特許第6222415号(P6222415)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6222415
(24)【登録日】2017年10月13日
(45)【発行日】2017年11月1日
(54)【発明の名称】フラックス
(51)【国際特許分類】
   B23K 35/363 20060101AFI20171023BHJP
【FI】
   B23K35/363 D
【請求項の数】2
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-536366(P2017-536366)
(86)(22)【出願日】2017年2月16日
(86)【国際出願番号】JP2017005713
【審査請求日】2017年7月12日
(31)【優先権主張番号】PCT/JP2016/054737
(32)【優先日】2016年2月18日
(33)【優先権主張国】JP
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000199197
【氏名又は名称】千住金属工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001209
【氏名又は名称】特許業務法人山口国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】丸子 大介
(72)【発明者】
【氏名】高橋 淳美
(72)【発明者】
【氏名】川▲崎▼ 浩由
【審査官】 川村 裕二
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第1999/001251(WO,A1)
【文献】 特開平10−34383(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B23K 35/00−35/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリオキシアルキレンエチレンジアミンを15質量%以上35質量%以下、有機酸を2質量%以上15質量%以下、ベース材を10質量%以上30質量%以下、アミンを3質量%以上30質量%以下、溶剤を20質量%以上40質量%以下含有する
ことを特徴とするフラックス。
【請求項2】
前記ポリオキシアルキレンエチレンジアミンは、
ポリオキシプロピレンエチレンジアミン、ポリオキシエチレンエチレンジアミン、ポリオキシメチルエチレンエチレンジアミン、又はポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエチレンジアミンの少なくともいずれかである
ことを特徴とする請求項1に記載のフラックス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、界面活性剤を含有するフラックスに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、はんだ付けに用いられるフラックスは、はんだ合金及びはんだ付けの対象となる接合対象物の金属表面に存在する金属酸化物を化学的に除去し、両者の境界で金属元素の移動を可能にする効能を持つ。このため、フラックスを使用してはんだ付けを行うことで、はんだ合金と接合対象物の金属表面との間に金属間化合物が形成できるようになり、強固な接合が得られる。
【0003】
近年、フラックスを使用してはんだ付けされる電子部品の小型化により、電子部品のはんだ付け部位である電極ピッチの狭小化が進行している。電極にフラックスを塗布し、はんだでCu等の金属核を被覆した核ボールやはんだボールを搭載したものを加熱してはんだバンプをつくる場合、電極ピッチが狭小化すると、ピッチ間ではんだのブリッジが発生し易くなる。はんだのブリッジは、はんだ付けの信頼性を損なう原因となる。
【0004】
はんだのブリッジは、フラックスの表面張力が高いと発生しやすい。表面張力の高いフラックスは、基板に対して水平な方向に広がりにくく、はんだの溶融時に電極間に留まり易くなる。隣り合う溶融はんだが、電極間のフラックスによって引き寄せられ、はんだ同士がくっつくとブリッジとなる。
【0005】
フラックスの表面張力を弱めてはんだのブリッジを抑制するために、界面活性剤を含有するフラックスが知られている。界面活性剤を含有するフラックスの例として、特許文献1には、ロジンエステル系界面活性剤又はアミド系界面活性剤を含有するフラックス組成物が開示されている。特許文献2には、カチオン性界面活性剤及び非イオン性界面活性剤を含むろう接用フラックスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平05−42389号公報
【特許文献2】特開2004−501765号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来のフラックスでは、例え界面活性剤を含有していても、更に電極ピッチが狭小になると、はんだのブリッジを抑制しきれなくなり、ブリッジが発生してしまうという問題があった。
【0008】
そこで、本発明はこのような課題を解決したものであって、従来のフラックスでははんだのブリッジが生じてしまうほど狭小なピッチの電極に対しても、ブリッジを抑制することのできるフラックスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の課題を解決するために採った本発明の技術手段は、次の通りである。
(1)ポリオキシアルキレンエチレンジアミンを15質量%以上35質量%以下、有機酸を2質量%以上15質量%以下、ベース材を10質量%以上30質量%以下、アミンを3質量%以上30質量%以下、溶剤を20質量%以上40質量%以下含有することを特徴とするフラックス。
【0010】
(2)ポリオキシアルキレンエチレンジアミンは、ポリオキシプロピレンエチレンジアミン、ポリオキシエチレンエチレンジアミン、ポリオキシメチルエチレンエチレンジアミン、又はポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエチレンジアミンの少なくともいずれかであることを特徴とする前記(1)に記載のフラックス。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係るフラックスによれば、狭小なピッチの電極に対してはんだ付けされるはんだのブリッジを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】実施例1のはんだ付け後のフラックス残渣の拡大写真である。
図2】比較例1のはんだ付け後のフラックス残渣の拡大写真である。
図3】比較例3のはんだ付け後のフラックス残渣の拡大写真である。
図4A】比較例1のブリッジ発生課程を示す説明図である。
図4B】比較例1のブリッジ発生課程を示す説明図である。
図4C】比較例1のブリッジ発生課程を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係る実施の形態としてのフラックスについて説明する。但し、本発明は以下の具体例に限定されるものではない。
【0014】
[フラックスの組成例]
本実施の形態のフラックスは、ポリオキシアルキレンエチレンジアミン、有機酸、ベース材、アミン及び溶剤を含有する。
【0015】
ポリオキシアルキレンエチレンジアミンは、界面活性剤である。ポリオキシアルキレンエチレンジアミンは、下記の化学式で表される。
【0016】
【化1】
【0017】
R1〜R4は、側鎖を表す。ポリオキシアルキレンエチレンジアミンは、エチレンジアミンの両端のN原子にそれぞれ2つのポリオキシアルキレン基が結合する。
【0018】
本実施の形態で使用するポリオキシアルキレンエチレンジアミンは、15質量%以上35質量%以下添加され、ポリオキシアルキレンエチレンジアミンとしては、ポリオキシプロピレンエチレンジアミン、ポリオキシエチレンエチレンジアミン、ポリオキシメチルエチレンエチレンジアミン、又はポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエチレンジアミンの少なくともいずれかであることが好ましい。
【0019】
ポリオキシプロピレンエチレンジアミンは、エチレンジアミンの両端のN原子にそれぞれ2つのポリオキシプロピレン基が結合する。ポリオキシエチレンエチレンジアミンは、エチレンジアミンの両端のN原子にそれぞれ2つのポリオキシエチレン基が結合する。ポリオキシメチルエチレンエチレンジアミンは、エチレンジアミンの両端のN原子にそれぞれ2つのポリオキシメチルエチレン基が結合する。
【0020】
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエチレンジアミンは、エチレンジアミンに結合する4つの側鎖R1〜R4にポリオキシプロピレン基とポリオキシエチレン基が少なくとも1つずつ、合計4つ結合する。
【0021】
有機酸はフラックスにおける活性剤成分として2質量%以上15質量%以下添加される。有機酸としては、グルタル酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、グリコール酸、ジグリコール酸、チオグリコール酸、チオジグリコール酸、リンゴ酸、酒石酸等が使用される。
【0022】
ベース材は、10質量%以上30質量%以下添加され、ベース材としては、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンコポリマー等が使用される。
【0023】
アミンはフラックスにおける活性剤成分として3質量%以上30質量%以下添加される。アミンとしては、例えば、ポリオキシエチレンジアミン、ポリオキシプロピレンジアミン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンジアミン等のポリオキシアルキレンジアミン、ポリオキシプロピレングリコールトリアミン、N,N,N',N'−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン、N,N',N'−ポリオキシエチレン−タロウ−1,3−ジアミノプロパン、N,N',N'−ポリオキシエチレン−アルキル−1,3−ジアミノプロパン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン等が挙げられる。
【0024】
溶剤は、20質量%以上40質量%以下添加され、フラックス中の固形分を溶かす。溶剤としては、一般的に知られているグリコールエーテル系の化合物から選択される。溶剤は、活性剤の作用を効率よくもたらすために、120℃〜150℃の低温域において揮発しないことが好ましい。溶剤が揮発してしまうとフラックスの流動性が悪くなり、フラックスが接合箇所に濡れ広がることが難しくなる。そのため、溶剤の沸点は200℃以上であることが好ましい。溶剤としては、ヘキシレングリコール、2−エチルヘキシルジグリコール、フェニルグリコール、ブチルトリグリコール等が使用される。
【0025】
上述したフラックスに対するその他の添加剤として、例えば、レジン、チキソ剤、着色剤等をフラックスの性能を損なわない範囲で適宜添加してもよい。
【実施例】
【0026】
[表1について]
本例では、フラックスに含まれる各組成の配合量を見極めるため、以下の表に示す組成で実施例と比較例のフラックスを調合して、次のようにブリッジ抑制評価を行った。
【0027】
(A)評価方法
電極径が180μm、電極間が300μmピッチの基板に、以下の表に示す各実施例及び比較例の割合で調合したフラックスを塗布した(フラックス組成中の数字は質量%を示す)。なお、本実施例において、ポリオキシアルキレンエチレンジアミンとしてポリオキシプロピレンエチレンジアミンまたはポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエチレンジアミンを選択して添加した。各実施例及び比較例のフラックスが塗布された基板に、合金組成がSn−3Ag−0.5Cuのはんだを用いた直径250μmのはんだボールを搭載し、ピーク温度240℃ではんだ付けした。実施例及び比較例のフラックスを塗布された後にはんだ付けされた各基板について、ブリッジが発生したかどうか評価した。
(B)判定基準
○:電極にブリッジが発生しなかった
×:電極にブリッジが1箇所以上発生した
【0028】
【表1】
【0029】
表1に示すように、実施例1から実施例8は何れも、ベース材を10質量%以上30質量%以下、有機酸を2質量%以上15質量%以下、アミンを3質量%以上30質量%以下、ポリオキシプロピレンエチレンジアミンを15質量%以上35質量%以下、溶剤を20質量%以上40質量%以下の範囲で含有する。実施例9は、ベース材を20質量%、有機酸を5質量%、アミンを10質量%、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエチレンジアミンを30質量%、溶剤を35質量%含有する。実施例1から実施例9は何れも、電極間のブリッジが抑制されていた。
【0030】
図1に示すように、実施例1において、上述の通り、はんだ付けした後に電極間のブリッジが抑制されていた。
【0031】
リフロー前の工程において、はんだボールが基板3の上に搭載され、実施例1のフラックスが塗布される。リフロー時の加熱で実施例1のフラックスは、液状化し、表面張力の低い状態となる。更に加熱を続けると、フラックスは、更に広がる。フラックスが薄く広がるので、溶融したはんだは、互いに近づいたり、くっついたりしない。そのため、溶融した後に凝固したはんだ11Bは、ブリッジにならない。
【0032】
実施例2から実施例9も実施例1と同じようにブリッジが抑制される。実施例1〜9でブリッジが抑制されたのは、実施例1〜9のフラックスがポリオキシプロピレンエチレンジアミン又はポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエチレンジアミンを上述した範囲で含有するために、リフロー時に液状化したフラックスが薄く濡れ広がったからであると推測される。
【0033】
表1に示すように、比較例1は、ポリオキシエチレンオクタデシルアミンエーテルを含有しており、電極間でブリッジが発生した。比較例2は、ポリオキシエチレンステアリルアミドを含有しており、電極間でブリッジが発生した。比較例3は、界面活性剤を含んでおらず、電極間でブリッジが発生した。
【0034】
比較例1のフラックス22を塗布した基板3Aでは、図2に示すように、はんだ付けした後に電極間にはんだブリッジ21Cが発生した。また、はんだブリッジ21Cが発生しなかった箇所も、溶融した後に凝固した隣接するはんだ21Bの間には、後述するフラックス溜まり22Aの残渣22Bが残った。比較例2においても、同様のはんだブリッジ21Cが発生した。
【0035】
図3に示すように、比較例3のフラックスを塗布した基板3Bでも、はんだ付けした後に電極間にはんだブリッジ31Cが発生した。また、はんだブリッジ31Cが発生しなかった箇所も、溶融した後に凝固した隣接するはんだ31Bの間には、後述するフラックス溜まりの残渣32Bが残った。
【0036】
図4A図4Cは、比較例1のブリッジ発生課程を示している。図4Aに示すように、リフロー前の工程において、基板3Aの上にはんだボール21が搭載され、比較例1のフラックス22が塗布される。
【0037】
リフロー時の加熱で、比較例1のフラックス22が図4Bに示すように、液状化する。基板3Aが狭ピッチであり、且つ液状化したフラックス22が表面張力の高い状態のため、フラックス22は、互いに集まって基板3A上で盛り上がり、フラックス溜まり22Aとなる。フラックス溜まり22Aができたことにより、溶融したはんだ21Aがフラックス溜まり22Aに引き寄せられる。はんだ21Aが引き寄せられることにより、隣り合うはんだ21A同士が近づく。
【0038】
更に加熱を続けると、隣り合っていたはんだ21A同士がくっついて、図4Cに示すように、はんだブリッジ21Cとなる。基板3A上には、残渣22Bが残る。比較例2及び比較例3も比較例1と同様にしてフラックス溜まり22Aができるため、はんだブリッジ21C、31Cが発生するとともに残渣22B、32Bが残る。
【0039】
実施例3、9、比較例1、2は、いずれもベース材、有機酸、アミン及び溶剤の組成比が同じである上に、いずれも界面活性剤を30質量%含有するにもかかわらず、実施例3、9ではブリッジを抑制できたが、比較例1、2ではブリッジを抑制できなかった。実施例3、9、比較例1、2は、それぞれが含有する界面活性剤の種類が異なっている。実施例3は、ポリオキシプロピレンエチレンジアミンを、実施例9は、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエチレンジアミンを、比較例1はポリオキシエチレンオクタデシルアミンエーテルを、比較例2はポリオキシエチレンステアリルアミドをそれぞれ含有する。このことから、界面活性剤の中でも、ポリオキシプロピレンエチレンジアミン及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエチレンジアミンが、より優れたブリッジの抑制効果があるといえる。すなわち、ポリオキシプロピレンエチレンジアミン又はポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエチレンジアミンを含有するフラックスは、ブリッジを抑制する効果が高い。
【0040】
本実施の形態では、ポリオキシアルキレンエチレンジアミンの一例として、ポリオキシプロピレンエチレンジアミン又はポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエチレンジアミンを使用したが、他のポリオキシアルキレンエチレンジアミンでも同様にブリッジの抑制ができる。
【0041】
例えば、実施例9のフラックスのポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエチレンジアミンをポリオキシエチレンエチレンジアミン又はポリオキシメチルエチレンエチレンジアミンに代えたフラックスは、実施例9のフラックスと同じ結果となった。
【0042】
なお、本実施例において、ベース材、有機酸、アミン、溶剤の含有量は上に記載した量に限られない。また、本実施例において、はんだボールを用いたが、これに限られず、Cu等の金属を核にした核ボールを用いてもよい。
【0043】
表1の結果から、次のようなことがわかる。
(i)ポリオキシアルキレンエチレンジアミンを15質量%以上35質量%以下、有機酸を2質量%以上15質量%以下、ベース材を10質量%以上30質量%以下、アミンを3質量%以上30質量%以下、溶剤を20質量%以上40質量%以下含有するフラックスは、従来のフラックスでははんだのブリッジが生じてしまうほど狭小なピッチの電極に対しても、ブリッジを抑制することができる。
【0044】
(ii)上述の(i)のポリオキシアルキレンエチレンジアミンが、ポリオキシプロピレンエチレンジアミン、ポリオキシエチレンエチレンジアミン、ポリオキシメチルエチレンエチレンジアミン、又はポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエチレンジアミンの少なくともいずれかであるフラックスは、特に、狭小なピッチの電極に適用して好ましいフラックスである。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明は、はんだ付けに使用されるフラックスに適用される。
【符号の説明】
【0046】
3、3A、3B 基板
21C、31C はんだブリッジ
22A フラックス溜まり
【要約】
従来のフラックスでは、はんだのブリッジが生じてしまうほど狭小なピッチの電極に対しても、ブリッジを抑制することのできるフラックスを提供する。
フラックスは、ポリオキシアルキレンエチレンジアミンを15質量%以上35質量%以下、有機酸を2質量%以上15質量%以下、ベース材を10質量%以上30質量%以下、アミンを3質量%以上30質量%以下、溶剤を20質量%以上40質量%以下含有することを特徴とする。
図1
図2
図3
図4A
図4B
図4C