特許第6227508号(P6227508)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6227508
(24)【登録日】2017年10月20日
(45)【発行日】2017年11月8日
(54)【発明の名称】大型タンク
(51)【国際特許分類】
   B65D 90/02 20060101AFI20171030BHJP
   B65D 88/06 20060101ALI20171030BHJP
   G21F 9/22 20060101ALI20171030BHJP
【FI】
   B65D90/02 F
   B65D88/06 B
   G21F9/22 F
【請求項の数】8
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-182357(P2014-182357)
(22)【出願日】2014年9月8日
(65)【公開番号】特開2016-55883(P2016-55883A)
(43)【公開日】2016年4月21日
【審査請求日】2016年11月4日
(73)【特許権者】
【識別番号】507250427
【氏名又は名称】日立GEニュークリア・エナジー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001807
【氏名又は名称】特許業務法人磯野国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】細金 敦
(72)【発明者】
【氏名】姥貝 洋一
(72)【発明者】
【氏名】友部 剛志
【審査官】 高橋 裕一
(56)【参考文献】
【文献】 特開平09−077180(JP,A)
【文献】 特開昭58−026168(JP,A)
【文献】 特開2005−189013(JP,A)
【文献】 特開平08−183587(JP,A)
【文献】 実開昭48−091518(JP,U)
【文献】 特開2012−154745(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 90/02
B65D 88/06
G21F 9/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
円筒状の胴板と、
前記胴板で形成された円筒の下端を塞ぐ底板と、
前記胴板で形成された円筒の上端を塞ぐ天板と、
前記胴板、前記底板および前記天板で形成された内部空間に配置される内蔵式天秤と、
前記内蔵式天秤と前記底板とを固定する補強ステーと、
前記内蔵式天秤に設けられた吊り金具と、を備える
ことを特徴とする大型タンク。
【請求項2】
前記吊り金具は、
前記天板の開口部から突出するように設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の大型タンク。
【請求項3】
前記内蔵式天秤は、
該内蔵式天秤の端部が前記胴板の内側壁面と固定される
ことを特徴とする請求項1に記載の大型タンク。
【請求項4】
前記内蔵式天秤は、
直線状の鋼材が平行に2本配置され、該平行に配置された2本の鋼材と直交するようにさらに2本の直線状の鋼材が平行に配置された形状を有し、
前記吊り金具は、
前記直線状の鋼材の交点の位置に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の大型タンク。
【請求項5】
前記補強ステーは、
前記内蔵式天秤の前記直線状の鋼材の交点の位置に設けられる
ことを特徴とする請求項4に記載の大型タンク。
【請求項6】
該大型タンクに液体を貯蔵した際、該大型タンクの内圧が静水頭である
ことを特徴とする請求項1に記載の大型タンク。
【請求項7】
該大型タンクは、溶接型タンクである
ことを特徴とする請求項1に記載の大型タンク。
【請求項8】
該大型タンクは、原子力発電所内に設置される
ことを特徴とする請求項1に記載の大型タンク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体を貯蔵する大型タンクに関し、特に、大型タンクの吊り上げ構造に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、液体(汚染水)を貯蔵するタンクを原子力発電所内に設置する際、タンク設置場所が原子力発電所内における放射線環境下となる場合、作業員が長時間滞在することができないため、大型の溶接型タンクを設置場所で製作することは困難である。このため、小型のフランジ型タンクを設置場所で組み立てる方法と、他の場所で製作した大型の溶接型タンクを輸送して設置場所に据え付ける方法と、が考えられる。
【0003】
他の場所で製作した大型タンクを輸送して設置場所に据え付ける場合、海上輸送が主となるが、「大型タンクを製作した場所(工場)から多軸台車への積載」、「多軸台車から船舶への積載」、「船舶から多軸台車への積載」、「多軸台車から設置場所への据付」と、5回の吊り上げが必要となる。
【0004】
ここで、筒状巨大構造物の据え付け方法として、特許文献1(特開平9−287314公報)には、放射状に配設されて屋根骨格を形成すると共に、吊り天秤機構の天秤棒となる複数の長尺部材、及び前記屋根骨格を覆うシート部材からなる屋根体と、前記複数の長尺部材の先端部近傍に設けられ、クレーンにワイヤを介して連結されるクレーン用吊り具とを備えた吊り天秤機能付き屋根体を使用し、該吊り天秤機能付き屋根体を工場内で製作された筒状巨大構造物の上端に設置し、この状態で前記筒状巨大構造物を据付け現場まで搬送し、該据付け現場において、クレーンによって前記吊り天秤機能付き屋根体を介して前記筒状巨大構造物を持ち上げて、前記筒状巨大構造物を据付け位置に据え付けることを特徴とする筒状巨大構造物の据付け方法が開示されている(請求項1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平9−287314公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、据付する筒状巨大構造物として原子炉格納容器を例に挙げている。これに対し、液体を貯蔵する大型タンク、特に内圧が静水頭である大型タンクは、薄肉円筒の構造であり、吊るための剛性のないタンクである。このため、大型タンクを吊り上げ、据付する際に、条件によって以下のような問題が生じてしまう。
【0007】
第1に、従来の大型タンクでは、吊り上げる際に大型タンクの自重等で胴板及び底板に変形が発生してしまうおそれがある。
【0008】
第2に、従来の大型タンクは、吊り上げる際にクレーンを使って吊り上げるが、大型タンクの全高に加えて吊るための天秤、吊ワイヤの吊り代を加えた吊り込み高さが高くなるため、吊り込み高さに応じたブームの長いクレーンが必要となり、吊り込みが困難となる。
【0009】
第3に、大型タンクの据付場所が作業員が長時間滞在することができない場所であった場合、吊天秤の調整や大型タンクと吊天秤の取付け、取外しが困難となる。
【0010】
そこで、本発明は、大型タンクの吊り上げ時における変形を抑制し、吊り込み作業の作業性が向上する大型タンクを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
このような課題を解決するために、本発明に係る大型タンクは、円筒状の胴板と、前記胴板で形成された円筒の下端を塞ぐ底板と、前記胴板で形成された円筒の上端を塞ぐ天板と、前記胴板、前記底板および前記天板で形成された内部空間に配置される内蔵式天秤と、前記内蔵式天秤と前記底板とを固定する補強ステーと、前記内蔵式天秤に設けられた吊り金具と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、大型タンクの吊り上げ時における変形を抑制し、吊り込み作業の作業性が向上する大型タンクを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本実施形態に係る大型タンクの断面模式図である。
図2】本実施形態に係る大型タンクから天板を除いた状態における大型タンクの上面図である。
図3】本実施形態に係る大型タンクの上面図である。
図4】本実施形態に係る大型タンクをクレーンで吊り上げた状態を示す模式図である。
図5】参考例に係る大型タンクの断面模式図である。
図6】参考例に係る大型タンクをクレーンで吊り上げた状態を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
【0015】
≪本実施形態に係る大型タンク≫
本実施形態に係る大型タンク1について、図1から図3を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る大型タンク1の断面模式図である。図2は、本実施形態に係る大型タンク1から天板4を除いた状態における大型タンク1の上面図である。図3は、本実施形態に係る大型タンク1の上面図である。
【0016】
図1に示すように、本実施形態に係る大型タンク1は、円筒状の胴板2と、胴板2で形成された円筒の下端を塞ぐ底板3と、胴板2で形成された円筒の上端を塞ぐ天板4と、を備え、内部に液体(例えば、汚染水)を貯蔵することができるようになっている。また、本実施形態に係る大型タンク1は、内圧が静水頭となっている。なお、本実施形態に係る大型タンク1は、鋼材(胴板2、底板3、天板4)を溶接により接続する溶接型タンクとすることができる。ちなみに、本実施形態に係る大型タンク1の大きさは、例えば、直径が12m、高さ12mの略円柱状の構造物であり、1基当り1,000トン以上の液体(汚染水)を貯蔵可能な容積を有する大型のタンクである。
【0017】
図3に示すように、天板4は、放射状に設けられたステー4aにより支持されている。また、図示は省略するが、天板4の略中央部には、大型タンク1の内部に液体(汚染水)を流入または流出させるための配管を設けるための開口部が形成されている。また、図示は省略するが、大型タンク1の外側側面には、タラップや階段等の昇降手段が設けられており、配管等の施工や、各種点検・メンテナンス等の際に作業員が大型タンク1(天板4)の上で作業をすることができるようになっている。
【0018】
また、図1に示すように、本実施形態に係る大型タンク1は、内蔵式天秤5と、補強ステー6と、吊り金具7と、をさらに備えている。
【0019】
図1に示すように、内蔵式天秤5は、大型タンク1の内側(胴板2、底板3、天板4で形成された内部空間)に水平方向に配置されており、上側に吊ワイヤ11を通すための吊り金具7が設けられている。内蔵式天秤5の両端は、胴板2の内壁面と溶接等により固定されている(固定部5a)。図2に示すように、内蔵式天秤5は、直線状の鋼材が平行に2本配置され、該平行に配置された2本の鋼材と直交するようにさらに2本の直線状の鋼材が平行に配置され、いわゆる「井」の字状に形成されている。吊り金具7は、大型タンク1の上方からみて、内蔵式天秤5の直線状の鋼材の交点の位置に4ヶ所配置されている。
【0020】
図1に示すように、補強ステー6は、大型タンク1の内側に垂直方向に配置されている。補強ステー6の下端は、底板3の内壁面と溶接等により固定されている(固定部6a)。そして、図2に示すように、補強ステー6の上方は、内蔵式天秤5と溶接等により固定されている(固定部6b)。即ち、補強ステー6によって、内蔵式天秤5と底板3とが一体となるように固定されている。また、図2に示すように、補強ステー6は、大型タンク1の上方からみて、内蔵式天秤5の直線状の鋼材の交点の位置に4ヶ所配置されている。即ち、大型タンク1の側面からみて、補強ステー6の上方に吊り金具7が配置されている。
【0021】
図2に示すように、吊り金具7は、内蔵式天秤5の上側、補強ステー6の上方に設けられている。また、図3に示すように、吊り金具7は、天板4の開口部4bから突出するようになっている。なお、図2および図3に示すように、4ヶ所の吊り金具7は、一点鎖線で示す直交する中心線に沿うように配置されている。
【0022】
このように、上側に吊り金具7を有する内蔵式天秤5は、底板3の内壁面と8ヶ所で固定されており(固定部5a)、補強ステー6を介して底板3の内壁面と4ヶ所で固定されている(固定部6a,6b)。このような構成により、図1に示すように、本実施形態に係る大型タンク1は、吊り金具7に吊ワイヤ11を通して、クレーンフック10で吊り上げることができるようになっている。
【0023】
≪参考例に係る大型タンク≫
ここで、参考例に係る大型タンク1Cについて図5を用いて説明する。図5は、参考例に係る大型タンク1Cの断面模式図である。
【0024】
図5に示すように、参考例に係る大型タンク1Cは、円筒状の胴板2と、胴板2で形成された円筒の下端を塞ぐ底板3と、胴板2で形成された円筒の上端を塞ぐ天板4と、を備え、内部に液体(例えば、汚染水)を貯蔵することができるようになっている点で、本実施形態に係る大型タンク1(図1参照)と共通する。
【0025】
一方、参考例に係る大型タンク1Cは、胴板2の外側側面に吊り金具8が設けられている点で、本実施形態に係る大型タンク1(図1参照)と相違する。
【0026】
このような構成により、参考例に係る大型タンク1Cは、吊り天秤9から吊ワイヤ12を垂直に吊り金具8に掛けて、吊り天秤9および吊ワイヤ11,12を用いてクレーンフック10で吊り上げることができるようになっている。
【0027】
≪本実施形態に係る大型タンクの作用・効果≫
次に、本実施形態に係る大型タンク1の作用・効果について、参考例に係る大型タンク1Cと対比しつつ説明する。
【0028】
一般的に、内圧が静水頭である大型タンクは、薄肉円筒の構造であり、吊るための剛性のないタンクである。また、大型タンクは、大径であるため大重量となっている。
【0029】
このため、図5に示すように、参考例に係る大型タンク1Cは、薄肉の胴板2に設けられた吊り金具8を吊り天秤9で吊るため、大型タンク1Cを吊る際に、大型タンク1Cの自重により胴板2が変形しようとするモーメントMが働き、応力σが発生する。この応力σが胴板2の材料強度を超えると胴板2に変形が生じることとなる。このため、参考例に係る大型タンク1Cは、胴板2に変形が生じないように、胴板2の厚さを肉厚にしたり、胴板2を補強したりする必要がある。また、参考例に係る大型タンク1Cは、重量が増大するおそれがある。
【0030】
これに対し、図1から図3に示すように、本実施形態に係る大型タンク1は、内蔵式天秤5と底板3との間に補強ステー6を設けて内蔵式天秤5と底板3とを一体化し、内蔵式天秤5に設けられた吊り金具7で大型タンク1を吊るようになっている。これにより、胴板2が変形しようとするモーメントMが小さくなるため、応力σも小さくなる。即ち、本実施形態に係る大型タンク1は、参考例に係る大型タンク1Cと比較して、吊り上げ時の胴板2の変形を抑制することができる。このため、本実施形態に係る大型タンク1は、胴板2の厚さを必要以上に厚くしたり、胴板2を補強したりする必要はない。また、本実施形態に係る大型タンク1は、重量が増大を低減することができる。
【0031】
図4は、本実施形態に係る大型タンク1をクレーン21で吊り上げた状態を示す模式図である。図6は、参考例に係る大型タンク1Cをクレーン22で吊り上げた状態を示す模式図である。
【0032】
図6に示すように、参考例に係る大型タンク1Cは、吊り天秤9および吊ワイヤ11,12を用いてクレーンフック10で吊り上げるようになっている。このため、吊り込み高さH2(胴板2の上端からクレーンフック10までの高さ)が長くなり、吊り揚程も大きくなることから、作業時間も長くなる。また、大型タンク1Cを吊り上げるためのクレーン22のブーム長さL2も長くなるので、より大型のクレーン22が必要となる。また、胴板2の変形を考慮しながらの作業となる。
【0033】
これに対し、図4に示すように、本実施形態に係る大型タンク1は、吊り金具7を有する内蔵式天秤5を大型タンク1に内蔵することにより、輸送、搬入、据付時に別の吊天秤を必要としない。また、吊り込み高さH1(胴板2の上端からクレーンフック10までの高さ)を短くすることができるので、大型タンク1を吊り上げるためのクレーン21のブーム長さL1も長さを抑えることができる。
【0034】
即ち、本実施形態に係る大型タンク1の吊り込み高さH1は、参考例に係る大型タンク1Cの吊り込み高さH2と比較して、短くすることができる。これにより、本実施形態に係る大型タンク1を吊り上げるクレーン21のブーム長さL1は、参考例に係る大型タンク1Cを吊り上げるクレーン22のブーム長さL2と比較して、短くてよい。即ち、参考例に係る大型タンク1Cを吊り上げるクレーン22よりも小型のクレーン21で本実施形態に係る大型タンク1を吊り上げることができる。
【0035】
また、図6に示すように、参考例に係る大型タンク1Cでは、吊り金具8が胴板2の外側側面に設けられているため、作業員が吊ワイヤ12を吊り金具8に掛ける際、高所作業車(リフト車)23が必要となる。
【0036】
これに対し、本実施形態に係る大型タンク1では、図3に示すように、吊り金具7が天板4から突出するように設けられているので、作業員が大型タンク1の外側側面に設けられたメンテナンス用のタラップ(図示せず)で大型タンク1(天板4)の上に上がることにより吊りワイヤ11を吊り金具7に掛ける作業をすることができるようになっている。
【0037】
即ち、本実施形態に係る大型タンク1は、参考例に係る大型タンク1Cと比較して、作業性が向上し、作業時間を短くすることができる。また、高所作業車(リフト車)23のような追加の車両を用いることなく作業することができる。
【0038】
≪変形例≫
なお、本実施形態に係る大型タンク1は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
【0039】
本実施形態に係る大型タンク1は、原子力発電所内に設置する液体を貯蔵するタンク、、特に、タンク設置場所が原子力発電所内における放射線環境下であって汚染水を貯蔵するタンクであるものとして説明したがこれに限られるものではない。作業員が長時間滞在することができないため設置場所で製作することは困難な大型タンクにも広く適用することができる。
【0040】
内蔵式天秤5の形状は「井」の字状であるものとして説明したが、これに限られるものではない。また、補強ステー6の数や吊り金具7の数も限定されるものではない。
【符号の説明】
【0041】
1,1C 大型タンク
2 胴板
3 底板
4 天板
4b 開口部
5 内蔵式天秤
5a 溶接部
6 補強ステー
6a,6b 溶接部
7,8 吊り金具
9 吊り天秤
10 クレーンフック
11,12 吊ワイヤ
21,22 クレーン
23 高所作業車
H1,H2 吊り込み高さ
L1,L2 ブーム長さ
σ 応力
M モーメント
図1
図2
図3
図4
図5
図6