特許第6223094号(P6223094)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6223094
(24)【登録日】2017年10月13日
(45)【発行日】2017年11月1日
(54)【発明の名称】浮き回収具
(51)【国際特許分類】
   A01K 97/00 20060101AFI20171023BHJP
【FI】
   A01K97/00 Z
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-202418(P2013-202418)
(22)【出願日】2013年9月27日
(65)【公開番号】特開2015-65866(P2015-65866A)
(43)【公開日】2015年4月13日
【審査請求日】2015年12月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】000002495
【氏名又は名称】グローブライド株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100101384
【弁理士】
【氏名又は名称】的場 成夫
(74)【代理人】
【識別番号】100101742
【弁理士】
【氏名又は名称】麦島 隆
(72)【発明者】
【氏名】張 永裕
【審査官】 門 良成
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−272340(JP,A)
【文献】 実開昭59−000680(JP,U)
【文献】 米国特許第02770062(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01K 93/00
A01K 97/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
回収不能となった浮きに向かって投てきし、当該浮きを回収するための浮き回収具であって、
浮き回収用ラインを一端であるライン固定部へ連結される棒状の軸材と、
そのライン固定部と反対端に固定される錐形の基体と、
その基体を中心として放射状に固定される複数の骨材と、を備え、
その骨材の一部または全部は、その軸方向とは異なる方向を軸方向とした骨材よりも短い複数の枝材を備え、
その複数の枝材は、備えられる骨材側から先端に向かう軸方向と、骨材における基体側へ向かう軸方向とがなす角度が鈍角をなし、
前記の軸材における軸方向に垂直な位置から見た場合に複数の骨材がなす円周に対して、前記の枝材は、円周に沿う方向をなすようにした
浮き回収具。
【請求項2】
回収不能となった浮きに向かって投てきし、当該浮きを回収するための浮き回収具であって、
浮き回収用ラインを一端であるライン固定部へ連結される棒状の軸材と、
そのライン固定部と反対端に固定される錐形の基体と、
その基体を中心として放射状に固定される複数の骨材と、を備え、
その骨材の一部または全部は、その軸方向とは異なる方向を軸方向とした骨材よりも短い複数の枝材を備え、
その複数の枝材は、備えられる骨材側から先端に向かう軸方向と、骨材における基体側へ向かう軸方向とがなす角度が鈍角をなし、
前記の軸材における軸方向に垂直な位置から見た場合に複数の骨材がなす円周に対して、前記の枝材は、前記の基材を中心とした放射方向に沿う方向をなすようにした
浮き回収具。
【請求項3】
基体を前方として水に沈むこととした請求項1または請求項2のいずれかに記載の浮き回収具。
【請求項4】
沈下速度が1cm〜30cm/秒であることとした請求項3に記載の浮き回収器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水に浮かんだ状態の浮きや、根掛かりで水中に沈んだ状態で留まってしまう浮きを、たぐり寄せて回収できる浮き回収具の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
釣りの最中に生じたトラブルによって、釣り竿にて浮きを操作できなくなることがある。このような場合に、浮きを回収するための浮き回収具がある。典型的な浮き回収具は、特許文献1や特許文献2に開示されている。
図6に基づいて、典型的な従来の浮き回収器について説明する。
【0003】
浮き回収器は、円錐形の基体30と、その基体30における円の面から傘のように放射状に突出する複数の棒状の骨材40と、基体30の円錐形における軸方向に伸びるように基体30へ固定された棒状の軸材20と、を備えてなる。軸材20における基体30とは反対側端部には、釣り糸(浮き回収用ライン)10を結ぶ。そして、回収したい浮き50に向かって基体30を投げる。複数の骨材40で囲まれた懐へ浮き50を収め、釣り糸10を巻き上げて拾い上げていた。
特許文献1や特許文献2に開示された浮き回収器は、浮力体を備えているので、水に浮かんだ状態で浮きと浮き回収器の両方の位置を確認しながら効率よくキャッチできる。
【0004】
さて、根掛かりによって糸切れが生じた場合、浮きが釣り糸についたままになっていると、浮きが水中に沈んだ状態で留まってしまうことがあり、水に浮く浮き回収器では回収することができない。そこで、特許文献3に開示された浮き回収具は、水に沈む構成を備えることで、根掛かりで水中に沈んだ状態で留まってしまう浮きであっても回収できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実公昭59−680号公報
【特許文献2】実開平6−84864号公報
【特許文献3】特開2002−272340号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
水に浮かんだ状態、水中に留まった状態の何れであっても、浮きの表面は滑らかなものがほとんどである。そのため、骨材の一部に浮きが引っ掛かったとしても、滑って抜けてしまうことが少なからずあった。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、いったん引っ掛けた浮きを確保しやすい浮き回収具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(第一の発明)
第一の発明は、回収不能となった浮き(50)に向かって投てきし、当該浮き(50)を回収するための浮き回収具に係る。
すなわち、浮き回収用ライン(10)を一端であるライン固定部(21)へ連結される棒状の軸材(20)と、 そのライン固定部(21)と反対端に固定される錐形の基体(30)と、 その基体(30)を中心として放射状に固定される複数の骨材(40)と、を備え、 その骨材(40)の一部または全部は、その軸方向とは異なる方向を軸方向とした骨材(40)よりも短い枝材(45)を備える。
複数の枝材(45)は、備えられる骨材(40)側から先端に向かう軸方向と、骨材(40)における基体(30)側へ向かう軸方向とがなす角度が鈍角をなし、
前記の軸材(20)における軸方向に垂直な位置から見た場合に複数の骨材(40)がなす円周に対して、前記の枝材(45)は、円周に沿う方向をなすようにする。
【0009】
(用語説明)
「枝材(45)」とは、骨材(40)を幹とした場合にその幹から分かれる枝となる部位である。骨材(40)の軸方向と直角となるもの、骨材(40)の軸方向と鋭角をなすもの、鈍角をなすもの、などがある。枝材(45)の軸方向は直線でなくても良い。
なお、全ての骨材(40)に枝材(45)を備えていなくても良い。たとえば、一本おきに枝材(45)の無い骨材(40)を備えることとしても良い。
浮き回収具の材質は、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ−ル、ポリカーボネ−ト等の合成樹脂でもよいし、アルミ、チタン、ステンレス等の金属でもよい。また、両者を組み合せて形成しても良い。たとえば、蓄光性を有する合成樹脂を採用して浮き回収具を形成した場合、光って見えるため夜間でも視認性が良い。
【0010】
(作用)
釣り人は、軸材(20)のライン固定部(21)へ浮き回収用ライン(10)を連結し、浮き回収用ライン(10)の他端を手に持つ。そして、本発明に係る浮き回収具を、回収不能となった浮き(50)に向かって投てきする。通常は、釣り人から見て浮き(50)よりも遠い位置へ投てきする。
浮き回収具が水に着いたら浮き回収用ライン(10)を引っ張る。すると、骨材(40)における基体(30)とは反対端が水の抵抗を受けて広がり、浮き(50)を引っ掛けやすくなる。浮き(50)を引っ掛けると枝材(45)が浮き(50)に絡み、浮き回収用ライン(10)を引っ張っても浮き(50)が抜けにくくなる。そのため、回収に成功しやすくなる。
【0011】
(第二の発明)
第二の発明もまた、回収不能となった浮き(50)に向かって投てきし、当該浮き(50)を回収するための浮き回収具に係る。
すなわち、浮き回収用ライン(10)を一端であるライン固定部(21)へ連結される棒状の軸材(20)と、 そのライン固定部(21)と反対端に固定される錐形の基体(30)と、 その基体(30)を中心として放射状に固定される複数の骨材(40)と、を備え、 その骨材(40)の一部または全部は、その軸方向とは異なる方向を軸方向とした骨材(40)よりも短い枝材(45)を備える。
複数の枝材(45)は、備えられる骨材(40)側から先端に向かう軸方向と、骨材(40)における基体(30)側へ向かう軸方向とがなす角度が鈍角をなし、
前記の軸材(20)における軸方向に垂直な位置から見た場合に複数の骨材(40)がなす円周に対して、前記の枝材(45)は、前記の基材(30)を中心とした放射方向に沿う方向をなすようにする。
【0012】
(作用)
第一の発明においては、浮き(50)を引っ掛けると枝材(45)が浮き(50)に絡んだが、第二の発明においては、スパイラル形状をなす骨材(41)が浮きに絡むことで、浮き回収用ライン(10)を引っ張っても浮き(50)が抜けにくくなる。
【0013】
(第一および第二の発明のバリエーション1)
第一および第二の発明は、以下のように形成してもよい。
前記の枝材(45)は、当該枝材(45)を備える骨材(40)における基体(30)および反基体(30)側の端部との間に位置させることとして当該枝材(45)の先端が骨材(40)における先端よりも突出しないように形成する。
【0014】
(作用)
第二の発明においては、スパイラル形状をなす骨材(41)が浮きに絡んだが、第三の発明においては、軸方向に対して蛇行した形状をなす骨材が浮きに絡むことで、浮き回収用ライン(10)を引っ張っても浮き(50)が抜けにくくなる。
【0015】
(第一および第二の発明のバリエーション2)
第一および第二の発明に係る右記回収具は、基体(30)を前方として水に沈むこととして形成しても良い。
たとえば、軸材(20)および基体(30)を金属製とし、他の部位を熱可塑性樹脂にて形成する。
【0016】
釣り人から見て、水中に没している浮き(50)よりも遠い位置へ投てきし、浮き回収具が水に着いて沈み、水中に没している浮き(50)よりも低い位置まで沈んだら、浮き回収用ライン(10)を引っ張る。すると、骨材(40)における基体(30)とは反対端が広がり、水中に没している浮き(50)を引っ掛け、回収することができる。
たとえば、根掛かりしてしまった浮き(50)や、水中にとどまるルアーなどを回収するのに寄与する。
【0017】
(第一および第二の発明のバリエーション3)
前述したバリエーション2においては、沈下速度が1cm〜30cm/秒とすると、より好ましい。
釣り人が水中に没した浮き(50)を回収するのに、扱いやすい沈下速度だからである。これ以上遅いと流れて浮き6の位置合わせが難しくこれ以上速いと浮き回収器Aを引き寄せても水面を引きずることが困難となる。なお、最も好ましくは5cm〜20cm/秒である。
【0018】
浮き回収具を引き寄せる速度を沈下速度よりも速くすることで、水面に浮いたままの浮きを回収することも可能である。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、いったん引っ掛けた浮きを確保しやすい浮き回収具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】第一の実施形態を示す斜視図である。
図2】第一の実施形態における水面およびその上下を横から見た図である。
図3】第一の実施形態における骨材、枝材および浮きの関係を示す図である。
図4】骨材および枝材のバリエーションを示す部分拡大図である。
図5】骨材および枝材が、基体に対してどのように配置するかのバリエーションを示す平面図である。
図6】従来の一般的な浮き回収具を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明を実施形態に基づいて説明する。実施形態を示すのは図1から図5である。
【0022】
図1から図3に示すのは、回収不能となった浮き50に向かって投てきし、当該浮き50を回収するための浮き回収具である。
この浮き回収具は、浮き回収用ライン10を一端であるライン固定部21へ連結される棒状の軸材20と、 そのライン固定部21と反対端に固定される錐形の基体30と、 その基体30を中心として放射状に固定される複数の骨材40と、を備える。そして、その骨材40および前記軸材20には、それらの軸方向とは異なる方向を軸方向とした骨材40よりもはるかに短い枝材45を備える。
枝材45は、基体30へ向かって広がる方向へ伸びるとともに、先端付近は骨材40の軸方向と平行となるように曲げられている。
【0023】
本実施形態における軸材20,基体30、骨材40および枝材45は、全て同一素材、たとえば熱可塑性樹脂の押し出し成形、射出成形などで形成する。熱可塑性樹脂の選択によって比重を1.0以下とすることで水に浮くように形成している。蛍光色としたり、蓄光性のある素材を合成樹脂に含有させて成型し、夜間での視認性を高めたものが望ましい。
【0024】
製造手順の一例を以下に示す。
すなわち、錘形をなす基体30における円面部分の周囲に沿って、骨材40の一端を挿入するための穴を備えておき、骨材40の一端を挿入したら適宜の接着剤や樹脂にて固める。基体30における円面部分の中心にも、軸材20の一端を挿入するための穴を備えておき、軸材20の一端を挿入したら適宜の接着剤や樹脂にて固める。
【0025】
浮き回収具を形成する素材に関しては、熱可塑性樹脂の選択によって比重を1.0以下とすることで水に浮くように形成しているものが多い。しかし、それに限られない。
たとえば、基体30および軸材20を金属製として全体が水に沈むように形成した浮き回収具とすれば、投てき距離を伸ばしやすい。また、根掛かりなどで水中にとどまってしまった浮き50やルアーを回収する場合に望ましい。
【0026】
基体30および軸材20を金属製としても、中空部分を備えることで、全体の比重や水中での沈下速度を調整したりすることもある。
沈下速度が1cm〜30cm/秒とすると、釣り人が水中に没した浮き50を回収するのに扱いやすい。
【0027】
上記の実施形態に係る浮き回収具の作用を、図1から図3とともに説明する。
釣り人は、軸材20のライン固定部21へ浮き回収用ライン10を連結し、浮き回収用ライン10の他端を手に持つ。そして、本発明に係る浮き回収具を、回収不能となった浮き50に向かって投てきする。通常は、釣り人から見て浮き50よりも遠い位置へ投てきする。
浮き回収具が水に着いたら浮き回収用ライン10を引っ張る。すると、骨材40における基体30とは反対端が水の抵抗を受けて広がり、浮き50を引っ掛けやすくなる。浮き50を引っ掛けると骨材40および軸材20に設けられた枝材45が浮き50に絡み、浮き回収用ライン10を引っ張っても浮き50が抜けにくくなる。そのため、回収に成功しやすくなる。
【0028】
上記した実施形態では、骨材40のみならず軸材20にも枝材45を備えたとして説明したが、軸材20は、骨材40よりも太く、あるいは上部に形成する必要があるなど、製造上の理由から枝材を備えない場合もある。
また、上記した実施形態では、全ての骨材40に枝材45を備えたとして説明したが、たとえば、1本おきに枝材を設けない骨材を配置固定する浮き回収具を提供する場合もある。
【0029】
図4
図4(a)〜(e)に基づいて、枝材45のバリエーションを説明する。図中の左上方向が基材30の位置することとなる方向である。
図4(a)に示したのは、図1から図3に示した枝材45よりも骨材40となす角度が大きく、形状もまっすぐな枝材45Aとなっている。
図4(b)に示したのは、図4(a)に示した枝材45Aと形状は同じである。図4(a)に示した枝材45Aが骨材40の軸方向と線対称としているのに対して、図4(b)に示した枝材45Aは、非対称であり、軸方向に交互となるように位置している。
【0030】
図4(c)に示した枝材45Bは、図4(a)に示した枝材45Aと形状は同じである。図4(a)に示した枝材45Aが骨材40の軸方向に対して斜めであるが、図4(c)に示した枝材45Bは、骨材40の軸方向と直角をなす方向であって、且つ骨材40の軸方向と線対称ではない。
図4(d)に示した枝材45Bは、図4(c)に示した枝材45Bと同じ形状および角度であり、且つ骨材40の軸方向と線対称としている。
【0031】
図4(e)に示した枝材45Cは、図4(b)に示した枝材45Aの変形例である。すなわち、広がる方向を基材30とは反対方向としており、且つ骨材40の軸方向と非対称である。
【0032】
図4(f)に示したのは、枝材を存在させずに浮き50の回収を容易とする形状として、スパイラル形状の骨材41を採用したものである。
このスパイラル形状の骨材41は枝材が無いので、骨材41の素材選択などの条件によっては、枝材が存在することとした実施形態に係る浮き回収具よりも製造しやすい場合がある。
【0033】
図には示していないが、スパイラル形状の骨材41と同趣旨、すなわち、枝材を存在させずに浮き50の回収を容易とする形状として、長手方向に対して蛇行した形状の骨材を採用することも可能である。
【0034】
図4(a)〜(e)に示したいずれの枝材が良いかについては、回収したい浮き50の種類や形状によって選択される。
なお、枝材の種類は、図4(a)〜(e)に示したのは例示であり、本願発明がこれらの種類に限られることを意図するものではない。
【0035】
図5
図5に示すのは、浮き回収具の平面形状に対して枝材45をどのような向きとするか、について、2つのパターンを示したものである。
図5(a)に示したのは、軸材20の軸方向に垂直な断面形状において、枝材45が円周方向へ沿うように骨材40を基材30へ固定したものである。
図5(b)に示したのは、軸材20の軸方向に垂直な断面形状において、枝材45が軸材20に向かう方向となるように骨材40を基材30へ固定したものである。
図5(a)、(b)のいずれがよいかは、回収したい浮き50の種類や形状によって選択される。また、骨材40を基材30へ固定するものの、骨材40を軸周りに回転可能に形成することで、図5(a)、(b)のいずれをも選択可能な実施形態を提供しても良い。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明は、釣り具の製造業、釣り具のレンタル業、アウトドアスポーツのインストラクター事業などにおいて、利用可能性を有する。
【符号の説明】
【0037】
10; 浮き回収用ライン
20; 軸材 21; ライン固定部
30; 基体
40; 骨材(ストレート)
41; 骨材(スパイラル)
45,45A,45B,45C ; 枝材
50; 浮き
図1
図2
図3
図4
図5
図6