(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
底面と頂面にそれぞれ第1の弁口及び開口を有する圧力チャンバと、底面に第2の弁口を有する気体排出チャンバと、を有し、さらに、前記第1の弁口を介して前記圧力チャンバに連通される弁口通路を有する弁座と、
前記第1の弁口の少なくとも一部をカバーして圧抜き隙間を形成するように、前記圧力チャンバ内に位置する第1の弁と、
前記開口をカバーする圧抜き弁と、前記気体排出チャンバに連通される第1の気体排出貫通穴と、を有し、前記弁座上に設けられている弾性部材と、
前記圧抜き弁に対向する第1の圧抜き口と、前記第1の気体排出貫通穴に連通された第2の気体排出貫通穴と、を有し、前記弾性部材上に設けられている上部カバーと、
を含み、
第1の圧抜き通路が前記弁口通路を弁座の外部まで連通させるように、前記弁座に前記第1の圧抜き通路の少なくとも一部が形成され、
前記圧抜き弁は、前記圧力チャンバ内の気体圧力の影響を受けて変形するので、前記第1の圧抜き口を選択的に封止したり、前記第1の圧抜き口から離れて前記上部カバーと前記弾性部材との間に、前記第1の圧抜き口と前記第2の気体排出貫通穴を連通させる第2の圧抜き通路を形成させる圧抜き装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の一技術態様は、圧抜き装置である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の1つ又は複数の実施形態によれば、頂面と底面にそれぞれ開口及び第1の弁口を有する圧力チャンバと、底面に第2の弁口を有する気体排出チャンバと、を有する弁座と、前記開口をカバーする圧抜き弁と、前記気体排出チャンバに連通される第1の気体排出貫通穴と、を有し、前記弁座に位置する弾性部材と、前記第1の弁口をカバーするように前記圧力チャンバ内に位置する第1の弁と、前記弾性部材に位置しており、前記圧抜き弁に対向する第1の圧抜き口及び前記第1の気体排出貫通穴に連通された第2の気体排出貫通穴と、を有する上部カバーと、を含み、第1の圧抜き通路が前記圧力チャンバを前記弁座の外部まで連通させるように、前記弾性部材に前記第1の圧抜き通路の少なくとも一部が形成され、前記圧抜き弁は前記圧力チャンバ内の気体圧力の影響を受けて変形するので、前記第1の圧抜き口を選択的に封止したり、前記第1の圧抜き口から離れて前記上部カバーと前記弾性部材との間に、前記第1の圧抜き口と前記第2の気体排出貫通穴を連通させる第2の圧抜き通路を形成させる圧抜き装置を提供する。
【0005】
本発明の1つ又は複数の実施形態によれば、頂面と底面にそれぞれ開口及び第1の弁口を有する圧力チャンバと、第1の弁口を介して前記圧力チャンバに連通される弁口通路と、底面に第2の弁口を有する気体排出チャンバと、を有する弁座と、前記開口をカバーする圧抜き弁と、前記気体排出チャンバに連通される第1の気体排出貫通穴と、を有し、前記弁座に位置する弾性部材と、前記第1の弁口の少なくとも一部をカバーして圧抜き隙間を形成するように、前記圧力チャンバ内に位置する第1の弁と、前記弾性部材に位置しており、前記圧抜き弁に対向する第1の圧抜き口及び前記第1の気体排出貫通穴に連通された第2の気体排出貫通穴と、を有する上部カバーと、を含み、第1の圧抜き通路が前記弁口通路を前記弁座の外部まで連通させるように、前記弁座に前記第1の圧抜き通路の少なくとも一部が形成され、前記圧抜き弁は前記圧力チャンバ内の気体圧力の影響を受けて変形するので、前記第1の圧抜き口を選択的に封止したり、前記第1の圧抜き口から離れて前記上部カバーと前記弾性部材との間に、前記第1の圧抜き口と前記第2の気体排出貫通穴を連通させる第2の圧抜き通路を形成させる圧抜き装置を提供する。
【0006】
本発明の1つ又は複数の実施形態によれば、前記圧抜き装置は、前記第2の弁口をカバーするように前記気体排出チャンバ内に位置する第2の弁を更に含む。
【0007】
本発明の1つ又は複数の実施形態によれば、前記第1の圧抜き通路の断面積は、1×10
-3〜1mm
2である。
【0008】
本発明の1つ又は複数の実施形態によれば、前記弾性部材は第1の溝を有し、前記弁座は第2の溝を有し、前記第1の溝と前記第2の溝とがともに前記第1の圧抜き通路を形成する。
【0009】
本発明の1つ又は複数の実施形態によれば、前記第1の圧抜き通路は、前記弾性部材を貫通する。
【0010】
本発明の1つ又は複数の実施形態によれば、前記弁座は、前記圧力チャンバを前記弁座の外部まで連通させる第3の圧抜き通路を有する。
【0011】
本発明の1つ又は複数の実施形態によれば、前記弁座は、前記圧力チャンバを前記気体排出チャンバに連通させる第3の圧抜き通路を有する。
【0012】
本発明の1つ又は複数の実施形態によれば、前記第1の圧抜き通路と前記第3の圧抜き通路との合計断面積は、1×10
-3〜1mm
2である。
【0013】
本発明の1つ又は複数の実施形態によれば、前記圧抜き弁は、環状溝を有する。
【0014】
本発明の1つ又は複数の実施形態によれば、前記圧抜き弁は、十字状溝を有する。
【発明の効果】
【0015】
以上のように、本発明の圧抜き装置は、弾性部材を含み、且つこの弾性部材に第1の圧抜き通路の少なくとも一部が形成される。なお、本発明の圧抜き装置は、前記第1の圧抜き通路が前記弁口通路を弁座の外部まで連通させるように、前記弁座に第1の圧抜き通路の少なくとも一部が形成されてもよい。これにより、圧力チャンバは第1の圧抜き通路を介して気体を弁座の外部に漏洩し、更に圧抜きする時に圧抜き弁の凹陥を加速し、それにより圧抜き弁が迅速に第1の圧抜き口から離れて、第1の圧抜き口を第2の圧抜き通路により第2の気体排出貫通穴に連通させることによって、圧抜き装置がより速い圧抜き効率を有することができる。また、本発明の圧抜き装置の弾性部材は、環状溝又は十字状溝を有することができ、これにより圧抜きする時に、圧抜き弁の凹陥を加速することができることによって、圧抜き装置がより速い圧抜き効率を有することができる。なお、本発明の圧抜き通路は弾性部材に形成されるため、射出成形又は熱圧着等の急速成形の方法で製造されることで、製造のコストを低減させ、また、弾性部材が容易に成形することができるので、より容易に使用者の実際な要求に応じて各種の圧抜き通路の態様を製造するか又は各種の態様の溝を製造することもできる。また、使用者の圧抜き速率に対する要求に応じて、対応する弾性部材態様を交換するか又は急速且つ低コストで弾性部材を交換することもできる。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の複数の実施形態を図面で示し、明らかに説明するために、下記で多くの実際の細部を合わせて説明する。しかしながら、理解すべきなのは、これらの実際の細部が、本発明を制限するためのものではない。つまり、本発明の実施形態の一部において、これらの実際の細部は、必要ないものである。また、図面を簡略化するために、ある従来慣用の構造及び構成要素は、図面において簡単で模式的に示される。
【0018】
本明細書に用いる「大体(around)」、「約(about)」又は「おおよそ(approximately)」の用語とは、一般的に、所定値又は範囲の20%内であり、好ましくは10%以内であり、より好ましくは5%以内であることを意味する。本明細書で、明確に説明しない限り、言及された数値を、全て、「大体」、「約」又は「おおよそ」で表す誤差又は範囲のような近似値と見なす。
【0019】
図1A及び
図1Bを参照されたい。
図1Aは本発明の一実施形態に係る圧抜き装置1の気体排出状態を示す断面図である。
図1Bは本発明の一実施形態に係る圧抜き装置1の気体漏洩状態を示す断面図である。まず、
図1Aに示すように、本実施形態において、圧抜き装置1は弁座10、第1の弁12a、第2の弁12b、弾性部材14及び上部カバー16を含む。以下、各構成要素の構造、機能及び各構成要素の間の接続関係を詳しく説明する。
【0020】
弁座10は圧力チャンバ100及び気体排出チャンバ102を有する。圧力チャンバ100の底面と頂面にそれぞれ第1の弁口1000及び開口1002を有する。気体排出チャンバ102の底面に第2の弁口1020を有する。第1の弁12aが第1の弁口1000をカバーするように圧力チャンバ100内に位置する。第2の弁12bが第2の弁口1020をカバーするように気体排出チャンバ102内に位置する。弾性部材14が弁座10に位置するとともに、圧抜き弁140及び第1の気体排出貫通穴142を有する。圧抜き弁140が開口1002をカバーする。第1の気体排出貫通穴142が気体排出チャンバ102に連通される。第1の圧抜き通路144aが、圧力チャンバ100を弁座10の外部まで連通させるように、弾性部材14に第1の圧抜き通路144aの少なくとも一部が形成される。上部カバー16が弾性部材14に位置するとともに、第1の圧抜き口160及び第2の気体排出貫通穴162を有する。第1の圧抜き口160が圧抜き弁140に対向する。第2の気体排出貫通穴162が第1の気体排出貫通穴142に連通される。
【0021】
具体的には、
図1Aに示すように、使用者が空気圧源発生ユニット2で圧抜き装置1を駆動する時、空気圧源発生ユニット2の発生した気体が第1の弁口1000及び第2の弁口1020を介して圧抜き装置1に進入することができる。第1の弁口1000を介して圧抜き装置1に進入された気体が圧力チャンバ100において圧力を形成し、且つ方向20aに沿って圧抜き弁140を押圧させ、圧抜き弁140を変形させて第1の圧抜き口160を封止し、更に上部カバー16の第1の圧抜き口160を、気体排出チャンバ102と第2の気体排出貫通穴162に連通させないようにすることができる。このため、第2の弁口1020を介して圧抜き装置1の気体排出チャンバ102に進入された気体は方向20bに沿って弾性部材14の第1の気体排出貫通穴142を通過して、且つ方向20cに沿って第2の気体排出貫通穴162に進入することができ、第1の圧抜き口160に進入しない。これにより、気体は第2の気体排出貫通穴162を介して気体充填物体3に進入して気体充填効果を達成することができる。
【0022】
次に、
図1Bに示すように、空気圧源発生ユニット2が圧抜き装置1の駆動を停止する時、第1の弁12aと第2の弁12bが回復してそれぞれ第1の弁口1000と第2の弁口1020をカバーするので、気体が空気圧源発生ユニット2に還流しない。同時に、圧力チャンバ100内の気体が方向30aに沿って第1の圧抜き通路144aを通過して弁座10の外部に漏洩する。圧力チャンバ100から気体を漏洩することによって圧抜き弁140を変形して凹陥させ、圧抜き弁140が離れて第1の圧抜き口160を開けて、更に上部カバー16と弾性部材14との間に第2の圧抜き通路144cを形成して第1の圧抜き口160と第2の気体排出貫通穴162を連通させる。このため、気体充填物体3から還流された気体が方向30bに沿って第2の気体排出貫通穴162を通過して圧抜き装置1内に進入し、且つ方向30cに沿って第2の圧抜き通路144cを介して第1の圧抜き口160から漏れる。これにより、圧力チャンバ100は圧抜き通路144aを通過して気体を弁座10の外部に漏洩することができ、更に圧抜きする時に圧抜き弁140の凹陥を加速することができ、圧抜き弁140が迅速かつ自動に第1の圧抜き口160から離れて、上部カバー16と弾性部材14との間に第2の圧抜き通路144cを形成して第1の圧抜き口160と第2の気体排出貫通穴162を連通させ、それにより、圧抜きするために付加的に電磁弁を増設する必要がなくて、圧抜き装置1がより速い圧抜き効率を有することができる。
【0023】
一実施形態において、上部カバー16がエラストマーでない。一実施形態において、第1の弁12a、第2の弁12b及び弾性部材14はゴム材料からなる。一実施形態において、第1の弁12a及び第2の弁12bが傘状の弁であってよいが、本発明はこれに限定されない。一実施形態において、気体排出チャンバ102の第2の弁12bでカバーされたところが研磨面であり、それにより第2の弁12bが高気密に封止することができる。一実施形態において、圧抜き装置1の増圧範囲が100〜400mmHgである。
【0024】
一実施形態において、第1の圧抜き通路144aの断面積は、1×10
-3〜1mm
2である。一実施形態において、圧抜き装置1の圧抜き時間が2秒内にある。
【0025】
図2A及び
図2Bを参照されたい。
図2Aは本発明の一実施形態に係る圧抜き装置4の気体排出状態を示す断面図である。
図2Bは本発明の一実施形態に係る圧抜き装置4の気体漏洩状態を示す断面図である。まず、
図2Aに示すように、本実施形態において、圧抜き装置4は同様に弁座40、第1の弁12a、第2の弁12b、弾性部材44及び上部カバー16を含む。これらの構成要素の構造、機能及び各構成要素の間の接続関係はいずれも
図1Aに示す実施形態とほぼ同じであり、このため、前記関連説明を参照することができ、ここで再び繰り返して説明しない。ここで説明する必要があるのは、本実施形態は、弾性部材44は第1の溝4440を有し、弁座40は第2の溝4442を有し、第1の溝4440と第2の溝4442とがともに第1の圧抜き通路144bを形成することに、
図1Aに示す実施形態と異なっている。このため、本実施形態は弁座40及び弾性部材44でそれぞれ
図1Aに示す弁座10及び弾性部材14を代替する。
【0026】
具体的には、
図2Aに示すように、使用者が空気圧源発生ユニット2で圧抜き装置4を駆動する時に、空気圧源発生ユニット2の発生した気体が第1の弁口4000及び第2の弁口4020を介して圧抜き装置4に進入することができる。第1の弁口4000を介して圧抜き装置4に進入する気体が圧力チャンバ400で圧力を形成し、且つ方向20aに沿って圧抜き弁440を押圧して、圧抜き弁440を変形させて第1の圧抜き口160を封止し、更に上部カバー16の第1の圧抜き口160を、気体排出チャンバ402と第2の気体排出貫通穴162に連通させないようにすることができる。このため、第2の弁口4020を介して圧抜き装置4の気体排出チャンバ402に進入した気体は方向20bに沿って弾性部材44の第1の気体排出貫通穴442を通過することができ、且つ方向20cに沿って第2の気体排出貫通穴162に進入して、第1の圧抜き口160に進入しない。これにより、気体は第2の気体排出貫通穴162を介して気体充填物体3に進入して気体充填効果を達成することができる。
【0027】
次に、
図2Bに示すように、空気圧源発生ユニット2が圧抜き装置4の駆動を停止する時、第1の弁12aと第2の弁12bは回復してそれぞれ第1の弁口4000と第2の弁口4020をカバーするので、気体が空気圧源発生ユニット2に還流されない。同時に、圧力チャンバ400内の気体が方向30dに沿って第1の圧抜き通路144bを通過して弁座40の外部に漏洩される。圧力チャンバ400が気体を漏洩することで圧抜き弁440を変形して凹陥させ、且つ圧抜き弁440が離れて第1の圧抜き口160を開けて、更に上部カバー16と弾性部材44の間に第2の圧抜き通路144cを形成させて第1の圧抜き口160と第2の気体排出貫通穴162を連通させる。このため、気体充填物体3で還流された気体は方向30bに沿って第2の気体排出貫通穴162を通過して圧抜き装置4内に進入し、且つ方向30cに沿って第2の圧抜き通路144cを介して第1の圧抜き口160から漏れる。
【0028】
図3A及び
図3Bを参照されたい。
図3Aは本発明の一実施形態に係る圧抜き装置5の気体排出状態を示す断面図である。
図3Bは本発明の一実施形態に係る圧抜き装置5の気体漏洩状態を示す断面図である。まず、
図3Aに示すように、本実施形態において、圧抜き装置5は同様に弁座10、第1の弁12a、第2の弁12b、弾性部材54及び上部カバー16を含む。これらの構成要素の構造、機能及び各構成要素の間の接続関係はいずれも
図1Aに示す実施形態とほぼ同じであり、このため、前記関連説明を参照することができ、ここで再び繰り返して説明しない。ここで説明する必要があるのは、本実施形態は、第1の圧抜き通路144dは、弾性部材54を貫通することにあることに、
図1Aに示す実施形態と異なっている。このため、本実施形態は弾性部材54で
図1Aに示す弾性部材14を代替する。
【0029】
具体的には、
図3Aに示すように、使用者が空気圧源発生ユニット2で圧抜き装置5を駆動する時(
図3Aに示す)、空気圧源発生ユニット2の発生した気体が第1の弁口1000及び第2の弁口1020を介して圧抜き装置5に進入することができる。第1の弁口1000を介して圧抜き装置5に進入した気体が圧力チャンバ100で圧力を形成して、且つ方向20aに沿って圧抜き弁540を押圧して、圧抜き弁540を変形させて第1の圧抜き口160を封止し、更に上部カバー16の第1の圧抜き口160を、気体排出チャンバ102と第2の気体排出貫通穴162に連通させないようにすることができる。このため、第2の弁口1020を介して圧抜き装置5の気体排出チャンバ102に進入した気体は方向20bに沿って弾性部材54の第1の気体排出貫通穴542を通過して、且つ方向20cに沿って第2の気体排出貫通穴162に進入することができ、且つ第1の圧抜き口160に進入しない。これにより、気体は第2の気体排出貫通穴162を介して気体充填物体3に進入して気体充填効果を達成することができる。
【0030】
次に、
図3Bに示すように、本実施形態において、空気圧源発生ユニット2が圧抜き装置5の駆動を停止する時、第1の弁12aと第2の弁12bが回復してそれぞれ第1の弁口1000と第2の弁口1020をカバーするので、気体が空気圧源発生ユニット2に還流しない。同時に、圧力チャンバ100内の気体が方向30eに沿って第1の圧抜き通路144dを通過して弁座10の外部に漏洩する。圧力チャンバ100が気体を漏洩して圧抜き弁540を凹陥させ、圧抜き弁540が離れて第1の圧抜き口160を開けて、上部カバー16と弾性部材54との間に第2の圧抜き通路144cを形成して第1の圧抜き口160と第2の気体排出貫通穴162を連通させる。このため、気体充填物体3から還流した気体が方向30bに沿って第2の気体排出貫通穴162を通過して圧抜き装置5内に進入し、且つ方向30cに沿って第2の圧抜き通路144cを介して第1の圧抜き口160から漏れる。
【0031】
図4A及び
図4Bを参照されたい。
図4Aは本発明の一実施形態に係る圧抜き装置6の気体排出状態を示す断面図である。
図4Bは本発明の一実施形態に係る圧抜き装置6の気体漏洩状態を示す断面図である。まず、
図4Aに示すように、本実施形態において、圧抜き装置6は同様に弁座60、第1の弁12a、第2の弁12b、弾性部材14及び上部カバー16を含む。これらの構成要素の構造、機能及び各構成要素の間の接続関係はいずれも
図1Aに示す実施形態とほぼ同じであり、このため、前記関連説明を参照することができ、ここで再び繰り返して説明しない。ここで説明する必要があるのは、本実施形態は、弁座60が圧力チャンバ600を弁座60の外部まで連通させる第3の圧抜き通路144eを有することに、
図1Aに示す実施形態と異なっている。このため、本実施形態は弁座60で
図1Aに示す弁座10を代替する。
【0032】
具体的には、
図4Aに示すように、使用者が空気圧源発生ユニット2で圧抜き装置6を駆動する時、空気圧源発生ユニット2の発生した気体を第1の弁口6000及び第2の弁口6020を介して圧抜き装置6に進入することができる。第1の弁口6000を介して圧抜き装置6に進入した気体が圧力チャンバ600で圧力を形成し、且つ方向20aに沿って圧抜き弁140を押圧し、圧抜き弁140を変形して第1の圧抜き口160を封止し、更に上部カバー16の第1の圧抜き口160を、気体排出チャンバ602と第2の気体排出貫通穴162に連通させないようにすることができる。このため、第2の弁口6020を介して圧抜き装置6の気体排出チャンバ602に進入する気体は方向20bに沿って弾性部材14の第1の気体排出貫通穴142を通過して、方向20cに沿って第2の気体排出貫通穴162に進入し、且つ第1の圧抜き口160に進入しない。これにより、気体は第2の気体排出貫通穴162を介して気体充填物体3に進入して気体充填効果を達成することができる。
【0033】
次に、
図4Bに示すように、空気圧源発生ユニット2が圧抜き装置6の駆動を停止する時、第1の弁12aと第2の弁12bが回復してそれぞれ第1の弁口6000と第2の弁口6020をカバーするので、気体が空気圧源発生ユニット2に還流しない。同時に、圧力チャンバ600内の気体が方向30a及び方向30fに沿ってそれぞれ第1の圧抜き通路144a及び第3の圧抜き通路144eを通過して気体を漏洩する。圧力チャンバ600が気体を漏洩して圧抜き弁140を凹陥させて、且つ圧抜き弁140が離れて第1の圧抜き口160を開けて、上部カバー16と弾性部材14との間に第2の圧抜き通路144cを形成して第1の圧抜き口160と第2の気体排出貫通穴162を連通させる。このため、気体充填物体3から還流された気体は方向30bに沿って第2の気体排出貫通穴162を通過して圧抜き装置6内に進入し、且つ方向30cに沿って第2の圧抜き通路144cを介して第1の圧抜き口160から漏れる。これにより第1の圧抜き通路144aと第3の圧抜き通路144eは圧抜き弁140が迅速且つ自動に第1の圧抜き口160から離れて、上部カバー16と弾性部材14との間に第2の圧抜き通路144cを形成して第1の圧抜き口160と第2の気体排出貫通穴162を連通させて、圧抜き装置6がより速い圧抜き効率を有することができるだけでなく、1つの圧抜き通路が詰まった時に圧抜き装置6を使用することができないことを避けることができる。
【0034】
一実施形態において、第1の圧抜き通路144aの断面積と第3の圧抜き通路144eとの合計断面積は、1×10
-3〜1mm
2である。一実施形態において、圧抜き装置6の圧抜き時間が2秒内にある。
【0035】
図5A及び
図5Bを参照されたい。
図5Aは本発明の一実施形態に係る圧抜き装置7の気体排出状態を示す断面図である。
図5Bは本発明の一実施形態に係る圧抜き装置7の気体漏洩状態を示す断面図である。まず、
図5Aに示すように、本実施形態において、圧抜き装置7は同様に弁座70、第1の弁12a、第2の弁12b、弾性部材14及び上部カバー16を含む。これらの構成要素の構造、機能及び各構成要素の間の接続関係はいずれも
図1Aに示す実施形態とほぼ同じであり、このため、前記関連説明を参照することができ、ここで再び繰り返して説明しない。ここで説明する必要があるのは、本実施形態は、弁座70が圧力チャンバ700を気体排出チャンバ702に連通させる第3の圧抜き通路144fを有することに、
図1Aに示す実施形態と異なっている。このため、本実施形態は弁座70で
図1Aに示す弁座10を代替する。
【0036】
具体的には、
図5Aに示すように、使用者が空気圧源発生ユニット2で圧抜き装置7を駆動する時、空気圧源発生ユニット2の発生した気体を第1の弁口7000及び第2の弁口7020を介して圧抜き装置7に進入させることができる。第1の弁口7000を介して圧抜き装置7に進入した気体は圧力チャンバ700で圧力を形成し、且つ方向20aに沿って圧抜き弁140を押圧させて、圧抜き弁140を変形させて第1の圧抜き口160を封止し、更に上部カバー16の第1の圧抜き口160を、気体排出チャンバ702と第2の気体排出貫通穴162に連通させないようにすることができる。このため、第2の弁口7020を介して圧抜き装置7の気体排出チャンバ702に進入した気体は方向20bに沿って弾性部材14の第1の気体排出貫通穴142を通過して、且つ方向20cに沿って第2の気体排出貫通穴162に進入することができ、第1の圧抜き口160に進入しない。これにより、気体は第2の気体排出貫通穴162を介して気体充填物体3に進入して気体充填効果を達成することができる。
【0037】
次に、
図5Bに示すように、空気圧源発生ユニット2が圧抜き装置7の駆動を停止する時、第1の弁12aと第2の弁12bが回復してそれぞれ第1の弁口7000と第2の弁口7020をカバーするので、気体が空気圧源発生ユニット2に還流しない。同時に、圧力チャンバ700内の気体が方向30a及び方向30gに沿ってそれぞれ第1の圧抜き通路144a及び第3の圧抜き通路144fを通過して気体を漏洩する。圧力チャンバ700が気体を漏洩して圧抜き弁140を凹陥させ、且つ圧抜き弁140が離れて第1の圧抜き口160を開けて、上部カバー16と弾性部材14の間に第1の圧抜き口160と第2の気体排出貫通穴162を連通させる第2の圧抜き通路144cを形成する。このため、気体充填物体3から還流した気体は方向30bに沿って第2の気体排出貫通穴162を通過して圧抜き装置7内に進入し、且つ方向30cに沿って第2の圧抜き通路144cを介して第1の圧抜き口160から漏れる。これにより第1の圧抜き通路144aと第3の圧抜き通路144fは圧抜き弁140が迅速且つ自動に第1の圧抜き口160から離れて、上部カバー16と弾性部材14の間に第1の圧抜き口160と第2の気体排出貫通穴162を連通させる第2の圧抜き通路144cを形成して、圧抜き装置7がより速い圧抜き効率を有することができるだけでなく、1つの圧抜き通路が詰まった時に圧抜き装置7を使用することができないことも避けることができる。
【0038】
一実施形態において、第1の圧抜き通路144aの断面積と第3の圧抜き通路144fとの合計断面積は、1×10
-3〜1mm
2である。一実施形態において、圧抜き装置7の圧抜き時間が2秒内にある。
【0039】
図6A及び
図6Bを参照されたい。
図6Aは本発明の一実施形態に係る圧抜き装置8の気体排出状態を示す断面図である。
図6Bは本発明の一実施形態に係る圧抜き装置8の気体漏洩状態を示す断面図である。まず、
図6Aに示すように、本実施形態において、圧抜き装置8は弁座80、第1の弁12a、第2の弁12b、弾性部材84及び上部カバー16を含む。以下、各構成要素の構造、機能及び各構成要素の間の接続関係を詳しく説明する。
【0040】
弁座80は圧力チャンバ800及び気体排出チャンバ802を有する。圧力チャンバ800の底面と頂面にそれぞれ第1の弁口8000及び開口8002を有し、且つ弁座80が更に弁口通路804を有する。弁口通路804は第1の弁口8000を介して圧力チャンバ800に連通される。気体排出チャンバ802の底面に第2の弁口8020を有する。第1の圧抜き通路144gが、弁口通路804を弁座80の外部まで連通させるように、弁座80に第1の圧抜き通路144gの少なくとも一部が形成される。第1の弁12aが圧力チャンバ800内に位置するとともに、第1の弁口8000の少なくとも一部をカバーし圧抜き隙間8004を形成する。第2の弁12bが第2の弁口8020をカバーするように気体排出チャンバ802内に位置する。弾性部材84が弁座80に位置するとともに、圧抜き弁840及び第1の気体排出貫通穴842を有する。圧抜き弁840が開口8002をカバーする。第1の気体排出貫通穴842が気体排出チャンバ802に連通させる。上部カバー16が弾性部材84に位置するとともに、第1の圧抜き口160及び第2の気体排出貫通穴162を有する。第1の圧抜き口160が圧抜き弁840に対向する。第2の気体排出貫通穴162が第1の気体排出貫通穴842に連通させる。
【0041】
具体的には、
図6Aに示すように、使用者が空気圧源発生ユニット2で圧抜き装置8を駆動する時、空気圧源発生ユニット2の発生した気体を第1の弁口8000及び第2の弁口8020を介して圧抜き装置8に進入させることができる。第1の弁口8000を介して圧抜き装置8に進入した気体が圧力チャンバ800で圧力を形成し、且つ方向20aに沿って圧抜き弁840を押圧して、圧抜き弁840を変形させて第1の圧抜き口160を封止し、更に上部カバー16の第1の圧抜き口160を、気体排出チャンバ802と第2の気体排出貫通穴162に連通させないようにすることができる。このため、第2の弁口8020を介して圧抜き装置8の気体排出チャンバ802に進入された気体は方向20bに沿って弾性部材84の第1の気体排出貫通穴842を通過して、且つ方向20cに沿って第2の気体排出貫通穴162に進入し、且つ第1の圧抜き口160に進入しない。これにより、気体は第2の気体排出貫通穴162を介して気体充填物体3に進入して気体充填効果を達成することができる。
【0042】
次に、
図6Bに示すように、空気圧源発生ユニット2が圧抜き装置8の駆動を停止する時、第1の弁12aが回復して弁口通路804をカバーして圧抜き隙間8004を形成することによって、圧力チャンバ800内の気体が圧抜き隙間8004を通過して方向30hに沿って第1の圧抜き通路144gを介して弁座80の外部に漏洩する。圧力チャンバ800が気体を漏洩して圧抜き弁840を変形して凹陥させ、且つ圧抜き弁840が離れて第1の圧抜き口160を開けて、更に上部カバー16と弾性部材84との間に第1の圧抜き口160と第2の気体排出貫通穴162を連通させる第2の圧抜き通路144cを形成する。このため、気体充填物体3から還流された気体は方向30bに沿って第2の気体排出貫通穴162を通過して圧抜き装置8内に進入し、且つ方向30cに沿って第2の圧抜き通路144cを介して第1の圧抜き口160から漏れる。これにより、圧力チャンバ800は第1の圧抜き通路144gを通過して気体を弁座80の外部に漏洩することができ、更に圧抜きする時に圧抜き弁840の凹陥を加速することができ、圧抜き弁840が迅速且つ自動に第1の圧抜き口160から離れて、上部カバー16と弾性部材84との間に第1の圧抜き口160と第2の気体排出貫通穴162を連通させる第2の圧抜き通路144cを形成することによって、圧抜きするために付加的に電磁弁を増設する必要がなくて、圧抜き装置8はより速い圧抜き効率を有することができる。
【0043】
一実施形態において、上部カバー16がエラストマーでない。一実施形態において、第1の弁12a、第2の弁12b及び弾性部材84はゴム材料からなる。一実施形態において、第1の弁12a及び第2の弁12bが傘状の弁であってよいが、本発明はこれに限定されない。一実施形態において、圧抜き隙間8004は第1の弁12aと弁口通路804との部分的なカバーにより形成される。例としては、弁口通路804付近の第1の弁12aと接触する表面が非平坦な表面であってよい形態、第1の弁12aの底部が気体を漏洩する時に弁口通路804を部分的にカバーする形態、第1の弁12a自身が少なくとも1つの通路を有して圧力チャンバ800と弁口通路804を接続する形態、第1の弁12aのカバー面積がわずかに弁口通路804の断面積よりも小さい形態、又は上記形態の組合せによるものがあるが、本発明の圧抜き隙間8004の形成形態がこれらに限定されない。一実施形態において、圧抜き装置8の増圧範囲が100〜400mmHgである。一実施形態において、第1の圧抜き通路144gの断面積は、1×10
-3〜1mm
2である。一実施形態において、圧抜き装置8の圧抜き時間が2秒内にある。
【0044】
一実施形態において、弁座80が更に
図4A及び
図4Bに示す、圧力チャンバ800を弁座80の外部まで連通させる第3の圧抜き通路144eを有し、その作用原理は前記
図4A及び
図4Bに示すように、圧抜き装置8がより速い圧抜き効率を有することができるとともに、1つの圧抜き通路が詰まった時に圧抜き装置8を使用することができないことを避けることもできる。
【0045】
一実施形態において、弁座80は更に
図5A及び
図5Bに示す第3の圧抜き通路144fを有して圧力チャンバ800を気体排出チャンバ802に連通させ、その作用原理は前記
図5A及び
図5Bに示すように、圧抜き装置8がより速い圧抜き効率を有することができるとともに、1つの圧抜き通路が詰まった時に圧抜き装置8を使用することができないことを避けることもできる。
【0046】
図7A及び
図7Bを参照されたい。
図7Aは本発明の一実施形態に係る弾性部材14を示す下面図である。
図7Bは本発明の別の実施形態に係る弾性部材14を示す下面図である。
図7Aに示すように、一実施形態において、圧抜き弁140aは環状溝を有する。また、
図7Bに示すように、一実施形態において圧抜き弁140bは十字状溝を有するが、本発明はこれに限定されない。これにより圧抜きする時に、局所の厚さが薄いことを利用して圧抜き弁を容易に変形させて圧抜き弁の凹陥を加速することができることによって、圧抜き装置がより速い圧抜き効率を有することができる。
【0047】
本発明の圧抜き装置は弾性部材を含み、また、前記弾性部材に圧抜き通路の少なくとも一部分が形成される。なお、本発明の圧抜き装置は、第1の圧抜き通路が弁口通路を弁座の外部まで連通させるように、前記弁座に第1の圧抜き通路の少なく一部が形成されてもよい。これにより、圧力チャンバは圧抜き通路を介して気体を弁座の外部に漏洩することができ、更に圧抜きする時に圧抜き弁の凹陥を加速し、それにより圧抜き弁が迅速に第1の圧抜き口から離れて、上部カバーと弾性部材との間に、第1の圧抜き口と第2の気体排出貫通穴を連通させる第2の圧抜き通路を形成することによって、圧抜き装置がより速い圧抜き効率を有することができる。また、本発明の圧抜き装置の弾性部材は、環状溝又は十字状溝を有することができ、これにより圧抜きする時に、局所の厚さが薄いことを利用して圧抜き弁を容易に変形させて圧抜き弁の凹陥を加速することができることによって、圧抜き装置がより速い圧抜き効率を有することができる。なお、本発明の圧抜き通路は弾性部材に形成されるため、射出成形の方法で製造されることができ、これにより、製造のコストを低減させ、また、弾性部材が容易に成形することができるので、より容易に使用者の実際な要求に応じて各種の態様の圧抜き通路を製造するか又は各種の態様の溝を製造することもできる。また、使用者の圧抜き速率に対する要求に応じて、対応する弾性部材態様を交換するか又は急速且つ低コストで弾性部材を交換することもできる。
【0048】
本発明の実施形態を前述の通りに開示したが、これは、本発明を限定するものではなく、当業者であれば、本発明の思想と範囲から逸脱しない限り、多様の変更や修正を加えてもよく、したがって、本発明の保護範囲は、下記添付の特許請求の範囲で指定した内容を基準とするものである。
【符号の説明】
【0049】
1、4、5、6、7、8:圧抜き装置
2:空気圧源発生ユニット
3:気体充填物体
10、40、60、70、80:弁座
100、400、600、700、800:圧力チャンバ
804:弁口通路
1000、4000、6000、7000、8000:第1の弁口
8004:圧抜き隙間
1002、4002、6002、7002、8002:開口
102、402、602、702、802:気体排出チャンバ
1020、4020、6020、7020、8020:第2の弁口
12a:第1の弁
12b:第2の弁
14、44、54、84:弾性部材
140、140a、140b、440、540、840:圧抜き弁
142、442、542、842:第1の気体排出貫通穴
144a、144b、144d、144g:第1の圧抜き通路
144c:第2の圧抜き通路
144e、144f:第3の圧抜き通路
16:上部カバー
160:第1の圧抜き口
162:第2の気体排出貫通穴
4440:第1の溝
4442:第2の溝
20a〜20c、30a〜30h:方向