特許第6223515号(P6223515)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6223515
(24)【登録日】2017年10月13日
(45)【発行日】2017年11月1日
(54)【発明の名称】包丁研ぎ器
(51)【国際特許分類】
   B24B 3/36 20060101AFI20171023BHJP
【FI】
   B24B3/36 N
【請求項の数】10
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-159530(P2016-159530)
(22)【出願日】2016年8月16日
【審査請求日】2016年8月17日
(73)【特許権者】
【識別番号】512094742
【氏名又は名称】鐵▲タン▼企業股▲分▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100082418
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 朔生
(72)【発明者】
【氏名】陳隆志
【審査官】 亀田 貴志
(56)【参考文献】
【文献】 実開平02−000061(JP,U)
【文献】 実公昭50−012799(JP,Y1)
【文献】 特開昭53−015695(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3199241(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3168805(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B24B 3/00 − 3/60
DWPI(Derwent Innovation)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベース及び可動部材を備えた包丁研ぎ器であって、
前記ベースは、第1の挟持壁を有し、
前記可動部材は、前記ベースに移動可能に設置され、前記第1の挟持壁に対向するように設置された第2の挟持壁を含み、
前記第1の挟持壁と前記第2の挟持壁との間には、前記可動部材の移動に応じて変化する挟持空間が画成され、
前記挟持空間には、包丁研ぎ部材が収容され、
前記可動部材が移動して前記第1の挟持壁と前記第2の挟持壁とが近づくと、前記挟持空間中に包丁研ぎ部材が挟持固定され、前記可動部材が移動して前記第1の挟持壁と前記第2の挟持壁とが離れると、前記包丁研ぎ部材を前記挟持空間中から直接除去したり、前記挟持空間に直接挿入し得
前記ベースには、スライド溝が形成され、前記スライド溝には、前記第1の挟持壁及び軌道が設けられ、
前記可動部材は、前記軌道に沿って前記スライド溝中に摺設されることを特徴とする、
包丁研ぎ器。
【請求項2】
前記第1の挟持壁は、段差形状の第1のストッパー壁及び第2のストッパー壁を含み、前記第2の挟持壁は、段差形状の第1の当接壁及び第2の当接壁を含み、前記第1の当接壁及び前記第2の当接壁は、前記第1のストッパー壁及び前記第2のストッパー壁に対向して設けられ、前記挟持空間が画定され、前記挟持空間は、段差形状の2つの収容空間を含むことを特徴とする請求項1に記載の包丁研ぎ器。
【請求項3】
前記スライド溝は、外側から内側にかけて段差形状に設けた低凹部及び深凹部を含み、前記可動部材は、段差形状に設けたプッシャ及び搭載ベースを含み、前記プッシャは、前記低凹部に設けられ、前記軌道に沿って摺設され、前記搭載ベースは、前記深凹部に配設されるとともに、前記第2の挟持壁を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の包丁研ぎ器。
【請求項4】
前記軌道は、係合凹部を有し、前記プッシャの両側には、側凸部がそれぞれ設けられ、各前記側凸部は、係合凸部を有し、2つの前記係合凸部が2つの前記係合凹部に嵌合されると、前記第1の挟持壁と前記第2の挟持壁とにより前記挟持空間中に前記包丁研ぎ部材が挟持固定されることを特徴とする請求項に記載の包丁研ぎ器。
【請求項5】
前記プッシャには、V字状口が突設され、前記包丁研ぎ部材が前記挟持空間中に挟持固定されると、前記V字状口が前記包丁研ぎ部材のV字状研磨口に対応することを特徴とする請求項に記載の包丁研ぎ器。
【請求項6】
前記第1の挟持壁には、2つの切欠き溝が形成され、前記搭載ベースは、横方向で位置がずれるように形成された2つのピットと、前記2つのピットに隣り合う位置決めバンプと、を有し、前記包丁研ぎ部材が前記挟持空間中に挟持固定されると、前記2つの位置決めバンプが前記2つの切欠き溝に嵌合されることを特徴とする請求項に記載の包丁研ぎ器。
【請求項7】
前記プッシャには、指で押し込みやすいように窪み部が凹設されていることを特徴とする請求項に記載の包丁研ぎ器。
【請求項8】
前記搭載ベースには、傾斜面が設けられ、前記傾斜面は、前記第2の挟持壁へ向かって上向きに傾くとともに、前記第1の挟持壁の下端面に当接されることを特徴とする請求項に記載の包丁研ぎ器。
【請求項9】
前記ベースには、吸盤が設けられ、前記ベースの周面には、切欠きが形成されることを特徴とする請求項1に記載の包丁研ぎ器。
【請求項10】
前記第1の挟持壁は、前記段差形状の第1のストッパー壁及び第2のストッパー壁を含み、前記第2の挟持壁は、前記段差形状の第1の当接壁及び第2の当接壁を含み、前記第1の当接壁及び前記第2の当接壁は、前記第1のストッパー壁及び前記第2のストッパー壁に対向して設けられ、前記挟持空間が画定され、前記挟持空間は、段差形状の2つの収容空間を含み、前記第1のストッパー壁及び前記第2のストッパー壁は、前記プッシャへ向かって傾くとともに互いに平行に形成され、前記2つのピットは、2つの前記収容空間に対応し、前記位置決めバンプが前記2つの収容空間の一段凹部に位置し、前記深凹部の一面は、前記搭載ベースの保持壁に対向し、前記第1の挟持壁と前記第2の挟持壁とが離れ、前記搭載ベースが前記保持壁に係止されると、前記包丁研ぎ部材を前記挟持空間から直接除去したり、前記挟持空間へ直接挿入したりすることが可能であり、前記軌道は、係合凹部を含み、前記プッシャの両側には、側凸部がそれぞれ設けられ、各前記側凸部は、係合凸部を有し、2つの前記係合凸部が2つの前記係合凹部にそれぞれ嵌合されると、前記第1の挟持壁と前記第2の挟持壁とにより前記挟持空間中に前記包丁研ぎ部材が挟持固定され、前記プッシャには、V字状口が突設され、前記包丁研ぎ部材が前記挟持空間中に挟持固定されると、前記V字状口が前記包丁研ぎ部材のV字状研磨口に対応し、前記可動部材の前記V字状口の下方には、対応するように中空孔が形成され、前記プッシャには、指で押し込みやすいように窪み部が凹設され、前記窪み部の底面には、複数の凹凸構造が設けられ、前記プッシャと前記低凹部の底面との間には、間隙が形成され、前記ベースには、吸盤が設けられ、前記ベースの周面には、切欠きが形成されることを特徴とする請求項に記載の包丁研ぎ器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、包丁研ぎ器に関する。
【背景技術】
【0002】
包丁は、一般に一定期間使用すると、摩耗して元々鋭利だった刃先が鈍くなる。刃先が鈍くなると、包丁の刃先を鋭く研がなければならないが、一般のブロック状砥石は、重すぎて取り扱いが容易でない上、収納が容易でなかった。
【0003】
そのため上述した問題点を改善するために、軽量で使い易い包丁研ぎ器が開発されている(例えば特許文献1、特許文献2)。包丁研ぎ器はサイズが非常に小さい研磨片を使用して刃先を研磨するが、特許文献1の従来構造では、研磨片を、まず台座に設置してから、研磨片を蓋体に螺着し、蓋体及び台座を押し当てて研磨片を固定する。また、特許文献2の従来構造では、蓋体を台座上に螺着し、研磨片を蓋体と台座との間に押し当てる。
しかし、このような従来構造では取付けたり取外したりするために、締め付けたり緩めたりする必要があり、構造、製造、組立が複雑となり、取外し、除去及び交換を行うことが容易でない上、時間もかかった。
【0004】
そのため、上述した問題点を改善し、新規性及び進歩性を有する包丁研ぎ器が求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】台湾実用新案登録第M519568号公報
【特許文献2】台湾実用新案登録第M409921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、研磨部材を取付ける挟持空間を変化させることにより、研磨部材の取付け、除去及び交換を直接行い、構造、製造、組立を簡素化し、包丁研ぎ部材の取外し、除去及び交換をスピーディかつ容易に行う、包丁研ぎ器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、ベース及び可動部材を備えた包丁研ぎ器であって、前記ベースは、第1の挟持壁を有し、前記可動部材は、前記ベースに移動可能に設置され、前記第1の挟持壁に対向するように設置された第2の挟持壁を含み、前記第1の挟持壁と前記第2の挟持壁との間には、前記可動部材の移動に応じて変化する挟持空間が画成され、前記挟持空間には、包丁研ぎ部材が収容され、前記可動部材が移動して前記第1の挟持壁と前記第2の挟持壁とが近づくと、前記挟持空間中に包丁研ぎ部材が挟持固定され、前記可動部材が移動して前記第1の挟持壁と前記第2の挟持壁とが離れると、前記包丁研ぎ部材を前記挟持空間中から直接除去したり、前記挟持空間に直接挿入し得ることを特徴とする包丁研ぎ器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施形態に係る包丁研ぎ器の研磨部材を取り付けていない状態を示す斜視図である。
図2】本発明の一実施形態に係る包丁研ぎ器の研磨部材を取り付けた状態を示す斜視図である。
図3】本発明の一実施形態に係る包丁研ぎ器の研磨部材を取り付けた状態を示す別の角度からの斜視図である。
図4】本発明の一実施形態に係る包丁研ぎ器を示す分解斜視図である。
図5】本発明の一実施形態に係る包丁研ぎ器を示す別の角度からの分解斜視図である。
図6】本発明の一実施形態に係る包丁研ぎ器を示す分解断面図である。
図7】本発明の一実施形態に係る包丁研ぎ器を示す断面図である。
図8図7の線A−Aに沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本発明が限定されるものではない。
【0010】
図1図8を参照する。図1図8に示すように、本発明の一実施形態に係る包丁研ぎ器1は、少なくともベース10及び可動部材20により構成されてなる。
【0011】
ベース10は、第1の挟持壁11を含む。可動部材20は、ベース10に移動可能に設置される。可動部材20は、第1の挟持壁11に対向するように設けられた第2の挟持壁21を含む。第1の挟持壁11と第2の挟持壁21との間には、可動部材20の移動に応じて変化する挟持空間30が画成されている。挟持空間30には、包丁研ぎ部材40が収容される。
可動部材20が移動して第1の挟持壁11と第2の挟持壁21とが近づくと、挟持空間30中に包丁研ぎ部材40が挟持固定される。可動部材20が移動して第1の挟持壁11と第2の挟持壁21とが離れると、包丁研ぎ部材40を挟持空間30中から除去したり、挟持空間30に直接挿入したりすることができる。このように、包丁研ぎ部材40の取付け、除去及び交換を直接行うことができる。
【0012】
第1の挟持壁11は、段差形状の第1のストッパー壁111及び第2のストッパー壁112を含む。第2の挟持壁21は、段差形状の第1の当接壁211及び第2の当接壁212を含む。第1の当接壁211及び第2の当接壁212は、第1のストッパー壁111及び第2のストッパー壁112に対向して設けられ、挟持空間30が画定される。
挟持空間30は、段差形状の2つの収容空間31を含む。2つの収容空間31には、包丁研ぎ部材40の2つの研磨片41(2つの独立した部材でもよいし一体成形された部材でもよい)がそれぞれ挿入される。本実施形態では、2つの研磨片41が前後に配置され、V字状研磨口42に配設される。
【0013】
詳細には、ベース10にスライド溝12が形成される。スライド溝12には、第1の挟持壁11及び軌道13が設けられる。可動部材20は、軌道13に沿ってスライド溝12中に摺設される。ここで可動部材20の設置方式は、ベース10の挟持空間を変化させることができる限り、摺設のみに限定されるわけではなく他の方式でもよい。
スライド溝12は、外側から内側にかけて段差形状に設けた低凹部121及び深凹部122を含む。可動部材20は、段差形状に設けたプッシャ22及び搭載ベース23を含む。プッシャ22は、低凹部121に設けられ、軌道13に沿って摺設される。搭載ベース23は、深凹部122に配設されるとともに、第2の挟持壁21を有する。搭載ベース23は、深凹部122に配設され、可動部材20の移動距離を制限し、可動部材20の安定性を保つ。第1のストッパー壁111及び第2のストッパー壁112は、プッシャ22へ向かって傾くとともに(好ましくは5〜15度)互いに平行に形成され、包丁を都合良く研げるように2つの研磨片41が傾いて設置される。
【0014】
軌道13は、係合凹部131を含む。プッシャ22の両側には、側凸部221がそれぞれ設けられる。各側凸部221は、係合凸部222を有する。2つの係合凸部222が2つの係合凹部131に嵌合されると、第1の挟持壁11と第2の挟持壁21とにより挟持空間30中に包丁研ぎ部材40が挟持固定されるとともに、可動部材20が後方へ向かって緩むことを防ぐ。
プッシャ22には、指で押し込みやすいように窪み部223が凹設されていることが好ましい。窪み部223の底面には、摺動することを防いで可動部材20が移動し易いように、複数の凹凸構造224が設けられている。深凹部122の一面は、搭載ベース23の保持壁123に対向する。第1の挟持壁11と第2の挟持壁21とが離れ、搭載ベース23が保持壁123に係止されると、包丁研ぎ部材40を直接挟持空間30から除去したり、挟持空間30へ直接挿入したりすることができる十分な空間が確保され、可動部材20が移動し過ぎてベース10から外れてしまうことを防ぐ。好適には、プッシャ22と低凹部121の底面との間に形成した間隙32により、プッシャ22を押圧したときの変形裕度を提供し、2つの係合凸部222と2つの係合凹部131との嵌合状態を解除し、可動部材20を緩め戻すことができる。
【0015】
本実施形態のプッシャ22には、V字状口225が突設される。包丁研ぎ部材40が挟持空間30中に挟持固定されると、V字状口225は、包丁研ぎ部材40のV字状研磨口42に対応する。可動部材20のV字状口225の下方に対応した箇所には、プッシャ22が弾性変形し易いように中空孔226が形成されている。
第1の挟持壁11には、2つの切欠き溝113が形成される。搭載ベース23は、横方向で位置がずれるように形成された2つのピット231と、2つのピット231に隣り合う位置決めバンプ232と、を含む。2つのピット231は、2つの収容空間31に対応する。2つのピット231は、反対側から開いて延び、位置決めバンプ232の2つの収容空間31の一段凹部に位置するため、2つの研磨片41を効果的に位置決めして握ることが好ましい。勿論、搭載ベース23には、ピットが形成されなくともよい。
包丁研ぎ部材40は、第1の挟持壁11と第2の挟持壁21との間に直接挟持して固定してもよい。包丁研ぎ部材40が挟持空間30中に挟持固定される際、2つの位置決めバンプ232と2つの切欠き溝113とが嵌合されるため、搭載ベース23を安定させて左右に揺れることを防ぐことができる。搭載ベース23には、傾斜面233が設けられる。傾斜面233は、第2の挟持壁21へ向かって上向きに傾くとともに、第1の挟持壁11の下端面に当接され、搭載ベース23が案内されて第1の挟持壁11と円滑に結合され、搭載ベース23及び2つの研磨片41が固定される。
【0016】
本実施形態のベース10には、吸盤50が設けられる。ベース10の周面には切欠き14が形成される。ベース10には、揺動部材60が設けられることが好ましい。揺動部材60には、連杆70の一端が枢着され、連杆70の他端には吸盤50が接続され、揺動部材60を揺動させると吸盤50をオブジェクトの表面に吸着させることができる。


【0017】
上述したことから分かるように、本発明の包丁研ぎ器は、可動部材をベースへ移動可能に設置し、第1の挟持壁と第2の挟持壁との間の挟持空間を変化させることにより、包丁研ぎ部材の取付け、除去及び交換を直接行い、構造、製造、組立を簡素化し、包丁研ぎ部材の取外し、除去及び交換をスピーディかつ容易に行うことができる。
【符号の説明】
【0018】
1 包丁研ぎ器
10 ベース
11 第1の挟持壁
12 スライド溝
13 軌道
14 切欠き
20 可動部材
21 第2の挟持壁
22 プッシャ
23 搭載ベース
30 挟持空間
31 収容空間
32 間隙
40 包丁研ぎ部材
41 研磨片
42 V字状研磨口
50 吸盤
60 揺動部材
70 連杆
111 第1のストッパー壁
112 第2のストッパー壁
113 切欠き溝
121 低凹部
122 深凹部
123 保持壁
131 係合凹部
211 第1の当接壁
212 第2の当接壁
221 側凸部
222 係合凸部
223 窪み部
224 凹凸構造
225 V字状口
226 中空孔
231 ピット
232 位置決めバンプ
233 傾斜面
【要約】
【課題】構造、製造、組立を簡素化し、包丁研ぎ部材の取外し、除去及び交換をスピーディかつ容易に行う、包丁研ぎ器を提供する。
【解決手段】包丁研ぎ器1は、ベース10及び可動部材20を備える。ベース10は、第1の挟持壁を有する。可動部材20は、ベース10に移動可能に設置され、第1の挟持壁に対向するように設置された第2の挟持壁を含む。第1の挟持壁と第2の挟持壁との間には、可動部材20の移動に応じて変化する挟持空間30が画成され、挟持空間30には、包丁研ぎ部材が収容される。可動部材20が移動して第1の挟持壁と第2の挟持壁とが近づくと、挟持空間中に包丁研ぎ部材が挟持固定され、可動部材20が移動して第1の挟持壁と第2の挟持壁とが離れると、包丁研ぎ部材を挟持空間30中から直接除去したり、挟持空間30に直接挿入したりすることができる。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8