特許第6222762号(P6222762)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6222762
(24)【登録日】2017年10月13日
(45)【発行日】2017年11月1日
(54)【発明の名称】災害・避難用ずきん
(51)【国際特許分類】
   A62B 17/04 20060101AFI20171023BHJP
   A42B 1/04 20060101ALI20171023BHJP
   A42B 1/18 20060101ALI20171023BHJP
   A47C 27/00 20060101ALI20171023BHJP
【FI】
   A62B17/04 A
   A42B1/04 B
   A42B1/04 M
   A42B1/18 B
   A42B1/18 N
   A47C27/00 P
【請求項の数】7
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-8364(P2017-8364)
(22)【出願日】2017年1月20日
【審査請求日】2017年1月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】596080880
【氏名又は名称】鈴木 規江
(73)【特許権者】
【識別番号】508113789
【氏名又は名称】鈴木 美穂
(74)【代理人】
【識別番号】100083068
【弁理士】
【氏名又は名称】竹中 一宣
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100165489
【弁理士】
【氏名又は名称】榊原 靖
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 規江
【審査官】 菅家 裕輔
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3016043(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3015188(JP,U)
【文献】 実開昭58−139155(JP,U)
【文献】 実公昭18−011549(JP,Y1)
【文献】 実開平06−048696(JP,U)
【文献】 特開2009−285440(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A62B 17/04
A42B 1/04
A42B 1/18
A47C 27/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
板状後頭部を覆う後頭布地と、この後頭布地に続く細長三角形状の両顔面下部を覆う両顔面下部布地とでなる舟艇形のずきん後頭顔面部、前記後頭布地の一方縁部に続く頭頂部及び額とを覆う半截椀形のずきん頭部、前記ずきん頭部に設けた庇、前記後頭布地の他方縁部に続き、首部及び肩部に到る首部と肩部とを覆う台形形状のずきん首肩部、前記両顔面下部布地の端部間に差渡しした紐、でなる災害・避難用ずきん。
【請求項2】
前記ずきん後頭顔面部は、二枚の布地からなり、この二枚の布地間で、かつ前記後頭布地と重なる領域内に設けた網体、及び/又は、緩衝材を備えた請求項1に記載の災害・避難用ずきん。
【請求項3】
前記ずきん後頭顔面部は、二枚の布地からなり、この二枚の布地間で、かつ前記後頭布地と重なる領域内に設けた網体、及び/又は、緩衝材を備え、かつ前記二枚の布地間に設けた防火シートを備えた請求項1に記載の災害・避難用ずきん。
【請求項4】
前記ずきん頭部の両縁部と、前記後頭布地の一方縁部との接合部に、第1・第2スライドファスナを備えた請求項1に記載の災害・避難用ずきん。
【請求項5】
前記ずきん首肩部の他方縁部と、前記後頭布地の他方縁部との接合部に、第3・第4スライドファスナを備えた請求項1に記載の災害・避難用ずきん。
【請求項6】
前記ずきん後頭顔面部の両顔面下部布地を、前記後頭布地に折曲げ重畳し、第1・第2の折曲げ重畳部位、前記ずきん頭部を、折曲げ重畳し、前記ずきん後頭顔面部の折曲げ重畳し、第3の折曲げ重畳部位、ずきん首肩部を、折曲げ重畳し、第の折曲げ重畳部位、をそれぞれ形成し、座布団使用態様が可能とする請求項1に記載の災害・避難用ずきん。
【請求項7】
前記網体、及び/又は、緩衝は、平面視して、H形を呈し、両端に三角切込みを備えていることを特徴とした請求項2、又は請求項3に記載の災害・避難用ずきん。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、災害・避難用、又は防寒用として、最適なずきんに関する。
【背景技術】
【0002】
ずきん(頭巾)は、幅広く、例えば、災害・避難において、頭部、及び/又は、肩部を始めとして、人命保護という特別な役割がある災害・避難用のずきんとか、風雪寒暑や土埃、砂埃などの傷害を防ぐための防寒用のずきん、さらには仕事上で必需品なる衛生・医学用のずきん等がある。
【0003】
本発明は、A62Bの分野(本分野とする)で、主として、災害・避難用、又は防寒用として必要とするずきんに関する。
【0004】
本分野に関する先行文献として、以下の考案と発明が挙げられる。文献(1)は、実用新案登録第3181565号であり、震災時、火災時の避難の際に、ビル等の上方階からの落下物に対しても有効に頭部を保護しうる避難用具であって、防災頭巾に関する。この防災頭巾は、側面視して略台形状の頭部被覆部と、頭部被覆部に連設された肩被覆片部とでなり、一枚の略長方形状の被覆用布部材を利用して形成されていることが特徴である。文献(2)は、特開2011−208322号であり、震災等の緊急事態において、頭巾に収納部、収納袋を複数設け、下着類、必需品を収納し、収納物を緩衝材とし、頭部や肩部周辺を保護する防災頭巾であって、防災頭巾に関する。この防災頭巾は、平面状に展開可能であって装着時には立体的頭巾となり、頭巾の頭部本体の裏面の頭頂部や両側頭部に複数の収納部を設け、収納部に下着、タオル等の緩衝材を収納し、頭部本体の両端縁部に収納袋を複数装着し、端縁部に添って紐の挿入部を形成されていることが特徴である。
【0005】
【特許文献1】実用新案登録第3181565号公報
【特許文献2】特開2011−208322号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
文献1、2においては、防災頭巾としての役割は理解できるが、顔面の保護に関する手当てがなく、改良の余地がある。また、頭頂部と後頭部とには、緩衝用の素材に関する手当てはあるが、説明による緩衝材では、咄嗟の時とか硬い障害の落下時においては、必ずしも十分とは考えられない。
【0007】
上記に鑑み、本発明は、災害時・避難時において、最も大切な頭頂部と後頭部とを最低限保護しつつ、頭全体の保護を図る災害・避難用ずきんの提案と、肩部の自由度を最大限に確保し、災害・避難において、体の自由度と、速やかな行動と動作とを確保できるずきんの提案とを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記本発明の提案を実現するために、請求項1〜7を開示する。
【発明の効果】
【0009】
請求項1の発明は、板状後頭部を覆う後頭布地と、後頭布地に続く細長三角形状の両顔面下部を覆う両顔面下部布地とでなる舟艇形のずきん後頭顔面部、後頭布地の一方縁部に続く頭頂部及び額とを覆う半截椀形のずきん頭部、ずきん頭部に設けた庇、後頭布地の他方縁部に続き、首部及び肩部に到る首部と肩部とを覆う台形形状のずきん首肩部、両顔面下部布地の端部間に差渡しした紐、でなる災害・避難用ずきんである。
【0010】
従って、請求項1は、災害時・避難時において、最も大切な頭頂部と後頭部とを最低限保護しつつ、頭全体の保護を図る災害・避難用ずきんとなる。また、肩部の自由度を最大限に確保し、災害・避難において、体の自由度と、速やかな行動と動作とを確保できるずきんとなる。
【0011】
請求項2の発明は、ずきん後頭顔面部は、二枚の布地からなり、二枚の布地間で、かつ前記後頭布地と重なる領域内に設けた網体、及び/又は、緩衝材を備えた災害・避難用ずきんである。
【0012】
従って、請求項2は、後頭部と両顔面下部(両顔面とは、顔面の左右を云う)とを、確実に保護できることと、請求項1の特徴を達成できる。
【0013】
請求項3の発明は、ずきん後頭顔面部は、二枚の布地からなり、二枚の布地間で、かつ後頭布地と重なる領域内に設けた網体、及び/又は、緩衝材を備え、かつ二枚の布地間に設けた防火シートを備えた災害・避難用ずきんである。
【0014】
従って、請求項3は、後頭部と両顔面下部とを、確実に保護できることと、請求項1の特徴を達成できる。
【0015】
請求項4の発明は、ずきん頭部の両縁部と、後頭布地の一方縁部との接合部に、第1・第2スライドファスナを備えた災害・避難用ずきんである。
【0016】
従って、請求項4は、ずきん頭部の両縁部を、ずきん後頭顔面部に、ワンタッチで取付け、又はその取外しできることによるずきんの使用と、座布団の使用と、に有効であることと、請求項1の特徴を達成できる。
【0017】
請求項5の発明は、ずきん首肩部の他方縁部と、後頭布地の他方縁部との接合部に、第3・第4スライドファスナを備えた災害・避難用ずきんである。
【0018】
従って、請求項5は、ずきん頭部の両縁部を、ずきん後頭顔面部に、ワンタッチで取付け、又はその取外しできることによるずきんの使用と、座布団の使用と、に有効であることと、請求項1の特徴を達成できる。
【0019】
請求項6の発明は、ずきん後頭顔面部の両顔面下部布地を、後頭布地に折曲げ重畳し、第1・第2の折曲げ重畳部位、ずきん頭部を、折曲げ重畳し、ずきん後頭顔面部の折曲げ重畳し、第3の折曲げ重畳部位、ずきん首肩部を、折曲げ重畳し、第の折曲げ重畳部位、をそれぞれ形成し、座布団使用態様が可能とする災害・避難用ずきんである。
【0020】
従って、請求項6は、ずきんとしての利用の他に、例えば、災害時において、緊急用の座布団としての使用と、その効果を達成できることと、健康維持と心のケアーに役立つことと、請求項1の特徴をも達成できる。
【0021】
請求項7の発明は、網体、及び/又は、緩衝は、平面視して、H形を呈し、両端に三角切込みを備えている災害・避難用ずきんである。
【0022】
従って、請求項7は、ずきんの両顔面下部へのフィット感と、かつずきん後頭顔面部への両顔面下部へのフィット感とを達成でき、使用の違和感解消と、ずきん使用の誘引効果とが考えられることと、請求項1の特徴を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】ずきんを展開して示した一部欠截の正面俯瞰図
図2】ずきんを展開して示した裏面俯瞰図
図3-1】ずきん後頭顔面部の一例であって、各部材を分解して示した斜視図
図3-2】ずきん後頭顔面部の他の一例であって、各部材を分解して示した斜視図
図4-1】ずきんを使用した状態の一例であり、複数個所を一部欠截した正面視した斜視図
図4-2】ずきんを使用した状態の一例であり、背面視した斜視図
図5-1】ずきんを折り畳み、座布団として使用する状態の一例であり、正面視した図
図5-2】ずきんを折り畳み、座布団として使用する状態の一例であり、裏面視した図
【発明を実施するための形態】
【0024】
図1図2において、ずきん1は、人Hの後頭部H1と両顔面下部H2(左右の頬と口の部位を云う)を覆う、略舟艇形を呈するずきん後頭顔面部2と、ずきん後頭顔面部2の一方縁部2aに繋がる頭頂部H3及び額H4を覆う、略半截椀形を呈するずきん頭部3と、ずきん頭部3に設けた庇4と、ずきん後頭顔面部2の他方縁部2bに続き、首部H5及び肩部H6に到る、この首部H5と肩部H6とを覆う略台形形状のずきん首肩部5と、また、図1において、ずきん後頭顔面部2の左側(図面に向かって、)の一方縁部2aの内側には、後述する口部と鼻部を覆う略マスク型のずきん鼻部6と、前記両顔面下部H2の間に差渡した紐207と、を主構成とする。以下、個別に、詳細に説明する。
【0025】
◎ 人Hの後頭部H1と両顔面下部H2(左右の頬と口の部位を云う)を覆う、略舟艇形を呈するずきん後頭顔面部2は、図1図3−2において、詳細に示されている。ずきん後頭顔面部2は、略舟艇形を呈する二枚の布地200、201は、平面視して、後頭部H1をカバーする(覆う)長方形の後頭布地200a、201aと、この後頭布地200a、201aの両側に繋がる両顔面下部H2をカバー(覆う)する三角形の顔面下部布地200b、200cと、201b、201cと、に部分形態となって構成する(以下同じ)。そして、望ましくは、二枚の布地200、201間に、同形の防水シート202と、後頭布地200a、201a間に位置するように設けた網203と緩衝材204とを備えた構造である。この網203と緩衝材204は、平面視して、略H形をしており、拡縮容易な構造とする(図3−1の例では)。また、網体203(網)と緩衝材204のみとする例も有り得る(図3−2の例では)。図3−2の例は,図3−1の例に準ずる。そして、前記網体203、及び/又は、緩衝体204は、平面視して、略H形を呈し、両端に三角切込み203a(204a)、203b(204b)と、切込み収れん部に、環状のクッション部205、206を備えている。これによって、請求項7に記載した特徴がある。
【0026】
◎ ずきん後頭顔面部2の一方縁部2aに繋がる頭頂部H3及び額H4を覆う、半截椀形を呈するずきん頭部3は、図1図3−2において、詳細に示されている。ずきん頭部3は、一方縁部2a(後頭部布地200)に逢着Xして一体に形成されているとともに、この後頭部布地200と、この後頭部布地200の両側(逢着X箇所を除いた)から顔面下部布地200b及び顔面下部布地201bに設けた第1スライドファスナ7と、この第1スライドファスナ7に噛合する、ずきん頭部3の両端部に設けた第2スライドファスナ8とを備えている。従って、この第1・第2スライドファスナ7、8を噛合し、ずきん1を頭部H7に装着時した際には、図4−1の如く、ずきん後頭顔面部2の後頭布地200a、201aは、後頭部H1を覆い、かつ顔面下部布地200b、200cと顔面下部布地201b、201cは、顔面下部H2を覆う状態で、頭頂部H3を覆う構造である。図示のように、ずきん後頭顔面部2の後頭布地200a、201aが、後頭部H1に添って、略鉛直状に立設した状態で、ずきん頭部3が、略90°に折れ曲がった状態となり、かつ頭部H7にフットするとともに、庇4が額H4に当接する。尚、ずきん頭部3は、緩衝材、網等の保護材を内装した表裏頭部布地300で構成されている。
【0027】
◎ 後頭部2の他方縁部2bに続き、首部H5及び肩部H6に到る、この首部H5と肩部H6とを覆う略台形形状のずきん首肩部5は、図1図3−2において、詳細に示されている。ずきん首肩部5は、他方縁部2b(後頭部布地200)に逢着Yして一体に形成されているとともに、このずきん首肩部5の逢着Y箇所を除いた両側の後頭部布地200に設けた第3スライドファスナ9と、この第3スライドファスナ9に噛合する、ずきん首肩部5の両端部に設けた第4スライドファスナ10とを備えている。従って、この第3・第4スライドファスナ9、10を噛合し、ずきん1を頭部H7に装着時した際には、図4−2の如く、ずきん首肩部5は、首部H5と肩部H6とを覆う構造である。図示のように、緩衝材等を内装した表裏首部布地500が首部H5の後部を保護する。また緩衝材等を内装した表裏肩部布地501が肩部H6の略全体を保護する。
【0028】
◎ 口部H9と鼻部H10を覆う略マスク型のずきん鼻部6は、図1図2図4−1において、詳細に示されている。少なくとも二枚の鼻部布地500を縫合して形成するとともに、左側の顔面下部H2の一方縁部2a(顔面下部布地200c一方縁部(符号なし))の端部で、その内側に一端を取付ける。他端は開放する。ずきん鼻部6には、面ファスナ600を設け、ずきん後頭顔面部2に設けた面ファスナ208に噛合し、口部H6と鼻部H10とを覆う。図中601はずきん鼻部6の鼻部布地を示す。
【0029】
続いて、ずきん1の使用状態(装着状態)の好ましい、一例を説明すると、ずきん頭部3に設けた左右の第2スライドファスナ8と、ずきん後頭顔面部2の左右の第1スライドファスナ7とを噛合し(第1・第2スライドファスナ8、7を閉める)、ずきん後頭顔面部2の上に(略90°の上に)、ずきん頭部3が被さるように取付けられた状態を確保する(図4−2の上方側を参照)。そして、同じようにずきん首肩部5の首部布地500に設けた左右の第4スライドファスナ10と、ずきん後頭顔面部2の左右の第3スライドファスナ9とを噛合し(第3・第4スライドファスナ9、10を閉める)、ずきん後頭顔面部2の下側に(肩部H6と背中部を覆うように、肩部H6の鉛直方向に)、ずきん首肩部5が被さるように取付けられた状態を確保する(図4−2の鉛直側を参照)。
【0030】
その後、ずきん後頭顔面部2の左右の顔面下部布地200c(201c)、及び顔面下部布地200b(201b)を、左右の顔面下部H2に当接しながら、面ファスナ、及び/又は、紐205を結ぶと、この左右の顔面下部H2と左右の頬H8は、当該ずきん後頭顔面部2の左右で覆われる。そして、口部H9と鼻部H10はずきん鼻部6を、左右の顔面下部布地200c(201c)・200b(201b)に、図示しない面ファスナ、又は紐205等をそれぞれ設け、これによって、ずきん後頭顔面部2を、頬H8と口部H9等を覆うように取付ける(図4−1参照)。
【0031】
以上の所作で、人Hの後頭部H1、顔面下部H2等にずきん1を装着する。これにより、災害から人Hを保護できる。また避難等を行う際には、安心、かつ安全が担保されると考えられる。
【0032】
そして、図5−1と図5−2との座布団Qとしての使用は、例えば、ずきん後頭顔面部2の後頭布地200a(201a)を基として、座布団Qを作成する。その一例は、後頭布地200a、又は201a(何れか一方で説明する)を基本として、他の部材を、積層する。この一例では、顔面下部布地200b(201b)、及び顔面下部布地200c(201c)を、適宜、第1、第2の折畳みをする。その後、第1スライドファスナ7と第2スライドファスナ8を開放し、ずきん頭部3を同じようにして、第3の折畳みを行う。最後に、第3スライドファスナ9と第4スライドファスナ10を開放し、ずきん首肩部5を同じようにして、第4の折畳みを行う。この仕上がり状態が、図5−2となる。これにより、例えば、略フラットな長方形となるので、避難時に最適であり、場合により、乳幼児、子供用等の上布団としての利用も可能である。
【0033】
前述した各実施例は、本発明の好ましい一例の説明である。従って、本発明は上述した各実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨の範囲において構成の一部を変更する構造とか、同じ特徴と効果を達成できる構造、等は、本発明の範疇である。
【符号の説明】
【0034】
1 ずきん
2 ずきん後頭顔面部
2a 一方縁部
2b 他方縁部
200 布地
200a 後頭布地
200b 顔面下部布地
200c 顔面下部布地
201 布地
201a 後頭布地
201b 顔面下部布地
201c 顔面下部布地
202 防火シート
203 網体
203a 三角切込み
203b 三角切込み
204 緩衝材
204a 三角切込み
204b 三角切込み
205 クッション部
206 クッション部
207 紐
208 面ファスナ
3 ずきん頭部
300 頭部布地
4 庇
5 ずきん首肩部
500 首部布地
501 肩部布地
6 ずきん鼻部
600 面ファスナ
601 鼻部布地
7 第1スライドファスナ
8 第2スライドファスナ
9 第3スライドファスナ
10 第4スライドファスナ
H 人
H1 後頭部
H2 顔面下部
H3 顔面下部
H4 額
H5 首部
H6 肩部
H7 頭部
H8 頬
H9 口部
H10 鼻部
X 逢着
Y 逢着
【要約】
【課題】
従来のずきんは、幅広く、災害・避難において、頭部、及び/又は、肩部を始めとして、人命保護という特別な役割がある災害・避難用のずきんとか、風雪寒暑や土埃、砂埃などの傷害を防ぐための防寒用のずきん、さらには仕事上で必需品なる衛生・医学用のずきん等がある。必ずしも、目的を達成してなかった。
【解決手段】
本発明は、後頭部に続く細長三角形状の両顔面下部とでなるずきん後頭顔面部、後頭部の一方側に続く、半截椀形のずきん頭部、ずきん頭部に設けた庇、後頭部の他方側に続き、首部及び肩部に到る略台形形状のずきん首肩部、両顔面下部の端部間に差渡しした紐、でなる災害・避難用ずきん。災害時・避難時において、最も大切な頭頂部と後頭部とを最低限保護しつつ、頭全体の保護を図る災害・避難用ずきん。
【選択図】 図1
図1
図2
図3-1】
図3-2】
図4-1】
図4-2】
図5-1】
図5-2】