(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
シャッタボタン及び前記シャッタボタンの周囲に位置する時間設定領域から構成されたシャッタ操作ウィジェットを少なくとも含む撮影インターフェイスを表示するステップと、
時間設定領域に基づいて遅延時間を特定するステップと、
前記遅延時間に基づいて撮影を行うステップと
を含み、
前記時間設定領域は所定の数のサブ領域から構成され、各々のサブ領域はそれぞれ一つの遅延時間に対応され、
時間設定領域に基づいて遅延時間を特定するステップは、
時間設定領域内の選択されたサブ領域を検出するステップと、
選択されたサブ領域に基づいて遅延時間を特定するステップと
を含むことを特徴とする、遅延撮影方法。
シャッタボタン及び前記シャッタボタンの周囲に位置する時間設定領域から構成されたシャッタ操作ウィジェットを少なくとも含む撮影インターフェイスを表示するための第1表示モジュールと、
前記時間設定領域に基づいて遅延時間を特定するための特定モジュールと、
前記遅延時間に基づいて撮影を行うための撮影モジュールと
を備え、
前記時間設定領域は所定の数のサブ領域から構成され、各々のサブ領域はそれぞれ一つの遅延時間に対応され、
前記特定モジュールは、
時間設定領域内の選択されたサブ領域を検出するための検出ユニットと、
選択されたサブ領域に基づいて遅延時間を特定するための特定ユニットと
を備えることを特徴とする、遅延撮影装置。
【発明の概要】
【0005】
関連技術に存在する問題を解決するために、本発明は遅延撮影方法
、装置
、プログラム、及び記録媒体を提供する。
【0006】
本発明に係る実施例の第1の態様によると、遅延撮影方法を提供する。
【0007】
前記方法は、
シャッタボタン及び前記シャッタボタンの周囲に位置する時間設定領域から構成されたシャッタ操作ウィジェットを少なくとも含む撮影インターフェイスを表示するステップと、
時間設定領域に基づいて遅延時間を特定するステップと、
前記遅延時間に基づいて撮影を行うステップと
を含む。
【0008】
第1の態様を基に、第1の態様の実現可能な第1の方法において、
前記時間設定領域は所定の数のサブ領域から構成され、各々のサブ領域はそれぞれ一つの遅延時間に対応され、
時間設定領域に基づいて遅延時間を特定するステップは、
時間設定領域内の選択されたサブ領域を検出するステップと、
選択されたサブ領域に基づいて遅延時間を特定するステップと
を含む。
【0009】
第1の態様の実現可能な第1の方法を基に、第1の態様の実現可能な第2の方法において、
時間設定領域内の選択されたサブ領域を検出するステップの後に、
時間設定領域内の選択されたサブ領域と、選択されなかったサブ領域とを、区別して表示するステップ
をさらに含む。
【0010】
第1の態様を基に、第1の態様の実現可能な第3の方法において、
前記撮影インターフェイスは、カメラアイコンをさらに含み、
時間設定領域に基づいて遅延時間を特定するステップの後に、
前記遅延時間の時間値を撮影インターフェイス上のカメラアイコンの下方に表示するステップ
をさらに含む。
【0011】
第1の態様を基に、第1の態様の実現可能な第4の方法において、
遅延時間に基づいて撮影を行うステップは、
現在の時間を始点として遅延時間をカウントダウンして、カウントダウンが終了したタイミングに撮影を行うステップ
を含む。
【0012】
第1の態様の実現可能な第4の方法を基に、第1の態様の実現可能な第5の方法において、
現在の時間を始点として遅延時間をカウントダウンするステップは、
表示する遅延時間の時間値、及び時間設定領域内の選択されたサブ領域の範囲を、カウントダウンが終了するまで、次第に縮小させるステップ
を含む。
【0013】
第1の態様乃至第1の態様の実現可能な第5の方法を基に、第1の態様の実現可能な第6の方法において、
前記時間設定領域は、前記シャッタボタンの周囲を囲む環状の領域である。
第1の態様の実現可能な第6の方法を基に、第1の態様の実現可能な第7の方法において、
時間設定領域内の選択されたサブ領域を検出するステップは、
前記環状の領域に対する回転タッチ操作を検出するステップと、
前記環状の領域に対する回転タッチ操作が検出された場合、検出された回転タッチ操作に基づいて前記環状の領域内の選択されたサブ領域を特定するステップと
を含む。
【0014】
本発明に係る実施例の第2の態様によると、遅延撮影装置を提供する。
前記装置は、
シャッタボタン及び前記シャッタボタンの周囲に位置する時間設定領域から構成されたシャッタ操作ウィジェットを少なくとも含む撮影インターフェイスを表示するための第1表示モジュールと、
前記時間設定領域に基づいて遅延時間を特定するための特定モジュールと、
前記遅延時間に基づいて撮影を行うための撮影モジュールと
を備える。
【0015】
第2の態様を基に、第2の態様の実現可能な第1の方法において、
前記時間設定領域は所定の数のサブ領域から構成され、各々のサブ領域はそれぞれ一つの遅延時間に対応され、
前記特定モジュールは、
時間設定領域内の選択されたサブ領域を検出するための検出ユニットと、
選択されたサブ領域に基づいて遅延時間を特定するための特定ユニットと
を備える。
【0016】
第2の態様の実現可能な第1の方法を基に、第2の態様の実現可能な第2の方法において、
前記装置は、
時間設定領域内の選択されたサブ領域を区別して表示するための第2表示モジュール
をさらに備える。
【0017】
第2の態様を基に、第2の態様の実現可能な第3の方法において、
前記撮影インターフェイスは、カメラアイコンをさらに含み、
前記装置は、
前記遅延時間の時間値を撮影インターフェイス上のカメラアイコンの下方に表示するための第3表示モジュール
をさらに備える。
【0018】
第2の態様を基に、第2の態様の実現可能な第4の方法において、
前記撮影モジュールは、
現在の時間を始点として遅延時間をカウントダウンするためのカウントユニットと、
カウントダウンが終了したタイミングに撮影を行うための撮影ユニットと
を備える。
【0019】
第2の態様の実現可能な第4の方法を基に、第2の態様の実現可能な第5の方法において、
前記カウントユニットは、表示する遅延時間の時間値、及び時間設定領域内の選択されたサブ領域の範囲を、カウントダウンが終了するまで、次第に縮小させる。
【0020】
第2の態様乃至第2の態様の実現可能な第5の方法を基に、第2の態様の実現可能な第6の方法において、
前記第1表示モジュールにより表示させた撮影インターフェイス上の前記時間設定領域は、前記シャッタボタンの周囲を囲む環状の領域である。
【0021】
第2の態様の実現可能な第6の方法を基に、第2の態様の実現可能な第7の方法において、
前記検出ユニットは、
前記環状の領域に対する回転タッチ操作を検出するための検出サブユニットと、
前記環状の領域に対する回転タッチ操作が検出された場合、検出された回転タッチ操作に基づいて前記環状の領域内の選択されたサブ領域を特定するための特定サブユニットと
を備える。
【0022】
本発明の実施例に係る第3態様によると、プロセッサに実行されることにより、上記遅延撮影方法を実現するプログラムを提供する。
【0023】
本発明の実施例に係る第4態様によると、上記プログラムが記録された記録媒体を提供する。
【0024】
本発明の実施例により提供する技術手段の有益な効果は、以下のとおりである。
【0025】
シャッタボタン及びシャッタボタンの周囲に位置する時間設定領域から構成されたシャッタ操作ウィジェットを少なくとも含む撮影インターフェイスを表示し、また、時間設定領域に基づいて遅延時間を特定し、さらに、遅延時間に基づいて撮影を行う。このようにすることにより、メニュー設定インターフェイスを利用する必要がなく、撮影インターフェイスを利用するだけで遅延撮影を実現することができるため、遅延撮影を実現する方法がもっと簡単になり、効率がもっと高くなった。
【0026】
以上の統括な記述と以下の詳細な記述は、例示的なものに過ぎず、本発明を限定するものではないと理解するべきである。
【発明を実施するための形態】
【0029】
ここで、例示的な実施例を詳細に説明し、また、説明中の例を図面に示している。以下の記述において、図面を説明する際に、特に、説明しない場合、異なる図面中の同一の符号は、同一、或は、同様な要素を意味する。以下の例示的な実施例において記述する実施方法は、本発明に合致するすべての実施方法を代表しない。逆に、それらは、添付の特許請求の範囲において詳細に記述された、本発明のいくつかの態様と合致する装置、及び方法の例に過ぎない。
【0030】
本発明に係る実施例は、ユーザの自分撮り、集合写真、等を行う場面における遅延撮影の需要を満たすために、遅延撮影方法を提供する。当該遅延撮影方法は、撮影機能を有する端末に利用される。当該端末は、携帯電話、カメラ、等を含むが、これらに限定されない。本実施例は、端末の具体的な製品の形式を限定しない。
図1に示されたように、本発明に係る実施例によって提供する遅延撮影方法は、以下のステップを含む。
【0031】
ステップ101において、シャッタボタン及びシャッタボタンの周囲に位置する時間設定領域から構成されたシャッタ操作ウィジェットを少なくとも含む撮影インターフェイスを表示する。
【0032】
ステップ102において、時間設定領域に基づいて、遅延時間を特定する。
【0033】
一実施例において、時間設定領域は、所定の数のサブ領域から構成され、各々のサブ領域は、それぞれ一つの遅延時間に対応される。
【0034】
時間設定領域に基づいて、遅延時間を特定するステップは、
時間設定領域内の選択されたサブ領域を検出するステップと、
選択されたサブ領域に基づいて遅延時間を特定するステップとを含む。
【0035】
一実施例において、時間設定領域内の選択されたサブ領域を検出した後に、
時間設定領域内の選択されたサブ領域と、選択されなかったサブ領域とを、区別して表示するステップをさらに含む。
【0036】
一実施例において、撮影インターフェイスは、カメラアイコンをさらに含み、
時間設定領域に基づいて遅延時間を特定するステップの後に、
遅延時間の時間値を撮影インターフェイス上のカメラアイコンの下方に表示するステップをさらに含む。
【0037】
ステップ103において、遅延時間に基づいて撮影を行う。
【0038】
一実施例において、遅延時間に基づいて撮影を行うステップは、
現在の時間を始点として遅延時間をカウントダウンして、カウントダウンが終了したタイミングに撮影を行うステップを含む。
【0039】
一実施例において、現在の時間を始点として遅延時間をカウントダウンするステップは、
表示する遅延時間の時間値、及び時間設定領域内の選択されたサブ領域の範囲を、カウントダウンが終了するまで、次第に縮小させるステップを含む。
【0040】
一実施例において、時間設定領域は、シャッタボタンの周囲を囲む環状の領域である。
【0041】
一実施例において、時間設定領域内の選択されたサブ領域を検出するステップは、
環状の領域に対する回転タッチ操作を検出するステップと、
環状の領域に対する回転タッチ操作が検出された場合、検出された回転タッチ操作に基づいて環状の領域内の選択されたサブ領域を特定するステップとを含む。
【0042】
本発明に係る実施例によって提供する方法によると、シャッタボタン及びシャッタボタンの周囲に位置する時間設定領域から構成されたシャッタ操作ウィジェットを少なくとも含む撮影インターフェイスを表示し、また、時間設定領域に基づいて遅延時間を特定し、さらに、遅延時間に基づいて撮影を行う。このようにすることにより、メニュー設定インターフェイスを利用する必要がなく、撮影インターフェイスを利用するだけで遅延撮影を実現することができるため、遅延撮影を実現する方法がもっと簡単になり、効率がもっと高くなった。
【0043】
図2は、例示的な一実施例に係る遅延撮影方法を示すフローチャートである。
図2に示されたように、当該遅延撮影方法は端末に利用される。当該方法は、以下のステップを含む。
【0044】
ステップ201において、シャッタボタン及びシャッタボタンの周囲に位置する時間設定領域から構成されたシャッタ操作ウィジェットを少なくとも含む撮影インターフェイスを表示する。
【0045】
ここで、撮影インターフェイスは、撮影機能を有する端末が、撮影モードにおいて表示スクリーン上に表示させるインターフェイスである。撮影機能を有する端末は、スマートフォン、タブレットPC、カメラ等であってもよく、本実施例は、撮影機能を有する端末を具体的に限定しない。
【0046】
本実施例において、撮影インターフェイスを表示する方法に対して、具体的に限定しない。具体的に実施する時に、端末中のカメラがオンになったか否かを検出することにより、端末中のカメラがオンになったことが検出された後に、端末を撮影モードに切り替えて、撮影インターフェイスを表示してもよい。
【0047】
撮影インターフェイス上に表示する内容は、シャッタ操作ウィジェット、撮影機能を有する端末がカメラを用いて撮影した画像等を含むが、これらに限定されない。本実施例は、撮影インターフェイス上に表示する内容に対して、具体的に限定しない。ここで、シャッタ操作ウィジェットは、シャッタボタン、及びシャッタボタンの周囲の時間設定領域から構成されるが、これらに限定されない。
【0048】
本実施例は、シャッタボタンが位置する領域と、シャッタボタンの周囲の時間設定領域とが、シャッタ操作ウィジェットが位置する領域において占有する比に対して、具体的に限定しない。具体的に実施する時に、シャッタボタンが位置する領域がシャッタ操作ウィジェットが位置する領域において占有する比を50%と設定し、シャッタボタンの周囲の時間設定領域がシャッタ操作ウィジェットが位置する領域において占有する比を50%と設定してもよいし、シャッタボタンが位置する領域がシャッタ操作ウィジェットが位置する領域において占有する比例を60%と設定し、シャッタボタンの周囲の時間設定領域がシャッタ操作ウィジェットが位置する領域において占有する比例を40%と設定してもよい。
【0049】
具体的に、シャッタボタンは、撮影機能を有し、写真を撮るためのものである。シャッタボタンを撮影インターフェイス上に表示する形式は、アイコンの形式、メニューの形式、等を含むが、これらに限定されない。
【0050】
本実施例は、シャッタボタンを撮影インターフェイス上に表示する形式に対して、具体的に限定しない。時間設定領域は、遅延撮影の遅延時間を設定するものである。時間設定領域は、シャッタボタンの周囲を囲む環状の領域であってもよいが、これらに限定されない。時間設定領域は、所定の数のサブ領域から構成され、且つ、各々のサブ領域は、それぞれ一つの遅延時間に対応される。所定の数は、5個、6個、10個等であってもよい。本実施例は、所定の数にたいして、具体的に限定しない。
【0051】
ここで、時間設定領域を構成する各々のサブ領域の大きさは、同一であってもよいし、互いに異なってもよい。本実施例は、時間設定領域を構成する各々のサブ領域の大きさに対して、具体的に限定しない。本実施例においては、ユーザが時間設定領域のサブ領域に基づいて遅延撮影の遅延時間を便利に設定するようにするために、時間設定領域を構成する各領域を同一の大きさに設定してもよい。この時、各々のサブ領域に対応する遅延時間は同一である。
【0052】
以下、本ステップ中の前記の撮影インターフェイスを直観的に示すために、
図3を例として詳しく説明する。
図3に示された撮影インターフェイスの模式図を参照すると、1はシャッタ操作ウィジェットである、2はシャッタボタンであり、3はシャッタボタンの周囲の時間設定領域である。
図3から分かるように、時間設定領域は、5個のサブ領域から構成される。
【0053】
ステップ202において、時間設定領域内の選択されたサブ領域を検出する。
【0054】
本実施例においての時間設定領域は、環状の領域であり、所定の数のサブ領域から構成される。各々のサブ領域は、回転タッチ操作されるためのものである。いずれか一つのサブ領域が回転タッチされた後、当該サブ領域は選択されることになる。このため、時間設定領域内の選択されたサブ領域を検出する方法は、以下の方法を含むが、これらに限定されない。
【0055】
まず、環状の領域に対する回転タッチ操作を検出する。
【0056】
次に、環状の領域に対する回転タッチ操作が検出された場合、検出された回転タッチ操作に基づいて環状の領域内の選択されたサブ領域を特定する。
【0057】
回転タッチ操作の特徴によって、回転タッチ操作によって選択された領域は連続的な領域になる。このため、遅延撮影を行う度に検出された時間設定領域内の選択されたサブ領域は、連続的なサブ領域になる。ただ、遅延撮影を行う度に検出される選択されたサブ領域の数が互いに異なることになる。
【0058】
一実施例において、選択されたサブ領域を直観的に表示するために、本実施例によって提供する方法は、さらに、時間設定領域内の選択されたサブ領域と選択されなかったサブ領域とを区別して表示することにより、ユーザに時間設定領域内の選択されたサブ領域と選択されなかったサブ領域とを区分するようにする。具体的な区別表示方法は、互いに異なる色で区別表示する方法を含むが、これらに限定されない。例えば、時間設定領域内の選択されたサブ領域と選択されなかったサブ領域とを互いに異なる色で区別表示する時に、時間設定領域内の選択されたサブ領域を緑で表示し、選択されなかったサブ領域表示を赤で表示する。当然ながら、時間設定領域内の選択されたサブ領域を黒で表示し、選択されなかったサブ領域を白で表示してもよい。本実施例は、時間設定領域内の選択されたサブ領域と選択されなかったサブ領域とを表示する色に対して、具体的に限定しない。
【0059】
互いに異なる色で区別表示した時間設定領域内の選択されたサブ領域と選択されなかったサブ領域とをもっと直観的に示すために、以下、
図4を例として説明する。
【0060】
図4は撮影インターフェイスを示す模式図である。1はシャッタ操作ウィジェットであり、2はシャッタボタンであり、3はシャッタボタンの周囲の時間設定領域である。ここで、シャッタボタンの周囲の時間設定領域は、6個のサブ領域から構成される。6個のサブ領域は、それぞれ、サブ領域a、サブ領域b、サブ領域c、サブ領域d、サブ領域e、及びサブ領域fである。時間設定領域内の選択されたサブ領域を黒で表示し、選択されなかった領域を白で表示すると設定する。時間設定領域内のサブ領域a、サブ領域b、及びサブ領域cが選択されたことが検出された場合、時間設定領域内のサブ領域a、サブ領域b、及びサブ領域cを黒に表示し、時間設定領域内のサブ領域d、サブ領域e、及びサブ領域fを白に表示する。
【0061】
ステップ203において、選択されたサブ領域に基づいて遅延時間を特定する。
【0062】
各々のサブ領域はそれぞれ一つの遅延時間に対応されるため、選択されたサブ領域が検出された後、選択されたサブ領域に基づいて遅延撮影の遅延時間を特定できる。例えば、時間設定領域の各々のサブ領域に対応される遅延時間を2sに設定すると、時間設定領域内の選択されたサブ領域が3個であることが検出された場合、遅延撮影の遅延時間を6sに特定できるし、時間設定領域内の選択されたサブ領域が5個であることが検出された場合、遅延撮影の遅延時間を10sに特定できる。
【0063】
一実施例において、ユーザに現在のモードを直観的に表示させるために、端末は、さらに、撮影モードを示すためのカメラアイコンを撮影インターフェイスに表示する。撮影インターフェイス上に表示するカメラアイコンの表示位置に対しては、本実施例では具体的に限定しない。具体的に実施する時に、カメラアイコンを撮影インターフェイスの左上角に表示してもよいし、カメラアイコンを撮影インターフェイスの右上角に表示してもよい。
【0064】
上記の撮影インターフェイス上に表示するカメラアイコンに基づいて、ユーザに特定された遅延撮影の遅延時間を直観的に表示させるために、本実施例によって提供する方法は、時間設定領域に基づいて遅延時間を特定した後に、さらに、遅延時間の時間値を撮影インターフェイス上のカメラアイコンの下方に表示する。
図5に示された撮影インターフェイスを例にすると、1はシャッタ操作ウィジェットであり、
4はカメラアイコンである。
図5から分かるように、カメラアイコン2は、撮影インターフェイスの右上角に表示される。選択されたサブ領域に基づいて特定される遅延時間が6sである場合、遅延時間の時間値である「6」をカメラアイコンの下方に表示する。具体的な表示結果は、
図5に示したようである。
【0065】
一実施例において、シャッタボタンは即時の撮影(通常の撮影)を実現するものであるが、本実施例において端末が実現する撮影は遅延撮影であるため、時間設定領域に基づいて、選択されたサブ領域遅延時間を特定した後、端末は、選択された操作のトリガによって、シャッタ操作ウィジェットに構成されたシャッタボタンをカウントダウンシャッタボタンに変換する。ここで、カウントダウンシャッタボタンは、遅延が終了した後に撮影を実現するためのものである。
図6に示された撮影インターフェイスを例にすると、1はシャッタ操作ウィジェットであり、2はシャッタボタンであり、3は時間設定領域であり、4はカメラアイコンである。撮影インターフェイス上の時間設定領域内のサブ領域が選択されたことが検出されると、ユーザが遅延撮影を望むことを示している。この時、端末は、操作ウィジェット中のラベルボタンをカウントダウンシャッタボタンに変換させて、端末に遅延撮影を実現するようにする。
【0066】
ステップ204において、遅延時間に基づいて撮影を行う。
【0067】
遅延時間に基づいて撮影を行う方法は、現在の時間を始点として遅延時間をカウントダウンして、カウントダウンが終了したタイミングに撮影を行う方法を含むが、これらに限定されない。具体的に、選択されたサブ領域に基づいて特定された遅延時間が10sである場合、現在の時間を始点として遅延時間をカウントダウンして、遅延時間が10sからカウントダウンされて0sになった際に撮影を行う。選択されたサブ領域に基づいて特定された遅延時間が7sである場合には、現在の時間を始点として遅延時間をカウントダウンして、遅延時間が7sからカウントダウンされて0sになった際に撮影を行う。
【0068】
現在の時間を始点として遅延時間をカウントダウンする方法は、以下の方法を含むが、これらに限定されない。
【0069】
表示する遅延時間の時間値、及び時間設定領域内の選択されたサブ領域の範囲を、カウントダウンが終了するまで、次第に縮小させる。具体的に、撮影インターフェイス上に表示されている遅延時間の時間値、及び時間設定領域内の選択されたサブ領域は、遅延撮影の遅延時間を示し、遅延時間のカウントダウンによって遅延時間が次第に減少されるため、ユーザに現在の撮影の遅延時間を表示するためには、表示する遅延時間の時間値、及び時間設定領域内の選択されたサブ領域の範囲を、カウントダウンが終了するまで、次第に縮小させる必要がある。例えば、特定された遅延時間が4sであり、時間設定領域内の選択されたサブ領域が2個である場合、遅延時間を2sまでカウントダウンしたタイミングに、カメラアイコンの下方に表示する遅延時間の時間値は「2」に変換され、時間設定領域内の選択されたサブ領域は1個に縮小される。
【0070】
本発明に係る実施例によって提供する方法によると、シャッタボタン及びシャッタボタンの周囲に位置する時間設定領域から構成されたシャッタ操作ウィジェットを少なくとも含む撮影インターフェイスを表示し、また、時間設定領域に基づいて遅延時間を特定し、さらに、遅延時間に基づいて撮影を行う。このようにすることにより、メニュー設定インターフェイスを利用する必要がなく、撮影インターフェイスを利用するだけで遅延撮影を実現することができるため、遅延撮影を実現する方法がもっと簡単になり、効率がもっと高くなった。
【0071】
図7は、例示的な一実施例に係る遅延撮影装置を示す模式図である。当該装置は、上記の
図1及び
図2に示した実施例中のいずれか一つの実施例に記述された遅延撮影方法を実現するためのものである。
図7を参照すると、当該装置は、第1表示モジュール701、特定モジュール702、及び撮影モジュール703を備える。
【0072】
当該第1表示モジュール701は、シャッタボタン及びシャッタボタンの周囲に位置する時間設定領域から構成されたシャッタ操作ウィジェットを少なくとも含む撮影インターフェイスを表示する。
【0073】
当該特定モジュール702は、時間設定領域に基づいて、遅延時間を特定する。
【0074】
当該撮影モジュール703は、遅延時間に基づいて撮影を行う。
【0075】
一実施例において、時間設定領域は、所定の数のサブ領域から構成され、各々のサブ領域はそれぞれ一つの遅延時間に対応される。
【0076】
特定モジュール702は、検出ユニット、及び特定ユニットを備える。
当該検出ユニットは、時間設定領域内の選択されたサブ領域を検出する。
当該特定ユニットは、選択されたサブ領域に基づいて遅延時間を特定する。
【0077】
一実施例において、当該装置は、第2表示モジュールをさらに備える。
当該第2表示モジュールは、時間設定領域内の選択されたサブ領域と、選択されなかったサブ領域とを、区別して表示する。
【0078】
一実施例において、撮影インターフェイスは、カメラアイコンをさらに含む。
【0079】
当該装置は、第3表示モジュールをさらに備える。
当該第3表示モジュールは、遅延時間の時間値を撮影インターフェイス上のカメラアイコンの下方に表示する。
【0080】
一実施例において、撮影モジュール703は、カウントユニット、及び撮影ユニットを備える。
当該カウントユニットは、現在の時間を始点として遅延時間をカウントダウンする。
当該撮影ユニットは、カウントダウンが終了したタイミングに撮影を行う。
【0081】
一実施例において、カウントユニットは、表示する遅延時間の時間値、及び時間設定領域内の選択されたサブ領域の範囲を、カウントダウンが終了するまで、次第に縮小させる。
【0082】
一実施例において、第1表示モジュールにより表示させた撮影インターフェイス上の時間設定領域は、シャッタボタンの周囲を囲む環状の領域である。
【0083】
一実施例において、検出ユニットは、検出サブユニット、及び特定サブユニットを備える。
当該検出サブユニットは、環状の領域に対する回転タッチ操作を検出する。
当該特定サブユニットは、環状の領域に対する回転タッチ操作が検出された場合、検出された回転タッチ操作に基づいて環状の領域内の選択されたサブ領域を特定する。
【0084】
本発明に係る実施例によって提供する装置によると、シャッタボタン及びシャッタボタンの周囲に位置する時間設定領域から構成されたシャッタ操作ウィジェットを少なくとも含む撮影インターフェイスを表示し、また、時間設定領域に基づいて遅延時間を特定し、さらに、遅延時間に基づいて撮影を行う。このようにすることにより、メニュー設定インターフェイスを利用する必要がなく、撮影インターフェイスを利用するだけで遅延撮影を実現することができるため、遅延撮影を実現する方法がもっと簡単になり、効率がもっと高くなった。
【0085】
上記の実施例中の装置について、各モジュールにより操作を実行する具体的な方法に対しては既に関連する方法の実施例において詳しく説明したため、ここでは詳しい説明は省略する。
【0086】
図8は、例示的な一実施例に係る遅延撮影装置800を示すブロック図である。例えば、装置800は、携帯電話、コンピューター、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
【0087】
図8を参照して、装置800は、プロセスアセンブリ802、メモリ804、電源アセンブリ806、マルチメディアアセンブリ808、オーディオアセンブリ810、入出力(I/ O)インターフェイス812、センサアセンブリ814、及び通信アセンブリ816のような一つ以上のアセンブリを含んでよい。
【0088】
プロセスアセンブリ802は、一般的には装置800の全体の操作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作、及び記録操作と関連する操作を制御する。プロセスアセンブリ802は、一つ以上のプロセッサ820を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或は一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ802は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセスアセンブリ802と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ802は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディアアセンブリ808とプロセスアセンブリ802の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
【0089】
メモリ804は、各種類のデータを記憶することにより装置800の操作を支援するように構成される。これらのデータの例は、装置800において操作されるいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ804は、任意の種類の揮発性又は不揮発性メモリ記憶デバイス、または、それらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM( Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
【0090】
電源アセンブリ806は、装置800の多様なアセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ806は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び装置800のための電力の生成、管理及び割り当てに関連する他のアセンブリを含んでもよい。
【0091】
マルチメディアアセンブリ808は、前記装置800とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スライド、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或はスライドの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或はスライド操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディアアセンブリ808は、一つのフロントカメラ
及びリアカメラ
の何れかを含む。装置800が、例えば撮影モード、或はビデオモード等の操作モードにある場合、フロントカメラ
及びリアカメラ
の何れかは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或は
フォーカス機能と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
【0092】
オーディオアセンブリ810は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオアセンブリ810は、一つのマイク(MIC)を含み、装置800が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の操作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ804に記憶されたり、通信アセンブリ816を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオアセンブリ810は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
【0093】
I/Oインターフェイス812は、プロセスアセンブリ802と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、起動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0094】
センサアセンブリ814は、装置800の様々な方面の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ814は、装置800のON/OFF状態、装置800のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサアセンブリ814は、装置800、或は装置800の一つのアセンブリの位置変更、ユーザと装置800とが接触しているか否か、装置800の方位、又は加速/減速、装置800の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ814は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ814は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD撮像センサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサアセンブリ814は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
【0095】
通信アセンブリ816は、装置800と他の機器との間において有線、又は無線形態の通信を提供する。装置800は、例えばWiFi、2G、3G、或はこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信アセンブリ816は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信アセンブリ816は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を推進するようにする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
【0096】
例示的な実施例において、装置800は、一つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
【0097】
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ804を提供しており、装置800のプロセッサ820により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD-ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ記憶デバイス等である。
【0098】
コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、当該記録媒体中の命令が移動端末のプロセッサによって実行される際に、移動端末に遅延撮影方法を実行させることができる。
【0099】
前記方法は、
シャッタボタン及びシャッタボタンの周囲に位置する時間設定領域から構成されたシャッタ操作ウィジェットを少なくとも含む撮影インターフェイスを表示するステップと、
時間設定領域に基づいて、遅延時間を特定するステップと、
遅延時間に基づいて撮影を行うステップと、
を含む。
【0100】
一実施例において、時間設定領域は、所定の数のサブ領域から構成され、各々のサブ領域はそれぞれ一つの遅延時間に対応され、
時間設定領域に基づいて、遅延時間を特定するステップは、
時間設定領域内の選択されたサブ領域を検出するステップと、
選択されたサブ領域に基づいて遅延時間を特定するステップと
を含む。
【0101】
一実施例において、時間設定領域内の選択されたサブ領域を検出した後に、
時間設定領域内の選択されたサブ領域と、選択されなかったサブ領域とを、区別して表示するステップ
をさらに含む。
【0102】
一実施例において、撮影インターフェイスは、カメラアイコンをさらに含み、
時間設定領域に基づいて遅延時間を特定するステップの後に、
遅延時間の時間値を撮影インターフェイス上のカメラアイコンの下方に表示するステップ
をさらに含む。
【0103】
一実施例において、遅延時間に基づいて撮影を行うステップは、
現在の時間を始点として遅延時間をカウントダウンして、カウントダウンが終了したタイミングに撮影を行うステップ
を含む。
【0104】
一実施例において、現在の時間を始点として遅延時間をカウントダウンするステップは、
表示する遅延時間の時間値、及び時間設定領域内の選択されたサブ領域の範囲を、カウントダウンが終了するまで、次第に縮小させるステップ
を含む。
【0105】
一実施例において、前記時間設定領域は、前記シャッタボタンの周囲を囲む環状の領域である。
一実施例において、時間設定領域内の選択されたサブ領域を検出するステップは、
環状の領域に対する回転タッチ操作を検出するステップと、
環状の領域に対する回転タッチ操作が検出された場合、検出された回転タッチ操作に基づいて環状の領域内の選択されたサブ領域を特定するステップと
を含む。
【0106】
本発明によって提供するコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体によると、シャッタボタン及びシャッタボタンの周囲に位置する時間設定領域から構成されたシャッタ操作ウィジェットを少なくとも含む撮影インターフェイスを表示し、また、時間設定領域に基づいて遅延時間を特定し、さらに、遅延時間に基づいて撮影を行う。このようにすることにより、メニュー設定インターフェイスを利用する必要がなく、撮影インターフェイスを利用するだけで遅延撮影を実現することができるため、遅延撮影を実現する方法がもっと簡単になり、効率がもっと高くなった。
【0107】
当業者は、明細書を検討して本発明を実践した後、本発明の他の実施案を容易に考え出すことができる。本願は、本発明のいずれの変形、用途、又は適応的な変更をカバーすることを狙っているし、これらの変形、用途、又は適応的な変更は、本発明の一般的な原理に従い、また、本発明は公開していない当業界の公知の知識又は通常の技術手段を含む。明細書と実施例はただ例示として考慮され、本発明の本当の範囲と精神は以下の特許請求の範囲に記載される。
【0108】
本発明は上記に記述され、また図面で示した正確な構成に限定されず、その範囲を逸脱しない限り多様な置換えと変更を行うことができると、理解するべきである。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲のみにより限定される。
【0109】
本願は、出願番号が201410400811.0であって、出願日が2014年8月14日である中国特許出願に基づいて優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容を援用する。