特許第6226237号(P6226237)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6226237
(24)【登録日】2017年10月20日
(45)【発行日】2017年11月8日
(54)【発明の名称】合成樹脂成形品及びその成形方法
(51)【国際特許分類】
   B29C 45/14 20060101AFI20171030BHJP
   B65D 47/08 20060101ALI20171030BHJP
【FI】
   B29C45/14
   B65D47/08
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-72728(P2014-72728)
(22)【出願日】2014年3月31日
(65)【公開番号】特開2015-193166(P2015-193166A)
(43)【公開日】2015年11月5日
【審査請求日】2016年10月31日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006909
【氏名又は名称】株式会社吉野工業所
(74)【代理人】
【識別番号】100076598
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 一豊
(72)【発明者】
【氏名】江川 紀義
(72)【発明者】
【氏名】高橋 雄一
【審査官】 辰己 雅夫
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭59−109332(JP,A)
【文献】 実開昭53−054299(JP,U)
【文献】 国際公開第2014/014160(WO,A1)
【文献】 特表2015−525715(JP,A)
【文献】 特開昭61−012311(JP,A)
【文献】 実開平02−093247(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B29C45/00−45/84
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
部材本体(2)と頂壁(3)とを有する一次成形の合成樹脂成形品(1)であって、
該頂壁(3)の外端縁の少なくとも一部に凹んだ縁段部(7)が形成されており、
該縁段部(7)は、内側に溝部である縁段溝部(7a)と、外側に側壁となる縁段側壁(7b)と、中央部に縁段中央部(7c)とを有し、該縁段中央部(7c)の両端部内側には凹んだ縁段中央凹部(7d)を有することを特徴とする合成樹脂成形品。
【請求項2】
部材本体(2)と頂壁(3)とを有する一次成形の合成樹脂成形品(1)と、
閉状態にて該頂壁(3)を閉塞する上蓋(5)と、
該上蓋(5)を該部材本体(2)に対して開閉回動自在に連結するヒンジ(6)と、
を有する二次成形の合成樹脂成形品(8)において、
該ヒンジ(6)の端部が、該頂壁(3)の外端縁の少なくとも一部に凹んだ縁段部(7)の内側溝部である縁段溝部(7a)にて一体連結し、更に、該縁段部(7)の中央部である縁段中央部(7c)の両端部内側の縁段中央凹部(7d)でも一体連結しており、
該部材本体(2)及び該上蓋(5)が該ヒンジ(6)を介した一体成形物であることを特徴とする合成樹脂成形品。
【請求項3】
前記部材本体(2)と前記上蓋(5)とを二色成形にて形成してなる請求項に記載の合成樹脂成形品。
【請求項4】
部材本体(2)と頂壁(3)とを有する一次成形品となる合成樹脂成形品(1)と、
閉状態にて該頂壁(3)を閉塞する上蓋(5)と、
該上蓋(5)を該部材本体(2)に対して開閉回動自在に連結するヒンジ(6)と、
を有する合成樹脂成形品(8)の製造方法において、
該頂壁(3)の外端縁に少なくとも一部に凹んだ縁段部(7)と、該縁段部(7)の内側に溝部となる縁段溝部(7a)と、外側に側壁となる縁段側壁(7b)を有する合成樹脂成形品(1)を形成する一次成形工程と、
該縁段溝部(7a)に、二色目となる別の樹脂を供給させ一体連結させる二次成形工程
とを有することを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒンジを有する合成樹脂成形品及びその成形方法に関し、特には、二色成形時に一体連結部のヒンジ付近から樹脂漏れが生じ難い合成樹脂成形品及びその成形方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、内容液がシャンプー、リンス又は液体調味料等の注出容器では、容器本体の口筒部に注出口付きの注出キャップを嵌合し、容器本体を両側から押し込みながら傾けることによって、この注出口から内容物を注出するようにしている。この種の注出キャップでは、キャップ本体と蓋体が同時に一体成形されているため同色であることが普通である。また、キャップ本体と蓋体との両者を別色で形成させ美感を向上させることも提案されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1では、キャップ本体と蓋体とを別々の形成品を係合させ一体物としているが、気密性や嵌合強度の観点からは一体成形品であることが好ましい。キャップ本体と蓋体とが一体成形品でありながら両者を別色で形成させるには二色成形を行う必要があるが、一次成形品であるキャップ本体に蓋体を一体連結させる二次成形を行った際、図7に示されるようにキャップ本体12と上蓋15の連結部となるヒンジ16付近において、キャップ本体と金型に僅かに隙間が発生し、この隙間への樹脂漏れ11により製品不良や外観不良が生じることがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平9−301402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、二色成形時に一体連結部のヒンジ付近での樹脂漏れが生じ難い合成樹脂成形品及びその成形方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題の解決手段として、本発明に係る発明は、
部材本体と頂壁とを有する一次成形の合成樹脂成形品であって、
頂壁の外端縁の少なくとも一部に凹んだ縁段部が形成されており、
この縁段部は、内側に溝部である縁段溝部と、外側に側壁となる縁段側壁と、中央部に縁段中央部とを有し、縁段中央部の両端部内側には凹んだ縁段中央凹部を有することを特徴とする。
【0007】
この構成によって、二次成形時に縁段部の内側溝部である縁段溝部に溶融状態の合成樹脂材料が入り込み充填し易くなり、外側の縁段側壁を確実に金型に押しつけることが可能となり、縁段側壁が金型と密着し、隙間からの樹脂漏れを防止することができる。
【0009】
上記構造では、縁段中央部の形成によって二次成形時にまくれ等の異常変形を起こして気密性や嵌合強度の低下を防止することができ、また、縁段中央凹部に溶融状態の合成樹脂材料が入り込み易くなり、縁段中央部を金型に押しつける応力が作用する。
【0010】
また、本発明に係る二次成形の合成樹脂成形品において、
部材本体と頂壁とを有する一次成形の合成樹脂成形品と、
閉状態にて頂壁を閉塞する上蓋と、
上蓋を部材本体に対して開閉回動自在に連結するヒンジと、
を有する二次成形の合成樹脂成形品において、
ヒンジの端部が、頂壁の外端縁の少なくとも一部に凹んだ縁段部の内側溝部である縁段溝部にて一体連結し、更に、縁段部の中央部である縁段中央部の両端部内側の縁段中央凹部でも一体連結しており、
部材本体及び上蓋がヒンジを介した一体成形物であることを特徴とする。
【0011】
この構成によって、ヒンジの端部を形成する溶融状態の合成樹脂材料が縁段部の内側溝部である縁段溝部に入り充填され、保圧圧力によって溶融状態の合成樹脂材料が外側の縁段側壁を金型に押しつける応力が作用し、縁段側壁は金型と密着するようになる。この金型との密着によって、ヒンジ付近での樹脂漏れを防止することが可能となる。
【0013】
上記構造では、縁段中央凹部によって溶融状態の合成樹脂材料が入り充填され、保圧時に縁段中央部を金型に押しつける応力が作用し、金型との密着性が高まりヒンジ付近での樹脂漏れを防止することができる。
【0014】
また、本発明に係る別の二次成形の合成樹脂成形品において、部材本体と上蓋とを二色成形にて形成してなるものである。
【0015】
上記構造では、部材本体と上蓋の色彩が異なるため、成形品としての審美性の向上や上蓋の識別性を高めることができる。
【0016】
また、本発明に係る合成樹脂成形品の製造方法において、
部材本体と頂壁とを有する一次成形品となる合成樹脂成形品と、
閉状態にて頂壁を閉塞する上蓋と、
上蓋を部材本体に対して開閉回動自在に連結するヒンジと、
を有する合成樹脂成形品の製造方法において、
頂壁の外端縁に少なくとも一部に凹んだ縁段部と、この縁段部の内側に溝部となる縁段溝部と、外側に側壁となる縁段側壁を有する合成樹脂成形品を形成する一次成形工程と、
この縁段溝部に、二色目となる別の樹脂を供給させ一体連結させる二次成形工程とを有することを特徴とする。
【0017】
この構成によって、二次成形時の保圧圧力が溶融状態の合成樹脂材料を介した外側の縁段側壁を金型に押しつける応力として作用し、縁段側壁は金型と密着するようになり、ヒンジ付近での樹脂漏れを防止する製造方法を提供することができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明の主たる構成においては、二次成形時にヒンジの端部を形成する溶融状態の合成樹脂材料が縁段部の内側溝部である縁段溝部に入り充填され、保圧圧力によって溶融状態の合成樹脂材料が外側の縁段側壁を金型に押しつける応力が作用し、縁段側壁は金型と密着するようになる。この金型との密着によって、ヒンジ付近での樹脂漏れ防止を達成できる。
【0019】
縁段部の中央部に縁段中央部を有し、この縁段中央部の両端部内側には凹んだ縁段中央凹部を有するものにあっては、縁段中央部の形成によって二次成形時にまくれ等の異常変形を起こして気密性や嵌合強度の低下を防止することができ、また、縁段中央凹部によって溶融状態の合成樹脂材料が入り込み充填し易くなり、保圧圧力による縁段中央部を金型に押しつける応力が作用し、金型との密着性が高まりヒンジ付近での樹脂漏れ防止が可能となる。
【0020】
部材本体と上蓋とを二色成形にて形成しているものにあっては、部材本体と上蓋の色彩が異なり、成形品としての審美性の向上や上蓋の識別性を高めることが達成できる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】本発明による合成樹脂成形体のキャップを示す平面図である。
図2】本発明による合成樹脂成形体のヒンジキャップを示す平面図である。
図3図2のヒンジキャップの縦断面図である。
図4】(a)は合成樹脂成形品のキャップにおける縁段部を拡大して部分的に示す平面図であり、(b)は(a)中のA−A線に沿って示した縦断面図である。
図5】本発明による合成樹脂成形体の化粧料用容器を示す平面図である。
図6図5の化粧料用容器の縦断面図である。
図7】従来のヒンジキャップを二色成形した際に発生するヒンジ付近の樹脂漏れを示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明にかかる実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0023】
図1は本発明による合成樹脂成形品のキャップを示す平面図であり、図2はヒンジキャップを示す平面図であり、図3はヒンジキャップの縦断面図である。図4(a)は合成樹脂成形品のキャップにおける縁段部を拡大して部分的に示す平面図であり、図4(b)は図4(a)中のA−A線に沿って示した縦断面図である。また、図5はヒンジを有する化粧料用容器の平面図であり、図6は化粧料用容器の縦断面図である。
【0024】
図1は一次成形品である合成樹脂成形品1の円形状のキャップであり、図2及び3は二次成形によって一体連結した合成樹脂成形品8の円形状のヒンジキャップである。合成樹脂成形品1のキャップは、頂壁3に注出口4を構成するノズル4aを立設し、容器本体10の口筒部10aに密に外装螺合して組付く部材本体2からなるものであり、頂壁3の外端縁の少なくとも一部には凹んだ縁段部7が形成されており、この縁段部7は、内側に溝部である縁段溝部7aと、外側に側壁となる縁段側壁7bが形成されている。そして、縁段部7は、図4に示される様に中央部に縁段中央部7cを有し、この縁段中央部7cの両端部内側には凹んだ縁段中央凹部7dを有する。
【0025】
得られた一次成形品である部材本体2に、閉状態でノズル4a内に挿入されて注出口4を閉塞する閉塞体5aが突設された上蓋5と、この上蓋5を部材本体2に対して開閉回動自在に連結するヒンジ6と、を二次成形によって一体連結した合成樹脂成形品8が形成される。このような合成樹脂成形品8である一体成形物のヒンジキャップは、例えば、破線で示される内容物を充填した合成樹脂製の容器本体10の口筒部10aに取り付けて使用される。
【0026】
部材本体2は、容器本体10の口筒部10aに外装螺合する有頂円筒形状の頂壁3上面のやや前寄りの位置(図2では、ヒンジ6とは逆側の左寄りの位置)に注出口4が設けられている。
【0027】
ノズル4aの内側には、高さ方向に貫通する注出路4bが形成されている。この注出路4bの内周面は、上方に拡径したテーパー面となっていて、開閉回動動作時における上蓋5の閉塞体5aのノズル4aに対する挿入及び離脱動作が円滑に達成されるようにしている。
【0028】
上蓋5は、ヒンジ6を介して頂壁3の外端縁の少なくとも一部に凹んだ縁段部7で一体連結されている。深皿状の上蓋5の内面5Aで、且つ閉状態でノズル4aに対向する位置には、細円筒片からなる閉塞体5aが突設されている。この閉塞体5aの長さ寸法は、注出路4bよりも若干長く、上蓋5の閉状態で、ノズル4aの深部まで進入できる寸法で形成されている。
【0029】
本発明においては、部材本体と上蓋を別色とし審美性の向上や上蓋の識別性を高めるために、部材本体2と上蓋5を二色成形により色彩を異ならせている。成形時には、一色目と二色目の合成樹脂材料は同じ種類のものであっても異なる種類であっても構わない。なお、本発明においては同じ種類の合成樹脂材料であっても、着色剤等が含有されるため一色目と二色目は別の樹脂として区別している。
【0030】
次に、上記の一体連結した二色成形の合成樹脂成形品8のヒンジキャップの製造方法について説明する。
初めに一次形成工程として、部材本体2と頂壁3とを有する一次成形の合成樹脂成形品1のキャップが、溶融状態の合成樹脂材料を不図示の所定の成形金型内に注入して射出成形し、その後に離型することにより形成される。頂壁3には注出口4を構成するノズル4aを立設し、頂壁3の下方には容器本体10の口筒部10aに密に外装螺合して組付く部材本体2が形成されている。この頂壁3の外端縁の少なくとも一部には凹んだ縁段部7が形成されており、この縁段部7は、内側に溝部である縁段溝部7aと、外側に側壁となる縁段側壁7bが形成されている。
【0031】
続いて二次形成工程として、得られた一次成形の合成樹脂成形品1を不図示の所定の成形金型内に設置し、一次成形で用いた樹脂とは異なる二色目となる別の樹脂を供給する二次成形によって、閉状態でノズル4a内に挿入されて注出口4を閉塞する閉塞体5aが突設された上蓋5と、この上蓋5を部材本体2に対して開閉回動自在に連結するヒンジ6と、を一体連結した合成樹脂成形品8を形成する。この二次成形際に、ヒンジ6の端部が、縁段部7の内側溝部である縁段溝部7aにて一体連結するようにすることが重要である。ここで、縁段溝部7aに溶融状態の合成樹脂材料が入り込み縁段溝部7aを十分充填し、その後の保圧圧力によって溶融状態の合成樹脂材料が外側の縁段側壁7bを金型に押しつける応力を作用させ、縁段側壁7bは金型と密着するようになる。この金型との密着によって、ヒンジ付近での樹脂漏れを防止することが可能となる。
【0032】
また、縁段部7は、成形時にまくれ等の異常変形を起こして気密性や嵌合強度が低下しないように中央部に縁段中央部7cを形成してもよい。この縁段中央部7cを設けたことにより縁段溝部7aが右側と左側に分けられ、縁段中央部7c付近では金型に押しつける応力が低下する。保圧時の押しつけ応力の低下による樹脂漏れを防止のため、縁段中央部7cの両端部内側に凹んだ縁段中央凹部7dを設け、溶融状態の合成樹脂材料が縁段中央凹部7dに入り込み十分充填されるようにし、保圧圧力による縁段中央部7cを金型に押しつける応力を作用させても構わない。縁段中央凹部7dの合成樹脂材料が入り込むことによって、金型と密着するようになり、ヒンジ付近での樹脂漏れを防止することが可能となる。更に、縁段部7の両端部内側にも凹部を形成しても構わない。
【0033】
ここまでヒンジを有するものとしてヒンジキャップの実施形態を説明したが、別の実施形態として図5及び図6に示される様に、ヒンジを円形状の化粧料用容器に適用することも可能である。ここでも、部材本体2と上蓋5を二色成形により色彩を異ならせることにより審美性を向上させることができる。
【0034】
以上、実施例に沿って本発明の構成とその作用効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施例に限定されるものではない。
【0035】
また、上記実施の形態では、一次成形工程と二次成形工程を別々の金型で成形、つまり一次成形にて部材本体2を成形し、その後冷却させて別の金型にて上蓋5及びヒンジ6を二次成形にて一体連結させているが、一次成形工程及び二次成形工程を一つの金型内にて完結させるように部材本体2を一次成形させ、続いて上蓋5及びヒンジ6を二次成形にて一体連結させても構わない。
【0036】
更に、上記実施の形態では、円形状のヒンジキャップや化粧料用容器を説明したが適応できる製品形状はこれに限定されるものではなく、矩形や正方形の四角形状又は多角形状等とすることが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0037】
以上説明したように、二色成形時に樹脂漏れが発生しないヒンジを提供するものであり、特に開閉回動自在に連結するヒンジを用いた注出キャップ分野や化粧料用容器分野で幅広い用途展開が期待される。
【符号の説明】
【0038】
1 ;合成樹脂成形品(一次成形品)
2 ;部材本体
3 ;頂壁
4 ;注出口
4a ;ノズル
4b ;注出路
5 ;上蓋
5A ;上蓋の内面
5a ;閉塞体
6 ;ヒンジ
7 ;縁段部
7a ;縁段溝部
7b ;縁段側壁
7c ;縁段中央部
7d ;縁段中央凹部
8 ;合成樹脂成形品(二次成形品)
10 ;容器本体
10a;口筒部
11 ;樹脂漏れ
12 ;キャップ本体
15 ;上蓋
16 ;ヒンジ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7