特許第6226757号(P6226757)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6226757
(24)【登録日】2017年10月20日
(45)【発行日】2017年11月8日
(54)【発明の名称】チェーン
(51)【国際特許分類】
   F16G 13/06 20060101AFI20171030BHJP
   F16G 13/02 20060101ALI20171030BHJP
【FI】
   F16G13/06 B
   F16G13/02 B
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-8940(P2014-8940)
(22)【出願日】2014年1月21日
(65)【公開番号】特開2015-137687(P2015-137687A)
(43)【公開日】2015年7月30日
【審査請求日】2016年11月11日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003355
【氏名又は名称】株式会社椿本チエイン
(74)【代理人】
【識別番号】100153497
【弁理士】
【氏名又は名称】藤本 信男
(74)【代理人】
【識別番号】100092200
【弁理士】
【氏名又は名称】大城 重信
(74)【代理人】
【識別番号】100110515
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 益男
(74)【代理人】
【識別番号】100189083
【弁理士】
【氏名又は名称】重信 圭介
(72)【発明者】
【氏名】宇瀧 昭彦
【審査官】 塚原 一久
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−153647(JP,A)
【文献】 特開2009−041630(JP,A)
【文献】 特開2008−025744(JP,A)
【文献】 特開2008−020026(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16G 1/00−17/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
案内シューによって摺動案内されるリンクプレートと、前記リンクプレートよりもシュー側端面のプレート背面高さが低い第2のリンクプレートとを、チェーン幅方向に並べて配置したチェーンであって、
前記リンクプレートのシュー側端面には、一対の誘導壁面を有した油誘導部が設けられ、
前記一対の誘導壁面は、チェーン走行方向の前方側にそれぞれ面し、チェーン走行方向の後方側に向けて互いに接近するように形成され
前記第2のリンクプレートのシュー側端面には、チェーン走行方向の後方側に向けて、チェーン幅方向に隣接する前記リンクプレート側に近づくように形成された油案内壁面が設けられていることを特徴とするチェーン
【請求項2】
前記油誘導部を構成する一対の誘導壁面は、平坦面にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1に記載のチェーン
【請求項3】
前記油誘導部を構成する一対の誘導壁面は、壁接近部において互いに繋がっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチェーン
【請求項4】
前記誘導壁面の一端が、前記リンクプレートのチェーン幅方向の端縁に達していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のチェーン
【請求項5】
前記油誘導部は、前記一対の誘導壁面のチェーン走行方向の前方側に前記一対の誘導壁面に対向して配置された一対の第2の誘導壁面を有し、
前記一対の第2の誘導壁面は、チェーン走行方向の後方側にそれぞれ面し、チェーン走行方向の後方側に向けて互いに接近するように形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のチェーン
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、案内シューによって摺動案内されるチェーンに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車のエンジンルーム内のタイミングシステムに組み込まれ、複数のスプロケットに巻き掛けられ、チェーンガイドによってガイドされた状態で走行するチェーンが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
この従来のチェーンは、リンクプレートのシュー側端面を、チェーンガイドの案内シューに接触させた状態で走行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−107583号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、このような従来のチェーンでは、リンクプレートとチェーンガイドの案内シューとの間のフリクションや案内シューの摩耗を低減することを目的として、その使用時に、リンクプレートと案内シューとの間に潤滑油が供給されるが、リンクプレートと案内シューとの間で油膜切れを生じた場合や油膜厚が充分でない場合には、案内シューとチェーンとの間のフリクションが増大し、案内シューの摩耗が促進されるという問題が生じることになる。
【0006】
また、リンクプレートのシュー側端面に油溜まりを形成することを目的として、リンクプレートのシュー側端面に溝部等を形成することも公知である。しかしながら、このような溝部等は油溜まりとしては機能するものの、潤滑油の粘度やチェーンの走行速度等によっては、溝部等に溜められた潤滑油をシュー側端面の摺動面上に引き出すことが難しく、潤滑油がシュー側端面の摺動面上に良好に供給されないという問題があった。
【0007】
本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡便な構造で、潤滑油の切れを抑制しつつ、シュー側端面の摺動面上に潤滑油を良好に供給することが可能なチェーンを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、案内シューによって摺動案内されるリンクプレートと、前記リンクプレートよりもシュー側端面のプレート背面高さが低い第2のリンクプレートとを、チェーン幅方向に並べて配置したチェーンであって、前記リンクプレートのシュー側端面には、一対の誘導壁面を有した油誘導部が設けられ、前記一対の誘導壁面は、チェーン走行方向の前方側にそれぞれ面し、チェーン走行方向の後方側に向けて互いに接近するように形成され、前記第2のリンクプレートのシュー側端面には、チェーン走行方向の後方側に向けて、チェーン幅方向に隣接する前記リンクプレート側に近づくように形成された油案内壁面が設けられていることにより、前記課題を解決するものである。
【発明の効果】
【0009】
本請求項1に係る発明によれば、リンクプレートのシュー側端面に、一対の誘導壁面を有した油誘導部が設けられ、一対の誘導壁面が、チェーン走行方向の前方側にそれぞれ面し、チェーン走行方向の後方側に向けて互いに接近するように形成されていることにより、チェーン走行に伴って、潤滑油が一対の誘導壁面によって互いに接近するように誘導され、一対の誘導壁面の壁接近部において潤滑油の圧力が高まって油膜厚が増大するため、案内シューとの間のフリクションを低減し、円滑なチェーン走行を実現するとともに、優れた耐摩耗性を発揮することができる。
【0010】
本請求項2に係る発明によれば、各誘導壁面が平坦面に形成されていることにより、一対の誘導壁面が互いに直線状に接近し、潤滑油を壁接近部に向けて直線状に誘導するため、壁接近部における潤滑油の圧力をより一層増大することができる。
本請求項3に係る発明によれば、一対の誘導壁面が壁接近部において互いに繋がっていることにより、壁接近部において潤滑油の逃げ道が無くなるため、壁接近部における油膜形成の効果を向上することができる。
本請求項4に係る発明によれば、誘導壁面の一端がリンクプレートのチェーン幅方向の端縁に達していることにより、チェーンの走行ライン付近に存在する潤滑油を、誘導壁面によってシュー側端面と案内シューとの間に引き込むことができる。
本請求項5に係る発明によれば、油誘導部が、一対の誘導壁面のチェーン走行方向の前方側に一対の誘導壁面に対向して配置された一対の第2の誘導壁面を有し、一対の第2の誘導壁面が、チェーン走行方向の後方側にそれぞれ面し、チェーン走行方向の後方側に向けて互いに接近するように形成されていることにより、一対の誘導壁面の前方に形成された一対の第2の誘導壁面によっても潤滑油を壁接近部に向けて誘導することが可能であるため、壁接近部における油膜形成の効果を向上することができる。
本請求項に係る発明によれば、油誘導部が形成されたリンクプレートの隣に第2のリンクプレートを配置し、第2のリンクプレートのシュー側端面に、チェーン走行方向の後方側に向けて、リンクプレート側に近づくように形成された油案内壁面を設けることにより、チェーン走行に伴って、第2のリンクプレートと案内シューとの間に位置する潤滑油をリンクプレート側に向けて案内することが可能であるため、リンクプレートと案内シューとの間のフリクションを更に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】第1参考例に係るチェーンを示す斜視図。
図2】第1参考例に係るリンクプレートのシュー側端面を示す説明図。
図3】第2参考例に係るリンクプレートを示す斜視図。
図4】第2参考例に係るリンクプレートのシュー側端面を示す説明図。
図5】第2参考例の変形例に係るリンクプレートのシュー側端面を示す説明図。
図6】第3参考例に係るリンクプレートを示す斜視図。
図7】第3参考例に係るリンクプレートのシュー側端面を示す説明図。
図8本発明の一実施形態に係るチェーンを示す斜視図。
図9本発明の一実施形態の変形例に係るチェーンを示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0012】
以下に、第1参考例のチェーン100について、図1および図2に基づいて説明する。
【0013】
第1参考例のチェーン100は、自動車エンジン用のタイミングシステムに組み込まれるタイミングチェーンとして構成され、チェーンガイド(図示しない)の案内シュー(図示しない)によって摺動案内された状態で、所定軌道上を走行するものである。
【0014】
第1参考例のチェーン100は、図1図2に示すように、前後一対のブシュ120の両端を左右一対の内リンクプレート110のブシュ孔に固定してなる複数の内リンクと、前後一対の連結ピン140の両端を左右一対の外リンクプレート130のピン孔に固定してなる複数の外リンクと、ブシュ120に外嵌されたローラ150とを備えている。これら内リンクおよび外リンクは、ブシュ120内に連結ピン140を挿入することで交互に連結されている。
【0015】
各リンクプレート110、130は、案内シューに面する側にシュー側端面111、131を有している。第1参考例においては、内リンクプレート110のシュー側端面111および外リンクプレート130のシュー側端面131の両方が、チェーン走行時に案内シューに摺動するように形成されている。
【0016】
各シュー側端面111、131には、図2に示すように、くの字状のプレート凹部112、132がチェーン走行方向Dに複数並べて形成され、これにより、各シュー側端面111、131には、複数の油誘導部114、134がチェーン走行方向Dに複数並べて形成されている。各プレート凹部112、132のチェーン幅方向の両端は、リンクプレート110、130のチェーン幅方向(プレート厚み方向)の両端縁において開放している。本参考例では、シュー側端面111、131の凸部分(プレート凹部112、132が形成されていない部分)が案内シューとの間の摺動面として機能し、シュー側端面111、131の凹部分(プレート凹部112、132)が油溜まりとして機能する。
【0017】
各油誘導部114、134は、図2に示すように、プレート凹部112、132の後方内壁面である一対の誘導壁面114a、134aと、一対の誘導壁面114a、134aが互いに接近した箇所である壁接近部114b、134bと、プレート凹部112、132の前方内壁面である一対の第2の誘導壁面114c、134cとを有している。
【0018】
各誘導壁面114a、134aは、図2に示すように、平坦面に形成され、チェーン走行方向Dの前方側に面している。一対の誘導壁面114a、134aは、チェーン走行方向Dの後方側に向けて互いに接近するように、チェーン走行方向Dに対して斜めに延び、壁接近部114b、134bにおいて互いに繋がっている。各誘導壁面114a、134aは、その一端(壁接近部114b、134bとは反対側の端部)が、リンクプレート110、130のチェーン幅方向の端縁に達している。
【0019】
各第2の誘導壁面114c、134cは、図2に示すように、平坦面に形成され、チェーン走行方向Dの後方側にそれぞれ面し、各誘導壁面114a、134aに対向している。一対の第2の誘導壁面114c、134cは、チェーン走行方向Dの後方側に向けて互いに接近するように、チェーン走行方向Dに対して斜めに延び、互いに繋がっている。各第2の誘導壁面114c、134cは、その一端がリンクプレート110、130のチェーン幅方向の端縁に達している。
【0020】
次に、第2参考例のチェーン200について、図3および図4に基づいて説明する。ここで、第2参考例では、一部構成以外は、前述した第1参考例と全く同じである。そのため、第1参考例に関する明細書および図面に示す100番台の符号を200番台の符号に読み替えることによって、相違点以外の構成については、その説明を省略する。
【0021】
第2参考例のチェーン200では、図3図4に示すように、各シュー側端面211、231のチェーン幅方向の両端縁に、複数のプレート凹部212、232がチェーン走行方向Dに並べて形成され、これにより、各シュー側端面211、231のチェーン幅方向の両端縁に、複数の油誘導部214、234がチェーン走行方向Dに並べて形成されている。なお、図3図4に示す例では、油誘導部214、234をチェーン幅方向に2つ配置したが、チェーン幅方向に並べる油誘導部214、234の数量は3つ以上であってもよい。各プレート凹部212、232のチェーン幅方向の一端は、リンクプレート210、230のチェーン幅方向の一端縁において開放している。
【0022】
次に、第2参考例の変形例について、図5に基づいて説明する。
【0023】
図4に示す第2参考例図5に示す変形例との相違点は、シュー側端面211、231上の凹凸関係が逆転している点であり、具体的には、第2参考例におけるプレート凹部212、232が、プレート凸部213、233に置き換えられている。本変形例では、シュー側端面211、231の凸部分(プレート凸部213、233)が案内シューとの間の摺動面として機能し、シュー側端面211、231の凹部分(プレート凸部213、233が形成されていない部分)が油溜まりとして機能する。
【0024】
図5に示す変形例においては、各油誘導部214、234は、プレート凸部213、233の前方外壁面である一対の誘導壁面214a、234aと、一対の誘導壁面214a、234aが互いに接近した箇所である壁接近部214b、234bと、前記誘導壁面214a、234aが形成されたプレート凸部213、233の前方側に配置されたプレート凸部213、233の後方外壁面である一対の第2の誘導壁面214c、234cとを有している。これら油誘導部214、234の各部の構成については、第1参考例の場合と同様である。
【0025】
次に、第3参考例のチェーン300について、図6および図7に基づいて説明する。ここで、第3参考例では、一部構成以外は、前述した第1参考例と全く同じである。そのため、第1参考例に関する明細書および図面に示す100番台の符号を300番台の符号に読み替えることによって、相違点以外の構成については、その説明を省略する。
【0026】
第3参考例のチェーン300では、図6図7に示すように、シュー側端面311、331のチェーン幅方向の両端縁に、複数の平行四辺形状のプレート凹部312、332がチェーン走行方向Dに並べて形成され、これにより、シュー側端面311、331のチェーン幅方向の両端縁に、複数の油誘導部314、334がチェーン走行方向Dに並べて形成されている。各プレート凹部312、332のチェーン幅方向の一端は、リンクプレート310、330のチェーン幅方向の一端縁において開放している。
【0027】
各油誘導部314、334は、一対の誘導壁面314a、334aと、一対の誘導壁面314a、334aが互いに接近した箇所である壁接近部314b、334bとを有している。一対の誘導壁面314a、334aのうち、一方の誘導壁面314a、334aがチェーン走行方向Dに沿って延び、他方の誘導壁面314a、334aがチェーン走行方向Dに対して斜めに延びている。
【0028】
次に、本発明の一実施形態のチェーン400について、図8に基づいて説明する。ここで、実施形態では、一部構成以外は、前述した第1参考例と全く同じである。そのため、第1参考例に関する明細書および図面に示す100番台の符号を400番台の符号に読み替えることによって、相違点以外の構成については、その説明を省略する。
【0029】
実施形態のチェーン400では、図8に示すように、外リンクプレート430が、内リンクプレート410よりもプレート背面高さが低く形成され、案内シューに触れる程度のプレート背面高さで形成されている。そして、外リンクプレート430のシュー側端面431には、チェーン走行方向Dの後方側に向けて、チェーン幅方向に隣接する油誘導部414が形成された内リンクプレート410側に近づくように形成された油案内壁面435が設けられている。油案内壁面435は、チェーン走行方向Dの前方側に面している。
【0030】
なお、図8に示す例では、油案内壁面435が平坦面に形成されているが、図9に示す例のように、油案内壁面435を湾曲面に形成してもよい。
【0031】
上述した実施形態や参考例では、チェーンが自動車エンジン用のタイミングチェーンであるものとして説明したが、本発明のチェーンの用途はこれに限定されず、伝動用チェーンや搬送用チェーン等の如何なるものでもよい。
また、上述した実施形態や参考例においては、チェーンがローラチェーンであるものとして説明したが、本発明のチェーンは、案内シューに摺動案内されるプレートを有するものであれば如何なるものでもよく、例えば、ブシュチェーンやサイレントチェーンであってもよい。
上述した実施形態や参考例では、誘導壁面(および第2の誘導壁面)が平坦面に形成されているものとして説明したが、誘導壁面(および第2の誘導壁面)の具体的態様はこれに限定されず、例えば、誘導壁面(および第2の誘導壁面)を凸状または凹状の湾曲面に形成してもよい。
また、プレート凹部やプレート凸部の具体的な形状や配置については、チェーン走行方向の後方側に向けて互いに接近する一対の誘導壁面を構成するものであれば、如何なるものでもよい。
また、上述した施形態や参考例および変形例の構成を、任意に組み合わせてチェーンを構成しても何ら構わない。
また、チェーンの各構成部品の材料については、金属や合成樹脂等の如何なるものでもよい。
【符号の説明】
【0032】
100、 200、 300、 400 ・・・ チェーン
110、 210、 310、 410 ・・・ 内リンクプレート
111、 211、 311、 411 ・・・ シュー側端面
112、 212、 312、 ・・・ プレート凹部
213 ・・・ プレート凸部
114、 214、 314、 414 ・・・ 油誘導部
114a、214a、314a ・・・ 誘導壁面
114b、214b、314b ・・・ 壁接近部
114c、214c ・・・ 第2の誘導壁面
120 420 ・・・ ブシュ
130、 230、 330、 430 ・・・ 外リンクプレート
131、 231、 331、 431 ・・・ シュー側端面
132、 232、 332 ・・・ プレート凹部
233 ・・・ プレート凸部
134、 234、 334 ・・・ 油誘導部
134a、234a、334a ・・・ 誘導壁面
134b、234b、334b ・・・ 壁接近部
134c、234c ・・・ 第2の誘導壁面
435 ・・・ 油案内壁面
140、 440 ・・・ 連結ピン
150、 450 ・・・ ローラ
D ・・・ チェーン走行方向
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9