特許第6223514号(P6223514)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6223514縮環化合物
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6223514
(24)【登録日】2017年10月13日
(45)【発行日】2017年11月1日
(54)【発明の名称】縮環化合物
(51)【国際特許分類】
   C07D 231/56 20060101AFI20171023BHJP
   C07D 471/04 20060101ALI20171023BHJP
   C07D 209/18 20060101ALI20171023BHJP
   C07C 209/12 20060101ALI20171023BHJP
   A61K 31/404 20060101ALI20171023BHJP
   A61K 31/416 20060101ALI20171023BHJP
   A61K 31/437 20060101ALI20171023BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20171023BHJP
   A61P 19/06 20060101ALI20171023BHJP
   A61P 13/04 20060101ALI20171023BHJP
   A61P 13/12 20060101ALI20171023BHJP
   A61P 9/10 20060101ALI20171023BHJP
【FI】
   C07D231/56 ACSP
   C07D231/56 Z
   C07D471/04 106C
   C07D471/04 106Z
   C07D209/18
   C07C209/12
   A61K31/404
   A61K31/416
   A61K31/437
   A61P43/00 111
   A61P19/06
   A61P13/04
   A61P13/12
   A61P9/10
【請求項の数】24
【全頁数】295
(21)【出願番号】特願2016-158397(P2016-158397)
(22)【出願日】2016年8月12日
(62)【分割の表示】特願2012-554878(P2012-554878)の分割
【原出願日】2012年1月30日
(65)【公開番号】特開2017-8079(P2017-8079A)
(43)【公開日】2017年1月12日
【審査請求日】2016年9月9日
(31)【優先権主張番号】特願2011-16950(P2011-16950)
(32)【優先日】2011年1月28日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】592142670
【氏名又は名称】佐藤製薬株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【弁理士】
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【識別番号】100088694
【弁理士】
【氏名又は名称】弟子丸 健
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100084663
【弁理士】
【氏名又は名称】箱田 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100093300
【弁理士】
【氏名又は名称】浅井 賢治
(74)【代理人】
【識別番号】100119013
【弁理士】
【氏名又は名称】山崎 一夫
(74)【代理人】
【識別番号】100123777
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 さつき
(74)【代理人】
【識別番号】100111796
【弁理士】
【氏名又は名称】服部 博信
(74)【代理人】
【識別番号】100136249
【弁理士】
【氏名又は名称】星野 貴光
(72)【発明者】
【氏名】永井 啓太
(72)【発明者】
【氏名】長澤 考
(72)【発明者】
【氏名】高橋 博文
(72)【発明者】
【氏名】馬場 基彰
(72)【発明者】
【氏名】藤岡 真一
(72)【発明者】
【氏名】近藤 江里
(72)【発明者】
【氏名】田中 健一
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 良樹
【審査官】 水島 英一郎
(56)【参考文献】
【文献】 特表平11−503445(JP,A)
【文献】 特開平10−114654(JP,A)
【文献】 特開平10−067682(JP,A)
【文献】 米国特許第06358992(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D
CAplus(STN)
REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I−3):
【化1】
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[式中、
1及びL2は、それぞれ独立して、<置換基群L>から選択される置換基を表し;
b、水素原子、又は、後記の<置換基群M>から選択される置換基を表し
3、W4及びW5は、それぞれ独立して、窒素原子、又は、メチン基を表し;但し、W3、W4及びW5のうち0個又は1個が窒素原子であり;
Yは、単結合又は(CH2nであり(ここで、nは、1乃至のいずれかの整数である。);
Zは、水酸基、COOR2、CONR34、又は、SO32を表し;
ここでR2、R3及びR4は、それぞれ独立して、水素原子又は低級アルキル基を表し; <置換基群L>及び<置換基群M>は、下記のように定義される。
<置換基群L>:
ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、アミノ基、カルボキシル基、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、シクロアルキル基、低級アルコキシ基、ハロ低級アルコキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルカノイル基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルホニル基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、カルバモイル基、モノ低級アルキルカルバモイル基、ジ低級アルキルカルバモイル基、低級アルカノイルアミノ基、低級アルキルスルホニルアミノ基、低級アルコキシカルボニルアミノ基、アラルキル基、アリールオキシ基、ヘテロアリールオキシ基及び低級アルケニル基
<置換基群M>:
ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、アミノ基、カルボキシル基、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、シクロアルキル基、低級アルコキシ基、ハロ低級アルコキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルカノイル基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルホニル基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、カルバモイル基、モノ低級アルキルカルバモイル基、ジ低級アルキルカルバモイル基、低級アルカノイルアミノ基、低級アルキルスルホニルアミノ基及び低級アルコキシカルボニルアミノ

で示される化合物又は該化合物の薬学的に許容できる塩若しくはエステルであって、
前記エステルが、前記式(I−)の化合物(式中、L1、L2、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同様であり、ZはCOOHである)のZのCOOH基における、
低級アルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、低級アルケニル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルカノイルオキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル基、カルボキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニルオキシ低級アルキル基、カルバモイルオキシ低級アルキル基、フタリジル基、又は、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル基とのエステルである、
前記化合物、塩又はエステル。
【請求項2】
<置換基群M>が、ハロゲン原子、シアノ基、カルボキシル基、低級アルキル基、シクロアルキル基からなる群である、請求項記載の化合物又は薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【請求項3】
<置換基群L>が、水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、メチル基、エチル基、シクロプロピル基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシメチル基、メトキシ基及びトリフルオロメトキシ基からなる群である、請求項記載の化合物又は薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【請求項4】
以下の(c)、(i)、(j)、(k)、(m)、(p)又は(q)の化合物:
(c)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸、
(i)2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸、
(j)2−[1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸、
(k)3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸、
(m)2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸、
(p)3−クロロ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸、又は
(q)3−クロロ−1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸
である、請求項1記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【請求項5】
1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−カルボン酸その薬学的に許容できる塩又はエステルであって、
前記エステルが、前記カルボン酸のCOOH基における、
低級アルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、低級アルケニル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルカノイルオキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル基、カルボキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニルオキシ低級アルキル基、カルバモイルオキシ低級アルキル基、フタリジル基、又は、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル基とのエステルである、
前記カルボン酸、塩又はエステル
【請求項6】
2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸その薬学的に許容できる塩又はエステルであって、
前記エステルが、前記酢酸のCOOH基における、
低級アルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、低級アルケニル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルカノイルオキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル基、カルボキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニルオキシ低級アルキル基、カルバモイルオキシ低級アルキル基、フタリジル基、又は、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル基とのエステルである、
前記酢酸、塩又はエステル
【請求項7】
2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸である、請求項1記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【請求項8】
2−[3−クロロ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸その薬学的に許容できる塩又はエステルであって、
前記エステルが、前記酢酸のCOOH基における、
低級アルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、低級アルケニル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルカノイルオキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル基、カルボキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニルオキシ低級アルキル基、カルバモイルオキシ低級アルキル基、フタリジル基、又は、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル基とのエステルである、
前記酢酸、塩又はエステル
【請求項9】
2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]酢酸その薬学的に許容できる塩又はエステルであって、
前記エステルが、前記酢酸のCOOH基における、
低級アルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、低級アルケニル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルカノイルオキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル基、カルボキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニルオキシ低級アルキル基、カルバモイルオキシ低級アルキル基、フタリジル基、又は、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル基とのエステルである、
前記酢酸、塩又はエステル
【請求項10】
(3−RS)−2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸その薬学的に許容できる塩又はエステルであって、
前記エステルが、前記酢酸のCOOH基における、
低級アルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、低級アルケニル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルカノイルオキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル基、カルボキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニルオキシ低級アルキル基、カルバモイルオキシ低級アルキル基、フタリジル基、又は、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル基とのエステルである、
前記酢酸、塩又はエステル
【請求項11】
2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−1H−インドール−6−イル]酢酸その薬学的に許容できる塩又はエステルであって、
前記エステルが、前記酢酸のCOOH基における、
低級アルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、低級アルケニル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルカノイルオキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル基、カルボキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニルオキシ低級アルキル基、カルバモイルオキシ低級アルキル基、フタリジル基、又は、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル基とのエステルである、
前記酢酸、塩又はエステル
【請求項12】
2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸その薬学的に許容できる塩又はエステルであって、
前記エステルが、前記酢酸のCOOH基における、
低級アルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、低級アルケニル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルカノイルオキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル基、カルボキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニルオキシ低級アルキル基、カルバモイルオキシ低級アルキル基、フタリジル基、又は、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル基とのエステルである、
前記酢酸、塩又はエステル
【請求項13】
2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸である、請求項1記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【請求項14】
2−[1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸である、請求項1記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【請求項15】
3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸である、請求項1記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【請求項16】
2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸である、請求項1記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【請求項17】
3−クロロ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸である、請求項1記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【請求項18】
3−クロロ−1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸である、請求項1記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【請求項19】
[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]ジフルオロ酢酸、その薬学的に許容できる塩又はエステルであって、
前記エステルが、前記酢酸のCOOH基における、
低級アルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、低級アルケニル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルカノイルオキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル基、カルボキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニルオキシ低級アルキル基、カルバモイルオキシ低級アルキル基、フタリジル基、又は、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル基とのエステルである、
前記酢酸、塩又はエステル
【請求項20】
請求項1乃至19のいずれかに記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩若しくはエステルを含む、URAT1阻害剤。
【請求項21】
請求項1乃至19のいずれかに記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩若しくはエステルを含む、血中尿酸値低下剤。
【請求項22】
請求項1乃至19のいずれかに記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩若しくはエステルと、薬学的に許容できる担体とを含む、血中尿酸が関与する病態を治療又は予防するための医薬組成物。
【請求項23】
血中尿酸が関与する病態が、高尿酸血症、痛風結節、急性痛風関節炎、慢性痛風関節炎、痛風腎、尿路結石、腎機能障害、冠動脈疾患及び虚血性心疾患からなる群より選択される、請求項22に記載の医薬組成物。
【請求項24】
血中尿酸が関与する病態が高尿酸血症である、請求項22に記載の医薬組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は医薬の分野において有用な縮環化合物に関する。更に詳しくは、本発明は、URAT1阻害活性を有し、血中尿酸が関与する疾患の治療の分野において有用な縮環化合物並びに該化合物を含む、URAT1阻害剤、血中尿酸値低下剤及び医薬組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
尿酸は、ヒトにおけるプリン体の最終代謝産物である。プリン体は、細胞内の核酸、生体エネルギー源であるATPなどの分解や、食事により吸収されることにより生じる。プリン体は、ヒポキサンチン、キサンチンを経て、尿酸へと代謝される。ヒトをはじめとする霊長類では、尿酸酸化酵素(ウリカーゼ)欠損しているため、尿酸がプリン体の最終代謝産物である。その他の多くの哺乳類では、尿酸はウリカーゼにより酸化され、アラントインに代謝される。
【0003】
尿酸は体液中では、約98%が尿酸ナトリウムの形で存在している(非特許文献1)。尿酸ナトリウムの生理的pH条件での溶解度は6.4mg/dLであるため(非特許文献1)、体液中で溶解度を超える血中尿酸値である、7mg/dL以上が高尿酸血症と定義される(非特許文献2)。
高尿酸血症が持続すると、体液中に尿酸塩結晶が析出、沈着し、痛風関節炎、痛風腎、痛風結節、尿路結石、腎機能障害などを引き起こす(非特許文献3)。
また近年、高尿酸血症は高血圧、高脂血症、耐糖能異常、肥満などの生活習慣病と高率に合併することが知られ(非特許文献4、5、6、7)、こうした合併症が、心血管障害、脳血管障害の発症率を高くすることが知られている。
【0004】
高尿酸血症は、本邦において、成人男性の20%以上に存在し、生活習慣の欧米化などにより、現在も増加傾向にあることが報告されている(非特許文献8)。高尿酸血症の病型分類としては、尿酸産生過剰型が12%、尿酸排泄低下型が60%、混合型が25%と報告されており(非特許文献9)、尿酸排泄低下型60%と混合型25%を合わせた85%に尿酸排泄の低下が見られることから、尿酸排泄低下の、高尿酸血症の成因に対する重要性が示唆されている。
【0005】
尿酸は、主に腎臓から排泄され、ヒトの場合、約70%が腎臓から、30%が胆汁中や唾液、汗など腎外処理により排泄される。尿酸は、腎臓の糸球体で100%濾過された後、大部分が、近位尿細管において再吸収をうけ、終末尿へは、約10%が排泄されることから(非特許文献3,10)、尿酸排泄は再吸収により、強く調節をうけていることが示唆されている。
【0006】
尿酸は生理的pH条件では、有機酸として存在することから、尿酸の再吸収を行う輸送体は、有機陰イオントランスポーターファミリーと類似性が高い可能性が予想されていたが、近年、近位尿細管に存在し、尿酸の再吸収を行うトランスポーターとして、URAT1が同定された(非特許文献11)。URAT1は、SLCファミリーに属する、12回膜貫通型のトランスポーターである。ノーザンブロット解析により、URAT1遺伝子の発現は、成人及び胎児において腎臓に限局されており、抗ヒトURAT1抗体を用いた免疫組織染色像の観察により、URAT1タンパクは、近位尿細管管腔側に存在していることが明らかとなっている。さらに、URAT1をアフリカツメガエル卵母細胞に発現させると、尿酸の取り込みが観察されることから、URAT1が尿酸輸送を行うトランスポーターであることが確認されている(非特許文献11)。
さらに、URAT1遺伝子の変異による機能低下が、腎性低尿酸血症をおこすことが明らかとなり、URAT1の尿酸排泄に対する重要性が明らかにされている(非特許文献11、12)。
【0007】
現在使用されている尿酸排泄促進薬であるベンズブロマロンやプロベネシドは、URAT1の尿酸輸送活性を阻害することが示されており、URAT1の尿酸排泄における重要性は、薬理学的にも明らかとなっている(非特許文献13)。
【0008】
これらのことから、URAT1を阻害する薬剤は、近位尿細管における尿酸の再吸収を抑制し、尿酸排泄を亢進することにより、血中尿酸値を低下させることができると考えられ、尿酸の関与する病態、すなわち、高尿酸血症、痛風結節、痛風関節炎、痛風腎、尿路結石、腎機能障害の治療薬又は予防薬として有用である。また、高尿酸血症が関連する、高血圧、高脂血症、耐糖能異常、肥満、冠動脈疾患、脳血管障害の治療薬または予防薬としても有用である。
【0009】
ところで、URAT1阻害作用を有する化合物として、例えば、特許文献1には、下記一般式の化合物が開示されている。
【0010】
【化1】
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【0011】
特許文献2には、下記一般式の化合物が開示されている。
【0012】
【化2】
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【0013】
特許文献3には、下記一般式の化合物が開示されている。
【0014】
【化3】
[この文献は図面を表示できません]
【0015】
特許文献4には、PDE5(ホスホジエステラーゼ5)阻害剤として下記一般式の化合物が開示されている。
【0016】
【化4】
[この文献は図面を表示できません]
【0017】
特許文献5には、PDE5阻害剤として下記一般式の化合物が開示されている。
【0018】
【化5】
[この文献は図面を表示できません]
【0019】
特許文献6には、17βHSD(17β‐ヒドロキシステロイド脱水素酵素)type5阻害剤として下記一般式の化合物が開示されている。
【0020】
【化6】
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【先行技術文献】
【特許文献】
【0021】
【特許文献1】国際公開第2006/057460号パンフレット
【特許文献2】国際公開第2007/086504号パンフレット
【特許文献3】国際公開第2009/151695号パンフレット
【特許文献4】国際公開第98/15530号パンフレット
【特許文献5】国際公開第99/00372号パンフレット
【特許文献6】国際公開第2007/100066号パンフレット
【非特許文献】
【0022】
【非特許文献1】Loeb JN.,Arthritis Rhueum.,15,189−192,1972
【非特許文献2】日本痛風核酸代謝学会、高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第2版、30−31、2010
【非特許文献3】Choi HK. et al.Ann.Intern.Med.,43,499−516,2005
【非特許文献4】Taniguchi Y. et al., J.Hypertension,19,1209−1215,2001
【非特許文献5】Sunderstrom J. et al.,Hypertension,45,28−33,2005
【非特許文献6】Choi HK. et al.,The Am.J.Med.,120,442−447,2007
【非特許文献7】Ishizaka N. et al.,Arterioscler.Thromb.Vasc.Biol.,25,1038−1044,2005
【非特許文献8】冨田眞佐子、水野正一、痛風と核酸代謝、30、1−5、2006
【非特許文献9】中村徹、高尿酸血症・痛風の治療、メディカルレビュー社、21−39、2003
【非特許文献10】Sica DA. and Schoolwerth AC.,The Kidney,Saubder,Philadelphia PA,680−700,1996
【非特許文献11】Enomoto A. et al.,Nature,417,447−452、2002
【非特許文献12】Ichida K. et al.,J.Am.Soc.Nephrol.15,164−173,2004
【非特許文献13】大野岩男、日本臨床、66、743−747、2008
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0023】
前述のベンズブロマロンやプロベネシドはURAT1の尿酸輸送活性を阻害することが示されているが、それらのURAT1阻害作用は十分なものではなかった。更にベンズブロマロンは重篤な肝障害を、プロベネシドは消化管障害をおこすことなどが知られており、また、両化合物とも他の薬物との薬物相互作用を引き起こすことが知られていることから、より安全かつ有効性の高い、尿酸排泄促進薬が求められている。
したがって、優れたURAT1阻害作用を有する新規化合物や、血中尿酸が関与する疾患の治療薬や予防薬の提供が課題となっていた。
【課題を解決するための手段】
【0024】
本発明者らは、上記課題を解決すべく、新規縮環化合物を広く合成し検討を行った結果、一般式(I)で表される化合物が、優れたURAT1阻害作用を有することを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、
式(I):
【0025】
【化7】
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【0026】
[式中、
1は、シクロアルキル基で置換されてもよい低級アルキル基、シクロアルキル基、ハロ低級アルキル基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルキルスルホニル基又は一般式:−Q1−A1で表される基を表し;
1は、単結合又は低級アルキレン基を表し(ここで、該低級アルキレン基を構成する1若しくは2以上のメチレン基は、それぞれ独立して、カルボニル基、スルフィニル基若しくはスルホニル基でメチレン基全体が置き換えられていてもよく、及び/又は、メチレン基を構成する水素が低級アルキル基で置換されていてもよい。);
1は、後記の<置換基群L>から選択される1乃至3個の置換基で置換されていてもよい、アリール基又はヘテロアリール基を表し(ここで、当該アリール基又はヘテロアリール基上のお互いに隣接する任意の二つの置換基が一緒になって低級アルキレンジオキシ基を形成してもよい。);
- - - - は、二重結合又は単結合を表し;
- - - - が二重結合である場合、
1は、窒素原子又は一般式:=C(Ra)−で表される基を表し、かつ
2は、窒素原子又は一般式:=C(Rb)−で表される基を表し;
- - - - が単結合である場合、
1は、一般式:−C(Raa)(Rab)−で表される基又は一般式:−(C=O)−で表される基を表し、かつ
2は、一般式:−C(Rba)(Rbb)−で表される基、一般式:−(C=O)−で表される基又は一般式:−N(Rbc)−で表される基を表し;
a及びRbは、それぞれ独立して、水素原子、後記の<置換基群M>から選択される置換基又は一般式:−Q2−A2で表される基を表し;
aa及びRabは、それぞれ独立して、水素原子、後記の<置換基群N>から選択される置換基又は一般式:−Q2−A2で表される基を表すか、或いは、Raa及びRabが一緒になって低級アルキレン基を形成してもよく(ここで、該低級アルキレン基を構成する1乃至2以上のメチレン基は、それぞれ独立して、酸素原子、カルボニル基、ビニレン基若しくは一般式:−N(Rc)−で表される基でメチレン基全体が置き換えられていてもよく、及び/又は、メチレン基を構成する水素が水酸基、低級アルキル基若しくはハロゲン原子で置換されていてもよい。);
ba及びRbbは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、アミノ基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、ヒドロキシ低級アルキルアミノ基、低級アルキルスルホニルアミノ基、低級アルコキシカルボニルアミノ基、<置換基群N>から選択される置換基又は一般式:−Q2−A2で表される基を表すか、或いは、Rba及びRbbが一緒になって低級アルキレン基を形成してもよく(ここで、該低級アルキレン基を構成する1乃至2以上のメチレン基は、それぞれ独立して、酸素原子、カルボニル基、ビニレン基若しくは一般式:−N(Rc)−で表される基でメチレン基全体が置き換えられていてもよく、及び/又は、メチレン基を構成する水素が水酸基、低級アルキル基若しくはハロゲン原子で置換されていてもよい。);
bcは、水素原子、低級アルキル基、シクロアルキル基、ハロ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、モノ低級アルキルカルバモイル基、ジ低級アルキルカルバモイル基及び低級アルカノイル基からなる群から選択される基又は一般式:−Q2−A2で表される基を表し;
2は、単結合、低級アルキレン基又は低級アルケニレン基を表し(ここで、該低級アルキレン基を構成する1若しくは2以上のメチレン基は、それぞれ独立して、酸素原子、窒素原子若しくはカルボニル基でメチレン基全体が置き換えられていてもよく、及び/又は、メチレン基を構成する水素がハロゲン原子、シアノ基、水酸基若しくは低級アルキル基で置換されていてもよい。);
2は、<置換基群L>から選択される1乃至3個の置換基で置換されていてもよい、シクロアルキル基、脂肪族複素環基、アリール基又はヘテロアリール基を表し(ここで、当該アリール基又はヘテロアリール基上のお互いに隣接する任意の二つの置換基が一緒になって低級アルキレンジオキシ基を形成してもよい。);
3、W4及びW5は、それぞれ独立して、窒素原子、又は、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、低級アルキル基、シクロアルキル基、ハロ低級アルキル基、低級アルコキシ基及びハロ低級アルコキシ基からなる群から選択される置換基を有してもよいメチン基を表し;但し、W1、W2、W3、W4及びW5のうち0個乃至4個が窒素原子であり;
Xは、単結合、酸素原子、硫黄原子、スルフィニル基、スルホニル基、カルボニル基、低級アルケニレン基、低級アルキニレン基又は一般式:−N(RX)−で表される基を表し(ここで、RXは、水素原子又は低級アルキル基である。);
Yは、単結合又は(CRYiYi'nであり(ここで、nは、1乃至6のいずれかの整数であり、iは、1乃至nのいずれかの整数であり、(CRYiYi'nは、n=1のとき(CRY1Y1')を表し、n=2のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')を表し、n=3のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')−(CRY3Y3')を表し、n=4のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')−(CRY3Y3')−(CRY4Y4')を表し、n=5のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')−(CRY3Y3')−(CRY4Y4')−(CRY5Y5')を表し、n=6のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')−(CRY3Y3')−(CRY4Y4')−(CRY5Y5')−(CRY6Y6')を表し(ここで、RY1、RY1'、RY2、RY2'、RY3、RY3'、RY4、RY4'、RY5、RY5'、RY6及びRY6'は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子又は<置換基群N>から選択される置換基であるか、
或いは、RX、RY1、RY1'、RY2、RY2'、RY3、RY3'、RY4、RY4'、RY5、RY5'、RY6及びRY6'に関して、以下の2個の基の組み合わせ:「RY1とRY1'」、「RY2とRY2'」、「RY3とRY3'」、「RY4とRY4'」、「RY5とRY5'」、「RY6とRY6'」、「RXとRY1」、「RXとRY2」、「RXとRY3」、「RY1とRY2」、「RY1とRY3」、「RY1とRY4」、「RY2とRY3」、「RY2とRY4」又は「RY2とRY5」は、当該組み合わせを構成する2個の基が一緒になって、低級アルキレン基を形成してもよく、ここで、該低級アルキレン基を構成する1若しくは2以上のメチレン基は、それぞれ独立して、酸素原子、カルボニル基、ビニレン基若しくは一般式:−N(Rc)−でメチレン基全体が置き換えられていてもよく、及び/又は、メチレン基を構成する水素が水酸基、低級アルキル基若しくはハロゲン原子で置換されていてもよい。);
cは、水素原子、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基又は低級アルカノイル基を表し;
Zは、水酸基、COOR2、CONR34、SO32、SO3NR34、5−テトラゾリル基、5−オキソ−1,2,4−オキサジアゾリル基、2−オキソ−1,3,4−オキサジアゾリル基、5−イミノ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾリル基、2−チオキソ−1,3,4−オキサジアゾリル基又は5−オキソ−1,2,4−チアジアゾリル基を表し;
ここでR2、R3及びR4は、それぞれ独立して、水素原子又は低級アルキル基を表し; <置換基群L>、<置換基群M>及び<置換基群N>は、下記のように定義される。
<置換基群L>:
ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、アミノ基、カルボキシル基、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、シクロアルキル基、低級アルコキシ基、ハロ低級アルコキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルカノイル基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルホニル基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、カルバモイル基、モノ低級アルキルカルバモイル基、ジ低級アルキルカルバモイル基、低級アルカノイルアミノ基、低級アルキルスルホニルアミノ基、低級アルコキシカルボニルアミノ基、アラルキル基、アリールオキシ基、ヘテロアリールオキシ基及び低級アルケニル基
<置換基群M>:
ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、アミノ基、カルボキシル基、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、シクロアルキル基、低級アルコキシ基、ハロ低級アルコキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルカノイル基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルホニル基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、カルバモイル基、モノ低級アルキルカルバモイル基、ジ低級アルキルカルバモイル基、低級アルカノイルアミノ基、低級アルキルスルホニルアミノ基及び低級アルコキシカルボニルアミノ基
<置換基群N>:
水酸基、シアノ基、ホルミル基、カルボキシル基、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、シクロアルキル基、低級アルコキシ基、ハロ低級アルコキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルカノイル基、カルバモイル基、モノ低級アルキルカルバモイル基及びジ低級アルキルカルバモイル基]
で示される化合物又は該化合物の薬学的に許容できる塩若しくはエステルである。
【0027】
なお、上記式(I)で表される化合物には、当該化合物のラセミ体のみならず、存在可能なすべてのエナンチオマー及びジアステレオマーを含む。
【0028】
また本発明は、哺乳類(特にヒト)における高尿酸血症、痛風結節、急性痛風関節炎、慢性痛風関節炎、痛風腎、尿路結石、腎機能障害、冠動脈疾患及び虚血性心疾患からなる群より選択される血中尿酸が関与する病態を治療または予防する方法であって、当該哺乳類に、式(I)の化合物の治療上の有効量を投与することを特徴とする方法に関する。
更に本発明は、哺乳類(特にヒト)における高尿酸血症、痛風結節、急性痛風関節炎、慢性痛風関節炎、痛風腎、尿路結石、腎機能障害、冠動脈疾患及び虚血性心疾患からなる群より選択される血中尿酸が関与する病態を治療または予防する方法であって、当該哺乳類に、式(I)の化合物を含むURAT1阻害剤、血中尿酸値低下剤又は医薬組成物の治療上の有効量を投与することを特徴とする方法、に関する。
【0029】
本発明は、式(I)の化合物を有効成分として含むURAT1阻害剤に関する。
更に本発明は、式(I)の化合物を有効成分として含有する血中尿酸値低下剤に関する。
更に本発明は、高尿酸血症、痛風結節、急性痛風関節炎、慢性痛風関節炎、痛風腎、尿路結石、腎機能障害、冠動脈疾患及び虚血性心疾患からなる群より選択される血中尿酸が関与する病態の治療薬または予防するための医薬組成物であって、式(I)の化合物を有効成分として含むことを特徴とする医薬組成物に関する。
【発明の効果】
【0030】
本発明の式(I)で示される化合物並びに該化合物の薬学的に許容できる塩及びエステルは、後述の実施例で示されるように優れたURAT1阻害作用を有するため、尿酸排泄を促進する。従って、本発明の式(I)で示される化合物並びに該化合物の薬学的に許容できる塩及びエステルは、血中尿酸値を低下させることができ、例えば高尿酸血症、痛風結節、急性痛風関節炎、慢性痛風関節炎、痛風腎、尿路結石、腎機能障害、冠動脈疾患又は虚血性心疾患等の血中尿酸が関与する病態の治療薬又は予防薬として有用である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下に、本発明において使用される用語の意味を記載し、本発明について更に詳細に説明する。
上記式(I)中の「ハロゲン原子」としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子等が挙げられる。
【0032】
上記式(I)中の「低級アルキル基」とは、炭素数1乃至6の直鎖状又は分岐を有するアルキル基を意味し、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、イソアミル基、ネオペンチル基、1,1−ジメチルプロピル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、1,2−ジメチルプロピル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、1,1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基、1−エチルブチル基、2−エチルブチル基、1,2,2−トリメチルプロピル基及び1−エチル−3−メチルプロピル基等が挙げられる。
【0033】
上記式(I)中の「シクロアルキル基」とは、3員乃至8員の脂肪族環状基を意味し、例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基及びシクロオクチル基等が挙げられる。
【0034】
上記式(I)中の「ハロ低級アルキル基」とは、置換可能な任意の位置が1又は2以上、好ましくは1乃至3の同一又は異なる前記ハロゲン原子で置換された前記「低級アルキル基」を意味し、例えばフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、2−フルオロエチル基、1,2−ジフルオロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、クロロメチル基、2−クロロエチル基、1,2−ジクロロエチル基、ブロモメチル基及びヨードメチル基等が挙げられる。
【0035】
上記式(I)中の「低級アルコキシ基」とは、水酸基の水素原子が前記「低級アルキル基」で置換された基を意味し、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、イソペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基及びイソヘキシルオキシ基等が挙げられる。
【0036】
上記式(I)中の「ハロ低級アルコキシ基」とは、置換可能な任意の位置が1又は2以上、好ましくは1乃至3の同一又は異なる前記ハロゲン原子で置換された前記「低級アルコキシ基」を意味し、例えばフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、2−フルオロエトキシ基、1,2−ジフルオロエトキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基、クロロメトキシ基、2−クロロエトキシ基、1,2−ジクロロエトキシ基、ブロモメトキシ基及びヨードメトキシ基等が挙げられる。
【0037】
上記式(I)中の「ヒドロキシ低級アルキル基」とは、置換可能な任意の位置が1又は2以上、好ましくは1又は2の水酸基で置換された前記「低級アルキル基」を意味し、例えばヒドロキシメチル基、1−ヒドロキシエチル基、1−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシ−1−メチルエチル基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル基、1,2−ジヒドロキシエチル基及び3−ヒドロキシプロピル基等が挙げられる。
【0038】
上記式(I)中の「低級アルコキシ低級アルキル基」とは、置換可能な任意の位置が1又は2以上、好ましくは1又は2の同一又は異なる前記「低級アルコキシ基」で置換された前記「低級アルキル基」を意味し、例えばメトキシメチル基、エトキシメチル基、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基、1−メトキシ−1−メチルエチル基、1,2−ジメトキシエチル基及び3−メトキシプロピル基等が挙げられる。
【0039】
上記式(I)中の「低級アルコキシカルボニル基」とは、前記「低級アルコキシ基」とカルボニル基とが結合した基、すなわち、炭素数2乃至7のアルコキシカルボニル基を意味し、例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基及びペンチルオキシカルボニル基等が挙げられる。
【0040】
上記式(I)中の「低級アルカノイル基」とは、前記低級アルキル基とカルボニル基が結合した基、すなわち炭素数2乃至7のアルカノイル基を意味し、例えばアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基及びピバロイル基等が挙げられる。
【0041】
上記式(I)中の「低級アルキルチオ基」とは、前記「低級アルキル基」と硫黄原子とが結合した基を、すなわち炭素数1乃至6のアルキルチオ基を意味し、例えばメチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、sec−ブチルチオ基、イソブチルチオ基、tert−ブチルチオ基、ペンチルチオ基、イソペンチルチオ基、ヘキシルチオ基及びイソヘキシルチオ基等が挙げられる。
【0042】
上記式(I)中の「低級アルキルスルホニル基」とは、前記「低級アルキル基」とスルホニル基とが結合した基を意味し、例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基、ブチルスルホニル基、sec−ブチルスルホニル基、イソブチルスルホニル基、tert−ブチルスルホニル基、ペンチルスルホニル基、イソペンチルスルホニル基、ヘキシルスルホニル基、イソヘキシルスルホニル基等が挙げられる。
【0043】
上記式(I)中の「低級アルキルアミノ基」とは、前記「低級アルキル基」によりN−モノ置換されたアミノ基を意味し、例えばN−メチルアミノ基、N−エチルアミノ基、N−プロピルアミノ基、N−イソプロピルアミノ基、N−ブチルアミノ基、N−sec−ブチルアミノ基及びN−tert−ブチルアミノ基等が挙げられる。
【0044】
上記式(I)中の「ジ低級アルキルアミノ基」とは、同一の又は異なる前記「低級アルキル基」によりN,N−ジ置換されたアミノ基を意味し、例えばN,N−ジメチルアミノ基、N,N−ジエチルアミノ基、N,N−ジプロピルアミノ基、N,N−ジイソプロピルアミノ基、N−メチル−N−エチルアミノ基、N−メチル−N−プロピルアミノ基及びN−メチル−N−イソプロピルアミノ基等が挙げられる。
【0045】
上記式(I)中の「ヒドロキシ低級アルキルアミノ基」とは、前記「ヒドロキシ低級アルキル基」によりN−モノ置換又はN,N−ジ置換、好ましくはN−モノ置換されたアミノ基を意味し、例えばヒドロキシメチルアミノ基、2−ヒドロキシエチルアミノ基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチルアミノ基、1,2−ジヒドロキシエチルアミノ基及び3−ヒドロキシプロピルアミノ基等が挙げられる。
【0046】
上記式(I)中の「モノ低級アルキルカルバモイル基」とは、カルバモイル基の窒素原子に前記「低級アルキル基」がN−モノ置換した基を意味し、N−メチルカルバモイル基、N−エチルカルバモイル基、N−プロピルカルバモイル基、N−イソプロピルカルバモイル基、N−ブチルカルバモイル基、N−sec−ブチルカルバモイル基及びN−tert−ブチルカルバモイル基等が挙げられる。
【0047】
上記式(I)中の「ジ低級アルキルカルバモイル基」とは、カルバモイル基の窒素原子に同一の又は異なる前記「低級アルキル基」がN,N−ジ置換した基を意味し、N,N−ジメチルカルバモイル基、N,N−ジエチルカルバモイル基、N−エチル−N−メチルカルバモイル基、N,N−ジプロピルカルバモイル基、N−メチル−N−プロピルカルバモイル基及びN,N−ジイソプロピルカルバモイル基等が挙げられる。
また、「ジ低級アルキルカルバモイル基」には、カルバモイル基を構成する窒素原子と、該窒素原子に結合した同一の、又は異なる前記「低級アルキル基」とが一緒になって形成する5乃至8員の単環、又は該単環とベンゼン環若しくはピリジン環とが縮合して形成される双環も含まれ、例えば下記式で表される基が挙げられる。
【0048】
【化8】
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【0049】
上記式(I)中の「低級アルカノイルアミノ基」とは、前記「低級アルカノイル基」とアミノ基又は前記「低級アルキルアミノ基」とが結合した基を意味し、例えばN−アセチルアミノ基、N−プロパノイルアミノ基、N−ブタノイルアミノ基、N−ペンタノイルアミノ基、N−ピバロイル基、N−メチル−N−アセチルアミノ基、N−メチル−N−プロパノイルアミノ基、N−メチル−N−ブタノイルアミノ基、N−メチル−N−ペンタノイルアミノ基、N−エチル−N−アセチルアミノ基、N−エチル−N−プロパノイルアミノ基、N−エチル−N−ブタノイルアミノ基及びN−エチル−N−ペンタノイルアミノ基等が挙げられる。
【0050】
上記式(I)中の「低級アルコキシカルボニルアミノ基」とは、前記「低級アルコキシカルボニル基」がアミノ基又は前記「低級アルキルアミノ基」とが結合した基を意味し、例えばメトキシカルボニルアミノ基、エトキシカルボニルアミノ基、プロポキシカルボニルアミノ基、イソプロポキシカルボニルアミノ基、ブトキシカルボニルアミノ基、イソブトキシカルボニルアミノ基、sec−ブトキシカルボニルアミノ基、tert−ブトキシカルボニルアミノ基、ペンチルオキシカルボニルアミノ基、ネオペンチルオキシカルボニルアミノ基、ヘキシルオキシカルボニルアミノ基、イソヘキシルオキシカルボニルアミノ基、N−メチル−メトキシカルボニルアミノ基及びN−メチル−エトキシカルボニルアミノ基等が挙げられる。
【0051】
上記式(I)中の「低級アルキルスルホニルアミノ基」とは、前記「低級アルキルスルホニル基」とアミノ基又は前記「低級アルキルアミノ基」とが結合した基を意味し、例えばメチルスルホニルアミノ基、エチルスルホニルアミノ基、プロピルスルホニルアミノ基、イソプロピルスルホニルアミノ基、ブチルスルホニルアミノ基、sec−ブチルスルホニルアミノ基、tert−ブチルスルホニルアミノ基、N−メチル−メチルスルホニルアミノ基、N−メチル−エチルスルホニルアミノ基、N−メチル−プロピルスルホニルアミノ基、N−メチル−イソプロピルスルホニルアミノ基、N−メチル−ブチルスルホニルアミノ基、N−メチル−sec−ブチルスルホニルアミノ基、N−メチル−tert−ブチルスルホニルアミノ基、N−エチル−メチルスルホニルアミノ基、N−エチル−エチルスルホニルアミノ基、N−エチル−プロピルスルホニルアミノ基、N−エチル−イソプロピルスルホニルアミノ基、N−エチル−ブチルスルホニルアミノ基、N−エチル−sec−ブチルスルホニルアミノ基及びN−エチル−tert−ブチルスルホニルアミノ基等が挙げられる。
【0052】
上記式(I)中の「アリール基」としては、例えばフェニル基、ナフチル基、ビフェニル基及びアントリル基等が挙げられる。
【0053】
上記式(I)中の「ヘテロアリール基」とは、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子からなる群より、同一若しくは異なって選ばれる1若しくは2以上、好ましくは1乃至4のヘテロ原子を含有する5員若しくは6員の単環を意味するか、又は該単環とベンゼン環若しくはピリジン環とが縮合した双環を意味し、例えばピロリル基、フリル基、チエニル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、オキサゾリル基、イソキサゾリル基、トリアゾリル基、テトラゾリル基、1,2,3−オキサジアゾリル基、1,2,4−オキサジアゾリル基、1,3,4−オキサジアゾリル基、1,2,5−オキサジアゾリル基、1,2,3−チアジアゾリル基、1,2,4−チアジアゾリル基、1,3,4−チアジアゾリル基、1,2,5−チアジアゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、1,2,4−トリアジニル基、1,3,5−トリアジニル基、インドリル基、イソインドリル基、ベンゾフラニル基、ベンゾチエニル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾイソキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾイソチアゾリル基、インダゾリル基、イミダゾピリジル基、プリニル基、キノリル基、キノリジニル基、イソキノリル基、フタラジニル基、ナフチリジニル基、キノキサリニル基、キナゾリニル基、シンノリニル基、プテリジニル基及びピリド[3,2−b]ピリジル基等が挙げられる。
【0054】
上記式(I)中の「脂肪族複素環基」とは、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子からなる群より同一若しくは異なって選ばれる1若しくは2以上のヘテロ原子を含有する5員若しくは6員の単環を意味するか、又は前記ヘテロ原子を含有する2環乃至3環からなる縮合環である飽和若しくは不飽和脂肪族複素環基を意味し、例えばアゼチジニル基、ピロリジニル基、ピペリジニル基、ピラジニル基、モルホリノ基、テトラヒドロフラニル基、イミダゾリジニル基、チオモルホリノ基、テトラヒドロキノリル基及びテトラヒドロイソキノリル基等が挙げられる。
【0055】
上記式(I)中の「アリールオキシ基」とは、前記「アリール基」に酸素原子が結合した基を意味し、例えばフェノキシ基、ナフタレン−1−イルオキシ基及びナフタレン−2−イルオキシ基等が挙げられる。
【0056】
上記式(I)中の「ヘテロアリールオキシ基」としては、前記「へテロアリール基」に酸素原子が結合した基を意味し、例えば、フラン−2−イルオキシ基、フラン−3−イルオキシ基、チオフェン−2−イルオキシ基、チオフェン−3−イルオキシ基、1H−ピロール−2−イルオキシ基、1H−ピロール−3−イルオキシ基、1H−イミダゾール−2−イルオキシ基、1H−イミダゾール−4−イルオキシ基、3H−イミダゾール−4−イルオキシ基、4H−[1,3,4]トリアゾール−3−イルオキシ基、2H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルオキシ基、1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルオキシ基、チアゾール−2−イルオキシ基、チアゾール−4−イルオキシ基、チアゾール−5−イルオキシ基、ピリジン−2−イルオキシ基、ピリジン−3−イルオキシ基、ピリジン−4−イルオキシ基、ピリミジン−2−イルオキシ基、ピリミジン−4−イルオキシ基、ピリミジン−5−イルオキシ基、ピリダジン−3−イルオキシ基、ピリダジン−4−イルオキシ基、2H−ピラゾール−3−イルオキシ基、1H−ピラゾール−4−イルオキシ基、1H−ピラゾール−3−イルオキシ基、ピラジニルオキシ基、キノリン−2−イルオキシ基、キノリン−3−イルオキシ基、キノリン−4−イルオキシ基、イソキノリン−1−イルオキシ基、イソキノリン−3−イルオキシ基、イソキノリン−4−イルオキシ基、キナゾリン−2−イルオキシ基、キナゾリン−3−イルオキシ基、キノキサリン−2−イルオキシ基、キノキサリン−3−イルオキシ基、シンノリン−3−イルオキシ基、シンノリン−4−イルオキシ基、1H−ベンゾイミダゾール−2−イルオキシ基、1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イルオキシ基、1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イルオキシ基、1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−7−イルオキシ基、ベンゾ[d]イソキサゾール−4−イルオキシ基、ベンゾ[d]イソキサゾール−5−イルオキシ基、ベンゾ[d]イソキサゾール−6−イルオキシ基、ベンゾオキサゾール−4−イルオキシ基、ベンゾオキサゾール−5−イルオキシ基及びベンゾオキサゾール−6−イルオキシ基等が挙げられる。
【0057】
上記式(I)中の「低級アルキレン基」とは、炭素数1乃至6の直鎖又は分岐状のアルキレン基を意味し、例えばメチレン基、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基及びヘキサメチレン基等が挙げられる。
【0058】
上記式(I)中の「低級アルケニレン基」とは、前記「低級アルケニル基」の両鎖端から水素原子を1個ずつ除去して形成される2価の基を意味し、例えばビニレン基及びプロペニレン基等が挙げられる。
【0059】
上記式(I)中の「低級アルキニレン基」とは、前記「低級アルキニル基」の両鎖端から水素原子を1個ずつ除去して形成される2価の基を意味し、例えばエチニレン基及びプロピニレン基等が挙げられる。
【0060】
上記式(I)中の「低級アルキレンジオキシ基」とは、前記「低級アルキレン基」の両端がそれぞれ酸素原子と結合して形成される基を意味し、例えばメチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基及びプロピレンジオキシ基等が挙げられる。
【0061】
上記式(I)中の「低級アルケニル基」とは、炭素数2乃至6の直鎖又は分岐状のアルケニル基を意味し、例えばビニル基、1−プロペニル基、アリル基、イソプロペニル基、3−ブテニル基、2−ブテニル基、1−ブテニル基、1−メチル−2−プロペニル基、1−メチル−1−プロペニル基、1−エチル−1−エテニル基、2−メチル−2−プロペニル基、2−メチル−1−プロペニル基、3−メチル−2−ブテニル基及び4−ペンテニル基等が挙げられる。
【0062】
上記式(I)中の「低級アルキニル基」とは、炭素数2乃至6の直鎖又は分岐状のアルキニル基を意味し、例えばエチニル基、1−プロピニル基、2−プロピニル基、3−ブチニル基、2−ブチニル基、1−ブチニル基、1−メチル−2−プロピニル基、1−エチル−2−プロピニル基、1−メチル−2−ブチニル基及び4−ペンチニル基等が挙げられる。
【0063】
上記式(I)中の「アラルキル基」とは、置換可能な任意の位置が1又は2以上、好ましくは1又は2の前記「アリール基」で置換された前記「低級アルキル基」を意味し、例えばベンジル基、1−フェニルエチル基、2−フェニルエチル基及び1−ナフチルメチル基、2−ナフチルメチル基等が挙げられる。
【0064】
本明細書で用いる「置換可能な任意の位置」とは、炭素原子、窒素原子、酸素原子及び/又は硫黄原子上の置換可能な水素原子であって、当該水素原子の置換が化学的に許容され、その結果、安定な化合物をもたらすものの部位を意味する。
【0065】
本発明の化合物を更に具体的に開示するため、式(I)等において用いられる各種記号につき、その好適な具体例を挙げて更に詳細に説明する。
【0066】
上記式(I)において、R1は、シクロアルキル基で置換されてもよい低級アルキル基、シクロアルキル基、ハロ低級アルキル基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルキルスルホニル基又は一般式:−Q1−A1で表される基である。
【0067】
1は、例えばシクロアルキル基で置換されてもよい低級アルキル基、シクロアルキル基、低級アルキルスルホニル基、又は一般式:−Q1−A1で表される基等が好適であり、より好ましくは一般式:−Q1−A1で表される基等である。
【0068】
1の「シクロアルキル基で置換されてもよい低級アルキル基」とは、無置換の低級アルキル基又は置換可能な任意の位置が同一若しくは異なる1若しくは2以上、好ましくは1若しくは2の前記「シクロアルキル基」で置換された低級アルキル基を意味し、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、イソアミル基、ネオペンチル基、1,1−ジメチルプロピル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、1,2−ジメチルプロピル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、1,1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基、1−エチルブチル基、2−エチルブチル基、1,2,2−トリメチルプロピル基、1−エチル−3−メチルプロピル基、シクロプロピルメチル基、シクロブチルメチル基、シクロペンチルメチル基、シクロヘキシルメチル基、シクロヘプチルメチル基、1−シクロプロピルエチル基、1−シクロブチルエチル基、1−シクロペンチルエチル基、1−シクロヘキシルエチル基、1−シクロヘプチルエチル基、2−シクロプロピルエチル基、2−シクロブチルエチル基、2−シクロペンチルエチル基、2−シクロヘキシルエチル基、2−シクロヘプチルエチル基等が好適であり、より好ましくはイソプロピル基、イソブチル基、シクロプロピルメチル基、シクロブチルメチル基、シクロペンチルメチル基及びシクロヘキシルメチル基等である。
【0069】
1のシクロアルキル基は、例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基及びシクロヘキシル基等が好適である。
1のハロ低級アルキル基は、例えばフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基及び2,2,2−トリフルオロエチル基等が好適である。
1のヒドロキシ低級アルキル基は、例えばヒドロキシメチル基及び2−ヒドロキシエチル基等が好適である。
【0070】
1の低級アルコキシ低級アルキル基は、例えばメトキシメチル基及びエトキシメチル基等が好適である。
1の低級アルコキシカルボニル基は、例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基及びペンチルオキシカルボニル基等が好適である。
1の低級アルキルスルホニル基は、例えばメタンスルホニル基及びエタンスルホニル基等が好適である。
【0071】
1は、単結合又は低級アルキレン基を表す(ここで、該低級アルキレン基を構成する1若しくは2以上のメチレン基は、それぞれ独立して、カルボニル基、スルフィニル基若しくはスルホニル基でメチレン基全体が置き換えられていてもよく、及び/又は、メチレン基を構成する水素が低級アルキル基で置換されていてもよい。)。
【0072】
1の低級アルキレン基は、例えばメチレン基、エチレン基及びトリメチレン基等が好適である。
1の低級アルキレン基を構成する1若しくは2以上のメチレン基は、それぞれ独立して、カルボニル基、スルフィニル基若しくはスルホニル基でメチレン基全体が置き換えられていてもよく、及び/又は、メチレン基を構成する水素が低級アルキル基で置換されていてもよく、そのような置き換え又は置換された基としては、例えば下記式から選択される基が好適である。
【0073】
【化9】
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【0074】
1は、<置換基群L>から選択される1乃至3個の置換基で置換されていてもよい、 アリール基又はヘテロアリール基を表す(ここで、当該アリール基又はヘテロアリール基上のお互いに隣接する任意の二つの置換基が一緒になって低級アルキレンジオキシ基を形成してもよい。)。
【0075】
ここで、<置換基群L>は、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、アミノ基、カルボキシル基、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、シクロアルキル基、低級アルコキシ基、ハロ低級アルコキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルカノイル基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルホニル基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、カルバモイル基、モノ低級アルキルカルバモイル基、ジ低級アルキルカルバモイル基、低級アルカノイルアミノ基、低級アルキルスルホニルアミノ基、低級アルコキシカルボニルアミノ基、アラルキル基、アリールオキシ基、ヘテロアリールオキシ基及び低級アルケニル基からなる群である。
【0076】
1のアリール基は、例えばフェニル基、ナフチル基及びビフェニル基等が好適である。
1のヘテロアリール基は、例えばイミダゾリル基、フリル基、チエニル基、ピラゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、オキサゾリル基、イソキサゾリル基、1,2,4−オキサジアゾリル基、1,3,4−オキサジアゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ベンゾフラニル基、キノリル基、ベンゾチエニル基等、より好ましくはピリジル基、キノリル基、チエニル基、ピラゾリル基、チアゾリル基、イソキサゾリル基、ベンゾチエニル基等、更に好ましくはピリジル基、イソキサゾリル基、キノリル基、ベンゾチエニル基等が好適である。
【0077】
1の「当該アリール基又はヘテロアリール基上のお互いに隣接する任意の二つの置換基が一緒になって低級アルキレンジオキシ基を形成してもよい」とは、当該アリール基又はヘテロアリール基上のお互いに隣接する任意の二つの置換基が一緒になって低級アルキレンジオキシ基を形成した基をいい、例えばベンゾ[1,3]ジオキソリル基及び2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル基等が好適である。
【0078】
したがって、A1は、例えばフェニル基、2−フルオロフェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2,3−ジフルオロフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、2,5−ジフルオロフェニル基、2,6−ジフルオロフェニル基、3,4−ジフルオロフェニル基、3,5−ジフルオロフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、2,3−ジクロロフェニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,5−ジクロロフェニル基、2,6−ジクロロフェニル基、2−ブロモフェニル基、3−ブロモフェニル基、4−ブロモフェニル基、2−クロロ−3−フルオロフェニル基、2−クロロ−4−フルオロフェニル基、2−クロロ−5−フルオロフェニル基、2−クロロ−6−フルオロフェニル基、2−ブロモ−3−フルオロフェニル基、2−ブロモ−4−フルオロフェニル基、2−ブロモ−5−フルオロフェニル基、2−ブロモ−6−フルオロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−エチルフェニル基、3−エチルフェニル基、4−エチルフェニル基、2−シクロプロピルフェニル基、3−シクロプロピルフェニル基、4−シクロプロピルフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル基、3−トリフルオロメチルフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、2−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、2−ジフルオロメトキシフェニル基、3−ジフルオロメトキシフェニル基、4−ジフルオロメトキシフェニル基、2−トリフルオロメトキシフェニル基、3−トリフルオロメトキシフェニル基、4−トリフルオロメトキシフェニル基、2−ヒドロキシフェニル基、3−ヒドロキシフェニル基、4−ヒドロキシフェニル基、2−ヒドロキシメチルフェニル基、3−ヒドロキシメチルフェニル基、4−ヒドロキシメチルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル基、2,5−ジメチルフェニル基、2,6−ジメチルフェニル基、2,4,6−トリメチルフェニル基、2−フルオロ−6−トリフルオロメチルフェニル基、4−フルオロ−2−トリフルオロメチルフェニル基、ベンゾ[1,3]ジオキソ−5−イル基、6−クロロベンゾ[1,3]ジオキソ−5−イル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、2−ビフェニル基、3−ビフェニル基、4−ビフェニル基、2−フェノキシ基、3−フェノキシ基、4−フェノキシ基、2−イミダゾリル基、2−フリル基、2−チエニル基、1,2,4−オキサジアゾール−5−イル基、1,3,4−オキサジアゾール−2−イル基、1,2,4−チアジアゾール−5−イル基、1,3,4−チアジアゾール−2−イル基、4−イソキサゾリル基、3,5−ジメチルイソキサゾリル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−フルオロ−5−ピリジル基、3−フルオロ−6−ピリジル基、2−クロロ−3−ピリジル基、2−クロロ−5−ピリジル基、2−メチル−3−ピリジル基、2−メチル−6−ピリジル基、2−ピリミジニル基、4−ベンゾ[b]フラニル基、7−ベンゾ[b]フラニル基、2−キノリル基、3−キノリル基、4−キノリル基、5−キノリル基、6−キノリル基、8−キノリル基、5−クロロチオフェン−2−イル基、2−ベンゾ[b]チオフェニル基、3−ベンゾ[b]チオフェニル基、4−ベンゾ[b]チオフェニル基、5−ベンゾ[b]チオフェニル基、6−ベンゾ[b]チオフェニル基、7−ベンゾ[b]チオフェニル基、5−クロロベンゾ[b]チオフェン−3−イル基、2−クロロ−6−メチルフェニル基、2−クロロ−6−シクロプロピルフェニル基、2−クロロ−6−シアノフェニル基、2,6−ジシクロプロピルフェニル基等が挙げられ、中でも2−フルオロフェニル基、3−フルオロフェニル基、2,3−ジフルオロフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、2,5−ジフルオロフェニル基、2,6−ジフルオロフェニル基、2−クロロフェニル基、2,3−ジクロロフェニル基、2,6−ジクロロフェニル基、2−ブロモフェニル基、2−クロロ−3−フルオロフェニル基、2−クロロ−4−フルオロフェニル基、2−クロロ−5−フルオロフェニル基、2−クロロ−6−フルオロフェニル基、2−ブロモ−3−フルオロフェニル基、2−ブロモ−4−フルオロフェニル基、2−ブロモ−5−フルオロフェニル基、2−ブロモ−6−フルオロフェニル基、2−メチルフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル基、2−メトキシフェニル基、2−ジフルオロメトキシフェニル基、2−トリフルオロメトキシフェニル基、2−ヒドロキシフェニル基、2−ヒドロキシメチルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル基、2,5−ジメチルフェニル基、2,6−ジメチルフェニル基、2,4,6−トリメチルフェニル基、2,3−ジクロロフェニル基、2,6−ジクロロフェニル基、2−フルオロ−6−トリフルオロメチルフェニル基、2−トリフルオロ−4−フルオロフェニル基、1−ナフチル基、8−キノリル基、6−クロロベンゾ[1,3]ジオキソ−5−イル基、5−クロロベンゾ[b]チオフェン−3−イル基、2−クロロ−6−メチルフェニル基、2−クロロ−6−シクロプロピルフェニル基及び2−クロロ−6−シアノフェニル基等が好適であり、とりわけ好ましくは2−クロロフェニル基、2,3−ジクロロフェニル基、2,6−ジクロロフェニル基、2−クロロ−6−フルオロフェニル基、2,5−ジメチルフェニル基、2,6−ジメチルフェニル基、2,4,6−トリメチルフェニル基、1−ナフチル基、8−キノリル基、6−クロロベンゾ[1,3]ジオキソ−5−イル基、5−クロロベンゾ[b]チオフェン−3−イル基、2−クロロ−6−メチルフェニル基、2−クロロ−6−シクロプロピルフェニル基及び2−クロロ−6−シアノフェニル基等である。
【0079】
- - - - は、二重結合又は単結合を表し、
- - - - が二重結合である場合、
1は、窒素原子又は一般式:=C(Ra)−で表される基を表し、かつ
2は、窒素原子又は一般式:=C(Rb)−で表される基を表し、
- - - - が単結合である場合、
1は、一般式:−C(Raa)(Rab)−で表される基、又は一般式:−(C=O)−で表される基を表し、かつ
2は、一般式:−C(Rba)(Rbb)−で表される基、一般式:−(C=O)−で表される基又は一般式:−N(Rbc)−で表される基を表す。
【0080】
ここで、一般式(I)の下記部分構造:
【0081】
【化10】
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【0082】
を、W- - - - 2に関して例示すると、次のようになる。
【0083】
【化11】
[この文献は図面を表示できません]
【0084】
より好ましくは、次のいずれかから選択される。
【0085】
【化12】
[この文献は図面を表示できません]
【0086】
a及びRbは、それぞれ独立して、水素原子、<置換基群M>から選択される置換基又は一般式:−Q2−A2で表される基を表す。
ここで、<置換基群M>は、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、アミノ基、カルボキシル基、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、シクロアルキル基、低級アルコキシ基、ハロ低級アルコキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルカノイル基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルホニル基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、カルバモイル基、モノ低級アルキルカルバモイル基、ジ低級アルキルカルバモイル基、低級アルカノイルアミノ基、低級アルキルスルホニルアミノ基及び低級アルコキシカルボニルアミノ基からなる群である。
【0087】
a及びRbとしては、例えば水素原子、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、ホルミル基、カルボキシル基、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、シクロアルキル基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルカノイル基及び一般式:−Q2−A2で表される基等が好適であり、より好ましくは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、シクロアルキル基、低級アルカノイル基及び一般式:−Q2−A2で表される基等である。
【0088】
aa及びRabは、それぞれ独立して、水素原子、<置換基群N>から選択される置換基又は一般式:−Q2−A2で表される基である。
ここで、<置換基群N>は、水酸基、シアノ基、ホルミル基、カルボキシル基、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、シクロアルキル基、低級アルコキシ基、ハロ低級アルコキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルカノイル基、カルバモイル基、モノ低級アルキルカルバモイル基及びジ低級アルキルカルバモイル基からなる群である。
【0089】
或いは、Raa及びRabが一緒になって低級アルキレン基を形成してもよい(ここで、該低級アルキレン基を構成する1乃至2以上のメチレン基は、それぞれ独立して、酸素原子、カルボニル基、ビニレン基又は一般式:−N(Rc)−で表される基でメチレン基全体が置き換えられていてもよく、及び/又は、メチレン基を構成する水素が水酸基、低級アルキル基若しくはハロゲン原子で置換されていてもよい。)。
【0090】
「RaaとRabが一緒になって低級アルキレン基を形成してもよい」とは、RaaとRabが置換した炭素原子を低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。ここで、該低級アルキレン基を構成する1乃至2以上のメチレン基は、それぞれ独立して、酸素原子、カルボニル基、ビニレン基又は一般式:−N(Rc)−で表される基でメチレン基全体が置き換えられていてもよく、及び/又は、メチレン基を構成する水素が水酸基、低級アルキル基若しくはハロゲン原子で置換されていてもよい。例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基及びシクロヘキシル基等が好適である。
【0091】
aa及びRabとしては、例えば水素原子、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、シクロアルキル基、低級アルコキシ基及び一般式:−Q2−A2で表される基等が好適である。
【0092】
ba及びRbbは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、アミノ基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、ヒドロキシ低級アルキルアミノ基、低級アルキルスルホニルアミノ基、低級アルコキシカルボニルアミノ基、<置換基群N>から選択される置換基又は一般式:−Q2−A2で表される基を表す。
【0093】
或いは、Rba及びRbbが一緒になって低級アルキレン基を形成してもよい(ここで、該低級アルキレン基を構成する1乃至2以上のメチレン基は、それぞれ独立して、酸素原子、カルボニル基、ビニレン基又は一般式:−N(Rc)−で表される基でメチレン基全体が置き換えられていてもよく、及び/又は、メチレン基を構成する水素が水酸基、低級アルキル基若しくはハロゲン原子で置換されていてもよい。)。
【0094】
「RbaとRbbが一緒になって低級アルキレン基を形成してもよい」とは、RbaとRbbが置換した炭素原子を低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。ここで、該低級アルキレン基を構成する1乃至2以上のメチレン基は、それぞれ独立して、酸素原子、カルボニル基、ビニレン基又は一般式:−N(Rc)−で表される基でメチレン基全体が置き換えられていてもよく、及び/又は、メチレン基を構成する水素が水酸基、低級アルキル基若しくはハロゲン原子で置換されていてもよい。例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が好適である。
【0095】
ba及びRbbとしては、例えば水素原子、ハロゲン原子、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、シクロアルキル基、低級アルコキシ基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルカノイル基、カルバモイル基、モノ低級アルキルカルバモイル基及びジ低級アルキルカルバモイル基及び一般式:−Q2−A2で表される基等が好適である。
【0096】
bcは、水素原子、低級アルキル基、シクロアルキル基、ハロ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、モノ低級アルキルカルバモイル基、ジ低級アルキルカルバモイル基及び低級アルカノイル基からなる群から選択される置換基又は一般式:−Q2−A2で表される基を表す。
【0097】
bcは、例えば水素原子、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、低級アルカノイル基及び一般式:−Q2−A2で表される基等が好適である。
【0098】
2は、単結合、低級アルキレン基又は低級アルケニレン基を表し、ここで、該低級アルキレン基を構成する1若しくは2以上のメチレン基は、それぞれ独立して、酸素原子、窒素原子若しくはカルボニル基でメチレン基全体が置き換えられていてもよく、及び/又は、メチレン基を構成する水素がハロゲン原子、シアノ基、水酸基若しくは低級アルキル基で置換されていてもよい。
【0099】
2の低級アルキレン基としては、例えばメチレン基、エチレン基及びトリメチレン基等が好適である。
2の低級アルキレン基を構成する1若しくは2以上のメチレン基は、それぞれ独立して、酸素原子、窒素原子若しくはカルボニル基でメチレン基全体が置き換えられていてもよく、及び/又は、メチレン基を構成する水素がハロゲン原子、シアノ基、水酸基若しくは低級アルキル基で置換されていてもよい。そのような置き換え又は置換された基としては、例えば下記式から選択される基が好適である。
【0100】
【化13】
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【0101】
2は、より好ましくは単結合、メチレン基及び下記から選択される基等である。
【0102】
【化14】
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【0103】
2は、<置換基群L>から選択される1乃至3個の置換基で置換されていてもよい、シクロアルキル基、脂肪族複素環基、アリール基又はヘテロアリール基を表す(ここで、当該アリール基又はヘテロアリール基上のお互いに隣接する任意の二つの置換基が一緒になって低級アルキレンジオキシ基を形成してもよい。)。
【0104】
2のアリール基としては、例えばフェニル基、ナフチル基及びビフェニル基等が好適である。
2のヘテロアリール基としては、例えばイミダゾリル基、フリル基、チエニル基、ピラゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、1,2,4−オキサジアゾリル基、1,3,4−オキサジアゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ベンゾフラニル基及びキノリル基等が好適であり、より好ましくはピリジル基及びキノリル基等、更に好ましくはピリジル基等である。
【0105】
2の「当該アリール基又はヘテロアリール基上のお互いに隣接する任意の二つの置換基が一緒になって低級アルキレンジオキシ基を形成してもよい」とは、当該アリール基又はヘテロアリール基上のお互いに隣接する任意の二つの置換基が一緒になって低級アルキレンジオキシ基を形成することをいう。例えばベンゾ[1,3]ジオキソリル基及び2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル基等が好適である。
【0106】
したがって、A2は、例えばフェニル基、2−フルオロフェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2,3−ジフルオロフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、2,5−ジフルオロフェニル基、2,6−ジフルオロフェニル基、3,4−ジフルオロフェニル基、3,5−ジフルオロフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、2−ブロモフェニル基、3−ブロモフェニル基、4−ブロモフェニル基、2−クロロ−3−フルオロフェニル基、2−クロロ−4−フルオロフェニル基、2−クロロ−5−フルオロフェニル基、2−クロロ−6−フルオロフェニル基、2−ブロモ−3−フルオロフェニル基、2−ブロモ−4−フルオロフェニル基、2−ブロモ−5−フルオロフェニル基、2−ブロモ−6−フルオロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル基、3−トリフルオロメチルフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、2−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、2−ジフルオロメトキシフェニル基、3−ジフルオロメトキシフェニル基、4−ジフルオロメトキシフェニル基、2−トリフルオロメトキシフェニル基、3−トリフルオロメトキシフェニル基、4−トリフルオロメトキシフェニル基、2−ヒドロキシフェニル基、3−ヒドロキシフェニル基、4−ヒドロキシフェニル基、2−ヒドロキシメチルフェニル基、3−ヒドロキシメチルフェニル基、4−ヒドロキシメチルフェニル基、2,6−ジメチルフェニル基、2,3−ジクロロフェニル基、2,6−ジクロロフェニル基、2−フルオロ−6−トリフルオロメチルフェニル基、2−トリフルオロ−4−フルオロフェニル基、2−イミダゾリル基、2−フリル基、2−チエニル基、1,2,4−オキサジアゾール−5−イル基、1,3,4−オキサジアゾール−2−イル基、1,2,4−チアジアゾール−5−イル基、1,3,4−チアジアゾール−2−イル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−フルオロ−5−ピリジル基、3−フルオロ−6−ピリジル基、2−ピリミジニル基、4−ベンゾ[b]フラニル基、7−ベンゾ[b]フラニル基、2−キノリル基、3−キノリル基、4−キノリル基、5−キノリル基、6−キノリル基及び8−キノリル基等が好適である。
【0107】
3、W4及びW5は、それぞれ独立して、窒素原子、又は、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、低級アルキル基、シクロアルキル基、ハロ低級アルキル基、低級アルコキシ基及びハロ低級アルコキシ基からなる群から選択される置換基を有してもよいメチン基を表す。
【0108】
「ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、低級アルキル基、シクロアルキル基、ハロ低級アルキル基、低級アルコキシ基及びハロ低級アルコキシ基からなる群から選択される置換基を有してもよいメチン基」とは、無置換のメチン基又は置換基を有するメチン基を意味する。当該置換基はハロゲン原子、水酸基、シアノ基、低級アルキル基、シクロアルキル基、ハロ低級アルキル基、低級アルコキシ基及びハロ低級アルコキシ基からなる群より選択することができる。
【0109】
該置換基のハロゲン原子としては、例えばフッ素原子及び塩素原子等が好適である。
該置換基の低級アルキル基としては、例えばメチル基及びエチル基等が好適である。
該置換基のシクロアルキル基としては、例えばシクロプロピル基等が好適である。
該置換基のハロ低級アルキル基としては、例えばフルオロメチル基、ジフルオロメチル基及びトリフルオロメチル基等が好適である。
該置換基の低級アルコキシ基はとして、例えばメトキシ基及びエトキシ基等が好適である。
該置換基のハロ低級アルコキシ基としては、例えばジフルオロメトキシ基及びトリフルオロメトキシ基等が好適である。
【0110】
1、W2、W3、W4及びW5は、W1、W2、W3、W4及びW5のうち0個乃至4個、好ましくは0乃至3個、特に好ましくは0乃至2個が窒素原子である。
【0111】
Xは、単結合、酸素原子、硫黄原子、スルフィニル基、スルホニル基、カルボニル基、低級アルケニレン基、低級アルキニレン基又は一般式:−N(RX)−で表される基である(ここで、RXは、水素原子又は低級アルキル基である。)。
【0112】
Xの低級アルケニレン基としては、例えばビニレン基等が好適である。
Xの低級アルキニレン基としては、例えばエチニレン基等が好適である。
【0113】
Xとしては、例えば単結合、酸素原子、カルボニル基、ビニレン基及び一般式:−N(RX)−で表される基等が好適である。
【0114】
Xの低級アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基及びプロピル基等が好適であり、より好ましくはメチル基等である。
【0115】
Yは、単結合又は(CRYiYi'nである(ここで、nは、1乃至6のいずれかの整数であり、iは、1乃至nのいずれかの整数であり、(CRYiYi'nは、n=1のとき(CRY1Y1')を表し、n=2のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')を表し、n=3のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')−(CRY3Y3')を表し、n=4のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')−(CRY3Y3')−(CRY4Y4')を表し、n=5のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')−(CRY3Y3')−(CRY4Y4')−(CRY5Y5')を表し、n=6のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')−(CRY3Y3')−(CRY4Y4')−(CRY5Y5')−(CRY6Y6')を表す。)。
【0116】
Yとしては、例えば単結合及び(CRYiYi'nが好適である(ここで、nは、1乃至3のいずれかの整数であり、iは、1乃至nのいずれかの整数であり、(CRYiYi'nは、n=1のとき(CRY1Y1')を表し、n=2のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')を表し、n=3のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')−(CRY3Y3')を表す。)。
【0117】
Y1、RY1'、RY2、RY2'、RY3、RY3'、RY4、RY4'、RY5、RY5'、RY6及びRY6'は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子又は<置換基群N>から選択される置換基である。
【0118】
Y1、RY1'、RY2、RY2'、RY3、RY3'、RY4、RY4'、RY5、RY5'、RY6及びRY6'としては、それぞれ独立して、例えば水素原子、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、低級アルキル基及び低級アルコキシ基等が好適である。
該置換基の低級アルキル基としては、例えばメチル基及びエチル基等が好適である。
該置換基の低級アルコキシ基としては、例えばメトキシ基及びエトキシ基等が好適である。
【0119】
X、RY1、RY1'、RY2、RY2'、RY3、RY3'、RY4、RY4'、RY5、RY5'、RY6及びRY6'に関して、以下の2個の基の組み合わせ:(i)RY1とRY1'、(ii)RY2とRY2'、(iii)RY3とRY3'、(iv)RY4とRY4'、(v)RY5とRY5'、(vi)RY6とRY6'、(vii)RXとRY1、(viii)RXとRY2、(ix)RXとRY3、(x)RY1とRY2、(xi)RY1とRY3、(xii)RY1とRY4、(xiii)RY2とRY3、(xiv)RY2とRY4又は(xv)RY2とRY5は、当該組み合わせを構成する2個の基が一緒になって、低級アルキレン基を形成してもよく、ここで、該低級アルキレン基を構成する1若しくは2以上のメチレン基は、それぞれ独立して、酸素原子、カルボニル基、ビニレン基若しくは一般式−N(Rc)−でメチレン基全体が置き換えられていてもよく、及び/又は、メチレン基を構成する水素が水酸基、低級アルキル基若しくはハロゲン原子で置換されていてもよい。
【0120】
(i)「RY1とRY1'が一緒になって、低級アルキレン基を形成する」とは、RY1とRY1'が置換した炭素原子を低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基やシクロヘキシル基等が挙げられ、シクロプロピル基等が好適である。
【0121】
(ii)「RY2とRY2'が一緒になって、低級アルキレン基を形成する」とは、RY2とRY2'が置換した炭素原子を低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基やシクロヘキシル基等が挙げられ、シクロプロピル基等が好適である。
【0122】
(iii)「RY3とRY3'が一緒になって、低級アルキレン基を形成する」とは、RY3とRY3'が置換した炭素原子を低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基やシクロヘキシル基等が挙げられ、シクロプロピル基等が好適である。
【0123】
(iv)「RY4とRY4'が一緒になって、低級アルキレン基を形成する」とは、RY4とRY4'が置換した炭素原子を低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基やシクロヘキシル基等が挙げられ、シクロプロピル基等が好適である。
【0124】
(v)「RY5とRY5'が一緒になって、低級アルキレン基を形成する」とは、RY5とRY5'が置換した炭素原子を低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基やシクロヘキシル基等が挙げられ、シクロプロピル基等が好適である。
【0125】
(vi)「RY6とRY6'が一緒になって、低級アルキレン基を形成する」とは、RY6とRY6'が置換した炭素原子を低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基やシクロヘキシル基等が挙げられ、シクロプロピル基等が好適である。
【0126】
(vii)「RXとRY1が一緒になって、低級アルキレン基を形成する」とは、RXとRY1が低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。例えば下記式で表される。
【0127】
【化15】
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【0128】
(viii)「RXとRY2が一緒になって、低級アルキレン基を形成する」とは、RXとRY2が低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。例えば下記式で表される。
【0129】
【化16】
[この文献は図面を表示できません]
【0130】
(ix)「RXとRY3が一緒になって、低級アルキレン基を形成する」とは、RXとRY3が低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。例えば下記式で表される。
【0131】
【化17】
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【0132】
(x)「RY1とRY2が一緒になって、低級アルキレン基を形成する」とは、RY1とRY2が低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。例えば下記式で表される。
【0133】
【化18】
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【0134】
(xi)「RY1とRY3が一緒になって、低級アルキレン基を形成する」とは、RY1とRY3が低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。例えば下記式で表される。
【0135】
【化19】
[この文献は図面を表示できません]
【0136】
(xii)「RY1とRY4が一緒になって、低級アルキレン基を形成する」とは、RY1とRY4が低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。例えば下記式で表される。
【0137】
【化20】
[この文献は図面を表示できません]
【0138】
(xiii)「RY2とRY3が一緒になって、低級アルキレン基を形成する」とは、RY2とRY3が低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。例えば下記式で表される。
【0139】
【化21】
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【0140】
(xiv)「RY2とRY4が一緒になって、低級アルキレン基を形成する」とは、RY2とRY4が低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。例えば下記式で表される。
【0141】
【化22】
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【0142】
(xv)「RY2とRY5が一緒になって、低級アルキレン基を形成する」とは、RY2とRY5が低級アルキレン基を介して結合することにより3員乃至7員のシクロ飽和炭素環を形成することをいう。例えば下記式で表される。
【0143】
【化23】
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【0144】
上記(i)乃至(xv)を形成する低級アルキレン基を構成する1若しくは2以上のメチレン基は、それぞれ独立して、酸素原子、カルボニル基、ビニレン基若しくは一般式:−N(Rc)−でメチレン基全体が置き換えられていてもよく、及び/又は、メチレン基を構成する水素が水酸基、低級アルキル基若しくはハロゲン原子で置換されていてもよい。
【0145】
cは、水素原子、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基又は低級アルカノイル基である。
【0146】
したがって、一般式(I)の−X−Y−の組み合わせについて例示すると、
(1)Xが単結合、Yが単結合のとき、一般式(I)は、下記式のように表される。
【0147】
【化24】
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【0148】
(2)Xが単結合、Yが(CRYiYi'nのとき、一般式(I)は、下記式のように表される。
【0149】
【化25】
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【0150】
(3)Xが酸素原子、Yが(CRYiYi'nのとき、一般式(I)は、下記式のように表される。
【0151】
【化26】
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【0152】
(4)Xがカルボニル基、Yが(CRYiYi'nのとき、一般式(I)は、下記式のように表される。
【0153】
【化27】
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【0154】
(5)Xがビニレン基、Yが単結合のとき、一般式(I)は、下記式のように表される。
【0155】
【化28】
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【0156】
Zは、水酸基、COOR2、CONR34、SO32、SO3NR34、5−テトラゾリル基、5−オキソ−1,2,4−オキサジアゾリル基、2−オキソ−1,3,4−オキサジアゾリル基、5−イミノ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾリル基、2−チオキソ−1,3,4−オキサジアゾリル基又は5−オキソ−1,2,4−チアジアゾリル基である。
【0157】
2、R3及びR4は、それぞれ独立して、水素原子又は低級アルキル基である。
【0158】
本発明の好ましい形態は、下記(1)〜(9)としても表現することができる。
(1)下記部分構造:
【0159】
【化29】
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【0160】
が、次のいずれかから選択される、
【0161】
【化30】
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【0162】
上記式(I)の化合物又は該化合物の薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【0163】
(2)W3、W4及びW5が、それぞれ独立して、窒素原子、又は、ハロゲン原子及び低級アルキル基からなる群より選択される置換基を有してもよいメチン基である、上記(1)記載の化合物又は該化合物の薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【0164】
(3)Xが、単結合、酸素原子、カルボニル基、ビニレン基又は一般式:−N(RX)−で表される基である、上記(2)記載の化合物又は該化合物の薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【0165】
(4)R1が、一般式:−Q1−A1で表される基である、上記(3)記載の化合物又は該化合物の薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【0166】
(5)Q1が、単結合又は低級アルキル基で置換されてもよい低級アルキレン基である、上記(4)記載の化合物又は該化合物の薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【0167】
(6)Yが、単結合又は(CRYiYi'nであり(ここで、nは、1乃至6のいずれかの整数であり、iは、1乃至nのいずれかの整数であり、(CRYiYi'nは、n=1のとき(CRY1Y1')を表し、n=2のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')を表し、n=3のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')−(CRY3Y3')を表し、n=4のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')−(CRY3Y3')−(CRY4Y4')を表し、n=5のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')−(CRY3Y3')−(CRY4Y4')−(CRY5Y5')を表し、n=6のとき(CRY1Y1')−(CRY2Y2')−(CRY3Y3')−(CRY4Y4')−(CRY5Y5')−(CRY6Y6')を表し、ここで、RY1、RY1'、RY2、RY2'、RY3、RY3'、RY4、RY4'、RY5、RY5'、RY6及びRY6'は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子又は<置換基群N>から選択される置換基である、上記(5)記載の化合物又は該化合物の薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【0168】
(7)Q1がメチレン基である、上記(6)記載の化合物又は該化合物の薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【0169】
(8)A1のアリール基又はヘテロアリール基が、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、キノリル基、イソキノリル基又はベンゾチエニル基である、上記(7)記載の化合物又は該化合物の薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【0170】
(9)<置換基群L>が、水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、メチル基、エチル基、シクロプロピル基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシメチル基、メトキシ基及びトリフルオロメトキシ基からなる群である、上記(8)記載の化合物又は該化合物の薬学的に許容できる塩若しくはエステル。
【0171】
また、上記式(I)で示される化合物又は薬学的に許容できる塩若しくはエステルの具体例としては、例えば実施例記載の化合物又は該化合物の薬学的に許容できる塩若しくはエステル等が挙げられるが、中でも、以下の化合物(a)〜(s):
(a)1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−カルボン酸(実施例61)
(b)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸(実施例64)
(c)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸(実施例66)
(d)2−[3−クロロ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸(実施例68)
(e)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]酢酸(実施例75)
(f)(3−RS)−2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸(実施例78)
(g)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−1H−インドール−6−イル]酢酸(実施例80)
(h)2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸(実施例82)
(i)2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸(実施例97)
(j)2−[1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸(実施例102)
(k)3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸(実施例122)
(l)1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−6−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−1H−インダゾール(実施例134)
(m)2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸(実施例140)
(n)1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−3−メチル−6−(1H−テトラゾール−5−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(実施例160)
(o)1−(2−クロロ−6−シクロプロピルベンジル)−3−メチル−6−(1H−テトラゾール−5−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(実施例164)
(p)3−クロロ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸(実施例172)
(q)3−クロロ−1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸(実施例174)
(r)3−クロロ−1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−6−(1H−テトラゾール−5−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(実施例177)
(s)[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]ジフルオロ酢酸(実施例183)
並びに、上記化合物の薬学的に許容できる塩及びエステル等がより好適である。
【0172】
本発明の化合物は、不斉中心、キラル軸、及びキラル面を有してもよい。
本発明の化合物は、ラセミ体として、ラセミ混合物として、及び個々のジアステレオマーとして生じ得る。
また、光学異性体を含む、全ての可能な異性体、及びそれらの混合物は全て、本発明に含まれる。
さらに、本明細書において開示された化合物は、互変異性体として存在してよく、たとえ一方の互変異性体構造のみが描かれている場合でも、双方の互変異性体型が本発明の範囲によって抱合されることが意図されている。
【0173】
本発明において、低級アルキレン基を構成するメチレン基の例えば酸素原子、カルボニル基、ビニレン基又は一般式:−N(Rc)−で表される基での置き換えは、その置き換えが化学的に許容され、その結果、安定な化合物をもたらす場合に許容される。
【0174】
本発明はまた、その範囲内に、上式(I)で示される化合物のN−オキシドも包含する。一般に、係るN−オキシドは、任意の利用可能な窒素原子上に形成し得る。N−オキシドは、通常の手段、例えば、湿潤アルミナの存在下に式(I)の化合物をオキソンと反応させることにより形成され得る。
【0175】
次に、上述した「薬学的に許容できる塩もしくはエステル」について説明する。
【0176】
本発明化合物の「塩」とは、医薬として許容できる慣用的なものを意味する。例えばカルボキシル基、水酸基若しくはテトラゾリル基等の酸性のヘテロアリール基を有する場合の当該カルボキシル基、水酸基若しくは酸性ヘテロアリール基における塩基付加塩や、アミノ基若しくは塩基性のヘテロアリール基を有する場合の当該アミノ基若しくは塩基性ヘテロアリール基における酸付加塩の塩類を挙げることができる。
【0177】
該塩基付加塩としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;例えばカルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩;例えばアンモニウム塩や;例えばトリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、エタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、プロカイン塩、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン塩等の有機アミン塩等が挙げられる。
【0178】
該酸付加塩としては、例えば塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、りん酸塩、過塩素酸塩等の無機酸塩;例えばマレイン酸塩、フマール酸塩、酒石酸塩、くえん酸塩、アスコルビン酸塩、トリフルオロ酢酸塩等の有機酸塩や;例えばメタンスルホン酸塩、イセチオン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等のスルホン酸塩等が挙げられる。
【0179】
本発明化合物の「エステル」としては、例えばカルボキシル基を有する場合の当該カルボキシル基における医薬として許容できる慣用的なものを意味する。例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基等の低級アルキル基とのエステル、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基等のシクロアルキル基とのエステル、ベンジル基、フェネチル基等のアラルキル基とのエステル、アリル基、2−ブテニル基等の低級アルケニル基とのエステル、メトキシメチル基、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基等の低級アルコキシ低級アルキル基とのエステル、アセトキシメチル基、ピバロイルオキシメチル基、1−ピバロイルオキシエチル基等の低級アルカノイルオキシ低級アルキル基とのエステル、メトキシカルボニルメチル基、イソプロポキシカルボニルメチル基等の低級アルコキシカルボニル低級アルキル基とのエステル、カルボキシメチル基等のカルボキシ低級アルキル基とのエステル、1−(エトキシカルボニルオキシ)エチル基、1−(シクロヘキシルオキシカルボニルオキシ)エチル基等の低級アルコキシカルボニルオキシ低級アルキル基とのエステル、カルバモイルオキシメチル基等のカルバモイルオキシ低級アルキル基とのエステル、フタリジル基とのエステルや、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル基等の(5−置換−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル基とのエステル等が挙げられる。
【0180】
本発明に係る化合物の薬学的に許容できる塩の製造法は、有機合成化学分野で通常用いられる方法を適宜組み合わせて行うことができる。具体的には、本発明に係る化合物の遊離型の溶液をアルカリ溶液あるいは酸性溶液で中和滴定すること等が挙げられる。
【0181】
本発明に係る化合物のエステルの製造法は、有機合成化学分野で通常用いられる方法を適宜組み合わせて行うことができる。具体的には、遊離カルボキシ基を常法に従ってエステル化して製造することができる。
【0182】
本発明の「薬学的に許容できる塩」には、水又はエタノール等の薬学的に許容できる溶媒との溶媒和物も含まれる。
【0183】
次に、本発明化合物の製造方法を具体的に説明する。しかしながら本発明はこれらの製造方法に限定されるものではない。本発明化合物を製造するに際し、反応の順序は適宜変更し得る。合理的と思われる工程または部位から反応を行えばよい。
また、各工程間に適宜置換基変換(置換基の変換又は更なる修飾)工程が挿入されていてもよい。反応性官能基がある場合は、適宜保護、脱保護を行えばよい。また、反応の進行を促進するために、例示した試薬以外の試薬を適宜用いることができる。各反応の加熱には、必要に応じて、マイクロウェーブの照射を利用してもよい。また、製造方法未記載の原料化合物は市販されているか、又は既知の合成反応を組み合わせて容易に調製可能な化合物である。
各工程で得られる化合物は、結晶化、再結晶化、カラムクロマトグラフィー、分取HPLC等の慣用される常法で単離及び精製することができるが、場合によっては、単離精製せず次の工程に進むことができる。
以下の製造方法において、「室温」とは1乃至40℃を意味する。
【0184】
以下のスキーム1〜8は、式(I)の化合物の一般的な合成法である。
スキーム1:式(II)の化合物から式(I)の化合物の製造法
【0185】
【化31】
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【0186】
上記式(I)[式中、R1、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義であり、ZはCOOHである。]の化合物は、上記式(II)[式中、R1、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義であり、PG2は保護基である。]で表される化合物の保護基PG2を除去することにより得ることができる。
ここで、上記式(II)の保護基PG2は、その機能を有するものであれば特に限定されないが、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、tert−ブチル基等の低級アルキル基;例えば2,2,2−トリクロロエチル基等のハロ低級アルキル基や;例えばアリル基等の低級アルケニル基;例えばベンジル基、p−メトキシベンジル基、p−ニトロベンジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基等のアラルキル基等が挙げられ、特にメチル基、エチル基、tert−ブチル基、アリル基、ベンジル基、p−メトキシベンジル基、ベンズヒドリル基等が好ましい。
保護基の除去法は、当該保護基の種類及び目的化合物(I)の安定性等により異なるが、例えば文献記載の方法[プロテクティブ・グループス・イン・オーガニック・シンセシス(Protective Groups in Organic Synthesis)、第3版、T.W.グリーン(T.W.Greene)著、John Wiley & Sons社(1999年)参照]又はそれに準じる方法に従って、例えば酸又は塩基を用いる加溶媒分解、即ち、例えば0.01モル乃至大過剰の酸、好ましくはトリフルオロ酢酸、ギ酸、塩酸等、又は等モル乃至大過剰の塩基、好ましくは水酸化カリウム、水酸化カルシウム等を作用させる方法、水素化金属錯体等を用いる化学的還元又はパラジウム−炭素触媒、ラネーニッケル触媒等を用いる接触還元等により行われる。
【0187】
スキーム2:式(III)の化合物から式(II)の化合物の製造法
【0188】
【化32】
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【0189】
上記式(II)[式中、R1、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義であり、PG2は保護基である。]の化合物は、上記式(III)[式中、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義であり、PG2は保護基である。]で表される化合物と上記式(IV)[式中、R1は前記と同義であり、Lは脱離基を表す。]の化合物とのアルキル化反応により得ることができる。
上記式(IV)の脱離基Lは、上記化合物(III)との反応により脱離して化合物(II)を生成するものであれば特に限定されないが、脱離基としては、ハロゲン原子(塩素原子、臭素原子等)、p−トルエンスルホニル基やメタンスルホニル基等が挙げられ、臭素原子、塩素原子やp−トルエンスルホニル基等が好ましい。
用いられる化合物(IV)の量は、化合物(III)1モルに対して、通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モルである。
用いられる塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、水素化ナトリウムや水酸化カリウム等が挙げられ、炭酸カリウム、水素化ナトリウムや水酸化カリウム等が好ましい。
塩基の量は、化合物(III)1モルに対して、通常1乃至10モル、好ましくは1乃至5モルである。
反応温度は、通常0℃乃至160℃であり、好ましくは25℃乃至100℃である。
反応時間は、通常1時間乃至24時間であり、好ましくは1時間乃至12時間である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、ジメチルホルムアミド、N−メチル−2−ピロリドン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、アセトン、メチルエチルケトンやアセトニトリル等の溶媒が好ましい。
【0190】
スキーム3:式(V)の化合物から式(III)の化合物の製造法
【0191】
【化33】
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【0192】
上記式(III)[式中、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義であり、PG2は保護基を表す。]の化合物は、上記式(V)[式中、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義であり、PG1及びPG2は保護基を表す。]で表される化合物の保護基PG1を除去することにより得ることができる。
ここで、上記式(V)の保護基PG1は、その機能を有するものであれば特に限定されないが、例えばベンジル基、p−メトキシベンジル基、3,4−ジメトキシベンジル基、o−ニトロベンジル基、p−ニトロベンジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基等のアラルキル基;例えばホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、ピバロイル基等の低級アルカノイル基;例えばベンゾイル基;例えばフェニルアセチル基、フェノキシアセチル基等のアリールアルカノイル基;例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロピルオキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基等の低級アルコキシカルボニル基;例えばベンジルオキシカルボニル基、p−ニトロベンジルオキシカルボニル基、フェネチルオキシカルボニル基等のアラルキルオキシカルボニル基;例えばトリメチルシリル基、tert−ブチルジメチルシリル基等の低級アルキルシリル基;例えばテトラヒドロピラニル基;例えばトリメチルシリルエトキシメチル基;例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基等の低級アルキルスルホニル基等や;例えばベンゼンスルホニル基、p−トルエンスルホニル基等のアリールスルホニル基等が挙げられ、特にtert−ブトキシカルボニル基、メチルスルホニル基やp−トルエンスルホニル基等が好ましい。
保護基の除去法は、当該保護基の種類及び目的化合物(III)の安定性等により異なるが、例えば文献記載の方法[プロテクティブ・グループス・イン・オーガニック・シンセシス(Protective Groups in Organic Synthesis)、第3版、T.W.グリーン(T.W.Greene)著、John Wiley & Sons社(1999年)参照]又はそれに準じる方法に従って、例えば酸又は塩基を用いる加溶媒分解、即ち、例えば0.01モル乃至大過剰の酸、好ましくはトリフルオロ酢酸、ギ酸、塩酸等;等モル乃至大過剰の塩基、好ましくは水酸化カリウム、水酸化カルシウム等を作用させる方法や;水素化金属錯体等を用いる化学的還元又はパラジウム−炭素触媒、ラネーニッケル触媒等を用いる接触還元等により行われる。
【0193】
スキーム4:式(VI)の化合物から式(V)の化合物の製造法
【化34】
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【0194】
上記式(V)[式中、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義であり、PG1及びPG2は保護基を表す。]の化合物は、上記式(VI)[式中、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義であり、PG1は保護基を表す。]で表される化合物のエステル化により得ることができる。
ここで、上記式(V)の保護基PG2は、その機能を有するものであれば特に限定されないが、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、tert−ブチル基等の低級アルキル基;例えば2,2,2−トリクロロエチル基等のハロ低級アルキル基;例えばアリル基等の低級アルケニル基や;例えばベンジル基、p−メトキシベンジル基、p−ニトロベンジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基等のアラルキル基等が挙げられ、特にメチル基、エチル基、tert−ブチル基、アリル基、ベンジル基、p−メトキシベンジル基やベンズヒドリル基等が好ましい。
保護基の導入法は、当該保護基の種類及び化合物の安定性等により異なるが、例えば文献記載の方法[プロテクティブ・グループス・イン・オーガニック・シンセシス(Protective Groups in Organic Synthesis)、第3版、T.W.グリーン(T.W.Greene)著、John Wiley & Sons社(1999年)参照]又はそれに準じる方法に従って合成できる。
【0195】
スキーム5:式(VII)の化合物から式(VI)の化合物の製造法
【化35】
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【0196】
上記式(VI)[式中、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義であり、PG1は保護基を表す。]の化合物は、上記式(VII)[式中、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義であり、PG1は保護基を表す。]で表される化合物の酸化反応により得ることができる。例えば、tert−ブタノール−水混合溶媒中、2−メチル−2−ブテン及びリン酸二水素ナトリウム存在下で、亜塩素酸ナトリウムを作用させることにより、合成することができる。
当該反応では、化合物(VII)1モルに対して、2−メチル−2−ブテンを通常1乃至20モル、好ましくは1乃至10モル、リン酸二水素ナトリウムを通常1乃至5モル、好ましくは1乃至3モル、亜塩素酸ナトリウムを通常1乃至10モル、好ましくは1乃至5モル用いる。
反応温度は、通常0℃乃至100℃であり、好ましくは0℃乃至40℃である。
反応時間は、通常1時間乃至24時間であり、好ましくは1時間乃至6時間である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、水または水とtert−ブタノール若しくはアセトニトリル等の水溶性溶媒との混合溶媒が好ましい。
【0197】
スキーム6:式(VIII)の化合物から式(VII)の化合物の製造法
【0198】
【化36】
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【0199】
上記式(VII)[式中、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義であり、PG1は保護基を表す。]の化合物は、上記式(VIII)[式中、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義であり、PG1は保護基を表す。]で表される化合物の酸化反応により得ることができる。例えば、tert−ブタノール−水混合溶媒中、四酸化オスミウム及び過ヨウ素酸ナトリウムを作用させることにより、合成することができる。
当該反応では、化合物(VIII)1モルに対して、四酸化オスミウムを通常0.0001乃至1モル、好ましくは0.01乃至1モル、過ヨウ素酸ナトリウムを通常1乃至10モル、好ましくは1乃至5モル用いる。
反応温度は、通常0℃乃至100℃であり、好ましくは0℃乃至40℃である。
反応時間は、通常1時間乃至24時間であり、好ましくは1時間乃至12時間である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、水とtert−ブタノール、ジオキサン又はアセトンなどの水溶性溶媒との混合溶媒が好ましい。
【0200】
スキーム7:式(IX)の化合物から式(VIII)の化合物の製造法
【0201】
【化37】
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【0202】
上記式(VIII)[式中、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義であり、PG1は保護基を表す。]の化合物は、上記式(IX)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、PG1は保護基を表し、XLはハロゲン原子である。]で表される化合物と上記式(X)[式中、X及びYは前記と同義であり、Mはホウ素、スズ等である。]のカップリング反応により得ることができる。より具体的には、塩基及びパラジウム触媒(更に必要に応じてホスフィン配位子)の存在下、ハロゲン原子を有する化合物(IX)と(HO)2B−X−Y−CH=CH2あるいは(n−Bu)3Sn−X−Y−CH=CH2とを反応させることにより、化合物(VIII)を得ることができる。
当該反応では、化合物(IX)1モルに対して、化合物(X)を通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モル用いる。
化合物(X)としては、例えばトリブチルビニルスズや、トリブチルアリルスズ等が挙げられる。
用いられる塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、フッ化セシウム、フッ化カリウム、フッ化ナトリウムや塩化リチウム等が挙げられる。
用いられる塩基の量は、化合物(IX)1モルに対して、通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モルである。
用いられるパラジウム触媒としては、例えば、Pd(PPh34、Pd(OAc)2、Pd2(dba)3やPdCl2(PPh32等が挙げられる。
用いられるパラジウム触媒の量は、化合物(IX)1モルに対して、通常0.01乃至0.5モル、好ましくは0.05乃至0.2モルである。
用いられるホスフィン配位子としては、PPh3、P(o−tol)3、P(tert−Bu)3、2−[ジ(tert−ブチル)ホスフィノ]−1,1’−ビフェニル、2−[ジ(tert−ブチル)ホスフィノ]−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル、2−[ジシクロヘキシルホスフィノ]−1,1’−ビフェニルや、2−[ジシクロヘキシルホスフィノ]−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル等が挙げられる。
反応温度は、通常0℃乃至200℃であり、好ましくは25℃乃至130℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、アセトニトリルやトルエン等の溶媒が好ましい。
【0203】
スキーム8:式(XI)の化合物から式(IX)の化合物の製造法
【化38】
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上記式(IX)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、PG1は保護基を表し、XLはハロゲン原子である。]の化合物は、上記式(XI)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、XLはハロゲン原子である。]で表される化合物を保護基PG1で保護することにより得ることができる。
化合物(XI)は、購入可能な市販化合物又は文献等で公知の化合物である。
ここで、上記式(IX)の保護基PG1は、その機能を有するものであれば特に限定されないが、例えばベンジル基、p−メトキシベンジル基、3,4−ジメトキシベンジル基、o−ニトロベンジル基、p−ニトロベンジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基等のアラルキル基;例えばホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、ピバロイル基等の低級アルカノイル基;例えばベンゾイル基;例えばフェニルアセチル基、フェノキシアセチル基等のアリールアルカノイル基;例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロピルオキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基等の低級アルコキシカルボニル基;例えばベンジルオキシカルボニル基、p−ニトロベンジルオキシカルボニル基、フェネチルオキシカルボニル基等のアラルキルオキシカルボニル基;例えばトリメチルシリル基、tert−ブチルジメチルシリル基等の低級アルキルシリル基;例えばテトラヒドロピラニル基;例えばトリメチルシリルエトキシメチル基;例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基等の低級アルキルスルホニル基等や;例えばベンゼンスルホニル基、p−トルエンスルホニル基等のアリールスルホニル基等が挙げられ、特にtert−ブトキシカルボニル基、メチルスルホニル基やp−トルエンスルホニル基等が好ましい。
保護基の導入法は、当該保護基の種類及び化合物の安定性等により異なるが、例えば文献記載の方法[プロテクティブ・グループス・イン・オーガニック・シンセシス(Protective Groups in Organic Synthesis)、第3版、T.W.グリーン(T.W.Greene)著、John Wiley & Sons社(1999年)参照]又はそれに準じる方法に従って合成できる。
【0204】
以下のスキーム9〜10は、式(I)において、- - - - が二重結合であり、かつ、置換基Rbがハロゲン原子又は一般式:−Q2−A2である化合物(式(XV))の合成法である。
【0205】
スキーム9:式(XII)の化合物から式(XIII)の化合物の製造法
【化39】
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【0206】
上記式(XIII)[式中、R1、W1、W3、W4、W5、X、Y及びZは前記と同義であり、Xbはハロゲン原子である。]の化合物は、上記式(XII)[式中、R1、W1、W3、W4、W5、X、Y及びZは前記と同義である。]で表される化合物のハロゲン化により得ることができる。より具体的には、式(XII)の化合物とN−クロロスクシンアミド又はN−ブロモスクシンアミド等とを反応させることにより、化合物(XIII)を得ることができる。
当該反応では、化合物(XII)1モルに対して、ハロゲン化剤を通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モル用いる。
ハロゲン化剤としては、例えばN−クロロスクシンアミドやN−ブロモスクシンアミド等が挙げられる。
反応温度は、通常0℃乃至100℃であり、好ましくは0℃乃至25℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、クロロホルムやアセトニトリル等の溶媒が好ましい。
【0207】
スキーム10:式(XIII)の化合物から式(XV)の化合物の製造法
【0208】
【化40】
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【0209】
上記式(XV)[式中、R1、Rb、W1、W3、W4、W5、X、Y及びZは前記と同義である。]の化合物は、上記式(XIII)[式中、R1、W1、W3、W4、W5、X、Y及びZは前記と同義であり、Xbはハロゲン原子である。]で表される化合物と上記式(XIV)[式中Rbはアリール基、ヘテロアリール基、低級アルキル基、シクロ低級アルキル基又は低級アルケニル基等である。]で表される化合物とのカップリング反応により得ることができる。より具体的には、塩基及びパラジウム触媒(更に必要に応じてホスフィン配位子)の存在下、ハロゲン原子を有する化合物(XIII)とRb−B(OH)2等を反応させることにより、化合物(XV)を得ることができる。
当該反応では、化合物(XIII)1モルに対して、Rb−B(OH)2を通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モル用いる。
b−B(OH)2としては、例えばフェニルホウ酸、フェニルホウ酸エステル、ジアルキルフェニルボラン等の市販のアリールホウ素誘導体、ヘテロアリールホウ素誘導体、ビニルホウ素誘導体、アリルホウ素誘導体、低級アルキルホウ素誘導体やシクロ低級アルキルホウ素誘導体を用いることができる。また、公知の方法、これに準じた方法、又はこれらと常法とを組み合わせた方法により目的とするホウ素誘導体を製造してもよい。
用いられる塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、フッ化セシウム、フッ化カリウムやフッ化ナトリウム等が挙げられる。
用いられる塩基の量は、化合物(XIII)1モルに対して、通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モルである。
用いられるパラジウム触媒としては、例えば、Pd(PPh34、Pd(OAc)2、Pd2(dba)3やPdCl2(PPh32等が挙げられる。
用いられるパラジウム触媒の量は、化合物(XIII)1モルに対して、通常0.01乃至0.5モル、好ましくは0.05乃至0.2モルである。
用いられるホスフィン配位子としては、PPh3、P(o−tol)3、P(tert−Bu)3、2−[ジ(tert−ブチル)ホスフィノ]−1,1’−ビフェニル、2−[ジ(tert−ブチル)ホスフィノ]−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル、2−[ジシクロヘキシルホスフィノ]−1,1’−ビフェニルや、2−[ジシクロヘキシルホスフィノ]−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル等が挙げられる。
反応温度は、通常0℃乃至200℃であり、好ましくは25℃乃至130℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、アセトニトリルやトルエン等の溶媒が好ましい。
【0210】
以下のスキーム11〜16は、式(III)で表される化合物においてXが単結合であり、Yがメチレン基である化合物(式(III−1)の化合物)の他の合成法である。
【0211】
スキーム11:式(XVI)の化合物から式(III−1)の化合物の製造法
【0212】
【化41】
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【0213】
上記式(III−1)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、PG2は保護基を表す。]の化合物は、上記式(XVI)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義である。]で表される化合物のエステル化により得ることができる。
ここで、上記式(III−1)の保護基PG2は、その機能を有するものであれば特に限定されないが、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、tert−ブチル基等の低級アルキル基;例えば2,2,2−トリクロロエチル基等のハロ低級アルキル基;例えばアリル基等の低級アルケニル基や;例えばベンジル基、p−メトキシベンジル基、p−ニトロベンジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基等のアラルキル基等が挙げられ、特にメチル基、エチル基、tert−ブチル基、アリル基、ベンジル基、p−メトキシベンジル基やベンズヒドリル基等が好ましい。
保護基の導入法は、当該保護基の種類及び化合物の安定性等により異なるが、例えば文献記載の方法[プロテクティブ・グループス・イン・オーガニック・シンセシス(Protective Groups in Organic Synthesis)、第3版、T.W.グリーン(T.W.Greene)著、John Wiley & Sons社(1999年)参照]又はそれに準じる方法に従って合成できる。
【0214】
スキーム12:式(XVII)の化合物から式(XVI)の化合物の製造法
【0215】
【化42】
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【0216】
上記式(XVI)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義である。]の化合物は、上記式(XVII)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、PG1は保護基である。]で表される化合物の加水分解により得ることができる。より具体的には、上記式(XVII)の化合物のシアノ基を加水分解すると共に保護基PG1を脱保護することにより得ることができる。
ここで、上記式(XVII)で表される化合物の保護基PG1は、その機能を有するものであれば特に限定されないが、例えばホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、ピバロイル基等の低級アルカノイル基;例えばベンゾイル基;例えばフェニルアセチル基、フェノキシアセチル基等のアリールアルカノイル基;例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロピルオキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基等の低級アルコキシカルボニル基;例えばベンジルオキシカルボニル基、p−ニトロベンジルオキシカルボニル基、フェネチルオキシカルボニル基等のアラルキルオキシカルボニル基;例えばトリメチルシリル基、tert−ブチルジメチルシリル基等の低級アルキルシリル基;例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基等の低級アルキルスルホニル基等や;例えばベンゼンスルホニル基、p−トルエンスルホニル基等のアリールスルホニル基等が挙げられ、特にtert−ブトキシカルボニル基、メチルスルホニル基やp−トルエンスルホニル基等が好ましい。
本加水分解反応は、酸又は塩基を用いる加水分解、即ち、例えば0.01モル乃至大過剰の酸、好ましくは酢酸、ギ酸、硫酸、フタル酸や塩酸等、又は0.01モル乃至大過剰の塩基、好ましくは水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等を作用させる方法により行われる。
反応温度は、通常0℃乃至200℃であり、好ましくは0℃乃至160℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、tert−ブタノール、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、シクロヘキサン、1,3−ジメチルベンゼンやトルエン等の溶媒が好ましい。
【0217】
スキーム13:式(XVIII)の化合物から式(XVII)の化合物の製造法
【0218】
【化43】
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【0219】
上記式(XVII)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、PG1は保護基である。]の化合物は、上記式(XVIII)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、PG1は保護基であり、Lは脱離基である。]で表される化合物のシアノ化により得ることができる。
上記式(XVIII)の脱離基Lとしては、その機能を有するものであれば特に限定されないが、例えばハロゲン原子(塩素原子、臭素原子等)、p−トルエンスルホニルオキシ基、ベンゼンスルホニルオキシ基、メタンスルホニルオキシ基やエタンスルホニルオキシ等が挙げられ、臭素原子、塩素原子、p−トルエンスルホニルオキシ基やメタンスルホニルオキシ基等が好ましい。
当該反応では、化合物(XVIII)1モルに対して、シアン化物を通常1モル乃至10モル、好ましくは1モル乃至3モル用いる。
用いられるシアン化物としては、シアン化リチウム、シアン化ナトリウム、シアン化カリウム、テトラエチルシアニド、トリメチルシリルシアニドやテトラブチルシアニド等が挙げられる。
反応温度は、通常0℃乃至200℃であり、好ましくは0℃乃至160℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、tert−ブタノール、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、1,4−ジオキサン、シクロヘキサン、1,3−ジメチルベンゼンやトルエン等の溶媒が好ましい。
【0220】
スキーム14:式(XIX)の化合物から式(XVIII)の化合物の製造法
【0221】
【化44】
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【0222】
上記式(XVIII)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、PG1は保護基であり、Lは脱離基である。]の化合物は、上記式(XIX)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、PG1は保護基である。]で表される化合物の水酸基を、塩基の存在下で、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、メタンスルホニルオキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基等の脱離基に変換することにより得ることができる。
上記式(XVIII)の脱離基Lとしては、その機能を有するものであれば特に限定されないが、例えばハロゲン原子(塩素原子、臭素原子等)、p−トルエンスルホニルオキシ基、ベンゼンスルホニルオキシ基、メタンスルホニルオキシ基やエタンスルホニルオキシ等が挙げられ、臭素原子、塩素原子、p−トルエンスルホニルオキシ基やメタンスルホニルオキシ基等が好ましい。
当該反応では、化合物(XIX)1モルに対して、脱離基をもたらす化合物として、例えばスルホン酸クロリドを通常1モル乃至10モル、好ましくは1モル乃至3モル用いる。
用いられるスルホン酸クロリドとしては、メタンスルホニルクロリド、エタンスルホニルクロリド、p−トルエンスルホニルクロリドやフェニルスルホニルクロリド等が挙げられる。
用いられる塩基としては、トリエチルアミンやジイソプロピルエチルアミン等が挙げられる。
反応温度は、通常0℃乃至200℃であり、好ましくは0℃乃至25℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、クロロホルム、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、ジメトキエタン、1,4−ジオキサン、シクロヘキサン、1,3−ジメチルベンゼンやトルエン等の溶媒が好ましい。
また上記式(XVIII)の化合物は、上記式(XIX)で表される化合物に四臭化炭素、四塩化炭素等のハロゲン化剤及びトリフェニルホスフィンを作用させるアッペル反応により得ることもできる。
当該反応では、化合物(XIX)1モルに対して、ハロゲン化剤を通常1モル乃至10モル、好ましくは1モル乃至3モル用いる。
用いられるハロゲン化剤としては、四臭化炭素、四塩化炭素、ヘキサクロロアセトン、ヘキサブロモアセトン、トリホスゲン、臭化リチウム、ヨウ化メタン、臭素やヨウ素等が挙げられる。
当該反応では、化合物(XIX)1モルに対して、トリフェニルホスフィンを通常1モル乃至10モル、好ましくは1モル乃至3モル用いる。
反応温度は、通常0℃乃至200℃であり、好ましくは0℃乃至25℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、クロロホルム、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、1,4−ジオキサン、シクロヘキサン、1,3−ジメチルベンゼン、アセトニトリルやトルエン等の溶媒が好ましい。
【0223】
スキーム15:式(XX)の化合物から式(XIX)の化合物の製造法
【0224】
【化45】
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【0225】
上記式(XIX)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、PG1は保護基である。]の化合物は、上記式(XX)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、PG1及びPG2は保護基である。]で表される化合物を還元することにより得ることができる。より具体的には、エステルを有する式(XX)の化合物に水素化リチウムアルミニウム等の還元剤を反応させることにより、式(XIX)の化合物を得ることができる。
ここで、上記式(XX)の保護基PG2は、その機能を有するものであれば特に限定されないが、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、tert−ブチル基等の低級アルキル基;例えば2,2,2−トリクロロエチル基等のハロ低級アルキル基;例えばアリル基等の低級アルケニル基や;例えばベンジル基、p−メトキシベンジル基、p−ニトロベンジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基等のアラルキル基等が挙げられ、特にメチル基、エチル基、tert−ブチル基、アリル基、ベンジル基、p−メトキシベンジル基やベンズヒドリル基等が好ましい。
当該反応では、化合物(XX)1モルに対して、還元剤を通常1モル乃至10モル、好ましくは1モル乃至3モル用いる。
用いられる還元剤としては、水素化リチウムアルミニウム、水素化ジイソブチルアルミニウム、水素化トリエチルホウ素リチウム、水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウムや水素化ホウ素等が挙げられる。
反応温度は、通常−100℃乃至200℃であり、好ましくは0℃乃至25℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジメトキシエタン、シクロヘキサン、1,3−ジメチルベンゼン、トルエン、メタノール、エタノール、1−プロパノールや2−プロパノール等の溶媒が好ましい。
【0226】
スキーム16:式(XXI)の化合物から式(XX)の化合物の製造法
【0227】
【化46】
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【0228】
上記式(XX)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、PG1及びPG2は保護基である。]の化合物は、上記式(XXI)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、PG2は保護基である。]で表される化合物を保護基PG1で保護することにより得ることができる。
ここで、上記式(XX)の保護基PG1は、その機能を有するものであれば特に限定されないが、例えばベンジル基、p−メトキシベンジル基、3,4−ジメトキシベンジル基、o−ニトロベンジル基、p−ニトロベンジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基等のアラルキル基;例えばホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、ピバロイル基等の低級アルカノイル基;例えばベンゾイル基;例えばフェニルアセチル基、フェノキシアセチル基等のアリールアルカノイル基;例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロピルオキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基等の低級アルコキシカルボニル基;例えばベンジルオキシカルボニル基、p−ニトロベンジルオキシカルボニル基、フェネチルオキシカルボニル基等のアラルキルオキシカルボニル基;例えばトリメチルシリル基、tert−ブチルジメチルシリル基等の低級アルキルシリル基;例えばテトラヒドロピラニル基;例えばトリメチルシリルエトキシメチル基;例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基等の低級アルキルスルホニル基等や;例えばベンゼンスルホニル基、p−トルエンスルホニル基等のアリールスルホニル基等が挙げられ、特にtert−ブトキシカルボニル基、メチルスルホニル基やp−トルエンスルホニル基等が好ましい。
保護基の導入法は、当該保護基の種類及び化合物の安定性等により異なるが、例えば文献記載の方法[プロテクティブ・グループス・イン・オーガニック・シンセシス(Protective Groups in Organic Synthesis)、第3版、T.W.グリーン(T.W.Greene)著、John Wiley & Sons社(1999年)参照]又はそれに準じる方法に従って合成できる。
なお、式(XXI)の化合物としては、例えばインドール−6−カルボン酸メチル、インドール−6−カルボン酸エチル、インドール−6−カルボン酸ベンジル、インドール−6−カルボン酸tert−ブチル、3−メチル−1H−インドール−6−カルボン酸メチル、3−メチル−1H−インドール−6−カルボン酸エチル、3−エチル−1H−インドール−6−カルボン酸メチル、3−イソプロピル−1H−インドール−6−カルボン酸メチル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−カルボン酸メチル、インダゾール−6−カルボン酸メチル、インダゾール−6−カルボン酸エチル、3−メチルインダゾール−6−カルボン酸メチル等が挙げられ、式(XXI)の化合物は市販品を用いるか、公知の方法若しくは実施例記載の方法又はそれに準じる方法を必要に応じ適宣組み合わせることにより製造することができる。
【0229】
以下のスキーム17〜18は、式(II)で表される化合物においてXで表される基が単結合であり、Yで表される基がCRY1Y1’で表される基である化合物(式(II−1))の化合物の他の合成法である。
【0230】
スキーム17:式(XXII)の化合物から式(II−1)の化合物の製造法
【0231】
【化47】
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【0232】
上記式(II−1)[式中、R1、RY1、RY1’、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、PG2は保護基を表す。]の化合物は、上記式(XXII)[式中、R1、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、XLはハロゲン原子である。]で表される化合物と上記式(XXIII)[式中、RY1、RY1’は前記と同義であり、PG2は保護基を表す。]のカップリング反応により得ることができる。より具体的には、塩基及びパラジウム触媒(更に必要に応じてホスフィン配位子)の存在下、ハロゲン原子を有する化合物(XXII)と化合物(XXIII)とを反応させることにより、化合物(II−1)を得ることができる。
当該反応では、化合物(XXII)1モルに対して、化合物(XXIII)を通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モル用いる。
化合物(XXIII)としては、例えば酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸tert−ブチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸tert−ブチルやイソ酪酸メチル等が挙げられる。
用いられる塩基としては、リチウムジシクロヘキシルアミド、ナトリウムジシクロヘキシルアミド、リチウムヘキサメチルジシラジド、ナトリウムヘキサメチルジシラジド、カリウムヘキサメチルジシラジドやリチウムジイソプロピルアミド等が挙げられる。
用いられる塩基の量は、化合物(XXII)1モルに対して、通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モルである。
用いられるパラジウム触媒としては、例えば、Pd(PPh34、Pd(OAc)2、Pd(dba)2、Pd2(dba)3や、PdCl2(PPh32等が挙げられる。
用いられるパラジウム触媒の量は、化合物(XXII)1モルに対して、通常0.01乃至0.5モル、好ましくは0.05乃至0.2モルである。
用いられるホスフィン配位子としては、PPh3、P(o−tol)3、P(tert−Bu)3、2−[ジ(tert−ブチル)ホスフィノ]−1,1’−ビフェニル、2−[ジ(tert−ブチル)ホスフィノ]−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−[ジ(tert−ブチル)ホスフィノ]フェロセン、2−[ジシクロヘキシルホスフィノ]−1,1’−ビフェニルや、2−[ジシクロヘキシルホスフィノ]−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル等が挙げられる。
反応温度は、通常0℃乃至80℃であり、好ましくは0℃乃至25℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、シクロヘキサン、1,3−ジメチルベンゼン、アセトニトリルやトルエン等の溶媒が好ましい。
【0233】
スキーム18:式(XXIV)から式(XXII)の化合物の製造法
【0234】
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
【0235】
上記式(XXII)[式中、R1、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、XLはハロゲン原子である。]の化合物は、上記式(XXIV)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、XLはハロゲン原子である。]で表される化合物と上記式(IV)[式中、R1は前記と同義であり、Lは脱離基を表す。]の化合物との塩基の存在下でのアルキル化反応により得ることができる。
上記式(IV)の脱離基Lは、上記化合物(IV)との反応により脱離して化合物(XXII)を生成するものであれば特に限定されないが、脱離基としては、ハロゲン原子(塩素原子、臭素原子等)、p−トルエンスルホニルオキシ基、ベンゼンスルホニルオキシ基、エタンスルホニルオキシ基やメタンスルホニルオキシ基等が挙げられ、臭素原子、塩素原子やp−トルエンスルホニルオキシ基等が好ましい。
用いられる化合物(IV)の量は、化合物(XXIV)1モルに対して、通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モルである。
用いられる塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、炭酸水素ナトリウム、フッ化セシウム、水素化ナトリウムや水酸化カリウム等が挙げられ、炭酸カリウム、水素化ナトリウムや水酸化カリウム等が好ましい。
塩基の量は、化合物(XXIV)1モルに対して、通常1乃至10モル、好ましくは1乃至5モルである。
反応温度は、通常0℃乃至160℃であり、好ましくは25℃乃至100℃である。
反応時間は、通常1時間乃至24時間であり、好ましくは1時間乃至12時間である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、クロロホルム、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、アセトン、メチルエチルケトンやアセトニトリル等の溶媒が好ましい。
なお、式(XXIV)の化合物としては、例えば6−ブロモインドール、6−ブロモ−3−メチルインドール、6−ブロモ−3−エチルインドール、6−ブロモインダゾール、6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール、6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−3−メチル−1H−インドール−2−オン、6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−3−メチル−1H−インドール、6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−1H−インドール−2−オン、6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−1H−インドール、6−ブロモ−3−メチル−1H−インダゾール、6−ブロモ−3−エチル−1H−インダゾール、6−ブロモ−3−プロピル−1H−インダゾール、6−ブロモ−3−イソプロピル−1H−インダゾール、6−ブロモ−3−シクロプロピル−1H−インダゾール、6−ブロモ−1H−インダゾール−3−カルボニトリル、6−クロロ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン、6−ブロモ−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、6−ブロモ−3−エチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、6−ブロモ−3−プロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、6−ブロモ−3−シクロプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、6−ブロモ−3−クロロ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンや、6−クロロ−5−メトキシ−3−メチル−1H−インダゾール等が挙げられる。式(XXIV)の化合物は市販品を用いるか、公知の方法若しくは実施例記載の方法又はそれに準じる方法を必要に応じ適宣組み合わせることにより製造することができる。
【0236】
以下のスキーム19〜20は、式(III)で表される化合物においてXで表される基が単結合であり、Yで表される基が−(CH22−(CH2m−(ここでmは0乃至4のいずれかの整数である)で表される基である化合物(式(III−2))の化合物の合成法である。
【0237】
スキーム19:式(III−3)の化合物から式(III−2)の化合物の製造法
【0238】
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
【0239】
上記式(III−2)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、mは0乃至4のいずれかの整数であり、PG2は保護基を表す。]の化合物は、上記式(III−3)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、mは0乃至4のいずれかの整数であり、PG2は保護基を表す。]で表される化合物の還元反応により得ることができる。より具体的には、パラジウム炭素等の還元触媒の存在下、アルケン基を有する化合物(III−3)を水素雰囲気下で反応することにより、化合物(III−2)を得ることが出来る。
用いられる触媒としては、例えば、5%パラジウム炭素、10%パラジウム炭素、20%水酸化パラジウム、ラネーニッケル、白金や酸化白金等が挙げられる。
用いられる触媒の量は、化合物(III−3)1モルに対して、通常0.01乃至1モル、好ましくは0.05乃至0.2モルである。
反応温度は、通常0℃乃至200℃であり、好ましくは25℃乃至80℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンやトルエン等の溶媒が好ましい。
【0240】
スキーム20:式(XXIV)の化合物から式(III−3)の化合物の製造法
【0241】
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
【0242】
上記式(III−3)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、mは0乃至4のいずれかの整数であり、PG2は保護基を表す。]の化合物は、上記式(XXIV)[式中、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、XLはハロゲン原子である。]で表される化合物と上記式(XXV)[式中、mは0乃至4のいずれかの整数であり、PG2は保護基を表す。]のカップリング反応により得ることができる。より具体的には、塩基及びパラジウム触媒(更に必要に応じてホスフィン配位子)の存在下、ハロゲン原子を有する化合物(XXIV)と化合物(XXV)とを反応させることにより、化合物(III−3)を得ることができる。
当該反応では、化合物(XXIV)1モルに対して、化合物(XXV)を通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モル用いる。
化合物(XXV)としては、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸tert−ブチル、2−ブテン酸メチル、3−ブテン酸メチル、アクリル酸、2−ブテン酸や3−ブテン酸等が挙げられる。
用いられる塩基としては、トリエチルアミン、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、フッ化セシウム、フッ化カリウムや炭酸カリウム等が挙げられる。
用いられる塩基の量は、化合物(XXIV)1モルに対して、通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モルである。
用いられるパラジウム触媒としては、例えば、Pd(PPh34、Pd(OAc)2、Pd2(dba)3や、PdCl2(PPh32等が挙げられる。
用いられるパラジウム触媒の量は、化合物(XXIV)1モルに対して、通常0.01乃至0.5モル、好ましくは0.05乃至0.2モルである。
用いられるホスフィン配位子としては、PPh3、P(o−tol)3、P(2−furyl)3、P(tert−Bu)3、2−[ジ(tert−ブチル)ホスフィノ]−1,1’−ビフェニル、2−[ジ(tert−ブチル)ホスフィノ]−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル、2−[ジシクロヘキシルホスフィノ]−1,1’−ビフェニルや、2−[ジシクロヘキシルホスフィノ]−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル等が挙げられる。
反応温度は、通常0℃乃至200℃であり、好ましくは25℃乃至160℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、クロロホルム、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、アセトニトリルやトルエン等の溶媒が好ましい。
なお、式(XXIV)の化合物としては、例えば6−ブロモインドール、6−ブロモ−3−メチルインドール、6−ブロモ−3−エチルインドール、6−ブロモインダゾール、6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール、6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−3−メチル−1H−インドール−2−オン、6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−3−メチル−1H−インドール、6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−1H−インドール−2−オン、6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−1H−インドール、6−ブロモ−3−メチル−1H−インダゾール、6−ブロモ−3−エチル−1H−インダゾール、6−ブロモ−3−プロピル−1H−インダゾール、6−ブロモ−3−イソプロピル−1H−インダゾール、6−ブロモ−3−シクロプロピル−1H−インダゾール、6−ブロモ−1H−インダゾール−3−カルボニトリル、6−クロロ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン、6−ブロモ−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、6−ブロモ−3−エチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、6−ブロモ−3−プロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、6−ブロモ−3−シクロプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、6−ブロモ−3−クロロ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンや、6−クロロ−5−メトキシ−3−メチル−1H−インダゾール等が挙げられる。式(XXIV)の化合物は市販品を用いるか、公知の方法若しくは実施例記載の方法又はそれに準じる方法を必要に応じ適宣組み合わせることにより製造することができる。
【0243】
スキーム21〜23は、式(I)で表される化合物においてZが5−テトラゾリル基である化合物(式(I−1))の化合物の合成法である。
【0244】
スキーム21:式(XXVI)の化合物から式(I−1)の化合物の製造法
【0245】
【化51】
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【0246】
上記式(I−1)[式中、R1、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義である。]の化合物は、上記式(XXVI)[式中、R1、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義である。]で表される化合物とアジ化物との反応により得ることができる。より具体的には、塩化アンモニウム等の塩の存在下、シアノ基を有する化合物(XXVI)とアジ化ナトリウム等のアジ化物を反応させることにより、化合物(I−1)を得ることができる。
当該反応では、化合物(XXVI)1モルに対して、アジ化物を通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モル用いる。
アジ化物としては、例えばアジ化リチウム、アジ化ナトリウム、アジ化カリウム等のアルカリ金属アジド、トリオクチルアジ化スズ等のトリアルキルスズアジド又はアジ化水素酸等が挙げられる。
用いられる塩としては、塩化アンモニウム、塩化亜鉛、臭化亜鉛や塩化アルミニウム等が挙げられる。
用いられる塩の量は、化合物(XXVI)1モルに対して、通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モルである。
反応温度は、通常0℃乃至200℃であり、好ましくは100℃乃至170℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、ジメチルホルムアミド、水、ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンやトルエン等の溶媒が好ましい。
【0247】
スキーム22:式(XXVII)の化合物から式(XXVI)の化合物の製造法
【0248】
【化52】
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【0249】
上記式(XXVI)[式中、R1、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義である。]の化合物は、上記式(XXVII)[式中、R1、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義である。]で表される化合物の脱水反応により得ることができる。より具体的には、塩化チオニル等の脱水剤の存在下、アミド基を有する化合物(XXVII)を反応させることにより、化合物(XXVI)を得ることができる。
当該反応では、化合物(XXVII)1モルに対して、脱水剤を通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モル用いる。
脱水剤としては、例えば塩化チオニル、塩化オキザリル、シアヌル酸クロリド、五酸化リン、五塩化リン、無水酢酸やオキシ塩化リン等が挙げられる。
反応温度は、通常0℃乃至200℃であり、好ましくは0℃乃至25℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、ジクロロメタン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、アセトニトリルやトルエン等の溶媒が好ましい。
【0250】
スキーム23:式(I)(式中、ZはCOOHである)の化合物から式(XXVII)の化合物の製造法
【0251】
【化53】
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【0252】
上記式(XXVII)[式中、R1、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義である。]の化合物は、上記式(I)[式中、R1、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義である。]で表される化合物のアミド化反応により得ることができる。より具体的には、塩化チオニル、オキザリルクロリド等のハロゲン化剤を作用させることにより対応する酸クロリドを生成し、アンモニア水を作用させることによりアミド基を有する化合物(XXVII)を得ることができる。
当該反応では、化合物(I)1モルに対して、ハロゲン化剤を通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モル用いる。
ハロゲン化剤としては、例えば塩化チオニル、オキザリルクロリド、三塩化リン、五塩化リンや塩化スルフリル等が挙げられる。
反応温度は、通常0℃乃至200℃であり、好ましくは0℃乃至25℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、ジクロロメタン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、1,3−ジメチルベンゼン、1,4−ジオキサンやトルエン等の溶媒が好ましい。
【0253】
以下のスキーム24は、式(XXVI)で表される化合物においてXが単結合であり、Yが単結合である化合物(式(XXVI−1))の合成法である。
【0254】
スキーム24:式(XXII)の化合物から式(XXVI−1)の化合物の製造法
【0255】
【化54】
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【0256】
上記式(XXVI−1)[式中、R1は前記と同義であり、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義である。]の化合物は、上記式(XXII)[式中、R1は前記と同義であり、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、XLはハロゲン原子である。]で表される化合物とシアン化亜鉛等のシアン化物とのカップリング反応により得ることができる。より具体的には、パラジウム触媒(更に必要に応じてホスフィン配位子)の存在下、ハロゲン原子を有する化合物(XXII)とシアン化物とを反応させることにより、化合物(XXVI−1)を得ることができる。
当該反応では、化合物(XXII)1モルに対して、シアン化物を通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モル用いる。
シアン化物としては、例えばシアン化亜鉛、シアン化ナトリウムやシアン化カリウム等が挙げられる。
用いられるパラジウム触媒としては、例えば、Pd(PPh34、Pd(OAc)2、Pd(dba)2、Pd2(dba)3や、PdCl2(PPh32等が挙げられる。
用いられるパラジウム触媒の量は、化合物(XXII)1モルに対して、通常0.01乃至0.5モル、好ましくは0.05乃至0.2モルである。
用いられるホスフィン配位子としては、PPh3、P(o−tol)3、P(tert−Bu)3、2−[ジ(tert−ブチル)ホスフィノ]−1,1’−ビフェニル、2−[ジ(tert−ブチル)ホスフィノ]−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル、2−[ジシクロヘキシルホスフィノ]−1,1’−ビフェニルや、2−[ジシクロヘキシルホスフィノ]−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル等が挙げられる。
本反応には、必要に応じて亜鉛等の還元剤を添加することができる。
反応温度は、通常0℃乃至200℃であり、好ましくは25℃乃至130℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、1,4−ジオキサン、アセトニトリルやトルエン等の溶媒が好ましい。
【0257】
以下のスキーム25は、式(I)の化合物の他の合成法である。
【0258】
スキーム25:式(XXVI)から式(I)の化合物の製造法
【0259】
【化55】
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【0260】
上記式(I)[式中、R1、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義であり、ZはCOOHである。]の化合物は、上記式(XXVI)[式中、R1、W1、W2、W3、W4、W5、X及びYは前記と同義である。]で表される化合物の加水分解反応により得ることができる。より具体的には、酸又は塩基を用いる加溶媒分解、即ち、例えば0.01モル乃至大過剰の酸、好ましくは酢酸、塩酸、硫酸、トリフルオロ酢酸やフタル酸等、又はアルコール溶媒存在下0.01モルないし大過剰の塩基、好ましくは水酸化カリウム、水酸化ナトリウムや水酸化カルシウム等を作用させる方法により、化合物(I)を得ることができる。
反応温度は、通常0℃乃至200℃であり、好ましくは0℃乃至160℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、tert−ブタノール、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、シクロヘキサン、1,3−ジメチルベンゼンやトルエン等の溶媒が好ましい。
塩基を用いた加溶媒分解に用いるアルコール溶媒としては、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノールやtert−ブタノール等が好ましい。
【0261】
以下のスキーム26は、式(II)においてXがカルボニル基である化合物(式(II−2))の化合物の一般的製法である。
【0262】
スキーム26:式(XXVIII)から式(II−2)の化合物の製造法
【0263】
【化56】
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【0264】
上記式(II−2)[式中、R1、W1、W2、W3、W4、W5及びYは前記と同義であり、PG2は保護基を表す。]の化合物は、上記式(XXVIII)[式中、R1、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、Mはホウ素、スズ等である。]で表される化合物と酸クロリドのカップリング反応により得ることができる。より具体的には、パラジウム触媒(更に必要に応じてホスフィン配位子及び塩基)の存在下、化合物(XXVIII)と酸クロリドとを反応させることにより、化合物(II−2)を得ることができる。
当該反応では、化合物(XXVIII)1モルに対して、酸クロリドを通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モル用いる。
酸クロリドとしては、例えばコハク酸モノメチルクロリド、コハク酸モノエチルクロリドやクロログリオキシル酸エチル等が挙げられる。
式(II−2)中のPG2は、酸クロリドに由来する基であり、例えばメチル基やエチル基等が挙げられる。
用いられる塩基としては、トリエチルアミンやジイソプロピルエチルアミン等が挙げられる。
用いられる塩基の量は、化合物(XXVIII)1モルに対して、通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モルである。
用いられるパラジウム触媒としては、例えば、Pd(PPh34、Pd(OAc)2、Pd(dba)2、Pd2(dba)3や、PdCl2(PPh32等が挙げられる。
用いられるパラジウム触媒の量は、化合物(XXVIII)1モルに対して、通常0.01乃至0.5モル、好ましくは0.05乃至0.2モルである。
用いられるホスフィン配位子としては、PPh3、P(o−tol)3、P(tert−Bu)3、2−[ジ(tert−ブチル)ホスフィノ]−1,1’−ビフェニル、2−[ジ(tert−ブチル)ホスフィノ]−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル、2−[ジシクロヘキシルホスフィノ]−1,1’−ビフェニルや、2−[ジシクロヘキシルホスフィノ]−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル等が挙げられる。
反応温度は、通常0℃乃至200℃であり、好ましくは25℃乃至130℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、アセトニトリルやトルエン等の溶媒が好ましい。
【0265】
スキーム27:式(XXII)から式(XXVIII)の化合物の製造法
【0266】
【化57】
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【0267】
上記式(XXVIII)[式中、R1、W1、W2、W3、W4、W5は前記と同義であり、Mはホウ素、スズ等である。]の化合物は、上記式(XXII)[式中、R1、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、XLはハロゲン原子である。]で表される化合物と上記式(XXIX)[式中、Mはホウ素、スズ等である。]のカップリング反応により得ることができる。より具体的には、パラジウム触媒(更に必要に応じてホスフィン配位子及び塩基)の存在下、ハロゲン原子を有する化合物(XXII)と化合物(XXIX)とを反応させることにより、化合物(XXVIII)を得ることができる。
当該反応では、化合物(XXII)1モルに対して、化合物(XXIX)を通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モル用いる。
化合物(XXIX)としては、例えばビス(トリメチルスズ)、ビス(トリエチルスズ)、ビス(トリブチルスズ)やビスピナコラトジボロン等が挙げられる。
用いられる塩基としては、酢酸カリウムやトリメチルアミン等が挙げられる。
用いられる塩基の量は、化合物(XXII)1モルに対して、通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モルである。
用いられるパラジウム触媒としては、例えば、Pd(PPh34、Pd(OAc)2、Pd2(dba)3や、PdCl2(PPh32等が挙げられる。
用いられるパラジウム触媒の量は、化合物(XXII)1モルに対して、通常0.01乃至0.5モル、好ましくは0.05乃至0.2モルである。
用いられるホスフィン配位子としては、PPh3、P(o−tol)3、P(tert−Bu)3、2−[ジ(tert−ブチル)ホスフィノ]−1,1’−ビフェニル、2−[ジ(tert−ブチル)ホスフィノ]−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル、2−[ジシクロヘキシルホスフィノ]−1,1’−ビフェニルや、2−[ジシクロヘキシルホスフィノ]−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル等が挙げられる。
反応温度は、通常0℃乃至200℃であり、好ましくは25℃乃至130℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、1,4−ジオキサン、アセトニトリルやトルエン等の溶媒が好ましい。
【0268】
以下のスキーム28は、式(II)において、Xが単結合であり、Yが−CF2−(CH2p−(ここでpは0乃至5のいずれかの整数である)で表される基である化合物(式(II−3))で表される化合物の合成法である。
【0269】
スキーム28:式(II−2)から式(II−3)の化合物の製造法
【0270】
【化58】
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【0271】
上記式(II−3)[式中、R1、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、pは0乃至5のいずれかの整数であり、PG2は保護基である。]の化合物は、上記式(II−2)[式中、R1、W1、W2、W3、W4及びW5は前記と同義であり、pは0乃至5のいずれかの整数であり、PG2は保護基である。]で表される化合物のフッ素化により得ることができる。より具体的には、化合物(II−2)とジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(DAST)等のフッ素化剤を反応させることにより、化合物(II−3)を得ることができる。
当該反応では、化合物(II−2)1モルに対して、フッ素化剤を通常1乃至10モル、好ましくは1乃至3モル用いる。
フッ素化剤としては、ジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(DAST)、ビス(2−メトキシエチル)アミノ硫黄トリフルオリド、1,1,2,2−テトラフルオロエチル−N,N−ジメチルアミン、ジエチルアミノジフルオロスルフィニウムテトラフルオロボレート、モルホリノジフルオロスルフィニウムテトラフルオロボレートや、4−tert−ブチル−2,6−ジメチルフェニル硫黄トリフルオリド等が挙げられる。
反応温度は、通常0℃乃至200℃であり、好ましくは25℃乃至130℃である。
反応溶媒は、反応に支障が無いものであれば特に限定されないが、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、アセトニトリルやトルエン等の溶媒が好ましい。
【0272】
次に、本発明のURAT1阻害剤、血中尿酸値低下剤、及び、血中尿酸が関与する病態を治療又は予防するための医薬組成物について説明する。
【0273】
本明細書で用いる「URAT1」とは、尿酸トランスポーター1(Uric acid transporter 1)を表す。
【0274】
本明細書で用いる「URAT1を阻害する」とは、URAT1の尿酸トランスポーターとしての機能を阻害してその活性を消失若しくは減弱させることを意味し、例えば後述する実施例187の条件に基づいて、URAT1の機能を特異的に阻害することを意味する。
【0275】
本明細書で用いる「URAT1阻害剤」とは、式(I)の化合物(当該化合物の薬学的に許容できる塩又はエステルの形態である場合を含む)を含み、URAT1の尿酸トランスポーターとしての機能を阻害してその活性を消失若しくは減弱させる薬剤を意味する。
【0276】
本明細書で用いる「血中尿酸値低下剤」とは、式(I)の化合物(当該化合物の薬学的に許容できる塩又はエステルの形態である場合を含む)を含み、URAT1を阻害することにより、血中尿酸値を低下させる薬剤を意味する。
【0277】
本明細書で用いる「血中尿酸値を低下させる」とは、URAT1の尿酸トランスポーターとしての機能を阻害することにより血中(血清中又は血漿中を含む)の尿酸(尿酸塩を含む)を低下させることを意味し、好ましくは高い血清尿酸値を低下させること、より好ましくは血清尿酸値を8mg/dL未満(血清尿酸値として好ましくは7mg/dL未満、更に好ましくは6mg/dL未満)に低下させることを意味する。
【0278】
本明細書で用いる「高い血中尿酸値」とは、血清尿酸値が6mg/dL以上、好ましくは7mg/dL以上、より好ましくは8mg/dL以上であることを意味する。
【0279】
本明細書で用いる「血中尿酸が関与する病態を治療又は予防するための医薬組成物」とは、式(I)の化合物(当該化合物の薬学的に許容できる塩又はエステルの形態である場合を含む)を含み、URAT1を阻害することにより、血中尿酸が関与する病態を治療又は予防する医薬組成物を意味する。
【0280】
本明細書で用いる「血中尿酸が関与する病態」とは、前述の「高い血中尿酸値」が関与する病態をいい、例えば高尿酸血症、痛風結節、急性痛風関節炎、慢性痛風関節炎、痛風腎、尿路結石、腎機能障害、冠動脈疾患及び虚血性心疾患等が挙げられる。
【0281】
URAT1阻害剤、血中尿酸値低下剤及び血中尿酸が関与する病態を治療又は予防するための医薬組成物は、いずれも製剤として提供することができる。
「製剤」には、経口製剤及び非経口製剤が含まれる。経口製剤としては、例えば、錠剤、カプセル剤、散剤や顆粒剤などであり、一方、非経口製剤としては、例えば、溶液若しくは懸濁液等の殺菌した液状の製剤、具体的には、注射剤や点滴剤などであり、好ましくは、静脈内注射剤や静脈内点滴剤である。
【0282】
本発明に係る「製剤」においては、通常、本発明に係る化合物の治療上の有効量を薬学的に許容し得る担体又は希釈剤と共に含んでいてもよい。この製剤化技術は、当該技術分野の当業者にとって技術常識であると考えられ、よく知られている。好ましくは、薬学的に許容し得る担体又は希釈剤と一緒に、当業者によく知られている多くの方法で経口製剤用、静脈内点滴用又は注射用に製剤化することができる。
【0283】
「薬学的に許容できる担体又は希釈剤」としては、賦形剤(例えば、脂肪、蜜蝋、半固体及び液体のポリオール、天然若しくは硬化オイルなど);水(例えば、蒸留水、特に、注射用蒸留水など)、生理学的食塩水、アルコール(例えば、エタノール)、グリセロール、ポリオール、ブドウ糖水溶液、マンニトール、植物オイルなど;添加剤(例えば、増量剤、崩壊剤、結合剤、潤滑剤、湿潤剤、安定剤、乳化剤、分散剤、保存剤、甘味料、着色剤、調味料若しくは芳香剤、濃化剤、希釈剤、緩衝物質、溶媒若しくは可溶化剤、貯蔵効果を達成するための薬剤、浸透圧を変えるための塩、コーティング剤、又は抗酸化剤)などが挙げられる。
【0284】
本発明に係る製剤は、各種の形態を選択することができる。例えば錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤若しくは液剤等の経口製剤、例えば溶液若しくは懸濁液等の殺菌した液状の非経口製剤、坐剤や、軟膏剤等が挙げられる。
【0285】
本発明に係る製剤は、固体製剤であってもよく、液状製剤であってもよい。
固体の製剤は、そのまま錠剤、カプセル剤、顆粒剤又は粉末の形態として製造することもできるが、適当な担体(添加物)を使用して製造することもできる。そのような担体(添加物)としては、例えば乳糖若しくはブドウ糖等の糖類;例えばトウモロコシ、小麦若しくは米等の澱粉類;例えばステアリン酸等の脂肪酸;例えばメタケイ酸アルミン酸マグネシウム若しくは無水リン酸カルシウム等の無機塩;例えばポリビニルピロリドン若しくはポリアルキレングリコール等の合成高分子;例えばステアリン酸カルシウム若しくはステアリン酸マグネシウム等の脂肪酸塩;例えばステアリルアルコール若しくはベンジルアルコール等のアルコール類;例えばメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、エチルセルロース若しくはヒドロキシプロピルメチルセルロース等の合成セルロース誘導体や;その他、ゼラチン、タルク、植物油、アラビアゴム等通常用いられる添加物等が挙げられる。
【0286】
これらの錠剤、カプセル剤、顆粒剤及び粉末等の固形製剤は、一般的には、製剤全体の質量を基準として、例えば、上記式(I)で示される化合物0.1〜100質量%、好ましくは5〜98質量%を有効成分として含んでいてもよい。
【0287】
液状製剤は、水、アルコール類や、例えば大豆油、ピーナツ油、ゴマ油等の植物由来の油等の液状製剤において通常用いられる適当な添加物を使用し、懸濁液、シロップ剤、注射剤や、点滴剤(静脈内輸液)等の形態として製造される。
【0288】
特に、非経口的に筋肉内注射、静脈内注射又は皮下注射の形で投与する場合の適当な溶剤又は希釈剤としては、例えば注射用蒸留水、塩酸リドカイン水溶液(筋肉内注射用)、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、エタノール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、静脈内注射用液体(例えばクエン酸及びクエン酸ナトリウム等の水溶液)や電解質溶液(点滴静注及び静脈内注射用)等や、これらの混合溶液が挙げられる。
【0289】
これらの注射剤は、有効成分を予め溶解したものの他、有効成分を粉末のまま或いは適当な担体(添加物)を加えたものを用時溶解する形態もとり得る。これらの注射液は、製剤全体の質量を基準として、例えば、0.1〜10質量%の有効成分を含むことができる。
【0290】
また、経口投与用の懸濁剤や、シロップ剤等の液剤は、それぞれ製剤全体の質量を基準として、例えば、0.1〜10質量%の有効成分を含むことができる。
【0291】
本発明化合物、本発明のURAT1阻害剤、血中尿酸値低下剤及び尿酸が関与する病態を治療又は予防するための医薬組成物は、他の医薬組成物又は薬剤(以下、併用薬剤ともいう)と併用することができる。
【0292】
「併用」とは、有効成分として複数の医薬を組み合わせて使用することを意味する。例えば、配合剤としての使用、キットとしての使用や、各々同一若しくは異なる投与経路により別個に投薬されることを特徴とする組み合わせでの使用等が挙げられる。
【0293】
本発明化合物、本発明のURAT1阻害剤、血中尿酸値低下剤及び血中尿酸が関与する病態を治療薬又は予防するための医薬組成物と併用薬剤との投与時期は限定されず、これらを投与対象に対し、同時に投与してもよいし、時間差をおいて投与してもよい。併用薬剤の投与量は、臨床上用いられている投与量に準ずればよく、投与対象、投与対象の年齢及び体重、症状、投与時間、剤形、投与方法、組み合わせ等により適宜選択することができる。併用薬剤の投与形態は、特に限定されず、投与時に本発明のURAT1阻害剤、血中尿酸値低下剤又は血中尿酸が関与する病態を治療するための医薬組成物と併用薬剤とが組み合わされていればよい。
【0294】
併用薬剤としては、例えば、「高尿酸血症の治療薬及び/又は予防薬」、「痛風関節炎の治療薬及び/又は予防薬」、「痛風腎の治療薬及び/又は予防薬」、「尿路結石の治療薬及び/又は予防薬」、「高血圧又は高血圧合併症の治療薬及び/又は予防薬」、「高脂血症又は高脂血症合併症の治療薬及び/又は予防薬」、「糖尿病又は糖尿病合併症の治療薬及び/又は予防薬」、「肥満症又は肥満症合併症の治療薬及び/又は予防薬」、「二次性高尿酸血症を引き起こす原疾患の治療薬及び/又は予防薬」、「高尿酸血症が引き起こす腎不全、心血管障害、脳血管障害の治療薬及び/又は予防薬や」、「核酸代謝拮抗剤」が挙げられる。これら1乃至3つの併用薬剤と本発明のURAT1阻害剤、血中尿酸値低下剤及び血中尿酸が関与する病態を治療薬又は予防するための医薬組成物とを組み合わせて用いることができる。
【0295】
「高尿酸血症の治療薬及び/又は予防薬」としては、例えば、キサンチンオキシダーゼ阻害剤等の尿酸生成抑制薬や、尿酸排泄促進薬等が挙げられる。具体的にはアロプリノール、プロベネシド、ブコローム、フェブキソスタット、FYX−051(4−(5−ピリジン−4−イル−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリル)、ベンズブロマロンや、オキシプリノール等が挙げられる。
【0296】
「痛風関節炎の治療薬及び/又は予防薬」としては、例えば、インドメタシン、ナプロキセン、フェンブフェン、プラノプロフェン、オキサプロジン等の非ステロイド性抗炎症薬、コルヒチンや、副腎皮質ステロイド等が挙げられる。
【0297】
「痛風腎の治療薬及び/又は予防薬」としては、例えば、キサンチンオキシダーゼ阻害剤等の尿酸生成抑制薬、尿酸排泄促進薬、クエン酸製剤や、重曹等の尿アルカリ化剤等が挙げられる。具体的にはアロプリノール、プロベネシド、ブコローム、フェブキソスタット、FYX−051(4−(5−ピリジン−4−イル−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリル)、ベンズブロマロンや、オキシプリノール等が挙げられる。
【0298】
「尿路結石の治療薬及び/又は予防薬」としては、例えば、クエン酸製剤や、重曹等の尿アルカリ化剤等が挙げられる。
【0299】
「高血圧又は高血圧合併症の治療薬及び/又は予防薬」としては、例えば、ループ利尿薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬、Ca拮抗薬、β遮断薬、α,β遮断薬や、α遮断薬等が挙げられる。より具体的には、例えば、フロセミド徐放剤、カプトプリル、カプトプリル徐放剤、マレイン酸エナラプリル、アラセプリル、塩酸デラプリル、シラザプリル、リシノプリル、塩酸ベナゼプリル、塩酸イミダプリル、塩酸テモカプリル、塩酸キナプリル、トランドラプリル、ペリンドプリルエルブミン、ロサルタンカリウム、カンデサルタンシレキセチル、塩酸ニカルジピン、塩酸ニカルジピン徐放剤、ニルバジピン、ニフェジピン、ニフェジピン徐放剤、塩酸ベニジピン、塩酸ジルチアゼム、塩酸ジルチアゼム徐放剤、ニソルジピン、ニトレンジピン、塩酸マニジピン、塩酸バルニジピン、塩酸エホニジピン、ベシル酸アムロジピン、フェロジピン、シルニジピン、アラニジピン、塩酸プロプラノロール、塩酸プロプラノロール徐放剤、ピンドロール、ピンドロール徐放剤、塩酸インデノロール、塩酸カルテオロール、塩酸カルテオロール徐放剤、塩酸ブニトロロール、塩酸ブニトロロール徐放剤、アテノロール、塩酸アセブトロール、酒石酸メトプロロール、酒石酸メトプロロール徐放剤、ニプラジロール、硫酸ペンブトロール、塩酸チリソロール、カルベジロール、フマル酸ビソプロロール、塩酸ベタキソロール、塩酸セリプロロール、マロン酸ボピンドロール、塩酸ベバントロール、塩酸ラベタロール、塩酸アロチノロール、塩酸アモスラロール、塩酸プラゾシン、塩酸テラゾシン、メシル酸ドキサゾシン、塩酸ブナゾシン、塩酸ブナゾシン徐放剤、ウラピジルや、メシル酸フェントラミン等が挙げられる。
【0300】
「高脂血症又は高脂血症合併症の治療薬及び/又は予防薬」としては、例えば、HMG−CoA還元酵素阻害剤、陰イオン交換樹脂、プロブコール、ニコチン酸製剤、フィブラート系薬剤や、エイコサペンタエン酸製剤等が挙げられる。より具体的には、例えば、ロバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、フルバスタチン、アトルバスタチン、セリバスタチン、コレスチミド、コレスチラミン、ニセリトロール、ニコモール、フェノフィブラート、ベザフィブラート、クリノフィブラート、クロフィブラートや、イコサペント酸エチル等が挙げられる。
【0301】
「糖尿病又は糖尿病合併症の治療薬及び/又は予防薬」としては、例えば、インスリン製剤、スルホニル尿素薬、インスリン分泌促進薬、スルホンアミド薬、ビグアナイド薬、αグルコシダーゼ阻害薬、インスリン抵抗性改善薬、ジペプチジルペプチダーゼIV阻害薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、アルドース還元酵素阻害薬や、抗不整脈薬等が挙げられる。より具体的には、例えば、インスリン、クロルプロパミド、グリベンクラミド、グリピジド、トルブタミド、グリクロピラミド、アセトヘキサミド、グリメピリド、トラザミド、グリクラジド、ナテグリニド、グリブゾール、塩酸メトホルミン、塩酸ブホルミン、ボグリボース、アカルボース、塩酸ピオグリタゾン、リン酸シタグリプチン、ビルダグリプチン、安息香酸アログリプチンメキシレチンや、エパルレスタット等が挙げられる。
【0302】
「肥満症又は肥満症合併症の治療薬及び/又は予防薬」としては、例えば、マジンドール、アカルボース、ボグリボースや、エパルレスタット等が挙げられる。
【0303】
「尿酸排泄低下型二次性高尿酸血症を引き起こす原疾患の治療薬及び/又は予防薬」としては、例えば、慢性腎疾患、多発性嚢胞腎、妊娠中毒症、鉛腎症、高乳酸血症、ダウン症候群、サルコイドーシス、I型糖原病(高乳酸血症を介する)や、脱水等の治療剤又は予防剤等が挙げられる。
【0304】
「高尿酸血症が引き起こす腎不全、心血管障害、脳血管障害の治療薬及び/又は予防薬」としては、例えば、ループ利尿剤(例えば、フロセミド)、クエン酸製剤、重炭酸ナトリウム、陽イオン交換樹脂、水酸化アルミニウム、アルファカルシドール、β−遮断薬(例えば、塩酸プロプラノロール)、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(例えば、カプトプリル)、強心剤(例えば、ジゴキシン)、狭心症治療剤(例えば、硝酸イソソルビド)、Ca拮抗薬(例えば、塩酸ジルチアゼム)、尿酸生成抑制薬(例えば、アロプリノール)、アミノ酸製剤、高アンモニア血症改善薬、抗不整脈治療薬(例えば、メキシレチン)、貧血治療薬(例えば、メピチオスタン、エリスロポエチン)や、その他、「高血圧又は高血圧合併症の治療薬及び/又は予防薬」、「高脂血症又は高脂血症合併症の治療薬及び/又は予防薬」、「糖尿病又は糖尿病合併症の治療薬及び/又は予防薬」や、「肥満症又は肥満症合併症の治療薬及び/又は予防薬」等が挙げられる。
【0305】
「核酸代謝拮抗剤」としては、例えば、アザチオプリン、ミゾリビンや、マイコフェノリック酸等が挙げられる。
【0306】
また、本発明化合物、本発明のURAT1阻害剤、血中尿酸値低下剤、及び尿酸が関与する病態の治療又は予防するための医薬組成物は、いずれも、血中尿酸値が上昇する薬剤と併用して血中尿酸値を低下させることもできる。
【0307】
「血中尿酸値が上昇する薬剤」としては、核酸代謝拮抗剤、降圧利尿剤(例えばフロセミド、サイアザイド系利尿剤)、抗結核薬(例えばピラジナミド、エタンブトール)、消炎鎮痛剤(例えばサリチル酸)、高脂血症薬(例えばニコチン酸)、喘息治療薬(例えばテオフィリン)、免疫抑制薬(例えばサイクロスポリン)、C型肝炎治療薬(例えばリバビリン)や、エタノール等が挙げられる。
【実施例】
【0308】
以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、もとより本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。実施例で用いた各種試薬は、特に記載の無い限り市販品を使用した。実施例において、薄層クロマトグラフィーは、プレートとしてメルク(MERCK)社製Silica gel60254を、検出法としてUV検出器を用いた。
シリカゲルカラムクロマトグラフィーには、バイオタージ(Biotage)社製Biotage(登録商標)SNAP Cartridge KP−Silシリカゲルプレパックドカラム又は富士シリシア化学社製Chromatorex(登録商標)Q−PACK COOHシリカゲルプレパックドカラムを用いた。逆相分取液体クロマトグラフィーは、YMC社製CombiPrep Pro C18をカラムに用い、0.1%トリフルオロ酢酸水溶液及び0.1%トリフルオロ酢酸アセトニトリル溶液を移動相に用いた。
【0309】
1H−NMRは、日本電子(JEOL)社製AL400(400MHz)を使用し、テトラメチルシランを標準物質として用いて測定した。マススペクトルはウォーターズ(Waters)社製ACQUITY(登録商標)SQDを使用しエレクトロスプレイイオン化法(ESI)で測定した。マイクロウェーブ反応は、バイオタージ(Biotage)社製Initiator(登録商標)を用いて行った。
【0310】
略号の意味を以下に示す。
s:シングレット
d:ダブレット
t:トリプレット
q:カルテット
dd:ダブル ダブレット
dt:ダブル トリプレット
td:トリプル ダブレット
tt:トリプル トリプレット
ddd:ダブル ダブル ダブレット
ddt:ダブル ダブル トリプレット
dtd:ダブル トリプル ダブレット
tdd:トリプル ダブル ダブレット
tq:トリプル カルテット
m:マルチプレット
br:ブロード
DMSO−d6:重ジメチルスルホキシド
CDCl3:重クロロホルム
CD3OD:重メタノール
tBu:tert−ブチル基
【0311】
実施例1
1−ベンジル−1H−インドール−6−カルボン酸[1](以下、化合物[1]という)の合成
【0312】
【化59】
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【0313】
(1)1−ベンジル−1H−インドール−6−カルボン酸メチル[1−1](以下、化合物[1−1]という)の合成
【0314】
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
【0315】
インドール−6−カルボン酸メチル(1.0g)のN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)溶液に炭酸カリウム(1.2g)及びベンジルクロリド(1.4g)を室温で加えた後、60℃で3時間攪拌した。反応混合物を室温に戻し水を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(681mg)を無色油状物質として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.09(1H,s),7.81(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),7.66(1H,d,J=8.3Hz),7.33−7.25(4H,m),7.12−7.09(2H,m),6.59(1H,dd,J=3.2,0.7Hz),5.38(2H,s),3.91(3H,s).
【0316】
(2)1−ベンジル−1H−インドール−6−カルボン酸[1]の合成
工程(1)で得た化合物[1−1](681mg)のエタノール(30mL)溶液に1N−水酸化ナトリウム水溶液(10mL)を加えた後、50℃で18時間攪拌した。反応混合物を室温に戻し、1N−塩酸を加えて酸性にし、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(453mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.17(1H,s),7.87(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),7.69(1H,d,J=8.5Hz),7.35−7.24(3H,m),7.26(1H,d,J=0.5Hz),7.13(2H,d,J=7.1Hz),6.61(1H,d,J=3.2Hz),5.41(2H,s).
【0317】
実施例2
1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−カルボン酸[2](以下、化合物[2]という)の合成
【0318】
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
(1)1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−カルボン酸メチル[2−1](以下、化合物[2−1]という)の合成
【0319】
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
【0320】
インドール−6−カルボン酸メチル(5.0g)と2,6−ジメチルベンジルクロリド(5.3g)から、実施例1の工程(1)の方法に準じて表題化合物(7.4g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.30(1H,s),7.84(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),7.65(1H,d,J=8.3Hz),7.23(1H,dd,J=8.4,6.8Hz),7.14(2H,d,J=7.6Hz),6.74(1H,d,J=3.2Hz),6.44(1H,dd,J=3.2,1.0Hz),5.32(2H,s),3.98(3H,s),2.26(6H,s).
【0321】
(2)1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−カルボン酸[2]の合成
【0322】
工程(1)で得た化合物[2−1](1.0g)から、実施例1の工程(2)の方法に準じて表題化合物(883mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.37(1H,s),7.91(1H,dd,J=8.4,1.3Hz),7.68(1H,d,J=8.3Hz),7.22(1H,dd,J=8.4,7.2Hz),7.14(2H,d,J=7.6Hz),6.78(1H,d,J=3.2Hz),6.47(1H,dd,J=3.0,0.9Hz),5.34(2H,s),2.27(6H,s).
【0323】
実施例3
1−(2,4,6−トリメチルベンジル)−1H−インドール−6−カルボン酸[3](以下、化合物[3]という)の合成
【0324】
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
【0325】
インドール−6−カルボン酸メチル(1.0g)と2,4,6−トリメチルベンジルクロリド(1.2g)から、実施例1の方法に準じて表題化合物(790mg)を淡黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.38(1H,s),7.92(1H,dd,J=8.4,1.3Hz),7.68(1H,d,J=8.3Hz),6.96(2H,s),6.80(1H,d,J=3.2Hz),6.46(1H,dd,J=3.0,0.6Hz),5.30(2H,s),2.33(3H,s),2.23(6H,s).
【0326】
実施例4
2−(1−ベンジル−1H−インドール−6−イル)酢酸[4](以下、化合物[4]という)の合成
【0327】
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
【0328】
(1)1−トシル−1H−インドール−6−カルボン酸メチル[4−1](以下、化合物[4−1]という)の合成
【0329】
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
【0330】
インドール−6−カルボン酸メチル(2.1g)の2−ペンタノン(40mL)溶液に炭酸カリウム(6.5g)及び4−メチルベンゼンスルホニルクロリド(4.4g)を室温で加えた後、80℃で16時間攪拌した。反応混合物を室温に戻し、不溶物を濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣に酢酸エチル−ヘキサン混合溶媒を加え、生成した固体を濾取し、得られた固体をヘキサンで洗浄することにより、表題化合物(3.6g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.69(1H,s),7.93(1H,dd,J=8.2,1.3Hz),7.80(2H,d,J=8.3Hz),7.71(1H,d,J=3.7Hz),7.56(1H,d,J=8.3Hz),7.24(2H,d,J=8.3Hz),6.69(1H,d,J=3.4Hz),3.97(3H,s),2.35(3H,s).
【0331】
(2)(1−トシル−1H−インドール−6−イル)メタノール[4−2](以下、化合物[4−2]という)の合成
【0332】
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
【0333】
水素化リチウムアルミニウム(505mg)をテトラヒドロフラン(70mL)に加え、工程(1)で得た化合物[4−1](3.5g)のテトラヒドロフラン(70mL)溶液を0℃で滴下した後、0℃で3時間攪拌した。反応混合物に硫酸ナトリウム10水和物を加え、セライト濾過し、濾液を減圧濃縮することにより、表題化合物(3.4g)を褐色油状物質として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.99(1H,s),7.77(2H,d,J=10.0Hz),7.57(1H,d,J=2.9Hz),7.51(1H,d,J=8.1Hz),7.25−7.20(3H,m),6.64(1H,d,J=3.4Hz),4.79(2H,s),2.34(3H,s),1.80−1.70(1H,brs).
【0334】
(3)6−(クロロメチル)−1−トシル−1H−インドール[4−3](以下、化合物[4−3]という)の合成
【0335】
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
【0336】
工程(2)で得た化合物[4−2](3.3g)をクロロホルム(40mL)に溶解し、トリエチルアミン(2.4mL)及びメタンスルホニルクロリド(1.1mL)を0℃で加えた後、室温で27時間攪拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮することにより表題化合物(3.8g)を褐色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.03(1H,s),7.77(2H,d,J=8.5Hz),7.58(1H,d,J=3.7Hz),7.51(1H,d,J=8.1Hz),7.26(1H,dd,J=8.1,1.5Hz),7.23(2H,d,J=8.8Hz),6.64(1H,d,J=3.7Hz),4.73(2H,s),2.35(3H,s).
【0337】
(4)2−(1−トシル−1H−インドール−6−イル)アセトニトリル[4−4](以下、化合物[4−4]という)の合成
【0338】
【化68】
[この文献は図面を表示できません]
【0339】
工程(3)で得た化合物[4−3](3.8g)をジメチルスルホキシド(40mL)に溶解し、シアン化ナトリウム(652mg)を室温で加えた後、室温で48時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(2.4g)を無色油状物質として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.95(1H,s),7.77(2H,d,J=8.3Hz),7.59(1H,d,J=3.7Hz),7.53(1H,d,J=8.1Hz),7.25(2H,d,J=7.8Hz),7.20(1H,dd,J=7.9,1.8Hz),6.65(1H,d,J=3.7Hz),3.87(2H,s),2.35(3H,s).
【0340】
(5)2−(1H−インドール−6−イル)酢酸[4−5](以下、化合物[4−5]という)の合成
【0341】
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
【0342】
工程(4)で得た化合物[4−4](2.4g)をエタノール(12mL)に溶解し、5N−水酸化ナトリウム水溶液(12mL)を室温で加えた後、6時間加熱還流した。反応混合物を室温に戻し、エタノールを減圧濃縮後、得られた水相をジエチルエーテルで洗浄した。その後、0℃で濃塩酸(5mL)を滴下し酸性とし、生じた沈殿物を濾取した。
得られた固体をクロロホルム−メタノール混合溶媒に溶解し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮することにより表題化合物(980mg)を無色油状物質として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:10.40(1H,s),7.47(1H,d,J=7.3Hz),7.30(1H,s),7.20−7.15(1H,m),6.93(1H,dd,J=8.2,2.1Hz),6.39(1H,s),3.65(2H,s).
【0343】
(6)2−(1H−インドール−6−イル)酢酸メチル[4−6](以下、化合物[4−6]という)の合成
【0344】
【化70】
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【0345】
工程(5)で得た化合物[4−5](497mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解し、炭酸カリウム(511mg)及びヨウ化メチル(0.12mL)を0℃で加えた後、室温で13時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(512mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.25−8.00(1H,br),7.59(1H,d,J=8.1Hz),7.33(1H,d,J=0.7Hz),7.19(1H,t,J=2.8Hz),7.04(1H,dd,J=8.1,1.2Hz),6.53(1H,s),3.73(2H,s),3.69(3H,s).
【0346】
(7)2−(1−ベンジル−1H−インドール−6−イル)酢酸[4]の合成
工程(6)で得た化合物[4−6](49mg)をアセトニトリル(2mL)に溶解し、粉末状の水酸化カリウム(19mg)及びベンジルクロリド(0.033mL)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて140℃で20分反応させた。この反応混合物にメタノール(1mL)及び1N−水酸化ナトリウム水溶液(1mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置を用いて140℃で10分反応させた。反応混合物に4N−塩酸を加えて酸性にした後、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(42mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.44(1H,d,J=8.3Hz),7.31(1H,s),7.28−7.10(6H,m),7.03(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),6.41(1H,dd,J=3.2,1.0Hz),5.36(2H,s),3.53(2H,s).
ESI−MSfound:266[M+H]+
【0347】
実施例5
2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[5](以下、化合物[5]という)の合成
【0348】
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
【0349】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](97mg)と2,6-ジメチルベンジルクロリド(79mg)から、実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(81mg)を得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.52−7.44(2H,m),7.21−7.14(1H,m),7.10(2H,d,J=7.6Hz),7.00(1H,dd,J=8.2,1.1Hz),6.56(1H,d,J=3.2Hz),6.32(1H,d,J=3.2Hz),5.29(2H,s),3.72(2H,s),2.24(6H,s).
ESI−MSfound:294[M+H]+
【0350】
実施例6
2−[1−(2−メチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[6](以下、化合物[6]という)の合成
【0351】
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
【0352】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](50mg)及び2−メチルベンジルクロリド(44μL)から実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(39mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.51(1H,d,J=8.1Hz),7.23(1H,s),7.21−7.12(2H,m),7.08−7.02(2H,m),6.98(1H,dd,J=8.3,1.7Hz),6.68(1H,d,J=7.8Hz),6.45(1H,dd,J=3.2,0.7Hz),5.34(2H,s),3.64(2H,s),2.29(3H,s).
ESI−MSfound:280[M+H]+
【0353】
実施例7
2−[1−(2−クロロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[7](以下、化合物[7]という)の合成
【0354】
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
【0355】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](49mg)及び2−クロロベンジルクロリド(42μL)から実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(39mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.53(1H,d,J=8.1Hz),7.43(1H,dd,J=8.1,1.2Hz),7.26−7.20(3H,m),7.12(1H,td,J=7.5,1.1Hz),7.00(1H,dd,J=8.2,1.3Hz),6.62(1H,dd,J=7.7,1.1Hz),6.50(1H,dd,J=3.2,0.7Hz),5.47(2H,s),3.63(2H,s).
ESI−MSfound:300[M+H]+
【0356】
実施例8
2−{1−[2−(トリフルオロメチル)ベンジル]−1H−インドール−6−イル}酢酸[8](以下、化合物[8]という)の合成
【0357】
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
【0358】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](50mg)及び2−(トリフルオロメチル)ベンジルブロミド(53mg)から実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(50mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.73(1H,d,J=6.1Hz),7.50(1H,d,J=7.8Hz),7.42−7.30(2H,m),7.20−7.10(2H,m),7.08(1H,d,J=7.6Hz),6.60−6.48(2H,m),5.59(2H,s),3.50(2H,s).
ESI−MSfound:334[M+H]+
【0359】
実施例9
2−[1−(2−フルオロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[9](以下、化合物[9]という)の合成
【0360】
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
【0361】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2−フルオロベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(22mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:284[M+H]+
【0362】
実施例10
2−[1−(3−フルオロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[10](以下、化合物[10]という)の合成
【0363】
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
【0364】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び3−フルオロベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(47mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:284[M+H]+
【0365】
実施例11
2−[1−(4−フルオロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[11](以下、化合物[11]という)の合成
【0366】
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
【0367】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び4−フルオロベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(36mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:284[M+H]+
【0368】
実施例12
2−[1−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[12](以下、化合物[12]という)の合成
【0369】
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
【0370】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2−クロロ−6−フルオロベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(40mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:318[M+H]+
【0371】
実施例13
2−[1−(2−クロロ−4−フルオロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[13](以下、化合物[13]という)の合成
【0372】
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
【0373】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2−クロロ−4−フルオロベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(38mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:318[M+H]+
【0374】
実施例14
2−[1−(2−クロロ−5−フルオロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[14](以下、化合物[14]という)の合成
【0375】
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
【0376】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2−クロロ−5−フルオロベンジルブロミドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(24mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:318[M+H]+
【0377】
実施例15
2−[1−(3−クロロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[15](以下、化合物[15]という)の合成
【0378】
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
【0379】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び3−クロロベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(20mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:300[M+H]+
【0380】
実施例16
2−[1−(4−クロロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[16](以下、化合物[16]という)の合成
【0381】
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
【0382】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び4−クロロベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(17mg)を茶色固体として得た。
ESI−MSfound:300[M+H]+
【0383】
実施例17
2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[17](以下、化合物[17]という)の合成
【0384】
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
【0385】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2,6−ジクロロベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(65mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:334[M+H]+
【0386】
実施例18
2−[1−(2,3−ジクロロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[18](以下、化合物[18]という)の合成
【0387】
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
【0388】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2,3−ジクロロベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(13mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:334[M+H]+
【0389】
実施例19
2−{1−[(6−クロロベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)メチル]−1H−インドール−6−イル}酢酸[19](以下、化合物[19]という)の合成
【0390】
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
【0391】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び6−クロロピペロニルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(46mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:344[M+H]+
【0392】
実施例20
2−[1−(2,4−ジクロロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[20](以下、化合物[20]という)の合成
【0393】
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
【0394】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2,4−ジクロロベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(29mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:334[M+H]+
【0395】
実施例21
2−[1−(2,5−ジクロロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[21](以下、化合物[21]という)の合成
【0396】
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
【0397】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2,5−ジクロロベンジルブロミドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(17mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:334[M+H]+
【0398】
実施例22
2−{1−[2−フルオロ−6−(トリフルオロメチル)ベンジル]−1H−インドール−6−イル}酢酸[22](以下、化合物[22]という)の合成
【0399】
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
【0400】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2−フルオロ−6−(トリフルオロメチル)ベンジルブロミドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(16mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:352[M+H]+
【0401】
実施例23
2−{1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)ベンジル]−1H−インドール−6−イル}酢酸[23](以下、化合物[23]という)の合成
【0402】
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
【0403】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)ベンジルブロミドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(36mg)を赤褐色固体として得た。
ESI−MSfound:352[M+H]+
【0404】
実施例24
2−[1−(4−エチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[24](以下、化合物[24]という)の合成
【0405】
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
【0406】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び4−エチルベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(24mg)を赤褐色固体として得た。
ESI−MSfound:294[M+H]+
【0407】
実施例25
2−[1−(2,4−ジフルオロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[25](以下、化合物[25]という)の合成
【0408】
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
【0409】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2,4−ジフルオロベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(35mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:302[M+H]+
【0410】
実施例26
2−[1−(2,6−ジフルオロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[26](以下、化合物[26]という)の合成
【0411】
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
【0412】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2,6−ジフルオロベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(20mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:302[M+H]+
【0413】
実施例27
2−[1−(2,5−ジフルオロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[27](以下、化合物[27]という)の合成
【0414】
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
【0415】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2,5−ジフルオロベンジルブロミドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(18mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:302[M+H]+
【0416】
実施例28
2−[1−(2,3−ジフルオロベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[28](以下、化合物[28]という)の合成
【0417】
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
【0418】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2,3−ジフルオロベンジルブロミドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(14mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:302[M+H]+
【0419】
実施例29
2−{1−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]−1H−インドール−6−イル}酢酸[29](以下、化合物[29]という)の合成
【0420】
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
【0421】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び3−(トリフルオロメチル)ベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(38mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:334[M+H]+
【0422】
実施例30
2−{1−[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]−1H−インドール−6−イル}酢酸[30](以下、化合物[30]という)の合成
【0423】
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
【0424】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び4−(トリフルオロメチル)ベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(33mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:334[M+H]+
【0425】
実施例31
2−[1−(2,4−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[31](以下、化合物[31]という)の合成
【0426】
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
【0427】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2,4−ジメチルベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(22mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:294[M+H]+
【0428】
実施例32
2−[1−(2,5−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[32](以下、化合物[32]という)の合成
【0429】
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
【0430】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2,5−ジメチルベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(26mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:294[M+H]+
【0431】
実施例33
2−[1−(3−メチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[33](以下、化合物[33]という)の合成
【0432】
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
【0433】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び3−メチルベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(43mg)を赤褐色固体として得た。
ESI−MSfound:280[M+H]+
【0434】
実施例34
2−[1−(4−メチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[34](以下、化合物[34]という)の合成
【0435】
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
【0436】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び4−メチルベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(21mg)を赤褐色固体として得た。
ESI−MSfound:280[M+H]+
【0437】
実施例35
2−[1−(ピリジン−4−イルメチル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[35](以下、化合物[35]という)の合成
【0438】
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
【0439】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び4−(クロロメチル)ピリジンから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(12mg)を黄色固体として得た。
ESI−MSfound:267[M+H]+
【0440】
実施例36
2−[1−(2−メトキシベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[36](以下、化合物[36]という)の合成
【0441】
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
【0442】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2−メトキシベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(29mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:296[M+H]+
【0443】
実施例37
2−[1−(3−メトキシベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[37](以下、化合物[37]という)の合成
【0444】
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
【0445】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び3−メトキシベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(55mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:296[M+H]+
【0446】
実施例38
2−[1−(4−メトキシベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[38](以下、化合物[38]という)の合成
【0447】
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
【0448】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び4−メトキシベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(44mg)を茶色固体として得た。
ESI−MSfound:296[M+H]+
【0449】
実施例39
2−[1−(ナフタレン−1−イルメチル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[39](以下、化合物[39]という)の合成
【0450】
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
【0451】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び1−(クロロメチル)ナフタレンから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(30mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:316[M+H]+
【0452】
実施例40
2−[1−(ナフタレン−2−イルメチル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[40]以下、化合物[40]という)の合成
【0453】
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
【0454】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2−(クロロメチル)ナフタレンから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(31mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:316[M+H]+
【0455】
実施例41
2−{1−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−1H−インドール−6−イル}酢酸[41](以下、化合物[41]という)の合成
【0456】
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
【0457】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2−クロロ−5−(クロロメチル)ピリジンから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(26mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:301[M+H]+
【0458】
実施例42
2−{1−[(6−メチルピリジン−2−イル)メチル]−1H−インドール−6−イル}酢酸[42](以下、化合物[42]という)の合成
【0459】
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
【0460】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2−(ブロモメチル)−6−メチルピリジンから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(26mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:281[M+H]+
【0461】
実施例43
2−[1−(ビフェニル−2−イルメチル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[43](以下、化合物[43]という)の合成
【0462】
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
【0463】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2−フェニルベンジルブロミドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(41mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:342[M+H]+
【0464】
実施例44
2−[1−(ビフェニル−3−イルメチル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[44](以下、化合物[44]という)の合成
【0465】
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
【0466】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び3−フェニルベンジルブロミドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(46mg)をアモルファスとして得た。
ESI−MSfound:342[M+H]+
【0467】
実施例45
2−[1−(ビフェニル−4−イルメチル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[45](以下、化合物[45]という)の合成
【0468】
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
【0469】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び4−フェニルベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(22mg)を茶色固体として得た。
ESI−MSfound:342[M+H]+
【0470】
実施例46
2−[1−(3−フェノキシベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[46](以下、化合物[46]という)の合成
【0471】
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
【0472】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び3−フェノキシベンジルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(44mg)をアモルファスとして得た。
ESI−MSfound:358[M+H]+
【0473】
実施例47
2−[1−(3−フェニルプロピル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[47](以下、化合物[47]という)の合成
【0474】
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
【0475】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び3−フェニルプロピルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(44mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:294[M+H]+
【0476】
実施例48
2−(1−イソプロピル−1H−インドール−6−イル)酢酸[48](以下、化合物[48]という)の合成
【0477】
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
【0478】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及びイソプロピルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(12mg)をアモルファスとして得た。
ESI−MSfound:218[M+H]+
【0479】
実施例49
2−(1−イソブチル−1H−インドール−6−イル)酢酸[49](以下、化合物[49]という)の合成
【0480】
【化115】
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【0481】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及びイソブチルクロリドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(10mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:232[M+H]+
【0482】
実施例50
2−[1−(シクロヘキシルメチル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[50](以下、化合物[50]という)の合成
【0483】
【化116】
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【0484】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及びシクロヘキシルメチルブロミドから実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(69mg)を白色固体として得た。
ESI−MSfound:272[M+H]+
【0485】
実施例51
1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−ベンズイミダゾール−6−カルボン酸[51](以下、化合物[51]という)の合成
【0486】
【化117】
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【0487】
(1)1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−ベンゾイミダゾール−6−カルボン酸2,6−ジメチルベンジル[51−1](以下、化合物[51−1]という)の合成
【0488】
【化118】
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【0489】
5−ベンゾイミダゾールカルボン酸(1.1g)のN,N−ジメチルホルムアミド(15mL)溶液に炭酸カリウム(2.7g)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(2.3g)を室温で加えた後、室温で2日間攪拌した。反応混合物に水を加えて、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(1.1g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.19(1H,d,J=2.2Hz),8.01(1H,dd,J=8.5,1.7Hz),7.80(1H,d,J=8.5Hz),7.52(1H,s),7.24−7.22(2H,m),7.13−7.11(4H,m),5.49(2H,s),5.31(2H,s),2.48(6H,s),2.26(6H,s).
【0490】
(2)1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−ベンゾイミダゾール−6−カルボン酸[51]の合成
【0491】
工程(1)で得られた化合物[51−1](49mg)のメタノール(3mL)溶液に1N−水酸化ナトリウム水溶液(3mL)を室温で加えた後、60℃で18時間攪拌した。反応混合物を室温に戻し、1N−塩酸を加えて酸性にし、析出した固体を濾取することにより表題化合物(30mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:8.16(1H,d,J=1.2Hz),7.92(1H,s),7.83(1H,dd,J=8.5,1.5Hz),7.71(1H,d,J=8.5Hz),7.22(1H,dd,J=8.3,6.8Hz),7.14(2H,d,J=7.6Hz),5.52(2H,s),2.26(6H,s).
【0492】
実施例52
2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−ベンズイミダゾール−6−イル]酢酸[52](以下、化合物[52]という)の合成
【0493】
【化119】
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【0494】
(1)[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−ベンゾイミダゾール−6−イル]メタノール[52−1](以下、化合物[52−1]という)の合成
【0495】
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
【0496】
実施例51の工程(1)で得られた化合物[51−1](1.1g)及び水素化リチウムアルミニウム(197mg)から実施例4の工程(2)の方法に準じて表題化合物(456mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.78(1H,d,J=8.3Hz),7.55(1H,s),7.38(1H,s),7.29−7.26(2H,m),7.15(2H,d,J=7.3Hz),5.28(2H,s),4.88(2H,d,J=4.9Hz),2.29(6H,s),1.95(1H,s).
【0497】
(2)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−ベンゾイミダゾール−6−イル]アセトニトリル[52−2](以下、化合物[52−2]という)の合成
【0498】
【化121】
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【0499】
工程(1)で得られた化合物[52−1](408mg)のジクロロメタン(10mL)溶液に四臭化炭素(669mg)及びトリフェニルホスフィン(525mg)を室温で加えた後、室温で5分間攪拌した後、ジメチルスルホキシド(5mL)及びシアン化ナトリウム(109mg)を加えて60℃で30分間攪拌した。反応混合物に水を加えて、クロロホルムで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(110mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.79(1H,d,J=7.6Hz),7.49(1H,s),7.43(1H,s),7.27(1H,t,J=7.1Hz),7.21−7.15(3H,m),5.29(2H,s),3.93(2H,s),2.29(6H,s).
【0500】
(3)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−ベンゾイミダゾール−6−イル]酢酸[52]の合成
【0501】
工程(2)で得られた化合物[52−2](110mg)のエタノール(3mL)溶液に3N−水酸化ナトリウム水溶液(3mL)を室温で加えた後、15時間加熱還流した。
反応混合物に1N−塩酸を加えて酸性にし、析出した固体を濾取することにより表題化合物(81mg)を白色固体として得た。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:7.63(1H,s),7.57(1H,d,J=8.3Hz),7.43(1H,s),7.21(1H,dd,J=8.2,6.7Hz),7.13−7.09(3H,m),5.38(2H,s),3.64(2H,s),2.24(6H,s).
【0502】
実施例53
1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インダゾール−6−カルボン酸[53](以下、化合物[53]という)の合成
【0503】
【化122】
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【0504】
(1)1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インダゾール−6−カルボン酸 2,6−ジメチルベンジル[53−1](以下、化合物[53−1]という)の合成
【0505】
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
【0506】
1H−インダゾール−6−カルボン酸(498mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(1.10g)から実施例51の工程(1)の方法に準じて表題化合物(575mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.02(1H,d,J=1.0Hz),7.87−7.86(1H,m),7.77(1H,dd,J=8.4,1.3Hz),7.71(1H,dd,J=8.5,0.7Hz),7.24(1H,dd,J=8.2,6.7Hz),7.14(2H,d,J=7.6Hz),7.08(1H,dd,J=8.1,7.1Hz),6.96(2H,d,J=7.6Hz),5.59(2H,s),5.42(2H,s),2.44(6H,s),2.25(6H,s).
【0507】
(2)1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インダゾール−6−カルボン酸[53]の合成
工程(1)で得られた化合物[53−1](110mg)より実施例51の工程(2)の方法に準じて表題化合物(51mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:8.33(1H,d,J=1.2Hz),8.06(1H,d,J=1.0Hz),7.77(1H,dd,J=8.4,0.6Hz),7.70(1H,dd,J=8.3,1.2Hz),7.14−7.12(1H,m),7.04(2H,d,J=7.6Hz),5.62(2H,s),2.28(6H,s).
【0508】
実施例54
2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[54](以下、化合物[54]という)の合成
【0509】
【化124】
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【0510】
(1)[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インダゾール−6−イル]メタノール[54−1](以下、化合物[54−1]という)の合成
【0511】
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
【0512】
実施例53の工程(1)で得られた化合物[53-1](465mg)及び水素化リチウムアルミニウムより実施例4の工程(2)の方法に準じて表題化合物(279mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.96(1H,s),7.69(1H,d,J=8.1Hz),7.27−7.26(1H,m),7.19−7.17(1H,m),7.11−7.09(3H,m),5.54(2H,s),4.79(2H,d,J=5.9Hz),2.32(6H,s),1.82(1H,t,J=5.6Hz).
【0513】
(2)6−(ブロモメチル)−1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インダゾール[54-2](以下、化合物[54−2]という)の合成
【0514】
【化126】
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【0515】
工程(1)で得られた化合物[54−1](63mg)の塩化メチレン(3mL)溶液に四臭化炭素(112mg)とトリフェニルホスフィン(97mg)を室温で加えた後、室温で10分間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(72mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.97(1H,d,J=1.0Hz),7.69(1H,d,J=8.3Hz),7.26−7.25(1H,m),7.22−7.16(2H,m),7.11(2H,d,J=7.3Hz),5.54(2H,s),4.60(2H,s),2.33(6H,s).
【0516】
(3)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インダゾール−6−イル]アセトニトリル[54−3](以下、化合物[54−3]という)の合成
【0517】
【化127】
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【0518】
工程(2)で得られた化合物[54−2](250mg)のジメチルスルホキシド(5mL)溶液にシアン化ナトリウム(62mg)を室温で加えた後、60℃で1時間攪拌した。反応混合物に水を加えて、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(152mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.98(1H,d,J=1.0Hz),7.71(1H,dd,J=8.3,0.7Hz),7.22−7.18(2H,m),7.11(2H,d,J=7.6Hz),7.02(1H,dd,J=8.5,1.7Hz),5.57(2H,s),3.84(2H,s),2.32(6H,s).
【0519】
(4)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[54]の合成
【0520】
工程(3)で得られた化合物[54−3](148mg)より実施例52の工程(3)の方法に準じて表題化合物(154mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:7.94(1H,s),7.65(1H,d,J=8.3Hz),7.60(1H,s),7.11(1H,dd,J=8.3,6.6Hz),7.04−7.03(3H,m),5.49(2H,s),3.65(2H,s),2.27(6H,s).
【0521】
実施例55
(E)−3−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]アクリル酸[55](以下、化合物[55]という)の合成
【0522】
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
【0523】
(1)(E)−3−(1H−インドール−6−イル)アクリル酸メチル[55−1](以下、化合物[55−1]という)の合成
【0524】
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
【0525】
インドール−6−カルボキシアルデヒド(499mg)のテトラヒドロフラン(20mL)溶液に(トリフェニルホスホラニリデン)酢酸メチル(2.5g)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて200℃で20分間反応させた。反応混合物を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(501mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.33(1H,s),7.83(1H,d,J=15.6Hz),7.64(1H,d,J=6.3Hz),7.55(1H,s),7.36(1H,d,J=8.3Hz),7.31−7.29(1H,m),6.58(1H,t,J=3.9Hz),6.46(1H,dd,J=15.9,1.5Hz),3.82(3H,s).
【0526】
(2)(E)−3−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]アクリル酸メチル[55−2](以下、化合物[55−2]という)の合成
【0527】
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
【0528】
工程(1)で得られた化合物[55−1](61mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に炭酸カリウム(89mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(81mg)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて160℃で30分間反応させた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(96mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.88(1H,d,J=15.9Hz),7.61−7.59(2H,m),7.36(1H,dd,J=8.7,1.3Hz),7.21(1H,dd,J=8.7,6.2Hz),7.12−7.09(2H,m),6.68(1H,d,J=3.4Hz),6.49(1H,d,J=15.9Hz),6.40(1H,d,J=3.2Hz),5.23(2H,s),3.81(3H,s),2.24(6H,s).
【0529】
(3)(E)−3−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]アクリル酸[55]の合成
工程(2)で得られた化合物[55−2](96mg)のメタノール(3mL)溶液に1N−水酸化ナトリウム水溶液(3mL)を室温で加えた後、60℃で18時間攪拌した。反応混合物を室温に戻し、1N−塩酸を加えて酸性にし、析出した固体を濾取することにより表題化合物(81mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.99(1H,d,J=15.4Hz),7.65−7.64(2H,m),7.41(1H,dd,J=8.3,1.7Hz),7.26−7.22(1H,m),7.14(2H,d,J=7.8Hz),6.71(1H,d,J=3.2Hz),6.52(1H,d,J=15.6Hz),6.43(1H,d,J=3.2Hz),5.28(2H,s),2.27(6H,s).
【0530】
実施例56
3−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]プロピオン酸[56](以下、化合物[56]という)の合成
【0531】
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
【0532】
(1)3−(1H−インドール−6−イル)プロピオン酸メチル[56−1](以下、化合物[56−1]という)の合成
【0533】
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
【0534】
実施例55の工程(1)で得られた化合物[55−1](98mg)のメタノール(3mL)溶液に5%パラジウム炭素(103mg)を加えた後、水素雰囲気下、室温で4時間攪拌した。パラジウム炭素を濾別した後、濾液を減圧濃縮することにより表題化合物(89mg)を無色液体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.14(1H,s),7.57(1H,d,J=8.3Hz),7.23(1H,s),7.17−7.16(1H,m),6.98(1H,dd,J=8.1,1.5Hz),6.53−6.51(1H,m),3.68(3H,s),3.07(2H,t,J=7.8Hz),2.70(2H,t,J=7.8Hz).
【0535】
(2)3−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]プロピオン酸メチル[56−2](以下、化合物[56−2]という)の合成
【0536】
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
【0537】
工程(1)で得られた化合物[56−1](89mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に炭酸カリウム(116mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(93mg)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて160℃で30分間反応させた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(75mg)を黄色液体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.57(1H,d,J=8.1Hz),7.34(1H,s),7.23(1H,dd,J=8.2,6.7Hz),7.14(2H,d,J=7.6Hz),7.02(1H,dd,J=8.1,1.5Hz),6.57(1H,d,J=3.2Hz),6.38(1H,dd,J=3.2,0.7Hz),5.23(2H,s),3.72(3H,s),3.15(2H,t,J=7.9Hz),2.76(2H,t,J=7.9Hz),2.28(6H,s).
【0538】
(3)3−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]プロピオン酸[56]の合成
工程(2)で得られた化合物[56−2](75mg)のメタノール(3mL)溶液に1N−水酸化ナトリウム水溶液(3mL)を室温で加えた後、60℃で18時間攪拌した。反応混合物を室温に戻し、1N−塩酸を加えて酸性にし、析出した固体を濾取することにより表題化合物(61mg)を赤色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.56(1H,d,J=8.3Hz),7.33(1H,s),7.22(1H,dd,J=8.1,6.8Hz),7.12(2H,d,J=7.6Hz),7.02(1H,dd,J=8.1,1.5Hz),6.57(1H,d,J=3.2Hz),6.37(1H,dd,J=3.2,0.7Hz),5.22(2H,s),3.15(2H,t,J=7.9Hz),2.80(2H,t,J=7.8Hz),2.26(6H,s).
【0539】
実施例57
3−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]−3−ヒドロキシプロピオン酸[57](以下、化合物[57]という)の合成
【0540】
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
【0541】
(1)1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−カルバルデヒド[57−1](以下、化合物[57−1]という)の合成
【0542】
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
【0543】
インドール−6−カルボキシアルデヒド(457mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)溶液に炭酸カリウム(936mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(752mg)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて160℃で30分間反応させた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(740mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:10.11(1H,s),8.08(1H,s),7.73(1H,d,J=8.1Hz),7.68(1H,dd,J=8.2,1.3Hz),7.24(1H,dd,J=7.4,6.5Hz),7.14(2H,d,J=7.6Hz),6.83(1H,d,J=3.2Hz),6.48(1H,d,J=2.9Hz),5.34(2H,s),2.27(6H,s).
【0544】
(2)3−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]−3−ヒドロキシプロピオン酸エチル[57−2](以下、化合物[57−2]という)の合成
【0545】
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
【0546】
工程(1)で得られた化合物[57−1](369mg)のベンゼン(10mL)溶液にブロモ酢酸エチル(0.25mL)と亜鉛(193mg)を室温で加えた後、1時間加熱還流した。室温に戻した後に亜鉛を濾別し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(475mg)を黄色液体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.62−7.59(2H,m),7.22(1H,dd,J=8.1,6.8Hz),7.13−7.11(3H,m),6.59(1H,d,J=3.2Hz),6.38(1H,dd,J=3.2,0.7Hz),5.35−5.31(1H,m),5.24(2H,s),4.22(2H,q,J=7.1Hz),3.30(1H,s),2.92−2.80(2H,m),2.26(6H,s),1.29(3H,t,J=7.2Hz).
【0547】
(3)3−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]−3−ヒドロキシプロピオン酸[57]の合成
工程(2)で得られた化合物[57−2](84mg)のメタノール(1mL)溶液に1N−水酸化ナトリウム水溶液(1mL)を室温で加えた後、60℃で18時間攪拌した。反応混合物を室温に戻し、1N−塩酸を加えて酸性にし、析出した固体を濾取することにより表題化合物(70mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.62(1H,d,J=8.1Hz),7.57(1H,s),7.22(1H,dd,J=8.1,7.1Hz),7.15−7.11(3H,m),6.61(1H,d,J=3.2Hz),6.39(1H,d,J=3.4Hz),5.36(1H,dd,J=8.7,3.5Hz),5.25(2H,s),2.98(1H,dd,J=16.3,9.3Hz),2.89(1H,dd,J=16.5,3.3Hz),2.26(6H,s).
【0548】
実施例58
6−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]ヘキサン酸[58](以下、化合物[58]という)の合成
【0549】
【化137】
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【0550】
(1)6−(1H−インドール−6−イル)ヘキサン酸メチル[58−1](以下、化合物[58−1]という)の合成
【0551】
【化138】
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【0552】
4−(カルボキシブチル)トリフェニルホスホニウムブロミド(1.1g)のジメチルスルホキシド(10mL)溶液に水素化ナトリウム(205mg)を室温で加えた後、室温で10分間攪拌した。インドール−6−カルボキシアルデヒド(292mg)を室温で加えた後、100℃で20時間反応させた。反応混合物を室温に戻し、1N−塩酸を加えて酸性にした後、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解し、炭酸カリウム(421mg)及びヨウ化メチル(0.5mL)を室温で加えた後、室温で10分間攪拌した。反応混合物に水を加えて、酢酸エチルで抽出した。
得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣のメタノール(3mL)溶液に5%パラジウム炭素(184mg)を加え、水素雰囲気下、室温で1時間攪拌した。パラジウム炭素を濾別した後、濾液を減圧濃縮することにより表題化合物(182mg)を無色液体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.07(1H,s),7.55(1H,d,J=8.1Hz),7.19(1H,s),7.16−7.15(1H,m),6.96(1H,d,J=8.1Hz),6.51(1H,s),3.66(3H,s),2.72(2H,t,J=7.6Hz),2.31(2H,t,J=7.6Hz),1.72−1.63(4H,m),1.42−1.35(2H,m).
【0553】
(2)6−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]ヘキサン酸メチル[58−2](以下、化合物[58−2]という)の合成
【0554】
【化139】
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【0555】
工程(1)で得られた化合物[58−2](177mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)溶液に炭酸カリウム(258mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(258mg)を室温で加えた後、130℃で5時間攪拌した。反応混合物を室温に戻し、反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(171mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.53(1H,d,J=8.1Hz),7.27(1H,s),7.22−7.20(1H,m),7.11(2H,d,J=7.3Hz),6.98(1H,d,J=8.8Hz),6.53(1H,d,J=3.7Hz),6.35(1H,d,J=3.4Hz),5.21(2H,s),3.67(3H,s),2.78(2H,t,J=7.7Hz),2.33(2H,t,J=7.7Hz),2.26(6H,s),1.77−1.66(4H,m),1.46−1.39(2H,m).
【0556】
(3)6−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]ヘキサン酸[58]の合成
工程(2)で得られた化合物[58−2](169mg)のメタノール(3mL)溶液に1N−水酸化ナトリウム水溶液(3mL)を室温で加えた後、60℃で2時間攪拌した。反応混合物を室温に戻し、1N−塩酸を加えて酸性にし、析出した固体を濾取することにより表題化合物(120mg)を赤色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.55(1H,d,J=8.1Hz),7.28(1H,s),7.24−7.20(1H,m),7.12(2H,d,J=7.6Hz),6.99(1H,dd,J=8.2,1.3Hz),6.55(1H,d,J=3.2Hz),6.36(1H,d,J=3.2Hz),5.22(2H,s),2.80(2H,t,J=7.7Hz),2.38(2H,t,J=7.4Hz),2.26(6H,s),1.79−1.68(4H,m),1.50−1.42(2H,m).
【0557】
実施例59
4−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]−4−オキソブタン酸[59](以下、化合物[59]という)の合成
【0558】
【化140】
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【0559】
(1)1−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]エタノン[59−1](以下、化合物[59−1]という)の合成
【0560】
【化141】
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【0561】
実施例57の工程(1)で得られた化合物[57−1](1.4g)のテトラヒドロフラン(10mL)溶液にメチルマグネシウムブロミドの1Mテトラヒドロフラン溶液(7mL)を室温で加えた後、室温で10分間攪拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をアセトン(20mL)に溶解し、二酸化マンガン(5.1g)を加えた後、室温で2日間攪拌した。二酸化マンガンをセライトで濾別した後、濾液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(680mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.20(1H,d,J=3.7Hz),7.76(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),7.66(1H,dd,J=8.3,0.7Hz),7.25−7.21(1H,m),7.13(2H,d,J=7.6Hz),6.78(1H,d,J=2.9Hz),6.44(1H,dd,J=3.2,0.7Hz),5.32(2H,s),2.70(3H,s),2.26(6H,s).
【0562】
(2)4−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]−4−オキソブタン酸エチル[59−2](以下、化合物[59−2]という)の合成
【0563】
【化142】
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【0564】
工程(1)で得られた化合物[59−1](103mg)のテトラヒドロフラン(3mL)溶液を0℃に冷やし、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドの1Mテトラヒドロフラン溶液(0.5mL)を0℃で加えた後、0℃で5分間攪拌した後、ブロモ酢酸エチル(0.1mL)を0℃で加えた後30分間攪拌し、室温に昇温し2時間攪拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(55mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.23(1H,s),7.80(1H,dd,J=8.4,1.6Hz),7.66(1H,dd,J=8.3,0.7Hz),7.26−7.21(1H,m),7.13(2H,d,J=7.3Hz),6.77(1H,d,J=3.4Hz),6.44(1H,dd,J=3.2,0.7Hz),5.32(2H,s),4.19(2H,q,J=7.1Hz),3.45(2H,t,J=6.8Hz),2.81(2H,t,J=6.8Hz),2.26(6H,s),1.29(3H,t,J=7.2Hz).
【0565】
(3)4−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]−4−オキソブタン酸[59]の合成
工程(2)で得られた化合物[59−2](496mg)のメタノール(10mL)溶液に1N−水酸化ナトリウム水溶液(10mL)を加えた後、60℃で2時間攪拌した。
反応混合物を室温に戻し、1N−塩酸を加えて酸性にし、析出した固体を濾取することにより表題化合物(425mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.25(1H,s),7.76(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),7.63(1H,d,J=8.3Hz),7.23−7.19(1H,m),7.13(2H,d,J=7.6Hz),6.87(1H,d,J=3.2Hz),6.46(1H,d,J=3.2Hz),5.44(2H,d,J=2.0Hz),3.41(2H,t,J=6.3Hz),2.73(2H,t,J=6.5Hz),2.26(6H,s).
【0566】
実施例60
4−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]ブタン酸[60](以下、化合物[60]という)の合成
【0567】
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
【0568】
亜鉛粉末(1.2g)の水溶液(2mL)に塩化水銀(124mg)を室温で加えた後、室温で30分間攪拌した。実施例59で得た化合物[59](73mg)、トルエン(1mL)、水(1mL)及び濃塩酸(1mL)を室温で加えた後、4時間加熱還流した。
反応液を室温に戻した後、反応混合物に水を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(35mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.55(1H,d,J=8.8Hz),7.28(1H,s),7.23−7.19(1H,m),7.11(2H,d,J=7.8Hz),6.99(1H,d,J=7.8Hz),6.54(1H,d,J=3.2Hz),6.35(1H,d,J=3.2Hz),5.21(2H,s),2.85(2H,t,J=7.3Hz),2.44(2H,t,J=7.3Hz),2.26(6H,s),2.11−2.03(2H,m).
【0569】
実施例61
1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−カルボン酸[61](以下、化合物[61]という)の合成
【0570】
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
【0571】
(1)1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−カルボン酸メチル[61−1](以下、化合物[61−1]という)の合成
【0572】
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
【0573】
文献記載の方法(国際公開公報第1998/15530号パンフレット)で得た3−メチル−1H−インドール−6−カルボン酸メチル(2.2g)のN,N−ジメチルホルムアミド(20mL)溶液に炭酸カリウム(3.1g)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(2.7g)を室温で加えた後、130℃で5時間攪拌した。反応混合物を室温に戻し、反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を再結晶にて精製することにより表題化合物(2.6g)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.24(1H,dd,J=1.3,0.6Hz),7.83(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),7.58(1H,dd,J=8.4,0.6Hz),7.23(1H,dd,J=8.3,6.8Hz),7.13(2H,d,J=7.6Hz),6.51(1H,s),5.26(2H,s),3.97(3H,s),2.26(6H,s),2.23(3H,s).
【0574】
(2)1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−カルボン酸[61]の合成
工程(1)で得られた化合物[61−1](77mg)のメタノール(1mL)溶液に1N−水酸化ナトリウム水溶液(1mL)を室温で加えた後、60℃で10時間攪拌した。反応混合物を室温に戻し、1N−塩酸を加えて酸性にし、析出した固体を濾取することにより表題化合物(73mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.32(1H,s),7.91(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),7.62(1H,d,J=8.5Hz),7.24−7.22(1H,m),7.14(2H,d,J=7.6Hz),6.55(1H,d,J=1.0Hz),5.29(2H,s),5.28(6H,s),2.24(3H,s).
ESI−MSfound:294[M+H]+
【0575】
実施例62
1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−カルボン酸カリウム[62](以下、化合物[62]という)の合成
【0576】
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
【0577】
化合物[61](2.1g)のエタノール(20mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(7.1mL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(2.4g)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.19(1H,s),7.75(1H,d,J=8.3,1.5Hz),7.45(1H,dd,J=8.3,0.7Hz),7.19−7.17(1H,m),7.10(2H,d,J=7.6Hz),6.40(1H,s),5.30(2H,s),2.24(6H,s),2.19(3H,s).
ESI−MSfound:294[M−K+2H]+
【0578】
実施例63
[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]メタノール[63](以下、化合物[63]という)の合成
【0579】
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
【0580】
実施例61の工程(1)で得られた化合物[61−1](265mg)のテトラヒドロフラン(10mL)溶液に水素化リチウムアルミニウム(126mg)を0℃で加えた後、室温で10分間攪拌した。反応混合物に水を加え、1N−塩酸を加えた後、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(179mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.56(1H,d,J=7.8Hz),7.48(1H,s),7.24−7.20(1H,m),7.15−7.11(3H,m),6.37(1H,s),5.19(2H,s),4.86(2H,d,J=5.6Hz),2.27(6H,s),2.22(3H,s),1.66(1H,t,J=6.0Hz).
【0581】
実施例64
2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸[64](以下、化合物[64]という)の合成
【0582】
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
【0583】
(1)(3−メチル−1−トシル−1H−インドール−6−イル)メタノール[64−1](以下、化合物[64−1]という)の合成
【0584】
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
【0585】
文献記載の方法(国際公開公報第1998/15530号パンフレット)で得た3−メチル−1H−インドール−6−カルボン酸メチル(1.3g)の2−ペンタノン(40mL)溶液に4-メチルベンゼンスルホニルクロリド(2.0g)と炭酸カリウム(2.9g)を室温で加えた後、8時間加熱還流した。反応混合物を室温に戻し、反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をテトラヒドロフラン(20mL)に溶解し、水素化リチウムアルミニウム(518mg)のテトラヒドロフラン(20mL)溶液を0℃で加えた後、10分間攪拌した。反応混合物に水を加え、1N−塩酸を加えた後、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(1.6g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.98(1H,s),7.75(2H,d,J=8.3Hz),7.44(1H,d,J=8.1Hz),7.31−7.26(2H,m),7.21(2H,d,J=8.1Hz),4.81(2H,d,J=5.1Hz),2.34(3H,s),2.24(3H,s),1.77(1H,t,J=5.4Hz).
【0586】
(2)2−(3−メチル−1−トシル−1H−インドール−6−イル)アセトニトリル[64−2](以下、化合物[64−2]という)の合成
【0587】
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
【0588】
工程(1)で得られた化合物[64−1](1.6g)のクロロホルム(12mL)溶液を0℃に冷却し、トリエチルアミン(0.97mL)及びメタンスルホニルクロリド(0.54mL)を0℃で加えた後、0℃で30分間攪拌し、次いで室温で16時間攪拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をジメチルスルホキシド(20mL)に溶解し、シアン化ナトリウム(516mg)を室温で加えた後、室温で20時間攪拌した。反応混合物に水を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(1.3g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.93(1H,s),7.74(2H,d,J=8.5Hz),7.45(1H,d,J=8.1Hz),7.32(1H,s),7.23−7.21(3H,m),3.86(2H,s),2.34(3H,s),2.24(3H,s).
【0589】
(3)2−(3−メチル−1H−インドール−6−イル)酢酸メチル[64−3](以下、化合物[64−3]という)の合成
【0590】
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
【0591】
工程(2)で得られた化合物[64−2](1.3g)のエタノール(10mL)溶液に3N−水酸化ナトリウム水溶液(10mL)を室温で加えた後、20時間加熱還流した。反応混合物を室温に戻し、反応混合物に1N−塩酸を加えて酸性とした後、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(15mL)に溶解し、炭酸カリウム(846mg)及びヨウ化メチル(0.5mL)を0℃で加えた後、室温で10分間攪拌した。反応混合物に水を加えて、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(677mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.89(1H,s),7.53(1H,d,J=7.8Hz),7.28(1H,s),7.05(1H,d,J=8.1Hz),6.96(1H,s),3.74(2H,s),3.69(3H,s),2.33(3H,s).
【0592】
(4)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸メチル[64−4](以下、化合物[64−4]という)の合成
【0593】
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
【0594】
工程(3)で得られた化合物[64−3](677mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)溶液に炭酸カリウム(936mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(794mg)を室温で加えた後、130℃で8時間攪拌した。反応混合物を室温に戻し、反応混合物に水を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(278mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.53(1H,d,J=7.6Hz),7.38(1H,s),7.24−7.21(1H,m),7.13(2H,d,J=7.3Hz),7.07(1H,d,J=7.6Hz),6.34(1H,s),5.18(2H,s),3.81(2H,s),3.72(3H,s),2.27(6H,s),2.21(3H,s).
【0595】
(5)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸[64]の合成
工程(4)で得られた化合物[64−4](268mg)のメタノール(5mL)溶液に1N−水酸化ナトリウム水溶液(5mL)を室温で加えた後、60℃で2時間攪拌した。反応混合物を室温に戻し、1N−塩酸を加えて酸性にし、析出した固体を濾取することにより表題化合物(226mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.53(1H,d,J=8.1Hz),7.37(1H,s),7.24−7.20(1H,m),7.12(2H,d,J=8.1Hz),7.07(1H,d,J=8.1Hz),6.34(1H,s),5.17(2H,s),3.82(2H,s),2.26(6H,s),2.20(3H,s).ESI−MSfound:308[M+H]+
【0596】
実施例65
2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸カリウム[65](以下、化合物[65]という)の合成
【0597】
【化153】
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【0598】
化合物[64](226mg)のエタノール(5mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(0.74mL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(254mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.46(1H,s),7.37(1H,d,J=8.1Hz),7.19−7.15(1H,m),7.09(2H,d,J=7.6Hz),7.06(1H,dd,J=8.1,1.5Hz),6.23−6.22(1H,m),5.22(2H,s),3.61(2H,s),2.23(6H,s),2.15(3H,s).
ESI−MSfound:308[M−K+2H]+
【0599】
実施例66
2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[66](以下、化合物[66]という)の合成
【0600】
【化154】
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【0601】
(1)6−ブロモ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール[66−1](以下、化合物[66−1]という)の合成
【0602】
【化155】
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【0603】
文献記載の方法(特表2009−528363)で得た6−ブロモ−3−メチル−1H−インダゾール(467mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)溶液に炭酸カリウム(618mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(518mg)を室温で加えた後、室温で20時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(555mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.47(1H,d,J=8.8Hz),7.22−7.14(2H,m),7.11−7.09(3H,m),5.45(2H,s),2.51(3H,s),2.33(6H,s).
【0604】
(2)6−アリル−1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール[66−2](以下、化合物[66−2]という)の合成
【0605】
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0606】
工程(1)で得られた化合物[66−1](98mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)溶液にアリルトリブチルスズ(0.3mL)、リチウムクロリド(41mg)及びビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムジクロリド(21mg)を室温で加えた後、120℃で2時間攪拌した。反応液を室温に戻し、反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(86mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.52(1H,d,J=7.8Hz),7.18−7.15(1H,m),7.07(2H,d,J=7.3Hz),6.91(1H,dd,J=8.3,1.2Hz),6.75(1H,s),5.96−5.85(1H,m),5.47(2H,s),5.07−5.02(2H,m),3.40(2H,d,J=6.6Hz),2.52(3H,s),2.33(6H,s).
【0607】
(3)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]アセトアルデヒド[66−3](以下、化合物[66−3]という)の合成
【0608】
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
【0609】
工程(2)で得られた化合物[66−2](432mg)のtert−ブタノール(10mL)と水(5mL)溶液を0℃に冷却し、過ヨウ素酸ナトリウム(1.3g)及び4%四酸化オスミウム水溶液(0.3mL)を0℃で加えて、0℃で30分間攪拌し、室温に戻して4時間攪拌した。反応混合物に水を加え、クロロホルムで抽出し、得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(152mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.68(1H,t,J=2.4Hz),7.60(1H,d,J=7.8Hz),7.20−7.16(1H,m),7.08(2H,d,J=7.8Hz),6.90(1H,d,J=8.3Hz),6.74(1H,s),5.49(2H,s),3.68(2H,d,J=2.0Hz),2.53(3H,s),2.32(6H,s).
【0610】
(4)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[66]の合成
工程(3)で得られた化合物[66−3](149mg)のtert−ブタノール(10mL)と水(5mL)溶液に2−メチル−2−ブテン(0.25mL)、リン酸二水素ナトリウム2水和物(86mg)及び亜塩素酸ナトリウム(175mg)を室温で加えて、室温で1時間攪拌した。反応混合物に塩酸を加え、クロロホルムで抽出し、得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(126mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.58(1H,d,J=8.3Hz),7.18−7.15(1H,m),7.07(2H,d,J=7.3Hz),7.00(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),6.88(1H,s),5.49(2H,s),3.68(2H,s),2.53(3H,s),2.33(6H,s).
ESI−MSfound:309[M+H]+
【0611】
実施例67
2−(1−ベンジル−3−クロロ−1H−インドール−6−イル)酢酸[67](以下、化合物[67]という)の合成
【0612】
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
【0613】
実施例4で得られた化合物[4](82mg)をテトラヒドロフラン(1mL)に溶解し、N−クロロスクシンイミド(26mg)を室温で加えた後、室温で1時間攪拌した。
反応混合物に4N−塩酸を加えて酸性にした後、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(19mg)を赤色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.47(1H,d,J=8.3Hz),7.31−7.22(5H,m),7.18−7.12(2H,m),7.07(1H,dd,J=8.2,1.1Hz),5.33(2H,s),3.66(2H,s).
ESI−MSfound:300[M+H]+
【0614】
実施例68
2−[3−クロロ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−イル]酢酸[68](以下、化合物[68]という)の合成
【0615】
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
【0616】
実施例5で得られた化合物[5](80.8mg)及びN−クロロスクシンイミド(42.9mg)から実施例67の方法に準じて表題化合物(43mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.51(1H,s),7.46(1H,d,J=8.1Hz),7.21(1H,t,J=7.7Hz),7.17−7.08(3H,m),6.51(1H,s),5.30(2H,s),3.74(2H,s),2.25(6H,s).
ESI−MSfound:328[M+H]+
【0617】
実施例69
1−(2,6−ジメチルベンジル)−2−メチル−1H−インドール−6−カルボン酸[69](以下、化合物[69]という)の合成
【0618】
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
【0619】
(1)4−メチル−3−ニトロ安息香酸メチル[69−1](以下、化合物[69−1]という)の合成
【0620】
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
【0621】
4−メチル−3−ニトロ安息香酸(25.4g)をメタノール(300mL)に溶解し、濃硫酸(2mL)をゆっくり加えた後、16時間加熱還流した。メタノールを減圧濃縮後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて中和した後、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮することにより、表題化合物(26.9g)を淡黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.62(1H,s),8.15(1H,dd,J=7.8,1.2Hz),7.45(1H,d,J=7.8Hz),3.96(3H,s),2.67(3H,s).
【0622】
(2)3−ニトロ−4−(2−オキソプロピル)安息香酸メチル[69−2](以下、化合物[69−2]という)の合成
【0623】
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
【0624】
工程(1)で得た化合物[69−1](693mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(3.5mL)に溶解し、N,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(1.5mL)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて160℃で20分攪拌した。
反応混合物を減圧濃縮することにより赤褐色固体を得た。得られた固体をクロロホルム(6mL)に溶解し、ピリジン(0.46mL)及び塩化アセチル(0.36mL)を室温で加えた後、室温で3日間攪拌した。反応混合物に水を加え、減圧濃縮した。得られた残渣に1,4−ジオキサン(3mL)及び水(1.5mL)を加えた後、100℃で18時間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(589mg)を褐色油状物質として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.75(1H,d,J=1.2Hz),8.24(1H,dd,J=7.8,2.0Hz),7.38(1H,d,J=7.8Hz),4.20(2H,s),3.97(3H,s),2.35(3H,s).
【0625】
(3)2−メチル−1H−インドール−6−カルボン酸メチル[69−3](以下、化合物[69−3]という)の合成
【0626】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
【0627】
工程(2)で得た化合物[69−2](589mg)を酢酸(5mL)に溶解し、鉄粉(691mg)を加えた後、100℃で8時間攪拌した。反応混合物を室温に戻し、不溶物を濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(303mg)を褐色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.21−8.20(1H,br),8.04(1H,s),7.77(1H,dd,J=8.5,1.5Hz),7.51(1H,d,J=8.3Hz),6.28−6.27(1H,m),3.92(3H,s),2.49(3H,s).
【0628】
(4)1−(2,6−ジメチルベンジル)−2−メチル−1H−インドール−6−カルボン酸[69]の合成
【0629】
工程(3)で得た化合物[69−3](70mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(69mg)から実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(19mg)を褐色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:7.74(1H,s),7.54(1H,d,J=8.3Hz),7.46(1H,d,J=8.3Hz),7.15−7.10(1H,m),7.04(2H,d,J=7.8Hz),6.33(1H,s),5.45(2H,s),2.28(3H,s),2.08(6H,s).
ESI−MSfound:294[M+H]+
【0630】
実施例70
1−ベンジル−2−メチル−1H−インドール−6−カルボン酸[70](以下、化合物[70]という)の合成
【0631】
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
【0632】
実施例69の工程(3)で得た化合物[69−3](70mg)及びベンジルクロリド(63μL)から実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(68mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.98(1H,s),7.70(1H,dd,J=8.3,1.2Hz),7.51(1H,d,J=8.3Hz),7.29−7.19(3H,m),6.96(2H,d,J=7.3Hz),6.38(1H,s),5.47(2H,s),2.38(3H,s).
ESI−MSfound:266[M+H]+
【0633】
実施例71
2−メチル−1−(2−メチルベンジル)−1H−インドール−6−カルボン酸[71](以下、化合物[71]という)の合成
【0634】
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
【0635】
実施例69の工程(3)で得た化合物[69−3](72mg)及び2−メチルベンジルクロリド(73μL)から実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(63mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.86(1H,s),7.71(1H,dd,J=8.5,1.2Hz),7.53(1H,d,J=7.6Hz),7.22(1H,d,J=7.3Hz),7.11(1H,t,J=7.6Hz),6.93(1H,t,J=7.6Hz),6.42(1H,s),6.05(1H,d,J=7.3Hz),5.39(2H,s),2.45(3H,s),2.35(3H,s).
ESI−MSfound:280[M+H]+
【0636】
実施例72
1−(2−クロロベンジル)−2−メチル−1H−インドール−6−カルボン酸[72](以下、化合物[72]という)の合成
【0637】
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
【0638】
実施例69の工程(3)で得た化合物[69−3](72mg)及び2−クロロベンジルクロリド(72μL)から実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(71mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.87(1H,s),7.72(1H,d,J=7.8Hz),7.54(1H,d,J=7.8Hz),7.47(1H,d,J=7.1Hz),7.24(1H,t,J=7.6Hz),7.08(1H,t,J=6.8Hz),6.44(1H,s),6.18(1H,d,J=6.8Hz),5.51(2H,s),2.38(3H,s).
ESI−MSfound:300[M+H]+
【0639】
実施例73
1−(2,6−ジメチルベンジル)−2−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−6−カルボン酸[73](以下、化合物[73]という)の合成
【0640】
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
【0641】
(1)3−ニトロ−4−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)安息香酸メチル([73−1](以下、化合物[73−1]という)の合成
【0642】
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
【0643】
4−アミノ安息香酸メチル(1.0g)をトリフルオロ酢酸無水物(13mL)に溶解し、硝酸カリウム(736mg)を0℃で加えた後、室温で15時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮することにより表題化合物(1.9g)を淡褐色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:11.58(1H,s),8.99(1H,d,J=2.0Hz),8.87(1H,d,J=8.8Hz),8.40(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),4.00(3H,s).
ESI−MSfound:291[M−H]-
【0644】
(2)1−(2,6−ジメチルベンジル)−2−(トリフルオロメチル)−3H−ベンゾイミダゾール−6−カルボン酸メチル[73−2A](以下、化合物[73−2A]という)及び1−(2,6−ジメチルベンジル)−2−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチル[73−2B](以下、化合物[73−2B]という)の合成
【0645】
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
【0646】
工程(1)で得た化合物[73−1](616mg)をエタノール(14mL)及び水(7mL)に溶解し、鉄粉(453mg)及び塩化アンモニウム(857mg)を加えた後、4時間加熱還流した。反応混合物から不溶物をセライトにて濾別し、セライト層を水及び酢酸エチルにて洗浄した後、濾液から有機層を分液した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することによりベンゾイミダゾール体(225mg)を黄色固体として得た。得られたベンゾイミダゾール体(105mg)をN−メチル−2−ピロリドン(2.3mL)に溶解し、炭酸カリウム(227mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(139mg)を加えた後、マイクロウェーブ反応装置にて160℃、30分間反応させた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物[73−2A]及び[73−2B]の混合物118mg(79%)を黄色固体として得た。
ESI−MSfound:363[M+H]+
【0647】
(3)1−(2,6−ジメチルベンジル)−2−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−6−カルボン酸[73]の合成
【0648】
工程(2)で得た化合物[73−2A]及び[73−2B]の混合物(118mg)をテトラヒドロフラン(3.3mL)に溶解し、1N−水酸化ナトリウム(1.7mL)を加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて120℃、20分間攪拌した。反応混合物に1N−塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をCOOHカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(13mg)を淡黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.97(1H,dd,J=8.5,1.5Hz),7.85(1H,d,J=8.5Hz),7.29−7.23(2H,m),7.15(2H,d,J=7.6Hz),5.64(2H,s),2.25(6H,s).
ESI−MSfound:349[M+H]+
【0649】
実施例74
2−(1−ベンジル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)酢酸カリウム[74](以下、化合物[74]という)の合成
【0650】
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
【0651】
(1)6−アリル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボン酸tert−ブチル[74−1](以下、化合物[74−1]という)の合成
【0652】
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
【0653】
文献記載の方法(国際公開公報第1998/43956号パンフレット)で得た6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボン酸tert−ブチル(7.5g)から実施例66の工程(2)の方法に準じて表題化合物(5.7g)を無色油状物として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.72(1H,brs),7.05(1H,d,J=7.4Hz),6.76(1H,d,J=7.4Hz),6.02−5.89(1H,m),5.16−4.98(2H,m),4.03−3.91(2H,m),3.36(2H,d,J=6.6Hz),3.04(2H,t,J=8.5Hz),1.56(9H,brs).
ESI−MSfound:204[M−tBu+H]+
【0654】
(2)2,3−ジヒドロ−6−(2−オキソエチル)−1H−インドール−1−カルボン酸tert−ブチル[74−2](以下、化合物[74−2]という)の合成
【0655】
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
【0656】
工程(1)で得た化合物[74−1](5.9g)から、実施例66の工程(3)の方法に準じて表題化合物(3.8g)を無色油状物として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.73(1H,t,J=2.0Hz),7.78(1H,brs),7.13(1H,d,J=7.4Hz),6.76(1H,d,J=7.4Hz),3.99(2H,t,J=8.7Hz),3.64(2H,d,J=2.0Hz),3.08(2H,t,J=8.7Hz),1.56(9H,brs).
ESI−MSfound:206[M−tBu+H]+
【0657】
(3)2−(2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)酢酸メチル[74−3A](以下、化合物[74−3A]という)及び2−(5−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)酢酸メチル[74−3B](以下、化合物[74−3B]という)の合成
【0658】
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
【0659】
工程(2)で得た化合物[74−2](3.8g)をtert−ブタノール(144mL)及び水(36mL)に溶解し、リン酸二水素ナトリウム2水和物(2.3g)、2−メチル−2−ブテン(4.6g)及び亜塩素酸ナトリウム(3.7g)を加え、氷浴上にて2時間攪拌した。反応混合物に水及び1N−塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮することにより粗カルボン酸体(3.8g)を無色泡状物として得た。
得られた粗カルボン酸体(3.8g)をN,N−ジメチルホルムアミド(70mL)に溶解し、炭酸水素ナトリウム(2.3g)及びヨウ化メチル(4.2mL)を加えた後、60℃で2時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮することにより粗エステル体を淡褐色油状物として得た。
得られた粗エステル体をクロロホルム(80mL)に溶解し、トリフルオロ酢酸(80mL)を室温で加えた後、室温で2時間攪拌した。溶媒を減圧濃縮した後、反応混合物に炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物[74−3A](0.8g)を褐色固体として得た。また表題化合物[74−3B](0.8g)を褐色固体として得た。

[74−3A]
1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.05(1H,d,J=7.4Hz),6.59(1H,d,J=7.4Hz),6.57(1H,s),3.68(3H,s),3.56(2H,t,J=8.4Hz),3.52(2H,s),3.00(2H,t,J=8.4Hz).
ESI−MSfound:192[M−Boc+H]+

[74−3B]
1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.09(1H,s),6.54(1H,s),3.71(3H,s),3.67(2H,s),3.57(2H,t,J=8.4Hz),3.00(2H,t,J=8.4Hz).
ESI−MSfound:226[M−Boc+H]+
【0660】
(4)2−(1−ベンジル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)酢酸メチル[74−4](以下、化合物[74−4]という)の合成
【0661】
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
【0662】
工程(3)で得た化合物[74−3A](30mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.6mL)に溶解し、炭酸セシウム(163mg)及びベンジルブロミド(37mL)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置にて90℃で30分間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(30mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.37−7.27(5H,m),7.03(1H,d,J=7.3Hz),6.57(1H,dd,J=7.3,1.0Hz),6.44(1H,d,J=1.0Hz),4.26(2H,s),3.67(3H,s),3.53(2H,s),3.31(2H,t,J=8.4Hz),2.94(2H,t,J=8.4Hz).
ESI−MSfound:282[M+H]+
【0663】
(5)2−(1−ベンジル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)酢酸カリウム[74]の合成
【0664】
工程(4)で得た化合物[74−4](30mg)をテトラヒドロフラン(1mL)に溶解し、1N−水酸化ナトリウム(0.5mL)を加えた後、室温で24時間攪拌した。
反応混合物に1N−塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をメタノールに溶解し1M水酸化カリウム−メタノール溶液(92.4μL)を加え、溶媒を減圧濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルに懸濁させ、固体を濾取することにより表題化合物(23mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:7.37−7.22(5H,m),6.85(1H,d,J=7.3Hz),6.47(1H,d,J=1.2Hz),6.42(1H,dd,J=7.3,1.2Hz),4.19(2H,s),3.15(2H,t,J=8.3Hz),3.00(2H,s),2.79(2H,t,J=8.3Hz).
ESI−MSfound:268[M−K+2H]+
【0665】
実施例75
2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]酢酸[75](以下、化合物[75]という)の合成
【0666】
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
【0667】
(1)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]酢酸メチル[75−1](以下、化合物[75−1]という)の合成
【0668】
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
【0669】
実施例74の工程(3)で得られた化合物[74−3A](0.7g)をN,N−ジメチルホルムアミド(18mL)に溶解し、炭酸カリウム(1.5g)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(1.2g)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて90℃で30分間攪拌し、次いで100℃で15分間攪拌した後、反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(1.0g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.12(1H,dd,J=8.4,6.5Hz),7.06−7.00(3H,m),6.57(1H,dd,J=7.4,1.1Hz),6.53(1H,d,J=1.1Hz),4.21(2H,s),3.71(3H,s),3.59(2H,s),3.11(2H,t,J=8.3Hz),2.82(2H,t,J=8.3Hz),2.38(6H,s).
ESI−MSfound:310[M+H]+
【0670】
(2)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]酢酸[75]の合成
【0671】
工程(1)で得た化合物[75−1](35mg)をテトラヒドロフラン(1mL)に溶解し、1N−水酸化ナトリウム(0.6mL)を加えた後、室温にて24時間攪拌した後、反応混合物に1N−塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮することにより表題化合物(33mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.11(1H,dd,J=8.5,6.7Hz),7.07−7.01(3H,m),6.58(1H,dd,J=6.7,1.2Hz),6.52(1H,d,J=1.2Hz),4.21(2H,s),3.62(2H,s),3.11(2H,t,J=8.2Hz),2.82(2H,t,J=8.2Hz),2.38(6H,s).
ESI−MSfound:296[M+H]+
【0672】
実施例76
2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]酢酸カリウム[76](以下、化合物[76]という)の合成
【0673】
【化177】
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【0674】
実施例75の工程(1)で得た化合物[75−1](1.1g)をテトラヒドロフラン(35mL)に溶解し、1N−水酸化ナトリウム(19mL)を加えた後、室温にて24時間攪拌した。反応混合物に1N−塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をメタノールに溶解し1M水酸化カリウム−メタノール溶液(3.48mL)を加え、溶媒を減圧濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルに懸濁させ、固体を濾取することにより表題化合物(1.0g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:7.12−7.01(3H,m),6.89(1H,d,J=7.2Hz),6.60(1H,s),6.46(1H,d,J=7.2Hz),4.14(2H,s),3.25(2H,s),2.98(2H,t,J=8.2Hz),2.71(2H,t,J=8.2Hz),2.34(6H,s).
ESI−MSfound:296[M−K+2H]+
【0675】
実施例77
2−[5−クロロ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]酢酸[77](以下、化合物[77]という)の合成
【0676】
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
【0677】
(1)2−[5−クロロ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]酢酸メチル[77−1](以下、化合物[77−1]という)の合成
【0678】
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
【0679】
実施例74の工程(3)で得た化合物[74−3B](43mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.8mL)に溶解し、炭酸カリウム(123mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(65mg)から、実施例75の工程(1)の方法に準じて表題化合物(57mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.12(1H,dd,J=8.3,6.6Hz),7.05−7.04(3H,m),6.46(1H,s),4.18(2H,s),3.73(3H,s),3.72(2H,s),3.11(2H,t,J=8.1Hz),2.82(2H,t,J=8.1Hz),2.37(6H,s).
ESI−MSfound:344[M+H]+
【0680】
(2)2−[5−クロロ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]酢酸[77]の合成
【0681】
工程(1)で得た化合物[77−1](57mg)をテトラヒドロフラン(1.6mL)に溶解し、1N−水酸化ナトリウム(0.9mL)を加えた後、室温にて20時間攪拌した。反応混合物に1N−塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮することにより表題化合物(35mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:7.12(1H,dd,J=8.3,6.6Hz),7.07−7.02(3H,m),6.45(1H,s),4.18(2H,s),3.77(2H,s),3.12(2H,t,J=8.3Hz),2.82(2H,t,J=8.3Hz),2.37(6H,s).
ESI−MSfound:330[M+H]+
【0682】
実施例78
(3−RS)−2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸[78](以下、化合物[78]という)の合成
【0683】
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
【0684】
(1)(3−RS)−6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−3−メチル−1H−インドール−2−オン[78−1](以下、化合物[78−1]という)の合成
【0685】
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
【0686】
水素化ナトリウム(3.9g)をジメチルスルホキシド(24mL)に懸濁させ、メチルマロン酸ジエチル(16mL)を0℃で加えた後、室温で1.5時間攪拌した。この反応液を100℃に加熱し、2,5−ジブロモニトロベンゼン(15.3g)のジメチルスルホキシド(17mL)溶液を100℃で加えた後、100℃で5時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をエタノール(75mL)に溶解し、スズ(11.5g)を室温で加えた。濃塩酸(45mL)を0℃で加えた後、2時間加熱還流した。反応混合物を室温まで冷却した後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(4.9g)を褐色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.48(1H,brs),7.17(1H,dd,J=7.9,1.3Hz),7.08(1H,d,J=7.9Hz),7.07(1H,s),3.41(1H,q,J=7.8Hz),1.48(3H,d,J=7.8Hz).
ESI−MSfound:226[M+H]+
【0687】
(2)(3−RS)−6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−3−メチル−1H−インドール−1−カルボン酸tert−ブチル[78−2](以下、化合物[78−2]という)の合成
【0688】
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
【0689】
工程(1)で得た化合物[78−1](4.9g)をトルエン(22mL)に懸濁し、ボラン・ジメチルスルフィド錯体(4.4mL)を0℃で加えた後、2時間加熱還流した。反応混合物を氷冷し、5N−水酸化ナトリウム水溶液(8mL)、8N−水酸化ナトリウム水溶液(8mL)及び酢酸エチル(8mL)を順次加えた後、室温にて2.5時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をテトラヒドロフラン(100mL)に溶解し、トリエチルアミン(4.55mL)及び二炭酸ジ−tert−ブチル(6.2g)のテトラヒドロフラン(10mL)溶液を室温で順次加えた後、ジメチルアミノピリジンを1粒加え、室温にて22時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(4.6g)を無色油状物として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.03(1H,s),7.07(1H,dd,J=7.9,1.6Hz),6.96(1H,d,J=8.3Hz),4.19−4.08(1H,m),3.57−3.43(1H,m),3.39−3.27(1H,m),1.53(9H,brs),1.30(3H,d,J=6.8Hz).
ESI−MSfound:256[M−tBu+H]+
【0690】
(3)(3−RS)−2−(2,3−ジヒドロ−3−メチル−1H−インドール−6−イル)酢酸メチル[78−3](以下、化合物[78−3]という)の合成
【0691】
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
【0692】
工程(2)で得た化合物[78−2](4.6g)から実施例74の工程(1)〜(3)の方法に準じて表題化合物(134mg)を無色油状物として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.01(1H,d,J=7.3Hz),6.62(1H,d,J=7.3Hz),6.57(1H,s),3.73−3.64(2H,m),3.68(3H,s),3.53(2H,s),3.39−3.27(1H,m),3.11(1H,t,J=8.7Hz),1.30(3H,d,J=6.8Hz).
ESI−MSfound:206[M+H]+
【0693】
(4)(3−RS)−2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸メチル[78−4](以下、化合物[78−4]という)の合成
【0694】
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
【0695】
工程(3)で得た化合物[78−3](40mg)及び2,6ジメチルベンジルクロリドから、実施例75の工程(1)の方法に準じて表題化合物(46mg)を無色油状物として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.12(1H,dd,J=8.3,6.6Hz),7.07−7.02(2H,m),6.99(1H,d,J=7.3Hz),6.60(1H,d,J=7.3Hz),6.52(1H,s),4.30(1H,d,J=12.9Hz),4.10(1H,d,J=12.9Hz),3.71(3H,s),3.59(2H,s),3.24(1H,t,J=8.4Hz),3.13(1H,tq,J=8.3,6.6Hz),2.67(1H,t,J=8.2Hz),2.38(6H,s),1.21(3H,d,J=6.6Hz).
ESI−MSfound:324[M+H]+
【0696】
(5)(3−RS)−2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸[78]の合成
工程(4)で得た化合物[78−4](46mg)から実施例77の工程(2)の方法に準じて表題化合物(26mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.12(1H,dd,J=8.2,6.5Hz),7.07−7.02(2H,m),7.00(1H,d,J=7.3Hz),6.61(1H,d,J=7.3Hz),6.51(1H,s),4.30(1H,d,J=12.9Hz),4.10(1H,d,J=12.9Hz),3.62(2H,s),3.25(1H,t,J=8.4Hz),3.14(1H,td,J=14.8,7.3Hz),2.67(1H,t,J=8.3Hz),2.37(6H,s),1.21(3H,d,J=6.6Hz).
ESI−MSfound:310[M+H]+
【0697】
実施例79
(3R*)−2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸[79A](以下、化合物[79A]という)及び(3S*)−2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸[79B](以下、化合物[79B]という)の合成
【0698】
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
【0699】
実施例78で得た化合物[78](26mg)を光学活性カラム(ダイセル化学工業社製 キラルセル(登録商標)OD(CHIRALCEL OD)、2cm×25cm;0.1%トリフルオロ酢酸、ヘキサン/イソプロピルアルコール=85/15;流速20mL/min)で光学分割し、先行画分(保持時間:5.3分)から、(3R*)−2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸[79A](15mg)を淡褐色固体として、後画分(保持時間:10.8分)から、同(3S*)体[79B](16mg)を淡褐色固体として得た。(両者は未同定であるため、便宜上、一方を3R*体と、他方を3S*体とした。)

化合物[79A]
1HNMR、ESI−MSは化合物[78]と同じ。

化合物[79B]
1HNMR、ESI−MSは化合物[78]と同じ。
【0700】
実施例80
2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−1H−インドール−6−イル]酢酸[80](以下、化合物[80]という)の合成
【0701】
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
【0702】
(1)6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−1H−インドール−2−オン[80−1](以下、化合物[80−1]という)の合成
【0703】
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
【0704】
カリウム−tert−ブトキシド(6.2g)をテトラヒドロフラン(55mL)に懸濁させ、6−ブロモ−1,3−ジヒドロインドール−2−オン(2.3g)のテトラヒドロフラン(39mL)懸濁液及び臭化銅(I)・ジメチルスルフィド錯体(252mg)を加えた。反応混合物にヨウ化メチル(1.9mL)を0℃で加えた後、0℃で5分間、続いて室温で30分間攪拌した。反応混合物に塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(1.4g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.65(1H,brs),7.18(1H,dd,J=7.8,2.0Hz),7.06(1H,d,J=2.0Hz),7.05(1H,d,J=7.8Hz),1.38(6H,s).
ESI−MSfound:240[M+H]+
【0705】
(2)6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−1H−インドール−1−カルボン酸tert−ブチル[80−2](以下、化合物[80−2]という)の合成
【0706】
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
【0707】
工程(1)で得た化合物[80−1](1.4g)から、実施例78の工程(2)の方法に準じて表題化合物(992mg)を無色油状物として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.05(1H,s),7.08(1H,dd,J=1.7,7.8Hz),6.94(1H,d,J=7.8Hz),3.70(2H,s),1.57(9H,s),1.30(6H,s).
ESI−MSfound:270[M−tBu+H]+
【0708】
(3)2−(2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−1H−インドール−6−イル)酢酸メチル[80−3](以下、化合物[80−3]という)の合成
【0709】
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
【0710】
工程(2)で得た化合物[80−2](992mg)から実施例74の工程(1)〜(3)の方法に準じて表題化合物(20mg)を無色油状物として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:6.97(1H,d,J=7.3Hz),6.63(1H,d,J=7.6Hz),6.57(1H,s),3.68(3H,s),3.53(2H,s),3.31(2H,s),1.29(6H,s).
ESI−MSfound:220[M+H]+
【0711】
(4)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−1H−インドール−6−イル]酢酸メチル[80−4](以下、化合物[80−4]という)の合成
【0712】
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
【0713】
工程(3)で得た化合物[80−3](20mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリドから実施例75の工程(1)の方法に準じて表題化合物(14mg)を無色油状物として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.12(1H,dd,J=8.2,6.6Hz),7.08−7.02(2H,m),6.95(1H,d,J=7.6Hz),6.60(1H,d,J=7.3Hz),6.52(1H,s),4.22(2H,s),3.71(3H,s),3.59(2H,s),2.84(2H,s),2.39(6H,s),1.19(6H,s).
ESI−MSfound:338[M+H]+
【0714】
(5)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−1H−インドール−6−イル]酢酸[80]の合成
【0715】
工程(4)で得た化合物[80−4](14mg)から実施例77の工程(2)の方法に準じて表題化合物(6mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.12(1H,dd,J=8.2,6.7Hz),7.07−7.02(2H,m),6.96(1H,d,J=7.6Hz),6.62(1H,d,J=7.3Hz),6.51(1H,s),4.22(2H,s),3.62(2H,s),2.84(2H,s),2.37(6H,s),1.19(6H,s).
ESI−MSfound:324[M+H]+
【0716】
実施例81
2,3−ジヒドロ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−カルボン酸[81](以下、化合物[81]という)の合成
【0717】
【化191】
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【0718】
(1)2,3−ジヒドロ−6−ビニル−1H−インドール−1−カルボン酸tert−ブチル[81−1](以下、化合物[81−1]という)の合成
【0719】
【化192】
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【0720】
文献記載の方法(国際公開公報第1998/43956号パンフレット)で得た6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボン酸tert−ブチル及びビニルトリブチルスズから実施例66の工程(2)の方法に準じて表題化合物(207mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.96(1H,brs),7.09(1H,d,J=7.6Hz),7.01−6.92(1H,brm),6.69(1H,dd,J=17.6,10.8Hz),5.80−5.66(1H,brm),5.19(1H,d,J=10.8Hz),4.06−3.91(2H,brm),3.07(2H,t,J=8.7Hz),1.57(9H,s).
ESI−MSfound:190[M−tBu+H]+
【0721】
(2)2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−カルボン酸メチル[81−2](以下、化合物[81−2]という)の合成
【0722】
【化193】
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【0723】
工程(1)で得た化合物[81−1](207mg)から実施例74の工程(2)及び(3)の方法に準じて表題化合物(41mg)を淡褐色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.41(1H,dd,J=7.6,1.5Hz),7.26(1H,d,J=1.5Hz),7.14(1H,d,J=7.6Hz),3.87(3H,s),3.61(2H,t,J=8.5Hz),3.07(2H,t,J=8.5Hz).
ESI−MSfound:178[M+H]+
【0724】
(3)2,3−ジヒドロ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−カルボン酸メチル[81−3](以下、化合物[81−3]という)の合成
【0725】
【化194】
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工程(2)で得た化合物[81−2](41mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリドから、実施例75の工程(1)記載の方法に準じて表題化合物(55mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.40(1H,dd,J=7.6,1.5Hz),7.23(1H,d,J=1.5Hz),7.15−7.03(4H,m),4.27(2H,s),3.91(3H,s),3.15(2H,t,J=8.3Hz),2.89(2H,t,J=8.3Hz),2.39(6H,s).
ESI−MSfound:296[M+H]+
【0726】
(4)2,3−ジヒドロ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−カルボン酸[81]の合成
工程(3)で得た化合物[81−3](55mg)をテトラヒドロフラン(1.8mL)に溶解し、1N−水酸化ナトリウム(1.0mL)を加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて120℃で20分間攪拌した後、反応混合物に1N−塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(42mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.49(1H,d,J=7.6Hz),7.28(1H,s),7.17−7.10(2H,m),7.08−7.03(2H,m),4.28(2H,s),3.17(2H,t,J=8.2Hz),2.91(2H,t,J=8.2Hz),2.40(6H,s).
ESI−MSfound:282[M+H]+
【0727】
実施例82
2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸[82](以下、化合物[82]という)の合成
【0728】
【化195】
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【0729】
実施例64の工程(3)で得た化合物[64−3](272mg)をN−メチル−2−ピロリドン(4mL)に溶解し、炭酸カリウム(555mg)及び2,6−ジクロロベンジルクロリド(516mg)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて130℃で40分間反応させた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより褐色油状物を得た。得られた油状物をテトラヒドロフラン(2mL)、メタノール(2mL)に溶解し、3N−水酸化ナトリウム(1mL)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて160℃で10分間反応させた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(194mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.48−7.32(5H,m),6.99(1H,dd,J=8.1,1.5Hz),6.61(1H,d,J=1.0Hz),5.50(2H,s),3.70(2H,s),2.20(3H、s).
ESI−MSfound:348[M+H]+
【0730】
実施例83
2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸カリウム[83](以下、化合物[83]という)の合成
【0731】
【化196】
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【0732】
化合物[82](126mg)のエタノール(2mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(0.36mL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(110mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.52−7.30(5H,m),7.05(1H,d,J=8.1Hz),6.51(1H,s),5.48(2H,s),3.61(2H,s),2.18(3H、s).
ESI−MSfound:348[M−K+2H]+
【0733】
実施例84
2−[1−(2,3−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸[84](以下、化合物[84]という)の合成
【0734】
【化197】
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【0735】
実施例64の工程(3)で得た化合物[64−3](55mg)及び2,3−ジクロロベンジルクロリド(72μL)から実施例82の方法に準じて表題化合物(33mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.44(1H,d,J=8.1Hz),7.40(1H,d,J=7.8Hz),7.17(1H,s),7.13−7.03(2H,m),6.93(1H,s),6.39(1H,d,J=7.6Hz),5.42(2H,s),3.52(2H,s),2.30(3H、s).
ESI−MSfound:348[M+H]+
【0736】
実施例85
2−[1−(2,5−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸[85](以下、化合物[85]という)の合成
【0737】
【化198】
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【0738】
実施例64の工程(3)で得た化合物[64−3](58mg)及び2,5−ジメチルベンジルクロリド(81μL)から実施例82の方法に準じて表題化合物(35mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.41(1H,d,J=8.1Hz),7.24(1H,s),7.07−7.02(2H,m),6.95(1H,d,J=7.1Hz),6.73(1H,d,J=1.0Hz),6.54(1H,s),5.21(2H,s),3.54(2H,s),2.27(3H、s),2.23(3H,s),2.14(3H,s).
ESI−MSfound:308[M+H]+
【0739】
実施例86
2−[1−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸[86](以下、化合物[86]という)の合成
【0740】
【化199】
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【0741】
実施例64の工程(3)で得た化合物[64−3](50mg)及び2−クロロ−6−フルオロベンジルクロリド(72μL)から実施例82の方法に準じて表題化合物(38mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.46−7.26(4H,m),7.15(1H,t,J=8.8Hz),6.97(1H,d,J=8.1Hz),6.85(1H,s),5.41(2H,s),3.68(2H,s),2.22(3H,s).
ESI−MSfound:332[M+H]+
【0742】
実施例87
2−[1−(2−クロロベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]酢酸[87](以下、化合物[87]という)の合成
【0743】
【化200】
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【0744】
実施例64の工程(3)で得た化合物[64−3](52mg)及び2−クロロベンジルクロリド(72μL)から実施例82の方法に準じて表題化合物(21mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.48(1H,d,J=8.1Hz),7.42(1H,d,J=8.1Hz),7.22(1H,t,J=7.2Hz),7.14(1H,s),7.10(1H,t,J=7.3Hz),7.02−6.95(2H,m),6.60(1H,d,J=7.6Hz),5.39(2H,s),3.63(2H,s),2.30(3H,s).
ESI−MSfound:314[M+H]+
【0745】
実施例88
2−{1−[(6−クロロベンゾ[d][1,3]ジオキソル−5−イル)メチル]−3−メチル−1H−インドール−6−イル}酢酸[88](以下、化合物[88]という)の合成
【0746】
【化201】
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【0747】
実施例64の工程(3)で得た化合物[64−3](55mg)及び6−クロロピペロニルクロリド(127mg)から実施例82の方法に準じて表題化合物(30mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.47(1H,d,J=8.1Hz),7.17(1H,s),7.00(1H,d,J=8.1Hz),6.96(1H,s),6.92(1H,s),6.05(1H,s),5.89(2H,s),5.28(2H,s),3.65(2H,s),2.30(3H,s).
ESI−MSfound:358[M+H]+
【0748】
実施例89
3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]プロピオン酸[89](以下、化合物[89]という)の合成
【0749】
【化202】
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【0750】
(1)3−メチル−1−トシル−1H−インドール−6−カルバルデヒド[89−1](以下、化合物[89−1]という)の合成
【0751】
【化203】
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【0752】
実施例64の工程(1)で得た化合物[64−1](1.01g)をジクロロメタン(30mL)に溶解し、デス−マーチンペルヨージナン(2.44g)を0℃で加えた後、室温で3時間攪拌した。反応混合物に10%チオ硫酸ナトリウム水溶液を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(1.00g)を褐色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:10.09(1H,s),8.47(1H,s),7.81−7.76(3H,m),7.57(1H,d,J=8.1Hz),7.52(1H,s),7.26−7.23(2H,m),2.35(3H,s),2.28(3H,s).
【0753】
(2)(E)−3−(3−メチル−1−トシル−1H−インドール−6−イル)アクリル酸メチル[89−2](以下、化合物[89−2]という)の合成
【0754】
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
【0755】
工程(1)で得た化合物[89−1](1.0g)をテトラヒドロフラン(20mL)に溶解し、(トリフェニルホスホラニリデン)酢酸メチル(2.39g)を室温で加えた後、24時間加熱還流した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(1.03g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.12(1H,s),7.81(1H,d,J=16.1Hz),7.74(2H,d,J=8.3Hz),7.44(2H,s),7.37(1H,s),7.22(2H,d,J=8.3Hz),6.50(1H,d,J=16.1Hz),3.83(3H,s),2.34(3H,s),2.24(3H,s).

(3)3−(3−メチル−1−トシル−1H−インドール−6−イル)プロピオン酸メチル[89−3](以下、化合物[89−3]という)の合成
【0756】
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
【0757】
工程(2)で得た化合物[89−2](99mg)をメタノール(2mL)及び酢酸エチル(2mL)に懸濁し、5%パラジウム炭素(38mg)を室温で加えた後、水素雰囲気下、室温で3時間攪拌した。パラジウム炭素を濾別した後、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(101mg)を無色油状物質として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.82(1H,s),7.73(2H,d,J=8.3Hz),7.35(1H,d,J=8.1Hz),7.26−7.18(3H,m),7.08(1H,d,J=7.8Hz),3.68(3H,s),3.07(2H,t,J=7.7Hz),2.67(2H,t,J=7.8Hz),2.33(3H,s),2.21(3H,s).
【0758】
(4)3−(3−メチル−1H−インドール−6−イル)プロピオン酸メチル[89−4](以下、化合物[89−4]という)の合成
【0759】
【化206】
[この文献は図面を表示できません]
【0760】
工程(3)で得た化合物[89−3](94.5mg)をメタノール(2mL)に溶解し、1N−水酸化ナトリウム水溶液(1mL)を加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて160℃で10分間攪拌した。反応混合物に2N−塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解し、炭酸カリウム(48mg)及びヨウ化メチル(18μL)を室温で加えた後、室温で2日間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(41.6mg)を得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.88−7.73(1H,br),7.49(1H,d,J=8.1Hz),7.17(1H,s),6.97(1H,d,J=7.3Hz),6.92(1H,s),3.67(3H,s),3.06(2H,t,J=7.8Hz),2.68(2H,t,J=7.8Hz),2.31(3H,s).
【0761】
(5)3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インドール−6−イル]プロピオン酸[89]の合成

工程(4)で得た化合物[89−4](41mg)及び2,6−ジクロロベンジルクロリド(60mg)から実施例82の方法に準じて表題化合物(8.9mg)を淡褐色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.47(2H,d,J=8.1Hz),7.41−7.33(3H,m),6.93(1H,d,J=8.1Hz),6.59(1H,s),5.47(2H,s),3.03(2H,t,J=7.7Hz),2.65(2H,t,J=7.7Hz),2.19(3H,s).
ESI−MSfound:362[M+H]+
【0762】
実施例90
3−アセチル−1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−カルボン酸[90](以下、化合物[90]という)の合成
【0763】
【化207】
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【0764】
(1)3−アセチル−1H−インドール−6−カルボン酸メチル[90−1](以下、化合物[90−1]という)の合成
【0765】
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
【0766】
インドール−6−カルボン酸メチル(1.01g)のジクロロメタン(30mL)溶液に塩化アルミニウム(1.53g)及びアセチルクロリド(0.5mL)を室温で加えた後、室温で1時間攪拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(625mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.34(1H,s),8.29(1H,dd,J=8.5,0.7Hz),8.15(1H,dd,J=1.5,0.7Hz),7.87(1H,dd,J=8.5,1.5Hz),3.92(3H,s),2.54(3H,s).
【0767】
(2)3−アセチル−1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−カルボン酸メチル[90−2](以下、化合物[90−2]という)の合成
【0768】
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
【0769】
工程(1)で得た化合物[90−1](155mg)をジメチルホルムアミド(2mL)に溶解し、炭酸カリウム(200mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(170mg)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて160℃で20分間反応した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(135mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.41(1H,d,J=8.1Hz),8.32(1H,s),8.03(1H,dd,J=8.4,1.3Hz),7.31−7.29(1H,m),7.26(1H,s),7.19(2H,d,J=7.6Hz),5.34(2H,s),3.99(3H,s),2.39(3H,s),2.28(6H,s).
【0770】
(3)3−アセチル−1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−カルボン酸[90]の合成

工程(2)で得た化合物[90−2](132mg)をメタノール(3mL)に溶解し、1N−水酸化ナトリウム水溶液(3mL)を室温で加えた後、50℃で20時間攪拌した。反応混合物に1N−塩酸を加えて酸性とし、析出した固体を濾取することにより表題化合物(160mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.46(1H,d,J=8.3Hz),8.39(1H,s),8.10(1H,dd,J=8.5,1.2Hz),7.32−7.30(2H,m),7.20(2H,d,J=7.3Hz),5.37(2H,s),2.40(3H,s),2.29(6H,s).
【0771】
実施例91
1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−エチル−1H−インドール−6−カルボン酸[91](以下、化合物[91]という)の合成
【0772】
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
【0773】
(1)3−エチル−1H−インドール−6−カルボン酸メチル[91−1](以下、化合物[91−1]という)の合成
【0774】
【化211】
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【0775】
実施例90の工程(1)で得た化合物[90−1](455mg)をテトラヒドロフラン(15mL)に溶解し、ボラン−テトラヒドロフラン錯体の1.2Mテトラヒドロフラン溶液(6.0mL)を室温で加えた後、50℃で1時間攪拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(354mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.12(1H,d,J=0.7Hz),7.81(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),7.63(1H,d,J=8.3Hz),7.15(1H,t,J=1.2Hz),3.94(3H,s),2.80(2H,q,J=7.5Hz),1.34(3H,t,J=7.6Hz).
【0776】
(2)1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−エチル−1H−インドール−6−カルボン酸メチル[91−2](以下、化合物[91−2]という)の合成
【0777】
【化212】
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【0778】
工程(1)で得た化合物[91−1](145mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(171mg)から、実施例90の工程(2)の方法に準じて表題化合物(187mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.24(1H,s),7.82(1H,dd,J=8.4,1.3Hz),7.62(1H,d,J=8.3Hz),7.24−7.22(1H,m),7.14(2H,d,J=7.6Hz),6.52(1H,s),5.26(2H,s),3.97(3H,s),2.68(2H,q,J=7.6Hz),2.26(6H,s),1.21(3H,t,J=7.6Hz).
【0779】
(3)1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−エチル−1H−インドール−6−カルボン酸[91]の合成

工程(2)で得た化合物[91−2](184mg)から、実施例90の工程(3)の方法に準じて表題化合物(160mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.32(1H,s),7.90(1H,dd,J=8.4,1.3Hz),7.65(1H,d,J=8.3Hz),7.28−7.22(1H,m),7.14(2H,d,J=7.6Hz),6.56(1H,s),5.29(2H,s),2.70(2H,q,J=7.6Hz),2.28(6H,s),1.22(3H,t,J=7.6Hz).
ESI−MSfound:308[M+H]+
【0780】
実施例92
1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−イソプロピル−1H−インドール−6−カルボン酸[92](以下、化合物[92]という)の合成
【0781】
【化213】
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【0782】
(1)3−イソプロピル−1H−インドール−6−カルボン酸メチル[92−1](以下、化合物[92−1]という)の合成
【0783】
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
【0784】
インドール−6−カルボン酸メチル(497mg)をジクロロメタン(15mL)に溶解し、塩化アルミニウム(831mg)及び2−ブロモプロパン(0.27mL)を室温で加えた後、室温で1時間攪拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(65mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.34(1H,s),8.13(1H,d,J=0.7Hz),7.82−7.80(1H,m),7.68(1H,d,J=8.3Hz),7.13(1H,dd,J=2.4,0.7Hz),3.94(3H,s),3.28−3.18(1H,m),1.36(6H,d,J=8.1Hz).
【0785】
(2)1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−イソプロピル−1H−インドール−6−カルボン酸メチル[92−2](以下、化合物[92−2]という)の合成
【0786】
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
【0787】
工程(1)で得た化合物[92−1](65mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(79mg)から実施例90の工程(2)の方法に準じて表題化合物(68mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.24(1H,s),7.82(1H,d,J=8.3Hz),7.67(1H,d,J=8.3Hz),7.25−7.23(1H,m),7.14(2H,d,J=7.6Hz),6.50(1H,s),5.26(2H,s),3.97(3H,s),3.16−3.09(1H,m),2.27(6H,s),1.25(6H,d,J=6.8Hz).
【0788】
(3)1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−イソプロピル−1H−インドール−6−カルボン酸[92]の合成

工程(2)で得た化合物[92−2](68mg)から実施例90の工程(3)の方法に準じて表題化合物(30mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.34(1H,s),7.92−7.90(1H,m),7.71(1H,d,J=8.3Hz),7.27−7.23(1H,m),7.15(2H,d,J=7.6Hz),6.56(1H,s),5.29(2H,d,J=3.4Hz),3.19−3.12(1H,m),2.29(6H,s),1.27(6H,d,J=7.1Hz).
ESI−MSfound:322[M+H]+
【0789】
実施例93
2−{1−[(5−クロロチオフェン−2−イル)メチル]−1H−インドール−6−イル}酢酸[93](以下、化合物[93]という)の合成
【0790】
【化216】
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【0791】
実施例4の工程(6)で得た化合物[4−6](100mg)及び2−クロロ−5−クロロメチルチオフェン(63μL)から実施例4の工程(7)の方法に準じて表題化合物(15mg)を赤褐色固体として得た。

ESI−MSfound:306[M+H]+
【0792】
実施例94
3−クロロ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−6−(1H−テトラゾール−5−イル)−1H−インドール[94](以下、化合物[94]という)の合成
【0793】
【化217】
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【0794】
(1)3−クロロ−1H−インドール−6−カルボニトリル[94−1](以下、化合物[94−1]という)の合成
【0795】
【化218】
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【0796】
6−インドールカルボニトリル(1.0g)のメタノール(10mL)溶液にN−クロロスクシンイミド(1.2g)を室温で加えた後、室温で16時間攪拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(1.3g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.55−8.45(1H,br),7.75−7.70(2H,m),7.44(1H,dd,J=8.3,1.2Hz),7.40(1H,d,J=2.7Hz).
【0797】
(2)3−クロロ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インドール−6−カルボニトリル[94−2](以下、化合物[94−2]という)の合成
【0798】
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
【0799】
工程(1)で得られた化合物[94−1](112mg)のN−メチル−2−ピロリドン(3mL)溶液に炭酸カリウム(148mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(122mg)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて160℃で20分間反応した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(166mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.82(1H,d,J=0.5Hz),7.69(1H,d,J=8.3Hz),7.44(1H,dd,J=8.3,1.2Hz),7.30−7.15(1H,m),7.15(2H,d,J=7.6Hz),6.75(1H,s),5.25(2H,s),2.26(6H,s).
【0800】
(3)3−クロロ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−6−(1H−テトラゾール−5−イル)−1H−インドール[94]の合成

工程(2)で得られた化合物[94−2](164mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に塩化アンモニウム(47mg)及びアジ化ナトリウム(45mg)を室温で加えた後、100℃で17時間攪拌した。更に塩化アンモニウム(55mg)及びアジ化ナトリウム(45mg)を加え、100℃で24時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(10mg)を褐色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.35(1H,s),7.82(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),7.71(1H,d,J=8.3Hz),7.24(1H,dd,J=8.4,6.7Hz),7.16(2H,d,J=7.8Hz),6.71(1H,s),5.43(2H,s),2.28(6H,s).
ESI−MSfound:338[M+H]+
【0801】
実施例95
1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−カルボン酸[95](以下、化合物[95]という)の合成
【0802】
【化220】
[この文献は図面を表示できません]
【0803】
(1)1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−カルボン酸メチル[95−1](以下、化合物[95−1]という)の合成
【0804】
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
【0805】
1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−カルボン酸メチル(50mg)のN−メチル−2−ピロリドン(1mL)溶液に炭酸カリウム(158mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(91mg)を加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて160℃で30分間反応させた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより、表題化合物(21mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.14(1H,s),8.45(1H,s),7.25(1H,t,J=7.3Hz),7.15(2H,d,J=7.3Hz),7.02(1H,d,J=3.0Hz),6.67(1H,d,J=3.0Hz),5.33(2H,s),4.00(3H,s),2.26(6H,s).
ESI−MSfound:295[M+H]+
【0806】
(2)1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−カルボン酸[95]の合成

工程(1)で得た化合物[95−1](21mg)のテトラヒドロフラン(1mL)及びメタノール(1mL)溶液に1N−水酸化ナトリウム水溶液(0.5mL)を加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて140℃で30分間反応させた。反応混合物に1N−塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮することにより、表題化合物(13mg)を淡褐色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:13.01(1H,brs),8.91(1H,d,J=1.7Hz),8.53−8.51(1H,m),7.28(1H,d,J=3.4Hz),7.23−7.17(1H,m),7.14−7.10(2H,m),6.62(1H,dd,J=3.4,1.7Hz),5.48(2H,s),2.20(6H,s).
ESI−MSfound:281[M+H]+
【0807】
実施例96
1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−6−カルボン酸[96](以下、化合物[96]という)の合成
【0808】
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
【0809】
(1)1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−7−オキシド[96−1](以下、化合物[96−1]という)の合成
【0810】
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
【0811】
1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(495mg)の1,2−ジメトキシエタン(20mL)溶液に3−クロロ過安息香酸(1.48g)を室温で加えた後、室温で2時間攪拌した。反応混合物に水を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(360mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:13.1(1H,s),8.23(1H,d,J=6.1Hz),7.70(1H,d,J=7.8Hz),7.42(1H,d,J=3.2Hz),7.06(1H,dd,J=7.8,6.3Hz),6.56(1H,d,J=3.2Hz).
【0812】
(2)1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−6−カルボニトリル[96−2](以下、化合物[96−2]という)の合成
【0813】
【化224】
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【0814】
工程(1)で得た化合物[96−1](360mg)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、トリエチルアミン(0.75mL)及びトリメチルシリルシアニド(0.33mL)を室温で加えた後、85℃で2時間攪拌した。反応混合物に1N−水酸化ナトリウム水溶液を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(41mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.08(1H,d,J=8.1Hz),7.71(1H,dd,J=3.5,2.6Hz),7.52(1H,d,J=8.1Hz),6.65(1H,dd,J=3.7,2.0Hz).
【0815】
(3)1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−6−カルボニトリル[96−3](以下、化合物[96−3]という)の合成
【0816】
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
【0817】
工程(2)で得た化合物[96−2](40mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に炭酸カリウム(82mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(69mg)を室温で加えた後、室温で3時間攪拌した。反応混合物に水を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(67mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.98(1H,d,J=7.8Hz),7.49(1H,d,J=8.1Hz),7.22(1H,dd,J=8.2,7.0Hz),7.12(2H,d,J=7.6Hz),6.96(1H,d,J=3.4Hz),6.46(1H,d,J=3.7Hz),5.49(2H,s),2.27(6H,s).
【0818】
(4)1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−6−カルボン酸[96]の合成

工程(3)で得た化合物[96−3](66mg)のエタノール(2mL)溶液に3N−水酸化ナトリウム水溶液(2mL)を室温で加えた後、1時間加熱還流した。反応混合物に1N−塩酸を加え、析出した固体を濾取することにより表題化合物(15mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.08(1H,d,J=8.1Hz),7.96(1H,d,J=8.1Hz),7.20−7.18(1H,m),7.11(2H,d,J=7.6Hz),6.97(1H,d,J=3.7Hz),6.51(1H,d,J=3.7Hz),5.62(2H,s),2.25(6H,s).
【0819】
実施例97
2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[97](以下、化合物[97]という)の合成
【0820】
【化226】
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【0821】
(1)6−ブロモ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール[97−1](以下、化合物[97−1]という)の合成
【0822】
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
【0823】
文献記載の方法(特表2009−528363)で得た6−ブロモ−3−メチル−1H−インダゾール(9.57g)及び2,6−ジクロロベンジルクロリド(9.79g)から実施例66の工程(1)の方法に準じて表題化合物(10.4g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.55(1H,s),7.47(1H,d,J=8.5Hz),7.38(2H,d,J=8.1Hz),7.25(1H,d,J=5.9Hz),7.22−7.20(1H,m),5.66(2H,s),2.50(3H,s).
【0824】
(2)6−アリル−1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール[97−2](以下、化合物[97−2]という)の合成
【0825】
【化228】
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【0826】
工程(1)で得た化合物[97−1](5.02g)とアリルトリブチルスズ(4.6mL)から実施例66の工程(2)の方法に準じて表題化合物(3.25g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.53−7.52(1H,m),7.37−7.36(2H,m),7.25−7.18(2H,m),6.95(1H,d,J=8.1Hz),6.03−5.94(1H,m),5.69(2H,s),5.12−5.10(2H,m),3.51−3.49(2H,m),2.51(3H,s).
【0827】
(3)2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]アセトアルデヒド[97−3](以下、化合物[97−3]という)の合成
【0828】
【化229】
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【0829】
工程(2)で得た化合物[97−2](3.25g)から実施例66の工程(3)の方法に準じて表題化合物(1.03g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.77(1H,t,J=2.3Hz),7.62(1H,d,J=8.3Hz),7.37(2H,d,J=8.1Hz),7.25−7.23(2H,m),6.95(1H,d,J=8.3Hz),5.70(2H,s),3.80(2H,d,J=2.2Hz),2.52(3H,s).
【0830】
(4)2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[97]の合成

工程(3)で得た化合物[97−3](1.03g)から実施例66の工程(4)の方法に準じて表題化合物(1.06g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.62(1H,d,J=8.3Hz),7.46−7.44(3H,m),7.35−7.33(1H,m),7.09(1H,d,J=8.3Hz),5.72(2H,s),3.73(2H,s),2.46(3H,s).
ESI−MSfound:349[M+H]+
【0831】
実施例98
2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸カリウム[98](以下、化合物[98]という)の合成
【0832】
【化230】
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【0833】
化合物[97](118mg)のエタノール(5mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(0.34mL)を室温で加えた後、室温で10分間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮して表題化合物(128mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.56(1H,d,J=8.3Hz),7.47−7.43(3H,m),7.35−7.31(1H,m),7.15(1H,d,J=8.1Hz),5.70(2H,s),3.61(2H,s),2.44(3H,s).
ESI−MSfound:349[M−K+2H]+
【0834】
実施例99
2−[1−(2,3−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[99](以下、化合物[99]という)の合成
【0835】
【化231】
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【0836】
(1)6−ブロモ−1−(2,3−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール[99−1](以下、化合物[99−1]という)の合成
【0837】
【化232】
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【0838】
文献記載の方法(特表2009−528363)で得た6−ブロモ−3−メチル−1H−インダゾール(152mg)及び2,3−ジクロロベンジルクロリド(215mg)から実施例66の工程(1)の方法に準じて表題化合物(228mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.84-7.82(2H,m),7.70(1H,d,J=8.4Hz),7.40(1H,d,J=8.1Hz),7.08-7.04(1H,m),6.57−6.54(1H,m),5.73(2H,s),2.65(3H,s).
【0839】
(2)2−[1−(2,3−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[99]の合成

工程(1)で得た化合物[99−1]から実施例66の工程(2)〜(4)の方法に準じて表題化合物(50mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.65(1H,d,J=8.3Hz),7.34(1H,d,J=7.3Hz),7.17(1H,s),7.09(1H,d,J=8.3Hz),7.02−7.00(1H,m),6.50(1H,d,J=7.8Hz),5.62(2H,s),3.74(2H,s),2.59(3H,s).
ESI−MSfound:349[M+H]+
【0840】
実施例100
2−[1−(2,3−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸カリウム[100](以下、化合物[100]という)の合成
【0841】
【化233】
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【0842】
化合物[99](37mg)のエタノール(2mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(106μL)を室温で加えた後、室温で10分間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮して表題化合物(38mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.63(1H,d,J=8.3Hz),7.43(1H,d,J=7.6Hz),7.34(1H,s),7.18(1H,d,J=8.3Hz),7.11−7.10(1H,m),6.45(1H,d,J=7.8Hz),5.66(2H,s),3.57(2H,s),2.54(3H,s).
ESI−MSfound:349[M−K+2H]+
【0843】
実施例101
2−[1−(2,5−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[101](以下、化合物[101]という)の合成
【0844】
【化234】
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【0845】
(1)6−ブロモ−1−(2,5−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール[101−1](以下、化合物[101−1]という)の合成
【0846】
【化235】
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【0847】
文献記載の方法(特表2009−528363)で得た6−ブロモ−3−メチル−1H−インダゾール(148mg)及び2,5−ジメチルベンジルクロリド(164mg)から実施例66の工程(1)の方法に準じて表題化合物(158mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.59(1H,d,J=4.1Hz),7.06−7.04(2H,m),6.98−6.96(2H,m),6.61(1H,s),5.44(2H,s),2.58(3H,s),2.31(3H,s),2.19(3H,s).
【0848】
(2)2−[1−(2,5−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[101]の合成

工程(1)で得た化合物[101−1]から実施例66の工程(2)〜(4)の方法に準じて表題化合物(59mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.64(1H,d,J=8.3Hz),7.13(1H,s),7.06−7.04(2H,m),6.98−6.96(1H,m),6.60(1H,s),5.46(2H,s),3.72(2H,s),2.59(3H,s),2.29(3H,s),2.17(3H,s).
ESI−MSfound:309[M+H]+
【0849】
実施例102
2−[1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[102](以下、化合物[102]という)の合成
【0850】
【化236】
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【0851】
(1)6−ブロモ−3−メチル−1−[2−(トリメチルシリル)エトキシメチル]−1H−インダゾール[102−1](以下、化合物[102−1]という)の合成
【0852】
【化237】
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【0853】
文献記載の方法(特表2009−528363)で得た6−ブロモ−3−メチル−1H−インダゾール(4.4g)のクロロホルム(50mL)溶液にジイソプロピルエチルアミン(5.3mL)及び2−(トリメチルシリル)エトキシメチルクロリド(4.4mL)を室温で加えた後、室温で22時間攪拌した。反応混合物に5%硫酸水素カリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(1.8g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.69(1H,s),7.51(1H,d,J=8.5Hz),7.27(1H,d,J=6.8Hz),5.61(2H,s),3.54(2H,t,J=8.2Hz),2.55(3H,s),0.89(2H,t,J=8.2Hz),0.00(9H,s).
【0854】
(2)2−[3−メチル−1−[2−(トリメチルシリル)エトキシメチル]−1H−インダゾール−6−イル]酢酸tert−ブチル[102−2](以下、化合物[102−2]という)の合成
【0855】
【化238】
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【0856】
ジシクロヘキシルアミン(1.8mL)のトルエン(26mL)溶液にn−ブチルリチウム1.63Mヘキサン溶液(5.5mL)を0℃で加えた後、0℃で30分間攪拌した。この反応液に酢酸tert−ブチル(1.1mL)を0℃で加えた後、0℃で30分間攪拌した。得られた溶液を、工程(1)で得た化合物[102−1](1.8g)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(303mg)及び2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−2’−(ジメチルアミノ)ビフェニル(207mg)に室温で加え48時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(422mg)を黄色油状物質として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.59(1H,d,J=8.1Hz),7.40(1H,s),7.10(1H,d,J=8.1Hz),5.64(2H,s),3.66(2H,s),3.55(2H,t,J=8.2Hz),2.55(3H,s),1.44(9H,s),0.89(2H,t,J=8.3Hz),0.00(9H,s).
【0857】
(3)2−(3−メチル−1H−インダゾール−6−イル)酢酸[102−3](以下、化合物[102−3]という)の合成
【0858】
【化239】
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【0859】
工程(2)で得た化合物[102−2](193mg)に水(0.5mL)及びトリフルオロ酢酸(4.7mL)を室温で加えた後、室温で1.5時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(61mg)を黄色油状物質として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.76(1H,s),7.68(1H,d,J=8.5Hz),7.18(1H,d,J=8.3Hz),3.82(2H,s),2.66(3H,s).
【0860】
(4)2−(3−メチル−1H−インダゾール−6−イル)酢酸メチル[102−4](以下、化合物[102−4]という)の合成
【0861】
【化240】
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【0862】
工程(3)で得られた化合物[102−3](340.5mg)にテトラヒドロフラン(3.6mL)及びメタノール(3.6mL)を加え、トリメチルシリルジアゾメタン0.6Mヘキサン溶液(3.6mL)を室温で加えた後、室温で24時間攪拌した。反応溶液を減圧濃縮した後に、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(236mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.63(1H,d,J=8.3Hz),7.34(1H,s),7.07(1H,d,J=8.3Hz),3.76(2H,s),3.70(3H,s),2.57(3H,s).
【0863】
(5)2−[1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[102]の合成

工程(4)で得た化合物[102−4](19.4mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.5mL)溶液に炭酸カリウム(20.7mg)及び2−クロロ−6−メチルベンジルクロリド(25.0mg)を室温で加えた後、室温で20時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し無色油状物質として得た。得られた無色油状物質にメタノール(0.2mL)及びテトラヒドロフラン(0.2mL)を加え、1N−水酸化ナトリウム水溶液(0.2mL)を室温で加えた後、室温で40分間攪拌した。反応混合物に1N−塩酸を加えて酸性にし、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を逆相分取液体クロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(6.0mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.60(1H,d,J=8.3Hz),7.35(1H,s),7.30(1H,d,J=7.6Hz),7.21(1H,t,J=7.7Hz),7.15(1H,d,J=7.3Hz),7.05(1H,d,J=8.3Hz),5.61(2H,s),3.70(2H,s),2.46(3H,s),2.29(3H,s).
ESI−MSfound:329[M+H]+
【0864】
実施例103
2−[1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸カリウム[103](以下、化合物[103]という)の合成
【0865】
【化241】
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【0866】
化合物[102](33.1mg)のエタノール(3.0mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(0.1mL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(35.5mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.56(1H,d,J=8.3Hz),7.39(1H,s),7.29(1H,d,J=7.8Hz),7.20(1H,t,J=7.8Hz),7.15−7.13(2H,m),5.60(2H,s),3.60(2H,s),2.45(3H,s),2.28(3H,s).
ESI−MSfound:329[M−K+2H]+
【0867】
実施例104
2−[1−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[104](以下、化合物[104]という)の合成
【0868】
【化242】
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【0869】
実施例102の工程(4)で得た化合物[102−4](60.9mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(1.6mL)溶液に炭酸カリウム(221.2mg)及び2−クロロ−6−フルオロベンジルクロリド(0.16mL)を室温で加えた後、80℃で18時間攪拌した。反応混合物に水を加え、ジエチルエーテルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製した。精製した化合物のメタノール(1mL)溶液に1N−水酸化ナトリウム(1mL)及びテトラヒドロフラン(1mL)を加えた後、65℃で16時間攪拌した。反応混合物に1N−塩酸を加えて酸性にし、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を逆相分取液体クロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(4.5mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.59(1H,d,J=8.3Hz),7.39(1H,s),7.23−7.19(2H,m),7.07−6.98(2H,m),5.64(2H,s),3.79(2H,s),2.53(3H,s).
ESI−MSfound:333[M+H]+
【0870】
実施例105
2−[1−(3、5−ジメチルイソオキサゾール−4−イルメチル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[105](以下、化合物[105]という)の合成
【0871】
【化243】
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【0872】
実施例102の工程(4)で得た化合物[102−4](21.0mg)及び4−(クロロメチル)−3,5−ジメチルイソオキサゾールから実施例102の工程(5)の方法に準じて表題化合物(16.5mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.59(1H,d,J=8.3Hz),7.19(1H,s),7.05(1H,d,J=8.1Hz),5.21(2H,s),3.75(2H,s),2.52(3H,s),2.34(3H,s),2.12(3H,s).
ESI−MSfound:300[M+H]+
【0873】
実施例106
2−{1−[(5−クロロベンゾ[b]チオフェン−3−イル)メチル]−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル}酢酸[106](以下、化合物[106]という)の合成
【0874】
【化244】
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【0875】
実施例102の工程(4)で得た化合物[102−4](24.7mg)及び3−ブロモメチル−5−クロロベンゾ[b]チオフェンから実施例102の工程(5)の方法に準じて表題化合物(4.3mg)を褐色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.84(1H,s),7.72(1H,d,J=8.5Hz),7.63(1H,d,J=8.3Hz),7.31−7.23(2H,m),7.13(1H,s),7.06(1H,d,J=8.3Hz),5.68(2H,s),3.74(2H,s),2.59(3H,s).
ESI−MSfound:371[M+H]+
【0876】
実施例107
2−[3−メチル−1−(ナフタレン−1−イルメチル)−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[107](以下、化合物[107]という)の合成
【0877】
【化245】
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【0878】
実施例102の工程(4)で得た化合物[102−4](26.3mg)及び1−(クロロメチル)ナフタレンから実施例102の工程(5)の方法に準じて表題化合物(19.5mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.13(1H,d,J=8.1Hz),7.88(1H,d,J=7.3Hz),7.78(1H,d,J=8.1Hz),7.66(1H,d,J=8.3Hz),7.55(1H,t,J=8.4Hz),7.51(1H,t,J=8.4Hz),7.33(1H,t,J=7.7Hz),7.16(1H,s),7.07(1H,d,J=7.8Hz),6.92(1H,d,J=6.8Hz),6.02(2H,s),3.70(2H,s),2.62(3H,s).
ESI−MSfound:331[M+H]+
【0879】
実施例108
2−[3−メチル−1−(2,4,6−トリメチルベンジル)−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[108](以下、化合物「108」という)の合成
【0880】
【化246】
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【0881】
実施例102の工程(4)で得た化合物[102−4](21.2mg)及び2,4,6−トリメチルベンジルクロリドから実施例102の工程(5)の方法に準じて表題化合物(10.3mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.56(1H,d,J=8.3Hz),6.99(1H,d,J=8.3Hz),6.91(1H,s),6.88(2H,s),5.43(2H,s),3.67(2H,s),2.51(3H,s),2.27(9H,s).
ESI−MSfound:323[M+H]+
【0882】
実施例109
2−[1−(2−クロロ−6−シアノベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[109](以下、化合物[109]という)の合成
【0883】
【化247】
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【0884】
化合物[97](30.1mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.9mL)溶液にシアン化亜鉛(20.2mg)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(7.9mg)及び2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2,4,6−トリイソプロピルビフェニル(5.1mg)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて、150℃で2時間攪拌した。酢酸エチルで抽出した後に、得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を逆相分取液体クロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(5.0mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.78(1H,d,J=7.6Hz),7.74(1H,d,J=8.1Hz),7.63(1H,d,J=8.1Hz),7.54−7.52(2H,m),7.11(1H,d,J=8.3Hz),5.73(2H,s),3.77(2H,s),2.46(3H,s).
ESI−MSfound:340[M+H]+
【0885】
実施例110
2−[1−(2−クロロ−6−シアノベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸カリウム[110](以下、化合物[110]という)の合成
【0886】
【化248】
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【0887】
化合物[109](11.2mg)のエタノール(1.1mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(33μL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(12.5mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.78(1H,d,J=7.8Hz),7.74(1H,d,J=8.1Hz),7.57(1H,d,J=8.3Hz),7.54−7.50(2H,m),7.17(1H,d,J=8.3Hz),5.72(2H,s),3.63(2H,s),2.45(3H,s).
ESI−MSfound:340[M−K+2H]+
【0888】
実施例111
2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸[111](以下、化合物[111]という)の合成
【0889】
【化249】
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【0890】
(1)[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸tert−ブチル[111−1](以下、化合物[111−1]という)の合成
【0891】
【化250】
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【0892】
ジシクロヘキシルアミン(0.4mL)のトルエン溶液(5.7mL)にn−ブチルリチウム1.63Mヘキサン溶液(1.2mL)を0℃で加え、0℃で30分間攪拌した。次いで、酢酸tert−ブチルを0℃で加え、0℃で30分間攪拌した。得られた溶液を、実施例97の工程(1)で得た化合物[97−1](421mg)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(196mg)及びトリ−tert−ブチルホスホニウムテトラフルオロボレート(99mg)に加え、室温で18時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(422mg)を黄色油状物質として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.55(1H,d,J=8.3Hz),7.36(2H,d,J=8.1Hz),7.29(1H,s),7.22(1H,t,J=8.1Hz),7.03(1H,d,J=8.3Hz),5.69(2H,s),3.63(2H,s),2.50(3H,s),1.43(9H,s).
【0893】
(2)2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸[111]の合成

工程(1)で得た化合物[111−1](45.3mg)及びヨウ化メチル(9.1μL)をテトラヒドロフラン(0.6mL)に溶解し、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド0.5Mトルエン溶液(0.3mL)を0℃で加えた後、室温で9時間攪拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製した。精製した化合物に水(50μL)及びトリフルオロ酢酸(500μL)を室温で加えた後、室温で1.5時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を逆相分取液体クロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(13.7mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.61(1H,d,J=8.3Hz),7.44(2H,d,J=4.9Hz),7.42(1H,s),7.33(1H,t,J=8.1Hz),7.11(1H,d,J=8.3Hz),5.72(2H,s),3.84(1H,q,J=7.1Hz),2.46(3H,s),1.50(3H,d,J=7.1Hz).
ESI−MSfound:364[M+H]+
【0894】
実施例112
2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]−2−メチルプロピオン酸[112](以下、化合物[112]という)の合成
【0895】
【化251】
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【0896】
実施例111の工程(1)で得た化合物[111−1](30.0mg)及びヨウ化メチル(13.8μL)から実施例111の工程(2)の方法に準じて表題化合物(3.8mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.58(1H,d,J=8.5Hz),7.34(2H,d,J=8.1Hz),7.31(1H,s),7.20(1H,t,J=8.0Hz),7.15(1H,d,J=8.4Hz),5.77(2H,s),2.53(3H,s),1.61(6H,s).
ESI−MSfound:378[M+H]+
【0897】
実施例113
2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酪酸[113](以下、化合物[113]という)の合成
【0898】
【化252】
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【0899】
実施例111の工程(1)で得た化合物[111−1](54.5mg)及びヨウ化エチル(32μL)から、実施例111の工程(2)の方法に準じて表題化合物(21.6mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.62(1H,d,J=8.3Hz),7.32(2H,d,J=8.1Hz),7.26(1H,s),7.18(1H,t,J=8.1Hz),7.12(1H,d,J=8.3Hz),5.80(2H,s),3.56(1H,t,J=7.6Hz),2.56(3H,s),2.16−2.05(1H,m),1.87−1.76(1H,m),0.89(3H,t,J=7.3Hz).
ESI−MSfound:378[M+H]+
【0900】
実施例114
2−(3−メチル−1−フェネチル−1H−インダゾール−6−イル)酢酸[114](以下、化合物[114]という)の合成
【0901】
【化253】
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【0902】
実施例102の工程(4)で得た化合物[102−4](42.6mg)及び(2−クロロエチル)ベンゼンから実施例102の工程(5)の方法に準じて表題化合物(1.9mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.59(1H,d,J=8.3Hz),7.26−7.18(3H,m),7.12(2H,d,J=6.8Hz),7.03−7.00(2H,m),4.51(2H,t,J=7.4Hz),3.72(2H,s),3.15(2H,t,J=7.4Hz),2.58(3H,s).
ESI−MSfound:295[M+H]+
【0903】
実施例115
2−[3−メチル−1−(キノリン−8−イルメチル)−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[115](以下、化合物[115]という)の合成
【0904】
【化254】
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【0905】
実施例102の工程(4)で得た化合物[102−4](102mg)及び8−(ブロモメチル)キノリンから実施例102の工程(5)の方法に準じて表題化合物(73.8mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.98(1H,d,J=2.7Hz),8.32(1H,d,J=6.8Hz),7.82(1H,d,J=8.1Hz),7.68(1H,d,J=8.3Hz),7.56(1H,dd,J=8.3Hz,4.1Hz),7.45(1H,s),7.40(1H,t,J=7.7Hz),7.10(1H,t,J=8.3Hz),6.98(1H,d,J=6.8Hz),6.23(2H,s),3.67(2H,s),2.57(3H,s).
ESI−MSfound:332[M+H]+
【0906】
実施例116
2−[3−メチル−1−(キノリン−8−イルメチル)−1H−インダゾール−6−イル]酢酸カリウム[116](以下、化合物[116]という)の合成
【0907】
【化255】
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【0908】
化合物[115](73.8mg)のエタノール(7.4mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(223μL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(82.3mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.99(1H,d,J=2.8),8.32(1H,d,J=7.2Hz),7.81(1H,d,J=8.3Hz),7.64(1H,d,J=8.3Hz),7.56(1H,dd,J=8.3Hz,4.4Hz),7.41(1H,s),7.37(1H,t,J=7.7Hz),7.17(1H,d,J=8.3Hz),6.85(1H,d,J=7.1Hz),6.23(2H,s),3.54(2H,s),2.57(3H,s).
ESI−MSfound:332[M−K+2H]+
【0909】
実施例117
1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−カルボン酸[117](以下、化合物[117]という)の合成
【0910】
【化256】
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【0911】
(1)1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−カルボン酸エチル[117−1](以下、化合物[117−1]という)の合成
【0912】
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
【0913】
実施例66の工程(1)で得た化合物[66−1](1.74g)をエタノール(20mL)に溶解し、トリエチルアミン(2.2mL)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(52mg)を室温で加えた後、一酸化炭素雰囲気下に置換して18時間加熱還流した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(639mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.77(1H,s),7.73(1H,d,J=8.3Hz),7.63(1H,d,J=8.3Hz),7.20−7.18(1H,m),7.10(2H,d,J=7.6Hz),5.55(2H,s),4.36(2H,q,J=7.1Hz),2.55(3H,s),2.35(6H,s),1.40(3H,t,J=7.2Hz).
【0914】
(2)1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−カルボン酸[117]の合成

工程(1)で得た化合物[117−1](636mg)のエタノール(10mL)溶液に1N−水酸化ナトリウム水溶液(10mL)を室温で加えた後、70℃で2時間攪拌した。反応混合物に1N−塩酸を加え、析出した固体を濾取することにより表題化合物(568mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.04(1H,s),7.73(2H,s),7.15−7.13(1H,m),7.07(2H,d,J=7.6Hz),5.59(2H,s),2.52(3H,s),2.29(6H,s).
ESI−MSfound:295[M+H]+
【0915】
実施例118
1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−カルボン酸カリウム[118](以下、化合物[118]という)の合成
【0916】
【化258】
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【0917】
化合物[117](568mg)のエタノール(20mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(1.93mL)を室温で加えた後、室温で10分間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮して表題化合物(636mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.06(1H,s),7.73(1H,d,J=8.3Hz),7.62(1H,d,J=8.5Hz),7.12−7.11(1H,m),7.05(2H,d,J=7.3Hz),5.53(2H,s),2.48(3H,s),2.29(6H,s).
ESI−MSfound:295[M+K−2H]+
【0918】
実施例119
1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−カルボン酸[119](以下、化合物[119]という)の合成
【0919】
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
【0920】
実施例97の工程(1)で得た化合物[97−1](60mg)から、実施例117記載の方法に準じて表題化合物(28mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.28(1H,s),7.78−7.75(2H,m),7.45(2H,d,J=7.8Hz),7.36−7.34(1H,m),5.81(2H,s),2.50(3H,s).
ESI−MSfound:335[M+H]+
【0921】
実施例120
1−(2,3−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−カルボン酸[120](以下、化合物[120]という)の合成
【0922】
【化260】
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【0923】
実施例99の工程(1)で得た化合物[99−1](87mg)から、実施例117記載の方法に準じて表題化合物(40mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.17(1H,s),7.82(2H,s),7.47(1H,d,J=7.1Hz),7.18−7.16(1H,m),6.66(1H,d,J=7.6Hz),5.75(2H,s),2.59(3H,s).
【0924】
実施例121
3−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸[121](以下、化合物[121]という)の合成
【0925】
【化261】
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【0926】
(1)(E)−3−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]アクリル酸メチル[121−1](以下、化合物[121−1]という)の合成
【0927】
【化262】
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【0928】
実施例66の工程(1)で得られた化合物[66−1](33mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(270μL)に溶解し、アクリル酸メチル(18μL)、[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリド・ジクロロメタン錯体(9.9mg)、テトラブチルアンモニウムブロミド(34mg)及びトリエチルアミン(28μL)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて115℃で15分間攪拌した。放冷後、反応混合物に10%クエン酸水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(27mg)を黄白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.64(1H,d,J=15.9Hz),7.60(1H,d,J=8.3Hz),7.27−7.26(1H,m),7.21(1H,t,J=7.3Hz),7.10(2H,d,J=7.6Hz),6.96(1H,s),6.37(1H,d,J=15.9Hz),5.52(2H,s),3.81(3H,s),2.54(3H,s),2.33(6H,s).
ESI−MSfound:335[M+H]+
【0929】
(2)3−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸メチル[121−2](以下、化合物[121−2]という)の合成
【0930】
【化263】
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【0931】
工程(1)で得られた化合物[121−1](21mg)をエタノール(3.0mL)に溶解し、5%パラジウム−活性炭素(21mg)を室温で加えた後、水素雰囲気下、室温で2時間攪拌した。パラジウム炭素を濾別した後、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(13mg)を無色油状物として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.52(1H,d,J=8.3Hz),7.19−7.15(1H,m),7.08(2H,d,J=7.6Hz),6.91(1H,d,J=8.1Hz),6.75(1H,s),5.47(2H,s),3.65(3H,s),2.96(2H,t,J=7.8Hz),2.58(2H,t,J=7.8Hz),2.51(3H,s)2.33(6H,s).
ESI−MSfound:337[M+H]+
【0932】
(3)3−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸[121]の合成

工程(2)で得られた化合物[121−2](13mg)から実施例117の工程(2)の方法に準じて表題化合物(13mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.52(1H,d,J=8.3Hz),7.19−7.15(1H,m),7.07(2H,d,J=7.6Hz),6.91(1H,d,J=8.1Hz),6.72(1H,s),5.48(2H,s),2.97(2H,t,J=7.7Hz),2.62(2H,t,J=7.7Hz),2.51(3H,s),2.31(6H,s).
ESI−MSfound:323[M+H]+
【0933】
実施例122
3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸[122](以下、化合物[122]という)の合成
【0934】
【化264】
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【0935】
(1)(E)−3−(3−メチル−1H−インダゾール−6−イル)アクリル酸メチル[122−1](以下、化合物[122−1]という)の合成
【0936】
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
【0937】
文献記載の方法(特表2009−528363)で得た6−ブロモ−3−メチル−1H−インダゾール(2.1g)をN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解し、アクリル酸メチル(1.8mL)、酢酸パラジウム(II)(225mg)、トリス(2−メチルフェニル)ホスフィン(609mg)及びトリエチルアミン(2.8mL)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて150℃で10分間攪拌した。放冷後、反応混合物に水を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(1.8g)を黄白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.91(1H,br),7.81(1H,d,J=15.9Hz),7.67(1H,d,J=8.3Hz),7.54(1H,s),7.36(1H,d,J=8.3Hz),6.52(1H,d,J=15.9Hz),3.83(3H,s),2.57(3H,s).
ESI−MSfound:217[M+H]+
【0938】
(2)3−(3−メチル−1H−インダゾール−6−イル)プロピオン酸メチル[122−2](以下、化合物[122−2]という)の合成
【0939】
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
【0940】
工程(1)で得られた化合物[122−1](1.8g)から、実施例121の工程(2)の方法に準じて表題化合物(1.5g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.72(1H,br),7.59(1H,d,J=8.3Hz),7.24(1H,s),7.00(1H,d,J=8.1Hz),3.67(3H,s),3.08(2H,t,J=7.7Hz),2.69(2H,t,J=7.8Hz),2.56(3H,s).
ESI−MSfound:219[M+H]+
【0941】
(3)3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸メチル[122−3](以下、化合物[122−3]という)の合成
【0942】
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
【0943】
工程(2)で得られた化合物[122−2](871mg)及び2,6−ジクロロベンジルクロリドから、実施例66の工程(1)の方法に準じて表題化合物(1.27g)を黄白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.53(1H,d,J=8.3Hz),7.37(2H,d,J=8.1Hz),7.24−7.20(1H,m),7.18(1H,s),6.95(1H,d,J=8.3Hz),5.69(2H,s),3.67(3H,s),3.07(2H,t,J=7.7Hz),2.68(2H,t,J=7.8Hz),2.50(3H,s).
ESI−MSfound:337[M+H]+
【0944】
(4)3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸[122]の合成

工程(3)で得られた化合物[122−3](871mg)から実施例117の工程(2)の方法に準じて表題化合物(680mg)を黄白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.57(1H,d,J=8.1Hz),7.44(2H,d,J=8.1Hz),7.34(1H,s),7.33(1H,t,J=7.2Hz),7.02(1H,d,J=8.3Hz),5.70(2H,s),3.04(2H,t,J=7.7Hz),2.65(2H,t,J=7.7Hz),2.44(3H,s).
ESI−MSfound:363[M+H]+
【0945】
実施例123
3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸カリウム[123](以下、化合物[123]という)の合成
【0946】
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
【0947】
化合物[122](24mg)のエタノール(2.0mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(65μL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(27mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.55(1H,d,J=8.3Hz),7.44(2H,d,J=8.1Hz),7.36(1H,s),7.36−7.32(1H,m),7.05(1H,d,J=8.3Hz),5.71(2H,s),3.04(2H,t,J=8.1Hz),2.50(2H,t,J=8.2Hz),2.44(3H,s).
ESI−MSfound:363[M−K+2H]+
【0948】
実施例124
3−{1−[(5−クロロベンゾ[b]チオフェン−3−イル)メチル]−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル}プロピオン酸[124](以下、化合物[124]という)の合成
【0949】
【化269】
[この文献は図面を表示できません]
【0950】
実施例122の工程(2)で得られた化合物[122−2](93mg)及び3−(ブロモメチル)−5−クロロベンゾ[b]チオフェンから実施例102の工程(5)の方法に準じて表題化合物(7.0mg)を得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.85(1H,s),7.71(1H,d,J=8.5Hz),7.58(1H,d,J=7.8Hz),7.29(1H,dd,J=8.7,1.6Hz),7.14(1H,s),7.13(1H,s),6.99(1H,d,J=8.3Hz),5.66(2H,s),3.05(2H,t,J=7.7Hz),2.70(2H,t,J=7.7Hz),2.58(3H,s).
ESI−MSfound:385[M+H]+
【0951】
実施例125
3−[1−(2−クロロ−6−シアノベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸[125](以下、化合物[125]という)の合成
【0952】
【化270】
[この文献は図面を表示できません]
【0953】
化合物[122](29.7mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.8mL)溶液にシアン化亜鉛(4.8mg)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(3.7mg)及び2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2,4,6−トリイソプロピルビフェニル(7.8mg)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて、160℃で30分間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した後に、得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を逆相分取液体クロマトグラフィーで精製することにより表題化合物(13.3mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.78(1H,d,J=7.6Hz),7.74(1H,d,J=8.1Hz),7.59(1H,d,J=8.3Hz),7.54−7.50(1H,m),7.45(1H,s),7.06(1H,d,J=8.3Hz),5.72(2H,s),3.08(2H,t,J=7.7Hz),2.68(2H,t,J=7.6Hz),2.44(3H,s).
ESI−MSfound:354[M+H]+
【0954】
実施例126
3−[1−(2−クロロ−6−シアノベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸カリウム[126](以下、化合物[126]という)の合成
【0955】
【化271】
[この文献は図面を表示できません]
【0956】
化合物[125](13.3mg)のエタノール(1.3mL)溶液に1M−水酸化カリウム溶液(38μL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(10.1mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.78(1H,d,J=7.8Hz),7.74(1H,d,J=8.3Hz),7.57(1H,d,J=8.3Hz),7.54−7.50(1H,m),7.45(1H,s),7.08(1H,d,J=8.3Hz),5.72(2H,s),3.06(2H,t,J=8.1Hz),2.52(2H,t,J=8.1Hz),2.44(3H,s).
ESI−MSfound:354[M−K+2H]+
【0957】
実施例127
3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]−3−ヒドロキシプロピオン酸[127](以下、化合物[127]という)の合成
【0958】
【化272】
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【0959】
(1)1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−6−ビニル−1H−インダゾール[127−1](以下、化合物[127−1]という)の合成
【0960】
【化273】
[この文献は図面を表示できません]
【0961】
実施例97の工程(1)で得た化合物[97−1](537mg)のジメチルホルムアミド(10mL)溶液にトリブチルビニルスズ(0.5mL)、リチウムクロリド(204mg)及びビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(54mg)を室温で加えた後、120℃で2時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(326mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.55(1H,d,J=8.3Hz),7.46−7.21(5H,m),6.81(1H,dd,J=17.4,10.9Hz),5.79(1H,d,J=17.6Hz),5.71(2H,s),5.29(1H,d,J=11.0Hz),2.51(3H,s).
【0962】
(2)1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−カルバルデヒド[127−2](以下、化合物[127−2]という)の合成
【0963】
【化274】
[この文献は図面を表示できません]
【0964】
工程(1)で得た化合物[127−1](323mg)から実施例66の工程(3)の方法に準じて表題化合物(140mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:10.1(1H,s),7.92(1H,s),7.75(1H,d,J=8.3Hz),7.64(1H,d,J=8.3Hz),7.39(2H,d,J=8.1Hz),7.29−7.25(1H,m),5.81(2H,s),2.56(3H,s).
【0965】
(3)3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]−3−ヒドロキシプロピオン酸[127]の合成

工程(2)で得た化合物[127−2](105mg)のベンゼン(5mL)溶液に亜鉛粉末(40mg)、及びブロモ酢酸エチル(0.1mL)を室温で加えた後、2時間加熱還流した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより黄色固体を得た。得られた黄色固体をエタノール(3mL)に溶解し、1N−水酸化ナトリウム水溶液(3mL)を室温で加えた後、60℃で2時間攪拌した。反応混合物に1N塩酸を加え、析出した固体を濾取することにより表題化合物(108mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.65(1H,dd,J=8.3Hz),7.57(1H,s),7.44(2H,d,J=8.1Hz),7.35−7.33(1H,m),7.18(1H,d,J=8.3Hz),5.73(2H,s),5.24−5.22(1H,m),2.74−2.73(2H,m),2.46(3H,s).
【0966】
実施例128
[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]ヒドロキシ酢酸[128](以下、化合物[128]という)の合成
【0967】
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
【0968】
(1)[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]ヒドロキシアセトニトリル[128−1](以下、化合物[128−1]という)の合成
【0969】
【化276】
[この文献は図面を表示できません]
【0970】
実施例127の工程(2)で得た化合物[127−2](225mg)をテトラヒドロフラン(1mL)に溶解し、トリメチルシリルシアニド(875mL)及びヨウ化亜鉛(14mg)を室温で加え、室温で5日間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮して褐色油状物質を得た。得られた油状物質をメタノール(2mL)に溶解し、p−トルエンスルホン酸(12mg)を室温で加え、室温で3時間攪拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(218mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.70(1H,d,J=8.3Hz),7.56(1H,s),7.38(2H,d,J=8.1Hz),7.30−7.20(2H,m),5.75(2H,s),5.66(1H,d,J=6.6Hz),2.54(3H,s),1.60−1.50(1H,br).
【0971】
(2)[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]ヒドロキシ酢酸[128](以下、化合物[128]という)の合成

工程(1)で得た化合物[128−1](24mg)を酢酸(1mL)に溶解し、濃塩酸(1mL)を室温で加え、60℃で5時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を逆相分取液体クロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(19mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.65(2H,d,J=9.8Hz),7.42(2H,d,J=8.1Hz),7.34−7.26(2H,m),5.73(2H,s),5.29(1H,s),2.46(3H,s).
ESI−MSfound:365[M+H]+
【0972】
実施例129
[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]ヒドロキシ酢酸カリウム[129](以下、化合物[129]という)の合成
【0973】
【化277】
[この文献は図面を表示できません]
【0974】
化合物[128](19mg)のエタノール(1mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(58mL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(20mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.67(1H,s),7.59(1H,d,J=8.3Hz),7.43(2H,d,J=7.8Hz),7.36−7.28(2H,m),5.71(2H,s),4.99(1H,s),2.44(3H,s).
ESI−MSfound:365[M−K+2H]+
【0975】
実施例130
4−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]−4−オキソ酪酸[130](以下、化合物[130]という)の合成
【0976】
【化278】
[この文献は図面を表示できません]
【0977】
(1)1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−6−トリブチルスタンニル−1H−インダゾール[130−1](以下、化合物[130−1]という)の合成
【0978】
【化279】
[この文献は図面を表示できません]
【0979】
実施例97の工程(1)で得た化合物[97−1](1.12g)をトルエン(30mL)に溶解し、ビス(トリブチルスズ)(1.8mL)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(177mg)を室温で加えた後、2時間加熱還流した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(774mg)を無色油状物質として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.59(1H,d,J=7.8Hz),7.37−7.36(3H,m),7.23−7.21(1H,m),7.16(1H,d,J=7.8Hz),5.77(2H,s),2.53(3H,s),1.54−1.48(6H,m),1.39−1.28(12H,m),0.95−0.87(9H,m).
【0980】
(2)4−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]−4−オキソ酪酸エチル][130−2](以下、化合物[130−2]という)の合成
【0981】
【化280】
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【0982】
工程(1)で得た化合物[130−1](568mg)をトルエン(10mL)に溶解し、コハク酸モノエチルクロリド(0.2mL)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(62mg)を室温で加えた後、30分間加熱還流した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(103mg)を無色油状物質として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.06(1H,s),7.73−7.68(2H,m),7.39(2H,d,J=8.1Hz),7.28−7.25(1H,m),5.79(2H,s),4.19(2H,q,J=7.2Hz),3.37(2H,t,J=6.6Hz),2.79(2H,t,J=6.7Hz),2.55(3H,s),1.29(3H,t,J=7.2Hz).
【0983】
(3)4−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]−4−オキソ酪酸[130]の合成

工程(2)で得た化合物[130−2](136mg)のメタノール(3mL)溶液に1N−水酸化ナトリウム水溶液(3mL)を室温で加えた後、60℃で2時間攪拌した。反応混合物に1N−塩酸を加え、析出した固体を濾取することにより表題化合物(119mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.25(1H,s),7.76(2H,s),7.46(2H,d,J=7.8Hz),7.38−7.34(1H,m),5.85(2H,s),3.39(2H,t,J=6.5Hz),2.72(2H,t,J=6.3Hz),2.50(3H,s).
ESI−MSfound:391[M+H]+
【0984】
実施例131
2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]アセトアミド[131](以下、化合物[131]という)の合成
【0985】
【化281】
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【0986】
化合物[97](299mg)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解し、塩化チオニル(0.5mL)を室温で加えた後、50℃で1時間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮した後、得られた残渣をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解し、30%アンモニア水を0℃で加えて1時間攪拌した。反応混合物に3N−塩酸を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(196mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.61(1H,d,J=8.1Hz),7.47(1H,s),7.43(2H,d,J=7.8Hz),7.33(1H,dd,J=8.8,7.3Hz),7.09(1H,d,J=8.3Hz),5.72(2H,s),4.90−4.80(2H,brs),3.65(2H,s),2.45(3H,s).
ESI−MSfound:348[M+H]+
【0987】
実施例132
3−[1−(2、6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオンアミド[132](以下、化合物[132]という)の合成
【0988】
【化282】
[この文献は図面を表示できません]
【0989】
化合物[122](198.3mg)から実施例131の方法に準じて表題化合物(141.3mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.54(1H,d,J=8.3Hz),7.36(2H,d,J=8.1Hz),7.26−7.20(2H,m),6.97(1H,d,J=8.3Hz),5.69(2H,s),5.26(2H,s),3.09(2H,t,J=7.6Hz),2.57(2H,t,J=7.6Hz),2.50(3H,s).
ESI−MSfound:362[M+H]+
【0990】
実施例133
4−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酪酸[133](以下、化合物[133]という)の合成
【0991】
【化283】
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【0992】
(1)(E)−4−[3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]−3−ブテン酸メチル[133−1](以下、化合物[133−1]という)の合成
【0993】
【化284】
[この文献は図面を表示できません]
【0994】
文献記載の方法(特表2009−528363)で得た6−ブロモ−3−メチル−1H−インダゾール(213mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液にトリエチルアミン(0.28mL)、酢酸パラジウム(II)(27mg)、トリス(2−メチルフェニル)ホスフィン(62mg)及び3−ブテン酸(0.17mL)を加えて、マイクロウェーブ反応装置を用いて150℃で10分間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣のテトラヒドロフラン(5mL)溶液にトリメチルシリルジアゾメタン0.6Mテトラヒドロフラン溶液(0.17mL)を加えた後、反応混合物を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(90mg)を無色油状物質として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.90−9.80(1H,brs),7.58(1H,d,J=8.3Hz),7.33(1H,s),7.23(1H,d,J=8.5Hz),6.58(1H,d,J=15.9Hz),6.41−6.33(1H,m),3.73(3H,s),3.28(2H,d,J=6.6Hz),2.57(3H,s).
【0995】
(2)4−[3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]ブタン酸メチル[133−2](以下、化合物[133−2]という)の合成
【0996】
【化285】
[この文献は図面を表示できません]
【0997】
工程(1)で得た化合物[133−1](90mg)から実施例121の工程(2)の方法に準じて表題化合物(76mg)を無色油状物質として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.78(1H,brs),7.58(1H,d,J=8.3Hz),7.21(1H,s),6.99(1H,d,J=8.1Hz),3.66(3H,s),2.78(2H,t,J=7.6Hz),2.57(3H,s),2.35(2H,t,J=7.4Hz),2.05−1.97(2H,m).
【0998】
(3)4−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酪酸[133]の合成

工程(2)で得た化合物[133−2](76mg)及び2,6−ジクロロベンジルクロリド(98mg)から実施例102の工程(5)の方法に準じて表題化合物(61mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.58(1H,d,J=8.3Hz),7.44(2H,d,J=8.1Hz),7.34−7.32(1H,m),7.28(1H,s),7.00(1H,d,J=8.3Hz),5.71(2H,s),2.78(2H,t,J=7.6Hz),2.45(3H,s),2.29(2H,t,J=7.3Hz),1.99−1.92(2H,m).
【0999】
実施例134
1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−6−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−1H−インダゾール[134](以下、化合物[134]という)の合成
【1000】
【化286】
[この文献は図面を表示できません]
【1001】
(1)[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]アセトニトリル[134−1](以下、化合物[134−1]という)の合成
【1002】
【化287】
[この文献は図面を表示できません]
【1003】
化合物[131](154mg)に塩化チオニル(6.0mL)を室温で加え、室温で5分間攪拌した。反応混合物を0℃に冷却した後、3N−水酸化ナトリウム水溶液を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(112mg)を淡黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.61(1H,d,J=8.3Hz),7.38(2H,d,J=8.1Hz),7.34(1H,s),7.26−7.23(1H,m),7.00(1H,d,J=8.1Hz),5.73(2H,s),3.87(2H,s),2.52(3H,s).
ESI−MSfound:330[M+H]+
【1004】
(2)1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−6−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−1H−インダゾール[134]の合成

工程(1)で得られた化合物[134−1](112mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.7mL)に溶解し、塩化アンモニウム(73mg)及びアジ化ナトリウム(66mg)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて160℃で2時間攪拌した。放冷後、反応混合物に6N−塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(77mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.64(1H,d,J=8.3Hz),7.41(2H,d,J=7.8Hz),7.33(1H,t,J=8.1Hz),7.28(1H,s),7.05(1H,d,J=8.3Hz),5.70(2H,s),4.44(2H,s),2.46(3H,s).
ESI−MSfound:373[M+H]+
【1005】
実施例135
1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−6−[2−(1H−テトラゾール−5−イル)エチル]−1H−インダゾール[135](以下、化合物[135]という)の合成
【1006】
【化288】
[この文献は図面を表示できません]
【1007】
(1)3−[1−(2、6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオニトリル[135−1](以下、化合物[135−1]という)の合成
【1008】
【化289】
[この文献は図面を表示できません]
【1009】
化合物[132](125.8mg)から実施例134の工程(1)の方法に準じて表題化合物(82.4mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.58(1H,d,J=8.1Hz),7.37(2H,d,J=8.1Hz),7.26−7.23(2H,m),6.96(1H,d,J=8.1Hz),5.71(2H,s),3.07(2H,t,J=7.3Hz),2.66(2H,t,J=7.3Hz),2.51(3H,s).
【1010】
(2)1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−6−[2−(1H−テトラゾール−5−イル)エチル]−1H−インダゾール[135]の合成

工程(1)で得た化合物[135−1](40.7mg)から実施例134の工程(2)の方法に準じて表題化合物(9.2mg)を白色固体として得た。
1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.60(1H,d,J=8.3Hz),7.43(2H,d,J=7.8Hz),7.33−7.25(2H,m),7.00(1H,d,J=8.1Hz),5.66(2H,s),3.31−3.22(4H,m),2.44(3H,s).
ESI−MSfound:387[M+H]+
【1011】
実施例136
5−{[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]メチル}−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン[136](以下、化合物[136]という)の合成
【1012】
【化290】
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【1013】
(1)N’−{2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]アセチル}ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル[136−1](以下、化合物[136−1]という)の合成
【1014】
【化291】
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【1015】
化合物[97](73.2mg)のクロロホルム(1.1mL)溶液にカルバジン酸tert−ブチル(222.0mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(113.5mg)及び1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(161.0mg)を室温で加えた後、18時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(84.0mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.61(1H,d,J=8.1Hz),7.37(2H,d,J=8.0Hz),7.33(1H,s),7.23−7.08(2H,m),7.04(1H,d,J=8.1Hz),6,39(1H,s),5.69(2H,s),3.76(2H,s),2.50(3H,s),1.45(9H,s).
【1016】
(2)[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸ヒドラジド[136−2](以下、化合物[136−2]という)の合成
【1017】
【化292】
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【1018】
工程(1)で得た化合物[136−1](84.0mg)のクロロホルム(0.9mL)溶液にトリフルオロ酢酸(0.6mL)を室温で加えた後、1時間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮した後に、飽和炭酸水素ナトリウムを加え、酢酸エチルで抽出した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(62.7mg)を褐色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.60(1H,d,J=8.1Hz),7.37(2H,d,J=8.1Hz),7.24−7.20(2H,m),6.98(1H,d,J=8.1Hz),6.59(1H,s),5.70(2H,s),3.84(2H,s),3.69(2H,s),2.51(3H,s).
【1019】
(3)5−{[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]メチル}−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン[136]の合成

工程(2)で得た化合物[136−2](84.0mg)のテトラヒドロフラン(1.7mL)溶液にN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.15mL)及び1,1’−カルボニルジイミダゾール(84.2mg)を室温で加えた後、2.5時間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮した後に、得られた残渣を逆相分取液体クロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(9.2mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.65(1H,d,J=8.3Hz),7.44(2H,d,J=7.8Hz),7.36(1H,s),7.35−7.32(1H,m),7.07(1H,d,J=8.3Hz),5.74(2H,s),4.03(2H,s),2.47(3H,s).
ESI−MSfound:389[M+H]+
【1020】
実施例137
5−{[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]メチル}−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−チオン[137](以下、化合物[137]という)の合成
【1021】
【化293】
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【1022】
実施例136の工程(2)で得た[136−2](9.1mg)のエタノール(0.4mL)溶液に二硫化炭素(10.6μL)及び1N−水酸化カリウム水溶液を室温で加えた後、80℃で16時間攪拌した。反応混合物に2N−塩酸を加えて酸性にし、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を逆相分取液体クロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(5.8mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.56(1H,d,J=8.0Hz),7.35(2H,d,J=7.6Hz),7.27(1H,s),7.26−7.23(1H,m),6.98(1H,d,J=8.4Hz),5.64(2H,s),4.08(2H,s),2.37(3H,s).
ESI−MSfound:405[M+H]+
【1023】
実施例138
2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イルオキシ]酢酸[138](以下、化合物[138]という)の合成
【1024】
【化294】
[この文献は図面を表示できません]
【1025】
(1)6−メトキシ−3−メチル−1H−インダゾール[138−1](以下、化合物[138−1]という)の合成
【1026】
【化295】
[この文献は図面を表示できません]
【1027】
2’−フルオロ−4’−メトキシアセトフェノン(5.24g)にヒドラジン1水和物(20mL)を室温で加えた後、140℃で20時間攪拌した。析出した固体を濾取し、表題化合物(4.20g)を赤色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.52(1H,d,J=9.3Hz),6.80−6.78(2H,m),3.86(3H,s),2.54(3H,s).
【1028】
(2)1−(2,6−ジクロロベンジル)−6−メトキシ−3−メチル−1H−インダゾール[138−2](以下、化合物[138−2]という)の合成
【1029】
【化296】
[この文献は図面を表示できません]
【1030】
工程(1)で得た化合物[138−1](585mg)から実施例66の工程(1)の方法に準じて表題化合物(785mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.46(1H,d,J=8.8Hz),7.37(2H,d,J=8.1Hz),,7.25−7.21(1H,m),6.74(1H,dd,J=8.7,1.8Hz),6.69(1H,s),5.67(2H,s),3.81(3H,s),2.49(3H,s).
【1031】
(3)1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−オール[138−3](以下、化合物[138−3]という)の合成
【1032】
【化297】
[この文献は図面を表示できません]
【1033】
工程(2)で得た化合物[138−2](785mg)のジクロロメタン(10mL)溶液に三臭化ホウ素1Mジクロロメタン溶液(10mL)を加えて、室温で10分間攪拌した。反応混合物に水を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(84mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.46−7.44(3H,m),7.35−7.31(1H,m),6.70(1H,s),6.68−6.65(1H,m),5.60(2H,s),2.40(3H,s).
【1034】
(4)[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イルオキシ]酢酸エチル[138−4](以下、化合物[138−4]という)の合成
【1035】
【化298】
[この文献は図面を表示できません]
【1036】
工程(3)で得た化合物[138−3](81mg)のジメチルホルムアミド(3mL)溶液に炭酸カリウム(78mg)及びブロモ酢酸エチルエステル(0.05mL)を加えて、室温で20時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(89mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.50(1H,d,J=8.8Hz),7.37(2H,d,J=8.1Hz),7.24−7.22(1H,m),6.81(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),6.67(1H,d,J=1.7Hz),5.65(2H,s),4.63(2H,s),4.28(2H,q,J=7.2Hz),2.48(3H,s),1.30(3H,t,J=7.2Hz).
【1037】
(5)2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イルオキシ]酢酸[138]の合成

工程(4)で得た化合物[138−4](89mg)から実施例117の工程(2)の方法に準じて表題化合物(72mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.55(1H,d,J=9.3Hz),7.44(2H,d,J=8.1Hz),7.36−7.32(1H,m),6.83(2H,d,J=7.1Hz),5.68(2H,s),4.68(2H,s),2.43(3H,s).
【1038】
実施例139
[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]メタンスルホン酸[139](以下、化合物[139]という)の合成
【1039】
【化299】
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【1040】
(1)6−ブロモメチル−1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール[139−1](以下、化合物[139−1]という)の合成
【1041】
【化300】
[この文献は図面を表示できません]
【1042】
実施例127の工程(2)で得た化合物[127−2](197mg)のエタノール(10mL)溶液に水素化ホウ素ナトリウム(32mg)を加えて、室温で1時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣のジクロロメタン(10mL)溶液に四臭化炭素(304mg)及びトリフェニルホスフィン(247mg)を加えて、室温で1時間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮した後、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(168mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.59(1H,d,J=8.3Hz),7.40−7.36(3H,m),7.23(1H,d,J=8.1Hz),7.14(1H,d,J=8.3Hz),5.70(2H,s),4.63(2H,s),2.50(3H,s).
【1043】
(2)[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]メタンスルホン酸[139]の合成

工程(1)で得た化合物[139−1](119mg)のジメチルスルホキシド(2mL)及び水(5mL)溶液に亜硫酸ナトリウム(49mg)を加えて、130℃で1時間攪拌した。反応混合物に水を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(6mg)を白色固体として得た。
1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.65−7.63(2H,brm),7.45(2H,d,J=7.8Hz),7.37−7.33(1H,m),7.29(1H,s),5.76(2H,s),4.22(2H,s),2.49(3H,s).
ESI−MSfound:385[M+H]+
【1044】
実施例140
2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[140](以下、化合物[140]という)の合成
【1045】
【化301】
[この文献は図面を表示できません]
【1046】
(1)1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)プロパン−1−オール[140−1](以下、化合物[140−1]という)の合成
【1047】
【化302】
[この文献は図面を表示できません]
【1048】
4−ブロモ−2−フルオロベンズアルデヒド(5.1g)をテトラヒドロフラン(50mL)に溶解し、エチルマグネシウムブロミド1Mテトラヒドロフラン溶液(41mL)を0℃で加えた後、室温で1時間攪拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を氷冷下で加えて、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(3.78g)を無色液体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.39−7.16(3H,m),4.96−4.85(1H,m),1.88(1H,d,J=2.9Hz),1.84−1.70(2H,m),0.94(3H,t,J=7.4Hz).
【1049】
(2)1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)プロパン−1−オン[140−2](以下、化合物[140−2]という)の合成
【1050】
【化303】
[この文献は図面を表示できません]
【1051】
工程(1)で得られた化合物[140−1](3.78g)を1,4−ジオキサン(50mL)に溶解し、二酸化マンガン(10.6g)を室温で加えた後、80℃で16時間攪拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(1.84g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.77(1H,t,J=8.2Hz),7.40−7.30(2H、m),3.02−2.94(2H,m),1.20(3H,t,J=7.2Hz).
【1052】
(3)6−ブロモ−3−エチル−1H−インダゾール[140−3](以下、化合物[140−3]という)の合成
【1053】
【化304】
[この文献は図面を表示できません]
【1054】
工程(2)得られた化合物[140−2](1.84g)を1,4−ジオキサン(20mL)に溶解し、ヒドラジン1水和物(1.2mL)を室温で加え、110℃で17時間攪拌した。反応混合物に0.1N−塩酸を加えた後、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(0.95g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:10.50−9.50(1H,br),7.61(1H,s),7.57(1H,d,J=8.5Hz),7.28−7.21(1H,m),3.00(2H,q,J=7.6Hz),1.41(3H,t,J=7.6Hz).
【1055】
(4)6−ブロモ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール[140−4](以下、化合物[140−4]という)の合成
【1056】
【化305】
[この文献は図面を表示できません]
【1057】
工程(3)で得られた化合物[140−3](355mg)及び2,6−ジクロロベンジルクロリド(610mg)から実施例66の工程(1)の方法に準じて表題化合物(295mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.51(2H,d,J=8.3Hz),7.37(2H,d,J=8.1Hz),7.23(1H,d,J=8.3Hz),7.18(1H,d,J=9.8Hz),5.68(2H,s),2.92(2H,q,J=7.6Hz),1.32(3H,t,J=7.6Hz).
【1058】
(5)6−アリル−1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール[140−5](以下、化合物[140−5]という)の合成
【1059】
【化306】
[この文献は図面を表示できません]
【1060】
工程(4)で得られた化合物[140−4](159mg)及びアリルトリブチルスズ(152μL)から実施例66の工程(2)の方法に準じて表題化合物(125mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.57(1H,d,J=8.3Hz),7.35(2H,d,J=8.1Hz),7.26−7.18(1H,m),7.12(1H,s),6.93(1H,d,J=8.1Hz),6.04−5.90(1H,m),5.70(2H,s),5.12−5.05(2H,m),3.48(2H,d,J=6.6Hz),2.93(2H,q,J=7.6Hz),1.33(3H,t,J=7.6Hz).
【1061】
(6)[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−イル]アセトアルデヒド[140−6](以下、化合物[140−6]という)の合成
【1062】
【化307】
[この文献は図面を表示できません]
【1063】
工程(5)で得られた化合物[140−5](125mg)から実施例66の工程(3)の方法に準じて表題化合物(71mg)を褐色固体として得た。
【1064】
1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.76(1H,t,J=2.2Hz),7.66(1H,d,J=8.3Hz),7.37(2H,d,J=8.1Hz),7.26−7.20(1H,m),7.18(1H,s),6.94(1H,d,J=8.1Hz),5.72(2H,s),3.78(2H,d,J=2.0Hz),2.94(2H,q,J=7.6Hz),1.34(3H,t,J=7.6Hz).
【1065】
(7)2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[140]の合成

工程(6)で得られた化合物[140−6](71mg)から実施例66の工程(4)の方法に準じて表題化合物(56mg)を褐色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.65(1H,d,J=8.3Hz),7.48−7.40(3H,m),7.34(1H,dd,J=8.8,7.3Hz),7.07(1H,d,J=7.6Hz),5.73(2H,s),3.72(2H,s),2.90(2H,q,J=7.6Hz),1.30(3H,t,J=7.7Hz).
ESI−MSfound:363[M+H]+
【1066】
実施例141
2−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸カリウム[141](以下、化合物[141]という)の合成
【1067】
【化308】
[この文献は図面を表示できません]
【1068】
化合物[140](42mg)のエタノール(1mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(116μL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(110mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.60(1H,d,J=8.1Hz),7.46−7.38(3H,m),7.34−7.30(1H,m),7.13(1H,d,J=8.1Hz),5.71(2H,s),3.61(2H,s),2.88(2H,q,J=7.5Hz),1.28(3H,t,J=7.6Hz).
ESI−MSfound:363[M−K+2H]+
【1069】
実施例142
2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[142](以下、化合物[142]という)の合成
【1070】
【化309】
[この文献は図面を表示できません]
【1071】
(1)6−ブロモ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール[142−1](以下、化合物[142−1]という)の合成
【1072】
【化310】
[この文献は図面を表示できません]
【1073】
実施例140の工程(3)で得た化合物[140−3](1.03g)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(1.39g)から、実施例66の工程(1)の方法に準じて表題化合物(0.80g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.46(1H,d,J=8.5Hz),7.21−7.08(5H,m),5.45(2H,s),2.93(2H,q,J=7.6Hz),2.32(6H,s),1.35(3H,t,J=7.6Hz).
【1074】
(2)6−アリル−1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール[142−2](以下、化合物[142−2]という)の合成
【1075】
【化311】
[この文献は図面を表示できません]
【1076】
工程(1)で得た化合物[142−1](225mg)及びアリルトリブチルスズ(241μL)から、実施例66の工程(2)の方法に準じて表題化合物(203mg)を無色アモルファスとして得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.55(1H,d,J=8.3Hz),7.16(1H,t,J=7.6Hz),7.06(2H,d,J=7.6Hz),6.89(1H,d,J=8.3Hz),6.71(1H,s),5.95−5.82(1H,m),5.49(2H,s),5.10−5.00(2H,m),3.37(2H,d,J=6.8Hz),2.93(2H,q,J=7.6Hz),2.33(6H,s),1.35(3H,t,J=7.6Hz).
【1077】
(3)1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−カルバルデヒド[142−3A](以下、化合物[142−3A]という)及び[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−イル]−アセトアルデヒド[142−3B](以下、化合物[142−3B]という)
【1078】
【化312】
[この文献は図面を表示できません]
【1079】
工程(2)で得た化合物[142−2](225mg)から、実施例66の工程(3)の方法に準じて表題化合物[142−3A](37mg)を白色固体として得た。また表題化合物[142−3B](51mg)を白色固体として得た。

[142−3A]
1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.91(1H,s),7.76(1H,d,J=8.3Hz),7.58(1H,d,J=8.3Hz),7.38(1H,s),7.23−7.19(1H,m),7.11(2H,d,J=7.6Hz),5.61(2H,s),2.99(2H,q,J=7.6Hz),2.34(6H,s),1.38(3H,t,J=7.6Hz).

[142−3B]
1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.67(1H,s),7.64(1H,d,J=8.3Hz),7.20−7.16(1H,m),7.08(2H,d,J=7.6Hz),6.88(1H,d,J=7.8Hz),6.70(1H,s),5.51(2H,s),3.66(2H,d,J=2.0Hz),2.96(2H,q,J=7.6Hz),2.32(6H,s),1.36(3H,t,J=7.6Hz).
【1080】
(4)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[142]の合成

工程(3)で得た化合物[142−3B](51mg)から、実施例66の工程(4)の方法に準じて表題化合物(35mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.64(1H,d,J=8.3Hz),7.17−7.00(5H,m),5.50(2H,s),3.64(2H,s),2.92(2H,q,J=7.6Hz),2.27(6H,s),1.31(3H,t,J=7.6Hz).
ESI−MSfound:323[M+H]+
【1081】
実施例143
1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−カルボン酸[143](以下、化合物[143]という)の合成
【1082】
【化313】
[この文献は図面を表示できません]
【1083】
実施例142の工程(3)で得た化合物[142−3A](37mg)から、実施例66の工程(4)の方法に準じて表題化合物(25mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:8.21(1H,s),7.80(1H,d,J=8.3Hz),7.63(1H,d,J=8.5Hz),7.14−7.03(3H,m),5.56(2H,s),2.87(2H,q,J=7.5Hz),2.29(6H,s),1.24(3H,t,J=7.6Hz).
ESI−MSfound:309[M+H]+
【1084】
実施例144
1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−カルボン酸[144](以下、化合物[144]という)の合成
【1085】
【化314】
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【1086】
実施例140の工程(4)で得た化合物[140−4](34mg)に水(2mL)、ピリジン(32μL)、モリブデンヘキサカルボニル(25mg)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(9mg)及び酢酸パラジウム(II)(2mg)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて160℃で20分間反応させた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を逆相分取液体クロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(5mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.25(1H,s),7.79−7.75(2H,m),7.45(2H,d,J=8.1Hz),7.35(1H,t,J=8.1Hz),5.82(2H,s),2.94(2H,q,J=7.6Hz),1.31(3H,t,J=7.6Hz).
ESI−MSfound:349[M+H]+
【1087】
実施例145
3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸[145](以下、化合物[145]という)の合成
【1088】
【化315】
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【1089】
(1)(E)−3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−イル]アクリル酸メチル[145−1](以下、化合物[145−1]という)の合成
【1090】
【化316】
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【1091】
実施例140の工程(4)で得た化合物[140−4](201mg)及びアクリル酸メチル(94μL)から実施例121の工程(1)の方法に準じて表題化合物(132mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.77(1H,d,J=16.1Hz),7.65(1H,d,J=8.5Hz),7.44−7.34(3H,m),7.33−7.20(2H,m),6.47(1H,d,J=16.1Hz),5.76(2H,s),3.83(3H,s),2.95(2H,q,J=7.6Hz),1.34(3H,t,J=7.6Hz).
【1092】
(2)3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸メチル[145−2](以下、化合物[145−2]という)の合成
【1093】
【化317】
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【1094】
工程(1)で得た化合物[145−1](43mg)を酢酸エチル(2mL)及びテトラヒドロフラン(2mL)の混合溶媒に溶解し、フェニルスルフィド(2μL)及び5%パラジウム炭素(48mg)を加えた後、水素雰囲気下室温で24時間攪拌した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を分取用薄層クロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(5mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.57(1H,d,J=8.3Hz),7.36(2H,d,J=7.8Hz),7.30−7.18(1H,m),7.14(1H,s),6.94(1H,d,J=8.3Hz),5.70(2H,s),3.67(3H,s),3.05(2H,t,J=7.8Hz),2.92(2H,q,J=7.6Hz),2.66(2H,t,J=7.7Hz),1.31(3H,t,J=7.6Hz).
【1095】
(3)3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸[145]の合成

工程(2)で得た化合物[145−2](40mg)から、実施例117の工程(2)記載の方法に準じて表題化合物(39mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.62(1H,d,J=8.1Hz),7.44(2H,d,J=8.1Hz),7.35(1H,d,J=7.6Hz),7.31(1H,s),7.02(1H,d,J=8.1Hz),5.72(2H,s),3.04(2H,t,J=7.6Hz),2.89(2H,q,J=7.6Hz),2.65(2H,t,J=7,7Hz),1.29(3H,t,J=7.6Hz).
ESI−MSfound:377[M+H]+
【1096】
実施例146
(E)−3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−インダゾール−6−イル]アクリル酸[146](以下、化合物[146]という)の合成
【1097】
【化318】
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【1098】
実施例145の工程(1)で得た化合物[145−1](21mg)から実施例117の工程(2)の方法に準じて表題化合物(16mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.85−7.65(3H,m),7.50−7.30(4H,m),6.55(1H,d,J=16.1Hz),5.80(2H,s),2.92(2H,q,J=7.6Hz),1.31(3H,t,J=7.7Hz).
ESI−MSfound:375[M+H]+
【1099】
実施例147
2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−イソプロピル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[147](以下、化合物[147]という)の合成
【1100】
【化319】
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【1101】
(1)6−ブロモ−3−イソプロピル−1H−インダゾール[147−1](以下、化合物[147−1]という)の合成
【1102】
【化320】
[この文献は図面を表示できません]
【1103】
4−ブロモ−2−フルオロベンズアルデヒド(3.05g)及びイソプロピルマグネシウムクロリド1Mテトラヒドロフラン溶液(25mL)から実施例140の工程(1)〜(3)の方法に準じて表題化合物(300mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.64−7.61(2H,m),7.24(1H,dd,J=8.5,1.7Hz),3.45−3.35(1H,m),1.45(6H,d,J=6.8Hz).
【1104】
(2)6−ブロモ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−イソプロピル−1H−インダゾール[147−2](以下、化合物[147−2]という)の合成
【1105】
【化321】
[この文献は図面を表示できません]
【1106】
工程(1)で得た化合物[147−1](300mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(292mg)から実施例66の工程(1)の方法に準じて表題化合物(263mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.56(1H,dd,J=8.5,0.5Hz),7.21−7.17(1H,m),7.12−7.02(4H,m),5.48(2H,s),3.39−3.28(1H,m),2.33(6H,s),1.41(6H,d,J=7.1Hz).
【1107】
(3)2−[1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−イソプロピル−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[147]の合成

工程(2)で得た化合物[147−2](50mg)から実施例66の工程(2)〜(4)の方法に準じての表題化合物(41mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.69(1H,dd,J=8.4,0.6Hz),7.14−7.11(1H,m),7.06−7.04(3H,m),7.00(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),5.50(2H,s),3.61(2H,s),3.38−3.29(1H,m),2.28(6H,s),1.39(6H,d,J=6.8Hz).
ESI−MSfound:337[M+H]+
【1108】
実施例148
2−[3−シクロプロピル−1−(2,6−ジクロロベンジル)−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[148](以下、化合物[148]という)の合成
【1109】
【化322】
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【1110】
(1)(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−シクロプロピルメタノン[148−1](以下、化合物[148−1]という)の合成
【1111】
【化323】
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【1112】
マグネシウム(265mg)にテトラヒドロフラン(2mL)を加え、ゆっくりとシクロプロピルブロミド(1.1mL)を室温で加えた後、室温で1時間攪拌した。4−ブロモ−2−フルオロベンズアルデヒド(2.0g)のテトラヒドロフラン(20mL)溶液に得られたグリニャール試薬のテトラヒドロフラン溶液を0℃で加えた後、室温で2日間攪拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(2.19g)を褐色油状物として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.70−7.35(1H,m),7.40−7.20(2H,m),2.60−2.50(1H,m),1.43−1.25(2H,m),1.11−1.05(2H,m).
【1113】
(2)6−ブロモ−3−シクロプロピル−1H−インダゾール[148−2](以下、化合物[148−2]という)の合成
【1114】
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
【1115】
工程(1)で得られた化合物[148−1](806mg)から実施例140の工程(3)の方法に準じて表題化合物(483mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:10.0−9.50(1H,br),7.65−7.55(2H,m),7.23(1H,d,J=8.5,1.2Hz),2.24−2.16(1H,m),1.10−1.00(4H,m).
【1116】
(3)6−ブロモ−3−シクロプロピル−1−(2,6−ジクロロベンジル)−1H−インダゾール[148−3](以下、化合物[148−3]という)の合成
【1117】
【化325】
[この文献は図面を表示できません]
【1118】
工程(2)で得られた化合物[148−2](200mg)及び2,6−ジクロロベンジルクロリド(250mg)から実施例66の工程(1)の方法に準じて表題化合物(299mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.51−7.49(2H,m),7.40−7.30(2H,m),7.27−7.10(2H,m),5.63(2H,s),2.16−2.08(1H,m),1.10−0.99(4H,m).
【1119】
(4)2−[3−シクロプロピル−1−(2,6−ジクロロベンジル)−1H−インダゾール−6−イル]酢酸[148]の合成

工程(3)で得られた化合物[148−3](286mg)から実施例66の工程(2)〜(4)の方法に準じて表題化合物(28mg)を褐色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.58(1H,d,J=7.3Hz),7.45−7.36(3H,m),7.31(1H,dd,J=8.8,7.6Hz),7.10(1H,d,J=7.3Hz),5.67(2H,s),3.59(2H,s),2.17−2.11(1H,m),0.94(4H,d,J=5.4Hz).
ESI−MSfound:375[M+H]+
【1120】
実施例149
3−クロロ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インダゾール−6−カルボン酸[149](以下、化合物[149]という)の合成
【1121】
【化326】
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【1122】
(1)3−クロロ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インダゾール−6−カルボン酸−2,6−ジメチルベンジルエステル[149−1](以下、化合物[149−1]という)の合成
【1123】
【化327】
[この文献は図面を表示できません]
【1124】
1H−インダゾール−6−カルボン酸(343mg)のアセトニトリル(10mL)溶液にN−クロロスクシンイミド(313mg)を加えて、60℃で2時間攪拌した。反応液を減圧濃縮した後、アセトン(10mL)、炭酸カリウム(883mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(724mg)を加えて室温で2日間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(195mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.79(1H,d,J=8.8Hz),7.65(2H,d,J=8.1Hz),7.26−7.23(1H,m),7.14(2H,d,J=7.6Hz),7.06−7.02(1H,m),6.92(2H,d,J=7.6Hz),5.54(2H,s),5.40(2H,s),2.42(6H,s),2.25(6H,s).
【1125】
(2)3−クロロ−1−(2,6−ジメチルベンジル)−1H−インダゾール−6−カルボン酸[149](以下、化合物[149]という)の合成

工程(1)で得た化合物[149−1](24mg)から実施例117の工程(2)の方法に準じて表題化合物(15mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.19(1H,s),7.84(1H,d,J=7.8Hz),7.71(1H,d,J=8.5Hz),7.18−7.14(1H,m),7.08(2H,d,J=7.3Hz),5.64(2H,s),2.31(6H,s).
ESI−MSfound:315[M+H]+
【1126】
実施例150
3−シアノ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−1H−インダゾール−6−カルボン酸[150](以下、化合物[150]という)の合成
【1127】
【化328】
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【1128】
(1)(2−アミノ−4−ブロモフェニル)アセトニトリル[150−1](以下、化合物[150−1]という)の合成
【1129】
【化329】
[この文献は図面を表示できません]
【1130】
シアノ酢酸エチルエステル(3.2mL)のジメチルスルホキシド(20mL)溶液に水素化ナトリウム(1.22g)を室温で加えた後、1,4−ジブロモ−2−ニトロベンゼン(4.21g)を加え、90℃で3時間攪拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を1M−炭酸水素ナトリウム水溶液(60mL)に懸濁させ、80℃で24時間攪拌した。反応混合物に2N−塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をテトラヒドロフラン(20mL)、エタノール(40mL)及び水(20mL)に溶解し、塩化アンモニウム(4.03g)及び鉄粉末(4.22g)を加え、100℃で5時間攪拌した。反応混合物を綿栓でろ過した後、濾液を酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(3.03g)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.06(1H,d,J=8.1Hz),6.94−6.91(2H,m),3.75(2H,brs),3.52(2H,s).
【1131】
(2)6−ブロモ−1H−インダゾール−3−カルボニトリル[150−2](以下、化合物[150−2]という)の合成
【1132】
【化330】
[この文献は図面を表示できません]
【1133】
工程(1)で得た化合物[150−1](3.03g)の2N−塩酸(50mL)溶液に亜硝酸ナトリウム(1.61g)を室温で加えた後、室温で20時間攪拌した。析出した固体を濾取し、得られた固体を酢酸(15mL)に溶解させ100℃で2時間攪拌した。反応混合物を氷水に注ぎ、3N−水酸化ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(1.55g)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.91(1H,s),7.76(1H,d,J=8.8Hz),7.49(1H,d,J=8.8Hz).
【1134】
(3)3−シアノ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−1H−インダゾール−6−カルボン酸[150]の合成

工程(2)で得た化合物[150−2](570mg)及び2、6−ジクロロベンジルクロリド(747mg)から実施例66の方法に準じて表題化合物(118mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:13.31(1H,brs),8.67(1H,s),7.97(1H,d,J=8.5Hz),7.92(1H,d,J=8.5Hz),7.55(2H,d,J=7.8Hz),7.48−7.44(1H,m),6.04(2H,s).
【1135】
実施例151
1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−6−カルボン酸[151](以下、化合物[151]という)の合成
【1136】
【化331】
[この文献は図面を表示できません]
【1137】
(1)2,6−ジクロロ−N−メトキシ−N−メチルニコチンアミド[151−1](以下、化合物[151−1]という)の合成
【1138】
【化332】
[この文献は図面を表示できません]
【1139】
2,6−ジクロロニコチン酸(1.92g)、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(1.46g)及びトリエチルアミン(2.1mL)のN,N−ジメチルホルムアミド(30mL)懸濁液に、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(2.30g)を加えた後、室温で4日間攪拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより、表題化合物(1.61g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.65(1H,d,J=8.0Hz),7.34(1H,d,J=8.0Hz),3.51(3H,s),3.40(3H,s).
ESI−MSfound:235[M+H]+
【1140】
(2)1−(2,6−ジクロロピリジン−3−イル)エタノン[151−2](以下、化合物[151−2]という)の合成
【1141】
【化333】
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【1142】
工程(1)で得た化合物[151−1](487mg)のテトラヒドロフラン(10mL)溶液に、ヨウ化メチルマグネシウムの2Mジエチルエーテル溶液(1.24mL)を0℃で加えた後、70℃で72時間攪拌した。反応混合物に塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(205mg)を無色油状物質として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.93(1H,d,J=8.1Hz),7.37(1H,d,J=8.1Hz),2.71(3H,s).
ESI−MSfound:190[M+H]+
【1143】
(3)6−クロロ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン[151−3](以下、化合物[151−3]という)の合成
【1144】
【化334】
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【1145】
工程(2)で得た化合物[151−2](205mg)をジクロロメタン(2.7mL)に溶解し、チタンテトライソプロポキシド(0.63mL)を室温で加えた後、室温で15分間攪拌した。次に反応混合物にヒドラジン1水和物(0.11mL)を加え、室温で3時間攪拌した。反応混合物に水を加えて30分間攪拌した後、不溶物を濾別し、不溶物はクロロホルムにて洗浄した。濾液及び洗液を減圧濃縮することにより白色固体を得た。得られた固体にエタノール(1.5mL)を加えマイクロウェーブ反応装置を用いて150℃で20分間反応させた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより、表題化合物(86mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)TM:10.15(1H,brs),7.97(1H,d,J=8.3Hz),7.15(1H,d,J=8.3Hz),2.58(3H,s).
ESI−MSfound:168[M+H]+
【1146】
(4)6−クロロ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン[151−4](以下、化合物[151−4]という)の合成
【1147】
【化335】
[この文献は図面を表示できません]
【1148】
工程(3)で得た化合物[151−3](86mg)及び2,6−ジクロロベンジルクロリド(208mg)から実施例66の工程(1)の方法に準じて表題化合物(104mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.89(1H,d,J=8.3Hz),7.39−7.31(2H,m),7.26−7.18(1H,m),7.09(1H,d,J=8.3Hz),5.83(2H,s),2.47(3H,s).
ESI−MSfound:326[M+H]+
【1149】
(5)1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−6−カルボニトリル[151−5](以下、化合物[151−5]という)の合成
【1150】
【化336】
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【1151】
工程(4)で得た化合物[151−4](66mg)、亜鉛粉末(4mg)、シアン化亜鉛(18mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(18mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液をアルゴン雰囲気下、マイクロウェーブ反応装置を用いて150℃で10分間反応させた。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより、表題化合物(38mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.09(1H,d,J=8.1Hz),7.46(1H,d,J=8.1Hz),7.37(2H,d,J=8.1Hz),7.25(1H,d,J=8.3Hz),5.90(2H,s),2.53(3H,s).
ESI−MSfound:317[M+H]+
【1152】
(6)1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−6−カルボン酸[151]の合成

工程(5)で得た化合物[151−5](38mg)のテトラヒドロフラン(0.5mL)及びメタノール(0.5mL)溶液に3N−水酸化ナトリウム溶液(0.6mL)を加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて150℃で5分間反応させた。反応混合物に1M塩酸(0.46mL)を加え、溶媒を減圧濃縮した。得られた残渣を逆相分取液体クロマトグラフィーにて精製することにより、表題化合物(34mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:13.42(1H,s),8.37(1H,d,J=8.3Hz),7.86(1H,d,J=8.3Hz),7.52(1H,d,J=8.7Hz),7.52(1H,d,J=7.4Hz),7.42(1H,dd,J=8.7,7.4Hz),5.82(2H,s),2.44(3H,s).
ESI−MSfound:336[M+H]+
【1153】
実施例152
1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−6−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン[152](以下、化合物[152]という)の合成
【1154】
【化337】
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【1155】
(1)[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−6−イル]アセトニトリル[152−1](以下、化合物[152−1]という)の合成
【1156】
【化338】
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【1157】
アルゴン雰囲気下、実施例151の工程(4)で得た化合物[151−4](33mg)をトルエン(1.0mL)に溶解し、アセトニトリル(52μL)を加えた後、0℃に冷却した。次いで、ヘキサメチルジシラザンナトリウムの1.0Mテトラヒドロフラン溶液(2.0mL)を滴下し、0℃で1時間攪拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(16mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.98(1H,d,J=8.1Hz),7.35(2H,d,J=7.8Hz),7.24−7.20(1H,m),7.17(1H,d,J=8.1Hz),5.86(2H,s),4.04(2H,s),2.50(3H,s).
ESI−MSfound:331[M+H]+
【1158】
(2)1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−6−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン[152]の合成

工程(1)で得た化合物[152−1](28mg)から実施例134の工程(2)の方法に準じて表題化合物(4.4mg)を黄白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.11(1H,d,J=8.0Hz),7.37(2H,d,J=7.6Hz),7.29(1H,dd,J=8.8,7.1Hz),7.21(1H,d,J=8.3Hz),5.79(2H,s),4.64(2H,s),2.45(3H,s).
ESI−MSfound:374[M+H]+
【1159】
実施例153
1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸[153](以下、化合物[153]という)の合成
【1160】
【化339】
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【1161】
(1)1−(5−ブロモ−3−フルオロ−ピリジン−2−イル)エタノン[153−1](以下、化合物[153−1]という)の合成
【1162】
【化340】
[この文献は図面を表示できません]
【1163】
文献記載の方法(ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー、2009年、74巻、4547項)により得た5−ブロモ−3−フルオロピリジン−2−カルボニトリル(2.2g)のトルエン(22mL)溶液にメチルマグネシウムクロリドの3.0Mテトラヒドロフラン溶液(5.4mL)を室温で加えて20分間攪拌した。反応混合物に水を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(793mg)を淡黄色油状物として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.56(1H,s),7.74(1H,d,J=9.6Hz),2.68(3H,s).
【1164】
(2)6−ブロモ−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[153−2](以下、化合物[153−2]という)の合成
【1165】
【化341】
[この文献は図面を表示できません]
【1166】
工程(1)で得た化合物[153−1](1.2g)をエチレングリコール(11mL)に溶解し、ヒドラジン1水和物(11mL)を室温で加えた後、140℃で17時間攪拌した。放冷後、反応混合物に水を加え、析出した固体を濾取することにより表題化合物(788mg)を黄色結晶として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.51(1H,d,J=1.7Hz),8.16(1H,d,J=2.0Hz),2.59(3H,s).
ESI−MSfound:212[M+H]+
【1167】
(3)6−ブロモ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[153−3](以下、化合物[153−3]という)の合成
【1168】
【化342】
[この文献は図面を表示できません]
【1169】
工程(2)で得られた化合物[153−2](196mg)及び2,6−ジクロロベンジルクロリドから、実施例66の工程(1)の方法に準じて表題化合物(274mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.51(1H,d,J=1.7Hz),7.80(1H,d,J=1.7Hz),7.39(2H,d,J=7.8Hz),7.29−7.26(1H,m),5.69(2H,s),2.60(3H,s).
ESI−MSfound:370[M+H]+
【1170】
(4)1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボニトリル[153−4](以下、化合物[153−4]という)の合成
【1171】
【化343】
[この文献は図面を表示できません]
【1172】
工程(3)で得た化合物[153−3](100mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.3mL)に溶解し、シアン化亜鉛(25mg)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(34mg)を室温で加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて95℃で3時間攪拌した。放冷後、反応混合物に飽和炭酸カリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(44mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.69(1H,d,J=1.5Hz),7.93(1H,d,J=1.5Hz),7.41(2H,d,J=8.1Hz),7.33−7.29(1H,m),5.80(2H,s),2.65(3H,s).
ESI−MSfound:317[M+H]+
【1173】
(5)1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸[153](以下、化合物[153]という)の合成

工程(4)で得られた化合物[153−4](44mg)のエタノール(3.5mL)溶液に3N−水酸化ナトリウム水溶液(3.5mL)を室温で加えた後、110℃で15分間攪拌した。放冷後、3N−塩酸を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を逆相分取液体クロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(28mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:9.05(1H,s),8.64(1H,s),7.46(2H,d,J=7.8Hz),7.38−7.34(1H,m),5.87(2H,s),2.56(3H,s).
ESI−MSfound:336[M+H]+
【1174】
実施例154
1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸カリウム[154](以下、化合物[154]という)の合成
【1175】
【化344】
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【1176】
化合物[153](22mg)のエタノール(2.0mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(66μL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(25mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:9.06(1H,s),8.55(1H,s),7.44(2H,d,J=7.8Hz),7.36−7.32(1H,m),5.83(2H,s),2.54(3H,s).
ESI−MSfound:336[M+H]+
【1177】
実施例155
(E)−3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル]アクリル酸[155](以下、化合物[155]という)の合成
【1178】
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
【1179】
(1)(E)−3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル]アクリル酸メチル[155−1](以下、化合物[155−1]という)の合成
【1180】
【化346】
[この文献は図面を表示できません]
【1181】
実施例153の工程(3)で得た化合物[153−3](100mg)から、実施例121の工程(1)の方法に準じて表題化合物(89mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.68(1H,s),7.79(1H,d,J=16.1Hz),7.70(1H,s),7.41(2H,d,J=8.1Hz),7.31−7.26(1H,m),6.55(1H,d,J=16.1Hz),5.77(2H,s),3.84(3H,s),2.63(3H,s).
ESI−MSfound:376[M+H]+
【1182】
(2)(E)−3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル]アクリル酸[155]の合成

工程(1)で得た化合物[155−1](25mg)から実施例117の工程(2)の方法に準じて表題化合物(9.0mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.65(1H,s),7.76(1H,d,J=16.3Hz),7.71(1H,s),7.39(2H,d,J=8.1Hz),7.29−7.26(1H,m),6.52(1H,d,J=15.9Hz),5.76(2H,s),2.61(3H,s).
ESI−MSfound:362[M+H]+
【1183】
実施例156
1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−6−(1H−テトラゾール−5−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[156](以下、化合物[156]という)の合成
【1184】
【化347】
[この文献は図面を表示できません]
【1185】
実施例153の工程(4)で得られた化合物[153−4](71mg)から実施例134の工程(2)の方法に準じて表題化合物(14mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:9.14(1H,d,J=1.5Hz),8.74(1H,d,J=1.5Hz),7.47(2H,d,J=8.1Hz),7.37(1H,dd,J=8.8,7.3Hz),5.89(2H,s),2.58(3H,s).
ESI−MSfound:360[M+H]+
【1186】
実施例157
5−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル]−1H−テトラゾール−1−イド=カリウム[157](以下、化合物[157]という)の合成
【1187】
【化348】
[この文献は図面を表示できません]
【1188】
化合物[156](30mg)のエタノール(2.0mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(84μL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(32mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:9.17(1H,s),8.69(1H,s),7.46(2H,d,J=7.8Hz),7.38−7.34(1H,m),5.88(2H,s),2.57(3H,s).
ESI−MSfound:360[M−K+2H]+
【1189】
実施例158
1−(2,3−ジクロロベンジル)−3−メチル−6−(1H−テトラゾール−5−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[158](以下、化合物[158]という)の合成
【1190】
【化349】
[この文献は図面を表示できません]
【1191】
実施例153の工程(2)で得た化合物[153−2](103mg)及び2,3−ジクロロベンジルクロリド(100μL)から、実施例153の工程(3)、(4)及び実施例134の工程(2)の方法に準じて表題化合物(20mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:9.19(1H,d,J=1.5Hz),8.64(1H,d,J=1.5Hz),7.50(1H,d,J=8.3Hz),7.25−7.21(1H,m),6.88(1H,d,J=7.6Hz),6.82(2H,s)2.66(3H,s).
ESI−MSfound:360[M+H]+
【1192】
実施例159
5−[1−(2,3−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル]−1H−テトラゾール−1−イド-=カリウム[159](以下、化合物[159]という)の合成
【1193】
【化350】
[この文献は図面を表示できません]
【1194】
化合物[158](20mg)のエタノール(1.0mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(63μL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(24mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:9.25(1H,d,J=1.5Hz),8.55(1H,d,J=1.5Hz),7.48(1H,d,J=8.1Hz),7.23−7.19(1H,m),6.81(1H,d,J=7.6Hz),5.80(2H,s)2.65(3H,s).
ESI−MSfound:360[M−K+2H]+
【1195】
実施例160
1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−3−メチル−6−(1H−テトラゾール−5−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[160](以下、化合物[160]という)の合成
【1196】
【化351】
[この文献は図面を表示できません]
【1197】
実施例153の工程(2)で得た化合物[153−2](111.4mg)及び2−クロロ−6−メチルベンジルクロリド(138.0mg)から、実施例66の工程(1)、実施例153の工程(4)及び実施例134の工程(2)の方法に準じて表題化合物(44.5mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:9.12(1H,d,J=1.5Hz),8.69(1H,d,J=1.5Hz),7.31(1H,d,J=7.2Hz),7.28−7.25(2H,m),5.79(2H,s),2.59(3H,s),2.49(3H,s).
ESI−MSfound:340[M+H]+
【1198】
実施例161
5−[1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル]−1H−テトラゾール−1−イド=カリウム[161](以下、化合物[161]という)の合成
【1199】
【化352】
[この文献は図面を表示できません]
【1200】
化合物[160](44.5mg)のエタノール(4.5mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(133μL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(46.0mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.15(1H,d,J=1.2Hz),8.64(1H,s),7.30(1H,d,J=7.1Hz),7.27−7.22(2H,m),5.76(2H,s),2.58(3H,s),2.48(3H,s).
ESI−MSfound:340[M+K−2H]+
【1201】
実施例162
3−メチル−1−(ナフタレン−1−イル)メチル−6−(1H−テトラゾール−5−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[162](以下、化合物[162]という)の合成
【1202】
【化353】
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【1203】
実施例153の工程(2)で得た化合物[153−2](80mg)及び1−(クロロメチル)ナフタレン(104mg)から、実施例66の工程(1)、実施例153の工程(4)及び実施例134の工程(2)方法に準じて表題化合物(44mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:9.20(1H,d,J=1.2Hz),8.52(1H,d,J=1.2Hz),8.25(1H,d,J=8.3Hz),7.90(1H,d,J=6.8Hz),7.84(1H,d,J=8.3Hz),7.56−7.51(2H,m),7.43−7.39(1H,m),7.16(1H,d,J=6.8Hz),6.16(2H,s),2.67(3H,s).
【1204】
実施例163
1−(2,5−ジメチルベンジル)−3−メチル−6−(1H−テトラゾール−5−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[163](以下、化合物[163]という)の合成
【1205】
【化354】
[この文献は図面を表示できません]
【1206】
実施例153の工程(2)で得た化合物[153−2](102mg)及び2,5−ジメチルベンジルクロリド(112mg)から、実施例66の工程(1)、実施例153の工程(4)及び実施例134の工程(2)の方法に準じて表題化合物(57mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:9.17(1H,d,J=1.7Hz),8.48(1H,d,J=1.5Hz),7.07(1H,d,J=7.8Hz),7.00(1H,d,J=7.3Hz),6.72(1H,s),5.62(2H,s),2.65(3H,s),2.31(3H,s),2.19(3H,s).
【1207】
実施例164
1−(2−クロロ−6−シクロプロピルベンジル)−3−メチル−6−(1H−テトラゾール−5−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[164](以下、化合物[164]という)の合成
【1208】
【化355】
[この文献は図面を表示できません]
【1209】
実施例156で得られた化合物[156](30mg)、シクロプロピルボロン酸(15mg)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(5mg)及び炭酸カリウム(35mg)を1,4−ジオキサン/水(容量比2/1)の混合溶媒(1.2mL)に懸濁し、マイクロウェーブ反応装置を用いて160℃で1時間攪拌した。放冷後、反応混合物に3N−塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を逆相分取液体クロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(13mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:9.12(1H,d,J=1.5Hz),8.68(1H,d,J=1.5Hz),7.27−7.26(2H,m),7.13(1H,d,J=6.8Hz),6.00(2H,s),2.59(3H,s),2.24−2.17(1H,m),0.92−0.89(2H,m),0.70−0.68(2H,m).
ESI−MSfound:366[M+H]+
【1210】
実施例165
5−[1−(2−クロロ−6−シクロプロピルベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル]−1H−テトラゾール−1−イド=カリウム[165](以下、化合物[165]という)の合成
【1211】
【化356】
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【1212】
化合物[164](22mg)のエタノール(2.0mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(60μL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(20mg)を淡黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:9.19(1H,d,J=1.5Hz),8.60(1H,d,J=1.5Hz),7.32−7.25(2H,m),7.12(1H,d,J=7.3Hz),5.96(2H,s),2.57(3H,s),2.18−2.16(1H,m),0.90−0.86(2H,m),0.68−0.66(2H,m).
ESI−MSfound:366[M−K+2H]+
【1213】
実施例166
1−(2,6−ジシクロプロピルベンジル)−3−メチル−6−(1H−テトラゾール−5−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[166](以下、化合物[166]という)の合成
【1214】
【化357】
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【1215】
実施例156で得られた化合物[156](47mg)、シクロプロピルボロン酸(33mg)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(8mg)及び炭酸カリウム(54mg)を1,4−ジオキサン/水(容量比2/1)の混合溶媒(2.0mL)に懸濁し、マイクロウェーブ反応装置を用いて160℃で1時間攪拌した。放冷後、反応混合物に3N−塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を逆相分取液体クロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(17mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.55(1H,s),8.48(1H,s),7.05(2H,d,J=7.3Hz),6.18(2H,s),2.78(3H,s),1.91−1.87(2H,m),0.90−0.86(4H,m),0.69−0.66(4H,m).
ESI−MSfound:372[M+H]+
【1216】
実施例167
1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸[167](以下、化合物[167]という)の合成
【1217】
【化358】
[この文献は図面を表示できません]
【1218】
(1)6−ブロモ−3−エチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[167−1](以下、化合物[167−1]という)の合成
【1219】
【化359】
[この文献は図面を表示できません]
【1220】
文献記載の方法(ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー、2009年、74巻、4547項)により得た5−ブロモ−3−フルオロピリジン−2−カルボニトリル(201mg)及びエチルマグネシウムクロリドから実施例153の工程(1)及び(2)の方法に準じて表題化合物(225mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.87(1H,s),8.58(1H,d,J=1.7Hz),7.95(1H,d,J=1.7Hz),3.12(2H,q,J=7.6Hz),1.45(3H,t,J=7.6Hz).
【1221】
(2)6−ブロモ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[167−2](以下、化合物[167−2]という)の合成
【1222】
【化360】
[この文献は図面を表示できません]
【1223】
工程(1)で得た化合物[167−1](223mg)及び2,6−ジクロロベンジルクロリド(279mg)から実施例66の工程(1)の方法に準じて表題化合物(325mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.51(1H,d,J=1.7Hz),7.77(1H,d,J=1.7Hz),7.40(2H,d,J=8.1Hz),7.29−7.27(1H,m),5.71(2H,s),3.04(2H,q,J=7.6Hz),1.39(3H,t,J=7.6Hz).
【1224】
(3)1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸エチル[167−3](以下、化合物[167−3]という)の合成
【1225】
【化361】
[この文献は図面を表示できません]
【1226】
工程(2)で得た化合物[167−2](101mg)のエタノール(5mL)溶液にトリエチルアミン(0.2mL)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(33mg)を室温で加えた後、一酸化炭素下に置換して18時間加熱還流した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(62mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.11(1H,s),8.32(1H,s),7.40(2H,d,J=8.1Hz),7.30−7.26(1H,m),5.81(2H,s),4.44(2H,q,J=7.2Hz),3.10(2H,q,J=7.6Hz),1.44−1.40(6H,m).
【1227】
(4)1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸[167]の合成
【1228】
工程(3)で得た化合物[167−3](62mg)から実施例117の工程(2)の方法に準じて表題化合物(40mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:9.04(1H,d,J=1.5Hz),8.64(1H,d,J=1.5Hz),7.47(2H,d,J=7.8Hz),7.38−7.36(1H,m),5.89(2H,s),3.03(2H,q,J=7.5Hz),1.34(3H,t,J=7.6Hz).
【1229】
実施例168
1−(2,6−ジメチルベンジル)−3−エチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸[168](以下、化合物[168]という)の合成
【1230】
【化362】
[この文献は図面を表示できません]
【1231】
実施例167の工程(1)で得た化合物[167−1](81mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリドから実施例66の工程(1)、実施例153の工程(4)及び(5)の方法に準じて表題化合物(33mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.99(1H,d,J=1.5Hz),8.20(1H,d,J=1.5Hz),7.20−7.16(1H,m),7.09(2H,d,J=7.3Hz),5.67(2H,s),3.05(2H,q,J=7.6Hz),2.31(6H,s),1.37(3H,t,J=7.6Hz).
ESI−MSfound:310[M+H]+
【1232】
実施例169
1−(2,3−ジクロロベンジル)−3−エチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸[169](以下、化合物[169]という)の合成
【1233】
【化363】
[この文献は図面を表示できません]
【1234】
実施例167の工程(1)で得た化合物[167−1](120mg)及び2,3−ジクロロベンジルクロリドから実施例66の工程(1)、実施例153の工程(4)及び(5)の方法に準じて表題化合物(74mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:9.06(1H,d,J=1.5Hz),8.58(1H,d,J=1.5Hz),7.48(1H,d,J=7.8Hz),7.22−7.18(1H,m),6.84(1H,d,J=7.3Hz),5.79(2H,s),3.09(2H,q,J=7.6Hz),1.40(3H,t,J=7.6Hz).
ESI−MSfound:350[M+H]+
【1235】
実施例170
1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−3−エチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸[170](以下、化合物[170]という)の合成
【1236】
【化364】
[この文献は図面を表示できません]
【1237】
実施例167の工程(1)で得た化合物[167−1](144.1mg)及び2−クロロ−6−メチルベンジルクロリド(167.4mg)から実施例66の工程(1)、実施例153の工程(4)及び(5)の方法に準じて表題化合物(1.1mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.02(1H,d,J=1.2Hz),8.54(1H,d,J=1.5Hz),7.32(1H,d,J=7.3Hz),7.28−7.24(1H,m),7.22(1H,d,J=6.8Hz),5.79(2H,s),3.04(2H,q,J=7.6Hz),2.45(3H,s),1.36(3H,t,J=7.6Hz).
ESI−MSfound:330[M+H]+
【1238】
実施例171
1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−6−(1H−テトラゾール−5−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[171](以下、化合物[171]という)の合成
【1239】
【化365】
[この文献は図面を表示できません]
【1240】
実施例167の工程(1)で得た化合物[167−1]及び2,6−ジクロロベンジルクロリドから実施例66の工程(1)、実施例153の工程(4)及び実施例134の工程(2)の方法に準じて表題化合物(40mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:9.12(1H,s),8.72(1H,d,J=1.5Hz),7.47(2H,d,J=7.8Hz),7.39−7.35(1H,m),5.90(2H,s),3.04(2H,q,J=7.6Hz),1.36(3H,t,J=7.6Hz).
ESI−MSfound:374[M+H]+
【1241】
実施例172
3−クロロ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸[172](以下、化合物[172]という)の合成
【1242】
【化366】
[この文献は図面を表示できません]
【1243】
(1)5−ブロモ−3−フルオロピリジン−2−カルボアルデヒド[172−1](以下、化合物[172−1]という)の合成
【1244】
【化367】
[この文献は図面を表示できません]
【1245】
文献記載の方法(ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー、2009年、74巻、4547項)により得た5−ブロモ−3−フルオロピリジン−2−カルボニトリル(4.5g)をジクロロメタン(140mL)に溶解して−78℃に冷却した。ジイソブチルアルミニウムヒドリド1.0Mトルエン溶液(33mL)を−78℃で加えた後、0℃に昇温して5分間攪拌した。再び−78℃に冷却し、反応混合物に3N−塩酸を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(848mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:10.17(1H,s),8.69(1H,s),7.80(1H,dd,J=9.1,1.3Hz).
【1246】
(2)6−ブロモ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[172−2](以下、化合物[172−2]という)の合成
【1247】
【化368】
[この文献は図面を表示できません]
【1248】
工程(1)で得られた化合物[172−1](426mg)をエチレングリコール(2.1mL)に溶解し、ヒドラジン1水和物(197μL)を室温で加えた後、140℃で23時間攪拌した。放冷後、反応混合物に水を加え、クロロホルム/イソプロパノール(容量比10/1)の混合溶液で抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(275mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:10.17(1H,br),8.65(1H,d,J=1.7Hz),8.31(1H,s),8.04(1H,s).
ESI−MSfound:198[M+H]+
【1249】
(3)6−ブロモ−3−クロロ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[172−3](以下、化合物[172−3]という)の合成
【1250】
【化369】
[この文献は図面を表示できません]
【1251】
工程(2)で得られた化合物[172−2](123mg)をアセトニトリル(4.1mL)に溶解し、N−クロロこはく酸イミド(91mg)を室温で加えた後、60℃で3時間攪拌した。さらに、N−クロロこはく酸イミド(91mg)を60℃で加えて2時間攪拌した。放冷後、反応混合物に1N−水酸化ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮することにより表題化合物(140mg)を淡黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.99(1H,br),8.69(1H,d,J=2.0Hz),8.02(1H,d,J=2.0Hz).
ESI−MSfound:232[M+H]+
【1252】
(4)6−ブロモ−3−クロロ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[172−4](以下、化合物[172−4]という)の合成
【1253】
【化370】
[この文献は図面を表示できません]
【1254】
工程(3)で得られた化合物[172−3](140mg)及び2,6−ジクロロベンジルクロリドから、実施例66の工程(1)の方法に準じて表題化合物(171mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.62(1H,d,J=1.5Hz),7.93(1H,d,J=1.5Hz),7.41(2H,d,J=8.1Hz),7.32−7.28(1H,m),5.72(2H,s).
ESI−MSfound:390[M+H]+
【1255】
(5)3−クロロ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボニトリル[172−5](以下、化合物[172−5]という)の合成
【1256】
【化371】
[この文献は図面を表示できません]
【1257】
工程(4)で得られた化合物[172−4](100mg)から、実施例153の工程(4)の方法に準じて表題化合物(64mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.79(1H,d,J=1.5Hz),8.06(1H,d,J=1.5Hz),7.43(2H,d,J=7.8Hz),7.36−7.32(1H,m),5.84(2H,s).
ESI−MSfound:337[M+H]+
【1258】
(6)3−クロロ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸[172]の合成
【1259】
工程(5)で得られた化合物[172−5](36mg)から、実施例153の工程(5)の方法に準じて表題化合物(33mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:9.08(1H,s),8.94(1H,s),7.57(2H,d,J=8.1Hz),7.49−7.45(1H,m),5.95(2H,s).
ESI−MSfound:356[M+H]+
【1260】
実施例173
3−クロロ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸カリウム[173](以下、化合物[173]という)の合成
【1261】
【化372】
[この文献は図面を表示できません]
【1262】
化合物[172](27mg)のエタノール(2.0mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(74μL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(28mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:9.06(1H,s),8.56(1H,s),7.56(2H,d,J=8.1Hz),7.47−7.43(1H,m),5.82(2H,s).
ESI−MSfound:356[M−K+2H]+
【1263】
実施例174
3−クロロ−1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸[174](以下、化合物[174]という)の合成
【1264】
【化373】
[この文献は図面を表示できません]
【1265】
(1)6−ブロモ−3−クロロ−1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[174−1](以下、化合物[174−1]という)の合成
【1266】
【化374】
[この文献は図面を表示できません]
【1267】
実施例172の工程(3)で得た化合物[172−3](119mg)及び2−クロロ−6−メチルベンジルクロリド(107mg)から実施例66の工程(1)の方法に準じて表題化合物(143mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.59(1H,d,J=1.5Hz),7.82(1H,d,J=1.5Hz),7.32(1H,d,J=8.1Hz),7.26−7.24(1H,m),7.18(1H,d,J=7.3Hz),5.64(2H,s),2.45(3H,s).
ESI−MSfound:370[M+H]+
【1268】
(2)3−クロロ−1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボニトリル[174−2](以下、化合物[174−2]という)の合成
【1269】
【化375】
[この文献は図面を表示できません]
【1270】
工程(1)で得られた化合物[174−1](114mg)から実施例153の工程(4)の方法に準じて表題化合物(82mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.76(1H,s),7.95(1H,s),7.35−7.19(3H,m),5.74(2H,s),2.47(3H,s).
ESI−MSfound:317[M+H]+
【1271】
(3)3−クロロ−1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボン酸[174]の合成

工程(2)で得られた化合物[174−2](38mg)から実施例153の工程(5)の方法に準じて表題化合物(35mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:9.07(1H,s),8.93(1H,s),7.37−7.26(3H,m),5.84(2H,s),2.39(3H,s).
ESI−MSfound:336[M+H]+
【1272】
実施例175
3−クロロ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−6−(1H−テトラゾール−5−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[175](以下、化合物[175]という)の合成
【1273】
【化376】
[この文献は図面を表示できません]
【1274】
実施例172の工程(5)で得られた化合物[172−5](30mg)から実施例134の工程(2)の方法に準じて表題化合物(33mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:9.24(1H,s),9.05(1H,s),7.58(2H,d,J=8.1Hz),7.50−7.46(1H,m),5.94(2H,s).
ESI−MSfound:380[M+H]+
【1275】
実施例176
5−[3−クロロ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル]−1H−テトラゾール−1−イド=カリウム[176](以下、化合物[176]という)の合成
【1276】
【化377】
[この文献は図面を表示できません]
【1277】
化合物[175](17mg)のエタノール(2.0mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(43μL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(18mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:9.27(1H,s),8.73(1H,s),7.57(2H,d,J=8.1Hz),7.48−7.44(1H,m),5.88(2H,s).
ESI−MSfound:380[M+H]+
【1278】
実施例177
3−クロロ−1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−6−(1H−テトラゾール−5−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン[177](以下、化合物[177]という)の合成
【1279】
【化378】
[この文献は図面を表示できません]
【1280】
実施例174の工程(2)で得た化合物[174−2](42mg)から実施例134の工程(2)の方法に準じて表題化合物(41mg)を淡黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:9.22(1H,s),9.06(1H,s),7.38−7.28(3H,m),5.84(2H,s),2.44(3H,s).
ESI−MSfound:360[M+H]+
【1281】
実施例178
5−[3−クロロ−1−(2−クロロ−6−メチルベンジル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル]−1H−テトラゾール−1−イド=カリウム[178](以下、化合物[178]という)の合成
【1282】
【化379】
[この文献は図面を表示できません]
【1283】
化合物[177](30mg)のエタノール(2.0mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(82μL)を室温で加え、溶液を減圧濃縮することにより表題化合物(33mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:9.26(1H,s),8.73(1H,s),7.38−7.26(3H,m),5.78(2H,s),2.41(3H,s).
ESI−MSfound:360[M−K+2H]+
【1284】
実施例179
1−(2,6−ジクロロベンジル)−5−メトキシ−3−メチル−1H−インダゾール−6−カルボン酸[179](以下、化合物[179]という)の合成
【1285】
【化380】
[この文献は図面を表示できません]
【1286】
(1)4−ブロモ−2−フルオロ−5−メトキシベンズアルデヒド[179−1](以下、化合物[179−1]という)の合成
【1287】
【化381】
[この文献は図面を表示できません]
【1288】
2−ブロモ−4−フルオロ−1−メトキシベンゼン(4.10g)及び四塩化チタン(4.4mL)の混合物に、氷冷下、ジクロロメチルメチルエーテル(3.5mL)を加えた後、0℃で2.5時間攪拌した。反応混合物にクロロホルムを加え、氷水に加えた後室温で1時間攪拌した。有機層を分離し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣にヘキサンを加え生成した固体を濾取することにより、表題化合物(1.61g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:10.31(1H,s),7.46(1H,d,J=9.0Hz),7.31(1H,d,J=5.9Hz),3.93(3H,s).
【1289】
(2)1−(4−ブロモ−2−フルオロ−5−メトキシフェニル)エタノン[179−2](以下、化合物[179−2]という)の合成
【1290】
【化382】
[この文献は図面を表示できません]
【1291】
工程(1)で得た化合物[179−1](1.61g)及びヨウ化メチルマグネシウムから実施例140の工程(1)及び(2)の方法に準じて表題化合物(382mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.40(1H,d,J=9.8Hz),7.38(1H,d,J=6.1Hz),3.92(3H,s),2.64(3H,d,J=5.4Hz).
【1292】
(3)6−ブロモ−1−(2,6−ジクロロベンジル)−5−メトキシ−3−メチル−1H−インダゾール[179−3](以下、化合物[179−3]という)の合成
【1293】
【化383】
[この文献は図面を表示できません]
【1294】
工程(2)で得た化合物[179−2](101mg)をジクロロメタン(2mL)に溶解し、チタンテトライソプロポキシド(0.24mL)を室温で加えた後、室温で15分間攪拌した。次に反応混合物にヒドラジン1水和物(0.04mL)を加え、室温にて一晩攪拌した。反応混合物に水を加えて3時間攪拌した後、不溶物を濾別し、不溶物は酢酸エチルにて洗浄した。濾液及び洗液を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮することにより白色固体を得た。得られた固体に1,4−ジオキサン(2mL)、水(1mL)を加えマイクロウェーブ反応装置を用いて200℃で60分間反応させた後、溶媒を減圧濃縮した。得られた残渣のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に、炭酸カリウム(127mg)及び2,6−ジクロロベンジルクロリド(117mg)を加え、室温で2日間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより、表題化合物(43mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.61(1H,s),7.37(2H,d,J=8.1Hz),7.26−7.22(1H,m),6.97(1H,s),5.64(2H,s),3.93(3H,s),2.49(3H,s).
ESI−MSfound:399[M+H]+
【1295】
(4)1−(2,6−ジクロロベンジル)−5−メトキシ−3−メチル−1H−インダゾール−6−カルボニトリル[179−4](以下、化合物[179−4]という)の合成
【1296】
【化384】
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【1297】
工程(3)で得た化合物[179−3](39mg)、亜鉛粉末(7.2mg)、シアン化亜鉛(6.7mg)、トリス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(8.3mg)及び1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(5.8mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(1.2mL)溶液をアルゴン雰囲気下、120℃で3時間攪拌した。反応混合物に5%硫酸水素カリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより、表題化合物(23mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.60(1H,s),7.39(2H,d,J=8.1Hz),7.29−7.25(1H,m),7.01(1H,s),5.71(2H,s),3.96(3H,s),2.51(3H,s).
ESI−MSfound:346[M+H]+
【1298】
(5)1−(2,6−ジクロロベンジル)−5−メトキシ−3−メチル−1H−インダゾール−6−カルボン酸[179]の合成

工程(4)で得た化合物[179−4](23mg)のテトラヒドロフラン(0.5mL)及びメタノール(0.5mL)溶液に3N−水酸化ナトリウム水溶液(0.6mL)を加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて150℃で30分間反応させた。反応混合物に5%硫酸水素カリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより、表題化合物(13mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCL3)δ:11.25(1H,brs),8.41(1H,s),7.38(2H,d,J=7.8Hz),7.27−7.23(1H,m),7.14(1H,s),5.74(2H,s),4.13(3H,s),2.52(3H,s).
ESI−MSfound:365[M+H]+
【1299】
実施例180
1−(2,6−ジクロロベンジル)−5−ヒドロキシ−3−メチル−1H−インダゾール−6−カルボン酸[180](以下、化合物[180]という)の合成
【1300】
【化385】
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【1301】
化合物[179](7.4mg)の塩化メチレン(0.2mL)懸濁液に三臭化ボラン1M塩化メチレン溶液(0.2mL)を氷冷下で加えた後、0℃で3時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を逆相分取液体クロマトグラフィーにて精製することにより、表題化合物(3.7mg)を淡褐色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:8.17(1H,s),7.45(1H,d,J=7.7Hz),7.45(1H,d,J=8.4Hz),7.34(1H,dd,J=8.4,7.7Hz),7.07(1H,s),5.73(2H,s),2.43(3H,s).
ESI−MSfound:351[M+H]+
【1302】
実施例181
3−[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]−2−ヒドロキシプロピオン酸[181](以下、化合物[181]という)の合成
【1303】
【化386】
[この文献は図面を表示できません]
【1304】
実施例97の工程(3)で得た化合物[97−3](221mg)から実施例128の方法に準じて表題化合物(28mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.52(1H,d,J=7.6Hz),7.41−7.39(3H,m),7.30(1H,d,J=7.6Hz),7.09(1H,d,J=8.1Hz),5.62(2H,s),4.32(1H,s),3.34−3.30(1H,m),3.01−2.98(1H,m),2.40(3H,s).
【1305】
実施例182
1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−エチル−6−(1H−テトラゾール−5−イル)−1H−インダゾール[182](以下、化合物[182]という)の合成
【1306】
【化387】
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【1307】
実施例140の工程(4)で得た化合物[140−4](76mg)から実施例153の工程(4)及び実施例134の工程(2)の方法に準じて表題化合物(9mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:8.44(1H,s),7.98(1H,d,J=8.3Hz),7.76(1H,d,J=8.3Hz),7.55(2H,d,J=7.8Hz),7.46−7.42(1H,m),5.79(2H,s)2.88(2H,q,J=7.6Hz),1.25(3H,t,J=7.6Hz).
ESI−MSfound:373[M+H]+
【1308】
実施例183
[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]ジフルオロ酢酸[183](以下、化合物[183]という)の合成
【1309】
【化388】
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【1310】
(1)[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]オキソ酢酸エチル[183−1](以下、化合物[183−1]という)の合成
【1311】
【化389】
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【1312】
実施例130の工程(1)で得た化合物[130−1](1.47g)のテトラヒドロフラン(15mL)溶液にジイソプロピルエチルアミン(0.56mL)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(118mg)及びクロログリオキシル酸エチル(0.42mL)を0℃で加えた後、室温で24時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(218mg)を黄色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.10(1H,s),7.72(2H,s),7.38(2H,d,J=8.1Hz),7.27−7.25(1H,m),5.81(2H,s),4.48(2H,q,J=7.2Hz),2.56(3H,s),1.45(3H,t,J=7.1Hz).
【1313】
(2)[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]ジフルオロ酢酸エチル[183−2](以下、化合物[183−2]という)の合成
【1314】
【化390】
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【1315】
工程(1)で得た化合物[183−1](102mg)のジクロロメタン(1mL)溶液に三フッ化N,N−ジエチルアミノ硫黄(0.35mL)を加えた後、室温で24時間攪拌した。反応混合物に水、飽和重曹水を加え、クロロホルムで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(100mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.70−7.68(2H,m),7.38(2H,d,J=8.1Hz),7.32(1H,d,J=9.0Hz),7.25−7.23(1H,m),5.75(2H,s),4.29(2H,q,J=7.2Hz),2.53(3H,s),1.29(3H,t,J=7.1Hz).
【1316】
(3)[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]ジフルオロ酢酸[183]の合成

工程(2)で得た化合物[183−2](96mg)のエタノール(2mL)溶液に1N−水酸化ナトリウム水溶液(2mL)を室温で加えた後、60℃で1時間攪拌した。反応混合物に1N−塩酸を加え、析出した固体を濾取することにより表題化合物(89mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.81−7.79(2H,m),7.45(2H,d,J=8.1Hz),7.36−7.34(2H,m),5.81(2H,s),2.50(3H,s).
ESI−MSfound:385[M+H]+
【1317】
実施例184
[1−(2,6−ジクロロベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]ジフルオロ酢酸カリウム[184](以下、化合物[184]という)の合成
【1318】
【化391】
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【1319】
化合物[183](89mg)のエタノール(2mL)溶液に1N−水酸化カリウム水溶液(233μL)を室温で加えた後、室温で10分間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮して表題化合物(98mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CD3OD)δ:7.88(1H,s),7.71(1H,d,J=8.5Hz),7.44−7.42(3H,m),7.35−7.33(1H,m),5.77(2H,s),2.48(3H,s).
ESI−MSfound:385[M−K+2H]+
【1320】
実施例185
3−[1−(2−クロロ−6−シクロプロピルベンジル)−3−メチル−1H−インダゾール−6−イル]プロピオン酸[185](以下、化合物[185]という)の合成
【1321】
【化392】
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【1322】
実施例122の工程(3)で得た化合物[122−3](38mg)から実施例164の方法に準じて表題化合物(5.6mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.53(1H,d,J=8.3Hz),7.29(1H,d,J=8.1Hz),7.21−7.17(1H,m),7.07(1H,s),6.97(1H,d,J=7.6Hz),6.94(1H,d,J=8.4Hz),5.83(2H,s),3.03(2H,t,J=7.7Hz),2.68(2H,t,J=7.6Hz),2.51(3H,s),2.10−2.03(1H,m),0.87−0.82(2H,m),0.61−0.58(2H,m).
ESI−MSfound:369[M+H]+
【1323】
実施例186
3−(2,6−ジメチルベンジル)−1−イソプロピル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[186](以下、化合物[186]という)の合成
【1324】
【化393】
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【1325】
(1)3−ニトロ−4−(2,2,2−トリフルオロアセチルアミノ)安息香酸メチル[186−1](以下、化合物[186−1]という)の合成
【1326】
【化394】
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【1327】
4−アミノ安息香酸メチル(1.00g)のトリフルオロ酢酸無水物(13mL)溶液に氷冷下硝酸カリウム(0.74g)を加えた後、終夜攪拌した。反応混合物に氷及び水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水及び飽和塩化ナトリウム水にて洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(1.9g)を淡褐色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:11.58(1H,s),8.99(1H,d,J=2.0Hz),8.87(1H,d,J=8.8Hz),8.40(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),4.00(3H,s).
ESI−MSfound:291[M−H]-
【1328】
(2)4,4−ジ−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ニトロ安息香酸メチル[186−2](以下、化合物[186−2]という)の合成
【1329】
【化395】
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【1330】
工程(1)で得た化合物[186−1](0.55g)のメタノール(11mL)溶液に7%炭酸カリウム水溶液(5.5mL)を加えた後、室温で1.5時間攪拌した。析出した固体を濾取し水洗した後、クロロホルム−メタノールを用いて溶出した。溶出液は減圧濃縮した。得られた残渣に二炭酸ジ−tert−ブチル(930mg)のテトラヒドロフラン(15mL)溶液及びトリエチルアミン(0.31mL)を加えた後、室温で終夜攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(0.68g)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.71(1H,d,J=2.0Hz),8.29(1H,dd,J=8.1,2.0Hz),7.42(1H,d,J=8.1Hz),3.99(3H,s),1.39(18H,s).
ESI−MSfound:396[M−H]-
【1331】
(3)1−tert−ブチル−5−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−1,5−ジカルボキシレート[186−3](以下、化合物[186−3]という)の合成
【1332】
【化396】
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【1333】
工程(2)で得た化合物[186−2](118mg)のテトラヒドロフラン(3mL)溶液に20%水酸化パラジウム(66mg)を加え、水素雰囲気下、室温で1.5時間攪拌した。パラジウム炭素を濾別した後、濾液を減圧濃縮することにより表題化合物(43mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:10.28(1H,brs),7.87(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.84(1H,d,J=2.0Hz),7.79(1H,d,J=8.8Hz),3.93(3H,s),1.72(9H,s).
ESI−MSfound:291[M−H]-
【1334】
(4)3−(2,6−ジメチルベンジル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチル[186−4](以下、化合物[186−4]という)の合成
【1335】
【化397】
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【1336】
工程(3)で得た化合物[186−3](154mg)及び2,6−ジメチルベンジルクロリド(163mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2.6mL)溶液に水素化ナトリウム(31mg)を加えた後、室温で4.5時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することによりベンジル付加体(220mg)を得た。得られたベンジル付加体(311mg)のクロロホルム溶液(7.6mL)にトリフルオロ酢酸(7.6mL)を加えた後、室温で1.5時間攪拌した。反応液を減圧濃縮した後、残渣に酢酸エチルとヘキサンを加えた。得られた固体を濾取し、減圧下乾燥することにより表題化合物(207mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:11.40(1H,brs),7.60(1H,d,J=8.5Hz),7.13(1H,dd,J=8.1,6.8Hz),7.10(1H,s),7.08−7.03(3H,m),5.05(2H,s),3.74(3H,s),2.29(6H,s).
ESI−MSfound:309[M−H]-
【1337】
(5)3−(2,6−ジメチルベンジル)−1−イソプロピル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチル[186−5](以下、化合物[186−5]という)の合成
【1338】
【化398】
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【1339】
工程(4)で得た化合物[186−4](20mg)及び2−ヨードプロパン(0.013mL)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.6mL)溶液に水素化ナトリウム(4mg)を加えた後、室温で一晩攪拌した。反応混合物に水10mLを加え、InertSep K−solute(登録商標)に充填した。酢酸エチルで溶出し溶離液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(10mg)を白色固体として得た。

1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ:7.73(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),7.18−7.04(6H,m),5.15(2H,s),4.77(1H,septet,J=7.1Hz),3.82(3H,s),2.36(6H,s),1.56(6H,d,J=7.1Hz).
ESI−MSfound:353[M+H]+
【1340】
(6)3−(2,6−ジメチルベンジル)−1−イソプロピル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[186]の合成

工程(5)で得た化合物[186−5](10mg)のテトラヒドロフラン(2mL)溶液に1N−水酸化ナトリウム水溶液(0.5mL)を加えた後、マイクロウェーブ反応装置を用いて130℃で45分間反応させた。反応混合物に1M−塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を減圧濃縮した。得られた残渣を逆相分取液体クロマトグラフィーにて精製することにより表題化合物(3mg)を白色固体として得た。

ESI−MSfound:339[M+H]+
【1341】
実施例187 ヒトURAT1発現細胞を用いた尿酸輸送阻害試験
本実施例では、実施例化合物がURAT1阻害活性を有することを評価した。
ヒトURAT1完全長cDNAを発現ベクターpcDNA5/FRT/V5−His TOPO(登録商標)(インビトロジェン社)に導入した。得られた発現プラスミドを、Lipofectamine LTX(インビトロジェン社)を用いたリポソーム法により、チャイニーズハムスター卵巣細胞(以下、CHO細胞という)に導入し、ハイグロマイシンを含む選択培地で培養することにより、ヒトURAT1安定発現細胞株を作製した。
【1342】
ヒトURAT1発現CHO細胞を、10%牛胎児血清、ハイグロマイシンを含むD−MEM/F−12(1:1)混合培地を用い、37℃、5%CO2 存在下で培養した。96穴のプレート(コーニング社)に0.8×105 細胞/穴で細胞を播種し、24時間後に以下の尿酸輸送阻害試験を行った。
【1343】
培地を吸引除去した後、細胞を125mMのグルコン酸ナトリウム、4.8mMのグルコン酸カリウム、1.2mMのリン酸二水素カリウム、1.2mMの硫酸マグネシウム、1.3mMのグルコン酸カルシウム、5.6mMのグルコースを含むアッセイバッファーで1回洗浄し、種々の濃度の試験化合物を含むアッセイバッファー50μLを加え、さらに放射性リガンド(14Cで標識された尿酸;最終濃度38μM)を含むアッセイバッファー50μLを添加し、室温、5分間取り込み反応を行った。反応終了後直ちに氷冷したアッセイバッファー100μLで2回洗浄し、0.1Nの水酸化ナトリウムを100μLで添加した。攪拌して細胞を溶解し、Hionic−Fluor(パッカード社)4mLを添加後、液体シンチレーションカウンター(ベックマンコールター社及びパッカード社)にて放射活性を測定した。
【1344】
試験化合物非添加(DMSO添加)の放射活性とポジティブコントロール化合物ベンズブロマロン(公知のURAT1阻害剤)100μM添加での放射活性の差を100%として、試験化合物各濃度添加時の放射活性(尿酸取り込み活性、%)を算出し、尿酸取り込み活性が50%に阻害された試験化合物濃度(IC50)を求めた。その結果を表1に示す。
【1345】
【表1】
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【1346】
以上より、本発明に係る化合物は優れたURAT1阻害作用活性を奏することが示された。
【1347】
以下に実施例1〜186の化合物と、式(I)との対応関係を示す。
【1348】
【表2】
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【1349】
【表3】
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【1350】
【表4】
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【1351】
【表5】
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【1352】
【表6】
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【1353】
【表7】
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【1354】
【表8】
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【1355】
【表9】
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【1356】
【表10】
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【1357】
【表11】
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【1358】
【表12】
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【1359】
【表13】
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【1360】
【表14】
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【1361】
【表15】
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【1362】
【表16】
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【1363】
【表17】
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【1364】
【表18】
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【1365】
【表19】
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【1366】
【表20】
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【1367】
【表21】
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【1368】
【表22】
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【1369】
【表23】
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【1370】
【表24】
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【1371】
【表25】
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【1372】
【表26】
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【1373】
【表27】
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【1374】
【表28】
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【1375】
【表29】
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【1376】
【表30】
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【1377】
【表31】
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【1378】
【表32】
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【1379】
【表33】
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【1380】
【表34】
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【1381】
【表35】
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【1382】
【表36】
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【1383】
【表37】
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【1384】
【表38】
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【1385】
【表39】
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【1386】
【表40】
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【1387】
【表41】
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【1388】
【表42】
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【1389】
【表43】
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【1390】
【表44】
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【1391】
【表45】
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【1392】
【表46】
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【1393】
【表47】
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【1394】
【表48】
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【1395】
【表49】
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【1396】
【表50】
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【1397】
【表51】
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【1398】
【表52】
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【1399】
【表53】
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【1400】
【表54】
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【1401】
【表55】
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【1402】
【表56】
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【1403】
【表57】
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【1404】
【表58】
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【1405】
【表59】
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【産業上の利用可能性】
【1406】
本発明の式(I)で示される化合物並びに該化合物の薬学的に許容できる塩及びエステルは、優れたURAT1阻害作用を有するため、血中尿酸値を低下させることができ、例えば高尿酸血症、痛風結節、急性痛風関節炎、慢性痛風関節炎、痛風腎、尿路結石、腎機能障害、冠動脈疾患又は虚血性心疾患等の血中尿酸が関与する病態の治療薬又は予防薬として有用である。