特許第6211700号(P6211700)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6211700
(24)【登録日】2017年9月22日
(45)【発行日】2017年10月11日
(54)【発明の名称】組立式安全ドア
(51)【国際特許分類】
   E06B 7/36 20060101AFI20171002BHJP
   E06B 3/36 20060101ALI20171002BHJP
【FI】
   E06B7/36 A
   E06B3/36
【請求項の数】7
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-531564(P2016-531564)
(86)(22)【出願日】2014年12月2日
(65)【公表番号】特表2016-528409(P2016-528409A)
(43)【公表日】2016年9月15日
(86)【国際出願番号】KR2014011695
(87)【国際公開番号】WO2015084019
(87)【国際公開日】20150611
【審査請求日】2016年1月28日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0151334
(32)【優先日】2013年12月6日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】516029838
【氏名又は名称】チョン テ ヨン
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】特許業務法人 谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】チョン テ ヨン
【審査官】 家田 政明
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−213243(JP,A)
【文献】 実公昭46−000220(JP,Y1)
【文献】 米国特許第04290233(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E06B 7/00−7/36
E06B 3/04−3/46
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
壁体の先端に形成された基礎戸枠の両側にそれぞれ結合されて固定される縦枠
前記縦枠上で水平方向に回動して選択的に開閉されるように設けられるドア;
前記ドアの一端部に設けられて前記ドアに結合され、前記ドアと一緒に回動することができるように前記縦枠上にヒンジ結合される端縁部;及び
前記ドアと端縁部の間に介装されて前記ドアと端縁部を結合させる結合部;
を含み、
前記結合部は、前記ドアの一端部に締結される固定部材、及び前記端縁部の一端部に長手方向に形成され、前記固定部材がスライド可能に結合されるように形成されたスリット溝を含むことを特徴とする、組立式安全ドア。
【請求項2】
前記結合部は、
前記ドアの一端部の上端と前記端縁部の一端部の上端を結合する第1コネクター、及び
前記ドアの一端部の下端と前記端縁部の一端部の下端を結合する第2コネクターを含むことを特徴とする、請求項に記載の組立式安全ドア。
【請求項3】
前記第1コネクターは、前記ドアの一端部の上端に結合される第1雌型コネクター、前記端縁部の一端部の上端に結合される第1雄型コネクター、及び前記第1雌型コネクター及び第1雄型コネクターを貫いて結合する第1ファスナーを含み、
前記第2コネクターは、前記ドアの一端部の下端に結合される第2雄型コネクター、前記端縁部の一端部の下端に結合される第2雌型コネクター、及び前記第2雌型コネクター及び第2雄型コネクターを貫いて結合する第2ファスナーを含むことを特徴とする、請求項2に記載の組立式安全ドア。
【請求項4】
前記ドアの一端部上で前記第1雌型コネクター及び第2雄型コネクターは前記固定部材の両端部から所定間隔で離隔するように配置されることを特徴とする、請求項3に記載の組立式安全ドア。
【請求項5】
前記縦枠は、
前記端縁部が回動可能にヒンジ結合される第1フレーム、及び
前記第1フレームと対向して並んで配置され、前記ドアが閉まる時に接触する第2フレームを含むことを特徴とする、請求項1に記載の組立式安全ドア。
【請求項6】
前記第1フレームは、
前記一側の基礎戸枠に結合され、前記端縁部の一部または全部が回動して選択的に挿入できるように安全溝が形成され、前記一側の基礎戸枠の長手方向に長く形成される第1戸枠、及び
前記第1戸枠に隣接して配置され、前記一側の基礎戸枠の厚さに対応して可変的に幅が変わるように前記一側の基礎戸枠上に結合される第2戸枠を含むことを特徴とする、請求項5に記載の組立式安全ドア。
【請求項7】
前記第2フレームは、
前記他側の基礎戸枠に結合され、前記ドアが閉鎖される時に対向するように配置される第3戸枠、及び
前記第3戸枠に隣接して配置され、前記他側の基礎戸枠の厚さに対応して可変的に幅が変わるように前記他側の基礎戸枠上に結合される第4戸枠を含むことを特徴とする、請求項に記載の組立式安全ドア。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は組立式安全ドアに係り、より詳しくはドアとドアの側端部に形成された端縁部を組み立てて製作する組立式安全ドアに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、ドアはスチール材や木材を用い、一空間と他の空間を分割して独立的な空間を形成する機能を提供する。
【0003】
スチールドアは玄関のような門戸のように防犯の目的を持つ外部空間に配置され、木材ドアは室内空間を分割するように一空間と他の空間の間に配置されることが一般的である。
【0004】
ここで、木材ドアは室内空間の壁体の間に縦枠と敷居が結合された戸枠の間を選択的に遮蔽する機能を持ち、障子、開き戸などが代表的に使われる。
【0005】
しかし、このような従来のドアは縦枠とドアが蝶番で結合されて開閉される構造を持つ。このような室内用開き戸型ドアは、ドアがあけば縦枠とドアの間に空き間が生じ、また門が閉まれば空き間がなくなるため、この空き間に使用者の身体一部が挟まる安全事故が発生する問題点がある。
【0006】
また、このような問題点のため、ドアを加工するために、ドアの加工すべき部分と加工の不要な部分を同時に一緒に運搬、積載、加工しているが、その限界が指摘されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、より詳細にドアとドアの側端部に形成された端縁部を分離して加工し、組み立てる組立式安全ドアを提供することにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような目的を達成するための本発明は、壁体の先端に形成された基礎戸枠の両側にそれぞれ結合されて固定される縦枠;前記縦枠上で水平方向に回動して選択的に開閉されるように設けられるドア;前記ドアの一端部に設けられて前記ドアに結合され、前記ドアと一緒に回動することができるように前記縦枠上にヒンジ結合される端縁部;及び前記ドアと端縁部の間に介装されて前記ドアと端縁部を結合させる結合部を含み、前記結合部は、前記ドアの一端部に締結される固定部材、及び前記端縁部の一端部に長手方向に形成され、前記固定部材がスライド可能に結合されるように形成されたスリット溝を含むことを特徴とする組立式安全ドアを提供する。
【0009】
前記結合部は、前記ドアの一端部の上端と前記端縁部の一端部の上端を結合する第1コネクター、及び前記ドアの一端部の下端と前記端縁部の一端部の下端を結合する第2コネクターを含むことができる。
【0010】
前記第1コネクターは、前記ドアの一端部の上端に結合される第1雌型コネクター、前記端縁部の一端部の上端に結合される第1雄型コネクター、及び前記第1雌型コネクター及び第1雄型コネクターを貫いて結合する第1ファスナーを含むことができ、前記第2コネクターは、前記ドアの一端部の下端に結合される第2雄型コネクター、前記端縁部の一端部の下端に結合される第2雌型コネクター、及び前記第2雌型コネクター及び第2雄型コネクターを貫いて結合する第2ファスナーを含むことができる。
【0011】
前記ドアの一端部上で前記第1雌型コネクター及び第2雄型コネクターは前記固定部材の両端部から所定間隔で離隔するように配置されることができる。
【0012】
前記縦枠は、前記端縁部が回動可能にヒンジ結合される第1フレーム、及び前記第1フレームと対向して並んで配置され、前記ドアが閉まる時に接触する第2フレームを含むことができる。
【0013】
前記第1フレームは、前記一側の基礎戸枠に結合され、前記端縁部の一部または全部が回動して選択的に挿入できるように安全溝が形成され、前記一側の基礎戸枠の長手方向に長く形成される第1戸枠、及び前記第1戸枠に隣接して配置され、前記一側の基礎戸枠の厚さに対応して可変的に幅が変わるように前記一側の基礎戸枠上に結合される第2戸枠を含むことができる。
【0014】
前記第2フレームは、前記他側の基礎戸枠に結合され、前記ドアが閉鎖される時に対向するように配置される第3戸枠、及び前記第3戸枠に隣接して配置され、前記他側の基礎戸枠の厚さに対応して可変的に幅が変わるように前記他側の基礎戸枠上に結合される第4戸枠を含むことができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明による組立式安全ドアによれば、
【0016】
第一、端縁部とドアの加工を分離して実施することができるので、加工性が向上し、
【0017】
第二、前記ドアの大きさに合う製作が容易で互換性が向上し、
【0018】
第三、縦枠とドアの間に空き間がないので、使用者の身体一部が挟まる安全事故を事前に防止することができ、
【0019】
第四、縦枠を分離して製作するので、壁体の厚さやドアの大きさに対応して施工することができ、
【0020】
第五、工場または現場での組立てが簡便であり、施工期間及びコストを節減することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】本発明の一実施例による組立式安全ドアを示す正面図である。
図2図1に示した組立式安全ドアを示す分解斜視図である。
図3図2に示した組立式安全ドアを平面上で分離して示す断面図である。
図4図2に示した組立式安全ドアを正面上で示す断面図である。
図5図2に示した組立式安全ドアの組み立てる状態を示す参照図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、添付図面に基づいて本発明による好適な実施例を詳細に説明する。これに先たち、この明細書及び請求範囲に使用された用語や単語は通常的または辞書的な意味に限定して解釈されてはいけなく、発明者は自分の発明を最良の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に従って、本発明の技術的思想に合う意味及び概念に解釈されなければならない。
【0023】
図1は本発明の一実施例による組立式安全ドア100を示す正面図、図2図1に示した組立式安全ドア100を示す分解斜視図、図3図2に示した組立式安全ドア100を平面上で分離して示す断面図である。
【0024】
図1図3を参照すれば、本発明の一実施例による組立式安全ドア100は、壁体10の先端に形成された基礎戸枠11a、11bに結合される縦枠130、前記縦枠130に結合される端縁部110、前記端縁部110に結合され、水平方向に回動して開閉されるドア120、及び前記端縁部110とドア120を結合させる結合部140を含む。
【0025】
前記縦枠130は前記基礎戸枠11a、11bの内部両側に垂直方向に立てられる柱の一種で、内側には蝶番111によって前記端縁部110が回動可能に結合される。
【0026】
前記縦枠130は、前記端縁部110が回動可能にヒンジ結合される第1フレーム131、及び前記第1フレーム131と対向して垂直方向に並んで配置され、前記ドア120が閉まるときに接触する第2フレーム132を含む。
【0027】
前記第1フレーム131及び第2フレーム132は長手方向に長く射出または押出し成形され、前記第1フレーム131には、前記端縁部110の一部または全部が回動して選択的に挿入できるように安全溝133が形成される。この際、前記第1フレーム131は一端部が複数回折り曲げられることで、前記第1フレーム131の長手方向に前記安全溝133が形成されることが好ましい。
【0028】
したがって、前記縦枠130は前記基礎戸枠11a、11bの寸法に合わせて製作することが容易であり、多様な大きさの基礎戸枠または形状の多様なドアに対応して製作することができるので、製作コスト及び施工期間を減らすことができる効果がある。
【0029】
前記縦枠130に形成された前記安全溝133は前記縦枠130の長手方向である垂直方向に形成され、前記ドア120が閉まるとき、前記端縁部110が挿入されて、使用者の身体一部が挟まって外傷が発生するなどの安全事故を防止する機能を提供する。
【0030】
図2に示したように、前記縦枠130上には前記蝶番111によって前記端縁部110がヒンジ結合される。
【0031】
そして、前記端縁部110とドア120の間には前記結合部140が介装されることにより、前記端縁部110とドア120を締結する。
【0032】
前記結合部140は、前記ドア120の一端部に締結される固定部材141、前記端縁部110の一端部に長手方向に形成され、前記固定部材141がスライド可能に結合されるように形成されたスリット溝142、前記端縁部110の上端とドア120の上端を結合する第1コネクター143、及び前記端縁部110の下端とドア120の下端を結合する第2コネクター144を含む。
【0033】
前記固定部材141は長手方向に沿って両端部が前記ドア120の一端部から突出するように形成され、前記スリット溝142に沿ってスライド可能に結合され、場合によっては締まりばめ方式で締結可能である。例えば、前記固定部材141は一断面が“コ”字形に形成されて内部に長手方向に空間が形成され、前記空間は前記第1コネクター143または第2コネクター144が出入することができる大きさに形成されることが好ましい。
【0034】
ここで、前記第1コネクター143は、前記ドア120の上側端部に結合される第1雌型コネクター143a、前記端縁部110の上側端部に結合される第1雄型コネクター143b、及び前記第1雌型コネクター143a及び第1雄型コネクター143bを貫いて結合する第1ファスナー143cを含む。
【0035】
また、前記第2コネクター144は、前記ドア120の下側端部に結合される第2雄型コネクター144b、前記端縁部110の下側端部に結合される第2雌型コネクター144a、及び前記第2雄型コネクター144b及び第2雌型コネクター144aを貫いて結合する第2ファスナー144cを含む。
【0036】
この際、前記第1雌型コネクター143aと第2雄型コネクター144bは、前記ドア120の一端部上の上端及び下端で上方に開放し、前記第1雄型コネクター143bと第2雌型コネクター144aは前記端縁部110の一端部上の上端及び下端で下方に開放するように配置される。
【0037】
これは、前記第1雌型コネクター143aと第1雄型コネクター143bがスライド結合するとき、それぞれ開放する方向が向い合うようにするためであり、前記第2雌型コネクター144aと第2雄型コネクター144bも同じ理由で開放方向が向い合うように配置される。ここで、開放方向とは一側が開放した方向で、他側が閉鎖した方向であり、それぞれ閉鎖した方向に前記第1ファスナー143cまたは第2ファスナー144cが締結できるように配置される。
【0038】
すると、前記端縁部110とドア120の結合が完了する。前記端縁部110とドア120は連動して回動することになり、図面に示されていないが、前記端縁部110とドア120の結合面には防音材、防湿材、断熱材などの付加構成要素が設けられることができる。
【0039】
したがって、前記端縁部110とドア120を分離して加工することができるので、前記組立式安全ドア100の加工性が向上し、製作期間及びコストが減る効果を期待することができる。
【0040】
以下、本発明による組立式安全ドア100の組立て方法及び作用効果について詳細に説明する。以下、前記参照符号と同一参照符号は同一構成要素を示す。
【0041】
図4図2に示した組立式安全ドア100及び縦枠130を正面上で示す断面図、図5図2に示した組立式安全ドア100の組み立てる状態を示す参照図である。
【0042】
図4及び図5を参照すれば、前記端縁部110とドア120の組立てはスライド方式で結合され、前記第1コネクター143と第2コネクター144が結合されて締結される。
【0043】
前記端縁部110とドア120がスライド方式で締結されるためには、先に前記固定部材141が前記ドア120の一端部中央に結合され、前記端縁部110に形成された前記スリット溝142にスライド結合される。
【0044】
ここで、前記固定部材141とスリット溝142は、前記端縁部110とドア120の結合方向によるスライド方向を提示するとともに前記第1コネクター143及び第2コネクター144のスライド結合位置を設定する。
【0045】
前記スリット溝142上に前記固定部材141がスライド結合されれば、前記端縁部110の一端部の上端に前記第1雄型コネクター143bが結合され、前記ドア120の一端部の下端に 前記第2雄型コネクター144bが結合される。
【0046】
この際、前記第1コネクター143と第2コネクター144の結合位置はそれぞれ前記端縁部110またはドア120上に前記第1コネクター143または第2コネクター144の位置を指定する位置設定工具(図示せず)によって明確に設定されるので、正確な寸法及び角度を計算しなくても前記位置設定工具が表示する位置に容易に ボルトで締結することができる。
【0047】
前記第1雄型コネクター143bと第2雄型コネクター144bの締結が完了すれば、前記第1雄型コネクター143bと第2雄型コネクター144bのそれぞれの他側に前記第1雌型コネクター143aと第2雌型コネクター144aの締結のために前記端縁部110とドア120がスライド移動される。
【0048】
図5のように、前記端縁部110とドア120の高さが違って配置されるようにスライド移動され、前記ドア120の一端部の上端に前記第1雌型コネクター143aが結合され、図面に示されていないが、前記端縁部110の一端部の下端に前記第2雌型コネクター144aが結合される。
【0049】
この際、前記ドア120の一端部上において前記第1雌型コネクター143aと第2雄型コネクター144bは前記固定部材141の両端部から所定間隔で離隔するように配置されることが好ましい。ここで、前記所定間隔は前記第1雌型コネクター143aまたは第2雄型コネクター144bの長さに対応し、これは前記第1コネクター143または第2コネクター144の組立てを容易にする効果がある。もちろん、前記第1雌型コネクター143aと第2雄型コネクター144bは前記固定部材141の両端部に近接して配置されることもできる。
【0050】
前記第1雌型コネクター143aと第2雌型コネクター144aの締結が完了すれば、前記端縁部110上で前記ドア120が下方にスライド移動することで、前記第1コネクター143と第2コネクター144が結合され、前記第1ファスナー143c及び第2ファスナー144cがそれぞれ前記第1コネクター143と第2コネクター144に締結されることによって組立てができあがる。
【0051】
このように、本発明による組立式安全ドア100は、前記端縁部110とドア120の加工を分離して実施することができるので、加工性が向上し、前記ドア120の大きさに合う製作が容易で互換性が向上し、現場での組立てが簡便で施工期間及びコストが節減される効果を期待することができる。
【0052】
そして、前記縦枠130は前記第1フレーム131及び第2フレーム132を含む。
【0053】
ここで、前記第1フレーム131は、一側の基礎戸枠11aに結合され、前記端縁部110の一部または全部が回動して選択的に挿入できるように安全溝133が形成される第1戸枠131a、及び前記第1戸枠131aに隣接して前記一側の基礎戸枠11a上に結合される第2戸枠131bを含む。
【0054】
また、前記第2フレーム132は、他側の前記基礎戸枠11bに結合され、前記ドアが閉鎖される場合に対向するように配置される第3戸枠132a、及び前記第3戸枠132aに隣接して配置され、前記他側の基礎戸枠11bの厚さに対応して可変的に幅が変更できるように前記他側の基礎戸枠11b上に結合される第4戸枠132bを含む。もちろん、前記第1フレーム131は前記一側の基礎戸枠11aを含めた壁体の先端に固定されることができ、前記第2フレーム132は前記他側の基礎戸枠11bを含めた壁体の先端に固定されることができる。
【0055】
前記基礎戸枠11a、11bは木材または合成樹脂材からなり、前記第1フレーム131と第2フレーム132がステープルまたはビスで結合されることが好ましい。
【0056】
この際、前記第2戸枠131b及び第4戸枠132bは前記一側の基礎戸枠11aと他側の基礎戸枠11bの厚さに対応してそれぞれ可変的に幅を調節するように設けられる。例えば、前記第2戸枠131b及び第4戸枠132bは、製作時にそれぞれ前記第1戸枠131a及び第3戸枠132aに隣接して配置される部分が前記基礎戸枠11a、11bの幅に対応する長さに形成され、施工される前記基礎戸枠11a、11bの幅に合わせて切断するとか分離することができる構造に形成される。
【0057】
したがって、本発明による組立式安全ドア100は、壁体の先端に備えられる前記基礎戸枠上に前記縦枠を容易に設置することができる効果を期待することができる。
【0058】
本発明は図面に示した実施例に基づいて説明されたが、これは例示的なものに過ぎなく、当該技術分野で通常の知識を持った者であれば、これから多様な変形及び均等な他の実施例が可能である点を理解することが可能であろう。したがって、本発明の真正な技術的保護範囲は添付の特許請求範囲の技術的思想によって決定されなければならないであろう。
【産業上の利用可能性】
【0059】
本発明による組立式安全ドアは、端縁部とドアを分離して加工するので、加工性に優れ、これによる互換性が向上し、特に使用者の安全を考慮して幼児や子供の安全事故が心配になる場所に必須に設置しなければならないので、需給率がめっきり増加することに予想される。
【符号の説明】
【0060】
100 組立式安全ドア 110 端縁部
120 ドア 130 縦枠
131 第1フレーム 131a 第1戸枠
131b 第2戸枠 132 第2フレーム
132a 第3戸枠 132b 第4戸枠
140 結合部 141 固定部材
142 スリット溝 143 第1コネクター
143a 第1雌型コネクター 143b 第1雄型コネクター
143c 第1ファスナー 144 第2コネクター
144a 第2雌型コネクター 144b 第2雄型コネクター
144c 第2ファスナー
10 壁体 11a、11b 基礎戸枠
111 蝶番
図1
図2
図3
図4
図5