特許第6211221号(P6211221)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6211221-プレス成形装置 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6211221
(24)【登録日】2017年9月22日
(45)【発行日】2017年10月11日
(54)【発明の名称】プレス成形装置
(51)【国際特許分類】
   B21D 1/02 20060101AFI20171002BHJP
   B30B 1/18 20060101ALI20171002BHJP
   B30B 15/00 20060101ALI20171002BHJP
   B30B 15/14 20060101ALI20171002BHJP
   B21D 19/04 20060101ALI20171002BHJP
【FI】
   B21D1/02 K
   B30B1/18 B
   B30B15/00 B
   B30B15/14 Z
   B21D19/04 B
【請求項の数】7
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2017-65099(P2017-65099)
(22)【出願日】2017年3月29日
【審査請求日】2017年5月9日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】300087145
【氏名又は名称】有限会社原プレスエンジニアリング
(74)【代理人】
【識別番号】100144048
【弁理士】
【氏名又は名称】坂本 智弘
(74)【代理人】
【識別番号】100207561
【弁理士】
【氏名又は名称】柳元 八大
(72)【発明者】
【氏名】原 誠治
【審査官】 豊島 唯
(56)【参考文献】
【文献】 特開平05−115920(JP,A)
【文献】 実開平01−165109(JP,U)
【文献】 特開2010−137273(JP,A)
【文献】 特開平04−333321(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B21D 1/00 − 1/14
B21D 19/00 − 19/04
B30B 1/18
B30B 15/00
B30B 15/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
昇降自在な上型と下型とでワークを挟み込むプレス成形装置であって、
前記上型は、
プレス成形品である前記ワークを支持するとともに前記ワークを押圧する押圧面を有するワークホルダと、前記ワークホルダを昇降させる昇降装置と、を備え、
前記下型は、
構造物に固定されたベッドと、前記ベッドに対して昇降軸を中心として回転自在パンチホルダと、前記ベッドに対して回転自在に支持され、前記パンチホルダを着脱自在に固定可能な下ボルスタと、前記パンチホルダに対して回転自在に支持され、前記ワークの寸法に応じて前記昇降軸から偏心して配置されるパンチローラと、を備え、
前記パンチローラは、前記ワークを押圧しながら、前記昇降軸を中心として公転しつつ自転する
ことを特徴とするプレス成形装置。
【請求項2】
前記ワークホルダは、前記ワークのフランジ部を一方から押圧し、
前記パンチローラは、前記フランジ部を他方から押圧する
ことを特徴とする請求項1に記載のプレス成形装置。
【請求項3】
前記パンチローラの自転軸は、前記昇降軸と交差し、
前記パンチローラは、前記昇降軸を中心として放射状に複数配置される
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプレス成形装置。
【請求項4】
前記昇降装置は、昇降モータと、前記昇降モータの回転運動を直線運動に変換するボールねじ機構と、を備える
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプレス成形装置。
【請求項5】
前記プレス成形装置は、前記昇降モータの負荷を検出する負荷センサと、前記負荷が大きいとき、前記昇降モータの回転を低く制御する制御部と、を備える
ことを特徴とする請求項4に記載のプレス成形装置。
【請求項6】
前記プレス成形装置は、前記ワークの温度を検出する温度センサを備え、
前記制御部は、前記温度が高いときは前記昇降モータの回転を低く制御する
ことを特徴とする請求項5に記載のプレス成形装置。
【請求項7】
前記プレス成形装置は、前記パンチホルダを回転させる旋回モータを備え、
前記制御部は、前記ワークの形状寸法及び昇降モータの負荷に応じて前記旋回モータの回転を制御する
ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のプレス成形装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プレス成形装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、上型と下型との間にワークを挟み、塑性加工により所望の形に成形するプレス成形装置によって成形されたプレス成型品が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開昭52−138051号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のようなプレス成形品は、ある程度の寸法精度は得られるものの、例えば、フランジ部のように、高い平面度が求められる部分については、別途の切削加工を要していた。
また、特に、絞り加工による成形品は、フランジ部にしわやひずみが生じやすいため、平面度を確保するために、別途の切削加工を避けることはできなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、別途の切削加工をすることなく、プレス成形品に対して高い平面度を付与できるプレス成形装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、以下の構成によって把握される。
(1)本発明のプレス成形装置は、昇降自在な上型と下型とでワークを挟み込むプレス成形装置であって、前記上型は、プレス成形品である前記ワークを支持するとともに前記ワークを押圧する押圧面を有するワークホルダと、前記ワークホルダを昇降させる昇降装置と、を備え、前記下型は、ベッドと、前記ベッドに対して昇降軸を中心として回転自在に支持されるパンチホルダと、前記パンチホルダに対して回転自在に支持され、前記ワークの寸法に応じて前記昇降軸から偏心して配置されるパンチローラと、を備え、前記パンチローラは、前記ワークを押圧しながら、前記昇降軸を中心として公転しつつ自転する。
(2)上記(1)の構成において、前記ワークホルダは、前記ワークのフランジ部を一方から押圧し、前記パンチローラは、前記フランジ部を他方から押圧する。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、前記パンチローラの自転軸は、前記昇降軸と交差し、前記パンチローラは、前記昇降軸を中心として放射状に複数配置される。
(4)上記(1)から(3)のいずれかの構成において、前記昇降装置は、昇降モータと、前記昇降モータの回転運動を直線運動に変換するボールねじ機構と、を備える。
(5)上記(4)の構成において、前記プレス成形装置は、前記昇降モータの負荷を検出する負荷センサと、前記負荷に応じて前記昇降モータの回転を制御する制御部と、を備える。
(6)上記(5)の構成において、前記プレス成形装置は、前記ワークの温度を検出する温度センサを備え、前記制御部は、前記温度に応じて前記昇降モータの回転を制御する。
(7)上記(5)又は(6)の構成において、前記プレス成形装置は、前記パンチホルダを回転させる旋回モータを備え、前記制御部は、前記昇降モータの回転に応じて前記旋回モータの回転を制御する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、別途の切削加工をすることなく、プレス成形品に対して高い平面度を付与できるプレス成形装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】実施形態に係るプレス成形装置におけるプレス前の状態の断面図である。
図2図1におけるパンチローラのA矢視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(実施形態)
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ符号が付される。
【0009】
図1は、実施形態に係るプレス成形装置100におけるプレス前の状態の断面図である。図2は、図1におけるパンチローラ23のA矢視図である。
図1に示すように、実施形態に係るプレス成形装置100は、昇降自在な上型10と下型20とでワークWを挟み込み、ワークWの一部に高い平面度を付与するものである。
【0010】
上型10は、絞り成形品であるワークWを支持するとともにワークWを押圧する押圧面11sを有するワークホルダ11と、ワークホルダ11を昇降させる昇降装置12と、を備える。
【0011】
昇降装置12は、昇降モータ13と、昇降モータ13の回転運動を昇降方向の直線運動に変換するボールねじ機構14と、を備える。ボールねじ機構14は、ねじ部材15と、ねじ部材15に螺合されるナット16と、ねじ部材15とナット16との間に介在する不図示の複数のボールと、を備える。
【0012】
昇降モータ13は、構造物に固定されるモータケース13cと、モータケース13cに対して回転自在なモータ出力軸13aを備える。
また、モータ出力軸13aは、ギヤ等の伝動機構17を介して、構造物等に固定されたナット16が螺合されたねじ部材15に接続されている。なお、図1においては、モータ出力軸13aは昇降軸Xに沿っているが、これに限らず、昇降軸Xに交差してもよい。すなわち、昇降モータ13の姿勢は伝動機構17の形態に応じて変更できる。
【0013】
さらに、ねじ部材15は、着脱自在なカップラ18を介して、スライド19に、ねじ部材15とスライド19とが回転自在な状態で接続されている。
【0014】
スライド19は、構造物に固定されたレール等により、昇降軸Xを中心とする回転方向の移動が規制された状態で昇降自在にガイドされている。
【0015】
スライド19の下面には、ワークホルダ11を所望の位置に固定するための上ボルスタ30が固定されている。
ワークホルダ11は、ワークWを把持する把持装置(不図示)を備える。なお、把持装置は、ワークWに対して機械的に係脱可能なチャックであってよく、ワークWに対して係脱可能なマグネットであってもよい。
【0016】
(下型)
下型20は、工場の床等の構造物に固定されたベッド21と、ベッド21に対して昇降軸Xを中心として回転自在に支持されるパンチホルダ22と、パンチホルダ22に対して回転自在に支持され、ワークWの寸法に応じて昇降軸Xから偏心して配置されるパンチローラ23と、を備える。なお、図2では、パンチローラ23が4個等間隔で配置されている形態が示されているが、これに限らず、パンチローラ23の数はワークWの寸法等に応じて適宜変えてよく、例えば8個等であってもよい。
【0017】
また、下型20は、ベッド21に対して回転自在に支持され、パンチホルダ22を着脱自在に固定可能な下ボルスタ24を備える。なお、パンチホルダ22は、下ボルスタ24に対してボルト等で固定される。これにより、ワークWの寸法等に応じてパンチホルダ22の種類を交換できる。
【0018】
パンチローラ23は、全体が略円錐形状となっている。また、パンチローラ23の円錐形状における最も上端の母線が昇降軸Xに対して直交する方向に真直ぐになっている。なお、パンチローラ23は、ワークWより硬度の高い材質により、高い寸法精度で製造される。このように、パンチローラ23は全体が略円錐形状であるので、パンチローラ23の円錐形状における最も上端の母線が昇降軸Xに対して直交する方向に真直ぐになっている状態でパンチローラ23の自転軸Yを斜めにでき、パンチローラ23をパンチホルダ22に対してコンパクトに収容できる。なお、パンチローラ23は、全体が略円柱状又は略円筒状であってもよい。
また、パンチローラ23は、ワークWを押圧しながら、昇降軸Xを中心として公転しつつ、自転軸Yを中心として自転する。これにより、高い精度で成形された真直ぐな母線を有するパンチローラ23によって押圧されるので、プレス成形品であるワークWに対して、高い平面度を付与できる。
【0019】
また、図2に示すように、パンチローラ23の自転軸Yは、昇降軸Xと交差し、パンチローラ23は、昇降軸Xを中心として放射状に複数配置される。パンチローラ23の自転軸Yを昇降軸Xと交差させることにより、パンチローラ23の転がり抵抗を小さくでき、フランジ部Fの表面上を滑らかに転がすことができる。
【0020】
また、パンチローラ23を、昇降軸Xを中心として放射状に複数配置することにより、パンチローラ23が単位公転速度(例えば、1秒当たり360°回転する速度)当たりに押圧力のピークが訪れる機会を増やすことができ、パンチローラ23の単位公転速度を上げなくても、フランジ部Fの表面の平面度を高くする効率を上げることができる。なお、本実施形態においては、パンチローラ23が略円錐形状であるので、自転軸Yと昇降軸Xとは直交しないが、パンチローラ23を略円柱形状とした上で、自転軸Yと昇降軸Xとを直交させてもよい。
【0021】
また、ワークホルダ11は、ワークWのフランジ部Fを一方から押圧し、パンチローラ23は、フランジ部Fを他方から押圧する。これにより、パンチローラ23によって押圧されたワークWの表面が均されるので、絞り加工されたプレス成形品であるワークWのフランジ部Fに対して、高い平面度を付与できる。
【0022】
(動作)
プレス成形装置100は、このような構成であるので、基本的には次の動作をする。
まず、図1に示すように、ワークWをワークホルダ11に取り付ける。なお、ワークWは、ワークホルダ11に取り付けずに、パンチローラ23の上に載置した状態で位置決めしてもよい。
次に、昇降モータ13のモータ出力軸13aを正回転させると、モータ出力軸13aの回転に連動する伝動機構17を介して、ねじ部材15が昇降軸Xを中心として回転しながら下降する。
ねじ部材15が下降すると、スライド19が下降し、スライド19に固定された上ボルスタ30及びワークホルダ11が連動して下降する。
そして、ワークWのフランジ部Fの下面がパンチローラ23に接するまでワークホルダ11が下降すると、パンチローラ23からの反力を受けて、ワークホルダ11の下面がワークWのフランジ部Fの上面を押圧する。
このとき、パンチローラ23は所定の回転数で昇降軸Xを中心として公転しているので、パンチローラ23とワークWのフランジ部Fの下面との間の摩擦により、パンチローラ23が自転する。
これにより、ワークWのフランジ部Fの下面には、パンチローラ23の平面度が転写されるようになり、ワークWのフランジ部Fの下面に高い平面度を付与できる。
また、昇降モータ13のモータ出力軸13aを逆回転させると、ねじ部材15が昇降軸Xを中心として回転しながら上昇し、ワークWとパンチローラ23とが離れる。
そして、ワークWを取り出し、次に加工対象となる他のワークWをワークホルダ11に取り付ける。以降、別のワークWに対して同じ動作を繰り返すことで、対象となるワークWの量が多くても、各ワークWに対して、高い平面度の付与を効率よく簡単にできる。
【0023】
(制御部)
プレス成形装置100は、昇降モータ13の負荷を検出する負荷センサ40と、負荷に応じて昇降モータ13の回転を制御する制御部50と、を備える。昇降モータ13の負荷は、例えば、昇降モータ13が電動モータであれば電流又は電圧であってよく、油圧モータであれば流量又は油圧であってよい。また、昇降モータ13の制御値は、回転数(回転速度)であってよく、昇降モータ13が電動モータであれば電流であってもよく、油圧モータであれば流量であってもよい。これにより、例えば、昇降モータ13の負荷が大きいときには、昇降モータ13の回転を低くしてワークホルダ11の下降速度を下げ、負荷が小さいときには、下降速度を上げるような制御ができ、昇降モータ13の回転を、ワークWの平面度を高めるための最適値となるように制御値を制御できる。
【0024】
また、プレス成形装置100は、ワークWの温度を検出する温度センサ60を備え、制御部50は、ワークWの温度に応じて昇降モータ13の回転を制御する。これにより、例えば、ワークWの温度が高いときは制御値を小さくして、昇降モータ13の回転速度を低くし、温度が低いときは反対に回転速度を高めることにより、昇降モータ13の回転を、温度に応じたワークWの平面度を高めるための最適値となるように制御できる。
【0025】
さらに、プレス成形装置100は、パンチホルダ22を回転させる旋回モータ25を備え、制御部50は、ワークWの形状寸法に応じて旋回モータ25の回転を制御する。これにより、例えば、昇降モータ13の負荷が大きくなっても、旋回モータ25の回転を落とすことなく、ワークWの形状寸法に応じた所定の回転数にすることができ、ワークWの平面度を高めるための最適値となるように制御できる。
【0026】
なお、制御部50は、昇降モータ13の負荷に応じて旋回モータ25の回転を制御してもよい。これにより、例えば、昇降モータ13の負荷が大きいときは、旋回モータ25の回転を速めることができ、旋回モータ25の回転を、ワークWの平面度を高めるための最適値となるように制御できる。
【0027】
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明に係るプレス成形装置100は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変化が可能である。
【0028】
本発明のプレス成形装置100によれば、上型10は、プレス成形品であるワークWを支持するとともにワークWを押圧する押圧面11sを有するワークホルダ11と、ワークホルダ11を昇降させる昇降装置12と、を備え、下型20は、ベッド21と、ベッド21に対して昇降軸Xを中心として回転自在に支持されるパンチホルダ22と、パンチホルダ22に対して回転自在に支持され、ワークWの寸法に応じて昇降軸Xから偏心して配置されるパンチローラ23と、を備え、パンチローラ23は、ワークWを押圧しながら、昇降軸Xを中心として公転しつつ自転するので、別途の切削加工をすることなく、プレス成形品に対して高い平面度を付与できる。
【符号の説明】
【0029】
10 上型
11 ワークホルダ
11s 押圧面
12 昇降装置
13 昇降モータ
13a モータ出力軸
13c モータケース
14 ボールねじ機構
15 ねじ部材
16 ナット
17 伝動機構
18 カップラ
19 スライド
20 下型
21 ベッド
22 パンチホルダ
23 パンチローラ
24 下ボルスタ
25 旋回モータ
30 上ボルスタ
40 負荷センサ
50 制御部
60 温度センサ
100 プレス成形装置
F フランジ部
W ワーク
X 昇降軸
Y 自転軸
【要約】
【課題】別途の切削加工をすることなく、プレス成形品に対して高い平面度を付与できるプレス成形装置を提供する。
【解決手段】本発明のプレス成形装置100は、昇降自在な上型10と下型20とでワークWを挟み込むプレス成形装置100であって、上型10は、プレス成形品であるワークWを支持するとともにワークWを押圧する押圧面11sを有するワークホルダ11と、ワークホルダ11を昇降させる昇降装置12と、を備え、下型20は、ベッド21と、ベッド21に対して昇降軸Xを中心として回転自在に支持されるパンチホルダ22と、パンチホルダ22に対して回転自在に支持され、ワークWの寸法に応じて昇降軸Xから偏心して配置されるパンチローラ23と、を備え、パンチローラ23は、ワークWを押圧しながら、昇降軸Xを中心として公転しつつ自転する。
【選択図】 図1
図1
図2