(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
発明の説明と共に、現在の問題を説明する。
図1において、
(A)は現在用いられている市販のワイシャツやブラウスシャツ襟羽Cが、首Aと接触する状態を示す図で、
市販のワイシャツやブラウスシャツ襟台Eから上方へ突出した、襟羽折り曲げ部位Bの部位から折曲した状態に市販のワイシャツやブラウスシャツ襟羽Cが設けられており、汚れる部位Dは市販のワイシャツやブラウスシャツ襟台Eでなく、襟羽折り曲げ部位Bの首側が主である。
これが現在の問題点で、例えば出張先で仕事にワイシャツやブラウスシャツを着用し、毎日交換すると、出張日数と同じ枚数のワイシャツやブラウスシャツを必要とし、荷物がかさばる。この時、汚れるのは襟部分が主であり、そのため、襟部分が交換可能なワイシャツやブラウスシャツを所有すれば、ワイシャツやブラウスシャツ本体1枚と小さな襟部分が4〜5枚出張日数と同じ枚数あればよく、荷物が少なくなり便利である。
そのため、
(B)は本発明の襟台カバー2を市販のワイシャツやブラウスシャツ襟台Eに掛止部材3で着脱自在に装着する図で、
首の皮膚と接触する汚れる部位Dの襟羽折り曲げ部位Bに、膨隆部1が位置して、襟羽折り曲げ部位Bの汚染を防止できる、のが本発明の特徴である。
【0007】
図2において、膨隆部の構成方法を示し、
(A)は芯部材25を、包含部材24で包含した部材を、襟台カバー2の一方縁辺に設けて膨隆部1を構成している。
膨隆部1の構成部材には、襟台カバー2の短手方向断面より大きな部材であれば、芯部材25を、包含部材24で包含した部材に限らず、芯部材と包含部材を一体化した合成樹脂部材、天然部材、等どのような部材でもよい。
(B)は、襟台カバー2の一方縁辺に、襟台カバー2の短手方向断面より大きな芯部材25を挿入して、膨隆部1を構成しているが、芯部材25には、合成樹脂部材、天然部材、等どのような部材でもよい。
(C)は膨隆部材34を、襟台カバー2の一方縁辺に設けて、膨隆部1を構成している。構成部材には、襟台カバー2の短手方向断面より大きな部材であれば、合成部材、天然部材等なんでも良い。
【0008】
図3において、
膨隆部の短手方向断面が
aは丸形状膨隆部3を示す。
bは半丸形状膨隆部4を示す。
cは多角形状の三角形状膨隆部5を示す。
dは多角形状の四角形状膨隆部6を示す。
eは多角形状の六角形状膨隆部7を示す。
【0009】
図4において、
(A)は、線形状膨隆部8を設けた襟台カバー2で、ワイシャツやブラウスシャツの襟台や襟羽の汚れを防止すると共に、寒冷環境において線線形状膨隆部8が首に密着するので、体表からの暖気が首から抜けにくいので、防寒効果が大きくなる。
(B)は、鎖線形状膨隆部9を設けた襟台カバー2で、ワイシャツやブラウスシャツの襟台や襟羽の汚れを防止すると共に、快適気候環境において、動作時には、鎖線形状膨隆部9を有しない部位から、適切に体表の暖気が抜けるので、体温を快適に保持できる。
(C)は、点形状膨隆部を設けた襟台カバー2で、ワイシャツやブラウスシャツの襟台や襟羽の汚れを防止すると共に、暑い気候環境では、体表の空気が、点形状膨隆部10を有しない部位から抜けるので、体温温度を下げることができる。
(A)(B)(C)共に、膨隆部を構成する部材は、天然由来部材、合成部材など何でもよい。
【0010】
図5において、
(A)は、線形状膨隆部8両端より、襟台カバー2両端を突出して設けた襟台カバー2で、ワイシャツやブラウスシャツの襟台や襟羽の汚れを防止すると共に、寒冷環境において体表からの暖気が首から抜けないので、防寒効果を有し、ネクタイを締めた際、首の前に空間ができるので、苦しさを軽減できる。
(B)は、鎖線形状膨隆部9両端より、襟台カバー2両端を突出して設けた襟台カバー2で、ワイシャツやブラウスシャツの襟台や襟羽の汚れの汚れを防止すると共に、快適気候環境において、動作時には、膨隆部を有しない部位から、適切に体表の暖気が抜けるので、体温を快適に保持できて、ネクタイを締めた際、首の前に空間ができるので、苦しさを軽減できる。
(C)は、点形状膨隆部両端より、襟台カバー2両端を
突出して設け襟台カバー2で、ワイシャツやブラウスシャツの襟台や襟羽の汚れの汚れを防止すると共に、熱い気候環境では、体表の空気が、膨隆部を有しない部位から抜けるので、体温温度を下げることができて、ネクタイを締めた際、首の前に空間ができるので、苦しさを軽減できる。
【0011】
図6において、
(A)は襟台カバー2の長手方向両縁に膨隆部8を設け、これにより一方の膨隆部8が汚染した際、反対側の膨隆部を利用することで襟台カバー2の汚染部の洗浄回数を減少できる。
(B)は襟台カバー2の、長手方向両縁に膨隆部8を鎖線形状に設け、これにより一方の膨隆部8が汚染した際、反対側の膨隆部を利用することで汚染部の洗浄を減少できる。
(C)は襟台カバー2の長手方向両側に膨隆部8を点形状に設け、これにより一方の膨隆部8が汚染した際、反対側の膨隆部を利用することで汚染部の洗浄を減少できる。
【0012】
図7において、
(A)は襟台カバー2の接合部材13側の長手方向縁辺両端に渡って襟羽12を設けている。これにより皮膚に接触するのは膨隆部1で、襟羽12が汚染しない。
(B)は図(A)のAーA断面である。
(C)は膨隆部1より下方に襟羽12を設けている。これにより膨隆部1が小さくても、膨隆部1が襟羽12の折り曲げ部に位置し、襟羽12が皮膚に接触せず襟羽12が汚染しない。
(D)は図(C)のBーB断面図で、膨隆部1より下方に襟羽12を設けている。
(E)は膨隆部1の直下で接合部材13側に、襟台カバー2の長手方向縁辺両端に渡って襟羽12を、接合部材13と接合部材13aにより、接合離反自在に襟羽12を設けている断面図である。接合部材13は接合離反テープ、ゲル状態部材、ホック、ボタン、ファスナーなど、接合離反する部材ならなんでも良い。
(F)は膨隆部1の近傍、長手方向縁辺より下方に襟羽12を、接合部材13と接合部材13aにより、接合離反自在に襟羽12を設けている断面図である。
いずれも、接合部材13は接合離反テープ、ゲル状態部材、ホック、ボタン、ファスナーなど、接合離反する部材ならなんでも良い。
【0013】
図8において、
(A)は保水部材35を用いて構成した、保水部材襟台カバー26で、又は保水部材35を包含した部材で構成してもよく、これにより、保水部材35からの水分蒸発で、首回りが冷えて、暑さを抑制できる。これにより暑い気候下では、首回りが冷えて、体温を下げ、体調を良くし、発汗を抑え、保水部材襟台カバー26の汚染を抑制できる。
(A)aは膨隆部1を保水部材35で構成した保水部材襟台カバー26である。
(B)は、保冷部材36を用いて構成した、保冷部材襟台カバー27で、又は保冷部材36を包含した部材で襟台カバーを構成してもよく、これにより暑い気候下では、首回りが冷えて、体温を下げ、体調を良くし、発汗を抑え、保冷部材襟台カバー27の汚染を抑制できる。
(B)aは膨隆部1を保冷部材36で構成した保冷部材襟台カバー27である。
(C)は、
保温部材37を用いて構成した、保温部材襟台カバー28で、又は保温部材37を包含した部材で襟台カバーを構成してもよく、首回りがマフラーを巻いた状態になり温かくなる。これにより寒い気候下では、首回りが温まり、体温が下るのを防止し、体調を良くすることができる。
(C)aは膨隆部1を保温部材37で構成した保温部材襟台カバー28である。
(D)は、
加温部材38を用いて構成した、加温部材襟台カバー28で、又は、加温部材38を包含した部材で襟台カバーを構成してもよく、これにより寒い気候下では、首回りが温まり、体温が下るのを防止し、体調を良くすることができる。
(D)aは膨隆部1を加温部材38で構成した保温部材襟台カバー28である。
【0014】
図9において、
(A)は、は膨隆部無し襟台カバー33の縁辺より下方に襟羽12を設けている。
これにより襟羽12の折り曲げ部が皮膚に接触せず襟羽12が汚染しない。
(B)はAーA断面で襟羽12が、膨隆部無し襟台カバー33の上縁辺より下方に設けている。
(C)は膨隆部無し襟台カバー33の上縁の下方に接合部材30を設け、襟羽12の襟台カバー2の襟台カバー側に接合部材31aを設け、接合部材31aと接合部材30を着脱自在に接合することで、襟羽12と襟台カバー2膨隆部無し襟台カバー33を着脱自在にし、接合部材31aと接合部材30はファスナー、ボタン、ホック、接合離反テープ等、接合離反する部材ならなんでも良く、襟台カバー2を洗浄する際、襟羽12を取り外すことで襟羽12が汚染したり浸水するのを防ぐことができる。
(D)は(C)図のBーBの断面図である。
(E)は、膨隆部無し襟台カバー33の上方の、縁辺両端に渡って襟羽を設け、接合部材に接合離反テープ32を限定して用いている。
(F)は、膨隆部無し襟台カバー33の上方の、縁辺両端に渡って、襟羽接合部材31aと襟羽接合部材30を用いて襟羽1を着脱自在にしている。襟台用襟台カバーと襟台の接合には、接合離反テープ32を限定して用いる。
襟台カバーを襟台に接続する際、通常双方を直線状にして接合する方法が容易にできる。
しかし着用した際に、襟台と襟台カバーが、首の回りで半円形状になり、内側の襟台カバーと外側の襟台は、ずれてしまい、気こごちが悪くなる。
これを緩和するため、接合離反テープを限定して用いると、簡便でうまくゆく。又は、
ボタンと糸環をゆるく接合して係合する方法もある。
【0015】
図10において、
(A)は、襟台カバー2の接合部材13の反対側に保水部材35を貼り付けた状態の襟台カバー2であり、
(A)aは、接合部材13の反対側の、膨隆部1と襟台カバー2に保水部材35を設けている。
(B)は、襟台カバー2の接合部材13と反対側に保冷部材36を貼り付けた状態の襟台カバー2であり、
(B)aは、接合部材13の反対側の、膨隆部1と襟台カバー2に保冷部材36を設けている。
(C)は、襟台カバー2の接合部材13と反対側に保温部材37にを貼り付けた状態の襟台カバー2であり、
(C)aは、接合部材13の反対側の、膨隆部1と襟台カバー2に保温部材37を設けている。
(D)襟台カバー2の接合部材13と反対側に加温部材38を貼り付けた状態の襟台カバー2である。
(D)aは、接合部材13の反対側の、膨隆部1と襟台カバー2に加温部材38を設けている。
【0016】
図11において、
(A)は、襟台カバー2の一方側つまり首側に膨隆部1を設け、他方側つまり外側に接合部材13を設け、襟羽12の基部を、膨隆部1より下方の接合部材13側に設け、
(B)は、襟台カバー2の一方側つまり首側に膨隆部1を設け、他方側つまり外側に接合部材13を設け、襟羽12の基部を、膨隆部1より下方の接合部材13側に設け、
(C)は、襟台カバー2の一方側つまり首側に膨隆部1を設け、他方側つまり外側に接合部材13を設け、襟羽12の基部を、膨隆部1より下方の接合部材13側に設け、
ワイシャツやブラウスシャツの襟が汚染した際、全体を洗濯することなく、交換可能な、襟台カバーをワイシャツ襟台やブラウスシャツ襟台に着脱自在に装着し、ワイシャツやブラウスシャツの襟台や襟の汚れを防止すると共に襟台カバーのみを洗濯できる。
襟台カバーの上方縁辺に膨隆部を設け、一方面にsを設け、接合部材を設け、ワイシャツやブラウスシャツの襟台に接合部材と相対して被接合部材を設け、着脱自在に襟台カバーをワイシャツやブラウスシャツの襟台に装着する。
膨隆部の構成方法は、芯部材を、包含部材で包含した芯部材を、襟台カバーの一方縁辺に設けて膨隆部を構成し、又は芯部材を、襟台カバーの一方縁辺に、襟台カバーの短手方向断面より大きな部材を挿入して、膨隆部を構成している。