル−オキサゾリジン−2−オン(3.00g,12.9mmol)の無水テトラヒドロフラン(40mL)中の冷(−78℃)溶液をカリウムビス(トリメチルシリル)アミド(19.3mL,19.3mmol,テトラヒドロフラン中1M)で処理した。−78℃で0.45時間撹拌した後に、この混合物を臭化アリル(5.6mL,64.3mmol)で処理した。−40℃で2時間撹拌した後に、この反応を2Mの塩酸でクエンチした。その水性物質を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の連続勾配で溶出する50gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.73g,78%)を無色油状物として得た。
【0320】
【化160】
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27a(2.73g,9.97mmol)のエタノール/水(22mL,10:1)中の溶液を塩化ロジウム(III)水和物(52mg,0.25mmol)で処理した。85℃で3時間撹拌した後に、この反応混合物を室温まで冷却し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する50gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.76g,65%)を無色油状物として得た。
【0321】
【化161】
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27b(1.76g,6.44mmol)のテトラヒドロフラン/水(60mL,2:1)中の冷(0℃)溶液を、過酸化水素(3.3mL,32.2mmol,水中30%)および水酸化リチウム水和物(534mg,12.9mmol)で順番に処理した。0℃で2時間撹拌した後に、この反応をメタ重亜硫酸ナトリウム(12.2g,64.4mmol)でクエンチした。室温で1時間撹拌した後に、この混合物を2Mの塩酸で酸性にし、そしてその水層をジクロロメタン(2×100mL)で抽出した。その有機物を合わせ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する50gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(463mg,63%)を無色油状物として得た。
【0322】
【化162】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(R)−1−(7−ビニル−キノリン−2−イル)−エチルエステル(380mg,0.65mmol)の無水ジクロロメタン(10mL)中の冷(0℃)溶液をメタンスルホン酸トリメチルシリル(237μL,1.31mmol)で処理した。0℃で1時間撹拌した後に、この反応を飽和重炭酸ナトリウムでクエンチした。その水層をジクロロメタンで抽出した。その有機物を分離して合わせ、揮発性物質を減圧中で除去して、中間体のアミン(305mg)を得た。このアミン、27c(90mg,0.76mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(103mg,0.76mmol)のアセトニトリル(20mL)中の溶液をN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(170mg,0.89mmol)で処理した。室温で16時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の連続勾配で溶出する25gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(236mg,65%)を無色油状物として得た。
【0323】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
化合物27を、化合物25と同じ様式で、27dを(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((2R,3R)−3−メトキシ−2−メチル−ヘプタ−6−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチル−((R)−6−ビニル−インダン−1−イル)−アミドの代わりに使用して、5%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.85−1.00 (m, 6H), 1.30 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.58 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.62−1.80 (m, 6H), 1.83−2.07 (m, 3H), 2.70−2.82 (m, 1H), 3.38−3.48 (m, 1H), 3.76−3.84 (m, 1H), 4.20−4.28 (m, 1H), 4.36−4.47 (m, 1H), 5.62−5.74 (m, 1H). 5.93 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.30−6.51 (m, 2H), 7.39 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.63 (s, 1H), 7.70−7.80 (m, 2H), 8.13−8.22 (m, 1H). LCMS(m/z)536.2[M+H], Tr=2.15分。
【0324】
実施例28
【0325】
【化164】
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炭酸カリウム(647mg,4.68mmol)および重炭酸ジ−tert−ブチル(716mg,3.28mmol)をジクロロメタン(10mL)中の2−(3−ブロモ−フェニル)−ピペリジン(750mg,3.12mmol)に添加した。室温で一晩撹拌した後に、水(20mL)をこの溶液に添加した。得られた二相溶液を、有機相と水相とに分離した。その水相をジクロロメタン(20mL)で逆抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、表題化合物(1.03g,97%)を淡黄色油状物として得た。
【0326】
【化165】
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28a(1.03g,3.03mmol)およびビニルトリフルオロホウ酸カリウム(488mg,3.64mmol)のn−プロパノール(30mL)中の溶液に、窒素の雰囲気下で、1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II),ジクロロメタン付加体(49mg,0.06mmol)およびトリエチルアミン(306mg,422μL,3.03mmol)を添加した。この反応物を加熱還流し、そして3時間撹拌し、その後、室温まで冷却した。この反応混合物を水に注ぎ、そして得られた溶液をジエチルエーテル(3×30mL)で抽出した。合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。得られた残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の段階的な勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(652mg,75%)を淡黄色油状物として得た。
【0327】
【化166】
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(2R,3R)−1−((1R,5S)−10,10−ジメチル−3,3−ジオキソ−3λ
*6
*−チア−4−アザ−トリシクロ[5.2.1.0
*1,5
*]デカ−4−イル)−3−ヒドロキシ−2−メチル−ヘプタ−6−エン−1−オン(250mg,0.703mmol)の無水ジクロロメタン(7mL)中の溶液を調製し、そしてトリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート(208mg,1.406mmol)を添加した。この反応混合物を室温で15時間撹拌した。この反応混合物を、メタノール(1mL)、次いで2Mの塩酸(20mL)、および飽和ブライン(20mL)で処理した。この混合物を酢酸エチル(3×15mL)で抽出し、そしてこの抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、黄色ガム状物質を得た。このガム状物質を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(223mg,86%)を無色ガム状物質として得た。
【0328】
【化167】
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水中2Mの水酸化リチウムの溶液(5mL,10mmol)を、28c(223mg,0.60mmol)のテトラヒドロフラン(15mL)中の撹拌溶液に添加した。この撹拌混合物を60℃で15時間加熱した。この反応混合物を部分的にエバポレートし、その後、2Mの塩酸(20mL)を添加した。この溶液を酢酸エチル(3×15mL)で抽出した。この抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、黄色ガム状物質(209mg)を得た。このガム状物質を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル3:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(68mg,66%)を黄色ガム状物質として得た。
【0329】
【化168】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチルブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロエチルエステル(316mg,0.59mmol)の無水ジクロロメタン(10mL)中の溶液を窒素雰囲気下で0℃まで冷却し、その後、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(160μL,0.885mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で2時間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(413μl,2.36mmol)を添加して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロエチルエステルを得た。この混合物をエバポレートし、そしてその残渣を(2R,3R)−3−メトキシ−2−メチル−ヘプタ−6−エン酸(162mg,0.94mmol.)と一緒にアセトニトリル(13mL)溶解させ、そしてN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(250mg,1.32mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(220mg,1.32mmol)を添加した。この反応物を室温で15時間撹拌し、次いでエバポレートして、黄色油状物を得た。この油状物を、酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(425mg,77%)を白色固体として得た。
【0330】
【化169】
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28e(425mg,0.725mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液を調製し、そして亜鉛粉末(0.48g,7.25mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウムの水溶液(1M,5mL,5mmol)を添加した。この反応混合物を室温で15時間撹拌した。この反応物を、酢酸エチルで洗い流すhyflo−supercelで濾過した。この混合物を塩酸(2M,30mL)で処理し、そしてその層を分離した。その水層を酢酸エチル(25mL)で抽出した。その有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、濾過し、そしてエバポレートして、無色ガム状物質(299mg)を得、これをさらに精製せずに直接使用した。
【0331】
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
2−(3−ビニル−フェニル)−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(650mg,2.26mmol)のジクロロメタン(15mL)中の溶液を0℃まで冷却し、その後、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(569μL,3.39mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で1時間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.6mL,5.24mmol)を添加して、2−(3−ビニル−フェニル)−ピペリジンを黄色固体として得た。この固体を、28f(900mg,1.98mmol)と一緒にアセトニトリル(20mL)に再度溶解させた。この溶液を0℃まで冷却し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.05g,2.77mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.4mL,7.92mmol)を添加した。この撹拌反応混合物をゆっくりと室温まで温めた。2時間後、その溶媒をエバポレートし、そして残った残渣を酢酸エチル(30mL)に溶解させ、そして水(3×30mL)で洗浄した。その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。得られた残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の段階的な勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.25g,100%)を黄色固体として得た。
【0332】
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
28g(1.05mg,1.68mmol)の1,2−ジクロロエタン(550mL)中の撹拌溶液に、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(105mg,0.168mmol)を添加した。この溶液を84℃まで加熱し、そして2.5時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そして得られた残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル/アセトンの1:0:0から0:9:1の段階的な勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。次いで、この物質を、同じ勾配を使用する2回目のシリカゲルクロマトグラフィーに供して、黄色固体を得た。ニートな酢酸エチルを使用して純粋に重力によって溶出する最後のシリカゲルクロマトグラフィーによって、表題化合物(175mg,18%)を白色固体として、ジアステレオマーの6:4の混合物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.84 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.91−1.01 (m, 6H), 1.24−1.37 (m, 6H), 1.47−2.03 (m, 14H), 2.06 (s, 2H), 2.14−2.25 (m, 1H), 2.43−2.77 (m, 4H), 3.48 (s, 1H), 3.56 (s, 2H), 3.63−3.86 (m, 1H), 4.00 (app t, J=14.7 Hz, 1H), 4.12−4.17 (m, 1H), 4.53−4.65 (m, 1H), 5.45 (q, J=7.2 Hz, 1H), 6.27−6.50 (m, 2H), 6.99−7.10 (m, 2H), 7.14−7.22 (m, 1H), 7.32−7.38 (m, 1H). LCMS(m/z)596.4[M+H], Tr=2.51分。
【0333】
実施例29および30
【0334】
【化172】
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化合物28(155mg,0.26mmol)を、アセトニトリル/水の1:1の混合物に、7.8mg/mLの濃度に溶解させた。次いで、この溶液を、Phenomenex Gemini 10μ 110A,250×21.2mmカラムを取り付けた逆相HPLCシステムで、20mL/minで流す無勾配の2:3のアセトニトリル/水を使用して溶出した。この混合物を、2つの異なるジアステレオ異性体に分割した。各分離したジアステレオ異性体を濃縮すると、白色固体が得られた。各異性体の立体化学は、決定しなかった。最初に溶出した異性体である化合物29(15mg,10%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.89−1.05 (m, 8H), 1.20−1.44 (m, 10H), 1.51−1.79 (m, 3H), 1.83−1.99 (m, 4H), 2.03−2.27 (m, 3H), 2.33−2.67 (m, 3H), 2.76 (app t, J=12.3 Hz, 1H), 3.09 (app t, J=12.3 Hz, 1H), 3.22−3.38 (m, 1H), 3.47 (s, 3H), 3.54−3.62 (m, 1H), 4.17 (d, J=11.7 Hz, 1H), 4.59 (d, J=10.5 Hz, 1H), 5.39−5.53 (m, 1H), 6.01 (s, 1H), 6.09−6.23 (m, 1H), 6.30−6.55 (m, 2H), 6.99−7.23 (m, 4H). LCMS(m/z)596.4[M+H], Tr=2.53分。
【0335】
2番目に溶出した異性体である化合物30(22mg,14%)。
1H NMR (300 MHz, CD
3CN) δ 0.98−1.04 (m, 6H), 1.26−1.38 (m, 7H), 1.62−1.80 (m, 5H), 1.83−2.00 (m, 4H), 2.03−2.14 (m, 1H), 2.16−2.25 (m, 2H), 2.36−2.51 (m, 2H), 2.54−2.66 (m, 1H), 2.68−2.82 (m, 1H), 3.03−3.16 (m, 1H), 3.26−3.34 (m, 1H), 3.48 (s, 3H), 3.64−3.73 (m, 1H), 3.76−3.86 (m, 1H), 4.00 (app t, J=9.0 Hz, 1H), 4.16 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.55−4.66 (m, 1H), 5.41−5.53 (m, 1H), 5.97−6.06 (m, 1H), 6.10−6.22 (m, 1H), 6.35 (s, 1H), 6.38−6.49 (m, 1H), 7.00−7.11 (m, 2H), 7.14−7.23 (m, 3H). LCMS(m/z)596.3[M+H], Tr=2.49分。
【0336】
実施例31
【0337】
【化173】
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(R)−4−ベンジル−3−[(R)−2−((S)−1−ヒドロキシ−エチル)−ブタ−3−エノイル]−オキサゾリジン−2−オン(233.6mg,0.807mmol,Org.Lett.2007,9,1635−1638に記載されるように調製)およびイミダゾール(241.7mg,3.551mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の冷(0℃)溶液をtert−ブチルジメチルシリルクロリド(158.2mg,1.049mmol)で処理した。室温で24時間撹拌した後に、この反応を飽和塩化アンモニウムでクエンチした。その水層をジエチルエーテル(2×20mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(294.6mg,90%)を無色油状物として得た。
【0338】
【化174】
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31a(294.6mg,0.730mmol)、(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エタノール(184.0mg,0.730mmol)、酢酸パラジウム(II)(32.8mg,0.146mmol)、トリ−(o−トルイル)ホスフィン(44.4mg,0.146mmol)の無水1,4−ジオキサン(10mL)中の溶液をN,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(250μL,1.168mmol)で処理した。100℃で5時間撹拌した後に、この反応物を室温まで冷却し、ジクロロメタンおよび飽和重炭酸ナトリウムで希釈した。その水層をジクロロメタンで抽出した。その有機物を合わせ、相分離器で濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から7:3の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(230.8mg,55%)を無色油状物として得た。
【0339】
【化175】
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31b(230.8mg,0.401mmol)のテトラヒドロフラン/水(15mL,2:1)中の冷(0℃)溶液を、過酸化水素(30%水性,210μL,2.005mmol)および水酸化リチウム水和物(33.7mg,0.803mmol)で順番に処理した。0℃で2時間撹拌した後に、この反応をメタ重亜硫酸ナトリウム(765mg,4.1mmol)でクエンチした。室温で3.5時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。次いで、この混合物を水で希釈し、そしてそのpHを炭酸カリウムで調整した。その水層をジクロロメタン(2×20mL)で洗浄し、そして2Mの塩酸で酸性にし(pH約1)、次いでジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。その全ての有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(69.8mg,42%)を白色固体として得た。
【0340】
【化176】
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化合物31dを、22eと同じ様式で、31cを(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸の代わりに使用して、46%の収率で調製した。
【0341】
【化177】
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化合物31を、化合物22と同じ様式で、31dを(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに使用して、10%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.00 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.22−1.44 (m, 4H), 1.64 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.68−1.77 (m, 4H), 1.89−2.08 (m, 3H), 2.71−2.84 (m, 1H), 3.78−3.86 (m, 1H), 4.11 (dd, J=8.2, 6.2 Hz, 1H), 4.17−4.25 (m, 2H), 4.38−4.47 (m, 1H), 5.68 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.94 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.47 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.69 (dd, J=16.5, 5.3 Hz, 1H), 7.40 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.76 (dd, J=8.7, 1.3 Hz, 1H), 7.81 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)566.1[M+H], Tr=1.65分。
【0342】
実施例32
【0343】
【化178】
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プロピオール酸エチル(2mL,19.735mmol)のジクロロメタン(50mL)中の冷(0℃)溶液に、モルホリン(1.7mL,19.435mmol)を滴下により添加した。室温で1.5時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、ジクロロメタン/メタノール20:1で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(3.5034g,97%)を無色油状物として得た。
【0344】
【化179】
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4−ブロモアニリン(2.7g,15.7mmol)の水(30mL)中の冷(0℃)溶液を、濃塩酸(3.5mL)および亜硝酸ナトリウム(1.3g,18.840mmol)で順番に処理した。0℃で20分後、濃塩酸(5.3mL)およびテトラフルオロホウ酸ナトリウム(6.9g,62.847mmol)を添加した。0℃で40分後、中間体のジアゾニウムを濾過し、水、メタノールおよびジエチルエーテル(2.1021g)で洗浄し、そしてさらに精製せずに使用した。このジアゾニウム(7.762mmol)のアセトニトリル(50mL)中の溶液を32a(1.6614g,8.970mmol)で処理した。室温で1時間後、シリカゲルを添加した。室温で16時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から9:1の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.9811g,85%)を非常に着色した固体として、互変異性体の混合物として得た。
【0345】
【化180】
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32b(1.9811g,6.623mmol)の濃硫酸(25mL)中の溶液を100℃で3時間加熱した。0℃まで冷却した後に、この混合物を水(150mL)で希釈し、そして褐色固体を濾別した。その濾液を、ジエチルエーテル(2×50mL)、ジクロロメタン(2×50mL)および酢酸エチル(50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去し、表題化合物(1.5094g,90%)を橙色固体として得、これは静置すると暗色になった。
【0346】
【化181】
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32c(1.5094g,5.964mmol)、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(755.9mg,7.753mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(4.2mL,23.856mmol)のアセトニトリル(50mL)中の冷(0℃)溶液を2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(3.175g,8.350mmol)で処理した。室温で6時間撹拌した後に、この混合物を0℃まで冷却し、そして1Mの塩酸(60mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.4229g,81%)を鮮黄色固体として得た。
【0347】
【化182】
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32d(1.4229g,4.805mmol)のテトラヒドロフラン(50mL)中の冷(−78℃)溶液をメチルマグネシウムクロリド(3.2mL,9.610mmol,ジエチルエーテル中3M)で処理した。−78℃で1時間および0℃で3時間後、この反応を飽和塩化アンモニウム(30mL)でクエンチし、その水層を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(751.5mg,62%)を黄色固体として得た。
【0348】
【化183】
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32e(751.5mg,2.993mmol)のテトラヒドロフラン(30mL)中の溶液を(S)−(−)−2−メチル−CBS−オキサザボロリジン(3.6mL,3.592mmol,トルエン中1M)で処理した。室温で10分後、この混合物を−60℃まで冷却し、そしてボラン−テトラヒドロフラン錯体(6mL,5.986mmol,テトラヒドロフラン中1M)で処理した。−55℃から−30℃で1.5時間後、この反応をメタノール(20mL)でクエンチした。室温で16時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から3:2の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(345.0mg,45%)を黄色固体として得た。
【0349】
【化184】
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32f(345.0mg,1.363mmol)、酢酸パラジウムII(61.2mg,0.273mmol)、トリ−(o−トルイル)ホスフィン(83.1mg,0.273mmol)、3−ブテン酸tert−ブチルエステル(560μL,3.407mmol)およびN,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(470μL,2.181mmol)の無水1,4−ジオキサン(20mL)中の溶液を100℃で1.7時間加熱した。室温まで冷却した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から2:3の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(244.1mg,57%)を黄色固体として得た。
【0350】
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
1e(422.0mg,0.793mmol)のテトラヒドロフラン/水(25mL,4:1)中の冷(0℃)溶液を水酸化リチウム水和物(67.0mg,1.587mmol)で処理した。0℃で1.5時間撹拌した後に、この反応を1Mの塩酸(20mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去し、次いで残留するトリクロロエタノールをトルエンとの共沸(3回)により除去して、中間体である酸を白色固体として得、次いで、これを32g(244.1mg,0.793mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(97.0mg,0.793mmol)、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(243.3mg,1.269mmol)およびジクロロメタン(20mL)と合わせた。室温で16時間撹拌した後に、この反応を希塩酸でクエンチした。その水層をジクロロメタン(30mL)で抽出した。その有機物を合わせ、そして相分離器で濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:2の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(164.4mg,2工程で30%)を黄色ガラス状物質として得た。
【0351】
【化186】
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32h(164.4mg,0.236mmol)の無水ジクロロメタン(20mL)中の冷(0℃)溶液をメタンスルホン酸トリメチルシリル(170μL,0.944mmol)で処理した。0℃で1時間撹拌した後に、この反応をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(330μL,1.888mmol)でクエンチし、そして揮発性物質を減圧中で除去した。この粗製アミノ酸のアセトニトリル(80mL)中の冷(0℃)溶液を、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(330μL,1.888mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(125.6mg,0.330mmol)で順番に処理した。室温で2.5時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、最終化合物(170.7mg)を混合物として得た。水/アセトニトリルの95:5から0:100の勾配で溶出する逆相分取HPLCにより、表題化合物(30.6mg,25%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 1.00 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.03 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.61 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.66−2.07 (m, 8H), 2.68−2.81 (m, 1H), 2.97−3.07 (m, 1H), 3.35−3.47 (m, 1H), 3.76−3.89 (m, 1H), 4.28 (d, J=9.4 Hz, 1H), 4.37−4.47 (m, 1H), 4.53−4.67 (m, 1H), 5.52 (q, J=7.1 Hz, 1H), 6.36−6.51 (m, 2H), 6.72 (d, J=16.0 Hz, 1H), 7.61 (s, 1H), 7.97 (dd, J=8.9, 1.6 Hz, 1H), 8.06 (s, 1H), 8.38 (d, J=8.9 Hz, 1H). LCMS(m/z)523.1[M+H], Tr=1.65分。
【0352】
実施例33および34
【0353】
【化187】
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(S)−テトラヒドロ−ピリダジン−1,2,3−トリカルボン酸1,2−ジ−tert−ブチルエステル3−(2,2,2−トリクロロ−エチル)エステル(5.5297g,11.975mmol)のテトラヒドロフラン/メタノール(50mL,1:1)中の冷(0℃)溶液をテトラブチルアンモニウムフルオリド(23.9mL,23.950mmol,テトラヒドロフラン中1M)で処理した。室温で24時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣をジエチルエーテルおよび飽和重炭酸ナトリウムに溶解させた。その水層をジエチルエーテル(50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から9:1の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、そしてその混合物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーによりさらに精製して、表題化合物(3.9765g,96%)を無色油状物として、回転異性体の混合物として得た。
【0354】
【化188】
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33a(1.4112g,4.097mmol)の無水テトラヒドロフラン(10mL)中の冷(−78℃)溶液をリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(6.2mL,6.146mmol,テトラヒドロフラン中1M)で処理した。−78℃で1.25時間撹拌した後に、この混合物をヨードメタン(640μL,10.242mmol)で処理した。−78℃で1時間、0℃で1時間、および室温で1時間撹拌した後に、この反応を0℃のpH7の緩衝液でクエンチした。その水性物質をジクロロメタン(2×50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(760.7mg,52%)を無色油状物として、回転異性体の混合物として得た。
【0355】
【化189】
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(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−酪酸(3.020g,13.908mmol)、(S)−2−アミノ−プロピオン酸メチルエステル塩酸塩(1.9413g,13.908mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(17.1mL,55.632mmol)のアセトニトリル(50mL)中の冷(0℃)溶液を2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(7.403g,19.471mmol)で処理した。室温で6時間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,100mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から3:2の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(4.0996g,97%)を白色固体として得た。
【0356】
【化190】
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33c(317.0mg,1.048mmol)のテトラヒドロフラン/水(12mL,5:1)中の冷(0℃)溶液を水酸化リチウム水和物(88.0mg,2.096mmol)で処理した。0℃で2.5時間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,30mL)でクエンチした。その水層をジクロロメタン(2×30mL)で抽出した。その有機物を合わせ、相分離器で濾過し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去して、粗製の酸を白色固体として得た。
【0357】
【化191】
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33b(376.0mg,1.049mmol)の無水ジクロロメタン(15mL)中の冷(0℃)溶液をトリフルオロ酢酸(5mL)で処理した。0℃で30分間、および室温で2時間撹拌した後に、トリフルオロ酢酸(4mL)を添加した。1時間後、その揮発性物質を減圧中で除去し、そして残留するトリフルオロ酢酸をトルエンとの共沸(3回)により除去して、そのビス−トリフルオロ酢酸アンモニウム塩をオフホワイトの固体として得た。このビス−トリフルオロ酢酸アンモニウム塩、および先の工程において調製されたような粗製の(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオン酸の、無水ジクロロメタン(15mL)中の冷(0℃)溶液を、N−メチルモルホリン(580μL,5.240mmol)およびO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N′,N′−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(596.2mg,1.572mmol)で順番に処理した。室温で19時間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,30mL)でクエンチした。その水性物質をジクロロメタン(2×30mL)で抽出した。その有機物を合わせ、飽和水性重炭酸ナトリウムで洗浄し、そして相分離器で濾過した。その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:2の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(373.1mg,2工程で83%)を白色泡状物として、ジアステレオ異性体の混合物として得た。
【0358】
【化192】
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33e(373.1mg,0.871mmol)の無水ジクロロメタン(10mL)中の冷(0℃)溶液をメタンスルホン酸トリメチルシリル(310μL,1.741mmol)で処理した。0℃で1時間撹拌した後に、この反応をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(610μL,3.484mmol)でクエンチし、そして揮発性物質を減圧中で除去した。この粗製アミンおよび(E)−(2R,3R)−3−メトキシ−2−メチル−ヘキサ−4−エン酸(137.8mg,0.871mmol)の無水アセトニトリル(15mL)中の冷(0℃)溶液を、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(610μL,3.484mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(463.7mg,1.219mmol)で順番に処理した。室温で18時間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,30mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。その有機物を合わせ、飽和重炭酸ナトリウム(20mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:2から1:4の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(332.2mg,81%)を無色固体として、ジアステレオ異性体の混合物として得た。
【0359】
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
化合物33gを、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(R)−1−[6−((E)−3−tert−ブトキシカルボニル−プロペニル)−シンノリン−3−イル]−エチルエステルと同じ様式で、33fおよび(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノールを1eおよび(E)−4−[3−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−シンノリン−6−イル]−ブタ−3−エン酸tert−ブチルエステルの代わりに使用して、2工程で30%の収率で調製した。
【0360】
【化194】
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33g(136.2mg,0.214mmol)のトルエン(70mL)中の溶液を、N
2ガスを20分間吹き込むことによって脱気した。Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(27mg,0.043mmol)を添加し、そしてこの混合物を2.5時間還流した。さらなるHoveyda−Grubbs第2世代触媒(20mg)を添加し、そして還流させながら1時間撹拌した後に、この混合物を室温まで冷却し、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、酢酸エチル/アセトンの1:0から10:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、両方のジアステレオ異性体を別々の混合物として得た。両方の混合物を、酢酸エチル/アセトンの1:0から10:1の連続的勾配を用いて重力により溶出する10gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、極性が高い方のジアステレオ異性体(19.7mg,15%)を白色固体として得た。極性が低い方のジアステレオマーを、酢酸エチルで溶出する分取TLC(4回の溶出)、およびその後、イソ−ヘキサン/アセトン7:3(2回の溶出)で溶出する分取TLCによりさらに精製して、表題化合物(7.6mg,6%)を白色固体として得た。相対立体化学は帰属しなかった。
【0361】
極性が高い方のジアステレオ異性体化合物33:
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.83−1.07 (m, 7H), 1.41 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.47 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.50 (s, 3H), 1.70 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.75−1.90 (m, 2H), 1.96−2.15 (m, 3H), 2.64 (dd, J=7.6, 3.1 Hz, 1H), 2.70−2.84 (m, 1H), 3.42 (s, 3H), 3.90 (dd, J=8.7, 3.1 Hz, 1H), 4.00 (app t, J=8.0 Hz, 1H), 4.10 (s, 1H), 4.58−4.69 (m, 1H), 6.00 (dd, J=9.4, 7.1 Hz, 1H), 6.22 (q, J=6.2 Hz, 1H), 6.51 (d, J=9.8 Hz, 1H), 6.93 (s, 1H), 7.13−7.23 (m, 1H), 7.34−7.43 (m, 1H), 7.90−7.97 (m, 2H), 8.47 (s, 1H). LCMS(m/z)594.3[M+H], Tr=1.87分。
【0362】
極性が低い方のジアステレオ異性体化合物34:
1H NMR (300 MHz, CD
3CN) δ −0.51− −0.39 (m, 5H), −0.30 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.06 (d, J=7.1 Hz, 3H), 0.15 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.19 (s, 3H), 0.25−0.34 (m, 4H), 0.38−0.45 (m, 1H), 0.81−1.02 (m, 2H), 1.14−1.42 (m, 2H), 2.69 (dd, J=8.7, 2.9 Hz, 1H), 3.00−3.10 (m, 2H), 3.45 (s, 3H), 4.32 (app 五重線, J=7.1 Hz, 1H), 4.76 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.53 (d, J=16.3 Hz, 1H), 5.85 (dd, J=16.1, 8.9 Hz, 1H), 6.20 (dd, J=8.5, 1.6 Hz, 1H), 6.41 (d, J=8.9 Hz, 1H), 6.65−6.75 (m, 2H), 6.91 (s, 1H), 7.11 (d, J=7.3 Hz, 1H), 7.79 (s, 1H). LCMS(m/z)594.3[M+H], Tr=1.83分。
【0363】
実施例35
【0364】
【化195】
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2−フルオロ−5−ヒドロキシ−安息香酸(1.0051g,6.438mmol)、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(1.2560g,12.856mmol)およびトリエチルアミン(3.6mL,25.752mmol)のジクロロメタン(35mL)中の冷(0℃)溶液をO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N′,N′−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(3.663g,9.658mmol)で処理した。室温で20時間撹拌した後に、この反応を0℃で塩酸(2M,30mL)でクエンチした。このエマルジョンをセライトで濾過し、次いでその水層をジクロロメタン(50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、相分離器で濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、トルエン/ジエチルエーテルの1:0から1:2の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(260.5mg,20%)を無色油状物として得た。
【0365】
【化196】
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35a(260.5mg,1.308mmol)のアセトン(20mL)中の溶液を、炭酸カリウム(903.8mg,6.539mmol)およびアリルブロミド(340μL,3.924mmol)で順番に処理した。室温で24時間撹拌した後に、この反応を水(20mL)でクエンチした。その水層をジクロロメタン(2×30mL)で抽出した。その有機物を合わせ、相分離器で濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から3:2の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(289.7mg,92%)を無色油状物として得た。
【0366】
【化197】
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35b(289.7mg,1.210mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の冷(−78℃)溶液をメチルマグネシウムクロリド(810μL,2.422mmol,ジエチルエーテル中3M)で処理した。−78℃で1.25時間、0℃で2時間、および室温で16時間後、メチルマグネシウムクロリド(810μL,2.422mmol,ジエチルエーテル中3M)を添加した。−78℃で2.5時間および室温で1.2時間後、この反応をシリカゲルでクエンチし、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から9:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(196.7mg,84%)を無色油状物として得た。
【0367】
【化198】
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35c(196.7mg,1.013mmol)のテトラヒドロフラン(15mL)中の溶液を(S)−(−)−2−メチル−CBS−オキサザボロリジン(1.2mL,1.215mmol,トルエン中1M)で処理した。室温で10分後、この混合物を−50℃まで冷却し、そしてボランテトラヒドロフラン錯体(2.1mL,2.026mmol,テトラヒドロフラン中1M)で処理した。−50℃から−40℃で1.5時間後、この反応をメタノール(6mL)でクエンチした。室温で22時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(179.4mg,90%)を白色固体として得た。
【0368】
【化199】
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1e(1.9973g,3.755mmol)の無水ジクロロメタン(40mL)中の冷(0℃)溶液をトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(1.4mL,7.510mmol)で処理した。0℃で30分後、この反応混合物をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.6mL,15.020mmol)で処理し、そして揮発性物質を減圧中で除去して、対応するアミンを得た。このアミン、(E)−(2R,3R)−2−メチルヘキサ−6−エン酸(428.6mg,3.755mmol,Synlett 2002,12,pp2039−2040に記載されるように調製)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.6mL,15.020mmol)のアセトニトリル(50mL)中の冷(0℃)溶液を2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.999g,5.257mmol)で処理した。室温で20時間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,100mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:4の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.6735g,84%)を褐色泡状物として得た。
【0369】
【化200】
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35e(534.7mg,1.013mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液を、亜鉛粉末(1.457g,22.286mmol)および酢酸アンモニウム(1.171g,15.195mmol)の水(5mL)中の溶液で順番に処理した。室温で24時間撹拌した後に、この混合物をセライトで濾過した。その固体を飽和重硫酸カリウムおよび酢酸エチルですすいだ。その濾液のpHを2Mの塩酸で調整し、次いでその水層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。残留する酢酸をトルエンとの共沸(3回)により除去して、対応する酸を白色固体として得た。この粗製の酸、(R)−1−(5−アリルオキシ−2−フルオロ−フェニル)−エタノール(179.4mg,0.914mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(123.7mg,1.013mmol)のジクロロメタン(15mL)中の溶液をN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(310.8mg,1.621mmol)で処理した。室温で20時間撹拌した後に、この反応を0℃で塩酸(2M,15mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:3の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(310.5mg,2工程で59%)を白色固体として得た。
【0370】
【化201】
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35f(310.5mg,0.540mmol)のジクロロエタン(180mL)中の溶液をHoveyda−Grubbs第2世代触媒(67.7mg,0.108mmol)で処理した。還流させながら2時間撹拌した後に、この反応物を室温まで冷却し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィー、次いでイソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の連続的勾配を用いて重力により溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(109.9mg)を混合物として得た。イソ−ヘキサン/アセトン3:1で溶出する分取TLC(3回の溶出)、その後、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から3:2の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(58.7mg,20%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3CN) δ 0.85−0.97 (m, 6H), 1.17−1.22 (m, 3H), 1.28−1.39 (m, 4H), 1.44−1.63 (m, 6H), 1.70−1.82 (m, 1H), 1.83−1.92 (m, 1H), 2.30−2.45 (m, 3H), 3.62−3.73 (m, 2H), 3.89 (app t, J=8.5 Hz, 1H), 4.28 (d, J=8.0 Hz, 1H), 4.40−4.60 (m, 2H), 5.32 (app 五重線, J=6.9 Hz, 1H), 5.62−5.74 (m, 1H), 5.77−5.89 (m, 1H), 6.02 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.40 (d, J=7.8 Hz, 1H), 6.76−6.85 (m, 2H), 7.01 (app t, J=9.4 Hz, 1H), 7.19 (br s, 1H). LCMS(m/z)547.2[M+H], Tr=2.39分。
【0371】
実施例36
【0372】
【化202】
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化合物35(44.0mg,0.080mmol)の酢酸エチル(5mL)中の溶液に、炭素担持パラジウム(10%,5mg)を添加した。その雰囲気から酸素をパージした。水素雰囲気下室温で2.5時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から3:2の連続勾配で溶出する20gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィー、その後、イソ−ヘキサン/アセトン3:2で溶出する分取TLCにより精製して、最終化合物(19.0mg,43%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.85−0.99 (m, 8H), 1.14−1.22 (m, 4H), 1.26−1.42 (m, 4H), 1.48 (d, J=6.7 Hz, 1H), 1.52−1.84 (m, 8H), 2.28−2.42 (m, 1H), 3.61−3.72 (m, 1H), 3.75−4.10 (m, 4H), 4.25 (d, J=9.4 Hz, 1H), 5.26 (app 五重線, J=7.1 Hz, 1H), 6.02 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.34 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.75−6.86 (m, 2H), 6.95−7.12 (m, 2H). LCMS(m/z)549.3[M+H], Tr=2.54分。
【0373】
実施例37:(E)−(2R,5S,11S,14S,17R,18R)−2,14−ジイソプロピル−18−メトキシ−11,17−ジメチル−22−オキサ−3,9,12,15,28−ペンタアザ−トリシクロ[21.3.1.1
*5,9
*]オクタコサ−1(27),19,23,25−テトラエン−4,10,13,16−テトラオン
【0374】
【化203】
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37aを、35bと同じ様式で、3−ヒドロキシベンズアルデヒドを2−フルオロ−5−ヒドロキシ−N−メトキシ−N−メチル−ベンズアミドの代わりに使用して、78%の収率で調製した。
【0375】
【化204】
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37a(1.36g,8.434mmol)および硫酸マグネシウム(5g)のジクロロメタン(40mL)中の冷(0℃)懸濁物をD−バリノール(870.0mg,8.434mmol)で処理した。0℃から室温で23時間撹拌した後に、この混合物を濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を無水ジクロロメタン(40mL)に溶解させ、そしてトリエチルアミン(1.3mL,9.277mmol)およびトリメチルシリルクロリドの溶液(9.3mL,9.277mmol,ジクロロメタン中1M)で順番に処理した。室温で24時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣をジエチルエーテル/イソ−ヘキサン(100mL,1:1)で摩砕した。その白色固体を濾別し、そしてその濾液をエバポレートにより乾固させて、中間体であるイミンを得た。窒素ラインおよび添加漏斗を備え付けた、冷却した(−40℃)3つ口丸底フラスコに、無水ジエチルエーテル(25mL)およびイソ−プロピルリチウムの溶液(29mL,20.242mmol,ペンタン中0.7M)を導入した。この混合物に、このイミンの無水ジエチルエーテル中の溶液(25mL)を15分間かけて滴下により添加した。−40℃で2.5時間撹拌した後に、この反応を塩酸(2M,50mL)でクエンチし、そしてこの混合物を室温まで温めた。この酸性の水層をNaOHペレットで0℃で塩基性にし、次いでジエチルエーテルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(470.1mg,3工程で19%)を無色油状物として得た。
【0376】
【化205】
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37b(470.1mg,1.613mmol)のメタノール(10mL)および水性メチルアミン(3mL,水中40wt%)中の溶液を過ヨウ素酸(1.213g,5.323mmol)で処理した。室温で24時間撹拌した後に、さらなる水性メチルアミン(4mL,水中40wt%)および過ヨウ素酸(1.213g,5.323mmol)を添加した。室温で17時間撹拌した後に、この混合物をセライトで濾過し、そしてその固体をメタノールですすいだ。その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を水とジエチルエーテルとの間で分配した。その水層をジエチルエーテルで抽出し、その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、酢酸エチルで溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(191.8mg,58%)を明黄色油状物として得た。
【0377】
【化206】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(324.4mg,0.810mmol)、37c(166.3mg,0.810mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(560μL,3.240mmol)のアセトニトリル(15mL)中の冷(0℃)溶液を2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(431.2mg,1.134mmol)で処理した。室温で20時間撹拌した後に、この反応を塩酸(2M,25mL)で0℃でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(230.5mg,48%)を固体として得た。
【0378】
【化207】
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化合物37eを、1−{(S)−2−[(S)−2−((E)−(2R,3R)−3−メトキシ−2−メチル−ヘキサ−4−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−3−メチル−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステルと同じ様式で、37dを1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−3−メチル−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステルの代わりに使用して、2工程で30%の収率で調製した。
【0379】
【化208】
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化合物37を、25と同じ様式で、37eを(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((2R,3R)−3−メトキシ−2−メチル−ヘプタ−6−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチル−((R)−6−ビニル−インダン−1−イル)−アミドの代わりに使用して、43%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, d
6−DMSO) δ 0.74−0.91 (m, 12H), 1.15 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.28 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.40−1.64 (m, 3H), 1.71−1.88 (m, 3H), 1.98 (app 六重線, J=6.7 Hz, 1H), 2.66−2.75 (m, 2H), 3.38−3.53 (m, 1H), 3.89 (dd, J=6.7, 2.9 Hz, 1H), 4.10 (app t, J=8.9 Hz, 1H), 4.14−4.22 (m, 1H), 4.42 (qd, J=10.0, 4.2 Hz, 1H), 4.57 (app t, J=8.2 Hz, 1H), 4.76 (d, J=11.8 Hz, 1H), 5.23 (app t, J=7.3 Hz, 1H), 5.69−5.90 (m, 2H), 6.77−6.90 (m, 3H), 7.05 (d, J=9.4 Hz, 1H), 7.16−7.24 (m, 1H), 8.01 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.14 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)586.3[M+H], Tr=2.34分。
【0380】
実施例38
【0381】
【化209】
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(R)−1−(3−ブロモ−フェニル)−エタノール(201mg,1.00mmol)、4−(2−エトキシ−2−オキソエトキシ)ベンゼンボロン酸(Acros Organics,224mg,1.00mmol)の1,2−ジメトキシエタン(4mL)中の混合物に、炭酸カリウム(276mg,2.00mmol)および水(1mL)を添加した。この混合物を室温で撹拌し、そしてテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(58mg,0.05mmol)を添加し、次いでこの反応混合物をマイクロ波反応器中100℃で30分間加熱した。次いで、この反応混合物を酢酸エチルおよび水で希釈した。その層を分離し、そしてその有機物を水およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの9:1から7:3の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(230mg,76%)を油状物として得た。
【0382】
【化210】
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38a(230mg,0.77mmol)のテトラヒドロフラン(4mL)中の溶液を窒素下5℃で撹拌し、水酸化リチウム一水和物の溶液(92mg,1.54mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を5℃で2時間、次いで室温で一晩撹拌した。この溶液を2Mの塩酸で酸性にし、そして酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートして、表題化合物(175mg,84%)を白色固体として得た。
【0383】
【化211】
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1e(372mg,0.70mmol)のジクロロメタン(15mL)中の溶液を窒素下で氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.18mL,1.05mmol)を滴下により添加し、そして得られた溶液を1時間撹拌した。冷飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(15mL)を添加し、そしてこの混合物を0℃で15分間撹拌した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートして、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(0.70mmol)を得、これをさらに精製せずに使用した。(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(0.70mmol)のアセトニトリル(15mL)中の溶液を窒素下0℃で撹拌した。38b(175mg,0.64mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(123mg,0.64mmol,20wt.%以上の水で湿潤)を添加し、その後、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(173mg,0.90mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で2時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。その残渣を酢酸エチルに溶解させ、そしてこの溶液を水(3回)、その後ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:2から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その生成物をジエチルエーテルで摩砕し、そして乾燥させて、表題化合物(367mg,83%)を白色固体として得た。
【0384】
【化212】
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38c(343mg,0.50mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。亜鉛粉末(715mg,11mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウム(578mg,7.50mmol)の水(5mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を窒素下室温で70時間撹拌した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルおよび2Mの水性塩酸で洗浄した。その濾液を2Mの水性塩酸でpH2に酸性にし、固体の塩化ナトリウムを添加してその水層を飽和させ、そしてこの混合物を酢酸エチルで抽出した。その酢酸エチル抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートした。その残渣をトルエンと共エバポレートして(3回)、表題化合物(237mg,86%)を白色粉末として得た。
【0385】
【化213】
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38d(100mg,0.18mmol)のジクロロメタン(180mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。4−ジメチルアミノピリジン(33mg,0.27mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(104mg,0.54mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で18時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:2から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィー、その後、酢酸エチルから酢酸エチル/アセトンの4:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣をジクロロメタンと共エバポレートし、次いでジエチルエーテルで摩砕して、固体を得た。この固体をエーテルで洗浄し、そして乾燥させて、表題化合物(8mg,9%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) 0.95 (d, J=6.2 Hz, 3H), 0.96 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.39 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.54−1.80 (m, 5H), 1.82−2.10 (m, 3H), 2.52−2.63 (m, 1H), 3.29−3.62 (m, 2H), 4.07 (app t, J=9.6 Hz, 1H), 4.45 (br d, J=13.6 Hz, 1H), 4.67 (ABq, Δδ
AB=0.12, J
AB=16.0 Hz, 2H), 4.88−5.01 (m, 1H), 5.93−6.00 (m, 2H), 6.57 (d, J=10.3 Hz, 1H), 6.94 (d, J=8.5 Hz, 2H), 7.15−7.53 (m, 6 H). LCMS(m/z)537.2[M+H], Tr=2.34分。
【0386】
実施例39
【0387】
【化214】
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4−ヨードフェノール(2.2g,10.0mmol)、(R)−2−ヒドロキシ−プロピオン酸メチルエステル(0.95mL,10.0mmol)およびトリフェニルホスフィン(2.62g,10.0mmol)の溶液を、テトラヒドロフラン(40mL)中で調製した。アゾジカルボン酸ジイソプロピル(2.0mL.10mmol)を滴下により添加し、そしてこの反応物を−5℃で1時間、次いで室温で2時間撹拌した。このテトラヒドロフランをエバポレートし、そしてジエチルエーテル/イソ−ヘキサン(1:10,50mL)を添加した。この混合物を室温で10分間撹拌すると、沈殿物が形成された。その濾液をデカンテーションにより除去し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの20:1から10:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.02g,66%)を油状物として得た。
【0388】
【化215】
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(R)−1−(3−ブロモフェニル)−エタノール(1.0g,4.97mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.39g,5.47mmol)、1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II),ジクロロメタン付加体(203mg,0.249mmol)および酢酸カリウム(976mg,9.94mmol)を1,4−ジオキサン(10mL)に溶解させ、そしてこの反応物を加熱還流し、そして3日間撹拌した。この反応物を室温まで冷却し、その後、Hyfloのパッドで濾過した。次いで、このパッドを酢酸エチルで洗浄し、次いで、合わせた有機物を濃縮し、そしてイソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(936mg,76%)を淡黄色油状物として得た。
【0389】
【化216】
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39b(496mg,2.00mmol)および39a(612mg,2.00mmol)の1,2−ジメトキシエタン(4mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。2Mの炭酸ナトリウム水溶液(4mL)を添加し、その後、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(116mg,0.1mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を80℃で1時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、水を添加し、そしてこの混合物を酢酸エチルで抽出した。その酢酸エチル抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの17:3から1:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(253mg,42%)をガム状物質として得た。
【0390】
【化217】
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39c(250mg,0.83mmol)のテトラヒドロフラン(4mL)中の溶液を窒素下5℃で撹拌した。水酸化リチウム一水和物(42mg,1.00mmol)の水(1mL)中の溶液を添加し、そしてこの反応混合物を5℃で1時間撹拌した。この反応混合物を2Mの水性塩酸でpH3に酸性にし、そしてこの混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機抽出物を分離し、水およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートして、表題化合物(224mg,94%)を白色泡状物として得た。
【0391】
【化218】
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1e(478mg,0.9mmol)のジクロロメタン(15mL)中の溶液を窒素下で氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.25mL,1.35mmol)を滴下により添加し、そして得られた溶液を1時間撹拌した。冷飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(15mL)を添加し、そしてこの混合物を0℃で15分間撹拌した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートして、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(0.9mmol)を得、これをさらに精製せずに使用した。(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(0.9mmol)のアセトニトリル(15mL)中の溶液を窒素下0℃で撹拌した。39d(224mg,0.78mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(184mg,0.96mmol,20wt.%以上の水で湿潤)を添加し、その後、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(225mg,1.17mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で2時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。その残渣を酢酸エチルに溶解させ、そしてこの溶液を水(3回)、その後ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:2から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(490mg,90%)をガム状物質として得た。
【0392】
【化219】
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39e(490mg,0.70mmol)のテトラヒドロフラン(15mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。亜鉛粉末(1.00g,15.40mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウム(810mg,10.50mmol)の水(8mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を窒素下室温で24時間撹拌した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルおよび2Mの水性塩酸で洗浄した。その濾液を2Mの水性塩酸でpH2〜3に酸性にした。固体の塩化ナトリウムを添加してその水層を飽和させ、そしてこの混合物を酢酸エチルで抽出した。この酢酸エチル抽出物を合わせ、そしてブラインで洗浄した。その有機抽出物を疎水性フリットに通し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を酢酸エチル(3回)、次いでトルエン(3回)と共エバポレートして、表題化合物(394mg,98%)を白色固体として得た。
【0393】
【化220】
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39f(100mg,0.18mmol)のジクロロメタン(180mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。4−ジメチルアミノピリジン(44mg,0.36mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(138mg,0.72mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で4時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。酢酸エチルをその残渣に添加し、そしてこの混合物を水性クエン酸(pH4)およびブラインで洗浄した。その有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてその溶媒をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの3:7から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣をジエチルエーテル/イソ−ヘキサン1:1で摩砕して、表題化合物(10mg,10%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) 0.94 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.51 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.61 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.67 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.72−2.00 (m, 5H), 2.60−2.69 (m, 1H), 3.54−3.63 (m, 1H), 4.13 (d, J=10.5 Hz, 1H), 4.32 (br d, J=12.9 Hz, 1H), 4.57−4.66 (m, 2H), 4.78 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.92 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.91 (d, J=8.9 Hz, 2H), 7.22 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.34−7.61 (m, 5H). LCMS(m/z)551.2[M+H], Tr=2.51分。
【0394】
実施例40
【0395】
【化221】
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40aを、(S)−2−(4−ヨード−フェノキシ)−プロピオン酸メチルエステルと同じ様式で、(S)−2−ヒドロキシ−プロピオン酸エチルエステルを(R)−2−ヒドロキシ−プロピオン酸メチルエステルの代わりに使用して、28%の収率で調製した。
【0396】
【化222】
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40bを、(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオン酸メチルエステルと同じ様式で、40aを(S)−2−(4−ヨード−フェノキシ)−プロピオン酸メチルエステルの代わりに使用して、54%の収率で調製した。
【0397】
【化223】
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40cを、(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオン酸と同じ様式で、40bを(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオン酸メチルエステルの代わりに使用して、71%の収率で調製した。
【0398】
【化224】
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40dを、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオニルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルと同じ様式で、40cを(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオン酸の代わりに使用して、71%の収率で調製した。
【0399】
【化225】
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40eを、((S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオニルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸と同じ様式で、40dを(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオニルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに使用して、83%の収率で調製した。
【0400】
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
40e(102mg,0.18mmol)のジクロロメタン(180mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。4−ジメチルアミノピリジン(44mg,0.36mmol)および(7−アザベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(114mg,0.22mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で4時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。酢酸エチルをその残渣に添加し、そしてこの混合物を水性クエン酸(pH4)およびブラインで洗浄した。その有機層を分離し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの3:7から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を分取逆相HPLCにより精製して、表題化合物(2.8mg,3%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) 1.03 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.05 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.25 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.56 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.57 (d, J=6.3 Hz, 3H), 1.64−2.10 (m, 5H), 2.75−2.83 (m, 1H), 3.60−3.66 (m, 1H), 4.08 (d, J=10.0 Hz, 1H), 4.32 (br d, J=12.9 Hz, 1H), 4.74 (q, J=6.5 Hz, 1H), 5.22 (q, J=7.3 Hz, 1H), 5.98 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.86 (d, J=8.5 Hz, 2H), 7.20−7.25 (m, 1H), 7.39−7.51 (m, 5H). LCMS(m/z)551.2[M+H], Tr=2.27分。
【0401】
実施例41
【0402】
【化227】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(31mg,0.05mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(44mg,0.12mmol)を脱気水(20mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で10分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた黄色溶液を室温まで冷却した。1−(6−ブロモ−ピリジン−2−イル)−エタノン(2.0mg,10mmol)の脱気テトラヒドロフラン(10mL)中の溶液およびギ酸ナトリウム(3.4g,50mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で30分間激しく撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチルで抽出した。その有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの3:1から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.78g,89%)を褐色油状物として得た。
【0403】
【化228】
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41a(101mg,0.50mmol)、4−(2−エトキシ−2−オキソエトキシ)ベンゼンボロン酸(112mg,0.50mmol)の1,2−ジメトキシエタン(4mL)中の混合物に、炭酸カリウム(138mg,1.00mmol)の水(1mL)中の溶液を添加した。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(29mg,0.025mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をマイクロ波反応器中100℃で30分間加熱した。次いで、この反応混合物を酢酸エチルおよび水で希釈した。2Mの塩酸を添加して、この反応混合物のpHをpH3に調整し、そして揮発性物質をエバポレートした。メタノールをその残渣に添加し、そしてこの混合物を疎水性フリットで濾過した。その濾液をエバポレートし、そしてその残渣を減圧中で乾燥させて、表題化合物(143mg,93%)を白色固体として得た。
【0404】
【化229】
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1e(240mg,0.45mmol)のジクロロメタン(15mL)中の溶液を窒素下で氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.12mL,0.68mmol)を滴下により添加し、そして得られた溶液を1時間撹拌した。冷飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(15mL)を添加し、そしてこの混合物を0℃で15分間撹拌した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートして、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(0.45mmol)を得、これをさらに精製せずに使用した。(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(0.45mmol)、41b(143mg,0.45mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.16mL,0.9mmol)のアセトニトリル(15mL)中の混合物を窒素下室温で撹拌した。1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(108mg,0.56mmol,20wt.%以上の水で湿潤)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(130mg,0.675mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で4時間撹拌した。N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で22時間撹拌した。さらなるN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(87mg,0.45mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で6時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。その残渣を酢酸エチルとクエン酸水溶液(pH3)との混合物に懸濁させ、そしてこの混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機抽出物を合わせ、水、その後ブラインで洗浄した。その有機層を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を、酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(71mg,23%)を白色固体として得た。
【0405】
【化230】
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41c(69mg,0.10mmol)のテトラヒドロフラン(2mL)中の溶液を窒素下0℃で撹拌し、水酸化リチウム一水和物(5mg,0.12mmol)の水(0.5mL)中の溶液を添加し、そしてこの反応混合物を0℃で1時間撹拌した。この溶液を2Mの塩酸でpH3に酸性にし、そしてその溶媒をエバポレートした。その残渣をトルエンと共エバポレートして(3回)、(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−(2−{4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ピリジン−2−イル]−フェノキシ}−アセチルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(58mg,0.1mmol)を白色固体として得、これを粗製のまま次の工程で使用した。(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−(2−{4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ピリジン−2−イル]−フェノキシ}−アセチルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(56mg,0.1mmol)のジクロロメタン(100mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。4−ジメチルアミノピリジン(49mg,0.4mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を5分間撹拌した。(7−アザベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(78mg,0.15mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液を5分間かけて滴下により添加し、そしてこの反応混合物を室温で2時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そしてその残渣を、酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を分取逆相HPLCにより精製して、表題化合物(14mg,26%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) 0.94 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.98 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.36 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.68 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.72−2.05 (m, 5H), 2.65−2.74 (m, 1H), 3.53−3.60 (m, 1H), 4.14 (d, J=10.7 Hz, 1H), 4.30−4.38 (m, 1H), 4.66 (ABq, Δδ
AB=0.13, J
AB=15.8 Hz, 2H), 5.07 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.87 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.89 (d, J=8.9 Hz, 2H), 7.26 (br d, J=7.1 Hz, 1H), 7.71−7.78 (m, 2H), 8.06 (d, J=8.9 Hz, 2H). LCMS(m/z)538.2[M+H], Tr=2.07分。
【0406】
実施例42
【0407】
【化231】
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42aを、(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオン酸メチルエステルと同じ様式で、3−(4−ブロモ−ピラゾール−1−イル)−プロピオン酸メチルエステルを(S)−2−(4−ヨード−フェノキシ)−プロピオン酸メチルエステルの代わりに使用して、28%の収率で調製した。
【0408】
【化232】
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42bを、(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオン酸と同じ様式で、42aを(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオン酸メチルエステルの代わりに使用して、96%の収率で調製した。
【0409】
【化233】
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42cを、化合物(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオニルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルと同じ様式で、42bを(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオン酸の代わりに使用して、49%の収率で調製した。
【0410】
【化234】
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化合物42を、化合物41と同じ様式で、42cを(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−(2−{4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ピリジン−2−イル]−フェノキシ}−アセチルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに使用して、8%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) 0.94 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.37 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.62 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.65−2.05 (m, 5H), 2.61−2.69 (m, 1H), 2.88−3.10 (m, 2H), 3.58−3.63 (m, 1H), 3.90−4.00 (m, 1H), 4.01 (d, J=8.5 Hz, 1H), 4.38−4.44 (m, 1H), 4.58−4.67 (m, 1H), 5.31 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.91 (q, J=6.5 Hz, 1H), 7.18 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.31 (app t, J=7.6 Hz, 1H), 7.47 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.77 (s, 1H), 7.95 (s, 1H). LCMS(m/z)525.2[M+H], Tr=4.51分。
【0411】
実施例43
【0412】
【化235】
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炭酸カリウム(663mg,4.80mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(139mg,0.12mmol)を、(R)−1−(3−ブロモフェニル)−エタノール(483mg,2.40mmol)および4−(2−メトキシカルボニルエチル)ベンゼンボロン酸(500mg,2.40mmol)の1,2−ジメトキシエタン(5mL)中の溶液に、5mLのマイクロ波容器中で添加した。この容器を密封し、その後、一定の保圧時間を使用して、100℃の高吸収で、このマイクロ波中で20分間加熱した。この反応混合物をHyfloのパッドで濾過し、そしてこのパッドを酢酸エチルで洗浄した。次いで、合わせた有機物を濃縮し、そして得られた褐色油状物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から3:2の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(416mg,61%)を黄色油状物として得た。
【0413】
【化236】
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43a(416mg,1.46mmol)を、テトラヒドロフラン(8mL)と水(2mL)との混合物に溶解させ、そしてこの溶液を、氷浴を使用して冷却した。水酸化リチウム一水和物(175mg,2.92mmol)を添加し、そしてこの溶液を一晩かけてゆっくりと室温まで温めた。この溶液を2Mの塩酸を使用して酸性にし、次いでジクロロメタン(2×20mL)で抽出した。次いで、合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、表題化合物(250mg,89%)を白色固体として得た。
【0414】
【化237】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(669mg,1.55mmol)および43b(350mg,1.29mmol)を無水アセトニトリル(10mL)に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。次いで、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(688mg,1.81mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(899μL,5.16mmol)を添加し、そしてこの反応物をゆっくりと室温まで温め、そして一晩撹拌した。次いで、その溶媒を除去し、そしてその残渣を酢酸エチルに溶解させた。次いで、この溶液を水(3×20mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮し、そして得られた褐色油状物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:4から0:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(314mg,36%)を白色固体として得た。
【0415】
【化238】
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43c(314mg,0.459mmol)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶解させた。亜鉛粉末(300mg,4.59mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウム(水中1M,3.21mL,3.21mmol)を添加した。次いで、この反応物を一晩撹拌した。次いで、この反応混合物をHyfloのパッドで濾過した。次いで、このパッドを硫酸水素カリウム溶液および酢酸エチルで洗浄し、この二相混合物を、2Mの塩酸を使用して、この溶液がおよそpH1になるまでさらに酸性にした。その相を分離し、そしてその水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、表題化合物(212mg,84%)を黄色固体として得た。
【0416】
【化239】
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43d(100mg,0.181mmol)を、ジクロロメタン(181mL)に窒素の雰囲気下で溶解させた。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(142mg,0.724mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(44mg,0.362mmol)を添加し、そしてこの反応物を一晩撹拌した。その溶媒を除去し、そしてその残渣を、100%の酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(52mg,54%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.92 (d, J=6.7 Hz, 6H), 1.24−1.29 (m, 3H), 1.60−1.68 (m, 5H), 1.85−1.98 (m, 2H), 2.37−2.49 (m, 1H), 2.58−2.78 (m, 1H), 2.83−2.93 (m, 1H), 3.16−3.28 (m, 1H), 3.45 (m, 3H), 4.03−4.11 (m, 1H), 4.45−4.54 (m, 1H), 5.06−5.16 (m, 1H), 5.92−6.00 (m, 1H), 6.25 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.19 (s, 1H), 7.22 (s, 2H), 7.39 (app t, J=7.6 Hz, 1H), 7.48−7.56 (m, 3H), 7.62 (br s, 1H). LCMS(m/z)535.3[M+H], Tr=2.43分。
【0417】
実施例44
【0418】
【化240】
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ブロモ酢酸ベンジル(2.07mL,13.1mmol)およびトリフェニルホスフィン(3.63g,13.8mmol)をトルエン(60mL)に溶解させ、そして3日間撹拌した。白色固体を濾過により集め、そしてジエチルエーテルで洗浄した。これにより、表題化合物(5.86g,93%)を白色固体として得た。
【0419】
【化241】
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5−ブロモ−2−ピリジンカルボキシアルデヒド(125mg,0.666mmol)および44a(655mg,1.33mmol)をジクロロメタン(5mL)に溶解させた。次いで、1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(251μL,2mmol)を添加し、そしてこの反応物を3.5時間撹拌した。この反応を飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチし、そして相を分離した。次いで、その有機相をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。次いで、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(186mg,88%)を黄色固体として得た。
【0420】
【化242】
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44b(186mg,0.585mmol)、(R)−1−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−エタノール(145mg,0.585mmol)、炭酸セシウム(476mg,1.46mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(66mg,0.0585mmol)をマイクロ波容器に入れた。1,2−ジメトキシエタン(2mL)および水(0.5mL)を添加し、そしてこの容器を密封した。この反応物を、一定の保圧時間を使用して、150℃の高吸収で、このマイクロ波中30分間加熱した。この反応混合物を水に注ぎ、そして得られた混合物を酢酸エチルで抽出した。次いで、その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。次いで、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(150mg,77%)を橙色ガム状物質として得た。
【0421】
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
44c(150mg,0.417mmol)をエタノール(5mL)に溶解させた。次いで、水酸化パラジウム(II)(20%炭素担持,湿潤,40mg)を添加し、その後、ギ酸アンモニウム(132mg,2.09mmol)を添加した。この反応物を加熱還流し、そして30分間撹拌した。この反応物を室温まで冷却し、次いで、Hyfloのパッドで濾過した。このパッドをエタノールで洗浄し、そして合わせた有機物を濃縮すると、表題化合物(105mg,93%)が橙色ガム状物質として残った。
【0422】
【化244】
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44d(105mg,0.387mmol)および(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(200mg,0.464mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。次いで、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(206mg,0.542mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(270μL,1.55mmol)を添加し、そしてこの反応物をゆっくりと室温まで温め、そして一晩撹拌した。次いで、その溶媒を除去し、そしてその残渣を酢酸エチルに溶解させた。次いで、この溶液を水(3×20mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル/アセトンの3:1:0から0:7:3の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、褐色固体(110mg)を得た。これを、酢酸エチル/アセトンの1:0から4:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーによりさらに精製して、表題化合物(100mg,38%)を黄色固体として得た。
【0423】
【化245】
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44e(100mg,0.146mmol)をテトラヒドロフラン(3mL)と水(1mL)との混合物に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。水酸化リチウム一水和物(6mg,0.153mmol)を添加し、そしてこの反応物を30分間撹拌した。この溶液を、2Mの塩酸を使用してpH1に酸性にし、そしてエバポレートにより乾固させた。次いで、その残渣を、アセトニトリル/水の0:1から1:4の段階的勾配を使用するC18クロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(25mg,31%)を白色固体として得た。
【0424】
【化246】
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44f(25mg,0.045mmol)をジクロロメタン(45mL)に溶解させた。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(35mg,0.148mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(11mg,0.009mmol)を添加し、そしてこの反応物を4時間撹拌した。その溶媒を除去し、そしてその残渣を、酢酸エチル/アセトンの1:0から3:2の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製すると、白色固体(6mg)が残った。次いで、これを20mL/minで流れる無勾配の2:3のアセトニトリル/水を使用して、Phenomenex Gemini 10μ 110A,250×21.2mmカラムを取り付けた逆相HPLCシステムに通して溶出して表題化合物(1.3mg,7%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.84−1.00 (m, 7H), 1.10 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.62−1.72 (m, 4H), 1.86−2.08 (m, 3H), 2.54−2.71 (m, 2H), 2.90−3.14 (m, 2H), 3.28−3.54 (m, 3H), 3.98 (app t, J=9.2 Hz, 1H), 4.43−4.52 (m, 1H), 5.07 (app t, J=8.0 Hz, 1H), 5.92−6.00 (m, 1H), 6.10 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.37 (d, J=9.1 Hz, 1H), 7.20 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.26−7.31 (m, 1H), 7.41−7.59 (m, 3H), 7.75 (dd, J=8.0, 2.2 Hz, 1H), 8.78 (d, J=2.4 Hz, 1H). LCMS(m/z)536.0[M+H], Tr=1.47分。
【0425】
実施例45
【0426】
【化247】
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6−ブロモ−3−ピリジンカルボキシアルデヒド(500mg,2.69mmol)およびベンゾイルオキシカルボニルメチル−トリフェニル−ホスホニウムブロミド(2.64g,5.38mmol)をジクロロメタン(15mL)に溶解させた。次いで、1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(1.01mL,8.03mmol)を添加し、そしてこの反応物を3.5時間撹拌した。この反応を飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチし、そして相を分離した。次いで、その有機相をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。次いで、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(492mg,57%)を白色固体として得た。
【0427】
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
45a(382mg,1.54mmol)、(R)−1−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−エタノール(490mg,1.54mmol)、炭酸セシウム(1.06g,3.85mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(178mg,0.154mmol)をマイクロ波容器に入れた。1,2−ジメトキシエタン(4mL)および水(1mL)を添加し、そしてこの容器を密封した。この反応物を、一定の保圧時間を使用して、150℃の高吸収で、このマイクロ波中50分間加熱した。この反応混合物を水に注ぎ、そして得られた混合物を酢酸エチルで抽出した。次いで、その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。次いで、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、不純な生成物を得た。これを、同じ条件を使用する2回目の精製に供して、表題化合物(195mg,35%)を黄色固体として得た。
【0428】
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
45b(195mg,0.543mmol)をエタノール(5mL)に溶解させた。次いで、水酸化パラジウム(II)(20%炭素担持,湿潤,40mg)を添加し、その後、ギ酸アンモニウム(172mg,2.72mmol)を添加した。この反応物を加熱還流し、そして30分間撹拌した。この反応物を室温まで冷却し、次いで、Hyfloのパッドで濾過した。このパッドをエタノールで洗浄し、そして合わせた有機物を濃縮すると、表題化合物(150mg,100%)が淡黄色固体として残った。
【0429】
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
45c(150mg,0.553mmol)および(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(287mg,0.664mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。次いで、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(294mg,0.774mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(385μL,2.21mmol)を添加し、そしてこの反応物をゆっくりと室温まで温め、そして一晩撹拌した。次いで、酢酸エチルをこの反応混合物に注ぎ込んだ。次いで、得られた溶液を水(3×20mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル/アセトンの3:1:0から0:7:3の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、固体(334mg)を得た。これを、酢酸エチル/アセトンの1:0から4:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーによりさらに精製して、表題化合物(167mg,44%)を固体として得た。
【0430】
【化251】
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45d(160mg,0.234mmol)をテトラヒドロフラン(4mL)と水(1mL)との混合物に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。水酸化リチウム一水和物(6mg,0.153mmol)を添加し、そしてこの反応物を30分間撹拌した。この溶液を2Mの塩酸を使用して中和し、そしてエバポレートにより乾固させた。次いで、その残渣を、アセトニトリル/水の0:1から1:4の段階的勾配を使用するC18クロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(21mg,16%)を白色固体として得た。
【0431】
【化252】
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45e(21mg,0.0379mmol)をジクロロメタン(38mL)に溶解させた。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(29mg,0.152mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(9mg,0.0758mmol)を添加し、そしてこの反応物を4時間撹拌した。その溶媒を除去し、そしてその残渣を、100%の酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。次いで、得られた物質を、Phenomenex Gemini 10μ 110A,250×21.2mmカラムを備え付けた逆相HPLCシステムに通して、20mL/minで流れる無勾配の3:7のアセトニトリル/水を使用して溶出して、表題化合物(1mg,5%)を得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.91 (d, J=6.5 Hz, 6H), 1.48 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.63−1.72 (m, 7H), 1.81−1.93 (m, 2H), 2.00−2.10 (m, 1H), 2.25−2.38 (m, 1H), 2.54−2.67 (m, 1H), 3.15−3.28 (m, 1H), 3.39−3.59 (m, 2H), 4.03 (app t, J=9.6 Hz, 1H), 4.43−4.54 (m, 1H), 5.04−5.16 (m, 1H), 5.80 (d, J=9.8 Hz, 1H), 5.94 (q, J=6.7 Hz, 1H), 7.22−7.27 (m, 1H), 7.43 (app t, J=7.8 Hz, 1H), 7.55−7.57 (m, 1H), 7.69 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.92 (d, J=8.3 Hz, 1H), 8.19 (br s, 1H), 8.48 (d, J=2.2 Hz, 1H). LCMS(m/z)536.2[M+H], Tr=1.61分。
【0432】
実施例46
【0433】
【化253】
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酢酸エチル(5mL)中の化合物21(25mg,0.05mmol)に、室温で10%の炭素担持パラジウム(20mg)を添加した。この系を水素でパージし、そして2時間撹拌した。この反応物をセライトで濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチル/アセトン5/1を使用する分取TLCにより精製して、表題化合物(2.2mg,9%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) 0.96 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.98 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.24 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.52 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.67 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.55−2.14 (m, 10H), 2.53−2.80 (m, 2H), 2.92−3.01 (m, 2H), 3.45−3.67 (m, 1H), 4.14−4.23 (m, 1H), 4.49−4.60 (m, 1H), 5.39−5.51 (m, 1H), 5.96 (d, J=9.4 Hz, 1H), 6.06 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.43 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.39 (dd, J=8.5, 1.1 Hz, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.93 (d, J=8.5 Hz, 1H), 9.16 (s, 1H). LCMS(m/z)=552.3[M+H], Tr=1.25分。
【0434】
実施例47
【0435】
【化254】
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(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(320mg,0.74mmol)のジクロロメタン(8mL)中の溶液に、トリフルオロ酢酸(2mL)を添加した。この反応物を室温で105分間撹拌し、次いで減圧中で濃縮した。得られた粗製生成物を酢酸エチル(75mL)に溶解させ、そして飽和水性重炭酸ナトリウムで洗浄した。その水相を酢酸エチル(2×40mL)で抽出し、そしてその有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して粗製残渣にし、これをさらに精製せずに使用した。先の工程から得られた残渣、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(152mg,1.12mmol)および(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ヒドロキシ−プロピオン酸(154mg,0.75mmol)をジクロロメタン(6mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(190mg,1.5mmol)を添加し、そして得られた溶液を氷水浴中で冷却した。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド(149mg,0.96mmol)を15秒間かけて滴下により添加した。この反応物を、その氷浴をゆっくりと無効にさせながら18時間撹拌した。次いで、この反応混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、そして飽和水性重炭酸ナトリウムおよびブラインで洗浄した。その有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して粗製残渣を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中75%から100%の酢酸エチル)により精製して、表題生成物(211mg,55%)を油状物として得た。
【0436】
【化255】
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47a(64mg,0.12mmol)のジクロロメタン(1mL)中の溶液に、2,4,6−コリジン(98mg,1.28mmol)を添加した。トリフルオロメタンスルホン酸tert−ブチルジメチルシリル(98mg,0.37mmol)を20秒間かけて滴下により添加した。この反応混合物を15時間撹拌し、そして飽和水性重炭酸ナトリウム(1mL)でクエンチした。この混合物を酢酸エチル、水、および0.1Nの水性塩酸でさらに希釈して、酸性の水層を得た。相を分離し、そしてその有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得、これをさらに精製せずに使用した。この粗製生成物をテトラヒドロフラン(3mL)に溶解させ、酢酸(115mg,1.9mmol)を一度に添加し、そして得られた溶液を3.25時間撹拌した。次いで、この反応物を酢酸エチル(25mL)で希釈し、そして飽和水性重炭酸ナトリウム(25mL)で洗浄した。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(25mL)で抽出した。合わせた有機相をブライン(25mL)で洗浄し、そして無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。この混合物を濾過し、そしてその濾液を減圧中で濃縮して、粗製アミンを得、これをさらに精製せずに使用した。この粗製アミンをN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL)に溶解させた。2,4,6−コリジン(31mg,0.26mmol)およびトランス−3−ペンテン酸(15.3mg,0.152mmol)を添加し、そして得られた溶液を氷水浴中で冷却した。(1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデンアミノオキシ)ジメチルアミノ−モルホリノ−カルベニウムヘキサフルオロホスフェート(72.4mg,0.169mmol)を一度に添加し、そしてこの反応物を30分間撹拌した。次いで、この反応物を冷却浴から出し、そして周囲温度まで温めた。15時間後、この反応物を、酢酸エチル(35mL)、飽和水性重炭酸ナトリウム(20mL)、およびブライン(5mL)で希釈した。相を分離し、そしてその有機層を0.1Nの水性塩酸(25mL)、次いでブライン(5mL)で洗浄した。その酸性の水層を酢酸エチル(25mL)で抽出し、次いで、合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。得られた粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中50%から80%の酢酸エチル)により精製して、表題化合物(46.9mg,3工程で62%)を白色泡状物として得た。
【0437】
【化256】
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47b(46.9mg,0.0761mmol)のテトラヒドロフラン(1.5mL)中の溶液に、水(0.30mL)、酢酸アンモニウム(96mg,1.2mmol)、および亜鉛粉末(109mg,1.7mmol)を添加した。この反応混合物を室温で17.5時間激しく撹拌し、この時点で、その温度は35℃まで上昇した。25.5時間後、さらなる亜鉛粉末(60mg,0.92mmol)を添加すると、この反応温度は45℃まで上昇した。39.5時間後、この反応混合物をセライトのパッドで濾過し、水および酢酸エチルで洗った。その水相を2Mの水性塩酸(15mL)で酸性にし、そして相を分離した。その水相を酢酸エチル(2×20mL)で抽出し、そして合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、白色固体(34.9mg,95%)を得、これをさらに精製せずに使用した。この粗製の酸(0.072mmol)を、(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(17.4mg,0.087mmol)と一緒にジクロロメタン(1.0mL)に溶解させた。4−ジメチルアミノピリジン(13.3mg,0.109mmol)を添加し、その後、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(17mg,0.085mmol)を添加した。この反応物を16.5時間撹拌し、この時点で、これをシリカゲルカラムに直接装填した。イソ−ヘキサン中60%から100%の酢酸エチルで溶出して、表題化合物(20mg,43%)を非晶質残渣として得た。
【0438】
【化257】
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47c(19.6mg,0.0294mmol)のトルエン(9.4mL)中の溶液に、アルゴンを10分間、撹拌しながら分散させた。次いで、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(2.8mg,0.0045mmol)を、脱気トルエン(0.45mL)中の溶液として添加し、そして得られた溶液を105℃まで加熱した。25分後、さらなるHoveyda−Grubbs第2世代触媒(1.4mg,0.0022mmol)を添加した。さらに10分後、この反応物を周囲温度まで冷却し、そして減圧中で約4.5mLまで濃縮した。この溶液をシリカゲルカラムに直接装填し、これをイソ−ヘキサン中80%から100%の酢酸エチルで溶出して、表題化合物(6.9mg,38%)を非晶質固体として得た。
【0439】
【化258】
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ポリプロピレンバイアル中で、47d(4.7mg,0.0075mmol)をテトラヒドロフラン(0.90mL)にアルゴン下で溶解させ、そして得られた溶液を氷水浴中で冷却した。HF・ピリジン(0.10mL)を滴下により添加した。10分後、この反応を、酢酸エチル(15mL)と飽和水性重炭酸ナトリウム(15mL)との撹拌混合物への添加によりクエンチした。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、粗製残渣を得た。ポリプロピレンバイアル中アルゴン下で、上記残渣をテトラヒドロフラン(0.90mL)に溶解させ、そして得られた溶液を氷水浴中で冷却した。HF・ピリジン(0.10mL)を滴下により添加し、そしてこの反応混合物を冷却浴から出した。45分後、この反応を上記のように後処理して、粗製残渣を得た。逆相HPLC(水中5%から100%のアセトニトリル,+0.1%のトリフルオロ酢酸)による精製により、表題化合物(1.6mg,34%)を非晶質白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) 9.54 (s, 1H), 8.38 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.29 (s, 1H), 8.17 (s, 1H), 7.87 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.90−6.75 (m, 2H), 6.18 (q, J=6.9 Hz, 1H), 5.84−5.74 (m, 1H), 4.71−4.64 (m, 1H), 4.50−4.42 (m, 1H), 3.88−3.81 (m, 2H), 3.78 (dd, J=11.3, 6.4 Hz, 1H), 3.52 (dd, J=12.9, 6.2 Hz, 1H), 3.52 (dd, J=12.9, 6.2 Hz, 1H), 2.81−2.70 (m, 1H), 2.11−2.04 (m, 1H), 1.99−1.91 (m, 1H), 1.85−1.69 (m, 2H), 1.73 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.60 (d, J=7.1 Hz, 3H). LCMS(m/z)510.2[M+H], Tr=2.19分。
【0440】
実施例48
【0441】
【化259】
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(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(320mg,0.74mmol)のジクロロメタン(8.8mL)中の溶液に、トリフルオロ酢酸(2.2mL)を添加した。この反応物を室温で45分間撹拌し、そして減圧中で濃縮した。得られた粗製生成物を、無水トルエン(10mL)に溶解させて濃縮することを2回行った。得られた粗製残渣をさらに精製せずに使用した。この粗製残渣(約0.74mmol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(153.8mg,1.1mmol)、および(2S,3R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ヒドロキシ−酪酸(161.2mg,0.735mmol)をジクロロメタン(4mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(192mg,1.5mmol)を添加し、そして得られた溶液を氷水浴中で冷却した。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド(132mg,0.85mmol)を15秒間かけて滴下により添加した。この反応物を冷却浴から出し、そして21.5時間撹拌した。次いで、この反応混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、そして半飽和水性重炭酸ナトリウム(30mL)で洗浄した。その有機相をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、粗製残渣を得、これを、イソ−ヘキサン中65%から90%の酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。不純な画分をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、そして最初の生成物と合わせて、表題化合物(230mg,58%)を得た。
【0442】
【化260】
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48a(62.3mg,0.12mmol)のジクロロメタン(1mL)中の溶液に、2,4,6−コリジン(146mg,1.21mmol)を添加した。トリフルオロメタンスルホン酸tert−ブチルジメチルシリル(94mg,0.36mmol)を20秒間かけて滴下により添加した。この反応混合物を15時間撹拌し、そして飽和水性重炭酸ナトリウム(1mL)でクエンチした。この混合物を酢酸エチル(2mL)およびブライン(1mL)でさらに希釈した。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(4×1.5mL)で抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得、これをさらに精製せずに使用した。この粗製生成物をテトラヒドロフラン(3mL)に溶解させた。酢酸(104mg,1.6mmol)を一度に添加し、そして得られた溶液を3.5時間撹拌した。次いで、この反応物を、酢酸エチル(30mL)、飽和水性重炭酸ナトリウム(20mL)およびブライン(10mL)で希釈した。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(20mL)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。この混合物を濾過し、そしてその濾液を減圧中で濃縮して、粗製中間体アミンを得、これをさらに精製せずに使用した。この粗製アミンをN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL)に溶解させた。2,4,6−コリジン(28mg,0.23mmol)およびトランス−3−ペンテン酸(14.3mg,0.143mmol)を添加し、そして得られた溶液を氷水浴中で冷却した。(1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデンアミノオキシ)ジメチルアミノ−モルホリノ−カルベニウムヘキサフルオロホスフェート(69mg,0.16mmol)を一度に添加し、そしてこの反応物を30分間撹拌した。次いで、この反応物を冷却浴から出し、そして周囲温度まで温めた。15時間後、この反応物を、酢酸エチル(25mL)、0.1Nの水性塩酸(30mL)、およびブライン(5mL)で希釈した。相を分離し、そしてその酸性の水層を酢酸エチル(25mL)で抽出した。合わせた有機相を、飽和水性重炭酸ナトリウム(25mL)、ブライン(5mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。得られた粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中50%から75%の酢酸エチル)により精製して、表題化合物(74mg,3工程で定量的収率)を白色泡状物として得た。
【0443】
【化261】
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48b(74mg,0.117mmol)のテトラヒドロフラン(2.3mL)中の溶液に、水(0.47mL)、酢酸アンモニウム(138mg,1.8mmol)、および亜鉛粉末(164mg,2.5mmol)を添加した。この反応混合物を室温で17.5時間激しく撹拌し、この時点で、その温度は35℃まで上昇した。25.5時間後、さらなる亜鉛粉末(85mg,1.3mmol)を添加すると、この反応温度は45℃まで上昇した。合計39.5時間後、この反応混合物をセライトのパッドで濾過し、水および酢酸エチルで洗った。その水相を2Nの水性塩酸(15mL)で酸性にし、そして相を分離した。その水相を酢酸エチル(2×20mL)で抽出し、そして合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、非晶質白色固体(50mg,86%)を得、これをさらに精製せずに使用した。この粗製生成物(0.10mmol)を、(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(23.9mg,0.12mmol)と一緒にジクロロメタン(1.0mL)に溶解させた。4−ジメチルアミノピリジン(15mg,0.12mmol)を添加し、その後、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(17mg,0.019mmol)を添加した。この反応物を16時間撹拌し、この時点で、これをシリカゲルカラムに直接装填した。イソ−ヘキサン中50%から85%、次いで100%の酢酸エチルでの溶出により、表題化合物(40mg,58%)を固体として得た。
【0444】
【化262】
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48c(26mg,0.037mmol)のトルエン(12mL)中の溶液に、アルゴンを数分間撹拌しながら分散させた。次いで、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(3.4mg,0.0054mmol)を、脱気トルエン(0.40mL)中の溶液として添加し、そして得られた溶液を105℃まで加熱した。20分後、さらなるHoveyda−Grubbs第2世代触媒(1.7mg,0.0027mmol)を、トルエン(0.20mL)中の溶液として添加した。さらに40分後、この反応物を室温まで冷却し、そして減圧中で約3mLまで濃縮した。この溶液をシリカゲルカラムに直接装填し、これをイソ−ヘキサン中70%から100%の酢酸エチルで溶出して、表題化合物(10mg,42%)を非晶質固体として得た。
【0445】
【化263】
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ポリプロピレンバイアル中アルゴン雰囲気下で、48d(10mg,0.016mmol)をテトラヒドロフラン(900μL)に溶解させた。HF・ピリジン(HFとして約70%,100μL)をシリンジを介して滴下により添加し、そして得られた溶液を130分間撹拌した。次いで、HF・ピリジン(100μL)のさらなるアリコートをシリンジを介して添加し、そして得られた溶液をさらに80分間撹拌した。この反応混合物を、酢酸エチル(50mL)と飽和水性重炭酸ナトリウム(50mL)との撹拌混合物に注意深く添加することによって、クエンチした。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、粗製を得、これを逆相HPLC(C18,15%から100%のアセトニトリル/水,0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製した。この実施から得られた不純な画分を同じ方法で再度精製して、表題化合物をトリフルオロ酢酸塩(5.0mg,49%)として、凍結乾燥後に非晶質白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.55 (s, 1H), 8.38 (d, J=8.6 Hz, 1H), 8.22 (s, 1H), 8.15 (s, 1H), 7.87 (dd, J=8.7, 1.4 Hz, 1H), 6.86−6.75 (m, 2H), 6.15 (q, J=6.6 Hz, 1H), 5.80−5.70 (m, 1H), 4.47 (d, J=5.6 Hz, 1H), 4.45 4.38 (m, 1H), 4.09−4.01 (m, 1H), 3.83−3.78 (m, 1H), 3.55 (dd, J=13.5, 5.6 Hz, 1H), 3.11 (dd, J=13.2, 4.7 Hz, 1H), 2.78−2.67 (m, 1H), 2.09−1.99 (m, 1H), 1.96−1.89 (m, 1H), 1.82−1.64 (m, 5H), 1.60−1.54 (m, 3H), 1.25 (d, J=6.3 Hz, 3H). LCMS(m/z)524.6[M+H], Tr=2.15分。
【0446】
実施例49
【0447】
【化264】
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(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(865mg,2mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(667mg,3mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣をアルゴン下で無水アセトニトリル(25mL)に溶解させた。この反応混合物を0℃で撹拌し、(S)−4−アジド−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ブタン酸ジシクロヘキシルアミン塩(936mg,2.2mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1034mg,8mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1065mg,2.8mmol)を添加した。この反応混合物を室温で48時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(100mL)に溶解させ、そしてこの溶液を、クエン酸の20%水溶液(2×100mL)、水(100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチル+メタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(783mg,70%)を白色固体として得た。R
f=0.40,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0448】
【化265】
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アルゴン下で、(R)−1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−エタノール(880mg,4.23mmol)、(E)−2,2−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ブタ−3−エン酸メチルエステル(1.24g,4.88mmol)、PdCl
2(PCy
2(p−NMe
2Ph))
2(ビス[(ジシクロヘキシル)(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン]パラジウム(II)クロリド)173mg,0.21mmol)および三塩基リン酸カリウム(2.64g,12.4mmol)をシクロペンチルメチルエーテル(11.9mL)および水(5.1mL)に溶解させた。得られた二相混合物を90℃で3.5時間激しく撹拌し、この時点で、この反応物を周囲温度まで冷却し、そして酢酸エチル(50mL)および水(40mL)で希釈した。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、粗製残渣を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中25%から60%の酢酸エチル)により精製して、表題化合物(1.07g,85%)を黄色油状物として得た。
【0449】
【化266】
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49b(600mg,2mmol)のテトラヒドロフラン(8mL)中の溶液に、メタノール(4mL)、水(4mL)および水酸化リチウム(96mg,4mmol)を添加した。得られた混合物を室温で10時間撹拌し、そして1Mの塩酸(4.2mL,4.2mmol)でクエンチした。得られた溶液を濃縮して粗製残渣にし、これをテトラヒドロフラン(20mL)と2回、無水アセトニトリル(20mL)と2回、そして無水トルエン(20mL)と2回、一緒に蒸留した。得られた白色固体を高真空下で一晩乾燥させ、そしてこれをさらに精製せずに使用した(735mg,定量的収率)。
【0450】
【化267】
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49a(169mg,0.302mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(101mg,0.455mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣をアルゴン下で無水アセトニトリル(20mL)に溶解させた。反応混合物を0℃で撹拌し、(E)−4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−イソキノリン−3−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(123mg,0.333mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(151mg,1.220mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(161mg,0.423mmol)を添加した。この反応混合物を室温で2日間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解させ、そしてこの溶液を、クエン酸の20%水溶液(2×50mL)、水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルとメタノールとの混合物(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(198mg,90%)を白色固体として得た。R
f=0.18,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0451】
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
49d(170mg,0.23mmol)のテトラヒドロフラン(2mL)中の溶液に、メタノール(1mL)、水(1mL)および水酸化リチウム水和物(7mg,0.28mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌し、そして水性1Mの塩酸(0.30mL,0.30mmol)でクエンチした。得られた溶液を濃縮して粗製残渣にし、これをテトラヒドロフラン(5mL)と2回、無水アセトニトリル(5mL)と2回、そして無水トルエン(5mL)と2回、一緒にエバポレートした。得られた白色固体を高真空下で一晩乾燥させ、そしてさらに精製せずに使用した(151mg,定量的収率)。オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(317mg,0.92mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(337mg,2.76mmol)および無水1,2−ジクロロエタン(300mL)を入れた。得られた溶液を50℃で加熱し、そしてこの粗製セコ酸を、乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)中の溶液としてシリンジによって滴下により、12時間かけて添加した。さらなる乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(2×1ml)を使用して、定量的な移動を完了させた。50℃でさらに2時間撹拌した後に、この反応混合物を分液漏斗に移し、そして水(200mL,10mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。その水相をジクロロメタン(100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(100mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル(250mL)に溶解させ、そして水(300mL,10mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。その水相を酢酸エチル(150mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(200mL,10mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。得られた水相を酢酸エチル(150mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(150mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルとメタノールとの混合物(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(76mg,57%)を白色固体として得た。R
f=0.51,ジクロロメタン中10%のメタノール。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.03 (s, 1H), 7.95 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.81 (s, 1H), 7.49 (s, 1H), 7.46 (dd, J=8.5, 1.6 Hz, 1H), 6.49 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.40 (d, J=16.1 Hz, 1H), 5.95 (q, J=6.6 Hz, 1H), 5.51 (q, J=7.2 Hz, 1H), 4.67 (dd, J=8.6, 6.3 Hz, 1H), 4.29 (m, 1H), 3.68 (dd, J=11.2, 2.7 Hz, 1H), 3.28 (td, J=6.8, 3.7 Hz, 2H), 2.67−2.56 (m, 1H), 1.88 (m, 2H), 1.85−1.60 (m, 4H), 1.57 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.54 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.42 (s, 3H), 1.27 (s, 3H). LCMS(m/z)557.3 ([M + H], Tr=3.15分。
【0452】
実施例50
【0453】
【化269】
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オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、化合物49(20mg,0.034mmol)、ヨウ化銅(I)(1mg,0.005mmol)およびプロピオン酸(5mg,0.070mmol)を添加した。このフラスコをセプタムで密封し、そしてアルゴンで3回パージし直した。無水N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)を添加し、そしてこの反応混合物をアルゴンで3回パージし直した。この反応混合物を70℃で2日間加熱した。減圧下での溶媒のエバポレーション後、その粗製残渣を酢酸エチル(10mL)に溶解させ、そしてセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチル(10mL)で洗浄した。減圧下での濃縮後、その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルとメタノールとの混合物(4/1)の勾配)により精製して、表題化合物(7mg,34%)を白色固体として得た。R
f=0.36,ジクロロメタン中5%のメタノール。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 9.05 (s, 1H), 8.11 (br s, 1H), 8.00 (br s, 1H), 7.95 (d, J=8.8 Hz, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.66 (s, 1H), 7.48 (d, J=10.0 Hz, 1H), 6.50 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.42 (d, J=16.2 Hz, 1H), 5.97 (m, 1H), 5.56 (m, 1H), 4.60 (m, 1H), 4.29 (m, 1H), 3.66 (m, 1H), 3.21 (m, 2H), 2.69−2.47 (m, 1H), 1.89 (m, 2H), 1.87−1.55 (m, 4H), 1.53 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.50 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.40 (s, 3H), 1.28 (s, 3H). LCMS(m/z)603.1 [M+H]
, Tr=2.62分。
【0454】
実施例51
【0455】
【化270】
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(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(865mg,2mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(667mg,3mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣をアルゴン下で無水アセトニトリル(25mL)に溶解させた。反応混合物を0℃で撹拌し、(S)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ペンタ−4−イン酸(469mg,2.2mmol,源:Matrix Scientific,カタログ番号041479)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1034mg,8mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1065mg,2.8mmol)を添加した。反応混合物を室温で48時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(100mL)に溶解させ、この溶液をクエン酸の20%水溶液(2×100mL)、水(100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(738mg,70%)を白色固体として得た。R
f=0.30,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0456】
【化271】
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51a(145mg,0.275mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(92mg,0.414mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣をアルゴン下で無水アセトニトリル(20mL)に溶解させた。この反応混合物を0℃で撹拌し、(E)−4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−イソキノリン−3−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(112mg,0.303mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(137mg,1.101mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(147mg,0.385mmol)を添加した。この反応混合物を室温で2日間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解させ、そしてこの溶液を、クエン酸の20%水溶液(2×50mL)、水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(163mg,85%)を白色固体として得た。R
f=0.29,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0457】
【化272】
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51b(125mg,0.18mmol)のテトラヒドロフラン(2mL)中の溶液に、メタノール(1mL)、水(1mL)および水酸化リチウム水和物(5.2mg,0.22mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌し、そして水性1Mの塩酸(0.25mL,0.25mmol)でクエンチした。得られた溶液を濃縮して粗製残渣にし、これをテトラヒドロフラン(5mL)と2回、無水アセトニトリル(5mL)と2回、そして無水トルエン(5mL)と2回、一緒にエバポレートした。得られた白色固体を高真空下で一晩乾燥させ、そしてこれをさらに精製せずに使用した(113mg,定量的収率)。オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(248mg,0.72mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(264mg,2.16mmol)および無水1,2−ジクロロエタン(200mL)を入れた。得られた溶液を50℃で加熱し、そしてこの粗製セコ酸を、無水N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)中の溶液として、シリンジを介して滴下により、12時間かけて添加した。さらなる無水N,N−ジメチルホルムアミド(2×1ml)を使用して、定量的な移動を完了させた。50℃でさらに2時間撹拌した後に、この反応混合物を分液漏斗に移し、そして水(200mL,10mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。その水相をジクロロメタン(100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(100mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル(250mL)に溶解させ、そして水(300mL,10mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。その水相を酢酸エチル(150mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(200mL,10mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。得られた水相を酢酸エチル(150mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(150mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチル+メタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(56mg,57%)を白色固体として得た。R
f=0.53,ジクロロメタン中10%のメタノール。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.03 (s, 1H), 7.94 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.79 (s, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.45 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.52 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.40 (d, J=16.1 Hz, 1H), 5.95 (q, J=6.6 Hz, 1H), 5.52 (q, J=7.2 Hz, 1H), 4.70 (dd, J=7.7, 6.7 Hz, 1H), 4.30 (m, 1H), 4.00 (q, J=7.2 Hz, 1H), 3.72−3.64 (m, 1H), 2.63 (m, 1H), 2.55−2.40 (m, 2H), 1.91 (s, 1H), 1.88 (m, 1H), 1.80 (m, 1H), 1.64 (m, 1H), 1.57 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.53 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.42 (s, 3H), 1.27 (s, 3H). LCMS(m/z)546.2[M+H]
, Tr=3.04分。
【0458】
実施例52
【0459】
【化273】
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化合物51(10mg,0.018mmol)の、酢酸エチル(4mL)とテトラヒドロフラン(4mL)との混合物(鉛で無効にされた5%の炭酸カルシウム担持パラジウム、すなわちLindlar触媒(10mg)を含む)中の溶液を、水素の圧力で室温で3時間水素化した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドをテトラヒドロフラン(10mL)で洗浄した。その濾液をエバポレートして、表題化合物(10mg,定量的収率)を白色固体として得た。R
f=0.19,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 9.04 (s, 1H), 7.95 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.46 (d, J=8.3 Hz, 1H), 6.50 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.39 (d, J=16.1 Hz, 1H), 5.95 (q, J=6.4 Hz, 1H), 5.76−5.62 (m, 1H), 5.57 (q, J=7.0 Hz, 1H), 5.02 (d, J=17.0 Hz, 1H), 4.96 (d, J=10.1 Hz, 1H), 4.61−4.54 (m, 1H), 4.29 (m, 1H), 3.68n (m, 1H), 2.61 (m, 1H), 2.42−2.34 (m, 1H), 2.30−2.20 (m, 1H), 1.90 (m, 1H), 1.81 (m, 1H), 1.68−1.60 (m, 2H), 1.57 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.53 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.39 (s, 3H), 1.26 (s, 3H). LCMS(m/z)548.3[M+H]
, Tr=2.85分。
【0460】
実施例53
【0461】
【化274】
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(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(300mg,0.69mmol)のジクロロメタン(1.84mL)中の溶液に、トリフルオロ酢酸(460μL,6.00mmol)をアルゴン雰囲気下0℃でゆっくりと添加した。3時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。その粗製残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(3.45mL)に溶解させ、そして(S)−tert−ブトキシカルボニルアミノ−シクロヘキシル−酢酸(195mg,0.760mmol)、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(289mg,0.760mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(180μL,1.04mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。18時間後、この反応混合物を酢酸エチル(300mL)で希釈し、そして得られた混合物をブライン(4×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(12g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(380mg,96%)を無色油状物として得た。
【0462】
【化275】
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53a(220mg,0.385mmol)のジクロロメタン(1.92mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(128mg,0.587mmol)をアルゴン雰囲気下0℃で添加した。1.5時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残渣をアセトニトリル(1.92mL)で希釈し、そして2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(146mg,0.385mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(267μL,1.54mmol)、および(E)−ペンタ−3−エン酸(39.4μL,0.385mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。20時間後、この反応混合物をジクロロメタン(40mL)で希釈し、そして得られた混合物を重炭酸ナトリウム飽和水溶液(40mL)およびブライン(2×40mL)で洗浄した。その有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(12g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(180mg,84%)を無色油状物として得た。R
f=0.75(酢酸エチル)I
2/シリカ染色。
【0463】
【化276】
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53b(180mg,0.320mmol)のテトラヒドロフラン(5.3mL)中の溶液に、亜鉛粉末(418mg,6.40mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウム(370mg,4.80mmol)の水(3.5mL)中の溶液を、アルゴン雰囲気下23℃で添加した。15時間後、この反応混合物を45℃まで温めた。2時間後、この反応混合物を室温まで冷却し、そしてセライトのパッドで濾過し、水(10mL)および酢酸エチル(10mL)で洗った。その濾液の層を分離し、そしてその水層をブライン(80mL)で希釈し、そして12Nの塩化水素水溶液でpH1に酸性にした。その水層を酢酸エチル(3×100mL)で抽出し、そして合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。残留した酢酸を、トルエン(5mL)の添加により共沸により除去し、その後、減圧下で濃縮して(3回)、表題化合物(74.5mg,55%)を白色固体として得た。
【0464】
【化277】
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53c(74.5mg,0.176mmol)および(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(42.1mg,0.212mmol)のジクロロメタン(3.5mL)中の溶液に、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(47.2mg,0.246mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(11mg,88μmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で添加した。18時間後、この反応混合物をシリカゲルクロマトグラフィー(12g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により直接精製して、表題化合物(67.6mg,64%)を白色固体として得た。
【0465】
【化278】
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53d(25mg,41μmol)のトルエン(8.2mL)中の溶液に、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(2.5mg,4.1μmol)をアルゴン雰囲気下23℃で添加し、そして得られた混合物を110℃まで加熱した。2時間後、この反応混合物をエチルビニルエーテル(300μL)でクエンチし、そして得られた混合物を23℃まで冷却した。この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてその粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(12g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製した。所望の生成物を含む画分を合わせ、そして分取HPLCにより再度精製して、表題化合物(1.7mg,7%)を白色粉末として、トリフルオロ酢酸塩として得た。R
f=0.40(酢酸エチル)UV。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.13 (s, 1H), 8.53 (br s, 1H), 8.07 (d, J=7.6 Hz, 1H), 8.05 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.83 (s, 1H), 7.55 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.44 (s, 1H), 6.62 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.55−6.45 (m, 1H), 6.04 (q, J=6.5 Hz, 1H), 5.50 (q, J=6.9 Hz, 1H), 4.40 (d, J=14.1 Hz, 1H), 4.33 (d, J=9.7 Hz, 1H), 3.78 (d, J=11.0 Hz, 1H), 3.36 (app dd, J=14.7, 6.7 Hz, 1H), 2.99 (dd, J=14.5, 4.9 Hz, 1H), 2.90−2.66 (m, 4H), 2.02−1.83 (m, 4H), 1.82−1.70 (m, 3H), 1.68 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.65 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.33−1.16 (m, 4H), 1.16−0.94 (m, 2H). HPLC Tr=t
R (min), 3.091 (Synergi 4u hydro−RP, 50 × 4.60 mm 4ミクロンカラム, 7分間, 2ml/分, 5%〜100%のアセトニトリル/水, 0.05%のトリフルオロ酢酸改質剤の勾配). LCMS(m/z)562.3[M+H], Tr=2.17分。
【0466】
実施例54
【0467】
【化279】
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(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(300mg,0.69mmol)のジクロロメタン(1.84mL)中の溶液に、トリフルオロ酢酸(460μL,6.00mmol)をアルゴン雰囲気下0℃でゆっくりと添加した。2時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。その粗製残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(3.45mL)に溶解させ、そして(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−フェニル−プロピオン酸(201mg,0.760mmol)、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(289mg,0.760mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(180μL,1.04mmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。22時間後、この反応混合物を酢酸エチル(300mL)で希釈し、そして得られた混合物をブライン(3×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(24g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(319mg,96%)を無色油状物として得た。R
f=0.75(酢酸エチル)I
2/シリカ染色。
【0468】
【化280】
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54a(414mg,0.716mmol)のジクロロメタン(3.58mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(238.7mg,1.07mmol)をアルゴン雰囲気下0℃で添加した。1時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残渣をアセトニトリル(3.58mL)で希釈し、そして2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(272mg,0.716mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(498μL,2.86mmol)、および(E)−ペンタ−3−エン酸(73.3μL,0.716mmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。17時間後、この反応混合物をジクロロメタン(50mL)で希釈し、そして得られた混合物を重炭酸ナトリウム飽和水溶液(50mL)で洗浄した。その有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(386mg,96%)を白色固体として得た。
【0469】
【化281】
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54b(443mg,0.789mmol)のテトラヒドロフラン(13.2mL)中の溶液に、亜鉛粉末(1.03g,15.8mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウム(912mg,11.8mmol)の水(8.77mL)中の溶液を、アルゴン雰囲気下23℃で添加した。17時間後、この反応混合物を45℃まで温めた。2時間後、この反応混合物を室温まで冷却し、そしてセライトのパッドで濾過し、水(10mL)および酢酸エチル(10mL)で洗った。その濾液の層を分離し、そしてその水層をブライン(20mL)で希釈し、そして12Nの塩化水素水溶液でpH2に酸性にした。その水層をジクロロメタン(3×100mL)で抽出し、そして合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。残留した酢酸を、トルエン(5mL)の添加により共沸により除去し、その後、減圧下で濃縮して(3回)表題化合物(276.2mg,81%)を白色固体として得た。
【0470】
【化282】
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54c(275mg,0.640mmol)および(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(153mg,0.770mmol)のジクロロメタン(3.2mL)中の溶液に、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(172mg,0.90mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(39mg,32μmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で添加した。23時間後、この反応混合物をシリカゲルクロマトグラフィー(24g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により直接精製して、表題化合物(203mg,52%)を白色固体として得た。
【0471】
【化283】
[この文献は図面を表示できません]
54d(170mg,278μmol)のクロロベンゼン(56mL)中の溶液に、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(8.7mg,14.0μmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で添加し、そして得られた混合物を110℃まで加熱した。3時間後、この反応混合物をエチルビニルエーテル(300μL)でクエンチし、そして得られた混合物を23℃まで冷却した。この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてその粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(12g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(18.9mg,12%)を黄褐色固体として得た。R
f=0.25(酢酸エチル)UV。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.12 (s, 1H), 8.05 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.84 (s, 1H), 7.56 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.32−7.12 (m, 5H), 6.66 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.48 (dt, J=12.8, 5.6 Hz, 1H), 6.05 (q, J=6.4 Hz, 1H), 5.53 (q, J=6.7 Hz, 1H), 4.73 (d, J=12.2 Hz, 1H), 4.43 (d, J=11.9 Hz, 1H), 3.80 (app t, J=10.2 Hz, 1H), 3.30−3.22 (m, 1H), 3.09 (dd, J=14.5, 4.9 Hz, 1H), 2.96−2.69 (m, 3H), 2.04−1.87 (m, 2H), 1.82−1.56 (m, 2H), 1.68 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.64 (d, J=6.9 Hz, 3H). HPLC Tr=3.060分. LCMS(m/z)570.5[M+H], Tr=2.14分。
【0472】
実施例55
【0473】
【化284】
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(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(500mg,0.1.16mmol)のジクロロメタン(5.8mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(386mg,1.74mmol)を、アルゴン雰囲気下0℃で添加した。1時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残渣をアセトニトリル(5.8mL)で希釈し、そして2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(485mg,1.28mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(302μL,1.74mmol)、N−tert−ブトキシカルボニル−3−(3−ピリジル)−L−アラニン(337mg,1.27mmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。20時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてその粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(40g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(570mg,85%)を明黄色油状物として得た。
【0474】
【化285】
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55a(570mg,0.984mmol)のジクロロメタン(5.8mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(386mg,1.74mmol)を、アルゴン雰囲気下0℃で添加した。1時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮して、表題化合物(478mg)を明黄色油状物として得、これをさらに精製せずに使用した。
【0475】
【化286】
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55b(120mg,0.250mmol)のアセトニトリル(1.25mL)中の溶液に、(E)−4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−イソキノリン−3−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(75mg,0.25mmol)、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(95mg,0.25mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(173μL,1.00mmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。次いで、N,N−ジメチルホルムアミド(100μL)を添加して、これらの試薬の溶解度を高めた。23時間後、この反応混合物を重炭酸ナトリウム飽和水溶液(25mL)およびブライン(25mL)で希釈し、そして得られた混合物をジクロロメタン(2×25mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(76mg,41%)を無色油状物として得た。
【0476】
【化287】
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55c(76mg,0.10mmol)のテトラヒドロフラン(0.3mL)および水(0.2mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(2.4mg,0.10mmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で添加した。2時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮して、表題化合物(61mg,99%)を白色固体のカルボン酸リチウム塩として得た。
【0477】
【化288】
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55d(61mg,0.10mmol)のジクロロメタン(50mL)中の溶液に、ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(208mg,400μmol)および4−ジメチルアミノピリジン(366mg,3.00mmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で添加した。17時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてその粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(4g Combiflash HP Gold Column,0%〜20%のメタノール/ジクロロメタンの勾配)により精製して、表題化合物(1.2mg,2%)を無色油状物として得た。R
f=0.40(ジクロロメタン中10%のメタノール)UV。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.03 (s, 1H), 8.31 (d, J=1.6 Hz, 1H), 8.27 (dd, J=4.9, 1.5 Hz, 1H), 7.95 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.64 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.46 (dd, J=8.5, 1.5 Hz, 1H), 7.24 (dd, J=7.9, 4.9 Hz, 1H), 6.49 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.37 (d, J=16.1 Hz, 1H), 5.95 (q, J=6.5 Hz, 1H), 5.57 (q, J=7.3 Hz, 1H), 4.65 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.32 (br d, J=12.1 Hz, 1H), 3.83 (d, J=11.8 Hz, 1H), 3.73−3.65 (m, 1H), 3.00 (dd, J=14.2, 5.0 Hz, 1H), 2.83 (dd, J=13.9, 9.7 Hz, 1H), 2.64 (br t, J=11.2 Hz, 1H), 1.95−1.73 (m, 2H), 1.69−1.59 (m, 1H), 1.57 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.54 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.33 (s, 3H), 1.16 (s, 3H). HPLC Tr=4.491分。
【0478】
実施例56
【0479】
【化289】
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(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(791mg,1.82mmol)のジクロロメタン(10.0mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(483μL,2.73mmol)を、アルゴン雰囲気下0℃でゆっくりと添加した。45分後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残渣をジクロロメタン(10.0mL)で希釈し、そして2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(761mg,2.00mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.26mL,7.28mmol)、および(S)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−フェニルブタン酸(Fluka,560mg,2.00mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。18時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。その残渣をシリカに予め吸収させ、そしてシリカゲルクロマトグラフィー(40g Isco Rf Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(799mg,74%)を無色油状物として得た。
【0480】
【化290】
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56a(799mg,1.34mmol)のジクロロメタン(10.0mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(356μL,2.01mmol)を、アルゴン雰囲気下0℃で添加した。30分後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残渣をアセトニトリル(6.0mL)で希釈し、そして2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(560mg,1.47mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(932μL,5.36mmol)、および(E)−ペンタ−3−エン酸(150μL,1.47mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。19時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。その残渣をシリカに予め吸収させ、そしてシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(598mg,78%)を無色油状物として得た。
【0481】
【化291】
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56b(167mg,0.29mmol)の、テトラヒドロフラン(3mL)、メタノール(1mL)および水(1mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(7.6mg,0.32mmol)を23℃で添加した。15分後、この反応混合物を減圧下で濃縮乾固させた。その残渣を水(25mL)に溶解させ、そして酢酸エチルで洗浄した。その有機層を重炭酸ナトリウム飽和水溶液(25mL)で抽出した。合わせた水層を1Mの水性塩酸溶液でpH約2酸性にし、そして酢酸エチル(3×25mL)で抽出し、そして合わせた有機抽出物を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮して、表題化合物(129mg,100%)を白色固体として得た。
【0482】
【化292】
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56c(129mg,0.29mmol)および(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(64mg,0.31mmol)のジクロロメタン(3.0mL)中の溶液に、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(89mg,0.46mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(18mg,0.14mmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で添加した。16時間後、この反応混合物をシリカゲルクロマトグラフィーにより直接精製して、表題化合物(87mg,48%)を白色固体として得た。
【0483】
【化293】
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56d(84mg,0.13mmol)のクロロベンゼン(27mL)中の溶液に、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(8mg,13μmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で添加し、そして得られた混合物を110℃まで加熱した。2時間後、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(7.3mg,11μmol)をアルゴン下110℃で添加した。次いで、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(5mg,8μmol)を30分の間隔で3回添加し、この時点でこの反応は完了した。この反応混合物をエチルビニルエーテル(1.0μL)でクエンチし、そして得られた混合物を23℃まで冷却した。この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてその粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(24g Isco Rf Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配を10分間、次いで100%の酢酸エチルを25分間)により精製して、表題化合物(9.1mg,12%)を淡褐色固体として得た。R
f=0.20(酢酸エチル)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.00 (s, 1H), 7.93 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.45 (dd, J=8.5, 1.5 Hz, 1H), 7.36 (s, 1H), 7.20−7.08 (m, 4H), 7.08−7.00 (m, 1H), 6.55 (d, J=15.9 Hz, 1H), 6.40 (ddd, J=15.9, 7.0, 5.1 Hz, 1H), 5.95 (q, J=6.5 Hz, 1H), 5.40 (q, J=7.2 Hz, 1H), 4.60 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.53 (dd, J=8.2, 6.9 Hz, 1H), 4.30 (d, J=12.5 Hz, 1H), 3.70−3.63 (m, 1H), 3.31−3.23 (m, 1H), 2.93 (ddd, J=14.0, 5.1, 1.6 Hz, 1H), 2.69−2.52 (m, 3H), 2.01−1.73 (m, 4H), 1.71−1.54 (m, 2H), 1.59 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.46 (d, J=7.3 Hz, 3H). HPLC Tr=5.108分. LCMS(m/z)584.3[M+H], Tr=2.12分。
【0484】
実施例57
【0485】
【化294】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチルブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロエチルエステル(1.61g,3.03mmol)のジクロロメタン(31mL)中の溶液を、氷水浴中アルゴン下で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(1.23g,5.5mmol)を滴下により添加し、そして得られた溶液を2時間撹拌した。この反応をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.2g,9.2mmol)およびメタノール(8.5mL)でクエンチした。この混合物を減圧中で濃縮し、そしてトルエン(2×25mL)に再度溶解させて濃縮した。(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(1.05g)を含有する得られた粗製残渣をさらに精製せずに使用した。
【0486】
【化295】
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(E)−4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−イソキノリン−3−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸メチルエステル(1.05g,3.51mmol)のテトラヒドロフラン(8mL)中の溶液に、メタノール(4mL)、水(4mL)、および水酸化リチウム水和物(297mg,7.08mmol)を添加した。得られた混合物を6時間撹拌し、そして1Mの水性塩酸(7.2mL,7.2mmol)でクエンチした。得られた溶液を濃縮して粗製残渣にし、これを、無水メタノール(50mL)、その後、トルエン(50mL)に再度溶解させて濃縮した。得られた黄色固体(1.3g,100%)(E)−4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−イソキノリン−3−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸をさらに精製せずに使用した。粗製(E)−4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−イソキノリン−3−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸の一部分(1.05g,2.84mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(12mL)にアルゴン下で溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.85g,14.3mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.42g,3.73mmol)を添加した。得られた混合物を3分間撹拌し、この時点で、粗製57aを、N,N−ジメチルホルムアミド(8.5mL)中の溶液として添加し、さらなるN,N−ジメチルホルムアミド(2×5mL)で洗った。この反応物を40分間撹拌し、次いで酢酸エチル(200mL)および水(300mL)で希釈し相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(200mL)で抽出した。合わせた有機相を水(150mL)で洗浄し、そして第二の水層を酢酸エチル(100mL)で抽出した。合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中35%から60%のアセトン,連続的な勾配)により精製して、表題化合物(1.51g,2工程で71%)を無色油状物として得た。R
F 0.5(イソ−ヘキサン中50%のアセトン)。
【0487】
【化296】
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57b(1.50g,2.15mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液に、メタノール(10mL)、水(10mL)、および水酸化リチウム水和物(365mg,8.7mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で75分間撹拌し、次いで水性1Mの塩酸(8.8mL,8.8mmol)でクエンチした。得られた溶液を減圧中で濃縮し、そしてその粗製生成物を、メタノール(40mL)に溶解させて濃縮することを2回行い、そしてアセトニトリル(6×30mL)に懸濁させて濃縮して、1.71gの無色固体を得、これをさらに精製せずに使用した。アルゴン下で、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(1.85g,5.37mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(1.97g,16.1mmol)を1,2−ジクロロエタン(700mL)に溶解させた。得られた溶液を50℃まで加熱し、そしてこの粗製セコ酸を、N,N−ジメチルホルムアミド(22mL)中の溶液としてシリンジを介して滴下により、6時間かけて添加した。次いで、N,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL)でのさらなる洗浄液を、同じ様式で15分間かけて添加した。さらに1.25時間撹拌した後に、この反応混合物を、減圧中で200mLの最終体積まで濃縮した。この溶液を水(250mL)で洗浄し、そしてその水相をジクロロメタン(150mL)で抽出した。その有機相を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル(200mL)に溶解させ、そして水(150mL)で洗浄した。その水相を酢酸エチル(150mL)で抽出した。合わせた有機物を水(100mL)で洗浄し、そして第二の水相を酢酸エチル(100mL)で抽出した。合わせた有機物を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中35%から65%のアセトンの連続的な勾配)により精製して、445mgの純粋な表題化合物を非晶質白色固体として、389mgの不純な生成物と一緒に得た。この不純な画分を、アセトン:イソ−ヘキサンからの再結晶により精製して、さらに173.5mgの純粋な表題化合物を得た(合計:618.5mg,52%)。R
F 0.5(イソ−ヘキサン中50%のアセトン)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.13 (s, 1H), 8.04 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.89 (s, 1H), 7.55 (dd, J=8.5, 1.6 Hz, 1H), 7.53 (s, 1H), 6.73−6.34 (m, 2H), 6.03 (q, J=6.6 Hz, 1H), 5.63 (q, J=7.2 Hz, 1H), 4.67 (d, J=12.2 Hz, 1H), 4.47−4.21 (m, 2H), 3.81−3.73 (m, 1H), 2.76−2.64 (m, 1H), 2.08−1.81 (m, 3H), 1.80−1.58 (m, 8H), 1.51 (s, 3H), 1.35 (s, 3H), 0.98 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.93 (d, J=6.7 Hz, 3H). LCMS(m/z)550.2[M+H], Tr=2.74分。
【0488】
実施例58
【0489】
【化297】
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N,N−ジイソプロピルアミン(2.51g,24.8mmol)のテトラヒドロフラン(150mL)中の溶液を、アルゴン下氷水浴中で冷却した。n−ブチルリチウムのヘキサン中の溶液(2.5M,9.7mL,24mmol)を2分間かけて滴下により添加し、そして得られた溶液をさらに15分間撹拌した。次いで、この溶液をCO
2(s):アセトン浴で−78℃まで冷却し、そして1−アセチルシクロプロパンカルボン酸エチル(3.47g,22.2mmol)を2分間かけて滴下により添加した。この溶液をさらに20分間撹拌し、そしてN−フェニル−ビス(トリフルオロメタンスルホンイミド)(8.4g,23.5mmol)を、テトラヒドロフラン(24mL)中の溶液として、カニューレを介して5分間かけて添加し、さらなるテトラヒドロフラン(2×5mL)で洗った。得られた溶液を冷却浴から出した。さらに30分後、この反応混合物を減圧中で濃縮し、そしてジエチルエーテル(200mL)で希釈した。その有機相を1Mの水性水酸化ナトリウム(1×100mL,1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、6.6gの粗製油状物を得、これをさらに精製せずに使用した。先の工程から得られた粗製物質の無水ピリジン(11mL)中の溶液を90℃まで加熱した。16.5時間後、この反応混合物をジエチルエーテル(200mL)および3Mの塩酸(100mL)で希釈し、そして相を分離した。その有機相を3Mの塩酸(50mL)および1Mの水酸化ナトリウム(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、2.2gの粗製液体を得、これをさらに精製せずに使用した。ジルコノセンジクロリド(410mg,1.6mmol)を含むアルゴンでフラッシュした容器に、先の工程から得られた粗製生成物(2.2g,約16mmol)およびピナコールボラン(3.1g,24mmol)のジクロロメタン(8mL)中の溶液を添加した。116時間後、この撹拌反応混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、そして水を滴下して添加することによりクエンチした。この混合物を水(50mL)でさらに希釈し、そして相を分離した。その水相を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して粗製残渣にし、これをシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中5%から20%の酢酸エチル,連続的な勾配)により精製して、表題化合物(1.26g,3工程で21%)を油状物として得、これは、−15℃で静置すると結晶化した。
【0490】
【化298】
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丸底フラスコに、(R)−1−(3−クロロイソキノリン−6−イル)エタノール(204mg,0.982mmol)、58a(314mg,1.18mmol)、PdCl
2(PCy
2(p−NMe
2Ph))
2(ビス[(ジシクロヘキシル)(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン]パラジウム(II)クロリド)(40mg,0.049mmol)および三塩基リン酸カリウム(680mg,3.2mmol)を添加した。この容器をセプタムキャップで密封し、そしてアルゴンでフラッシュした。シクロペンチルメチルエーテル(2.8mL)および水(1.2mL)を添加し、そして得られた二相混合物を、90℃に予め加熱した油浴中で激しく撹拌した。6.75時間後、この反応物を周囲温度まで冷却し、そして酢酸エチル(50mL)および水(40mL)で希釈した。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(50mL)で抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、粗製残渣を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中35%から60%の酢酸エチル)により精製して、表題化合物(266mg,85%)を得た。
【0491】
【化299】
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58b(266mg,0.854mmol)のテトラヒドロフラン(2mL)中の溶液に、メタノール(1mL)、水(1mL)、および水酸化リチウム水和物(70.8mg,1.69mmol)を添加した。得られた混合物を3時間撹拌し、次いで1Mの水性塩酸(1.8mL,1.8mmol)でクエンチした。揮発性物質を減圧中で除去し、そして得られた固体をトルエンに懸濁させた。揮発性物質を減圧中で除去し、そして得られた黄色固体である1−{(E)−2−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−イソキノリン−3−イル]−ビニル}−シクロプロパンカルボン酸をさらに精製せずに使用した。(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチルブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロエチルエステル(486mg,0.914mmol)のジクロロメタン(9.4mL)中の溶液を、氷水浴中アルゴン下で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(370mg,1.7mmol)を滴下により添加し、そして得られた溶液を4時間撹拌した。この反応をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(360mg,2.7mmol)およびメタノール(2.5mL)でクエンチした。この混合物を減圧中で濃縮し、そして得られた残渣をトルエン(2×15mL)に再度溶解させて濃縮した。得られた粗製アミンをさらに精製せずに使用した。粗製1−{(E)−2−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−イソキノリン−3−イル]−ビニル}−シクロプロパンカルボン酸(約0.854mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(3.5mL)中の溶液に、アルゴン下でN,N−ジイソプロピルエチルアミン(560mg,4.3mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(427mg,1.12mmol)を添加した。得られた混合物を2分間撹拌し、この時点で、先の工程から得られた粗製(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを、N,N−ジメチルホルムアミド(2.5mL)中の溶液として添加し、さらなるN,N−ジメチルホルムアミドで2回(1.5mLずつ)洗った。この反応物を45分間撹拌し、そして酢酸エチル(100mL)および水(150mL)で希釈した。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(100mL)で抽出した。合わせた有機相を水(75mL)で洗浄し、そして第二の水層を酢酸エチル(75mL)で抽出した。合わせた有機物を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中35%から60%のアセトン,連続的な勾配)により精製して、表題化合物(467mg,2工程で78%)を無色油状物として得た。
【0492】
【化300】
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58c(467mg,0.67mmol)のテトラヒドロフラン(6mL)中の溶液に、メタノール(3mL)、水(3mL)、および水酸化リチウム水和物(113mg,2.69mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で1.75時間撹拌し、そして水性1Mの塩酸(2.8mL,2.8mmol)でクエンチした。得られた溶液を減圧中で濃縮し、そしてその粗製生成物を、アセトニトリル(5×20mL)に懸濁させて濃縮して、530mgの淡黄色固体を得、これをさらに精製せずに使用した。アルゴン下で、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(283mg,0.82mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(307mg,2.51mmol)を1,2−ジクロロエタン(100mL)に溶解させた。得られた溶液を50℃まで加熱し、そしてこの粗製セコ酸の一部分(260mg,約0.33mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(3.5mL)および1,2−ジクロロエタン(10mL)中の溶液として、6時間かけてシリンジを介して滴下により添加した。次いで、N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)のさらなる洗浄液を、同じ様式で添加した。さらに1.25時間撹拌した後に、この反応混合物を減圧中で約35mLまで濃縮した。この溶液を酢酸エチル(100mL)で希釈し、そして水(100mL)で洗浄した。その水相を酢酸エチル(75mL)で抽出し、そして合わせた有機相を水(50mL)で洗浄した。第二の水相を酢酸エチル(50mL)で抽出し、そして合わせた有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中35%から60%、次いで100%のアセトン)により精製して、表題化合物を含む101mgの不純な生成物を得た。この物質を、シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル中0%から5%のメタノール)、その後、逆相HPLC(5%から100%のアセトニトリル/水+0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製して、表題化合物をそのトリフルオロ酢酸塩として得た(37mg,2工程で17%)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.55 (s, 1H), 8.37 (d, J=8.6 Hz, 1H), 8.06 (s, 1H), 7.89 (s, 1H), 7.85 (d, J=8.6 Hz, 1H), 6.69 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.54 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.11 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.75−5.67 (m, 1H), 4.46−4.36 (m, 1H), 4.36−4.28 (m, 1H), 3.90−3.78 (m, 1H), 2.80−2.68 (m, 1H), 2.05−1.86 (m, 3H), 1.80−1.68 (m, 5H), 1.66−1.57 (m, 5H), 1.40−1.30 (m, 1H), 1.30−1.21 (m, 1H), 1.03−0.93 (m, 4H), 0.90 (d, J=6.7 Hz, 3H). LCMS(m/z)548.4[M+H], Tr=2.79分。
【0493】
実施例59
【0494】
【化301】
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オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、オイルフリーの水素化カリウム(鉱油中約30%の分散物を1740mg,約13mmol)、無水テトラヒドロフラン(10mL)およびヘキサン(1mL)を入れた。このフラスコをアルゴンで再度パージし、そしてトリクロロエチレン(900μL,1.32g,10mmol)を添加し、その後、乾燥メタノール(10μL,7.9mg,0.25mmol)を添加した。この混合物を室温で2時間撹拌した。この時間の後にヘキサン(10mL)を添加し、そして得られた溶液をその後の工程で即座に使用した。
【0495】
【化302】
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オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、テトラヒドロフラン(50mL)を添加し、そしてこの溶液を氷浴で冷却した。テトラヒドロフラン/ヘプタン/エチルベンゼン中1.8Mのリチウムジイソプロピルアミドの溶液(7.2mL,13mmol)を添加した。得られた溶液を−78℃まで冷却し、そしてテトラヒドロ−2H−ピラン−4−カルボン酸メチル(1.20mL.1.30g,9mmol)の滴下により処理し、その後、ヘキサメチルホスホロアミド(1.56mL,1.61g,9mmol)により処理した。得られた溶液を0℃まで温め、20分間撹拌し、−78℃まで冷却し、そして1,2−ジクロロ−エチンの予め冷却した(0℃)溶液(約10mmol)の滴下により処理した。この反応混合物を−78℃で30分間撹拌し、次いで室温まで温めた。室温で4時間後、この反応混合物をクラッシュアイスに注ぎ、そしてジエチルエーテル(200mL)で抽出した(5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)。その有機相を分離し、そして水(200mL)で洗浄した。この水相をジエチルエーテル(100mL)で抽出した。合わせた有機画分をブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、シリカゲルの2cmの層で濾過し(シリカゲルの層を50mLの酢酸エチルで洗浄した)、次いで減圧下で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜15%の酢酸エチルの勾配)に供して、表題化合物(1.22g,67%)を無色油状物として得た。R
f=0.48,イソ−ヘキサン中30%の酢酸エチル,エタノール中のホスホモリブデン酸。
【0496】
【化303】
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59b(1.01g,5mmol)および銅粉末(1.6g,25mmol)をテトラヒドロフラン(100mL)に懸濁させた。酢酸(15mL)を添加し、そしてこの反応混合物を60℃で3時間加熱した。この時間の後に、この反応混合物を水(濾紙を使用して銅粉末を濾別した)に注ぎ、そしてジエチルエーテル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を、液塩化アンモニウムの飽和溶(3×50mL)、重炭酸ナトリウムの飽和溶液(2×50mL)および水(50mL)で洗浄した。この水相をジエチルエーテル(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、シリカゲルの2cmの層で濾過し(シリカゲルの層を50mLの酢酸エチルで洗浄した)、そして減圧下で濃縮した。高真空下で1日乾燥させた後に、表題化合物(0.84g,定量的収率)を無色油状物として単離した。R
f=0.37,イソ−ヘキサン中30%の酢酸エチル,エタノール中のホスホモリブデン酸。
【0497】
【化304】
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オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、59c(0.84g,5mmol)およびジクロロメタン(2mL)を入れた。この混合物を0℃まで冷却した。次いで、ピナコールボラン(0.96g,7.5mmol)を、シリンジを介して滴下により添加した。この混合物を1分間撹拌した後に、これをシリンジを介して、オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージし、氷浴に浸漬させて光から保護した、ジルコノセンジクロリド(0.13g,0.5mmol)を含む別のフラスコに移した。さらなるジクロロメタン(2mL)を使用して、定量的な移動を完了させた。この後、この混合物を周囲温度まで温め、これを暗所で72時間撹拌して、完全な転換を達成した。この反応混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、そして水(1ml)で注意深くクエンチした。水(50mL)を添加し、そして有機相と水相とを分離した。その水相を酢酸エチル(3×40mL)で抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、粗製残渣を得、これをイソ−ヘキサン(50mL)に溶解させ、そして5%〜10%の水性メタノール(3×50mL)およびブライン(50mL)で抽出した。そのヘキサン相を硫酸マグネシウムで乾燥させた。エバポレーション後に、表題化合物を白色結晶性化合物として単離した(1.42g,93%)。R
f=0.38,イソ−ヘキサン中30%の酢酸エチル,ヨウ素蒸気。
【0498】
【化305】
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オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、(R)−1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−エタノール(0.83g,4mmol)、59d(1.40g,4.7mmol)、PdCl
2(PCy
2(p−NMe
2Ph))
2(ビス[(ジシクロヘキシル)(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン]パラジウム(II)クロリド)(173mg,0.21mmol)および三塩基リン酸カリウム(2.64g,12.4mmol)を入れた。このフラスコをセプタムキャップで密封し、そしてアルゴンで再度パージした。N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)を添加し、そして得られた反応混合物を、80℃に予め加熱した油浴中で激しく撹拌した。2時間後、この反応物を周囲温度まで冷却し、そして酢酸エチル(100mL)および水(100mL)で希釈した。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、粗製残渣を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(1.06g,78%)を無色油状物としてを得た。R
f=0.48,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0499】
【化306】
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59e(1.02g,3mmol)のテトラヒドロフラン(8mL)中の溶液に、メタノール(4mL)、水(4mL)および水酸化リチウム水和物(0.15g,6.3mmol)を添加した。得られた混合物を室温で10時間撹拌し、そして1Mの塩酸(6.5mL,6.5mmol)でクエンチした。得られた溶液を濃縮して粗製残渣にし、これをテトラヒドロフラン(20mL)と2回、無水アセトニトリル(20mL)と2回、そして無水トルエン(20mL)と2回、一緒にエバポレートした。得られた白色固体を高真空下で一晩乾燥させ、そしてさらに精製せずに使用した(1.24g,定量的収率)。
【0500】
【化307】
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1e(0.53g,1mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.69g,1.80mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣をアルゴン下で無水アセトニトリル(12mL)に溶解させた。この反応混合物を0℃で撹拌し、59f(371mg,0.9mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(517mg,4mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(570mg,1.5mmol)を添加した。この反応混合物を室温で48時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解させ、そしてこの溶液をクエン酸の20%水溶液(2×50mL)、水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(560mg,84%)を白色固体として得た。R
f=0.13,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0501】
【化308】
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59g(371mg,0.5mmol)のテトラヒドロフラン(8mL)中の溶液に、メタノール(4mL)、水(4mL)および水酸化リチウム水和物(36mg,1.5mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌し、そして水性1Mの塩酸(1.6mL,1.6mmol)でクエンチした。得られた溶液を濃縮して粗製残渣にし、これをテトラヒドロフラン(20mL)と2回、無水アセトニトリル(20mL)と2回、そして無水トルエン(20mL)と2回、一緒にエバポレートした。得られた白色固体を高真空下で一晩乾燥させ、そしてこれをさらに精製せずに使用した(365mg,定量的収率)。オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(258mg,0.75mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(275mg,2.25mmol)および無水1,2−ジクロロエタン(150mL)を入れた。得られた溶液を50℃まで加熱し、そしてこの粗製セコ酸を、乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の溶液として、シリンジを介して滴下により12時間かけて添加した。さらなる乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(2×5mL)を使用して、定量的な移動を完了させた。50℃でさらに2時間撹拌した後に、この反応混合物を分液漏斗に移し、そして水(100mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。その水相をジクロロメタン(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル(100mL)に溶解させ、そして水(100mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。その水相を酢酸エチル(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(100mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。得られた水相を酢酸エチル(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(72mg,24%)を白色固体として得た。R
f=0.42,ジクロロメタン中10%のメタノール。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 9.04 (s, 1H), 7.95 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.76 (s, 1H), 7.47 (dd, J=8.5, 1.5 Hz, 1H), 7.31 (s, 1H), 6.43 (m, 2H), 5.93 (q, J=6.6 Hz, 1H), 5.44−5.36 (m, 1H), 4.33−4.23 (m, 2H), 3.84 (dt, J=11.6, 4.1 Hz, 1H), 3.76−3.69 (m, 1H), 3.68−3.61 (m, 2H), 3.48 (m, 1H), 2.65−2.56 (m, 1H), 2.16−2.07 (m, 2H), 2.03−1.93 (m, 1H), 1.91−1.82 (m, 2H), 1.79e (m, 1H), 1.67−1.62 (m, 3H), 1.59 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.51 (d, J=7.2 Hz, 3H), 0.90 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.85 (d, J=6.7 Hz, 3H). LCMS(m/z)592.3[M+H]
, Tr=3.12分。
【0502】
実施例60
【0503】
【化309】
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化合物59(10mg,0.017mmol)の、酢酸エチル(4mL)とテトラヒドロフラン(4mL)との混合物中の溶液(10%の炭素担持パラジウム(10mg)を含む)を、室温および大気圧の水素で3時間水素化した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドをテトラヒドロフラン(10mL)で洗浄した。その濾液をエバポレートして、表題化合物(10mg,定量的収率)を白色固体として得た。R
f=0.47,ジクロロメタン中10%のメタノール。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 9.02 (s, 1H), 7.94 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.81 (s, 1H), 7.44 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.20 (s, 1H), 6.02 (q, J=6.5 Hz, 1H), 5.78−5.71 (m, 1H), 5.24 (m, 1 H), 4.33−4.23 (m, 2H), 3.83−3.61 (m, 6H), 3.52 (m, 1H), 2.71−2.66 (m, 1H), 2.43−2.36 (m, 2H), 2.14−2.05 (m, 2H), 2.08−1.91 (m, 1H), 1.90−1.82 (m, 2H), 1.76 (m, 1H), 1.67−1.62 (m, 2H), 1.57 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.54 (d, J=7.2 Hz, 3H), 0.96 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.88 (d, J=6.7 Hz, 3H). LCMS(m/z)594.3[M+H]
, Tr=2.72分。
【0504】
実施例61
【0505】
【化310】
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1e(1064mg,2mmol)のジクロロメタン(30mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(666mg,3mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣をアルゴン下で無水アセトニトリル(25mL)に溶解させた。この反応混合物を0℃で撹拌し、ヘキサ−5−エン酸(251mg,2.2mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1034mg,8mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1065mg,2.8mmol)を添加した。この反応混合物を室温で48時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(200mL)に溶解させ、そしてこの溶液を、クエン酸の20%水溶液(2×150mL)、水(150mL)およびブライン(150mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(864mg,82%)を白色固体として得た。R
f=0.35,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0506】
【化311】
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61a(830mg,1.57mmol)のテトラヒドロフラン(40mL)中の溶液に、水(10mL)および水酸化リチウム水和物(57mg,2.38mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌し、次いでDOWEX D50 x 8樹脂5cmの層でH
+サイクルで濾過した(樹脂を最初に水で洗浄した)。樹脂をさらなる水(50mL)で洗浄した。濾液を集め、減圧下で濃縮し、そしてトルエン(10mL)と一緒に2回、共エバポレートした。高真空下で1日乾燥させた後に、表題化合物(590mg,95%)を白色固体として単離した。R
f=0.4,ジクロロメタン中30%のメタノール。
【0507】
【化312】
[この文献は図面を表示できません]
オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、61b(238mg,0.60mmol)および(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(120mg,0.6mmol)を添加した。このフラスコを密封し、そしてこの反応混合物をアルゴンで2回パージし直した。無水ジクロロメタン(10mL)を添加し、そしてこの反応混合物をアルゴンで2回パージし直した。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(148mg,0.77mmol)を添加し、その後、4−ジメチルアミノピリジン(67mg,0.55mmol)を添加した。反応混合物をアルゴンで2回、手早くパージし直し、そして室温で12時間撹拌した。この反応混合物をジクロロメタン(100mL)で希釈し、そしてこの溶液を、クエン酸の20%水溶液(2×150mL)、水(150mL)およびブライン(150mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(307mg,89%)を白色固体として得た。R
f=0.29,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0508】
【化313】
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61c(209mg,0.362mmol)のトルエン(150mL)中の溶液をアルゴン下室温で撹拌した。Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(23mg,0.036mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をアルゴン下30分間で加熱還流した。反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチル(50mL)を添加した。この溶液を、トリス(ヒドロキシメチル)ホスフィンの水溶液(100mLの水中372mg,3mmol)で2回、水(2×50mL)およびブライン(50mL)で洗浄した。その有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(125mg,63%)を白色固体として得た。R
f=0.25,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 9.00 (s, 1H), 7.91 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.77 (s, 1H), 7.41 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.23 (s, 1H), 6.64 (m, 1H), 6.29 (d, J=15.4 Hz, 1H), 5.97 (q, J=5.9 Hz, 1H), 5.53 (q, J=7.0 Hz, 1H), 4.37−4.18 (m, 2H), 3.65 (d, J=9.8 Hz, 1H), 2.65 (t, J=12.3 Hz, 1H), 2.36−2.18 (m, 4H), 1.98 (m, 1H), 1.94−1.73 (m, 3H), 1.71−1.57 (m, 3H), 1.55 (d, J=5.6 Hz, 6H), 0.83 (d, J=6.6 Hz, 3H), 0.78 (d, J=6.6 Hz, 3H). LCMS(m/z)550.2[M+H]
, Tr=2.55分。
【0509】
実施例62
【0510】
【化314】
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化合物61(10mg,0.018mmol)の、酢酸エチル(4mL)とテトラヒドロフラン(4mL)との混合物中の溶液(10%の炭素担持パラジウム(10mg)を含む)を、室温および大気圧の水素で3時間水素化した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドをテトラヒドロフラン(10mL)で洗浄した。その濾液をエバポレートして、表題化合物(9mg,89%)を白色固体として得た。R
f=0.16,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.02 (s, 1H), 7.93 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.62 (s, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.44 (d, J=8.7 Hz, 1H), 6.02−5.93 (m, 1H), 5.39 (m, 1H), 4.03 (m, 1H), 3.69 (m, 1H), 2.84 (m, 2H), 2.27 (s, 1H), 2.10 (m, 1H), 1.97 (m, 1H), 1.85 (m, 2H), 1.76 (m, 2H), 1.62 (m, 4H), 1.54 (d, J=5.1 Hz, 3H), 1.39 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.19 (m, 4H), 0.78 (d, J=5.0 Hz, 3H), 0.73 (d, J=5.8 Hz, 3H). LCMS(m/z)552.3[M+H]
, Tr=2.10分。
【0511】
実施例63
【0512】
【化315】
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1e(1064mg,2mmol)のジクロロメタン(30mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(666mg,3mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣をアルゴン下で無水アセトニトリル(25mL)に溶解させた。この反応混合物を0℃で撹拌し、ヘプタ−6−エン酸(281mg,2.2mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1034mg,8mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1065mg,2.8mmol)を添加した。この反応混合物を室温で48時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(200mL)に溶解させ、そしてこの溶液をクエン酸の20%水溶液(2×150mL)で2回、水(150mL)およびブライン(150mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチル+メタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(817mg,75%)を白色固体として得た。R
f=0.37,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0513】
【化316】
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63a(790mg,1.46mmol)のテトラヒドロフラン(40mL)中の溶液に、水(10mL)および水酸化リチウム水和物(52mg,2.19mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌し、次いでDOWEX D50 x 8樹脂の5cmの層でH
+サイクルで濾過した(樹脂を最初に水で洗浄した)。樹脂をさらなる水(50mL)で洗浄した。その濾液を集め、減圧下で濃縮し、そしてトルエン(10mL)と一緒に2回、共エバポレートした。高真空下で1日乾燥させた後に、表題化合物(583mg,97%)を白色固体として単離した。R
f=0.4,ジクロロメタン中30%のメタノール。
【0514】
【化317】
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オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、63b(276mg,0.67mmol)および(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(134mg,0.67mmol)を添加した。このフラスコを密封し、そしてこの反応混合物をアルゴンで2回パージし直した。無水ジクロロメタン(10mL)を添加し、そしてこの反応混合物をアルゴンで2回パージし直した。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(168mg,0.87mmol)を添加し、その後、4−ジメチルアミノピリジン(75mg,0.62mmol)を添加した。この反応混合物をアルゴンで2回、手早くパージし直し、そして室温で12時間撹拌した。この反応混合物をジクロロメタン(100mL)で希釈し、そしてこの溶液を、クエン酸の20%水溶液(2×150mL)、水(150mL)およびブライン(150mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(316mg,79%)を白色固体として得た。R
f=0.30,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0515】
【化318】
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63c(255mg,0.431mmol)のトルエン(200mL)中の溶液をアルゴン下室温で撹拌した。Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(27mg,0.043mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をアルゴン下30分間で加熱還流した。反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチル(50mL)を添加した。この溶液を、トリス(ヒドロキシメチル)ホスフィンの水溶液(100mLの水中372mg,3mmol)で2回、水(50mL)で2回、そしてブライン(50mL)で洗浄した。その有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(76mg,31%)を白色固体として得た。R
f=0.20,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 9.01 (s, 1H), 7.93 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.43 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.55 (m, 1H), 5.95 (m, 1H), 5.43 (m, 1H), 5.23 (m, 3H), 4.32 (m, 1H), 4.20 (m, 1H), 3.67 (m, 1H), 2.69 (m, 1H), 2.30 (m, 2H), 2.13 (m, 2H), 1.96 (m, 3H), 1.83 (m, 1H), 1.64 (m, 3H), 1.56 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.44 (d, J=7.4 Hz, 3H), 0.92−0.72 (m, 6H). LCMS(m/z)564.4[M+H]
, Tr=2.60分。
【0516】
実施例64
【0517】
【化319】
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化合物63(15mg,0.027mmol)の、酢酸エチル(4mL)とテトラヒドロフラン(4mL)との混合物中の溶液(10%の炭素担持パラジウム(10mg)を含む)を、室温および大気圧の水素で3時間水素化した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドをテトラヒドロフラン(10mL)で洗浄した。その濾液をエバポレートして、表題化合物(13mg,87%)を白色固体として得た。R
f=0.11,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.02 (s, 1H), 7.95 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.45 (d, J=8.7 Hz, 1H), 5.93 (q, J=6.3 Hz, 1H), 5.20 (m, 1H), 4.21 (m, 1H), 4.07 (d, J=8.0 Hz, 1H), 3.66 (m, 1H), 2.83 (m, 4H), 2.25 (m, 1H), 2.07 (m, 1H), 1.94 (m, 2H), 1.80e (m, 1H), 1.63 (m, 3H), 1.55 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.51−1.42 (m, 2H), 1.37 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.25 (m, 4H), 0.83 (d, J=6.7 Hz, 6H). LCMS(m/z)566.3[M+H], Tr=2.27分。
【0518】
実施例65
【0519】
【化320】
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アルゴン雰囲気下で90℃に予め加熱した、(R)−1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−エタノール(250mg,1.21mmol)および三塩基リン酸カリウム(770mg,3.63mmol)の、シクロペンチルメチルエーテル(4.5mL)および水(1.5mL)中の溶液に、3−(2−メトキシ−2−オキソエチル)フェニルボロン酸,ピナコールエステル(Combi−Blocks,387mg,1.33mmol)および(A−
caPhos)
2PdCl
2(49mg,60μmol)を添加した。17時間後、この反応物を23℃まで冷却し、そしてジクロロメタン(50mL)と重炭酸ナトリウム飽和水溶液(50mL)との間で分配した。相を分離し、そしてその水層をジクロロメタン(50mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(24g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/iイソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(321mg,83%)をわずかに黄色の油状物として得た。
【0520】
【化321】
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65a(320mg,1.00mmol)のテトラヒドロフラン(3mL)および水(2mL)中の溶液に、水酸化リチウム(26mg,1.1mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で添加した。3時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてその粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(24g Combiflash HP Gold Column,0%〜20%のメタノール/ジクロロメタンの勾配)により精製して、表題化合物(64.2mg,21%)を無色油状物として得た。R
f=0.5(ジクロロメタン中20%のメタノール)I
2/シリカ染色。
【0521】
【化322】
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1e(104mg,0.21mmol)のジクロロメタン(1.05mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(70mg,1.07mmol)をアルゴン雰囲気下0℃で添加した。1時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残渣をアセトニトリル(1.05mL)で希釈し、そして2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(79.8mg,0.210mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(140μL,0.840mmol)、および65b(64mg,0.21mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。18時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてその粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(140mg,93%)をわずかに黄色の油状物として得た。
【0522】
【化323】
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65c(140mg,0.195mmol)のテトラヒドロフラン(0.9mL)および水(0.3mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(4.6mg,0.195mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で添加した。3時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮して、表題化合物(131mg,99%)を白色固体のカルボン酸リチウム塩として得た。
【0523】
【化324】
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ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(35.3mg,68μmol)および4−ジメチルアミノピリジン(62.3mg,510μmol)のジクロロメタン(5.7mL)中の溶液に、65d(10mg,17μmol)をアルゴン雰囲気下23℃で添加した。16時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてその粗製残渣を分取HPLC(Gemini 5u C18 110Åカラム,5%〜100%のアセトニトリル/水,0.1%のトリフルオロ酢酸改質剤)により精製して、表題化合物(6.0mg,52%)を白色固体のトリフルオロ酢酸塩として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.70 (s, 1H), 8.58 (s, 1H), 8.48 (d, J=8.6 Hz, 1H), 8.32 (s, 1H), 7.97−7.87 (m, 2H), 7.79 (d, J=7.9 Hz, 1H), 7.62 (app t, J=7.7 Hz, 1H), 7.53 (d, J=7.8 Hz, 1H), 6.21 (q, J=6.6 Hz, 1H), 5.84−5.71 (m, 1H), 4.45−4.29 (m, 2H), 3.96 (d, J=15.5 Hz, 1H), 3.75 (dd, J=11.1, 2.7 Hz, 1H), 3.64 (d, J=15.5 Hz, 1H), 2.74 (td, J=12.8, 3.1 Hz, 1H), 2.13−1.96 (m, 2H), 1.91 (br d, J=13.0 Hz, 1H), 1.81−1.65 (m, 2H), 1.67 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.62 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.8 Hz, 3H), 0.94 (d, J=6.8 Hz, 3H). HPLC Tr=3.040分間. LCMS(m/z)572.3[M+H], Tr=2.07分。
【0524】
実施例66
【0525】
【化325】
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6−クロロピリジン−3−アミン(5.00g,38.8mmol)のジオキサン(194mL)中の溶液に、重炭酸ジ−tert−ブチル(10.2g,46.7mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で添加し、そして得られた混合物を100℃まで加熱した。17時間後、この反応混合物を23℃まで冷却し、そして水(500mL)で希釈した。得られた混合物を酢酸エチル(2×500mL)で抽出し、そして合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(120g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(7.69g,87%)を無色油状物として得た。
【0526】
【化326】
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66a(2.00g,8.80mmol)およびテトラメチルエチレンジアミン(2.70mL,18.0mmol)のジエチルエーテル(44mL)中の溶液に、n−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M,7.2mL,18.0mmol)を、アルゴン雰囲気下−78℃で添加した。10分後、得られた混合物を50分間かけて−15℃まで温めた。この反応混合物を−78℃まで冷却し、そしてN,N−ジメチルホルムアミド(1.9g,26mmol)をシリンジを介して添加した。30分後、この反応混合物を塩化アンモニウム飽和水溶液(20mL)でクエンチし、そして23℃まで温めた。得られた混合物を酢酸エチル(2×20mL)で抽出し、そして合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(120g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(849mg,38%)を無色油状物として得た。
【0527】
【化327】
[この文献は図面を表示できません]
66b(258mg,1.00mmol)および(E)−4−(ジメチルアミノ)ブタ−3−エン−2−オン(452mg,4.00mmol)の1,4−ジオキサン(10mL)中の溶液に、p−トルエンスルホン酸一水和物(761mg,4mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で添加し、そして得られた混合物を80℃まで加熱した。2時間後、この反応混合物を23℃まで冷却し、そして重炭酸ナトリウム飽和水溶液(200mL)と酢酸エチル(200mL)との間で分配した。層を分離し、そしてその水層を酢酸エチル(200mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(107mg,51%)をオフホワイトの固体として得た。
【0528】
【化328】
[この文献は図面を表示できません]
ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(5mg,8μmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(7mg,19μmol)を脱気水(6mL)に懸濁させ、そしてこの混合物をアルゴンで15分間脱気した。この混合物をアルゴン下70℃で90分間撹拌した。得られた黄色溶液を室温まで冷却した。66c(329mg,1.56mmol)、ギ酸ナトリウム(543mg,7.98mmol)および脱気テトラヒドロフラン(1mL)を添加し、そしてこの反応混合物を10分間脱気した。この反応混合物を40℃で2.5時間激しく撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチル(20mL)で抽出した。その有機層を分離し、水(20mL)、ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(180mg,54%)を固体として得た。
【0529】
【化329】
[この文献は図面を表示できません]
三塩基リン酸カリウム(550mg,2.59mmol)のシクロペンチルメチルエーテル(4.5mL)および水(3mL)中の懸濁物に、66d(180mg,0.89mmol)を添加し、そして90℃まで加熱した。この温度で、(A−
caPhos)
2PdCl
2(35mg,43μmol)を添加し、そして2分間撹拌した。(E)−2,2−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ブタ−3−エン酸メチルエステル(286mg,1.12mmol)のシクロペンチルメチルエーテル(4.5mL)中の溶液を滴下により添加し、そして90℃で19時間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、酢酸エチル(40mL)および水(20mL)で希釈した。その層を分離し、そしてその水層を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮し、そして得られた粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(24g SiO
2 Isco Rf Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(95mg,37%)を淡褐色固体として得た。
【0530】
【化330】
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66e(95mg,0.32mmol)の、テトラヒドロフラン(1.8mL)、メタノール(0.6mL)および水(0.6mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(15mg,0.63mmol)を23℃で添加した。16時間後、得られた混合物を減圧下で濃縮し、そして残留した溶媒を、トルエン(5mL)の添加により共沸によって除去し、その後、減圧下で濃縮して(2回)、表題化合物を得た。これをさらに精製せずに、その後のアミドカップリングで使用した。
【0531】
【化331】
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1e(212mg,0.40mmol)のジクロロメタン(3mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(106μL,0.60mmol)をアルゴン雰囲気下0℃でゆっくりと添加した。1時間後、得られた混合物を減圧下で濃縮し、そしてさらに精製せずに、その後のアミドカップリングで使用した。66f(90.5mg,0.32mmol)のアセトニトリル(3mL)中の溶液に、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(180mg,0.47mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(330μL,1.90mmol)およびアセトニトリル(2mL)中の(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(232mg,0.4mmol)を23℃で順番に添加した。16時間後、得られた混合物を減圧下で濃縮し、そしてその残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより直接精製して、表題化合物(201mg,91%)を固体として得た。
【0532】
【化332】
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66g(201mg,0.29mmol)の、テトラヒドロフラン(2mL)、メタノール(0.4mL)および水(0.4mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(14mg,0.57mmol)を23℃で添加した。40分後、水酸化リチウム水和物(14mg,0.57mmol)を23℃で添加した。1時間後、得られた混合物を減圧下で濃縮し、そして残留した溶媒を、トルエン(2mL)の添加により共沸によって除去し、その後、減圧下で濃縮して(3回)、表題化合物を得た。これをさらに精製せずに、その後のマクロラクトン化で使用した。
【0533】
【化333】
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2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(43mg,0.12mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(48mh,0.39mmol)に1,2−ジクロロエタン(20mL)を窒素雰囲気下で添加し、そして50℃まで加熱した。この温度で、N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中の66h(28mg,0.049mmol)を、シリンジポンプを介して6時間かけて滴下により添加した。次いで、N,N−ジメチルホルムアミド(0.5mL)のさらなる洗浄液を、同じ様式で15分間かけて添加した。さらに1.25時間撹拌した後に、反応混合物を室温まで冷却した。それを酢酸エチル(20mL)で希釈し、そして水(2×10mL)で洗浄した。その有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして濾過した。その溶媒を減圧下で除去し、そしてその残渣を分取HPLC(Gemini 5u C18 110Åカラム,5%〜100%のアセトニトリル/水,0.1%のトリフルオロ酢酸改質剤)により精製して、表題化合物を白色粉末のトリフルオロ酢酸塩として得た。これを重炭酸ナトリウムの飽和溶液で洗浄して、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物から形成された酸不純物を除去して、表題化合物(1.5mg,5%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.19 (s, 1H), 8.86 (d, J=2.1 Hz, 1H), 8.67 (d, J=7.5 Hz, 1H), 8.21 (s, 1H), 7.59 (s, 1H), 6.89 (d, J=9.5 Hz, 1H), 6.58 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.46 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.04 (q, J=6.4 Hz, 1H), 5.52−5.41 (m, 1H), 4.26 (d, J=14.4 Hz, 1H), 4.18 (app t, J=9.1 Hz, 1H), 3.65 (dd, J=11.4, 2.8 Hz, 1H), 2.58 (td, J=12.9, 3.2 Hz, 1H), 1.91−1.75 (m, 3H), 1.68−1.53 (m, 2H), 1.63 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.51 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.43 (s, 3H), 1.26 (s, 3H), 0.87 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.82 (d, J=6.7 Hz, 3H).LCMS(m/z)551.2[M+H], Tr=2.19分。
【0534】
実施例67
【0535】
【化334】
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2−(3−ブロモフェニル)−2−メチルプロパン酸メチル(Pharmabridge,Doylestown,PA,USA(190mg,0.74mmol)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(206mg,0.81mmol)、ジクロロメタンと錯形成した[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(27mg,0.04mmol)および酢酸カリウム(217mg,2.22mmol)を、ねじキャップ式のバイアルに入れ、そして減圧およびアルゴンでのフラッシュのサイクルを3回行った。無水1,4−ジオキサン(4mL)をアルゴン下で添加し、そして得られた混合物を80℃で19時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチル(20mL)で希釈した。セライト(約1g)を添加し、そしてセライトのパッドで濾過した。溶媒を減圧下で除去して表題化合物を得、これをその後の反応で直接使用した。
【0536】
【化335】
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三塩基リン酸カリウム(445mg,2.10mmol)のシクロペンチルメチルエーテル(2.5mL)および水(1.5mL)中の懸濁物に、(R)−1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−エタノール(180mg,0.89mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を90℃まで加熱した。この温度で、(A−
caPhos)
2PdCl
2(28mg,35μmol)を添加し、そしてこの反応混合物を2分間撹拌した。67a(225mg,0.74mmol)のシクロペンチルメチルエーテル(2.5mL)中の溶液を滴下により添加し、そして90℃で19時間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、酢酸エチル(30mL)および水(15mL)で希釈した。その層を分離し、そしてその水層を酢酸エチル(2×15mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮し、そして得られた粗製残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(267mg,定量的)を淡褐色固体として得た。
【0537】
【化336】
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67b(244mg,0.7mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)および水(2.5mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(18.5mg,0.77mmol)を23℃で添加した。48時間後、水酸化リチウム水和物(17mg,0.70mmol)をこの反応混合物に添加した。24時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そして残留した溶媒を、トルエン(5mL)の添加により共沸によって除去し、その後、減圧下で濃縮して(2回)、表題化合物を得た。これをさらに精製せずに、その後のアミドカップリングで使用した。
【0538】
【化337】
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1e(397mg,0.75mmol)のジクロロメタン(5mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(199μL,1.12mmol)をアルゴン雰囲気下0℃でゆっくりと添加した。1時間後、得られた混合物を減圧下で濃縮して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルをトリフラート塩として得た。これをさらに精製せずに、その後のアミドカップリングで使用した。67c(234mg,0.7mmol)のアセトニトリル(7mL)中の溶液に、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(532mg,1.4mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(730μL,4.2mmol)およびアセトニトリル(3mL)中の(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(435mg,0.75mmol)を23℃で順番に添加した。16時間後、得られた混合物を減圧下で濃縮し、そしてその残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(40g SiO
2 Isco Rf Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により直接精製して、表題化合物(230mg,44%)を固体として得た。
【0539】
【化338】
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67d(94mg,0.13mmol)のテトラヒドロフラン(3mL)および水(1mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(3.1mg,0.13mmol)を23℃で添加した。48時間後、水酸化リチウム水和物(17mg,0.70mmol)をこの反応混合物に添加した。1時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そして残留した溶媒を、トルエン(5mL)の添加により共沸によって除去し、その後、減圧下で濃縮して(2回)、表題化合物を得た。これをさらに精製せずに、その後のマクロラクトン化で使用した。
【0540】
【化339】
[この文献は図面を表示できません]
67e(78mg,0.13mmol)のジクロロメタン(42mL)中の懸濁物に、ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(520mg,0.50mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(462mg,4.0mmol)を23℃で添加した。24時間後、その溶媒を減圧下で除去し、そしてその残渣を分取HPLC(Gemini 5u C18 110Åカラム,5%〜100%のアセトニトリル/水,0.1%のトリフルオロ酢酸改質剤)により精製して、表題化合物(3.2mg,4%)を白色粉末として、トリフルオロ酢酸塩として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.65 (s, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.49 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.44 (d, J=8.6 Hz, 1H), 8.34 (s, 1H), 7.90 (dd, J=8.7, 1.5 Hz, 1H), 7.83 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.78 (d, J=7.9 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.69 (app t, J=7.8 Hz, 1H), 6.82 (d, J=8.6 Hz, 1H), 6.21 (q, J=6.5 Hz, 1H), 5.92−5.84 (m, 1H), 4.41−4.30 (m, 2H), 3.75 (dd, J=14.4, 6.0 Hz, 1H), 2.71 (td, J=13.0, 3.0 Hz, 1H), 2.06−1.99 (m, 1H), 1.96 (dd, J=14.2, 7.1 Hz, 1H), 1.93−1.86 (m, 1H), 1.75 (s, 3H), 1.73−1.59 (m, 2H), 1.68 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.63 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.47 (s, 3H), 0.96 (d, J=6.8 Hz, 3H), 0.84 (d, J=6.7 Hz, 3H). HPLC Tr=5.319分間. LCMS(m/z)600.5[M+H], Tr=2.71分。
【0541】
実施例68および69
【0542】
【化340】
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6−ブロモ−3−クロロイソキノリン(Frontier Scientific,1.594g,6.57mmol)および2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジオール(684mg,6.57mmol)のシクロペンチルメチルエーテル(20mL)中の溶液に、炭酸セシウム(2.354g,7.23mmol)を23℃で添加した。この反応混合物を120℃で18時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、酢酸エチル(50mL)で希釈し、そして水(30mL)、ブライン(30mL)で洗浄し、そして得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(80g Isco Rf Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(461mg,23%)を白色固体として得た。
【0543】
【化341】
[この文献は図面を表示できません]
68a(461mg,1.49mmol)のアセトニトリル(10mL)および水(2.5mL)中の溶液に、過ヨウ素酸(1.698g,7.45mmol)を23℃で添加した。この反応混合物を0℃まで冷却し、そして三酸化クロム(30mg,0.298mmol)を一度に添加した。2.5時間後、この反応混合物を酢酸エチル(30mL)および水(30mL)で希釈し、そしてその層を分離した。その水層を酢酸エチル(30mL)で抽出し、そして合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮して、表題化合物を得、これを精製せずに使用した(481mg)。
【0544】
【化342】
[この文献は図面を表示できません]
68b(481mg,1.49mmol)のアセトニトリル(10mL)中の溶液に、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.133g,2.98mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.55mL,8.94mmol)および(S)−2−アミノ−3−メチルブタン酸メチル塩酸塩(749mg,4.47mmol)を23℃で順番に添加した。16時間後、得られた混合物を減圧下で濃縮し、そしてその残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(24g Isco Rf Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により直接精製して、表題化合物(412mg,2工程で63%)を褐色油状物として得た。
【0545】
【化343】
[この文献は図面を表示できません]
68c(412mg,0.95mmol)およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリドのトルエン(5mL)中の懸濁物に、トリブチル(1−エトキシビニル)スズ(962μL,2.85mmol)をアルゴン下23℃で添加した。この反応混合物を50℃まで加熱した。18時間後、水(1mL)を50℃で添加した。2時間後、この反応混合物を室温まで冷却し、酢酸エチル(15mL)で希釈し、そしてフッ化カリウムの1M溶液(5mL)を添加した。得られた混合物を23℃で激しく撹拌した。2時間後、この混合物をセライトのショートパッドで濾過し、そして酢酸エチル(10mL)で洗浄した。その濾液を水(15mL)、ブライン(15mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして濃縮した。この残渣を1,4−ジオキサン(8mL)に溶解させ、そして1Mの水性塩酸(1mL)を23℃で添加した。5分後、この反応混合物を重炭酸ナトリウムの飽和溶液(2mL)でクエンチし、そして濃縮乾固させた。その残渣を酢酸エチル(20mL)および水(20mL)に溶解させ、そして層を分離した。その水層を酢酸エチル(2×10mL)で抽出し、そして合わせた有機層をブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(236mg,62%)を褐色ガム状物質として得た。
【0546】
【化344】
[この文献は図面を表示できません]
ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(2mg,3μmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(2.6mg,7μmol)を脱気水(2.5mL)に懸濁させ、そしてこの混合物をアルゴンで15分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた黄色溶液を室温まで冷却した。68d(236mg,0.59mmol)、ギ酸ナトリウム(200mg,2.95mmol)および脱気テトラヒドロフラン(1.25mL)を添加し、そしてこの反応混合物を10分間脱気した。この反応混合物を40℃で3.5時間激しく撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチル(15mL)で抽出した。その有機層を分離し、水(20mL)、ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(196mg,83%)を淡褐色固体として得た。
【0547】
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
68e(196mg,0.487mmol)のテトラヒドロフラン(3mL)、メタノール(1mL)および水(1mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(23mg,0.97mmol)を23℃で添加した。16時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。その残渣を酢酸エチル(10mL)および水(10mL)に溶解させ、そして1Mの水性塩酸溶液でpH約2に酸性にした。得られた層を分離した。その水層を酢酸エチル(2×10mL)で抽出し、そして合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮して、表題化合物を得、これを精製せずに使用した。
【0548】
【化346】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(270mg,0.62mmol)のジクロロメタン(5mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(165μL,0.93mmol)をアルゴン雰囲気下0℃でゆっくりと添加した。1時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮して、(S/R)−1−((S)−2−アミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルのトリフラート塩を黄色油状物として得、これを精製せずに使用した。68f(189mg,0.49mmol)のアセトニトリル(7mL)中の溶液に、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(278mg,0.73mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(730μL,4.2mmol)およびアセトニトリル(3mL)中の(S/R)−1−((S)−2−アミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(435mg,0.62mmol)を23℃で順番に添加した。16時間後、得られた混合物を減圧下で濃縮し、そしてその残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(40g SiO
2 Isco Rf Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により直接精製して、表題化合物の分離不可能なジアステレオマー混合物(43mg,13%)を無色残渣として得た。
【0549】
【化347】
[この文献は図面を表示できません]
68gと68hとの混合物(43mg,61μmol)の、テトラヒドロフラン(4mL)および水(2mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(3.2mg,0.13mmol)を23℃で添加した。1時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そして残留した溶媒を、トルエン(5mL)の添加により共沸によって除去し、その後、減圧下で濃縮して(2回)、表題化合物を混合物として得た。これをさらに精製せずに、その後のマクロラクトン化で使用した。LCMS(m/z)572.2[M+H],Tr=2.21分。
【0550】
【化348】
[この文献は図面を表示できません]
68iおよび68j(34.8mg,61μmol)のジクロロメタン(20mL)中の懸濁物に、ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(127mg,0.24mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(224mg,1.83mmol)を23℃で添加した。24時間後、その溶媒を減圧下で除去し、そしてその残渣を分取HPLC(Gemini 5u C18 110Åカラム,5%〜100%のアセトニトリル/水,0.1%のトリフルオロ酢酸改質剤)により精製して、両方の化合物(12mg,35%)をジアステレオマーの比の混合物として得た。これらのジアステレオマーをキラル分取HPLCを使用して分離して、先に溶出する(Tr=3.73分)化合物68(2.17mg,6%)および2番目に溶出する(Tr=5.713分)化合物69(1.85mg,5%)を得た。化合物68:
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.89 (s, 1H), 7.94 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.37 (dd, J=8.6, 1.5 Hz, 1H), 7.28 (d, J=9.2 Hz, 1H), 6.93 (s, 1H), 6.09 (q, J=6.5 Hz, 1H), 5.54 (q, J=7.2 Hz, 1H), 4.36−4.26 (m, 3H), 4.21 (d, J=9.7 Hz, 1H), 3.69 (dd, J=11.2, 2.6 Hz, 1H), 2.77 (td, J=12.9, 3.0 Hz, 1H), 2.00−1.84 (m, 2H), 1.83−1.77 (m, 1H), 1.76−1.62 (m, 2H), 1.67 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.47 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.38 (s, 3H), 1.27 (s, 3H), 0.99 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.7 Hz, 3H). HPLC Tr=5.866分. LCMS(m/z)554.2[M+H], Tr=2.44分。
【0551】
化合物69:
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.78 (s, 1H), 7.83 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.24 (dd, J=8.6, 1.6 Hz, 1H), 7.03 (s, 1H), 5.93 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.35 (q, J=6.8 Hz, 1H), 4.31 (d, J=9.8 Hz, 1H), 4.18 (d, J=13.3 Hz, 1H), 4.02 − 3.97 (m, 2H), (d, J=10.0 Hz, 1H), 3.65 (dd, J=10.8, 2.8 Hz, 1H), 2.71 (td, J=12.7, 2.8 Hz, 1H), 1.98 − 1.89 (m, 1H), 1.87 − 1.77 (m, 2H), 1.73 − 1.64 (m, 1H), 1.57 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.49 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.40 (s, 3H), 1.13 (s, 3H), 0.89 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.85 (d, J=6.5 Hz, 3H) HPLC Tr=5.951分. LCMS(m/z)555.2[M+H], Tr=2.49分。
【0552】
実施例70
【0553】
【化349】
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無水テトラヒドロフラン(18mL)中の2,7−ジブロモナフタレン(1g,3.50mmol)に、窒素の雰囲気下−78℃で、n−ブチルリチウムの溶液(ヘキサン中2.5M,1.5mL,3.67mmol)を滴下により添加した。この反応物を−78℃で20分間撹拌し、その後、N−メトキシ−N−メチルアセトアミド(409μL,3.85mmol)を添加した。15分後、この反応物を室温まで温め、そして30分間撹拌した。この反応を2Mの塩酸でクエンチし、そしてジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その生成物をシリカフラッシュクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン/酢酸エチル,7/1)により精製して、表題化合物(650mg,75%)を無色油状物として得た。
【0554】
【化350】
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水(5mL)中のジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(8mg,0.013mmol)に、室温で(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(11.5mg,0.031mmol)を添加した。この系を15分間脱気し、次いで70℃で1.5時間加熱した。この反応物を冷却し、そして70a(650mg,2.61mmol)の脱気無水テトラヒドロフラン(2mL)中の溶液を添加し、その後、ギ酸ナトリウム(874mg,13.1mmol)を添加した。この反応物を40℃で3時間加熱し、室温まで冷却し、そしてジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン/酢酸エチル,4/1)により精製して、表題化合物(450mg,69%)を無色油状物として得た。
【0555】
【化351】
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70b(42mg,0.17mmol)をアセトニトリル(2ml)にマイクロ波バイアル中で溶解させ、この混合物に、3−ブテン酸(35mg,0.41mmol)、酢酸パラジウム(II)(4mg,0.017mmol)、トリ−(o−トリル)ホスフィン(10mg,0.034mmol)およびトリエチルアミン(0.12ml)を添加した。このバイアルをマイクロ波反応器中120
oで15分間加熱した。次いで、この反応混合物を濾過し、その溶媒をエバポレートし、そしてcombi−flashカラムクロマトグラフィー(溶出液メタノール/ジクロロメタン1:3)で精製して、表題化合物(35mg,81%)を黄色固体として得た。
【0556】
【化352】
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70c(40mg,0.08mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、この溶液に2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(36mg,0.1mmol)を添加し、この反応混合物を室温で10分間撹拌した。次いで、N,N−ジメチルホルムアミド(1ml)中の(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチルブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(0.18mmol)を上記反応混合物に添加し、その後、トリエチルアミン(32mg,0.32mmol)を添加した。この反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いでそれを酢酸エチル(20mL)で希釈し、そしてブラインで洗浄した。その水層を酢酸エチルで逆抽出し、そして合わせた有機溶媒をエバポレートし、そしてcombi−flashカラムクロマトグラフィー(溶出液メタノール/ジクロロメタン1:10)で精製して、表題化合物(68mg,65%)を黄色固体として得た。
【0557】
【化353】
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70d(55mg,0.08mmol)を、テトラヒドロフラン(2mL)、メタノール(1mL)および水(1mL)の混合物に溶解させた。この溶液に水酸化リチウム水和物(4mg,0.16mmol)を添加した。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。ジクロロメタン(10mL)および水(10mL)をこの反応混合物に添加した。1Nの塩酸を、pHが2に達するまでその水層に添加し、その酸性の水層をジクロロメタン(2×10mL)で抽出した。次いで、その有機溶媒をエバポレートして、表題化合物(37mg,84%)を白色固体として得た。
【0558】
【化354】
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2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(19mg,0.056mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(23mg,0.185mmol)を1,2−ジクロロエタン(18mL)に溶解させ、そしてこの溶液を50℃まで加熱した。上記溶液に、N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中の70e(20mg,0.037mmol)をシリンジポンプを介して10時間で添加した。この添加の完了後、この反応混合物を50℃で2時間撹拌した。次いで、その溶媒をエバポレートし、そしてその残渣を逆相分取HPLC(0%〜100%のアセトニトリル/水)により精製して、表題化合物(4mg,22%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.79−7.72 (m, 3H), 7.52 (dd, J=1.6, 8.8 Hz, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.33 (dd, J=8.4, 1.6 Hz, 1H), 6.48 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.31−6.24 (m, 1H), 6.02 (q, J=7.6 Hz, 1H), 4.64 (d, J=12.4 Hz, 1H), 4.40 (d, J=12.8 Hz, 1H), 4.30 (d, J=10.4 Hz, 1H), 3.78−3.72 (m, 1H), 3.36−3.32 (m, 2H), 2.99−2.93 (m, 1H), 2.77−2.71 (m, 1H), 1.99−1.69 (m, 5H), 1.66 (d, J=6.8 Hz, 3H), 1.58 (d, J=7.2 Hz, 3H), 0.99 (d, J=6.8 Hz, 6H). LCMS(m/z)521.1 [M−H], Tr=3.18分。
【0559】
実施例71
【0560】
【化355】
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化合物70(5mg,0.01mmol)をエタノール(5mL)にアルゴン下で溶解させ、この溶液にPd(10%活性炭担持,3mg)を添加した。次いで、この反応フラスコをパージし、次いでバルーンを使用してH
2で満たした。この反応物をセライトで濾過した。2時間後、その濾液を減圧下でエバポレートし、そして逆相分取HPLC(0%〜100%のアセトニトリル/水)により精製して、表題化合物(3.2mg,64%)を白色粉末として得た。
1H−NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.47 (d, J=6.0 Hz, 1H), 7.97 (d, J=8.8 Hz, 1H), 7.69−7.62 (m, 3H), 7.31 (s, 1H), 7.24−7.19 (m, 2H), 5.97 (dd, J=12.8, 6.0 Hz, 1H), 5.62 (pent, J=7.2 Hz, 1H), 4.76−4.16 (m, 1H), 4.10 (app t, J=12.8 Hz, 1H), 4.05−3.69 (m, 1H), 2.85 (br s, 1H), 2.73−2.41 (m, 2H), 2.40−2.37 (m, 1H), 2.10−1.93 (m, 1H), 1.92−1.70 (m, 6H), 1.53 (d, J=6.8 Hz, 3H), 1.49 (d, J=7.6 Hz, 3H), 0.99 (d, J=6.8 Hz, 6H). LCMS(m/z)523.140[M+H], Tr=3.16分。
【0561】
実施例72
【0562】
【化356】
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オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、化合物49(10mg,0.017mmol)、ヨウ化銅(I)(1mg,0.005mmol)およびプロパ−2−イン−1−オール(4mg,0.07mmol)を添加した。このフラスコを密封し、そしてアルゴンで3回パージし直した。無水N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)を添加し、そしてこの反応混合物をアルゴンで3回パージし直した。この反応混合物を室温で12時間撹拌した。減圧下での溶媒のエバポレーション後、その粗製残渣を酢酸エチル(10mL)に溶解させ、そして濾過助剤で濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチル(10mL)で洗浄した。減圧下での濃縮後、その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(10mg,93%)を白色固体として得た。R
f=0.33,ジクロロメタン中10%のメタノール。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.05 (s, 1H), 7.95 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.94 (s, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.46 (d, J=8.6 Hz, 1H), 6.49 (d, J=16.0 Hz, 1H), 6.40 (d, J=16.0 Hz, 1H), 5.95 (m, 1H), 5.50 (m, 1H), 4.59−4.53 (m, 3H), 4.36 (m, 2H), 4.30 (m, 1H), 3.68 (m, 1H), 2.80 (m, 1H), 2.60 (m, 1H), 2.23 (m, 1H), 2.14 (m, 1H), 1.90−1.58 (m, 4H), 1.57 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.55 (d, J=7.6 Hz, 3H), 1.41 (s, 3H), 1.27 (s, 3H). LCMS(m/z)633.4[M+H], Tr=2.66分。
【0563】
実施例73
【0564】
【化357】
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無水テトラヒドロフラン(40mL)中の3−ニトロメチレン−オキセタン(Angew.Chem.Int.Ed.2006,45(46),7736,2.5g,21.7mmol)に、窒素の雰囲気下室温で、ヨウ化銅(I)(413mg,2.17mmol)およびクロロトリメチルシラン(3.0mL,23.9mmol)を添加した。得られた黄色溶液を5分間撹拌し、そしてメタノール氷浴で−15℃から−11℃まで冷却した。ビニルマグネシウムブロミド(43.5mL,43.5mmol,テトラヒドロフラン中1.0M)を、シリンジポンプを介して3時間かけてゆっくりと添加した。この添加の後に、この反応を塩化アンモニウムの飽和水溶液でクエンチし、濾過し、そしてジエチルエーテルで抽出した(3回)。合わせた有機物を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、ジエチルエーテルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を黄色油状物として得た(2.0g,64%)。
【0565】
【化358】
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無水ジメチルスルホキシド(13mL)中の73a(600mg,4.2mmol)に酢酸(2.4mL,42mmol)および亜硝酸ナトリウム(869mg,12.6mmol)を添加し、そしてこの混合物を35℃で16時間加熱した。この反応物を室温まで冷却し、そして水で希釈した。そのpHを10%の水性塩酸でpH3〜4に調整し、そしてその生成物をジエチルエーテル(3回)およびジエチルエーテル/酢酸エチル(1:1)で抽出した。合わせた有機物を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル(2/1、次いで1/1)を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、不純な酸を得た。これをジエチルエーテルに溶解させ、そして炭酸ナトリウムの飽和溶液で抽出した。その水性物質を濃塩酸でpH2まで酸性にし、そして酢酸エチルで抽出した(3回)。その有機物を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、表題化合物を黄色油状物として得た(228mg,43%)。
【0566】
【化359】
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無水ジオキサン(1mL)中の73b(150mg,1.18mmol)に、酢酸(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチルエステル(347mg,1.18mmol)を添加し、その後、ジシクロヘキシルメチルアミン(0.76mL,3.54mmol)、酢酸パラジウム(II)(53mg,0.24mmol)およびトリ(o−トリル)ホスフィン(72mg,0.24mmol)を添加した。この混合物を100℃で1時間加熱した。さらなる量の酢酸パラジウム(II)(26mg,0.12mmol)およびトリ(o−トリル)ホスフィン(36mg,0.12mmol)を添加し、そして加熱を100℃でさらに45分間続けた。この反応物を室温まで冷却し、そしてpH3〜4に達するまで、2MのHClを添加した。その生成物を酢酸エチル(3回)および酢酸エチル/10%のメタノールで抽出した(2回)。合わせた有機物を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、表題化合物を褐色油状物として得た。
【0567】
【化360】
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1e(3.01g,5.66mmol)のテトラヒドロフラン:メタノール(1:1,60mL)中の溶液を0℃で撹拌した。テトラ−n−ブチルアンモニウムフルオリド(テトラヒドロフラン中1M,11.3mL,11.3mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で22時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そしてその残渣を、イソ−ヘキサンからイソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.14g,91%)を白色泡状物として得た。
【0568】
【化361】
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無水ジクロロメタン(15mL)中の73d(365mg,0.88mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(239μL,1.32mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で1時間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(613μL,3.52mmol)を添加し、次いで減圧中で濃縮し、そしてトルエンと共エバポレートして、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを白色固体として得た。無水アセトニトリル(9mL)中の73c(300mg,0.88mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(766μL,4.4mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(401mg,1.06mmol)を添加した。この溶液を0℃で3分間撹拌し、その後、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの無水アセトニトリル(2mL)中の溶液を添加した。この反応物を室温まで温め、2時間撹拌した。この反応を1MのHClでクエンチし、そして酢酸エチルで抽出した(3回)。合わせた有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を粘性黄色油状物として得た(160mg,22%,2工程)。
【0569】
【化362】
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テトラヒドロフラン(10mL)および水(2mL)中の73e(160mg,0.25mmol)に、水酸化リチウム一水和物(53mg,1.25mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で2時間撹拌し、そして2Mの水性塩酸(0.63mL)を添加することによりクエンチした。この反応物を減圧中で濃縮し、その後、トルエン/メタノール(3回)、次いでトルエン(3回)から共エバポレートし、そして高真空で15分間乾燥させた。得られた残渣を無水テトラヒドロフラン(83mL)に溶解させ、そして室温でN,N−ジイソプロピルエチルアミン(223μL,1.25mmol)、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(114mg,1.3mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(3mg,0.03mmol)を添加した。この反応物を24時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、そして1MのHCl(1回)およびブライン(1回)で洗浄した。その有機層を、疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチル/メタノール1:0、次いで20/1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、粘性黄色油状物(52mg)を得た。これを、分取薄層クロマトグラフィー(酢酸エチル)によりさらに精製して、表題化合物を白色固体として得、これをジエチルエーテルで摩砕し、濾過し、そして減圧乾燥させた。(22mg,16%,2工程)。
1H NMR (300MHz, CDCl−
3) 0.96 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.00 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.50 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.69 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.81 − 2.16 (m, 4H), 2.63 − 2.74 (m, 1H), 3.26 − 3.38 (m 1H), 3.70 − 3.83 (m, 1H), 3.98 (d, J=12.3 Hz, 1H), 4.28 (t, J=9.8 Hz, 1H), 4.33 − 4.43 (m, 1H), 4.57 (d, J=5.8 Hz, 1H), 4.86 (q, J=6.7 Hz, 2H), 5.13 (d, J=5.8 Hz, 1H), 5.73 (t, J=6.9 Hz, 1H), 5.96 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.24 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.61 − 6.73 (m, 1H), 7.00 (d, J=16.3 Hz, 1H), 7.09 − 7.20 (m, 1H), 7.40 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.81 − 7.93 (m, 2H), 8.22 (d, J=8.7 Hz, 1H). LCMS(m/z)=564.2[M+H], Tr=1.96分。
【0570】
実施例74
【0571】
【化363】
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化合物57(20mg,0.036mmol)をメタノール(5mL)に溶解させ、そして触媒量の10%の炭素担持Pdを添加した。この反応混合物を水素雰囲気下で2時間撹拌した。その触媒を濾過により除去し、そしてその溶出物を減圧下で濃縮した。逆相分取HPLCにより精製して、表題化合物(8.4mg,収率42%)を白色粉末として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD): δ 9.61 (s, 1H), 8.42 (d, J=9.0 Hz, 1H), 7.99 (s, 1H), 7.89 (d, J=9.0 Hz, 1H), 7.83 (br s, 1H), 7.29 (d, J=8.7 Hz, 1H), 6.27−6.21 (m, 1H), 5.92−5.82 (m, 1H), 3.96−3.5 (m, 4H), 3.28−3.19 (m, 1H), 3.08−2.98 (m, 1H), 2.30−2.20 (m, 1H), 2.10−1.90 (m, 4H), 1.78−1.72 (m, 5H), 1.56−1.51 (m, 6H), 1.21 (s, 3H), 0.89 (d, J=7.2 Hz, 6H). LCMS(m/z): 552.3[M+H], Tr=1.74分。
【0572】
実施例75
【0573】
【化364】
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アセト酢酸エチル(20g,19.4mL,0.154mol)の、ジオキサン(120mL)と水性ホルムアルデヒド(37%水溶液,57.7mL,0.77mol)との混合物中の溶液を室温で撹拌した。トリエチルアミン(テトラヒドロフラン中1.0M,7.7mL,7.7mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を60℃で20時間加熱し、次いで100℃で4時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして水(1500mL)に注いだ。この水溶液をトルエンで洗浄した。その水層を最初の体積の約50%まで濃縮し、そして酢酸エチルで抽出した。その有機抽出物を合わせ、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサンからイソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィー、その後、イソ−ヘキサンからイソ−ヘキサン/酢酸エチル3:2の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.33g,8%)を黄色油状物として得た。
【0574】
【化365】
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75a(2.10g,11mmol)、2,2−ジメトキシプロパン(13.5mL,110mmol)および4−トルエンスルホン酸水和物(209mg,1.1mmol)のアセトン(8mL)中の溶液を室温で18時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム溶液を添加し、そしてこの混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄した。その有機層を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:5から3:7の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.88g,74%)を無色油状物として得た。
【0575】
【化366】
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N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.55mL,3.9mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液を窒素下−78℃で撹拌した。n−ブチルリチウム(ヘキサン中1.6M,2.25mL,3.6mmol)を滴下により添加し、そしてこの反応混合物を0℃まで温めた。この反応混合物を0℃で5分間撹拌し、次いで−78℃まで冷却した。75b(690mg,3.0mmol)のテトラヒドロフラン(3mL)中の溶液を滴下により添加し、そしてこの反応混合物を−78℃で15分間撹拌した。N−フェニル−(ビストリフルオロメタンスルホンアミド)(1.18g,3.3mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液を5分間かけて滴下により添加し、そしてこの反応混合物を−78℃で15分間撹拌した。その冷却浴を外し、そしてこの反応混合物を室温まで温め、次いで室温で90分間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そしてジエチルエーテル(30mL)を添加した。この溶液を5℃まで冷却し、そして1Mの水酸化ナトリウムの冷溶液(3×30mL)で洗浄した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして溶媒をエバポレートして、表題化合物(960mg,88%)を黄色油状物として得、これを次の工程で直接使用した。
【0576】
【化367】
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75c(470mg,1.3mmol)およびトリ−n−ブチルアミン(721mg,0.93mL,3.9mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(45mg,0.065mmol)およびギ酸(120mg,0.1mL,2.6mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を60℃で90分間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチルおよび水を添加した。その有機抽出物を分離し、水(5回)およびブラインで洗浄した。その有機溶液を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:9を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.88g,74%)を無色油状物として得た。
【0577】
【化368】
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75d(150mg,0.7mmol)のテトラヒドロフラン(3mL)中の溶液を窒素下5℃で撹拌した。水酸化リチウム一水和物(59mg,1.4mmol)の水(1mL)中の溶液を添加し、そしてこの反応混合物を5℃で30分間、次いで室温で5時間撹拌した。メタノール(0.5mL)を添加して透明な溶液を得、そしてこの反応混合物を室温で22時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。水(2mL)をその残渣に添加し、そしてこの溶液を2Mの塩酸でpH2まで酸性にした。ブラインを添加し、そしてこの混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄した。その有機抽出物を分離し、水(5回)およびブラインで洗浄した。その有機溶液を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートして、表題化合物(117mg,90%)を無色油状物として得た。
【0578】
【化369】
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75e(96mg,0.5mmol)および酢酸(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチルエステル(147mg,0.5mmol)のアセトニトリル(4mL)中の混合物を室温で撹拌した。トリ(o−トリル)ホスフィン(46mg,0.15mmol)、酢酸パラジウム(II)(17mg,0.075mmol)およびトリエチルアミン(101mg,0.14mL,1.0mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をマイクロ波反応器中100℃で20分間加熱した。その溶媒をエバポレートした。水および酢酸エチルを添加し、そしてこの混合物を2Mの塩酸でpH3〜4まで酸性にした。この混合物を酢酸エチルで抽出し、そしてその有機抽出物を合わせ、そしてブラインで洗浄した。その有機溶液を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1から酢酸エチルから酢酸エチル/メタノール5:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を酢酸エチル、次いでジクロロメタンと共エバポレートし、そして乾燥させて、表題化合物(134mg,67%)を黄色ガム状物質として得た。
【0579】
【化370】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステル(150mg,0.36mmol)のジクロロメタン(5mL)中の溶液を窒素下0℃で撹拌した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(160mg,0.13mL,0.72mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を0℃で1時間撹拌した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(186mg,0.25mL,1.44mmol)を添加し、そしてその溶媒をエバポレートして、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステル(0.36mmol)を白色固体として得、これをさらに精製せずに使用した。75f(134mg,0.33mmol)のアセトニトリル中の溶液を窒素下0℃で撹拌した。(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステル(0.36mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(129mg,0.17mL,1.0mmol)のアセトニトリル(5mL)中の溶液を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(175mg,0.46mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を0℃で10分間、次いで室温で1時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そしてその残渣を酢酸エチルと水との間で分配した。その有機抽出物を合わせ、そしてブラインで洗浄した。その有機溶液を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:5から酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(165mg,72%)を黄色固体として得た。
【0580】
【化371】
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75g(35mg,0.05mmol)のテトラヒドロフラン(0.5mL)中の溶液を窒素下5℃で撹拌した。水酸化リチウム一水和物(8.4mg,0.2mmol)の水(0.5mL)中の溶液を添加し、その後、メタノール(0.5mL)を添加し、そしてこの反応混合物を5℃で1時間撹拌した。1Mの塩酸(0.2mL)を添加し、そしてその溶媒をエバポレートした。その残渣をメタノール/トルエン(1:1,2回)、その後、トルエン(2回)と共エバポレートした。その残渣をジエチルエーテルで摩砕し(3回)、そして乾燥させて、表題化合物(0.05mmol)を淡黄色固体として得、これを粗製のまま次の反応で使用した。
【0581】
【化372】
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2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(86mg,0.25mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(46mg,0.38mmol)の1,2−ジクロロエタン(16mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。モレキュラーシーブ(400mg)を添加し、そしてこの懸濁物を50℃で加熱した。粗製75h(0.05mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の溶液を4時間かけて滴下により添加し、そしてこの反応混合物を50℃でさらに1時間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そしてこの混合物をセライトで濾過した。そのフィルターパッドを酢酸エチルで洗浄し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を酢酸エチルで希釈し、そしてこの溶液をブラインで洗浄した(3回)。その有機層を分離し、そしてエバポレートした。その有機溶液を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を分取HPLCにより精製して、表題化合物(4.2mg,13%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) 1.00 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.37 (s, 3H), 1.47 (s, 3H), 1.63 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.64−1.70 (m, 2H), 1.73 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.85−2.10 (m, 3H), 2.70−2.80 (m, 1H), 3.78−3.87 (m, 1H), 3.87 (d, J=11.1 Hz, 1H), 4.03−4.07 (m, 1H), 4.26−4.46 (m, 5H), 5.72 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.93 (q, J=6.8 Hz, 1H), 6.38 (s, 2H), 7.42 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.61 (br s, 1H), 7.78−7.86 (m, 2H), 8.22 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)622.2[M+H], Tr=2.24分。
【0582】
実施例76
【0583】
【化373】
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粗製75h(200mg,0.25mmol)のテトラヒドロフラン(100mL)中の懸濁物を窒素下室温で撹拌した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(161mg,0.22mL,1.25mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(15mg,0.125mmol)を添加し、そしてこの懸濁物を5分間撹拌した。2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(133mg,0.35mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で2時間撹拌した。さらなる2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(57mg,0.15mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で1時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そしてその残渣を酢酸エチルおよび2Mの塩酸で希釈した。その有機溶液を分離し、そして水、飽和炭酸水素ナトリウム溶液、およびブラインで洗浄した。その有機溶液を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル7:3から酢酸エチルから酢酸エチル/メタノール9:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を分取HPLCにより精製して、表題化合物(20mg,14%)を白色固体として得た。
1H NMR (500 MHz, CD
3OD) 1.00 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.68 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.73 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.74−2.05 (m, 5H), 2.72−2.80 (m, 1H), 3.70 (d, J=11.1 Hz, 1H), 3.81−4.07 (m, 4H), 4.35−4.47 (m, 3H), 5.77 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.92 (q, J=6.8 Hz, 1H), 6.43 (s, 2H), 7.40 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.63 (s, 1H), 7.82 (s, 2H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)582.2[M+H], Tr=1.66分。
【0584】
生物学的実施例:ペプチジル−プロピルイソメラーゼ(PPIアーゼ)活性の阻害
PPIアーゼアッセイは、Janowskiら、(Anal.Biochem.1997,252,299)によって報告された手順に基づいた。アッセイバッファー(35mM HEPES pH7.8、50M DTTおよび0.01% NP40を含有する1980Lの溶液)をオーバーヘッド式撹拌器を備えた石英セル内で10℃へと予備平衡化を行った。この溶液に、10LのDMSO中化合物(最終濃度:0.5% DMSO)を加え、次いで、シクロフィリンAの2Mストック溶液5L(最終濃度:5nM)を加えた。反応は、トリフルオロエタノール中0.5M LiClの溶液に溶解させた40mMのテトラペプチドSucc−AAPF−pNA 5L(100Mの最終濃度)を添加することにより開始した。反応を開始すると、ペプチド基質の吸光度を、Beckman Coulter DU800分光光度計を用いて5分間にわたり330nmでモニターした。進行曲線を単一指数的減衰モデルに当てはめて、速度を計算した。IC
50値は、GraphPad Prismソフトウェアを用い、4パラメータロジスティックフィット(four−parameter logistic fit)を用いて計算した。
【0585】
シクロフィリンA TR−FRET競合結合アッセイ
阻害剤の効力は、時間分解蛍光共鳴エネルギー移動(TR−FRET)の読出しと共に競合結合アッセイを用いて測定した。35mM HEPES pH7.8、100mM NaCl、0.01% NP−40(Pierce)、1mM DTTおよび1% DMSOからなる反応バッファーに、以下を添加した:8×ヒスチジンアフィニティタグ(CypA)でN末端を修飾したシクロフィリンA 5nM;Cy5フルオロフォアに結合したリンカーで修飾したシクロスポリンA(CsA−Cy5) 150nM;Eu標識抗(6×His)抗体(Perkin−Elmer)1nM;および様々な濃度のうちの1つの試験化合物。アッセイ溶液の総容量は100Lであった。2時間のインキュベーションの後、Perkin Elmer Envisionプレートリーダーを用いてTR−FRETを測定した(340nmで励起を、590nmおよび665nmで発光を測定した)。シグナルは、665nmにおける発光の、590nmにおける発光の比として計算した。IC
50値は、4パラメータロジスティックフィットを用いて計算した。
【0586】
試験すると、本発明の特定の化合物は、以下の表1に列挙されるとおりにシクロフィリン結合を阻害することが分かった。IC
50は、Aが100nM以下、Bが101〜1000nM、そしてCが1001〜10,000nMの範囲として示される。
【0587】
抗ウイルス活性
化合物の抗ウイルス活性を、標準的なスクリーニングプロトコル(例えば、米国特許出願公開第US/20130022573号(これは、その全体が本明細書中に参考として援用される)に記載されるような、細胞ベースのフラビウイルス属免疫検出アッセイおよび細胞ベースのフラビウイルス属細胞変性効果アッセイ)を使用して測定し得る。
【0588】
本発明の1つの局面は、本発明の組成物を使用して、ウイルス感染阻害を必要とすると考えられるサンプルまたは被験者を処置する工程を含む、ウイルス感染阻害の方法に関連する。本発明の化合物の抗ウイルス活性は、公知である標準的スクリーニングプロトコルを使用して測定され得る。
【0589】
本発明の化合物の抗HCV活性を、HCVレプリコンを持つヒト肝細胞癌Huh−7細胞株で試験した。アッセイは以下の工程を含んだ:
工程1(化合物の調製および段階希釈):段階希釈を、384ウェルプレートで100% DMSO中で行なった。開始時の最終段階希釈濃度の225倍の化合物を含む溶液を、100% DMSO中で調製し、15μLを、ポリプロピレン384ウェルプレートのカラム3または13の事前に指定されたウェルに加えた。100% DMSO中の500μMのHCVプロテアーゼ阻害剤(ITMN−191)を10μL加えたカラム23および24を除いて、残りの384ウェルプレートを10μLの100% DMSOで満たした。HCVプロテアーゼ阻害剤を、HCV複製の100%阻害の対照として使用した。次いで、プレートをBiomek FX Workstationに配置して、段階希釈を開始した。段階希釈は、カラム3から12またはカラム13から22の3倍希釈の10サイクルに対して行なわれた。
【0590】
工程2(細胞培養プレートの調製および化合物の添加):黒いポリプロピレン384ウェルプレートの各ウェルに、Biotek uFlow Workstationを使用して、1600個の懸濁したHuh−7 HCVレプリコン細胞を含む90μLの細胞培地を加えた。Biomek FX Workstation上、0.4μLの体積の化合物溶液を、段階希釈プレートから細胞培養プレートに移した。最終アッセイ条件のDMSO濃度は0.44%であった。プレートを37℃、5%CO2、湿度85%で3日間インキュベートした。
【0591】
工程3(細胞毒性およびウイルス複製阻害の検出):a)細胞毒性の評価:384ウェル細胞培養プレートの培地をBiotek EL405プレート洗浄機で吸引した。100% PBS中に400nMのカルセイン(Calcein)AMを含む50μLの溶液を、Biotek uFlow Workstationを使用して、プレートの各ウェルに加えた。プレートを室温で30分間インキュベートした後に、Perkin Elmer Envision Plate Readerで蛍光信号(発光490nm、励起520nm)を測定した。
【0592】
b)ウイルス複製阻害の評価:384ウェル細胞培養プレートのカルセイン−PBS溶液をBiotek EL405プレート洗浄機で吸引した。Biotek uFlow Workstationを使って、プレートの各ウェルに、20μLの体積のDual−Gloルシフェラーゼ緩衝液(Promega,Dual−Glo Luciferase Assay Reagent,カタログ番号E298B)を加えた。プレートを室温で10分間インキュベートした。次いで、Dual−Glo Stop & Glo基質(Promega,Dual−Glo Luciferase Assay Reagent,カタログ番号E313B)およびDual−Glo Stop & Glo緩衝液(Promega,Dual−Glo Luciferase Assay Reagent,カタログ番号E314B)の1:100混合物を含む20μLの溶液を、Biotek uFlow Workstationを使用してプレートの各ウェルに加えた。プレートを室温で10分間インキュベートした後に、Perkin Elmer Envision Plate Readerで発光信号を測定した。
【0593】
工程4(計算):細胞毒性のパーセントを、カルセインAMの蛍光性生成物への変換によって決定した。DMSO対照ウェルからの平均蛍光信号を、100%無毒と定義した。試験化合物処理ウェルからの個々の蛍光信号を、DMSO対照ウェルからの平均信号で割り、次いで100%を乗じて生存率パーセントを得た。抗HCV複製活性パーセントを、DMSO対照ウェルと比較した試験ウェルからの発光信号によって決定した。バックグラウンド信号を、HCVプロテアーゼ阻害剤処理ウェルからの平均発光信号により決定し、試験ウェルおよびDMSO対照ウェルから差し引いた。3倍段階希釈の後、各濃度での阻害%を次の式に当てはめて、EC
50およびCC
50の値を計算した:
阻害%=100%/[(EC
50/[I])
b+1]
ここで、bはヒル係数である。参考として、Hill,A.V.,The Possible Effects of the Aggregation of the Molecules of Haemoglobin on its Dissociation Curves,J.Physiol.40:iv−vii.(1910)を参照のこと。特定の濃度(例えば2μM)での阻害%値も、上記の式から導出され得る。
【0594】
試験すると、本発明の特定の化合物は、表1に示されるようにウイルスの複製を阻害することがわかった。EC
50を、阻害%として表す。
【0595】
【表1】
[この文献は図面を表示できません]
観察された特異的薬理学的応答は、選択される特定の活性化合物、または薬学的キャリアが存在するか否か、ならびに処方物の型および使用される投与形態に従って、そしてこれらに依存して変わり得る。このような予測される結果のバリエーションまたは差は、本発明の実施に従って想定される。
【0596】
本発明の具体的な実施形態が本明細書中で図示され、詳細に説明されたが、本発明はこれらの実施形態に限定されない。上記詳細な説明は、本発明の説明として提供されるのであり、本発明のいかなる限定も構成すると解釈されるべきではない。