(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6221963
(24)【登録日】2017年10月13日
(45)【発行日】2017年11月1日
(54)【発明の名称】定着装置および画像形成装置
(51)【国際特許分類】
G03G 15/20 20060101AFI20171023BHJP
G03G 21/00 20060101ALI20171023BHJP
G03G 21/14 20060101ALI20171023BHJP
G03G 21/16 20060101ALI20171023BHJP
【FI】
G03G15/20 510
G03G21/00 386
G03G21/00 510
G03G21/14
G03G21/16 185
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-127150(P2014-127150)
(22)【出願日】2014年6月20日
(65)【公開番号】特開2016-6452(P2016-6452A)
(43)【公開日】2016年1月14日
【審査請求日】2016年7月21日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006150
【氏名又は名称】京セラドキュメントソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100168583
【弁理士】
【氏名又は名称】前井 宏之
(72)【発明者】
【氏名】瀧口 史晃
【審査官】
牧島 元
(56)【参考文献】
【文献】
特開2008−058757(JP,A)
【文献】
特開2012−027333(JP,A)
【文献】
特開2004−231373(JP,A)
【文献】
特開2007−292891(JP,A)
【文献】
特開2004−102121(JP,A)
【文献】
特開2011−191590(JP,A)
【文献】
特開2002−287542(JP,A)
【文献】
特開2010−217301(JP,A)
【文献】
特開2009−237187(JP,A)
【文献】
特開2006−146154(JP,A)
【文献】
特開2010−276667(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G03G 15/20
G03G 21/00
G03G 21/14
G03G 21/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートを加熱するベルトを有する加熱部材と、
前記シートを加圧し、前記ベルトを回転させる加圧部材と、
前記ベルトの一方端部の回転に対する他方端部の回転のずれを検出する回転検出部と、
制御部と
を備え、
前記回転検出部は、第1検出部と第2検出部とを含み、
前記第1検出部は、フランジと、遮光片を含む遮光部と、発光部及び受光部が設けられた第1フォトインターラプターと、複数のギアとを含み、
前記フランジは、前記ベルトの一方端部に固着され、前記ベルトの回転に伴って回転し、
前記複数のギアは、前記フランジの回転に応じて回転し、
前記遮光片は、前記複数のギアに応じて回転し、前記第1フォトインターラプターの前記発光部から発せられる光を間欠的に遮断し、
前記第1フォトインターラプターは、第1パルス信号を生成し、
前記第2検出部は、フランジと、遮光部と、発光部及び受光部が設けられた第2フォトインターラプターと、複数のギアとを含み、
前記フランジは、前記ベルトの他方端部に固着され、前記ベルトの回転に伴って回転し、
前記複数のギアは、前記フランジの回転に応じて回転し、
前記遮光片は、前記複数のギアに応じて回転し、前記第2フォトインターラプターの前記発光部から発せられる光を間欠的に遮断し、
前記第2フォトインターラプターは、第2パルス信号を生成し、
前記第1パルス信号は、前記ベルトの前記一方端部の回転速度に対応するパルス幅を有し、
前記第2パルス信号は、前記ベルトの前記他方端部の回転速度に対応するパルス幅を有し、
前記第1パルス信号と前記第2パルス信号との位相差は、前記ずれに対応し、
前記制御部は、前記ずれに応じて前記ベルトの発熱を停止させる、定着装置。
【請求項2】
表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記ずれが規定値を超えた場合、メッセージを前記表示部に表示させる、請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記第1検出部の前記遮光片及び前記第2検出部の前記遮光片は、互いに同位相になるように配置される、請求項1または請求項2に記載の定着装置。
【請求項4】
前記第1検出部の前記遮光片及び前記第2検出部の前記遮光片は、あらかじめ一定の位相差を有するように配置され、
前記制御部は、前記位相差を基準にして前記ずれを検出する、請求項1または請求項2に記載の定着装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置と、
前記シートに画像を形成する画像形成部と
を備える、画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置および画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の画像形成装置は中間転写ベルトを備える。中間転写ベルトは、支持回転体に架け渡されて伸長状態で回転する。画像形成装置は、中間転写ベルトの両縁に設けられた光学指標を用いて回転速度を制御する。光学指標を支持回転体の回転方向に直角な方向に傾かせることで、中間転写ベルトが光学指標を発端にして破断することを抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−276667号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1には中間転写ベルトの破れによる過熱については開示されていない。過熱は、装置の性能の低下を引き起こす可能性がある。画像形成装置は、例えば定着装置を備える。定着装置は、加熱ローラー及び加圧ローラーを備える。加熱ローラーのベルトは加圧ローラーに接触して熱を放出するため、加熱ローラーは過熱されることなく一定温度に保たれる。しかしながら、加熱ローラーのベルトが部分的に破れた場合、加圧ローラーとの接触部分が減少するため加熱ローラーの熱は放出されにくくなる。従って、加熱ローラーは過熱され温度が上昇する。その結果、定着装置の性能の低下を引き起こす可能性がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、加熱ローラーの過熱を抑制できる定着装置および画像形成装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の観点によれば、定着装置は、加熱部材と、加圧部材と、回転検出部とを備える。加熱部材は、シートを加熱するベルトを有する加圧部材は、前記シートを加圧し、前記ベルトを回転させる。回転検出部は、前記ベルトの一方端部の回転に対する他方端部の回転のずれを検出する。
【0007】
本発明の第2の観点によれば、画像形成装置は、本発明の第1の観点に係る定着装置と、画像形成部とを備える。画像形成部は、前記シートに画像を形成する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ベルトに破れが発生したことを検出できるため、破れたベルトの発熱を停止させ、ベルトの過熱を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明の実施形態1に係る定着装置を示す模式図である。
【
図2】本発明の実施形態1に係る定着装置を示す断面図である。
【
図3】本発明の実施形態1に係る定着装置の回転検出部を示す模式図である。
【
図4】本発明の実施形態2に係る画像形成装置の概略を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0011】
(実施形態1)
図1及び
図2を参照して定着装置1について説明する。
図1は定着装置1を示す。
図2は、定着装置1を示す断面図である。定着装置1は、加熱部材としての加熱ローラー10と、回転検出部20と、加圧部材としての加圧ローラー30と、磁束発生装置40と、電流供給回路45と、制御部60と、表示部70とを備える。定着装置1は、シートTを加熱及び加圧することによって、シートT上に形成された未定着のトナーをシートTに定着させる。
【0012】
加熱ローラー10は、シートTを加熱するベルト11及びベルトガイド12を有する。ベルト11は、無端状である。ベルト11は、ニッケルにより形成され、銅でメッキされ、耐熱性及び剛性を有する。ベルトガイド12は、ステンレス鋼(SUS)によって形成される。ステンレス鋼は、鉄及びクロムを含むさびにくい合金鋼である。ベルトガイド12は、ベルト11を円状に保持する。ベルトガイド12のうち、ベルト11を介して磁束発生装置40と対向する面は、磁束発生装置40からベルト11までの間隔を一定に保持する。
【0013】
回転検出部20は、ベルト11の一方端部の回転に対する他方端部の回転のずれを検出する。回転検出部20は、第1検出部21と第2検出部22とを含む。第1検出部21は、ベルト11の一方端部に近接する。第1検出部21はベルト11の一方端部の回転速度を検出する。第1検出部21は、ベルト11の一方端部の回転速度に対応するパルス幅を有する第1パルス信号を生成する。第2検出部22は、ベルト11の他方端部に近接する。第2検出部22はベルト11の他方端部の回転速度を検出する。第2検出部22は、ベルト11の他方端部の回転速度に対応するパルス幅を有する第2パルス信号を生成する。
【0014】
加圧ローラー30は、シートTを加圧する。加圧ローラー30は、モーターのような駆動源によって回転する。加圧ローラー30とベルト11とが接触することによってニップが形成される。シートTは、ニップを通過することで、加熱及び加圧される。加圧ローラー30は、加圧ローラー30とベルト11との間に生じる摩擦力によってベルト11を回転させる。
【0015】
磁束発生装置40は、ベルト11を発熱させるための磁束を発生させる。磁束発生装置40は、コイル41、ボビン42、及び磁性体コア43を有する。磁束発生装置40は、ベルト11の幅方向に沿って伸び、ベルト11の外周面の略半分を囲うようにベルト11に対向して配置される。コイル41は、ベルト11の幅方向に沿ってリッツ線をループ状に複数回巻いて形成され、ボビン42に取り付けられる。電流供給回路45は、磁束発生装置40に接続され、磁束発生装置40の発生させた磁束の作用でベルト11を発熱させるための電流を磁束発生装置40に供給する。コイル41は、電流供給回路45から供給される電流により交流磁束を発生させる。電流は、例えば高周波電流である。コイル41の発生させた磁束は、磁性体コア43を通過し、ベルト11に沿って通過する。ベルト11を通過する磁束の交流的な強さの変化によってベルト11には渦電流が生じる。ベルト11に渦電流が流れると、ベルト11の電気抵抗によってジュール熱が発生し、ベルト11が発熱する。
【0016】
制御部60は、回転検出部20が検出するベルト11の一方端部の回転に対する他方端部の回転のずれに応じてベルト11の発熱を停止させる。具体的には、制御部60は電流供給回路45の磁束発生装置40への電流の供給を停止させることで、ベルト11の発熱を停止させる。制御部60は、加圧ローラー30を回転させるための駆動信号によって、加圧ローラー30を制御する。
【0017】
ベルト11は加圧ローラー30に接触して熱を放出するため、ベルト11を有する加熱ローラー10は過熱されることなく一定温度に保たれる。しかしながら、ベルト11が部分的に破れた場合、ベルト11と加圧ローラー30との接触部分が減少するためベルト11の熱は放出されにくくなる。従って、加熱ローラー10のベルトガイド12が過熱される。また、ベルト11が破れた場合、破れた部分と破れていない部分とでベルト11から放出される熱に差が生じる。従って、加圧ローラー30の熱膨張が不均一になり、周の長さが異なる。その結果、加圧ローラー30の両端の回転にずれが生じる。ベルト11は加圧ローラー30の回転に伴って回転するため、加圧ローラー30の両端の回転にずれが生じた場合、ベルト11の両端の回転にもずれが生じる。
【0018】
従って、回転検出部20がベルト11の一方端部の回転に対する他方端部の回転のずれを検出することでベルト11に破れが生じたことを検出できる。その結果、破れたベルト11の発熱を停止させることができ、ベルト11の過熱を防止できる。
【0019】
表示部70は情報を表示する。制御部60は、ベルト11の一方端部の回転に対するベルト11の他方端部の回転のずれが規定値を超えた場合、メッセージを表示部70に表示させる。規定値及びメッセージは任意に設定される。メッセージは、例えばユーザーに警告を促す文章である。
【0020】
次に、
図1及び
図3を参照して回転検出部20について詳細に説明する。
図3は、回転検出部20を示す。
図3において図面が煩雑になることを避けるため、フランジ13、ギア23、ギア51、及びギア52の歯部分を省略している。第2検出部22の構成は、第1検出部21と同様な構成を有しているため説明を省略する。
【0021】
第1検出部21は、フランジ13、遮光部24、フォトインターラプター27、及びギア部50を含む。フランジ13は、ベルト11の一方端部に固着される。ギア部50は、ギア51、ギア52、及び軸53を含む。ギア51及びギア52は、軸53に固着される。従って、ギア51の回転に伴ってギア52は回転する。
【0022】
遮光部24は、ギア23、軸26及び遮光板300を含む。遮光板300は等間隔で配置された3個の遮光片25を含む。ギア23及び3個の遮光片25は、軸26に固着される。フォトインターラプター27には、発光部及び受光部が設けられる。第1検出部21に含まれる3個の遮光片25及び第2検出部22に含まれる3個の遮光片25は、同位相であるとフォトインターラプター27によって検知されるように配置される。第1検出部21の3個の遮光片25と第2検出部22の3個の遮光片25とが揃うように配置される。
【0023】
フランジ13は、ベルト11の回転に伴って矢印Aの示す方向に回転する。フランジ13とギア51とが連結する。従って、フランジ13に噛み合うギア51は、フランジ13の回転に伴って矢印Bの示す方向に回転し、ギア52は、ギア51の回転に応じて回転する。また、ギア52とギア23とが連結する。従って、ギア23は、ギア52の回転に伴って矢印Cの示す方向に回転する。そして、ギア23の回転に応じて3個の遮光片25が回転し、フォトインターラプター27の発光部から発せられる光を間欠的に遮断する。その結果、フォトインターラプター27は、回転速度に応じた周波数を有する第1パルス信号を出力する。同様にして、第2検出部22のフォトインターラプター27は、回転速度に応じた周波数を有する第2パルス信号を出力する。
【0024】
制御部60は、第1パルス信号と第2パルス信号との位相差が規定の値以上であると検出したことに応じて、ベルト11の発熱を停止させる。第1パルス信号と第2パルス信号との位相差はベルト11の回転のずれに対応する。位相差の規定の値は任意に設定される。
【0025】
本実施形態によれば、回転検出部20は、加熱ローラー10の両端の回転のずれを検出することで、加熱ローラー10を覆うベルト11に破れが生じたことを検出する。従って、ベルト11の破れを検出したことに応じてベルト11の発熱を停止させることが可能であり、加熱ローラー10の過熱を抑制できる。その結果、ベルト11の破れによって生じる定着装置1の過熱を防止できる。
【0026】
(実施形態2)
図4を参照して、本発明の実施形態2に係る画像形成装置100について説明する。
図4は、画像形成装置100の概略を説明するための模型的断面図である。画像形成装置100は、例えば、複写機、プリンター、ファクシミリ、又は複合機である。複合機は、例えば、複写機、プリンター、及びファクシミリのうち少なくとも2つの機器を備える。
【0027】
画像形成装置100は、定着装置1、給送部125、搬送部131、画像形成部140、原稿搬送部150、排出部160、画像読取部170、表示部180、及び制御部190を備える。
【0028】
搬送部131は、シートTを画像形成部140に搬送する。画像形成部140は、画像データに基づいてシートTに画像を形成する。画像データは、例えば、画像読取部170が生成した画像データである。具体的には、画像形成部140は、感光体ドラム141、帯電部142、露光部143、現像部144、及び転写部145によって、シートTに画像を形成する。また、画像形成部140は、クリーニング部146及び除電部147を含む。
【0029】
画像が形成されたシートTは定着装置1に向けて搬送される。定着装置1は、実施形態1に係る定着装置1として機能する。定着装置1は、シートTを加熱及び加圧して、シートTに形成された画像をシートTに定着させる。画像が定着されたシートTは排出部160に向けて搬送される。排出部160はシートTを排出する。
【0030】
画像読取部170は原稿の画像を読み取って画像データを生成する。給送部125は、カセット121又は手差しトレイ123に積載されたシートTを搬送部131に給送する。
【0031】
表示部180は、情報を表示する。表示部180は、実施形態1に係る表示部70として機能する。表示部180は、例えば液晶ディスプレーである。
【0032】
制御部190は、画像形成装置100の各要素を制御する。制御部190は、実施形態1に係る制御部60として機能する。
【0033】
以上、
図4を参照して説明したように、実施形態2によれば、定着装置1は実施形態1に係る定着装置1として機能する。従って、実施形態1と同様に、加熱ローラー10の破れを検出できる。その他、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
【0034】
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(4))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0035】
(1)
図2を参照して説明したように、ベルト11は、加熱ローラー10の外部に配置された磁束発生装置40によって発熱したが、加熱ローラー10の内部にヒーターを配置し、ヒーターがベルト11を加熱してもよい。
【0036】
(2)
図3を参照して説明したように、遮光板300は、3個の遮光片25を含むが、遮光板300は、単数の遮光片25を含んでもよいし、3以外の複数の遮光片25を含んでもよい。
【0037】
(3)フォトインターラプター27は、遮光片25を用いてベルト11の回転速度を検知したが、ベルト11の両端に設けられた光学指標を検出して回転速度を検出してもよい。光学指標は、例えばベルト11の両端に設けられた突起でもよいし、ベルト11の両端に形成された等間隔で配置される複数の開口でもよい。
【0038】
(4)
図3を参照して説明したように、第1検出部21の遮光板300及び第2検出部22の遮光板300は、互いに同位相になるように配置されたが、あらかじめ一定の位相差を有するように配置されてもよい。一対の遮光板300があらかじめ一定の位相差を有する場合、ベルト11の回転開始時の位相差が記憶される。制御部60は、記憶した位相差を基準にしてベルト11の両端の回転のずれを検出する。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明は、定着装置及び画像形成装置の分野に利用可能である。
【符号の説明】
【0040】
1 定着装置
10 加熱ローラー
11 ベルト
20 回転検出部
21 第1検出部
22 第2検出部
30 加圧ローラー
60 制御部
70 表示部
100 画像形成装置
150 画像形成部
180 表示部
190 制御部
T シート