【実施例】
【0205】
以下の実施例は、単なる例示であり、本開示をいかなる方法でも限定しない。
【0206】
実施例1〜120に関して、他に記載されない限り、分取HPLCを、Gilson HPLCシステムで、Agilent Eclipse XDB/C18 7ミクロン、250×21.2mmの半分取カラム、および20mL/minの流量のアセトニトリル/水の移動相を使用して実施した。
【0207】
実施例121〜175に関して、他に記載されない限り、分取HPLCを、Shimadzu HPLCシステムで、21.2×250mm 10ミクロンC18 Phenomenex Gemini半分取カラム、および20mL/minの流量のアセトニトリル/水の移動相を使用して実施した。
【0208】
【表1A-1】
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【0209】
【表1A-2】
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【0210】
【表1A-3】
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【0211】
【表1A-4】
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実施例1:(E)−(2R,5S,11S,14S,17R,18R)−18−ヒドロキシ−14−イソプロピル−2,11,17−トリメチル−3,9,12,15,28−ペンタアザ−トリシクロ[21.3.1.1
*5,9
*]オクタコサ−1(26),21,23(27),24−テトラエン−4,10,13,16−テトラオン:化合物1
【0212】
【化55】
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1−((1R,5S)−10,10−ジメチル−3,3−ジオキソ−3λ
*6
*−チア−4−アザ−トリシクロ[5.2.1.0
*1,5
*]デカ−4−イル)−プロパン−1−オン(3.95g,14.55mmol)のトルエン(50mL)中の溶液を調製し、次いでエバポレートして乾固させた。このプロセスを繰り返し、そして得られた白色固体を無水ジクロロメタン(16mL)に溶解させた。少量の水素化カルシウムを添加し、その後、トリフルオロメタンスルホン酸tert−ブチルジメチルシリル(3.83mL,14.5mmol)および無水トリエチルアミン(2.33mL,16.7mmol)を添加した。この反応混合物を窒素雰囲気下室温(「RT」)で15時間(「h」)撹拌した。得られた溶液をエバポレートして、濃厚なペーストを得、これを無水ジクロロメタン(15mL)に再度溶解させ、そして4−ペンテナール(2.69g,32.0mmol)および四塩化チタン(ジクロロメタン中1M,32mL,32mmol)の無水ジクロロメタン(20mL)中の撹拌溶液に窒素雰囲気下−78℃で滴下により添加した。この反応物を−78℃で30分間(「min」)撹拌し、その後、塩化アンモニウム飽和水溶液(100mL)で希釈した。その層を分離し、そしてその水層をジクロロメタン(2×50mL)で抽出した。合わせた抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、褐色ガム状物質を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(3.09g,60%)を無色ガム状物質として得た。
【0213】
【化56】
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1a(12.0g,0.034mol)の無水ジクロロメタン(520mL)中の溶液を0℃まで冷却し、その後、ピリジン(5.5mL,0.068mol)を添加し、次いでトリフルオロメタンスルホン酸tert−ブチルジメチルシリル(9mL,0.039mol)を添加した。この反応混合物を0℃で15分間撹拌し、次いで室温まで温め、そしてさらに1.5時間撹拌した。この反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム(400mL)で洗浄した。その水性洗浄液をジクロロメタン(200mL)で逆抽出した。その有機層を合わせ、そして希薄ブライン(200mL)および2Mの塩酸(200mL)で洗浄した。この溶液を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、表題生成物(15.29g,96%)を白色固体として得た。
【0214】
【化57】
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1b(15.29g,0.0325mol)のテトラヒドロフラン(300mL)中の溶液を調製し、そして水酸化リチウムの2Mの水溶液(120mL)を添加した。この撹拌混合物を60℃で15時間加熱した。この反応物を2Mの塩酸(250mL)で希釈した。その層を分離し、そしてその水性物質を酢酸エチル(2×200mL)で抽出した。その有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、クリーム色の固体(16.7g)を得た。その固体を、3:7の酢酸エチル/イソ−ヘキサンを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(7.18g,81%)を無色ガム状物質として得た。
【0215】
【化58】
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(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオン酸(3.28g,17.32mmol)のアセトニトリル(160mL)中の溶液を0℃まで冷却し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(12mL,69.3mmol)を添加し、次いで2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(6.57g,17.32mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で20分間撹拌し、そして(S)−ヘキサヒドロピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロエチルエステルトリフルオロ酢酸塩(Angew.Chem.Int.Ed.Engl.1999,38,2443に記載される調製,6.49g,17.3mmol)のアセトニトリル(80mL)中の溶液を添加した。この反応物を室温まで温め、そして15時間撹拌した。この反応混合物をエバポレートし、次いで酢酸エチル(150mL)に再度溶解させた。この溶液をブライン(150mL)で洗浄した。そのブラインを酢酸エチル(50mL)で逆抽出した。その有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、暗色油状物を得た。この油状物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(6.88g,92%)を無色ガム状物質として得た。
【0216】
【化59】
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1d(6.88g,15.9mmol)のジクロロメタン(200mL)中の溶液を調製し、そしてトリフルオロ酢酸(50mL)を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌した。TLCは、この反応が完了したことを示した。この溶液をエバポレートして、褐色油状物を得た。これをトルエン(50mL)と共沸し、そして得られた油状物を減圧下で乾燥させて、(S)−1−((S)−2−アミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルトリフルオロ酢酸塩(7.8g)を褐色ガム状物質として得た。((S)−1−カルバモイル−2−メチルプロピル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルのアセトニトリル(300mL)中の溶液を0℃まで冷却し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(13.8mL,79.7mmol)および2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(6.33g,16.7mmol)を添加した。この反応物を0℃で15分間撹拌し、その後、(S)−1−((S)−2−アミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルトリフルオロ酢酸塩(約15.9mmol)のアセトニトリル(85mL)中の溶液を添加した。この反応物を0℃でさらに20分間撹拌し、次いで室温まで温め、そして15時間撹拌した。この反応混合物をエバポレートし、次いで酢酸エチル(250mL)に再度溶解させた。この溶液を水(150mL)で洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、赤色油状物を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル7:3、次いでイソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(8.2g,92%)を淡橙色非晶質固体として得た。
【0217】
【化60】
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1e(10.0g,18.5mmol)の無水ジクロロメタン(200mL)中の溶液を調製し、そしてトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(5mL,27.75mmol)を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌し、次いでN,N−ジイソプロピルエチルアミン(13.2mL,75.8mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をエバポレートして乾固させた。その残渣をアセトニトリル(200mL)に再度溶解させ、そして(2R,3R)−3−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−2−メチル−ヘプタ−6−エン酸(5.04g,18.5mmol)のアセトニトリル(60mL)中の溶液を添加し、その後、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(5.0g,26.4mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(4.4g,26.4mmol)を添加した。この反応混合物を室温で15時間撹拌した。これをエバポレートして、濃厚な黄色油状物を得た。この油状物を、1:1の酢酸エチル/イソ−ヘキサン、次いで3:2の酢酸エチル/イソ−ヘキサンを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(8.75g,69%)を白色固体として得た。
【0218】
【化61】
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(R)−ブロモ−α−メチルベンジルアミン(1.023g,5.112mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液を、トリエチルアミン(720μL,5.112mmol)および重炭酸ジ−tert−ブチル(1.784g,8.179mmol)で順番に処理した。室温で一晩撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテルの1:0から4:1までの連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.552g,100%)を白色固体として得た。
【0219】
【化62】
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1g(10.26g,0.0342mol.)およびトリブチル(ビニル)スズ(32.5g,30mL,0.103mol.)のトルエン(175mL)中の溶液を窒素で30分間パージし、その後、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(2.38g,0.0034mol.)を添加した。この撹拌混合物を60℃で16時間加熱し、その後、室温まで冷却した。この反応混合物をhyflo−supercelで濾過し、次いでエバポレートして、暗色油状物を得た。この油状物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル19:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(6.95g,82%)を黄色油状物として得た。
【0220】
【化63】
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1h(6.95g,28.1mmol.)の1,4−ジオキサン(30mL)中の溶液を調製し、そして塩化水素の1,4ジオキサン中の溶液(4M,60mL)を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌し、次いでエバポレートして乾固させた。得られた固体をトルエンに再度溶解させ、そしてエバポレートした。その固体をジエチルエーテルで摩砕し、これをデカンテーションにより除去した。次いで、その固体を減圧下で乾燥させて、表題化合物(4.96g,96%)をオフホワイトの固体として得た。
【0221】
【化64】
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1f(8.75g,12.75mmol)のテトラヒドロフラン(350mL)中の溶液を調製し、そして亜鉛粉末(8.44g,127.5mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウムの1Mの水溶液(90mL,90mmol)を添加した。この反応混合物を16時間激しく撹拌し、次いでhyflo−supercelで濾過した。この溶液を氷浴で冷却し、その後、塩化アンモニウム水溶液(350mL)を添加した。これを再度冷却し、その後、2Mの塩酸の添加によってpH1に酸性にした。その層を分離し、そしてその水性物質を酢酸エチル(2×250mL)で抽出した。その有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、白色固体を得た。この固体をトルエン(3×200mL)と共沸し、次いで減圧下で乾燥させて白色固体を得(6.16g)、これをアセトニトリル(400mL)に溶解させ、その後、1i(2.34g,12.75mmol)を添加し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(8.9mL,51mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(6.8g,17.85mmol)を添加した。この反応混合物を室温で16時間撹拌し、次いでエバポレートして、褐色ガム状物質を得た。このガム状物質を、酢酸エチル、次いで1:4のアセトン/酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(5.51g,76%)をクリーム色の固体として得た。
【0222】
【化65】
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1j(0.50g,0.88mmol)の無水ジクロロメタン(20mL)中の溶液を氷浴で冷却し、その後、ピリジン(92μL,1.14mmol)およびトリフルオロメタンスルホン酸tert−ブチルジメチルシリル(242μL,1.05mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で15分間撹拌し、次いで室温まで温め、そして1時間撹拌した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣を、酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(477mg,80%)を白色固体として得た。
【0223】
【化66】
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1k(477mg,0.7mmol)の1,2−ジクロロエタン(250mL)中の溶液を調製し、そしてHoveyda−Grubbs第2世代触媒(43mg,0.07mmol)を添加した。この撹拌している反応混合物を80℃で1時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、その後、シリカゲルを添加した。この混合物を10分間撹拌し、次いでエバポレートし、そしてその残渣を、酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(198mg,43%)を白色固体として得た。
【0224】
【化67】
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1l(198mg,0.3mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液を氷浴で冷却し、その後、テトラヒドロフラン中テトラブチルアンモニウムフルオリドの1M溶液(1.5mL,1.5mmol)を添加した。この反応物を室温まで温め、そして1時間撹拌した。この反応混合物を重炭酸ナトリウム飽和水溶液(20mL)で処理し、そして酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。この抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、1:9のアセトン/酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(150mg,92%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, d
6−DMSO) δ 0.83 (d, J=6.5 Hz, 3H), 0.85 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.12−1.21 (m, 4H), 1.28 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.36 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.40−1.90 (m, 7H), 1.92−2.08 (m, 1H), 2.19−2.34 (m, 2H), 2.67−2.80 (m, 1H), 3.56−3.65 (m, 1H), 3.99−4.12 (m, 1H), 4.22 (br d, J=12.2 Hz, 1H), 4.75 (d, J=11.8 Hz, 1H), 4.87−4.99 (m, 1H), 5.12−5.24 (m, 1H), 5.40 (d, J=4.5 Hz, 1H), 6.14−6.33 (m, 2H), 7.10−7.35 (m, 5H), 7.88 (d, J=8.3 Hz, 1H), 8.55 (d, J=8.3 Hz, 1H). LCMS(m/z)542.3[M+H], Tr=1.87分。
【0225】
実施例2:(E)−(2R,5S,11S,14S,17R,18R)−14−イソプロピル−2,11,17−トリメチル−18−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−3,9,12,15,28−ペンタアザ−トリシクロ[21.3.1.1
*5,9
*]オクタコサ−1(26),21,23(27),24−テトラエン−4,10,13,16−テトラオン:化合物2
【0226】
【化68】
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ヘキサメチルジシラザン(235μL,1.13mmol)の無水テトラヒドロフラン(4mL)中の溶液を−10℃まで冷却し、その後、n−ブチルリチウムの2.5M溶液(380μL,0.94mmol)を添加した。この撹拌混合物を0℃で10分間温め、その後、−78℃まで冷却した。化合物1(102mg,0.188mmol)の無水ジメチルホルムアミド(1.5mL)および無水テトラヒドロフラン(1.5mL)中の溶液を2分間かけて滴下により添加し、その後、トリフルオロメタンスルホン酸2,2,2−トリフルオロエチル(135μL,0.94mmol)を添加した。この反応混合物を窒素雰囲気下−78℃で撹拌し、次いで室温まで次第に温めた。この反応混合物を、塩化アンモニウムの飽和水溶液(15mL)の添加によりクエンチした。この混合物を酢酸エチル(2×15mL)で抽出した。この抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、1:9のアセトン/酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、無色ガム状物質(65mg)を得た。このガム状物質を、2:3のアセトニトリル/水で溶出する10gのC18カートリッジを使用する逆相クロマトグラフィーによりさらに精製した。部分的にエバポレートした画分を酢酸エチル(2×15mL)で抽出した。この抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、表題生成物(17mg,30%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) 0.92 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.96 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.32 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.39 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.50 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.74−1.85 (m, 1H), 1.86−2.08 (m, 3H), 2.10−2.40 (m, 3H), 2.57−2.78 (m, 2H), 3.19−3.31 (m, 1H), 3.49 (app t, J=6.7 Hz, 1H), 3.58−3.79 (m, 4H), 3.81−4.18 (m, 2H), 4.49 (br d, J=12.3 Hz, 1H), 5.03−5.17 (m, 1H), 5.32−5.47 (m, 1H), 6.14−6.30 (m, 1H), 6.37−6.72 (m, 4H), 7.06−7.30 (m, 4H). LCMS(m/z)624.3[M+H], Tr=2.57分。
【0227】
実施例3:(2R,5S,11S,14S,17R,18R)−18−ヒドロキシ−14−イソプロピル−2,11,17−トリメチル−3,9,12,15,28−ペンタアザ−トリシクロ[21.3.1.1
*5,9
*]オクタコサ−1(26),23(27),24−トリエン−4,10,13,16−テトラオン:化合物3
【0228】
【化69】
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化合物1(100mg,0.184mmol)のメタノール(5mL)中の溶液を調製し、そして10%の炭素担持パラジウム(5mg)を添加した。この撹拌混合物を水素雰囲気下に1.5時間置いた。この反応混合物をhyflo−supercel、次いで0.2μmのフィルターで濾過し、その後、エバポレートして、表題化合物(95mg,95%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) 0.93 (d, J=7.1 Hz, 3H), 0.96 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.32 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.37−2.16 (m, 12H), 1.54 (d, J=6.9 Hz, 3H), 2.34−2.46 (m, 1H), 2.52−2.75 (m, 3H), 3.16−3.27 (m, 1H), 3.43−3.62 (m, 3H), 3.74 (d, J=11.8 Hz, 1H), 3.98−4.06 (m, 1H), 4.50 (d, J=13.2 Hz, 1H), 5.11−5.36 (m, 2H), 6.39−6.50 (m, 2H), 7.70 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.06−7.28 (m, 4H). LCMS(m/z)544.3[M+H], Tr=1.91分。
【0229】
実施例4:化合物4
【0230】
【化70】
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水素化ナトリウム(鉱油中60%,783mg,19.6mmol)の乾燥テトラヒドロフラン中の0℃の懸濁物に、窒素下でトリエチルホスホノアセテート(3.38mL,19.6mmol)を滴下により添加した。この白色懸濁物を1時間撹拌し、この時点でこれは溶液になり、次いで、2,2−ジメチル−4−ペンテナール(2.42mL,17.8mmol)をゆっくりと添加し、そして得られた緑色/黄色溶液を0℃で撹拌し、そして室温まで温めた。72時間後、エタノール(1mL)をこの溶液に添加し、その後、水(100mL)を添加し、そしてその有機物をジエチルエーテル(2×200mL)で抽出した。合わせた有機物を水(200mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン(144mL)、次いでイソ−ヘキサン/ジエチルエーテル50:50(72mL)、次いでジエチルエーテル(48mL)を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(3.20g,99%)を油状物として得た。
【0231】
【化71】
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室温の乾燥メタノール中の4a(3.20g,17.5mmol)に、温度上昇を監視しながら窒素下でマグネシウム粉末(1.28g,52.7mmol)をゆっくりと添加した。この添加が完了した後に、この混合物を室温で一晩撹拌した。この時間の後に、この反応物にさらなるマグネシウム粉末(852mg,35.1mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を2時間撹拌した。この混合物を2Mの塩酸でpH10からpH7に中和し、次いで減圧中で濃縮して、残渣を得た。その残渣を酢酸エチル(300mL)および水(500mL)に懸濁させ、そして層を分離した。次いで、その水相を酢酸エチル(200mL)で再度抽出し、そして合わせた有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、表題化合物(1.96g,61%)を無色油状物として得た。
【0232】
【化72】
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室温の、テトラヒドロフラン(35mL)、メタノール(9mL)および水(9mL)の混合物中の4b(2.02g,11.0mmol)に、水酸化リチウム一水和物(1.38g,32.9mmol)を添加し、そしてこの混合物を室温で1時間撹拌した。この時間の後に、さらなる水酸化リチウム一水和物(460mg,11.0mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を1時間撹拌した。この時間の後に、さらなる水酸化リチウム一水和物(460mg,11.0mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を30分間撹拌した。次いで、この反応混合物を減圧中で濃縮し、そしてその残渣を水(200mL)で希釈し、そしてその有機物をジエチルエーテル(3×50mL)で抽出した。その水相を2Mの塩酸でpH14からpH1まで酸性にし、そしてその有機物を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。次いで、合わせた酢酸エチル有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、所望の生成物(1.03g,60%)を油状物として得た。
【0233】
【化73】
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1e(1.06g,2.00mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液を窒素下で氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.591mL,4.00mmol)を滴下により添加し、そして得られた溶液を1.5時間撹拌した。この反応をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.4mL,8.00mmol)でクエンチし、そしてこの反応混合物を減圧中で濃縮して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを白色固体として得、これをさらに精製せずに使用した。先の工程で生成した(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルに、4,4−ジメチル−ヘプタ−6−エン酸(343mg,2.20mmol)のアセトニトリル(70mL)中の溶液を添加した。この混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.4mL,8.03mmol)を添加し、そしてこの反応物を氷水浴中で冷却し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.07g,2.80mmol)を添加した。次いで、この黄色溶液を撹拌し、そして一晩で室温まで温めた。この反応混合物を2Mの塩酸(40mL)でクエンチし、そして減圧中で濃縮した。その残渣に水(200mL)を添加し、そしてその有機物を酢酸エチル(3×150mL)で抽出した。次いで、合わせた有機物をブライン(100mL)および炭酸水素ナトリウム(200mL)で洗浄した。次いで、その有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製黄色油状物(2.27g)を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル90:10(300mL)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン50:50(300mL)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン0:100を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.10g,97%)を無色油状物として得た。
【0234】
【化74】
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4d(1.10g,1.94mmol)のテトラヒドロフラン(40mL)中の溶液を調製し、そして亜鉛粉末(2.79g,42.6mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウム(2.24g,29.0mmol)の水(10mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を室温で24時間撹拌した。飽和水性硫酸水素カリウム(pH2,30mL)および酢酸エチル(50mL)を添加し、そしてその懸濁物を、酢酸エチルで洗浄しながらhyflo−supercelで濾過した。その層を分離した。そしてその水相を酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(250mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、無色ガム状物質を得た。その残渣をトルエン(3×100mL)と共沸して、表題化合物(816mg,96%)を白色固体として得た。
【0235】
【化75】
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4e(439mg,1.00mmol)をアセトニトリル(35mL)に懸濁させ、そして(R)−1−(3−ビニル−フェニル)−エチルアミン塩酸塩(202mg,1.10mmol)を添加し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(700μL,5.00mmol)を添加し、そしてこの混合物を氷水浴中で冷却し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(532mg,1.40mmol)を添加した。この反応混合物を撹拌し、そして72時間かけて室温まで温めた。この反応混合物に2Mの塩酸(20mL)を添加し、そしてこの混合物を減圧中で濃縮して、残渣を得た。その水層を酢酸エチル(3×100mL)で抽出し、そして合わせた酢酸エチル層をブラインで洗浄し、その後、炭酸水素ナトリウム(100mL)で洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル50:50、次いでニートな酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(402mg,71%)を得た。
【0236】
【化76】
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4f(402mg,0.71mmol)の1,2−ジクロロエタン(210mL)中の溶液に、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(45mg,0.07mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を80℃で1時間加熱した。この時間の後に、この混合物を室温まで冷却し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチルから酢酸エチル/アセトン75:25の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。不純な生成物(240mg)を集め、これを酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーによりさらに精製した。再精製後、少量の不純物を含む生成物(43mg)を集めた。この不純物を、ジエチルエーテルからの摩砕により除去して、表題化合物(30mg,8%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) 0.89 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.92 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.96 (s, 3H), 0.97 (s, 3H), 1.35 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.50 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.59−1.83 (m, 3H), 1.85−2.00 (m, 3H), 2.09 (d, J=7.1 Hz, 2H), 2.15−2.25 (m, 1H), 2.31−2.44 (m, 1H), 2.78 (td, J=2.7, 12.7 Hz, 1H), 3.40−3.72 (m, 2H), 4.05−4.17 (m, 1H), 4.34 (br d, J=13.2 Hz, 1H), 5.05 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.35 (q, J=7.1 Hz, 1H), 6.19−6.32 (m, 1H), 6.37 (d, J=15.8 Hz, 1H), 7.15 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.21−7.29 (m, 2H), 7.37 (d, J=7.8 Hz, 1H). LCMS(m/z)540.3[M+H], Tr=2.41分。
【0237】
実施例5:化合物5
【0238】
【化77】
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6−ブロモ−3−クロロ−イソキノリン(8.0g,33mmol)およびトリブチル−(1−エトキシビニル)−スズ(14.88g,14mL,41.2mmol)のトルエン(100mL)中の溶液を窒素で30分間脱気した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(1.16g,1.65mmol,5mol%)を添加し、そしてこの反応混合物を60℃で20時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、この混合物を濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの20:1から10:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(7.1g,92%)を黄色固体として得た。
【0239】
【化78】
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5a(7.1g,30mmol)の、1,4−ジオキサン(60mL)および2Mの塩酸(30mL)中の溶液を室温で30分間撹拌した。その溶媒の大部分をエバポレートし、そしてその残渣を酢酸エチルと水との間で分配した。その有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をイソ−ヘキサン中5%のエーテルで摩砕し、そして得られた固体を集め、そして乾燥させて、表題化合物(6.0g,97%)を白色固体として得た。
【0240】
【化79】
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5b(1.72g,8.3mmol)のテトラヒドロフラン(40mL)中の溶液を窒素下で撹拌した。チタン(IV)エトキシド(3.8g,3.45mL,16.6mmol,技術等級)を添加し、その後、(R)−(+)−2−メチル−プロパンスルフィンイミド(1.11g,9.2mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下60℃で18時間撹拌した。さらなる(R)−(+)−2−メチル−プロパンスルフィンイミド(190mg,1.67mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を65℃でさらに2時間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチルおよびブラインを添加した。この懸濁物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルで洗浄した。この酢酸エチル層を分離し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの7:3から3:7の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.2g,86%)を黄色固体として得た。
【0241】
【化80】
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(1S,2R)−(−)−シス−1−アミノ−2−インダノール(60mg,0.4mmol)、ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(122mg,0.2mmol)および粉末状の4Åのモレキュラーシーブ(2g)の混合物を無水2−プロパノール(9mL)に懸濁させ、そして窒素下で撹拌した。この懸濁物を90℃で20分間加熱した。この反応混合物を40℃まで冷却し、そして5c(1.23g,4mmol)の2−プロパノール(28mL)中の溶液を添加し、その後、カリウムtert−ブトキシド(122mg,1.1mmol)の2−プロパノール(10mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を40℃で2時間撹拌し、次いで冷却した。この混合物をシリカゲルカートリッジに直接注ぎ、そして酢酸エチルで溶出して、エバポレーション後に、表題化合物(1.19g,96%)を褐色ガム状物質として得た。
【0242】
【化81】
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5d(0.66g,2.11mmol)、トリブチル(ビニル)スズ(1.85mL,6.35mmol)およびパラジウムテトラキス(トリフェニルホスフィン)(488mg,0.42mmol)の1,4−ジオキサン(10.5mL)中の混合物を、マイクロ波バイアルに入れてキャップをした。この反応混合物を照射し、そしてマイクロ波反応器内で160℃で40分間撹拌した。第二の反応を同じ規模および条件で行い、そしてこれらの反応混合物を合わせ、そしてエバポレートした。その残渣を、1:3から1:0の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1g)を褐色ガム状物質として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.27 (s, 9H), 1.62 (d, J=7.7 Hz, 3H), 3.53 (br s, 1H), 4.69−4.77 (m, 1H), 5.51 (dd, J=10.7, 1.3 Hz, 1H), 6.39 (dd, J=17.4, 1.3 Hz, 1H), 6.95 (dd, J=17.2, 10.7 Hz, 1H), 7.55−7.58 (m, 2H), 7.75 (s, 1H), 7.95 (d, J=8.3 Hz, 1H), 9.20 (s, 1H). LCMS(m/z)303.0[M+H], Tr=1.48分。
【0243】
【化82】
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5eを1,4−ジオキサン中4Mの塩酸(17mL,68mmol)に懸濁させ、そしてメタノールを添加した(34mL)。この反応混合物を90分間撹拌し、次いでエバポレートした。その残渣を、メタノール、次いでメタノール性アンモニアで溶出するSCXカートリッジに通した。その塩基性画分を集め、そしてエバポレートして、表題化合物(530mg,2工程で63%)をベージュ色の固体として得た。
【0244】
【化83】
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1−((1R,5S)−10,10−ジメチル−3,3−ジオキソ−3λ
*6
*−チア−4−アザ−トリシクロ[5.2.1.0
*1,5
*]デカ−4−イル)−プロパン−1−オン(6.0g,22.1mmol)の無水ジクロロメタン(24mL)中の溶液を調製し、そしてトリフルオロメタンスルホン酸tert−ブチルジメチルシリル(5.0mL,22.1mmol)を添加し、その後、無水トリエチルアミン(3.54mL,25.4mmol)を添加した。この反応混合物を窒素雰囲気下室温で15時間撹拌した。これにより暗色溶液が得られ、これをエバポレートして油状物を得た。この油状物を無水ジクロロメタン(22mL)に溶解させ、そしてこの溶液を、クロトンアルデヒド(3.66mL,44.2mmol)および四塩化チタン(ジクロロメタン中1M,44.2mL,44.2mmol)のジクロロメタン(22mL)中の溶液に、窒素雰囲気下−78℃で滴下により添加した。この反応混合物を−78℃で1時間撹拌し、その後、塩化アンモニウム溶液(30mL)を添加した。この撹拌混合物を室温まで温め、その後、層を分離した。その水層をジクロロメタン(2×25mL)で抽出した。その有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、褐色油状物を得た。この油状物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(6.7g,89%)を無色油状物として得た。
【0245】
【化84】
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5g(4.15g,12.1mmol)の無水ジクロロメタン(80mL)中の溶液を調製し、そして1,8−ビス(ジメチルアミノ)ナフタレン(7.78g,36.3mmol)を添加し、その後、トリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート(3.6g,24.2mmol)を添加した。この反応混合物を室温で3時間撹拌した。この反応混合物をメタノール(3mL)で処理し、そして5分間撹拌し、その後、塩酸(2M,200mL)および酢酸エチル(250mL)を添加した。この混合物を濾過して不溶性固体を除去し、そしてその層を分離した。その水層を酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。その有機層を合わせ、そしてブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、表題化合物(4.80g,100%)を淡褐色固体として得た。
【0246】
【化85】
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水酸化リチウムの水溶液(2M,50mL,100mmol)を、5h(4.80g,12.1mmol)のテトラヒドロフラン(130mL)中の撹拌溶液に添加した。この反応混合物を60℃で15時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、その後、部分的にエバポレートし、そして塩酸(2M,150mL)を添加した。この混合物を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。この抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、褐色油状物(3.5g)を得た。この油状物を、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテル1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.132g,59%)を無色油状物として得た。
【0247】
【化86】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(2.174g,4.088mmol)の無水ジクロロメタン(50mL)中の冷(0℃)溶液をトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(1.2mL,6.814mmol)で処理した。0℃で1時間後、この反応混合物をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.4mL,13.628mmol)で処理し、そして揮発性物質を減圧中で除去して、対応するアミンを黄色泡状物として得た。このアミンに、5i(539.0mg,3.407mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.4mL,13.628mmol)およびアセトニトリル(50mL)を添加した。この反応混合物を0℃まで冷却し、そして2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.814g,4.770mmol)で処理した。室温で一晩撹拌した後に、この反応を1Mの塩酸(100mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から1:4の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.193g,93%)を明黄色固体として得た。
【0248】
【化87】
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5j(763.4mg,1.335mmol)のテトラヒドロフラン(25mL)中の溶液を、亜鉛粉末(1.920g,29.365mmol)および水(5mL)中の溶液酢酸アンモニウム(1.543g,20.025mmol)で順番に処理した。一晩撹拌した後に、この反応物をセライトで濾過し、そして2Mの塩酸でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。残留した酢酸をトルエンとの共沸により除去して、表題化合物(566.4mg,96%)を明橙色固体として得た。
【0249】
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
5k(246mg,0.6mmol)、(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチルアミン二塩酸塩(162mg,0.6mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(387mg,0.52mL,3mmol)のアセトニトリル(20mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(320mg,0.84mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で4時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。その残渣を酢酸エチルおよび飽和炭酸水素ナトリウム溶液で希釈した。少量のメタノール(5mL)をこの懸濁物に添加して、2つの透明な層を得た。その有機層を分離し、水およびブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、メタノール/ジクロロメタン1:20を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣をエーテルで摩砕し、そして得られた固体を集め、エーテルで洗浄し、そして乾燥させて、表題化合物(238mg,64%)を淡褐色固体として得た。
【0250】
【化89】
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5l(91mg,0.15mmol)のトルエン(45mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(10mg,0.015mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下で2時間加熱還流した。さらなるHoveyda−Grubbs第2世代触媒(10mg,0.015mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下で6時間加熱還流した。この反応混合物を室温まで冷却し、シリカゲルを添加し、そしてこの反応混合物をエバポレートした。その残渣を、酢酸エチル/アセトンの20:1から5:2の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣をエーテルで摩砕し、そして得られた固体を集め、エーテル/イソ−ヘキサン(1:1)で洗浄し、そして乾燥させて、表題化合物(23mg,26%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.99 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.04 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.44 (d, J=7.4 Hz, 3H), 1.53 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.61 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.68−2.20 (m, 5H), 2.62−2.74 (m, 2H), 3.35−3.43 (m, 1H), 3.44 (s, 3H), 3.72 (d, J=12.5 Hz, 1H), 3.88−3.92 (m, 2H), 4.23 (dd, J=8.9, 6.0 Hz, 1H), 4.55−4.60 (m, 1H), 5.30−5.37 (m, 1H), 5.80−5.90 (m, 1H), 6.38 (d, J=8.9 Hz, 1H), 6.43 (d, J=7.6 Hz, 1H), 6.93 (d, J=16.3 Hz, 1H), 7.24 (dd, J=16.3, 8.7 Hz, 1H), 7.45 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.56 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.93 (d, J=8.5 Hz, 1H), 9.17 (s, 1H). LCMS(m/z)579.3[M+H], Tr=1.40分。
【0251】
実施例6:化合物6
【0252】
【化90】
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酢酸エチル(10mL)中の化合物5(11mg,0.019mmol)の溶液(10%の炭素担持パラジウム(10mg)を含む)を、室温および圧力で3時間水素化した。この反応混合物を濾過助剤で濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルで洗浄した。その濾液をエバポレートし、そしてその残渣を、酢酸エチル/アセトンの10:1から2:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を酢酸エチル/エーテル(1:5)で摩砕して、表題化合物(2.0mg,18%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.93 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.98 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.39 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.55−2.70 (m, 8H), 1.95−2.50 (m, 5H), 2.64−2.73 (m, 2H), 2.95−3.08 (m, 2H), 3.35−3.42 (m, 2H), 3.53 (s, 3H), 3.61 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.06−4.11 (m, 1H), 4.50−4.57 (m, 1H), 5.25−5.32 (m, 1H), 5.64−5.70 (m, 1H), 6.39 (d, J=8.3 Hz, 1H), 6.47−6.51 (m, 1H), 7.21−7.28 (m, 1H), 7.41 (d, J=8.8 Hz, 1H), 7.62 (s, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.92 (d, J=8.8 Hz, 1H), 9.15 (s, 1H). LCMS(m/z)581.3[M+H], Tr=1.38分。
【0253】
実施例7:化合物7
【0254】
【化91】
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7−ブロモ−2−クロロ−キノキサリン(1.46g,6.00mmol)およびトリブチル(1−エトキシビニル)スズ(2.71g,2.54mL,7.50mmol)のトルエン(21mL)中の混合物を20分間脱気した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(427mg,0.60mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下で撹拌し、そして80℃で19時間加熱し、その後、冷却した。揮発性物質をエバポレートし、そしてその残渣を1,4−ジオキサン(15mL)に懸濁させ、2Mの水性塩酸(15mL)を添加し、そしてこの反応混合物を45分間撹拌し、次いでエバポレートして、揮発性物質を除去した。その残渣を水で希釈し、そして酢酸エチルで抽出し(2回)、そして合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その生成物を、10%w/wの炭酸カリウムをドープしたシリカゲルを使用する、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から9:1の勾配を使用して溶出するクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(836mg,56%)を黄色固体として得た。
【0255】
【化92】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(12mg,0.019mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(17mg,0.045mmol)を脱気水(7.5mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で15分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた濁った橙色混合物を室温まで冷却した。固体7a(948mg,3.78mmol)、その後、脱気テトラヒドロフラン(7.5mL)およびギ酸ナトリウム(1.29g,18.9mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で3時間激しく撹拌し、そして冷却した。次いで、これを酢酸エチルで希釈し、そしてこの混合物を水で洗浄した(2回)。この水性洗浄液を酢酸エチルで逆抽出し、そして合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル2:1で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(814mg,85%)を紫色固体として得た。
【0256】
【化93】
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7b(490mg,1.94mmol)、N,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(416mg,457μL,2.13mmol)および3−ブタン酸tert−ブチル(648mg,739μL,4.56mmol)のトルエン(19mL)の混合物に、ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(41mg,0.080mmol)を窒素下で添加し、そしてこの反応混合物を撹拌し、そして5時間加熱還流し、次いで冷却した。この混合物をエバポレートし、次いで、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの4:1から3:2の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(367mg,60%)を黄色油状物として得た。
【0257】
【化94】
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1e(804mg,1.51mmol)のテトラヒドロフラン(37.7mL)中の溶液を調製し、そして亜鉛粉末(2.18g,33.3mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウム(1.75g,22.7mmol)の水(9.4mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を室温で72時間撹拌した。この反応物を、酢酸エチルおよび飽和水性硫酸水素カリウムで洗い流すhyflo−supercelで濾過した。この混合物を1Mの塩酸(3mL)で処理し、そしてその層を分離した。その水層を酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。その有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、濾過し、そしてエバポレートして、無色ガム状物質を得た。その残渣をトルエン(3×200mL)と共沸して、表題化合物(605mg,定量的収率)を白色固体として得た。
【0258】
【化95】
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7d(456mg,1.14mmol)および(E)−4−[3−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノキサリン−6−イル]−ブタ−3−エン酸tert−ブチルエステル(358mg,1.14mmol)の、ジクロロメタン(22mL)中の撹拌溶液に、約20%の水を含む1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(270mg,1.60mmol)を添加し、その後、4−ジメチルアミノピリジン(139mg,1.14mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(306mg,1.60mmol)を添加した。この反応物を18時間撹拌し、次いでジクロロメタンで希釈し、飽和塩化アンモニウム溶液で洗浄し(2回)、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの3:1から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(335mg,45%)を白色泡状物として得た。
【0259】
【化96】
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7e(309mg,0.444mmol)のジクロロメタン(4.5mL)中の撹拌溶液に、窒素下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(346mg,359μL,1.56mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を2.5時間かけて室温まで温めた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(164mg,221μL,1.27mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をさらに10分間撹拌し、エバポレートし、次いでアセトニトリル(45mL)に懸濁させた。この撹拌混合物を0℃まで冷却し、そして2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(236mg,0.622mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(229mg,309μL,1.77mmol)を添加した。90分後、この反応を飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチし、そしてこの混合物をエバポレートして、有機揮発性物質を除去した。その残渣をジクロロメタンで希釈し、そしてその有機層を分離し、そして飽和重炭酸ナトリウム(2回)およびブラインで洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、酢酸エチル/アセトンの1:0から9:1の勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を、アセトニトリル/水3:7を使用する逆相分取HPLCによりさらに精製して、表題化合物(7.6mg,2工程で3%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 1.00 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.62 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1. 66−1.75 (m, 2H), 1.77 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.91−2.05 (m, 3H), 2. 72−2.82 (m, 1H), 2.98−3.08 (m, 1H), 3.38−3.41 (m, 1H), 3.78−3.84 (m, 1H), 4.25 (d, J=10.5 Hz, 1H), 4.41 (br d, J=11.3 Hz, 1H), 5.68 (q, J=7.1 Hz, 1H), 6.09 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.47 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.55−6.63 (m, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.99 (s, 2H), 8.84 (s, 1H). LCMS(m/z)523.2[M+H], Tr=1.75分。
【0260】
実施例8および9:化合物8および9
【0261】
【化97】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(3mg,0.005mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(4.4mg,0.012mmol)を脱気水(2mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で15分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた黄色溶液を室温まで冷却した。1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−エタノン(206mg,1mmol)、ギ酸ナトリウム(340mg,5mmol)および脱気テトラヒドロフラン(1mL)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で2.5時間激しく撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチルで抽出した。その有機層を分離し、水およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの4:1から2:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(193mg,92%)を白色固体として得た。
【0262】
【化98】
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1,4−ジオキサン(5mL)を窒素で脱気し、8a(208mg,1mmol)、トリブチル(ビニル)スズ(951mg,0.9mL,3mmol)およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(70mg,0.1mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をマイクロ波反応器中150℃で1時間加熱した。さらなるトリブチル(ビニル)スズ(0.3mL,1mmol)およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(70mg,0.1mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をマイクロ波反応器中150℃で1時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、そしてこの混合物を濾過助剤で濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルで洗浄した。その濾液をエバポレートし、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの4:1から2:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィー、その後、イソ−ヘキサン/酢酸エチル3:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(100mg,50%)を白色固体として得た。
【0263】
【化99】
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1e(10.6g,20mmol)のジクロロメタン(300mL)中の溶液を窒素下0℃で撹拌した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(6.66g,5.4mL,30mmol)を滴下により添加し、そしてこの反応混合物を0℃で1時間撹拌した。冷飽和炭酸水素ナトリウム溶液(200mL)を添加し、そしてこの反応混合物を0℃で15分間撹拌した。その有機層を分離し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(20mmol)を得、これを粗製のまま次の工程で使用した。(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(20mmol)のアセトニトリル(240mL)中の溶液を窒素下0℃で撹拌した。(E)−ペンタ−3−エン酸(2.20g,2.2mL,22mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(3.82g,20mmol,20wt.%以上の水で湿潤)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(5.38g,28mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を0℃で15分間、次いで室温で20時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そしてその残渣を酢酸エチルと水との間で分配した。その有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル3:1からニートな酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(9.0g,88%)を白色固体として得た。
【0264】
【化100】
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8c(9.0g,17.5mmol)のテトラヒドロフラン(300mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。亜鉛粉末(25.0g,385mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウム(20.2g,263mmol)の水(200mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を窒素下室温で18時間撹拌した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドを水(100mL)および酢酸エチル(200mL)で洗浄した。その有機層を分離し、そしてその溶媒を約100mLまでエバポレートし、そしてこの溶液を水(100mL)で抽出した。その水層を合わせ、飽和塩化アンモニウム溶液(150mL)を添加し、そしてこの溶液を2Mの水性塩酸でpH1まで酸性にした。この溶液を酢酸エチルで抽出し、そしてその有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をトルエンと共エバポレートして(3回)、(S)−1−{(S)−2−[(S)−3−メチル−2−((E)−ペンタ−3−エノイルアミノ)−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(5.7g,85%)を白色固体として得、これを次の反応で使用した。(S)−1−{(S)−2−[(S)−3−メチル−2−((E)−ペンタ−3−エノイルアミノ)−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(5.16g,13.5mmol)のジクロロメタン(280mL)およびテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(2.69g,13.5mmol)を添加し、その後、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(3.63g,18.9mmol)および4−(ジメチルアミノ)ピリジン(1.64g,13.5mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で6時間撹拌した。ジクロロメタン(200mL)を添加し、そしてこの溶液をクエン酸水溶液(pH2〜3)で洗浄した。その有機層を分離し、水およびブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル3:1からニートな酢酸エチルの勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィー、その後、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:8を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(3.91g,51%)を白色固体として得た。
【0265】
【化101】
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8d(1.13g,2mmol)のトルエン(600mL)中の溶液を窒素下室温で15分間撹拌した。Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(125mg,0.2mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下で30分間加熱還流した。さらなるHoveyda−Grubbs第2世代触媒(125mg,0.2mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を30分間加熱還流した。この反応混合物を室温まで冷却した。その溶媒の大部分をエバポレートし、シリカゲルを添加し、そしてその溶媒をエバポレートした。その残渣を、酢酸エチル/アセトンの9:1から3:2の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィー、その後、酢酸エチル/メタノール40:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を酢酸エチル/エーテル(1:4)で摩砕し、そして得られた固体を集め、酢酸エチル/エーテル(1:4)で洗浄し、そして乾燥させて、化合物9と化合物8との約10:1の混合物を、淡褐色固体として得た(245mg)。この混合物のサンプルを逆相分取HPLCにより精製して、化合物8(4mg)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 1.01 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.02 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.37 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.65 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.70−2.15 (m, 5H), 2.95−3.05 (m, 1H), 3.70−3.76 (m, 1H), 4.03−4.10 (m, 2H), 4.12 (d, J=8.3 Hz, 1H), 5.64 (q, J=7.1 Hz, 1H), 6.10−6.20 (m, 2H), 6.98 (d, J=11.3 Hz, 1H), 7.65 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.93 (s, 1H), 8.05−8.10 (m, 2H), 9.21 (s, 1H). LCMS(m/z)522.3[M+H], Tr=1.25分。
【0266】
化合物9、
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.97 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.99 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.53 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.71 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.75−2.70 (m, 6H), 3.20−3.40 (m, 2H), 3.63−3.77 (m, 2H), 4.23−4.29 (m, 1H), 4.53−5.57 (m, 1H), 5.65−5.76 (m, 1H), 6.04 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.38−6.53 (m, 3H), 6.72 (d, J=16.3 Hz, 1H), 7.39 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.92 (d, J=8.3 Hz, 1H), 9.13 (s, 1H). LCMS(m/z)522.0[M+H], Tr=1.40分。
【0267】
実施例10:化合物10
【0268】
【化102】
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10aを、4dと同じ様式で、3−ブテン酸を4,4−ジメチル−ヘプタ−6−エン酸の代わりに使用して、66%の収率で調製した。
【0269】
【化103】
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10bを、4eと同じ様式で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−(4,4−ジメチル−ヘプタ−6−エノイルオキシ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに使用して、84%の収率で調製した。
【0270】
【化104】
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10cを、8dと同じ様式で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸を(S)−1−{(S)−2−[(S)−3−メチル−2−((E)−ペンタ−3−エノイルアミノ)ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸の代わりに使用して、84%の収率で調製した。
【0271】
【化105】
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化合物9を、化合物5と同じ様式で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチルエステルを(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((E)−(2R,3R)−3−メトキシ−2−メチル−ヘキサ−4−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸[(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチル]−アミドの代わりに使用して、9%の収率で調製した。
【0272】
【化106】
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化合物9(16mg,0.03mmol)の、10%の炭素担持パラジウム(15mg)を含むテトラヒドロフラン(2mL)および酢酸エチル(5mL)中の溶液を、室温および圧力で3時間水素化した。この反応混合物を濾過助剤で濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルで洗浄した。その濾液をエバポレートし、そしてその残渣をエーテル(2×2mL)で摩砕し、そして得られた固体を乾燥させて、表題化合物(7.6mg,48%)をオフホワイトの固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.90 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.50 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.68 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.60−2.40 (m, 9H), 2.70−3.10 (m, 3H), 3.68−3.75 (m, 1H), 3.90 (d, J=11.8 Hz, 1H), 4.32−4.37 (m, 1H), 4.44−4.49 (m, 1H), 5.83−5.92 (m, 1H), 6.05−6.11 (m, 2H), 6.33 (d, J=7.8 Hz, 1H), 7.34 (s, 1H), 7.36 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.80 (s, 1H), 7.93 (d, J=8.3 Hz, 1H), 9.17 (s, 1H). LCMS(m/z)524.3[M+H], Tr=0.59分。
【0273】
実施例11および12:化合物11および12
【0274】
【化107】
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1e(10.6g,20.0mmol)のジクロロメタン(400mL)中の撹拌溶液に、窒素下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(6.67g,5.43mL,30.0mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を0℃で2時間撹拌した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(10.3g,13.9mL,80.0mmol)を添加し、そしてこの混合物を周囲温度まで温めた。揮発性物質をエバポレートし、そしてその残渣をアセトニトリル(250mL)に懸濁させた。この撹拌混合物を窒素のブランケット下で0℃まで冷却し、次いでN,N−ジイソプロピルエチルアミン(10.3g,13.9mL,80mmol)および3−ブテン酸(1.89g,1.86mL,4.40mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(10.6g,28.0mmol)を少しずつを添加した。この反応混合物を周囲温度まで温め、そして18時間撹拌し、その後、エバポレートした。その残渣を酢酸エチルで希釈し、次いで飽和重炭酸ナトリウム溶液、水、2Mの塩酸、水、次いでブラインで順番に洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:1から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルと(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((E)−ブタ−2−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルとの約1:1の混合物を橙色泡状物として得た(7.23g,72%)。
【0275】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルと(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((E)−ブタ−2−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルとの混合物(約1:1,0.99g,2.00mmol)の、テトラヒドロフラン(40mL)中の撹拌溶液に、亜鉛粉末(2.86g,44.0mmol)、および酢酸アンモニウム(2.31g,30.0mmol)の水(25mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を周囲温度まで温め、そして18時間撹拌し、次いで酢酸エチルで希釈し、そしてこの混合物を濾過した。この濾液から水層を分離し、そして等量の飽和塩化アンモニウム溶液で希釈し、次いで2Mの塩酸でpH1に酸性にした。その水層を酢酸エチルで抽出し(2回)、そして合わせた有機層をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をトルエンと共沸して(3回)、表題化合物の混合物(約1:1,466mg,63%)を黄色泡状物として得た。
【0276】
【化108】
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アセトニトリル(20mL)中の11aと12bとの混合物(約1:1,250mg,0.68mmol)を窒素下室温で撹拌した。(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチルアミン二塩酸塩(136mg,0.5mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(323mg,0.44mL,2.5mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(266mg,0.7mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で18時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。その残渣を酢酸エチルで希釈し、そしてこの溶液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液、水およびブラインで洗浄した。その有機抽出物を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、酢酸エチルからメタノール/酢酸エチル1:5の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸[(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチル]−アミドと(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((E)−ブタ−2−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸[(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチル]−アミドとの約1:1の混合物を白色固体として得(153mg,56%)、これをさらに精製せずに次の工程で使用した。
【0277】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸[(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチル]−アミドと(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((E)−ブタ−2−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸[(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチル]−アミドとの混合物(約1:1,150mg,0.27mmol)のトルエン(70mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(17mg,0.027mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下で90分間加熱還流した。さらなるHoveyda−Grubbs第2世代触媒(17mg,0.027mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下で90分間加熱還流した。この反応混合物を室温まで冷却し、シリカゲルを添加し、そしてその溶媒をエバポレートした。その残渣を、酢酸エチルから酢酸エチル/アセトン1:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を、メタノール/酢酸エチル1:4を使用する分取薄層クロマトグラフィー、その後、ジクロロメタン/メタノール20:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーによりさらに精製して、表題化合物を得た。化合物11(1.3mg,1%)を白色固体として得た:
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 1.01 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.02 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.61 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.66 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.80−2.05 (m, 5H), 2.71−2.82 (m, 1H), 2.99−3.05 (m, 1H), 3.32−3.43 (m, 1H), 3.64−3.75 (m, 1H), 4.27 (d, J=10.1 Hz, 1H), 4.40−4.53 (m, 2H), 5.12 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.62 (q, J=7.1 Hz, 1H), 6.47−6.56 (m, 1H), 6.62 (d, J=15.8 Hz, 1H), 7.43 (s, 1H), 7.61 (dd, J=8.5, 1.6 Hz 1H), 7.74 (s, 1H), 8.05 (d, J=8.5 Hz, 1H), 9.13 (s, 1H). LCMS(m/z)521.3[M+H], Tr=0.97分。
【0278】
化合物12(1.7mg,1.2%)を白色固体として得た:
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.98 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.03 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.47 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.60 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.65−2.16 (m, 5H), 2.81−2.89 (m, 1H), 3.61−3.69 (m, 1H), 4.04 (d, J=6.9 Hz, 1H), 4.30−4.36 (m, 1H), 4.75 (d, J=11.6 Hz, 1H), 5.23 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.90 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.36 (d, J=13.1 Hz, 1H), 6.92 (d, J=13.1 Hz, 1H), 7.65 (d, J=8.5 Hz 1H), 7.88 (s, 1H), 8.05 (d, J=8.5 Hz 1H), 8.46 (s, 1H), 9.16 (s, 1H). LCMS(m/z)507.2[M+H], Tr=0.95分。
【0279】
実施例13:化合物13
【0280】
【化109】
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(S)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−2,2,2−トリフルオロ−エチルアミン塩酸塩(Asiba Pharmatech,Edison,NJ,USA,397mg,1.16mmol)のジクロロメタン(10mL)中の懸濁物を、氷浴を使用して冷却した。トリエチルアミン(985μL,3.48mmol)を添加し、そしてこの反応物を、均質な溶液が観察されるまで撹拌した。次いで、ジクロロメタン(5mL)中の重炭酸ジ−tert−ブチル(380mg,1.74mmol)を添加し、そしてこの反応物を一晩撹拌した。重炭酸ジ−tert−ブチル(127mg,0.58mmol)を添加し、そしてこの反応物をさらに6時間撹拌した。重炭酸ジ−tert−ブチル(253mg,1.16mmol)を4Åのモレキュラーシーブと一緒に添加し、そしてこの反応物を一晩撹拌した。この反応物を水およびブラインで洗浄し、そしてその有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、1:0から7:3のイソ−ヘキサン/酢酸エチルの段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(343mg,73%)を橙色固体として得た。
【0281】
【化110】
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撹拌棒および温度計を取り付けた、窒素の雰囲気下の、マグネシウム削り状(3.02g,0.124mol)を含む3つ口フラスコに、無水テトラヒドロフラン(105mL)を添加した。ヨウ素の単結晶1個をこの反応物に添加し、その後、1−クロロ−3−メチル−ブタ−2−エン(2mL,17.75mmol)を添加した。この反応物を、この溶液から全ての色がなくなるまで20分間撹拌した。1−クロロ−3−メチル−ブタ−2−エン(5.57mL,49.45mmol)を添加した。漸次の温度上昇が観察され、最終的に、この反応物は還流に達した。この反応物を1時間撹拌して、この反応物を室温に戻した。次いで、この反応物を、固体の二酸化炭素(50g)を含むフラスコにカニューレを介して移した。次いで、この反応物を2時間撹拌した。冷却用の氷浴を加え、そしてこの反応を2Mの塩酸でクエンチした。次いで、この反応混合物をジエチルエーテルで抽出した。次いで、その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、1:0から9:1のイソ−ヘキサン/酢酸エチルの段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.69g,35%)を淡黄色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.35 (s, 6H), 5.10−5.21 (m, 2H), 6.07 (dd, J=17.6,10.5 Hz, 1H)。
【0282】
【化111】
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13a(343mg,0.846mmol)および13b(106mg,0.931mmol)をマイクロ波容器に入れ、そしてアセトニトリル(3mL)に溶解させた。酢酸パラジウム(II)(19mg,0.0846mmol)、トリ(o−トリル)ホスフィン(51mg,0.169mmol)およびトリエチルアミン(236μL,1.69mmol)を添加し、そしてこの容器を密封し、その後、マイクロ波中30分間、一定の保圧時間を使用して、100℃での高吸収で照射した。その溶媒を除去し、そしてその残渣を水と酢酸エチルとの混合物に溶解させた。その相を分離し、そしてその水性物質を酢酸エチルで抽出した。次いで、合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から6:4の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。単離した物質を、同じ条件を使用する2回目の精製に供して、表題化合物(142mg,38%)を淡黄色油状物として得た。
【0283】
【化112】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸エチルエステル(210mg,0.486mmol)および13c(142mg,0.324mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)に窒素の雰囲気下で溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。次いで、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(203mg,0.535mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(423μL,2.43mmol)を添加し、そしてこの反応物をゆっくりと室温まで温め、そして一晩撹拌した。この反応物を水で希釈し、そして酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、残留溶媒で汚染された生成物を得た。トルエンを添加し、そしてこの溶液を濃縮して、表題化合物(79mg,29%)を橙色固体として得た。
【0284】
【化113】
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13d(79mg,0.0925mmol)をテトラヒドロフラン(2mL)に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。次いで、メタノール(1mL)および水(1mL)を添加し、その後、水酸化リチウム一水和物(15mg,0.37mmol)を添加した。次いで、この反応物を1時間撹拌した。1Mの塩酸を、この溶液がpH2になるまで添加した。その溶媒を除去し、そして得られた固体をメタノール、次いでアセトニトリル、そして最後にトルエンと順番に共沸して、表題化合物(67mg,100%)を黄色固体として得た。
【0285】
【化114】
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13e(66mg,0.0916mmol)を1,4−ジオキサン中4Mの塩酸(2mL)に溶解させ、そして30分間撹拌した。その溶媒を除去し、そして得られた固体をジエチルエーテルで摩砕し、そして乾燥させて、表題化合物(50mg,83%)を淡黄色固体として得た。
【0286】
【化115】
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13f(50mg,0.0761mmol)をジクロロメタン(76mL)に窒素の雰囲気下で溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。次いで、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(58mg,0.152mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(53μL,0.304mmol)を添加し、そしてこの反応物をゆっくりと室温まで温め、そして一晩撹拌した。その溶媒を除去し、そしてその残渣を、7:3のイソ−ヘキサン/アセトンを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から1:1の段階的な勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより再度精製した。次いで、その残渣を、Phenomenex Gemini 10μ 110A,250×21.2mmカラムを取り付けたHPLCシステムに通して、20mL/minで流れるアセトニトリル/水の1:4から1:0の連続的勾配を使用して溶出して、表題化合物(7mg,15%)を固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 086−1.08 (m, 6H), 1.25−1.54 (m, 8H), 1.57−1.81 (m, 5H), 1.88−2.00 (m, 1H), 2.37−2.80 (m, 1H), 3.32−3.65 (m, 1H), 3.69−3.97 (m, 1H), 4.22−4.39 (m, 1H), 4.50−4.68 (m, 1H), 5.74−6.05 (m, 2H), 6.22−6.39 (m, 1H), 6.44−6.54 (m, 1H), 6.63−6.76 (m, 1H), 7.45 (app t, J=8.5 Hz, 1H), 7.56 (app t, J=7.6 Hz, 1H), 7.81 (d, J=8.3 Hz, 1H), 8.19 (s, 1H), 8.76−9.09 (m, 1H). LCMS(m/z)603.1[M+H], Tr=2.59分。
【0287】
実施例14:化合物14
【0288】
【化116】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(24mg,0.040mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(35mg,0.096mmol)を脱気水(16mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で15分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた濁った橙色混合物を室温まで冷却した。固体の1−(6−ブロモ−キノリン−3−イル)−エタノン(WO2011/063233においてのように調製,1.92g,7.68mmol)、その後、脱気テトラヒドロフラン(16mL)およびギ酸ナトリウム(2.72g,40mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気し、さらなる脱気テトラヒドロフラン(5mL)を添加し、そしてこの混合物をさらに1分間脱気した。この反応混合物を40℃で21時間激しく撹拌し、そして冷却した。次いで、これを酢酸エチルで希釈し、そしてこの混合物を水、次いでブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの7:3から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.65g,85%)を褐色固体として得た。
【0289】
【化117】
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14a(356mg,1.41mmol)、N,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(275mg,301μL,1.41mmol)および3−ブタン酸tert−ブチル(470mg,537μL,3.31mmol)のトルエン(14mL)中の混合物に、ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(30mg,0.058mmol)を窒素下で添加し、そしてこの反応混合物を撹拌し、そして90分間加熱還流し、次いで冷却した。この混合物をエバポレートし、次いで、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの4:1から2:3の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を黄色油状物として得た(144mg,33%)。
【0290】
【化118】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(189mg,0.473mmol)および14b(148mg,0.473mmol)のジクロロメタン(10mL)中の撹拌溶液に、約20%の水を含む1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(89mg,0.662mmol)を添加し、その後、4−ジメチルアミノピリジン(58mg,0.473mmol)、次いでN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(127mg,0.662mmol)を添加した。この反応物を62時間撹拌し、次いでジクロロメタンで希釈し、飽和塩化アンモニウム溶液(2回)およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。イソ−ヘキサン/酢酸エチルの3:1から2:3の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(126mg,38%)を白色泡状物として得た。
【0291】
【化119】
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14c(126mg,0.181mmol)のジクロロメタン(1.8mL)中の撹拌溶液に、窒素下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(141mg,147μL,0.635mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を1.75時間かけて周囲温度まで温めた。さらなるトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(20mg,21μL,0.091mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をさらに15分間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(164mg,221μL,1.27mmol)を添加した。さらに10分間の撹拌の後に、この反応混合物をエバポレートし、次いでアセトニトリル(18.1mL)に懸濁させた。この撹拌混合物を0℃まで冷却し、次いで2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(96mg,0.253mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(94mg,126μL,0.724mmol)を添加した。45分後、この反応を飽和塩化アンモニウム溶液(10mL)でクエンチし、そしてこの混合物をエバポレートして、有機揮発性物質を除去した。その残渣をジクロロメタンで希釈し、そしてその水層を分離し、そしてジクロロメタンで抽出した。その有機抽出物を飽和重炭酸ナトリウム、水、次いでブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、酢酸エチル/アセトン9:1で溶出するシリカゲルクロマトグラフィー、次いでアセトニトリル/水3:7から1:1の勾配を使用する分取逆相HPLCにより精製して、表題化合物(6.5mg,2工程で7%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 1.00 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.03 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.61 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.75 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.91−2.01 (m, 3H), 2.68−2.79 (m, 1H), 3.00 (dd, J=14.5, 3.6 Hz, 1H), 3.35−3.42 (m, 1H), 3.73−3.82 (m, 1H), 4.29 (d, J=9.6 Hz, 1H), 4.41 (d, J=12.9 Hz, 1H), 4.70 (d, J=12.3 Hz, 1H), 5.47 (q, J=7.3 Hz, 1H), 6.15 (q, J=6.6 Hz, 1H), 6.30−6.40 (m, 1H), 6.63 (d, J=16.1 Hz, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.82 (dd, J=8.7, 1.5 Hz, 1H), 7.95 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.21 (s, 1H), 8.79 (d, J=1.8 Hz, 1H). LCMS(m/z)522.2[M+H], Tr=1.60分。
【0292】
実施例15:化合物15
【0293】
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
3−ブロモ−キノリン−6−カルボン酸(WO2011/090935においてのように調製,1.94g,7.70mmol)のテトラヒドロフラン(77mL)中の撹拌混合物に、2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン(2.03g,11.5mmol)およびN−メチルモルホリン(2.34g,2.54mL,23.1mmol)を添加した。この反応混合物を90分間撹拌し、次いでN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(751mg,7.70mmol)を一度に添加した。この反応混合物をさらに17時間撹拌し、そしてさらなるN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(375mg,3.85mmol)を添加し、次いでさらに5時間で、さらなる部分(175mg,1.80mmol)を添加した。この反応混合物をさらに1時間撹拌し、次いでジクロロメタンで希釈し、水、次いで飽和塩化アンモニウム溶液で洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの4:1から7:3の勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.43g,66%)をオフホワイトの固体として得た。
【0294】
【化121】
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メチルマグネシウムクロリド(テトラヒドロフラン中3M,4.85mL,14.5mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の撹拌溶液に、窒素下で、15a(1.43g,4.85mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を1時間撹拌し、次いで飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチした。この混合物をジエチルエーテルおよび水で希釈し、その有機層を分離し、そしてさらなる水で洗浄し、そして合わせた水性洗浄液をジエチルエーテルで逆抽出した。合わせた有機抽出物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を白色固体として得、これを次の工程に直接持ち越した。
【0295】
【化122】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(9mg,0.015mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(14mg,0.037mmol)を脱気水(9mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で15分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた濁った橙色混合物を室温まで冷却した。固体の1−(3−ブロモ−キノリン−6−イル)−エタノン(771mg,3.08mmol)およびギ酸ナトリウム(2.72g,40mmol)、その後、脱気テトラヒドロフラン(4.5mL)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で3時間激しく撹拌し、そして冷却した。次いで、これを酢酸エチルで希釈し、そしてこの混合物を水、次いでブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの3:2から1:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(616mg,79%)を灰色固体として得た。
【0296】
【化123】
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15c(560mg,2.22mmol)のトルエン(20mL)および1,4−ジオキサン(5mL)中の溶液に、N,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(740μL,3.46mmol)および3−ブタン酸tert−ブチル(741mg,844μL,5.22mmol)を添加し、ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(68mg,0.13mmol)を窒素下で添加し、そしてこの反応混合物を撹拌し、そして6時間加熱還流し、次いで冷却した。この混合物をエバポレートし、次いで、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの4:1から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、黄色ガム状物質を得た。このガム状物質を酢酸エチルに懸濁させ、そして飽和塩化アンモニウム溶液(2回)で洗浄し、その後、水、次いでブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、表題化合物(300mg,43%)を黄色油状物として得た。
【0297】
【化124】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(325mg,0.812mmol)、15d(231mg,0.738mmol)および粉末状4Åモレキュラーシーブのジクロロメタン(16mL)中の撹拌スラリーに、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(198mg,1.03mmol)、約20%の水を含む1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(174mg,1.03mmol)を添加し、その後、4−ジメチルアミノピリジン(90mg,0.738mmol)を添加した。この反応物を窒素下で16時間撹拌し、次いで濾過し、そしてその固体をジクロロメタンで洗浄した。その濾液を飽和塩化アンモニウム溶液(2回)および水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:1から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、を得た。表題化合物(307mg,60%)を黄色泡状物として得た。
【0298】
【化125】
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15e(150mg,0.216mmol)のジクロロメタン(2mL)中の撹拌溶液に、窒素下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(168mg,174μL,0.755mmol)を滴下により添加し、そしてこの反応混合物を2.25時間かけて周囲温度まで温めた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(195mg,263μL,1.51mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をさらに10分間撹拌し、エバポレートし、次いでアセトニトリル(21.6mL)に懸濁させた。この撹拌混合物を0℃まで冷却し、次いで2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(115mg,0.320mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(111mg,150μL,0.864mmol)を添加した。1時間後、この反応を飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチし、そしてこの混合物をエバポレートして、有機揮発性物質を除去した。その残渣をジクロロメタンで希釈し、そしてその有機層を分離し、そして飽和塩化アンモニウム(2回)およびブラインで洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、アセトニトリル/水の3:7から11:9の勾配を使用する分取逆相HPLCにより精製して、表題化合物(4.6mg,2工程で4%)をオフホワイトの固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 1.01 (app t, J=6.7 Hz, 6H), 1.62 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.70 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.75−1.85 (m, 1H), 1.91−2.05 (m, 3H), 2.70−2.80 (m, 1H), 2.98−3.06 (m, 1H), 3.36−3.45 (m, 1H), 3.74−3.84 (m, 1H), 4.26 (d, J=10.5 Hz, 1H), 4.42 (br d, J=12.3 Hz, 1H), 4.72−4.78 (m, 1H), 5.55 (q, J=7.1 Hz, 1H), 6.09 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.38−6.41 (m, 1H), 6.71 (d, J=16.1 Hz, 1H), 7.68 (dd, J=8.9, 1.9 Hz, 1H), 7.88−8.01 (m, 3H), 8.86 (d, J=2.0 Hz, 1H). LCMS(m/z)522.3[M+H], Tr=1.64分。
【0299】
実施例16:化合物16
【0300】
【化126】
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7−ブロモ−2−クロロ−キノリン(1.05g,4.32mmol)およびトリブチル(1−エトキシビニル)スズ(1.95g,1.83mL,5.40mmol)のトルエン(21mL)中の混合物を20分間脱気した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(302mg,0.432mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下で撹拌し、そして80℃で24時間加熱し、その後、冷却した。揮発性物質をエバポレートし、そしてその残渣を1,4−ジオキサン(10mL)に懸濁させ、そして2Mの水性塩酸(5mL)を添加し、そしてこの反応混合物を30分間撹拌し、次いでエバポレートして有機物を除去した。その残渣を酢酸エチルおよび水で希釈し、そしてその有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その生成物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの9:1から4:1の勾配を使用して溶出する、10%w/wの炭酸カリウムをドープしたシリカゲルで精製して、表題化合物(422mg,48%)を黄色固体として得た。
【0301】
【化127】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(8.5mg,0.014mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(12.1mg,0.033mmol)を脱気水(5.5mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で20分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた濁った橙色混合物を室温まで冷却した。固体の16a(571mg,2.78mmol)およびギ酸ナトリウム(945mg,13.9mmol)、その後、脱気テトラヒドロフラン(5.5mL)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で4時間激しく撹拌し、そして冷却した。次いで、これを酢酸エチルで希釈し、そしてこの混合物を水で洗浄し、そしてその水層を酢酸エチルで逆抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの4:1から7:3の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(413mg,72%)をベージュ色の固体として得た。
【0302】
【化128】
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16b(360mg,1.73mmol)、ビニルトリフルオロホウ酸カリウム(279mg,2.08mmol)およびジクロロメタンと錯形成した[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(27mg,0.033mmol)の、乾燥n−プロパノール(27mL)中の混合物に、トリエチルアミン(175mg,241μL,1.73mmol)を添加し、そしてこの系を排気し、そして窒素でパージした(3回)。この反応混合物を撹拌し、そして3時間加熱還流し、その後、冷却した。この混合物を水に注ぎ、そしてジエチルエーテルで抽出し(2回)、そして合わせた有機抽出物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの7:3から3:2の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(270mg,78%)を白色固体として得た。
【0303】
【化129】
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16c(100mg,0.500mmol)および(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(203mg,0.550mmol)のジクロロメタン(10mL)中の撹拌混合物に、窒素下で、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(134mg,0.700mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(61mg,0.500mmol)を添加した。この反応混合物を16時間撹拌し、次いでジクロロメタンで希釈し、クエン酸溶液、水、次いでブラインで順番に洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:1から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(103mg,38%)を褐色固体として得た。
【0304】
【化130】
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16d(60mg,0.109mmol)およびHoveyda−Grubbs第2世代触媒(20.5mg,0.0328mmol)を1,2−ジクロロエタン(6mL)に懸濁させ、そしてこの混合物をマイクロ波反応器中100℃で1時間加熱した。得られた混合物を合わせ、同じ反応を、(10mg,0.0182)の(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(R)−1−(2−ビニル−キノリン−7−イル)−エチルエステルを使用して行った。揮発性物質をエバポレートし、そしてその残渣を、酢酸エチル/アセトンの1:0から4:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、褐色ガム状物質を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:3を使用する分取薄層クロマトグラフィーによりさらに精製して、表題化合物(1.8mg,3%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.84−1.02 (m, 6H), 1.26 (app s, 3H), 1.67−1.72 (m, 3H), 1.83−1.96 (m, 1H), 2.00−2.08 (m, 1H), 2.63−2.74 (m, 1H), 3.24 (d, J=4.5 Hz, 1H), 3.50 (d, J=7.6 Hz, 1H), 4.21 (app t, J=10.3 Hz, 1H), 4.53−4.61 (m, 1H), 5.55 (app t, J=7.3 Hz, 1H), 6.04−6.11 (m, 2H), 6.32 (d, J=7.8 Hz, 1H), 6.62 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.72−6.80 (m, 1H), 7.29−7.33 (m, 1H), 7.45 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.72 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.97−8.02 (m, 1H). LCMS(m/z)552.2[M+H], Tr=1.86分。
【0305】
実施例17:化合物17
【0306】
【化131】
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アルゴン下で、ジイソプロピルアミン(2.51g,24.8mmol)のテトラヒドロフラン(150mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。n−ブチルリチウムのヘキサン中の溶液(2.5M,9.7mL,24mmol)を2分間かけて滴下により添加し、そして得られた溶液をさらに10分間撹拌した。次いで、この溶液をCO
2:アセトン浴中で−78℃まで冷却し、そして2,2−ジメチル−3−オキソブタン酸メチル(3.2g,22mmol)を30秒間かけて滴下により添加した。この溶液をさらに15分間撹拌し、そしてN−フェニル−ビス(トリフルオロメタンスルホンイミド)(8.4g,23.5mmol)を、テトラヒドロフラン(20mL)中の溶液として、カニューレを介して5分間かけて添加し、さらなるテトラヒドロフラン(10mL)で洗った。得られた溶液を10分間撹拌し、そして冷却浴から出した。さらに1時間撹拌した後に、この反応混合物を減圧中で濃縮し、そしてジエチルエーテル(150mL)で希釈した。その有機相を1Mの水性水酸化ナトリウム(1×100mL,1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、表題化合物(6.2g,100%)を琥珀色液体として得、これをさらに精製せずに使用した。
【0307】
【化132】
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17a(6.2g,22mmol)の無水ピリジン(11mL,140mmol)中の溶液を70℃まで加熱した。18.5時間後、その温度は90℃まで上昇した。合計72時間撹拌した後に、この反応混合物を、ジエチルエーテル(100mL)と3Mの水性塩酸(100mL)との撹拌混合物間で分配した。相を分離し、そしてその有機層を飽和水性重炭酸ナトリウム(75mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、表題化合物(2.7g,97%)をわずかに褐色の液体として得、これをさらに精製せずに使用した。
【0308】
【化133】
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アルゴン下で、ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムクロリド水和物(290mg,1.1mmol)を氷水浴中で冷却した。17b(1.4g,11.1mmol)およびピナコールボラン(2.4mL,16.5mmol)のジクロロメタン(3mL)中の溶液をカニューレによって添加し、さらなるジクロロメタン(2mL)で洗った。得られた混合物を冷却浴から出し、そして室温で72時間撹拌した。次いで、この反応物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、水(5mL)の滴下によりクエンチし、そして水(50mL)でさらに希釈した。有機相と水相とを分離し、そしてその水相を酢酸エチル(30mL)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、粗製残渣を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中5%から15%の酢酸エチル)により精製して、表題化合物(1.6g,57%)を無色油状物として得、これは、−15℃で静置すると結晶化した。
【0309】
【化134】
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6−ブロモ−3−クロロ−イソキノリン(485mg,2.0mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(560mg,2.2mmol)、酢酸カリウム(392mg,4.0mmol)、およびジクロロメタンと錯形成した[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(82mg,0.1mmol)の、1,4−ジオキサン(4mL)中の混合物を、マイクロ波中160℃で1時間加熱した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルで洗浄した。その濾液をエバポレートし、そしてその残渣を、ジクロロメタンからジクロロメタン/メタノール9:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(545mg,94%)を得た。
【0310】
【化135】
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17d(1.74g,6.0mmol)のテトラヒドロフラン(45mL)中の溶液を窒素下0℃で撹拌した。水酸化ナトリウム溶液(2M,9mL,18mmol)および過酸化水素(30%,2.5mL,24mmol)を滴下により添加した。この反応混合物を0℃で30分間撹拌した。水(30mL)を添加し、そしてこの溶液を2Mの塩酸でpH1に酸性にした。メタ重亜硫酸ナトリウム溶液(1M)を添加し、そしてこの混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄した。その有機溶液を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートして、表題化合物(662mg,61%)をオフホワイトの固体として得た。
【0311】
【化136】
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17e(1.25g,7.07mmol)およびトリブチル−(1−エトキシ−ビニル)−スズ(5.09g,4.77mL,14.1mmol)の1,4−ジオキサン(15mL)中の溶液に、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(992mg,1.41mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をマイクロ波中160℃で30分間加熱した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルで洗浄した。その濾液をエバポレートし、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの9:1から3:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、3−(1−エトキシ−ビニル)−イソキノリン−6−オール(670mg)をガム状物質として得、これを粗製のまま次の工程で使用した。3−(1−エトキシ−ビニル)−イソキノリン−6−オール(670mg)を1,4−ジオキサン(4mL)に懸濁させ、そして1,4−ジオキサン中4Mの塩酸(8mL)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で30分間撹拌した。その溶媒をエバポレートして、表題化合物(584mg,2工程で44%)を白色固体として得た。
【0312】
【化137】
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17f(384mg,2.05mmol)およびピリジン(0.51mL,6.16mmol)のジクロロメタン(30mL)中の溶液を、塩−氷浴中で5分間撹拌した。トリフルオロメタンスルホン酸無水物(0.415mL,2.46mmol)を滴下により添加し、そしてこの混合物を20分間かけて室温まで温めた。さらなるトリフルオロメタンスルホン酸無水物(0.1mL,0.6mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で10分間撹拌した。飽和塩化アンモニウム溶液を添加し、そしてこの混合物をジクロロメタンで抽出した。その有機抽出物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル19:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(300mg,44%)を白色固体として得た。
【0313】
【化138】
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水(2mL)中のジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(2mg,0.003mmol)に、室温で(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(3mg,0.008mmol)を添加した。この系を15分間脱気し、次いで70℃で1.5時間加熱した。この反応物を冷却し、そして17g(224mg,0.70mmol)の脱気無水テトラヒドロフラン(1mL)中の溶液を添加し、その後、ギ酸ナトリウム(237mg,3.50mmol)を添加した。この系を2分間脱気し、次いで40℃で1時間加熱した。室温まで冷却した後に、水を添加し、そしてこの水をジクロロメタンで抽出した(2回)。合わせた有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その生成物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(220mg,97%)を褐色油状物として得た。
【0314】
【化139】
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丸底フラスコに、17h(100mg,0.31mmol)、(E)−2,2−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ブタ−3−エン酸メチルエステル(91mg,0.36mmol)、ビス[(ジシクロヘキシル)(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン]パラジウム(II)クロリド(13mg,0.02mmol)、三塩基リン酸カリウム(198mg,0.93mmol)および塩化リチウム(40mg,0.93mmol)を入れた。この系を窒素でフラッシュし、そしてシクロペンチルメチルエーテル(1mL)および水(0.5mL)を添加した。この反応物を90℃で1時間加熱し、次いで室温まで冷却した。酢酸エチルを添加し、そしてこの溶液を水で洗浄した。その有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:2を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(70mg,75%)を黄色油状物として得た。
【0315】
【化140】
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テトラヒドロフラン(1mL)、メタノール(0.5mL)および水(0.5mL)中の17i(140mg,0.47mmol)に、水酸化リチウム一水和物(39mg,0.93mmol)を室温で添加した。この反応物を3時間撹拌し、そして2Mの水性塩酸(0.5mL)を添加することによりクエンチした。この反応物を減圧中で濃縮し、その後、メタノール、次いでトルエンから共エバポレートした。得られた黄色固体を粗製のまま使用した。
【0316】
【化141】
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無水ジクロロメタン(5mL)中の1e(250mg,0.47mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(128μL,0.70mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で2時間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(252μL,1.41mmol)を添加し、次いで減圧中で濃縮し、そしてトルエンと共エバポレートして、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを白色固体として得た。無水N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の17j(134mg,0.47mmol)に、窒素の雰囲気下室温で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(420μL,2.35mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(250mg,0.66mmol)を添加した。この溶液を室温で3分間撹拌し、その後、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの無水N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の溶液を添加した。この反応物を16時間撹拌した。この反応を水でクエンチし、そして酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトン1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(220mg,3工程で67%)をオフホワイトの固体として得た。
【0317】
【化142】
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テトラヒドロフラン(3mL)、メタノール(1.5mL)および水(1.5mL)中の17k(220mg,0.31mmol)に、水酸化リチウム一水和物(53mg,1.26mmol)を室温で添加した。この反応物を1.25時間撹拌し、そして2Mの水性塩酸(0.64mL)を添加することによりクエンチした。この反応物を減圧中で濃縮し、その後、メタノール(2回)、次いでアセトニトリル(6回)から共エバポレートした。得られた残渣を無水N,N−ジメチルホルムアミド(4mL)に溶解させ、そしてシリンジポンプを介して2時間かけて、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(271mg,0.79mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(288mg,2.36mmol)および粉末状の4Åモレキュラーシーブ(3g)の1,2−ジクロロエタン(103mL)中の懸濁物に50℃で添加した。この添加の後に、この反応物を50℃で3時間撹拌し、室温まで冷却し、そしてセライトで濾過した。その濾液をその体積の1/3まで濃縮し、ジクロロメタンで希釈し、そして水(2回)で洗浄した。その有機層を、疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトン1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、オフホワイトの固体を得た。その固体をジエチルエーテルで2回摩砕し、そして16時間減圧乾燥させて、表題化合物(65mg,2工程で38%)を白色粉末として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) 0.93 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.99 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.41 (s, 3H), 1.51 (s, 3H), 1.61 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.76 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.76 (m, 1H), 1.78−2.03 (m, 3H), 2.07−2.17 (m, 1H), 2.62−2.76 (m, 1H), 3.62−3.79 (m, 2H), 4.21−4.31 (m, 1H), 4.52−4.62 (m, 1H), 5.82−6.01 (m, 1H), 6.13 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.27 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.30−6.41 (m, 2H), 6.64 (d, J=16.1 Hz, 1H), 7.53 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.90 (d, J=8.5 Hz, 1H), 9.16 (s, 1H). LCMS(m/z)549.9[M+H], Tr=5.21分。
【0318】
実施例18:化合物18
【0319】
【化143】
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酢酸エチル(10mL)中の化合物17(40mg,0.073mmol)に、10%の炭素担持パラジウム(30mg)を室温で添加した。この系を水素でパージし、そして16時間激しく撹拌した。この懸濁物をセライトで濾過し、そしてその濾液を減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトン1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、化合物18(8mg,20%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) 0.92 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.00 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.27 (s, 3H), 1.31 (s, 3H), 1.48 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.64−1.79 (m, 1H), 1.75 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.80−2.12 (m, 5H), 2.45 (td, J=12.7, 3.6 Hz, 1H), 2.68−2.93 (m, 2H), 3.62−3.78 (m, 2H), 3.86 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.37 (app t, J=8.3 Hz, 1H), 4.50−4.61 (m, 1H), 5.87−6.00 (m, 1H), 6.18 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.38 (d, J=8.7 Hz, 1H), 6.58 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.36 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.64 (s, 1H), 7.83 (d, J=8.5 Hz, 1H), 9.14 (s, 1H). LCMS(m/z)552.2[M+H], Tr=5.11分。
【0320】
実施例19:化合物19
【0321】
【化144】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(339mg,0.920mmol)および(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(183mg,0.920mmol)のジクロロメタン(4.6mL)中の溶液に、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(211mg,1.10mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(56.2mg,0.46mmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で添加した。21時間後、この反応混合物をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィーにより直接精製して、表題化合物(224mg,42%)を明黄褐色固体として得た。
【0322】
【化145】
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無水ジクロロメタン(12mL)中の19a(800mg,1.38mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(374μL,2.07mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で2時間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(480μL,2.75mmol)を添加し、次いで減圧中で濃縮して、白色固体を得た。この固体に、(E)−(R)−2−エチル−ペンタ−3−エン酸(188mg,1.65mmol)の無水アセトニトリル(12mL)中の溶液を添加し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(240μL,1.38mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウランヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(733mg,1.93mmol)を添加した。この反応物を室温で3時間撹拌し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:2、次いで1:5を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(250mg,2工程で74%)を粘性黄色油状物として得た。
【0323】
【化146】
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無水トルエン(113mL)中の19b(200mg,0.34mmol)に、窒素の雰囲気下70℃で、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(42mg,0.07mmol)を添加した。この反応物を120℃で2時間加熱し、その後、さらなる量のHoveyda−Grubbs第2世代触媒(30mg,0.05mmol)を添加した。120℃でさらに2時間後、この反応物を室温まで冷却し、そしてメタノール(2mL)中のイソシアノ酢酸カリウム(83mg)を添加した。この反応物を1時間撹拌し、シリカを添加し、次いで減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチル/アセトン3:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、褐色固体を得た。これを、逆相分取HPLCによってさらに精製して、表題化合物(2.2mg,1%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) 0.97 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.02 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.11 (t, J=7.4 Hz, 3H), 1.64 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.70 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.71−2.06 (m, 7H), 2.66−2.82 (m, 1H), 3.13−3.22 (m, 1H), 3.75−3.85 (m, 1H), 4.30−4.48 (m, 2H), 5.51−5.67 (m, 1H), 6.07 (q, J=6.3 Hz, 1H), 6.48−6.57 (m, 1H), 6.61 (d, J=16.5 Hz, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.58 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.89 (s, 1H), 8.07 (d, J=8.7 Hz, 1H), 9.15 (s, 1H). LCMS(m/z)550.2[M+H], Tr=1.67分。
【0324】
実施例20:化合物20
【0325】
【化147】
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無水ジクロロメタン(7mL)中の19a(390mg,0.67mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(182μL,1.01mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で1時間撹拌し、その後、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液でクエンチし、そして酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、白色固体を得た。この固体を無水アセトニトリル(4mL)に溶解させ、そして2−メチル−ブタ−3−エン酸(81mg,0.81mmol)、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(184mg,0.94mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(103mg,0.67mmol)を添加した。この反応物を室温で16時間撹拌し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1、次いで1:3を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(259mg,69%)を透明粘性油状物として得た。
【0326】
【化148】
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脱気無水トルエン(148mL)中の20a(250mg,0.44mmol)に、2,6−ジクロロベンゾキノン(8mg,0.04mmol)を添加した。この混合物を105℃まで加熱し、そしてHoveyda−Grubbs第2世代触媒(83mg,0.13mmol)の無水トルエン(20mL)中の溶液を、シリンジポンプを介して2時間かけて添加した。さらなる量のHoveyda−Grubbs第2世代触媒(28mg)を添加し、そしてこの反応物を1時間加熱還流した。この反応物を室温まで冷却し、シリカゲルを添加し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチル/アセトン1:0、次いで3:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、油状物を得た。これをジエチルエーテルおよび数滴の酢酸エチルで摩砕して、褐色固体を得、これを、酢酸エチル/アセトン5/1を使用する分取TLCによりさらに精製して、表題化合物(9mg,1%)をオフホワイトの固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) 0.97 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.38 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.62 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.70 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.72−1.82 (m, 2H), 1.91−2.01(m, 2H), 2.03−2.12 (m, 1H), 2.62−2.74 (m, 1H), 3.35 (app t, J=7.4 Hz, 1H), 3.59 (d, J=12.5 Hz, 1H), 3.65−3.77 (m, 1H), 4.26 (app t, J=8.9 Hz, 1H), 4.51−4.60 (m, 1H), 5.68−5.79 (m, 1H), 6.06 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.16 (d, J=9.2 Hz, 1H), 6.27 (d, J=9.2 Hz, 1H), 6.40 (dd, J=16.0, 7.8 Hz, 1H), 6.71 (d, J=16.0 Hz, 1H), 7.39 (dd, J=8.5, 1.3 Hz, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.93 (d, J=8.5 Hz, 1H), 9.16 (s, 1H). LCMS(m/z)536.2[M+H], Tr=1.63分。
【0327】
実施例21:化合物21
【0328】
【化149】
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21aを、20aと同じ様式で、2−メチル−ブタ−3−エン酸を(R)−2−メチル−ペンタ−4−エン酸(Synlett 2002,No12,2039−2040に記載されるように調製,82mg,0.72mmol)で置き換えて調製して、表題化合物(280mg,67%)を白色泡状物として得た。
【0329】
【化150】
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無水トルエン(144mL)中の21a(250mg,0.43mmol)に、窒素の雰囲気下室温で、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(54mg,0.09mmol)を添加した。この反応物を120℃で2時間加熱し、その後、さらなる量のHoveyda−Grubbs第2世代触媒(25mg,0.04mmol)を添加した。120℃でさらに1時間後、この反応物を室温まで冷却し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチル/アセトン1:0、次いで3:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、褐色固体を得た。これをジエチルエーテル/酢酸エチル3:1で摩砕して、表題化合物(50mg,22%)をオフホワイトの固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) 0.91 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.99 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.29 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.59 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.67 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.70−1.84 (m, 1H), 1.92−2.15 (m, 4H), 2.33−2.48 (m, 1H), 2.63−2.98 (m, 3H), 3.53 (d, J=12.2 Hz, 1H), 3.60−3.72 (m, 1H), 4.42 (dd, J=6.7, 2.2 Hz, 1H), 4.52−4.61 (m, 1H), 5.62−5.74 (m, 1H), 6.11 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.16 (q, J=8.9 Hz, 1H), 6.42 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.53−6.66 (m, 1H), 6.75 (d, J=16.1 Hz, 1H), 7.37 (dd, J=8.7, 1.0 Hz, 1H), 7.80−7.96 (m, 3H), 9.16 (s, 1H). LCMS(m/z)550.3[M+H], Tr=1.50分。
【0330】
実施例22:化合物22
【0331】
【化151】
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7−ブロモ−2−クロロ−キノリン(8.10g,33.4mmol)およびヨウ化ナトリウム(50.0g,334mmol)のアセトニトリル(27mL)中の撹拌スラリーに、塩化アセチル(3.56mL,50.0mmol)をゆっくりと添加した。このフラスコに栓をして密封し、そして80℃で3時間加熱し、その後、冷却した。この混合物を、10%w/wの炭酸カリウム水溶液(80mL)、5%w/wの亜硫酸ナトリウム水溶液(80mL)およびチオ硫酸ナトリウム飽和水溶液(80mL)で順番に処理し、そしてこの混合物をジクロロメタンで抽出した(2回)。合わせた有機抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、粗製7−ブロモ−2−ヨード−キノリンを得た。このキノリンに、トリブチル(1−エトキシビニル)スズ(13.6mL,40.1mmol)、1,4−ジオキサン(67mL)およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(2.37g,3.34mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を100℃で5時間加熱し、その後、冷却した。2Mの水性塩酸(67mL)を添加し、そしてこの反応物を1時間撹拌した。この混合物を濾過し、そしてその固体を酢酸エチルで洗浄し、そしてその濾液をエバポレートして有機物を除去した。その残渣を酢酸エチルで抽出し(3回)、そして合わせた有機抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その生成物を、イソ−ヘキサン中0%から6%の酢酸エチルの勾配で溶出する、10%w/wの炭酸カリウムをドープしたシリカゲルで精製して、表題化合物(5.5g,66%)を白色固体として得た。
【0332】
【化152】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(61mg,0.100mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(88mg,0.012mmol)を脱気水(40mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で5分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた濁った橙色混合物を室温まで冷却した。脱気テトラヒドロフラン(40mL)中の22a(5.00g,20mmol)を添加し、その後、ギ酸ナトリウム(6.8g,100mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で4時間激しく撹拌し、そして冷却した。次いで、これを酢酸エチルおよび水で希釈し、そしてその有機層を分離し、水およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン中0%から30%の酢酸エチルの勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(4.96g,98%)をオフホワイトの固体として得た。
【0333】
【化153】
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22b(1.00g,3.97mmol)およびトリエチルアミン(1.65mL,11.9mmol)の無水ジクロロメタン中の溶液に、0℃で、無水酢酸(0.75mL,7.93mmol)および4−(ジメチルアミノ)ピリジン(24mg,0.197mmol)を添加した。この反応混合物を撹拌し、そして室温まで温めた。1.5時間後、水(100mL)を添加し、そして層を分離した。その水相をジクロロメタン(2×100mL)で再度抽出し、そして合わせた有機物をブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン(66mL)、次いでイソ−ヘキサン/酢酸エチル95:5(300mL)、次いでイソ−ヘキサン/酢酸エチル9:1(1066mL)を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.16g,99%)を無色油状物として得た。
【0334】
【化154】
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22c(1.16g,3.95mmol)の無水アセトニトリル中の溶液に、酢酸パラジウム(II)(89mg,0.395mmol)、2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(496mg,4.35mmol)、トリ(o−トリル)ホスフィン(241mg,0.790mmol)およびトリエチルアミン(1.09mL,7.90mmol)を添加し、次いでこの混合物をマイクロ波中100℃で20分間加熱した。この反応混合物を減圧中で濃縮し、次いで水(200mL)を添加し、そしてその有機物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル95:5(300mL)、次いでイソ−ヘキサン/酢酸エチル9:1(1066mL)、次いでイソ−ヘキサン/酢酸エチル3:1(1066mL)を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(792mg,61%)を白色固体として得た。
【0335】
【化155】
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1e(1.29g,2.42mmol)のジクロロメタン(12mL)中の溶液を窒素下で氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.715mL,4.84mmol)を滴下により添加し、そして得られた溶液を1時間撹拌した。この反応をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.69mL,9.68mmol)でクエンチし、そしてこの反応混合物を減圧中で濃縮して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを白色固体として得、これをさらに精製せずに使用した。22d(792mg,2.42mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の溶液に、窒素下0℃で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.11mL,12.1mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.01g,2.66mmol)を添加した。得られた混合物を室温で15分間撹拌し、次いで0℃まで再度冷却し、そして先の工程で生成した(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを、N,N−ジメチルホルムアミド(10.7mL)中の溶液として添加した。次いで、この反応混合物を、撹拌しながら室温まで温めた。1時間後、この混合物を酢酸エチル(100mL)および水(100mL)で希釈した。その相を分離し、そしてその水性物質を酢酸エチル(100mL)で抽出した。合わせた有機物をブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン/アセトン95:5(1000mL)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン9:1(1L)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン85:15(1L)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン3:1(1L)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン7:3(1L)を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.11g,62%)を無色油状物として得た。
【0336】
【化156】
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22e(1.11g,1.50mmol)のテトラヒドロフラン(14.7mL)中の溶液を氷水浴中で冷却し、次いでメタノール(7.4mL)、水(7.4mL)、および水酸化リチウム一水和物(252mg,6.0mmol)を添加した。この混合物をこの氷水浴中で1時間撹拌し、次いで1Mの水性塩酸(6mL,6.0mmol)でクエンチした。得られた溶液を減圧中で濃縮し、そしてその粗製生成物を、メタノール(4×250mL)、次いでアセトニトリル(4×250mL)、およびトルエン(5×250mL)から濃縮した。次いで、単離した固体を一晩凍結乾燥機に静置して、表題化合物(853mg,定量的収率)を白色固体として得た。
【0337】
【化157】
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窒素下で、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(2.59g,7.51mmol)および4−(ジメチルアミノ)ピリジン(1.38g,11.3mmol)を1,2−ジクロロエタン(500mL)に溶解させ、そして得られた溶液を50℃まで加熱した。先の工程から得られた粗製セコ酸である22f(853mg,1.50mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(19mL)に溶解させ、そしてこの反応混合物に、シリンジポンプを介して6時間かけて滴下により添加した。この添加が完了した後に、このシリンジポンプをさらなるN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)ですすぎ、そしてこの反応混合物を50℃で40分間撹拌した。この時間の後に、この混合物を濃縮して残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン(66mL)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン4:1(726mL)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン7:3(726mL)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン3:2(726mL)を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。この最初のカラムは、N,N−ジメチルホルムアミドを含む不純な生成物(1.10g)を与えた。これにブライン(200mL)を添加し、そしてその有機物を酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。合わせた有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、N,N−ジメチルホルムアミドを含まない不純な生成物(900mg)を得た。この残渣を、イソ−ヘキサン/アセトン95:5(6L)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン93:7(1.5L)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン88:12(3L)、次いでイソ−ヘキサン/アセトン82:16を使用する2回目のシリカゲルクロマトグラフィーにより、全ての生成物がこのカラムから溶出するまで精製した。87%の純度(バッチA)および77%の純度(バッチB)の2バッチの所望の生成物を単離した。バッチAを、100%のジエチルエーテルで2回摩砕して、表題化合物(241mg)を約90%〜95%の純度で得た。バッチBの、分取逆相HPLCによる精製は、表題化合物(181mg)を約95%より高い純度で与えた。バッチAとバッチBとを合わせて、表題化合物(422mg,51%)を白色固体として得た。
1H NMR (500 MHz, CD
3OD) 0.94 (app t, J=6.7 Hz, 6H), 1.34 (s, 3H), 1.48 (s, 3H), 1.58 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.62−1.75 (m, 5H), 1.82−1.91 (m, 1H), 1.92−2.03 (m, 2H), 2.66−2.78 (m, 1H), 3.78 (app d, J=8.5 Hz, 1H), 4.25−4.33 (m, 1H), 4.34−4.43 (m, 1H), 5.71 (q, J=7.3 Hz, 1H), 5.89 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.24 (d, J=16.0 Hz, 1H), 6.46 (d, J=16.0 Hz, 1H), 7.27 (br d, J=9.8 Hz, 1H), 7.38 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.60 (s, 1H), 7.75 (ABq, Δδ
AB=0.03, J
AB=8.54 Hz, 2H), 8.18 (d, J=7.9 Hz, 1H). LCMS(m/z)550.1[M+H], Tr=2.24分。
【0338】
実施例23:化合物23
【0339】
【化158】
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6−ブロモ−3−クロロ−イソキノリン(2.0g,8.25mmol)のn−プロパノール(90mL)中の溶液を調製し、そしてビニルトリフルオロホウ酸カリウム(1.11g,8.25mmol)を添加した。この溶液を窒素で10分間パージし、その後、ジクロロメタンと錯形成した[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(128mg,0.157mmol)およびトリエチルアミン(1.15mL,8.25mmol)を添加した。次いで、この反応混合物を窒素でさらに3分間パージし、その後、1時間加熱還流した。次いで、この反応混合物を室温まで冷却し、そして水を添加した。次いで、その有機物をジエチルエーテル(3×150mL)で抽出した。合わせた有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテル9:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.26g,80%)を油状物として得た。
【0340】
【化159】
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23a(1.24g,6.54mmol)の、メタノール(125mL)およびジクロロメタン(125mL)中の懸濁物を−78℃まで冷却した。この反応物を、青色が持続するまで(約15分間)オゾン処理し、次いで、この反応混合物に窒素を15分間吹き込んで、オゾンをパージした。次いで、この反応物を固体の重炭酸ナトリウム(549mg,6.54mmol)およびジメチルスルフィド(1.31mL,1.31mmol)で処理した。この混合物を室温まで温め、そして3時間後、この反応混合物を減圧中で濃縮した。水(200mL)をその残渣に添加し、そしてその水層をジクロロメタン(3×200mL)で抽出した。合わせた有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、表題化合物(1.02g,81%)を油状物として得た。
【0341】
【化160】
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23b(1.02g,5.32mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液に、0℃でトリメチル(トリフルオロメチル)シラン溶液(3.19mL,テトラヒドロフラン中2M,6.38mmol)を添加し、その後、テトラブチルアンモニウムフルオリド溶液(0.053mL,テトラヒドロフラン中1M,0.053mmol)を添加し、そして得られた溶液を0℃で1.5時間撹拌した。次いで、この反応混合物を室温まで温め、そして2Mの塩酸(10mL)を添加し、そしてこの混合物を10分間撹拌し、その後、水(200mL)を添加した。次いで、その水層を酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、表題化合物(1.30g,93%)を固体として得た。
【0342】
【化161】
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23c(1.30g,4.97mmol)のジクロロメタン(14.7mL)中の溶液に、0℃でDess−Martinペルヨージナン溶液(14.7mL,ジクロロメタン中15%,6.96mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を撹拌し、そして室温まで温めた。1Mの水性メタ重亜硫酸ナトリウム(100mL)を添加し、そしてこの反応混合物を15分間撹拌した。この混合物に重炭酸ナトリウム飽和水溶液(100mL)を添加し、そしてその水層をジクロロメタン(3×100mL)で抽出した。合わせた有機物を重炭酸ナトリウム飽和水溶液(200mL)で洗浄し、その後、ブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、表題化合物(1.0g,78%)を固体として得た。
【0343】
【化162】
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23d(686mg,2.64mmol)、(R)−2−メチル−2−プロパンスルフィンアミド(400mg,3.30mmol)およびチタン(IV)イソプロポキシド(1.95mL,6.60mmol)のテトラヒドロフラン(27.4mL)中の混合物を16時間加熱還流し、次いで室温まで冷却した。この反応混合物を減圧中で濃縮し、そしてジエチルエーテル(27.4mL)に再度溶解させ、次いで−78℃まで冷却した。この混合物に、L−selectride(登録商標)溶液(7.93mL,テトラヒドロフラン中1.0M,7.93mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を−78℃で1時間撹拌した。次いで、ブライン(30mL)を添加し、そしてこの混合物を室温まで温めた。さらなるブライン(200mL)および酢酸エチル(300mL)を添加し、そして層を分離した。その水相をジクロロメタン(500mL)で再度抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、ジクロロメタンからジクロロメタン/メタノール99:1の勾配溶出を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(553mg,収率57%,94% d.e.)を得た。
【0344】
【化163】
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23e(553mg,1.52mmol)のメタノール(10mL)中の溶液に、1,4−ジオキサン中4Mの塩酸溶液(1.52mL,6.06mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で30分間撹拌した。さらなる1,4−ジオキサン中4Mの塩酸溶液(1.52mL,6.06mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で30分間撹拌し、次いで減圧中で濃縮して、表題化合物(507mg,定量的収率)を得た。
【0345】
【化164】
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23f(507mg,1.52mmol)およびトリエチルアミン(0.84mL,6.08mmol)のジクロロメタン(20mL)中の混合物を0℃で撹拌して、溶液を得た。次いで、重炭酸ジ−tert−ブチル(497mg,2.28mmol)のジクロロメタン(4mL)中の溶液を添加し、そしてこの反応混合物を撹拌し、そして24時間かけて室温まで温めた。水(200mL)を添加し、そしてその水層をジクロロメタン(3×100mL)で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、残渣(816mg)を得た。この残渣をジクロロメタン(20mL)に溶解させ、そして0℃まで冷却し、次いでトリエチルアミン(0.84mL,6.08mmol)を添加し、その後、重炭酸ジ−tert−ブチル(497mg,2.28mmol)のジクロロメタン(4mL)中の溶液を添加し、そしてこの反応混合物を撹拌し、そして72時間かけて室温まで温めた。さらなる重炭酸ジ−tert−ブチル(162mg,0.74mmol)を添加し、そして撹拌を30分間続け、次いで水(100mL)を添加し、そしてその水層をジクロロメタン(2×50mL)で抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル9:1からイソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1の勾配溶出を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(140mg,25%)を油状物として得た。
【0346】
【化165】
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23g(135mg,0.37mmol)のn−プロパノール(6mL)中の溶液に、ビニルトリフルオロホウ酸カリウム(55mg,0.412mmol)、ジクロロメタンと錯形成した[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(5.8mg,0.007mmol)およびトリエチルアミン(0.052mL,0.37mmol)を添加した。この懸濁物を排気し、そして窒素で3回パージし、その後、100℃で2時間加熱した。この時間の後に、さらなるビニルトリフルオロホウ酸カリウム(100mg,0.748mmol)を添加し、そして加熱を100℃で16時間続けた。この時間の後に、さらなるジクロロメタンと錯形成した[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(9mg,0.011mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をマイクロ波反応器中150℃で90分間加熱した。この時間の後に、さらなるジクロロメタンと錯形成した[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(9mg,0.011mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をマイクロ波反応器中150℃で10分間加熱した。水(100mL)をこの反応混合物に添加し、次いで、その水層をジエチルエーテル(2×100mL)で抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、表題化合物(132mg,定量的収率)を得た。
【0347】
【化166】
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23h(132mg,0.37mmol)のメタノール(2mL)中の溶液に、1,4−ジオキサン中4Mの塩酸(0.37mL,0.75mmol)を添加し、そしてこの混合物を室温で30分間撹拌した。さらなる1,4−ジオキサン中4Mの塩酸(3.0mL,6.08mmol)を添加し、そして撹拌を2時間続け、次いでこの反応混合物を減圧中で濃縮して、残渣を得た。次いで、この残渣をジエチルエーテル(2mL)から、その後、アセトニトリル(10mL)から濃縮し、そしてこれを2回繰り返して、(S)−2,2,2−トリフルオロ−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチルアミン塩酸塩(108mg,定量的収率)を得た。(S)−2,2,2−トリフルオロ−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エチルアミン塩酸塩(108mg,0.374mmol)のアセトニトリル(2mL)中の懸濁物に、窒素下0℃で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(138mg,0.37mmol)、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(100mg,0.52mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(63mg,水中20wt%,0.37mmol)を添加した。得られた懸濁物を0℃で15分間撹拌し、その後、氷水浴から出し、そして室温で16時間撹拌した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.5mL,2.87mmol)を添加し、そしてこの溶液を室温で2.5時間撹拌し、この時点でさらなる(S)−1−[(S)−2−((S)−2−ブタ−3−エノイルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(69mg,0.19mmol)を添加し、そして撹拌を続けた。1時間後、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(134mg,0.70mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で1時間撹拌した。この時間の後に、この混合物を減圧中で濃縮し、そしてその残渣を酢酸エチル(60mL)で希釈した。水(50mL)を添加し、そして層を分離した。その水相を酢酸エチル(2×10mL)で再度抽出し、次いで、合わせた有機物を塩化アンモニウム(2×50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル9:1からイソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1からイソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1、そして最後にイソ−ヘキサン/酢酸エチル0:1の勾配溶出を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。これにより、表題化合物(124mg,55%)を得た。
【0348】
【化167】
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23i(124mg,0.21mmol)のトルエン(69mL)中の溶液に、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(13mg,0.02mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を115℃で1.5時間加熱した。さらなるHoveyda−Grubbs第2世代触媒(13mg,0.02mmol)を添加し、そして加熱を120℃で50分間続けた。さらなるHoveyda−Grubbs第2世代触媒(13mg,0.02mmol)を添加し、そして加熱を120℃で30分間続けた。この時間の後に、この混合物を室温まで冷却し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチルから酢酸エチル/アセト9:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。不純な生成物(28.3mg)を集め、これを、酢酸エチル/アセトン95:5で溶出する分取TLCによりさらに精製して、表題化合物(4mg,3%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) 0.99 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.29−1.39 (m, 1H), 1.69 (d, J=7.4 Hz, 3H), 1.74−2.01 (m, 5H), 2.73 (td, J=12.9, 2.9 Hz, 1H), 2.99−3.11 (m, 1H), 3.74−3.83 (m, 1H), 4.26 (d, J=10.0 Hz, 1H), 4.41 (br d, J=13.2 Hz, 1H), 5.48 (q, J=7.4 Hz, 1H), 5.84 (q, J=8.3 Hz, 1H), 6.58 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.62−6.71 (m, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.76 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.89 (s, 1H), 8.13 (d, J=8.6 Hz, 1H), 9.22 (s, 1H). LCMS(m/z)575.2[M+H], Tr=1.53分。
【0349】
実施例24:化合物24
【0350】
【化168】
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(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エタノール(295mg,1.17mmol)の無水アセトニトリル(12mL)中の溶液に、ブタ−3−エン酸tert−ブチルエステル(0.44mL,2.75mmol)、ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(25mg,0.049mmol)およびN,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(0.39mL,1.83mmol)を添加し、次いでこの混合物を2時間加熱還流した。この反応混合物を減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル95:5を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(348mg,95%)を白色固体として得た。
【0351】
【化169】
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ジクロロメタン(20mL)中の24a(363mg,1.16mmol)および(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(505mg,1.26mmol)に、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(311mg,1.62mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(142mg,1.16mmol)を添加した。次いで、この反応混合物を室温で16時間撹拌した。この混合物に塩化アンモニウム飽和水溶液(100mL)を添加し、そしてその水層をジクロロメタン(2×50mL)で抽出した。その水相をジクロロメタン(20mL)でさらに洗浄し、そして合わせた有機物をブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1(120mL)、次いでイソ−ヘキサン/酢酸エチル7:3(855mL)、次いでイソ−ヘキサン/酢酸エチル3:2(540mL)を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(357mg,44%)を白色固体として得た。
【0352】
【化170】
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24b(342mg,0.492mmol)のジクロロメタン(2.5mL)中の溶液に、0℃でトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.18mL,0.96mmol)を添加し、そしてこの淡黄色溶液を0℃で2.75時間撹拌した。さらなるトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.073mL,0.45mmol)を添加し、そして撹拌を1.33時間続けた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.6mL,3.44mmol)を添加し、そしてこの混合物を10分間撹拌し、次いで減圧中で濃縮して、中間体である(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(R)−1−[7−((E)−3−カルボキシ−プロペニル)−キノリン−2−イル]−エチルエステル(266mg,0.45mmol)を得た。(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(R)−1−[7−((E)−3−カルボキシ−プロペニル)−キノリン−2−イル]−エチルエステル(266mg,0.45mmol)のアセトニトリル(50mL)中の溶液に、窒素下0℃で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.343mL,1.971mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(262mg,0.70mmol)を添加した。この混合物を0℃で撹拌し、そして16時間かけて室温まで温めた。この反応混合物に2Mの水性塩酸溶液(20mL)を添加し、そしてこの混合物を減圧中で濃縮した。その水層をジクロロメタン/メタノール9:1(2×100mL)で抽出した。合わせた有機物を飽和炭酸水素ナトリウム溶液(2×200mL)、次いでブライン(1×100mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得た。これを、酢酸エチル/アセトン97:3から酢酸エチル/アセトン94:6の勾配溶出を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。45mgの不純な生成物を集め、これをジエチルエーテルで摩砕して、表題化合物(25.4mg,10%)を淡黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.99 (d, J=6.48 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.7Hz, 3H), 1.64 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.66−1.72 (m, 1H), 1.74 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.85−2.08 (m, 4H), 2.75 (dd, J=2.9, 12.9 Hz, 1H), 2.97−3.07 (m, 1H), 3.35−3.40 (m, 1H), 3.79−3.88 (m, 1H), 4.23 (d, J=10.5 Hz, 1H), 4.43 (br d, J=11.2 Hz, 1H), 5.72 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.94 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.41 (d, J=16.7 Hz, 1H), 6.55 (dt, J=4.7, 16.7 Hz, 1H), 7.40 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.75 (dd, J=1.3, 8.7 Hz, 1H), 7.81 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)522.2[M+H], Tr=1.90分。
【0353】
実施例25:化合物25
【0354】
【化171】
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(S)−6−ブロモ−インダン−1−オール(1.0462g,4.910mmol,WO 2009/003719に記載されるように調製)の無水テトラヒドロフラン(20mL)中の冷(−20℃)溶液を、トリエチルアミン(2.7mL,19.639mmol)およびメタンスルホニルクロリド(760μL,9.820mmol)で順番に処理した。−30℃で2.5時間撹拌した後に、メチルアミンの溶液(テトラヒドロフラン中2M,25mL,50mmol)を添加した。室温で22.5時間撹拌した後に、この反応混合物を濾過した。その白色固体をジエチルエーテルですすいだ。その濾液をエバポレートにより乾固させて、表題化合物(1.11g,定量的収率)を白色固体として得た。
【0355】
【化172】
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25a(1.11g,4.910mmol)の溶液を、重炭酸ジ−tert−ブチル(1.714g,7.856mmol)およびトリエチルアミン(690μL,4.91mmol)で順番に処理した。25.5時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から9:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.4224g,89%)を白色固体として、回転異性体の混合物として得た。
【0356】
【化173】
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25b(1.4224g,4.363mmol)、[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(71.3mg,0.087mmol)、ビニルトリフルオロホウ酸カリウム(701.3mg,5.236mmol)およびトリエチルアミン(610μL,4.363mmol)の無水n−プロパノール(40mL)中の溶液を、窒素を30分間吹き込むことによって脱気した。次いで、この赤色懸濁物を17.5時間還流した。室温まで冷却した後に、この混合物を水でクエンチし、そしてその水層をジエチルエーテルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(977.3mg,82%)を白色固体として、回転異性体の混合物として得た。
【0357】
【化174】
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25c(977.3mg,3.575mmol)のジクロロメタン(20mL)中の冷(0℃)溶液をトリフルオロ酢酸(5mL)で処理した。室温で30分間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そして残留するトリフルオロ酢酸をトルエンとの共沸(3回)により除去して、対応するアンモニウム塩を桃色固体として得た。この粗製アンモニウム塩、粗製(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(3.932mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.5mL,14.300mmol)のアセトニトリル(60mL)中の冷(0℃)溶液を2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.903g,5.005mmol)で処理した。室温で20時間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,100mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:2の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を混合物としてを得、これを酢酸エチルに溶解させ、そして水性炭酸カリウムで洗浄した。その有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去して、表題化合物(798.9mg,36%)を白色固体として、回転異性体の混合物として得た。
【0358】
【化175】
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化合物25eを、22eと同じ様式で、25dおよび酸28dを、それぞれ1eおよび22eの代わりに使用して、27%の収率で、回転異性体の複雑な混合物として調製した。
【0359】
【化176】
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25e(238.3mg,0.390mmol)のジクロロエタン(100mL)中の溶液をHoveyda−Grubbs第2世代触媒(48.9mg,0.078mmol)で処理した。還流させながら1.5時間撹拌した後に、この反応物を室温まで冷却し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、酢酸エチル/メタノールの1:0から95:5の連続的勾配を用いて重力により溶出する10gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィー、その後、酢酸エチル/メタノール97:3で溶出する分取TLC(2回の溶出)により精製して、最終化合物(10.2mg,5%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3CN) δ 0.85−0.97 (m, 6H), 1.21−1.35 (m, 8H), 1.42−1.62 (m, 3H), 1.64−1.77 (m, 2H), 1.80−1.89 (m, 2H), 2.27−2.38 (m, 2H), 2.52 (dd, J=7.6, 3.1 Hz, 1H), 2.76 (s, 3H), 2.82−3.06 (m, 2H), 3.27−3.35 (m, 1H), 3.47 (s, 3H), 3.80−3.91 (m, 1H), 4.06 (dd, J=9.1, 8.2 Hz, 1H), 4.23 (d, J=11.8 Hz, 1H), 4.41 (dd, J=12.9, 3.6 Hz, 1H), 5.44 (app 五重線, J=8.0 Hz, 1H), 6.10−6.30 (m, 2H), 6.43 (d, J=16.0 Hz, 1H), 6.88 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.96 (d, J=9.4 Hz, 1H), 7.04 (s, 1H), 7.13−7.28 (m, 2H). LCMS(m/z)582.3[M+H], Tr=2.57分。
【0360】
実施例26:化合物26
【0361】
【化177】
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(S)−4−ベンジル−3−((R)−2−メチル−ペンタ−4−エノイル)−オキサゾリジン−2−オン(1.65g,6.04mmol,Synlett 2002,12,2039−2040においてと同様に調製)のエタノール/水(22mL,10:1)中の溶液を塩化ロジウム(III)水和物(31.6mg,0.15mmol)で処理した。85℃で24時間撹拌した後に、この反応混合物を室温まで冷却し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(892.7mg,54%)を無色油状物として得た。
【0362】
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
26a(893mg,3.27mmol)のテトラヒドロフラン/水(30mL,2:1)中の冷(0℃)溶液を、過酸化水素(1.7mL,16.33mmol,水中30%)および水酸化リチウム水和物(274mg,6.53mmol)で順番に処理した。0℃で1.5時間撹拌した後に、この反応をメタ重亜硫酸ナトリウム(6.2g,32.66mmol)でクエンチした。室温で40分間撹拌した後に、この混合物を塩酸(2M)で酸性にし、そしてその水層をジクロロメタンで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、相分離器で濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(307.1mg,82%)を無色油状物として得た。
【0363】
【化179】
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化合物26cを、25cと同じ様式で、22bを25bの代わりに使用して、定量的収率で調製した。
【0364】
【化180】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(261.2mg,0.653mmol)、26c(108.4mg,0.544mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(79.7mg,0.653mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液をN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(166.9mg,0.870mmol)で処理した。室温で17時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:4から0:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(139.6mg,44%)を白色固体として得た。
【0365】
【化181】
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26d(139.6mg,0.240mmol)の無水ジクロロメタン(10mL)中の冷(0℃)溶液をメタンスルホン酸トリメチルシリル(90μL,0.480mmol)で処理した。0℃で1.5時間撹拌した後に、この反応を飽和重炭酸ナトリウムでクエンチした。その水層をジクロロメタンで抽出した。その有機物を合わせ、相分離器で濾過し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去し、中間体であるアミンを得た。このアミン、(E)−(R)−2−メチル−ペンタ−3−エン酸(32.9mg,0.288mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(38.9mg,0.288mmol)のアセトニトリル(10mL)中の溶液をN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(64.4mg,0.336mmol)で処理した。室温で17.5時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(69.8mg,50%)を無色油状物として得た。
【0366】
【化182】
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化合物26を、化合物25と同じ様式で、26eを25eの代わりに使用して、4%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.94−1.00 (m, 6H), 1.47 (d, J=7.6 Hz, 3H), 1.63 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.67−1.80 (m, 5H), 1.85−2.07 (m, 3H), 2.76 (td, J=12.1, 3.3 Hz, 1H), 3.79−3.86 (m, 1H), 4.28 (d, J=10.5 Hz, 1H), 4.36−4.46 (m, 1H), 5.73 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.93 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.32−6.51 (m, 2H), 7.41 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.77−7.85 (m, 2H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)536.1[M+H], Tr=1.80分。
【0367】
実施例27:化合物27
【0368】
【化183】
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(R)−4−ベンジル−3−プロピオニル−オキサゾリジン−2−オン(3.00g,12.9mmol)の無水テトラヒドロフラン(40mL)中の冷(−78℃)溶液をカリウムビス(トリメチルシリル)アミド(19.3mL,19.3mmol,テトラヒドロフラン中1M)で処理した。−78℃で0.45時間撹拌した後に、この混合物を臭化アリル(5.6mL,64.3mmol)で処理した。−40℃で2時間撹拌した後に、この反応を2Mの塩酸でクエンチした。その水性物質を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の連続勾配で溶出する50gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.73g,78%)を無色油状物として得た。
【0369】
【化184】
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27a(2.73g,9.97mmol)のエタノール/水(22mL,10:1)中の溶液を塩化ロジウム(III)水和物(52mg,0.25mmol)で処理した。85℃で3時間撹拌した後に、この反応混合物を室温まで冷却し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する50gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.76g,65%)を無色油状物として得た。
【0370】
【化185】
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27b(1.76g,6.44mmol)のテトラヒドロフラン/水(60mL,2:1)中の冷(0℃)溶液を、過酸化水素(3.3mL,32.2mmol,水中30%)および水酸化リチウム水和物(534mg,12.9mmol)で順番に処理した。0℃で2時間撹拌した後に、この反応をメタ重亜硫酸ナトリウム(12.2g,64.4mmol)でクエンチした。室温で1時間撹拌した後に、この混合物を2Mの塩酸で酸性にし、そしてその水層をジクロロメタン(2×100mL)で抽出した。その有機物を合わせ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する50gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(463mg,63%)を無色油状物として得た。
【0371】
【化186】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(R)−1−(7−ビニル−キノリン−2−イル)−エチルエステル(380mg,0.65mmol)の無水ジクロロメタン(10mL)中の冷(0℃)溶液をメタンスルホン酸トリメチルシリル(237μL,1.31mmol)で処理した。0℃で1時間撹拌した後に、この反応を飽和重炭酸ナトリウムでクエンチした。その水層をジクロロメタンで抽出した。その有機物を分離して合わせ、揮発性物質を減圧中で除去して、中間体のアミン(305mg)を得た。このアミン、27c(90mg,0.76mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(103mg,0.76mmol)のアセトニトリル(20mL)中の溶液をN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(170mg,0.89mmol)で処理した。室温で16時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の連続勾配で溶出する25gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(236mg,65%)を無色油状物として得た。
【0372】
【化187】
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化合物27を、化合物25と同じ様式で、27dを(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((2R,3R)−3−メトキシ−2−メチル−ヘプタ−6−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチル−((R)−6−ビニル−インダン−1−イル)−アミドの代わりに使用して、5%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.85−1.00 (m, 6H), 1.30 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.58 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.62−1.80 (m, 6H), 1.83−2.07 (m, 3H), 2.70−2.82 (m, 1H), 3.38−3.48 (m, 1H), 3.76−3.84 (m, 1H), 4.20−4.28 (m, 1H), 4.36−4.47 (m, 1H), 5.62−5.74 (m, 1H). 5.93 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.30−6.51 (m, 2H), 7.39 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.63 (s, 1H), 7.70−7.80 (m, 2H), 8.13−8.22 (m, 1H). LCMS(m/z)536.2[M+H], Tr=2.15分。
【0373】
実施例28:化合物28
【0374】
【化188】
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炭酸カリウム(647mg,4.68mmol)および重炭酸ジ−tert−ブチル(716mg,3.28mmol)をジクロロメタン(10mL)中の2−(3−ブロモ−フェニル)−ピペリジン(750mg,3.12mmol)に添加した。室温で一晩撹拌した後に、水(20mL)をこの溶液に添加した。得られた二相溶液を、有機相と水相とに分離した。その水相をジクロロメタン(20mL)で逆抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、表題化合物(1.03g,97%)を淡黄色油状物として得た。
【0375】
【化189】
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28a(1.03g,3.03mmol)およびビニルトリフルオロホウ酸カリウム(488mg,3.64mmol)のn−プロパノール(30mL)中の溶液に、窒素の雰囲気下で、1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II),ジクロロメタン付加体(49mg,0.06mmol)およびトリエチルアミン(306mg,422μL,3.03mmol)を添加した。この反応物を加熱還流し、そして3時間撹拌し、その後、室温まで冷却した。この反応混合物を水に注ぎ、そして得られた溶液をジエチルエーテル(3×30mL)で抽出した。合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。得られた残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の段階的な勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(652mg,75%)を淡黄色油状物として得た。
【0376】
【化190】
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(2R,3R)−1−((1R,5S)−10,10−ジメチル−3,3−ジオキソ−3λ
*6
*−チア−4−アザ−トリシクロ[5.2.1.0
*1,5
*]デカ−4−イル)−3−ヒドロキシ−2−メチル−ヘプタ−6−エン−1−オン(250mg,0.703mmol)の無水ジクロロメタン(7mL)中の溶液を調製し、そしてトリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート(208mg,1.406mmol)を添加した。この反応混合物を室温で15時間撹拌した。この反応混合物を、メタノール(1mL)、次いで2Mの塩酸(20mL)、および飽和ブライン(20mL)で処理した。この混合物を酢酸エチル(3×15mL)で抽出し、そしてこの抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、黄色ガム状物質を得た。このガム状物質を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(223mg,86%)を無色ガム状物質として得た。
【0377】
【化191】
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水中2Mの水酸化リチウムの溶液(5mL,10mmol)を、28c(223mg,0.60mmol)のテトラヒドロフラン(15mL)中の撹拌溶液に添加した。この撹拌混合物を60℃で15時間加熱した。この反応混合物を部分的にエバポレートし、その後、2Mの塩酸(20mL)を添加した。この溶液を酢酸エチル(3×15mL)で抽出した。この抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、黄色ガム状物質(209mg)を得た。このガム状物質を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル3:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(68mg,66%)を黄色ガム状物質として得た。
【0378】
【化192】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチルブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロエチルエステル(316mg,0.59mmol)の無水ジクロロメタン(10mL)中の溶液を窒素雰囲気下で0℃まで冷却し、その後、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(160μL,0.885mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で2時間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(413μl,2.36mmol)を添加して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロエチルエステルを得た。この混合物をエバポレートし、そしてその残渣を(2R,3R)−3−メトキシ−2−メチル−ヘプタ−6−エン酸(162mg,0.94mmol.)と一緒にアセトニトリル(13mL)溶解させ、そしてN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(250mg,1.32mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(220mg,1.32mmol)を添加した。この反応物を室温で15時間撹拌し、次いでエバポレートして、黄色油状物を得た。この油状物を、酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(425mg,77%)を白色固体として得た。
【0379】
【化193】
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28e(425mg,0.725mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液を調製し、そして亜鉛粉末(0.48g,7.25mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウムの水溶液(1M,5mL,5mmol)を添加した。この反応混合物を室温で15時間撹拌した。この反応物を、酢酸エチルで洗い流すhyflo−supercelで濾過した。この混合物を塩酸(2M,30mL)で処理し、そしてその層を分離した。その水層を酢酸エチル(25mL)で抽出した。その有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、濾過し、そしてエバポレートして、無色ガム状物質(299mg)を得、これをさらに精製せずに直接使用した。
【0380】
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
2−(3−ビニル−フェニル)−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(650mg,2.26mmol)のジクロロメタン(15mL)中の溶液を0℃まで冷却し、その後、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(569μL,3.39mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で1時間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.6mL,5.24mmol)を添加して、2−(3−ビニル−フェニル)−ピペリジンを黄色固体として得た。この固体を、28f(900mg,1.98mmol)と一緒にアセトニトリル(20mL)に再度溶解させた。この溶液を0℃まで冷却し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.05g,2.77mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.4mL,7.92mmol)を添加した。この撹拌反応混合物をゆっくりと室温まで温めた。2時間後、その溶媒をエバポレートし、そして残った残渣を酢酸エチル(30mL)に溶解させ、そして水(3×30mL)で洗浄した。その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。得られた残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の段階的な勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.25g,100%)を黄色固体として得た。
【0381】
【化195】
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28g(1.05mg,1.68mmol)の1,2−ジクロロエタン(550mL)中の撹拌溶液に、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(105mg,0.168mmol)を添加した。この溶液を84℃まで加熱し、そして2.5時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そして得られた残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル/アセトンの1:0:0から0:9:1の段階的な勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。次いで、この物質を、同じ勾配を使用する2回目のシリカゲルクロマトグラフィーに供して、黄色固体を得た。ニートな酢酸エチルを使用して純粋に重力によって溶出する最後のシリカゲルクロマトグラフィーによって、表題化合物(175mg,18%)を白色固体として、ジアステレオマーの6:4の混合物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.84 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.91−1.01 (m, 6H), 1.24−1.37 (m, 6H), 1.47−2.03 (m, 14H), 2.06 (s, 2H), 2.14−2.25 (m, 1H), 2.43−2.77 (m, 4H), 3.48 (s, 1H), 3.56 (s, 2H), 3.63−3.86 (m, 1H), 4.00 (app t, J=14.7 Hz, 1H), 4.12−4.17 (m, 1H), 4.53−4.65 (m, 1H), 5.45 (q, J=7.2 Hz, 1H), 6.27−6.50 (m, 2H), 6.99−7.10 (m, 2H), 7.14−7.22 (m, 1H), 7.32−7.38 (m, 1H). LCMS(m/z)596.4[M+H], Tr=2.51分。
【0382】
実施例29および30:化合物29および30
【0383】
【化196】
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化合物28(155mg,0.26mmol)を、アセトニトリル/水の1:1の混合物に、7.8mg/mLの濃度に溶解させた。次いで、この溶液を、Phenomenex Gemini 10μ 110A,250×21.2mmカラムを取り付けた逆相HPLCシステムで、20mL/minで流す無勾配の2:3のアセトニトリル/水を使用して溶出した。この混合物を、2つの異なるジアステレオ異性体に分割した。各分離したジアステレオ異性体を濃縮すると、白色固体が得られた。各異性体の立体化学は、決定しなかった。最初に溶出した異性体である化合物29(15mg,10%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.89−1.05 (m, 8H), 1.20−1.44 (m, 10H), 1.51−1.79 (m, 3H), 1.83−1.99 (m, 4H), 2.03−2.27 (m, 3H), 2.33−2.67 (m, 3H), 2.76 (app t, J=12.3 Hz, 1H), 3.09 (app t, J=12.3 Hz, 1H), 3.22−3.38 (m, 1H), 3.47 (s, 3H), 3.54−3.62 (m, 1H), 4.17 (d, J=11.7 Hz, 1H), 4.59 (d, J=10.5 Hz, 1H), 5.39−5.53 (m, 1H), 6.01 (s, 1H), 6.09−6.23 (m, 1H), 6.30−6.55 (m, 2H), 6.99−7.23 (m, 4H). LCMS(m/z)596.4[M+H], Tr=2.53分。
【0384】
2番目に溶出した異性体である化合物30(22mg,14%)。
1H NMR (300 MHz, CD
3CN) δ 0.98−1.04 (m, 6H), 1.26−1.38 (m, 7H), 1.62−1.80 (m, 5H), 1.83−2.00 (m, 4H), 2.03−2.14 (m, 1H), 2.16−2.25 (m, 2H), 2.36−2.51 (m, 2H), 2.54−2.66 (m, 1H), 2.68−2.82 (m, 1H), 3.03−3.16 (m, 1H), 3.26−3.34 (m, 1H), 3.48 (s, 3H), 3.64−3.73 (m, 1H), 3.76−3.86 (m, 1H), 4.00 (app t, J=9.0 Hz, 1H), 4.16 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.55−4.66 (m, 1H), 5.41−5.53 (m, 1H), 5.97−6.06 (m, 1H), 6.10−6.22 (m, 1H), 6.35 (s, 1H), 6.38−6.49 (m, 1H), 7.00−7.11 (m, 2H), 7.14−7.23 (m, 3H). LCMS(m/z)596.3[M+H], Tr=2.49分。
【0385】
実施例31:化合物31
【0386】
【化197】
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(R)−4−ベンジル−3−[(R)−2−((S)−1−ヒドロキシ−エチル)−ブタ−3−エノイル]−オキサゾリジン−2−オン(233.6mg,0.807mmol,Org.Lett.2007,9,1635−1638に記載されるように調製)およびイミダゾール(241.7mg,3.551mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の冷(0℃)溶液をtert−ブチルジメチルシリルクロリド(158.2mg,1.049mmol)で処理した。室温で24時間撹拌した後に、この反応を飽和塩化アンモニウムでクエンチした。その水層をジエチルエーテル(2×20mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(294.6mg,90%)を無色油状物として得た。
【0387】
【化198】
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31a(294.6mg,0.730mmol)、(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エタノール(184.0mg,0.730mmol)、酢酸パラジウム(II)(32.8mg,0.146mmol)、トリ−(o−トルイル)ホスフィン(44.4mg,0.146mmol)の無水1,4−ジオキサン(10mL)中の溶液をN,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(250μL,1.168mmol)で処理した。100℃で5時間撹拌した後に、この反応物を室温まで冷却し、ジクロロメタンおよび飽和重炭酸ナトリウムで希釈した。その水層をジクロロメタンで抽出した。その有機物を合わせ、相分離器で濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から7:3の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(230.8mg,55%)を無色油状物として得た。
【0388】
【化199】
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31b(230.8mg,0.401mmol)のテトラヒドロフラン/水(15mL,2:1)中の冷(0℃)溶液を、過酸化水素(30%水性,210μL,2.005mmol)および水酸化リチウム水和物(33.7mg,0.803mmol)で順番に処理した。0℃で2時間撹拌した後に、この反応をメタ重亜硫酸ナトリウム(765mg,4.1mmol)でクエンチした。室温で3.5時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。次いで、この混合物を水で希釈し、そしてそのpHを炭酸カリウムで調整した。その水層をジクロロメタン(2×20mL)で洗浄し、そして2Mの塩酸で酸性にし(pH約1)、次いでジクロロメタン(3×30mL)で抽出した。その全ての有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(69.8mg,42%)を白色固体として得た。
【0389】
【化200】
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化合物31dを、22eと同じ様式で、31cを(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸の代わりに使用して、46%の収率で調製した。
【0390】
【化201】
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化合物31を、化合物22と同じ様式で、31dを(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに使用して、10%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.00 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.22−1.44 (m, 4H), 1.64 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.68−1.77 (m, 4H), 1.89−2.08 (m, 3H), 2.71−2.84 (m, 1H), 3.78−3.86 (m, 1H), 4.11 (dd, J=8.2, 6.2 Hz, 1H), 4.17−4.25 (m, 2H), 4.38−4.47 (m, 1H), 5.68 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.94 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.47 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.69 (dd, J=16.5, 5.3 Hz, 1H), 7.40 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.76 (dd, J=8.7, 1.3 Hz, 1H), 7.81 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)566.1[M+H], Tr=1.65分。
【0391】
実施例32:化合物32
【0392】
【化202】
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プロピオン酸エチル(2mL,19.735mmol)のジクロロメタン(50mL)中の冷(0℃)溶液に、モルホリン(1.7mL,19.435mmol)を滴下により添加した。室温で1.5時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、ジクロロメタン/メタノール20:1で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(3.5034g,97%)を無色油状物として得た。
【0393】
【化203】
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4−ブロモアニリン(2.7g,15.7mmol)の水(30mL)中の冷(0℃)溶液を、濃塩酸(3.5mL)および亜硝酸ナトリウム(1.3g,18.840mmol)で順番に処理した。0℃で20分後、濃塩酸(5.3mL)およびテトラフルオロホウ酸ナトリウム(6.9g,62.847mmol)を添加した。0℃で40分後、中間体のジアゾニウムを濾過し、水、メタノールおよびジエチルエーテル(2.1021g)で洗浄し、そしてさらに精製せずに使用した。このジアゾニウム(7.762mmol)のアセトニトリル(50mL)中の溶液を32a(1.6614g,8.970mmol)で処理した。室温で1時間後、シリカゲルを添加した。室温で16時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から9:1の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.9811g,85%)を非常に着色した固体として、互変異性体の混合物として得た。
【0394】
【化204】
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32b(1.9811g,6.623mmol)の濃硫酸(25mL)中の溶液を100℃で3時間加熱した。0℃まで冷却した後に、この混合物を水(150mL)で希釈し、そして褐色固体を濾別した。その濾液を、ジエチルエーテル(2×50mL)、ジクロロメタン(2×50mL)および酢酸エチル(50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去し、表題化合物(1.5094g,90%)を橙色固体として得、これは静置すると暗色になった。
【0395】
【化205】
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32c(1.5094g,5.964mmol)、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(755.9mg,7.753mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(4.2mL,23.856mmol)のアセトニトリル(50mL)中の冷(0℃)溶液を2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(3.175g,8.350mmol)で処理した。室温で6時間撹拌した後に、この混合物を0℃まで冷却し、そして1Mの塩酸(60mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.4229g,81%)を鮮黄色固体として得た。
【0396】
【化206】
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32d(1.4229g,4.805mmol)のテトラヒドロフラン(50mL)中の冷(−78℃)溶液をメチルマグネシウムクロリド(3.2mL,9.610mmol,ジエチルエーテル中3M)で処理した。−78℃で1時間および0℃で3時間後、この反応を飽和塩化アンモニウム(30mL)でクエンチし、その水層を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(751.5mg,62%)を黄色固体として得た。
【0397】
【化207】
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32e(751.5mg,2.993mmol)のテトラヒドロフラン(30mL)中の溶液を(S)−(−)−2−メチル−CBS−オキサザボロリジン(3.6mL,3.592mmol,トルエン中1M)で処理した。室温で10分後、この混合物を−60℃まで冷却し、そしてボラン−テトラヒドロフラン錯体(6mL,5.986mmol,テトラヒドロフラン中1M)で処理した。−55℃から−30℃で1.5時間後、この反応をメタノール(20mL)でクエンチした。室温で16時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から3:2の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(345.0mg,45%)を黄色固体として得た。
【0398】
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
32f(345.0mg,1.363mmol)、酢酸パラジウムII(61.2mg,0.273mmol)、トリ−(o−トルイル)ホスフィン(83.1mg,0.273mmol)、3−ブテン酸tert−ブチルエステル(560μL,3.407mmol)およびN,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(470μL,2.181mmol)の無水1,4−ジオキサン(20mL)中の溶液を100℃で1.7時間加熱した。室温まで冷却した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から2:3の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(244.1mg,57%)を黄色固体として得た。
【0399】
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
1e(422.0mg,0.793mmol)のテトラヒドロフラン/水(25mL,4:1)中の冷(0℃)溶液を水酸化リチウム水和物(67.0mg,1.587mmol)で処理した。0℃で1.5時間撹拌した後に、この反応を1Mの塩酸(20mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去し、次いで残留するトリクロロエタノールをトルエンとの共沸(3回)により除去して、中間体である酸を白色固体として得、次いで、これを32g(244.1mg,0.793mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(97.0mg,0.793mmol)、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(243.3mg,1.269mmol)およびジクロロメタン(20mL)と合わせた。室温で16時間撹拌した後に、この反応を希塩酸でクエンチした。その水層をジクロロメタン(30mL)で抽出した。その有機物を合わせ、そして相分離器で濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:2の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(164.4mg,2工程で30%)を黄色ガラス状物質として得た。
【0400】
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
32h(164.4mg,0.236mmol)の無水ジクロロメタン(20mL)中の冷(0℃)溶液をメタンスルホン酸トリメチルシリル(170μL,0.944mmol)で処理した。0℃で1時間撹拌した後に、この反応をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(330μL,1.888mmol)でクエンチし、そして揮発性物質を減圧中で除去した。この粗製アミノ酸のアセトニトリル(80mL)中の冷(0℃)溶液を、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(330μL,1.888mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(125.6mg,0.330mmol)で順番に処理した。室温で2.5時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、最終化合物(170.7mg)を混合物として得た。水/アセトニトリルの95:5から0:100の勾配で溶出する逆相分取HPLCにより、表題化合物(30.6mg,25%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 1.00 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.03 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.61 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.66−2.07 (m, 8H), 2.68−2.81 (m, 1H), 2.97−3.07 (m, 1H), 3.35−3.47 (m, 1H), 3.76−3.89 (m, 1H), 4.28 (d, J=9.4 Hz, 1H), 4.37−4.47 (m, 1H), 4.53−4.67 (m, 1H), 5.52 (q, J=7.1 Hz, 1H), 6.36−6.51 (m, 2H), 6.72 (d, J=16.0 Hz, 1H), 7.61 (s, 1H), 7.97 (dd, J=8.9, 1.6 Hz, 1H), 8.06 (s, 1H), 8.38 (d, J=8.9 Hz, 1H). LCMS(m/z)523.1[M+H], Tr=1.65分。
【0401】
実施例33および34:化合物33および34
【0402】
【化211】
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(S)−テトラヒドロ−ピリダジン−1,2,3−トリカルボン酸1,2−ジ−tert−ブチルエステル3−(2,2,2−トリクロロ−エチル)エステル(5.5297g,11.975mmol)のテトラヒドロフラン/メタノール(50mL,1:1)中の冷(0℃)溶液をテトラブチルアンモニウムフルオリド(23.9mL,23.950mmol,テトラヒドロフラン中1M)で処理した。室温で24時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣をジエチルエーテルおよび飽和重炭酸ナトリウムに溶解させた。その水層をジエチルエーテル(50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から9:1の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、そしてその混合物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーによりさらに精製して、表題化合物(3.9765g,96%)を無色油状物として、回転異性体の混合物として得た。
【0403】
【化212】
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33a(1.4112g,4.097mmol)の無水テトラヒドロフラン(10mL)中の冷(−78℃)溶液をリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(6.2mL,6.146mmol,テトラヒドロフラン中1M)で処理した。−78℃で1.25時間撹拌した後に、この混合物をヨードメタン(640μL,10.242mmol)で処理した。−78℃で1時間、0℃で1時間、および室温で1時間撹拌した後に、この反応を0℃のpH7の緩衝液でクエンチした。その水性物質をジクロロメタン(2×50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(760.7mg,52%)を無色油状物として、回転異性体の混合物として得た。
【0404】
【化213】
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(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−酪酸(3.020g,13.908mmol)、(S)−2−アミノ−プロピオン酸メチルエステル塩酸塩(1.9413g,13.908mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(17.1mL,55.632mmol)のアセトニトリル(50mL)中の冷(0℃)溶液を2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(7.403g,19.471mmol)で処理した。室温で6時間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,100mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から3:2の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(4.0996g,97%)を白色固体として得た。
【0405】
【化214】
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33c(317.0mg,1.048mmol)のテトラヒドロフラン/水(12mL,5:1)中の冷(0℃)溶液を水酸化リチウム水和物(88.0mg,2.096mmol)で処理した。0℃で2.5時間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,30mL)でクエンチした。その水層をジクロロメタン(2×30mL)で抽出した。その有機物を合わせ、相分離器で濾過し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去して、粗製の酸を白色固体として得た。
【0406】
【化215】
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33b(376.0mg,1.049mmol)の無水ジクロロメタン(15mL)中の冷(0℃)溶液をトリフルオロ酢酸(5mL)で処理した。0℃で30分間、および室温で2時間撹拌した後に、トリフルオロ酢酸(4mL)を添加した。1時間後、その揮発性物質を減圧中で除去し、そして残留するトリフルオロ酢酸をトルエンとの共沸(3回)により除去して、そのビス−トリフルオロ酢酸アンモニウム塩をオフホワイトの固体として得た。このビス−トリフルオロ酢酸アンモニウム塩、および先の工程において調製されたような粗製の(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオン酸の、無水ジクロロメタン(15mL)中の冷(0℃)溶液を、N−メチルモルホリン(580μL,5.240mmol)およびO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N′,N′−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(596.2mg,1.572mmol)で順番に処理した。室温で19時間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,30mL)でクエンチした。その水性物質をジクロロメタン(2×30mL)で抽出した。その有機物を合わせ、飽和水性重炭酸ナトリウムで洗浄し、そして相分離器で濾過した。その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:2の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(373.1mg,2工程で83%)を白色泡状物として、ジアステレオ異性体の混合物として得た。
【0407】
【化216】
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33e(373.1mg,0.871mmol)の無水ジクロロメタン(10mL)中の冷(0℃)溶液をメタンスルホン酸トリメチルシリル(310μL,1.741mmol)で処理した。0℃で1時間撹拌した後に、この反応をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(610μL,3.484mmol)でクエンチし、そして揮発性物質を減圧中で除去した。この粗製アミンおよび(E)−(2R,3R)−3−メトキシ−2−メチル−ヘキサ−4−エン酸(137.8mg,0.871mmol)の無水アセトニトリル(15mL)中の冷(0℃)溶液を、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(610μL,3.484mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(463.7mg,1.219mmol)で順番に処理した。室温で18時間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,30mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。その有機物を合わせ、飽和重炭酸ナトリウム(20mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:2から1:4の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(332.2mg,81%)を無色固体として、ジアステレオ異性体の混合物として得た。
【0408】
【化217】
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化合物33gを、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(R)−1−[6−((E)−3−tert−ブトキシカルボニル−プロペニル)−シンノリン−3−イル]−エチルエステルと同じ様式で、33fおよび(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノールを1eおよび(E)−4−[3−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−シンノリン−6−イル]−ブタ−3−エン酸tert−ブチルエステルの代わりに使用して、2工程で30%の収率で調製した。
【0409】
【化218】
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33g(136.2mg,0.214mmol)のトルエン(70mL)中の溶液を、N
2ガスを20分間吹き込むことによって脱気した。Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(27mg,0.043mmol)を添加し、そしてこの混合物を2.5時間還流した。さらなるHoveyda−Grubbs第2世代触媒(20mg)を添加し、そして還流させながら1時間撹拌した後に、この混合物を室温まで冷却し、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、酢酸エチル/アセトンの1:0から10:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、両方のジアステレオ異性体を別々の混合物として得た。両方の混合物を、酢酸エチル/アセトンの1:0から10:1の連続的勾配を用いて重力により溶出する10gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、極性が高い方のジアステレオ異性体(19.7mg,15%)を白色固体として得た。極性が低い方のジアステレオマーを、酢酸エチルで溶出する分取TLC(4回の溶出)、およびその後、イソ−ヘキサン/アセトン7:3(2回の溶出)で溶出する分取TLCによりさらに精製して、表題化合物(7.6mg,6%)を白色固体として得た。相対立体化学は帰属しなかった。極性が高い方のジアステレオ異性体33:
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.83−1.07 (m, 7H), 1.41 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.47 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.50 (s, 3H), 1.70 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.75−1.90 (m, 2H), 1.96−2.15 (m, 3H), 2.64 (dd, J=7.6, 3.1 Hz, 1H), 2.70−2.84 (m, 1H), 3.42 (s, 3H), 3.90 (dd, J=8.7, 3.1 Hz, 1H), 4.00 (app t, J=8.0 Hz, 1H), 4.10 (s, 1H), 4.58−4.69 (m, 1H), 6.00 (dd, J=9.4, 7.1 Hz, 1H), 6.22 (q, J=6.2 Hz, 1H), 6.51 (d, J=9.8 Hz, 1H), 6.93 (s, 1H), 7.13−7.23 (m, 1H), 7.34−7.43 (m, 1H), 7.90−7.97 (m, 2H), 8.47 (s, 1H). LCMS(m/z)594.3[M+H], Tr=1.87分。
【0410】
極性が低い方のジアステレオ異性体34:
1H NMR (300 MHz, CD
3CN) δ −0.51− −0.39 (m, 5H), −0.30 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.06 (d, J=7.1 Hz, 3H), 0.15 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.19 (s, 3H), 0.25−0.34 (m, 4H), 0.38−0.45 (m, 1H), 0.81−1.02 (m, 2H), 1.14−1.42 (m, 2H), 2.69 (dd, J=8.7, 2.9 Hz, 1H), 3.00−3.10 (m, 2H), 3.45 (s, 3H), 4.32 (app 五重線, J=7.1 Hz, 1H), 4.76 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.53 (d, J=16.3 Hz, 1H), 5.85 (dd, J=16.1, 8.9 Hz, 1H), 6.20 (dd, J=8.5, 1.6 Hz, 1H), 6.41 (d, J=8.9 Hz, 1H), 6.65−6.75 (m, 2H), 6.91 (s, 1H), 7.11 (d, J=7.3 Hz, 1H), 7.79 (s, 1H). LCMS(m/z)594.3[M+H], Tr=1.83分。
【0411】
実施例35:化合物35
【0412】
【化219】
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2−フルオロ−5−ヒドロキシ−安息香酸(1.0051g,6.438mmol)、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(1.2560g,12.856mmol)およびトリエチルアミン(3.6mL,25.752mmol)のジクロロメタン(35mL)中の冷(0℃)溶液をO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N′,N′−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(3.663g,9.658mmol)で処理した。室温で20時間撹拌した後に、この反応を0℃で塩酸(2M,30mL)でクエンチした。このエマルジョンをセライトで濾過し、次いでその水層をジクロロメタン(50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、相分離器で濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、トルエン/ジエチルエーテルの1:0から1:2の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(260.5mg,20%)を無色油状物として得た。
【0413】
【化220】
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35a(260.5mg,1.308mmol)のアセトン(20mL)中の溶液を、炭酸カリウム(903.8mg,6.539mmol)およびアリルブロミド(340μL,3.924mmol)で順番に処理した。室温で24時間撹拌した後に、この反応を水(20mL)でクエンチした。その水層をジクロロメタン(2×30mL)で抽出した。その有機物を合わせ、相分離器で濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から3:2の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(289.7mg,92%)を無色油状物として得た。
【0414】
【化221】
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35b(289.7mg,1.210mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の冷(−78℃)溶液をメチルマグネシウムクロリド(810μL,2.422mmol,ジエチルエーテル中3M)で処理した。−78℃で1.25時間、0℃で2時間、および室温で16時間後、メチルマグネシウムクロリド(810μL,2.422mmol,ジエチルエーテル中3M)を添加した。−78℃で2.5時間および室温で1.2時間後、この反応をシリカゲルでクエンチし、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から9:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(196.7mg,84%)を無色油状物として得た。
【0415】
【化222】
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35c(196.7mg,1.013mmol)のテトラヒドロフラン(15mL)中の溶液を(S)−(−)−2−メチル−CBS−オキサザボロリジン(1.2mL,1.215mmol,トルエン中1M)で処理した。室温で10分後、この混合物を−50℃まで冷却し、そしてボランテトラヒドロフラン錯体(2.1mL,2.026mmol,テトラヒドロフラン中1M)で処理した。−50℃から−40℃で1.5時間後、この反応をメタノール(6mL)でクエンチした。室温で22時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(179.4mg,90%)を白色固体として得た。
【0416】
【化223】
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1e(1.9973g,3.755mmol)の無水ジクロロメタン(40mL)中の冷(0℃)溶液をトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(1.4mL,7.510mmol)で処理した。0℃で30分後、この反応混合物をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.6mL,15.020mmol)で処理し、そして揮発性物質を減圧中で除去して、対応するアミンを得た。このアミン、(E)−(2R,3R)−2−メチルヘキサ−6−エン酸(428.6mg,3.755mmol,Synlett 2002,12,pp2039−2040に記載されるように調製)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.6mL,15.020mmol)のアセトニトリル(50mL)中の冷(0℃)溶液を2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.999g,5.257mmol)で処理した。室温で20時間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,100mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:4の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.6735g,84%)を褐色泡状物として得た。
【0417】
【化224】
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35e(534.7mg,1.013mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液を、亜鉛粉末(1.457g,22.286mmol)および酢酸アンモニウム(1.171g,15.195mmol)の水(5mL)中の溶液で順番に処理した。室温で24時間撹拌した後に、この混合物をセライトで濾過した。その固体を飽和重硫酸カリウムおよび酢酸エチルですすいだ。その濾液のpHを2Mの塩酸で調整し、次いでその水層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。残留する酢酸をトルエンとの共沸(3回)により除去して、対応する酸を白色固体として得た。この粗製の酸、(R)−1−(5−アリルオキシ−2−フルオロ−フェニル)−エタノール(179.4mg,0.914mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(123.7mg,1.013mmol)のジクロロメタン(15mL)中の溶液をN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(310.8mg,1.621mmol)で処理した。室温で20時間撹拌した後に、この反応を0℃で塩酸(2M,15mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:3の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(310.5mg,2工程で59%)を白色固体として得た。
【0418】
【化225】
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35f(310.5mg,0.540mmol)のジクロロエタン(180mL)中の溶液をHoveyda−Grubbs第2世代触媒(67.7mg,0.108mmol)で処理した。還流させながら2時間撹拌した後に、この反応物を室温まで冷却し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィー、次いでイソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の連続的勾配を用いて重力により溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(109.9mg)を混合物として得た。イソ−ヘキサン/アセトン3:1で溶出する分取TLC(3回の溶出)、その後、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から3:2の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(58.7mg,20%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3CN) δ 0.85−0.97 (m, 6H), 1.17−1.22 (m, 3H), 1.28−1.39 (m, 4H), 1.44−1.63 (m, 6H), 1.70−1.82 (m, 1H), 1.83−1.92 (m, 1H), 2.30−2.45 (m, 3H), 3.62−3.73 (m, 2H), 3.89 (app t, J=8.5 Hz, 1H), 4.28 (d, J=8.0 Hz, 1H), 4.40−4.60 (m, 2H), 5.32 (app 五重線, J=6.9 Hz, 1H), 5.62−5.74 (m, 1H), 5.77−5.89 (m, 1H), 6.02 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.40 (d, J=7.8 Hz, 1H), 6.76−6.85 (m, 2H), 7.01 (app t, J=9.4 Hz, 1H), 7.19 (br s, 1H). LCMS(m/z)547.2[M+H], Tr=2.39分。
【0419】
実施例36:化合物36
【0420】
【化226】
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化合物35(44.0mg,0.080mmol)の酢酸エチル(5mL)中の溶液に、炭素担持パラジウム(10%,5mg)を添加した。その雰囲気から酸素をパージした。水素雰囲気下室温で2.5時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から3:2の連続勾配で溶出する20gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィー、その後、イソ−ヘキサン/アセトン3:2で溶出する分取TLCにより精製して、最終化合物(19.0mg,43%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.85−0.99 (m, 8H), 1.14−1.22 (m, 4H), 1.26−1.42 (m, 4H), 1.48 (d, J=6.7 Hz, 1H), 1.52−1.84 (m, 8H), 2.28−2.42 (m, 1H), 3.61−3.72 (m, 1H), 3.75−4.10 (m, 4H), 4.25 (d, J=9.4 Hz, 1H), 5.26 (app 五重線, J=7.1 Hz, 1H), 6.02 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.34 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.75−6.86 (m, 2H), 6.95−7.12 (m, 2H). LCMS(m/z)549.3[M+H], Tr=2.54分。
【0421】
実施例37:(E)−(2R,5S,11S,14S,17R,18R)−2,14−ジイソプロピル−18−メトキシ−11,17−ジメチル−22−オキサ−3,9,12,15,28−ペンタアザ−トリシクロ[21.3.1.1
*5,9
*]オクタコサ−1(27),19,23,25−テトラエン−4,10,13,16−テトラオン:化合物37
【0422】
【化227】
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37aを、35bと同じ様式で、3−ヒドロキシベンズアルデヒドを2−フルオロ−5−ヒドロキシ−N−メトキシ−N−メチル−ベンズアミドの代わりに使用して、78%の収率で調製した。
【0423】
【化228】
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37a(1.36g,8.434mmol)および硫酸マグネシウム(5g)のジクロロメタン(40mL)中の冷(0℃)懸濁物をD−バリノール(870.0mg,8.434mmol)で処理した。0℃から室温で23時間撹拌した後に、この混合物を濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を無水ジクロロメタン(40mL)に溶解させ、そしてトリエチルアミン(1.3mL,9.277mmol)およびトリメチルシリルクロリドの溶液(9.3mL,9.277mmol,ジクロロメタン中1M)で順番に処理した。室温で24時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣をジエチルエーテル/イソ−ヘキサン(100mL,1:1)で摩砕した。その白色固体を濾別し、そしてその濾液をエバポレートにより乾固させて、中間体であるイミンを得た。窒素ラインおよび添加漏斗を備え付けた、冷却した(−40℃)3つ口丸底フラスコに、無水ジエチルエーテル(25mL)およびイソ−プロピルリチウムの溶液(29mL,20.242mmol,ペンタン中0.7M)を導入した。この混合物に、このイミンの無水ジエチルエーテル中の溶液(25mL)を15分間かけて滴下により添加した。−40℃で2.5時間撹拌した後に、この反応を塩酸(2M,50mL)でクエンチし、そしてこの混合物を室温まで温めた。この酸性の水層をNaOHペレットで0℃で塩基性にし、次いでジエチルエーテルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(470.1mg,3工程で19%)を無色油状物として得た。
【0424】
【化229】
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37b(470.1mg,1.613mmol)のメタノール(10mL)および水性メチルアミン(3mL,水中40wt%)中の溶液を過ヨウ素酸(1.213g,5.323mmol)で処理した。室温で24時間撹拌した後に、さらなる水性メチルアミン(4mL,水中40wt%)および過ヨウ素酸(1.213g,5.323mmol)を添加した。室温で17時間撹拌した後に、この混合物をセライトで濾過し、そしてその固体をメタノールですすいだ。その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を水とジエチルエーテルとの間で分配した。その水層をジエチルエーテルで抽出し、その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、酢酸エチルで溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(191.8mg,58%)を明黄色油状物として得た。
【0425】
【化230】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(324.4mg,0.810mmol)、37c(166.3mg,0.810mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(560μL,3.240mmol)のアセトニトリル(15mL)中の冷(0℃)溶液を2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(431.2mg,1.134mmol)で処理した。室温で20時間撹拌した後に、この反応を塩酸(2M,25mL)で0℃でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(230.5mg,48%)を固体として得た。
【0426】
【化231】
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化合物37eを、1−{(S)−2−[(S)−2−((E)−(2R,3R)−3−メトキシ−2−メチル−ヘキサ−4−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−3−メチル−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステルと同じ様式で、37dを1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−3−メチル−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステルの代わりに使用して、2工程で30%の収率で調製した。
【0427】
【化232】
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化合物37を、25と同じ様式で、37eを(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((2R,3R)−3−メトキシ−2−メチル−ヘプタ−6−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチル−((R)−6−ビニル−インダン−1−イル)−アミドの代わりに使用して、43%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, d
6−DMSO) δ 0.74−0.91 (m, 12H), 1.15 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.28 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.40−1.64 (m, 3H), 1.71−1.88 (m, 3H), 1.98 (app 六重線, J=6.7 Hz, 1H), 2.66−2.75 (m, 2H), 3.38−3.53 (m, 1H), 3.89 (dd, J=6.7, 2.9 Hz, 1H), 4.10 (app t, J=8.9 Hz, 1H), 4.14−4.22 (m, 1H), 4.42 (qd, J=10.0, 4.2 Hz, 1H), 4.57 (app t, J=8.2 Hz, 1H), 4.76 (d, J=11.8 Hz, 1H), 5.23 (app t, J=7.3 Hz, 1H), 5.69−5.90 (m, 2H), 6.77−6.90 (m, 3H), 7.05 (d, J=9.4 Hz, 1H), 7.16−7.24 (m, 1H), 8.01 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.14 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)586.3[M+H], Tr=2.34分。
【0428】
実施例38:化合物38
【0429】
【化233】
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(R)−1−(3−ブロモ−フェニル)−エタノール(201mg,1.00mmol)、4−(2−エトキシ−2−オキソエトキシ)ベンゼンボロン酸(Acros Organics,224mg,1.00mmol)の1,2−ジメトキシエタン(4mL)中の混合物に、炭酸カリウム(276mg,2.00mmol)および水(1mL)を添加した。この混合物を室温で撹拌し、そしてテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(58mg,0.05mmol)を添加し、次いでこの反応混合物をマイクロ波反応器中100℃で30分間加熱した。次いで、この反応混合物を酢酸エチルおよび水で希釈した。その層を分離し、そしてその有機物を水およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの9:1から7:3の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(230mg,76%)を油状物として得た。
【0430】
【化234】
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38a(230mg,0.77mmol)のテトラヒドロフラン(4mL)中の溶液を窒素下5℃で撹拌し、水酸化リチウム一水和物の溶液(92mg,1.54mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を5℃で2時間、次いで室温で一晩撹拌した。この溶液を2Mの塩酸で酸性にし、そして酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートして、表題化合物(175mg,84%)を白色固体として得た。
【0431】
【化235】
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1e(372mg,0.70mmol)のジクロロメタン(15mL)中の溶液を窒素下で氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.18mL,1.05mmol)を滴下により添加し、そして得られた溶液を1時間撹拌した。冷飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(15mL)を添加し、そしてこの混合物を0℃で15分間撹拌した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートして、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(0.70mmol)を得、これをさらに精製せずに使用した。(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(0.70mmol)のアセトニトリル(15mL)中の溶液を窒素下0℃で撹拌した。38b(175mg,0.64mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(123mg,0.64mmol,20wt.%以上の水で湿潤)を添加し、その後、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(173mg,0.90mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で2時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。その残渣を酢酸エチルに溶解させ、そしてこの溶液を水(3回)、その後ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:2から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その生成物をジエチルエーテルで摩砕し、そして乾燥させて、表題化合物(367mg,83%)を白色固体として得た。
【0432】
【化236】
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38c(343mg,0.50mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。亜鉛粉末(715mg,11mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウム(578mg,7.50mmol)の水(5mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を窒素下室温で70時間撹拌した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルおよび2Mの水性塩酸で洗浄した。その濾液を2Mの水性塩酸でpH2に酸性にし、固体の塩化ナトリウムを添加してその水層を飽和させ、そしてこの混合物を酢酸エチルで抽出した。その酢酸エチル抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートした。その残渣をトルエンと共エバポレートして(3回)、表題化合物(237mg,86%)を白色粉末として得た。
【0433】
【化237】
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38d(100mg,0.18mmol)のジクロロメタン(180mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。4−ジメチルアミノピリジン(33mg,0.27mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(104mg,0.54mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で18時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:2から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィー、その後、酢酸エチルから酢酸エチル/アセトンの4:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣をジクロロメタンと共エバポレートし、次いでジエチルエーテルで摩砕して、固体を得た。この固体をエーテルで洗浄し、そして乾燥させて、表題化合物(8mg,9%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) 0.95 (d, J=6.2 Hz, 3H), 0.96 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.39 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.54−1.80 (m, 5H), 1.82−2.10 (m, 3H), 2.52−2.63 (m, 1H), 3.29−3.62 (m, 2H), 4.07 (app t, J=9.6 Hz, 1H), 4.45 (br d, J=13.6 Hz, 1H), 4.67 (ABq, Δδ
AB=0.12, J
AB=16.0 Hz, 2H), 4.88−5.01 (m, 1H), 5.93−6.00 (m, 2H), 6.57 (d, J=10.3 Hz, 1H), 6.94 (d, J=8.5 Hz, 2H), 7.15−7.53 (m, 6 H). LCMS(m/z)537.2[M+H], Tr=2.34分。
【0434】
実施例39:化合物39
【0435】
【化238】
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4−ヨードフェノール(2.2g,10.0mmol)、(R)−2−ヒドロキシ−プロピオン酸メチルエステル(0.95mL,10.0mmol)およびトリフェニルホスフィン(2.62g,10.0mmol)の溶液を、テトラヒドロフラン(40mL)中で調製した。アゾジカルボン酸ジイソプロピル(2.0mL.10mmol)を滴下により添加し、そしてこの反応物を−5℃で1時間、次いで室温で2時間撹拌した。このテトラヒドロフランをエバポレートし、そしてジエチルエーテル/イソ−ヘキサン(1:10,50mL)を添加した。この混合物を室温で10分間撹拌すると、沈殿物が形成された。その濾液をデカンテーションにより除去し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの20:1から10:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.02g,66%)を油状物として得た。
【0436】
【化239】
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(R)−1−(3−ブロモフェニル)−エタノール(1.0g,4.97mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.39g,5.47mmol)、1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II),ジクロロメタン付加体(203mg,0.249mmol)および酢酸カリウム(976mg,9.94mmol)を1,4−ジオキサン(10mL)に溶解させ、そしてこの反応物を加熱還流し、そして3日間撹拌した。この反応物を室温まで冷却し、その後、Hyfloのパッドで濾過した。次いで、このパッドを酢酸エチルで洗浄し、次いで、合わせた有機物を濃縮し、そしてイソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(936mg,76%)を淡黄色油状物として得た。
【0437】
【化240】
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39b(496mg,2.00mmol)および39a(612mg,2.00mmol)の1,2−ジメトキシエタン(4mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。2Mの炭酸ナトリウム水溶液(4mL)を添加し、その後、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(116mg,0.1mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を80℃で1時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、水を添加し、そしてこの混合物を酢酸エチルで抽出した。その酢酸エチル抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの17:3から1:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(253mg,42%)をガム状物質として得た。
【0438】
【化241】
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39c(250mg,0.83mmol)のテトラヒドロフラン(4mL)中の溶液を窒素下5℃で撹拌した。水酸化リチウム一水和物(42mg,1.00mmol)の水(1mL)中の溶液を添加し、そしてこの反応混合物を5℃で1時間撹拌した。この反応混合物を2Mの水性塩酸でpH3に酸性にし、そしてこの混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機抽出物を分離し、水およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートして、表題化合物(224mg,94%)を白色泡状物として得た。
【0439】
【化242】
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1e(478mg,0.9mmol)のジクロロメタン(15mL)中の溶液を窒素下で氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.25mL,1.35mmol)を滴下により添加し、そして得られた溶液を1時間撹拌した。冷飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(15mL)を添加し、そしてこの混合物を0℃で15分間撹拌した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートして、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(0.9mmol)を得、これをさらに精製せずに使用した。(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(0.9mmol)のアセトニトリル(15mL)中の溶液を窒素下0℃で撹拌した。39d(224mg,0.78mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(184mg,0.96mmol,20wt.%以上の水で湿潤)を添加し、その後、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(225mg,1.17mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で2時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。その残渣を酢酸エチルに溶解させ、そしてこの溶液を水(3回)、その後ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:2から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(490mg,90%)をガム状物質として得た。
【0440】
【化243】
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39e(490mg,0.70mmol)のテトラヒドロフラン(15mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。亜鉛粉末(1.00g,15.40mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウム(810mg,10.50mmol)の水(8mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を窒素下室温で24時間撹拌した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルおよび2Mの水性塩酸で洗浄した。その濾液を2Mの水性塩酸でpH2〜3に酸性にした。固体の塩化ナトリウムを添加してその水層を飽和させ、そしてこの混合物を酢酸エチルで抽出した。この酢酸エチル抽出物を合わせ、そしてブラインで洗浄した。その有機抽出物を疎水性フリットに通し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を酢酸エチル(3回)、次いでトルエン(3回)と共エバポレートして、表題化合物(394mg,98%)を白色固体として得た。
【0441】
【化244】
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39f(100mg,0.18mmol)のジクロロメタン(180mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。4−ジメチルアミノピリジン(44mg,0.36mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(138mg,0.72mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で4時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。酢酸エチルをその残渣に添加し、そしてこの混合物を水性クエン酸(pH4)およびブラインで洗浄した。その有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてその溶媒をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの3:7から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣をジエチルエーテル/イソ−ヘキサン1:1で摩砕して、表題化合物(10mg,10%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) 0.94 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.51 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.61 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.67 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.72−2.00 (m, 5H), 2.60−2.69 (m, 1H), 3.54−3.63 (m, 1H), 4.13 (d, J=10.5 Hz, 1H), 4.32 (br d, J=12.9 Hz, 1H), 4.57−4.66 (m, 2H), 4.78 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.92 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.91 (d, J=8.9 Hz, 2H), 7.22 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.34−7.61 (m, 5H). LCMS(m/z)551.2[M+H], Tr=2.51分。
【0442】
実施例40:化合物40
【0443】
【化245】
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40aを、(S)−2−(4−ヨード−フェノキシ)−プロピオン酸メチルエステルと同じ様式で、(S)−2−ヒドロキシ−プロピオン酸エチルエステルを(R)−2−ヒドロキシ−プロピオン酸メチルエステルの代わりに使用して、28%の収率で調製した。
【0444】
【化246】
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40bを、(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオン酸メチルエステルと同じ様式で、40aを(S)−2−(4−ヨード−フェノキシ)−プロピオン酸メチルエステルの代わりに使用して、54%の収率で調製した。
【0445】
【化247】
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40cを、(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオン酸と同じ様式で、40bを(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオン酸メチルエステルの代わりに使用して、71%の収率で調製した。
【0446】
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
40dを、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオニルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルと同じ様式で、40cを(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオン酸の代わりに使用して、71%の収率で調製した。
【0447】
【化249】
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40eを、((S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオニルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸と同じ様式で、40dを(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオニルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに使用して、83%の収率で調製した。
【0448】
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
40e(102mg,0.18mmol)のジクロロメタン(180mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。4−ジメチルアミノピリジン(44mg,0.36mmol)および(7−アザベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(114mg,0.22mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で4時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。酢酸エチルをその残渣に添加し、そしてこの混合物を水性クエン酸(pH4)およびブラインで洗浄した。その有機層を分離し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの3:7から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を分取逆相HPLCにより精製して、表題化合物(2.8mg,3%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) 1.03 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.05 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.25 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.56 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.57 (d, J=6.3 Hz, 3H), 1.64−2.10 (m, 5H), 2.75−2.83 (m, 1H), 3.60−3.66 (m, 1H), 4.08 (d, J=10.0 Hz, 1H), 4.32 (br d, J=12.9 Hz, 1H), 4.74 (q, J=6.5 Hz, 1H), 5.22 (q, J=7.3 Hz, 1H), 5.98 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.86 (d, J=8.5 Hz, 2H), 7.20−7.25 (m, 1H), 7.39−7.51 (m, 5H). LCMS(m/z)551.2[M+H], Tr=2.27分。
【0449】
実施例41:化合物41
【0450】
【化251】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(31mg,0.05mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(44mg,0.12mmol)を脱気水(20mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で10分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた黄色溶液を室温まで冷却した。1−(6−ブロモ−ピリジン−2−イル)−エタノン(2.0mg,10mmol)の脱気テトラヒドロフラン(10mL)中の溶液およびギ酸ナトリウム(3.4g,50mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で30分間激しく撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチルで抽出した。その有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの3:1から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.78g,89%)を褐色油状物として得た。
【0451】
【化252】
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41a(101mg,0.50mmol)、4−(2−エトキシ−2−オキソエトキシ)ベンゼンボロン酸(112mg,0.50mmol)の1,2−ジメトキシエタン(4mL)中の混合物に、炭酸カリウム(138mg,1.00mmol)の水(1mL)中の溶液を添加した。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(29mg,0.025mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をマイクロ波反応器中100℃で30分間加熱した。次いで、この反応混合物を酢酸エチルおよび水で希釈した。2Mの塩酸を添加して、この反応混合物のpHをpH3に調整し、そして揮発性物質をエバポレートした。メタノールをその残渣に添加し、そしてこの混合物を疎水性フリットで濾過した。その濾液をエバポレートし、そしてその残渣を減圧中で乾燥させて、表題化合物(143mg,93%)を白色固体として得た。
【0452】
【化253】
[この文献は図面を表示できません]
1e(240mg,0.45mmol)のジクロロメタン(15mL)中の溶液を窒素下で氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.12mL,0.68mmol)を滴下により添加し、そして得られた溶液を1時間撹拌した。冷飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(15mL)を添加し、そしてこの混合物を0℃で15分間撹拌した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、そしてエバポレートして、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(0.45mmol)を得、これをさらに精製せずに使用した。(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(0.45mmol)、41b(143mg,0.45mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.16mL,0.9mmol)のアセトニトリル(15mL)中の混合物を窒素下室温で撹拌した。1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(108mg,0.56mmol,20wt.%以上の水で湿潤)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(130mg,0.675mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で4時間撹拌した。N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で22時間撹拌した。さらなるN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(87mg,0.45mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で6時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。その残渣を酢酸エチルとクエン酸水溶液(pH3)との混合物に懸濁させ、そしてこの混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機抽出物を合わせ、水、その後ブラインで洗浄した。その有機層を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を、酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(71mg,23%)を白色固体として得た。
【0453】
【化254】
[この文献は図面を表示できません]
41c(69mg,0.10mmol)のテトラヒドロフラン(2mL)中の溶液を窒素下0℃で撹拌し、水酸化リチウム一水和物(5mg,0.12mmol)の水(0.5mL)中の溶液を添加し、そしてこの反応混合物を0℃で1時間撹拌した。この溶液を2Mの塩酸でpH3に酸性にし、そしてその溶媒をエバポレートした。その残渣をトルエンと共エバポレートして(3回)、(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−(2−{4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ピリジン−2−イル]−フェノキシ}−アセチルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(58mg,0.1mmol)を白色固体として得、これを粗製のまま次の工程で使用した。(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−(2−{4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ピリジン−2−イル]−フェノキシ}−アセチルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(56mg,0.1mmol)のジクロロメタン(100mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。4−ジメチルアミノピリジン(49mg,0.4mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を5分間撹拌した。(7−アザベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(78mg,0.15mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液を5分間かけて滴下により添加し、そしてこの反応混合物を室温で2時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そしてその残渣を、酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を分取逆相HPLCにより精製して、表題化合物(14mg,26%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) 0.94 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.98 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.36 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.68 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.72−2.05 (m, 5H), 2.65−2.74 (m, 1H), 3.53−3.60 (m, 1H), 4.14 (d, J=10.7 Hz, 1H), 4.30−4.38 (m, 1H), 4.66 (ABq, Δδ
AB=0.13, J
AB=15.8 Hz, 2H), 5.07 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.87 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.89 (d, J=8.9 Hz, 2H), 7.26 (br d, J=7.1 Hz, 1H), 7.71−7.78 (m, 2H), 8.06 (d, J=8.9 Hz, 2H). LCMS(m/z)538.2[M+H], Tr=2.07分。
【0454】
実施例42:化合物42
【0455】
【化255】
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42aを、(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオン酸メチルエステルと同じ様式で、3−(4−ブロモ−ピラゾール−1−イル)−プロピオン酸メチルエステルを(S)−2−(4−ヨード−フェノキシ)−プロピオン酸メチルエステルの代わりに使用して、28%の収率で調製した。
【0456】
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
42bを、(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオン酸と同じ様式で、42aを(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオン酸メチルエステルの代わりに使用して、96%の収率で調製した。
【0457】
【化257】
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42cを、化合物(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオニルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルと同じ様式で、42bを(S)−2−[3’−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ビフェニル−4−イルオキシ]−プロピオン酸の代わりに使用して、49%の収率で調製した。
【0458】
【化258】
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化合物42を、化合物41と同じ様式で、42cを(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−(2−{4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ピリジン−2−イル]−フェノキシ}−アセチルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに使用して、8%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) 0.94 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.37 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.62 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.65−2.05 (m, 5H), 2.61−2.69 (m, 1H), 2.88−3.10 (m, 2H), 3.58−3.63 (m, 1H), 3.90−4.00 (m, 1H), 4.01 (d, J=8.5 Hz, 1H), 4.38−4.44 (m, 1H), 4.58−4.67 (m, 1H), 5.31 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.91 (q, J=6.5 Hz, 1H), 7.18 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.31 (app t, J=7.6 Hz, 1H), 7.47 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.77 (s, 1H), 7.95 (s, 1H). LCMS(m/z)525.2[M+H], Tr=4.51分。
【0459】
実施例43:化合物43
【0460】
【化259】
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炭酸カリウム(663mg,4.80mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(139mg,0.12mmol)を、(R)−1−(3−ブロモフェニル)−エタノール(483mg,2.40mmol)および4−(2−メトキシカルボニルエチル)ベンゼンボロン酸(500mg,2.40mmol)の1,2−ジメトキシエタン(5mL)中の溶液に、5mLのマイクロ波容器中で添加した。この容器を密封し、その後、一定の保圧時間を使用して、100℃の高吸収で、このマイクロ波中で20分間加熱した。この反応混合物をHyfloのパッドで濾過し、そしてこのパッドを酢酸エチルで洗浄した。次いで、合わせた有機物を濃縮し、そして得られた褐色油状物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から3:2の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(416mg,61%)を黄色油状物として得た。
【0461】
【化260】
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43a(416mg,1.46mmol)を、テトラヒドロフラン(8mL)と水(2mL)との混合物に溶解させ、そしてこの溶液を、氷浴を使用して冷却した。水酸化リチウム一水和物(175mg,2.92mmol)を添加し、そしてこの溶液を一晩かけてゆっくりと室温まで温めた。この溶液を2Mの塩酸を使用して酸性にし、次いでジクロロメタン(2×20mL)で抽出した。次いで、合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、表題化合物(250mg,89%)を白色固体として得た。
【0462】
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(669mg,1.55mmol)および43b(350mg,1.29mmol)を無水アセトニトリル(10mL)に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。次いで、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(688mg,1.81mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(899μL,5.16mmol)を添加し、そしてこの反応物をゆっくりと室温まで温め、そして一晩撹拌した。次いで、その溶媒を除去し、そしてその残渣を酢酸エチルに溶解させた。次いで、この溶液を水(3×20mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮し、そして得られた褐色油状物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:4から0:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(314mg,36%)を白色固体として得た。
【0463】
【化262】
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43c(314mg,0.459mmol)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶解させた。亜鉛粉末(300mg,4.59mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウム(水中1M,3.21mL,3.21mmol)を添加した。次いで、この反応物を一晩撹拌した。次いで、この反応混合物をHyfloのパッドで濾過した。次いで、このパッドを硫酸水素カリウム溶液および酢酸エチルで洗浄し、この二相混合物を、2Mの塩酸を使用して、この溶液がおよそpH1になるまでさらに酸性にした。その相を分離し、そしてその水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、表題化合物(212mg,84%)を黄色固体として得た。
【0464】
【化263】
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43d(100mg,0.181mmol)を、ジクロロメタン(181mL)に窒素の雰囲気下で溶解させた。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(142mg,0.724mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(44mg,0.362mmol)を添加し、そしてこの反応物を一晩撹拌した。その溶媒を除去し、そしてその残渣を、100%の酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(52mg,54%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.92 (d, J=6.7 Hz, 6H), 1.24−1.29 (m, 3H), 1.60−1.68 (m, 5H), 1.85−1.98 (m, 2H), 2.37−2.49 (m, 1H), 2.58−2.78 (m, 1H), 2.83−2.93 (m, 1H), 3.16−3.28 (m, 1H), 3.45 (m, 3H), 4.03−4.11 (m, 1H), 4.45−4.54 (m, 1H), 5.06−5.16 (m, 1H), 5.92−6.00 (m, 1H), 6.25 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.19 (s, 1H), 7.22 (s, 2H), 7.39 (app t, J=7.6 Hz, 1H), 7.48−7.56 (m, 3H), 7.62 (br s, 1H). LCMS(m/z)535.3[M+H], Tr=2.43分。
【0465】
実施例44:化合物44
【0466】
【化264】
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ブロモ酢酸ベンジル(2.07mL,13.1mmol)およびトリフェニルホスフィン(3.63g,13.8mmol)をトルエン(60mL)に溶解させ、そして3日間撹拌した。白色固体を濾過により集め、そしてジエチルエーテルで洗浄した。これにより、表題化合物(5.86g,93%)を白色固体として得た。
【0467】
【化265】
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5−ブロモ−2−ピリジンカルボキシアルデヒド(125mg,0.666mmol)および44a(655mg,1.33mmol)をジクロロメタン(5mL)に溶解させた。次いで、1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(251μL,2mmol)を添加し、そしてこの反応物を3.5時間撹拌した。この反応を飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチし、そして相を分離した。次いで、その有機相をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。次いで、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(186mg,88%)を黄色固体として得た。
【0468】
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
44b(186mg,0.585mmol)、(R)−1−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−エタノール(145mg,0.585mmol)、炭酸セシウム(476mg,1.46mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(66mg,0.0585mmol)をマイクロ波容器に入れた。1,2−ジメトキシエタン(2mL)および水(0.5mL)を添加し、そしてこの容器を密封した。この反応物を、一定の保圧時間を使用して、150℃の高吸収で、このマイクロ波中30分間加熱した。この反応混合物を水に注ぎ、そして得られた混合物を酢酸エチルで抽出した。次いで、その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。次いで、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(150mg,77%)を橙色ガム状物質として得た。
【0469】
【化267】
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44c(150mg,0.417mmol)をエタノール(5mL)に溶解させた。次いで、水酸化パラジウム(II)(20%炭素担持,湿潤,40mg)を添加し、その後、ギ酸アンモニウム(132mg,2.09mmol)を添加した。この反応物を加熱還流し、そして30分間撹拌した。この反応物を室温まで冷却し、次いで、Hyfloのパッドで濾過した。このパッドをエタノールで洗浄し、そして合わせた有機物を濃縮すると、表題化合物(105mg,93%)が橙色ガム状物質として残った。
【0470】
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
44d(105mg,0.387mmol)および(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(200mg,0.464mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。次いで、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(206mg,0.542mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(270μL,1.55mmol)を添加し、そしてこの反応物をゆっくりと室温まで温め、そして一晩撹拌した。次いで、その溶媒を除去し、そしてその残渣を酢酸エチルに溶解させた。次いで、この溶液を水(3×20mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル/アセトンの3:1:0から0:7:3の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、褐色固体(110mg)を得た。これを、酢酸エチル/アセトンの1:0から4:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーによりさらに精製して、表題化合物(100mg,38%)を黄色固体として得た。
【0471】
【化269】
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44e(100mg,0.146mmol)をテトラヒドロフラン(3mL)と水(1mL)との混合物に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。水酸化リチウム一水和物(6mg,0.153mmol)を添加し、そしてこの反応物を30分間撹拌した。この溶液を、2Mの塩酸を使用してpH1に酸性にし、そしてエバポレートにより乾固させた。次いで、その残渣を、アセトニトリル/水の0:1から1:4の段階的勾配を使用するC18クロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(25mg,31%)を白色固体として得た。
【0472】
【化270】
[この文献は図面を表示できません]
44f(25mg,0.045mmol)をジクロロメタン(45mL)に溶解させた。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(35mg,0.148mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(11mg,0.009mmol)を添加し、そしてこの反応物を4時間撹拌した。その溶媒を除去し、そしてその残渣を、酢酸エチル/アセトンの1:0から3:2の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製すると、白色固体(6mg)が残った。次いで、これを20mL/minで流れる無勾配の2:3のアセトニトリル/水を使用して、Phenomenex Gemini 10μ 110A,250×21.2mmカラムを取り付けた逆相HPLCシステムに通して溶出して表題化合物(1.3mg,7%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.84−1.00 (m, 7H), 1.10 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.62−1.72 (m, 4H), 1.86−2.08 (m, 3H), 2.54−2.71 (m, 2H), 2.90−3.14 (m, 2H), 3.28−3.54 (m, 3H), 3.98 (app t, J=9.2 Hz, 1H), 4.43−4.52 (m, 1H), 5.07 (app t, J=8.0 Hz, 1H), 5.92−6.00 (m, 1H), 6.10 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.37 (d, J=9.1 Hz, 1H), 7.20 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.26−7.31 (m, 1H), 7.41−7.59 (m, 3H), 7.75 (dd, J=8.0, 2.2 Hz, 1H), 8.78 (d, J=2.4 Hz, 1H). LCMS(m/z)536.0[M+H], Tr=1.47分。
【0473】
実施例45:化合物45
【0474】
【化271】
[この文献は図面を表示できません]
6−ブロモ−3−ピリジンカルボキシアルデヒド(500mg,2.69mmol)およびベンゾイルオキシカルボニルメチル−トリフェニル−ホスホニウムブロミド(2.64g,5.38mmol)をジクロロメタン(15mL)に溶解させた。次いで、1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(1.01mL,8.03mmol)を添加し、そしてこの反応物を3.5時間撹拌した。この反応を飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチし、そして相を分離した。次いで、その有機相をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。次いで、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(492mg,57%)を白色固体として得た。
【0475】
【化272】
[この文献は図面を表示できません]
45a(382mg,1.54mmol)、(R)−1−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−エタノール(490mg,1.54mmol)、炭酸セシウム(1.06g,3.85mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(178mg,0.154mmol)をマイクロ波容器に入れた。1,2−ジメトキシエタン(4mL)および水(1mL)を添加し、そしてこの容器を密封した。この反応物を、一定の保圧時間を使用して、150℃の高吸収で、このマイクロ波中50分間加熱した。この反応混合物を水に注ぎ、そして得られた混合物を酢酸エチルで抽出した。次いで、その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。次いで、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、不純な生成物を得た。これを、同じ条件を使用する2回目の精製に供して、表題化合物(195mg,35%)を黄色固体として得た。
【0476】
【化273】
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45b(195mg,0.543mmol)をエタノール(5mL)に溶解させた。次いで、水酸化パラジウム(II)(20%炭素担持,湿潤,40mg)を添加し、その後、ギ酸アンモニウム(172mg,2.72mmol)を添加した。この反応物を加熱還流し、そして30分間撹拌した。この反応物を室温まで冷却し、次いで、Hyfloのパッドで濾過した。このパッドをエタノールで洗浄し、そして合わせた有機物を濃縮すると、表題化合物(150mg,100%)が淡黄色固体として残った。
【0477】
【化274】
[この文献は図面を表示できません]
45c(150mg,0.553mmol)および(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(287mg,0.664mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。次いで、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(294mg,0.774mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(385μL,2.21mmol)を添加し、そしてこの反応物をゆっくりと室温まで温め、そして一晩撹拌した。次いで、酢酸エチルをこの反応混合物に注ぎ込んだ。次いで、得られた溶液を水(3×20mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル/アセトンの3:1:0から0:7:3の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、固体(334mg)を得た。これを、酢酸エチル/アセトンの1:0から4:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーによりさらに精製して、表題化合物(167mg,44%)を固体として得た。
【0478】
【化275】
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45d(160mg,0.234mmol)をテトラヒドロフラン(4mL)と水(1mL)との混合物に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。水酸化リチウム一水和物(6mg,0.153mmol)を添加し、そしてこの反応物を30分間撹拌した。この溶液を2Mの塩酸を使用して中和し、そしてエバポレートにより乾固させた。次いで、その残渣を、アセトニトリル/水の0:1から1:4の段階的勾配を使用するC18クロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(21mg,16%)を白色固体として得た。
【0479】
【化276】
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45e(21mg,0.0379mmol)をジクロロメタン(38mL)に溶解させた。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(29mg,0.152mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(9mg,0.0758mmol)を添加し、そしてこの反応物を4時間撹拌した。その溶媒を除去し、そしてその残渣を、100%の酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。次いで、得られた物質を、Phenomenex Gemini 10μ 110A,250×21.2mmカラムを備え付けた逆相HPLCシステムに通して、20mL/minで流れる無勾配の3:7のアセトニトリル/水を使用して溶出して、表題化合物(1mg,5%)を得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.91 (d, J=6.5 Hz, 6H), 1.48 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.63−1.72 (m, 7H), 1.81−1.93 (m, 2H), 2.00−2.10 (m, 1H), 2.25−2.38 (m, 1H), 2.54−2.67 (m, 1H), 3.15−3.28 (m, 1H), 3.39−3.59 (m, 2H), 4.03 (app t, J=9.6 Hz, 1H), 4.43−4.54 (m, 1H), 5.04−5.16 (m, 1H), 5.80 (d, J=9.8 Hz, 1H), 5.94 (q, J=6.7 Hz, 1H), 7.22−7.27 (m, 1H), 7.43 (app t, J=7.8 Hz, 1H), 7.55−7.57 (m, 1H), 7.69 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.92 (d, J=8.3 Hz, 1H), 8.19 (br s, 1H), 8.48 (d, J=2.2 Hz, 1H). LCMS(m/z)536.2[M+H], Tr=1.61分。
【0480】
実施例46:化合物46
【0481】
【化277】
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酢酸エチル(5mL)中の化合物21(25mg,0.05mmol)に、室温で10%の炭素担持パラジウム(20mg)を添加した。この系を水素でパージし、そして2時間撹拌した。この反応物をセライトで濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチル/アセトン5/1を使用する分取TLCにより精製して、表題化合物(2.2mg,9%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) 0.96 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.98 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.24 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.52 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.67 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.55−2.14 (m, 10H), 2.53−2.80 (m, 2H), 2.92−3.01 (m, 2H), 3.45−3.67 (m, 1H), 4.14−4.23 (m, 1H), 4.49−4.60 (m, 1H), 5.39−5.51 (m, 1H), 5.96 (d, J=9.4 Hz, 1H), 6.06 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.43 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.39 (dd, J=8.5, 1.1 Hz, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.93 (d, J=8.5 Hz, 1H), 9.16 (s, 1H). LCMS(m/z)=552.3[M+H], Tr=1.25分。
【0482】
実施例47:化合物47
【0483】
【化278】
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(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(320mg,0.74mmol)のジクロロメタン(8mL)中の溶液に、トリフルオロ酢酸(2mL)を添加した。この反応物を室温で105分間撹拌し、次いで減圧中で濃縮した。得られた粗製生成物を酢酸エチル(75mL)に溶解させ、そして飽和水性重炭酸ナトリウムで洗浄した。その水相を酢酸エチル(2×40mL)で抽出し、そしてその有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して粗製残渣にし、これをさらに精製せずに使用した。先の工程から得られた残渣、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(152mg,1.12mmol)および(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ヒドロキシ−プロピオン酸(154mg,0.75mmol)をジクロロメタン(6mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(190mg,1.5mmol)を添加し、そして得られた溶液を氷水浴中で冷却した。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド(149mg,0.96mmol)を15秒間かけて滴下により添加した。この反応物を、その氷浴をゆっくりと無効にさせながら18時間撹拌した。次いで、この反応混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、そして飽和水性重炭酸ナトリウムおよびブラインで洗浄した。その有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して粗製残渣を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中75%から100%の酢酸エチル)により精製して、表題生成物(211mg,55%)を油状物として得た。
【0484】
【化279】
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47a(64mg,0.12mmol)のジクロロメタン(1mL)中の溶液に、2,4,6−コリジン(98mg,1.28mmol)を添加した。トリフルオロメタンスルホン酸tert−ブチルジメチルシリル(98mg,0.37mmol)を20秒間かけて滴下により添加した。この反応混合物を15時間撹拌し、そして飽和水性重炭酸ナトリウム(1mL)でクエンチした。この混合物を酢酸エチル、水、および0.1Nの水性塩酸でさらに希釈して、酸性の水層を得た。相を分離し、そしてその有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得、これをさらに精製せずに使用した。この粗製生成物をテトラヒドロフラン(3mL)に溶解させ、酢酸(115mg,1.9mmol)を一度に添加し、そして得られた溶液を3.25時間撹拌した。次いで、この反応物を酢酸エチル(25mL)で希釈し、そして飽和水性重炭酸ナトリウム(25mL)で洗浄した。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(25mL)で抽出した。合わせた有機相をブライン(25mL)で洗浄し、そして無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。この混合物を濾過し、そしてその濾液を減圧中で濃縮して、粗製アミンを得、これをさらに精製せずに使用した。この粗製アミンをN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL)に溶解させた。2,4,6−コリジン(31mg,0.26mmol)およびトランス−3−ペンテン酸(15.3mg,0.152mmol)を添加し、そして得られた溶液を氷水浴中で冷却した。(1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデンアミノオキシ)ジメチルアミノ−モルホリノ−カルベニウムヘキサフルオロホスフェート(72.4mg,0.169mmol)を一度に添加し、そしてこの反応物を30分間撹拌した。次いで、この反応物を冷却浴から出し、そして周囲温度まで温めた。15時間後、この反応物を、酢酸エチル(35mL)、飽和水性重炭酸ナトリウム(20mL)、およびブライン(5mL)で希釈した。相を分離し、そしてその有機層を0.1Nの水性塩酸(25mL)、次いでブライン(5mL)で洗浄した。その酸性の水層を酢酸エチル(25mL)で抽出し、次いで、合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。得られた粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中50%から80%の酢酸エチル)により精製して、表題化合物(46.9mg,3工程で62%)を白色泡状物として得た。
【0485】
【化280】
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47b(46.9mg,0.0761mmol)のテトラヒドロフラン(1.5mL)中の溶液に、水(0.30mL)、酢酸アンモニウム(96mg,1.2mmol)、および亜鉛粉末(109mg,1.7mmol)を添加した。この反応混合物を室温で17.5時間激しく撹拌し、この時点で、その温度は35℃まで上昇した。25.5時間後、さらなる亜鉛粉末(60mg,0.92mmol)を添加すると、この反応温度は45℃まで上昇した。39.5時間後、この反応混合物をセライトのパッドで濾過し、水および酢酸エチルで洗った。その水相を2Mの水性塩酸(15mL)で酸性にし、そして相を分離した。その水相を酢酸エチル(2×20mL)で抽出し、そして合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、白色固体(34.9mg,95%)を得、これをさらに精製せずに使用した。この粗製の酸(0.072mmol)を、(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(17.4mg,0.087mmol)と一緒にジクロロメタン(1.0mL)に溶解させた。4−ジメチルアミノピリジン(13.3mg,0.109mmol)を添加し、その後、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(17mg,0.085mmol)を添加した。この反応物を16.5時間撹拌し、この時点で、これをシリカゲルカラムに直接装填した。イソ−ヘキサン中60%から100%の酢酸エチルで溶出して、表題化合物(20mg,43%)を非晶質残渣として得た。
【0486】
【化281】
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47c(19.6mg,0.0294mmol)のトルエン(9.4mL)中の溶液に、アルゴンを10分間、撹拌しながら分散させた。次いで、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(2.8mg,0.0045mmol)を、脱気トルエン(0.45mL)中の溶液として添加し、そして得られた溶液を105℃まで加熱した。25分後、さらなるHoveyda−Grubbs第2世代触媒(1.4mg,0.0022mmol)を添加した。さらに10分後、この反応物を周囲温度まで冷却し、そして減圧中で約4.5mLまで濃縮した。この溶液をシリカゲルカラムに直接装填し、これをイソ−ヘキサン中80%から100%の酢酸エチルで溶出して、表題化合物(6.9mg,38%)を非晶質固体として得た。
【0487】
【化282】
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ポリプロピレンバイアル中で、47d(4.7mg,0.0075mmol)をテトラヒドロフラン(0.90mL)にアルゴン下で溶解させ、そして得られた溶液を氷水浴中で冷却した。HF・ピリジン(0.10mL)を滴下により添加した。10分後、この反応を、酢酸エチル(15mL)と飽和水性重炭酸ナトリウム(15mL)との撹拌混合物への添加によりクエンチした。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、粗製残渣を得た。ポリプロピレンバイアル中アルゴン下で、上記残渣をテトラヒドロフラン(0.90mL)に溶解させ、そして得られた溶液を氷水浴中で冷却した。HF・ピリジン(0.10mL)を滴下により添加し、そしてこの反応混合物を冷却浴から出した。45分後、この反応を上記のように後処理して、粗製残渣を得た。逆相HPLC(水中5%から100%のアセトニトリル,+0.1%のトリフルオロ酢酸)による精製により、表題化合物(1.6mg,34%)を非晶質白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) 9.54 (s, 1H), 8.38 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.29 (s, 1H), 8.17 (s, 1H), 7.87 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.90−6.75 (m, 2H), 6.18 (q, J=6.9 Hz, 1H), 5.84−5.74 (m, 1H), 4.71−4.64 (m, 1H), 4.50−4.42 (m, 1H), 3.88−3.81 (m, 2H), 3.78 (dd, J=11.3, 6.4 Hz, 1H), 3.52 (dd, J=12.9, 6.2 Hz, 1H), 3.52 (dd, J=12.9, 6.2 Hz, 1H), 2.81−2.70 (m, 1H), 2.11−2.04 (m, 1H), 1.99−1.91 (m, 1H), 1.85−1.69 (m, 2H), 1.73 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.60 (d, J=7.1 Hz, 3H). LCMS(m/z)510.2[M+H], Tr=2.19分。
【0488】
実施例48:化合物48
【0489】
【化283】
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(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(320mg,0.74mmol)のジクロロメタン(8.8mL)中の溶液に、トリフルオロ酢酸(2.2mL)を添加した。この反応物を室温で45分間撹拌し、そして減圧中で濃縮した。得られた粗製生成物を、無水トルエン(10mL)に溶解させて濃縮することを2回行った。得られた粗製残渣をさらに精製せずに使用した。この粗製残渣(約0.74mmol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(153.8mg,1.1mmol)、および(2S,3R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ヒドロキシ−酪酸(161.2mg,0.735mmol)をジクロロメタン(4mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(192mg,1.5mmol)を添加し、そして得られた溶液を氷水浴中で冷却した。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド(132mg,0.85mmol)を15秒間かけて滴下により添加した。この反応物を冷却浴から出し、そして21.5時間撹拌した。次いで、この反応混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、そして半飽和水性重炭酸ナトリウム(30mL)で洗浄した。その有機相をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、粗製残渣を得、これを、イソ−ヘキサン中65%から90%の酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。不純な画分をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、そして最初の生成物と合わせて、表題化合物(230mg,58%)を得た。
【0490】
【化284】
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48a(62.3mg,0.12mmol)のジクロロメタン(1mL)中の溶液に、2,4,6−コリジン(146mg,1.21mmol)を添加した。トリフルオロメタンスルホン酸tert−ブチルジメチルシリル(94mg,0.36mmol)を20秒間かけて滴下により添加した。この反応混合物を15時間撹拌し、そして飽和水性重炭酸ナトリウム(1mL)でクエンチした。この混合物を酢酸エチル(2mL)およびブライン(1mL)でさらに希釈した。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(4×1.5mL)で抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、粗製残渣を得、これをさらに精製せずに使用した。この粗製生成物をテトラヒドロフラン(3mL)に溶解させた。酢酸(104mg,1.6mmol)を一度に添加し、そして得られた溶液を3.5時間撹拌した。次いで、この反応物を、酢酸エチル(30mL)、飽和水性重炭酸ナトリウム(20mL)およびブライン(10mL)で希釈した。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(20mL)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。この混合物を濾過し、そしてその濾液を減圧中で濃縮して、粗製中間体アミンを得、これをさらに精製せずに使用した。この粗製アミンをN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL)に溶解させた。2,4,6−コリジン(28mg,0.23mmol)およびトランス−3−ペンテン酸(14.3mg,0.143mmol)を添加し、そして得られた溶液を氷水浴中で冷却した。(1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデンアミノオキシ)ジメチルアミノ−モルホリノ−カルベニウムヘキサフルオロホスフェート(69mg,0.16mmol)を一度に添加し、そしてこの反応物を30分間撹拌した。次いで、この反応物を冷却浴から出し、そして周囲温度まで温めた。15時間後、この反応物を、酢酸エチル(25mL)、0.1Nの水性塩酸(30mL)、およびブライン(5mL)で希釈した。相を分離し、そしてその酸性の水層を酢酸エチル(25mL)で抽出した。合わせた有機相を、飽和水性重炭酸ナトリウム(25mL)、ブライン(5mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。得られた粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中50%から75%の酢酸エチル)により精製して、表題化合物(74mg,3工程で定量的収率)を白色泡状物として得た。
【0491】
【化285】
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48b(74mg,0.117mmol)のテトラヒドロフラン(2.3mL)中の溶液に、水(0.47mL)、酢酸アンモニウム(138mg,1.8mmol)、および亜鉛粉末(164mg,2.5mmol)を添加した。この反応混合物を室温で17.5時間激しく撹拌し、この時点で、その温度は35℃まで上昇した。25.5時間後、さらなる亜鉛粉末(85mg,1.3mmol)を添加すると、この反応温度は45℃まで上昇した。合計39.5時間後、この反応混合物をセライトのパッドで濾過し、水および酢酸エチルで洗った。その水相を2Nの水性塩酸(15mL)で酸性にし、そして相を分離した。その水相を酢酸エチル(2×20mL)で抽出し、そして合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、非晶質白色固体(50mg,86%)を得、これをさらに精製せずに使用した。この粗製生成物(0.10mmol)を、(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(23.9mg,0.12mmol)と一緒にジクロロメタン(1.0mL)に溶解させた。4−ジメチルアミノピリジン(15mg,0.12mmol)を添加し、その後、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(17mg,0.019mmol)を添加した。この反応物を16時間撹拌し、この時点で、これをシリカゲルカラムに直接装填した。イソ−ヘキサン中50%から85%、次いで100%の酢酸エチルでの溶出により、表題化合物(40mg,58%)を固体として得た。
【0492】
【化286】
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48c(26mg,0.037mmol)のトルエン(12mL)中の溶液に、アルゴンを数分間撹拌しながら分散させた。次いで、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(3.4mg,0.0054mmol)を、脱気トルエン(0.40mL)中の溶液として添加し、そして得られた溶液を105℃まで加熱した。20分後、さらなるHoveyda−Grubbs第2世代触媒(1.7mg,0.0027mmol)を、トルエン(0.20mL)中の溶液として添加した。さらに40分後、この反応物を室温まで冷却し、そして減圧中で約3mLまで濃縮した。この溶液をシリカゲルカラムに直接装填し、これをイソ−ヘキサン中70%から100%の酢酸エチルで溶出して、表題化合物(10mg,42%)を非晶質固体として得た。
【0493】
【化287】
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ポリプロピレンバイアル中アルゴン雰囲気下で、48d(10mg,0.016mmol)をテトラヒドロフラン(900μL)に溶解させた。HF・ピリジン(HFとして約70%,100μL)をシリンジを介して滴下により添加し、そして得られた溶液を130分間撹拌した。次いで、HF・ピリジン(100μL)のさらなるアリコートをシリンジを介して添加し、そして得られた溶液をさらに80分間撹拌した。この反応混合物を、酢酸エチル(50mL)と飽和水性重炭酸ナトリウム(50mL)との撹拌混合物に注意深く添加することによって、クエンチした。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、粗製を得、これを逆相HPLC(C18,15%から100%のアセトニトリル/水,0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製した。この実施から得られた不純な画分を同じ方法で再度精製して、表題化合物をトリフルオロ酢酸塩(5.0mg,49%)として、凍結乾燥後に非晶質白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.55 (s, 1H), 8.38 (d, J=8.6 Hz, 1H), 8.22 (s, 1H), 8.15 (s, 1H), 7.87 (dd, J=8.7, 1.4 Hz, 1H), 6.86−6.75 (m, 2H), 6.15 (q, J=6.6 Hz, 1H), 5.80−5.70 (m, 1H), 4.47 (d, J=5.6 Hz, 1H), 4.45 4.38 (m, 1H), 4.09−4.01 (m, 1H), 3.83−3.78 (m, 1H), 3.55 (dd, J=13.5, 5.6 Hz, 1H), 3.11 (dd, J=13.2, 4.7 Hz, 1H), 2.78−2.67 (m, 1H), 2.09−1.99 (m, 1H), 1.96−1.89 (m, 1H), 1.82−1.64 (m, 5H), 1.60−1.54 (m, 3H), 1.25 (d, J=6.3 Hz, 3H). LCMS(m/z)524.6[M+H], Tr=2.15分。
【0494】
実施例49:化合物49
【0495】
【化288】
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(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(865mg,2mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(667mg,3mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣をアルゴン下で無水アセトニトリル(25mL)に溶解させた。この反応混合物を0℃で撹拌し、(S)−4−アジド−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ブタン酸ジシクロヘキシルアミン塩(936mg,2.2mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1034mg,8mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1065mg,2.8mmol)を添加した。この反応混合物を室温で48時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(100mL)に溶解させ、そしてこの溶液を、クエン酸の20%水溶液(2×100mL)、水(100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチル+メタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(783mg,70%)を白色固体として得た。R
f=0.40,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0496】
【化289】
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アルゴン下で、(R)−1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−エタノール(880mg,4.23mmol)、(E)−2,2−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ブタ−3−エン酸メチルエステル(1.24g,4.88mmol)、PdCl
2(PCy
2(p−NMe
2Ph))
2(ビス[(ジシクロヘキシル)(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン]パラジウム(II)クロリド)173mg,0.21mmol)および三塩基リン酸カリウム(2.64g,12.4mmol)をシクロペンチルメチルエーテル(11.9mL)および水(5.1mL)に溶解させた。得られた二相混合物を90℃で3.5時間激しく撹拌し、この時点で、この反応物を周囲温度まで冷却し、そして酢酸エチル(50mL)および水(40mL)で希釈した。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、粗製残渣を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中25%から60%の酢酸エチル)により精製して、表題化合物(1.07g,85%)を黄色油状物として得た。
【0497】
【化290】
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49b(600mg,2mmol)のテトラヒドロフラン(8mL)中の溶液に、メタノール(4mL)、水(4mL)および水酸化リチウム(96mg,4mmol)を添加した。得られた混合物を室温で10時間撹拌し、そして1Mの塩酸(4.2mL,4.2mmol)でクエンチした。得られた溶液を濃縮して粗製残渣にし、これをテトラヒドロフラン(20mL)と2回、無水アセトニトリル(20mL)と2回、そして無水トルエン(20mL)と2回、一緒に蒸留した。得られた白色固体を高真空下で一晩乾燥させ、そしてこれをさらに精製せずに使用した(735mg,定量的収率)。
【0498】
【化291】
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49a(169mg,0.302mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(101mg,0.455mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣をアルゴン下で無水アセトニトリル(20mL)に溶解させた。反応混合物を0℃で撹拌し、(E)−4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−イソキノリン−3−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(123mg,0.333mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(151mg,1.220mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(161mg,0.423mmol)を添加した。この反応混合物を室温で2日間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解させ、そしてこの溶液を、クエン酸の20%水溶液(2×50mL)、水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルとメタノールとの混合物(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(198mg,90%)を白色固体として得た。R
f=0.18,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0499】
【化292】
[この文献は図面を表示できません]
49d(170mg,0.23mmol)のテトラヒドロフラン(2mL)中の溶液に、メタノール(1mL)、水(1mL)および水酸化リチウム水和物(7mg,0.28mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌し、そして水性1Mの塩酸(0.30mL,0.30mmol)でクエンチした。得られた溶液を濃縮して粗製残渣にし、これをテトラヒドロフラン(5mL)と2回、無水アセトニトリル(5mL)と2回、そして無水トルエン(5mL)と2回、一緒にエバポレートした。得られた白色固体を高真空下で一晩乾燥させ、そしてさらに精製せずに使用した(151mg,定量的収率)。オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(317mg,0.92mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(337mg,2.76mmol)および無水1,2−ジクロロエタン(300mL)を入れた。得られた溶液を50℃で加熱し、そしてこの粗製セコ酸を、乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)中の溶液としてシリンジによって滴下により、12時間かけて添加した。さらなる乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(2×1ml)を使用して、定量的な移動を完了させた。50℃でさらに2時間撹拌した後に、この反応混合物を分液漏斗に移し、そして水(200mL,10mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。その水相をジクロロメタン(100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(100mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル(250mL)に溶解させ、そして水(300mL,10mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。その水相を酢酸エチル(150mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(200mL,10mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。得られた水相を酢酸エチル(150mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(150mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルとメタノールとの混合物(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(76mg,57%)を白色固体として得た。R
f=0.51,ジクロロメタン中10%のメタノール。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.03 (s, 1H), 7.95 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.81 (s, 1H), 7.49 (s, 1H), 7.46 (dd, J=8.5, 1.6 Hz, 1H), 6.49 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.40 (d, J=16.1 Hz, 1H), 5.95 (q, J=6.6 Hz, 1H), 5.51 (q, J=7.2 Hz, 1H), 4.67 (dd, J=8.6, 6.3 Hz, 1H), 4.29 (m, 1H), 3.68 (dd, J=11.2, 2.7 Hz, 1H), 3.28 (td, J=6.8, 3.7 Hz, 2H), 2.67−2.56 (m, 1H), 1.88 (m, 2H), 1.85−1.60 (m, 4H), 1.57 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.54 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.42 (s, 3H), 1.27 (s, 3H). LCMS(m/z)557.3 ([M + H], Tr=3.15分。
【0500】
実施例50:化合物50
【0501】
【化293】
[この文献は図面を表示できません]
オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、化合物49(20mg,0.034mmol)、ヨウ化銅(I)(1mg,0.005mmol)およびプロピオン酸(5mg,0.070mmol)を添加した。このフラスコをセプタムで密封し、そしてアルゴンで3回パージし直した。無水N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)を添加し、そしてこの反応混合物をアルゴンで3回パージし直した。この反応混合物を70℃で2日間加熱した。減圧下での溶媒のエバポレーション後、その粗製残渣を酢酸エチル(10mL)に溶解させ、そしてセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチル(10mL)で洗浄した。減圧下での濃縮後、その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルとメタノールとの混合物(4/1)の勾配)により精製して、表題化合物(7mg,34%)を白色固体として得た。R
f=0.36,ジクロロメタン中5%のメタノール。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 9.05 (s, 1H), 8.11 (br s, 1H), 8.00 (br s, 1H), 7.95 (d, J=8.8 Hz, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.66 (s, 1H), 7.48 (d, J=10.0 Hz, 1H), 6.50 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.42 (d, J=16.2 Hz, 1H), 5.97 (m, 1H), 5.56 (m, 1H), 4.60 (m, 1H), 4.29 (m, 1H), 3.66 (m, 1H), 3.21 (m, 2H), 2.69−2.47 (m, 1H), 1.89 (m, 2H), 1.87−1.55 (m, 4H), 1.53 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.50 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.40 (s, 3H), 1.28 (s, 3H). LCMS(m/z)603.1 [M+H]
, Tr=2.62分。
【0502】
実施例51:化合物51
【0503】
【化294】
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(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(865mg,2mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(667mg,3mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣をアルゴン下で無水アセトニトリル(25mL)に溶解させた。反応混合物を0℃で撹拌し、(S)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ペンタ−4−イン酸(469mg,2.2mmol,源:Matrix Scientific,カタログ番号041479)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1034mg,8mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1065mg,2.8mmol)を添加した。反応混合物を室温で48時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(100mL)に溶解させ、この溶液をクエン酸の20%水溶液(2×100mL)、水(100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(738mg,70%)を白色固体として得た。R
f=0.30,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0504】
【化295】
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51a(145mg,0.275mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(92mg,0.414mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣をアルゴン下で無水アセトニトリル(20mL)に溶解させた。この反応混合物を0℃で撹拌し、(E)−4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−イソキノリン−3−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(112mg,0.303mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(137mg,1.101mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(147mg,0.385mmol)を添加した。この反応混合物を室温で2日間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解させ、そしてこの溶液を、クエン酸の20%水溶液(2×50mL)、水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(163mg,85%)を白色固体として得た。R
f=0.29,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0505】
【化296】
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51b(125mg,0.18mmol)のテトラヒドロフラン(2mL)中の溶液に、メタノール(1mL)、水(1mL)および水酸化リチウム水和物(5.2mg,0.22mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌し、そして水性1Mの塩酸(0.25mL,0.25mmol)でクエンチした。得られた溶液を濃縮して粗製残渣にし、これをテトラヒドロフラン(5mL)と2回、無水アセトニトリル(5mL)と2回、そして無水トルエン(5mL)と2回、一緒にエバポレートした。得られた白色固体を高真空下で一晩乾燥させ、そしてこれをさらに精製せずに使用した(113mg,定量的収率)。オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(248mg,0.72mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(264mg,2.16mmol)および無水1,2−ジクロロエタン(200mL)を入れた。得られた溶液を50℃で加熱し、そしてこの粗製セコ酸を、無水N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)中の溶液として、シリンジを介して滴下により、12時間かけて添加した。さらなる無水N,N−ジメチルホルムアミド(2×1ml)を使用して、定量的な移動を完了させた。50℃でさらに2時間撹拌した後に、この反応混合物を分液漏斗に移し、そして水(200mL,10mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。その水相をジクロロメタン(100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(100mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル(250mL)に溶解させ、そして水(300mL,10mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。その水相を酢酸エチル(150mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(200mL,10mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。得られた水相を酢酸エチル(150mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(150mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチル+メタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(56mg,57%)を白色固体として得た。R
f=0.53,ジクロロメタン中10%のメタノール。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.03 (s, 1H), 7.94 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.79 (s, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.45 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.52 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.40 (d, J=16.1 Hz, 1H), 5.95 (q, J=6.6 Hz, 1H), 5.52 (q, J=7.2 Hz, 1H), 4.70 (dd, J=7.7, 6.7 Hz, 1H), 4.30 (m, 1H), 4.00 (q, J=7.2 Hz, 1H), 3.72−3.64 (m, 1H), 2.63 (m, 1H), 2.55−2.40 (m, 2H), 1.91 (s, 1H), 1.88 (m, 1H), 1.80 (m, 1H), 1.64 (m, 1H), 1.57 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.53 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.42 (s, 3H), 1.27 (s, 3H). LCMS(m/z)546.2[M+H]
, Tr=3.04分。
【0506】
実施例52:化合物52
【0507】
【化297】
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化合物51(10mg,0.018mmol)の、酢酸エチル(4mL)とテトラヒドロフラン(4mL)との混合物(鉛で無効にされた5%の炭酸カルシウム担持パラジウム、すなわちLindlar触媒(10mg)を含む)中の溶液を、水素の圧力で室温で3時間水素化した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドをテトラヒドロフラン(10mL)で洗浄した。その濾液をエバポレートして、表題化合物(10mg,定量的収率)を白色固体として得た。R
f=0.19,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 9.04 (s, 1H), 7.95 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.46 (d, J=8.3 Hz, 1H), 6.50 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.39 (d, J=16.1 Hz, 1H), 5.95 (q, J=6.4 Hz, 1H), 5.76−5.62 (m, 1H), 5.57 (q, J=7.0 Hz, 1H), 5.02 (d, J=17.0 Hz, 1H), 4.96 (d, J=10.1 Hz, 1H), 4.61−4.54 (m, 1H), 4.29 (m, 1H), 3.68n (m, 1H), 2.61 (m, 1H), 2.42−2.34 (m, 1H), 2.30−2.20 (m, 1H), 1.90 (m, 1H), 1.81 (m, 1H), 1.68−1.60 (m, 2H), 1.57 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.53 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.39 (s, 3H), 1.26 (s, 3H). LCMS(m/z)548.3[M+H]
, Tr=2.85分。
【0508】
実施例53:化合物53
【0509】
【化298】
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(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(300mg,0.69mmol)のジクロロメタン(1.84mL)中の溶液に、トリフルオロ酢酸(460μL,6.00mmol)をアルゴン雰囲気下0℃でゆっくりと添加した。3時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。その粗製残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(3.45mL)に溶解させ、そして(S)−tert−ブトキシカルボニルアミノ−シクロヘキシル−酢酸(195mg,0.760mmol)、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(289mg,0.760mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(180μL,1.04mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。18時間後、この反応混合物を酢酸エチル(300mL)で希釈し、そして得られた混合物をブライン(4×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(12g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(380mg,96%)を無色油状物として得た。
【0510】
【化299】
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53a(220mg,0.385mmol)のジクロロメタン(1.92mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(128mg,0.587mmol)をアルゴン雰囲気下0℃で添加した。1.5時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残渣をアセトニトリル(1.92mL)で希釈し、そして2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(146mg,0.385mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(267μL,1.54mmol)、および(E)−ペンタ−3−エン酸(39.4μL,0.385mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。20時間後、この反応混合物をジクロロメタン(40mL)で希釈し、そして得られた混合物を重炭酸ナトリウム飽和水溶液(40mL)およびブライン(2×40mL)で洗浄した。その有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(12g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(180mg,84%)を無色油状物として得た。R
f=0.75(酢酸エチル)I
2/シリカ染色。
【0511】
【化300】
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53b(180mg,0.320mmol)のテトラヒドロフラン(5.3mL)中の溶液に、亜鉛粉末(418mg,6.40mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウム(370mg,4.80mmol)の水(3.5mL)中の溶液を、アルゴン雰囲気下23℃で添加した。15時間後、この反応混合物を45℃まで温めた。2時間後、この反応混合物を室温まで冷却し、そしてセライトのパッドで濾過し、水(10mL)および酢酸エチル(10mL)で洗った。その濾液の層を分離し、そしてその水層をブライン(80mL)で希釈し、そして12Nの塩化水素水溶液でpH1に酸性にした。その水層を酢酸エチル(3×100mL)で抽出し、そして合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。残留した酢酸を、トルエン(5mL)の添加により共沸により除去し、その後、減圧下で濃縮して(3回)、表題化合物(74.5mg,55%)を白色固体として得た。
【0512】
【化301】
[この文献は図面を表示できません]
53c(74.5mg,0.176mmol)および(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(42.1mg,0.212mmol)のジクロロメタン(3.5mL)中の溶液に、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(47.2mg,0.246mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(11mg,88μmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で添加した。18時間後、この反応混合物をシリカゲルクロマトグラフィー(12g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により直接精製して、表題化合物(67.6mg,64%)を白色固体として得た。
【0513】
【化302】
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53d(25mg,41μmol)のトルエン(8.2mL)中の溶液に、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(2.5mg,4.1μmol)をアルゴン雰囲気下23℃で添加し、そして得られた混合物を110℃まで加熱した。2時間後、この反応混合物をエチルビニルエーテル(300μL)でクエンチし、そして得られた混合物を23℃まで冷却した。この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてその粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(12g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製した。所望の生成物を含む画分を合わせ、そして分取HPLCにより再度精製して、表題化合物(1.7mg,7%)を白色粉末として、トリフルオロ酢酸塩として得た。R
f=0.40(酢酸エチル)UV。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.13 (s, 1H), 8.53 (br s, 1H), 8.07 (d, J=7.6 Hz, 1H), 8.05 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.83 (s, 1H), 7.55 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.44 (s, 1H), 6.62 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.55−6.45 (m, 1H), 6.04 (q, J=6.5 Hz, 1H), 5.50 (q, J=6.9 Hz, 1H), 4.40 (d, J=14.1 Hz, 1H), 4.33 (d, J=9.7 Hz, 1H), 3.78 (d, J=11.0 Hz, 1H), 3.36 (app dd, J=14.7, 6.7 Hz, 1H), 2.99 (dd, J=14.5, 4.9 Hz, 1H), 2.90−2.66 (m, 4H), 2.02−1.83 (m, 4H), 1.82−1.70 (m, 3H), 1.68 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.65 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.33−1.16 (m, 4H), 1.16−0.94 (m, 2H). HPLC Tr=t
R (min), 3.091 (Synergi 4u hydro−RP, 50 × 4.60 mm 4ミクロンカラム, 7分間, 2ml/分, 5%〜100%のアセトニトリル/水, 0.05%のトリフルオロ酢酸改質剤の勾配). LCMS(m/z)562.3[M+H], Tr=2.17分。
【0514】
実施例54:化合物54
【0515】
【化303】
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(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(300mg,0.69mmol)のジクロロメタン(1.84mL)中の溶液に、トリフルオロ酢酸(460μL,6.00mmol)をアルゴン雰囲気下0℃でゆっくりと添加した。2時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。その粗製残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(3.45mL)に溶解させ、そして(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−フェニル−プロピオン酸(201mg,0.760mmol)、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(289mg,0.760mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(180μL,1.04mmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。22時間後、この反応混合物を酢酸エチル(300mL)で希釈し、そして得られた混合物をブライン(3×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(24g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(319mg,96%)を無色油状物として得た。R
f=0.75(酢酸エチル)I
2/シリカ染色。
【0516】
【化304】
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54a(414mg,0.716mmol)のジクロロメタン(3.58mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(238.7mg,1.07mmol)をアルゴン雰囲気下0℃で添加した。1時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残渣をアセトニトリル(3.58mL)で希釈し、そして2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(272mg,0.716mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(498μL,2.86mmol)、および(E)−ペンタ−3−エン酸(73.3μL,0.716mmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。17時間後、この反応混合物をジクロロメタン(50mL)で希釈し、そして得られた混合物を重炭酸ナトリウム飽和水溶液(50mL)で洗浄した。その有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(386mg,96%)を白色固体として得た。
【0517】
【化305】
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54b(443mg,0.789mmol)のテトラヒドロフラン(13.2mL)中の溶液に、亜鉛粉末(1.03g,15.8mmol)を添加し、その後、酢酸アンモニウム(912mg,11.8mmol)の水(8.77mL)中の溶液を、アルゴン雰囲気下23℃で添加した。17時間後、この反応混合物を45℃まで温めた。2時間後、この反応混合物を室温まで冷却し、そしてセライトのパッドで濾過し、水(10mL)および酢酸エチル(10mL)で洗った。その濾液の層を分離し、そしてその水層をブライン(20mL)で希釈し、そして12Nの塩化水素水溶液でpH2に酸性にした。その水層をジクロロメタン(3×100mL)で抽出し、そして合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。残留した酢酸を、トルエン(5mL)の添加により共沸により除去し、その後、減圧下で濃縮して(3回)表題化合物(276.2mg,81%)を白色固体として得た。
【0518】
【化306】
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54c(275mg,0.640mmol)および(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(153mg,0.770mmol)のジクロロメタン(3.2mL)中の溶液に、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(172mg,0.90mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(39mg,32μmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で添加した。23時間後、この反応混合物をシリカゲルクロマトグラフィー(24g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により直接精製して、表題化合物(203mg,52%)を白色固体として得た。
【0519】
【化307】
[この文献は図面を表示できません]
54d(170mg,278μmol)のクロロベンゼン(56mL)中の溶液に、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(8.7mg,14.0μmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で添加し、そして得られた混合物を110℃まで加熱した。3時間後、この反応混合物をエチルビニルエーテル(300μL)でクエンチし、そして得られた混合物を23℃まで冷却した。この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてその粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(12g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(18.9mg,12%)を黄褐色固体として得た。R
f=0.25(酢酸エチル)UV。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.12 (s, 1H), 8.05 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.84 (s, 1H), 7.56 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.32−7.12 (m, 5H), 6.66 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.48 (dt, J=12.8, 5.6 Hz, 1H), 6.05 (q, J=6.4 Hz, 1H), 5.53 (q, J=6.7 Hz, 1H), 4.73 (d, J=12.2 Hz, 1H), 4.43 (d, J=11.9 Hz, 1H), 3.80 (app t, J=10.2 Hz, 1H), 3.30−3.22 (m, 1H), 3.09 (dd, J=14.5, 4.9 Hz, 1H), 2.96−2.69 (m, 3H), 2.04−1.87 (m, 2H), 1.82−1.56 (m, 2H), 1.68 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.64 (d, J=6.9 Hz, 3H). HPLC Tr=3.060分. LCMS(m/z)570.5[M+H], Tr=2.14分。
【0520】
実施例55:化合物55
【0521】
【化308】
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(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(500mg,0.1.16mmol)のジクロロメタン(5.8mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(386mg,1.74mmol)を、アルゴン雰囲気下0℃で添加した。1時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残渣をアセトニトリル(5.8mL)で希釈し、そして2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(485mg,1.28mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(302μL,1.74mmol)、N−tert−ブトキシカルボニル−3−(3−ピリジル)−L−アラニン(337mg,1.27mmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。20時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてその粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(40g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(570mg,85%)を明黄色油状物として得た。
【0522】
【化309】
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55a(570mg,0.984mmol)のジクロロメタン(5.8mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(386mg,1.74mmol)を、アルゴン雰囲気下0℃で添加した。1時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮して、表題化合物(478mg)を明黄色油状物として得、これをさらに精製せずに使用した。
【0523】
【化310】
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55b(120mg,0.250mmol)のアセトニトリル(1.25mL)中の溶液に、(E)−4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−イソキノリン−3−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(75mg,0.25mmol)、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(95mg,0.25mmol)、およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(173μL,1.00mmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。次いで、N,N−ジメチルホルムアミド(100μL)を添加して、これらの試薬の溶解度を高めた。23時間後、この反応混合物を重炭酸ナトリウム飽和水溶液(25mL)およびブライン(25mL)で希釈し、そして得られた混合物をジクロロメタン(2×25mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(76mg,41%)を無色油状物として得た。
【0524】
【化311】
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55c(76mg,0.10mmol)のテトラヒドロフラン(0.3mL)および水(0.2mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(2.4mg,0.10mmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で添加した。2時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮して、表題化合物(61mg,99%)を白色固体のカルボン酸リチウム塩として得た。
【0525】
【化312】
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55d(61mg,0.10mmol)のジクロロメタン(50mL)中の溶液に、ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(208mg,400μmol)および4−ジメチルアミノピリジン(366mg,3.00mmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で添加した。17時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてその粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(4g Combiflash HP Gold Column,0%〜20%のメタノール/ジクロロメタンの勾配)により精製して、表題化合物(1.2mg,2%)を無色油状物として得た。R
f=0.40(ジクロロメタン中10%のメタノール)UV。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.03 (s, 1H), 8.31 (d, J=1.6 Hz, 1H), 8.27 (dd, J=4.9, 1.5 Hz, 1H), 7.95 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.64 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.46 (dd, J=8.5, 1.5 Hz, 1H), 7.24 (dd, J=7.9, 4.9 Hz, 1H), 6.49 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.37 (d, J=16.1 Hz, 1H), 5.95 (q, J=6.5 Hz, 1H), 5.57 (q, J=7.3 Hz, 1H), 4.65 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.32 (br d, J=12.1 Hz, 1H), 3.83 (d, J=11.8 Hz, 1H), 3.73−3.65 (m, 1H), 3.00 (dd, J=14.2, 5.0 Hz, 1H), 2.83 (dd, J=13.9, 9.7 Hz, 1H), 2.64 (br t, J=11.2 Hz, 1H), 1.95−1.73 (m, 2H), 1.69−1.59 (m, 1H), 1.57 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.54 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.33 (s, 3H), 1.16 (s, 3H). HPLC Tr=4.491分。
【0526】
実施例56:化合物56
【0527】
【化313】
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(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(791mg,1.82mmol)のジクロロメタン(10.0mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(483μL,2.73mmol)を、アルゴン雰囲気下0℃でゆっくりと添加した。45分後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残渣をジクロロメタン(10.0mL)で希釈し、そして2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(761mg,2.00mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.26mL,7.28mmol)、および(S)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−フェニルブタン酸(Fluka,560mg,2.00mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。18時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。その残渣をシリカに予め吸収させ、そしてシリカゲルクロマトグラフィー(40g Isco Rf Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(799mg,74%)を無色油状物として得た。
【0528】
【化314】
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56a(799mg,1.34mmol)のジクロロメタン(10.0mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(356μL,2.01mmol)を、アルゴン雰囲気下0℃で添加した。30分後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残渣をアセトニトリル(6.0mL)で希釈し、そして2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(560mg,1.47mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(932μL,5.36mmol)、および(E)−ペンタ−3−エン酸(150μL,1.47mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。19時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。その残渣をシリカに予め吸収させ、そしてシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(598mg,78%)を無色油状物として得た。
【0529】
【化315】
[この文献は図面を表示できません]
56b(167mg,0.29mmol)の、テトラヒドロフラン(3mL)、メタノール(1mL)および水(1mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(7.6mg,0.32mmol)を23℃で添加した。15分後、この反応混合物を減圧下で濃縮乾固させた。その残渣を水(25mL)に溶解させ、そして酢酸エチルで洗浄した。その有機層を重炭酸ナトリウム飽和水溶液(25mL)で抽出した。合わせた水層を1Mの水性塩酸溶液でpH約2酸性にし、そして酢酸エチル(3×25mL)で抽出し、そして合わせた有機抽出物を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮して、表題化合物(129mg,100%)を白色固体として得た。
【0530】
【化316】
[この文献は図面を表示できません]
56c(129mg,0.29mmol)および(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(64mg,0.31mmol)のジクロロメタン(3.0mL)中の溶液に、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(89mg,0.46mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(18mg,0.14mmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で添加した。16時間後、この反応混合物をシリカゲルクロマトグラフィーにより直接精製して、表題化合物(87mg,48%)を白色固体として得た。
【0531】
【化317】
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56d(84mg,0.13mmol)のクロロベンゼン(27mL)中の溶液に、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(8mg,13μmol)を、アルゴン雰囲気下23℃で添加し、そして得られた混合物を110℃まで加熱した。2時間後、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(7.3mg,11μmol)をアルゴン下110℃で添加した。次いで、Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(5mg,8μmol)を30分の間隔で3回添加し、この時点でこの反応は完了した。この反応混合物をエチルビニルエーテル(1.0μL)でクエンチし、そして得られた混合物を23℃まで冷却した。この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてその粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(24g Isco Rf Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配を10分間、次いで100%の酢酸エチルを25分間)により精製して、表題化合物(9.1mg,12%)を淡褐色固体として得た。R
f=0.20(酢酸エチル)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.00 (s, 1H), 7.93 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.45 (dd, J=8.5, 1.5 Hz, 1H), 7.36 (s, 1H), 7.20−7.08 (m, 4H), 7.08−7.00 (m, 1H), 6.55 (d, J=15.9 Hz, 1H), 6.40 (ddd, J=15.9, 7.0, 5.1 Hz, 1H), 5.95 (q, J=6.5 Hz, 1H), 5.40 (q, J=7.2 Hz, 1H), 4.60 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.53 (dd, J=8.2, 6.9 Hz, 1H), 4.30 (d, J=12.5 Hz, 1H), 3.70−3.63 (m, 1H), 3.31−3.23 (m, 1H), 2.93 (ddd, J=14.0, 5.1, 1.6 Hz, 1H), 2.69−2.52 (m, 3H), 2.01−1.73 (m, 4H), 1.71−1.54 (m, 2H), 1.59 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.46 (d, J=7.3 Hz, 3H). HPLC Tr=5.108分. LCMS(m/z)584.3[M+H], Tr=2.12分。
【0532】
実施例57:化合物57
【0533】
【化318】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチルブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロエチルエステル(1.61g,3.03mmol)のジクロロメタン(31mL)中の溶液を、氷水浴中アルゴン下で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(1.23g,5.5mmol)を滴下により添加し、そして得られた溶液を2時間撹拌した。この反応をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.2g,9.2mmol)およびメタノール(8.5mL)でクエンチした。この混合物を減圧中で濃縮し、そしてトルエン(2×25mL)に再度溶解させて濃縮した。(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(1.05g)を含有する得られた粗製残渣をさらに精製せずに使用した。
【0534】
【化319】
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(E)−4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−イソキノリン−3−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸メチルエステル(1.05g,3.51mmol)のテトラヒドロフラン(8mL)中の溶液に、メタノール(4mL)、水(4mL)、および水酸化リチウム水和物(297mg,7.08mmol)を添加した。得られた混合物を6時間撹拌し、そして1Mの水性塩酸(7.2mL,7.2mmol)でクエンチした。得られた溶液を濃縮して粗製残渣にし、これを、無水メタノール(50mL)、その後、トルエン(50mL)に再度溶解させて濃縮した。得られた黄色固体(1.3g,100%)(E)−4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−イソキノリン−3−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸をさらに精製せずに使用した。粗製(E)−4−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−イソキノリン−3−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸の一部分(1.05g,2.84mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(12mL)にアルゴン下で溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.85g,14.3mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.42g,3.73mmol)を添加した。得られた混合物を3分間撹拌し、この時点で、粗製57aを、N,N−ジメチルホルムアミド(8.5mL)中の溶液として添加し、さらなるN,N−ジメチルホルムアミド(2×5mL)で洗った。この反応物を40分間撹拌し、次いで酢酸エチル(200mL)および水(300mL)で希釈し相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(200mL)で抽出した。合わせた有機相を水(150mL)で洗浄し、そして第二の水層を酢酸エチル(100mL)で抽出した。合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中35%から60%のアセトン,連続的な勾配)により精製して、表題化合物(1.51g,2工程で71%)を無色油状物として得た。R
F 0.5(イソ−ヘキサン中50%のアセトン)。
【0535】
【化320】
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57b(1.50g,2.15mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液に、メタノール(10mL)、水(10mL)、および水酸化リチウム水和物(365mg,8.7mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で75分間撹拌し、次いで水性1Mの塩酸(8.8mL,8.8mmol)でクエンチした。得られた溶液を減圧中で濃縮し、そしてその粗製生成物を、メタノール(40mL)に溶解させて濃縮することを2回行い、そしてアセトニトリル(6×30mL)に懸濁させて濃縮して、1.71gの無色固体を得、これをさらに精製せずに使用した。アルゴン下で、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(1.85g,5.37mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(1.97g,16.1mmol)を1,2−ジクロロエタン(700mL)に溶解させた。得られた溶液を50℃まで加熱し、そしてこの粗製セコ酸を、N,N−ジメチルホルムアミド(22mL)中の溶液としてシリンジを介して滴下により、6時間かけて添加した。次いで、N,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL)でのさらなる洗浄液を、同じ様式で15分間かけて添加した。さらに1.25時間撹拌した後に、この反応混合物を、減圧中で200mLの最終体積まで濃縮した。この溶液を水(250mL)で洗浄し、そしてその水相をジクロロメタン(150mL)で抽出した。その有機相を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル(200mL)に溶解させ、そして水(150mL)で洗浄した。その水相を酢酸エチル(150mL)で抽出した。合わせた有機物を水(100mL)で洗浄し、そして第二の水相を酢酸エチル(100mL)で抽出した。合わせた有機物を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中35%から65%のアセトンの連続的な勾配)により精製して、445mgの純粋な表題化合物を非晶質白色固体として、389mgの不純な生成物と一緒に得た。この不純な画分を、アセトン:イソ−ヘキサンからの再結晶により精製して、さらに173.5mgの純粋な表題化合物を得た(合計:618.5mg,52%)。R
F 0.5(イソ−ヘキサン中50%のアセトン)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.13 (s, 1H), 8.04 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.89 (s, 1H), 7.55 (dd, J=8.5, 1.6 Hz, 1H), 7.53 (s, 1H), 6.73−6.34 (m, 2H), 6.03 (q, J=6.6 Hz, 1H), 5.63 (q, J=7.2 Hz, 1H), 4.67 (d, J=12.2 Hz, 1H), 4.47−4.21 (m, 2H), 3.81−3.73 (m, 1H), 2.76−2.64 (m, 1H), 2.08−1.81 (m, 3H), 1.80−1.58 (m, 8H), 1.51 (s, 3H), 1.35 (s, 3H), 0.98 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.93 (d, J=6.7 Hz, 3H). LCMS(m/z)550.2[M+H], Tr=2.74分。
【0536】
実施例58:化合物58
【0537】
【化321】
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N,N−ジイソプロピルアミン(2.51g,24.8mmol)のテトラヒドロフラン(150mL)中の溶液を、アルゴン下氷水浴中で冷却した。n−ブチルリチウムのヘキサン中の溶液(2.5M,9.7mL,24mmol)を2分間かけて滴下により添加し、そして得られた溶液をさらに15分間撹拌した。次いで、この溶液をCO
2(s):アセトン浴で−78℃まで冷却し、そして1−アセチルシクロプロパンカルボン酸エチル(3.47g,22.2mmol)を2分間かけて滴下により添加した。この溶液をさらに20分間撹拌し、そしてN−フェニル−ビス(トリフルオロメタンスルホンイミド)(8.4g,23.5mmol)を、テトラヒドロフラン(24mL)中の溶液として、カニューレを介して5分間かけて添加し、さらなるテトラヒドロフラン(2×5mL)で洗った。得られた溶液を冷却浴から出した。さらに30分後、この反応混合物を減圧中で濃縮し、そしてジエチルエーテル(200mL)で希釈した。その有機相を1Mの水性水酸化ナトリウム(1×100mL,1×30mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、6.6gの粗製油状物を得、これをさらに精製せずに使用した。先の工程から得られた粗製物質の無水ピリジン(11mL)中の溶液を90℃まで加熱した。16.5時間後、この反応混合物をジエチルエーテル(200mL)および3Mの塩酸(100mL)で希釈し、そして相を分離した。その有機相を3Mの塩酸(50mL)および1Mの水酸化ナトリウム(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、2.2gの粗製液体を得、これをさらに精製せずに使用した。ジルコノセンジクロリド(410mg,1.6mmol)を含むアルゴンでフラッシュした容器に、先の工程から得られた粗製生成物(2.2g,約16mmol)およびピナコールボラン(3.1g,24mmol)のジクロロメタン(8mL)中の溶液を添加した。116時間後、この撹拌反応混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、そして水を滴下して添加することによりクエンチした。この混合物を水(50mL)でさらに希釈し、そして相を分離した。その水相を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して粗製残渣にし、これをシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中5%から20%の酢酸エチル,連続的な勾配)により精製して、表題化合物(1.26g,3工程で21%)を油状物として得、これは、−15℃で静置すると結晶化した。
【0538】
【化322】
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丸底フラスコに、(R)−1−(3−クロロイソキノリン−6−イル)エタノール(204mg,0.982mmol)、58a(314mg,1.18mmol)、PdCl
2(PCy
2(p−NMe
2Ph))
2(ビス[(ジシクロヘキシル)(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン]パラジウム(II)クロリド)(40mg,0.049mmol)および三塩基リン酸カリウム(680mg,3.2mmol)を添加した。この容器をセプタムキャップで密封し、そしてアルゴンでフラッシュした。シクロペンチルメチルエーテル(2.8mL)および水(1.2mL)を添加し、そして得られた二相混合物を、90℃に予め加熱した油浴中で激しく撹拌した。6.75時間後、この反応物を周囲温度まで冷却し、そして酢酸エチル(50mL)および水(40mL)で希釈した。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(50mL)で抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、粗製残渣を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中35%から60%の酢酸エチル)により精製して、表題化合物(266mg,85%)を得た。
【0539】
【化323】
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58b(266mg,0.854mmol)のテトラヒドロフラン(2mL)中の溶液に、メタノール(1mL)、水(1mL)、および水酸化リチウム水和物(70.8mg,1.69mmol)を添加した。得られた混合物を3時間撹拌し、次いで1Mの水性塩酸(1.8mL,1.8mmol)でクエンチした。揮発性物質を減圧中で除去し、そして得られた固体をトルエンに懸濁させた。揮発性物質を減圧中で除去し、そして得られた黄色固体である1−{(E)−2−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−イソキノリン−3−イル]−ビニル}−シクロプロパンカルボン酸をさらに精製せずに使用した。(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチルブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロエチルエステル(486mg,0.914mmol)のジクロロメタン(9.4mL)中の溶液を、氷水浴中アルゴン下で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(370mg,1.7mmol)を滴下により添加し、そして得られた溶液を4時間撹拌した。この反応をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(360mg,2.7mmol)およびメタノール(2.5mL)でクエンチした。この混合物を減圧中で濃縮し、そして得られた残渣をトルエン(2×15mL)に再度溶解させて濃縮した。得られた粗製アミンをさらに精製せずに使用した。粗製1−{(E)−2−[6−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−イソキノリン−3−イル]−ビニル}−シクロプロパンカルボン酸(約0.854mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(3.5mL)中の溶液に、アルゴン下でN,N−ジイソプロピルエチルアミン(560mg,4.3mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(427mg,1.12mmol)を添加した。得られた混合物を2分間撹拌し、この時点で、先の工程から得られた粗製(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを、N,N−ジメチルホルムアミド(2.5mL)中の溶液として添加し、さらなるN,N−ジメチルホルムアミドで2回(1.5mLずつ)洗った。この反応物を45分間撹拌し、そして酢酸エチル(100mL)および水(150mL)で希釈した。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(100mL)で抽出した。合わせた有機相を水(75mL)で洗浄し、そして第二の水層を酢酸エチル(75mL)で抽出した。合わせた有機物を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中35%から60%のアセトン,連続的な勾配)により精製して、表題化合物(467mg,2工程で78%)を無色油状物として得た。
【0540】
【化324】
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58c(467mg,0.67mmol)のテトラヒドロフラン(6mL)中の溶液に、メタノール(3mL)、水(3mL)、および水酸化リチウム水和物(113mg,2.69mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で1.75時間撹拌し、そして水性1Mの塩酸(2.8mL,2.8mmol)でクエンチした。得られた溶液を減圧中で濃縮し、そしてその粗製生成物を、アセトニトリル(5×20mL)に懸濁させて濃縮して、530mgの淡黄色固体を得、これをさらに精製せずに使用した。アルゴン下で、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(283mg,0.82mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(307mg,2.51mmol)を1,2−ジクロロエタン(100mL)に溶解させた。得られた溶液を50℃まで加熱し、そしてこの粗製セコ酸の一部分(260mg,約0.33mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(3.5mL)および1,2−ジクロロエタン(10mL)中の溶液として、6時間かけてシリンジを介して滴下により添加した。次いで、N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)のさらなる洗浄液を、同じ様式で添加した。さらに1.25時間撹拌した後に、この反応混合物を減圧中で約35mLまで濃縮した。この溶液を酢酸エチル(100mL)で希釈し、そして水(100mL)で洗浄した。その水相を酢酸エチル(75mL)で抽出し、そして合わせた有機相を水(50mL)で洗浄した。第二の水相を酢酸エチル(50mL)で抽出し、そして合わせた有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中35%から60%、次いで100%のアセトン)により精製して、表題化合物を含む101mgの不純な生成物を得た。この物質を、シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル中0%から5%のメタノール)、その後、逆相HPLC(5%から100%のアセトニトリル/水+0.1%のトリフルオロ酢酸)により精製して、表題化合物をそのトリフルオロ酢酸塩として得た(37mg,2工程で17%)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.55 (s, 1H), 8.37 (d, J=8.6 Hz, 1H), 8.06 (s, 1H), 7.89 (s, 1H), 7.85 (d, J=8.6 Hz, 1H), 6.69 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.54 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.11 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.75−5.67 (m, 1H), 4.46−4.36 (m, 1H), 4.36−4.28 (m, 1H), 3.90−3.78 (m, 1H), 2.80−2.68 (m, 1H), 2.05−1.86 (m, 3H), 1.80−1.68 (m, 5H), 1.66−1.57 (m, 5H), 1.40−1.30 (m, 1H), 1.30−1.21 (m, 1H), 1.03−0.93 (m, 4H), 0.90 (d, J=6.7 Hz, 3H). LCMS(m/z)548.4[M+H], Tr=2.79分。
【0541】
実施例59:化合物59
【0542】
【化325】
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オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、オイルフリーの水素化カリウム(鉱油中約30%の分散物を1740mg,約13mmol)、無水テトラヒドロフラン(10mL)およびヘキサン(1mL)を入れた。このフラスコをアルゴンで再度パージし、そしてトリクロロエチレン(900μL,1.32g,10mmol)を添加し、その後、乾燥メタノール(10μL,7.9mg,0.25mmol)を添加した。この混合物を室温で2時間撹拌した。この時間の後にヘキサン(10mL)を添加し、そして得られた溶液をその後の工程で即座に使用した。
【0543】
【化326】
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オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、テトラヒドロフラン(50mL)を添加し、そしてこの溶液を氷浴で冷却した。テトラヒドロフラン/ヘプタン/エチルベンゼン中1.8Mのリチウムジイソプロピルアミドの溶液(7.2mL,13mmol)を添加した。得られた溶液を−78℃まで冷却し、そしてテトラヒドロ−2H−ピラン−4−カルボン酸メチル(1.20mL.1.30g,9mmol)の滴下により処理し、その後、ヘキサメチルホスホロアミド(1.56mL,1.61g,9mmol)により処理した。得られた溶液を0℃まで温め、20分間撹拌し、−78℃まで冷却し、そして1,2−ジクロロ−エチンの予め冷却した(0℃)溶液(約10mmol)の滴下により処理した。この反応混合物を−78℃で30分間撹拌し、次いで室温まで温めた。室温で4時間後、この反応混合物をクラッシュアイスに注ぎ、そしてジエチルエーテル(200mL)で抽出した(5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)。その有機相を分離し、そして水(200mL)で洗浄した。この水相をジエチルエーテル(100mL)で抽出した。合わせた有機画分をブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、シリカゲルの2cmの層で濾過し(シリカゲルの層を50mLの酢酸エチルで洗浄した)、次いで減圧下で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜15%の酢酸エチルの勾配)に供して、表題化合物(1.22g,67%)を無色油状物として得た。R
f=0.48,イソ−ヘキサン中30%の酢酸エチル,エタノール中のホスホモリブデン酸。
【0544】
【化327】
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59b(1.01g,5mmol)および銅粉末(1.6g,25mmol)をテトラヒドロフラン(100mL)に懸濁させた。酢酸(15mL)を添加し、そしてこの反応混合物を60℃で3時間加熱した。この時間の後に、この反応混合物を水(濾紙を使用して銅粉末を濾別した)に注ぎ、そしてジエチルエーテル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を、液塩化アンモニウムの飽和溶(3×50mL)、重炭酸ナトリウムの飽和溶液(2×50mL)および水(50mL)で洗浄した。この水相をジエチルエーテル(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、シリカゲルの2cmの層で濾過し(シリカゲルの層を50mLの酢酸エチルで洗浄した)、そして減圧下で濃縮した。高真空下で1日乾燥させた後に、表題化合物(0.84g,定量的収率)を無色油状物として単離した。R
f=0.37,イソ−ヘキサン中30%の酢酸エチル,エタノール中のホスホモリブデン酸。
【0545】
【化328】
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オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、59c(0.84g,5mmol)およびジクロロメタン(2mL)を入れた。この混合物を0℃まで冷却した。次いで、ピナコールボラン(0.96g,7.5mmol)を、シリンジを介して滴下により添加した。この混合物を1分間撹拌した後に、これをシリンジを介して、オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージし、氷浴に浸漬させて光から保護した、ジルコノセンジクロリド(0.13g,0.5mmol)を含む別のフラスコに移した。さらなるジクロロメタン(2mL)を使用して、定量的な移動を完了させた。この後、この混合物を周囲温度まで温め、これを暗所で72時間撹拌して、完全な転換を達成した。この反応混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、そして水(1ml)で注意深くクエンチした。水(50mL)を添加し、そして有機相と水相とを分離した。その水相を酢酸エチル(3×40mL)で抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、粗製残渣を得、これをイソ−ヘキサン(50mL)に溶解させ、そして5%〜10%の水性メタノール(3×50mL)およびブライン(50mL)で抽出した。そのヘキサン相を硫酸マグネシウムで乾燥させた。エバポレーション後に、表題化合物を白色結晶性化合物として単離した(1.42g,93%)。R
f=0.38,イソ−ヘキサン中30%の酢酸エチル,ヨウ素蒸気。
【0546】
【化329】
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オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、(R)−1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−エタノール(0.83g,4mmol)、59d(1.40g,4.7mmol)、PdCl
2(PCy
2(p−NMe
2Ph))
2(ビス[(ジシクロヘキシル)(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン]パラジウム(II)クロリド)(173mg,0.21mmol)および三塩基リン酸カリウム(2.64g,12.4mmol)を入れた。このフラスコをセプタムキャップで密封し、そしてアルゴンで再度パージした。N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)を添加し、そして得られた反応混合物を、80℃に予め加熱した油浴中で激しく撹拌した。2時間後、この反応物を周囲温度まで冷却し、そして酢酸エチル(100mL)および水(100mL)で希釈した。相を分離し、そしてその水相を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、粗製残渣を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(1.06g,78%)を無色油状物としてを得た。R
f=0.48,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0547】
【化330】
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59e(1.02g,3mmol)のテトラヒドロフラン(8mL)中の溶液に、メタノール(4mL)、水(4mL)および水酸化リチウム水和物(0.15g,6.3mmol)を添加した。得られた混合物を室温で10時間撹拌し、そして1Mの塩酸(6.5mL,6.5mmol)でクエンチした。得られた溶液を濃縮して粗製残渣にし、これをテトラヒドロフラン(20mL)と2回、無水アセトニトリル(20mL)と2回、そして無水トルエン(20mL)と2回、一緒にエバポレートした。得られた白色固体を高真空下で一晩乾燥させ、そしてさらに精製せずに使用した(1.24g,定量的収率)。
【0548】
【化331】
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1e(0.53g,1mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.69g,1.80mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣をアルゴン下で無水アセトニトリル(12mL)に溶解させた。この反応混合物を0℃で撹拌し、59f(371mg,0.9mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(517mg,4mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(570mg,1.5mmol)を添加した。この反応混合物を室温で48時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解させ、そしてこの溶液をクエン酸の20%水溶液(2×50mL)、水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(560mg,84%)を白色固体として得た。R
f=0.13,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0549】
【化332】
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59g(371mg,0.5mmol)のテトラヒドロフラン(8mL)中の溶液に、メタノール(4mL)、水(4mL)および水酸化リチウム水和物(36mg,1.5mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌し、そして水性1Mの塩酸(1.6mL,1.6mmol)でクエンチした。得られた溶液を濃縮して粗製残渣にし、これをテトラヒドロフラン(20mL)と2回、無水アセトニトリル(20mL)と2回、そして無水トルエン(20mL)と2回、一緒にエバポレートした。得られた白色固体を高真空下で一晩乾燥させ、そしてこれをさらに精製せずに使用した(365mg,定量的収率)。オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(258mg,0.75mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(275mg,2.25mmol)および無水1,2−ジクロロエタン(150mL)を入れた。得られた溶液を50℃まで加熱し、そしてこの粗製セコ酸を、乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の溶液として、シリンジを介して滴下により12時間かけて添加した。さらなる乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(2×5mL)を使用して、定量的な移動を完了させた。50℃でさらに2時間撹拌した後に、この反応混合物を分液漏斗に移し、そして水(100mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。その水相をジクロロメタン(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル(100mL)に溶解させ、そして水(100mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。その水相を酢酸エチル(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(100mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。得られた水相を酢酸エチル(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(72mg,24%)を白色固体として得た。R
f=0.42,ジクロロメタン中10%のメタノール。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 9.04 (s, 1H), 7.95 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.76 (s, 1H), 7.47 (dd, J=8.5, 1.5 Hz, 1H), 7.31 (s, 1H), 6.43 (m, 2H), 5.93 (q, J=6.6 Hz, 1H), 5.44−5.36 (m, 1H), 4.33−4.23 (m, 2H), 3.84 (dt, J=11.6, 4.1 Hz, 1H), 3.76−3.69 (m, 1H), 3.68−3.61 (m, 2H), 3.48 (m, 1H), 2.65−2.56 (m, 1H), 2.16−2.07 (m, 2H), 2.03−1.93 (m, 1H), 1.91−1.82 (m, 2H), 1.79e (m, 1H), 1.67−1.62 (m, 3H), 1.59 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.51 (d, J=7.2 Hz, 3H), 0.90 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.85 (d, J=6.7 Hz, 3H). LCMS(m/z)592.3[M+H]
, Tr=3.12分。
【0550】
実施例60:化合物60
【0551】
【化333】
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化合物59(10mg,0.017mmol)の、酢酸エチル(4mL)とテトラヒドロフラン(4mL)との混合物中の溶液(10%の炭素担持パラジウム(10mg)を含む)を、室温および大気圧の水素で3時間水素化した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドをテトラヒドロフラン(10mL)で洗浄した。その濾液をエバポレートして、表題化合物(10mg,定量的収率)を白色固体として得た。R
f=0.47,ジクロロメタン中10%のメタノール。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 9.02 (s, 1H), 7.94 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.81 (s, 1H), 7.44 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.20 (s, 1H), 6.02 (q, J=6.5 Hz, 1H), 5.78−5.71 (m, 1H), 5.24 (m, 1 H), 4.33−4.23 (m, 2H), 3.83−3.61 (m, 6H), 3.52 (m, 1H), 2.71−2.66 (m, 1H), 2.43−2.36 (m, 2H), 2.14−2.05 (m, 2H), 2.08−1.91 (m, 1H), 1.90−1.82 (m, 2H), 1.76 (m, 1H), 1.67−1.62 (m, 2H), 1.57 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.54 (d, J=7.2 Hz, 3H), 0.96 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.88 (d, J=6.7 Hz, 3H). LCMS(m/z)594.3[M+H]
, Tr=2.72分。
【0552】
実施例61:化合物61
【0553】
【化334】
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1e(1064mg,2mmol)のジクロロメタン(30mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(666mg,3mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣をアルゴン下で無水アセトニトリル(25mL)に溶解させた。この反応混合物を0℃で撹拌し、ヘキサ−5−エン酸(251mg,2.2mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1034mg,8mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1065mg,2.8mmol)を添加した。この反応混合物を室温で48時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(200mL)に溶解させ、そしてこの溶液を、クエン酸の20%水溶液(2×150mL)、水(150mL)およびブライン(150mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(864mg,82%)を白色固体として得た。R
f=0.35,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0554】
【化335】
[この文献は図面を表示できません]
61a(830mg,1.57mmol)のテトラヒドロフラン(40mL)中の溶液に、水(10mL)および水酸化リチウム水和物(57mg,2.38mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌し、次いでDOWEX D50 x 8樹脂5cmの層でH
+サイクルで濾過した(樹脂を最初に水で洗浄した)。樹脂をさらなる水(50mL)で洗浄した。濾液を集め、減圧下で濃縮し、そしてトルエン(10mL)と一緒に2回、共エバポレートした。高真空下で1日乾燥させた後に、表題化合物(590mg,95%)を白色固体として単離した。R
f=0.4,ジクロロメタン中30%のメタノール。
【0555】
【化336】
[この文献は図面を表示できません]
オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、61b(238mg,0.60mmol)および(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(120mg,0.6mmol)を添加した。このフラスコを密封し、そしてこの反応混合物をアルゴンで2回パージし直した。無水ジクロロメタン(10mL)を添加し、そしてこの反応混合物をアルゴンで2回パージし直した。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(148mg,0.77mmol)を添加し、その後、4−ジメチルアミノピリジン(67mg,0.55mmol)を添加した。反応混合物をアルゴンで2回、手早くパージし直し、そして室温で12時間撹拌した。この反応混合物をジクロロメタン(100mL)で希釈し、そしてこの溶液を、クエン酸の20%水溶液(2×150mL)、水(150mL)およびブライン(150mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(307mg,89%)を白色固体として得た。R
f=0.29,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0556】
【化337】
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61c(209mg,0.362mmol)のトルエン(150mL)中の溶液をアルゴン下室温で撹拌した。Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(23mg,0.036mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をアルゴン下30分間で加熱還流した。反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチル(50mL)を添加した。この溶液を、トリス(ヒドロキシメチル)ホスフィンの水溶液(100mLの水中372mg,3mmol)で2回、水(2×50mL)およびブライン(50mL)で洗浄した。その有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(125mg,63%)を白色固体として得た。R
f=0.25,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 9.00 (s, 1H), 7.91 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.77 (s, 1H), 7.41 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.23 (s, 1H), 6.64 (m, 1H), 6.29 (d, J=15.4 Hz, 1H), 5.97 (q, J=5.9 Hz, 1H), 5.53 (q, J=7.0 Hz, 1H), 4.37−4.18 (m, 2H), 3.65 (d, J=9.8 Hz, 1H), 2.65 (t, J=12.3 Hz, 1H), 2.36−2.18 (m, 4H), 1.98 (m, 1H), 1.94−1.73 (m, 3H), 1.71−1.57 (m, 3H), 1.55 (d, J=5.6 Hz, 6H), 0.83 (d, J=6.6 Hz, 3H), 0.78 (d, J=6.6 Hz, 3H). LCMS(m/z)550.2[M+H]
, Tr=2.55分。
【0557】
実施例62:化合物62
【0558】
【化338】
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化合物61(10mg,0.018mmol)の、酢酸エチル(4mL)とテトラヒドロフラン(4mL)との混合物中の溶液(10%の炭素担持パラジウム(10mg)を含む)を、室温および大気圧の水素で3時間水素化した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドをテトラヒドロフラン(10mL)で洗浄した。その濾液をエバポレートして、表題化合物(9mg,89%)を白色固体として得た。R
f=0.16,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.02 (s, 1H), 7.93 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.62 (s, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.44 (d, J=8.7 Hz, 1H), 6.02−5.93 (m, 1H), 5.39 (m, 1H), 4.03 (m, 1H), 3.69 (m, 1H), 2.84 (m, 2H), 2.27 (s, 1H), 2.10 (m, 1H), 1.97 (m, 1H), 1.85 (m, 2H), 1.76 (m, 2H), 1.62 (m, 4H), 1.54 (d, J=5.1 Hz, 3H), 1.39 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.19 (m, 4H), 0.78 (d, J=5.0 Hz, 3H), 0.73 (d, J=5.8 Hz, 3H). LCMS(m/z)552.3[M+H]
, Tr=2.10分。
【0559】
実施例63:化合物63
【0560】
【化339】
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1e(1064mg,2mmol)のジクロロメタン(30mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(666mg,3mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣をアルゴン下で無水アセトニトリル(25mL)に溶解させた。この反応混合物を0℃で撹拌し、ヘプタ−6−エン酸(281mg,2.2mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1034mg,8mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1065mg,2.8mmol)を添加した。この反応混合物を室温で48時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(200mL)に溶解させ、そしてこの溶液をクエン酸の20%水溶液(2×150mL)で2回、水(150mL)およびブライン(150mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチル+メタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(817mg,75%)を白色固体として得た。R
f=0.37,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0561】
【化340】
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63a(790mg,1.46mmol)のテトラヒドロフラン(40mL)中の溶液に、水(10mL)および水酸化リチウム水和物(52mg,2.19mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌し、次いでDOWEX D50 x 8樹脂の5cmの層でH
+サイクルで濾過した(樹脂を最初に水で洗浄した)。樹脂をさらなる水(50mL)で洗浄した。その濾液を集め、減圧下で濃縮し、そしてトルエン(10mL)と一緒に2回、共エバポレートした。高真空下で1日乾燥させた後に、表題化合物(583mg,97%)を白色固体として単離した。R
f=0.4,ジクロロメタン中30%のメタノール。
【0562】
【化341】
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オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、63b(276mg,0.67mmol)および(R)−1−(3−ビニル−イソキノリン−6−イル)−エタノール(134mg,0.67mmol)を添加した。このフラスコを密封し、そしてこの反応混合物をアルゴンで2回パージし直した。無水ジクロロメタン(10mL)を添加し、そしてこの反応混合物をアルゴンで2回パージし直した。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(168mg,0.87mmol)を添加し、その後、4−ジメチルアミノピリジン(75mg,0.62mmol)を添加した。この反応混合物をアルゴンで2回、手早くパージし直し、そして室温で12時間撹拌した。この反応混合物をジクロロメタン(100mL)で希釈し、そしてこの溶液を、クエン酸の20%水溶液(2×150mL)、水(150mL)およびブライン(150mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(316mg,79%)を白色固体として得た。R
f=0.30,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
【0563】
【化342】
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63c(255mg,0.431mmol)のトルエン(200mL)中の溶液をアルゴン下室温で撹拌した。Hoveyda−Grubbs第2世代触媒(27mg,0.043mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をアルゴン下30分間で加熱還流した。反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチル(50mL)を添加した。この溶液を、トリス(ヒドロキシメチル)ホスフィンの水溶液(100mLの水中372mg,3mmol)で2回、水(50mL)で2回、そしてブライン(50mL)で洗浄した。その有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(76mg,31%)を白色固体として得た。R
f=0.20,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 9.01 (s, 1H), 7.93 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.43 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.55 (m, 1H), 5.95 (m, 1H), 5.43 (m, 1H), 5.23 (m, 3H), 4.32 (m, 1H), 4.20 (m, 1H), 3.67 (m, 1H), 2.69 (m, 1H), 2.30 (m, 2H), 2.13 (m, 2H), 1.96 (m, 3H), 1.83 (m, 1H), 1.64 (m, 3H), 1.56 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.44 (d, J=7.4 Hz, 3H), 0.92−0.72 (m, 6H). LCMS(m/z)564.4[M+H]
, Tr=2.60分。
【0564】
実施例64:化合物64
【0565】
【化343】
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化合物63(15mg,0.027mmol)の、酢酸エチル(4mL)とテトラヒドロフラン(4mL)との混合物中の溶液(10%の炭素担持パラジウム(10mg)を含む)を、室温および大気圧の水素で3時間水素化した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドをテトラヒドロフラン(10mL)で洗浄した。その濾液をエバポレートして、表題化合物(13mg,87%)を白色固体として得た。R
f=0.11,イソ−ヘキサン/酢酸エチル/メタノール(6/4/1)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.02 (s, 1H), 7.95 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.45 (d, J=8.7 Hz, 1H), 5.93 (q, J=6.3 Hz, 1H), 5.20 (m, 1H), 4.21 (m, 1H), 4.07 (d, J=8.0 Hz, 1H), 3.66 (m, 1H), 2.83 (m, 4H), 2.25 (m, 1H), 2.07 (m, 1H), 1.94 (m, 2H), 1.80e (m, 1H), 1.63 (m, 3H), 1.55 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.51−1.42 (m, 2H), 1.37 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.25 (m, 4H), 0.83 (d, J=6.7 Hz, 6H). LCMS(m/z)566.3[M+H], Tr=2.27分。
【0566】
実施例65:化合物65
【0567】
【化344】
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アルゴン雰囲気下で90℃に予め加熱した、(R)−1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−エタノール(250mg,1.21mmol)および三塩基リン酸カリウム(770mg,3.63mmol)の、シクロペンチルメチルエーテル(4.5mL)および水(1.5mL)中の溶液に、3−(2−メトキシ−2−オキソエチル)フェニルボロン酸,ピナコールエステル(Combi−Blocks,387mg,1.33mmol)および(A−
caPhos)
2PdCl
2(49mg,60μmol)を添加した。17時間後、この反応物を23℃まで冷却し、そしてジクロロメタン(50mL)と重炭酸ナトリウム飽和水溶液(50mL)との間で分配した。相を分離し、そしてその水層をジクロロメタン(50mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(24g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/iイソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(321mg,83%)をわずかに黄色の油状物として得た。
【0568】
【化345】
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65a(320mg,1.00mmol)のテトラヒドロフラン(3mL)および水(2mL)中の溶液に、水酸化リチウム(26mg,1.1mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で添加した。3時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてその粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(24g Combiflash HP Gold Column,0%〜20%のメタノール/ジクロロメタンの勾配)により精製して、表題化合物(64.2mg,21%)を無色油状物として得た。R
f=0.5(ジクロロメタン中20%のメタノール)I
2/シリカ染色。
【0569】
【化346】
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1e(104mg,0.21mmol)のジクロロメタン(1.05mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(70mg,1.07mmol)をアルゴン雰囲気下0℃で添加した。1時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残渣をアセトニトリル(1.05mL)で希釈し、そして2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(79.8mg,0.210mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(140μL,0.840mmol)、および65b(64mg,0.21mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で順番に添加した。18時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてその粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(140mg,93%)をわずかに黄色の油状物として得た。
【0570】
【化347】
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65c(140mg,0.195mmol)のテトラヒドロフラン(0.9mL)および水(0.3mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(4.6mg,0.195mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で添加した。3時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮して、表題化合物(131mg,99%)を白色固体のカルボン酸リチウム塩として得た。
【0571】
【化348】
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ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(35.3mg,68μmol)および4−ジメチルアミノピリジン(62.3mg,510μmol)のジクロロメタン(5.7mL)中の溶液に、65d(10mg,17μmol)をアルゴン雰囲気下23℃で添加した。16時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてその粗製残渣を分取HPLC(Gemini 5u C18 110Åカラム,5%〜100%のアセトニトリル/水,0.1%のトリフルオロ酢酸改質剤)により精製して、表題化合物(6.0mg,52%)を白色固体のトリフルオロ酢酸塩として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.70 (s, 1H), 8.58 (s, 1H), 8.48 (d, J=8.6 Hz, 1H), 8.32 (s, 1H), 7.97−7.87 (m, 2H), 7.79 (d, J=7.9 Hz, 1H), 7.62 (app t, J=7.7 Hz, 1H), 7.53 (d, J=7.8 Hz, 1H), 6.21 (q, J=6.6 Hz, 1H), 5.84−5.71 (m, 1H), 4.45−4.29 (m, 2H), 3.96 (d, J=15.5 Hz, 1H), 3.75 (dd, J=11.1, 2.7 Hz, 1H), 3.64 (d, J=15.5 Hz, 1H), 2.74 (td, J=12.8, 3.1 Hz, 1H), 2.13−1.96 (m, 2H), 1.91 (br d, J=13.0 Hz, 1H), 1.81−1.65 (m, 2H), 1.67 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.62 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.8 Hz, 3H), 0.94 (d, J=6.8 Hz, 3H). HPLC Tr=3.040分間. LCMS(m/z)572.3[M+H], Tr=2.07分。
【0572】
実施例66:化合物66
【0573】
【化349】
[この文献は図面を表示できません]
6−クロロピリジン−3−アミン(5.00g,38.8mmol)のジオキサン(194mL)中の溶液に、重炭酸ジ−tert−ブチル(10.2g,46.7mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で添加し、そして得られた混合物を100℃まで加熱した。17時間後、この反応混合物を23℃まで冷却し、そして水(500mL)で希釈した。得られた混合物を酢酸エチル(2×500mL)で抽出し、そして合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(120g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(7.69g,87%)を無色油状物として得た。
【0574】
【化350】
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66a(2.00g,8.80mmol)およびテトラメチルエチレンジアミン(2.70mL,18.0mmol)のジエチルエーテル(44mL)中の溶液に、n−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M,7.2mL,18.0mmol)を、アルゴン雰囲気下−78℃で添加した。10分後、得られた混合物を50分間かけて−15℃まで温めた。この反応混合物を−78℃まで冷却し、そしてN,N−ジメチルホルムアミド(1.9g,26mmol)をシリンジを介して添加した。30分後、この反応混合物を塩化アンモニウム飽和水溶液(20mL)でクエンチし、そして23℃まで温めた。得られた混合物を酢酸エチル(2×20mL)で抽出し、そして合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(120g Combiflash HP Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(849mg,38%)を無色油状物として得た。
【0575】
【化351】
[この文献は図面を表示できません]
66b(258mg,1.00mmol)および(E)−4−(ジメチルアミノ)ブタ−3−エン−2−オン(452mg,4.00mmol)の1,4−ジオキサン(10mL)中の溶液に、p−トルエンスルホン酸一水和物(761mg,4mmol)をアルゴン雰囲気下23℃で添加し、そして得られた混合物を80℃まで加熱した。2時間後、この反応混合物を23℃まで冷却し、そして重炭酸ナトリウム飽和水溶液(200mL)と酢酸エチル(200mL)との間で分配した。層を分離し、そしてその水層を酢酸エチル(200mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(107mg,51%)をオフホワイトの固体として得た。
【0576】
【化352】
[この文献は図面を表示できません]
ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(5mg,8μmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(7mg,19μmol)を脱気水(6mL)に懸濁させ、そしてこの混合物をアルゴンで15分間脱気した。この混合物をアルゴン下70℃で90分間撹拌した。得られた黄色溶液を室温まで冷却した。66c(329mg,1.56mmol)、ギ酸ナトリウム(543mg,7.98mmol)および脱気テトラヒドロフラン(1mL)を添加し、そしてこの反応混合物を10分間脱気した。この反応混合物を40℃で2.5時間激しく撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチル(20mL)で抽出した。その有機層を分離し、水(20mL)、ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(180mg,54%)を固体として得た。
【0577】
【化353】
[この文献は図面を表示できません]
三塩基リン酸カリウム(550mg,2.59mmol)のシクロペンチルメチルエーテル(4.5mL)および水(3mL)中の懸濁物に、66d(180mg,0.89mmol)を添加し、そして90℃まで加熱した。この温度で、(A−
caPhos)
2PdCl
2(35mg,43μmol)を添加し、そして2分間撹拌した。(E)−2,2−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ブタ−3−エン酸メチルエステル(286mg,1.12mmol)のシクロペンチルメチルエーテル(4.5mL)中の溶液を滴下により添加し、そして90℃で19時間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、酢酸エチル(40mL)および水(20mL)で希釈した。その層を分離し、そしてその水層を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮し、そして得られた粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(24g SiO
2 Isco Rf Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(95mg,37%)を淡褐色固体として得た。
【0578】
【化354】
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66e(95mg,0.32mmol)の、テトラヒドロフラン(1.8mL)、メタノール(0.6mL)および水(0.6mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(15mg,0.63mmol)を23℃で添加した。16時間後、得られた混合物を減圧下で濃縮し、そして残留した溶媒を、トルエン(5mL)の添加により共沸によって除去し、その後、減圧下で濃縮して(2回)、表題化合物を得た。これをさらに精製せずに、その後のアミドカップリングで使用した。
【0579】
【化355】
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1e(212mg,0.40mmol)のジクロロメタン(3mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(106μL,0.60mmol)をアルゴン雰囲気下0℃でゆっくりと添加した。1時間後、得られた混合物を減圧下で濃縮し、そしてさらに精製せずに、その後のアミドカップリングで使用した。66f(90.5mg,0.32mmol)のアセトニトリル(3mL)中の溶液に、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(180mg,0.47mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(330μL,1.90mmol)およびアセトニトリル(2mL)中の(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(232mg,0.4mmol)を23℃で順番に添加した。16時間後、得られた混合物を減圧下で濃縮し、そしてその残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより直接精製して、表題化合物(201mg,91%)を固体として得た。
【0580】
【化356】
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66g(201mg,0.29mmol)の、テトラヒドロフラン(2mL)、メタノール(0.4mL)および水(0.4mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(14mg,0.57mmol)を23℃で添加した。40分後、水酸化リチウム水和物(14mg,0.57mmol)を23℃で添加した。1時間後、得られた混合物を減圧下で濃縮し、そして残留した溶媒を、トルエン(2mL)の添加により共沸によって除去し、その後、減圧下で濃縮して(3回)、表題化合物を得た。これをさらに精製せずに、その後のマクロラクトン化で使用した。
【0581】
【化357】
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2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(43mg,0.12mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(48mh,0.39mmol)に1,2−ジクロロエタン(20mL)を窒素雰囲気下で添加し、そして50℃まで加熱した。この温度で、N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中の66h(28mg,0.049mmol)を、シリンジポンプを介して6時間かけて滴下により添加した。次いで、N,N−ジメチルホルムアミド(0.5mL)のさらなる洗浄液を、同じ様式で15分間かけて添加した。さらに1.25時間撹拌した後に、反応混合物を室温まで冷却した。それを酢酸エチル(20mL)で希釈し、そして水(2×10mL)で洗浄した。その有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして濾過した。その溶媒を減圧下で除去し、そしてその残渣を分取HPLC(Gemini 5u C18 110Åカラム,5%〜100%のアセトニトリル/水,0.1%のトリフルオロ酢酸改質剤)により精製して、表題化合物を白色粉末のトリフルオロ酢酸塩として得た。これを重炭酸ナトリウムの飽和溶液で洗浄して、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物から形成された酸不純物を除去して、表題化合物(1.5mg,5%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.19 (s, 1H), 8.86 (d, J=2.1 Hz, 1H), 8.67 (d, J=7.5 Hz, 1H), 8.21 (s, 1H), 7.59 (s, 1H), 6.89 (d, J=9.5 Hz, 1H), 6.58 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.46 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.04 (q, J=6.4 Hz, 1H), 5.52−5.41 (m, 1H), 4.26 (d, J=14.4 Hz, 1H), 4.18 (app t, J=9.1 Hz, 1H), 3.65 (dd, J=11.4, 2.8 Hz, 1H), 2.58 (td, J=12.9, 3.2 Hz, 1H), 1.91−1.75 (m, 3H), 1.68−1.53 (m, 2H), 1.63 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.51 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.43 (s, 3H), 1.26 (s, 3H), 0.87 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.82 (d, J=6.7 Hz, 3H).LCMS(m/z)551.2[M+H], Tr=2.19分。
【0582】
実施例67:化合物67
【0583】
【化358】
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2−(3−ブロモフェニル)−2−メチルプロパン酸メチル(Pharmabridge,Doylestown,PA,USA(190mg,0.74mmol)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(206mg,0.81mmol)、ジクロロメタンと錯形成した[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(27mg,0.04mmol)および酢酸カリウム(217mg,2.22mmol)を、ねじキャップ式のバイアルに入れ、そして減圧およびアルゴンでのフラッシュのサイクルを3回行った。無水1,4−ジオキサン(4mL)をアルゴン下で添加し、そして得られた混合物を80℃で19時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチル(20mL)で希釈した。セライト(約1g)を添加し、そしてセライトのパッドで濾過した。溶媒を減圧下で除去して表題化合物を得、これをその後の反応で直接使用した。
【0584】
【化359】
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三塩基リン酸カリウム(445mg,2.10mmol)のシクロペンチルメチルエーテル(2.5mL)および水(1.5mL)中の懸濁物に、(R)−1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−エタノール(180mg,0.89mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を90℃まで加熱した。この温度で、(A−
caPhos)
2PdCl
2(28mg,35μmol)を添加し、そしてこの反応混合物を2分間撹拌した。67a(225mg,0.74mmol)のシクロペンチルメチルエーテル(2.5mL)中の溶液を滴下により添加し、そして90℃で19時間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、酢酸エチル(30mL)および水(15mL)で希釈した。その層を分離し、そしてその水層を酢酸エチル(2×15mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮し、そして得られた粗製残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(267mg,定量的)を淡褐色固体として得た。
【0585】
【化360】
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67b(244mg,0.7mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)および水(2.5mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(18.5mg,0.77mmol)を23℃で添加した。48時間後、水酸化リチウム水和物(17mg,0.70mmol)をこの反応混合物に添加した。24時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そして残留した溶媒を、トルエン(5mL)の添加により共沸によって除去し、その後、減圧下で濃縮して(2回)、表題化合物を得た。これをさらに精製せずに、その後のアミドカップリングで使用した。
【0586】
【化361】
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1e(397mg,0.75mmol)のジクロロメタン(5mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(199μL,1.12mmol)をアルゴン雰囲気下0℃でゆっくりと添加した。1時間後、得られた混合物を減圧下で濃縮して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルをトリフラート塩として得た。これをさらに精製せずに、その後のアミドカップリングで使用した。67c(234mg,0.7mmol)のアセトニトリル(7mL)中の溶液に、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(532mg,1.4mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(730μL,4.2mmol)およびアセトニトリル(3mL)中の(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(435mg,0.75mmol)を23℃で順番に添加した。16時間後、得られた混合物を減圧下で濃縮し、そしてその残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(40g SiO
2 Isco Rf Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により直接精製して、表題化合物(230mg,44%)を固体として得た。
【0587】
【化362】
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67d(94mg,0.13mmol)のテトラヒドロフラン(3mL)および水(1mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(3.1mg,0.13mmol)を23℃で添加した。48時間後、水酸化リチウム水和物(17mg,0.70mmol)をこの反応混合物に添加した。1時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そして残留した溶媒を、トルエン(5mL)の添加により共沸によって除去し、その後、減圧下で濃縮して(2回)、表題化合物を得た。これをさらに精製せずに、その後のマクロラクトン化で使用した。
【0588】
【化363】
[この文献は図面を表示できません]
67e(78mg,0.13mmol)のジクロロメタン(42mL)中の懸濁物に、ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(520mg,0.50mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(462mg,4.0mmol)を23℃で添加した。24時間後、その溶媒を減圧下で除去し、そしてその残渣を分取HPLC(Gemini 5u C18 110Åカラム,5%〜100%のアセトニトリル/水,0.1%のトリフルオロ酢酸改質剤)により精製して、表題化合物(3.2mg,4%)を白色粉末として、トリフルオロ酢酸塩として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.65 (s, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.49 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.44 (d, J=8.6 Hz, 1H), 8.34 (s, 1H), 7.90 (dd, J=8.7, 1.5 Hz, 1H), 7.83 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.78 (d, J=7.9 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.69 (app t, J=7.8 Hz, 1H), 6.82 (d, J=8.6 Hz, 1H), 6.21 (q, J=6.5 Hz, 1H), 5.92−5.84 (m, 1H), 4.41−4.30 (m, 2H), 3.75 (dd, J=14.4, 6.0 Hz, 1H), 2.71 (td, J=13.0, 3.0 Hz, 1H), 2.06−1.99 (m, 1H), 1.96 (dd, J=14.2, 7.1 Hz, 1H), 1.93−1.86 (m, 1H), 1.75 (s, 3H), 1.73−1.59 (m, 2H), 1.68 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.63 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.47 (s, 3H), 0.96 (d, J=6.8 Hz, 3H), 0.84 (d, J=6.7 Hz, 3H). HPLC Tr=5.319分間. LCMS(m/z)600.5[M+H], Tr=2.71分。
【0589】
実施例68および69:化合物68および69
【0590】
【化364】
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6−ブロモ−3−クロロイソキノリン(Frontier Scientific,1.594g,6.57mmol)および2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジオール(684mg,6.57mmol)のシクロペンチルメチルエーテル(20mL)中の溶液に、炭酸セシウム(2.354g,7.23mmol)を23℃で添加した。この反応混合物を120℃で18時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、酢酸エチル(50mL)で希釈し、そして水(30mL)、ブライン(30mL)で洗浄し、そして得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(80g Isco Rf Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により精製して、表題化合物(461mg,23%)を白色固体として得た。
【0591】
【化365】
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68a(461mg,1.49mmol)のアセトニトリル(10mL)および水(2.5mL)中の溶液に、過ヨウ素酸(1.698g,7.45mmol)を23℃で添加した。この反応混合物を0℃まで冷却し、そして三酸化クロム(30mg,0.298mmol)を一度に添加した。2.5時間後、この反応混合物を酢酸エチル(30mL)および水(30mL)で希釈し、そしてその層を分離した。その水層を酢酸エチル(30mL)で抽出し、そして合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮して、表題化合物を得、これを精製せずに使用した(481mg)。
【0592】
【化366】
[この文献は図面を表示できません]
68b(481mg,1.49mmol)のアセトニトリル(10mL)中の溶液に、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.133g,2.98mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.55mL,8.94mmol)および(S)−2−アミノ−3−メチルブタン酸メチル塩酸塩(749mg,4.47mmol)を23℃で順番に添加した。16時間後、得られた混合物を減圧下で濃縮し、そしてその残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(24g Isco Rf Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により直接精製して、表題化合物(412mg,2工程で63%)を褐色油状物として得た。
【0593】
【化367】
[この文献は図面を表示できません]
68c(412mg,0.95mmol)およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリドのトルエン(5mL)中の懸濁物に、トリブチル(1−エトキシビニル)スズ(962μL,2.85mmol)をアルゴン下23℃で添加した。この反応混合物を50℃まで加熱した。18時間後、水(1mL)を50℃で添加した。2時間後、この反応混合物を室温まで冷却し、酢酸エチル(15mL)で希釈し、そしてフッ化カリウムの1M溶液(5mL)を添加した。得られた混合物を23℃で激しく撹拌した。2時間後、この混合物をセライトのショートパッドで濾過し、そして酢酸エチル(10mL)で洗浄した。その濾液を水(15mL)、ブライン(15mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして濃縮した。この残渣を1,4−ジオキサン(8mL)に溶解させ、そして1Mの水性塩酸(1mL)を23℃で添加した。5分後、この反応混合物を重炭酸ナトリウムの飽和溶液(2mL)でクエンチし、そして濃縮乾固させた。その残渣を酢酸エチル(20mL)および水(20mL)に溶解させ、そして層を分離した。その水層を酢酸エチル(2×10mL)で抽出し、そして合わせた有機層をブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(236mg,62%)を褐色ガム状物質として得た。
【0594】
【化368】
[この文献は図面を表示できません]
ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(2mg,3μmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(2.6mg,7μmol)を脱気水(2.5mL)に懸濁させ、そしてこの混合物をアルゴンで15分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた黄色溶液を室温まで冷却した。68d(236mg,0.59mmol)、ギ酸ナトリウム(200mg,2.95mmol)および脱気テトラヒドロフラン(1.25mL)を添加し、そしてこの反応混合物を10分間脱気した。この反応混合物を40℃で3.5時間激しく撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチル(15mL)で抽出した。その有機層を分離し、水(20mL)、ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(196mg,83%)を淡褐色固体として得た。
【0595】
【化369】
[この文献は図面を表示できません]
68e(196mg,0.487mmol)のテトラヒドロフラン(3mL)、メタノール(1mL)および水(1mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(23mg,0.97mmol)を23℃で添加した。16時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮した。その残渣を酢酸エチル(10mL)および水(10mL)に溶解させ、そして1Mの水性塩酸溶液でpH約2に酸性にした。得られた層を分離した。その水層を酢酸エチル(2×10mL)で抽出し、そして合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして減圧下で濃縮して、表題化合物を得、これを精製せずに使用した。
【0596】
【化370】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(270mg,0.62mmol)のジクロロメタン(5mL)中の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(165μL,0.93mmol)をアルゴン雰囲気下0℃でゆっくりと添加した。1時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮して、(S/R)−1−((S)−2−アミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルのトリフラート塩を黄色油状物として得、これを精製せずに使用した。68f(189mg,0.49mmol)のアセトニトリル(7mL)中の溶液に、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(278mg,0.73mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(730μL,4.2mmol)およびアセトニトリル(3mL)中の(S/R)−1−((S)−2−アミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(435mg,0.62mmol)を23℃で順番に添加した。16時間後、得られた混合物を減圧下で濃縮し、そしてその残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(40g SiO
2 Isco Rf Gold Column,0%〜100%の酢酸エチル/イソ−ヘキサンの勾配)により直接精製して、表題化合物の分離不可能なジアステレオマー混合物(43mg,13%)を無色残渣として得た。
【0597】
【化371】
[この文献は図面を表示できません]
68gと68hとの混合物(43mg,61μmol)の、テトラヒドロフラン(4mL)および水(2mL)中の溶液に、水酸化リチウム水和物(3.2mg,0.13mmol)を23℃で添加した。1時間後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、そして残留した溶媒を、トルエン(5mL)の添加により共沸によって除去し、その後、減圧下で濃縮して(2回)、表題化合物を混合物として得た。これをさらに精製せずに、その後のマクロラクトン化で使用した。LCMS(m/z)572.2[M+H],Tr=2.21分。
【0598】
【化372】
[この文献は図面を表示できません]
68iおよび68j(34.8mg,61μmol)のジクロロメタン(20mL)中の懸濁物に、ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(127mg,0.24mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(224mg,1.83mmol)を23℃で添加した。24時間後、その溶媒を減圧下で除去し、そしてその残渣を分取HPLC(Gemini 5u C18 110Åカラム,5%〜100%のアセトニトリル/水,0.1%のトリフルオロ酢酸改質剤)により精製して、両方の化合物(12mg,35%)をジアステレオマーの比の混合物として得た。これらのジアステレオマーをキラル分取HPLCを使用して分離して、先に溶出する(Tr=3.73分)化合物68(2.17mg,6%)および2番目に溶出する(Tr=5.713分)化合物69(1.85mg,5%)を得た。化合物68:
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.89 (s, 1H), 7.94 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.37 (dd, J=8.6, 1.5 Hz, 1H), 7.28 (d, J=9.2 Hz, 1H), 6.93 (s, 1H), 6.09 (q, J=6.5 Hz, 1H), 5.54 (q, J=7.2 Hz, 1H), 4.36−4.26 (m, 3H), 4.21 (d, J=9.7 Hz, 1H), 3.69 (dd, J=11.2, 2.6 Hz, 1H), 2.77 (td, J=12.9, 3.0 Hz, 1H), 2.00−1.84 (m, 2H), 1.83−1.77 (m, 1H), 1.76−1.62 (m, 2H), 1.67 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.47 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.38 (s, 3H), 1.27 (s, 3H), 0.99 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.7 Hz, 3H). HPLC Tr=5.866分. LCMS(m/z)554.2[M+H], Tr=2.44分。
【0599】
化合物69:
1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.78 (s, 1H), 7.83 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.24 (dd, J=8.6, 1.6 Hz, 1H), 7.03 (s, 1H), 5.93 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.35 (q, J=6.8 Hz, 1H), 4.31 (d, J=9.8 Hz, 1H), 4.18 (d, J=13.3 Hz, 1H), 4.02 − 3.97 (m, 2H), (d, J=10.0 Hz, 1H), 3.65 (dd, J=10.8, 2.8 Hz, 1H), 2.71 (td, J=12.7, 2.8 Hz, 1H), 1.98 − 1.89 (m, 1H), 1.87 − 1.77 (m, 2H), 1.73 − 1.64 (m, 1H), 1.57 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.49 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.40 (s, 3H), 1.13 (s, 3H), 0.89 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.85 (d, J=6.5 Hz, 3H) HPLC Tr=5.951分. LCMS(m/z)555.2[M+H], Tr=2.49分。
【0600】
実施例70:化合物70
【0601】
【化373】
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無水テトラヒドロフラン(18mL)中の2,7−ジブロモナフタレン(1g,3.50mmol)に、窒素の雰囲気下−78℃で、n−ブチルリチウムの溶液(ヘキサン中2.5M,1.5mL,3.67mmol)を滴下により添加した。この反応物を−78℃で20分間撹拌し、その後、N−メトキシ−N−メチルアセトアミド(409μL,3.85mmol)を添加した。15分後、この反応物を室温まで温め、そして30分間撹拌した。この反応を2Mの塩酸でクエンチし、そしてジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その生成物をシリカフラッシュクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン/酢酸エチル,7/1)により精製して、表題化合物(650mg,75%)を無色油状物として得た。
【0602】
【化374】
[この文献は図面を表示できません]
水(5mL)中のジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(8mg,0.013mmol)に、室温で(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(11.5mg,0.031mmol)を添加した。この系を15分間脱気し、次いで70℃で1.5時間加熱した。この反応物を冷却し、そして70a(650mg,2.61mmol)の脱気無水テトラヒドロフラン(2mL)中の溶液を添加し、その後、ギ酸ナトリウム(874mg,13.1mmol)を添加した。この反応物を40℃で3時間加熱し、室温まで冷却し、そしてジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン/酢酸エチル,4/1)により精製して、表題化合物(450mg,69%)を無色油状物として得た。
【0603】
【化375】
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70b(42mg,0.17mmol)をアセトニトリル(2ml)にマイクロ波バイアル中で溶解させ、この混合物に、3−ブテン酸(35mg,0.41mmol)、酢酸パラジウム(II)(4mg,0.017mmol)、トリ−(o−トリル)ホスフィン(10mg,0.034mmol)およびトリエチルアミン(0.12ml)を添加した。このバイアルをマイクロ波反応器中120
oで15分間加熱した。次いで、この反応混合物を濾過し、その溶媒をエバポレートし、そしてcombi−flashカラムクロマトグラフィー(溶出液メタノール/ジクロロメタン1:3)で精製して、表題化合物(35mg,81%)を黄色固体として得た。
【0604】
【化376】
[この文献は図面を表示できません]
70c(40mg,0.08mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、この溶液に2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(36mg,0.1mmol)を添加し、この反応混合物を室温で10分間撹拌した。次いで、N,N−ジメチルホルムアミド(1ml)中の(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチルブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(0.18mmol)を上記反応混合物に添加し、その後、トリエチルアミン(32mg,0.32mmol)を添加した。この反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いでそれを酢酸エチル(20mL)で希釈し、そしてブラインで洗浄した。その水層を酢酸エチルで逆抽出し、そして合わせた有機溶媒をエバポレートし、そしてcombi−flashカラムクロマトグラフィー(溶出液メタノール/ジクロロメタン1:10)で精製して、表題化合物(68mg,65%)を黄色固体として得た。
【0605】
【化377】
[この文献は図面を表示できません]
70d(55mg,0.08mmol)を、テトラヒドロフラン(2mL)、メタノール(1mL)および水(1mL)の混合物に溶解させた。この溶液に水酸化リチウム水和物(4mg,0.16mmol)を添加した。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。ジクロロメタン(10mL)および水(10mL)をこの反応混合物に添加した。1Nの塩酸を、pHが2に達するまでその水層に添加し、その酸性の水層をジクロロメタン(2×10mL)で抽出した。次いで、その有機溶媒をエバポレートして、表題化合物(37mg,84%)を白色固体として得た。
【0606】
【化378】
[この文献は図面を表示できません]
2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(19mg,0.056mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(23mg,0.185mmol)を1,2−ジクロロエタン(18mL)に溶解させ、そしてこの溶液を50℃まで加熱した。上記溶液に、N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中の70e(20mg,0.037mmol)をシリンジポンプを介して10時間で添加した。この添加の完了後、この反応混合物を50℃で2時間撹拌した。次いで、その溶媒をエバポレートし、そしてその残渣を逆相分取HPLC(0%〜100%のアセトニトリル/水)により精製して、表題化合物(4mg,22%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.79−7.72 (m, 3H), 7.52 (dd, J=1.6, 8.8 Hz, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.33 (dd, J=8.4, 1.6 Hz, 1H), 6.48 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.31−6.24 (m, 1H), 6.02 (q, J=7.6 Hz, 1H), 4.64 (d, J=12.4 Hz, 1H), 4.40 (d, J=12.8 Hz, 1H), 4.30 (d, J=10.4 Hz, 1H), 3.78−3.72 (m, 1H), 3.36−3.32 (m, 2H), 2.99−2.93 (m, 1H), 2.77−2.71 (m, 1H), 1.99−1.69 (m, 5H), 1.66 (d, J=6.8 Hz, 3H), 1.58 (d, J=7.2 Hz, 3H), 0.99 (d, J=6.8 Hz, 6H). LCMS(m/z)521.1 [M−H], Tr=3.18分。
【0607】
実施例71:化合物71
【0608】
【化379】
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化合物70(5mg,0.01mmol)をエタノール(5mL)にアルゴン下で溶解させ、この溶液にPd(10%活性炭担持,3mg)を添加した。次いで、この反応フラスコをパージし、次いでバルーンを使用してH
2で満たした。この反応物をセライトで濾過した。2時間後、その濾液を減圧下でエバポレートし、そして逆相分取HPLC(0%〜100%のアセトニトリル/水)により精製して、表題化合物(3.2mg,64%)を白色粉末として得た。
1H−NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.47 (d, J=6.0 Hz, 1H), 7.97 (d, J=8.8 Hz, 1H), 7.69−7.62 (m, 3H), 7.31 (s, 1H), 7.24−7.19 (m, 2H), 5.97 (dd, J=12.8, 6.0 Hz, 1H), 5.62 (pent, J=7.2 Hz, 1H), 4.76−4.16 (m, 1H), 4.10 (app t, J=12.8 Hz, 1H), 4.05−3.69 (m, 1H), 2.85 (br s, 1H), 2.73−2.41 (m, 2H), 2.40−2.37 (m, 1H), 2.10−1.93 (m, 1H), 1.92−1.70 (m, 6H), 1.53 (d, J=6.8 Hz, 3H), 1.49 (d, J=7.6 Hz, 3H), 0.99 (d, J=6.8 Hz, 6H). LCMS(m/z)523.140[M+H], Tr=3.16分。
【0609】
実施例72:化合物72
【0610】
【化380】
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オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、化合物49(10mg,0.017mmol)、ヨウ化銅(I)(1mg,0.005mmol)およびプロパ−2−イン−1−オール(4mg,0.07mmol)を添加した。このフラスコを密封し、そしてアルゴンで3回パージし直した。無水N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)を添加し、そしてこの反応混合物をアルゴンで3回パージし直した。この反応混合物を室温で12時間撹拌した。減圧下での溶媒のエバポレーション後、その粗製残渣を酢酸エチル(10mL)に溶解させ、そして濾過助剤で濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチル(10mL)で洗浄した。減圧下での濃縮後、その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(10mg,93%)を白色固体として得た。R
f=0.33,ジクロロメタン中10%のメタノール。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 9.05 (s, 1H), 7.95 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.94 (s, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.46 (d, J=8.6 Hz, 1H), 6.49 (d, J=16.0 Hz, 1H), 6.40 (d, J=16.0 Hz, 1H), 5.95 (m, 1H), 5.50 (m, 1H), 4.59−4.53 (m, 3H), 4.36 (m, 2H), 4.30 (m, 1H), 3.68 (m, 1H), 2.80 (m, 1H), 2.60 (m, 1H), 2.23 (m, 1H), 2.14 (m, 1H), 1.90−1.58 (m, 4H), 1.57 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.55 (d, J=7.6 Hz, 3H), 1.41 (s, 3H), 1.27 (s, 3H). LCMS(m/z)633.4[M+H], Tr=2.66分。
【0611】
実施例73:化合物73
【0612】
【化381】
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無水テトラヒドロフラン(40mL)中の3−ニトロメチレン−オキセタン(Angew.Chem.Int.Ed.2006,45(46),7736,2.5g,21.7mmol)に、窒素の雰囲気下室温で、ヨウ化銅(I)(413mg,2.17mmol)およびクロロトリメチルシラン(3.0mL,23.9mmol)を添加した。得られた黄色溶液を5分間撹拌し、そしてメタノール氷浴で−15℃から−11℃まで冷却した。ビニルマグネシウムブロミド(43.5mL,43.5mmol,テトラヒドロフラン中1.0M)を、シリンジポンプを介して3時間かけてゆっくりと添加した。この添加の後に、この反応を塩化アンモニウムの飽和水溶液でクエンチし、濾過し、そしてジエチルエーテルで抽出した(3回)。合わせた有機物を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、ジエチルエーテルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を黄色油状物として得た(2.0g,64%)。
【0613】
【化382】
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無水ジメチルスルホキシド(13mL)中の73a(600mg,4.2mmol)に酢酸(2.4mL,42mmol)および亜硝酸ナトリウム(869mg,12.6mmol)を添加し、そしてこの混合物を35℃で16時間加熱した。この反応物を室温まで冷却し、そして水で希釈した。そのpHを10%の水性塩酸でpH3〜4に調整し、そしてその生成物をジエチルエーテル(3回)およびジエチルエーテル/酢酸エチル(1:1)で抽出した。合わせた有機物を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル(2/1、次いで1/1)を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、不純な酸を得た。これをジエチルエーテルに溶解させ、そして炭酸ナトリウムの飽和溶液で抽出した。その水性物質を濃塩酸でpH2まで酸性にし、そして酢酸エチルで抽出した(3回)。その有機物を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、表題化合物を黄色油状物として得た(228mg,43%)。
【0614】
【化383】
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無水ジオキサン(1mL)中の73b(150mg,1.18mmol)に、酢酸(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチルエステル(347mg,1.18mmol)を添加し、その後、ジシクロヘキシルメチルアミン(0.76mL,3.54mmol)、酢酸パラジウム(II)(53mg,0.24mmol)およびトリ(o−トリル)ホスフィン(72mg,0.24mmol)を添加した。この混合物を100℃で1時間加熱した。さらなる量の酢酸パラジウム(II)(26mg,0.12mmol)およびトリ(o−トリル)ホスフィン(36mg,0.12mmol)を添加し、そして加熱を100℃でさらに45分間続けた。この反応物を室温まで冷却し、そしてpH3〜4に達するまで、2MのHClを添加した。その生成物を酢酸エチル(3回)および酢酸エチル/10%のメタノールで抽出した(2回)。合わせた有機物を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、表題化合物を褐色油状物として得た。
【0615】
【化384】
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1e(3.01g,5.66mmol)のテトラヒドロフラン:メタノール(1:1,60mL)中の溶液を0℃で撹拌した。テトラ−n−ブチルアンモニウムフルオリド(テトラヒドロフラン中1M,11.3mL,11.3mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で22時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そしてその残渣を、イソ−ヘキサンからイソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.14g,91%)を白色泡状物として得た。
【0616】
【化385】
[この文献は図面を表示できません]
無水ジクロロメタン(15mL)中の73d(365mg,0.88mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(239μL,1.32mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で1時間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(613μL,3.52mmol)を添加し、次いで減圧中で濃縮し、そしてトルエンと共エバポレートして、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを白色固体として得た。無水アセトニトリル(9mL)中の73c(300mg,0.88mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(766μL,4.4mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(401mg,1.06mmol)を添加した。この溶液を0℃で3分間撹拌し、その後、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの無水アセトニトリル(2mL)中の溶液を添加した。この反応物を室温まで温め、そして2時間撹拌した。この反応を1MのHClでクエンチし、そして酢酸エチルで抽出した(3回)。合わせた有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を粘性黄色油状物として得た(160mg,22%,2工程)。
【0617】
【化386】
[この文献は図面を表示できません]
テトラヒドロフラン(10mL)および水(2mL)中の73e(160mg,0.25mmol)に、水酸化リチウム一水和物(53mg,1.25mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で2時間撹拌し、そして2Mの水性塩酸(0.63mL)を添加することによりクエンチした。この反応物を減圧中で濃縮し、その後、トルエン/メタノール(3回)、次いでトルエン(3回)から共エバポレートし、そして高真空で15分間乾燥させた。得られた残渣を無水テトラヒドロフラン(83mL)に溶解させ、そして室温でN,N−ジイソプロピルエチルアミン(223μL,1.25mmol)、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(114mg,1.3mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(3mg,0.03mmol)を添加した。この反応物を24時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、そして1MのHCl(1回)およびブライン(1回)で洗浄した。その有機層を、疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチル/メタノール1:0、次いで20/1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、粘性黄色油状物(52mg)を得た。これを、分取薄層クロマトグラフィー(酢酸エチル)によりさらに精製して、表題化合物を白色固体として得、これをジエチルエーテルで摩砕し、濾過し、そして減圧乾燥させた。(22mg,16%,2工程)。
1H NMR (300MHz, CDCl−
3) 0.96 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.00 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.50 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.69 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.81 − 2.16 (m, 4H), 2.63 − 2.74 (m, 1H), 3.26 − 3.38 (m 1H), 3.70 − 3.83 (m, 1H), 3.98 (d, J=12.3 Hz, 1H), 4.28 (t, J=9.8 Hz, 1H), 4.33 − 4.43 (m, 1H), 4.57 (d, J=5.8 Hz, 1H), 4.86 (q, J=6.7 Hz, 2H), 5.13 (d, J=5.8 Hz, 1H), 5.73 (t, J=6.9 Hz, 1H), 5.96 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.24 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.61 − 6.73 (m, 1H), 7.00 (d, J=16.3 Hz, 1H), 7.09 − 7.20 (m, 1H), 7.40 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.81 − 7.93 (m, 2H), 8.22 (d, J=8.7 Hz, 1H). LCMS(m/z)=564.2[M+H], Tr=1.96分。
【0618】
実施例74:化合物74
【0619】
【化387】
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化合物57(20mg,0.036mmol)をメタノール(5mL)に溶解させ、そして触媒量の10%の炭素担持Pdを添加した。この反応混合物を水素雰囲気下で2時間撹拌した。その触媒を濾過により除去し、そしてその溶出物を減圧下で濃縮した。逆相分取HPLCにより精製して、表題化合物(8.4mg,収率42%)を白色粉末として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD): δ 9.61 (s, 1H), 8.42 (d, J=9.0 Hz, 1H), 7.99 (s, 1H), 7.89 (d, J=9.0 Hz, 1H), 7.83 (br s, 1H), 7.29 (d, J=8.7 Hz, 1H), 6.27−6.21 (m, 1H), 5.92−5.82 (m, 1H), 3.96−3.5 (m, 4H), 3.28−3.19 (m, 1H), 3.08−2.98 (m, 1H), 2.30−2.20 (m, 1H), 2.10−1.90 (m, 4H), 1.78−1.72 (m, 5H), 1.56−1.51 (m, 6H), 1.21 (s, 3H), 0.89 (d, J=7.2 Hz, 6H). LCMS(m/z): 552.3[M+H], Tr=1.74分。
【0620】
実施例75:化合物75
【0621】
【化388】
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アセト酢酸エチル(20g,19.4mL,0.154mol)の、ジオキサン(120mL)と水性ホルムアルデヒド(37%水溶液,57.7mL,0.77mol)との混合物中の溶液を室温で撹拌した。トリエチルアミン(テトラヒドロフラン中1.0M,7.7mL,7.7mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を60℃で20時間加熱し、次いで100℃で4時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして水(1500mL)に注いだ。この水溶液をトルエンで洗浄した。その水層を最初の体積の約50%まで濃縮し、そして酢酸エチルで抽出した。その有機抽出物を合わせ、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサンからイソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィー、その後、イソ−ヘキサンからイソ−ヘキサン/酢酸エチル3:2の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.33g,8%)を黄色油状物として得た。
【0622】
【化389】
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75a(2.10g,11mmol)、2,2−ジメトキシプロパン(13.5mL,110mmol)および4−トルエンスルホン酸水和物(209mg,1.1mmol)のアセトン(8mL)中の溶液を室温で18時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム溶液を添加し、そしてこの混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機抽出物を合わせ、水およびブラインで洗浄した。その有機層を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:5から3:7の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.88g,74%)を無色油状物として得た。
【0623】
【化390】
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N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.55mL,3.9mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液を窒素下−78℃で撹拌した。n−ブチルリチウム(ヘキサン中1.6M,2.25mL,3.6mmol)を滴下により添加し、そしてこの反応混合物を0℃まで温めた。この反応混合物を0℃で5分間撹拌し、次いで−78℃まで冷却した。75b(690mg,3.0mmol)のテトラヒドロフラン(3mL)中の溶液を滴下により添加し、そしてこの反応混合物を−78℃で15分間撹拌した。N−フェニル−(ビストリフルオロメタンスルホンアミド)(1.18g,3.3mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液を5分間かけて滴下により添加し、そしてこの反応混合物を−78℃で15分間撹拌した。その冷却浴を外し、そしてこの反応混合物を室温まで温め、次いで室温で90分間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そしてジエチルエーテル(30mL)を添加した。この溶液を5℃まで冷却し、そして1Mの水酸化ナトリウムの冷溶液(3×30mL)で洗浄した。その有機層を分離し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして溶媒をエバポレートして、表題化合物(960mg,88%)を黄色油状物として得、これを次の工程で直接使用した。
【0624】
【化391】
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75c(470mg,1.3mmol)およびトリ−n−ブチルアミン(721mg,0.93mL,3.9mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(45mg,0.065mmol)およびギ酸(120mg,0.1mL,2.6mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を60℃で90分間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチルおよび水を添加した。その有機抽出物を分離し、水(5回)およびブラインで洗浄した。その有機溶液を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:9を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.88g,74%)を無色油状物として得た。
【0625】
【化392】
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75d(150mg,0.7mmol)のテトラヒドロフラン(3mL)中の溶液を窒素下5℃で撹拌した。水酸化リチウム一水和物(59mg,1.4mmol)の水(1mL)中の溶液を添加し、そしてこの反応混合物を5℃で30分間、次いで室温で5時間撹拌した。メタノール(0.5mL)を添加して透明な溶液を得、そしてこの反応混合物を室温で22時間撹拌した。その溶媒をエバポレートした。水(2mL)をその残渣に添加し、そしてこの溶液を2Mの塩酸でpH2まで酸性にした。ブラインを添加し、そしてこの混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄した。その有機抽出物を分離し、水(5回)およびブラインで洗浄した。その有機溶液を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートして、表題化合物(117mg,90%)を無色油状物として得た。
【0626】
【化393】
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75e(96mg,0.5mmol)および酢酸(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチルエステル(147mg,0.5mmol)のアセトニトリル(4mL)中の混合物を室温で撹拌した。トリ(o−トリル)ホスフィン(46mg,0.15mmol)、酢酸パラジウム(II)(17mg,0.075mmol)およびトリエチルアミン(101mg,0.14mL,1.0mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をマイクロ波反応器中100℃で20分間加熱した。その溶媒をエバポレートした。水および酢酸エチルを添加し、そしてこの混合物を2Mの塩酸でpH3〜4まで酸性にした。この混合物を酢酸エチルで抽出し、そしてその有機抽出物を合わせ、そしてブラインで洗浄した。その有機溶液を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1から酢酸エチルから酢酸エチル/メタノール5:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を酢酸エチル、次いでジクロロメタンと共エバポレートし、そして乾燥させて、表題化合物(134mg,67%)を黄色ガム状物質として得た。
【0627】
【化394】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステル(150mg,0.36mmol)のジクロロメタン(5mL)中の溶液を窒素下0℃で撹拌した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(160mg,0.13mL,0.72mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を0℃で1時間撹拌した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(186mg,0.25mL,1.44mmol)を添加し、そしてその溶媒をエバポレートして、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステル(0.36mmol)を白色固体として得、これをさらに精製せずに使用した。75f(134mg,0.33mmol)のアセトニトリル中の溶液を窒素下0℃で撹拌した。(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステル(0.36mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(129mg,0.17mL,1.0mmol)のアセトニトリル(5mL)中の溶液を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(175mg,0.46mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を0℃で10分間、次いで室温で1時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そしてその残渣を酢酸エチルと水との間で分配した。その有機抽出物を合わせ、そしてブラインで洗浄した。その有機溶液を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:5から酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(165mg,72%)を黄色固体として得た。
【0628】
【化395】
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75g(35mg,0.05mmol)のテトラヒドロフラン(0.5mL)中の溶液を窒素下5℃で撹拌した。水酸化リチウム一水和物(8.4mg,0.2mmol)の水(0.5mL)中の溶液を添加し、その後、メタノール(0.5mL)を添加し、そしてこの反応混合物を5℃で1時間撹拌した。1Mの塩酸(0.2mL)を添加し、そしてその溶媒をエバポレートした。その残渣をメタノール/トルエン(1:1,2回)、その後、トルエン(2回)と共エバポレートした。その残渣をジエチルエーテルで摩砕し(3回)、そして乾燥させて、表題化合物(0.05mmol)を淡黄色固体として得、これを粗製のまま次の反応で使用した。
【0629】
【化396】
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2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(86mg,0.25mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(46mg,0.38mmol)の1,2−ジクロロエタン(16mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。モレキュラーシーブ(400mg)を添加し、そしてこの懸濁物を50℃で加熱した。粗製75h(0.05mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の溶液を4時間かけて滴下により添加し、そしてこの反応混合物を50℃でさらに1時間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そしてこの混合物をセライトで濾過した。そのフィルターパッドを酢酸エチルで洗浄し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を酢酸エチルで希釈し、そしてこの溶液をブラインで洗浄した(3回)。その有機層を分離し、そしてエバポレートした。その有機溶液を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を分取HPLCにより精製して、表題化合物(4.2mg,13%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) 1.00 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.37 (s, 3H), 1.47 (s, 3H), 1.63 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.64−1.70 (m, 2H), 1.73 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.85−2.10 (m, 3H), 2.70−2.80 (m, 1H), 3.78−3.87 (m, 1H), 3.87 (d, J=11.1 Hz, 1H), 4.03−4.07 (m, 1H), 4.26−4.46 (m, 5H), 5.72 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.93 (q, J=6.8 Hz, 1H), 6.38 (s, 2H), 7.42 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.61 (br s, 1H), 7.78−7.86 (m, 2H), 8.22 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)622.2[M+H], Tr=2.24分。
【0630】
実施例76:化合物76
【0631】
【化397】
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粗製75h(200mg,0.25mmol)のテトラヒドロフラン(100mL)中の懸濁物を窒素下室温で撹拌した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(161mg,0.22mL,1.25mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(15mg,0.125mmol)を添加し、そしてこの懸濁物を5分間撹拌した。2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(133mg,0.35mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で2時間撹拌した。さらなる2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(57mg,0.15mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で1時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そしてその残渣を酢酸エチルおよび2Mの塩酸で希釈した。その有機溶液を分離し、そして水、飽和炭酸水素ナトリウム溶液、およびブラインで洗浄した。その有機溶液を疎水性フリットで濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル7:3から酢酸エチルから酢酸エチル/メタノール9:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。その残渣を分取HPLCにより精製して、表題化合物(20mg,14%)を白色固体として得た。
1H NMR (500 MHz, CD
3OD) 1.00 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.68 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.73 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.74−2.05 (m, 5H), 2.72−2.80 (m, 1H), 3.70 (d, J=11.1 Hz, 1H), 3.81−4.07 (m, 4H), 4.35−4.47 (m, 3H), 5.77 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.92 (q, J=6.8 Hz, 1H), 6.43 (s, 2H), 7.40 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.63 (s, 1H), 7.82 (s, 2H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)582.2[M+H], Tr=1.66分。
【0632】
実施例77:化合物77
【0633】
【化398】
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【0634】
化合物77a.(R)−4−イソプロピル−3−((E)−2−メチル−ブタ−2−エノイル)−オキサゾリジン−2−オン
【0635】
【化399】
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【0636】
チグリン酸(2.005g,20.031mmol)の無水テトラヒドロフラン(50mL)中の冷(−20℃)溶液を、トリエチルアミン(6.1mL,44.068mmol)、および滴下のピバロイルクロリド(2.7mL,22.034mmol)で順番に処理した。−20℃で30分間撹拌した後に、塩化リチウム(1.019g,24.037mmol)および(R)−(+)−4−イソプロピル−2−オキサゾリジノン(2.587g,20.031mmol)を添加した。この反応混合物を室温までゆっくりと温め、3日間撹拌し、次いで飽和塩化アンモニウムでクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(3.307g,78%)を無色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3): δ 0.92 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.94 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.83 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.93 (s, 3H), 2.38 (七重線のd, J=6.9, 4.2 Hz, 1H), 4.19 (dd, J=8.9, 4.6 Hz, 1H), 4.33 (app t, J=8.9 Hz, 1H), 4.49−4.58 (m, 1H), 6.23 (q, J=7.1 Hz, 1H)。
【0637】
化合物77b.(R)−4−イソプロピル−3−[(R)−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エノイル]−オキサゾリジン−2−オン
【0638】
【化400】
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(R)−4−イソプロピル−3−((E)−2−メチル−ブタ−2−エノイル)−オキサゾリジン−2−オン(458.9mg,2.172mmol)中の残留水分を、無水トルエンとの共沸により除去した。乾燥させた(R)−4−イソプロピル−3−((E)−2−メチル−ブタ−2−エノイル)−オキサゾリジン−2−オンの無水トルエン(10mL)中の冷(−78℃)溶液を、ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミドのトルエン(0.6M,5.4mL,3.258mmol)中の溶液の滴下により処理した。この黄色溶液を−78℃で35分間撹拌した後に、2−(トリメチルシリル)エトキシメチルクロリド(1.1mL,6.516mmol)を添加した。0℃で3.5時間撹拌した後に、この反応を飽和塩化アンモニウムでクエンチした。その水層をジクロロメタンで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、相分離器で濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から9:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(543.3mg,73%)を無色油状物として、ジアステレオ異性体の5:1の混合物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.01 (s, 9H), 0.77−0.99 (m, 8H), 1.49 (s, 3H), 2.36 (七重線のd, J=6.9, 3.8 Hz, 1H), 3.42−3.60 (m, 3H), 4.15−4.31 (m, 3H), 4.49−4.57 (m, 1H), 5.00 (d, J=17.6 Hz, 1H), 5.10 (d, J=10.7, 1H), 6.19 (dd, J=17.8, 10.7 Hz, 1H). LCMS(m/z)364.1[M+Na], Tr=3.32分。
【0639】
化合物77c.(R)−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エン酸
【0640】
【化401】
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【0641】
(R)−4−イソプロピル−3−[(R)−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エノイル]−オキサゾリジン−2−オン(543.3mg,1.591mmol)のテトラヒドロフラン/水(15mL,2:1)中の冷(0℃)溶液を、過酸化水素(30%,820μL,7.955mmol)および水酸化リチウム一水和物(133.5mg,3.181mmol)で順番に処理した。0℃で2時間撹拌した後に、この反応を固体のメタ重亜硫酸ナトリウム(3g,16mmol)でクエンチした。室温で30分間撹拌した後に、この混合物を塩酸(1M)でpH2まで酸性にし、その水層をジクロロメタンで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、相分離器で濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(322.3mg,88%)を無色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.03 (s, 9H),0.98 (app t, J=8.5 Hz, 2H), 1.34 (s, 3H), 3.46 (d, J=8.9 Hz, 1H), 3.57−3.67 (m, 3H), 5.19−5.29 (m, 2H), 6.00 (dd, J=17.4, 10.7 Hz, 1H), 10.80 (br s, 1H)。
【0642】
化合物77d.(E)−(R)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エン酸
【0643】
【化402】
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【0644】
(R)−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エン酸(214.1mg,0.728mmol)、酢酸(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチルエステル(167.7mg,0.728mmol)、酢酸パラジウム(II)(33.0mg,0.146mmol)、トリ(o−トリル)ホスフィン(44.4mg,0.146mmol)およびN,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(390μL,1.820mmol)の無水1,4−ジオキサン(10mL)中の溶液を3時間加熱還流し、その後、酢酸パラジウム(II)(33.0mg,0.146mmol)およびトリ(o−トリル)ホスフィン(44.4mg,0.146mmol)を添加した。1.5時間後、加熱を止め、そしてこの反応物を室温で一晩静置した。次いで、この混合物を酢酸パラジウム(II)(33.0mg,0.146mmol)およびトリ(o−トリル)ホスフィン(44.4mg,0.146mmol)で処理した。還流させながら3時間撹拌した後に、この混合物を室温まで冷却し、塩酸(1M,10mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(275.5mg,85%)を黄色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.04 (s, 9H), 1.02 (dd, J=9.1, 7.3 Hz, 2H), 1.50 (s, 3H), 1.69 (d, J=6.7 Hz, 3H), 2.18 (s, 3H), 3.59−3.76 (m, 4H), 6.07 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.67 (ABq, Δδ
AB=0.15, J
AB=16.3 Hz, 2H), 7.44 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.62 (dd, J=8.5, 1.3 Hz, 1H), 7.75 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.05 (s, 1H), 8.12 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)444.1[M+H], Tr=3.29分。
【0645】
化合物77e.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステル
【0646】
【化403】
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【0647】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(3.01g,5.66mmol)のテトラヒドロフラン/メタノール(1:1,60mL)中の溶液を0℃で撹拌した。テトラ−n−ブチルアンモニウムフルオリド(テトラヒドロフラン中1M,11.3mL,11.3mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で22時間撹拌した。その溶媒を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の連続的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.14g,91%)を白色泡状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ □0.91 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.32 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.46 (s, 9H), 1.61−2.17 (m, 6H), 2.80−2.88 (m, 1H), 3.47−3.58 (m, 1H), 3.73−3.78 (s, 3H), 3.94−4.02 (m, 1H), 4.33−4.38 (m, 1H), 5.13 (d, J=8.3 Hz, 1H), 5.27−5.37 (m, 1H), 6.75 (d, J=7.6 Hz, 1H). LCMS(m/z)415.1[M+H], Tr=3.17分。
【0648】
化合物77f.(S)−1−((S)−2−{(S)−2−[(E)−(R)−4−[7−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エノイルアミノ]−3−メチル−ブチリルアミノ}−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステル
【0649】
【化404】
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【0650】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステル(257.4mg,0.621mmol)のジクロロメタン(15mL)中の冷(0℃)溶液をトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(230μL,1.242mmol)で処理した。0℃で50分間撹拌した後に、この反応混合物をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(430μL,2.484mmol)で処理し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。この白色固体に、(E)−(R)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エン酸(275.5mg,0.621mmol)のアセトニトリル(15mL)中の溶液を添加し、そしてこの溶液を0℃まで冷却し、次いでN,N−ジイソプロピルエチルアミン(430μL,2.484mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(283.4mg,0.745mmol)で処理した。室温で20時間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,20mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:3から0:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、黄色ガム状物質を得、これを酢酸エチルに溶解させ、そして飽和重炭酸ナトリウムで洗浄した。次いで、その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去して、表題化合物(319.4mg,69%)を黄色ガラス状物質として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.04 (s, 9H), 0.83−1.01 (m, 8H), 1.21−1.34 (m, 4H), 1.43 (s, 3H), 1.56−1.76 (m, 5H), 1.82−1.95 (m, 1H), 1.99−2.11 (m, 1H), 2.18 (s, 3H), 2.23−2.41 (m, 2H), 2.73−2.88 (m, 1H), 3.48−3.57 (m, 1H), 3.59−3.66 (m, 2H), 3.69−3.81 (m, 4H), 4.07−4.17 (m, 1H), 4.33−4.43 (m, 2H), 5.31 (app 五重線, J=7.1 Hz, 1H), 6.06 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.73 (ABq, Δδ
AB=0.06, J
AB=16.3 Hz, 2H), 6.86 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.42 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.55 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.62 (dd, J=8.5, 1.3 Hz, 1H), 7.74 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.02 (s, 1H), 8.11 (d, J=8.7 Hz, 1H). LCMS(m/z)740.4[M+H], Tr=3.41分。
【0651】
化合物77
【0652】
【化405】
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(S)−1−((S)−2−{(S)−2−[(E)−(R)−4−[7−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エノイルアミノ]−3−メチル−ブチリルアミノ}−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステル(319.4mg,0.432mmol)のテトラヒドロフラン/水(30mL,5:1)中の冷(0℃)溶液を水酸化リチウム一水和物(130.2mg,3.105mmol)で処理した。0℃で4.75時間撹拌した後に、この反応混合物を塩酸(2M,2.1mL)でクエンチした。揮発性物質を減圧中で除去した。残留する酢酸およびメタノールを、メタノール/トルエン(3回)、次いでトルエン(3回)との共沸により除去した。この白色固体に、N,N−ジメチルアミノピリジン(8.0mg,0.062mmol)、4Åのモレキュラーシーブおよび乾燥テトラヒドロフラン(210mL)を添加した。この反応混合物を、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(540μL,3.105mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(283.3mg,0.745mmol)で順番に処理した。室温で4時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を酢酸エチルと塩酸(1M)との間で分配した。その有機層を飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から7:3の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(152.6mg,37%)を白色固体として得た。20mgのサンプルを、アセトニトリル/水の1:1から1:0の勾配で溶出する分取逆相HPLCにより精製して、表題化合物(5.5mg,27%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.04 (s, 9H), 0.90−1.01 (m, 8H), 1.55 (s, 3H), 1.61 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.65−1.78 (m, 5H), 1.86−2.07 (m, 3H), 2.67−2.81 (m, 1H), 3.47 (d, J=8.7 Hz, 1H), 3.54−3.68 (m, 2H), 3.74−3.84 (m, 2H), 4.28 (d, J=10.5 Hz, 1H), 4.35−4.47 (m, 1H), 5.72 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.92 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.38 (ABq, Δδ
AB=0.02, J
AB=16.7 Hz, 2H), 7.41 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.64 (s, 1H), 7.73 (dd, J=8.7, 1.6 Hz, 1H), 7.80 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)667.1[M+H], Tr=3.40分。
【0653】
実施例78:化合物78
【0654】
【化406】
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【0655】
化合物77(126.2mg,0.189mmol)の塩酸(1,4−ジオキサン中4M,10mL)中の溶液を室温で23時間撹拌した。次いで、この反応混合物を固体の重炭酸ナトリウムにゆっくりと添加した。その残渣を酢酸エチルと水との間で分配した。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から2:3の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(53.6mg,50%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.90−1.02 (m, 6H), 1.22−1.37 (m, 2H), 1.52 (s, 3H), 1.61−1.78 (m, 8H), 1.86−2.06 (m, 3H), 2.68−2.81 (m, 1H), 3.65 (d, J=10.9 Hz, 1H), 3.76−3.93 (m, 2H), 4.29 (d, J=10.5 Hz, 1H), 4.35−4.47 (m, 1H), 5.75 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.92 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.38 (ABq, Δδ
AB=0.05, J
AB=16.7 Hz, 2H), 7.41 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.66 (s, 1H), 7.75−7.84 (m, 2H), 8.21 (d, J=7.6 Hz, 1H). LCMS(m/z)566.2[M+H], Tr=1.83分。
【0656】
実施例79:化合物79
【0657】
【化407】
[この文献は図面を表示できません]
【0658】
化合物79a.(E)−(S)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エン酸
【0659】
【化408】
[この文献は図面を表示できません]
【0660】
化合物79a(上記77cのエナンチオマー)を、化合物77dと同じ様式で、(S)−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エン酸を(R)−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エン酸の代わりに使用して、86%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.04 (s, 9H), 1.03 (dd, J=9.6, 7.1 Hz, 2H), 1.49 (s, 3H), 1.69 (d, J=6.9 Hz, 3H), 2.18 (s, 3H), 3.59−3.77 (m, 4H), 6.07 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.66 (ABq, Δδ
AB=0.16, J
AB=16.3 Hz, 2H), 7.44 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.61 (dd, J=8.5, 1.6 Hz, 1H), 7.75 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.05 (s, 1H), 8.12 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)444.1[M+H], Tr=3.27分。
【0661】
化合物79b.(S)−1−((S)−2−{(S)−2−[(E)−(S)−4−[7−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エノイルアミノ]−3−メチル−ブチリルアミノ}−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステル
【0662】
【化409】
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【0663】
化合物79bを、化合物77fと同じ様式で、(E)−(S)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エン酸を(E)−(R)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エン酸の代わりに使用して、60%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.04 (s, 9H), 0.83−1.10 (m, 8H), 1.28 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.45 (s, 3H), 1.64−1.72 (m, 5H), 1.81−1.94 (m, 1H), 1.99−2.09 (m, 1H), 2.18 (s, 3H), 2.19−2.31 (m, 1H), 2.69−2.79 (m, 1H), 3.45−3.55 (m, 1H), 3.59−3.69 (m, 4H), 3.71−3.80 (m, 4H), 4.29−4.42 (m, 2H), 5.28 (app 五重線, J=6.9 Hz, 1H), 6.06 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.68−6.87 (m, 3H), 7.32 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.42 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.66−7.77 (m, 2H), 8.05 (s, 1H), 8.11 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)740.4[M+H], Tr=3.46分。
【0664】
化合物79
【0665】
【化410】
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化合物79を、化合物77と同じ様式で、(S)−1−((S)−2−{(S)−2−[(E)−(S)−4−[7−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エノイルアミノ]−3−メチル−ブチリルアミノ}−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステルを(S)−1−((S)−2−{(S)−2−[(E)−(R)−4−[7−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エノイルアミノ]−3−メチル−ブチリルアミノ}−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステルの代わりに使用して、71%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.00 (s, 9H), 0.93−1.04 (m, 8H), 1.29 (s, 3H), 1.63−1.76 (m, 7H), 1.87−2.04 (m, 3H), 2.69−2.82 (m, 1H), 3.61−3.72 (m, 4H), 3.77−3.89 (m, 1H), 4.32−4.47 (m, 3H), 5.75 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.92 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.38 (ABq, Δδ
AB=0.18, J
AB=16.5 Hz, 2H), 7.40 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.61 (s, 1H), 7.76−7.87 (m, 2H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)667.3[M+H], Tr=3.28分。
【0666】
実施例80:化合物80
【0667】
【化411】
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【0668】
化合物80を、化合物78と同じ様式で、化合物79を化合物77の代わりに使用して、13%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 1.01 (d, J=6.7 Hz, 6H), 1.24 (s, 3H), 1.62−1.76 (m, 8H), 1.84−2.06 (m, 3H), 2.70−2.82 (m, 1H), 3.72−3.89 (m, 3H), 4.33−4.48 (m, 3H), 5.78 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.93 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.38 (ABq, Δδ
AB=0.12, J
AB=16.5 Hz, 2H), 7.40 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.62 (s, 1H), 7.82 (s, 2H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)566.2[M+H], Tr=1.99分。
【0669】
実施例81:化合物81
【0670】
【化412】
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【0671】
化合物81a.(S)−4−ベンジル−3−(3−シクロプロピル−プロピオニル)−オキサゾリジン−2−オン
【0672】
【化413】
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【0673】
3−シクロプロピルプロピオン酸(5.0g,44.0mmol)の無水ジクロロメタン(75mL)中の溶液を調製し、そして塩化オキサリル(11.5mL,131.5mmol)を添加し、その後、N,N−ジメチルホルムアミド(5μL)を添加した。この反応物を室温で撹拌すると、気体の発生が観察された。1.5時間後、この溶液をエバポレートして、酸クロリドを無色ガム状物質として得た。
【0674】
別のフラスコ内で、(S)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノン(7.75g,43.8mmol)の無水テトラヒドロフラン(75mL)中の溶液を窒素雰囲気下で−78℃まで冷却した。n−ブチルリチウムの溶液(ヘキサン中2.5M,17.5mL,43.8mmol)を滴下により添加した。この反応物を−78℃で15分間撹拌した。次いで、上記酸クロリドの無水テトラヒドロフラン(40mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を−78℃で20分間撹拌し、次いで1時間かけて室温まで温めた。塩化アンモニウムの飽和水溶液(80mL)を添加した。その層を分離し、そしてその水層を酢酸エチル(50mL)で抽出した。その有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、褐色油状物を得た。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(8.88g,74%)を無色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.08−0.15 (m, 2H), 0.42−0.52 (m, 2H), 0.73−0.89 (m, 1H), 1.55−1.67 (m, 2H), 2.73−2.85 (m, 1H), 2.97−3.18 (m, 2H), 3.27−3.37 (m, 1H), 4.14−4.26 (m, 2H), 4.65−4.75 (m, 1H), 7.19−7.40 (m, 5H). LCMS(m/z)274.1[M+H], Tr=2.82分。
【0675】
化合物81b.(S)−4−ベンジル−3−((S)−2−シクロプロピルメチル−ペンタ−4−エノイル)−オキサゾリジン−2−オン
【0676】
【化414】
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【0677】
N,N−ジイソプロピルアミン(5.46mL,39mmol)の無水テトラヒドロフラン(90mL)中の溶液を−10℃まで冷却し、その後、n−ブチルリチウム中の溶液(ヘキサン中2.5M,15mL,37.5mmol)を、その温度を0℃未満に維持しながら10分間かけて滴下により添加した。この反応混合物を0℃で10分間撹拌し、その後、−78℃まで冷却した。(S)−4−ベンジル−3−(3−シクロプロピル−プロピオニル)−オキサゾリジン−2−オン(8.88g,32.5mmol)のテトラヒドロフラン(35mL)中の溶液を、その温度を−70℃未満に維持しながら10分間かけて滴下により添加した。この反応混合物を−78℃で1時間撹拌し、次いで−15℃で2時間温めた。この反応混合物を塩化アンモニウム飽和水溶液(100mL)で希釈し、そして酢酸エチル(2×60mL)で抽出した。この抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、黄色ガム状物質を得た。このガム状物質を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(5.3g,52%)を無色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.01−0.15 (m, 2H), 0.35−0.50 (m, 2H), 0.65−0.82 (m, 1H), 1.50−1.60 (m, 2H), 2.32−2.45 (m, 1H), 2.47−2.60 (m, 1H), 2.66−2.77 (m, 1H), 3.27−3.37 (m, 1H), 4.05−4.25 (m, 3H), 4.65−4.76 (m, 1H), 5.03−5.16 (m, 2H), 5.78−5.93 (m, 1H), 7.20−7.36 (m, 5H). LCMS(m/z)314.1[M+H], Tr=2.83分。
【0678】
化合物81c.(S)−4−ベンジル−3−((E)−(R)−2−シクロプロピルメチル−ペンタ−3−エノイル)−オキサゾリジン−2−オン
【0679】
【化415】
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【0680】
(S)−4−ベンジル−3−(2−シクロプロピルメチル−ペンタ−4−エノイル)−オキサゾリジン−2−オン(4.3g,13.8mmol)の、エタノール(35mL)および水(4.3mL)中の溶液を調製し、そして塩化ロジウム(III)水和物(70mg,0.35mmol)を添加した。この反応混合物を80℃で16時間加熱した。さらなる量の塩化ロジウム(III)水和物(35mg,0.18mmol)を添加し、そしてこの反応物を80℃でさらに4時間加熱した。この反応混合物をエバポレートし、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル7:3を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(3.5g,81%)を無色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.01−0.15 (m, 2H), 0.35−0.50 (m, 2H), 0.65−0.82 (m, 1H), 1.57−1.65 (m, 2H), 1.74 (d, J=6.2 Hz, 3H), 2.74−2.85 (m, 2H), 4.07−4.25 (m, 2H), 4.50−4.60 (m, 1H), 4.64−4.75 (m, 1H), 5.49−5.65 (m, 1H), 5.66−5.82 (m, 1H), 7.15−7.46 (m, 5H)。
【0681】
化合物81d.(E)−(R)−2−シクロプロピルメチル−ペンタ−3−エン酸
【0682】
【化416】
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【0683】
(S)−4−ベンジル−3−((E)−(R)−2−シクロプロピルメチル−ペンタ−3−エノイル)−オキサゾリジン−2−オン(3.50g,10.92mmol)のテトラヒドロフラン(75mL)中の溶液を0℃まで冷却し、その後、過酸化水素の30%の水溶液(5.8mL,56mmol)および水酸化リチウム一水和物(950mg,22.6mmol)の水(37mL)中の溶液を添加した。この反応物を0℃で2.5時間撹拌した。この反応混合物をメタ重亜硫酸ナトリウムの水溶液で処理し、そして10分間撹拌し、その後、塩酸(2M)でpH1まで酸性にした。この混合物を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。この抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、無色油状物を得た。この油状物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル7:3を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.32g,78%)を無色油状物として、E/Z異性体の2.5:1の混合物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.02−0.15 (m, 1.96H), 0.39−0.52 (m, 1.96H), 0.65−0.81 (m, 0.98H), 1.47−1.63 (m, 1.96H), 1.71 (d, J=6.7Hz, 2.94H), 3.06−3.17 (m, 0.98H), 3.45−3.56 (m, 0.28H), 5.40−5.56 (m, 0.98H), 5.57−5.72 (m, 0.98H), 10.5−12.0 (bs, 0.98H). LCMS(m/z)153.1 [M−H], Tr=1.91分。
【0684】
化合物81e.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(R)−1−(7−ビニル−キノリン−2−イル)−エチルエステル
【0685】
【化417】
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【0686】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステル(562mg,1.36mmol)をテトラヒドロフラン(14mL)に懸濁させ、次いで水酸化リチウム一水和物(63mg,1.49mmol)および水(3mL)を添加した。この混合物を手早く30分間撹拌し、次いで塩酸(2M,0.68mL)を添加した。この混合物をエバポレートし、次いで、その残渣を、4Åのモレキュラーシーブ(粉末状,2g)を含む無水ジクロロメタン(13.5mL)に懸濁させた。この撹拌混合物に、窒素下で、無水ジクロロメタン(13.5mL)中の(R)−1−(7−ビニル−キノリン−2−イル)−エタノール(271mg,1.36mmol)を添加し、その後、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(366mg,1.90mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(166mg,1.36mmol)を添加し、そして得られた混合物を16時間撹拌した。次いで、さらなるN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(131mg,0.68mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(83mg,0.68mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をさらに5時間撹拌した。この混合物をセライトで濾過し、そしてその濾液を飽和塩化アンモニウム水溶液、その後、水、次いでブラインで洗浄した。その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:3から1:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(366mg,46%)を白色泡状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.86−1.00 (m, 6H), 1.33 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.46 (s, 9H), 1.52−1.61 (m, 1H), 1.74 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.84−2.27 (m, 4H), 2.74−2.88 (m, 1H), 3.58−3.69 (m, 1H), 3.74−3.87 (m, 1H), 3.91−4.02 (m, 1H), 4.41−4.51 (m, 1H), 5.06−5.16 (m, 1H), 5.29 (app 五重線, J=6.9 Hz, 1H), 5.44 (d, J=10.9 Hz, 1H), 5.97 (d, J=17.6 Hz, 1H), 6.13 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.73 (d, J=7.1 Hz, 1H), 6.94 (dd, J=17.8, 10.7 Hz, 1H), 7.41 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.69 (dd, J=8.5, 1.3 Hz, 1H), 7.79 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.03 (s, 1H), 8.18 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)582.2[M+H], Tr=2.58分。
【0687】
化合物81f.(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((E)−(R)−2−シクロプロピルメチル−ペンタ−3−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(R)−1−(7−ビニル−キノリン−2−イル)−エチルエステル
【0688】
【化418】
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【0689】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(R)−1−(7−ビニル−キノリン−2−イル)−エチルエステル(340mg,0.585mmol)の無水ジクロロメタン(20mL)中の冷(0℃)溶液を、窒素下で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(212μL,1.17mmol)で処理した。0℃で1.5時間撹拌した後に、この反応を飽和重炭酸ナトリウム溶液でクエンチし、そして20分間撹拌した。その有機層を分離し、そして飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄した。その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。無水アセトニトリル(15mL)中のその残渣に、4Åのモレキュラーシーブ(1g)を添加し、その後、(E)−(R)−2−シクロプロピルメチル−ペンタ−3−エン酸(108mg,0.702mmol)の無水アセトニトリル(5mL)中の溶液を添加した。次いで、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(157mg,0.819mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(119mg,0.702mmol)を添加し、そして得られた混合物を69時間撹拌した。この反応混合物をジクロロメタンを用いてセライトで濾過し、そしてその濾液を飽和塩化アンモニウム水溶液、水、次いでブラインで洗浄した。その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:1から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(142mg,39%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.03−0.12 (m, 2H), 0.37−0.45 (m, 2H), 0.63−0.71 (m, 1H), 0.87−0.94 (m, 6H), 1.30 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.45−1.66 (m, 2H), 1.71−1.74 (m, 6H), 1.92−1.95 (m, 1H), 2.02−2.09 (m, 1H), 2.12−2.20 (m, 1H), 2.75−2.87 (m, 1H), 2.93 (q, J=7.3 Hz, 1H), 3.58−3.68 (m, 1H), 3.81−3.91 (m, 1H), 4.27 (dd, J=8.5, 6.1 Hz, 1H), 4.45 (br d J=12.5 Hz, 1H), 5.28 (app 五重線, J=6.9 Hz, 1H), 5.44 (br d J=10.9 Hz, 1H), 5.48−5.65 (m, 2H), 5.98 (d, J=17.6 Hz, 1H), 6.13 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.19−6.24 (m, 1H), 6.65 (br d, J=7.6 Hz, 1H), 6.93 (dd, J=17.5, 10.8 Hz, 1H), 7.41 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.69 (dd, J=8.5, 1.3 Hz, 1H), 7.79 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.04 (s, 1H), 8.18 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)618.3[M+H], Tr=3.07分。
【0690】
化合物81
【0691】
【化419】
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【0692】
(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((E)−(R)−2−シクロプロピルメチル−ペンタ−3−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(R)−1−(7−ビニル−キノリン−2−イル)−エチルエステル(128mg,0.207mmol)の1,2−ジクロロエタン(85mL)中の撹拌溶液に、窒素下80℃でHoveyda−Grubbs触媒第2世代(26mg,0.041mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を45分間加熱還流した。さらなるHoveyda−Grubbs触媒第2世代(26mg,0.041mmol)を添加し、そしてこの混合物を2.5時間加熱還流し、この時点で、さらなるHoveyda−Grubbs触媒第2世代(26mg,0.041mmol)を添加し、そしてこの混合物を7時間加熱還流し、その後、室温まで冷却した。イソシアノ酢酸カリウム(76mg,0.621mmol)のメタノール(1mL)中の溶液を添加し、そしてこの混合物を2.5時間撹拌した。シリカを添加し、そしてその有機物をエバポレートした。その固体残渣をシリカカートリッジに乾式装填し、そしてイソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。所望の物質を含む画分を集めて合わせ、そしてアセトニトリル/水の2:3から3:7、次いで1:4から3:7の勾配を使用する逆相分取HPLCを使用して再度精製して、表題化合物(1.5mg,1.3%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.19−0.25 (m, 2H), 0.53−0.61 (m, 2H), 0.86−0.94 (m, 1H), 0.98 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.98 (d, J=6.6 Hz, 3H), 0.99−1.08 (m, 1H), 1.47−1.50 (m, 1H), 1.53−1.60 (m, 1H), 1.64 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.69−1.75 (m, 2H), 1.74 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.86−1.92 (m, 1H), 2.69−2.81 (m, 1H), 3.37−3.43 (m, 1H), 3.71−3.77 (m, 1H), 3.79−3.86 (m, 1H), 4.31 (d, J=10.3 Hz, 1H), 4.45 (br d, J=11.6 Hz, 1H), 5.74 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.93 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.38 (d, J=16.7 Hz, 1H), 6.49 (dd, J=16.5, 3.8 Hz, 1H), 7.41 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.77 (dd, J=8.7, 1.3 Hz, 1H), 7.82 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)576.2[M+H], Tr=2.49分。
【0693】
実施例82:化合物82
【0694】
【化420】
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【0695】
化合物82a.(S)−1−[(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0696】
【化421】
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【0697】
無水ジクロロメタン(33mL)中の(S)−テトラヒドロ−ピリダジン−1,2,3−トリカルボン酸1,2−ジ−tert−ブチルエステル3−(2,2,2−トリクロロ−エチル)エステル(5.0g,10.8mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、トリフルオロ酢酸(33mL,432mmol)を添加した。この溶液を室温まで温め、そして16時間撹拌した。この反応物を減圧中で濃縮し、そしてその残渣をトルエンと共エバポレートした(3回)。得られた褐色粘性油状物を無水アセトニトリル(5mL)に溶解させ、そして(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−プロピオン酸(2.39g,5.4mmol,PCT Int.Appl.2006,WO 2006004880 A2においてのように調製)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(3.76mL,21.6mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(2.05g,5.4mmol)の無水アセトニトリル(25mL)中の溶液(この溶液を予め0℃で20分間撹拌していた)に添加した。この反応物を室温まで温め、そして16時間撹拌し、その後、減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.8g,49%)を透明粘性油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.08 (s, 9H), 1.46 (s, 9H), 1.53−1.67 (m, 1H), 1.80−2.01 (m, 2H), 2.82−2.96 (m, 1H), 3.19−3.32 (m, 1H), 3.62 (d, J=10.9 Hz, 1H), 3.80−3.97 (m, 3H), 4.23−4.34 (m, 1H), 4.61 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.90 (d, J=12.0 Hz, 1H), 5.18−5.27 (m, 1H), 5.51−5.63 (m, 1H), 7.35−7.49 (m, 6H), 7.58−7.70 (m, 4H). LCMS(m/z)686.2[M+H], Tr=4.32分。
【0698】
化合物82b.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0699】
【化422】
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【0700】
無水ジクロロメタン(25mL)中の(S)−1−[(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(1.0g,1.46mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(400μL,2.19mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で2時間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.0mL,5.84mmol)を添加し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を窒素の雰囲気下室温で無水アセトニトリル(15mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(763μL,4.38mmol)、N−(tert−ブトキシカルボニル)−L−バリン、(317mg,1.46mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(777mg,2.04mmol)を添加した。室温で2時間後、この反応を水でクエンチし、そして酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル2:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(500mg,44%)を白色泡状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.88−1.00 (m, 6H), 1.07 (s, 9H), 1.48 (s, 9H), 1.50−1.70 (m, 2H), 1.78−1.89 (m, 1H), 1.92−2.02 (m, 1H), 2.10−2.25 (m, 1H), 2.81−3.02 (m, 1H), 3.15−3.30 (m, 1H), 3.60 (d, J=10.7 Hz, 1H), 3.95 (br d, J=3.6 Hz, 2H), 3.98−4.06 (m, 1H), 4.19−4.30 (m, 1H), 4.59 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.90 (d, J=12.0 Hz, 1H), 5.10−5.20 (m, 1H), 5.36−5.47 (m, 1H), 6.77−6.88 (m, 1H), 7.36−7.50 (m, 6H), 7.56−7.70 (m, 4H). LCMS(m/z)=785.3[M+H], Tr=4.25分。
【0701】
化合物82c.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0702】
【化423】
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【0703】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(450mg,0.57mmol)の無水ジクロロメタン(10mL)中の溶液に、窒素の雰囲気下0℃で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(156μL,0.86mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で2時間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(410μL,2.30mmol)を添加し、次いで減圧中で濃縮して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを白色固体として得た。
【0704】
無水アセトニトリル(5mL)中の(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(196mg,0.57mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(307μL,1.72mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(306mg,0.80mmol)を添加した。この溶液を0℃で3分間撹拌し、その後、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの無水アセトニトリル(2mL)中の溶液を添加した。この反応物を室温まで温め、16時間撹拌し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル2:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(350mg,62%,2工程)を粘性油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.85−0.99 (m, 6H), 1.05 (s, 9H), 1.32−1.43 (m, 1H), 1.49 (s, 3H), 1.50 (s, 3H), 1.53−1.57 (m, 1H), 1.69 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.75−2.00 (m, 3H), 2.08−2.15 (m, 1H), 2.18 (s, 3H), 2.86−2.96 (m, 1H), 3.11−3.22 (m, 1H), 3.56 (d, J=10.9 Hz, 1H), 3.90−3.95 (m, 2H), 4.34 (dd, J=8.3, 5.1 Hz, 1H), 4.58 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.89 (d, J=12.0 Hz, 1H), 5.33−5.41 (m, 1H), 6.06 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.45 (d, J=8.3 Hz, 1H), 6.63 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.72 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.77 (d, J=16.1 Hz, 1H), 7.34−7.49 (m, 7H), 7.54−7.69 (m, 5H), 7.73 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.03 (s, 1H), 8.11 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)=994.5[M+H], Tr=4.30分。
【0705】
化合物82d.
【0706】
【化424】
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【0707】
テトラヒドロフラン(14mL)および水(3mL)中の(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(350mg,0.35mmol)に、水酸化リチウム一水和物(74mg,1.76mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で4時間撹拌し、そして2Mの水性塩酸でpH6まで酸性にすることによってクエンチした。この混合物を減圧中で濃縮し、その後、アセトニトリル(2回)、次いでトルエン(2回)から共エバポレートし、そして高真空で16時間乾燥させた。得られた残渣を無水テトラヒドロフラン(117mL)に溶解させ、そして室温でN,N−ジイソプロピルエチルアミン(314μL,1.76mmol)、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(187mg,0.49mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(4mg,0.1mmol)を添加した。この反応物を7時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、そして塩酸(1M,1回)およびブライン(1回)で洗浄した。その有機層を、疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(137mg,48%)を粘性油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.89−1.03 (m, 6H), 1.10 (s, 9H), 1.40 (s, 3H), 1.47 (s, 3H), 1.59−1.64 (m, 1H), 1.68 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.80−2.03 (m, 4H), 2.54−2.67 (m, 1H), 3.46−3.55 (m, 2H), 4.19−4.28 (m, 1H), 4.43−4.54 (m, 1H), 5.87 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.92−6.01 (m, 2H), 6.20 (d, J=9.1 Hz, 1H), 6.28 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.29 (d, J=7.6 Hz, 1H), 6.39 (d, J=16.1 Hz, 1H), 7.21 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.35−7.48 (m, 6H), 7.54−7.61 (m, 2H), 7.70 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.73−7.83 (m, 5H), 8.05 (d, J=8.3 Hz, 1H). LCMS(m/z)=804.4[M+H], Tr=4.13分。
【0708】
化合物82
【0709】
【化425】
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【0710】
無水テトラヒドロフラン(810μL)中の化合物82d(130mg,0.16mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、テトラブチルアンモニウムフルオリド(THF中1.0Mの溶液,810μL,0.81mmol)を添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌し、その後、塩化アンモニウムの飽和水溶液でクエンチした。この反応物をジクロロメタンで抽出し(2回)、その有機物を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その生成物を、イソ−ヘキサン/アセトン1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(50mg,55%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3CN) δ□□ 0.94−0.95 (m, 6H), 1.32 (s, 3H), 1.47 (s, 3H), 1.48−1.50 (m, 2H), 1.55−1.64 (m, 2H), 1.67 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.81−2.01 (m, 2H), 2.59−2.77 (m, 1H), 3.69−3.86 (m, 2H), 3.91 (d, J=12.3 Hz, 1H), 4.01−4.11 (m, 1H), 4.15−4.29 (m, 1H), 4.30−4.39 (m, 1H), 5.58−5.67 (m, 1H), 5.96 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.34 (d, J=8.9 Hz, 1H), 6.43 (s, 2H), 7.10 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.40 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.67 (dd, J=8.5, 1.6 Hz, 1H), 7.85 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.97 (s, 1H), 8.24 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)=566.3[M+H], Tr=2.10分。
【0711】
実施例83:化合物83
【0712】
【化426】
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【0713】
化合物83a.(R)−3−{(R)−2−[(R)−1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−ブタ−3−エノイル}−4−イソプロピル−5,5−ジメチル−オキサゾリジン−2−オン
【0714】
【化427】
[この文献は図面を表示できません]
【0715】
(R)−3−[(R)−2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ブタ−3−エノイル]−4−イソプロピル−5,5−ジメチル−オキサゾリジン−2−オン(654mg,2.43mmol,Tetrahedron 2009,65,7837−7851に記載されるように調製)およびイミダゾール(727mg,10.68mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)中の冷(0℃)溶液をtert−ブチルジメチルシリルクロリド(474mg,3.16mmol)で処理した。室温で5時間撹拌した後に、この反応を飽和塩化アンモニウムでクエンチした。その水層をジエチルエーテル(2×20mL)で抽出した。その有機物を合わせ、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する25gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(800mg,86%)を無色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.03 (s, 3H), 0.09 (s, 3H), 0.84 (s, 9H), 0.92 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.01 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.16 (d, J=6.2 Hz, 3H), 1.40 (s, 3H), 1.50 (s, 3H), 2.05−2.20 (m, 1H), 4.17 (d, J=3.3 Hz, 1H), 4.25−4.40 (m, 1H), 4.67 (t, J=9.1 Hz, 1H), 5.25 (dd, J=10.3, 1.6 Hz, 1H), 5.46 (dd, J=17.2, 1.3 Hz, 1H), 5.65−5.79 (m, 1H)。
【0716】
化合物83b.(R)−2−[(R)−1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−ブタ−3−エン酸
【0717】
【化428】
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【0718】
(R)−3−{(R)−2−[(R)−1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−ブタ−3−エノイル}−4−イソプロピル−5,5−ジメチル−オキサゾリジン−2−オン(400mg,1.04mmol)のテトラヒドロフラン/水(15mL,2:1)中の冷(0℃)溶液を、過酸化水素(30%水性,537μL,5.21mmol)および水酸化リチウム一水和物(87mg,2.09mmol)で順番に処理した。この混合物を一晩かけて室温まで温めた。この反応をメタ重亜硫酸ナトリウムで、KI/デンプン紙が陰性になるまでクエンチした。室温で2時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。次いで、この混合物を水で希釈し、そしてそのpHを炭酸カリウムで調整した。その水層をジクロロメタン(2×20mL)で洗浄し、そして塩酸で酸性にし(pH約1)、次いで酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。全ての酢酸エチル層を合わせ、そして揮発性物質を減圧中で除去して、表題化合物(200mg,79%)を透明油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.09 (s, 3H), 0.11 (s, 3H), 0.89 (s, 9H), 1.22 (d, J=6.0 Hz, 3H), 3.07 (t, J=8.7 Hz, 1H), 4.11 (五重線, J=6.5 Hz, 1H), 5.20−5.35 (m, 2H), 5.70−5.90 (m, 1H)。
【0719】
化合物83c.(E)−(R)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[(R)−1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−ブタ−3−エン酸
【0720】
【化429】
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【0721】
(R)−2−[(R)−1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−ブタ−3−エン酸(200mg,0.82mmol)、酢酸(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチルエステル(241mg,0.82mmol)、酢酸パラジウム(II)(37mg,0.16mmol)、トリ−(o−トリル)ホスフィン(50mg,0.16mmol)の無水1,4−ジオキサン(10mL)中の溶液をN,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(280μL,1.31mmol)で処理した。100℃で6時間撹拌した後に、この反応物を室温まで冷却し、濾別し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を酢酸エチルと塩酸(1M)との間で分配した。その有機物を合わせ、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、ジクロロメタン/メタノールの1:0から9:1の連続勾配で溶出する25gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(115mg,31%)を無色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.10 (s, 3H), 0.11 (s, 3H), 0.89 (s, 9H), 1.25 (d, J=6.0 Hz, 3H), 1.68 (d, J=6.4 Hz, 3H), 2.17 (s, 3H), 3.22−3.37 (m, 1H), 3.65−3.80 (m, 1H), 4.26 (五重線, J=6.7 Hz, 1H), 6.08 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.40 (dd, J=15.8, 9.1 Hz, 1H), 6.76 (d, J=15.8 Hz, 1H), 7.42 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.40−7.55 (m, 1H), 7.55−7.75 (m, 1H), 8.03 (s, 1H), 8.11 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)458.2[M+H], Tr=3.45分。
【0722】
化合物83d.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−(R)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[(R)−1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステル
【0723】
【化430】
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【0724】
化合物83dを、化合物77fと同じ様式で、(E)−(R)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[(R)−1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−ブタ−3−エン酸を(E)−(R)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エン酸の代わりに使用して、64%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.09 (s, 3H), 0.14 (s, 3H), 0.81−1.03 (m, 13H), 1.30−1.40 (m, 3H), 1.55−1.75 (m, 7H), 1.75−1.95 (m, 2H), 2.05 (s, 3H), 2.10−2.22 (m, 4H), 3.20−3.60 (m, 2H), 3.75 (s, 3H), 4.08−4.42 (m, 3H), 5.32 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.05 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.42−6.55 (m, 1H), 6.62−6.82 (m, 2H), 7.41 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.55−7.65 (m, 1H), 7.70−7.80 (m, 1H), 7.96 (s, 1H), 8.11 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)754.4[M+H], Tr=3.47分。
【0725】
化合物83e.
【0726】
【化431】
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化合物83eを、化合物77と同じ様式で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−(R)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[(R)−1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステルを(S)−1−((S)−2−{(S)−2−[(E)−(R)−4−[7−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エノイルアミノ]−3−メチル−ブチリルアミノ}−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステルの代わりに使用して、40%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.09 (s, 3H), 0.14 (s, 3H), 0.85−1.05 (m, 15H), 1.28 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.50 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.75 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.85−2.08 (m, 4H), 3.00−3.10 (m, 1H), 3.60−3.80 (m, 2H), 4.25−4.60 (m, 2H), 5.56 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.94 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.20−6.35 (m, 2H), 6.52 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.69 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.23 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.42−7.65 (m, 2H), 7.70 (s, 1H), 8.02 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)680.4[M+H], Tr=3.56分。
【0727】
化合物83
【0728】
【化432】
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化合物83e(44mg,0.065mmol)のジクロロメタン(10mL)中の冷(0℃)溶液を塩酸(1,4−ジオキサン中4M,5mL)で処理した。0℃で2時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣をジクロロメタンと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配した。その有機物を合わせ、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から4:1の連続勾配で溶出する10gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(18mg,49%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.85−1.05 (m, 6H), 1.34 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.61 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.74 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.85−2.08 (m, 4H), 2.68−2.82 (m, 1H), 3.72−3.83 (m, 1H), 4.10−4.28 (m, 3H), 4.38−4.47 (m, 1H), 5.62 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.91 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.35−6.57 (m, 2H), 7.40 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.65−7.85 (m, 3H), 8.19−8.25 (m, 2H), 8.46 (d, J=6.9 Hz, 1H). LCMS(m/z)566.2[M+H], Tr=1.80分。
【0729】
実施例84:化合物84
【0730】
【化433】
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【0731】
化合物84a.((S)−2−{(S)−3−[(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチルカルバモイル]−テトラヒドロ−ピリダジン−1−イル}−1−メチル−2−オキソ−エチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル
【0732】
【化434】
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【0733】
(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(3.007g,6.948mmol)のテトラヒドロフラン/水(60mL,5:1)中の冷(0℃)溶液を水酸化リチウム一水和物(874.4mg,20.844mmol)で処理した。0℃で40分間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,50mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。残留するトリクロロエタノールを、トルエンとの共沸(3回)により除去して、(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸を白色固体として得、次いで、これを(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチルアミン塩酸塩(1.998g,6.948mmol)と合わせ、そして無水アセトニトリル(60mL)およびテトラヒドロフラン(10mL)に懸濁させた。この懸濁物を0℃まで冷却し、そしてN,N−ジイソプロピルエチルアミン(6mL,34.740mmol)および1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(3.699g,9.727mmol)で順番に処理した。室温までゆっくりと温めて16時間撹拌した後に、この反応を0℃で塩酸(1M,70mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、重炭酸ナトリウムの飽和溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:4の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(3.702g,99%)を白色泡状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.38 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.43 (s, 9H), 1.47−1.55 (m, 2H), 1.58 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.60−1.78 (m, 2H), 2.22−2.31 (m ,1H), 2.65−2.78 (m, 1H), 3.39−3.52 (m, 1H), 4.55 (d, J=13.4 Hz, 1H), 5.18−5.34 (m, 2H), 5.36−5.45 (m, 1H), 7.37 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.65 (dd, J=8.5, 1.6 Hz, 1H), 7.70 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.04 (d, J=6.5 Hz, 1H), 8.14 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.36 (s, 1H). LCMS(m/z)536.1, 537.1[M+H], Tr=2.58分。
【0734】
化合物84b.3−メチル−3−ビニル−ジヒドロ−フラン−2−オン
【0735】
【化435】
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【0736】
N,N−ジイソプロピルアミン(4.7mL,33.815mmol,水素化カルシウムで乾燥)の無水テトラヒドロフラン(20mL)中の冷(−78℃)溶液を、n−ブチルリチウムのヘキサン中の溶液(12.7mL,31.702mmol,2.5M)で処理した。−78℃で25分間撹拌した後に、この混合物を3−メチル−ジヒドロ−フラン−2−オン(2mL,21.135mmol)で処理した。0℃で1時間撹拌した後に、この反応物を、ジ−μ−ブロモビス(トリ−tert−ブチルホスフィノ)ジパラジウム(I)(164.2mg,0.211mmol)の無水テトラヒドロフラン(5mL)中の溶液、および臭化ビニルのテトラヒドロフラン中の溶液(31.7mL,81.702mmol,1M)で順番に処理した。この反応物をゆっくりと室温まで温めた。16時間撹拌した後に、この反応を塩酸(2M)および水でクエンチした。その水層をジエチルエーテルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテルの1:0から3:2の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.272g,48%)を橙色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.38 (s, 3H), 2.11−2.22 (m, 1H), 2.31−2.41 (m, 1H), 4.20−4.36 (m, 2H), 5.16−5.26 (m, 2H), 5.84−5.96 (m, 1H)。
【0737】
化合物84c.(S)−2−[2−(2−ヒドロキシ−エチル)−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ]−3−メチル−酪酸
【0738】
【化436】
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【0739】
L−バリンtert−ブチルエステル塩酸塩(3.2g,15.259mmol)を、ジクロロメタンと重炭酸ナトリウムの飽和溶液との間で分配した。その水層をジクロロメタンで抽出した。その有機物を合わせ、相分離器で濾過し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去して、L−バリンtert−ブチルエステルを無色油状物として得、これを無水ジクロロエタン(40mL)に溶解させた。この溶液を、トリメチルアルミニウムの溶液(15.2mL,30.516mmol,トルエン中2M)で処理した。室温で1.5時間撹拌した後に、この混合物を、3−メチル−3−ビニル−ジヒドロ−フラン−2−オン(641.7mg,5.086mmol)のジクロロエタン(10mL)中の溶液で処理した。85℃で15時間撹拌した後に、この反応物を0℃まで冷却し、塩酸(2M)でゆっくりとクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出し(3回)、その有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去して、表題化合物(1.053g,85%)を白色固体として、ジアステレオマーの1:1の混合物として得た。
【0740】
化合物84d.(S)−1−((S)−2−{(S)−2−[2−(2−ヒドロキシ−エチル)−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ]−3−メチル−ブチリルアミノ}−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸[(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチル]−アミド
【0741】
【化437】
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【0742】
((S)−2−{(S)−3−[(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチルカルバモイル]−テトラヒドロ−ピリダジン−1−イル}−1−メチル−2−オキソ−エチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(432.0mg,0.808mmol)のジクロロメタン(30mL)中の冷(0℃)溶液を、塩酸の溶液(2.4mL,9.699mmol,1,4−ジオキサン中4M)で処理した。室温で2時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。残留する水をトルエンとの共沸により除去して、白色固体を得、これを(S)−2−[2−(2−ヒドロキシ−エチル)−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ]−3−メチル−酪酸(196.6mg,0.808mmol)および無水アセトニトリル(30mL)と合わせた。この混合物を0℃まで冷却し、そしてN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.71mL,4.04mmol)および1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(430.1mg,1.131mmol)で順番に処理した。この反応物をゆっくりと室温まで温めた。室温で20時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から1:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(186.4mg,35%)を黄色泡状物として、ジアステレオマーの1:1の混合物として得た。LCMS(m/z)659.2,661.1[M+H],Tr=2.21分。
【0743】
化合物84e.(S)−1−{(S)−2−[(S)−3−メチル−2−(3−メチル−2−オキソ−3−ビニル−ピロリジン−1−イル)−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸[(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチル]−アミド
【0744】
【化438】
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【0745】
(S)−1−((S)−2−{(S)−2−[2−(2−ヒドロキシ−エチル)−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ]−3−メチル−ブチリルアミノ}−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸[(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチル]−アミド(186.4mg,0.282mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(206.7mg,1.692mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液をパラ−トルエンスルホニルクロリド(161.6mg,0.848mmol)で処理した。室温で2.5時間撹拌した後に、さらなる4−ジメチルアミノピリジン(206.7mg,1.692mmol)およびパラ−トルエンスルホニルクロリド(161.6mg,0.848mmol)を添加した。室温で1.5時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から3:2の連続勾配で溶出する20gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(77.0mg,42%)を無色ガム状物質として、ジアステレオマーの1:1の混合物として得た。LCMS(m/z)643.1[M+H],Tr=1.90分間およびLCMS(m/z)643.1[M+H],Tr=1.99分。
【0746】
【化439】
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(S)−1−{(S)−2−[(S)−3−メチル−2−(3−メチル−2−オキソ−3−ビニル−ピロリジン−1−イル)−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸[(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチル]−アミド(77.0mg,0.12mmol)およびN,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(0.08mL,0.360mmol)の無水1,4−ジオキサン(60mL)中の温(80℃)溶液を酢酸パラジウム(II)(27mg,0.12mmol)およびトリ(o−トリル)ホスフィン(37mg,0.12mmol)で処理した。100℃で40分間撹拌した後に、この反応物を室温まで冷却し、セライトで濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、ジクロロメタン/メタノールの1:0から9:1の連続勾配で溶出する20gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィー、その後、水/アセトニトリルの95:5から0:1の勾配で溶出する逆相分取HPLCにより精製して、表題化合物(2.9mg,4%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.90 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.07 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.51 (s, 3H), 1.57−1.77 (m, 8H), 1.86−2.08 (m, 2H), 2.14−2.34 (m, 4H), 2.65−2.79 (m, 1H), 3.59−3.67 (m, 1H), 4.08−4.21 (m, 2H), 4.35−4.52 (m, 2H), 5.07 (q, J=6.9 Hz, 1H), 5.70 (q, J=7.3 Hz, 1H), 6.39, 6.52 (ABq, J
AB=16.3 Hz, 2H), 7.47 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.78 (dd, J=8.5, 1.6 Hz, 1H), 7.85 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.25 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)561.2[M+H], Tr=1.26分。
【0747】
実施例85および86:化合物85および86
【0748】
【化440】
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【0749】
化合物85a:2−シアノ−2−メチル−ブタ−3−エン酸tert−ブチルエステル
【0750】
【化441】
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【0751】
水素化ナトリウム(鉱油中60%,880mg,22mmol)の乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(100mL)中の撹拌スラリーに、窒素下0℃で、シアノ−メチル−酢酸tert−ブチルエステル(J.Am.Chem.Soc.2011,133,8165,3.10g,20mmolにおいてのように調製)を滴下により添加した。あらゆる残留するシアノ−メチル−酢酸tert−ブチルエステルを、その元の容器を少量のN,N−ジメチルホルムアミドで洗ってこの反応混合物に移すことによって、移した。この反応混合物を周囲温度まで40分間温め、次いで0℃まで冷却した。1,2−ジブロモエタン(3.95g,1.81mL,21mmol)を、シリンジポンプを介して30分間かけて、滴下により添加した。この反応混合物を0℃でさらに3時間撹拌し、次いで、周囲温度まで1時間温めた。この混合物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで抽出し(3回)、そして合わせた有機抽出物を水で洗浄し(3回)、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣に1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(3.14g,3.07mL,20.6mmol)を添加し、そしてこの混合物を撹拌し、そして80℃で30分間加熱し、次いで冷却した。飽和塩化アンモニウム溶液を添加し、そしてこの混合物をジエチルエーテルで抽出した(2回)。その有機抽出物を0.5Mの塩酸、飽和重炭酸ナトリウム溶液、飽和ブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル19:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(3.15g,87%)を淡黄色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.52 (s, 9H), 1.68 (s, 3H), 5.37 (d, J=10.0 Hz, 1H), 5.63 (d, J=17.0 Hz, 1H), 5.89 (dd, J=17.0, 10.0 Hz, 1H)。
【0752】
化合物85b:2−シアノ−2−メチル−ブタ−3−エン酸
【0753】
【化442】
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2−シアノ−2−メチル−ブタ−3−エン酸tert−ブチルエステル(362mg,2mmol)をジオキサン中4Mの塩酸(10mL)に懸濁させ、そしてこの反応混合物を38時間撹拌し、次いでエバポレートした。その残渣を次の反応で直接使用した。
【0754】
化合物85c:(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−(2−シアノ−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0755】
【化443】
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【0756】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(692mg,1.3mmol)の乾燥ジクロロメタン(39mL)中の撹拌溶液を窒素下で0℃まで冷却し、次いでトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(578mg,471μL,2.6mmol)を添加した。この反応物を1時間撹拌し、次いで飽和重炭酸ナトリウム溶液でクエンチした。その有機層を分離し、そしてさらなる飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し(2回)、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣に、4Åのモレキュラーシーブ(粉末状,1.3g)、および粗製2−シアノ−2−メチル−ブタ−3−エン酸(2mmol)の乾燥アセトニトリル(39mL)中の溶液を添加し、その後、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(20%のH
2Oを含む)(307mg,1.82mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′−エチルカルボジイミド塩酸塩(349mg,1.82mmol)を添加した。この混合物を3.5時間撹拌し、セライトで濾過し、過剰なジクロロメタンで洗い、そしてその濾液を飽和塩化アンモニウム溶液、水、次いで飽和ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:1から1:3の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(356mg,51%)を白色固体として、ジアステレオ異性体の混合物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.90−0.97 (m, 3H), 0.99 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.33 (app t, J=7.1 Hz, 3H), 1.54−1.61 (m, 1H), 1.70−1.79 (m, 1H), 1.71 (s, 1.5H), 1.72 (s, 1.5 H), 1.89−2.00 (m, 1H), 2.09−2.25 (m, 2H), 2.91−3.02 (m, 1H), 3.65−3.76 (m, 1H), 3.84 (d, J=11.2 Hz, 1H), 4.22−4.36 (m, 2H), 4.72 (d, J=12.1Hz, 1H), 4.97 (dd, J=12.1 Hz, 2.5Hz, 1H), 5.31−5.38 (m, 1H), 5.44 (t, J=9.8 Hz, 1H), 5.70 (dd, J=17.2, 10.3 Hz, 1H), 5.87−6.02 (m, 1H), 6.53−6.60 (m, 1H), 6.73−6.87 (m, 1H). LCMS(m/z)538.0, 540.0, 542.0[M+H], Tr=2.68分。
【0757】
化合物85d:(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−2−シアノ−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0758】
【化444】
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【0759】
(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−(2−シアノ−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(283mg,0.527mmol)、(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エタノール(146mg,0.580mmol)、酢酸パラジウム(II)(24mg,0.105mmol)およびトリ(o−トリル)ホスフィン(32mg,0.105mmol)を無水アセトニトリルに懸濁させ、そしてN,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(113mg,124μL,0.580mmol)を添加した。この容器を密封し、そしてマイクロ波反応器中120℃で40分間加熱した。この混合物をエバポレートし、そしてその残渣を酢酸エチルに溶解させ、そして飽和塩化アンモニウム溶液(2回)、水、次いで飽和ブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:1から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(68mg,39%)を黄色固体として、ジアステレオ異性体の混合物として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.92−0.98 (m, 3H) 1.01 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.27 (app t, J=7.1 Hz, 3H), 1.59 (d, J=5.5 Hz, 3H), 1.68−1.81 (m, 2H), 1.86 (s, 3H), 1.88−1.99 (m, 1H), 2.10−2.25 (m, 2H), 2.86−3.05 (m, 1H), 3.60−3.75 (m, 1H), 3.85 (t, J=8.7 Hz, 1H), 4.22−4.38 (m, 2H), 4.69 (dd, J=12.0, 8.6 Hz, 1H), 4.95 (dd, J=12.0, 7.2 Hz, 1H), 4.98−5.09 (m, 2H), 5.26−5.42 (m, 1H), 6.48 (dd, J=16.1, 13.8 Hz, 1H), 6.62−6.68 (m, 1H), 6.96 (dd, J=15.5, 8.2 Hz, 1H), 7.16 (dd, J=16.1, 4.9 Hz, 1H), 7.35 (dd, J=8.5, 2.0 Hz, 1H), 7.64 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.81 (dd, J=8.5, 2.7 Hz, 1H), 8.09 (d, J=5.4 Hz, 1H), 8.13 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)709.1, 711.1, 713.2[M+H], Tr=2.38分。
【0760】
【化445】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−2−シアノ−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(92mg,0.130mmol)および水酸化リチウム一水和物(11mg,0.260mmol)をテトラヒドロフラン(2mL)および水(2mL)に溶解させ、そしてこの反応混合物を1時間撹拌した。さらなるテトラヒドロフラン(6mL)を添加し、そして反応混合物を15分間撹拌した。さらなる水酸化リチウム一水和物(5mg,0.12mmol)を添加し、そしてこの反応混合物をさらに30分間撹拌した。2Mの塩酸(0.190mL)を添加し、そしてこの混合物をエバポレートし、そしてエーテルで数回摩砕した。その残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解させ、そしてシリンジポンプを介して3.5時間かけて、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(224mg,0.650mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(119mg,0.975mmol)および粉末状の4Åのモレキュラーシーブ(約2.3g)の1,2−ジクロロエタン(43mL)中の撹拌スラリーに、窒素下50℃で添加した。上記セコ酸を含む最初のフラスコをN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)で洗い、そしてこの洗浄液を、30分間かけて、この反応混合物にシリンジポンプを介して添加した。この反応混合物を50℃でさらに1時間撹拌し、次いで冷却した。この混合物をセライトで濾過し、そしてエバポレートしてほぼ乾固させた。その残渣を、アセトニトリル/水の2:8から3:7の勾配を使用する逆相分取HPLCにより精製して、表題化合物を得た。
【0761】
極性が低い方の、2番目に溶出するジアステレオ異性体(6.3mg,9%)86を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.98 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.02 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.63 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.66−1.77 (m, 1H), 1.73 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.75 (s, 3H), 1.88−1.95 (m, 1H), 1.96−2.11 (m, 2H), 2.70−2.80 (m, 1H), 3.78−3.84 (m, 1H), 4.27 (d, J=10.5 Hz, 1H), 4.40 (br d, J=7.4 Hz, 1H), 5.74 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.93 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.57 (s, 2H), 7.45 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.79 (dd, J=8.7, 1.6 Hz, 1H), 7.88 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.25 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)561.2[M+H], Tr=2.35分。
【0762】
極性が高い方の、先に溶出するジアステレオ異性体(1.0mg,1%)85を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.96 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.00 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.53 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.67−1.78 (m, 2H), 1.76 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.93 (s, 3H), 1.96−2.11 (m, 2H), 2.61−2.73 (m, 1H), 3.70 (app t, J=10.6 Hz, 1H), 4.22 (app t, J=9.1 Hz, 1H), 4.53 (br d, J=14.0 Hz, 1H), 5.85 (app t, J=7.8 Hz, 1H), 5.96 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.21−6.38 (m, 4H), 6.73 (d, J=17.1 Hz, 1H), 7.58−7.63 (m, 1H), 7.72−7.79 (m, 1H), 7.83 (s, 1H), 8.07−8.14 (m, 2H). LCMS(m/z)561.2[M+H], Tr=2.19分。
【0763】
実施例87および88:化合物87および88
【0764】
【化446】
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【0765】
化合物87a.(S)−3−[2−(1−ヒドロキシ−エチル)−2−メチル−ブタ−3−エノイル]−4−イソプロピル−オキサゾリジン−2−オン
【0766】
【化447】
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【0767】
(S)−4−イソプロピル−3−((E)−2−メチル−ブタ−2−エノイル)−オキサゾリジン−2−オン(上記化合物77aのエナンチオマー)(2.316g,10.962mmol)の無水ジクロロメタン(50mL)中の冷(−78℃)溶液を、塩化チタン(IV)(1M,12mL,11.510mmol)のジクロロメタン中の溶液で処理した。この橙色溶液を5分間撹拌した後に、この混合物をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(4.8mL,27.405mmol)で処理した。−78℃で2時間撹拌した後に、この紫色溶液をアセトアルデヒド(4.3mL,76.374mmol)で処理した。−78℃で1.5時間、および室温で50分間撹拌した後に、この反応を塩化アンモニウムの飽和溶液(60mL)でクエンチした。その水層をジクロロメタンで抽出した。その有機物を合わせ、相分離器で濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテルの1:0から1:1の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.742g,62%)を、ジアステレオ異性体の1:1.13:1.85:2.60の混合物として、黄色油状物として得た。
【0768】
化合物87b.(S)−3−{2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エノイル}−4−イソプロピル−オキサゾリジン−2−オン
【0769】
【化448】
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【0770】
(S)−3−[2−(1−ヒドロキシ−エチル)−2−メチル−ブタ−3−エノイル]−4−イソプロピル−オキサゾリジン−2−オン(1.742g,6.809mmol)およびtert−ブチルジメチルシリルクロリド(1.231g,8.17mmol)の無水N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の溶液をイミダゾール(927mg,13.618mmol)で処理した。室温で6時間撹拌した後に、tert−ブチルジメチルシリルクロリド(1.1g,7.3mmol)およびイミダゾール(950mg,13.954mmol)を添加した。室温で12日間撹拌した後に、この反応を塩化アンモニウムの飽和水溶液でクエンチした。その水層をジエチルエーテルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテルの1:0から1:1の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.729g,69%)をジアステレオ異性体の未決定の混合物として、黄色油状物として得た。LCMS(m/z)370.1[M+H],Tr=3.96分および370.1[M+H],Tr=4.22分。
【0771】
化合物87c.2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エン酸
【0772】
【化449】
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【0773】
(S)−3−{2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エノイル}−4−イソプロピル−オキサゾリジン−2−オン(1.729g,4.677mmol)のテトラヒドロフラン/水(60mL,2:1)中の冷(0℃)溶液を、過酸化水素(30%水性,2.4mL,23.385mmol)および水酸化リチウム一水和物(392.4mg,9.355mmol)で順番に処理した。室温で2日間撹拌した後に、過酸化水素(30%水性,2.4mL,23.385mmol)および水酸化リチウム一水和物(400mg,9.535mmol)を0℃で添加した。室温で4日間撹拌した後に、この反応を固体のメタ重亜硫酸ナトリウム(18g)でクエンチした。室温で1時間撹拌した後に、そのpHを0℃で塩酸(1M)でpH2に調整した。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテルの1:0から7:3の連続勾配で溶出する100gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(488.0mg,40%)を黄色固体として単一の対のエナンチオマーとして、他の単一の対のエナンチオマーとして無色油状物としての(S)−3−{2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エノイル}−4−イソプロピル−オキサゾリジン−2−オン(431.5mg,25%,LCMS(m/z)370.1[M+H],Tr=3.93分)と一緒に得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.12 (s, 6H), 0.92 (s, 9H), 1.18 (d, J=6.0 Hz, 3H), 1.34 (s, 3H), 3.99 (q, J=6.2 Hz, 1H), 5.18 (d, J=17.8 Hz, 1H), 5.28 (d, J=10.5 Hz, 1H), 6.22 (dd, J=17.6, 11.2 Hz, 1H)。
【0774】
化合物87d.(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エン酸
【0775】
【化450】
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【0776】
酢酸(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチルエステル(555.4mg,1.888mmol)、2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エン酸(488.0mg,1.888mmol)、酢酸パラジウム(II)(85mg,0.378mmol)、トリ(o−トリル)ホスフィン(115mg,0.378mmol)およびN,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(1.0mL,4.720mmol)の無水1,4−ジオキサン(15mL)中の溶液を2時間加熱還流した。温かい温度(warm temperature)まで冷却した後に、この反応を塩酸(1M,30mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(252.7mg,28%)を黄色固体として、2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エン酸と酢酸(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチルエステル(474.6mg)1:3の混合物と一緒に得た。これを無水1,4−ジオキサン(10mL)に溶解させ、酢酸パラジウム(II)(85mg,0.378mmol)、トリ(o−トリル)ホスフィン(115mg,0.378mmol)およびN,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(1.0mL,4.720mmol)で処理し、そして5時間加熱還流した。室温まで冷却した後に、この混合物を塩酸(1M,20mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(149.6mg,17%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.12 (s, 3H), 0.15 (s, 3H), 0.93 (s, 9H), 1.25 (d, J=6.0 Hz, 3H), 1.69 (d, J=6.7 Hz, 3H), 2.18 (s, 3H), 2.51 (s, 3H), 4.14 (q, J=6.2 Hz, 1H), 6.08 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.74 (ABq, Δδ
AB=0.12, J
AB=16.7 Hz, 2H), 7.44 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.64−7.70 (m, 1H), 7.76 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.03 (s, 1H), 8.12 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)472.2[M+H], Tr=3.61分。
【0777】
化合物87e.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0778】
【化451】
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【0779】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(285.0mg,0.536mmol)のジクロロメタン(15mL)中の溶液を、0℃でトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(200μL,1.072mmol)で処理した。0℃で45分間撹拌した後に、この反応を重炭酸ナトリウムの飽和溶液でクエンチした。その水層をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機物を相分離器で濾過し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを白色固体として得た。この白色固体に、(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エン酸(252.7mg,0.536mmol)の無水アセトニトリル(10mL)中の溶液を添加し、そしてこの溶液を0℃まで冷却し、次いでN,N−ジイソプロピルエチルアミン(380μL,2.144mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(244.6mg,0.643mmol)で処理した。室温で20時間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,40mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、重炭酸ナトリウムの飽和溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:4の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(377.2mg,80%)をジアステレオ異性体の1:1の混合物として、白色泡状物として得た。LCMS(m/z)886.3/884.5[M+H],Tr=4.14分。
【0780】
化合物87f.
【0781】
【化452】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(377.2mg,0.426mmol)のテトラヒドロフラン/水(25mL,4:1)中の冷(0℃)溶液を水酸化リチウム一水和物(89mg,2.130mmol)で処理した。0℃で2時間撹拌した後に、この反応混合物を塩酸(2M,1.1mL)でクエンチした。揮発性物質を減圧中で除去した。残留する酢酸およびトリクロロエタノールを、テトラヒドロフラン/トルエンとの共沸(6回)により除去し、次いでジエチルエーテルで摩砕し、そして減圧中で乾燥させた。この白色固体に、乾燥テトラヒドロフラン(150mL)、4Åのモレキュラーシーブを添加した。この溶液を0℃まで冷却し、そしてN,N−ジイソプロピルエチルアミン(370μL,2.130mmol)、N,N−ジメチルアミノピリジン(5.2mg,0.043mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(194.4mg,0.511mmol)で順番に処理した。室温で4時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を酢酸エチルと塩酸(1M)との間で分配した。その有機層を重炭酸ナトリウムの飽和溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から3:2の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(134.8mg,45%,LCMS(m/z)694.4[M+H],Tr=3.75分)を白色固体としてジアステレオ異性体の混合物として、白色固体としてジアステレオ異性体の混合物としての化合物87(46.1mg,19%,LCMS(m/z)580.3[M+H],Tr=2.02分)と一緒に得た。
【0782】
【化453】
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【0783】
化合物87f(121mg,0.174mmol)の無水テトラヒドロフラン(10mL)中の冷(0℃)溶液を、n−テトラブチルアンモニウムフルオリドの溶液(テトラヒドロフラン中1M,0.87mL,0.871mmol)で処理した。0℃で4時間撹拌した後に、この黄色溶液をn−テトラブチルアンモニウムフルオリド(テトラヒドロフラン中1M,0.87mL,0.871mmol)で処理した。4℃で20時間静置した後に、この反応を重炭酸ナトリウムの飽和溶液(20mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その粗製生成物を、先の工程から得られたきれいでない化合物87と合わせ、そしてイソ−ヘキサン/アセトンの1:0から1:1の連続勾配で溶出する10gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィー、次いでアセトニトリル/水の5:95から1:0の勾配で溶出する逆相分取HPLCにより精製して、2つの異なるジアステレオ異性体を得た。
【0784】
実施例87、化合物87。先に溶出するジアステレオ異性体1:(3.5mg,3.5%)を白色固体として。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 1.00−1.07 (m, 6H), 1.58−1.65 (m, 6H), 1.70−1.76 (m, 6H), 1.87−1.97 (m, 4H), 1.98−2.07 (m, 2H), 2.71−2.84 (m, 1H), 3.76−3.87 (m, 1H), 4.23 (d, J=10.0 Hz, 1H), 4.38−4.47 (m, 1H), 5.69 (q, J=7.4 Hz, 1H), 5.95 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.45 (ABq, Δδ
AB=0.05, J
AB=16.5 Hz, 2H), 7.42 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.74 (dd, J=8.5, 1.6 Hz, 1H), 7.83 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.22 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)580.3[M+H], Tr=1.94分。
【0785】
実施例88、化合物88。2番目に溶出するジアステレオ異性体2:(7.6mg,7.5%)を白色固体として。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 1.01−1.11 (m, 6H), 1.62 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.65−1.77 (m, 9H), 1.83−1.96 (m, 4H), 1.98−2.09 (m, 2H), 2.72−2.86 (m, 1H), 3.76−3.87 (m, 1H), 4.34 (d, J=10.3 Hz, 1H), 4.38−4.47 (m, 1H), 5.77 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.95 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.41 (ABq, Δδ
AB=0.15, J
AB=16.5 Hz, 2H), 7.43 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.74−7.87 (m, 2H), 8.22 (d, J=8.7 Hz, 1H). LCMS(m/z)580.3[M+H], Tr=2.02分。
【0786】
実施例89および90:化合物89および90
【0787】
【化454】
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【0788】
化合物89a.2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エン酸
【0789】
【化455】
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【0790】
回収した(S)−3−{2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エノイル}−4−イソプロピル−オキサゾリジン−2−オン(431.5mg,1.167mmol)のテトラヒドロフラン/水(15mL,2:1)中の冷(0℃)溶液を、過酸化水素(30%水性,600μL,5.835mmol)および水酸化リチウム一水和物(98mg,2.335mmol)で順番に処理した。室温で2日間撹拌した後に、過酸化水素(30%水性,600μL,5.835mmol)および水酸化リチウム一水和物(175mg,4.171mmol)を0℃で添加した。室温で17日間撹拌した後に、この反応を固体のメタ重亜硫酸ナトリウム(4.4g)でクエンチした。室温で1時間撹拌した後に、0℃でそのpHを塩酸(1M)でpH2まで調整した。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテルの1:0から7:3の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(115.8mg,38%)を白色固体として、単一のジアステレオ異性体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.14 (s, 3H), 0.16 (s, 3H), 0.92 (s, 9H), 1.20−1.26 (m, 6H), 3.97 (q, J=6.5 Hz, 1H), 5.16−5.26 (m, 2H), 5.88 (dd, J=17.4, 10.7 Hz, 1H), 10.33 (br s, 1H)。
【0791】
化合物89b.(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エン酸
【0792】
【化456】
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【0793】
化合物89bを、化合物87dと同じ様式で調製した。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.10 (s, 3H), 0.16 (s, 3H), 0.89 (s, 9H), 1.29 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.40 (s, 3H), 1.69 (d, J=6.9 Hz, 3H), 2.18 (s, 3H), 4.07−4.19 (m, 1H), 6.06 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.44 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.70 (d, J=16.5 Hz, 1H), 7.44 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.57 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.75 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.02 (s, 1H), 8.12 (d, J=8.7 Hz, 1H). LCMS(m/z)472.2[M+H], Tr=3.71分。
【0794】
化合物89c.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0795】
【化457】
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【0796】
化合物89cを、ジアステレオ異性体の混合物として、化合物87eと同じ様式で、63%の収率で調製した。LCMS(m/z)886.3/884.4[M+H],Tr=4.08分。
【0797】
化合物89d.
【0798】
【化458】
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化合物89dを、ジアステレオ異性体の混合物として、化合物87fと同じ様式で、42%の収率で調製した。LCMS(m/z)694.5[M+H],Tr=5.61分。
【0799】
【化459】
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【0800】
化合物89d(83.0mg,0.120mmol)の無水テトラヒドロフラン(2mL)中の冷(0℃)溶液を、n−テトラブチルアンモニウムフルオリドの溶液(テトラヒドロフラン中1M,0.6mL,0.600mmol)および酢酸(35μL,0.600mmol)で処理した。0℃で24時間撹拌した後に、この黄色溶液をn−テトラブチルアンモニウムフルオリド(テトラヒドロフラン中1M,0.6mL,0.600mmol)および酢酸(35μL,0.600mmol)で処理した。4℃で7日間静置した後に、この反応を重炭酸ナトリウムの飽和溶液でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から3:2の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、化合物89d(21.7mg,26%)を単一のジアステレオ異性体として、白色固体としての化合物89(54.7mg,79%)と一緒に得、次いで、これを、アセトニトリル/水の5:95から1:0の勾配で溶出する分取逆相HPLCにより精製して、化合物89(13.6mg,19%)を白色固体として、単一のジアステレオ異性体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 1.02 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.04 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.24 (s, 3H), 1.32 (d, J=6.3 Hz, 3H), 1.62−1.75 (m, 8H), 1.86−2.04 (m, 3H), 2.68−2.81 (m, 1H), 3.77−3.88 (m, 1H), 3.98 (q, J=6.5 Hz, 1H), 4.36−4.47 (m, 2H), 5.79 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.92 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.28 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.58 (d, J=16.5 Hz, 1H), 7.39 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.60 (s, 1H), 7.78−7.86 (m, 2H), 8.20 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)580.2[M+H], Tr=2.10分。
【0801】
【化460】
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【0802】
先の工程から回収した化合物89d(21.7mg,0.031mmol)のアセトニトリル/テトラヒドロフラン(5mL,9:1)中の溶液をフッ化水素酸(水中48wt%,120μL,3.127mmol)で処理した。室温で6時間撹拌した後に、この混合物を重炭酸ナトリウムの飽和溶液にゆっくりと注いだ。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を逆相分取HPLCにより精製して、化合物90(5.6mg,31%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.97 (d, J=6.5 Hz, 6H), 1.23 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.48 (s, 3H), 1.63−1.76 (m, 8H), 1.87−2.05 (m, 3H), 2.67−2.79 (m, 1H), 3.77−3.87 (m, 1H), 4.19−4.31 (m, 2H), 4.40 (d, J=12.5 Hz, 1H), 5.71 (q, J=7.3 Hz, 1H), 5.91 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.37 (s, 2H), 7.41 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.66 (s, 1H), 7.76−7.85 (m, 2H), 8.22 (d, J=8.7 Hz, 1H). LCMS(m/z)580.3[M+H], Tr=2.03分。
【0803】
実施例91:化合物91
【0804】
【化461】
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【0805】
化合物91a:(2S,3R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ヒドロキシ−酪酸メチルエステル
【0806】
【化462】
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【0807】
(2S,3R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ヒドロキシ−酪酸(2g,9.12mmol)を、窒素の雰囲気下でN,N−ジメチルホルムアミド(15mL)に溶解させた。炭酸カリウム(2.02g,14.6mmol)を添加し、そしてこの反応物を氷浴を使用して冷却した。ヨードメタン(679μL,10.9mmol)を添加し、そしてこの反応物を2時間撹拌し、そして室温までゆっくりと温めた。この反応混合物を水で希釈し、そしてジエチルエーテルで抽出した。その有機相をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、表題化合物(1.85g,87%)を無色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.26 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.47 (s, 9H), 2.24−2.45 (m, 1H), 3.78 (s, 3H), 4.15−4.37 (m, 2H), 5.21−5.45 (m, 1H). LCMS(m/z)234.0[M+H], Tr=1.57分。
【0808】
化合物91b:(2S,3R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−酪酸メチルエステル
【0809】
【化463】
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(2S,3R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ヒドロキシ−酪酸メチルエステル(1.85g,7.93mmol)を、窒素の雰囲気下でN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解させた。tert−ブチル(クロロ)ジフェニルシラン(2.89mL,11.1mmol)を添加し、その後、イミダゾール(1.08g,15.9mmol)を添加し、そしてこの反応物を72時間撹拌した。この反応混合物を水で希釈し、次いで酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(3.56g,95%)を淡緑色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.89 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.04 (s, 9H), 1.10 (s, 9H), 3.64 (s, 3H), 4.18−4.26 (m, 1H), 4.39−4.50 (m, 1H), 5.34 (d, J=9.9 Hz, 1H), 7.36−7.50 (m, 6H), 7.60−7.69 (m, 2H), 7.71−7.77 (m, 2H). LCMS(m/z)472.2[M+H], Tr=4.13分。
【0810】
化合物91c:(2S,3R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−酪酸
【0811】
【化464】
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【0812】
(2S,3R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−酪酸メチルエステル(3.56g,7.55mmol)を、テトラヒドロフラン(10mL)と水(3mL)との混合物に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。次いで、水酸化リチウム一水和物(1.27g,30.2mmol)を添加し、そしてこの反応物を一晩撹拌した。この溶液を塩酸(2M)を使用して、この溶液がpH2になるまで酸性にした。次いで、この溶液を酢酸エチルで抽出した。その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、表題化合物(3.41g,98%)を黄色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.02−1.11 (m, 21H), 4.26−4.35 (m, 1H), 4.41−4.51 (m, 1H), 5.34 (d, J=9.0 Hz, 1H), 7.35−7.49 (m, 6H), 7.63−7.77 (m, 4H). LCMS(m/z)458.1[M+H], Tr=3.68分。
【0813】
化合物91d:(S)−1−[(2S,3R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−ブチリル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0814】
【化465】
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【0815】
(S)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルビストリフルオロ酢酸塩(4.1g,8.33mmol)および(2S,3R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−酪酸(3.4g,7.45mmol)を窒素の雰囲気下で無水アセトニトリル(25mL)に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。次いで、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(3.95g,10.4mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(5.2mL,29.8mmol)を添加し、そしてこの反応物を室温までゆっくりと温め、そして2時間撹拌した。その溶媒を除去し、そしてその残渣を酢酸エチルに溶解させ、そして水で洗浄した。その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.95g,38%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.07 (s, 9H), 1.14 (d, J=6.3 Hz, 3H), 1.43−1.51 (m, 10H), 1.73−2.01 (m, 3H), 2.68−2.84 (m, 1H), 3.45 (d, J=11.4 Hz, 1H), 4.02−4.09 (m, 1H), 4.19−4.31 (m, 1H), 4.67 (d, J=11.4 Hz, 1H), 4.83−4.92 (m, 2H), 5.56 (d, J=9.6 Hz, 1H), 7.34−7.47 (m, 6H), 7.58−7.65 (m, 2H), 7.66−7.74 (m, 2H). LCMS(m/z)702.2[M+H], Tr=4.36分。
【0816】
化合物91e:(S)−1−[(2S,3R)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−ブチリル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0817】
【化466】
[この文献は図面を表示できません]
【0818】
(S)−1−[(2S,3R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−ブチリル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(1.95g,2.79mmol)を窒素の雰囲気下でジクロロメタン(10mL)に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却し、その後、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(379μL,4.19mmol)を添加した。この反応混合物を1時間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.95mL,11.2mmol)を添加し、そして全ての揮発性物質を除去した。その残渣を、(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−酪酸(728mg,3.35mmol)と一緒に、無水アセトニトリル(10mL)に再度溶解させた。この溶液を氷浴を使用して冷却し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.49g,3.91mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.95mL,11.2mmol)を添加した。この反応混合物を室温までゆっくりと温め、そして一晩撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そして得られた残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の段階的な勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.02g,46%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.03 (d, J=6.9 Hz, 6H), 1.12 (d, J=6.3 Hz, 3H), 1.49 (s, 9H), 1.21−1.25 (m, 1H), 1.74−1.94 (m, 2H), 2.12−2.24 (m, 1H), 2.66−2.86 (m, 2H), 3.48 (d, J=11.1 Hz, 1H), 4.06−4.29 (m, 4H), 4.76 (ABq, Δδ=0.24, J
AB=11.8 Hz, 2H), 5.16 (d, J=9.3 Hz, 1H), 5.25 (d, J=9.0 Hz, 1H), 6.72 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.34−7.47 (m, 6H), 7.57−7.65 (m, 2H), 7.66−7.74 (m, 2H). LCMS(m/z)801.2[M+H], Tr=4.31分。
【0819】
化合物91f:(S)−1−[(2S,3R)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−ブチリル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0820】
【化467】
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【0821】
(S)−1−[(2S,3R)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−ブチリル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(1.02g,1.27mmol)を窒素の雰囲気下でジクロロメタン(10mL)に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却し、その後、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(173μL,1.91mmol)を添加した。この反応混合物を1時間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(885μL,5.08mmol)を添加し、そして全ての揮発性物質を除去した。その残渣を、(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(498mg,1.52mmol)と一緒に、無水アセトニトリル(10mL)に再度溶解させた。この溶液を氷浴を使用して冷却し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(677mg,1.78mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(885μL,5.08mmol)を添加した。この反応混合物を室温までゆっくりと温め、そして一晩撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そして得られた残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の段階的な勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(671mg,53%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.00−1.05 (m, 6H), 1.07 (s, 9H), 1.10 (d, J=6.0 Hz, 3H), 1.15−1.20 (m, 1H), 1.51 (s, 6H), 1.61 (s, 3H), 1.69 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.74−1.93 (m, 2H), 2.18 (s, 3H), 2.64−2.81 (m, 2H), 3.45 (d, J=11.2 Hz, 1H), 4.02−4.10 (m, 1H), 4.48 (dd, J=8.0, 5.6 Hz, 1H), 4.74 (ABq, Δδ=0.23, J
AB=11.8 Hz, 2H), 5.12 (d, J=9.4 Hz, 1H), 6.06 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.54 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.59−6.82 (m, 3H), 7.35−7.50 (m, 7H), 7.58−7.66 (m, 3H), 7.67−7.77 (m, 3H), 8.04 (s, 1H), 8.11 (d, J=8.4 Hz, 1H). LCMS(m/z)1010.5[M+H], Tr=3.80分。
【0822】
化合物91g:(S)−1−[(2S,3R)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−ブチリル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸
【0823】
【化468】
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【0824】
(S)−1−[(2S,3R)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−ブチリル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(444mg,0.440mmol)を、テトラヒドロフラン(10mL)と水(3mL)との混合物に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。次いで、水酸化リチウム一水和物(148mg,3.52mmol)を添加し、そしてこの反応物を室温までゆっくりと温め、そして80分間撹拌した。次いで、この溶液を塩酸(2M)で中和し、そして全ての揮発性物質が除去されるまで濃縮して、表題化合物(368mg,100%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.83 (d, J=6.5 Hz, 3H), 0.87−93 (m, 7H), 0.96 (s, 9H), 1.16−1.61 (m, 13H), 1.63−1.81 (m, 2H), 2.10−2.23 (m, 2H), 2.26−2.33 (m, 1H), 2.64−2.76 (m, 1H), 3.98−4.21 (m, 3H), 4.86 (d, J=11.8 Hz, 1H), 5.08 (d, J=9.6 Hz, 1H), 6.81 (ABq, Δδ=0.17, J
AB=16.2 Hz, 2H), 7.13−7.19 (m, 1H), 7.22−7.29 (m, 1H), 7.32−7.47 (m, 6H), 7.52−7.63 (m, 4H), 7.72−8.12 (m, 3H). LCMS(m/z)836.6[M+H], Tr=3.03分。
【0825】
化合物91h
【0826】
【化469】
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【0827】
(S)−1−[(2S,3R)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−ブチリル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(368mg,0.440mmol)を無水テトラヒドロフラン(150mL)に溶解させた。次いで、N,N−ジメチルアミノピリジン(5mg,0.044mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(383μL,2.2mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(201mg,0.528mmol)を添加し、そしてこの反応物を窒素の雰囲気下に置いた。この反応物を一晩撹拌した。全ての揮発性物質を除去し、そしてその残渣を酢酸エチルに溶解させ、そして塩酸(1M)で洗浄した。その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの4:1から3:2の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(175mg,49%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3CN) δ 0.94−1.06 (m, 6H), 1.09 (s, 9H), 1.15 (s, 9H), 1.55 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.67−1.79 (m, 2H), 1.92−2.00 (m, 6H), 2.49−2.61 (m, 1H), 2.73−2.86 (m, 1H), 3.44 (q, J=6.9 Hz, 1H), 3.61 (d, J=12.5 Hz, 1H), 4.14−4.24 (m, 1H), 4.29−4.39 (m, 1H), 4.43−4.52 (m, 1H), 5.62 (dd, J=8.5, 2.2 Hz, 1H), 5.82 (q, J=7.1 Hz, 1H), 6.29−6.52 (m, 3H), 7.04 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.34 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.38−7.54 (m, 6H), 7.61 (dd, J=8.4, 1.6 Hz, 1H), 7.71−7.84 (m, 4H), 8.17 (d, J=8.7 Hz, 1H). LCMS(m/z)818.5[M+H], Tr=4.30分。
【0828】
【化470】
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【0829】
化合物91hを窒素の雰囲気下でテトラヒドロフラン(1.07mL)に溶解させ、そして氷浴を使用して冷却した。N−テトラブチルアンモニウムフルオリド(1.07mL,0.903mmol)を添加し、そしてこの反応物を2.5時間撹拌し、次いで、この反応物を飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチし、そしてジクロロメタンで抽出した。その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:1から0:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。単離した物質は、テトラブチルアンモニウム塩を依然として含んだので、その残渣をジクロロメタンに溶解させ、飽和塩化アンモニウム溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、1:1のイソ−ヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(17mg,14%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.78−1.02 (m, 10H), 1.23 (s, 6H), 1.35−1.42 (m,3H), 1.69−1.74 (m, 1H), 1.89−2.12 (m, 3H), 2.53−2.78 (m, 1H), 3.63−3.98 (m, 3H), 4.16 (m, 2H), 4.51−4.68 (m, 1H), 5.79−6.12 (m, 2H), 6.17−6.66 (m, 4H), 7.38−7.48 (m, 1H), 7.53−7.65 (m, 1H), 7.68−7.80 (m, 1H), 7.88 (s, 1H), 8.00−8.17 (m, 1H). LCMS(m/z)580.2[M+H], Tr=2.25分。
【0830】
実施例92:化合物92
【0831】
【化471】
[この文献は図面を表示できません]
【0832】
化合物92a.(S)−1−[(S)−3−tert−ブトキシカルボニル−2−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0833】
【化472】
[この文献は図面を表示できません]
【0834】
無水ジクロロメタン(13mL)中の(S)−テトラヒドロ−ピリダジン−1,2,3−トリカルボン酸1,2−ジ−tert−ブチルエステル3−(2,2,2−トリクロロ−エチル)エステル(2.0g,4.3mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、トリフルオロ酢酸(13mL,173mmol)を添加した。この溶液を室温まで温め、そして16時間撹拌した。この反応物を減圧中で濃縮し、そしてその残渣をトルエンと共エバポレートした(3回)。得られた褐色粘性油状物を無水アセトニトリル(5mL)に溶解させ、そしてFmoc−L−アスパラギン酸4−tert−ブチルエステル(1.78g,4.3mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(3.0mL,17.3mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.60g,4.3mmol)の無水アセトニトリル(25mL)中の溶液(この溶液を予め0℃で20分間撹拌していた)に添加した。この反応物を室温まで温め、そして16時間撹拌し、その後、減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル2:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.5g,88%)を透明粘性油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.46 (s, 9H), 1.69−1.83 (m, 2H), 1.87−2.00 (m, 1H), 2.15−2.27 (m, 1H), 2.79−2.67 (m, 2H), 2.90−3.02 (m, 1H), 3.81−3.93 (m, 2H), 4.21−4.29 (m, 1H), 4.32−4.44 (m, 3H), 4.71 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.96 (d, J=12.0 Hz, 1H), 5.31−5.43 (m, 1H), 5.85 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.33 (app t, J=7.4 Hz, 2H), 7.41 (app t, J=7.4 Hz, 2H), 7.59−7.66 (m, 2H), 7.78 (d, J=7.6 Hz, 2H). LCMS(m/z)=654.2[M+H], Tr=3.63分。
【0835】
化合物92b.(S)−1−{(S)−3−tert−ブトキシカルボニル−2−[(S)−2−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0836】
【化473】
[この文献は図面を表示できません]
【0837】
無水アセトニトリル(40mL)中の(S)−1−[(S)−3−tert−ブトキシカルボニル−2−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(2.5g,3.8mmol)に、窒素の雰囲気下室温でジエチルアミン(7.7mL,76.6mmol)を添加した。この反応混合物を室温で45分間撹拌し、その後、減圧中で濃縮した。その残渣を窒素の雰囲気下室温で無水アセトニトリル(40mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.0mL,3.8mmol)、Fmoc−L−バリン(1.3g,3.8mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(2.0g,5.4mmol)を添加した。室温で16時間後、この反応物を減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル3:1、次いで1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.0g,70%)を白色泡状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.85−1.05 (m, 6H), 1.43 (s, 9H), 1.67−1.82 (m, 2H), 1.84−1.99 (m, 1H), 2.09−2.29 (m, 2H), 2.65−2.81 (m, 2H), 2.83−3.03 (m, 1H), 3.79−3.93 (m, 2H), 4.04−4.13 (m, 1H), 4.25 (t, J=6.9 Hz, 1H), 4.29−4.54 (m, 3H), 4.71 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.98 (d, J=12.0 Hz, 1H), 5.40−5.52 (m, 1H), 6.87 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.34 (app t, J=7.4 Hz, 2H), 7.42 (app t, J=7.4 Hz, 2H), 7.56−7.67 (m, 2H), 7.78 (app t, J=7.4 Hz, 2H). LCMS(m/z)=753.3[M+H], Tr=3.63分。
【0838】
化合物92c.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−tert−ブトキシカルボニル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0839】
【化474】
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【0840】
無水アセトニトリル(30mL)中の(S)−1−{(S)−3−tert−ブトキシカルボニル−2−[(S)−2−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(1.5g,1.99mmol)に、窒素の雰囲気下室温でジエチルアミン(4.1mL,39.9mmol)を添加した。この反応混合物を室温で45分間撹拌し、その後、減圧中で濃縮した。この残渣を無水ジクロロメタン(21mL)に溶解させ、そして窒素の雰囲気下室温で、(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(434mg,1.33mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.8mL,16.0mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(759mg,1.99mmol)を添加した。この溶液を室温で2時間撹拌し、重炭酸ナトリウムの飽和水溶液でクエンチし、そしてジクロロメタンで抽出した。その有機層を、疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1、1:2、次いで0:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(550mg,33%)を粘性油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ□ 0.90 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.42 (s, 9H), 1.48 (s, 3H), 1.61 (s, 3H), 1.69 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.69−1.79 (m, 2H), 1.83−1.97 (m, 1H), 2.18 (s, 3H), 2.10−2.25 (m, 2H), 2.68−2.76 (m, 2H), 2.83−2.97 (m, 1H), 3.77−3.94 (m, 2H), 4.27−4.41 (m, 2H), 4.69 (d, J=11.8 Hz, 1H), 4.95 (d, J=11.8 Hz, 1H), 5.36−5.46 (m, 1H), 6.06 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.37 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.64, 6.78 (ABq, J=16.3 Hz, 2H), 6.78−6.88 (m, 1H), 7.44 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.67 (dd, J=8.5, 1.6 Hz, 1H), 7.76 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.05 (s, 1H), 8.12 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)=840.4 [M+H], Tr=3.40分。
【0841】
化合物92
【0842】
【化475】
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【0843】
テトラヒドロフラン(23mL)および水(5mL)中の(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−tert−ブトキシカルボニル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(500mg,0.59mmol)に、水酸化リチウム一水和物(125mg,2.97mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で3時間撹拌し、そして塩酸(2M)でpH6まで酸性にすることによってクエンチした。この反応物を減圧中で濃縮し、その後、トルエン(3回)、次いでアセトニトリル(3回)から共エバポレートし、そして高真空で16時間乾燥させた。得られた残渣を無水テトラヒドロフラン(200mL)に溶解させ、そして室温でN,N−ジイソプロピルエチルアミン(523μL,2.95mmol)、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(337mg,0.89mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(7mg,0.06mmol)を添加した。この反応物を16時間撹拌した。さらなる量の2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(300mg,0.79mmol)を添加し、そしてこの反応物を40℃で6時間加熱した。この反応物を冷却し、そして減圧中で濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルで希釈し、そして水で洗浄した。その有機層を、疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1、次いで0:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を油状物として得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1、次いで0:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーによりさらに精製して、表題化合物を白色固体として得た(120mg,31%,2工程)。分析用のサンプルを、逆相分取HPLCによってさらに精製した。
1H NMR (300 MHz, CD
3CN) δ 0.94−0.87 (m, 6H), 1.31 (s, 3H), 1.46 (s, 3H), 1.47 (s, 9H), 1.58−1.65 (m, 1H), 1.67 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.80−2.01 (m, 4H), 2.63−2.75 (m, 1H), 2.78 (dd, J=15.4, 5.9 Hz, 1H), 2.91 (dd, J=15.4, 7.8 Hz, 1H), 3.74−3.87 (m, 1H), 3.96 (d, J=12.3 Hz, 1H), 4.21 (t, J=9.4 Hz, 1H), 4.30−4.40 (m, 1H), 5.82−5.93 (m, 3H), 6.36 (d, J=9.4 Hz, 1H), 7.11 (d, J=7.8 Hz, 1H), 7.37 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.68 (dd, J=8.5, 1.3 Hz, 1H), 7.84 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.97 (s, 1H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)=650.3[M+H], Tr=2.88分。
【0844】
実施例93:化合物93
【0845】
【化476】
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【0846】
無水ジクロロメタン(0.5mL)中の化合物92(70mg,0.11mmol)に、窒素の雰囲気下室温でトリフルオロ酢酸(150μL)を添加した。この反応物を2時間撹拌し、そしてさらなる量のトリフルオロ酢酸(300μL)を添加した。さらに2時間の撹拌後、この反応物を減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチル/メタノール4:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(40mg,61%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.89−1.01 (m, 6H), 1.37 (s, 3H), 1.52 (s, 3H), 1.63−1.79 (m, 2H), 1.72 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.84−2.04 (m, 3H), 2.67−2.77 (m, 1H), 2.88−3.01 (m, 2H), 3.91−4.01 (m, 1H), 4.16−4.28 (m, 1H), 4.42 (d, J=12.9 Hz, 1H), 5.84−6.00 (m, 2H), 6.47, 6.51 (ABq, J=16.7 Hz, 2H), 7.39 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.74 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.81 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.85−7.93 (m, 1H), 8.20 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)=594.2[M+H], Tr=2.06分。
【0847】
実施例94:化合物94
【0848】
【化477】
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【0849】
化合物94a.(S)−1−[(S)−2−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0850】
【化478】
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【0851】
無水ジクロロメタン(16mL)中の(S)−テトラヒドロ−ピリダジン−1,2,3−トリカルボン酸1,2−ジ−tert−ブチルエステル3−(2,2,2−トリクロロ−エチル)エステル(2.5g,5.41mmol)に、窒素の雰囲気下0℃でトリフルオロ酢酸(16mL,217mmol)を添加した。この溶液を室温まで温め、そして16時間撹拌した。この反応物を減圧中で濃縮し、そしてその残渣をトルエンと共エバポレートした(3回)。得られた褐色粘性油状物を無水アセトニトリル(5mL)に溶解させ、そしてN
α−Fmoc−N
(im)−トリチル−L−ヒスチジン(3.4g,5.4mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(3.8mL,21.6mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(2.1g,5.4mmol)の無水アセトニトリル(25mL)中の溶液(この溶液を予め0℃で20分間撹拌していた)に添加した。この反応物を室温まで温め、そして72時間撹拌し、その後、減圧中で濃縮した。その残渣を、酢酸エチルを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(4.0g,86%)を白色泡状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.52−1.91 (m, 4H), 2.03−2.18 (m, 1H), 2.93−3.19 (m, 3H), 3.77−3.91 (m, 1H), 3.99 (d, J=9.8 Hz, 1H), 4.21−4.37 (m, 3H), 4.63 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.94 (d, J=12.0 Hz, 1H), 5.35−5.48 (m, 1H), 6.04−6.17 (m, 1H), 6.63 (s, 1H), 7.04−7.47 (m, 20H), 7.52−7.63 (2H), 7.72−7.81 (m, 2H). LCMS(m/z)=862.3[M+H], Tr=2.97分。
【0852】
化合物94b.(S)−1−[(S)−2−[(S)−2−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0853】
【化479】
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【0854】
無水アセトニトリル(50mL)中の(S)−1−[(S)−2−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(4.0g,4.64mmol)に、窒素の雰囲気下室温でジエチルアミン(9.4mL,92.8mmol)を添加した。この反応混合物を室温で45分間撹拌し、その後、減圧中で濃縮した。その残渣を無水アセトニトリル(50mL)に溶解させ、窒素の雰囲気下室温で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.4mL,13.9mmol)、Fmoc−L−バリン(1.6g,4.64mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(2.5g,6.5mmol)を添加した。室温で16時間後、この反応物を減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1、次いで0:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.5g,56%)を粘性油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.88 (d, J=6.5 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.51−1.91 (m, 4H), 2.07−2.28 (m, 2H), 2.87−3.09 (m, 3H), 3.77−3.99 (m, 2H), 4.01−4.05 (m, 1H), 4.18−4.52 (m, 4H), 4.65 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.95 (d, J=12.0 Hz, 1H), 5.44−5.53 (m, 1H), 5.58 (d, J=8.7 Hz, 1H), 6.56 (s, 1H), 7.03−7.45 (m, 20H), 7.54−7.65 (m, 2H), 7.73−7.81 (m, 2H). LCMS(m/z)=961.5[M+H], Tr=3.02分。
【0855】
化合物94c.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0856】
【化480】
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【0857】
無水アセトニトリル(40mL)中の(S)−1−[(S)−2−[(S)−2−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(2.5g,2.60mmol)に、窒素の雰囲気下室温でジエチルアミン(5.4mL,52.0mmol)を添加した。この反応混合物を室温で1時間撹拌し、その後、減圧中で濃縮した。この残渣を無水アセトニトリル(28mL)に溶解させ、そして窒素の雰囲気下室温で、(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(567mg,1.73mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(3.7mL,20.8mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(989mg,2.60mmol)を添加した。この溶液を室温で16時間撹拌し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1、次いで0:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.5g,55%,2工程)を褐色油状物として得た。LCMS(m/z)=1050.4[M+H],Tr=2.86分。
【0858】
【化481】
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【0859】
テトラヒドロフラン(55mL)および水(12mL)中の(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(1.5g,1.43mmol)に、水酸化リチウム一水和物(300mg,7.15mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で3時間撹拌した。そして塩酸(2M)でpH6まで酸性にすることによってクエンチした。この反応物を減圧中で濃縮し、その後、トルエン(3回)、次いでアセトニトリル(3回)から共エバポレートし、そして高真空で16時間乾燥させた。得られた残渣を無水テトラヒドロフラン(477mL)に溶解させ、そして室温で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.3mL,7.15mmol)、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(816mg,2.15mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(17mg,0.14mmol)を添加した。この反応物を16時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、そして水で洗浄した。その有機層を、疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、粗製表題化合物を黄色油状物として得た(600mg,49%,2工程)。分析用のサンプルを逆相分取HPLCによって得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3CN) δ 0.82−0.97 (m, 6H), 1.30 (s, 3H), 1.45 (s, 3H), 1.48−1.57 (m, 1H), 1.59 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.63−2.04 (m, 5H), 2.67 (td, J=12.7, 2.7 Hz, 1H), 3.02−3.21 (m, 2H), 3.68−3.81 (m, 1H), 3.92 (d, J=11.8 Hz, 1H), 4.11−4.20 (m, 1H), 4.26−4.39 (m, 1H), 5.74−5.85 (m, 1H), 5.90 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.19 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.30−6.40 (m, 1H), 6.44 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.90 (s, 1H), 6.97−7.12 (m, 6H), 7.15−7.32 (m, 8H), 7.34−7.43 (m, 2H), 7.60 (s,1H), 7.71 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.82 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.85−8.01 (m, 1H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)=858.5[M+H], Tr=2.44 分。
【0860】
実施例95:化合物95
【0861】
【化482】
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【0862】
無水ジクロロメタン(5mL)中の化合物94(400mg,0.47mmol)に、窒素の雰囲気下室温でトリフルオロ酢酸(500μL)を添加した。この反応物を1時間撹拌し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を逆相分取HPLCにより精製して、表題化合物(12mg,4%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.93 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.97 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.33 (s, 3H), 1.50 (s, 3H), 1.53−1.73 (m, 2H), 1.79 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.82−2.01 (m, 3H), 2.62−2.75 (m, 1H), 3.07−3.30 (m, 3H), 4.27 (t, J=9.4 Hz, 1H), 4.32−4.44 (m, 1H), 5.99 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.11−6.20 (m, 1H), 6.26, 6.31 (ABq, J=16.5 Hz, 2H), 7.12 (d, J=9.4 Hz, 1H), 7.31 (s, 1H), 7.49 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.59 (s, 1H), 7.67 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.86 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.15 (s, 1H), 8.29 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)=616.3[M+H], Tr=1.55分。
【0863】
実施例96:化合物96
【0864】
【化483】
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【0865】
化合物96a.N−(5−ブロモ−2−ホルミル−フェニル)−2−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−プロピオンアミド
【0866】
【化484】
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【0867】
2−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−プロピオン酸(3.11g,15.2mmol)の無水ジクロロメタン(40mL)中の溶液を調製し、そして塩化オキサリル(2.0mL,22.8mmol)を添加し、その後、N,N−ジメチルホルムアミド(5μL)を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌し、次いでエバポレートして、無色油状物を得た。この油状物を無水ジクロロメタン(40mL)に溶解させ、そして塩化オキサリル(1.0mL,11.4mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(5μL)を添加した。室温で30分間撹拌した後に、さらなる塩化オキサリル(0.25mL,2.8mmol)を添加した。30分間撹拌した後に、この反応混合物をエバポレートして乾固させた。その残渣を無水ジクロロメタン(40mL)に溶解させ、そして2−アミノ−4−ブロモベンズアルデヒド(2.54g,12.7mmol)およびトリエチルアミン(2.12mL,15.2mmol)のジクロロメタン(60mL)中の撹拌溶液に添加し、氷浴で冷却した。この反応混合物を室温まで温め、そして15時間撹拌した。得られた溶液を重炭酸ナトリウム飽和水溶液(100mL)で洗浄した。その水層をジクロロメタン(80mL)で抽出した。その有機層を合わせ、そしてブライン(120mL)で洗浄し、次いで無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、黄色油状物を得た。この油状物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル9:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(3.64g,83%)をオフホワイトの固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.20 (s, 6H), 0.99 (s, 9H), 1.49 (d, J=6.7 Hz, 3H), 4.39 (q, J=6.7 Hz, 1H), 7.40 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.54 (d, J=8.3 Hz, 1H), 9.10 (s, 1H), 9.91 (s, 1H), 11.82−11.98 (br s, 1H). LCMS(m/z)386.0, 388.0[M+H], Tr=4.01分。
【0868】
化合物96b.7−ブロモ−2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−キナゾリン
【0869】
【化485】
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アンモニアのエタノール中の溶液(2M,14mL,28mmol)を、N−(5−ブロモ−2−ホルミル−フェニル)−2−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−プロピオンアミド(0.5g,1.36mmol)に添加した。この混合物をマイクロ波反応器中150℃で2時間加熱した。第二のアンモニアのエタノール中の溶液(2M,14mL,28mmol)を、N−(5−ブロモ−2−ホルミル−フェニル)−2−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−プロピオンアミド(1.0g,2.72mmol)に添加した。この混合物をマイクロ波反応器中150℃で2時間加熱した。これらの2つの得られた溶液を合わせ、そしてエバポレートし、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/ジクロロメタン1:1から1:3から0:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.34g,94%)を黄色ガム状物質として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.08 (s, 6H), 0.91 (s, 9H), 1.64 (d, J=6.7 Hz, 3H), 5.22 (q, J=6.5 Hz, 1H), 7.71−7.83 (m, 2H), 8.26 (s, 1H), 9.40 (s, 1H). LCMS(m/z)367.0, 369.0[M+H], Tr=4.00分。
【0870】
化合物96c.(E)−4−{2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−キナゾリン−7−イル}−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸メチルエステル
【0871】
【化486】
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【0872】
7−ブロモ−2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−キナゾリン(1.0g,2.72mmol)および(E)−2,2−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ブタ−3−エン酸メチルエステル(65%純粋,1.08g,2.75mmol)のシクロペンチルメチルエーテル(20mL)および水(10mL)中の溶液を調製し、そして三塩基リン酸カリウム(1.73g,8.16mmol)およびビス[(ジシクロヘキシル)(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン]パラジウム(II)クロリド(110mg,0.14mmol)を添加した。この撹拌混合物を80℃で4.5時間加熱し、次いで室温まで冷却し、そして水(30mL)で希釈した。この混合物を酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、赤色ガム状物質を得た。このガム状物質を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル9:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.07g,95%)を黄色ガム状物質として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.07 (s, 6H), 0.90 (s, 9H), 1.48 (s, 6H), 1.64 (d, J=6.5 Hz, 3H), 3.75 (s, 3H), 5.21 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.64−6.80 (m, 2H), 7.72 (d, J=8.5Hz, 1H), 7.86 (d, J=8.5Hz, 1H), 7.96 (s, 1H), 9.35 (s, 1H). LCMS(m/z)415.2[M+H], Tr=3.97分。
【0873】
化合物96d.(E)−4−{2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−キナゾリン−7−イル}−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸
【0874】
【化487】
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【0875】
(E)−4−{2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−キナゾリン−7−イル}−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸メチルエステル(1.07g,2.58mmol)のテトラヒドロフラン(50mL)中の溶液を0℃まで冷却し、その後、水酸化リチウムの水溶液(1M,8mL,8mmol)を添加した。この反応混合物を室温まで温め、そして20時間撹拌した。この反応混合物を水(50mL)で希釈し、次いでジエチルエーテル(60mL)で洗浄し、その後、重硫酸カリウムの飽和溶液でpH2まで酸性にした。得られた混合物をジエチルエーテル(3×30mL)で抽出した。この抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、表題生成物(0.605g,59%)を黄色ガム状物質として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.06 (s, 3H), 0.08 (s, 3H), 0.90 (s, 9H), 1.53 (s, 6H), 1.64 (d, J=6.5 Hz, 3H), 5.22 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.64−6.81 (m, 2H), 7.73, 7.87 (ABq, J=8.5 Hz, 2H), 7.99 (s, 1H), 9.40 (s, 1H). LCMS(m/z)401.2[M+H], Tr=3.43分。
【0876】
化合物96e.(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((E)−4−{2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−キナゾリン−7−イル}−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0877】
【化488】
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【0878】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(645mg,1.49mmol)の無水ジクロロメタン(20mL)中の溶液を窒素雰囲気下で0℃まで冷却し、その後、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(345μL,3.0mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で1時間撹拌し、次いでN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.03mL,5.97mmol)を添加し、その後、エバポレートにより乾固させて、粗製アミンを得た。(E)−4−{2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−キナゾリン−7−イル}−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(505mg,1.26mmol)のアセトニトリル(40mL)中の溶液を調製し、そしてN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.03mL,5.97mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(718mg,1.89mmol)を添加した。この反応混合物を室温で5分間撹拌し、その後、この粗製アミンのアセトニトリル(20mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を2時間撹拌した。この溶液をエバポレートし、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの4:1から3:2の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、不純な表題化合物(1.406g)を黄色固体として、ジアステレオ異性体の1:1の混合物として得た。LCMS(m/z)813.4,815.3,817.4[M+H],Tr=3.98分。
【0879】
化合物96f.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−(1−ヒドロキシ−エチル)−キナゾリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸
【0880】
【化489】
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【0881】
粗製(S)−1−{(S)−2−[(S)−2−((E)−4−{2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−キナゾリン−7−イル}−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−プロピオニル}−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロエチルエステル(675mg,0.6mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液を調製し、そしてn−テトラブチルアンモニウムフルオリドのテトラヒドロフラン(1M,5mL,5mmol)中の溶液を添加した。この反応物を室温で3時間撹拌し、次いでテトラブチルアンモニウムフルオリドのテトラヒドロフラン中のさらなる溶液(1M,2mL,2mmol)を添加した。この反応物を室温で2時間撹拌し、次いでエバポレートして、黄色油状物を得た。これを、ジクロロメタン/メタノールの1:0から19:1から4:1の勾配を使用するシリカクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(76mg,22%)を黄色ガム状物質として、ジアステレオマーの1:1の混合物として得た。LCMS(m/z)569.2[M+H],Tr=1.80分。
【0882】
【化490】
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【0883】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−(1−ヒドロキシ−エチル)−キナゾリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(37mg,0.065mmol)の無水ジクロロメタン(20mL)中の溶液を0℃まで冷却し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(35μL,0.195mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(55mg,0.145mmol)を添加した。この反応物を室温まで温め、そして16時間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そしてC18カラムおよび水/アセトニトリルの4:1から0:1の27分間にわたる勾配を使用する逆相分取HPLCにより精製して、表題生成物(3.8mg,11%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.96 (d, J=6.5 Hz, 3H), 0.98 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.37 (s, 3H) ), 1.52 (s, 3H), 1.62 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.65−1.76 (m, 2H), 1.79 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.84−2.07 (m, 2H), 2.67−2.88 (m, 1H), 3.77−3.89 (m, 1H), 4.32 (d, J=10.5 Hz, 1H), 4.40 (d, J=11.8 Hz, 1H), 4.49 (d, J=12.3 Hz, 1H), 5.80 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.89 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.30 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.60 (d, J=16.5 Hz, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.91 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.00 (d, J=8.5 Hz, 1H), 9.39 (s, 1H). LCMS(m/z)551.2[M+H], Tr=2.16分。
【0884】
実施例97:化合物97
【0885】
【化491】
[この文献は図面を表示できません]
【0886】
無水テトラヒドロフラン(100μL)中の化合物93(5mg,0.008mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(7.5μL,0.04mmol)、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(4.8mg,0.013mmol)を添加し、そして2分間撹拌した。ジメチルアミン塩酸塩(1mg,0.013mmol)を添加し、そしてこの反応物を室温で2時間撹拌した。この反応混合物をシリカゲルに直接載せ、そして酢酸エチル/メタノール4:1を使用して精製して、表題化合物(2.5mg,50%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.93 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.36 (s, 3H), 1.50 (s, 3H), 1.73 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.82−2.01 (m, 3H), 2.67−2.82 (m, 3H), 2.83 (s, 3H), 2.96 (d, J=8.0 Hz, 1H), 3.00 (s, 3H), 3.08 (d, J=7.1 Hz, 1H), 3.80−3.87 (m, 1H), 4.27 (d, J=9.6 Hz, 1H), 4.39−4.48 (m, 1H), 5.88 (q, J=6.7 HZ, 1H), 6.13 (t, J=7.6 Hz, 1H), 6.49, 6.52 (ABq, J=16.5 Hz, 2H), 7.39 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.71 (dd, J=8.5, 1.3 Hz, 1H), 7.81 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.94 (s, 1H), 8.20 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)=621.3[M+H], Tr=1.92分。
【0887】
実施例98:化合物98
【0888】
【化492】
[この文献は図面を表示できません]
【0889】
無水テトラヒドロフラン(200μL)中の化合物93(9mg,0.015mmol)に、窒素の雰囲気下0℃で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(14μL,0.08mmol)、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(9.0mg,0.02mmol)を添加し、そして2分間撹拌した。ピペリジン(2μL,0.02mmol)を添加し、そしてこの反応物を室温で1.5時間撹拌した。この反応混合物をシリカゲルに直接載せ、そして酢酸エチル/メタノール10:1を使用して精製して、表題化合物(2.5mg,25%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.93 (d, J=6.5 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.37 (s, 3H), 1.51 (s, 3H), 1.52−1.65 (m, 7H), 1.66−1.74 (m, 2H), 1.75 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.83−2.01 (m, 3H), 2.71−2.79 (m, 1H), 2.84−2.96 (m, 1H), 3.10−3.21 (m, 1H), 3.46−3.59 (m, 1H), 3.67−3.88 (m, 3H), 4.20−4.31 (m, 1H), 4.38−4.50 (m, 1H), 5.90 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.07 (t, J=6.5 Hz, 1H), 6.49, 6.52 (ABq, J=16.3 Hz, 2H), 7.40 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.72 (dd, J=8.5, 1.3 Hz, 1H), 7.82 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.95 (s, 1H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)=661.2[M+H], Tr=2.14分。
【0890】
実施例99:化合物99
【0891】
【化493】
[この文献は図面を表示できません]
【0892】
無水テトラヒドロフラン(100μL)中の化合物93(5mg,0.008mmol)に、窒素の雰囲気下室温で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(7.5μL,0.04mmol)、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(4.8mg,0.013mmol)およびピロリジン(1μL,0.013mmol)を添加した。この反応物を室温で2時間撹拌した。この反応混合物をシリカゲルに直接載せ、そして酢酸エチル/メタノール10:1を使用して精製して、表題化合物(3.8mg,74%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.93 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.96 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.36 (s, 3H), 1.50 (s, 3H), 1.72 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.72−2.02 (m, 9H), 2.70−2.80 (m, 1H), 2.89−2.98 (m, 2H), 3.45−3.54 (m, 1H), 3.66−3.78 (m, 1H), 3.83−3.96 (m, 2H), 4.28 (t, J=9.6 Hz, 1H), 4.41−4.50 (m, 1H), 5.92 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.15 (t, J=7.4 Hz, 1H), 6.47 (s, 2H), 7.22−7.33 (m, 1H), 7.39 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.73 (dd, J=8.5, 1.3 Hz, 1H), 7.82 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.84−7.88 (m, 1H), 8.20 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)=647.4 [M+H], Tr=2.09分。
【0893】
実施例100および101:化合物100および101
【0894】
【化494】
[この文献は図面を表示できません]
【0895】
化合物100a.2−(1−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−2−メチル−ブタ−3−エン酸
【0896】
【化495】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジイソプロピルアミン(12.5g,123mmol)の無水テトラヒドロフラン(100mL)中の冷(−78℃)溶液をn−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5Mの溶液,49mL,123mmol)で処理した。温度を0℃まで30分間で上昇させ、次いで−78℃まで再度冷却した。無水テトラヒドロフラン(100mL)中のチグリン酸(5.00g,49.4mmol)を滴下により添加した。温度を1時間で室温まで上昇させ、次いで−78℃まで再度冷却した。無水テトラヒドロフラン(100mL)中のアセトン(2.86g,49.4mmol)を滴下により添加した。3時間撹拌した後に、この反応を塩化アンモニウムの飽和水溶液でクエンチし、そして室温まで温めた。そのpHを濃塩酸の添加によりpH2に調整し、そしてジエチルエーテル(400mL)を添加した。その有機層を分離し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣をジエチルエーテル(200mL)と重炭酸ナトリウムの飽和溶液(300mL)との間で分配した。その水層を濃塩酸でpH1まで酸性にし、次いでジエチルエーテル(2×100mL)で再度抽出した。その有機物を合わせ、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から3:2の連続勾配で溶出する100gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(5.129g,66%)を無色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.27 (s, 3H), 1.31 (s, 3H), 1.38 (s, 3H), 5.28 (d, J=17.6 Hz, 1H), 5.34 (d, J=10.9 Hz, 1H), 6.25 (dd, J=17.6, 10.9 Hz, 1H)。
【0897】
化合物100b.2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−1−メチル−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エン酸
【0898】
【化496】
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2−(1−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−2−メチル−ブタ−3−エン酸(2.0g,12.6mmol)および2,6−ルチジン(13.5g,126.4mmol)のジクロロメタン(150mL)中の冷(0℃)溶液をtert−ブチルジメチルクロロシラン(16.7g,63.2mmol)で処理した。1時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去し、その残渣をメタノール(100mL)および水(50mL)に溶解させ、そして炭酸カリウム(20g)で処理した。16時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去し、その残渣を水(50mL)で希釈し、硫酸水素カリウムでpH2まで酸性にし、そしてジクロロメタン(3×25mL)で抽出した。全ての有機物を合わせ、そして揮発性物質を減圧中で除去して、表題化合物(3.288g,95%)を透明油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.24 (s, 3H), 0.25 (s, 3H), 0.94 (s, 9H), 1.34 (s, 3H), 1.37 (s, 3H), 1.38 (s, 3H), 5.29 (m, 2H), 6.17 (dd, J=17.6, 10.9 Hz, 1H), 10.99 (br s, 1H)。
【0899】
化合物100c.(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−1−メチル−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エン酸
【0900】
【化497】
[この文献は図面を表示できません]
【0901】
2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−1−メチル−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エン酸(258mg,0.95mmol)、酢酸(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチルエステル(279mg,0.95mmol)、酢酸パラジウム(II)(43mg,0.19mmol)、トリス−(o−トリル)ホスフィン(87mg,0.29mmol)の無水アセトニトリル(3mL)中の溶液をトリエチルアミン(265μL,1.90mmol)で処理した。マイクロ波下100℃で20分間撹拌した後に、この反応物を室温まで冷却し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣をジクロロメタンと飽和硫酸水素カリウム溶液との間で分配した。その有機物を合わせ、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の連続勾配で溶出する25gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(300mg,65%)を無色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.20 (s, 3H), 0.22 (s, 3H), 0.94 (s, 9H), 1.44 (s, 3H), 1.45 (s, 3H), 1.50 (s, 3H), 1.68 (d, J=6.7 Hz, 3H), 2.17 (s, 3H), 6.06 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.76 (m, 2H), 7.43 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.62 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.74 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.03 (s, 1H), 8.11 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)486.3[M+H], Tr=3.64分。
【0902】
化合物100dおよび100e.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−1−メチル−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルおよび(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−1−メチル−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エン酸[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−1−イルエステル
【0903】
【化498】
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【0904】
化合物100dおよび100eを、化合物82cと同じ様式で、(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−1−メチル−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エン酸を(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸の代わりに使用して、100dについては21%の収率、LCMS(m/z)898.5,900.5,902.5[M+H],Tr=4.14分、および100eについては54%の収率、LCMS(m/z)604.3[M+H],Tr=4.13分で、調製した。
【0905】
化合物100f.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−1−メチル−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0906】
【化499】
[この文献は図面を表示できません]
【0907】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(176.5mg,0.332mmol)のジクロロメタン(10mL)中の冷(0℃)溶液をトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(120μL,0.664mmol)で処理した。0℃で70分間撹拌した後に、この反応を重炭酸ナトリウムの飽和溶液でクエンチした。その水層をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機物を相分離器で濾過し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを白色固体として得た。この白色固体に、(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−1−メチル−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エン酸[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−1−イルエステル(200.0mg,0.332mmol)の、無水アセトニトリル(10mL)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(120μL,0.664mmol)中の溶液を添加した。室温で19時間撹拌した後に、この反応を0℃で塩酸(1M,30mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物を重炭酸ナトリウムの飽和溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その粗製残渣を、先の工程で得られた(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−1−メチル−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルと合わせ、そしてイソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:3の連続勾配で溶出する50gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(305.0mg,3工程で55%)を白色固体として、ジアステレオマーの1:1の混合物として得た。LCMS(m/z)898.5/900.5[M+H],Tr=4.16分。
【0908】
化合物100gおよび化合物100
【0909】
【化500】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−1−メチル−エチル]−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(305.0mg,0.339mmol)のテトラヒドロフラン/水(25mL,4:1)中の冷(0℃)溶液を水酸化リチウム一水和物(72mg,1.695mmol)で処理した。0℃で2時間撹拌した後に、この反応混合物を塩酸(2M,1.0mL)でクエンチした。揮発性物質を減圧中で除去した。残留する酢酸およびトリクロロエタノールを、テトラヒドロフラン/トルエンとの共沸(3回)により除去し、次いでその残渣をジエチルエーテルで摩砕し、そして減圧中で乾燥させた。この白色固体に、乾燥テトラヒドロフラン(120mL)、4Åのモレキュラーシーブを添加した。この溶液を0℃まで冷却し、そしてN,N−ジイソプロピルエチルアミン(300μL,1.695mmol)、N,N−ジメチルアミノピリジン(4.0mg,0.034mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(154.7mg,0.407mmol)で順番に処理した。0℃で1.5時間、そして室温で18時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を酢酸エチルと塩酸(1M,30mL)との間で分配した。その水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を重炭酸ナトリウムの飽和溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から1:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、化合物100g(59.3mg,25%,LCMS(m/z)708.5[M+H],Tr=3.49分および708.5[M+H],Tr=3.98分)を白色固体としてジアステレオ異性体の混合物として、化合物100と一緒に得、これを分取逆相HPLCによりさらに精製して、化合物100(10.3mg,5.1%)を白色固体として、単一のジアステレオ異性体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.93−1.05 (m, 6H), 1.33 (s, 3H), 1.37 (s, 3H), 1.53 (s, 3H), 1.65 (d, J=7.4 Hz, 3H), 1.69−1.80 (m, 4H), 1.85−2.07 (m, 4H), 2.68−2.81 (m, 1H), 3.76−3.86 (m, 1H), 4.31 (d, J=10.3 Hz, 1H), 4.35−4.45 (m, 1H), 5.74 (q, J=7.3 Hz, 1H), 5.93 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.43, 6.59 (ABq, J
AB=16.5 Hz, 2H), 7.41 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.76−7.86 (m, 2H), 8.22 (d, J=9.1 Hz, 1H). LCMS(m/z)594.3[M+H], Tr=2.21分。
【0910】
化合物101
【0911】
【化501】
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【0912】
化合物100g(49.1mg,0.070mmol)のアセトニトリル/テトラヒドロフラン(10mL,9:1)中の溶液をフッ化水素酸(水中48wt%,260μL,7.062mmol)で処理した。室温で2時間撹拌した後に、この混合物を重炭酸ナトリウムの飽和溶液にゆっくりと注いだ。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を逆相分取HPLCにより精製して、化合物101(2.6mg,12%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.94−1.02 (m, 6H), 1.33 (s, 3H), 1.37 (s, 3H), 1.60−1.76 (m, 7H), 1.87−1.96 (m, 4H), 1.97−2.07 (m, 2H), 2.68−2.80 (m, 1H), 3.74−3.86 (m, 1H), 4.28−4.50 (m, 2H), 5.73 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.93 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.42, 6.58 (ABq, J=16.5 Hz, 2H), 7.41 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.76−7.86 (m, 2H), 8.22 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)594.3[M+H], Tr=2.20分。
【0913】
実施例102および103:化合物102および103
【0914】
【化502】
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【0915】
化合物102a.3−メチル−3−ビニル−ジヒドロ−フラン−2−オン
【0916】
【化503】
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【0917】
N,N−ジイソプロピルアミン(1.68mL,0.012mol)の無水テトラヒドロフラン(20mL)中の溶液を窒素雰囲気下で−30℃まで冷却した。ヘキサン中2.5Mのn−ブチルリチウムの溶液(4.4mL,0.011mol)を添加し、そしてこの反応物を−10℃まで温めた。この溶液を10分間撹拌し、その後、テトラヒドロフラン(10mL)中の3−メチル−ジヒドロ−フラン−2−オン(1.0g,0.01mol)を添加した。この反応混合物を−5℃で15分間撹拌し、その後、ジ−μ−ブロモビス(トリ−tert−ブチルホスフィノ)ジパラジウム(I)(93mg,0.12mmol)および臭化ビニル(テトラヒドロフラン中1M,13mL,0.13mmol)を添加した。この反応物を室温まで温め、そして2時間撹拌した。次いで、この反応混合物を−10℃まで冷却し、その後、塩化アンモニウム飽和水溶液(20mL)を添加し、次いで塩酸(2M)を添加してpH1にした。その層を分離し、そしてその水層をジエチルエーテル(20mL)で抽出した。その有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、橙色ガム状物質を得た。このガム状物質を、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテル1:1で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(0.533g,42%)を黄色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.38 (s, 3H), 2.11−2.22 (m, 1H), 2.31−2.41 (m, 1H), 4.20−4.36 (m, 2H), 5.16−5.26 (m, 2H), 5.84−5.96 (m, 1H)。
【0918】
化合物102b.7−ブロモ−2−[(R)−1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−キノリン
【0919】
【化504】
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【0920】
(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エタノール(2.52g,10mmol)のジクロロメタン(55mL)中の溶液を0℃まで冷却し、その後、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(2.7mL,12mmol)および2,6−ルチジン(1.75mL,15mmol)を添加した。この反応混合物を2時間撹拌し、次いで一塩基リン酸カリウムの飽和水溶液で処理した。その水層をジクロロメタンで抽出した。その抽出物を合わせ、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、そして揮発性物質をエバポレートした。第二のバッチを、(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エタノール(375mg,1.49mmol)から、同じ割合の試薬を使用して同じ方法で作製した。同じ後処理の後に、粗製物質を合わせ、そしてイソ−ヘキサン/酢酸エチルの99:1から24:1の段階的勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(3.96g,94%)を固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.02 (s, 3H), 0.12 (s, 3H), 0.94 (s, 9H), 1.54 (d, J=6.5 Hz, 3H), 5.12 (q, J=6.5 Hz, 1H), 7.61 (dd, J=8.7, 1.8 Hz, 1H), 7.69 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.75 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.15 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.24 (s, 1H)。
【0921】
化合物102c.3−((E)−2−{2−[(R)−1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−キノリン−7−イル}−ビニル)−3−メチル−ジヒドロ−フラン−2−オン
【0922】
【化505】
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7−ブロモ−2−[(R)−1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−キノリン(1.26g,3.43mmol)および3−メチル−3−ビニル−ジヒドロ−フラン−2−オンの1,4−ジオキサン(52mL)中の溶液を調製し、そしてトリ(o−トリル)ホスフィン(420mg,1.37mmol)、酢酸パラジウム(II)(307mg,1.37mmol)およびN,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(1.18mL,5.5mmol)を添加した。この撹拌している反応混合物を窒素雰囲気下で3.5時間加熱還流した。これを短時間冷却し、その後、さらなる酢酸パラジウム(II)(77mg,0.34mmol)およびトリ(o−トリル)ホスフィン(105mg,0.34mmol)を添加した。これを再度加熱して還流させ、そして1時間撹拌し、その後、室温まで冷却した。この反応混合物をエバポレートして乾固させ、次いで、イソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物を黄色半固体として得た。この物質をジクロロメタン(50mL)に溶解させ、そして濾過して、不溶性固体を除去した。この溶液をエバポレートして、表題生成物(1.25g,88%)を黄色ガム状物質として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.02 (s, 3H), 0.14 (s, 3H), 0.94 (s, 9H), 1.49 (s, 3H), 1.52 (d, J=6.5 Hz, 3H), 2.31−2.43 (m, 1H), 2.56−2.67 (m, 1H), 4.32−4.43 (m, 2H), 5.12 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.65 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.82 (d, J=16.3 Hz, 1H), 7.69 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.77 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.89 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.97 (s, 1H), 8.30 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)412.2[M+H], Tr=3.47分。
【0923】
化合物102d.(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−(2−メトキシ−エチル)−2−メチル−ブタ−3−エン酸メチルエステル
【0924】
【化506】
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【0925】
3−((E)−2−{2−[(R)−1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−キノリン−7−イル}−ビニル)−3−メチル−ジヒドロ−フラン−2−オン(1.25g,3.03mmol)のメタノール(12mL)中の撹拌溶液を調製し、そしてオルトギ酸トリメチル(1.33mL,12.1mmol)を添加し、その後、濃硫酸(20μL)を添加した。これを18時間加熱還流した。短時間冷却した後に、さらなるオルトギ酸トリメチル(1.33mL,12.1mmol)および濃硫酸(20μL)を添加し、そして4.5時間加熱還流した。この反応混合物を室温まで冷却し、次いで数滴の飽和重炭酸ナトリウム水溶液の添加により中和した。この溶液をエバポレートして、濃厚なスラリーを得、次いで、これを水(25mL)とジクロロメタン(25mL)との間で分配した。その水相をジクロロメタン(2×15mL)で抽出した。その有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、褐色ガム状物質を得た。このガム状物質を、ジクロロメタン/メタノール98:2で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(815mg,78%)を黄色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.50 (s, 3H), 1.59 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.99−2.11 (m, 1H), 2.16−2.28 (m, 1H), 3.33 (s, 3H), 3.48 (t, J=6.7 Hz, 2H), 3.75 (s, 3H), 4.98−5.09 (m, 2H), 6.66 (s, 2H), 7.31 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.65 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.77 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.00 (s, 1H), 8.11 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)344.2[M+H], Tr=1.55分。
【0926】
化合物102e.(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−(2−メトキシ−エチル)−2−メチル−ブタ−3−エン酸
【0927】
【化507】
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【0928】
(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−(2−メトキシ−エチル)−2−メチル−ブタ−3−エン酸メチルエステル(815mg,2.37mmol)のテトラヒドロフラン(25mL)中の溶液を調製し、そして水酸化リチウム一水和物(395mg,9.49mmol)の水(10mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を室温で18時間撹拌した。次いで、これを塩酸(2M)でpH1酸性にし、その後、エバポレートして、粗製表題生成物(2.43g)を黄色固体として、ジアステレオ異性体の混合物として得た。LCMS(m/z)330.2[M+H],Tr=1.21分。
【0929】
化合物102f.(S)−1−((S)−2−{(S)−2−[(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−(2−メトキシ−エチル)−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ]−3−メチル−ブチリルアミノ}−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0930】
【化508】
[この文献は図面を表示できません]
【0931】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(1.24g,2.38mmol)の無水ジクロロメタン(40mL)中の溶液を0℃まで冷却し、その後、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(660μL,3.62mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で1.5時間撹拌し、その後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.65mL,9.47mmol)を添加した。次いで、この反応混合物をエバポレートして乾固させ、そしてその残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(20mL)に溶解させ、そして粗製(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−(2−メトキシ−エチル)−2−メチル−ブタ−3−エン酸(2.43g)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.65mL,9.47mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(50mL)中の撹拌溶液に添加した。この反応物を2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.37g,3.78mmol)で処理し、そして室温で3時間撹拌した。これをエバポレートし、次いで、イソ−ヘキサン/ジクロロメタン/メタノール1:1:0から0:1:0から0:98:2から0:24:1で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(1.17g,66%)を淡黄色固体として、ジアステレオ異性体の混合物として得た。LCMS(m/z)742.3,744.2,746.2[M+H],Tr=2.15分。
【0932】
化合物102および103
【0933】
【化509】
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【0934】
(S)−1−((S)−2−{(S)−2−[(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−(2−メトキシ−エチル)−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ]−3−メチル−ブチリルアミノ}−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(200mg,0.242mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液を調製し、そして水酸化リチウム一水和物(30.5mg,0.726mmol)の水(2mL)中の溶液を添加した。この溶液を室温で2.5時間撹拌した。この反応物を水(20mL)で希釈し、そしてジエチルエーテル(15mL)で洗浄した。このエーテルを水(15mL)で逆抽出した。その水相を合わせ、そして塩酸(2M)でpH1まで酸性にした。この溶液をエバポレートして、黄色ガム状物質を得、これをジエチルエーテルで摩砕し、次いで減圧中で24時間乾燥させて、黄色固体を得た。
【0935】
この固体を無水N,N−ジメチルホルムアミド(3mL)に溶解させ、そして得られた溶液を、2−ニトロ−6−メチル安息香酸無水物(418mg,1.21mmol)および4−(ジメチルアミノ)ピリジン(206mg,1.7mmol)の1,2−ジクロロエタン(82mL)中の撹拌溶液に、50℃で3時間かけて、シリンジポンプを使用して添加した。この添加の終了後、この反応物を50℃で30分間撹拌し、次いで室温まで冷却した。この反応混合物を氷ブライン(50mL)、クエン酸の5%水溶液(50mL)、重炭酸ナトリウムの飽和水溶液(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄した。この溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、白色ガム状物質(290mg)を得た。このガム状物質を、ジクロロメタン/メタノール1:0から24:1で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、無色ガム状物質(76mg)を得た。このガム状物質を、Agilent Eclipse XDB/C18 7ミクロン,250x 21.2mmカラムを使用する、30分間にわたる20mL/minの水/アセトニトリルの4:1から0:1の勾配で溶出するHPLCによりさらに精製して、2つの別のジアステレオ異性体を得た。
【0936】
白色固体としての化合物102(先に溶出するジアステレオマー1)(10.9mg,8%)、
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.97 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.98 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.51 (s, 3H), 1.60−1.76 (m, 1H), 1.64 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.73 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.85−2.05 (m, 4H), 2.09−2.21 (m, 1H), 2.66−2.81 (m, 1H), 3.30 (s, 3H), 3.46−3.62 (m, 2H), 3.75−3.87 (m, 1H), 4.28 (d, J=10.3 Hz, 1H), 4.35−4.47 (m, 2H), 5.74 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.92 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.28 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.46 (d, J=16.5 Hz, 1H), 7.41 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.74−7.85 (m, 2H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)594.3[M+H], Tr=2.21分。
【0937】
白色固体としての実施例103(2番目に溶出するジアステレオマー2)(24.2mg,17%)。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.99 (d, J=6.7 Hz, 6H), 1.36 (s, 3H), 1.68−1.75 (m, 1H), 1.64 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.73 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.84−2.04 (m, 4H), 2.05−2.28 (m, 2H), 2.66−2.81 (m, 1H), 3.30 (s, 3H), 3.46−3.63 (m, 2H), 3.76−3.89 (m, 1H), 4.31 (d, J=10.3 Hz, 1H), 4.36−4.46 (m, 2H), 5.77 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.92 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.26 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.54 (d, J=16.5 Hz, 1H), 7.41 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.63 (s, 1H), 7.79−7.82 (m, 2H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)594.3[M+H], Tr=2.27分。
【0938】
実施例104および105:化合物104および105
【0939】
【化510】
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【0940】
化合物104a.(R)−3−((R)−2−ヒドロキシメチル−2−メチル−ブタ−3−エノイル)−4−イソプロピル−オキサゾリジン−2−オン.
【0941】
【化511】
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【0942】
(R)−4−イソプロピル−3−[(R)−2−メチル−2−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−ブタ−3−エノイル]−オキサゾリジン−2−オン(2.93g,8.58mmol)の、アセトニトリル(86mL)と水(1.72mL)との混合物中の撹拌溶液に、テトラフルオロホウ酸リチウム(アセトニトリル中1M,42.9mL,42.9mmol)を添加した。この混合物を窒素下で5時間加熱還流し、そして周囲温度まで冷却した。さらなるテトラフルオロホウ酸リチウム(アセトニトリル中1M,8.6mL,8.6mmol)を添加し、そしてこの混合物をさらに75分間加熱還流し、そして周囲温度まで冷却した。この混合物を水/ジエチルエーテル(2:3,100mL)で希釈し、そしてその有機層を分離し、そして水で洗浄した。合わせた水性洗浄液をジエチルエーテルで逆抽出し、そして合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートして、表題化合物(1.89g,91%)を黄色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.89 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.35 (s, 3H), 2.36−2.47 (m, 1H), 2.56−2.70 (br s, 1H), 3.47−3.54 (m, 1H), 3.91 (d, J=11.6 Hz, 1H), 4.22−4.31 (m, 2H), 4.47−4.53 (m, 1H), 4.97 (d, J=17.8 Hz, 1H), 5.17 (d, J=10.7 Hz, 1H), 6.09 (dd, J=17.8, 10.7 Hz, 1H). LCMS(m/z)242.2[M+H], Tr=1.82分。
【0943】
化合物104b.(R)−3−[(R)−2−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシメチル)−2−メチル−ブタ−3−エノイル]−4−イソプロピル−オキサゾリジン−2−オン
【0944】
【化512】
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【0945】
(R)−3−((R)−2−ヒドロキシメチル−2−メチル−ブタ−3−エノイル)−4−イソプロピル−オキサゾリジン−2−オン(660mg,2.74mmol)およびtert−ブチルジメチルシリルクロリド(533mg,3.56mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の撹拌溶液に、窒素下0℃で、イミダゾール(821mg,12.1mmol)を一度に添加した。この反応物を0℃で15分間撹拌し、次いで周囲温度まで温め、そして5時間撹拌した。この混合物を濃縮し、次いで飽和塩化アンモニウム溶液とエーテルとの間で分配した。その有機層を分離し、そして水で洗浄し(3回)、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から19:1で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(316mg,32%)を無色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.05 (s, 3H), 0.06 (s, 3H), 0.86−0.94 (m, 6H), 0.89 (s, 9H), 1.45 (s, 3H), 2.27−2.40 (m, 1H), 3.71 (d, J=9.6 Hz, 1H), 4.10−4.30 (m, 2H), 4.43 (d, J=9.6 Hz, 1H), 4.49−4.55 (m, 1H), 4.99 (d, J=17.8 Hz, 1H), 5.10 (d, J=9.6 Hz, 1H), 6.17 (dd, J=17.8, 10.9 Hz, 1H). LCMS(m/z)356.2[M+H], Tr=4.02分。
【0946】
化合物104c.(R)−3−{(E)−(R)−2−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシメチル)−4−[7−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ナフタレン−2−イル]−2−メチル−ブタ−3−エノイル}−4−イソプロピル−オキサゾリジン−2−オン
【0947】
【化513】
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【0948】
(R)−1−(7−ブロモ−ナフタレン−2−イル)−エタノール(121.5mg,0.484mmol)、(R)−3−[(R)−2−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシメチル)−2−メチル−ブタ−3−エノイル]−4−イソプロピル−オキサゾリジン−2−オン(172.0mg,0.484mmol)、酢酸パラジウム(II)(22mg,0.097mmol)、トリ(o−トリル)ホスフィン(29.5mg,0.097mmol)およびN,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(0.26mL,1.210mmol)の無水1,4−ジオキサン(10mL)中の溶液を1.5時間加熱還流した。この混合物を酢酸パラジウム(II)(22mg,0.097mmol)およびトリ(o−トリル)ホスフィン(29.5mg,0.097mmol)で処理した。還流させながら24時間撹拌し、そして温かい温度まで冷却した後に、この反応を塩酸(1M,20mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物を重炭酸ナトリウムの飽和溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(116.7mg,46%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.07 (s, 6H), 0.91 (s, 9H), 1.15−1.30 (m, 6H), 1.55−1.65 (m, 6H), 2.29−2.46 (m, 1H), 3.83 (d, J=9.6 Hz, 1H), 4.10−4.33 (m, 2H), 4.50−4.60 (m, 2H), 5.00−5.15 (m, 1H), 6.47 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.70 (d, J=16.5 Hz, 1H), 7.11−7.22 (m, 2H), 7.40−7.50 (m, 2H), 7.72−7.82 (m, 2H). LCMS(m/z)526.3[M+H], Tr=4.03分。
【0949】
化合物104d.(E)−(R)−2−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシメチル)−4−[7−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ナフタレン−2−イル]−2−メチル−ブタ−3−エン酸
【0950】
【化514】
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【0951】
(R)−3−{(E)−(R)−2−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシメチル)−4−[7−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ナフタレン−2−イル]−2−メチル−ブタ−3−エノイル}−4−イソプロピル−オキサゾリジン−2−オン(116.7mg,0.222mmol)のテトラヒドロフラン/水(12mL,5:1)中の冷(0℃)溶液を、過酸化水素(30%水性,120μL,1.110mmol)および水酸化リチウム一水和物(18.6mg,0.444mmol)で順番に処理した。0℃で3.5時間撹拌した後に、この反応混合物を過酸化水素(30%水性,120μL,1.110mmol)および水酸化リチウム一水和物(18.6mg,0.444mmol)で処理した。0℃で2.5時間撹拌した後に、この反応を固体のメタ重亜硫酸ナトリウム(850mg)でクエンチした。室温で45分間撹拌した後に、この混合物を塩酸(1M,20mL)で酸性にした。その水層をジクロロメタンで抽出した(2回)。合わせた有機物を相分離器で濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から3:2の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(77.1mg,84%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.15 (s, 6H), 0.94 (s, 9H), 1.47 (s, 3H), 1.60 (d, J=6.5 Hz, 3H), 3.79, 3.92 (ABq, J
AB=9.6 Hz, 2H), 5.08 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.43 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.72 (d, J=16.5 Hz, 1H), 7.06−7.22 (m, 2H), 7.40−7.60 (m, 2H), 7.70−7.84 (m, 2H). LCMS(m/z)415.2[M+H], Tr=3.40分。
【0952】
化合物104e.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−(R)−2−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシメチル)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ナフタレン−7−イル]−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0953】
【化515】
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【0954】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(98.9mg,0.186mmol)のジクロロメタン(10mL)中の冷(0℃)溶液をトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(70μL,0.372mmol)で処理した。0℃で60分間撹拌した後に、この反応を重炭酸ナトリウムの飽和溶液でクエンチした。その水層をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機物を相分離器で濾過し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを白色固体として得た。この白色固体に、(E)−(R)−2−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシメチル)−4−[7−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ナフタレン−2−イル]−2−メチル−ブタ−3−エン酸(77.1mg,0.186mmol)の無水アセトニトリル(10mL)中の溶液を添加し、そしてこの溶液を0℃まで冷却し、次いでN,N−ジイソプロピルエチルアミン(130μL,0.744mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(85mg,0.223mmol)で処理した。室温で20時間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,20mL)でクエンチした。その水層を酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機物を合わせ、重炭酸ナトリウムの飽和溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:4の連続勾配で溶出する25gのIsoluteカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(48.0mg,31%)を黄色ガム状物質として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.11−0.16 (m, 6H), 0.95 (s, 9H), 1.20−1.35 (m, 9H), 1.43 (s, 3H), 1.60 (d, J=6.4 Hz, 3H), 1.66−1.79 (m, 2H), 1.88−1.97 (m, 1H), 2.13−2.29 (m, 2H), 3.63−3.73 (m, 1H), 3.78−3.85 (m, 2H), 3.92 (d, J=10.0 Hz, 1H), 4.30−4.44 (m, 2H), 4.72 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.95 (d, J=12.0 Hz, 1H), 5.02−5.13 (m, 1H), 5.25−5.36 (m, 1H), 6.56 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.69−6.78 (m, 2H), 7.34 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.48 (dd, J=8.5, 1.3 Hz, 1H), 7.59 (dd, J=8.7, 1.6 Hz, 1H), 7.69−7.83 (m, 4H). LCMS(m/z)829.4/827.4[M+H], Tr=3.88分。
【0955】
化合物104および105
【0956】
【化516】
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(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−(R)−2−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシメチル)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ナフタレン−7−イル]−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(48.0mg,0.058mmol)のテトラヒドロフラン/水(6mL,5:1)中の冷(0℃)溶液を水酸化リチウム一水和物(31.2mg,0.743mmol)で処理した。0℃で1.6時間撹拌した後に、この反応を塩酸(2M,380μL,0.743mmol)でクエンチした。その揮発性物質を減圧中で除去し、そして残留する酢酸およびトリクロロエタノールを、トルエン/テトラヒドロフランとの共沸(6回)により除去した。次いで、その固体をジエチルエーテルで摩砕して、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−(R)−4−[7−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ナフタレン−2−イル]−2−ヒドロキシメチル−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸を白色固体として得た。LCMS(m/z)583.3[M+H],Tr=1.97分。100mLの3つ口丸底フラスコに、4Åのモレキュラーシーブ、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(50mg,0.145mmol)、N,N−ジメチルアミノピリジン(53.1mg,0.435mmol)および1,2−ジクロロエタン(20mL)を導入した。この混合物を50℃で維持し、この間に、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−(R)−4−[7−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−ナフタレン−2−イル]−2−ヒドロキシメチル−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸のN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL)中の溶液を、シリンジポンプを介して2時間かけて添加した。このフラスコをN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL)ですすぎ、次いで、これを同じ速度でこの反応混合物に添加した。50℃で2時間撹拌した後に、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(50mg,0.145mmol)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(53.1mg,0.435mmol)を添加した。50℃で1時間撹拌した後に、加熱を止め、そしてこの反応物を室温で一晩静置した。その揮発性物質を減圧中で除去し、そして残留するN,N−ジメチルホルムアミドをトルエンとの共沸により除去した。その残渣を酢酸エチルと塩酸(1M)との間で分配した。次いで、その有機物を重炭酸ナトリウムの飽和溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を最初に、10gのIsoluteカートリッジ酢酸エチルで溶出するを使用するシリカゲルクロマトグラフィーによって、次いで逆相分取HPLCによって精製して、化合物104(2.9mg,8.8%)を白色固体として、そして化合物105(3.7mg)を白色固体として得た。
【0957】
実施例104、化合物104。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.96 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.50 (s, 3H), 1.61−1.81 (m, 7H), 1.86−2.03 (m, 3H), 2.67−2.79 (m, 1H), 3.69 (d, J=10.9 Hz, 1H), 3.74−3.85 (m, 2H), 4.32−4.44 (m, 2H), 4.63 (d, J=12.5 Hz, 1H), 5.64 (q, J=7.1 Hz, 1H), 6.02 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.25, 6.46 (ABq, J
AB=16.5 Hz, 2H), 7.36 (dd, J=8.5, 1.8 Hz, 1H), 7.49 (s, 1H), 7.60 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.75−7.85 (m, 3H). LCMS(m/z)565.3[M+H], Tr=2.31分。
【0958】
化合物105。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.84 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.96 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.33 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.52 (s, 3H), 1.64−1.78 (m, 5H), 2.08−2.19 (m, 1H), 2.29 (s, 3H), 2.37 (app 六重線, J=6.7 Hz, 1H), 2.81−2.94 (m, 1H), 3.52−3.62 (m, 1H), 4.21−4.31 (m, 1H), 4.36−4.44 (m, 2H), 4.62−4.77 (m, 2H), 5.20 (d, J=10.9 Hz, 1H), 6.35 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.77 (d, J=16.5 Hz, 1H), 7.04 (d, J=16.5 Hz, 1H), 7.52−7.62 (m, 2H), 7.66 (d, J=7.3 Hz, 1H), 7.76 (dd, J=8.7, 1.3 Hz, 1H), 7.83−7.95 (m, 4H), 8.03 (d, J=8.0 Hz, 1H). LCMS(m/z)728.4[M+H], Tr=3.08分。
【0959】
実施例106:化合物106
【0960】
【化517】
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【0961】
化合物106a.(S)−2−ジベンジルアミノ−3−ヒドロキシ−プロピオン酸ベンジルエステル
【0962】
【化518】
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【0963】
L−セリン(2.1g,20mmol)のアセトニトリル/水(52mL,25:1)中の溶液を固体の炭酸カリウム(13.8g,100mmol)添加し、そしてこの混合物を臭化ベンジル(8.92mL,75mmol)で処理した。55℃で20時間撹拌した後に、この混合物を室温まで冷却し、濾過し、酢酸エチルで希釈し、そしてその有機物を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の段階的勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(3.9g,52%)を淡黄色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 2.52 (dd, J=7.3, 4.5 Hz, 1H), 3.61 (d, J=7.6 Hz, 1H), 3.67 (d, J=13.6 Hz, 2H), 3.75−3.85 (m, 2H), 3.92 (d, J=13.6 Hz, 2H), 5.23, 5.32 (ABq, J
AB=12.0 Hz, 2H), 7.22−7.37 (m, 10H), 7.38−7.48 (m, 5H). LCMS(m/z)376.2[M+H], Tr=3.25分。
【0964】
化合物106b.(S)−2−ジベンジルアミノ−3−ジフルオロメトキシ−プロピオン酸ベンジルエステル
【0965】
【化519】
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【0966】
(S)−2−ジベンジルアミノ−3−ヒドロキシ−プロピオン酸ベンジルエステル(4.9g,13.1mmol)のアセトニトリル(50mL)中の溶液を無水硫酸ナトリウム(466mg,3.28mmol)で処理し、そして40℃まで温めた。次いで、ジフルオロ(フルオロスルホニル)酢酸(1.62mL,19.7mmol)を90分間かけてシリンジポンプを使用して添加した。添加の終了後、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から95:5の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(760mg,14%)を淡黄色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 3.64 (d, J=13.8 Hz, 2H), 3.73 (app t, J=6.5 Hz, 1H), 3.87 (d, J=13.8 Hz, 2H), 4.09 (dd, J=10.3, 6.2 Hz, 1H), 4.22 (dd, J=10.3, 6.9 Hz, 1H), 5.21, 5.32 (ABq, J
AB=12.3 Hz, 2H), 6.16 (t, J=74.7 Hz, 1H), 7.21−7.37 (m, 10H), 7.38−7.47 (m, 5H). LCMS(m/z)426.1[M+H], Tr=3.76分。
【0967】
化合物106c.(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ジフルオロメトキシ−プロピオン酸
【0968】
【化520】
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【0969】
(S)−2−ジベンジルアミノ−3−ジフルオロメトキシ−プロピオン酸ベンジルエステル(760mg,1.79mmol)のメタノール(10mL)中の溶液を炭素担持水酸化パラジウム(20wt%ロード,湿式担持,30mg)で処理し、そしてその雰囲気から酸素をパージし、窒素でフラッシュし、そしてこの反応物を水素の雰囲気下で16時間撹拌した。この混合物をセライトで濾過し、そして新鮮な炭素担持水酸化パラジウム(20wt%ロード,湿式担持,30mg)を添加した。その雰囲気から酸素をパージし、窒素でフラッシュし、そしてこの反応物を水素の雰囲気下で40時間撹拌した。この混合物をセライトで濾過し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去して、(S)−2−アミノ−3−ジフルオロメトキシ−プロピオン酸と(S)−2−ベンジルアミノ−3−ジフルオロメトキシ−プロピオン酸(208mg)との1:1の混合物を灰色固体として得、次いで、これをメタノール/水(10mL,4:1)に溶解させ、そしてこの混合物を、重炭酸ナトリウム(225mg,2.68mmol)およびジ炭酸ジ−tert−ブチル(351mg,1.61mmol)で順番に処理した。室温で16時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を酢酸エチルと塩酸(1M)との間で分配した。その水層を酢酸エチルで抽出した。その有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去して、表題化合物(170mg,50%)を黄色油状物として、回転異性体の複雑な混合物として得た。LCMS(m/z)254.0[M−H],Tr=2.59分。
【0970】
化合物106d.(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ジフルオロメトキシ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0971】
【化521】
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【0972】
(S)−テトラヒドロ−ピリダジン−1,2,3−トリカルボン酸1,2−ジ−tert−ブチルエステル3−(2,2,2−トリクロロ−エチル)エステル(923mg,2.0mmol)のジクロロメタン(3mL)中の冷(0℃)溶液をトリフルオロ酢酸(3mL)で処理した。室温で1.5時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そして残留するトリフルオロ酢酸をトルエンとの共沸により除去した。その残渣を(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ジフルオロメトキシ−プロピオン酸(260mg,1.02mmol)と合わせ、そして無水アセトニトリル(10mL)に溶解させた。この冷(0℃)混合物を、1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(543mg,1.43mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.71mL,4.08mmol)で順番に処理した。室温で3日間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を酢酸エチルと水との間で分配した。その有機物を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から7:3の段階的勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(143mg,28%)を淡緑色ガム状物質として、回転異性体の複雑な混合物として得た。LCMS(m/z)498.0,500.0[M+H],Tr=2.91分。
【0973】
化合物106e.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−ジフルオロメトキシ−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0974】
【化522】
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【0975】
(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ジフルオロメトキシ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(143mg,0.287mmol)のジクロロメタン(5mL)中の冷(0℃)溶液をトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(72μL,0.431mmol)で処理した。0℃で30分間撹拌した後に、この反応混合物をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.2mL,1.15mmol)で処理し、そしてその揮発性物質を減圧中で除去し、褐色固体を得、次いで、これを無水アセトニトリル(5mL)に溶解させ、そしてこの混合物を、N−(tert−ブトキシカルボニル)−L−バリン(75mg,0.344mmol)、1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(153mg,0.402mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミンで順番に処理した。室温で16時間撹拌した後に、その揮発性物質を減圧中で除去し、そしてその残渣を酢酸エチルと水との間で分配した。その有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の段階的勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(105mg,61%)を淡黄色ガム状物質として、回転異性体の複雑な混合物として得た。LCMS(m/z)597.0,599.0[M+H],Tr=3.18分。
【0976】
化合物106f.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−ジフルオロメトキシ−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0977】
【化523】
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【0978】
化合物106fを、化合物82cと同じ様式で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−ジフルオロメトキシ−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに使用して、41%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.81−0.98 (m, 6H), 1.17 (s, 3H), 1.22 (s, 3H), 1.34−1.60 (m, 4H), 1.68 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.71−1.81 (m, 1H), 2.17 (s, 3H), 2.90−3.05 (m, 1H), 3.66−3.81 (m, 1H), 3.92 (d, J=10.7 Hz, 1H), 4.05−4.20 (m, 1H), 4.21−4.39 (m, 3H), 4.69 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.95 (d, J=12.0 Hz, 1H), 5.46−5.54 (m, 1H), 6.06 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.21 (t, J=73.8 Hz, 1H), 6.34 (d, J=8.2 Hz, 1H), 6.63, 6.79 (ABq, J
AB=16.0 Hz, 2H), 6.95 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.43 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.66 (dd, J=8.5, 1.3 Hz, 1H), 7.76 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.05 (s, 1H), 8.12 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)806.4, 808.4[M+H], Tr=3.19分。
【0979】
【化524】
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【0980】
化合物106を、化合物82dと同じ様式で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−ジフルオロメトキシ−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに使用して、9%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.77−0.91 (m, 1H), 0.96 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.02 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.17−1.36 (m, 1H), 1.41 (s, 3H), 1.49 (s, 3H), 1.65−1.79 (m, 4H), 1.88−2.13 (m, 3H), 2.60−2.74 (m, 1H), 3.56−3.82 (m, 2H), 4.20−4.35 (m, 2H), 4.48−4.60 (m, 2H), 5.94 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.99−6.08 (m, 1H), 6.16 (d, J=9.1 Hz, 1H), 6.33, 6.43 (ABq, J
AB=16.5 Hz, 2H), 6.47 (t, J=73.8 Hz, 1H), 6.52−6.60 (m, 1H), 7.58 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.73 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.77 (s, 1H), 8.08 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)616.3[M+H], Tr=2.63分。
【0981】
実施例107:化合物107
【0982】
【化525】
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【0983】
化合物107a.(R)−4−イソプロピル−3−((R)−2−メトキシメチル−2−メチル−ブタ−3−エノイル)−オキサゾリジン−2−オン
【0984】
【化526】
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(R)−3−((R)−2−ヒドロキシメチル−2−メチル−ブタ−3−エノイル)−4−イソプロピル−オキサゾリジン−2−オン(724mg,3.00mmol)およびN,N,N′,N′−テトラメチル−1,8−ナフタレンジアミン(2.57g,11.0mmol)のジクロロメタン(15mL)中の撹拌溶液に、窒素下0℃で、トリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート(1.33g,9.00mmol)を添加した。この反応物を0℃で15分間、次いで周囲温度で4.5時間撹拌した。飽和塩化アンモニウム溶液を添加し、そしてこの混合物をジクロロメタンで希釈した。その水層を分離し、そしてジクロロメタンで抽出し、そして合わせた有機抽出物を塩化アンモニウム溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をジエチルエーテルに懸濁させ、そして濾過し、その固体をジエチルエーテルで洗浄し、そしてその濾液をエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から4:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィー、その後、メタノールで溶出するSCXカートリッジでの精製により精製して、表題化合物(263mg,34%)を無色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.91 (app t, J=7.0 Hz, 6H), 1.50 (s, 3H), 2.32−2.43 (m, 1H), 3.35 (s, 3H), 3.46 (d, J=8.7 Hz, 1H), 4.19 (app dd, J=9.1, 3.6 Hz, 1H), 4.27 (app t, J=8.6 Hz, 1H), 4.50−4.57 (m, 1H), 5.00 (d, J=17.9 Hz, 1H), 5.12 (d, J=10.7 Hz, 1H), 6.19 (dd, J=17.9, 10.7 Hz, 1H). LCMS(m/z)256.2[M+H], Tr=2.53分。
【0985】
化合物107b:酢酸(R)−1−{7−[(E)−(R)−4−((R)−4−イソプロピル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)−3−メトキシメチル−3−メチル−4−オキソ−ブタ−1−エニル]−キノリン−2−イル}−エチルエステル
【0986】
【化527】
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(R)−4−イソプロピル−3−((R)−2−メトキシメチル−2−メチル−ブタ−3−エノイル)−オキサゾリジン−2−オン(226mg,0.769mmol)、酢酸(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチルエステル(196mg,0.666mmol)、酢酸パラジウム(II)(35mg,0.154mmol)およびトリ(o−トリル)ホスフィン(47mg,0.154mmol)の混合物を無水1,4−ジオキサン(15mL)に懸濁させ、そしてN,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(222mg,244μL,1.14mmol)を添加した。この混合物を窒素下で還流させながら90分間撹拌し、そしてさらなる酢酸パラジウム(II)(35mg,0.154mmol)およびトリ(o−トリル)ホスフィン(47mg,0.154mmol)を添加し、そしてこの混合物を2時間加熱した。さらなる酢酸パラジウム(II)(18mg,0.077mmol)およびトリ(o−トリル)ホスフィン(24mg,0.077mmol)を添加し、そして加熱を45分間続けた。この反応物を冷却し、そして酢酸エチルで希釈し、そして飽和塩化アンモニウム溶液(2回)、飽和ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの4:1から7:3の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(227mg,73%)を黄色泡状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.90 (d, J=7.1 Hz, 3H), 0.94 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.64 (s, 3H), 1.68 (d, J=6.7 Hz, 3H), 2.18 (s, 3H), 2.36−2.48 (m, 1H), 3.40 (s, 3H), 3.59 (d, J=8.9 Hz, 1H), 4.19 (dd, J=9.1, 3.1 Hz, 2H), 4.23−4.32 (m, 2H), 4.55−4.61 (m, 1H), 6.05 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.49 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.79 (d, J=16.3 Hz, 1H), 7.42 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.65 (dd, J=8.5, 1.5 Hz, 1H), 7.73 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.94 (s, 1H), 8.11 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)469.2[M+H], Tr=2.91分。
【0987】
化合物107c.(E)−(R)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メトキシメチル−2−メチル−ブタ−3−エン酸
【0988】
【化528】
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【0989】
酢酸(R)−1−{7−[(E)−(R)−4−((R)−4−イソプロピル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)−3−メトキシメチル−3−メチル−4−オキソ−ブタ−1−エニル]−キノリン−2−イル}−エチルエステル(183mg,0.391mmol)のテトラヒドロフラン(4mL)および水(2mL)中の撹拌溶液を0℃まで冷却し、そして過酸化水素(水中30%,222mg,201μL,1.96mmoL)および水酸化リチウム一水和物(49mg,1.17mmol)を添加した。1分後、この反応混合物を周囲温度まで温め、そして4時間撹拌し、その後、これを0℃まで冷却した。メタ重亜硫酸ナトリウムをこの溶液が飽和するまで添加し、そしてこの反応混合物を15分間撹拌し、次いで塩酸(2M)でpH1まで酸性にし、そしてジクロロメタンで抽出した(3回)。この水層を塩化ナトリウムで飽和させ、そして1:9のメタノール:ジクロロメタンで抽出し、そして合わせた有機物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、メタノール、次いでメタノール性アンモニアで溶出するSCXカートリッジにより精製し、そして塩基性の画分を集め、そしてエバポレートして、表題化合物(101mg,82%)を黄色フィルムとして得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.53 (s, 3H), 1.60 (d, J=6.5 Hz, 3H), 3.51 (s, 3H), 3.62 (d, J=8.9 Hz, 1H), 3.75 (d, J=9.1 Hz, 1H), 5.06 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.64, 6.78 (ABq, J=16.5 Hz, 2H), 7.34 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.64 (dd, J=8.5, 1.5 Hz, 1H), 7.78 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.06 (s, 1H), 8.13 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)316.2[M+H], Tr=1.28分。
【0990】
化合物107d.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−(R)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メトキシメチル−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0991】
【化529】
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【0992】
ジクロロメタン(25mL)中の新たに調製した(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(139mg,0.321mmol)に、(E)−(R)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メトキシメチル−2−メチル−ブタ−3−エン酸(101mg,0.321mmol)を添加し、そしてこの混合物をエバポレートした。その残渣を無水アセトニトリル(6.4mL)に溶解させ、そしてこの混合物を窒素下で撹拌しながら0℃まで冷却した。1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(146mg,0.38mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(168μL,0.963mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を5分間撹拌し、次いで周囲温度まで温めた。この混合物を19時間撹拌し、そしてエバポレートし、そしてその残渣をジクロロメタン溶解させ、そして飽和重炭酸ナトリウム溶液、水、飽和塩化アンモニウム溶液、ブラインで順番に洗浄し、次いで無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、酢酸エチルで溶出するシリカで精製して、表題化合物(123mg,53%)を黄色ガム状物質として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.91 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.97 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.33 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.45 (s, 3H), 1.59 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.67−1.78 (m, 2H), 1.90−2.00 (m, 1H), 2.15−2.33 (m, 2H), 2.82−2.91 (m, 1H), 3.47−3.54 (m, 1H), 3.51 (s, 3H), 3.60 (d, J=9.2 Hz, 1H), 3.68−3.76 (m, 1H), 3.73 (d, J=11.4 Hz, 1H), 3.85 (d, J=9.2 Hz, 1H), 4.33−4.45 (m, 2H), 4.72 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.96 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.99−5.08 (m, 2H), 5.27−5.37 (m, 1H), 6.70 (ABq, , J=16.5 Hz, 1H), 6.80 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.80 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.31 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.66 (dd, J=8.6, 1.2 Hz, 1H), 7.77 (d, J=8.3 Hz, 1H), 8.01 (s, 1H), 8.12 (d, J=8.7 Hz, 1H). LCMS(m/z)728.3, 730.3[M+H], Tr=2.25分。
【0993】
化合物107
【0994】
【化530】
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【0995】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−(R)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メトキシメチル−2−メチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(23mg,0.032mmol)のテトラヒドロフラン(3mL)中の撹拌溶液に、水酸化リチウム一水和物(2mg,0.047mmol)および水(0.75mL)を添加し、そしてこの反応混合物を30分間撹拌した。塩酸(2M,0.032mL)を添加し、この混合物を5分間撹拌し、次いでエバポレートし、そして残留するトリクロロエタノールをトルエンとの共沸により除去した。その残渣をtert−ブタノールおよびアセトニトリルに溶解させ、そしてエバポレートし(2回)、次いでアセトニトリル/トルエンと共沸した(2回)。その残渣をテトラヒドロフラン(10.5mL)に溶解させ、そして撹拌しながら0℃まで冷却した。1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(14mg,0.038mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(0.4mg,0.003mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(10μL,0.063mmol)を添加し、そしてこの反応物を10分間撹拌した。N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)を添加し、そしてこの反応物を5時間かけて周囲温度まで温めた。この混合物をエバポレートし、次いで、アセトニトリル/水の4:1から1:4の勾配を使用する逆相分取HPLCにより精製して、表題化合物(6.3mg,35%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.97 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.98 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.54 (s, 3H), 1.66 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.67−1.72 (m, 2H), 1.73 (d, J=6.7 H, 3H), 1.87−2.04 (m, 3H), 2.69−2.80 (m, 1H), 3.39 (s, 3H), 3.46 (d, J=8.9 Hz, 1H), 3.75 (d, J=8.9 Hz, 1H), 3.78−3.86 (m, 1H), 4.27 (d, J=10.5 Hz, 1H), 4.36−4.47 (m, 1H), 5.74 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.92 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.37, 6.40 (ABq, J
A B=16.6 Hz, 2H), 7.41 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.66 (dd, J=8.7, 1.5 Hz, 1H), 7.76 (s, 1H), 7.82 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.22 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)580.3[M+H], Tr=2.22分。
【0996】
実施例108および109:化合物108および109
【0997】
【化530A】
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化合物108a:(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ピラゾール−1−イル−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【0998】
【化531】
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【0999】
無水ジクロロメタン(6mL)中の(S)−テトラヒドロ−ピリダジン−1,2,3−トリカルボン酸1,2−ジ−tert−ブチルエステル3−(2,2,2−トリクロロ−エチル)エステル(909mg,1.97mmol)に、窒素の雰囲気下室温でトリフルオロ酢酸(6mL,173mmol)を添加した。この溶液を室温まで温め、そして16時間撹拌した。この反応物を減圧中で濃縮し、そしてその残渣をトルエンと共エバポレートした(3回)。得られた褐色粘性油状物を無水アセトニトリル(2mL)に溶解させ、そしてL−N−Boc−3−ピラゾール−1−イル−アラニン(500mg,1.97mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.4mL,7.87mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(747mg,1.97mmol)の無水アセトニトリル(10mL)中の溶液(この溶液を予め0℃で20分間撹拌していた)に添加した。この反応物を室温まで温め、そして16時間撹拌した。この反応物を0℃まで冷却し、酢酸エチルで希釈し、そして1Mの塩酸でクエンチした。その有機層を分離し、そして重炭酸ナトリウムの飽和水溶液(2回)およびブライン(1回)で洗浄した。次いで、その有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1、次いで2:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(999mg,95%)を白色泡状物として、ジアステレオ異性体の2:1の混合物として得た。LCMS(m/z)500.1[M+H],Tr=2.71分。
【1000】
化合物108b:(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−ピラゾール−1−イル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【1001】
【化532】
[この文献は図面を表示できません]
【1002】
無水ジクロロメタン(3mL)中の(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ピラゾール−1−イル−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(730mg,1.47mmol)に、窒素の雰囲気下0℃でトリフルオロ酢酸(1.1mL,14.7mmol)を添加した。この反応混合物を室温まで温め、そして3時間撹拌し、その後、減圧中で濃縮した。その残渣を窒素の雰囲気下室温で無水アセトニトリル(7mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.3mL,7.3mmol)、N−(tert−ブトキシカルボニル)−L−バリン(319mg,1.5mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(782mg,2.1mmol)を添加した。室温で16時間後、この反応物を0℃まで冷却し、酢酸エチルで希釈し、そして1Mの塩酸でクエンチした。その有機層を分離し、そして重炭酸ナトリウムの飽和水溶液(2回)およびブライン(1回)で洗浄した。次いで、その有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:2、次いで1:3を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(460mg,52%)を粘性透明油状物として、ジアステレオ異性体の2:1の混合物として得た。LCMS(m/z)599.1[M+H],Tr=2.83分。
【1003】
化合物108c:(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−ピラゾール−1−イル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【1004】
【化533】
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【1005】
無水ジクロロメタン(1mL)中の(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−ピラゾール−1−イル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(450mg,0.75mmol)に、窒素の雰囲気下0℃でトリフルオロ酢酸(0.58mL,7.6mmol)を添加した。この反応混合物を室温まで温め、そして3時間撹拌し、その後、減圧中で濃縮し、そしてトルエンから共エバポレートした。この残渣を無水アセトニトリル(7.5mL)に溶解させ、そして窒素の雰囲気下0℃で(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(246mg,0.75mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.66mL,3.76mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(401mg,1.05mmol)を添加した。この溶液を室温まで温め、そして2時間撹拌した。この反応物を0℃まで冷却し、酢酸エチルで希釈し、そして1Mの塩酸でクエンチした。その有機層を分離し、そして重炭酸ナトリウムの飽和水溶液(2回)およびブライン(1回)で洗浄した。次いで、その有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1、次いで0:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(433mg,72%)を粘性透明油状物として、ジアステレオ異性体の2:1の混合物として得た。LCMS(m/z)=806.3[M+H],Tr=2.91分。
【1006】
化合物108および109
【1007】
【化534】
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テトラヒドロフラン(10mL)および水(2mL)中の(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−ピラゾール−1−イル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(200mg,0.25mmol)に、水酸化リチウム一水和物(52mg,1.24mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で30分間撹拌し、次いで室温まで温め、そして3時間撹拌し、その後、2Mの塩酸でpH2まで酸性にした。この反応物を減圧中で濃縮し、その後、トルエン(3回)、次いでアセトニトリル(3回)から共エバポレートした。得られた残渣をジエチルエーテルで摩砕して、オフホワイトの粉末を得た。この粉末を無水テトラヒドロフラン(200mL)に溶解させ、そして窒素の雰囲気下で0℃まで冷却した。次いで、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(216μL,1.24mmol)、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(132mg,0.35mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(3mg,0.03mmol)を添加し、そしてこの反応物を室温まで温め、そして16時間撹拌した。この反応物を減圧中で濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルで希釈し、そして1Mの塩酸(1回)、重炭酸ナトリウムの飽和水溶液(2回)およびブライン(1回)で洗浄した。次いで、その有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、黄色粘性油状物(189mg)を得た。その残渣を、Agilent Eclipse XDB/C18 7ミクロン,250x 21.2mmカラムを使用する分取HPLCにより精製して、2つのジアステレオ異性体を白色固体として得た。
【1008】
実施例108、化合物108。先に溶出するジアステレオ異性体1:(20.0mg,13%):
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.92 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.34 (s, 3H), 1.49 (s, 3H), 1.59−1.73 (m, 3H), 1.75 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.81−1.94 (m, 3H), 2.63−2.77 (m, 1H), 3.55−3.62 (m, 1H), 4.28 (t, J=9.4 Hz, 1H), 4.32−4.41 (m, 1H), 4.59−4.78 (m, 2H), 5.93 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.27−6.37 (m, 4H), 7.10 (d, J=9.6 Hz, 1H), 7.41 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.51 (d, J=1.6 Hz, 1H), 7.65 (dd, J=8.5, 1.6 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.81 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.21 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.40 (d, J=2.2 Hz, 1H). LCMS(m/z)616.3[M+H], Tr=2.17分。
【1009】
実施例109、化合物109。2番目に溶出するジアステレオ異性体2:(4.0mg,3%):
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.75 (d, J=6.0 Hz, 3H), 0.97 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.35 (s, 3H), 1.43−1.51 (m, 1H), 1.53 (s, 3H), 1.69 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.74−2.13 (m, 5H), 2.37−2.50 (m, 1H), 2.65−2.86 (m, 1H), 3.97−4.14 (m, 1H), 4.26−4.53 (m, 4H), 5.81−5.91 (m, 1H), 6.04 (s, 1H), 6.07−6.21 (m, 1H), 6.58, 6.71 (ABq, J=16.1 Hz, 2H), 7.06−7.20 (m, 1H), 7.27−7.50 (m, 3H), 7.62 (d, J=7.8 Hz, 1H), 7.87 (d, J=7.8 Hz, 1H), 8.02 (s, 1H), 8.28 (d, J=8.9 Hz, 1H). LCMS(m/z)616.3[M+H], Tr=2.54分。
【1010】
実施例110:化合物110
【1011】
【化535】
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【1012】
化合物110a:(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−チアゾール−4−イル−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【1013】
【化536】
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【1014】
化合物110aを、化合物106dと同様の様式で、L−N−(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ジフルオロメトキシ−プロピオン酸の代わりに(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−チアゾール−4−イル−プロピオン酸(500mg,1.84mmol)を用いて調製して、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(750mg,79%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.43 (s, 9H), 1.61−1.79 (m, 3H), 1.85−1.97 (m, 1H), 2.01−2.20 (m, 1H), 2.84−2.97 (m, 1H), 3.21−3.28 (m, 2H), 3.56−3.68 (m, 1H), 3.88 (d, J=10.9 Hz, 1H), 4.32 (d, J=12.9 Hz, 1H), 4.76, 4.93 (ABq, J=12.1 Hz, 2H), 5.38−5.60 (m, 1H), 7.12 (d, J=1.8 Hz, 1H), 8.74 (d, J=1.8 Hz, 1H). LCMS(m/z)516.9[M+H], Tr=2.68分。
【1015】
化合物110b:(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−チアゾール−4−イル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【1016】
【化537】
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【1017】
化合物110bを、化合物106eと同じ様式で、(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ジフルオロメトキシ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−チアゾール−4−イル−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを用いて調製して、表題化合物を明褐色泡状物として得た(730mg,81%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.91 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.47 (s, 9H), 1.66−1.96 (m, 4H), 2.09−2.28 (m, 2H), 2.84−3.00 (m, 1H), 3.22−3.42 (m, 2H), 3.80−4.00 (m, 2H), 4.21−4.33 (m, 1H), 4.72, 4.97 (ABq, J=11.9 Hz, 2H), 5.06−5.15 (m, 1H), 5.57−5.65 (m, 1H), 6.87 (d, J=7.1 Hz, 1H), 7.17 (s, 1H), 8.72 (d, J=1.8 Hz, 1H). LCMS(m/z)616.2[M+H], Tr=2.78分。
【1018】
化合物110c:(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−チアゾール−4−イル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【1019】
【化538】
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【1020】
化合物110cを、化合物82cと同じ様式で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルを(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−チアゾール−4−イル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(730mg,1.19mmol)の代わりに用いて調製して、表題化合物を粘性透明油状物として得た(500mg,51%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.88 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.93 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.48 (s, 3H), 1.69 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.71−1.97 (m, 5H), 2.06 (s, 3H), 2.07−2.15 (m, 1H), 2.17 (s, 3H), 2.86−3.00 (m, 1H), 3.18−3.37 (m, 2H), 3.75−3.89 (m, 1H), 3.93 (d, J=10.7 Hz, 1H), 4.27 (dd, J=6.3, 2.2 Hz, 1H), 4.70, 4.95 (ABq, J=11.9 Hz, 2H), 5.59 (q, J=5.6 Hz, 1H), 6.06 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.35 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.63, 6.77 (ABq, J=16.2 Hz, 2H), 6.89 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.11 (d, J=2.0 Hz, 1H), 7.43 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.65 (dd, J=8.5, 1.6 Hz, 1H), 7.76 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.05 (s, 1H), 8.13 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H). LCMS(m/z)825.3[M+H], Tr=2.97分。
【1021】
【化539】
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【1022】
化合物110を、化合物82dと同じ様式で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−チアゾール−4−イル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(500mg,0.61mmol)を用いて調製して、表題化合物を白色固体として得た(35mg,9%)。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.94 (d, J=6.5 Hz, 3H), 0.97 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.34 (s, 3H), 1.48 (s, 3H), 1.55−1.73 (m, 3H), 1.75 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.81−2.03 (m, 3H), 2.66−2.80 (m, 1H), 3.36−3.61 (m, 3H), 4.31 (t, J=9.6 Hz, 1H), 4.40 (d, J=13.4 Hz, 1H), 4.53 (d, J=12.3 Hz, 1H), 5.91 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.18 (dd, J=8.3, 6.0 Hz, 1H), 6.23, 6.33 (ABq, J=16.4 Hz, 2H), 7.17 (d, J=9.6 Hz, 1H), 7.39 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.66 (dd, J=8.5, 1.6 Hz, 1H), 7.79 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.03 (d, J=1.6 Hz, 1H), 8.19 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.90 (d, J=2.0 Hz, 1H). LCMS(m/z)633.2[M+H], Tr=2.23分。
【1023】
実施例111:化合物111
【1024】
【化540】
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【1025】
化合物111a (R)−2−メチル−プロパン−2−スルフィン酸[1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エタ−(E)−イリデン]−アミド
【1026】
【化541】
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【1027】
1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エタノン(1.42g,5.68mmol)のTHF(28mL)中の溶液に、チタン(IV)エトキシド(2.6g,2.35mL,11.4mmol,技術等級)を添加し、その後、(R)−(+)−2−メチル−プロパンスルフィンイミド(825mg,6.82mmol)を添加した。この反応混合物を窒素下60℃で6時間撹拌し、そして冷却した。ブラインを添加し、その後、酢酸エチルを添加し、そしてその懸濁物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルで洗浄した。この酢酸エチル層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの9:1から3:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(448mg,22%)を橙色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.38 (s, 9H), 2.99 (s, 3H), 7.71 (m, 2H), 8.16 (d, J=8.6 Hz, 1H), 8.24 (d, J=8.6 Hz, 1H), 8.37 (s, 1H). LCMS(m/z)352.9/354.9[M+H], Tr 3.14分。
【1028】
化合物111b (R)−2−メチル−プロパン−2−スルフィン酸[(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチル]−アミド.
【1029】
【化542】
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(1S,2R)−(−)−シス−1−アミノ−2−インダノール(19mg,0.13mmol)、[Ru(p−シメン)Cl
2]
2(39mg,0.064mmol)および粉末状の4Åのモレキュラーシーブ(0.7g)の混合物を無水2−プロパノール(3mL)に懸濁させ、そして窒素下で撹拌した。この懸濁物を90℃で30分間加熱した。この反応混合物を40℃まで冷却し、そして(R)−2−メチル−プロパン−2−スルフィン酸[1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エタ−(E)−イリデン]−アミド(448mg,1.27mmol)の2−プロパノール(9mL)中の溶液を添加し、その後、カリウムtert−ブトキシド(36mg,0.32mmol)の2−プロパノール(3mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を40℃で2時間撹拌し、次いで冷却した。この混合物をシリカゲルカートリッジに直接注ぎ、そして酢酸エチルで溶出した。濃縮後、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:1から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーによりさらに精製して、表題化合物(287mg,64%)を褐色ガム状物質として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.33 (s, 9H), 1.60 (d, J=6.7 Hz, 3H), 4.80 (m, 1H), 5.42 (br d, J=4.2 Hz, 1H), 7.42 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.62 (dd, J=8.5, 1.2 Hz, 1H), 7.68 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.12 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H). LCMS(m/z)354.9/356.8[M+H], Tr 2.49分。
【1030】
化合物111c.(E)−2,2−ジメチル−4−{2−[(R)−1−((R)−2−メチル−プロパン−2−スルフィニルアミノ)−エチル]−キノリン−7−イル}−ブタ−3−エン酸メチルエステル
【1031】
【化543】
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【1032】
化合物111cを、化合物49bと同じ様式で、2−メチル−プロパン−2−スルフィン酸[(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチル]−アミド111bを(R)−1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−エタノールの代わりに使用して、93%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.33 (s, 9H), 1.48 (s, 6H), 1.59 (d, J=6.7 Hz, 3H), 3.74 (s, 3H), 4.74−4.85 (m, 1H), 5.48 (d, J=4.0 Hz, 1H), 6.63 (s, 2H), 7.35 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.62 (dd, J=8.5, 1.8 Hz, 1H), 7.73 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.93 (s, 1H), 8.08 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)403.2[M+H], Tr=2.56分。
【1033】
化合物111d.(E)−4−{2−[(R)−1−({(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボニル}−アミノ)−エチル]−キノリン−7−イル}−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸メチルエステル
【1034】
【化544】
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(E)−2,2−ジメチル−4−{2−[(R)−1−((R)−2−メチル−プロパン−2−スルフィニルアミノ)−エチル]−キノリン−7−イル}−ブタ−3−エン酸メチルエステル(700mg,1.74mmol)のメタノール(20mL)中の溶液を1,4−ジオキサン中の塩酸(4M,10mL)で処理した。室温で2時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。残留する溶媒をトルエン(3×15mL)との共沸により除去して、粗製の(E)−4−[2−((R)−1−アミノ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸メチルエステル塩酸塩を得た。
【1035】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(696mg,1.74mmol)および粗製(E)−4−[2−((R)−1−アミノ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸メチルエステル塩酸塩のアセトニトリル(20mL)中の冷(0℃)溶液を、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.52mL,8.71mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(861mg,2.26mmol)で順番に処理した。室温で2時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を酢酸エチルに溶解させ、そして飽和塩化アンモニウム溶液および炭酸水素ナトリウム溶液で順番に洗浄した。その有機物を合わせ、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から1:1の連続勾配で溶出する100gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(868mg,73%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.82−0.97 (m, 6H), 1.36 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.45 (s, 9H), 1.48 (s, 6H), 1.61 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.66−1.76 (m, 2H), 1.83−2.12 (m, 3H), 2.78−2.92 (m, 1H), 3.52−3.61 (m, 1H), 3.74 (s, 3H), 3.82−3.95 (m, 1H), 4.25−4.35 (m, 1H), 5.23 (q, J=6.9 Hz, 1H), 5.36 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.36−6.51 (m, 2H), 7.51 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.73 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.85 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.99 (s, 1H), 8.25 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)681.4[M+H], Tr=2.62分。
【1036】
化合物111
【1037】
【化545】
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【1038】
(E)−4−{2−[(R)−1−({(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボニル}−アミノ)−エチル]−キノリン−7−イル}−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸メチルエステル(868mg,1.28mmol)の1,4−ジオキサン(100mL)中の溶液を、水酸化リチウム一水和物(306mg,12.8mmol)の水(20mL)中の溶液で処理した。65℃で1時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を水とジエチルエーテルとの間で分配した。その水層を濃塩酸の添加によりpH2まで酸性にし、次いで酢酸エチルで抽出した(3回)。その有機物を合わせ、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣をジクロロメタン(20mL)に溶解させ、そしてトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(503mg,2.26mmol)で0℃で1時間処理した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.5mL)を添加し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣をテトラヒドロフラン(850mL)に溶解させ、触媒量の4−ジメチルアミノピリジン(30mg)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(515mg,1.36mmol)で処理した。室温で3時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配し、その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から1:3の連続勾配で溶出する100gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(420mg,60%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.96 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.05 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.37 (s, 3H), 1.51 (s, 3H), 1.59 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.64 (d, J=7.4 Hz, 3H), 1.85−2.00 (m, 2H), 2.20−2.35 (m, 1H), 2.60−2.75 (m, 1H), 3.55−3.65 (m, 1H), 4.35−4.48 (m, 2H), 4.95−5.15 (m, 2H), 5.78 (q, J=7.2 Hz, 1H), 6.25−6.60 (m, 2H), 7.12 (d, J=9.4 Hz, 1H), 7.44 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.67 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.85 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.25 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)549.2[M+H], Tr=2.21分。
【1039】
実施例112および113:化合物112および113
【1040】
【化546】
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【1041】
化合物112a:(S)−1−[2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【1042】
【化547】
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【1043】
化合物112aを、化合物106dと同じ様式で、L−N−(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ジフルオロメトキシ−プロピオン酸の代わりに2−Boc−3−(テトラヒドロピラン−4−イル)−DL−アラニン(500mg,1.83mmol)を用いて調製して、表題化合物を透明粘性油状物(940mg,100%)として、ジアステレオマーの1:1の混合物として得た。LCMS(m/z)516.3[M+H],Tr=2.75分。
【1044】
化合物112b:(S)−1−[2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【1045】
【化548】
[この文献は図面を表示できません]
【1046】
化合物112bを、化合物106eと同じ様式で、(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ジフルオロメトキシ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに(S)−1−[2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(940mg,1.83mmol)を用いて調製して、表題化合物を粘性透明油状物(1.0g,90%)として、ジアステレオマーの1:1の混合物として得た。LCMS(m/z)615.7[M+H],Tr=2.78分。
【1047】
化合物112c:(S)−1−[2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【1048】
【化549】
[この文献は図面を表示できません]
【1049】
化合物112cを、化合物82cと同じ様式で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(tert−ブチル−ジフェニル−シラニルオキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに(S)−1−[2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(1.0g,1.63mmol)を用いて調製して、表題化合物をオフホワイトの泡状物(620mg,46%)として、ジアステレオマーの1:1の混合物として得た。LCMS(m/z)824.3[M+H],Tr=3.04分。
【1050】
化合物112および113
【1051】
【化550】
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化合物112および113を、化合物108および109と同じ様式で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−ピラゾール−1−イル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに(S)−1−[2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(600mg,0.73mmol)を用いて調製して、Agilent Eclipse XDB/C18 7ミクロン,250x 21.2mmカラムを使用し、アセトニトリル/水で溶出する逆相HPLCによる単離後に、2つのジアステレオ異性体を白色固体として得た。
【1052】
実施例112、化合物112(先に溶出するジアステレオ異性体1)(20.0mg,4%);
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.96 (d, J=6.0 Hz, 3H), 0.98 (d, J=6.0 Hz, 3H), 1.37 (s, 3H), 1.25−1.49 (m, 4H), 1.52 (s, 3H), 1.71 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.73−2.10 (m, 9H), 2.19−2.31 (m, 1H), 2.68−2.82 (m, 1H), 3.14−3.44 (m, 2H), 3.62−3.71 (m, 1H), 3.74−3.90 (m, 2H), 4.31 (t, J=9.6 Hz, 1H), 4.43 (d, J=13.2, 1H), 5.92 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.01−6.16 (m, 1H), 6.40, 6.46 (ABq, J=16.4 Hz, 2H), 7.27 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.38 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.69 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.75−7.84 (m, 2H), 8.19 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)634.3[M+H], Tr=2.50分。
【1053】
実施例113、化合物113(2番目に溶出するジアステレオ異性体2)(20.0mg,4%);
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.82 (d, J=6.5 Hz, 3H), 0.99 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.05−1.25 (m, 2H), 1.38 (s, 3H), 1.53 (s, 3H), 1.44−1.61 (m, 5H), 1.70 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.74−2.19 (m, 6H), 2.41−2.54 (m, 1H), 2.71−2.84 (m, 1H), 2.92−3.06 (m, 1H), 3.13−3.25 (m, 2H), 3.47−3.58 (m, 1H), 3.69−3.84 (m, 1H), 3.99−4.14 (m, 1H), 4.34−4.42 (m, 1H), 4.42−4.53 (m, 1H), 5.72−5.81 (m, 1H), 6.07−6.19 (m, 1H), 6.65,6.83 (ABq, J=15.9 Hz, 2H), 7.42 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.60 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.87 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.17 (s, 1H), 8.26 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)634.3[M+H], Tr=2.55分。
【1054】
実施例114:化合物114
【1055】
【化551】
[この文献は図面を表示できません]
【1056】
化合物114a:(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(3−メチル−オキセタン−3−イルメトキシ)−プロピオン酸
【1057】
【化552】
[この文献は図面を表示できません]
【1058】
無水ジメチルスルホキシド(20mL)中のN−(tert−ブトキシカルボニル)−L−セリン(1.2g,6.06mmol)に、窒素の雰囲気下室温で、水素化ナトリウム(鉱油中60%,363mg,9.1mmol)を3回に分けて添加した。この反応物を1時間撹拌し、その後、3−ブロモメチル−3−メチルオキセタン(Fluorochem Ltd.,UKから得た),1g,6.06mmol)およびさらなる量の水素化ナトリウム(鉱油中60%,363mg,9.1mmol)を添加した。この反応物を16時間撹拌し、水の注意深い添加によってクエンチした。この溶液をジエチルエーテルで洗浄し(1回)、そして2Mの塩酸でpH2まで酸性にした。この溶液を酢酸エチルで抽出し(2回)、そして合わせた有機物をブラインで洗浄した。その有機層を、疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、表題化合物(1.1g,63%)を透明油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.30 (s, 3H), 1.48 (s, 9H), 3.50, 3.53 (ABq, J=9.4 Hz, 2H), 3.77 (dd, J=9.4, 3.8 Hz, 1H), 3.98 (dd, J=9.4, 2.9 Hz, 1H), 4.37 (d, J=5.8 Hz, 2H), 4.47−4.55 (m, 1H), 4.57 (d, J=5.8 Hz, 2H), 5.47 (d, J=8.3 Hz, 1H). LCMS(m/z)289.3[M+H], Tr=1.67分。
【1059】
化合物114b:(S)−1−[(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(3−メチル−オキセタン−3−イルメトキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【1060】
【化553】
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【1061】
無水ジクロロメタン(12mL)中の(S)−テトラヒドロ−ピリダジン−1,2,3−トリカルボン酸1,2−ジ−tert−ブチルエステル3−(2,2,2−トリクロロ−エチル)エステル(1.76g,3.81mmol)に、窒素の雰囲気下室温でトリフルオロ酢酸(12mL,152mmol)を添加した。この溶液を室温まで温め、そして16時間撹拌した。この反応物を減圧中で濃縮し、そしてその残渣をトルエンと共エバポレートした(3回)。得られた残渣を無水アセトニトリル(5mL)に溶解させ、そして(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(3−メチル−オキセタン−3−イルメトキシ)−プロピオン酸(1.1mg,3.81mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.7mL,15.2mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.40g,3.81mmol)の無水アセトニトリル(20mL)中の溶液(この溶液を予め0℃で20分間撹拌していた)に添加した。この反応物を室温まで温め、そして16時間撹拌した。この反応物を0℃まで冷却し、酢酸エチルで希釈し、そして1Mの塩酸でクエンチした。その有機層を分離し、そして重炭酸ナトリウムの飽和水溶液(2回)およびブライン(1回)で洗浄した。次いで、その有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.2g,59%)を透明粘性油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.27 (s, 3H), 1.46 (s, 9H), 1.63−2.18 (m, 5H), 3.13−3.27 (m, 1H), 3.45−3.60 (m, 3H), 3.73−3.87 (m, 2H), 4.05−4.17 (m, 1H), 4.38 (d, J=5.6 Hz, 2H), 4.57 (dd, J=7.8, 5.6 Hz, 2H), 4.79 (d, J=11.8 Hz, 1H), 4.91 (d, J=11.8 Hz, 1H), 5.33−5.60 (m, 2H). LCMS(m/z)532.3[M+H], Tr=2.75分。
【1062】
化合物114c:(S)−1−[(S)−2−[(S)−2−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−3−(3−メチル−オキセタン−3−イルメトキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【1063】
【化554】
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【1064】
無水ジクロロメタン(10mL)中の(S)−1−[(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(3−メチル−オキセタン−3−イルメトキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(1.2g,2.26mmol)に、窒素の雰囲気下0℃でトリフルオロ酢酸(1.7mL,22.6mmol)を添加した。この反応混合物を3時間撹拌し、その後、減圧中で濃縮し、そしてトルエンから共エバポレートした(1回)。その残渣を無水アセトニトリル(24mL)に溶解させ、窒素の雰囲気下室温でN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.0mL,11.3mmol)、N−(9−フルオレニルメトキシカルボニル)−L−バリン(767mg,2.26mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.2g,3.2mmol)を添加した。室温で2時間後、この反応物を0℃まで冷却し、酢酸エチルで希釈し、そして1Mの塩酸でクエンチした。その有機層を分離し、そして重炭酸ナトリウムの飽和水溶液(2回)およびブライン(1回)で洗浄した。次いで、その有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1、次いで1:2を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.4g,82%)を粘性透明油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.89−1.07 (m, 6H), 1.23 (s, 3H), 1.54−1.95 (m, 5H), 2.10−2.23 (m, 1H), 3.29−3.48 (m, 3H), 3.52−3 .62 (m, 1H), 3.72−4.00 (m, 3H), 4.20−4.30 (m, 2H), 4.31−4.44 (m, 4H), 4.48 (d, J=5.6 Hz, 1H), 4.54 (d, J=5.6 Hz, 1H), 4.69 (d, J=12.3 Hz, 1H), 4.94 (d, J=12.3 Hz, 1H), 5.44−5.54 (m, 1H), 5.71−5.82 (m, 1H), 6.76 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.30−7.37 (m, 2H), 7.38−7.46 (m, 2H), 7.57−7.67 (m, 2H), 7.75−7.82 (m, 2H). LCMS(m/z)753.2[M+H], Tr=3.34分。
【1065】
化合物114d:(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(3−メチル−オキセタン−3−イルメトキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロエチルエステル
【1066】
【化555】
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【1067】
無水アセトニトリル(20mL)中の(S)−1−[(S)−2−[(S)−2−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニルアミノ)−3−メチル−ブチリルアミノ]−3−(3−メチル−オキセタン−3−イルメトキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(1.1g,1.46mmol)に、窒素の雰囲気下室温でジエチルアミン(3.0mL,29.2mmol)を添加した。この反応混合物を2時間撹拌し、その後、減圧中で濃縮し、そしてジクロロメタンから共エバポレートした。この残渣を無水アセトニトリル(10mL)に溶解させ、そして窒素の雰囲気下0℃で(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(478mg,1.46mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.3mL,7.30mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(778mg,2.05mmol)を添加した。この溶液を室温まで温め、そして16時間撹拌した。この反応物を酢酸エチルで希釈し、そして1Mの塩酸でクエンチした。その有機層を分離し、そして重炭酸ナトリウムの飽和水溶液(2回)およびブライン(1回)で洗浄した。次いで、その有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1、次いで0:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(650mg,53%)を粘性透明油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.89 (d, J=6.5 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.22 (s, 3H), 1.49 (s, 3H), 1.63 (s, 3H), 1.69 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.63−1.95 (m, 4H), 2.08−2.14 (m, 1H), 2.18 (s, 3H), 3.26−3.45 (m, 3H), 3.48−3.60 (m, 1H), 3.71−3.87 (m, 2H), 3.89−4.03 (m, 1H), 4.23 (d, J=9.2 Hz, 1H), 4.27−4.41 (m, 3H), 4.47 (d, J=5.6 Hz, 1H), 4.51 (d, J=5.6 Hz, 1H), 4.67 (d, J=11.8 Hz, 1H), 4.92 (d, J=11.8 Hz, 1H), 5.69−5.80 (m, 1H), 6.06 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.39 (d, J=8.3 Hz, 1H), 6.67 (d, J=7.8 Hz, 1H), 6.64, 6.78 (ABq, J=16.3 Hz, 2H), 7.44 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.63−7.71 (m, 1H), 7.77 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.05 (s, 1H), 8.13 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)842.4[M+H], Tr=3.02分。
【1068】
【化556】
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【1069】
テトラヒドロフラン(30mL)および水(6mL)中の(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−(3−メチル−オキセタン−3−イルメトキシ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロエチルエステル(600mg,0.71mmol)に、水酸化リチウム一水和物(150mg,3.56mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で2時間撹拌し、次いで室温まで温め、そして1時間撹拌し、その後、2Mの塩酸でpH7まで中和した。この反応物を減圧中で濃縮し、その後、トルエン(3回)、次いでアセトニトリル(3回)から共エバポレートした。得られた残渣をジエチルエーテルで摩砕して、オフホワイトの粉末を得た。この粉末を無水テトラヒドロフラン(238mL)に溶解させ、そして窒素の雰囲気下で0℃まで冷却した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(621μL,3.56mmol)、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(379mg,1.00mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(9mg,0.07mmol)。この反応物を室温まで温め、そして16時間撹拌した。この反応物にさらなる量の2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(271mg,0.71mmol)を添加し、そしてこの溶液を40℃で5時間加熱した。この反応物を減圧中で濃縮し、そして得られた残渣を酢酸エチルで希釈し、そして0.5Mの冷塩酸(1回)、重炭酸ナトリウムの飽和水溶液(2回)およびブライン(1回)で洗浄した。次いで、その有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を分取HPLCにより精製して、表題化合物(30mg,6%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.91−1.01 (m, 6H), 1.28 (s, 3H), 1.35 (s, 3H), 1.50 (s, 3H), 1.71 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.59−1.80 (m, 3H), 1.84−2.09 (m, 3H), 2.69−2.83 (m, 1H), 3.68, 3.84 (ABq, J=9.1 Hz, 2H), 3.88−3.98 (m, 2H), 4.04 (dd, J=9.6, 5.1 Hz, 1H), 4.15 (d, J=5.8 Hz, 1H), 4.23 (d, J=5.8 Hz, 1H), 4.30−4.38 (m, 1H), 4.38−4.46 (m, 1H), 4.52 (d, J=12.3 Hz, 1H), 4.58, 4.59 (ABq, J=3.9 Hz, 2H), 5.91 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.12−6.20 (m, 1H), 6.35, 6.47 (ABq, J=16.5 Hz, 2H), 7.26 (d, J=9.6 Hz, 1H), 7.38 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.73 (dd, J=8.5, 1.0 Hz, 1H), 7.80 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.86 (s, 1H), 8.18 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)650.3[M+H], Tr=2.46分。
【1070】
実施例115:化合物115
【1071】
【化557】
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【1072】
化合物115a.2−メチル−プロパン−2−スルフィン酸(R)−[(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチル]−メチル−アミド
【1073】
【化558】
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【1074】
2−メチル−プロパン−2−スルフィン酸[(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチル]−アミド(100mg,0.28mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)中の冷(−20℃)溶液をリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(0.28mL,0.28mmol,ヘキサン中1M)で処理した。この温度で1時間撹拌した後に、ヨードメタン(0.035mL,0.56mmol)を添加し、そしてその温度を室温まで上昇させた。室温で1時間撹拌した後に、この反応を、水(10mL)の添加によりクエンチした。この混合物をジエチルエーテル(3×20mL)で抽出した。その有機物を合わせ、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の連続勾配で溶出する10gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(149mg,62%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.25 (s, 9H), 1.74 (d, J=6.9 Hz, 3H), 2.53 (s, 3H), 4.81 (q, J=6.9 Hz, 1H), 7.55−7.70 (m, 3H), 8.11 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.27 (s, 1H). LCMS(m/z)369.0, 371.0[M+H], Tr=2.91分。
【1075】
化合物115b.(E)−2,2−ジメチル−4−(2−{(R)−1−[メチル−((R)−2−メチル−プロパン−2−スルフィニル)−アミノ]−エチル}−キノリン−7−イル)−ブタ−3−エン酸メチルエステル
【1076】
【化559】
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【1077】
化合物115bを、化合物49bと同じ様式で、2−メチル−プロパン−2−スルフィン酸(R)−[(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチル]−メチル−アミドを(R)−1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−エタノールの代わりに使用して、46%の収率で調製した。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.26 (s, 9H), 1.47 (s, 6H), 1.76 (d, J=6.9 Hz, 3H), 2.55 (s, 3H), 3.74 (s, 3H), 4.80 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.63 (s, 2H), 7.52−7.65 (m, 2H), 7.74 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.01 (s, 1H), 8.10 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)417.1[M+H], Tr=2.70分。
【1078】
化合物115c.(E)−4−{2−[(R)−1−({(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボニル}−メチル−アミノ)−エチル]−キノリン−7−イル}−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸メチルエステル
【1079】
【化560】
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(E)−2,2−ジメチル−4−(2−{(R)−1−[メチル−((R)−2−メチル−プロパン−2−スルフィニル)−アミノ]−エチル}−キノリン−7−イル)−ブタ−3−エン酸メチルエステル(77mg,0.19mmol)のメタノール(10mL)中の溶液を1,4−ジオキサン中の塩酸(4M,5mL)で処理した。室温で2時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。残留する溶媒をトルエン(3×10mL)との共沸によって除去して、粗製の(E)−2,2−ジメチル−4−[2−((R)−1−メチルアミノ−エチル)−キノリン−7−イル]−ブタ−3−エン酸メチルエステル塩酸塩を得た。
【1080】
亜鉛粉末(273mg,4.18mmol)を、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(98mg,0.19mmol)のテトラヒドロフラン(15mL)中の溶液に添加した。この懸濁物を、酢酸アンモニウム(220mg,2.85mmol)の水(5mL)中の溶液で処理した。室温で3時間撹拌した後に、亜鉛残留物を濾別し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を酢酸エチルと飽和硫酸水素カリウム溶液との間で分配し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。残留する酸を、トルエン(3×10mL)との共沸により除去して、粗製の(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸を得た。これを、粗製の(E)−2,2−ジメチル−4−[2−((R)−1−メチルアミノ−エチル)−キノリン−7−イル]−ブタ−3−エン酸メチルエステルと、無水アセトニトリル(10mL)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.165mL,0.95mmol)中で合わせた。次いで、この溶液を2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(94mg,0.25mmol)で処理した。室温で16時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を酢酸エチルに溶解させ、そして飽和塩化アンモニウム溶液および重炭酸ナトリウム溶液で順番に洗浄した。その有機物を合わせ、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトンの1:0から1:1の連続勾配で溶出する10gのBiotageカートリッジを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(90mg,68%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.82−1.00 (m, 6H), 1.28−1.40 (m, 3H), 1.50−1.55 (m, 15H), 1.69 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.73−2.12 (m, 5H), 2.76−2.92 (m, 5H), 3.74 (s, 3H), 3.84−4.00 (m, 1H), 4.25−4.45 (m, 1H), 5.22−5.40 (m, 1H), 6.25 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.57−6.74 (m, 2H), 7.35−7.48 (m, 1H), 7.69−7.77 (m, 1H), 7.80−7.88 (m, 1H), 7.90−8.00 (m, 2H), 8.18−8.30 (m, 1H). LCMS(m/z)695.4[M+H], Tr=3.00分。
【1081】
【化561】
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(E)−4−{2−[(R)−1−({(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボニル}−メチル−アミノ)−エチル]−キノリン−7−イル}−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸メチルエステル(90mg,0.13mmol)の1,4−ジオキサン(10mL)中の溶液を、水酸化リチウム一水和物(31mg,1.30mmol)の水(5mL)中の溶液で処理した。65℃で1時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を水とジエチルエーテルとの間で分配した。その水層を濃塩酸の添加によってpH2まで酸性にし、次いで酢酸エチルで抽出した(3回)。その有機物を合わせ、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣をジクロロメタン(10mL)に溶解させ、そしてトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(58mg,0.26mmol)で0℃で1時間処理した。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.079mL,0.45mmol)を添加し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣をテトラヒドロフラン(150mL)に溶解させ、触媒量の4−ジメチルアミノピリジン(5mg)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(59mg,0.16mmol)で処理した。室温で3時間撹拌した後に、揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配し、その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして揮発性物質を減圧中で除去した。その残渣を分取逆相HPLCにより精製して、表題化合物(7mg,10%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.96 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.00 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.36 (s, 3H), 1.50 (s, 3H), 1.57 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.72 (d, J=7.4 Hz, 3H), 1.85−2.00 (m, 5H), 2.65−2.80 (m, 1H), 3.37 (s, 3H), 4.10−4.25 (m, 1H), 4.27−4.50 (m, 3H), 5.87 (q, J=6.9 Hz, 1H), 6.30−6.48 (m, 2H), 7.43 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.62−7.82 (m, 3H), 8.17 (d, J=8.7 Hz, 1H). LCMS(m/z)563.3[M+H], Tr=2.25分。
【1082】
実施例116:化合物116
【1083】
【化562】
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【1084】
化合物116a.(テトラヒドロ−フラン−3−イル)−酢酸エチルエステル
【1085】
【化563】
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【1086】
(テトラヒドロフラン−3−イル)酢酸(1.03g,7.91mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液を調製し、そして塩化オキサリル(1340μL,15.4mmol)を添加し、その後、N,N−ジメチルホルムアミド(5μL)を添加した。この反応物を室温で2時間撹拌し、次いでエバポレートして乾固させた。その残渣をジクロロメタン(10mL)に溶解させ、そして無水エタノール(5mL)を添加した。この反応混合物を室温で15分間撹拌し、次いでエバポレートして、表題生成物(1.23g,98%)を褐色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.26 (t, J=7.1 Hz, 3H), 1.50−1.64 (m, 1H), 2.05−2.18 (m, 1H), 2.40 (d, J=7.8 Hz, 2H), 2.54−2.71 (m, 1H), 3.37−3.45 (m, 1H), 3.71−3.98 (m, 3H), 4.14(q, J=7.1 Hz, 2H)。
【1087】
化合物116b.2−(テトラヒドロ−フラン−3−イル)−プロピオン酸エチルエステル
【1088】
【化564】
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【1089】
N,N−ジイソプロピルアミン(2.38mL,17.0mmol)の無水テトラヒドロフラン(40mL)中の撹拌溶液を−20℃まで冷却し、その後、n−ブチルリチウム(6.3mL,15.8mmol,ヘキサン中2.5M)を添加した。この反応物を10分間で−10℃まで温め、次いで−78℃まで冷却した。(テトラヒドロ−フラン−3−イル)−酢酸エチルエステル(1.23g,7.77mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液を滴下により添加した。この反応物を−78℃で2.5時間撹拌し、次いでヨウ化メチル(3.92mL,63.2mmol)を添加した。この反応物を15時間撹拌すると、次第に室温まで温まった。この反応を塩化アンモニウム飽和水溶液(60mL)でクエンチし、次いで酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。その有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(0.87g,65%)を黄色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.13−1.30 (m, 6H), 1.51−1.69 (m, 1H), 1.96−2.11 (m, 1H), 2.29−2.51 (m, 2H), 3.39−3.48 (m, 1H), 3.67−3.80 (m, 1H), 3.81−3.95 (m, 2H), 4.08−4.20 (m, 2H)。
【1090】
化合物116c.2−メチル−2−(テトラヒドロ−フラン−3−イル)−ブタ−3−エン酸エチルエステル
【1091】
【化565】
[この文献は図面を表示できません]
【1092】
N,N−ジイソプロピルアミン(1.28mL,9.1mmol)の無水テトラヒドロフラン(15mL)中の溶液を−30℃まで冷却し、その後、n−ブチルリチウム(3.22mL,8.08mmol,ヘキサン中2.5M)を添加した。この反応混合物を−30℃で15分間撹拌し、その後、2−(テトラヒドロ−フラン−3−イル)−プロピオン酸エチルエステル(0.87g,5.05mmol)のテトラヒドロフラン(6mL)中の溶液を3分間かけて滴下により添加した。この反応混合物を−30℃でさらに15分間撹拌し、その後、ジブロモビス(トリブチルホスフィン)パラジウム(II)(40mg,50μmol)を添加し、次いでビニルブロミドの溶液(9.0mL,9.0mmol,テトラヒドロフラン中1M)を添加した。この反応混合物を−30℃で30分間撹拌し、次いで18時間で室温まで温めた。この反応混合物を塩酸(2M,20mL)で処理した。この混合物をジエチルエーテル(3×20mL)で抽出した。その有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/ジエチルエーテル3:2を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(237mg,24%)を黄色油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.14−1.30 (m, 6H), 1.61−1.75 (m, 1H), 1.84−1.99 (m, 1H), 2.68−2.82 (m, 1H), 3.52−3.95 (m, 4H), 4.10−4.21 (m, 2H), 5.09−5.23 (m, 2H), 5.95−6.07 (m, 1H). LCMS(m/z)199.2[M+H], Tr=2.17分。
【1093】
化合物116d.(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(テトラヒドロ−フラン−3−イル)−ブタ−3−エン酸エチルエステル
【1094】
【化566】
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2−メチル−2−(テトラヒドロ−フラン−3−イル)−ブタ−3−エン酸エチルエステル(187mg,0.94mmol)の1,4−ジオキサン(4.5mL)およびアセトニトリル(0.5mL)中の溶液を調製し、そして7−ブロモ−2−[(R)−1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−キノリン102b(344mg,0.94mmol)を添加し、その後、N,N−ジシクロヘキシルメチルアミン(403μL,1.88mmol)、酢酸パラジウム(II)(85mg,0.38mmol)およびトリ(o−トリル)ホスフィン(116mg,0.38mmol)を添加した。この反応混合物を密封チューブ内マイクロ波中140℃で4時間加熱し、次いでエバポレートして乾固させた。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル4:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(312mg,68%)を黄色ガム状物質として、ジアステレオ異性体の複雑な混合物として得た。LCMS(m/z)484.2[M+H],Tr=4.11分。
【1095】
化合物116e.(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(テトラヒドロ−フラン−3−イル)−ブタ−3−エン酸
【1096】
【化567】
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【1097】
(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(テトラヒドロ−フラン−3−イル)−ブタ−3−エン酸エチルエステル(312mg,0.645mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液を調製し、そして水酸化リチウム一水和物(108mg,2.58mmol)の水(2mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を室温で16時間撹拌した。さらなる水酸化リチウム一水和物(108mg,2.58mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を20時間加熱還流した。この反応混合物をメタノール(2mL)で処理し、そして3時間加熱還流した。この反応混合物を氷浴で冷却し、その後、塩酸(2M)でpH1まで酸性にした。得られた溶液を室温まで温め、1時間撹拌し、そしてエバポレートにより乾固させた。その残渣を最小量のメタノールに溶解させ、そして25gのSCX Isoluteカートリッジに装填した。このカートリッジを、メタノール、アンモニアのメタノール中の溶液(7M,4×10mL)でフラッシュした。この溶液をエバポレートし、そして真空下で16時間乾燥させて、表題生成物(174mg,79%)を黄色ガム状物質として、ジアステレオ異性体の複雑な混合物として得た。LCMS(m/z)342.1[M+H],Tr=2.06分。
【1098】
化合物116f.(S)−1−((S)−2−{(S)−2−[(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(テトラヒドロ−フラン−3−イル)−ブタ−3−エノイルアミノ]−3−メチル−ブチリルアミノ}−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロエチルエステル
【1099】
【化568】
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【1100】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(343mg,0.645mmol)のジクロロメタン(12mL)中の溶液を調製し、そしてトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(180μL,0.98mmol)を添加した。この反応物を室温で4時間撹拌し、その後、重炭酸ナトリウムの飽和水溶液(20mL)を添加した。その層を分離し、そしてその水層をジクロロメタン(2×15mL)で抽出した。その有機相を合わせ、そして相分離カートリッジで濾過し、エバポレートし、そして真空下で乾燥させて、無色ガム状物質を得た。このガム状物質を無水N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解させ、そして(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(テトラヒドロ−フラン−3−イル)−ブタ−3−エン酸(174mg,0.51mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の溶液に添加した。この撹拌混合物をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(450μL,2.58mmol)および(ジメチルアミノ)−N,N−ジメチル(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メタンイミニウムヘキサフルオロホスフェート(513mg,1.35mmol)で処理した。この反応物を室温で20時間撹拌し、次いで40℃で4時間加熱した。この反応混合物を冷却し、エバポレートし、そしてジクロロメタン/メタノールの1:0から49:1から24:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物(160mg,33%)を黄色ガム状物質として、ジアステレオ異性体の複雑な混合物として得た。LCMS(m/z)754.2,756.1,758.2[M+H],Tr=1.23分。
【1101】
【化569】
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【1102】
(S)−1−((S)−2−{(S)−2−[(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2−メチル−2−(テトラヒドロ−フラン−3−イル)−ブタ−3−エノイルアミノ]−3−メチル−ブチリルアミノ}−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロエチルエステル(160mg,0.21mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液を調製し、そして水酸化リチウム一水和物(27mg,0.63mmol)の水(2mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を室温で1.5時間撹拌し、そして水(20mL)で希釈した。その水性物質をジエチルエーテル(15mL)で洗浄した。その有機物質を水(10mL)で抽出した。その水相を合わせ、塩酸(2M)でpH1まで酸性にし、次いでエバポレートして乾固させた。残留するトリクロロエタノールを、アセトニトリルトルエンとの混合物との共沸によって除去した。得られたガム状物質をジエチルエーテルで摩砕し、そして減圧下で乾燥させて、白色固体(230mg)を得た。この固体を無水N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、そして得られた溶液を、4時間かけてシリンジポンプを介して、2−メチル−6−ニトロ−安息香酸無水物(362mg,1.05mmol)および4−(ジメチルアミノ)ピリジン(180mg,1.47mmol)の1,2−ジクロロエタン(70mL)中の溶液に50℃で添加した。これを50℃でさらに20分間撹拌し、次いで氷浴で冷却した。その有機物をクエン酸水溶液(5%,50mL)、重炭酸ナトリウムの飽和水溶液(50mL)、ブライン(25mL)で洗浄し、そして相分離カートリッジで濾過し、そしてエバポレートして、褐色油状物を得た。その残渣を、C18カラムおよびアセトニトリル/水+0.1%のギ酸3:7から2:3の26分間にわたる勾配を使用する逆相分取HPLCにより精製した。表題生成物を含む画分を合わせ、エバポレートし、次いでジクロロメタン(2.5mL)に溶解させ、重炭酸ナトリウム飽和水溶液(1mL)で洗浄し、そして相分離カートリッジで濾過した。揮発性物質をエバポレートして、表題生成物(1.5mg,1.2%)を白色固体として、単一の帰属していないジアステレオ異性体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.94 (d, J=6.5 Hz, 3H), 0.97 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.34 (s, 3H), 1.64 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.73 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.85−2.08 (m, 4H), 2.15−2.30 (m, 1H), 2.67−2.80 (m, 1H), 2.92−3.02 (m, 1H), 3.16−3.38 (m, 2H),3.65−3.87 (m, 4H), 3.95−4.05 (m, 1H), 4.28−4.43 (m, 2H), 5.72−5.82 (m, 1H), 5.87−5.96 (m, 1H), 6.33, 6.59 (ABq, J=16.7 Hz, 1H), 7.42 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.82 (s, 2H), 8.22 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)606.2[M+H], Tr=2.17分。
【1103】
実施例117および118:化合物117および118
【1104】
【化570】
[この文献は図面を表示できません]
【1105】
化合物117a:(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メトキシ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【1106】
【化571】
[この文献は図面を表示できません]
【1107】
化合物117aを、(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ピラゾール−1−イル−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル108aと同じ様式で、N−α−Boc−O−メチルセリン(1g,4.56mmol)をL−N−Boc−3−ピラゾール−1−イル−アラニンの代わりに使用して調製して、表題化合物を透明粘性油状物(1.5g,71%)として、2つのジアステレオ異性体の1:1の混合物として得た。LCMS(m/z)462.7[M+H],Tr=2.71分。
【1108】
化合物117b:(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−メトキシ−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【1109】
【化572】
[この文献は図面を表示できません]
【1110】
化合物117bを、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−ピラゾール−1−イル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルと同じ様式で、(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メトキシ−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(750mg,1.62mmol)を(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ピラゾール−1−イル−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに使用して調製して、表題化合物を粘性油状物(700mg,77%)として、2つのジアステレオ異性体の1:1の混合物として得た。LCMS(m/z)563.3[M+H],Tr=2.81分。
【1111】
化合物117c:(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−メトキシ−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【1112】
【化573】
[この文献は図面を表示できません]
【1113】
化合物117cを、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−ピラゾール−1−イル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルと同じ様式で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−メトキシ−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(700mg,1.25mmol)を(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−ピラゾール−1−イル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに使用して調製して、表題化合物をオフホワイトの泡状物(460mg,48%)として、2つのジアステレオ異性体の1:1の混合物として得た。LCMS(m/z)770.2[M+H],Tr=3.06分。
【1114】
【化574】
[この文献は図面を表示できません]
【1115】
化合物117を、化合物108と同じ様式で、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−メトキシ−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(450mg,0.58mmol)を(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−ピラゾール−1−イル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの代わりに使用して調製して、Agilent Eclipse XDB/C18 7ミクロン,250x 21.2mmカラムおよびアセトニトリル/水での溶出を使用するHPLC後の単離後に、2つのジアステレオ異性体を白色固体として得た。
【1116】
実施例117、化合物117(先に溶出するジアステレオ異性体1)(26mg,8%);
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.96 (d, J=6.5 Hz, 3H), 0.97 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.36 (s, 3H), 1.36−1.43 (m, 2H), 1.51 (s, 3H), 1.63−1.70 (m, 1H), 1.71 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.83−2.05 (m, 3H), 2.68−2.81 (m, 1H), 3.57 (s, 3H), 3.81−3.98 (m, 3H), 4.31 (d, J=10.0 Hz, 1H), 4.35−4.46 (m, 1H), 5.91 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.95−6.02 (m, 1H), 6.38, 6.48 (ABq, J=16.6 Hz, 2H), 7.26 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.39 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.70−7.92 (m, 3H), 8.19 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)580.2[M+H], Tr=2.40分。
【1117】
実施例118、化合物118(2番目に溶出するジアステレオ異性体2)(20mg,6%);
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.84 (d, J=6.5 Hz, 3H), 0.96 (d, J=6.0 Hz, 3H), 1.37 (s, 3H), 1.54 (s, 3H), 1.69 (d, J=6.3 Hz, 3H), 1.74−2.13 (m, 5H), 2.37−2.52 (m, 1H), 2.72−2.89 (m, 1H), 3.20 (s, 3H), 3.41−3.61 (m, 3H), 4.03 (d, J=11.6 Hz, 1H), 4.33−4.45 (m, 1H), 4.50 (d, J=12.7 Hz, 1H), 5.81 (s, 1H), 6.05−6.23 (m, 1H), 6.61, 6.78 (ABq, J=16.3 Hz, 2H), 7.15 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.42 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.62 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.86 (d, J=8.0 Hz, 1H), 8.11 (s, 1H), 8.26 (d, J=8.3 Hz, 1H). LCMS(m/z)580.2[M+H], Tr=2.60分。
【1118】
実施例119:化合物119
【1119】
【化575】
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【1120】
化合物119a.1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−3−メチル−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステル
【1121】
【化576】
[この文献は図面を表示できません]
【1122】
1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−3−メチル−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステル(630mg,1.47mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液に、0℃でトリフルオロ酢酸(1.2mL)を添加した。この反応混合物を室温まで温め、そして3時間撹拌した。トリフルオロ酢酸のさらなるアリコート(0.5mL)を添加し、そしてこの反応物をさらに1時間撹拌した。その揮発性物質を減圧中で除去し、そして残留するトリフルオロ酢酸をトルエンとの共沸(3回)により除去した。この粗製アミンのアセトニトリル(10mL)中の溶液に、(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(480mg,1.47mmol)のアセトニトリル(5mL)中の溶液を0℃で添加した。この溶液をN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.6mL,9.20mmol)および(ジメチルアミノ)−N,N−ジメチル(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メタンイミニウムヘキサフルオロホスフェート(782mg,2.06mmol)で処理した。この反応混合物を室温まで温め、16時間撹拌し、次いで減圧中で濃縮した。その残渣をジクロロメタンに再度溶解させ、そして塩酸(1M)で洗浄した。層を分離した後に、その水相をジクロロメタンで再度抽出し、次いで合わせた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。その有機相を疎水性フリットに通し、そしてその溶媒を減圧中でエバポレートした。その生成物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの95:5から3:2の勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(795mg,2工程で85%)を黄色泡状物として、ジアステレオマーの1:1の混合物として得た。LCMS(m/z)638[M+H],Tr=2.58分。
【1123】
化合物119b.1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−3−メチル−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸
【1124】
【化577】
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【1125】
1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−アセトキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−3−メチル−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸メチルエステル(790mg,1.24mmol)のテトラヒドロフラン/水(60mL,5:1)中の溶液に、0℃で水酸化リチウム一水和物(380mg,9.04mmol)を添加した。0℃で5時間撹拌した後に、この反応を塩酸(1M,12mL)でクエンチした。その揮発性物質を減圧中で除去し、そして残留する酢酸およびメタノールを、トルエンとの共沸(3回)により除去した。その残渣を酢酸エチルと水との間で分配した。層を分離した後に、その水相を酢酸エチル(4回)およびジクロロメタン(5回)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮して、表題化合物(668mg,93%)を淡黄色固体として、ジアステレオマーの1:1の混合物として得た。LCMS(m/z)582[M+H],Tr=1.54分。
【1126】
【化578】
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【1127】
1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−ヒドロキシ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−3−メチル−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸(500mg,0.86mmol)のテトラヒドロフラン(250mL)中の溶液に、0℃で4−ジメチルアミノピリジン(16mg,0.13mmol)、4Åのモレキュラーシーブ(2g)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.04mL,5.98mmol)および(ジメチルアミノ)−N,N−ジメチル(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メタンイミニウムヘキサフルオロホスフェート(540mg,1.42mmol)を添加した。この反応混合物を室温で36時間、次いで45℃でさらに16時間撹拌した。この反応物を減圧中で濃縮し、次いで、イソ−ヘキサン/酢酸エチル2:3から0:1で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。極性が高い方のジアステレオ異性体(110mg,23%)を無色固体として単離した。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.93 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.96 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.35 (s, 3H), 1.50 (s, 3H), 1.54 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.65 (s, 3H), 1.70−1.73 (m, 2H), 1.76 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.81−2.03 (m, 3H), 2.69 (m, 1H), 4.25 (m, 1H), 4.41 (br d, J=13.6 Hz, 1H), 5.77 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.90 (q, J=6.7 Hz, 1H), 6.38, 6.50 (ABq, J=16.4 Hz, 2H), 7.41 (d, J=8.26 Hz, 1H), 7.71−7.85 (m, 3H), 8.22 (d, J=8.3 Hz, 1H). LCMS(m/z)564[M+H], Tr=2.25分。
【1128】
実施例120:化合物120
【1129】
【化579】
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【1130】
化合物120a.(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−フェニル−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【1131】
【化580】
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【1132】
(S)−テトラヒドロ−ピリダジン−1,2,3−トリカルボン酸1,2−ジ−tert−ブチルエステル3−(2,2,2−トリクロロ−エチル)エステル(1.0g,2.2mmol)の無水ジクロロメタン(7mL)中の溶液に、窒素の雰囲気下室温でトリフルオロ酢酸(6.7mL,86.6mmol)を添加した。この溶液を室温まで温め、そして16時間撹拌した。この反応物を減圧中で濃縮し、そしてその残渣をトルエンと共エバポレートした(3回)。得られた褐色粘性油状物を無水アセトニトリル(2mL)に溶解させ、そしてBoc−Phe−Ala−OH(574mg,2.2mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.5mL,8.7mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(821mg,2.5mmol)の無水アセトニトリル(10mL)中の溶液(この溶液を予め0℃で20分間撹拌していた)に添加した。この反応物を室温まで温め、そして16時間撹拌した。この反応物を0℃まで冷却し、酢酸エチルで希釈し、そして塩酸(1M)でクエンチした。その有機層を分離し、そして重炭酸ナトリウムの飽和水溶液およびブラインで洗浄した。次いで、その有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.0g,91%)を白色泡状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.43 (s, 9H), 1.45−1.51 (m, 1H), 1.72−1.95 (m, 2H), 2.14−2.33 (m, 1H), 2.61−2.76 (m, 1H), 2.84−3.10 (m, 2H), 3.58 (d, J=11.6 Hz, 1H), 4.34−4.48 (m, 1H), 4.76, 4.76 (ABq, J=12.4 Hz, 2H), 5.18−5.31 (m, 1H), 5.46−5.61 (m, 2H), 7.17−7.36 (m, 5H). LCMS(m/z)508.0[M+H], Tr=3.18分。
【1133】
化合物120b.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−フェニル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【1134】
【化581】
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【1135】
(S)−1−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−フェニル−プロピオニル)−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(1.0g,2.0mmol)の無水ジクロロメタン(7mL)中の溶液に、窒素の雰囲気下0℃でトリフルオロ酢酸(1.5mL,19.7mmol)を添加した。この反応混合物を室温まで温め、そして2時間撹拌し、その後、減圧中で濃縮した。その残渣を無水アセトニトリル(11mL)に溶解させ、0℃まで冷却し、そして窒素の雰囲気下N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.8mL,9.8mmol)、N−Boc−Val−OH(428mg,2.0mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1.1g,2.8mmol)を添加した。室温で16時間後、この反応物を酢酸エチルで希釈し、そして塩酸(1M)でクエンチした。その有機層を分離し、そして重炭酸ナトリウムの飽和水溶液およびブラインで洗浄した。次いで、その有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.0g,84%)を粘性油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.89 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.47 (s, 9H), 1.47−1.56 (m, 2H), 1.72−1.94 (m, 2H), 2.08−2.20 (m, 1H), 2.23−2.36 (m, 1H), 2.67−2.84 (m, 1H), 2.91 (dd, J=12.9, 9.4 Hz, 1H), 3.05 (dd, J=12.9, 5.4 Hz, 1H), 3.53 (d, J=10.9 Hz, 1H), 3.90−4.03 (m, 1H), 4.23−4.36 (m, 1H), 4.70, 4.84 (ABq, J=12.0 Hz, 2H), 5.00−5.14 (m, 1H), 5.73−5.86 (m, 1H), 6.55 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.16−7.34 (m, 5H). LCMS(m/z)607.1[M+H], Tr=3.24分。
【1136】
化合物120c.(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−フェニル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル
【1137】
【化582】
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【1138】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−フェニル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(395mg,0.65mmol)の無水ジクロロメタン(2mL)中の溶液に、窒素の雰囲気下0℃でトリフルオロ酢酸(0.5mL,6.5mmol)を添加した。この反応混合物を室温まで温め、そして3時間撹拌し、その後、減圧中で濃縮し、そしてトルエンから共エバポレートした(3回)。この残渣を無水アセトニトリル(7mL)に溶解させ、そして窒素の雰囲気下0℃で(E)−4−[2−((R)−1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エン酸(250mg,0.65mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.57mL,3.25mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(346mg,0.91mmol)を添加した。この溶液を室温まで温め、そして一晩撹拌した。この反応物を0℃まで冷却し、酢酸エチルで希釈し、そして塩酸(1M)でクエンチした。その有機層を分離し、そして重炭酸ナトリウムの飽和水溶液(2回)およびブラインで洗浄した。次いで、その有機層を疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:2を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(324mg,57%)を粘性透明油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 0.87 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.93 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.41−1.53 (m, 17H), 1.56 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.73− 1.94 (m, 2H), 2.10−2.19 (m, 1H), 2.30−2.43 (m, 1H), 2.70−2.85 (m, 1H), 2.85−3.05 (m, 2H), 3.48−3.58 (m, 1H), 4.20−4.34 (m, 2H), 4.68, 4.83 (ABq, J=12.1 Hz, 2H), 4.94−5.08 (m, 1H), 5.69−5.81 (m, 1H), 6.17−627 (m, 1H), 6.31 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.44 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.63, 6.79 (ABq, J=16.3 Hz, 2H), 7.13− 7.36 (m, 6H), 7.65 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.76 (d, J=8.3 Hz, 1H), 8.04 (s, 1H), 8.08 (d, J=8.3 Hz, 1H). LCMS(m/z)873.4[M+H], Tr=3.41分。
【1139】
【化583】
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【1140】
(S)−1−[(S)−2−((S)−2−{(E)−4−[2−((R)−1−tert−ブトキシカルボニルアミノ−エチル)−キノリン−7−イル]−2,2−ジメチル−ブタ−3−エノイルアミノ}−3−メチル−ブチリルアミノ)−3−フェニル−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(320mg,0.37mmol)の無水テトラヒドロフラン(5mL)中の溶液に、0℃で水酸化ナトリウムの0.4Mの水溶液(1.1mL,0.44mmol)を添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌し、その後、塩酸(2M)でpH5まで酸性にし、そして減圧中で濃縮した。得られた残渣を、ジクロロメタンと水との間で分配し、そしてその有機層を分離し、疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を無水1,4−ジオキサン(2mL)に溶解させ、そして室温で1,4−ジオキサン中4Mの塩酸の溶液(0.46mL,1.8mmol)を添加した。この反応物を1.5時間撹拌し、減圧中で濃縮し、そして得られた固体をジエチルエーテルで摩砕して、明黄色固体を得た。この固体を無水N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.33mL,1.8mmol)に溶解させ、そしてこの溶液を、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(209mg,0.6mmol)の無水ジクロロメタン(122mL)中の予め撹拌した溶液に、窒素の雰囲気下0℃で添加した。この添加の後に、この反応物を室温で30分間撹拌し、その後、減圧中で濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルに溶解させ、そして塩酸(0.5M)、飽和重炭酸ナトリウム、ブライン、および5%の水性塩化リチウムで洗浄した。その有機層を、疎水性フリットに通して乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/アセトン1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、粗製表題化合物(130mg)を褐色固体として得た。これを、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:3、次いで0:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーによりさらに精製して、表題化合物(40mg,17%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 0.90 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.98 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.31 (s, 3H), 1.33−1.43 (m, 1H), 1.48 (s, 3H), 1.51−1.61 (m, 1H), 1.65 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.82−1.98 (m, 2H), 2.18−2.28 (m, 2H), 2.55−2.78 (m, 2H), 3.03 (dd, J=13.2, 9.1 Hz, 1H), 3.19 (dd, J=13.2, 6.5 Hz, 1H), 4.27 (t, J=8.9 Hz, 1H), 4.42−4.52 (m, 1H), 5.08 (d, J=12.0 Hz, 1H), 5.17 (t, J=6.5 Hz, 1H), 5.92 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.12 (q, J=6.5 Hz, 1H), 6.68 (d, J=16.1 Hz, 1H), 6.85 (d, J=9.4 Hz, 1H), 7.07−7.21 (m, 3H), 7.45 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.50 (dd, J=8.5, 1.3 Hz, 1H), 7.56−7.65 (m, 2H), 7.79 (s, 1H), 7.84 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.27 (d, J=8.5 Hz, 1H). LCMS(m/z)625.3[M+H], Tr=2.71分。
【1141】
実施例121:化合物121
【1142】
【化584】
[この文献は図面を表示できません]
【1143】
化合物121a:
【1144】
【化585】
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オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、テトラヒドロフラン(50mL)を添加し、そしてこの溶液を氷浴で冷却した。テトラヒドロフラン/ヘプタン/エチルベンゼン中のリチウムジイソプロピルアミドの1.8Mの溶液(7.2mL,13mmol)を、セプタムを介して添加した。得られたリチウムジイソプロピルアミドの溶液を−78℃まで冷却し、そして4,4−ジフルオロシクロヘキサンカルボン酸エチル(CAS:178312−47−5,Oakwood Products,Inc.)(1.73g,9mmol)、その後、ヘキサメチルホスホロアミド(1.56mL,1.61g,9mmol)の滴下により処理した。得られた溶液を0℃まで温め、20分間撹拌し、−78℃まで冷却し、そして1,2−ジクロロエチンの予め冷却した(0℃)溶液(約10mmol)の滴下により処理した。この反応混合物を−78℃で30分間撹拌し、次いで室温まで温めた。室温で4時間後、この反応混合物をクラッシュアイスに注ぎ、そしてジエチルエーテル(200mL)(5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で抽出した。その有機相を分離し、そして水(200mL)で洗浄した。この水相をジエチルエーテル(100mL)で抽出した。合わせた有機画分をブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、シリカゲルの2cmの層で濾過し(シリカゲルの層を50mLの酢酸エチルで洗浄した)、次いで減圧下で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜20%の酢酸エチルの勾配)に供して、表題化合物(1068mg,47%)を無色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 4.21 (q, J=7.1 Hz, 2H), 2.08−2.00 (m, 8H), 1.28 (t, J=7.1 Hz, 3H). Tr=2.71分。
【1145】
化合物121b:
【1146】
【化586】
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化合物中間体121a(900mg,3.6mmol)のテトラヒドロフラン(100mL)中の溶液(Lindlar触媒(300mg,Sigma−Aldrich)および炭酸カリウム(2480mg,18mmol)を含む)を、室温で、水素の大気圧で12時間水素化した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドをテトラヒドロフラン(50mL)で洗浄した。その濾液をエバポレートして、表題化合物(780mgmg,99%)を無色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 5.79 (dd, J=17.5, 10.7 Hz, 1H), 5.17 (approx. d, J=17 Hz, 1H), 5.14 (approx. d, J=10 Hz, 1H), 4.15 (q, J=7.0 Hz, 2H), 2.30−2.17 (m, 2H), 2.04−1.90 (m, 2H), 1.91−1.67 (m, 4H), 1.24 (t, J=7.1 Hz, 3H). Tr=2.66分。
【1147】
化合物121c:
【1148】
【化587】
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121b(654mg,3mmol)のテトラヒドロフラン/水/メタノール(25mL,4:1:1)中の溶液を水酸化リチウム(144mg,6mmol)で処理した。室温で一晩撹拌した後に、この反応を1Mの塩酸(20mL)でクエンチし、減圧下で濃縮して体積を減少させ、水(50mL)に溶解させ、そして酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。その有機物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして濾過した。その濾液をエバポレートして、表題化合物(560mg,98%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 5.83 (dd, J=17.4, 10.7 Hz, 1H), 5.27 (approx. d, J=17 Hz, 1H), 5.23 (approx. d, J=10 Hz, 1H), 2.28−2.19 (m, 2H), 2.07 − 1.72 (m, 6H). LCMS(m/z)188.9 [M−H], Tr=2.18分。
【1149】
化合物121d:
【1150】
【化588】
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酢酸(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチルエステル(294mg,1mmol)の無水アセトニトリル(20mL)中の溶液に、酢酸パラジウム(II)(22mg,0.1mmol)、121c(190mg,1mmol)、2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2′,4′,6′−トリイソプロピル−1,1′−ビフェニル(48mg,0.1mmol)およびトリエチルアミン(0.64mL,3mmol)を添加し、次いでこの混合物をマイクロ波中110℃で2時間加熱した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドをテトラヒドロフラン(30mL)で洗浄した。その濾液をエバポレートし、次いで水(200mL)を添加し、そしてその有機物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、粗製残渣を得た。これをシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜50%の酢酸エチルの勾配)に供して、表題化合物(264mg,66%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.15 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.07 (s, 1H), 7.74 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.62 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.45 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.78 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.42 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.08 (q, J=6.6 Hz, 1H), 2.48−2.38 (m, 2H), 2.13 (s, 3H), 2.10 − 1.83 (m, 6H), 1.64 (d, J=6.7 Hz, 3H). LCMS(m/z)404.1[M+H], Tr=3.69分間 (Gemini 5u C18 110Å, 50 × 4.60 mm 5ミクロンカラム, 6分, 2ml/分, 5%〜100%のアセトニトリル/水, 0.1%の酢酸改質剤の勾配)。
【1151】
化合物121e:
【1152】
【化589】
[この文献は図面を表示できません]
1e(0.37g,0.7mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.31g,1.4mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣(LCMS(m/z)431.2/433.3[M+H]
,Tr=2.06分)を無水アセトニトリル(12mL)にアルゴン下で溶解させた。この反応混合物を0℃で撹拌し、121d(201mg,0.5mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(387mg,3mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(285mg,0.75mmol)を添加した。この反応混合物を室温で12時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解させ、そしてこの溶液をクエン酸の20%水溶液(2×50mL)、水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜30%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(245mg,60%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.77−8.68 (m, 1H), 8.42 (dd, J=8.4, 1.3 Hz, 1H), 8.30 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.04−7.94 (m, 2H), 7.87 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.78 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.57−7.47 (m, 2H), 7.43 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.86 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.58 (d, J=16.4 Hz, 1H), 5.97 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.42−5.21 (m, 2H), 4.97 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.76 (d, J=12.1 Hz, 1H), 3.83−3.72 (m, 2H), 2.45−2.33 (m, 2H), 2.15 (s, 3H), 2.10−1.73 (m, 10H), 1.66−1.64 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.26 (d, J=7.0 Hz, 3H), 0.99−0.89 (m, 6H). LCMS(m/z)816.2 /818.2[M+H]
, Tr=4.34分。
【1153】
【化590】
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121e(200mg,0.24mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液に、メタノール(4mL)、水(4mL)および水酸化リチウム(12mg,0.52mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌し、そして水性1Mの塩酸(0.6mL,0.6mmol)でクエンチした。得られた溶液を濃縮して粗製残渣にし、これをテトラヒドロフラン(20mL)と2回、無水アセトニトリル(20mL)と2回、そして無水トルエン(20mL)と2回、一緒にエバポレートした。得られた白色固体を高真空下で一晩乾燥させ、そしてこれをさらに精製せずに使用した。オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(344mg,1mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(366mg,3mmol)および無水1,2−ジクロロエタン(200mL)を入れた。得られた溶液を50℃まで加熱し、そして上記粗製セコ酸を、乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の溶液として、12時間かけてシリンジを介して滴下により添加した。さらなる乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(2×5mL)を使用して、定量的な移動を完了させた。50℃でさらに2時間撹拌した後に、この反応混合物を分液漏斗に移し、そして水(100mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。その水相をジクロロメタン(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル(100mL)に溶解させ、そして10%のクエン酸(100mL)、飽和NaHCO
3(100mL)、水(100mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。得られた水相を酢酸エチル(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(139mg,93%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 8.55 (d, J=7.2 Hz, 1H), 8.09 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.70−7.66 (m, 2H), 7.52−7.48 (m, 2H), 7.30 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.33 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.22 (d, J=16.5 Hz, 1H), 5.80 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.67−5.55 (m, 1H), 4.32−4.16 (m, 2H), 3.73−3.64 (m, 1H), 2.63 (td, J=12.6, 3.3 Hz, 1H), 2.33−2.17 (m, 2H), 2.09−1.71 (m, 6H), 1.82−1.73 (m, 2H), 1.62 (d, J=6.8 Hz, 3H), 1.61−1.54 (m, 2H), 1.51 (d, J=7.2 Hz, 3H), 0.89−0.84 (m, 6H). LCMS(m/z)626.3[M+H]
, Tr=3.71分。
【1154】
実施例122:化合物122
【1155】
【化591】
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【1156】
化合物122a:
【1157】
【化592】
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1e(745mg,1.4mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(666mg,3mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣(LCMS(m/z)431.2/433.3[M+H]
,Tr=2.06分)を無水アセトニトリル(30mL)にアルゴン下で溶解させた。この反応混合物を0℃で撹拌し、121c(190mg,1mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(387mg,3mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(570mg,1.5mmol)を添加した。この反応混合物を室温で12時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解させ、そしてこの溶液をクエン酸の20%水溶液(2×50mL)、水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜50%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(512mg,85%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 6.02 (dd, J=17.6, 10.8 Hz, 1H), 5.53−5.36 (m, 3H), 5.12 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.90 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.31 (d, J=7.5 Hz, 1H), 3.96−3.84 (m, 1H), 2.92−2.90 (s, 4H), 2.37−2.26 (m, 2H), 2.24−2.12 (m, 2H), 2.08−1.86 (m, 7H), 1.86−1.72 (m, 1H), 1.39 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.06 (d, J=6.8 Hz, 3H), 1.00 (d, J=6.7 Hz, 3H). LCMS(m/z)603.2 /605.2[M+H]
, Tr=3.84分間 (Gemini 5u C18 110Å, 50 × 4.60 mm 5ミクロンカラム, 6分間, 2ml/分, 5%〜100%のアセトニトリル/水, 0.1%の酢酸改質剤の勾配)。
【1158】
化合物122b:
(R)−2−メチル−プロパン−2−スルフィン酸[1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エタ−(E)−イリデン]−アミド
【1159】
【化593】
[この文献は図面を表示できません]
【1160】
1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エタノン(1.42g,5.68mmol)のTHF(28mL)中の溶液に、チタン(IV)エトキシド(2.6g,2.35mL,11.4mmol,技術等級)を添加し、その後、(R)−(+)−2−メチル−プロパンスルフィンイミド(825mg,6.82mmol)を添加した。この反応混合物を窒素下60℃で6時間撹拌し、そして冷却した。ブラインを添加し、その後、酢酸エチルを添加し、そしてその懸濁物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドを酢酸エチルで洗浄した。この酢酸エチル層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの9:1から3:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(448mg,22%)122bを橙色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.38 (s, 9H), 2.99 (s, 3H), 7.71 (m, 2H), 8.16 (d, J=8.6 Hz, 1H), 8.24 (d, J=8.6 Hz, 1H), 8.37 (s, 1H). LCMS(m/z)352.9/354.9[M+H], Tr 3.14分。
【1161】
化合物122c:(R)−2−メチル−プロパン−2−スルフィン酸[(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチル]−アミド.
【1162】
【化594】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−(−)−シス−1−アミノ−2−インダノール(19mg,0.13mmol)、[Ru(p−シメン)Cl
2]
2(39mg,0.064mmol)および粉末状の4Åのモレキュラーシーブ(0.7g)の混合物を無水2−プロパノール(3mL)に懸濁させ、そして窒素下で撹拌した。この懸濁物を90℃で30分間加熱した。この反応混合物を40℃まで冷却し、そして(R)−2−メチル−プロパン−2−スルフィン酸[1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エタ−(E)−イリデン]−アミド(448mg,1.27mmol)の2−プロパノール(9mL)中の溶液を添加し、その後、カリウムtert−ブトキシド(36mg,0.32mmol)の2−プロパノール(3mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を40℃で2時間撹拌し、次いで冷却した。この混合物をシリカゲルカートリッジに直接注ぎ、そして酢酸エチルで溶出した。濃縮後、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:1から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーによりさらに精製して、122c(287mg,64%)を褐色ガム状物質として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.33 (s, 9H), 1.60 (d, J=6.7 Hz, 3H), 4.80 (m, 1H), 5.42 (br d, J=4.2 Hz, 1H), 7.42 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.62 (dd, J=8.5, 1.2 Hz, 1H), 7.68 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.12 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H). LCMS(m/z)354.9/356.8[M+H], Tr 2.49分。
【1163】
化合物122d
【1164】
【化595】
[この文献は図面を表示できません]
【1165】
(R)−N−((R)−1−(7−ブロモキノリン−2−イル)エチル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド122c(36mg,0.1mmol)の無水アセトニトリル(5mL)中の溶液に、酢酸パラジウム(II)(4mg,0.02mmol)、122a(60mg,0.1mmol)、トリ(o−トリル)ホスフィン(6mg,0.02mmol)およびトリエチルアミン(20mg,0.2mmol)を添加し、次いでこの混合物をマイクロ波中90℃で4時間加熱した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドをテトラヒドロフラン(10mL)で洗浄した。その濾液をエバポレートし、次いで水(20mL)を添加し、そしてその有機物を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、粗製残渣を得た。これをシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜50%の酢酸エチル)に供して、122d(32mg,37%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ□8.31 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.99 (s, 1H), 7.90 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.80 (d, J=8.8 Hz, 1H), 7.65 (d, J=8.6 Hz, 1H), 6.89 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.60 (d, J=16.5 Hz, 1H), 5.42−5.35 (m, 1H), 5.01 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.80 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.78−4.73 (m, 1H), 4.63−4.59 (m, 1H), 4.28 (d, J=7.9 Hz, 1H), 3.83−3.78 (m, 1H), 2.45−2.36 (m, 2H), 2.16−1.98 (m, 8H), 1.96−1.83 (m, 2H), 1.64 (d, J=6.8 Hz, 3H), 1.35 (d, J=14.4 Hz, 3H), 1.32 (s, 9H), 1.29 (d, J=6.8 Hz, 3H), 1.00 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.94 (d, J=6.7 Hz, 3H). LCMS(m/z)877.2 /879.2[M+H]
, Tr=4.32分。
【1166】
化合物122
【1167】
【化596】
[この文献は図面を表示できません]
テトラヒドロフラン(10mL)中の122b(31mg,0.035mmol)に、水酸化リチウム(1.4mg,0.060mmol)の水(5mL)中の溶液を添加した。室温で2時間撹拌した後に、1Mの塩酸(0.10mLの1M水溶液,0.10mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を減圧下で濃縮した。その残渣を1,4−ジオキサン中1Mの塩化水素(5mL,5mmol)でアルゴン下室温で4時間処理した。この反応混合物を減圧下で濃縮し、そして高真空下で1日乾燥させた。この残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、そして得られた溶液を、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(21mg,0.056mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(21mg,0.159mmol)およびアセトニトリル(50mL)を含む、アルゴンでパージしたフラスコに添加した。この反応混合物をアルゴンで再度パージし、そして室温で12時間撹拌した。得られた反応混合物を減圧下で濃縮し、酢酸エチル(20mL)に溶解させ、水(20ml)およびブライン(20mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜50%の酢酸エチル+メタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(9mg,41%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.34 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.94 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.83−7.76 (m, 2H), 6.61 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.40 (d, J=16.4 Hz, 1H), 5.84 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.46−5.42 (m, 1H), 5.19−5.13 (m, 1H), 4.63−4.44 (m, 2H), 3.74−3.68 (m, 1H), 2.81−3.72 (m, 1H), 2.53−2.40 (m, 2H), 2.39−1.92 (m, 12H), 1.77 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.68 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.18 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.08 (d, J=6.6 Hz, 3H). LCMS(m/z)625.4[M+H], Tr=3.53分。
【1168】
実施例123および124:化合物123および124
【1169】
【化597】
[この文献は図面を表示できません]
化合物124a:
【1170】
【化598】
[この文献は図面を表示できません]
オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、乾燥テトラヒドロフラン(50mL)を添加し、そしてこの溶液を氷浴で冷却した。リチウムジイソプロピルアミド(7.2mL,13mmol)の、テトラヒドロフラン/ヘプタン/エチルベンゼン中1.8Mの溶液を、セプタムを介して添加した。得られたリチウムジイソプロピルアミドの溶液を0℃まで冷却し、そして2,2−ジメチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−カルボン酸エチル(CAS:371227−37−1,InterBioScreen Ltd.)(1.86g,10mmol)の滴下により処理した。得られた溶液を室温まで温め、20分間撹拌し、0℃まで冷却し、そして乾燥テトラヒドロフラン(5mL)中のブロモ(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(I)二量体(78mg,0.1mmol)で処理し、その後、テトラヒドロフラン中1Mのブロモエタンの溶液(15mL 1M,15mmol)をゆっくりと添加した。この反応混合物を0℃で30分間撹拌し、次いで室温まで温めた。室温で4時間後、この反応混合物を、1Mの水性酢酸(10mL 1M,10mmol)の添加によりクエンチした。この混合物をクラッシュアイスに注ぎ、そしてジエチルエーテル(200mL)(5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で抽出した。その有機相を分離し、そして水(200mL)で洗浄した。この水相をジエチルエーテル(100mL)で抽出した。合わせた有機画分を重炭酸ナトリウムの飽和溶液(50mL)、ブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、シリカゲルの2cmの層で濾過し(シリカゲルの層を50mLの酢酸エチルで洗浄した)、次いで減圧下で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜20%の酢酸エチルの勾配)に供して、表題化合物(695mg,33%)を無色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 5.78 (dd, J=17.6, 10.1 Hz, 1H), 5.10 (s, 1H), 5.06 (d, J=5.4 Hz, 1H), 4.24−4.03 (m, 2H), 3.83−3.60 (m, 2H), 2.23−2.09 (m, 2H), 1.61−1.47 (m, 2H), 1.32−1.22 (m, 3H), 1.19 (s, 3H), 1.09 (s, 3H). LCMS(m/z)213.0[M+H], Tr=3.31分。
【1171】
化合物123b:
【1172】
【化599】
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123a(680mg,3.2mmol)のテトラヒドロフラン/水/メタノール(25mL,4:1:1)中の溶液を水酸化リチウム(154mg,6.4mmol)で処理した。60℃で6時間撹拌した後に、この反応を1Mの塩酸(20mL)でクエンチし、減圧下で濃縮して体積を減少させ、水(50mL)に溶解させ、そして酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。その有機物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして濾過した。その濾液をエバポレートして、表題化合物(496mg,85%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 5.83 (dd, J=17.5, 10.6 Hz, 1H), 5.18 (d, J=6.4 Hz, 1H), 5.15 (s, 1H), 3.90−3.64 (m, 2H), 2.29−1.98 (m, 2H), 1.66−1.59 (m, 1H), 1.56 (d, J=13.8 Hz, 1H), 1.20 (s, 3H), 1.16 (s, 3H). LCMS(m/z)182.9 [M−H], Tr=2.14分。
【1173】
化合物123c:
【1174】
【化600】
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1e(1471mg,2.77mmol)のジクロロメタン(30mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(837mg,3.77mmol)をアルゴン下0℃で、滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣(LCMS(m/z)431.2/433.3[M+H]
,Tr=2.05分)を無水アセトニトリル(30mL)にアルゴン下で溶解させた。この反応混合物を0℃で撹拌し、123b(464mg,2.51mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1297mg,10mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1336mg,3.51mmol)を添加した。この反応混合物を室温で12時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解させ、そしてこの溶液をクエン酸の20%水溶液(2×50mL)、水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜50%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(1193mg,80%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 6.56 (d, J=7.6 Hz, 1H), 6.36−6.29 (m, 1H), 5.90 (dt, J=17.6, 10.1 Hz, 1H), 5.32−5.18 (m, 3H), 4.92 (d, J=11.9 Hz, 1H), 4.68 (d, J=11.9, 1H), 4.22 (td, J=8.6, 6.1 Hz, 1H), 3.90−3.56 (m, 4H), 2.28−1.87 (m, 4H), 1.77−1.44 (m, 4H), 1.26 (dd, J=6.8, 3.8 Hz, 3H), 1.19 (s, 3H), 1.14 (d, J=17.1 Hz, 3H), 0.92−0.84 (m, 6H). LCMS(m/z)597.1/599.0[M+H]
, Tr=3.61分。
【1175】
化合物123d:
【1176】
【化601】
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【1177】
酢酸(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチルエステル(294mg,1mmol)の無水アセトニトリル(25mL)中の溶液に、酢酸パラジウム(II)(45mg,0.2mmol)、123c(598mg,1mmol)、トリ(o−トリル)ホスフィン(61mg,0.2mmol)およびトリエチルアミン(202mg,2mmol)を添加し、次いでこの混合物をマイクロ波中90℃で6時間加熱した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドをテトラヒドロフラン(50mL)で洗浄した。その濾液をエバポレートし、次いで水(50mL)を添加し、そしてその有機物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、粗製残渣を得た。これをシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜50%の酢酸エチルの勾配)に供して、表題化合物(246mg,30%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.33 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.98 (s, 1H), 7.90 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.83−7.74 (m, 1H), 7.56 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.86−6.76 (m, 1H), 6.67−6.57 (m, 1H), 5.99 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.43−5.24 (m, 1H), 4.31−4.19 (m, 1H), 4.11 (m, 2H), 3.98−3.76 (m, 3H), 3.66−3.57 (m, 1H), 3.29−3.16 (m, 2H), 2.41−2.21 (m, 3H), 2.18 (s, 3H), 2.15−1.95 (m, 3H), 1.93−1.73 (m, 5H), 1.67 (d, J=6.8 Hz, 3H), 1.28−1.18 (m, 6H), 1.06−0.77 (m, 6H). LCMS(m/z)810.2 /812.2[M+H]
, Tr=4.05分。
【1178】
化合物123および124
【1179】
【化602】
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テトラヒドロフラン(20mL)中の123d(170mg,0.21mmol)に、水酸化リチウム(15mg,0.63mmol)の水(10mL)中の溶液を添加した。室温で2時間撹拌した後に、1Mの塩酸(0.63mLの1M水溶液,0.63mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を減圧下で濃縮して粗製残渣にし、これをテトラヒドロフラン(20mL)と2回、無水アセトニトリル(20mL)と2回、そして無水トルエン(20mL)と2回、一緒にエバポレートした。得られた白色固体を高真空下で一晩乾燥させ、そしてこれをさらに精製せずに使用した。得られた白色固体を高真空下で一晩乾燥させ、そしてこれをさらに精製せずに使用した。オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(289mg,0.84mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(308mg,2.52mmol)および無水1,2−ジクロロエタン(200mL)を入れた。得られた溶液を50℃で加熱し、そして上記粗製セコ酸を、乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の溶液として12時間かけてシリンジを介して滴下により添加した。さらなる乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(2×5mL)を使用して、定量的な移動を完了させた。50℃でさらに2時間撹拌した後に、この反応混合物を分液漏斗に移し、そして水(100mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。その水相をジクロロメタン(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル(100mL)に溶解させ、そして10%のクエン酸(100mL)、飽和NaHCO
3(100mL)、水(100mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。得られた水相を酢酸エチル(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜50%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に、最初に化合物123(53mg,41%)、次いで化合物124(42mg,32%)を、両方白色固体として得た。
【1180】
化合物123
1H NMR (500 MHz, CD
3OD): δ 8.43 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.93 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.87 (dd, J=8.6, 1.6 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.59 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.49 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.36 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.00 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.67 (q, J=7.1 Hz, 1H), 4.42−4.35 (m, 1H), 4.34 (d, J=10.0 Hz, 1H), 3.96 (td, J=12.0, 2.2 Hz, 1H), 3.85−3.78 (m, 1H), 3.75−3.69 (m, 1H), 2.72 (td, J=12.6, 3.4 Hz, 1H), 2.42 (dd, J=14.3, 2.1 Hz, 1H), 2.28−2.20 (dq, J=13.5, 2.1 Hz, 1H), 2.06−1.98 (m, 2H), 1.99−1.85 (m, 2H), 1.79 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.73−1.66 (m, 2H), 1.60 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.59−1.54 (m, 1H), 1.29 (d, J=11.7 Hz, 6H), 0.98 (dd, J=8.7, 6.7 Hz, 6H). LCMS(m/z)620.5[M+H]
, Tr=3.19分間 (Gemini 5u C18 110Å, 50 × 4.60 mm 5ミクロンカラム, 6分, 2ml/分, 5%〜100%のアセトニトリル/水, 0.1%の酢酸改質剤の勾配)。
【1181】
化合物124
1H NMR (500 MHz, CD
3OD): δ 8.37 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.89 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.83 (dd, J=8.8, 1.7 Hz, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.54 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.44−6.36 (m, 2H), 5.99 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.63 (q, J=7.1 Hz, 1H), 4.45−4.37 (m, 1H), 4.37−4.30 (m, 1H), 3.88−3.82 (m, 2H), 3.79−3.74 (m, 1H), 2.76 (td, J=12.8, 3.5 Hz, 1H), 2.40 (dd, J=13.8, 1.8 Hz, 1H), 2.27−2.18 (m, 1H), 2.12−2.05 (m, 1H), 2.05−1.93 (m, 2H), 1.92−1.87 (m, 2H), 1.80 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.76−1.61 (m, 3H), 1.59−1.51 (m, 2H), 1.27 (s, 3H), 1.21 (s, 3H), 1.02 (dd, J=6.6, 2.3 Hz, 6H). LCMS(m/z)620.5[M+H]
, Tr=3.22分間 (Gemini 5u C18 110Å, 50 × 4.60 mm 5ミクロンカラム, 6分, 2ml/分, 5%〜100%のアセトニトリル/水, 0.1%の酢酸改質剤の勾配)。
【1182】
実施例125:化合物125
【1183】
【化603】
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【1184】
化合物125a
【1185】
【化604】
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【1186】
1d(981mg,2.27mmol)のジクロロメタン(20mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(756mg,3.4mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で60分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣(LCMS(m/z)332.2/334.3[M+H];Tr=2.01分)を無水アセトニトリル(25mL)にアルゴン下で溶解させた。この反応混合物を0℃で撹拌し、N−(tert−ブトキシカルボニル)−L−イソロイシン(580mg,2.5mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1173mg,9.1mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(1300mg,3.4mmol)を添加した。この反応混合物を室温で12時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(100mL)に溶解させ、そしてこの溶液をクエン酸の20%水溶液(2×100mL)、水(100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチル+メタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(1109mg,89%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 5.55−5.28 (m, 1H), 5.05 (d, J=12.2 Hz, 1H), 4.85 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.14 (q, J=7.1 Hz, 1H), 4.01−3.93 (m, 1H), 3.89−3.81 (m, 1H), 2.17−2.07 (m, 1H), 2.00−1.81 (m, 3H), 1.80−1.69 (m, 1H), 1.60−1.50 (m, 2H), 1.48 (s, 9H), 1.33 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.25−1.11 (m, 1H), 1.01−0.86 (m, 6H). LCMS(m/z)545.3 /547.3[M+H]; Tr=4.13分; (Gemini 5u C18 110Å, 50 × 4.60 mm 5ミクロンカラム, 6分間, 2ml/分, 5%〜100%のアセトニトリル/水, 0.1%の酢酸改質剤の勾配)。
【1187】
化合物125b:
【1188】
【化605】
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125a(273mg,0.5mmol)のジクロロメタン(5mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(167mg,0.75mmol)をアルゴン下0℃で滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣(LCMS(m/z)431.2/433.3[M+H]
,Tr=2.06分)を無水アセトニトリル(10mL)にアルゴン下で溶解させた。この反応混合物を0℃で撹拌し、O−アセチル−キノリンカルボン酸22d(164mg,0.5mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(260mg,2mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(266mg,0.7mmol)を添加した。この反応混合物を室温で12時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解させ、そしてこの溶液をクエン酸の20%水溶液(2×50mL)、水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(283mg,75%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.33 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.99 (s, 1H), 7.90 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.82 (dd, J=8.6, 1.6 Hz, 1H), 7.56 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.16 (d, J=8.6 Hz, 1H), 6.84 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.74 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.00 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.54−5.30 (m, 1H), 5.02 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.80 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.48−4.16 (m, 1H), 3.81 (dd, J=7.6, 4.3 Hz, 1H), 2.18 (s, 3H), 2.13−2.02 (m, 1H), 1.96−1.80 (m, 3H), 1.77−1.68 (m, 1H), 1.67 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.59−1.51 (m, 1H), 1.49 (d, J=1.8 Hz, 6H), 1.31 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.27−1.11 (m, 1H), 0.98 (d, J=6.8 Hz, 3H), 0.90 (t, J=7.4 Hz, 3H). LCMS(m/z)754.3/756.3[M+H],Tr=4.28分。
【1189】
【化606】
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125b(248mg,0.33mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液に、メタノール(4mL)、水(4mL)および水酸化リチウム(24mg,1mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌し、そして水性1Mの塩酸(1mL,1mmol)でクエンチした。得られた溶液を濃縮して粗製残渣にし、これをテトラヒドロフラン(20mL)と2回、無水アセトニトリル(20mL)と2回、そして無水トルエン(20mL)と2回、一緒にエバポレートした。得られた白色固体を高真空下で一晩乾燥させ、そしてこれをさらに精製せずに使用した。オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(452mg,1.3mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(481mg,4mmol)および無水1,2−ジクロロエタン(200mL)を入れた。得られた溶液を50℃で加熱し、そして上記粗製セコ酸を、乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の溶液として、12時間かけてシリンジを介して滴下により添加した。さらなる乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(2×5mL)を使用して、定量的な移動を完了させた。50℃でさらに2時間撹拌した後に、この反応混合物を分液漏斗に移し、そして水(100mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。その水相をジクロロメタン(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル(100mL)に溶解させ、そして10%のクエン酸(100mL)、飽和NaHCO
3(100mL)、水(100mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。得られた水相を酢酸エチル(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜50%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(167mg,90%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 8.09 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.75−7.63 (m, 2H), 7.52 (s, 1H), 7.29 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.37 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.15 (d, J=16.5 Hz, 1H), 5.80 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.63 (q, J=7.2 Hz, 1H), 4.33−4.24 (m, 2H), 3.70 (dd, J=11.1, 2.8 Hz, 1H), 2.63 (td, J=12.6, 3.0 Hz, 1H), 1.93−1.85 (m, 1H), 1.83−1.65 (m, 2H), 1.62 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.52 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.50−1.41 (m, 2H), 1.38 (s, 3H), 1.24 (s, 3H), 1.19−1.02 (m, 2H), 0.84−0.77 (m, 6H). LCMS(m/z)564.3[M+H], Tr=3.51分。
【1190】
実施例126:化合物126
【1191】
【化607】
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【1192】
化合物126a:
【1193】
【化608】
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オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、テトラヒドロフラン(50mL)を添加し、そしてこの溶液を氷浴で冷却した。テトラヒドロフラン/ヘプタン/エチルベンゼン中1.8Mのリチウムジイソプロピルアミドの溶液(13.9mL,25mmol)を、セプタムを介して添加した。得られたリチウムジイソプロピルアミドの溶液を−78℃まで冷却し、そしてピペリジン−1,4−ジカルボン酸1−tert−ブチル4−メチル(CAS:124443−68−1,Oakwood Products,Inc.)(2.19g,9mmol)の滴下により処理し、その後、ヘキサメチルホスホロアミド(1.56mL,1.61g,9mmol)の滴下により処理した。得られた溶液を0℃まで温め、20分間撹拌し、−78℃まで冷却し、そして1,2−ジクロロエチンの予め冷却した(0℃)溶液(約10mmol)の滴下により処理した。この反応混合物を−78℃で30分間撹拌し、次いで室温まで温めた。室温で4時間後、この反応混合物をクラッシュアイスに注ぎ、そしてジエチルエーテル(200mL)(5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で抽出した。その有機相を分離し、そして水(200mL)で洗浄した。この水相をジエチルエーテル(100mL)で抽出した。合わせた有機画分をブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、シリカゲルの2cmの層で濾過し(シリカゲルの層を50mLの酢酸エチルで洗浄した)、次いで減圧下で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜15%の酢酸エチルの勾配)に供して、エバポレーション後に表題化合物(818mg,34%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 3.97−3.83 (m, 2H), 3.75 (s, 3H), 3.23−3.01 (m, 2H), 1.92−1.75 (m, 4H), 1.43 (s, 9H). LCMS(m/z)202.0 [M−Boc+H], Tr=4.29分。
【1194】
化合物126b:
【1195】
【化609】
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化合物126a(787mg,2.61mmol)のテトラヒドロフラン(50mL)中の溶液(Lindlar触媒(100mg,Sigma−Aldrich)および炭酸カリウム(1920mg,13.9mmol)を含む)を、室温で、水素の大気圧で12時間水素化した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドをテトラヒドロフラン(30mL)で洗浄した。その濾液をエバポレートして、エバポレーション後に表題化合物(702mg,定量的収率)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 5.75 (dd, J=17.6, 10.7 Hz, 1H), 5.20−5.01 (m, 2H), 3.67 (s, 3H), 3.10−2.93 (m, 2H), 2.16−2.04 (m, 2H), 1.63−1.48 (m, 2H), 1.41 (s, 9H), 1.32− 1.14 (m, 2H). LCMS(m/z)170.1 [M−Boc+H], Tr=3.93分。
【1196】
化合物126c:
【1197】
【化610】
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126b(539mg,2mmol)のテトラヒドロフラン/水/メタノール(100mL,4:1:1)中の溶液を水酸化リチウム(96mg,4mmol)で40℃で5時間処理した。この反応を1Mの塩酸(4.2mL,4.2mmol)でクエンチし、減圧下で濃縮して体積を減少させ、水(50mL)に溶解させ、そして酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。その有機物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして濾過した。その濾液をエバポレートして、表題化合物(502mg,98%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ□5.82 (dd, J=17.5, 10.7 Hz, 1H), 5.27−5.16 (m, 2H), 3.81−3.62 (m, 2H), 3.20−3.03 (m, 2H), 2.17−2.06 (m, 2H), 1.70−1.53 (m, 2H), 1.43 (s, 9H). LCMS(m/z)254.0 [M−H], Tr=3.35分。
【1198】
中間体126d:
【1199】
【化611】
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酢酸(R)−1−(7−ブロモ−キノリン−2−イル)−エチルエステル(540mg,1.84mmol)の無水アセトニトリル(60mL)中の溶液に、酢酸パラジウム(II)(45mg,0.2mmol)、126c(459mg,1.8mmol)、2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2′,4′,6′−トリイソプロピル−1,1′−ビフェニル(90mg,0.2mmol)およびトリエチルアミン(0.80mL,6mmol)を添加し、次いでこの混合物をマイクロ波中90℃で2時間加熱した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドをテトラヒドロフラン(30mL)で洗浄した。その濾液をエバポレートし、次いで水(200mL)を添加し、そしてその有機物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、粗製残渣を得た。これをシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜30%の酢酸エチルの勾配)に供して、表題化合物(732mg,87%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.28−8.04 (m, 2H), 7.75 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.61 (d, J=8.9 Hz, 1H), 7.45 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.73 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.42 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.13−5.96 (m, 1H), 3.94−3.75 (m, 1H), 3.25−3.08 (m, 1H), 2.38−2.25 (m, 2H), 2.13 (s, 3H), 1.81−1.71 (m, 2H), 1.67 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.45 (s, 9H), 1.36−1.20 (m, 2H). LCMS(m/z)469.1[M+H], Tr=3.78。
【1200】
化合物126e:
【1201】
【化612】
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1e(0.32g,0.6mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液を氷水浴中で冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0.20g,0.90mmol)をアルゴン下0℃で、滴下により添加し、そして得られた溶液を室温で30分間撹拌した。この反応混合物をエバポレートにより乾固させ、そして得られた粗製残渣(LCMS(m/z)431.2/433.3[M+H]
,Tr=2.04分)を無水アセトニトリル(12mL)にアルゴン下で溶解させた。この反応混合物を0℃で撹拌し、126d(195mg,0.40mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.28mL,1.6mmol)を添加し、その後、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(228mg,0.6mmol)を添加した。この反応混合物を室温で12時間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、その残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解させ、そしてこの溶液をクエン酸の20%水溶液(2×50mL)、水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(295mg,84%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.33 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.99 (s, 1H), 7.90 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.81 (dd, J=8.6, 1.5 Hz, 1H), 7.57 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.44 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.86 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.60 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.00 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.44−5.26 (m, 1H), 5.01 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.80 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.61 (bs, 1H), 4.33−4.19 (m, 1H), 3.81 (dd, J=7.4, 4.3 Hz, 1H), 3.71−3.59 (m, 2H) 3.53−3.38 (m, 2H), 2.34−2.22 (m, 2H), 2.18 (s, 3H), 2.15−2.00 (m, 2H), 1.97−1.81 (m, 3H), 1.75−1.68 (m, 3H), 1.67 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.50 (s, 9H), 1.29 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.00 (d, J=6.8 Hz, 3H), 0.94 (d, J=6.7 Hz, 3H). LCMS(m/z)881.1 /883.1[M+H]
, Tr=4.37分。
【1202】
【化613】
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126e(227mg,0.26mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液に、水(4mL)および水酸化リチウム(19mg,0.77mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で2時間撹拌し、そして水性1Mの塩酸(0.25mL,0.25mmol)でクエンチした。得られた溶液を濃縮して粗製残渣にし、これをテトラヒドロフラン(20mL)と2回、無水アセトニトリル(20mL)と2回、そして無水トルエン(20mL)と2回、一緒にエバポレートした。得られた白色固体を高真空下で一晩乾燥させ、そしてこれをさらに精製せずに使用した。オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(344mg,1mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(366mg,3mmol)および無水1,2−ジクロロエタン(200mL)を入れた。得られた溶液を50℃で加熱し、そして上記粗製セコ酸を、乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の溶液として、12時間かけてシリンジを介して滴下により添加した。さらなる乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(2×5mL)を使用して、定量的な移動を完了させた。50℃でさらに2時間撹拌した後に、この反応混合物を分液漏斗に移し、そして水(100mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。その水相をジクロロメタン(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。得られた残渣を酢酸エチル(100mL)に溶解させ、そして10%のクエン酸(100mL)、飽和NaHCO
3(100mL)、水(100mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。得られた水相を酢酸エチル(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜40%の酢酸エチルおよびメタノール(4/1)の勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(145mg,81%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 8.23 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.04−7.93 (m, 1H), 7.82 (s, 2H), 7.68−7.60 (m, 1H), 7.43 (d, J=8.6 Hz, 1H), 6.47 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.35 (d, J=16.6 Hz, 1H), 5.98−5.85 (m, 1H), 5.81−5.64 (m, 1H), 4.45−4.27 (m, 1H), 3.94−3.78 (m, 1H), 2.34−2.20 (m, 2H), 2.10−1.99 (m, 2H), 1.97−1.87 (m, 2H), 1.75 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.68 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.51 (s, 9H), 1.41−1.29 (m, 4H), 1.07−0.93 (m, 6H). LCMS(m/z)691.3[M+H]
, Tr=2.72分。
【1203】
実施例127:化合物127
【1204】
【化614】
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化合物126(140mg,0.2mmol)を乾燥1,4−ジオキサン(5mL)に溶解させた。この混合物をアルゴンで2回パージし、そして1,4−ジオキサン中4Mの塩化水素(5mL,20mmol)で、アルゴン下室温で6時間処理した。反応混合物を減圧下で濃縮し、テトラヒドロフラン(20mL)と2回、無水アセトニトリル(20mL)と2回、そして無水トルエン(20mL)と2回、共エバポレートした。得られた白色固体を高真空下で一晩乾燥させて、エバポレーション後に表題化合物のビス−塩酸塩(118mg,定量的収率)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 8.87 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.19 (d, J=8.6 Hz, 1H), 8.11 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.93 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.84 (s, 1H), 7.64 (d, J=9.4 Hz, 1H), 6.71 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.63 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.15 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.59 (q, J=7.0 Hz, 1H), 4.42−4.35 (m, 1H), 4.34−4.25 (m, 1H), 3.90−3.79 (m, 1H), 3.60−3.47 (m, 1H), 3.19−3.01 (m, 1H), 2.74−2.45 (m, 3H), 2.39−2.20 (m, 1H), 2.10−1.92 (m, 4H), 1.89 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.76−1.66 (m, 2H), 1.59 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.38−1.28 (m, 2H), 0.99 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.97 (d, J=6.6 Hz, 3H). LCMS(m/z)591.3[M+H], Tr=1.81分。
【1205】
実施例128:化合物128
【1206】
【化615】
[この文献は図面を表示できません]
化合物127(9mg,0.014mmol)を乾燥THF(5mL)に溶解させた。この混合物をアルゴンで2回パージし、そしてベンズアルデヒド(1.6mg,0.015mmol)、トリエチルアミン(4.1mg,0.04mmol)およびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(4mg,0.019mmol)を添加した。反応混合物を室温で2日間撹拌し、減圧下で濃縮し、得られた残渣を酢酸エチル(10mL)に溶解させ、そして飽和NaHCO
3(10mL)、水(10mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。得られた水相を酢酸エチル(10mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(10mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を分取HPLC(Gemini 5u C18 110Åカラム,5%〜100%のアセトニトリル/水,0.1%のトリフルオロ酢酸改質剤)により精製して、エバポレーション後に表題化合物のビス−トリフルオロ酢酸塩(2mg,16%)を白色粉末として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 8.24 (d, J=8.1 Hz, 1H), 7.85 (d, J=8.1 Hz, 1H), 7.80 (s, 1H), 7.66 (s, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.56−7.53 (m, 5H), 6.39−6.37 (m, 2H), 5.93 (q, J=6.5 Hz, 1H), 5.76 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.40−5.35 (m, 1H), 4.42−4.30 (m, 2H), 3.90−3.81 (m, 1H), 3.72−3.61 (m, 3H), 3.19−3.01 (m, 1H), 2.80−2.50 (m, 3H), 2.10−1.92 (m, 4H), 1.74 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.73−1.68 (m, 2H), 1.67 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.38−1.28 (m, 2H), 0.99 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.95 (d, J=6.6 Hz, 3H). LCMS(m/z)681.3[M+H], Tr=2.21分。
【1207】
実施例129:化合物129
【1208】
【化616】
[この文献は図面を表示できません]
化合物127(9mg,0.014mmol)を乾燥テトラヒドロフラン(5mL)に溶解させた。この混合物をアルゴンで2回パージし、そしてアセトアルデヒド(1.2mg,0.027mmol)、トリエチルアミン(4.1mg,0.04mmol)およびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(6mg,0.027mmol)を添加した。この反応混合物を室温で1日撹拌し、減圧下で濃縮し、得られた残渣を酢酸エチル(10mL)に溶解させ、そして飽和NaHCO
3(10mL)、水(10mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。得られた水相を酢酸エチル(10mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(10mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を分取HPLC(Gemini 5u C18 110Åカラム,5%〜100%のアセトニトリル/水,0.1%のトリフルオロ酢酸改質剤)により精製して、エバポレーション後に表題化合物のビス−トリフルオロ酢酸塩(8mg,68%)を白色粉末として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 8.24 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.86 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.83 (s, 1H), 7.66 (dd, J=8.4, 1.7 Hz, 1H), 7.47 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.72 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.31 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.23 (q, J=6.6 Hz, 1H), 5.65 (q, J=7.2 Hz, 1H), 4.43 (d, J=9.1 Hz, 1H), 3.87−3.77 (m, 1H), 3.71−3.60 (m, 1H), 3.24−3.12 (m, 2H), 2.90−2.75 (m, 2H), 2.66−2.57 (m, 1H), 2.51−2.35 (m, 2H), 1.97−1.81 (m, 1H), 1.77 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.62 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.43−1.31 (m, 8H), 1.29−1.22 (m, 3H), 1.10 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.99 (d, J=6.6 Hz, 3H). LCMS(m/z)619.4[M+H], Tr=1.88分。
【1209】
実施例130:化合物130
【1210】
【化617】
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化合物127(15mg,0.023mmol)を乾燥ジクロロメタン(10mL)に懸濁させた。この混合物をアルゴンで2回パージし、そして0℃まで冷却した。トリエチルアミン(9mg,0.092mmol)を0℃にした。0℃で10分間撹拌した後に、メタンスルホニルクロリド(3mg,0.025mmol)を、乾燥ジクロロメタン(5mL)中の溶液としてシリンジを介して添加した。この反応混合物を室温で10分間撹拌し、次いで飽和NaHCO
3(10mL)、水(10mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。得られた水相をジクロロメタン(10mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(10mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0%〜10%のメタノールの勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(10mg,65%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 8.10 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.75−7.65 (m, 2H), 7.52 (s, 1H), 7.30 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.37 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.24 (d, J=16.5 Hz, 1H), 5.80 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.61 (q, J=7.2 Hz, 1H), 4.36−4.24 (m, 1H), 4.21 (d, J=10.6 Hz, 1H), 4.00 (q, J=7.1 Hz, 1H), 3.76−3.66 (m, 1H), 3.63−3.52 (m, 1H), 3.51−3.41 (m, 1H), 3.05−2.92 (m, 1H), 2.86−2.76 (m, 1H), 2.74 (s, 3H), 2.68−2.55 (m, 1H), 2.37−2.18 (m, 2H), 2.07−1.85 (m, 5H), 1.84−1.77 (m, 1H), 1.69−1.64 (m, 1H), 1.62 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.56−1.50 (m, 3H), 0.87 (d, J=6.7 Hz, 6H). LCMS(m/z)669.3[M+H], Tr=3.08分。
【1211】
実施例131:化合物131
【1212】
【化618】
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化合物127(15mg,0.023mmol)を乾燥テトラヒドロフラン(10mL)に溶解させた。この混合物をアルゴンで2回パージし、そして0℃まで冷却した。トリエチルアミン(9mg,0.092mmol)を0℃にした。0℃で10分間撹拌した後に、2−ブロモアセトニトリル(3mg,0.025mmol)を、乾燥テトラヒドロフラン(2mL)中の溶液としてシリンジを介して添加した。この反応混合物を室温で12時間撹拌し、減圧下で濃縮し、得られた残渣を酢酸エチル(10mL)に溶解させ、そして飽和NaHCO
3(10mL)、水(10mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。得られた水相を酢酸エチル(10mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(10mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0%〜15%のメタノールの勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(9mg,62%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.23 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.85−7.78 (m, 2H), 7.64 (s, 1H), 7.43 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.44 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.34 (d, J=16.5 Hz, 1H), 5.94 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.74 (q, J=7.3 Hz, 1H), 4.66−4.57 (m, 1H), 4.47−4.39 (m, 1H), 4.38−4.29 (m, 2H), 3.88−3.79 (m, 1H), 3.70 (s, 2H), 2.94−2.87 (m, 1H), 2.85−2.69 (m, 2H), 2.66−2.47 (m, 2H), 2.47−2.31 (m, 2H), 2.14−1.99 (m, 4H), 1.97−1.88 (m, 1H), 1.75 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.67 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.05−0.97 (m, 6H). LCMS(m/z)630.3[M+H], Tr=2.94分。
【1213】
実施例132:化合物132:
【1214】
【化619】
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化合物127(15mg,0.023mmol)を乾燥ジクロロメタン(10mL)に懸濁させた。この混合物をアルゴンで2回パージし、そして0℃まで冷却した。トリエチルアミン(9mg,0.092mmol)を0℃にした。0℃で10分間撹拌した後に、クロロギ酸メチル(3.3mg,0.025mmol)を、乾燥ジクロロメタン(5mL)中の溶液としてシリンジを介して添加した。この反応混合物を室温で10分間撹拌し、次いで飽和NaHCO
3(10mL)、水(10mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄し、得られた水相をジクロロメタン(10mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(10mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0%〜10%のメタノールの勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(9mg,60%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.23 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.87−7.81 (m, 2H), 7.65 (s, 1H), 7.46−7.40 (m, 1H), 6.47 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.35 (d, J=16.5 Hz, 1H), 5.93 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.74 (q, J=7.2 Hz, 1H), 4.64−4.59 (m, 1H), 4.46−4.40 (m, 1H), 4.37−4.28 (m, 2H), 4.09−4.01 (m, 1H), 3.98−3.89 (m, 2H), 3.87−3.80 (m, 1H), 3.73 (s, 3H), 3.21−3.01 (m, 2H), 2.82−2.71 (m, 1H), 2.38−2.20 (m, 2H), 2.09−1.88 (m, 6H), 1.75 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.67 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.01 (d, J=4.0 Hz, 3H), 0.99 (d, J=3.9 Hz, 3H). LCMS(m/z)649.3[M+H], Tr=3.18分。
【1215】
実施例133:化合物133
【1216】
【化620】
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化合物127(15mg,0.023mmol)を乾燥ジクロロメタン(10mL)に懸濁させた。この混合物をアルゴンで2回パージし、そして0℃まで冷却した。トリエチルアミン(9mg,0.092mmol)を0℃にした。0℃で10分間撹拌した後に、ピロリジン−1−カルボニルクロリド(4.6mg,0.035mmol)を、乾燥ジクロロメタン(5mL)中の溶液としてシリンジを介して添加した。この反応混合物を室温で12時間撹拌し、次いで飽和NaHCO
3(10mL)、水(10mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。得られた水相をジクロロメタン(10mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(10mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0%〜10%のメタノールの勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(10mg,63%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.67 (d, J=7.0 Hz, 1H), 8.23 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.85−7.79 (m, 2H), 7.65 (s, 1H), 7.48−7.34 (m, 1H), 6.49 (d, J=16.6 Hz, 1H), 6.35 (d, J=16.4 Hz, 1H), 5.99−5.87 (m, 1H), 5.81−5.69 (m, 1H), 4.48−4.27 (m, 1H), 3.87−3.58 (m, 1H), 3.45−3.39 (m, 4H), 3.22−3.12 (m, 1H), 3.08−2.97 (m, 1H), 2.82−2.70 (m, 1H), 2.37−2.17 (m, 3H), 2.08−1.97 (m, 6H), 1.97−1.84 (m, 4H), 1.75 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.66−1.44 (m, 2H), 1.68 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.01 (d, J=6.6 Hz, 6H). LCMS(m/z)688.4[M+H], Tr=3.16分。
【1217】
実施例134:化合物134
【1218】
【化621】
[この文献は図面を表示できません]
化合物127(15mg,0.023mmol)を乾燥ジクロロメタン(10mL)に懸濁させた。この混合物をアルゴンで2回パージし、そして0℃まで冷却した。トリエチルアミン(9mg,0.092mmol)を0℃にした。0℃で10分間撹拌した後に、シクロプロピルメタンスルホニルクロリド(4mg,0.025mmol)を、乾燥ジクロロメタン(5mL)中の溶液としてシリンジを介して添加した。この反応混合物を室温で10分間撹拌し、次いで飽和NaHCO
3(10mL)、水(10mL,5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)で洗浄した。得られた水相をジクロロメタン(10mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(10mL)で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0%〜10%のメタノールの勾配)により精製して、エバポレーション後に表題化合物(9mg,55%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 8.23 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.87−7.77 (m, 2H), 7.66 (s, 1H), 7.43 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.48 (d, J=16.8 Hz, 1H), 6.36 (d, J=16.4 Hz, 1H), 5.94 (q, J=7.2 Hz, 1H), 5.75 (q, J=7.3 Hz, 1H), 4.48−4.39 (m, 1H), 4.37−4.27 (m, 1H), 3.88−3.76 (m, 2H), 3.71−3.62 (m, 1H), 3.28−3.15 (m, 4H), 3.07−2.96 (m, 1H), 2.82−2.66 (m, 1H), 2.49−2.25 (m, 2H), 2.14−1.85 (m, 3H), 1.75 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.68 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.20−1.07 (m, 1H), 1.00 (d, J=6.2 Hz, 6H), 0.80−0.64 (m, 4H), 0.53−0.35 (m, 4H). LCMS(m/z)709.4[M+H], Tr=3.43分。
【1219】
実施例135:化合物135
【1220】
【化622】
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【1221】
化合物135a
【1222】
【化623】
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アセトン(30mL,0.1M)中の126d(1.3g,2.77mmol)に、炭酸カリウム(595.2mg,5.55mmol)およびヨウ化メチル(0.35mL,4.16mmol)を添加した。18時間後、この反応物を濾過し、そして減圧中で濃縮した。カラムクロマトグラフィー(25%〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、135a(541.4mg,41%)を黄色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.10 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.02 (s, 1H), 7.74 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.56 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.42 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.63 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.37 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.04 (q, J=6.6 Hz, 1H), 3.80 (m, 2H), 3.75 (s, 3H), 3.13 (m, 2H), 2.28 (m, 2H), 2.04 (s, 6H), 1.76 (m, 2H), 1.67 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.46 (s, 9H). LCMS(m/z)
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.10 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.02 (s, 1H), 7.74 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.56 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.42 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.63 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.37 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.04 (q, J=6.6 Hz, 1H), 3.80 (m, 2H), 3.75 (s, 3H), 3.13 (t, J=11.2 Hz, 2H), 2.28 (d, J=14.0 Hz, 2H), 2.16 (s, 3H), 1.76 (t, J=10.0 Hz, 2H), 1.67 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.47 (d, J=12.0 Hz, 9H). LCMS(m/z)483.51[M+H]。
【1223】
化合物135b
【1224】
【化624】
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135a(541.5mg,1.12mmol)にHCl溶液(11.2mL,ジオキサン中4M,0.1M)を添加した。18時間撹拌した後に、この反応物を減圧中で濃縮して、その遊離アミンを黄色固体として得た(502.0mg)。
【1225】
DMF(2.2mL,0.1M)中の上記遊離アミン(99.5mg,0.220mmol)に、トリエチルアミン(0.10mL,0.725mmol)を添加し、その後、塩化アセチル(0.02mL,0.264mmol)を添加した。90分後、水(3mL)およびsat.NaHCO
3(aq)(2mL)を添加した。次いで、この反応物をEtOAc(2×20mL)で抽出し、ブライン(20mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、135b(73.7mg,79%)を黄色残渣として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.12 (d, J=7.4 Hz, 1H), 8.02 (s, 1H), 7.75 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.57 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.43 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.64 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.38 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.06 (m, 1H), 4.18 (m, 1H), 3.77 (s, 3H), 3.68 (m, 1H), 3.33 (m, 1H), 3.12 (m, 1H), 2.34 (m, 2H), 2.16 (s, 3H), 2.11 (s, 3H), 1.78 (m, 2H), 1.68 (d, J=6.7 Hz, 3H). LCMS(m/z)425.35[M+H]。
【1226】
化合物135c
【1227】
【化625】
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【1228】
THF(1.5mL,0.25M)および水(1.5mL,0.25M)中の135b(117.3mg,0.353mmol)に水酸化リチウム一水和物(236.7mg,1.06mmol)を添加し、そしてこの混合物を40℃まで温めた。5時間後、この反応物を室温まで冷却し、1MのHCl
(aq)でおよそpH4まで酸性にし、そして減圧中で濃縮して、135c(166.5mg,99%)を橙色固体として得た。LCMS(m/z)369.10[M+H]。
【1229】
化合物135d
【1230】
【化626】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(0.73mL,0.5M)中の1e(166.5mg,0.366mmol)にHCl溶液(0.37mL,ジオキサン中4M,1M)を添加した。30分間撹拌した後に、この反応物を減圧中で濃縮して、遊離ジペプチドを非晶質淡黄色固体として得た。
【1231】
DCM(5mL,0.05M)中の135c(90.0mg,0.244mmol)に、DCM(5mL)中のi−Pr
2NEt(0.51mL,2.93mmol)およびジペプチドを添加し、その後、HATU(110.3mg,0.366mmol)を添加した。60分後、sat.NaHCO
3(aq)(10mL)を添加し、そして相を分離した。その水性物質をDCM(2×15mL)で抽出し;そして合わせた有機物をMgSO
4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。カラムクロマトグラフィー(20%〜100%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、135d(19.7mg,10%)を黄色泡状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ8.11 (t, J=7.0 Hz, 1H), 7.99 (s, 1H), 7.75 (dd, J=8.5, 4.5 Hz, 1H), 7.59 (t, J=7.8 Hz, 1H), 7.34 (dd, J=8.4, 3.9 Hz, 1H), 6.75 (m, 2H), 6.43 (m, 1H), 5.04 (m, 1H), 4.93 (m, 1H), 4.68 (t, J=11.7 Hz, 2H), 4.28 (m, 2H), 3.62 (m, 4H), 3.10 (m, 1H), 2.90 (m, 2H), 2.34 (m, 2H), 2.17 (m, 2H), 1.93 (m, 3H), 1.73 (m, 3H), 1.57 (dd, J=6.5, 4.3 Hz, 3H), 1.29 (m, 3H), 0.88 (m, 6H). LCMS(m/z)781.17[M+H]。
【1232】
【化627】
[この文献は図面を表示できません]
【1233】
THF(1mL,0.025M)中の135d(19.7mg,0.026mmol)に0.1MのNaOH
(aq)(0.51mL,0.051mmol)を添加した。60分後、この反応物を1MのHCl
(aq)でおよそpH4まで酸性にし、減圧中で濃縮し、そしてEt
2Oで摩砕した。
【1234】
この粗製物質をDCE(1mL,0.05M)に溶解させ、そしてシリンジポンプを介して、DMAP(31.3mg,0.230mmol)および2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(54.1mg,0.153mmol)のDCE(13mL,0.005M)中の混合物に45℃で滴下により添加した。この反応物は、この添加を30分間続けると、室温まで冷却された。18時間後、この反応物をMeCNで希釈し、そしてprep HPLC(Gemini,30%〜70%のMeCN/H
2O)により精製して、化合物135(3.2mg,20%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.01 (d, J=7.9 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.63 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.51 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.45 (t, J=6.3 Hz, 1H), 6.33 (dd, J=22.5, 12.3 Hz, 2H), 6.14 (d, J=16.3 Hz, 1H), 5.86 (m, 1H), 5.74 (m, 1H), 4.45 (d, J=14.1 Hz, 2H), 3.69 (m, 2H), 3.60 (m, 1H), 2.58 (m, 1H), 2.28 (m, 1H), 1.97 (s, 1H), 1.93 (s, 3H), 1.82 (m, 1H), 1.66 (d, J=6.8 Hz, 3H), 1.60 (m, 2H), 1.53 (d, J=7.0 Hz, 6H), 1.45 (d, J=6.8 Hz, 3H), 0.91 (d, J=6.3 Hz, 3H), 0.87 (d, J=6.5 Hz, 3H). LCMS(m/z)781.17[M+H].LCMS(m/z)633.28[M+H].Tr=5.29分。
【1235】
実施例136:化合物136
【1236】
【化628】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(0.50mL,0.05M)中の127(16.5mg,0.025mmol)に、0℃でi−Pr
2NEt(0.30mL,1.63mmol)を添加し、その後、DMF(0.25mL,0.1M)中のトリフルオロメタンスルホン酸2,2,2−トリフルオロエチル(231.3mg,0.025mmol)を添加し、そしてこの混合物を室温まで温めた。30分後、この粗製反応物をMeCN(2mL)で希釈し、そしてprep HPLC(Gemini,50%〜65%のMeCN/H
2O)により精製して、化合物136(3.1mg,16%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.06 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.69 (d, J=8.7 Hz, 2H), 7.58 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.37 (d, J=16.3 Hz, 2H), 6.22 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.16 (d, J=10.2 Hz, 1H), 5.95 (m, 1H), 5.80 (m, 1H), 4.53 (d, J=12.9 Hz, 1H), 4.22 (t, J=9.7 Hz, 1H), 3.71 (m, 4H), 3.37 (m, 2H), 3.10 (m, 1H), 3.01 (m, 3H), 2.88 (m, 1H), 2.69 (m, 2H), 2.55 (m, 1H), 2.34 (d, J=13.8 Hz, 1H), 2.04 (d, J=29.6 Hz, 4H), 1.72 (d, J=6.8 Hz, 6H), 1.60 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.52 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.44 (d, J=6.5 Hz, 6H), 1.00 (d, J=6.5 Hz, 3H), 0.96 (d, J=6.7 Hz, 3H).
19F NMR (376 MHz, CDCl
3) δ −69.44 (s). LCMS(m/z)673.26[M+H].Tr=5.13分。
【1237】
実施例137、化合物137
【1238】
【化629】
[この文献は図面を表示できません]
【1239】
化合物137a
【1240】
【化630】
[この文献は図面を表示できません]
【1241】
DCM(45mL,0.2mmol)中の(7−ブロモ−2−クロロキノリン−3−イル)メタノール(BioBlocks,Inc.から得た)、(2.5g,9.17mmol)に、N
1,N
1,N
8,N
8−テトラメチルナフタレン−1,8−ジアミン(9.44g,45.9mmol)およびトリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート(5.14g,45.9mmol)を添加した。18時間後、1MのHCl
(aq)(37mL,36.7mmol)を添加し、そしてその層を分離した。その水性物質をDCM(75mL)で抽出し、そして合わせた有機物をブライン(200mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。カラムクロマトグラフィー(20%〜100%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、137a(1.08g,50%)を淡黄色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.23 (s, 1H), 8.21 (s, 1H), 7.71 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.65 (dd, J=8.7, 1.8 Hz, 1H), 4.64 (d, J=1.1 Hz, 2H), 3.58 (s, 3H). LCMS(m/z)288.01[M+H]。
【1242】
化合物137b
【1243】
【化631】
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ジオキサン(8.5mL,0.5M)中の137a(1.29g,4.19mmol)およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(588.2mg,0.838mmol)にトリブチル(1−エトキシビニル)スズ(1.4mL,4.19mmol)を添加し、そしてこの混合物を100℃まで加熱した。2時間後、この反応物を室温まで冷却し、そして1MのHCl
(aq)(8.38mL)を添加した。18時間後、この反応物をEtOAc(100mL)で抽出し、sat.NaHCO
3(aq)(100mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。カラムクロマトグラフィー(0%〜50%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、137b(429.6mg,33%)を淡黄色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.45 (s, 1H), 8.41 (s, 1H), 7.73 (m, 2H), 4.92 (s, 2H), 3.56 (s, 3H), 2.84 (s, 3H). LCMS(m/z)295.82[M+H]。
【1244】
化合物137c
【1245】
【化632】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(5.0mg,0.007mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(0.6mg,0.001mmol)の水(3mL)中の混合物にアルゴンを分散させた。10分後、この混合物を70℃まで加熱した。90分後、この混合物を室温まで冷却した。次いで、THF(3mL,0.5M)中の137b(429.6mg,1.46mmol)およびギ酸ナトリウム(484.8mg,7.30mmol)を添加し、そしてこの混合物を40℃まで加熱した。18時間後、この反応物を室温まで冷却し、EtOAc(60mL)で抽出し、水(40mL)およびブライン(40mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。カラムクロマトグラフィー(15%〜75%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、137c(152.7mg,35%)を淡黄色残渣として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.25 (s, 1H), 8.15 (s, 1H), 7.68 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.61 (dd, J=8.7, 1.8 Hz, 1H), 5.11 (dd, J=12.7, 6.3 Hz, 1H), 4.59 (d, J=2.8 Hz, 2H), 3.48 (s, 3H), 1.48 (d, J=6.4 Hz, 3H). LCMS(m/z). 297.91[M+H]。
【1246】
化合物137d
【1247】
【化633】
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【1248】
シクロペンチルメチルエーテル(1.7ml,0.3M)中の137c(152.3mg,0.516mmol)および示されるボリン酸エステル(borinate ester)(166.4,0.619mmol)に、ビス[(ジシクロヘキシル)(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン]パラジウム(II)クロリド(22.5mg,0.025mmol)および3Mのaq.K
3PO
4(0.51mL,1.55mmol)を添加し、そして90℃まで加熱した。60分後、この反応物を室温まで冷却し、水(10mL)で希釈し、そしてEtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた有機物をMgSO
4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、137d(325.5mg,99%)を褐色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.13 (s, 1H), 8.00 (s, 1H), 7.76 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.64 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.63 (m, 2H), 5.15 (s, 1H), 4.62 (s, 2H), 3.73 (s, 3H), 3.49 (s, 3H), 1.51 (d, J=6.0 Hz, 3H), 1.47 (s, 6H). LCMS(m/z)344.06[M+H]。
【1249】
化合物137e
【1250】
【化634】
[この文献は図面を表示できません]
【1251】
THF(9.5mL,0.1M)中の137d(325.5mg,0.516mmol)に0.1MのNaOH
(aq)(9.5mL,1.03mmol)を添加し、そして40℃まで温めた。4時間後、この反応物を室温まで冷却し、1MのHCl
(aq)(3.6mL)でおよそpH4まで酸性にし、そして減圧中で濃縮して、137e(169.8mg,99%)を黄色固体として得た。LCMS(m/z)330.07[M+H]。
【1252】
化合物137f
【1253】
【化635】
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DCM(0.6mL,0.5M)中の1d(411.0mg,0.773mmol)にHCl溶液(0.78mL,ジオキサン中4M,1M)を添加した。18時間撹拌した後に、この反応物を減圧中で濃縮して、遊離ジペプチドを非晶質淡黄色固体として得た。
【1254】
DCM(16mL,0.3M)中の137e(169.8mg,0.516mmol)にi−Pr
2NEt(0.5mL,3.09mmol)を添加し、その後、HATU(296.2mg,0.773mmol)を添加した。15分後、DCM(5mL)中の上記遊離ジペプチドおよびPr
2NEt(0.5mL,3.09mmol)をこの活性化エステル混合物に添加した。60分後、sat.NaHCO
3(aq)(15mL)を添加し、そして相を分離した。その水性物質をDCM(2×20mL)で抽出し;そして合わせた有機物をMgSO
4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。カラムクロマトグラフィー(50%〜100%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、137f(473.6mg,95%)を黄色泡状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.12 (s, 1H), 8.00 (s, 1H), 7.76 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.64 (d, J=8.3 Hz, 1H), 6.75 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.60 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.34 (d, J=8.6 Hz, 1H), 5.27 (p, J=6.9 Hz, 1H), 5.12 (m, 1H), 4.90 (d, J=11.9 Hz, 1H), 4.66 (d, J=11.9 Hz, 1H), 4.60 (d, J=2.3 Hz, 2H), 4.25 (m, 1H), 3.81 (d, J=11.0 Hz, 1H), 3.70 (m, 3H), 3.47 (s, 3H), 3.17 (m, 2H), 2.12 (m, 2H), 1.89 (s, 1H), 1.69 (t, J=9.5 Hz, 2H), 1.49 (d, J=6.2 Hz, 4H), 1.46 (s, 10H), 1.44 (s, 4H), 1.41 (d, J=6.6 Hz, 7H), 1.27 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.91 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.85 (d, J=6.8 Hz, 3H). LCMS(m/z)744.23[M+H]。
【1255】
【化636】
[この文献は図面を表示できません]
【1256】
THF(10mL,0.05M)中の137f(365.0mg,0.492mmol)に0.1MのNaOH
(aq)(10mL,1.00mmol)を添加した。30分後、この反応物を1MのHCl
(aq)(0.9mL)でおよそpH4まで酸性にし、減圧中で濃縮し、そしてTHF/ヘキサンで摩砕した。
【1257】
この粗製物質をTHF(545mL,0.0003M)に溶解させ、そしてi−Pr
2NEt(0.30mL,1.63mmol)、DMAP(5.3mg,0.032mmol)、およびHATU(95.1mg,0.245mmol)を添加した。18時間後、この反応物を減圧中で濃縮し、水(30mL)で希釈し、EtOAc(2×30mL)で抽出し、MgSO
4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。prep HPLC(Gemini,40%〜65%のMeCN/H
2O)により精製して、化合物137(33.0mg,11%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.17 (s, 2H), 7.78 (d, J=9.0 Hz, 1H), 7.65 (d, J=8.7 Hz, 1H), 6.47 (d, J=6.1 Hz, 2H), 6.09 (t, J=8.4 Hz, 2H), 5.99 (m, 2H), 5.66 (m, 1H), 4.83 (d, J=12.3 Hz, 1H), 4.59 (d, J=12.3 Hz, 1H), 4.48 (d, J=13.8 Hz, 1H), 4.15 (t, J=8.7 Hz, 1H), 3.75 (m, 1H), 2.54 (t, J=11.3 Hz, 1H), 1.94 (m, 3H), 1.84 (s, 3H), 1.63 (d, J=6.9 Hz, 6H), 1.55 (d, J=20.0 Hz, 3H), 1.46 (s, 3H), 1.39 (s, 3H), 0.95 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.90 (d, J=6.6 Hz, 3H).. LCMS(m/z)594.52[M+H].Tr=5.28分。
【1258】
実施例138:化合物138
【1259】
【化637】
[この文献は図面を表示できません]
【1260】
化合物138a
【1261】
【化638】
[この文献は図面を表示できません]
【1262】
マイクロ波チューブ中の、7−ブロモ−2,4−ジクロロキノリン(Aces Pharma,Inc.から得た)、(1.2g,4.1mmol)、トリエチルアミン(2.07g,20.5mmol)、1−(ビニルオキシ)ブタン(7mL)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.3g,0.26mmol)の無水DMSO(10mL)中の混合物を150℃で5時間加熱し、そしてEtOAc(100mL)で希釈した。その粗製物質を水で洗浄し、そしてNa
2SO
4で乾燥させた。濃縮後、その粗製物質をアセトニトリル(20mL)および1NのHCl(20mL)に溶解させた。EtOAc(2×50mL)で抽出した後に、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮し、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物138a(420mg,34%)を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.16 (s, 1H), 7.96 (d, J=8.8 Hz, 1H), 7.83 (d, J=8.9 Hz, 1H), 2.95 (s, 3H), 2.89 (s, 3H)。
LCMS(m/z)286.0[M+H].Tr=2.86分。
【1263】
化合物138b
【1264】
【化639】
[この文献は図面を表示できません]
ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(5.1mg,0.0084mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(7.5mg,0.001mmol)を脱気水(7.5mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で15分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた濁った橙色混合物を室温まで冷却した。固体の138a(0.5g,1.67mmol)、その後、脱気テトラヒドロフラン(7.5mL)およびギ酸ナトリウム(0.57g,8.35mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で3時間激しく撹拌し、そして冷却した。次いで、これを酢酸エチルで希釈し、そしてこの混合物を水で洗浄した(2回)。この水性洗浄液を酢酸エチルで逆抽出し、そして合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル2:1で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物138b(0.36g,72%)を紫色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 7.93 (d, J=9.0 Hz, 1H), 7.76 (dd, J=8.9, 1.2 Hz, 1H), 7.46 (s, 1H), 5.17 − 4.76 (m, 1H), 2.91 (d, J=1.2 Hz, 3H), 1.57 (dd, J=6.7, 1.2 Hz, 3H). LCMS(m/z)288.1[M+H].Tr=2.06分。
【1265】
化合物138c
【1266】
【化640】
[この文献は図面を表示できません]
【1267】
シクロペンチルメチルエーテル(1.7ml,0.3M)中の138b(152.3mg,0.5mmol)およびボリン酸エステル(166.4,0.619mmol)にビス[(ジシクロヘキシル)(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン]パラジウム(II)クロリド(22.5mg,0.025mmol)および3MのK
3PO
4(aq)(0.51mL,1.55mmol)を添加し、そして90℃まで加熱した。60分後、この反応物を室温まで冷却し、水(10mL)で希釈し、そしてEtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた有機物をMgSO
4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、中間体138c(325.5mg,99%)を褐色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.14 (s, 1H), 8.00 (s, 1H), 7.72 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.64 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.60 (m, 2H), 5.14 (s, 1H), 4.62 (s, 2H), 3.71 (s, 3H), 3.49 (s, 3H), 1.50 (d, J=6.0 Hz, 3H), 1.47 (s, 6H). LCMS(m/z)334.06[M+H]。
【1268】
化合物138d
【1269】
【化641】
[この文献は図面を表示できません]
【1270】
THF(9.5mL,0.1M)中の中間体138c(325.5mg,0.5mmol)に0.1Mのaq.NaOH(9.5mL,1.03mmol)を添加し、そして40℃まで温めた。4時間後、この反応物を室温まで冷却し、1Mのaq.HCl(3.6mL)でおよそpH4まで酸性にし、そして減圧中で濃縮して、138d(169.8mg,99%)を黄色固体として得た。LCMS(m/z)320.2[M+H]。
【1271】
化合物138e
【1272】
【化642】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(0.6mL,0.5M)中の1d(411.0mg,0.773mmol)にHCl溶液(0.78mL,ジオキサン中4M,1M)を添加した。18時間撹拌した後に、この反応物を減圧中で濃縮して、遊離ジペプチドを非晶質淡黄色固体として得た。
【1273】
DCM(17mL,0.3M)中の138d(170mg,0.516mmol)にi−Pr
2NEt(0.5mL,3.09mmol)を添加し、その後、HATU(296.2mg,0.773mmol)を添加した。15分後、DCM(5mL)中の上記遊離ジペプチドおよびiPr
2NEt(0.5mL,3.09mmol)をこの活性化エステル混合物に添加した。60分後、sat.NaHCO
3(aq)(15mL)を添加し、そして相を分離した。その水性物質をDCM(2×20mL)で抽出し;そして合わせた有機物をMgSO
4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。カラムクロマトグラフィー(50%〜100%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、138e(473.6mg,95%)を黄色泡状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.12 (s, 1H), 8.02 (s, 1H), 7.74 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.62 (d, J=8.3 Hz, 1H), 6.75 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.65 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.34 (d, J=8.6 Hz, 1H), 5.27 (p, J=6.9 Hz, 1H), 5.12 (m, 1H), 4.95 (d, J=11.9 Hz, 1H), 4.66 (d, J=11.9 Hz, 1H), 4.62 (d, J=2.3 Hz, 2H), 4.25 (m, 1H), 3.81 (d, J=11.0 Hz, 1H), 3.70 (m, 3H), 3.47 (s, 3H), 3.21 (m, 2H), 2.12 (m, 2H), 1.89 (s, 1H), 1.69 (t, J=9.5 Hz, 2H), 1.49 (d, J=6.2 Hz, 4H), 1.46 (s, 10H), 1.34 (s, 4H), 1.41 (d, J=6.6 Hz, 7H), 1.26 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.92 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.87 (d, J=6.8 Hz, 3H). LCMS(m/z)733.1[M+H]。
【1274】
【化643】
[この文献は図面を表示できません]
【1275】
THF(10mL,0.05M)中の138e(365.0mg,0.492mmol)に0.1Mのaq.NaOH(10mL,1.00mmol)を添加した。30分後、この反応物を1MのHCl
(aq)(0.9mL)でおよそpH4まで酸性にし、減圧中で濃縮し、そしてTHF/ヘキサンで摩砕した。
【1276】
この粗製物質をTHF(545mL,0.0003M)に溶解させ、そしてi−Pr
2NEt(0.30mL,1.63mmol)、DMAP(5.3mg,0.032mmol)、およびHATU(95.1mg,0.245mmol)を添加した。18時間後、この反応物を減圧中で濃縮し、水(30mL)で希釈し、EtOAc(2×30mL)で抽出し、MgSO
4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。prep HPLC(Gemini,40%〜65%のMeCN/H
2O)により精製して、化合物138(30mg,10%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.11 (d, J=6 Hz, 1H), 7.89 (m, 1H), 7.63 (s, 1H), 7.56 (s,1H), 6.52 (d, J=12 Hz, 1H), 6.22 (d, J=12 Hz, 1H), 5.84 (m, 1H), 5.69 (m, 1H), 4.42 (cm, 2H), 4.26 (d, J=6 Hz, 1H), 3.77 (bm, 1H), 2.73 (m, 1H), 1.90 (m, 3H), 1.65 (m, 6H), 1.44 (s, 3H), 1.33 (s, 3H), 0.94 (m, 6H). LCMS(m/z)584.5[M+H].Tr=2.28分。
【1277】
実施例139:化合物139
【1278】
【化644】
[この文献は図面を表示できません]
【1279】
138e(THF/水中5mL中50mg)を最初に加水分解して、TCEエステルを除去する。得られた粗製生成物をMeOH/NaOMe溶液に溶解させ、60℃で1時間加熱した。この反応混合物を1Nのaq.HClでpH7に調整し、そしてこの粗製混合物を濃縮して残渣にし、これをDMFに溶解させ、そしてHATUを使用して環化させた。得られた環化生成物を逆相分取HPLCにより精製した。その結果の生成物(6mg)を、ロタバップでの高真空での溶媒の除去の後に得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3CN) δ 8.03 (s, 1H), 7.60 (m, 1H), 7.46 (m, 1H), 6.68 (s, 2H), 6.43 (d, J=12 Hz, 1H), 6.29 (d, J=12 Hz, 1H), 5.85 (m, 1H), 5.66 (m,1H), 4.37 (m, 2H), 4.06 (s, 3H), 3.73 (m, 1H), 3.49 (m, 1H), 1.51 (m, 3H), 1.70−1.45 (cm, 9H). LCMS(m/z)580.1[M+H].Tr=2.15分。
【1280】
実施例140および141:化合物140および化合物141
【1281】
【化645】
[この文献は図面を表示できません]
DMA中5mL中の化合物138c、150mg(0.5mmol,1 equiv)を、1.2当量のZn(CN)
2と一緒に120℃で、Pd触媒の存在下で1時間加熱する。次いで、未精製の生成物(150mg)を加水分解し、そして実施例7について報告した条件を使用して、トリペプチド1eとカップリングさせる。NaOH処理および中和によるTCE加水分解後に、中間体のセコ酸を、標準的なShiina条件を使用してラクトン化した。この反応混合物を1Nのaq.HClでpH7に調整し、そしてこの粗製混合物を濃縮して残渣にし、これをDMFに溶解させ、そして逆相分取HPLCにより精製した。得られた生成物である化合物140(2mg)を、ロタバップおよび高真空での溶媒除去後に、全体で0.7%の収率で得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3CN) δ 8.07 (d, J=6 Hz, 1H), 8.02 (m, 1H), 7.76 (m, 1H), 7.64 (m, J=6.5 Hz, 1H), 6.73 (m, 1H), 6.48 (m, 1H), 5.99 (m,2H), 5.15 (s, 1H), 3.83 (bm, 2H), 2.76 (m, 1H), 1.91−1.65 (cm, 8H), 0.81 (m, 6H). LCMS(m/z)575.3[M+H]. Tr=2.01分。
【1282】
HPLC精製の際に、0.5mgの第二の生成物異性体である141を、HPLC精製により単離した。
【1283】
【化646】
[この文献は図面を表示できません]
【1284】
1H NMR (400 MHz, CD
3CN): δ 8.05 (d, J=6.4 Hz, 1H), 7.98 (m, 1H), 7.86 (m, 1H), 7.60 (m, J=6.5 Hz, 1H), 6.65 (m, 1H), 6.40 (m, 1H), 5.89 (m, 2H), 5.05 (s, 1H), 3.80 (bm, 2H), 2.71 (m, 1H), 1.81−1.60 (cm, 8H), 0.88 (m, 6H). LCMS(m/z)575.3[M+H].Tr=2.05分。
【1285】
実施例142:化合物142
化合物142a
【1286】
【化647】
[この文献は図面を表示できません]
【1287】
シクロペンチルメチルエーテル(17ml,0.3M)中の(R)−1−(7−ブロモナフタレン−2−イル)エタノール70b(1.5g,5.16mmol)および示されるボリン酸エステル17c(1.66g,6.6mmol)にビス[(ジシクロヘキシル)(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン]パラジウム(II)クロリド(225mg,0.25mmol)および3MのK
3PO
4(5.1mL,15.5mmol)を添加し、そして90℃まで加熱した。60分後、この反応物を室温まで冷却し、水(10mL)で希釈し、そしてEtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた有機物をMgSO
4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮して、142a(1.80g,およそ定量的な収率)を褐色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.12 (s, 1H), 8.01 (s, 1H), 7.75 (d, , 1H), 7.63 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.62 (m, 2H), 5.14 (s, 1H), 4.61 (s, 2H), 3.72 (s, 3H), 3.48 (s, 3H), 1.50 (d, 3H), 1.46 (s, 6H). LCMS(m/z)299.1[M+H]。
【1288】
化合物142b
【1289】
【化648】
[この文献は図面を表示できません]
【1290】
THF(9.5mL,0.1M)中の142a(326mg,0.516mmol)に0.1MのNaOH(9.5mL,1.03mmol)を添加し、そして40℃まで温めた。4時間後、この反応物を室温まで冷却し、1Mのaq.HCl(3.6mL)でおよそpH4まで酸性にし、そして減圧中で濃縮して、142b(307mg,99%)を黄色固体として得た。LCMS(m/z)285.2[M+H]。
【1291】
化合物142c
【1292】
【化649】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(0.6mL,0.5M)中の1d(411.0mg,0.773mmol)にHCl溶液(0.78mL,ジオキサン中4M,1M)を添加した。18時間撹拌した後に、この反応物を減圧中で濃縮して、遊離ジペプチドを非晶質淡黄色固体として得た。
【1293】
DCM(16mL,0.3M)中の142b(169.8mg,0.516mmol)にi−Pr
2NEt(0.5mL,3.09mmol)を添加し、その後、HATU(296.2mg,0.773mmol)を添加した。15分後、DCM(5mL)中の上記遊離ジペプチドおよびiPr
2NEt(0.5mL,3.09mmol)をこの活性化エステル混合物に添加した。60分後、sat.aq.NaHCO
3(15mL)を添加し、そして相を分離した。その水性物質をDCM(2×20mL)で抽出し;そして合わせた有機物をMgSO
4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。カラムクロマトグラフィー(50%〜100%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、142c(580mg,94%)を黄色泡状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.12 (s, 1H), 8.02 (s, 1H), 7.75(d, J=8.5 Hz, 1H), 7.63 (d, J=8.3 Hz, 1H), 6.75 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.62 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.35 (d, J=8.6 Hz, 1H), 5.28 (p, J=6.9 Hz, 1H), 5.12 (m, 1H), 4.92 (d, J=11.9 Hz, 1H), 4.64 (d, J=11.9 Hz, 1H), 4.68 (d, J=2.3 Hz, 2H), 4.24 (m, 1H), 3.80 (d, J=11.0 Hz, 1H), 3.72 (m, 3H), 3.45 (s, 3H), 3.15 (m, 2H), 2.12 (m, 2H), 1.88 (s, 1H), 1.68 (t, J=9.5 Hz, 2H), 1.45 (d, J=6.2 Hz, 4H), 1.44 (s, 10H), 1.42 (s, 4H), 1.39 (d, J=6.6 Hz, 7H), 1.26 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.90 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.84 (d, J=6.8 Hz, 3H). LCMS(m/z)696.23[M+H]。
【1294】
【化650】
[この文献は図面を表示できません]
【1295】
THF(10mL,0.05M)中の中間体142c(365.0mg,0.492mmol)に0.1MのNaOH
(aq)(10mL,1.00mmol)を添加した。30分後、この反応物を1MのHCl
(aq)(0.9mL)でおよそpH4まで酸性にし、減圧中で濃縮し、そしてTHF/ヘキサンで摩砕した。
【1296】
この粗製物質をTHF(545mL,0.0003M)に溶解させ、そしてi−Pr
2NEt(0.30mL,1.63mmol)、DMAP(5.3mg,0.032mmol)、およびHATU(95.1mg,0.245mmol)を添加した。18時間後、この反応物を減圧中で濃縮し、水(30mL)で希釈し、EtOAc(2×30mL)で抽出し、MgSO
4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。prep HPLC(Gemini,40%〜65%のMeCN/H
2O)により精製して、化合物142(28.0mg,11%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.82 (s, 2H), 7.75 (t, 1H), 7.54 (d, 1H), 7.45 (s,1H), 6.37 (d, J=12 Hz, 1H), 6.24 (d, J=12 Hz, 1H), 5.99 (m, 1H), 5.62 (m, 1H), 4.62 (d, J=9 Hz, 1H), 4.39 (m, 2H), 3.75 (m, 1H), 2.69 (m, 1H), 1.90 (m, 3H), 1.63 (m, 6H), 1.46 (s, 3H), 1.31 (s, 3H), 0.98 (d, J=6 Hz, 3H), 0.92 (d, J=6 Hz, 3H). LCMS(m/z)549.52[M+H].Tr=2.28分。
【1297】
実施例143:化合物143
化合物143a
(R)−1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−エチルアミン塩酸塩143a
【1298】
【化651】
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(R,R)−2−メチル−プロパン−2−スルフィン酸[1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−エチル]−アミド(932mg,3mmol)のメタノール(9mL)中の溶液を窒素下室温で撹拌した。ジオキサン中4MのHCl(3mL,12mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温で30分間撹拌した。その溶媒をエバポレートし、そしてその残渣をエーテルで摩砕した。その橙色溶液を集め、エーテルで洗浄し、そして乾燥させて、表題化合物(777mg)を得た。
1H NMR (300 MHz, d6−DMSO) δ 1.61 (d, J=6.7 Hz, 3H), 4.58−4.67 (m, 1H), 7.90 (dd, J=8.5, 1.4 Hz, 1H), 8.04 (br, 1H), 8.05 (br, 1H), 8.26 (d, J=8.5, 1H), 8.65−8.8 (br, 3H), 9.25 (s, 1H). LCMS(m/z)207/209[M+H], Tr 0.72分。
【1299】
[(R)−1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−エチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル143b
【1300】
【化652】
[この文献は図面を表示できません]
【1301】
(R)−1−(3−クロロ−イソキノリン−6−イル)−エチルアミン塩酸塩143a(730mg,3mmol)およびトリエチルアミン(909mg,1.25mL,9mmol)のジクロロメタン(25mL0中の混合物を室温で撹拌して、溶液を得た。重炭酸ジ−tert−ブチル(981mg,4.5mmol)のジクロロメタン(5mL)中の溶液を添加し、そしてこの反応混合物を室温で20時間撹拌した。この溶液を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソヘキサン中10%〜30%の酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(714mg,2工程で79%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 1.44 (s, 9H), 1.53 (d, J=6.5 Hz, 3H), 4.9−5.0 (br, 2H), 7.57 (dd, J=8.5, 1.4 Hz, 1H), 7.67 (br, 1H), 7.71 (br, 1H), 7.96 (d, J=8.5, 1H), 9.05 (s, 1H)。
LCMS(m/z)307/309[M+H],Tr2.67分。
【1302】
化合物143c
【1303】
【化653】
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143b(200mg,0.51mmol)を、実施例49に記載した方法を使用して、Suzuki反応に供した。未精製の生成物をTHF(9.5mL,0.1M)に溶解させ、そしてこの溶液に0.1MのNaOH(9.5mL,1.03mmol)を添加し、その後、40℃まで温めた。3時間後、この反応物を室温まで冷却し、1MのHCl(3.6mL)でおよそpH4まで酸性にし、そして減圧中で濃縮して、143c(191mg,99%)を黄色固体として得た。LCMS(m/z)385.07[M+H]。
【1304】
化合物143d
【1305】
【化654】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(0.6mL,0.5M)中の1e(411.0mg,0.773mmol)にHCl溶液(0.78mL,ジオキサン中4M,1M)を添加した。18時間撹拌した後に、この反応物を減圧中で濃縮して、遊離ジペプチドを非晶質淡黄色固体として得た。
【1306】
DMF(12mL,0.3M)中の143c(170mg,0.516mmol)にi−Pr
2NEt(0.9mL,3.09mmol)を添加し、その後、HATU(296.2mg,0.773mmol)を添加した。15分後、DCM(5mL)中の上記遊離ジペプチドおよびiPr
2NEt(0.9mL,5.09mmol)をこの活性化エステル混合物に添加した。60分後、sat.aq.NaHCO
3(15mL)を添加し、そして相を分離した。その水性物質をDCM(2×20mL)で抽出し;そして合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。カラムクロマトグラフィー(50%〜100%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、143d(780mg)を黄色泡状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.14 (s, 1H), 8.00 (s, 1H), 7.66 (d, J=8 Hz, 1H), 7.53 (d, J=8 Hz, 1H), 6.75 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.60 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.34 (d, J=8.6 Hz, 1H), 5.27 (m, 1H), 5.12 (m, 1H), 4.85 (m, 1H), 4.56 (d, J=11.9 Hz, 1H), 4.60 (d, J=2.3 Hz, 2H), 4.25 (m, 1H), 3.81 (d, J=11.0 Hz, 1H), 3.70 (m, 3H), 3.47 (s, 3H), 3.17 (m, 2H), 2.12 (m, 2H), 1.89 (s, 1H), 1.69 (t, J=9.5 Hz, 2H), 1.49 (d, J=6.2 Hz, 4H), 1.46 (s, 10H), 1.44 (s, 4H), 1.41 (d, J=6.6 Hz, 7H), 1.27 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.91 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.85 (m, 3H). LCMS(m/z)796.3[M+H]。
【1307】
【化655】
[この文献は図面を表示できません]
【1308】
THF(10mL,0.05M)中の143c(350mg,0.49mmol)に0.1MのNaOH(10mL,1.00mmol)を添加した。30分後、この反応物を1Mのaq.HCl(0.9mL)でおよそpH4まで酸性にし、減圧中で濃縮し、そしてTHF/ヘキサンで摩砕した。次いで、N−Boc除去を、標準的な手順を使用して行って、溶媒除去の際にこの物質が固体になるようにした。得られた粗製物質(約100mg)をTHF(445mL,0.001M)に溶解させ、そしてi−Pr
2NEt(0.30mL,1.63mmol)、DMAP(5.3mg,0.032mmol)、およびHATU(95.1mg,0.245mmol)を添加した。18時間後、この反応物を減圧中で濃縮し、水(30mL)で希釈し、EtOAc(2×30mL)で抽出し、MgSO
4で乾燥させ、そして減圧中で濃縮した。prep HPLC(Gemini,40%〜65%のMeCN/H
2O)により精製して、化合物143(4mg)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.17 (s, 2H), 7.78 (d, J=9.0 Hz, 1H), 7.65 (d, J=8.7 Hz, 1H), 6.47 (d, J=6.1 Hz, 2H), 6.09 (t, J=8.4 Hz, 2H), 5.99 (m, 2H), 5.66 (m, 1H), 4.83 (d, J=12.3 Hz, 1H), 4.59 (d, J=12.3 Hz, 1H), 4.48 (d, J=13.8 Hz, 1H), 4.15 (t, J=8.7 Hz, 1H), 3.75 (m, 1H), 2.54 (t, J=11.3 Hz, 1H), 1.94 (m, 3H), 1.84 (s, 3H), 1.63 (d, J=6.9 Hz, 6H), 1.55 (d, J=20.0 Hz, 3H), 1.46 (s, 3H), 1.39 (s, 3H), 0.95 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.90 (d, J=6.6 Hz, 3H).. LCMS(m/z)550.52[M+H].Tr=1.75分。
【1309】
実施例144:化合物144
【1310】
【化656】
[この文献は図面を表示できません]
実施例148の合成スキームに従って、2gの7−ブロモ−2−クロロ−4−メチルキノリン(BioBlocks,Inc.から得た)を、最後のHATUにより媒介される環化まで進めて、25mgの最終化合物144を得た。この粗製生成物をprep−HPLCにより精製して、144(20mg,0.3%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 7.88 (d, J=6.8 Hz, 1H), 7.68 (d, J=6.8 Hz, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.16 (s1H), 6.38 (d, J=12.2 Hz, 1H), 6.15 (d, J=12.2 Hz), 5.76 (m, 1H), 5.64 (m, 1H), 4.32 (m, 1H), 4.17 (d, J=9.0 Hz), 3.71 (m, 1H), 3.22 (s, 3H), 2.06 (m, 1H), 1.92 − 1.71 (m, 8H), 1.57 (s, 3H), 1.44 (s, 3H), 0.93 (m, 6H). LCMS(m/z)564.2[M+H].Tr=2.10分。
【1311】
実施例145:化合物145
【1312】
【化657】
[この文献は図面を表示できません]
【1313】
145を、化合物31に報告された合成順序を利用して、代わりに、2gの(R)−1−(7−ブロモナフタレン−2−イル)エタノール70bから出発して、調製した。実施例31について報告されたものに従う多工程順序の後に、aq.HF/ピリジンを使用する最後から2番目のマクロサイクルに対する、最後のTBS除去、その後、HPLCにより、2mg(収率0.05%)の最終化合物145を得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3CN) δ 7.93 (s, 1H), 7.81 (cm, 3H), 7.69−7.60 (cm, 2H), 6.90 (m, 1H), 6.52 (d, J=12.2 Hz, 1H), 6.05 (m,2H), 5.55−5.40 (cm, 2H), 4.98 (q, J=6.6 Hz, 1H), 4.42 − 4.15 (m, 1H), 2.78 (m, 2H), 2.06 (m, 1H), 1.92 − 1.71 (m, 3H), 1.55−1.51 (m, 3H), 1.46 (m, 6H), 1.25 (m, 3H), 0.93−0.85 (cm, J=6.5 Hz, 6H). LCMS(m/z)565.2[M+H].Tr=2.25分。
【1314】
実施例146:化合物146
【1315】
【化658】
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【1316】
化合物146a
【1317】
【化659】
[この文献は図面を表示できません]
D−乳酸(1.004g,11.15mmol)およびイミダゾール(1.895g,27.84mmol)のCH
2Cl
2(15mL)およびDMF(5mL)中の混合物を室温で撹拌し、このときにtert−ブチルジフェニルシリルクロリド(3.15mL,12.31mmol)を添加した。得られた混合物を室温で3日間撹拌した後に、この反応混合物を濃縮してCH
2Cl
2を除去し、そして酢酸エチルで希釈し、その後、5%のaq.LiCl溶液で洗浄した(2回)。その水性画分を酢酸エチルで抽出(1回)した後に、その有機画分を合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、ヘキサン−酢酸エチルを溶出液として使用するCombiFlash(120gカラム)により精製して、2.28g(62%)の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 7.71 − 7.58 (m, 4H), 7.53 − 7.34 (m, 6H), 4.33 (q, J=6.8 Hz, 1H), 1.31 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.12 (s, 9H)。
LCMS(m/z)327.0[M−H],Tr2.59分。
【1318】
化合物146b
【1319】
【化660】
[この文献は図面を表示できません]
【1320】
反応物質(1.027g,4.776mmol)、酸146a(1.572g,4.786mmol)、およびHATU(2.726g,7.169mmol)のDMF(10mL)中の混合物を室温で撹拌し、このときにDIEA(3.25mL,19.233mmol)を添加した。2時間後、この反応混合物を酢酸エチルで希釈し、そして5%のaq.LiCl溶液で洗浄した(2回)。その水性画分を酢酸エチルで抽出(1回)した後に、その有機画分を合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、溶出液としてヘキサン−酢酸エチルを使用するCombiFlashにより精製して、1.298g(52%)の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 11.74 (s, 1H), 8.88 (d, J=1.9 Hz, 1H), 7.77 − 7.71 (m, 2H), 7.69 − 7.61 (m, 2H), 7.52 − 7.30 (m, 7H), 7.27−7.23 (m, 1H), 5.82 (s, 2H), 4.31 (q, J=6.7 Hz, 1H), 1.24 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.15 (s, 9H)。
【1321】
化合物146c
【1322】
【化661】
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反応物質146b(1.186g,2.257mmol)およびp−TsOH一水和物(22mg,0.116mmol)のトルエン(20mL)中の混合物を15時間還流した。さらなるp−TsOH一水和物(64mg,0.336mmol)を添加した後に、この混合物をさらに4時間還流し、その後、濃縮した。その残渣を、溶出液としてヘキサン−酢酸エチルを使用するCombiFlashにより精製して、591mg(52%)の146cを得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 9.57 (s, 1H), 8.11 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.89 (d, J=1.7 Hz, 1H), 7.70 − 7.64 (m, 2H), 7.59 (m, 3H), 7.49 − 7.29 (m, 6H), 4.97 (q, J=6.6 Hz, 1H), 1.47 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.16 (s, 9H)。
LCMS(m/z)506.9[M+H],Tr2.69分間。
【1323】
化合物146d
【1324】
【化662】
[この文献は図面を表示できません]
【1325】
反応物質146c(200mg,0.394mmol)、Pd(OAc)
2(9.2mg,0.041mmol)、(o−Tol)
3P(12.5mg,0.041mmol)、酸(50.6mg,0.443mmol)、およびNEt
3(0.25mL,1.794mmol)のアセトニトリル(4mL)中の混合物をMW反応器で100℃で20分間加熱した。この混合物を濃縮し、そしてその残渣を水(20mL)および飽和NH
4Cl溶液(20mL)で処理した後に、その生成物を酢酸エチルで抽出し(2回)、そして合わせた抽出物を乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、溶出液としてヘキサン−酢酸エチルを使用するCombiFlashにより精製して、182mg(85%)の生成物146dを得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 10.14 (s, 1H), 8.19 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.70 (ddd, J=6.8, 1.9, 1.0 Hz, 2H), 7.61 − 7.52 (m, 3H), 7.52 − 7.23 (m, 8H), 6.71 − 6.61 (m, 1H), 6.54 (d, J=16.2 Hz, 1H), 4.85 (q, J=6.5 Hz, 1H), 1.45 (s, 6H), 1.42 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.16 − 1.10 (m, 9H)。
LCMS(m/z)541.0[M+H],Tr2.69分。
【1326】
化合物146e
【1327】
【化663】
[この文献は図面を表示できません]
【1328】
上記トリペプチド(183mg,0.344mmol)のCH
2Cl
2(2mL)中の溶液に、ジオキサン中4NのHCl(2mL)を添加し、そしてこの混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を濃縮し、そしてその残渣をトルエンと共エバポレートした(3回)。その残渣を減圧中で乾燥させてHATU(154mg,0.405mmol)をその残渣に添加した後に、反応物質(182mg,0.337mmol)のCH
2Cl
2(2mL)およびDMF(2mL)中の溶液を添加した。得られた混合物を0℃で撹拌し、このときに、DIEA(0.22mL,1.263mmol)を添加した。1時間後、この反応混合物を5%のaq.LiCl溶液で希釈し、そしてその生成物を酢酸エチルで抽出した(2回)。その抽出物を5%のaq.LiCl溶液で洗浄し(1回)、合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、溶出液としてヘキサン−酢酸エチルを使用するCombiFlashにより精製して、271mg(84%)の生成物146eを得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.21 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.68 (dd, J=7.8, 1.7 Hz, 2H), 7.62 − 7.56 (m, 2H), 7.53 (d, J=10.3 Hz, 2H), 7.47 (t, J=6.9 Hz, 1H), 7.44 − 7.35 (m, 4H), 7.32 (dd, J=8.0, 6.6 Hz, 2H), 6.69 − 6.54 (m, 3H), 6.30 (d, J=8.3 Hz, 1H), 5.33 − 5.23 (m, 1H), 4.93 (d, J=11.9 Hz, 1H), 4.85 (br, 1H), 4.68 (dd, J=11.9 Hz, 1H), 4.32 (br d, J=13.9 Hz, 1H), 4.29 − 4.23 (m, 1H), 3.80 (d, J=11.1 Hz, 1H), 3.67 (m, 1H), 2.89 (br, 1H), 2.17 (br, 1H), 2.09 (m, 1H), 1.91 (br, 1H), 1.71 (m, 2H), 1.42 (m, 7H), 1.33 − 1.20 (m, 3H), 1.15 (d, J=1.4 Hz, 9H), 0.92 (dd, J=6.9, 1.9 Hz, 3H), 0.87 (d, J=6.5 Hz, 3H)。
LCMS(m/z)954.2[M+H],Tr2.88分。
【1329】
化合物146f
【1330】
【化664】
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【1331】
反応物質146e(271mg,0.284mmol)およびTBAF(95mg,0.363mmol)のTHF(3mL)中の溶液を室温で1時間撹拌した。この反応混合物をCH
2Cl
2で希釈し、そして水で洗浄した(2回)。その水性画分をCH
2Cl
2で抽出(1回)した後に、その有機画分を合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、酢酸エチル−20%のMeOH/酢酸エチルを溶出液として使用するCombiFlashにより精製して、43mg(21%)の生成物146fを得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 7.75 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.50 − 7.18 (m, 4H), 7.09 (s, 1H), 6.56 (s, 2H), 5.44 − 5.25 (m, 1H), 4.98 (d, J=11.9 Hz, 1H), 4.88 − 4.75 (m, 1H), 4.68 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.34 (m, 1H), 4.23 (t, J=8.6 Hz, 1H), 3.71 (m, 1H), 2.92 (br, 1H), 2.18 (m, 2H), 1.92 (m, 1H), 1.73 (m, 3H), 1.65 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.51 (br, 3H), 1.45 − 1.30 (m, 7H), 0.98 (d, J=6.6 Hz, 3H) , 0.97 (d, J=6.6 Hz, 3H)。
LCMS(m/z)715.1[M+H],Tr2.15分。
【1332】
化合物146g
【1333】
【化665】
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【1334】
反応物質146f(43mg,0.060mmol)およびLiOH(6.0mg,0.143mmol)のTHF(2mL)および水(2mL)中の懸濁物を室温で1時間撹拌した。この反応混合物を小体積まで濃縮した後に、残った残渣をトルエン(4回)およびDMF(1回)と一緒に共エバポレートした。その残渣をジオキサンと混合し、そしてフリーズドライさせて、粗製の酸を得た。
LCMS(m/z)585.1[M+H],Tr1.75分。
【1335】
【化666】
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【1336】
2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(126mg,0.365mmol)およびDMAP(72mg,0.589mmol)のDCE(50mL)中の溶液を50℃の浴で撹拌し、このときに、粗製反応物質146gのDMF(2.5mL)中の溶液を6時間かけて添加した。この添加から40分後に、この溶液を濃縮し、そして残留したDMF混合物を5%のLiCl溶液で希釈し、その後、酢酸エチルで抽出した(2回)。その抽出物を5%のLiCl溶液で洗浄した後に(1回)、合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮し、その残渣を、酢酸エチル−20%のMeOH/酢酸エチルを溶出液として使用するCombiFlashにより精製した。集めた生成物を分取HPLCによりさらに精製した(2回)。集めた画分を合わせ、濃縮してほとんどのMeCNを除去し、水で希釈し、いくらかのNaHCO
3溶液で中和し、そして、酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機抽出物を水(1回)で洗浄し、合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮して、純粋な生成物を得た。その生成物をジオキサンに溶解させ、そしてフリーズドライさせて、8.4mg(25%)を得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.65 (d, J=6.9 Hz, 1H), 8.14 − 7.97 (m, 1H), 7.65 (dd, J=8.4, 1.6 Hz, 1H), 7.29 (d, J=1.6 Hz, 1H), 7.20 (d, J=9.6 Hz, 1H), 6.49 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.22 (d, J=16.5 Hz, 1H), 5.61 (p, J=7.1 Hz, 1H), 5.42 (q, J=6.8 Hz, 1H), 4.36 (d, J=13.2 Hz, 1H), 4.27 (t, J=9.9 Hz, 1H), 3.79 − 3.66 (m, 1H), 2.82 − 2.65 (m, 1H), 1.99 − 1.79 (m, 2H), 1.67 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.72 − 1.62 (m, 1H), 1.56 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.48 (s, 3H), 1.32 (s, 3H), 1.40 − 1.15 (m, 3H), 0.94 (d, J=6.7 Hz, 3H) , 0.92 (d, J=8.0 Hz, 3H)。
LCMS(m/z)567.2[M+H],Tr3.70分。
【1337】
実施例147:化合物147
【1338】
【化667】
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【1339】
化合物147a
【1340】
【化668】
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【1341】
臭化物146c(435mg,0.857mmol)、ボロン酸エステル17c(246mg,0.968mmol)、PdCl
2[(cyHex)
2(Me
2NPh)
2P]
2(38mg,0.047mmol)、およびK
3PO
4(556mg,2.619mmol)の、シクロペンチルメチルエーテル(4mL)および水(2mL)中の懸濁物を脱気し、そして90℃で3.5時間撹拌した。この混合物をEAで希釈し、そして水で洗浄した(2回)。その水性画分を酢酸エチルで抽出(1回)した後に、その有機画分を合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、溶出液としてヘキサン−酢酸エチルを使用するCombiFlashにより精製して、369mg(78%)の生成物147aを得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 9.65 (s, 1H), 8.20 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.69 (dd, J=8.0, 1.5 Hz, 2H), 7.58 (dd, J=6.7, 1.5 Hz, 2H), 7.53 (s, 1H), 7.47 (td, J=7.1, 1.6 Hz, 2H), 7.43 − 7.35 (m, 3H), 7.35 − 7.24 (m, 2H), 6.62 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.49 (d, J=16.1 Hz, 1H), 4.83 (q, J=6.6 Hz, 1H), 3.70 (s, 3H), 1.43 (s, 6H), 1.41 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.14 (s, 9H)。
LCMS(m/z)555.1[M+H],Tr2.72分。
【1342】
化合物147b
【1343】
【化669】
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【1344】
147a(369mg,0.665mmol)のDMF(4mL)中の溶液を0℃で撹拌し、このときに、NaH(鉱油中60%,42mg,1.05mmol)を添加した。0℃で1時間撹拌した後に、MeI(0.1mL,1.606mmol)を得られた懸濁物に添加し、そしてこの混合物を0℃で1時間撹拌した。この混合物をEAで希釈し、そして5%のLiCl溶液で洗浄した(2回)。その水性画分を酢酸エチルで抽出(1回)した後に、その有機画分を合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、溶出液としてヘキサン−酢酸エチルを使用するCombiFlashにより精製して、358mg(95%)のN−アルキル化生成物147bを得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.13 (d, J=8.2 Hz, 1H), 7.70 − 7.62 (m, 2H), 7.60 − 7.52 (m, 2H), 7.48 (d, J=1.6 Hz, 1H), 7.47 − 7.39 (m, 2H), 7.37 (tt, J=7.7, 1.2 Hz, 2H), 7.32 − 7.23 (m, 1H), 7.23 − 7.14 (m, 2H), 6.60 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.49 (d, J=16.3 Hz, 1H), 5.05 (q, J=6.7 Hz, 1H), 3.72 (s, 3H), 3.63 (s, 3H), 1.59 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.44 (s, 6H), 1.08 (s, 9H)。
LCMS(m/z)569.1[M+H],Tr3.02分。
【1345】
化合物147c
【1346】
【化670】
[この文献は図面を表示できません]
【1347】
147b(358mg,0.629mmol)およびLiOH(53mg,1.263mmol)の、THF(5mL)、MeOH(5mL)、および水(5mL)中の混合物を、0℃で1時間、室温で4時間、次いで40℃で1.5時間撹拌した。さらなるLiOH(106mg,2.526mmol)を添加し、そして40℃で一晩撹拌した後に、この反応混合物を1NのHCl(3.8mL)で中和し、そして濃縮した。その残渣をトルエンと共エバポレートし(3回、そして減圧中で乾燥させて、粗製の147cを得た。
LCMS(m/z)317.1[M+H],Tr1.91分。
【1348】
化合物147d
【1349】
【化671】
[この文献は図面を表示できません]
【1350】
1e(350mg,0.658mmol)のCH
2Cl
2(3.25mL)中の溶液に、ジオキサン中4NのHCl(3.25mL)を添加し、そしてこの混合物を室温で1.5時間撹拌した。この混合物を濃縮し、そしてその残渣をトルエンと共エバポレートした(3回)。その残渣を減圧中で乾燥させてHATU(379mg,0.997mmol)をその残渣に添加した後に、粗製の酸147cのCH
2Cl
2(4mL)およびDMF(4mL)中の溶液を添加した。得られた混合物を0℃で撹拌し、このときに、DIEA(0.7mL,4.02mmol)を添加した。1時間後、この反応混合物を5%のaq.LiCl溶液で希釈し、そしてその生成物を酢酸エチルで抽出した(2回)。その抽出物を5%のaq.LiCl溶液で洗浄し(1回)、合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、ヘキサン−酢酸エチル−20%のMeOH/酢酸エチルを溶出液として使用するCombiFlashにより精製して、380mg(83%)の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.21 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.55 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.65 (ABqt, J=16.4 Hz, 2H), 6.64 − 6.58 (m, 1H), 6.33 (d, J=8.4 Hz, 1H), 5.30 (m, 1H), 4.93 (d, J=11.7 Hz, 1H), 4.92 (m, 1H), 4.68 (d, J=11.7 Hz, 1H), 4.34 (br, 1H), 4.31 − 4.23 (m, 1H), 3.83 (d, J=11.2 Hz, 1H), 3.69 (m, 1H), 3.59 (s, 3H), 2.90 (br, 1H), 2.18 (m, 1H), 2.14 − 2.06 (m, 1H), 1.92 (s, 1H), 1.71 (m, 1H), 1.56 (d, J=6.0 Hz, 3H), 1.46 (s, 6H), 1.36 − 1.28 (d, J=6.8 Hz, 3H), 0.93 (d, J=6.9 Hz, 3H), 0.88 (d, J=6.9 Hz, 3H)。
LCMS(m/z)729.2[M+H],Tr2.34分。
【1351】
化合物147e
【1352】
【化672】
[この文献は図面を表示できません]
【1353】
反応物質148d(380mg,0.521mmol)およびLiOH水和物(30mg,0.715mmol)のTHF(5mL)および水(5mL)中の懸濁物を室温で2時間撹拌した。この反応混合物を1NのHCl(0.73mL)で酸性にし、そして小体積まで濃縮した後に、残った残渣をトルエン(3回)およびDMF(1回)と一緒に共エバポレートした。得られた粗製の148eを次の反応に使用した。
LCMS(m/z)599.4[M+H],Tr0.36分。
【1354】
【化673】
[この文献は図面を表示できません]
【1355】
2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(1079mg,3.134mmol)およびDMAP(579mg,4.739mmol)のDCE(200mL)中の溶液を50℃の浴で撹拌し、このときに、粗製の147eのDMF(8mL)中の溶液を2.5時間かけて添加した。この添加から30分後に、この溶液を濃縮し、そして残留したDMF混合物を5%のLiCl溶液で希釈し、その後、酢酸エチルで抽出した(2回)。その抽出物を5%のLiCl溶液で洗浄(1回)した後に、合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮し、その残渣を、酢酸エチル−20%のMeOH/酢酸エチルを溶出液として使用するCombiFlashにより精製して(2回)、66mg(5%)の生成物147を得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.67 − 8.55 (d, J=6.8 Hz, 1H), 8.08 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.67 (dd, J=8.6, 1.8 Hz, 1H), 7.23 (d, J=1.6 Hz, 1H), 7.20 (d, J=9.6 Hz, 1H), 6.51 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.18 (d, J=16.4 Hz, 1H), 5.80 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.53 − 5.40 (m, 1H), 4.35 (d, J=13.0 Hz, 1H), 4.27 (t, J=9.9 Hz, 1H), 3.68 (s, 3H), 3.68 (m, 1H), 2.78 − 2.65 (m, 1H), 1.99 − 1.89 (m, 2H), 1.86 (m, 1H), 1.71 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.66 (m, 2H), 1.53 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.47 (s, 3H), 1.32 (s, 3H) , 0.94 (d, J=6.6 Hz, 3H), 0.92 (d, J=6.6 Hz, 3H). LCMS(m/z)581.6 [M + H], Tr 0.96分。
【1356】
実施例148:化合物148
【1357】
【化674】
[この文献は図面を表示できません]
【1358】
中間体148a
【1359】
【化675】
[この文献は図面を表示できません]
【1360】
(COCl)
2(13mL,153.6mmol)を含むフラスコを0℃で撹拌し、このときに、エチルビニルエーテル(9.6mL,100.2mmol)を20分間かけて添加した。0℃で20分および室温で15時間後、この溶液をロトバップでエバポレートし、そして得られた暗色混合物を120℃で30分間還流し、次いで15mmHgで65〜68℃で蒸留して、7.828g(58%)の148aを得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 7.78 (d, J=12.1 Hz, 1H), 5.51 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.05 (q, J=7.1 Hz, 2H), 1.39 (t, J=7.1 Hz, 3H)。
【1361】
化合物148b
【1362】
【化676】
[この文献は図面を表示できません]
【1363】
アニリン(3.008g,16.17mmol)およびピリジン(2.4mL,29.67mmol)のCH
2Cl
2(50mL)中の溶液を0℃で撹拌し、このときに、塩化アセチル148a(3.264g,24.26mmol)のCH
2Cl
2(10mL)中の溶液を3分間かけて添加した。室温で1時間後、この反応混合物を1NのHCl(1回)および水(1回)で洗浄した。その水性画分をCH
2Cl
2(1回)で抽出した後に、その有機画分を合わせ、乾燥させ(MgSO
4)、そして濃縮した。その残渣を、CH
2Cl
2を溶出液として使用するCombiFlashにより精製して、3.392g(74%)の生成物148bを得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 7.69 (d, J=12.6 Hz, 0.15H), 7.63 (d, J=12.0 Hz, 0.85H), 7.58 (s, 0.15H), 7.53 (s, 0.85H), 7.29 (s, 1H), 7.15 (s, 0.15H), 7.05 (s, 0.85H), 6.86 (s, 1H), 5.28 (d, J=12.0 Hz, 0.85H), 5.26 (d, J=12.6 Hz, 0.15H), 3.97 (q, J=7.0 Hz, 0.3H), 3.95 (q, J=7.0 Hz, 1.7H), 2.33 (s, 0.5H), 2.32 − 2.27 (m, 2.5H), 1.64 (s, 1H), 1.37 (t, J=7.0 Hz, 0.5H), 1.36 (t, J=7.0 Hz, 2.5H). LCMS(m/z)284.0 [M + H], Tr 1.40分。
【1364】
化合物148c
【1365】
【化677】
[この文献は図面を表示できません]
H
2SO
4(35mL)を含むフラスコを室温で撹拌し、このときに148b(3.392g,11.94mmol)を添加した。室温で2.5時間撹拌した後に、この混合物を氷(150〜180g)に注ぎ、そして得られた混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を濾過し、そしてその固体を水およびエーテルで洗浄した。集めた固体を減圧中で乾燥させて、2.645g(93%の生成物を53:47(148c対148d)の比の混合物として得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 〜12.2 (br, 1H), 8.25 (d, J=9.8 Hz, 0.53H), 8.05 (d, J=9.5 Hz, 0.47H), 7.49 (s, 0.47H), 7.39 (s, 0.53H), 7.28 (s, 0.47H), 7.22 (s, 0.53H), 6.81 (d, J=9.8 Hz, 1H), 2.57 (s, 1.41H), 2.47 (s, 1.59H). LCMS(m/z)238.0 [M + H], Tr 1.04 & 1.06分。
【1366】
化合物148e
【1367】
【化678】
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反応物質の混合物148c(2.645g,11.11mmol)の、DMF(0.95mL,12.17mmol)およびCH
2Cl
2(100mL)中の懸濁物に、SOCl
2(2.5mL,34.27mmol)を添加した。この混合物を1.5時間還流した後に、さらなるSOCl
2(7.5mL,102.82mmol)を添加し、そして得られた混合物をさらに1時間還流した。この溶液を室温まで冷却し、そして氷および水でクエンチし、そして分離した有機画分を水で洗浄した(1回)。水性画分をCH
2Cl
2で抽出し(1回)、そしてその有機画分を合わせ、乾燥させ(MgSO
4)、そして濃縮した。その残渣を、ヘキサン−酢酸エチルを溶出液として使用するCombiFlashにより精製して(2回)、1.079g(38%)の148eおよび1.358g(48%)の148fを得た。
化合物148e:
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.22 (d, J=8.8 Hz, 1H), 8.06 (d, J=1.9 Hz, 1H), 7.51 (d, J=1.9 Hz, 1H), 7.42 (d, J=8.8 Hz, 1H), 2.79 − 2.54 (s, 3H). LCMS(m/z)256.0 [M + H], Tr 1.59分。
化合物148f:
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.41 (d, J=8.8 Hz, 1H), 7.76 (d, J=1.5 Hz, 1H), 7.68 (d, J=1.5 Hz, 1H), 7.40 (d, J=8.8 Hz, 1H), 2.54 (s, 3H). LCMS(m/z)256.0 [M + H], Tr 1.63分。
【1368】
化合物148g
【1369】
【化679】
[この文献は図面を表示できません]
【1370】
反応物質148e(500mg,1.949mmol)およびNaI(2.925g,19.51mmol)のMeCN(15.7mL)中の懸濁物に、AcCl(0.42mL,5.907mmol)を添加し、そして得られた混合物を80℃で4時間撹拌した。この反応混合物を濃縮した後に、その残渣をCH
2Cl
2(100mL)に溶解させ、その後、10%(w/w)のK
2CO
3(1回)、飽和Na
2S
2O
3(1回)、および水(1回)で洗浄した。その水性画分をCH
2Cl
2(1回)で抽出した後に、その有機画分を合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮して、661mg(98%)の粗製ヨウ化物148gを得た。LCMS(m/z)347.9[M+H],Tr1.71分。
【1371】
化合物148h
【1372】
【化680】
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【1373】
反応物質148g(661mg,1.900mmol)、PdCl
2(PPh
3)
2(138mg,0.197mmol)、および1−エトキシエチルトリブチルスタンナン(0.79mL,2.338mmol)のジオキサン(3.9mL)中の混合物を100℃で13時間撹拌した。2NのHCl(4mL)を添加して室温で1時間撹拌した後に、この混合物を酢酸エチル(30mL)で希釈し、そしてセライトで濾過した。その濾液中の有機画分を水で洗浄(1回)してその水性画分を酢酸エチルで抽出(1回)した後に、合わせた有機画分を乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、ヘキサン−酢酸エチルを溶出液として使用するCombiFlashにより精製して(2回)、404mg(81%)の148hを得、これは、いくらかの不純物を含んでいた。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.36 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.22 (sz, 1H), 8.11 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.55 (s, 1H), 2.83 (s, 3H), 2.67 (s, 3H)。
LCMS(m/z)264.0[M+H],Tr1.64分。
【1374】
化合物148i
【1375】
【化681】
[この文献は図面を表示できません]
ジクロロ(p−クメン)ルテニウム(II)二量体(4.7mg,0.008mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(6.8mg,0.019mmol)を脱気水(3.1mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で15分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で1.5時間撹拌した。得られた黄色溶液を室温まで冷却した。1−(7−ブロモ−5−メチル−キノリン−2−イル)−エタノン(4.4mg,1.530mmol)、ギ酸ナトリウム(522mg,7.675mmol)および脱気テトラヒドロフラン(3.1mL)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で4時間激しく撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、そして酢酸エチルで希釈し、その後、水で洗浄した(2回)。その水性画分を酢酸エチル(1回)で抽出した後に、その有機画分を合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、ヘキサン−酢酸エチルを溶出液として使用するCombiFlashにより精製して(2回)、275mg(68%)の生成物148iを得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.25 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.09 (s, 1H), 7.45 (s, 1H), 7.38 (d, J=8.8 Hz, 1H), 5.03 (q, J=6.6 Hz, 1H), 4.89 (s, 1H), 2.64 (s, 3H), 1.56 (d, J=6.6 Hz, 3H)。
LCMS(m/z)266.2[M+H],Tr0.81分。
【1376】
化合物148j
【1377】
【化682】
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【1378】
反応物質(275mg,1.033mmol)、DMAP(6.8mg,0.056mmol)、およびNEt
3(0.45mL,3.229mmol)のCH
2Cl
2(3.5mL)中の溶液を0℃で撹拌し、このときに、Ac
2O(0.2mL,2.116mmol)を添加した。得られた溶液を0℃で2時間撹拌し、そして酢酸エチルで希釈し、その後、水で洗浄した(2回)。その水性画分を酢酸エチルで抽出(1回)した後に、その有機画分を合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、ヘキサン−酢酸エチルを溶出液として使用するCombiFlashにより精製して(2回)、308mg(97%)の生成物148jを得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.27 (d, J=8.7 Hz, 1H), 8.13 (s, 1H), 7.48 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.45 (s, 1H), 6.03 (q, J=6.7 Hz, 1H), 2.64 (s, 3H), 2.16 (s, 3H), 1.66 (d, J=6.7 Hz, 3H)。
LCMS(m/z)308.0[M+H],Tr1.34分。
【1379】
化合物148k
【1380】
【化683】
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【1381】
反応物質(308mg,0.999mmol)、Pd(OAc)
2(22.5mg,0.100mmol)、および(o−Tol)
3P(30.5mg,0.100mmol)、および酸(128.5mg,1.126mmol)のMeCN(10.5mL)の混合物に、NEt
3(0.63mL,4.52mmol)を添加した。得られた混合物をμW反応器中100℃で20分間撹拌した。この混合物を濃縮した後に、その残渣を水性NH
4Clに溶解させ、そしてその生成物を酢酸エチルで抽出した(3回)。その抽出物を合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、ヘキサン−酢酸エチルを溶出液として使用するCombiFlashにより精製して(2回)、約90%の純度を有する337mg(99%)の化合物148kを得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.28 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.95 (s, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.44 (d, J=8.6 Hz, 1H), 6.66 (d, J=16.0 Hz, 1H), 6.63 (s, J=16.0 Hz, 1H), 6.09 (q, J=6.6 Hz, 1H), 2.65 (s, 3H), 2.15 (s, 3H), 1.68 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.49 (s, 6H)。
LCMS(m/z)342.1[M+H],Tr1.04分。
【1382】
化合物148l
【1383】
【化684】
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【1384】
上記トリペプチド(525mg,0.987mmol)のCH
2Cl
2(2.5mL)中の溶液に、ジオキサン中4NのHCl(2.5mL)を添加し、そしてこの混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を濃縮し、そしてその残渣をトルエンと共エバポレートした(2回)。その残渣を減圧中で乾燥させてHATU(379mg,0.997mmol)をその残渣に添加した後に、酸148k(337mg,0.987mmol)のCH
2Cl
2(5mL)およびDMF(5mL)中の溶液を添加した。得られた混合物を0℃で撹拌し、このときに、DIEA(0.7mL,4.02mmol)を添加した。1時間後、この反応混合物を5%のaq.LiCl溶液で希釈し、そしてその生成物を酢酸エチルで抽出した(2回)。その抽出物を5%のaq.LiCl溶液で洗浄し(1回)、合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、溶出液としてヘキサン−酢酸エチルを使用するCombiFlashにより精製して、664mg(89%)の生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.30 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.46 (s, 1H), 7.45 (d, J=8.7 Hz, 1H), 6.78 (d, J=7.6 Hz, 1H), 6.69 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.61 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.40 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.04 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.27 (p, J=7.0 Hz, 1H), 4.90 (d, J=11.9 Hz, 1H), 4.66 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.28 (dd, J=8.4, 6.0 Hz, 1H), 3.90 (d, J=11.0 Hz, 1H), 3.65 (td, J=10.5, 3.7 Hz, 1H), 2.89 (s, 1H), 2.79 (d, J=1.1 Hz, 2H), 2.65 (s, 3H), 2.15 (s, 3H), 2.09 (m, J=6.7 Hz, 1H), 1.89 (td, J=9.5, 8.5, 4.4 Hz, 1H), 1.67 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.45 (s, 6H), 1.35 − 1.25 (m, 4H), 0.92 (d, J=6.8 Hz, 3H), 0.86 (d, J=6.7 Hz, 3H)。
LCMS(m/z)754.1[M+H],Tr2.54分。
【1385】
【化685】
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【1386】
反応物質148l(116mg,0.154mmol)およびLiOH(15mg,0.626mmol)の、THF(4mL)および水(2mL)中の混合物を室温で2時間撹拌した。さらなるLiOH(15mg,0.626mmol)を添加した後に、この混合物を室温で1時間撹拌し、1NのHCl(1.25mL)で中和し、濃縮し、そしてトルエンと共エバポレートした(3回)。その残渣をDMF(20mL)に溶解させ、そしてHPLCによるヒドロキシル酸の精製のために1mLを採取して、4.5mg(定量的)のヒドロキシル酸を得た。
【1387】
そのDMF溶液のうちの9mL(0.691mmol)を、減圧中で濃縮して乾燥させた。THF(70mL)中のその残渣およびDIEA(0.1mL,0.574mmol)を超音波処理し、次いで室温で撹拌し、このときに、HATU(58mg,0.153mmol)を添加した。得られた混合物を室温で3時間撹拌し、濃縮し、そしてその残渣を水で処理し、その後、酢酸エチルで抽出した(2回)。その有機抽出物を水で洗浄し(1回)、合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、ヘキサン−酢酸エチル−20%のMeOH/酢酸エチルを溶出液として使用するCombiFlashにより精製して(3回)、23.8mg(61%)の化合物148を得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.61 (d, J=7.0 Hz, 1H), 8.32 (dd, J=8.6, 0.9 Hz, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.46 (s, 1H), 7.39 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.25 (d, J=9.6 Hz, 1H), 6.44 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.19 (d, J=16.5 Hz, 1H), 5.89 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.76 − 5.62 (m, 1H), 4.42 − 4.33 (d, J=10.8 Hz, 1H), 4.28 (t, J=10.0 Hz, 1H), 3.81 − 3.72 (m, 1H), 2.71 (td, J=12.6, 3.3 Hz, 1H), 2.63 (s, 3H), 1.95 (m, 3H), 1.85 (m, 3.7 Hz, 1H), 1.70 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.68 − 1.59 (m, 1H), 1.55 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.47 (s, 3H), 1.33 (s, 3H), 0.94 (t, J=6.4 Hz, 3H), 0.92 (t, J=6.4 Hz, 3H)。
LCMS(m/z)564.3[M+H],Tr2.21分。
【1388】
実施例149:化合物149
【1389】
【化686】
[この文献は図面を表示できません]
【1390】
化合物149
【1391】
【化687】
[この文献は図面を表示できません]
【1392】
31(9.7mg,0.017mmol)およびプロトンスポンジ(20.2mg0.094mmol)のCH
2Cl
2(1mL)中の混合物を0℃で撹拌し、このときに、Me
3OBF
4(12.7mg,0.086mmol)を添加した。0℃で1時間後、さらなるプロトンスポンジ(31.2mg,0.146mmol)およびMe
3OBF
4(13.5mg,0.091mmol)を添加し、そして得られた混合物を−18℃で63.5時間撹拌した。さらなるプロトンスポンジ(24.5mg,0.114mmol)およびMe
3OBF
4(16.5mg,0.112mmol)を0℃で添加して得られた混合物を0℃で1時間撹拌した後に、この混合物をNaHCO
3水溶液で処理し、そしてその生成物をCH
2Cl
2で抽出した(2回)。その抽出物を合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、酢酸エチル−20%のMeOH/酢酸エチルを溶出液として使用するCombiFlashにより精製して、5.2mg(52%)の生成物149を得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.49 (d, J=6.6 Hz, 1H), 8.00 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.37 (m, 3H), 7.25 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.57 (dd, J=16.6, 4.6 Hz, 1H), 6.30 (dd, J=16.7, 1.9 Hz, 1H), 6.01 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.61 (m, 1H), 4.49 − 4.34 (d, J=12.0 Hz, 1H), 4.25 (d, J=10.8 Hz, 1H), 3.78 − 3.69 (m, 1H), 3.64 (m, 1H), 3.48 (s, 3H), 3.47 − 3.38 (m, 1H), 2.84 (td, J=12.6, 3.5 Hz, 1H), 2.04 (m, 2H), 1.90 (d, J=8.6 Hz, 1H), 1.74 (d, J=6.8 Hz, 3H), 1.71 (m, 2H), 1.42 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.28 (s, 1H), 1.23 (d, J=5.9 Hz, 3H), 1.00 (d, J=6.6 Hz, 3H), 0.97 (d, J=6.6 Hz, 3H)。
LCMS(m/z)580.3[M+H],Tr4.05分。
【1393】
実施例150および151:化合物150および151
【1394】
【化688】
[この文献は図面を表示できません]
化合物150a
【1395】
【化689】
[この文献は図面を表示できません]
【1396】
1e(225mg,0.423mmol)およびLiOH(38mg,0.906mmol)の、THF(2mL)、MeOH(2mL)、および水(2mL)中の混合物を室温で30分間撹拌し、そして濃縮して、THFおよびMeOHを除去した。得られた水溶液を水で希釈し、エーテルで洗浄し(1回)、そして1NのHCl(0.95mL)で酸性にした。その水溶液をNaClで飽和させた後に、生成物の酸を酢酸エチルで抽出し(2回)、そしてその抽出物を合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮し、そして減圧中で乾燥させて、169mg(quant.)の酸を得た。LCMS(m/z)401.1[M+H]。
【1397】
この粗製の酸(169mg,0.422mmol)、2−(7−ブロモキノリン−2−イル)ピロリジン塩酸塩(ASIBA,Inc.から得た,134mg,0.427mmol)、およびHATU(241mg,0.634mmol)のDMF(3mL)中の溶液を0℃で撹拌し、このときに、DIEA(0.35mL,2.009mmol)を添加した。0℃で1.5時間後、この反応混合物を5%のLiCl溶液で希釈し、そしてその生成物を酢酸エチルで抽出した(2回)。その抽出物を5%のLiCl溶液で洗浄し(1回)、合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、ヘキサン−酢酸エチル−20%のMeOH/酢酸エチルを溶出液として使用するCombiFlashにより精製して、200mg(72%)の生成物150aをジアステレオマー混合物として得た。LCMS(m/z)659.2[M+H],Tr1.25分。
【1398】
化合物150b
【1399】
【化690】
[この文献は図面を表示できません]
【1400】
150a(195mg,0.296mmol)、ボロン酸ビニル17c(97.1mg,0.361mmol)、PdCl
2−(PCy
2(p−NMe
2Ph))
2(25mg,0.031mmol)、およびK
3PO
4(215mg,1.013mmol)の、シクロペンチルメチルエーテル(5mL)およびH
2O(2.5mL)中の混合物を脱気し、そして90℃で3.5時間撹拌し、その後、さらなる17c(104mg,0.409mmol)、PdCl
2−(PCy
2(p−NMe
2Ph))
2(25.7mg,0.032mmol)、およびK
3PO
4(201mg,0.949mmol)を添加した。脱気後、この混合物を90℃で0.5時間撹拌し室温まで冷却し、そして酢酸エチルおよび水に溶解させ、その後、その後、セライトで濾過した。2つの相を分離した後に、その水性画分を酢酸エチルで抽出し(1回)、そしてその有機画分を水で洗浄し(1回)、合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、ヘキサン−酢酸エチル−20%のMeOH/酢酸エチルを溶出液として使用するCombiFlashにより精製して、193mg(92%)の150bを得た。LCMS(m/z)707.2[M+H],Tr1.23分。
【1401】
【化691】
[この文献は図面を表示できません]
反応物質150b(193mg,0.273mmol)を含むフラスコに、CH
2Cl
2(3mL)およびジオキサン中4NのHCl(3mL)を添加し、そしてこの混合物を室温で1.5時間撹拌した。この混合物を濃縮し、そして減圧中で乾燥させた。その残渣をTHF(2mL)、MeOH(2mL)、および水(2mL)に溶解させ、そしてLiOH(57.4mg,1.368mmol)を添加した。室温で5.5時間後、さらなるLiOH(11.4mg,0.271mmol)を添加し、そして得られた混合物を室温でさらに17時間撹拌した。この混合物をおよそ1/3の体積まで濃縮し、1NのHCl(1.65mL)で中和し、そして濃縮した。トルエン(3回)およびDMF(1回)との共エバポレーション後、その残渣をDMF(3mL)に溶解させ、そして次の反応で使用した。
【1402】
HATU(317mg,0.834mmol)のDMF(135mL)およびCH
2Cl
2(135mL)中の溶液を室温で撹拌し、このときにDIEA(0.4mL,2.30mmol)を添加した。得られた溶液を室温で撹拌し、このときに、先のアミノ酸のDMF溶液を4時間かけて添加した。添加後、この混合物を室温で15分間撹拌し、そしてさらなるHATU(100mg,0.263mmol)をこの混合部に添加した。30分後、この混合物を濃縮し、そして残渣を酢酸エチルで希釈し、その後、5%のLiCl溶液で洗浄した(3回)。その水性画分を酢酸エチルで抽出した後に(1回)、その有機画分を合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を分取HPLCにより精製した。集めた2つの画分を別々に濃縮してMeCNを除去し、いくらかのNaHCO
3溶液で中和し、そして酢酸エチルで抽出した(2回)。この抽出物を乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮して、Phenomenex Gemini 7ミクロンC18 250 x 21.2mmカラムを使用し、そしてアセトニトリル/水を溶出液として使用するHPLC精製後に、28.3mg(18%)の150および59.6mg(38%)の151を得た。
【1403】
化合物150(先に溶出するジアステレオマー):
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.73 − 8.64 (m, 1H), 8.12 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.75 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.68 (dd, J=8.6, 1.7 Hz, 1H), 7.58 (d, J=1.7 Hz, 1H), 7.36 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.22 (d, J=9.6 Hz, 1H), 6.42 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.27 (d, J=16.4 Hz, 1H), 5.72 (q, J=7.2 Hz, 1H), 5.30 (dd, J=8.0, 3.4 Hz, 1H), 4.37 (d, J=14.0 Hz, 1H), 4.30 (t, J=9.8 Hz, 1H), 4.21 − 4.13 (m, 1H), 3.99 − 3.80 (m, 2H), 2.69 (td, J=12.6, 3.4 Hz, 1H), 2.46 (dq, J=12.1, 8.0 Hz, 1H), 2.21 − 2.02 (m, 2H), 1.99 − 1.90 (m, 1H), 1.90 − 1.80 (m, 2H), 1.80 − 1.65 (m, 2H), 1.60 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.48 (s, 3H), 1.33 (s, 3H), 1.28 (s, 1H), 0.97 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.93 (d, J=6.6 Hz, 3H). LCMS(m/z)575.3 [M + H], Tr 0.96分。
【1404】
化合物151(2番目に溶出するジアステレオマー):
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.22 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.00 − 7.90 (m, 1H), 7.81 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.67 (dd, J=8.5, 1.7 Hz, 1H), 7.45 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.06 (d, J=9.4 Hz, 1H), 6.72 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.37 (d, J=16.3 Hz, 1H), 5.45 − 5.34 (m, 1H), 5.19 (q, J=7.0 Hz, 1H), 4.29 − 4.18 (d, J=13.6 Hz, 1H), 3.90 (d, J=10.5 Hz, 1H), 3.81 (ddd, J=12.1, 9.1, 2.8 Hz, 1H), 3.63 − 3.46 (m, 1H), 3.27 (dd, J=11.2, 3.2 Hz, 1H), 2.72 − 2.51 (m, 2H), 2.38 (dd, J=12.8, 6.4 Hz, 1H), 2.05 − 1.89 (m, 3H), 1.79 (dt, J=13.3, 3.3 Hz, 1H), 1.72 − 1.55 (m, 2H), 1.52 (s, 3H), 1.44 (s, 3H), 1.43 − 1.34 (m, 1H), 1.28 (s, 1H), 0.91 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.82 (d, J=6.6 Hz, 3H), −0.45 (d, J=7.1 Hz, 3H). LCMS(m/z)575.3 [M + H], Tr 1.04分。
【1405】
実施例152:化合物152
【1406】
【化692】
[この文献は図面を表示できません]
【1407】
化合物152a
【1408】
【化693】
[この文献は図面を表示できません]
反応物質(R)−1−(7−ブロモキノリン−2−イル)エタノール(200mg,0.793mmol)、(E)−エチル−(2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ビニル)シクロプロパンカルボキシレート58a(226mg,0.912mmol)、PdCl
2−(PCy
2(p−NMe
2Ph))
2(32mg,0.04mmol)、およびK
3PO
4(509mg,2.4mmol)の、シクロペンチルメチルエーテル(5mL)およびH
2O(2.5mL)中の混合物を脱気し、そして90℃で2時間撹拌した。室温まで冷却した後に、これをEtOAcで抽出し(1回)、そして乾燥させ(Na
2SO
4)、次いで濃縮した。その残渣を、EtOAc/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、240mg(99%)の生成物である1−(2−(2−(1−ヒドロキシエチル)キノリン−7−イル)ビニル)シクロプロパンカルボン酸メチルを得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.06 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.91 (d, J=1.9 Hz, 1H), 7.72 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.62 (dd, J=8.5, 1.7 Hz, 1H), 7.32 − 7.19 (m, 1H), 7.10 (d, J=16.2 Hz, 1H), 6.40 (d, J=16.2 Hz, 1H), 5.15 − 4.88 (m, 2H), 4.18 (q, J=7.1 Hz, 2H), 1.60 (q, J=4.0 Hz, 2H), 1.55 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.27 (t, J=7.1 Hz, 3H), 1.25 − 1.22 (m, 2H), 1.21 (s, 3H). LCMS[M+H]
+=312.1; Tr=1.93分。
【1409】
化合物152b
【1410】
【化694】
[この文献は図面を表示できません]
【1411】
152a(240mg,0.791mmol)を、テトラヒドロフラン(4mL)/メタノール(2mL)中の混合物に室温で溶解させた。水(2mL)中の水酸化リチウム一水和物(67mg,1.6mmol)を添加し、そしてこの溶液を室温で2時間撹拌した。この溶液を、2Mの塩酸を使用して酸性にし、次いで次の工程のための粗製の酸として、濃縮乾固させた。
【1412】
化合物152c
【1413】
【化695】
[この文献は図面を表示できません]
上記トリペプチド(365mg,0.683mmol)のCH
2Cl
2(4mL)中の溶液に、ジオキサン中4NのHCl(2mL)を添加し、そしてこの混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を濃縮し、そしてその残渣をトルエンと共エバポレートした(2回)。その残渣のアミンを減圧中で乾燥させた後に、これをDIPEAを含むDMF(0.6mL,3.4mmol)およびHATU(395mg,1.04mmol)に溶解させた。この酸152b(0.791mmol)のDMF(5mL)中の溶液を添加した。得られた混合物を室温で撹拌した。1時間後、この反応混合物を5%のaq.LiCl溶液で希釈し、そしてその生成物をEAで抽出した(2回)。その抽出物を5%のaq.LiCl溶液(1回)で洗浄し、合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した。その残渣を、0%〜20%のMeOH/EAを溶出液として使用するCombiFlashにより精製して、330mg(69%)の152cを得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.25 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.93 − 7.88 (m, 1H), 7.83 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.75 (dd, J=8.6, 1.6 Hz, 1H), 7.63 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.33 (d, J=8.6 Hz, 1H), 6.91 − 6.73 (m, 2H), 5.36 (q, J=6.9, 6.5 Hz, 1H), 5.06 − 4.91 (m, 2H), 4.74 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.37 − 4.24 (m, 1H), 3.76 (dd, J=7.7, 4.2 Hz, 1H), 2.78 (s, 3H), 2.05 (tt, J=14.5, 7.4 Hz, 2H), 1.83 (qd, J=10.0, 4.1 Hz, 2H), 1.65 (qd, J=10.4, 9.9, 5.8 Hz, 1H), 1.52 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.45 − 1.33 (m, 2H), 1.28 (d, J=7.0 Hz, 3H), 1.21 (t, J=7.1 Hz, 1H), 1.17 − 1.06 (m, 2H), 0.97 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.91 (d, J=6.7 Hz, 3H). LCMS[M+H]
+=696.21, 698.20; Tr=2.18分。
【1414】
【化696】
[この文献は図面を表示できません]
反応物質(330mg,0.473mmol)およびLiOH(79mg,1.894mmol)の、THF(4mL)および水(2mL)中の混合物を室温で2時間撹拌した。これを1NのHClで中和して濃縮し、そしてトルエンと共エバポレートした(3回)。その残渣を溶液AとしてDMF(6mL)に溶解させ、これを次の工程で使用した。LCMS[M+H]
+=566.16;Tr=1.69分。
【1415】
2−メチル−6−ニトロ安息香酸無水物(415mg,1.18mmol)およびDMAP(433mg,3.55mmol)のDCE(450mL)中の溶液を50℃で撹拌し、このときに、溶液A(6mL)を6時間かけてシリンジポンプを介して添加した。50℃で24時間後、この溶液を濃縮し、そして残留したDMF混合物を5%のLiCl溶液で希釈し、その後、EAで抽出した(2回)。その抽出物を5%のLiCl溶液で洗浄(1回)した後に、合わせ、乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮し、その残渣を、EA−20%のMeOH/EAを溶出液として使用するCombiFlash(2回)により、次いでHPLCにより精製して、62mg(24%)の化合物152を得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.22 − 8.06 (m, 1H), 7.80 − 7.66 (m, 2H), 7.56 (s, 1H), 7.35 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.36 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.04 (d, J=16.4 Hz, 1H), 5.89 (p, J=6.6 Hz, 1H), 5.79 (qd, J=7.1, 4.3 Hz, 1H), 4.39 (d, J=13.4 Hz, 1H), 4.30 − 4.17 (m, 1H), 3.90 − 3.74 (m, 1H), 2.73 (td, J=12.6, 3.3 Hz, 1H), 2.12 − 1.80 (m, 2H), 1.70 (d, J=6.9 Hz, 2H), 1.66 (d, J=11.7 Hz, 1H), 1.61 (d, J=7.2 Hz, 2H), 1.44 − 1.10 (m, 4H), 0.94 (d, J=6.7 Hz, 2H), 0.92 − 0.87 (m, 3H). LCMS[M+H]
+=548.21; Tr=2.17分。
【1416】
実施例153:化合物153
【1417】
【化697】
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化合物153を、実施例152においてと同じ様式で、(E)−4−(2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ビニル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−カルボン酸メチル(345mg)を(E)−1−(2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ビニル)シクロプロパンカルボン酸エチルの代わりに使用して調製した。HATU/DIPEA/DMAP/THFを使用する最後の大環化の工程は、153(107mg)を66%の収率で与えた。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.17 (dd, J=8.5, 0.8 Hz, 1H), 7.74 (d, J=1.8 Hz, 2H), 7.56 (d, J=1.5 Hz, 1H), 7.38 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.54 − 6.18 (m, 2H), 5.88 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.63 (d, J=7.2 Hz, 1H), 4.37 (dd, J=11.5, 4.3 Hz, 2H), 4.03 − 3.41 (m, 6H), 2.71 (td, J=12.6, 3.4 Hz, 1H), 2.19 (t, J=14.3 Hz, 2H), 2.09 − 1.91 (m, 3H), 1.84 (d, J=9.0 Hz, 1H), 1.79 − 1.55 (m, 6H), 1.47 (d, J=7.2 Hz, 3H), 0.94 (t, J=6.6 Hz, 6H). LCMS[M+H]
+=592.24; Tr=2.13分。
【1418】
実施例154:化合物154
【1419】
【化698】
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【1420】
化合物154a
【1421】
【化699】
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【1422】
オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、オイルフリーの水素化カリウム(鉱油中約30%の分散物の1740mgから,約13mmol)、乾燥テトラヒドロフラン(10mL)およびヘキサン(1mL)を入れた。このフラスコをアルゴンで再度パージし、そしてトリクロロエチレン(900uL,1.32g,10mmol)をそのセプタムを介して添加し、その後、乾燥メタノール(10μL,7.9mg,0.25mmol)を添加した。この混合物を室温で2時間撹拌した(針を介してアルゴンラインに接続した。形成する水素を絶えず除去するため)。この時間の後に、ヘキサン(10mL)を添加し、そして得られた溶液をその後の工程で即座に使用した。
【1423】
化合物154b:
【1424】
【化700】
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オーブンで乾燥させ、アルゴンでパージしたフラスコに、テトラヒドロフラン(50mL)を添加し、そしてこの溶液を氷浴で冷却した。テトラヒドロフラン/ヘプタン/エチルベンゼン中1.8Mのリチウムジイソプロピルアミドの溶液(7.2mL,13mmol)を、セプタムを介して添加した。得られたリチウムジイソプロピルアミドの溶液を−78℃まで冷却し、そしてシクロペンタンカルボン酸メチル(CAS:4630−80−2,Ark Pharm,Inc.)(1.15g,9mmol)の滴下により処理し、その後、ヘキサメチルホスホロアミド(1.56mL,1.61g,9mmol)で処理した。得られた溶液を0℃まで温め、20分間撹拌し、−78℃まで冷却し、そして1,2−ジクロロエチン(約10mmol,154aを参照のこと)の予め冷却した(0℃)溶液の滴下により処理した。この反応混合物を−78℃で30分間撹拌し、次いで室温まで温めた。室温で4時間後、この反応混合物をクラッシュアイスに注ぎ、そしてジエチルエーテル(200mL)で抽出した(5mLのブラインを添加してこの分離を補助した)。その有機相を分離し、そして水(200mL)で洗浄した。この水相をジエチルエーテル(100mL)で抽出した。合わせた有機画分をブライン(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、シリカゲルの2cmの層で濾過し(シリカゲルの層を50mLの酢酸エチルで洗浄した)、次いで減圧下で濃縮した。その粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(イソ−ヘキサン中0%〜15%の酢酸エチルの勾配)に供して、表題化合物(634mg,37%)を無色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 3.73 (s, 3H), 2.25−2.08 (m, 2H), 2.06−1.93 (m, 2H), 1.86−1.66 (m, 4H). LCMS(m/z)MS信号なし、Tr=3.34分間 (Gemini 5u C18 110Å, 50 × 4.60 mm 5ミクロンカラム, 3.5分間, 2ml/分, 5%〜100%のアセトニトリル/水, 0.1%の酢酸改質剤の勾配)。
【1425】
化合物154c:
【1426】
【化701】
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化合物154b(520mg,2.78mmol)のテトラヒドロフラン(50mL)中の溶液(Lindlar触媒(100mg,Sigma−Aldrich)および炭酸カリウム(1920mg,13.9mmol)を含む)を、室温で、水素の大気圧で12時間水素化した。この反応混合物をセライトで濾過し、そしてそのフィルターパッドをテトラヒドロフラン(30mL)で洗浄した。その濾液をエバポレートして、表題化合物(410mg,96%)を無色油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 6.08−5.85 (m, 1H), 5.07 (s, 1H), 5.04 (d, J=6.2 Hz, 1H), 3.66 (s, 3H), 2.21−2.06 (m, 2H), 1.79−1.68 (m, 2H), 1.67−1.57 (m, 4H). LCMS(m/z)MS信号なし、Tr=3.30分間 (Gemini 5u C18 110Å, 50 × 4.60 mm 5ミクロンカラム, 3.5分間, 2ml/分, 5%〜100%のアセトニトリル/水, 0.1%の酢酸改質剤の勾配)。
【1427】
化合物154d
【1428】
【化702】
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【1429】
無水アセトニトリル(10mL)中の反応物質である(R)−1−(7−ブロモキノリン−2−イル)酢酸エチル(538mg,1.83mmol)に、1−ビニルシクロペンタンカルボン酸メチル(310mg,2.01mmol)を添加し、その後、トリエチルアミン(0.51mL,3.66mmol)、酢酸パラジウム(II)(41mg,0.183mmol)およびトリ(o−トリル)ホスフィン(111mg,0.366mmol)を添加した。この混合物を100℃で1.5時間加熱した。この反応物を室温まで冷却し、そしてEtOAcを添加した。それをsat’d NH
4Clで2回、sat’d NaHCO
3溶液で1回、そしてブラインで1回洗浄した。その有機層を(Na
2SO
4)で乾燥させ、そして濃縮した。その残渣を、EtOAC/ヘキサンを溶出液としてを使用するCombiFlashにより精製した。収率:124mgの154d、18%。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.08 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.00 (s, 1H), 7.71 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.57 (dd, J=8.6, 1.7 Hz, 1H), 7.38 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.58 (d, J=1.3 Hz, 1H), 6.03 (q, J=6.7 Hz, 1H), 4.10 (q, J=7.1 Hz, 2H), 3.71 (s, 2H), 2.40 − 2.22 (m, 2H), 2.14 (s, 3H), 1.87 (dd, J=13.2, 6.6 Hz, 2H), 1.80 − 1.56 (m, 4H), 1.24 (t, J=7.1 Hz, 3H), 0.92 − 0.78 (m, 2H). LCMS[M+H]
+=367.98; Tr=2.44分。
【1430】
【化703】
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化合物154を、154d(124mg)から、実施例153について報告した様式と同じ様式で調製した。最後の大環化工程は、HATU/DIPEA/DMAP/THF条件を使用するものであり、15mgの純粋な化合物を36%の収率で与えた。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.63 (d, J=6.9 Hz, 1H), 8.16 (dd, J=8.5, 0.8 Hz, 1H), 7.75 (d, J=1.1 Hz, 2H), 7.55 (s, 1H), 7.38 (dd, J=17.5, 9.1 Hz, 2H), 6.50 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.20 (d, J=16.4 Hz, 1H), 5.88 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.69 (p, J=7.1 Hz, 1H), 4.36 (d, J=12.4 Hz, 1H), 4.28 (t, J=10.1 Hz, 1H), 3.80 − 3.71 (m, 1H), 2.71 (td, J=12.6, 3.4 Hz, 1H), 2.49 (dt, J=12.3, 5.8 Hz, 1H), 2.19 (dd, J=12.8, 6.8 Hz, 1H), 2.03 − 1.90 (m, 4H), 1.85 (ddt, J=13.9, 9.1, 4.9 Hz, 2H), 1.79 − 1.61 (m, 8H), 1.57 (d, J=7.2 Hz, 4H), 0.93 (dd, J=9.6, 6.6 Hz, 6H). LCMS[M+H]
+=576.25; Tr=2.34分。
【1431】
実施例155:化合物155
【1432】
【化704】
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【1433】
化合物155a
【1434】
【化705】
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無水アセトニトリル(100mL)に懸濁させた、反応物質である(D)−プロリン(4.6g,40mmol)に、2,2,2−トリクロロアセトアルデヒド(11.78g,80mmol)をゆっくりと添加した。この混合物を室温で20時間撹拌すると、透明な溶液になった。減圧中で濃縮した後に、その残渣を、EtOAC/ヘキサンを溶出液と使用する80gシリカゲルカラムでのCombiFlashにより精製して、(3S,7aR)−3−(トリクロロメチル)テトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾール−1(3H)−オン155a:3.63g、37%を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 5.14 (s, 1H), 4.10 (dd, J=8.9, 4.7 Hz, 1H), 3.40 (ddd, J=10.9, 7.8, 6.0 Hz, 1H), 3.11 (dt, J=11.4, 6.0 Hz, 1H), 2.21 (dtd, J=13.0, 8.5, 6.8 Hz, 1H), 2.09 (ddt, J=12.7, 7.0, 5.2 Hz, 1H), 1.91 (ddq, J=12.4, 6.7, 5.7 Hz, 1H), 1.81 − 1.64 (m, 1H)。
【1435】
化合物155b
【1436】
【化706】
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【1437】
−78℃で無水THF(100mL)に懸濁させた反応物質155a(4.8g,19.8mmol)に、ヘキサン中2.0MのLDA(14.9mL,,29.7mmol)を20分間かけて添加した。この混合物を−78℃で45分間撹拌し、次いでこれを3時間かけて0℃まで温めた。反応をTLCにより監視した。完了後、この反応を、aq.10%のクエン酸をゆっくりと添加することによりクエンチした。これをEtOAcで2回抽出し、ブラインで洗浄した。その有機層を(Na
2SO
4)で乾燥させ、そして濃縮した。その残渣を、EtOAC/ヘキサンを溶出液として使用するCombiFlashにより精製して、(3S,7aS)−1−オキソ−3−(トリクロロメチル)ヘキサヒドロピロロ−[1,2−c]オキサゾール−7a−カルバルデヒド155b 1.99g、37%を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 9.58 (s, 1H), 5.17 (s, 1H), 3.51 (ddd, J=11.3, 7.8, 6.2 Hz, 1H), 3.37 − 3.18 (m, 1H), 2.45 − 2.32 (m, 2H), 2.27 (dt, J=13.3, 6.6 Hz, 1H), 2.01 − 1.89 (m, 1H), 1.84 (dtd, J=14.5, 7.5, 6.1 Hz, 1H)。
【1438】
化合物155c
【1439】
【化707】
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CH
3P(Ph)
3Br(268mg,0.736mmol)の無水THF(5mL)中の溶液をN
2下で−78℃まで冷却した。LiHMDS(THF中1M,0.69mL)をシリンジを介して滴下により添加した。この混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで再度−78℃まで冷却した。これに、無水THF(5mL)中の反応物質であるカルバルデヒド155b(125mg,0.46mmol)を−78℃で滴下により添加した。この混合物を−78℃から室温で2時間にわたり撹拌し、次いで室温で2時間撹拌した。反応をTLCにより監視した。完了後、この反応を、sat’d NH
4Clを添加することによりクエンチした。これをEtOAcで2回抽出し、ブラインで洗浄した。その有機層を(Na
2SO
4)で乾燥させ、そして濃縮した。その残渣を、EtOAC/ヘキサンを溶出液として使用するシリカゲルカラムでのCombiFlashにより精製して、(3S,7aS)−3−(トリクロロメチル)−7a−ビニルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾール−1(3H)−オン30mg、24%を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 5.99 (ddd, J=16.9, 10.3, 1.1 Hz, 1H), 5.49 (dt, J=17.0, 1.2 Hz, 1H), 5.20 (dd, J=10.3, 1.2 Hz, 1H), 3.45 (dt, J=11.1, 6.4 Hz, 1H), 3.18 (dt, J=11.1, 6.5 Hz, 1H), 2.16 (dt, J=12.4, 7.4 Hz, 1H), 2.01 (dt, J=12.6, 6.3 Hz, 1H), 1.91 (dtd, J=12.7, 6.3, 1.1 Hz, 1H), 1.87 − 1.76 (m, 1H)。
【1440】
化合物155d
【1441】
【化708】
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1mLのMeOHを含む丸底フラスコに、N
2下0℃でAcCl(0.08mL,1.11mmol)を添加し、そして5分間撹拌した。1mLのMeOH中の反応物質である(3S,7aS)−3−(トリクロロメチル)−7a−ビニルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾール−1(3H)−オン(30mg,0.111mmol)をシリンジを介して滴下により添加した。この混合物を0℃で10分間、次いで室温で4日間にわたり撹拌した。反応をTLCにより監視した。完了後、この反応物を濃縮し、そしてMeOHと2回共エバポレートして、(S)−2−ビニルピロリジン−2−カルボン酸メチルの粗製の混合物を得た。
【1442】
上記(S)−2−ビニルピロリジン−2−カルボン酸メチルのDCM中の粗製混合物に、標準的なBoc保護のために、DIPEA/Boc
2O/DMAP(cat.)を添加した。EtOAC/ヘキサンを溶出液として使用するシリカゲルカラムでのCombiFlashによる精製後に、(S)−2−ビニルピロリジン−1,2−ジカルボン酸1−tert−ブチル2−メチル155d 14mg、50%を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 6.37 − 6.20 (m, 1H), 5.14 (dd, J=10.2, 6.5 Hz, 1H), 5.07 − 4.91 (m, 1H), 3.70 (s, 1H), 3.66 − 3.43 (m, 2H), 2.17 (qd, J=12.2, 7.1 Hz, 1H), 1.98 (q, J=9.7, 8.7 Hz, 1H), 1.91 − 1.72 (m, 2H), 1.44 − 1.28 (m, 9H)。
【1443】
化合物155e
【1444】
【化709】
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【1445】
化合物(S)−2−((E)−2−(2−((R)−1−アセトキシエチル)キノリン−7−イル)ビニル)ピロリジン−1,2−ジカルボン酸1−tert−ブチル2−メチルを形成するためのHeck反応を、実施例154においてと同じ様式で、155d(20mg)を反応パートナーとして使用して行って、155e(17mg)を51%の収率で得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.12 − 8.05 (m, 1H), 8.02 (s, 1H), 7.95 (s, 0H), 7.77 − 7.57 (m, 2H), 7.44 − 7.35 (m, 2H), 6.91 (dd, J=15.5, 10.5 Hz, 1H), 6.49 (d, J=15.8 Hz, 1H), 6.11 − 5.95 (m, 2H), 3.76 (d, J=1.5 Hz, 5H), 3.64 (td, J=10.0, 7.1 Hz, 2H), 2.94 (q, J=7.3 Hz, 1H), 2.47 (s, 1H), 2.36 − 2.21 (m, 2H), 2.18 − 2.04 (m, 7H), 1.97 − 1.79 (m, 3H), 1.66 (qd, J=8.6, 7.0, 3.5 Hz, 6H), 1.47 (s, 3H), 1.31 (d, J=1.8 Hz, 9H), 1.22 (dd, J=9.2, 5.1 Hz, 4H). LCMS[M+H]
+=469.28; Tr=1.12分。
【1446】
【化710】
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化合物155(2mg)を実施例154と同じ様式で、155e(20mg)から出発して完了させた。最後の大環化工程は、HATU/DIPEA/DMAP/THF条件を使用した。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.91 (d, J=7.0 Hz, 1H), 8.21 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.91 − 7.77 (m, 2H), 7.36 (dd, J=35.9, 9.3 Hz, 2H), 6.68 − 6.40 (m, 2H), 5.89 (q, J=6.9 Hz, 2H), 4.44 − 4.20 (m, 2H), 3.80 (d, J=9.6 Hz, 1H), 3.67 − 3.48 (m, 3H), 3.36 (q, J=7.2 Hz, 1H), 2.68 (d, J=12.5 Hz, 1H), 2.42 (q, J=7.4, 6.7 Hz, 1H), 2.08 − 1.74 (m, 3H), 1.76 − 1.48 (m, 10H), 1.49 − 1.14 (m, 14H). LCMS[M+H]
+=677.54; Tr=1.14分。
【1447】
実施例156:化合物156
【1448】
【化711】
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【1449】
化合物156a
【1450】
【化712】
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上記Boc−保護された反応物質155e(59mg,0.13mmol)を、ジオキサン中4NのHClで、DCM中で1時間処理して、Boc基を標準的な条件で除去した。濃縮乾固させた後に、その残渣に、DCM(2mL)、Et
3N(0.067mL,0.78mmol)およびMeSO
2Cl(0.020mL,0.26mmol)を添加した。この混合物を室温で16時間撹拌した。減圧中で濃縮した後に、その残渣をHPLCにより精製して、(S)−2−((E)−2−(2−((R)−1−アセトキシエチル)キノリン−7−イル)ビニル)−1−(メチルスルホニル)ピロリジン−2−カルボン酸156a、36mg、64%を得た。
LCMS[M+H]
+=433.53;Tr=0.95分。
【1451】
【化713】
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156a(59mg)から、化合物156(4mg)を、実施例155においてと同じ様式で調製した。最後の大環化工程は、Shiina条件を使用した。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.20 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.82 (d, J=1.6 Hz, 2H), 7.72 (s, 1H), 7.40 (dd, J=9.1, 5.5 Hz, 2H), 6.58 (s, 2H), 5.95 − 5.77 (m, 2H), 4.41 − 4.24 (m, 2H), 3.84 − 3.75 (m, 1H), 3.65 − 3.54 (m, 2H), 3.06 (s, 3H), 2.70 (td, J=12.6, 3.3 Hz, 1H), 2.46 (ddp, J=19.4, 12.9, 6.9, 6.3 Hz, 2H), 2.29 − 2.02 (m, 2H), 2.01 − 1.82 (m, 4H), 1.73 − 1.56 (m, 9H), 0.95 − 0.83 (m, 7H). LCMS[M+H]
+=655.21; Tr=2.05分。
【1452】
実施例157および158:化合物157および158
【1453】
【化714】
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化合物157a
【1454】
【化715】
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【1455】
DCM(100mL)中の反応物質である4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸エチル(5.4g,30.73mmol)をDIPEA(16.06mL,92.2mmol)、DMAP(4.13g,30.80mmol)およびTBDPS−Cl(11.8mL,46.1mmol)で室温で16時間処理した。減圧中で濃縮した後に、その残渣を、EtOAC/ヘキサンを溶出液として使用するシリカゲルカラムでのCombiFlashにより精製して、4−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)シクロヘキサンカルボン酸エチル157a、12.6g、収率99%を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 7.77 − 7.58 (m, 4H), 7.47 − 7.29 (m, 6H), 4.09 (dq, J=34.5, 7.1 Hz, 2H), 2.32 − 1.96 (m, 2H), 1.92 − 1.57 (m, 2H), 1.42 − 1.28 (m, 2H), 1.27−1.17 (m, 3H), 1.05 (s, 9H). LCMS[M+H]
+=411.44; Tr=1.79分。
【1456】
化合物157b
【1457】
【化716】
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無水トルエン(10mL)中のLDAの溶液(ヘキサン中2.0M,2.44mL,4.876mmol)に、N
2下0℃で、反応物質157a(1.82g,4.43mmol)のトルエン(10mL)中の溶液をゆっくりと添加した。これを0℃で10分間、そして室温で30分間撹拌した。これに、5mLのトルエン中の[(tBu3P)PdBr]
2(34.4mg,0.044mmol)を添加し、その後、ブロモエタン(THF中1M,5.76mL,5.76mmol)を室温で添加し、そして24時間撹拌した。この反応の完了後、これをEtOAcで希釈し、1MのAcOH(aq.)(10mL)でクエンチして、この溶液をpH約7〜7.5にした。これをEtOAcで抽出し、sat’d NaHCO
3溶液で1回、そしてブラインで1回洗浄した。その有機層を(Na
2SO
4)で乾燥させ、そして濃縮した。その残渣を、EtOAC/ヘキサンを溶出液として使用するシリカゲルカラムでのCombiFlashにより精製した。収量:1.15g、63%。(これは、SMと、ビニルシクロヘキサンカルボキシレートの酸素におけるシス/トランスビニルとの混合物であった)(SM:生成物=2:1、シス:トランス=4:1)。
【1458】
化合物157c
【1459】
【化717】
[この文献は図面を表示できません]
【1460】
化合物(R,E)−1−(2−(2−(1−アセトキシエチル)キノリン−7−イル)ビニル)−4−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)シクロヘキサンカルボン酸エチルを形成するためのHeck反応を、実施例154においてと同じ様式で、157bの混合物(1.15g)を使用して行って、中間体生成物157c(356mg)を63%の収率で生成した。
LCMS[M+H]
+=650.64;Tr=1.62分。
【1461】
【化718】
[この文献は図面を表示できません]
157c(356mg)から、化合物157を、実施例154と同じ様式で、調製した。最後の大環化工程をHATU条件を使用して実施して、157(53mg)を54%の収率で生成した。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.64 (d, J=7.0 Hz, 1H), 8.15 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.72 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.66 (ddd, J=8.0, 4.6, 1.7 Hz, 5H), 7.54 (s, 1H), 7.39 (dddd, J=13.4, 10.7, 8.0, 5.3 Hz, 6H), 6.31 − 6.14 (m, 2H), 5.87 (d, J=6.8 Hz, 1H), 5.74 − 5.63 (m, 1H), 4.45 − 4.17 (m, 2H), 3.74 (d, J=16.0 Hz, 2H), 2.79 (s, 3H), 2.71 (s, 1H), 2.21 (d, J=14.0 Hz, 2H), 2.15 − 1.92 (m, 3H), 1.90−1.40 (m, 4H), 1.68 (d, J=6.8 Hz, 3H), 1.60 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.35 − 1.23 (m, 4H), 1.02 (s, 9H), 1.02 − 0.95 (m, 2H). LCMS[M+H]
+=844.41; Tr=2.86分。
【1462】
【化719】
[この文献は図面を表示できません]
【1463】
プラスチック反応容器内で、THF(5mL)に溶解させた出発物質157(49mg,0.058mmol)をHF−ピリジン溶液(1mL)で処理した。これを室温で3時間撹拌した。この反応はさほどクリーンではなく、出発物質と生成物との両方が、この条件で分解し始めた。5mgの158が、後処理およびHPLCの後に単離された。(NMRによりシス:トランス=3.4:1)。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.64 (d, J=7.0 Hz, 1H), 8.16 (dd, J=8.5, 2.9 Hz, 1H), 7.80 − 7.67 (m, 2H), 7.56 (d, J=11.9 Hz, 1H), 7.44 (d, J=9.6 Hz, 1H), 7.37 (dd, J=8.5, 4.5 Hz, 1H), 6.37 − 6.17 (m, 2H), 5.88 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.67 (ddt, J=13.9, 10.8, 7.2 Hz, 1H), 4.43 − 4.24 (m, 2H), 3.79 − 3.70 (m, 1H), 3.59 (tt, J=10.4, 4.4 Hz, 1H), 2.72 (td, J=12.6, 3.8 Hz, 1H), 2.41 − 2.24 (m, 2H), 2.06 − 1.80 (m, 5H), 1.79 − 1.59 (m, 5H), 1.56 (d, J=7.3 Hz, 3H), 1.42 (tdd, J=24.9, 18.0, 11.3 Hz, 2H), 1.27 (s, 1H), 0.97 (dd, J=6.7, 4.6 Hz, 6H), 0.93 (dd, J=6.8, 4.1 Hz, 1H). LCMS[M+H]
+=606.26; Tr=1.97分。
【1464】
実施例159:化合物159
【1465】
【化720】
[この文献は図面を表示できません]
【1466】
化合物159a
【1467】
【化721】
[この文献は図面を表示できません]
THF/CH
3CN(100/10mL)中の反応物質157c(1096mg,1.7mmol)を水中48%のHF(7mL)で室温で4日間処理した。sat’d NaHCO
3溶液でpHが7より高くなるまでクエンチした後に、これをEtOAcで抽出し、そしてブラインで1回洗浄した。その有機層を(Na
2SO
4)で乾燥させ、そして濃縮した。その残渣を、EtOAC/ヘキサンを溶出液として使用するシリカゲルカラムでのCombiFlashにより精製した。これは、214mgの159a、31%を与えた。(NMRによりシス:トランス=4:1)。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.07 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.01 − 7.94 (m, 1H), 7.70 (dd, J=8.5, 4.0 Hz, 1H), 7.55 (ddd, J=10.3, 8.5, 1.7 Hz, 1H), 7.38 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.62 (dd, J=22.0, 16.3 Hz, 1H), 6.36 (dd, J=16.3, 5.2 Hz, 1H), 6.02 (qd, J=6.7, 2.5 Hz, 1H), 4.16 (dq, J=16.5, 7.1 Hz, 2H), 3.65 (tt, J=9.5, 4.1 Hz, 1H), 2.61 − 2.27 (m, 2H), 2.13 (d, J=1.1 Hz, 3H), 1.98 − 1.89 (m, 2H), 1.64 (dd, J=6.6, 2.0 Hz, 3H), 1.57 − 1.34 (m, 4H), 1.25 (dt, J=12.1, 7.1 Hz, 3H). LCMS[M+H]
+=412.05; Tr=2.17分。
【1468】
化合物159b
【1469】
【化722】
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DCM(25mL)中の反応物質159a(214mg,0.52mmol)にCH
3OBF
4(1.21g,7.80mmol)およびプロトンスポンジ(1.67g,7.80mmol)を添加し、そして室温で24時間撹拌した。水でクエンチした後に、これをDCMで2回抽出した。その有機層を(Na
2SO
4)で乾燥させ、そして濃縮した。その残渣を、EtOAC/ヘキサンを溶出液として使用するシリカゲルカラムでのCombiFlashにより精製した。プロトンスポンジ夾雑物を含む、所望の生成物を含む画分を、濃縮した。この混合物をEtOAcで希釈し、0.5NのHCl(aq.)溶液で2回、そしてブラインで1回洗浄した。乾燥させ(Na
2SO
4)、そして濃縮した後に、12mgの159b生成物を5%の収率で得た。その副生成物のほとんどは、ビス−メチル化物であった。
LCMS[M+H]
+=426.05;Tr=2.45分。
【1470】
【化723】
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化合物159b(12mg)から、化合物159を、実施例154においてと同じ様式で調製した。最後の大環化工程は、HATUカップリング条件を使用して閉環を行い、これにより、2mgの化合物159を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.08 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.68 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.58 (d, J=8.6 Hz, 1H), 6.47 (d, J=7.8 Hz, 1H), 6.37 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.28 − 6.12 (m, 2H), 5.94 (t, J=6.9 Hz, 1H), 5.77 − 5.67 (m, 1H), 4.51 (d, J=13.1 Hz, 1H), 4.17 (t, J=9.6 Hz, 1H), 3.74 (m, 1H), 3.34 (s, 3H), 3.26 − 3.15 (m, 1H), 2.63 (d, J=12.8 Hz, 1H), 2.42 (d, J=13.9 Hz, 1H), 2.14 (d, J=15.3 Hz, 1H), 2.03 (m, 1H), 1.99 − 1.76 (m, 8H), 1.73 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.68 (s, 1H), 1.57 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.39 (t, J=10.9 Hz, 1H), 0.96 (dd, J=6.7, 5.2 Hz, 3H), 0.90−0.80 (m, 2H). LCMS[M+H]
+=620.35; Tr=1.13分。
【1471】
実施例160および161:化合物160および161
【1472】
【化724】
[この文献は図面を表示できません]
化合物160a
【1473】
【化725】
[この文献は図面を表示できません]
【1474】
化合物(R,E)−1−(2−(2−(1−アセトキシエチル)キノリン−7−イル)ビニル)−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチル160a(3.22g)を形成するためのHeck反応を、実施例154においてと同じ様式で、4−オキソ−1−ビニルシクロヘキサンカルボン酸エチル(Small Molecules,Inc.から得た)(2.88g)を使用して行った。収率80%。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.09 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.02 (d, J=1.6 Hz, 1H), 7.73 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.56 (dd, J=8.5, 1.7 Hz, 1H), 7.41 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.74 − 6.36 (m, 2H), 6.02 (q, J=6.7 Hz, 1H), 4.24 (q, J=7.1 Hz, 2H), 2.59 (dt, J=12.3, 5.5 Hz, 2H), 2.50 − 2.39 (m, 4H), 2.13 (s, 3H), 2.07 (d, J=6.8 Hz, 2H), 1.65 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.29 (t, J=7.1 Hz, 3H). LCMS[M+H]
+=410.27; Tr=1,11分。
【1475】
化合物160bおよび160c
【1476】
【化726】
[この文献は図面を表示できません]
滴下漏斗を備え付けたフラスコ内の、MeOH(40mL)中の反応物質であるケトン160a(3.2g,7.81mmol)に、NaBH
4(355mg,9.38mmol)のMeOH(40mL)溶液を、滴下により0℃で添加した。これを0℃で10分間、そして室温で24時間撹拌した。sat’d NH
4Cl溶液でクエンチした後に、これをEtOAcで抽出し、そしてブラインで1回洗浄した。その有機層を(Na
2SO
4)で乾燥させ、そして濃縮した。そのシス異性体とトランス異性体とを、EtOAC/ヘキサンを溶出液として使用するシリカゲルカラムでのCombiFlashによって分離した。EA/HEX=1/1を用いるTLCで、トランスのRf=0.4、シスのRf=0.3、副生成物のRf=0.3。収量:トランス異性体160cは200mgであり、シス異性体160bは420mgであり、副生成物は750mgであった。(シス+トランス)の全収量は、620mg、19%であった。
【1477】
160c:
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.09 (d, J=8.5 Hz, 1H), 8.01 (d, J=1.7 Hz, 1H), 7.71 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.57 (dd, J=8.5, 1.7 Hz, 1H), 7.39 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.51 (dd, J=110.7, 16.3 Hz, 2H), 6.03 (q, J=6.7 Hz, 1H), 4.15 (q, J=7.1 Hz, 2H), 3.84 (dt, J=7.4, 3.8 Hz, 1H), 2.14 (s, 3H), 2.07 (dd, J=8.5, 4.1 Hz, 2H), 2.00 (ddd, J=13.6, 8.6, 4.1 Hz, 2H), 1.79 (ddt, J=12.4, 7.9, 3.8 Hz, 2H), 1.65 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.63 − 1.54 (m, 2H), 1.24 (t, J=7.1 Hz, 3H). LCMS[M+H]
+=412.39; Tr=3.16分。
【1478】
160b:
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.08 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.98 (s, 1H), 7.70 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.54 (dd, J=8.5, 1.7 Hz, 1H), 7.39 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.67 − 6.25 (m, 2H), 6.02 (q, J=6.7 Hz, 1H), 4.19 (q, J=7.1 Hz, 2H), 3.66 (tt, J=9.4, 4.2 Hz, 1H), 2.50 − 2.38 (m, 2H), 2.14 (s, 3H), 2.00 − 1.89 (m, 2H), 1.65 (d, J=6.7 Hz, 3H), 1.59 − 1.36 (m, 4H), 1.27 (t, J=7.1 Hz, 3H). LCMS[M+H]
+=412.39; Tr=3.14分。
【1479】
【化727】
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【1480】
化合物160(23mg)を、化合物161においてと同じ様式で、トランス異性体160cである(1R,4R)−1−((E)−2−(2−((R)−1−アセトキシエチル)キノリン−7−イル)ビニル)−4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸エチル(192mg)から出発して調製した。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.57 (d, J=7.1 Hz, 1H), 8.17 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.85 − 7.71 (m, 2H), 7.59 (s, 1H), 7.36 (dd, J=13.8, 8.9 Hz, 2H), 6.57 − 6.18 (m, 2H), 5.88 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.65 (t, J=7.1 Hz, 1H), 4.43 − 4.18 (m, 2H), 3.80 (dd, J=29.3, 7.5 Hz, 2H), 2.70 (s, 1H), 2.18 (t, J=11.6 Hz, 1H), 2.06 − 1.91 (m, 4H), 1.92 − 1.73 (m, 1H), 1.70 (d, J=6.9 Hz, 4H), 1.64 (d, J=10.2 Hz, 1H), 1.27 (s, 1H), 0.93 (dd, J=6.6, 2.8 Hz, 6H). LCMS[M+H]
+=606.27; Tr=1.96分。
【1481】
化合物160d
【1482】
【化728】
[この文献は図面を表示できません]
【1483】
(1s,4S)−4−ヒドロキシ−1−((E)−2−(2−((R)−1−ヒドロキシエチル)キノリン−7−イル)ビニル)シクロヘキサンカルボン酸を形成するための、160b(350mg)の、THF/MeOH中1NのLiOHでの加水分解を、3日間で、標準的な手順で、定量的収率で行った。LCMS[M+H]
+=342.17; Tr=1.50分。
【1484】
DCM(10mL)中の反応物質であるシクロヘキサンカルボン酸(237mg,0.695mmol)に、DIPEA(1.94mL,11.2mmol)およびMOMCl(0.634mL,8.34mmol)を添加し、これを室温で24時間撹拌した。MeOH(5mL)でクエンチした後に、これを濃縮した。その残渣を、EtOAC/ヘキサンを溶出液として使用するシリカゲルカラムでのCombiFlashにより精製して、241mgのMOM保護生成物を73%の収率で得た。LCMS[M+H]
+=474.12;Tr=2.30分。
【1485】
(1s,4S)−4−(メトキシメトキシ)−1−((E)−2−(2−((R)−1−(メトキシメトキシ)エチル)キノリン−7−イル)ビニル)シクロヘキサンカルボン酸を形成するための、MOM保護中間体(122mg,0.258mmol)の、THF中1NのLiOHでの加水分解を、60℃で3時間、標準的な手順で、定量的収率で行った。LCMS[M+H]
+=430.12;Tr=2.01分。
【1486】
【化729】
[この文献は図面を表示できません]
カルボキシレート160d(0.258mmol)から、化合物161を、実施例154においてと同じ様式で調製した。トリペプチドとのHATUカップリング後に、これをジオキサン中4NのHClおよびMeOHで処理して、MOM保護基を除去し、その後、LiOH加水分解および標準的な大環化を行った。これにより、23mgの化合物161を得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.07 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.58 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.39 (d, J=1.6 Hz, 1H), 7.33 − 7.19 (m, 2H), 5.83 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.52 (q, J=7.3 Hz, 1H), 4.36 (d, J=12.2 Hz, 1H), 4.27 (d, J=10.6 Hz, 2H), 3.70 − 3.37 (m, 3H), 2.71 (dtd, J=25.2, 13.0, 4.1 Hz, 2H), 2.46 − 2.17 (m, 3H), 2.02 − 1.92 (m, 1H), 1.90 − 1.67 (m, 6H), 1.66 − 1.46 (m, 4H), 1.45 − 1.21 (m, 3H), 1.17 (dd, J=9.4, 2.9 Hz, 3H), 1.14 − 1.00 (m, 2H), 0.88 (dd, J=6.6, 3.2 Hz, 6H). LCMS[M+H]
+=606.34; Tr=1.95分。
【1487】
【化730】
[この文献は図面を表示できません]
カルボキシレート160dから、化合物161を、実施例154においてと同じ様式で調製した。トリペプチドとのHATUカップリング後に、これをジオキサン中4NのHClおよびMeOHで処理して、MOM保護基を除去し、その後、LiOH加水分解および標準的な大環化を行った。
LCMS[M+H]
+=606.34。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.07 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.58 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.39 (d, J=1.6 Hz, 1H), 7.33 − 7.19 (m, 2H), 5.83 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.52 (q, J=7.3 Hz, 1H), 4.36 (d, J=12.2 Hz, 1H), 4.27 (d, J=10.6 Hz, 2H), 3.70 − 3.37 (m, 3H), 2.71 (dtd, J=25.2, 13.0, 4.1 Hz, 2H), 2.46 − 2.17 (m, 3H), 2.02 − 1.92 (m, 1H), 1.90 − 1.67 (m, 6H), 1.66 − 1.46 (m, 4H), 1.45 − 1.21 (m, 3H), 1.17 (dd, J=9.4, 2.9 Hz, 3H), 1.14 − 1.00 (m, 2H), 0.88 (dd, J=6.6, 3.2 Hz, 6H)。
【1488】
実施例162:化合物162
【1489】
【化731】
[この文献は図面を表示できません]
【1490】
実施例163:化合物163
【1491】
【化732】
[この文献は図面を表示できません]
【1492】
化合物163a
【1493】
【化733】
[この文献は図面を表示できません]
7−ブロモ−2−クロロ−3−メチルキノリン(BioBlocks,Inc.から得た)、(2.0g,7.8mmol)の無水アセトニトリル(50mL)中の溶液に、ヨウ化ナトリウム(11.7g,78mmol)および塩化アセチル(0.92g,11.7mmol)を添加した。この混合物を80℃で4時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、ジクロロメタン(200mL)で希釈し、20%の炭酸カリウム水溶液、20%のチオ硫酸ナトリウム水溶液で洗浄し、そしてNa
2SO
4で乾燥させた。濃縮後、その粗製残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、中間体のヨウ化物(2.3g,84%)を固体として得た。LCMS(m/z)348.1/350.1[M+H].Tr=2.53分。
【1494】
次いで、このヨウ化物(2.2g,6.3mmol)およびトリブチル(1−エトキシビニル)スズ(2.73g,2.55mL,7.56mmol)の1,4−ジオキサン(20mL)中の混合物を20分間脱気した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(440mg,0.63mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素下で撹拌し、そして80℃で3時間加熱し、その後、冷却した。揮発性物質をエバポレートし、そしてその残渣を1,4−ジオキサン(15mL)に懸濁させ、2Mの水性塩酸(15mL)を添加し、そしてこの反応混合物を45分間撹拌し、次いでエバポレートして、揮発性物質を除去した。その残渣を水で希釈し、そして酢酸エチルで抽出し(2回)、そして合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その生成物を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から9:1の勾配を使用して溶出する10%w/wの炭酸カリウムをドープしたシリカゲルを使用するクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物3(1.5g,90%)を黄色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.31 (d, J=2.3 Hz, 1H), 8.11 − 7.85 (m, 1H), 7.82 − 7.55 (m, 2H), 2.80 (s, 3H), 2.66 (d, J=1.0 Hz, 3H). LCMS(m/z)264.0/266.0[M+H].Tr=2.58分。
【1495】
化合物163b
【1496】
【化734】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(12mg,0.019mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(17mg,0.045mmol)を脱気水(7.5mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で15分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた濁った橙色混合物を室温まで冷却した。163a(1.0g,3.78mmol)、その後、脱気テトラヒドロフラン(7.5mL)およびギ酸ナトリウム(1.29g,18.9mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で3時間激しく撹拌し、そして冷却した。次いで、これを酢酸エチルで希釈し、そしてこの混合物を水で洗浄した(2回)。この水性洗浄液を酢酸エチルで逆抽出し、そして合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル2:1で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物163b(0.91g,91%)を紫色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.36 − 8.07 (m, 1H), 8.03 − 7.78 (m, 1H), 7.78 − 7.47 (m, 2H), 5.35 − 4.91 (m, 2H), 2.44 (d, J=1.0 Hz, 3H), 1.46 (d, J=6.4 Hz, 3H). LCMS(m/z)266.0/268.0[M+H].Tr=1.77分。
【1497】
化合物163c
【1498】
【化735】
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【1499】
163b(0.9g,3.4mmol)の無水ジクロロメタン(20mL)中の溶液に、トリエチルアミン(1.0g,10.2mmol)およびアセチル無水物(0.69g,6.8mmol)を添加した。この混合物を室温で1時間撹拌した。濃縮後、この粗製物質をEtOAc(50mL)で希釈し、水で洗浄し(2回)、そしてNa
2SO
4で乾燥させた。濃縮後、その粗製残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物163c(1.0g,96%)を固体として得た。LCMS(m/z)308.1/310.1[M+H].Tr=2.44分。
【1500】
化合物163d
【1501】
【化736】
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【1502】
マイクロ波チューブ内の、163c(400mg,1.30mmol)、トリエチルアミン(394mg 3.9mmol)および2,2−ジメチルブタ−3−エン酸(223mg 1.95mmol)の無水アセトニトリル(7mL)中の混合物に、酢酸パラジウム(29mg,0.13mmol)およびトリ−o−トリルホスフィン(79mg,0.26mmol)を添加した。この反応混合物を100℃で20分間加熱し、そしてEtOAc(30mL)で希釈した。その粗製物質を水で洗浄し、そしてNa
2SO
4で乾燥させた。濃縮後、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物163dを黄色油状物として得た(300mg,67%)。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 10.06 − 9.39 (br, 1H), 8.05 (dd, J=9.1, 2.3 Hz, 1H), 7.93 − 7.75 (m, 1H), 7.74 − 7.41 (m, 2H), 6.62(m, 2H), 6.14 (dt, J=12.6, 6.6 Hz, 1H), 2.51 (m, 3H), 2.09 (d, J=1.6 Hz, 3H), 1.65 (m, 3H), 1.47 (m, 6H). LCMS(m/z)342.1[M+H].Tr=2.31分。
【1503】
化合物163e
【1504】
【化737】
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【1505】
無水N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の163d(300mg,0.88mmol)に、窒素の雰囲気下室温で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(568mg,4.39mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(368mg,0.97mmol)を添加した。この溶液を室温で3分間撹拌し、その後、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルの無水N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の溶液を添加した。この反応物を1時間撹拌した。この反応を水でクエンチし、そして酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から0:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物163e(470mg,70%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.01 (s, 1H), 7.96 (s, 1H), 7.81 − 7.69 (m, 2H), 6.78 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.66 (d, J=16.3 Hz, 1H), 6.11 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.33 (q, J=7.0 Hz, 1H), 4.96 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.75 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.24 (d, J=7.2 Hz, 1H), 3.76 (dd, J=7.8, 4.2 Hz, 1H), 2.10 (s, 3H), 2.05 (m, 1H), 1.99 (s, 3H), 1.84 (d, J=11.9 Hz, 2H), 1.62 (d, J=6.7 Hz, 6H), 1.44 (d, J=2.6 Hz, 5H), 1.36 − 1.13 (m, 4H), 0.92 (dd, J=26.3, 6.8 Hz, 6H). LCMS(m/z)=755.1[M+H].Tr=2.48分。
【1506】
化合物162
【1507】
【化738】
[この文献は図面を表示できません]
【1508】
163e(0.47g,0.62mmol)のTHF(7mL)およびメタノール(3.5mL)中の溶液に、水酸化リチウム(0.06g,2.5mmol)の水(3.5mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。1NのHCl(2.5mL)をこの反応混合物に添加した。濃縮後、その粗製物質をprep−HPLCにより精製して、表題化合物163f(0.324g,90%))を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.82 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 8.27 − 7.93 (m, 3H), 7.11 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.05 − 6.76 (m, 2H), 5.47 (q, J=6.6 Hz, 1H), 5.42 − 5.17 (m, 1H), 4.25 (t, J=7.9 Hz, 1H), 4.06 (s, 1H), 3.66 − 3.38 (m, 1H), 3.13 − 2.87 (m, 1H), 2.63 (d, J=0.9 Hz, 3H), 2.05 (dt, J=14.8, 7.8 Hz, 2H), 1.87 (d, J=37.6 Hz, 1H), 1.61 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.46 (d, J=8.7 Hz, 6H), 1.27 (d, J=7.0 Hz, 3H), 0.92 (dd, J=23.9, 6.7 Hz, 6H).LCMS(m/z)582.3[M+H].Tr=1.75。
【1509】
実施例163、化合物163
【1510】
【化739】
[この文献は図面を表示できません]
【1511】
162(0.02g,0.034mmol)のTHF(10mL)中の溶液に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.022g,0.17mmol)、DMAP(触媒量)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(0.026g,0.069mmol)を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌した。濃縮後、その粗製物質をprep−HPLCにより精製して、表題化合物163(0.016g,80%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 7.95 (s, 1H), 7.70 (d, J=1.1 Hz, 2H), 7.56 (s, 1H), 7.17 (d, J=9.7 Hz, 1H), 6.45 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.22 (d, J=16.4 Hz, 1H), 5.97 (q, J=6.7 Hz, 1H), 5.54 (q, J=7.2 Hz, 1H), 4.46 − 4.11 (m, 2H), 3.76 (s, 1H), 3.64 (s, 1H), 2.65 (t, J=13.2 Hz, 1H), 2.52 (d, J=1.0 Hz, 3H), 2.04 − 1.76 (m, 2H), 1.65 (dd, J=8.1, 6.9 Hz, 6H), 1.46 (s, 3H), 1.38 (s, 1H), 1.32 (s, 3H), 0.92 (t, J=6.5 Hz, 6H). LCMS(m/z)564.3[M+H].Tr=2.19分。
【1512】
実施例164:化合物164
【1513】
【化740】
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【1514】
化合物164a
【1515】
【化741】
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出発物質であるブロモ−アニリン(5.0g,27mmol)およびマロン酸(4.2g,41mmol)の混合物に、POCl
3(25mL)を添加した。この反応混合物を2時間加熱還流した。次いで、この反応混合物を氷水(100mL)に注ぎ、そしてEtOAc(2×100mL)で抽出した。濃縮後、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から5:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、164a(2.0g,26%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 7.89 (d, J=9.0 Hz, 1H), 7.76 (d, J=8.9 Hz, 1H), 7.49 (d, J=1.0 Hz, 1H), 2.85 (s, 3H). LCMS(m/z)290.2/292.2[M+H]。
【1516】
化合物164b
【1517】
【化742】
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マイクロ波チューブ内の、164a(1.2g,4.1mmol)、トリエチルアミン(2.07g,20.5mmol)、1−(ビニルオキシ)ブタン(7mL)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.3g,0.26mmol)の無水DMSO(10mL)中の混合物を150℃で5時間加熱し、そしてEtOAc(100mL)で希釈した。その粗製物質を水で洗浄し、そしてNa
2SO
4で乾燥させた。濃縮後、その粗製物質をアセトニトリル(20mL)および1NのHCl(20mL)に溶解させた。EtOAc(2×50mL)で抽出した後に、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮し、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、164b(420mg,34%)を得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 8.16 (s, 1H), 7.96 (d, J=8.8 Hz, 1H), 7.83 (d, J=8.9 Hz, 1H), 2.95 (s, 3H), 2.89 (s, 3H)。
LCMS(m/z)298.1/300.1[M+H].Tr=2.96分。
【1518】
化合物164c
【1519】
【化743】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(5.1mg,0.0084mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(7.5mg,0.001mmol)を脱気水(7.5mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で15分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた濁った橙色混合物を室温まで冷却した。164b(0.5g,1.67mmol)、その後、脱気テトラヒドロフラン(7.5mL)およびギ酸ナトリウム(0.57g,8.35mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で3時間激しく撹拌し、そして冷却した。次いで、これを酢酸エチルで希釈し、そしてこの混合物を水で洗浄した(2回)。この水性洗浄液を酢酸エチルで逆抽出し、そして合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル2:1で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物164c(0.36g,72%)を紫色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 7.93 (d, J=9.0 Hz, 1H), 7.76 (dd, J=8.9, 1.2 Hz, 1H), 7.46 (s, 1H), 5.17 − 4.76 (m, 1H), 2.91 (d, J=1.2 Hz, 3H), 1.57 (dd, J=6.7, 1.2 Hz, 3H). LCMS(m/z)300.1/302.1[M+H].Tr=2.11分。
【1520】
化合物164d
【1521】
【化744】
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丸底フラスコに、164c(150mg,0.5mmol)、(E)−2,2−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ブタ−3−エン酸メチルエステル(140mg,0.55mmol)、ビス[(ジシクロヘキシル)(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン]パラジウム(II)クロリド(20mg,0.025mmol)および三塩基リン酸カリウム(318mg,1.5mmol)を入れた。この系を窒素でフラッシュし、そしてシクロペンチルメチルエーテル(2mL)および水(1mL)を添加した。この反応物を90℃で1時間加熱し、次いで室温まで冷却した。酢酸エチルを添加し、そしてこの溶液を水で洗浄した。その有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:2を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、164d(130mg,75%)を得た。LCMS(m/z)348.2[M+H].Tr=2.61分。
【1522】
化合物164e
【1523】
【化745】
[この文献は図面を表示できません]
【1524】
164d(0.26g,0.748mmol)のテトラヒドロフラン(2mL)およびメタノール(2ml)中の溶液を調製し、そして2Mの水酸化ナトリウムの水溶液(1mL)を添加した。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。この反応物を2Mの塩酸(1mL)で酸性にした。EtOAc(2×30mL)で抽出した後に、その有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして濃縮した。無水N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)中のこの粗製の酸に、窒素の雰囲気下室温で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(568mg,4.39mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(368mg,0.97mmol)を添加した。この溶液を室温で3分間撹拌し、その後、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(トリペプチド1eのN−Boc除去から得られる)(0.355g,0.823mmol)の無水N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の溶液を添加した。この反応物を1時間撹拌した。この反応を水でクエンチし、そして酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から0:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、164e(500mg,90%)を白色固体として得た。LCMS(m/z)746.2[M+H].Tr=2.68分。
【1525】
【化746】
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【1526】
THF(7mL)およびメタノール(3.5mL)中の164e(0.462g,0.62mmol)に、水酸化ナトリウム(0.10g,2.5mmol)の水(3.5mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。1NのHCl(2.5mL)をこの反応混合物に添加した。濃縮後、THF(200mL)中のこの粗製の酸に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.431g,3.34mmol)、DMAP(触媒量)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(0.305g,0.802mmol)を添加した。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。濃縮後、その粗製物質をprep−HPLCにより精製して、164(1mg 0.3%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 7.99 (d, J=8.8 Hz, 1H), 7.77 (d, J=8.9 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 6.50 (dd, J=16.1, 1.0 Hz, 1H), 6.22 (d, J=16.2 Hz, 1H), 5.26 (dd, J=7.0, 2.2 Hz, 1H), 4.98 (q, J=6.6 Hz, 1H), 4.42 − 4.15 (m, 1H), 3.67 (ddd, J=11.4, 7.1, 5.0 Hz, 2H), 2.78 (s, 3H), 2.20 (dd, J=6.5, 3.0 Hz, 2H), 2.06 (q, J=6.7 Hz, 1H), 1.92 − 1.71 (m, 3H), 1.55 (dd, J=6.7, 1.0 Hz, 3H), 1.46 (d, J=8.2 Hz, 6H), 1.35 (s, 3H), 0.93 (t, J=6.5 Hz, 6H). LCMS(m/z)598.2[M+H].Tr=2.31分。
【1527】
実施例165:化合物165
【1528】
【化747】
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【1529】
【化748】
[この文献は図面を表示できません]
【1530】
31(0.015g,0.0265mmol)で開始して、THF(1mL)中のイソ酪酸(0.005g,0.053mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.014g,0.106mmol)およびDMAP(触媒量)に、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(0.03g,0.08mmol)を添加した。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。濃縮後、その粗製物質をprep−HPLCにより精製して、165(12mg 79%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.18 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.88 − 7.71 (m, 1H), 7.67 (d, J=2.0 Hz, 1H), 7.58 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.38 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.51 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.37 (dd, J=16.3, 6.1 Hz, 1H), 5.88 (t, J=6.8 Hz, 1H), 5.72 − 5.48 (m, 1H), 5.27 (dd, J=9.4, 6.2 Hz, 1H), 4.49 − 4.28 (m, 1H), 4.15 (d, J=10.6 Hz, 1H), 3.78 (s, 1H), 3.56 − 3.37 (m, 1H), 2.72 (s, 1H), 2.68 − 2.48 (m, 1H), 2.13 − 1.79 (m, 3H), 1.81 − 1.61 (m, 6H), 1.63 − 1.51 (m, 3H), 1.30 (d, J=6.2 Hz, 3H), 1.16 (dd, J=8.2, 7.0 Hz, 6H), 0.96 (t, J=7.0 Hz, 6H). LCMS(m/z)636.3[M+H].Tr=2.31分。
【1531】
実施例166:化合物166
【1532】
【化749】
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【1533】
【化750】
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【1534】
アセトニトリル(0.5mL)およびTHF(0.05mL)中の、化合物31(0.01g,0.014mmol)の合成から得られた中間体から進行して、フッ化水素酸(水中48wt.%,0.2mL)を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌した。濃縮後、その粗製物質をprep−HPLCにより精製して、表題化合物2(0.007g,73%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.84 (d, J=8.6 Hz, 1H), 8.35 − 8.07 (m, 3H), 8.07 − 7.86 (m, 3H), 7.01 − 6.62 (m, 2H), 5.52 − 5.02 (m, 1H), 4.37 − 4.18 (m, 1H), 4.20 − 4.11 (m, 1H), 3.99 (m, 1H), 3.62 − 3.39 (m, 1H), 2.98 (m, 1H), 2.28 − 1.99 (m, 1H), 1.98 (m, 1H), 1.63 (d, J=6.8 Hz, 6H), 1.23 (dd, J=8.8, 6.6 Hz, 6H), 0.97 (t, J=6.9 Hz, 6H).LCMS(m/z)584.3[M+H].Tr=1.67分。
【1535】
実施例167:化合物167
【1536】
【化751】
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31(0.015g,0.0265mmol)から進行して、THF(1mL)中のBoc−L−バリン(0.012g,0.053mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.014g,0.106mmol)およびDMAP(触媒量)に、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(0.03g,0.08mmol)を添加した。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。濃縮後、その粗製物質をジオキサン中4NのHCl(1mL)で撹拌しながら1時間処理して、その保護基を除去した。濃縮後、その粗製物質をprep−HPLCにより精製して、167(13mg 73%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.17 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.75 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.65 (d, J=1.6 Hz, 1H), 7.62 − 7.54 (m, 1H), 7.39 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.53 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.40 (dd, J=16.3, 6.1 Hz, 1H), 5.89 (t, J=6.8 Hz, 1H), 5.54 (d, J=7.2 Hz, 1H), 5.31 (dd, J=9.6, 6.1 Hz, 1H), 4.51 − 4.29 (m, 1H), 4.17 (d, J=10.5 Hz, 1H), 3.86 − 3.63 (m, 4H), 3.60 − 3.42 (m, 2H), 2.72 (dd, J=13.4, 9.4 Hz, 1H), 2.17 − 1.77 (m, 4H), 1.80 − 1.58 (m, 4H), 1.53 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.34 (d, J=6.1 Hz, 3H), 1.32 − 1.19 (m, 1H), 1.09 − 0.89 (m, 9H), 0.85 (d, J=6.9 Hz, 3H). LCMS(m/z)665.3[M+H].Tr=2.31分。
【1537】
実施例168:化合物168
【1538】
【化752】
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DMF(2mL)中の、31(0.025g,0.045mmol)および炭酸ヨードメチルイソプロピル(0.022g,0.090mmol)に、Cs
2CO
3(0.028g,0.090mmol)を添加した。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。濾過後、その粗製物質をprep−HPLCにより精製して、168(0.005g,17%)を得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.46 (dd, J=20.7, 8.2 Hz, 2H), 8.18 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.85 − 7.61 (m, 2H), 7.59 (s, 1H), 7.40 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.62 (dd, J=16.6, 5.3 Hz, 1H), 6.42 (d, J=16.3 Hz, 1H), 5.93 (q, J=6.9 Hz, 1H), 5.72 − 5.54 (m, 1H), 4.45 (m, 1H), 4.38 (m, 1H), 4.25−3.90 (m, 3H), 3.86 − 3.69 (m, 1H), 2.75 (m, 1H), 2.14 − 1.82 (m, 2H), 1.72 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.58 (m, 4H), 1.25 (d, J=6.0 Hz, 3H), 1.11 (dd, J=27.8, 6.2 Hz, 6H), 0.97 (d, J=6.6 Hz, 6H). LCMS(m/z)682.3[M+H].Tr=2.29分。
【1539】
実施例169および170:化合物169および170
【1540】
【化753】
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【1541】
化合物170a
【1542】
【化754】
[この文献は図面を表示できません]
3−ブロモ−2−フルオロアニリン(Apollo Scientificから得た)(2.0g,10.53mmol)およびピリジン(1.5g,19.3mmol)の無水ジクロロメタン(30mL)中の溶液に、2(2.1g,15.8mmol)を滴下により添加した。この混合物を室温で1時間撹拌した。濃縮後、その粗製物質をEtOAc(200mL)で希釈し、水で洗浄し(2回)、そしてNa
2SO
4で乾燥させた。濃縮後、その粗製残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2.8gのアミド中間体を得、これをcon.H
2SO
4(10ml)に溶解させ、そして3時間撹拌した。この反応混合物を氷水(100mL)に注ぎ、そして1時間撹拌した。濾過後、その固体を集め、そして一晩乾燥させて、表題化合物170a(1.5g,59%)を固体として得た。LCMS(m/z)242.2/244.2[M+H].Tr=2.10分。
【1543】
化合物170b
【1544】
【化755】
[この文献は図面を表示できません]
【1545】
170a(1.5g,6.2mmol)およびDMF(0.5g,6.8mmol)の無水ジクロロメタン(50mL)中の溶液に、塩化チオニル(2.27g,19.1mmol)を滴下により添加した。この混合物を50℃で3時間撹拌した。濃縮後、その粗製物質をEtOAc(200mL)で希釈し、水で洗浄し(2回)、そしてNa
2SO
4で乾燥させた。濃縮後、その粗製残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物170b(0.9g,56%)を固体として得た。LCMS(m/z)260.1/262.1[M+H].Tr=2.20分。
【1546】
化合物170c
【1547】
【化756】
[この文献は図面を表示できません]
【1548】
マイクロ波チューブ内の、キノリン(0.9g,3.46mmol)、トリエチルアミン(1.75g,17.28mmol)、1−(ビニルオキシ)ブタン(6mL)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.3g,0.26mmol)の無水DMSO(10mL)中の混合物を150℃で5時間加熱し、そしてEtOAc(100mL)で希釈した。その粗製物質を水で洗浄し、そしてNa
2SO
4で乾燥させた。濃縮後、その粗製物質をアセトニトリル(20mL)および1NのHCl(20mL)に溶解させた。EtOAc(2×50mL)で抽出した後に、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮し、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から1:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、170c(0.20g,22%)を得た。LCMS(m/z)268.1/270.1[M+H].Tr=2.08分。
【1549】
化合物170d
【1550】
【化757】
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ジクロロ(p−シメン)ルテニウム(II)二量体(2.2mg,0.0038mmol)および(1R,2R)−(−)−N−p−トシル−1,2−ジフェニルエチレンジアミン(3.2mg,0.00045mmol)を脱気水(7.5mL)に懸濁させ、そしてこの混合物を窒素で15分間脱気した。この混合物を窒素下70℃で90分間撹拌した。得られた濁った橙色混合物を室温まで冷却した。固体の170c(0.2g,0.746mmol)、その後、脱気テトラヒドロフラン(7.5mL)およびギ酸ナトリウム(0.25g,3.7mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を窒素で5分間脱気した。この反応混合物を40℃で3時間激しく撹拌し、そして冷却した。次いで、これを酢酸エチルで希釈し、そしてこの混合物を水で洗浄した(2回)。この水性洗浄液を酢酸エチルで逆抽出し、そして合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そしてエバポレートした。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル2:1で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、170d(0.18g,90%)を紫色固体として得た。LCMS(m/z)270.1/272.1[M+H].Tr=1.81分。
【1551】
化合物170e
【1552】
【化758】
[この文献は図面を表示できません]
【1553】
170d(0.18g,0.67mmol)の無水ジクロロメタン(5mL)中の溶液に、トリエチルアミン(0.226g,2.24mmol)およびアセチル無水物(0.15g,1.49mmol)を添加した。この混合物を室温で1時間撹拌した。濃縮後、その粗製物質をEtOAc(50mL)で希釈し、水で洗浄し(2回)、そしてNa
2SO
4で乾燥させた。濃縮後、その粗製残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、170e(0.18g,86%)を固体として得た。LCMS(m/z)312.1/314.1[M+H].Tr=2.35分。
【1554】
化合物170f
【1555】
【化759】
[この文献は図面を表示できません]
【1556】
マイクロ波チューブ内の、170e(180mg,0.577mmol)、トリエチルアミン(175mg,1.73mmol)および2,2−ジメチルブタ−3−エン酸(99mg,0.865mmol)の無水アセトニトリル(2mL)中の混合物に、酢酸パラジウム(13mg,0.058mmol)およびトリ−o−トリルホスフィン(35mg,0.12mmol)を添加した。この反応混合物を100℃で20分間加熱し、そしてEtOAc(30mL)で希釈した。その粗製物質を水で洗浄し、そしてNa
2SO
4で乾燥させた。濃縮後、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、170f(150mg,75%)を得た。LCMS(m/z)346.1[M+H].Tr=2.20。
【1557】
化合物170g
【1558】
【化760】
[この文献は図面を表示できません]
【1559】
無水N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)中の170f(100mg,0.29mmol)に、窒素の雰囲気下室温で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(112mg,0.87mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(165mg,0.44mmol)を添加した。この溶液を室温で3分間撹拌し、その後、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(125mg,0.29mmol)の無水N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の溶液を添加した。この反応物を1時間撹拌した。この反応を水でクエンチし、そして酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から0:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、170g(152mg,69%)を白色固体として得た。LCMS(m/z)=759.2[M+H].Tr=2.54分。
【1560】
化合物169
【1561】
【化761】
[この文献は図面を表示できません]
【1562】
170g(0.152g,0.20mmol)のTHF(2mL)およびメタノール(2mL)中の溶液に、水酸化リチウム(0.02g,0.83mmol)の水(2mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。1NのHCl(0.9mL)をこの反応混合物に添加した。濃縮後、その粗製物質をprep−HPLCにより精製して、169(0.110g,91%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.41 (dd, J=8.6, 1.6 Hz, 1H), 7.80 (dd, J=8.7, 6.6 Hz, 1H), 7.75 (d, J=8.6 Hz, 1H), 7.68 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.04 (d, J=8.6 Hz, 1H), 6.92 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.72 (d, J=16.4 Hz, 1H), 5.22 (q, J=7.0 Hz, 1H), 5.06 (q, J=6.6 Hz, 1H), 4.31 − 4.08 (m, 1H), 3.96 (s, 1H), 3.41 (dd, J=9.8, 3.6 Hz, 1H), 2.88 (s, 1H), 2.19 − 1.87 (m, 2H), 1.72 (dd, J=10.4, 5.9 Hz, 1H), 1.63 − 1.51 (m, 2H), 1.47 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.38 (d, J=4.5 Hz, 6H), 1.19 (d, J=7.0 Hz, 3H), 0.87 (d, J=6.7 Hz, 3H), 0.82 (d, J=6.7 Hz, 3H).
19F NMR (376 MHz, メタノール−d
4) δ −135.18 (d, J=6.6 Hz). LCMS(m/z)586.3[M+H].Tr=1.97分。
【1563】
化合物170
【1564】
【化762】
[この文献は図面を表示できません]
169(0.05g,0.085mmol)のTHF(85mL)中の溶液に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.055g,0.128mmol)、DMAP(触媒量)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(0.048g,0.128mmol)を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌した。濃縮後、その粗製物質をprep−HPLCにより精製して、170(0.004g,8%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.34 − 8.11 (m, 1H), 7.72 (dd, J=8.7, 6.5 Hz, 1H), 7.68 − 7.52 (m, 1H), 7.45 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.17 (d, J=9.6 Hz, 1H), 6.77 − 6.31 (m, 2H), 5.84 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.75 − 5.63 (m, 1H), 4.49 − 4.10 (m, 2H), 3.76 (m, 1H), 2.67 (dt, J=13.5, 6.5 Hz, 1H), 1.98 − 1.76 (m, 3H), 1.71 (d, J=6.8 Hz, 3H), 1.63 (m, 1H), 1.60 − 1.45 (m, 7H), 1.43 − 1.21 (m, 3H), 1.13 − 0.79 (m, 6H). LCMS(m/z)568.3[M+H].Tr=2.13分。
【1565】
実施例171:化合物171
【1566】
【化763】
[この文献は図面を表示できません]
THF(1mL)中の31(0.06g,0.106mmol)、酢酸(0.064g,1.06mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.205g,1.59mmol)およびDMAP(触媒量)から出発して、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(0.201g,0.53mmol)を添加した。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。濃縮後、その粗製物質をprep−HPLCにより精製して、171(50mg 81%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.18 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.78 (d, J=9.0 Hz, 1H), 7.72 − 7.60 (m, 2H), 7.39 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.62 − 6.45 (m, 1H), 6.43 (m, 1H), 5.91 (m, 1H), 5.60 (q, J=7.3 Hz, 1H), 5.27 (dd, J=9.6, 6.1 Hz, 1H), 4.42 (dd, J=18.8, 12.5 Hz, 1H), 4.18 (d, J=10.5 Hz, 1H), 3.77 (d, J=9.3 Hz, 1H), 3.55 − 3.37 (m, 1H), 2.74 (t, J=11.2 Hz, 1H), 2.08 (s, 3H), 2.05 − 1.80 (m, 3H), 1.71 − 1.62 (m, 5H), 1.58 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.32 (d, J=6.1 Hz, 3H), 1.12 − 0.84 (m, 6H).. LCMS(m/z)608.3[M+H].Tr=2.18分。
【1567】
実施例172:化合物172
【1568】
【化764】
[この文献は図面を表示できません]
THF(1mL)中の31(0.015g,0.0265mmol)、n−酪酸(0.023g,0.265mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.051g,0.398mmol)およびDMAP(触媒量)から出発して、2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(0.05g,0.133mmol)を添加した。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。濃縮後、その粗製物質をprep−HPLCにより精製して、172(12mg 79%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.18 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.74 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.71 − 7.54 (m, 2H), 7.40 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.64 − 6.43 (m, 1H), 6.39 (dd, J=16.4, 5.8 Hz, 1H), 5.91 (d, J=6.9 Hz, 1H), 5.57 (q, J=7.1 Hz, 1H), 5.30 (dd, J=9.6, 6.1 Hz, 1H), 4.39 (dd, J=13.8, 3.5 Hz, 1H), 4.20 (d, J=10.5 Hz, 1H), 3.85 − 3.66 (m, 1H), 3.48 (ddd, J=9.5, 5.8, 1.3 Hz, 1H), 2.74 (td, J=12.7, 3.4 Hz, 1H), 2.35 (td, J=7.3, 3.3 Hz, 2H), 2.11 − 1.80 (m, 3H), 1.73 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.71 − 1.60 (m, 4H), 1.52 (d, J=7.2 Hz, 3H), 1.33 (d, J=6.1 Hz, 3H), 1.07 − 0.83 (m, 9H). LCMS(m/z)636.3[M+H].Tr=2.31分。
【1569】
実施例173および174:化合物173および174
化合物173a
【1570】
【化765】
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マイクロ波チューブ内の、出発物質である(R)−1−(7−ブロモキノリン−2−イル)酢酸エチル(200mg,0.683mmol)、トリエチルアミン(137mg 1.36mmol)、および市販のシクロヘキサノンカルボン酸ビニル(Small Molecules,Inc.から得た)(134mg 0.683mmol)の無水ジオキサン(7mL)中の混合物に、酢酸パラジウム(29mg,0.13mmol)およびトリ−o−トリルホスフィン(79mg,0.26mmol)を添加した。この反応混合物を100℃で20分間加熱し、そしてEtOAc(30mL)で希釈した。その粗製物質を水で洗浄し、そしてNa
2SO
4で乾燥させた。濃縮後、その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチルの1:0から0:1の勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、173a(200mg,71%)を得た。LCMS(m/z)410.2[M+H].Tr=2.81分。
【1571】
化合物173bおよび174a
【1572】
【化766】
[この文献は図面を表示できません]
【1573】
173a(0.3g,0.73mmol)の無水THF(5mL)中の溶液を−78℃まで冷却した。メチルマグネシウムブロミド(エーテル中3.0Mの溶液,0.37mL)をこの反応混合物に滴下により添加した。この混合物を−78℃で1時間撹拌した。この反応混合物をEtOAc(30mL)で希釈し、そしてsat.NH
4Cl(2mL)でクエンチした。層を分離した後に、その有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮した。その粗製残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、173b(0.1g,32%)および174a(0.1g,32%)を得た。LCMS(m/z)426.1[M+H].Tr=2.31分およびTr=2.44分。
【1574】
化合物173c
【1575】
【化767】
[この文献は図面を表示できません]
【1576】
173b(0.05g,0.118mmol)のテトラヒドロフラン(1mL)およびメタノール(1ml)中の溶液を調製し、そして水酸化カリウムの1Mの水溶液(1mL)を添加した。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。この反応物を1Mの塩酸(1mL)で酸性にした。EtOAc(2×30mL)で抽出した後に、その有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして濃縮した。無水N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中のこの粗製の酸に、窒素の雰囲気下室温で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(46mg,0.354mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(90mg,0.236mmol)を添加した。この溶液を室温で3分間撹拌し、その後、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(66mg,0.153mmol)の無水N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の溶液を添加した。この反応物を1時間撹拌した。この反応を水でクエンチし、そして酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から0:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、173c(70mg,77%)を白色固体として得た。LCMS(m/z)769.2[M+H].Tr=2.65分。
【1577】
化合物173
【1578】
【化768】
[この文献は図面を表示できません]
【1579】
173c(0.040g,0.052mmol)のTHF(1mL)およびメタノール(1mL)中の溶液に、水中1NのKOHの溶液(0.21mL)を添加した。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。1NのHCl(0.21mL)をこの反応混合物に添加した。濃縮後、その粗製物質を高真空下で一晩置いた。THF(30mL)中の、上記から得たこの粗製の酸に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.013g,0.104mmol)、DMAP(触媒量)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(0.030g,0.078mmol)を添加した。この反応混合物を室温で3時間撹拌した。濃縮後、その粗製物質をprep−HPLCにより精製して、173(0.01g,25%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.57 (d, J=7.1 Hz, 1H), 8.30 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.02 − 7.72 (m, 2H), 7.62 (s, 1H), 7.47 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.32 (d, J=9.3 Hz, 1H), 6.52 (d, J=16.5 Hz, 1H), 6.35 (d, J=16.4 Hz, 1H), 5.93 (q, J=6.8 Hz, 1H), 5.63 (dd, J=7.9, 5.7 Hz, 1H), 4.51 − 4.27 (m, 1H), 3.77 (d, J=9.0 Hz, 1H), 2.69 (t, J=11.5 Hz, 1H), 2.24 (s, 2H), 1.92 (dt, J=26.0, 10.1 Hz, 4H), 1.72 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.70− 1.60 (m, 6H), 1.59 (d, J=7.1 Hz, 3H), 1.27 (s, 3H), 0.95 (dd, J=6.7, 3.3 Hz, 6H). LCMS(m/z)620.3[M+H].Tr=2.10分。
【1580】
化合物174b
【1581】
【化769】
[この文献は図面を表示できません]
174a(0.10g,0.235mmol)のTHF(2mL)およびメタノール(1mL)中の溶液に、水中1NのKOHの溶液(1.2mL)を添加した。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。1NのHCl(1.2mL)をこの反応混合物に添加した。濃縮後、その粗製物質を高真空下で一晩置いた。上記粗製物質および2,6−ルチジン(0.15g,1.41mmol)をDCM(5mL)に溶解させた。この反応混合物を0℃まで冷却し、TBSOTf(0.248g,0.94mmol)をこの反応混合物に滴下により添加した。室温で1時間撹拌して濃縮した後に、その粗製物質を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、174b(0.07g,43%)を得た。LCMS(m/z)698.4[M+H].Tr=3.79分。
【1582】
化合物174c
【1583】
【化770】
[この文献は図面を表示できません]
【1584】
174b(0.07g,0.10mmol)のテトラヒドロフラン(1mL)およびメタノール(1ml)中の溶液を調製し、そして炭酸カリウムの1Mの水溶液(0.4mL)を添加した。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。水中1Nのaq.HCl(0.8mL)をこの反応溶液に添加した。濃縮してトルエンと共エバポレート(3回)した後に粗製の酸を得た。無水N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中のこの粗製の酸に、窒素の雰囲気下室温で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(39mg,0.30mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(76mg,0.20mmol)を添加した。この溶液を室温で3分間撹拌し、その後、(S)−1−[(S)−2−((S)−2−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)−プロピオニル]−ヘキサヒドロ−ピリダジン−3−カルボン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(66mg,0.153mmol)の無水N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の溶液を添加した。この反応物を1時間撹拌した。この反応を水でクエンチし、そして酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から0:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、174c(70mg,70%)を白色固体として得た。LCMS(m/z)997.2[M+H].Tr=3.24分。
【1585】
化合物174
【1586】
【化771】
[この文献は図面を表示できません]
【1587】
174c(0.07g,0.07mmol)のアセトニトリル(2mL)およびTHF(2mL)中の溶液に、フッ化水素酸(水中48wt.%,1.3mL)を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌し、そして0℃まで冷却した。Sat NaHCO
3水溶液を滴下により添加して、この反応混合物を中和した。EtOAcで抽出(2回)した後に、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮し、その粗製物質をTHF(2mL)およびMeOH(2ml)に溶解させ、水中1NのKOH(0.21mmol)をこの反応混合物に添加した。室温で1時間撹拌した後に、この反応混合物を、水中1NのHCl(0.21mL)を添加することにより酸性にした。濃縮してトルエンと共エバポレート(3回)した後に、THF(70mL)中の、上記から得た粗製の酸に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.045g,0.35mmol)、DMAP(触媒量)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(0.053g,0.14mmol)を添加した。この反応混合物を室温で3時間撹拌した。濃縮後、その粗製物質をprep−HPLCにより精製して、174(0.014g,20%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.30 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.95 (d, J=1.7 Hz, 1H), 7.87 (d, J=8.5 Hz, 1H), 7.84 − 7.72 (m, 1H), 7.66 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.85 (d, J=16.4 Hz, 1H), 6.55 (d, J=16.4 Hz, 1H), 5.48 − 5.20 (m, 1H), 5.16 − 4.92 (m, 2H), 4.77 (d, J=12.1 Hz, 1H), 4.26 (d, J=7.2 Hz, 1H), 3.77 (dd, J=7.6, 4.2 Hz, 1H), 2.44 − 2.23 (m, 2H), 2.21 − 1.94 (m, 2H), 1.97 − 1.74 (m, 4H), 1.80 − 1.57 (m, 4H), 1.55 (d, J=6.6 Hz, 3H), 1.25 (d, J=6.9 Hz, 3H), 1.20 (s, 3H), 1.03 − 0.75 (m, 9H). LCMS(m/z)620.3[M+H].Tr=2.02分。
【1588】
実施例175:化合物175
【1589】
【化772】
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【1590】
化合物175a
【1591】
【化773】
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【1592】
1−(7−ブロモ−3−メチルキノリン−2−イル)エタノン(4.8g,18.1mmol)の無水THF(200mL)中の溶液に、チタンエトキシド(8.4g,36.7mmol)および(R)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(2.7g,22.02mmol)を添加した。この混合物を60℃で一晩撹拌した。冷却して室温に戻した後に、ブライン(100mL)をこの反応混合物に添加した。固体を濾別した。その濾液をEtOAc(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させた。濃縮後、その粗製残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、175a(2.8g,43%)を固体として得た。LCMS(m/z)367.1/369.1[M+H].Tr=2.47分。
【1593】
化合物175b
【1594】
【化774】
[この文献は図面を表示できません]
【1595】
175a(0.4g,1.09mmol)の無水THF(10mL)中の溶液を0℃まで冷却した。NaBH
4(0.062g,1.63mmol)をこの反応混合物に少しずつ添加した。室温で1時間撹拌した後に、この反応混合物を、水(1mL)を添加することによりクエンチした。次いでEA(50mL)で希釈し、ブラインで洗浄し、そしてNa
2SO
4で乾燥させた。濃縮後、その粗製残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、175b(0.15g,38%)を固体として得た。LCMS(m/z)369.1/371.1[M+H].Tr=2.41分。
【1596】
化合物175c
【1597】
【化775】
[この文献は図面を表示できません]
【1598】
丸底フラスコに、175b(150mg,0.41mmol)、(E)−2,2−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ブタ−3−エン酸メチルエステル(114mg,0.45mmol)、ビス[(ジシクロヘキシル)(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン]パラジウム(II)クロリド(16.7mg,0.021mmol)および三塩基リン酸カリウム(261mg,1.23mmol)を入れた。この系を窒素でフラッシュし、そしてシクロペンチルメチルエーテル(2mL)および水(1mL)を添加した。この反応物を90℃で1時間加熱し、次いで室温まで冷却した。酢酸エチルを添加し、そしてこの溶液を水で洗浄した。その有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして減圧中で濃縮した。その残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:2を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、175c(140mg,82%)を得た。LCMS(m/z)417.2[M+H].Tr=2.37分。
【1599】
化合物175d
【1600】
【化776】
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175c(0.14g,0.336mmol)の溶液を4NのHCl/ジオキサン(1mL)に溶解させた。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。濃縮後、得られたアミン2(0.20g,0.504mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.194g,1.5mmol)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(0.255g,0.672mmol)をDCM(10ml)に溶解させた。この反応混合物を室温で1時間撹拌し、EA(50mL)で希釈し、ブラインで洗浄し、そしてNa
2SO
4で乾燥させた。濃縮後、その粗製残渣を、イソ−ヘキサン/酢酸エチル1:0から1:1を使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、175d(0.20g,86%)を固体として得た。LCMS(m/z)695.4[M+H].Tr=2.48分。
【1601】
【化777】
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175d(0.20g,0.288mmol)のTHF(2mL)およびMeOH(2ml)中の溶液に、水中1NのKOH(1.15mL)を添加した。この反応混合物を室温で1時間撹拌し、そして水中1NのHCl(1.15mL)を添加することにより酸性にした。濃縮後、その粗製物質を4NのHCl/ジオキサン(2ml)に溶解させ、そして1時間撹拌した。濃縮してトルエンと共エバポレート(3回)した後に、上記粗製物質をTHF(150mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.11g,0.86mmol)、DMAP(触媒量)および2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(0.216g,0.57mmol)。この反応混合物を室温で3時間撹拌した。濃縮後、その粗製物質をprep−HPLCにより精製して、表題化合物175(0.07g,20%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d
4) δ 8.22 (s, 1H), 7.83 (d, J=8.9 Hz, 1H), 7.71 (d, J=6.6 Hz, 2H), 7.04 (d, J=9.4 Hz, 1H), 6.61 − 6.24 (m, 2H), 5.64 (dd, J=7.4, 2.5 Hz, 1H), 5.26 (q, J=6.7 Hz, 1H), 4.49 − 4.21 (m, 2H), 3.56 (dd, J=11.6, 2.9 Hz, 1H), 2.77 − 2.45 (m, 4H), 2.35 − 2.06 (m, 1H), 1.96 − 1.76 (m, 2H), 1.57 (m, 8H), 1.48 (s, 3H), 1.32 (s, 3H), 0.95 (dd, J=35.2, 6.7 Hz, 6H). LCMS(m/z)563.3[M+H].Tr=2.22分。
【1602】
生物学的実施例
ペプチジル−プロピルイソメラーゼ(PPIアーゼ)活性の阻害
PPIアーゼアッセイは、Janowskiら、(Anal.Biochem.1997,252,299)によって報告された手順に基づいた。アッセイバッファー(35mM HEPES pH7.8、50M DTTおよび0.01% NP40を含有する1980Lの溶液)をオーバーヘッド式撹拌器を備えた石英セル内で10℃へと予備平衡化を行った。この溶液に、10LのDMSO中化合物(最終濃度:0.5% DMSO)を加え、次いで、シクロフィリンAの2Mストック溶液5L(最終濃度:5nM)を加えた。反応は、トリフルオロエタノール中0.5M LiClの溶液に溶解させた40mMのテトラペプチドSucc−AAPF−pNA 5L(100Mの最終濃度)を添加することにより開始した。反応を開始すると、ペプチド基質の吸光度を、Beckman Coulter DU800分光光度計を用いて5分間にわたり330nmでモニターした。進行曲線を単一指数的減衰モデルに当てはめて、速度を計算した。IC
50値は、GraphPad Prismソフトウェアを用い、4パラメータロジスティックフィット(four−parameter logistic fit)を用いて計算した。
【1603】
シクロフィリンA TR−FRET競合結合アッセイ
阻害剤の効力は、時間分解蛍光共鳴エネルギー移動(TR−FRET)の読出しと共に競合結合アッセイを用いて測定した。35mM HEPES pH7.8、100mM NaCl、0.01% NP−40(Pierce)、1mM DTTおよび1% DMSOからなる反応バッファーに、以下を添加した:8×ヒスチジンアフィニティタグ(CypA)でN末端を修飾したシクロフィリンA 5nM;Cy5フルオロフォアに結合したリンカーで修飾したシクロスポリンA(CsA−Cy5) 150nM;Eu標識抗(6×His)抗体(Perkin−Elmer)1nM;および様々な濃度のうちの1つの試験化合物。アッセイ溶液の総容量は100Lであった。2時間のインキュベーションの後、Perkin Elmer Envisionプレートリーダーを用いてTR−FRETを測定した(340nmで励起を、590nmおよび665nmで発光を測定した)。シグナルは、665nmにおける発光の、590nmにおける発光の比として計算した。IC
50値は、4パラメータロジスティックフィットを用いて計算した。
【1604】
試験すると、本発明の特定の化合物は、以下の表1に列挙されるとおりにシクロフィリン結合を阻害することが分かった。IC
50は、Aが100nM以下、Bが101〜1000nM、そしてCが1001〜10,000nMの範囲として示される。
【1605】
抗ウイルス活性
化合物の抗ウイルス活性を、標準的なスクリーニングプロトコル(例えば、米国特許出願公開第US/20130022573号(これは、その全体が本明細書中に参考として援用される)に記載されるような、細胞ベースのフラビウイルス属免疫検出アッセイおよび細胞ベースのフラビウイルス属細胞変性効果アッセイ)を使用して測定し得る。
【1606】
本発明の1つの局面は、本発明の組成物を使用して、ウイルス感染阻害を必要とすると考えられるサンプルまたは被験者を処置する工程を含む、ウイルス感染阻害の方法に関連する。本発明の化合物の抗ウイルス活性は、公知である標準的スクリーニングプロトコルを使用して測定され得る。
【1607】
本発明の化合物の抗HCV活性を、HCVレプリコンを持つヒト肝細胞癌Huh−7細胞株で試験した。アッセイは以下の工程を含んだ:
工程1(化合物の調製および段階希釈):段階希釈を、384ウェルプレートで100% DMSO中で行なった。開始時の最終段階希釈濃度の225倍の化合物を含む溶液を、100% DMSO中で調製し、15μLを、ポリプロピレン384ウェルプレートのカラム3または13の事前に指定されたウェルに加えた。100% DMSO中の500μMのHCVプロテアーゼ阻害剤(ITMN−191)を10μL加えたカラム23および24を除いて、残りの384ウェルプレートを10μLの100% DMSOで満たした。HCVプロテアーゼ阻害剤を、HCV複製の100%阻害の対照として使用した。次いで、プレートをBiomek FX Workstationに配置して、段階希釈を開始した。段階希釈は、カラム3から12またはカラム13から22の3倍希釈の10サイクルに対して行なわれた。
【1608】
工程2(細胞培養プレートの調製および化合物の添加):黒いポリプロピレン384ウェルプレートの各ウェルに、Biotek uFlow Workstationを使用して、1600個の懸濁したHuh−7 HCVレプリコン細胞を含む90μLの細胞培地を加えた。Biomek FX Workstation上、0.4μLの体積の化合物溶液を、段階希釈プレートから細胞培養プレートに移した。最終アッセイ条件のDMSO濃度は0.44%であった。プレートを37℃、5%CO2、湿度85%で3日間インキュベートした。
【1609】
工程3(細胞毒性およびウイルス複製阻害の検出):a)細胞毒性の評価:384ウェル細胞培養プレートの培地をBiotek EL405プレート洗浄機で吸引した。100% PBS中に400nMのカルセイン(Calcein)AMを含む50μLの溶液を、Biotek uFlow Workstationを使用して、プレートの各ウェルに加えた。プレートを室温で30分間インキュベートした後に、Perkin Elmer Envision Plate Readerで蛍光信号(発光490nm、励起520nm)を測定した。
【1610】
b)ウイルス複製阻害の評価:384ウェル細胞培養プレートのカルセイン−PBS溶液をBiotek EL405プレート洗浄機で吸引した。Biotek uFlow Workstationを使って、プレートの各ウェルに、20μLの体積のDual−Gloルシフェラーゼ緩衝液(Promega,Dual−Glo Luciferase Assay Reagent,カタログ番号E298B)を加えた。プレートを室温で10分間インキュベートした。次いで、Dual−Glo Stop & Glo基質(Promega,Dual−Glo Luciferase Assay Reagent,カタログ番号E313B)およびDual−Glo Stop & Glo緩衝液(Promega,Dual−Glo Luciferase Assay Reagent,カタログ番号E314B)の1:100混合物を含む20μLの溶液を、Biotek uFlow Workstationを使用してプレートの各ウェルに加えた。プレートを室温で10分間インキュベートした後に、Perkin Elmer Envision Plate Readerで発光信号を測定した。
【1611】
工程4(計算):細胞毒性のパーセントを、カルセインAMの蛍光性生成物への変換によって決定した。DMSO対照ウェルからの平均蛍光信号を、100%無毒と定義した。試験化合物処理ウェルからの個々の蛍光信号を、DMSO対照ウェルからの平均信号で割り、次いで100%を乗じて生存率パーセントを得た。抗HCV複製活性パーセントを、DMSO対照ウェルと比較した試験ウェルからの発光信号によって決定した。バックグラウンド信号を、HCVプロテアーゼ阻害剤処理ウェルからの平均発光信号により決定し、試験ウェルおよびDMSO対照ウェルから差し引いた。3倍段階希釈の後、各濃度での阻害%を次の式に当てはめて、EC
50およびCC
50の値を計算した:
阻害%=100%/[(EC
50/[I])
b+1]
ここで、bはヒル係数である。参考として、Hill,A.V.,The Possible Effects of the Aggregation of the Molecules of Haemoglobin on its Dissociation Curves,J.Physiol.40:iv−vii.(1910)を参照のこと。特定の濃度(例えば2μM)での阻害%値も、上記の式から導出され得る。
【1612】
試験すると、本発明の特定の化合物は、表1に示されるようにウイルスの複製を阻害することがわかった。表1において、レプリコン1aについてのEC
50を、阻害%として表す。
【1613】
【表1-1】
[この文献は図面を表示できません]
【1614】
【表1-2】
[この文献は図面を表示できません]
【1615】
【表1-3】
[この文献は図面を表示できません]
【1616】
【表1-4】
[この文献は図面を表示できません]
【1617】
【表1-5】
[この文献は図面を表示できません]
【1618】
【表1-6】
[この文献は図面を表示できません]
観察された特異的薬理学的応答は、選択される特定の活性化合物、または薬学的キャリアが存在するか否か、ならびに処方物の型および使用される投与形態に従って、そしてこれらに依存して変わり得る。このような予測される結果のバリエーションまたは差は、本発明の実施に従って想定される。
【1619】
本発明の具体的な実施形態が本明細書中で図示され、詳細に説明されたが、本発明はこれらの実施形態に限定されない。上記詳細な説明は、本発明の説明として提供されるのであり、本発明のいかなる限定も構成すると解釈されるべきではない。