(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
ユーザによって入力された検索クエリに対応する検索結果ページであって複数のウェブページへのリンク集である検索結果ページと、前記検索クエリに関連するコンテンツとを受け付ける受付部と、
前記検索結果ページと前記コンテンツとの双方を重ねて表示する表示部と
を備え、
前記表示部は、
前記検索結果ページにおいてユーザからの選択を受け付ける領域であるリンク領域を選択可能な状態で表示するとともに、前記リンク領域と重なる前記コンテンツの領域を選択不可能な状態で表示し、かつ、前記リンク領域と重ならない前記コンテンツの領域を選択可能な状態で表示し、
前記検索結果ページの表示位置を変動させるユーザ操作が行われていない場合に表示される前記コンテンツの表示色よりも、当該検索結果ページの表示位置を変動させるユーザ操作が行われている最中に表示される当該コンテンツの表示色を濃くする、
ことを特徴とする端末装置。
ユーザによって入力された検索クエリに対応する検索結果ページであって複数のウェブページへのリンク集である検索結果ページと、前記検索クエリに関連するコンテンツとを受け付ける受付手順と、
前記検索結果ページと前記コンテンツとの双方を重ねて表示する表示手順と
をコンピュータに実行させ、
前記表示手順は、
前記検索結果ページにおいてユーザからの選択を受け付ける領域であるリンク領域を選択可能な状態で表示するとともに、前記リンク領域と重なる前記コンテンツの領域を選択不可能な状態で表示し、かつ、前記リンク領域と重ならない前記コンテンツの領域を選択可能な状態で表示し、
前記検索結果ページの表示位置を変動させるユーザ操作が行われていない場合に表示される前記コンテンツの表示色よりも、当該検索結果ページの表示位置を変動させるユーザ操作が行われている最中に表示される当該コンテンツの表示色を濃くする、
ことを特徴とする表示プログラム。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本願に係る配信装置、コンテンツ配信装置、端末装置、配信方法及び配信プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る配信装置、コンテンツ配信装置、端末装置、配信方法及び配信プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0011】
〔1.広告表示処理〕
まず、
図1を用いて、実施形態に係る広告表示処理の一例について説明する。
図1は、実施形態に係る広告表示処理の一例を示す図である。
図1では、後述する端末装置10によって、ウェブページ及び広告コンテンツがウェブブラウザに表示される例を示す。
【0012】
図1の左側に示すように、端末装置10は、検索入力ページC10を表示する。検索入力ページC10は、他のウェブページを検索するためのウェブページである。かかる検索入力ページC10は、検索キーワードが入力されるキーワード入力欄CR11を含む。端末装置10のユーザは、キーワード入力欄CR11に検索キーワードを入力することで、検索キーワードに関連する他のウェブページを検索することができる。
【0013】
図1の左側の例では、ユーザによって、キーワード入力欄CR11に検索キーワード「車」が入力された後に、検索ボタンがクリックされたものとする。この場合、端末装置10は、
図1の右側に示すように、ウェブページである検索結果ページC20を表示する。検索結果ページC20には、検索キーワード「車」に関連する他のウェブページのリンク集が表示される。
図1の例では、検索結果ページC20には、他のウェブページへのリンクが張られているアンカーテキスト(anchor text)AT21〜AT23が表示される。アンカーテキストAT21は「A自動車−トップページ」に該当し、アンカーテキストAT22は「B自動車−トップページ」に該当し、アンカーテキストAT23は「中古車Cサイト」に該当する。
【0014】
なお、
図1では、検索結果ページC20にアンカーテキストが表示される例を示した。しかし、検索結果ページC20には、他のウェブページへのリンクが張られているボタンや画像が表示される場合もある。以下では、他のウェブページへのリンクが張られているアンカーテキストやボタンや画像等が表示される領域をリンク領域と表記する場合がある。
【0015】
そして、端末装置10は、検索結果ページC20とともに、検索入力ページC10に入力された検索キーワード「車」に関連する広告コンテンツA10を表示する。広告コンテンツA10は、静止画像や動画像であり、例えば自動車関連の広告主によって提供される。
図1に示した広告コンテンツA10は、広告主のロゴ等に該当し、広く一般に知られているものとする。すなわち、広告コンテンツA10は、他の広告主と広告コンテンツA10を提供した広告主とを区別させることができる識別機能を有する。このため、一般的なユーザは、広告コンテンツA10に写るロゴを視認した時点で広告主を特定できる。
【0016】
ここで、実施形態に係る端末装置10は、
図1の右側に示すように、検索結果ページC20と広告コンテンツA10とを重ねて表示する。具体的には、端末装置10は、検索結果ページC20と広告コンテンツA10との双方をユーザが視認できるように、検索結果ページC20と広告コンテンツA10とを重ねて表示する。
図1の例の場合、端末装置10は、広告コンテンツA10を灰色等の一色の画素に加工し、加工後の広告コンテンツA10と検索結果ページC20とを重ねて表示する。これにより、端末装置10は、検索結果ページC20の裏側に位置するような影として、広告コンテンツA10を表示する。
【0017】
なお、広告コンテンツA10には、広告主によって提供される広告ページへのリンクが張られる場合がある。しかし、
図1の例の場合、端末装置10は、広告コンテンツA10をクリック不可能な状態で表示する。すなわち、端末装置10は、広告コンテンツA10を単に影として表示する。一方、端末装置10は、検索結果ページC20のリンク領域のうち、広告コンテンツA10と重なるリンク領域であってもクリック可能な状態で表示する。
図1の例の場合、端末装置10は、アンカーテキストAT22のうち、広告コンテンツA10と重なるテキスト「ページ」に対応するリンク領域についてもクリック可能な状態で表示する。
【0018】
ここで、上述した「クリック可能な状態」とは、広告コンテンツ等のコンテンツが選択可能な状態を示し、クリックされた場合に他のウェブページ(広告ページを含む)に遷移可能な状態を示す。また、「クリック不可能な状態」とは、広告コンテンツ等のコンテンツが選択不可能な状態を示し、クリックされた場合であっても他のウェブページ(広告ページを含む)に遷移しない状態を示す。例えば、端末装置10は、広告コンテンツA10がクリックされた場合であっても検索結果ページC20を表示したままとする。ただし、端末装置10は、広告コンテンツA10と重ねて表示されるアンカーテキストAT22がクリックされた場合には、クリックされたアンカーテキストAT22のリンク先にアクセスする。
【0019】
このように、実施形態に係る端末装置10は、ユーザによって入力された検索キーワードに対応する検索結果ページC20と、かかる検索キーワードに関連する広告コンテンツA10とを重ねて表示する。これにより、端末装置10は、広告コンテンツA10の広告効果を向上させることができる。
【0020】
具体的には、検索キーワードを入力したユーザは、かかる検索キーワードに関連する分野に高い興味を持っている可能性が高い。そして、実施形態に係る端末装置10は、
図1に示すように、検索結果ページC20の背景全体に、検索キーワードに関連する広告コンテンツA10を表示する。このため、端末装置10は、広告コンテンツA10に興味を持つ可能性が高いユーザに対して、広告コンテンツA10を閲覧させることができるので、広告コンテンツA10の広告効果を向上させることができる。そして、端末装置10は、検索結果ページC20に広告コンテンツA10を繰り返し表示することで、広告コンテンツA10から想起される広告主をユーザに浸透させることができる。すなわち、端末装置10は、広告主が有するブランドの認知度を向上させることができる。
【0021】
また、実施形態に係る端末装置10は、検索キーワードに関連する広告コンテンツA10を表示するので、広告主が有するブランドに検索キーワードのイメージを定着させることができる。
【0022】
さらに、実施形態に係る端末装置10は、検索結果ページC20のリンク機能を有効にしたまま、広告コンテンツA10を影として表示する。このため、端末装置10は、ユーザが検索結果ページC20を操作できる状態を維持するので、検索結果ページC20に対するユーザの印象が悪くなることを防止できる。この結果、端末装置10は、検索結果ページC20とともに表示される広告コンテンツA10の広告効果が低下することを防止できる。
【0023】
以下、上述した広告表示処理を実現する端末装置10等について説明する。なお、上記では説明を省略したが、上述した検索結果ページC20には、検索結果ページC20及び広告コンテンツA10の表示態様を制御する制御情報が含まれる。そして、端末装置10は、制御情報に従って上述した広告表示処理を行う。このような制御情報については後述する。
【0024】
〔2.広告配信システムの構成〕
次に、
図2を用いて、実施形態に係る広告配信システムの構成について説明する。
図2は、実施形態に係る広告配信システム1の構成例を示す図である。
図2に示すように、広告配信システム1は、端末装置10と、広告主端末20と、広告装置30と、配信装置100とを含む。端末装置10、広告主端末20、広告装置30及び配信装置100は、ネットワークNを介して有線又は無線により通信可能に接続される。なお、
図2に示す広告配信システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の広告主端末20や、複数台の広告装置30や、複数台の配信装置100が含まれてもよい。
【0025】
端末装置10は、ウェブページを閲覧するユーザによって利用される情報処理装置である。例えば、端末装置10は、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PCや、タブレット端末や、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。また、端末装置10は、ユーザによる操作に従って、配信装置100からウェブページを取得し、取得したウェブページを表示する。また、端末装置10は、ウェブページに後述する広告取得命令が含まれる場合には、広告装置30から広告コンテンツを取得し、取得した広告コンテンツをウェブページとともに表示する。
【0026】
広告主端末20は、広告主によって利用される情報処理装置である。例えば、広告主端末20は、デスクトップ型PCや、ノート型PCや、タブレット端末や、携帯電話機や、PDA等である。また、広告主端末20は、広告主による操作に従って、広告コンテンツを広告装置30に入稿する。例えば、広告主端末20は、広告コンテンツとして、静止画像や、動画像や、テキストデータや、広告主が管理する広告主サーバによって配信される広告ページにアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)などを広告装置30に入稿する。
【0027】
なお、広告主は、広告コンテンツの入稿を代理店に依頼する場合がある。この場合、広告装置30に広告コンテンツを入稿するのは代理店となる。以下では、「広告主」といった表記は、広告主だけでなく代理店を含む概念であり、「広告主端末」といった表記は、広告主端末20だけでなく代理店によって利用される代理店装置を含む概念であるものとする。
【0028】
広告装置30は、広告主端末20から入稿された広告コンテンツを配信するコンテンツ配信装置である。例えば、広告装置30は、端末装置10からアクセスされた場合に、広告コンテンツを端末装置10に配信する。
【0029】
配信装置100は、端末装置10にウェブページを配信するウェブサーバ等である。例えば、配信装置100は、検索サイトに関する各種ウェブページを配信する。ただし、配信装置100は、オークションサイト、天気予報サイト、ショッピングサイト、ファイナンス(株価)サイト、路線検索サイト、地図提供サイト、旅行サイト、飲食店紹介サイト、ウェブブログなどに関する各種ウェブページを配信してもよい。
【0030】
配信装置100によって配信されるウェブページは、例えば、HTML(HyperText Markup Language)により記述されたHTMLファイルや、XML(Extensible Markup Language)により記述されたXMLファイル等により形成される。そして、配信装置100によって配信されるウェブページには、ウェブページ及び広告コンテンツの表示態様を制御する制御情報が含まれる。この制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)やCSS(Cascading Style Sheets)等のスクリプト言語により、ウェブページを形成するHTMLファイル等に記述される。
【0031】
また、配信装置100によって配信されるウェブページには、広告取得命令が含まれる。例えば、ウェブページを形成するHTMLファイル等には、広告装置30のURL等が広告取得命令として記述される。この場合、端末装置10は、HTMLファイル等に記述されているURLにアクセスすることで、広告装置30から広告コンテンツを取得する。
【0032】
なお、配信装置100から端末装置10に配信される各種データは、実際にはウェブページを形成するHTMLファイルや画像等であるが、以下では、配信装置100から端末装置10に配信される各種データを「ウェブページ」と表記する場合がある。
【0033】
〔3.広告装置の構成〕
次に、
図3を用いて、実施形態に係る広告装置30の構成について説明する。
図3は、実施形態に係る広告装置30の構成例を示す図である。
図3に示すように、広告装置30は、通信部31と、広告コンテンツ記憶部32と、制御部33とを有する。
【0034】
通信部31は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部31は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、端末装置10や広告主端末20や配信装置100との間で情報の送受信を行う。
【0035】
広告コンテンツ記憶部32は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。そして、広告コンテンツ記憶部32は、広告主端末20から入稿された広告コンテンツに関する各種情報を記憶する。
【0036】
ここで、
図4に、実施形態に係る広告コンテンツ記憶部32の一例を示す。
図4に示した例では、広告コンテンツ記憶部32は、「広告主ID」、「広告コンテンツ」、「検索クエリ」、「入札価格」といった項目を有する。
【0037】
「広告主ID」は、広告主又は広告主端末20を識別するための識別情報を示す。「広告コンテンツ」は、広告主端末20から入稿された広告コンテンツを示す。
図4では「広告コンテンツ」に「A10」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、静止画像や動画像やテキストデータやURL、又は、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
【0038】
「検索クエリ」は、広告主が広告コンテンツを入稿する際に指定するキーワードを示す。「入札価格」は、広告主が広告コンテンツを入稿する際に指定する広告料金を示す。例えば、「入札価格」は、広告コンテンツが1回表示された際に広告主から広告配信者(例えば、広告装置30又は配信装置100の管理者)に支払われる単価に該当する。
【0039】
すなわち、
図4では、広告主ID「B10」によって識別される広告主が、検索クエリ「車」及び入札価格「150」を指定するとともに、広告コンテンツ「A10」を入稿した例を示している。
【0040】
なお、
図1を用いて説明したように、検索結果ページに表示される広告コンテンツは、クリック不可能に表示される。したがって、実施形態に係る広告配信システム1では、広告コンテンツがクリックされた回数に応じて課金する「クリック課金」ではなく、広告コンテンツが表示された回数に応じて課金する「インプレッション課金」が採用される。このため、
図4に示した「入札価格」は、広告コンテンツのクリック単価を示すCPC(Cost Per Click)ではなく、広告コンテンツの表示単価を示すCPM(Cost Per Thousand Impressions、又は、Cost Per Mille)等に該当する。
【0041】
制御部33は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、広告装置30内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部33は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
【0042】
図3に示すように、制御部33は、入稿受付部34と、要求受付部35と、抽出部36と、配信部37と、算定部38とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部33の内部構成は、
図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部33が有する各処理部の接続関係は、
図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
【0043】
入稿受付部34は、広告主端末20から広告コンテンツの入稿を受け付ける。具体的には、入稿受付部34は、検索クエリ及び入札価格の指定とともに広告コンテンツの入稿を受け付ける。そして、入稿受付部34は、入稿元の広告主に対応する広告主IDに対応付けて、検索クエリ、入札価格及び広告コンテンツを広告コンテンツ記憶部32に格納する。
【0044】
要求受付部35は、端末装置10から、ユーザによって検索入力ページに入力された検索クエリ(すなわち、検索キーワード)とともに、広告コンテンツの取得要求を受け付ける。例えば、要求受付部35は、広告コンテンツの取得要求として、HTTPリクエストを受け付ける。
図1の例では、検索入力ページC10に検索クエリ「車」が入力された場合に、要求受付部35は、検索クエリ「車」とともに広告コンテンツの取得要求を端末装置10から受け付ける。
【0045】
抽出部36は、要求受付部35によって広告コンテンツの取得要求が受け付けられた場合に、配信候補の広告コンテンツを広告コンテンツ記憶部32から抽出する。具体的には、抽出部36は、広告コンテンツ記憶部32に記憶されている広告コンテンツのうち、要求受付部35によって受け付けられた検索クエリに対応する広告コンテンツを抽出する。このとき、抽出部36は、入札価格に基づいて、広告コンテンツを抽出する。例えば、抽出部36は、検索クエリに対応する広告コンテンツのうち、入札価格が高い広告コンテンツを優先的に抽出する。
【0046】
抽出部36による処理について
図4を用いて説明する。例えば、要求受付部35によって、検索クエリ「車」とともに広告コンテンツの取得要求が受け付けられたものとする。この場合、抽出部36は、
図4に示した広告コンテンツのうち、検索クエリ「車」に対応する広告コンテンツ「A10」及び「A40」を特定する。そして、広告コンテンツ「A10」の入札価格「150」が広告コンテンツ「A40」の入札価格「100」よりも高いので、抽出部36は、広告コンテンツ「A40」よりも広告コンテンツ「A10」を優先的に抽出する。例えば、抽出部36は、広告コンテンツ「A10」と広告コンテンツ「A40」との入札価格の比が「3:2」であるので、60%の確率で広告コンテンツ「A10」を抽出し、40%の確率で広告コンテンツ「A40」を抽出する。
【0047】
配信部37は、広告コンテンツ記憶部32に記憶されている広告コンテンツを配信する。具体的には、配信部37は、広告コンテンツの取得要求を送信した端末装置10に対して、抽出部36によって抽出された広告コンテンツを配信する。
【0048】
算定部38は、配信部37によって広告コンテンツが配信された配信回数に応じて、かかる広告コンテンツを入稿した入稿者(すなわち、広告主)に対する課金額を算定する。上記の通り、実施形態に係る広告配信システム1では、インプレッション課金が採用されるので、算定部38は、CPM等に該当する入札価格に、広告コンテンツの配信回数を乗算することで課金額を算定する。なお、算定部38は、算定した課金額を所定の記憶部(例えば、広告コンテンツ記憶部32)に格納してもよいし、実際に広告主に課金してもよい。
【0049】
なお、上述した入稿受付部34は、広告主に広告配信にかける予算を指定させた上で広告コンテンツの入稿を受け付けてもよい。そして、抽出部36は、算定部38によって定期的に算出される課金額が予算に到達した広告コンテンツを抽出しないようにしてもよい。
【0050】
〔4.配信装置の構成〕
次に、
図5を用いて、実施形態に係る配信装置100の構成について説明する。
図5は、実施形態に係る配信装置100の構成例を示す図である。
図5に示すように、配信装置100は、通信部110と、コンテンツ記憶部120と、制御部130とを有する。
【0051】
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、端末装置10や広告装置30との間で情報の送受信を行う。
【0052】
コンテンツ記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。そして、コンテンツ記憶部120は、ウェブページの一例である検索入力ページや、検索結果ページのフォーマット等を記憶する。例えば、コンテンツ記憶部120は、ウェブページを形成するHTMLファイルや、ウェブページに表示される静止画像や動画像を記憶する。
【0053】
コンテンツ記憶部120に記憶される検索結果ページ(又は、検索結果ページのフォーマット)には、広告コンテンツを取得するための広告取得命令が含まれる。また、コンテンツ記憶部120に記憶される検索結果ページ(又は、検索結果ページのフォーマット)には、JavaScript(登録商標)やCSS等のスクリプト言語によりに記述される制御情報が含まれる。この制御情報は、検索結果ページ及び広告コンテンツの表示態様を制御する。具体的には、実施形態に係る制御情報は、広告コンテンツの表示位置を制御する。そして、制御情報は、広告コンテンツをクリック不可能な状態で検索結果ページと重ねて表示するよう制御する。例えば、制御情報は、
図1の例のように、広告コンテンツと検索結果ページとの双方がユーザによって視認可能であり、かつ、検索結果ページのリンク領域がクリック可能な状態となるように、広告コンテンツを影として表示するよう制御する。
【0054】
制御部130は、例えば、CPUやMPU等によって、配信装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
【0055】
図5に示すように、制御部130は、受付部131と、配信部132とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、
図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、
図5に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
【0056】
受付部131は、端末装置10からウェブページの取得要求を受け付ける。例えば、受付部131は、ウェブページの取得要求として、HTTPリクエストを受け付ける。
図1の例では、受付部131は、最初に検索入力ページC10の取得要求を端末装置10から受け付ける。そして、受付部131は、検索入力ページC10に検索クエリ「車」が入力された場合に、検索クエリ「車」とともに検索結果ページC20の取得要求を端末装置10から受け付ける。
【0057】
配信部132は、受付部131によってウェブページの取得要求が受け付けられた場合に、ウェブページ及び制御情報を端末装置10に配信する。具体的には、配信部132は、コンテンツ記憶部120から取得要求対象のウェブページを取得し、取得したウェブページを端末装置10に配信する。上記の通り、コンテンツ記憶部120に記憶されている検索結果ページには制御情報が含まれる。このため、配信部132は、検索結果ページを配信する場合には、制御情報についても配信することとなる。
【0058】
なお、上述したコンテンツ記憶部120は、制御情報を含む検索結果ページではなく、検索結果ページと制御情報とを個別に記憶してもよい。例えば、コンテンツ記憶部120は、検索結果ページを形成するHTMLファイルと、制御情報が記述されたファイルとを対応付けて記憶してもよい。この場合、配信部132は、検索結果ページ及び制御情報の双方を端末装置10に配信する。
【0059】
〔5.端末装置の構成〕
次に、
図6を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。
図6は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。
図6に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、制御部14とを有する。
【0060】
通信部11は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部11は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、広告装置30や配信装置100との間で情報の送受信を行う。
【0061】
入力部12は、ユーザから各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部12は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。出力部13は、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部13は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、端末装置10にタッチパネルが採用される場合には、入力部12と出力部13とは一体化される。
【0062】
制御部14は、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(表示プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、ウェブブラウザと呼ばれるアプリケーションプログラムに該当する。また、制御部14は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
【0063】
図6に示すように、制御部14は、要求部15と、受付部16と、表示部17とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部14の内部構成は、
図6に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部14が有する各処理部の接続関係は、
図6に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
【0064】
要求部15は、入力部12を用いたユーザ操作に従って、配信装置100にウェブページの取得要求を送信する。例えば、要求部15は、検索入力ページや検索結果ページの取得要求を送信する。また、要求部15は、受付部16によって受け付けられた検索結果ページに広告取得命令が含まれる場合に、検索入力ページに入力された検索クエリとともに広告コンテンツの取得要求を広告装置30に送信する。
【0065】
図1の例の場合、要求部15は、最初に検索入力ページC10の取得要求を配信装置100に送信する。そして、要求部15は、検索入力ページC10に検索クエリ「車」が入力された場合に、検索クエリ「車」とともに検索結果ページC20の取得要求を配信装置100に送信する。このとき、要求部15は、検索結果ページC20に広告取得命令が含まれるので、検索クエリ「車」とともに広告コンテンツの取得要求を広告装置30に送信する。
【0066】
受付部16は、ウェブページと広告コンテンツとを受け付ける。具体的には、受付部16は、要求部15によって送信されたウェブページの取得要求に応答した配信装置100からウェブページ(例えば、検索入力ページや検索結果ページ)を受け付ける。このとき、受付部16は、ウェブページに広告取得命令が含まれる場合には、広告コンテンツの取得要求を送信するよう要求部15に指示する。そして、受付部16は、要求部15によって送信された広告コンテンツの取得要求に応答した広告装置30から広告コンテンツを受け付ける。
【0067】
図1の例の場合、受付部16は、最初に検索入力ページを配信装置100から受け付ける。そして、受付部16は、検索結果ページを配信装置100から受け付けるとともに、検索入力ページに入力された検索クエリに関連する広告コンテンツを広告装置30から受け付ける。
【0068】
表示部17は、受付部16によって受け付けられたウェブページを出力部13に表示する。このとき、表示部17は、ウェブページに含まれる制御情報に従って、ウェブページ及び広告コンテンツを出力部13に表示する。具体的には、表示部17は、検索結果ページを表示する場合には、広告コンテンツを検索結果ページと重ねて表示する。このとき、表示部17は、広告コンテンツをクリック不可能な状態で影として表示する。さらに、表示部17は、検索結果ページのリンク領域をクリック可能な状態で表示する。
【0069】
〔6.広告配信処理のフロー〕
次に、
図7を用いて、実施形態に係る広告配信システム1による広告配信処理の手順について説明する。
図7は、実施形態に係る広告配信システム1による広告配信処理手順を示すシーケンス図である。
【0070】
図7に示すように、端末装置10は、ユーザ操作に従って、検索入力ページの取得要求を配信装置100に送信する(ステップS101)。そして、配信装置100は、検索入力ページの取得要求に応じて、検索入力ページを端末装置10に配信する(ステップS102)。
【0071】
続いて、端末装置10は、検索入力ページを出力部13に表示する。そして、端末装置10は、ユーザによって検索入力ページに検索キーワードが入力された場合に、入力された検索キーワードである検索クエリとともに、検索結果ページの取得要求を配信装置100に送信する(ステップS103)。そして、配信装置100は、検索結果ページの取得要求に応じて、制御情報を含む検索結果ページを端末装置10に配信する(ステップS104)。なお、配信装置100によって配信される検索結果ページには、広告装置30のURL等である広告取得命令が含まれる。
【0072】
続いて、端末装置10は、検索結果ページに含まれる広告取得命令に基づいて、ステップS103において送信した検索クエリとともに、広告コンテンツの取得要求を広告装置30に送信する(ステップS105)。
【0073】
そして、広告装置30は、端末装置10から受信した検索クエリに基づいて、広告抽出処理を行う(ステップS106)。具体的には、広告装置30は、広告コンテンツ記憶部32から、端末装置10から受信した検索クエリに対応する広告コンテンツを抽出する。続いて、広告装置30は、抽出した広告コンテンツを端末装置10に配信する(ステップS107)。
【0074】
そして、端末装置10は、ステップS104において受信した検索結果ページに含まれる制御情報に従って、検索結果ページとステップS107において受信した広告コンテンツとを表示する広告表示処理を行う(ステップS108)。
【0075】
〔7.広告表示処理のフロー〕
次に、
図8を用いて、
図7のステップS108に示した広告表示処理の手順について説明する。
図8は、実施形態に係る端末装置10による広告表示処理手順を示すフローチャートである。なお、
図8に示す広告表示処理手順は、ウェブページに含まれる制御情報に従って端末装置10の表示部17により行われる。
【0076】
図8に示すように、端末装置10は、配信装置100から受信した検索結果ページを表示する(ステップS201)。続いて、端末装置10は、制御情報による制御に従って、広告装置30から受信した広告コンテンツの表示位置を特定する(ステップS202)。続いて、端末装置10は、広告コンテンツの表示位置に基づいて、広告コンテンツをクリック不可能な状態で影として表示する(ステップS203)。
【0077】
〔8.変形例〕
上述した実施形態に係る広告配信システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、広告配信システム1の他の実施形態について説明する。なお、以下に説明する端末装置10は、ウェブページに含まれる制御情報に従って、広告コンテンツの表示処理を行う。
【0078】
〔8−1.クリック可能な広告コンテンツ〕
上記実施形態では、端末装置10が、広告コンテンツをクリック不可能な状態で表示する例を示した。しかし、端末装置10は、広告コンテンツをクリック可能な状態で表示してもよい。この点について、
図9を用いて説明する。
図9は、変形例に係る広告表示処理の一例を示す図である。
【0079】
図9の例において、検索結果ページC20の表示幅は、予め決められているものとする。また、端末装置10は、検索結果ページC20の表示幅よりも幅が広いウェブブラウザに検索結果ページC20を表示するものとする。この場合、ウェブブラウザの両端には、検索結果ページC20が表示されない未使用領域AR11が形成される。
【0080】
そして、
図9に示すように、端末装置10は、未使用領域AR11に広告コンテンツA10の一部が重なるように表示する。具体的には、端末装置10は、広告コンテンツA10のうち未使用領域AR11と重なる領域A11をクリック可能な状態で表示する。また、端末装置10は、広告コンテンツA10のうち未使用領域AR11と重ならない領域A12をクリック不可能な状態で影として表示する。このとき、端末装置10は、検索結果ページC20のリンク領域のうち、広告コンテンツA10の領域A12と重なるリンク領域であってもクリック可能な状態で表示する。
図9の例の場合、端末装置10は、アンカーテキストAT21〜AT23をクリック可能な状態で表示する。
【0081】
このように、端末装置10は、未使用領域AR12に広告コンテンツA10の一部をクリック可能な状態で表示することで、ユーザに広告コンテンツA10をクリックさせることができる。すなわち、端末装置10は、広告コンテンツA10を介して広告ページに遷移させることができるので、広告主にとってより有益な広告表示を実現することができる。また、端末装置10は、検索結果ページC20と広告コンテンツA10とを重ねて表示する場合であっても、検索結果ページC20のリンク領域を無効にしない。これにより、端末装置10は、ユーザが検索結果ページC20を操作できる状態を維持するので、ユーザビリティの低下を防止できるとともに、ウェブページ配信者にとって有益な広告表示を実現することができる。
【0082】
図9の例の場合、配信装置100の配信部132は、
図9のように表示制御する制御情報を含む検索結果ページC20を端末装置10に配信する。例えば、配信部132は、未使用領域AR11と重なる広告コンテンツA10の領域を特定する処理や、未使用領域AR11と重なる広告コンテンツA10の領域をクリック可能な状態で表示する処理や、未使用領域AR11と重ならない広告コンテンツA10の領域をクリック不可能な状態で影として表示する処理などを制御する制御情報を配信する。
【0083】
なお、広告コンテンツをクリック可能な状態で表示する処理は、
図9の例に限られない。例えば、
図1の例において、端末装置10は、検索結果ページC20のリンク領域と重ならない広告コンテンツA10の領域をクリック可能な状態で表示し、検索結果ページC20のリンク領域と重なる広告コンテンツA10の領域をクリック不可能な状態で表示してもよい。すなわち、端末装置10は、検索結果ページC20のリンク領域を常にクリック可能な状態で表示するとともに、検索結果ページC20のリンク領域と重ならない広告コンテンツA10の領域をクリック可能な状態で表示する。この場合であっても、端末装置10は、ユーザに広告コンテンツ10をクリックさせることができる。
【0084】
〔8−2.クリックのユーザ確認〕
また、上記実施形態において、端末装置10は、クリック不可能な状態で表示されている広告コンテンツがクリックされた場合に、広告コンテンツをクリックした操作であるか否かをユーザに選択させてもよい。この点について、
図10を用いて説明する。
図10は、変形例に係る広告表示処理の一例を示す図である。なお、
図10に示した広告コンテンツA10には、広告主によって提供される広告ページへのリンクが張られているものとする。このような広告コンテンツA10のリンク先である広告ページは、ランディングページ(Landing Page)等と呼ばれる場合がある。
【0085】
図10の左側に示すように、端末装置10は、
図1に示した例と同様に、広告コンテンツA10を表示する。この例において、端末装置10は、広告コンテンツA10がクリックされた場合に、
図10の右側に示すように、広告ページに遷移するか否かをユーザに選択させるためのポップアップ画面PU10を表示する。そして、端末装置10は、ポップアップ画面PU10において広告ページに遷移することが選択された場合に、広告コンテンツA10のリンク先である広告ページにアクセスする。一方、端末装置10は、ユーザによって広告ページに遷移することが選択されなかった場合には、ポップアップ画面PU10を閉じて、
図10の左側に示した例のように、検索結果ページC20及び広告コンテンツA10を表示する。
【0086】
このように、端末装置10は、広告コンテンツA10がクリックされた場合に、広告ページへの遷移要否をユーザに問い合わせる。これにより、端末装置10は、ユーザの意思に応じて広告ページを表示させることができる。この結果、端末装置10は、ユーザビリティを向上させることができる。
【0087】
図10の例の場合、配信装置100の配信部132は、
図10のように表示制御する制御情報を含む検索結果ページC20を端末装置10に配信する。例えば、配信部132は、広告コンテンツA10がクリックされた場合にポップアップ画面PU10を表示する処理等を制御する制御情報を配信する。
【0088】
〔8−3.広告コンテンツの固定表示〕
また、上記実施形態において、端末装置10は、ウェブページにおける表示位置の変化と連動させずに、広告コンテンツを固定の位置に表示させてもよい。この点について、
図11を用いて説明する。
図11は、変形例に係る広告表示処理の一例を示す図である。
【0089】
図11の左側に示すように、端末装置10は、
図1に示した例と同様に、検索結果ページC20及び広告コンテンツA10を表示する。ここで、端末装置10は、検索結果ページC20を一画面で表示できないものとする。この場合、端末装置10は、
図11の左側に示すように、スクロールバーSC10を表示する。
【0090】
そして、端末装置10は、
図11の右側に示すように、ユーザによるスクロールバーSC10の移動操作に応じて検索結果ページC20の表示位置を変動させる。一方、端末装置10は、広告コンテンツA10の表示位置を
図11の左側の状態から変動させない。
【0091】
このように、端末装置10は、検索結果ページC20の表示位置とは関係なく、広告コンテンツA10を固定の位置に表示させることで、広告コンテンツA10をユーザに強く印象付けることができる。この結果、端末装置10は、広告コンテンツA10の広告効果を向上させることができる。
【0092】
図11の例の場合、配信装置100の配信部132は、
図11のように表示制御する制御情報を含む検索結果ページC20を端末装置10に配信する。例えば、配信部132は、広告コンテンツA10を固定の位置に表示させる処理などを制御する制御情報を配信する。
【0093】
なお、
図11の例において、端末装置10は、検索結果ページC20の移動操作が行われている最中に広告コンテンツA10の表示態様を変化させてもよい。この点について、
図12を用いて説明する。
図12は、変形例に係る広告表示処理の一例を示す図である。
【0094】
図12の左側に示すように、端末装置10は、
図11に示した例と同様に、検索結果ページC20及び広告コンテンツA10を表示する。そして、端末装置10は、
図12の右側に示すように、ユーザによってスクロールバーSC10の移動操作が行われている場合に、広告コンテンツA10の表示態様を変化させる。すなわち、端末装置10は、検索結果ページC20がスクロール操作されている最中のみ広告コンテンツA10の表示態様を変化させる。
図12の例の場合、端末装置10は、広告コンテンツA10を示す影の色を濃くする。
【0095】
このように、端末装置10は、ユーザによってスクロール操作が行われている最中に、広告コンテンツA10の表示態様を変化させることで、広告コンテンツA10の広告効果を向上させることができる。例えば、ユーザによっては、スクロール移動中の検索結果ページC20を閲覧しない場合が多い。このため、端末装置10は、スクロール移動中の検索結果ページC20に広告コンテンツA10を強調表示することで、検索結果ページC20を閲覧していないユーザに広告コンテンツA10を強く印象付けることができる。また、端末装置10は、スクロール移動中でない検索結果ページC20には、広告コンテンツA10を示す影の色を薄くすることで、検索結果ページC20に注目しているユーザにとって目障りな広告表示になることを防止できる。
【0096】
図12の例の場合、配信装置100の配信部132は、
図12のように表示制御する制御情報を含む検索結果ページC20を端末装置10に配信する。例えば、配信部132は、スクロール操作等のユーザ操作を検出する処理や、広告コンテンツA10の表示態様を変更する処理などを制御する制御情報を配信する。
【0097】
なお、
図12では、広告コンテンツA10を示す影の色を濃くする例を示したが、この例に限られない。例えば、端末装置10は、スクロール移動中の検索結果ページC20には、広告コンテンツA10に色を付して表示してもよい。または、端末装置10は、スクロール移動中の検索結果ページC20の前面に、広告コンテンツA10自体を表示してもよい。この場合、検索結果ページC20と広告コンテンツA10とが重なる領域には、広告コンテンツA10のみが表示される。
【0098】
また、
図12では、広告コンテンツA10が固定の位置に表示される例を示したが、この例に限られない。具体的には、端末装置10は、検索結果ページC20と広告コンテンツA10とを連動して移動させる場合であっても、スクロール移動中の検索結果ページC20に広告コンテンツA10を強調表示してもよい。
【0099】
〔8−4.広告コンテンツの入稿〕
また、上記実施形態において、広告装置30の入稿受付部34は、上述してきた広告コンテンツの表示態様を広告主に選択させてもよい。具体的には、入稿受付部34は、
図1、
図9、
図10、
図11、
図12に例示した広告コンテンツの表示態様の一部又は全ての中から、広告主が所望する表示態様を選択させてもよい。このとき、入稿受付部34は、広告コンテンツ全体が広告表示領域に表示される一般的な広告コンテンツの表示態様を選択可能にしてもよい。
【0100】
また、入稿受付部34は、広告主によって選択された表示態様に応じて、広告コンテンツの詳細な表示態様を広告主に指定させてもよい。例えば、入稿受付部34は、広告コンテンツの表示位置を広告主に指定させてもよい。
【0101】
なお、入稿受付部34は、広告コンテンツの詳細な表示態様を広告主に指定させた場合には、各種指定情報(例えば、表示位置に関する情報)を広告コンテンツ記憶部32に格納する。そして、広告装置30の配信部37は、広告コンテンツとともに各種指定情報を端末装置10に配信する。そして、端末装置10は、広告装置30によって送信された各種指定情報に基づいて広告コンテンツを表示する。すなわち、検索結果ページに含まれる制御情報は、各種指定情報に基づいて広告コンテンツの表示態様を制御する。
【0102】
〔8−5.広告コンテンツの入稿〕
また、上記実施形態では、検索結果ページに1つの広告コンテンツが表示される例を示した。しかし、端末装置10は、複数の広告コンテンツを検索結果ページと重ねて表示してもよい。このとき、端末装置10は、異なる広告主によって入稿された広告コンテンツを同時に表示してもよい。この場合、端末装置10は、広告コンテンツの入札価格に応じて、広告コンテンツの表示態様を変動させてもよい。例えば、端末装置10は、検索結果ページと重ねて表示させる複数の広告コンテンツのうち、入札価格が高い広告コンテンツほど大きいサイズで表示し、入札価格が低い広告コンテンツほど小さいサイズで表示してもよい。
【0103】
また、端末装置10は、表示画面上の所定領域毎に、異なる広告主に入稿された複数の広告コンテンツを表示してもよい。具体的には、端末装置10は、表示画面上の所定領域毎に、異なる広告主を割り当ててもよい。そして、端末装置10は、所定領域に、かかる所定領域に割り当てられた広告主に対応する複数の広告コンテンツを表示してもよい。例えば、端末装置10は、表示画面上の領域R11に広告主B1を割り当て、表示画面上の領域R12(領域R11と重ならない領域)に広告主B2を割り当てる。そして、端末装置10は、広告主B1から入稿された複数の広告コンテンツを領域R11に表示するとともに、広告主B2から入稿された複数の広告コンテンツを領域R12に表示する。この例において、端末装置10は、各広告主が指定した入札価格に応じて、各領域に表示させる広告コンテンツの表示態様を変動させてもよい。例えば、端末装置10は、広告主に指定された入札価格が高いほど、かかる広告主に割り当てた領域に表示可能な広告コンテンツの数を多くし、広告主に指定された入札価格が低いほど、表示可能な広告コンテンツの数を少なくしてもよい。
【0104】
このように、端末装置10は、複数の広告コンテンツを表示する場合に、入札価格が高いほど広告主にとって有益な表示態様で広告コンテンツを表示することで、入札価格を高騰させることができる。この結果、広告装置30の管理者又は配信装置100の管理者は、高い広告収入を得ることが可能となる。
【0105】
なお、上記例の場合、配信装置100の配信部132は、検索結果ページと複数の広告コンテンツとを重ねて表示させる処理を制御する制御情報を端末装置10に配信する。また、入札価格に応じて広告コンテンツの表示態様を変動させる場合には、広告装置30の配信部37は、広告コンテンツ及び入札価格の組合せを端末装置10に配信する。そして、端末装置10において動作する制御情報は、広告装置30から受け付けた入札価格に基づいて、広告コンテンツの表示態様を変動させる。なお、広告装置30の配信部37は、入札価格ではなく、例えば5段階や10段階で示される入札価格のランクを端末装置10に配信してもよい。
【0106】
〔8−6.装置構成〕
また、上記実施形態では、広告配信システム1に、広告装置30と配信装置100とが含まれる例を示したが、広告装置30と配信装置100とは1個の装置として形成されてもよい。この場合、
図5に示した配信装置100は、例えば、
図3に示した広告コンテンツ記憶部32、入稿受付部34、抽出部36及び算定部38を有する。そして、配信装置100は、端末装置10からウェブページの取得要求を受け付けた場合に、広告コンテンツ記憶部32から抽出した広告コンテンツとともに、広告取得命令を含まないウェブページを端末装置10に配信する。
【0107】
また、上記実施形態では、広告装置30から端末装置10に広告コンテンツが配信される例を示したが、配信装置100が、広告装置30から広告コンテンツを取得してもよい。この場合、広告装置30の要求受付部35は、配信装置100から広告コンテンツの取得要求を受け付ける。また、広告装置30の配信部37は、配信装置100に広告コンテンツを配信する。また、配信装置100の配信部132は、広告装置30から取得した広告コンテンツとともに、広告取得命令を含まないウェブページを端末装置10に配信する。
【0108】
〔8−7.その他〕
また、上記実施形態では、広告コンテンツが影として表示される例を示したが、端末装置10は、広告コンテンツに所定値以上の透明度を設定した上で検索結果ページと重ねて表示してもよい。例えば、端末装置10は、検索結果ページよりも透過性のある状態で広告コンテンツを表示する。このとき、端末装置10は、検索結果ページよりもコントラストが小さい状態で広告コンテンツを表示してもよいし、検索結果ページよりも濃淡差が小さい状態で広告コンテンツを表示してもよい。この場合であっても、端末装置10は、検索結果ページと広告コンテンツとの双方をユーザが視認できる状態で広告コンテンツを表示することができる。
【0109】
また、上記実施形態では、広告コンテンツやウェブページのリンク領域を選択するユーザ操作を「クリック」と表記したが、かかるユーザ操作は、マウスを用いたクリック操作に限られない。例えば、上述してきた「クリック」は、指によって広告コンテンツ等をタップする操作や、視線によって広告コンテンツ等を選択する操作であってもよい。
【0110】
また、上記実施形態において、端末装置10は、クリック可能な状態で表示されている広告コンテンツの領域に、影を非表示とするためのボタンを表示してもよい。例えば、
図9の例において、端末装置10は、広告コンテンツA10の領域A11に、影を非表示とするための非表示ボタンを表示する。そして、端末装置10は、ユーザによって非表示ボタンがクリックされた場合に、広告コンテンツA10の領域A12を非表示とする。これにより、端末装置10は、広告コンテンツの表示態様をユーザに動的に選択させることができる。
【0111】
また、上記実施形態では、検索結果ページに広告コンテンツが重ねて表示される例を示したが、広告コンテンツと重ねて表示されるコンテンツは、ウェブページに限られない。例えば、上述してきた広告コンテンツは、携帯電話ゲーム等の画面に表示されてもよい。
【0112】
また、上記実施形態では、広告コンテンツを例に挙げて説明したが、検索結果ページに表示されるコンテンツは、広告目的の広告コンテンツに限られない。例えば、上述してきた広告コンテンツは、天気情報や震災情報などを通知するためのコンテンツであってもよい。
【0113】
また、上記実施形態では、インプレッション課金が採用される例を示した。しかし、
図9及び
図10に示した実施形態のように、広告コンテンツをクリック可能に表示する場合には、クリック課金が採用されてもよい。
【0114】
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
【0115】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、
図6に示した要求部15及び受付部16は統合されてもよい。
【0116】
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。例えば、
図9に示した実施形態と、
図10に示した実施形態とを組み合わせることができる。この場合、端末装置10は、
図9に示した広告コンテンツA10の領域A12がクリックされた場合に、
図10に示したポップアップ画面PU10を表示する。
【0117】
〔8−8.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る端末装置10、広告装置30及び配信装置100は、例えば
図13に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、配信装置100を例に挙げて説明する。
図13は、配信装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
【0118】
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
【0119】
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50(
図2に示したネットワークNに対応)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを通信網50を介して他の機器へ送信する。
【0120】
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
【0121】
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
【0122】
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る配信装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、コンテンツ記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
【0123】
また、例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る端末装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部14の機能を実現する。
【0124】
また、例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る広告装置30として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部33の機能を実現する。
【0125】
〔9.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る配信装置100は、受付部131と、配信部132とを有する。受付部131は、検索クエリとともに検索結果ページの取得要求を受け付ける。配信部132は、受付部131によって受け付けられた検索クエリに対応する検索結果ページとともに、かかる検索クエリに関連する広告コンテンツ(コンテンツの一例に相当)と検索結果ページとの双方を重ねて表示させる制御情報を配信する。
【0126】
これにより、実施形態に係る配信装置100は、広告コンテンツに興味を持つ可能性が高いユーザに対して、広告コンテンツを閲覧させることができるので、広告コンテンツの広告効果を向上させることができる。また、配信装置100は、検索結果ページに広告コンテンツを表示することで、広告コンテンツから想起されるブランドの認知度を向上させることができる。
【0127】
また、実施形態に係る配信装置100において、配信部132は、広告コンテンツをクリック不可能(選択不可能な状態の一例に相当)な状態で検索結果ページと重ねて表示させる制御情報を配信する。
【0128】
これにより、実施形態に係る配信装置100は、広告コンテンツを検索結果ページの背景のように表示することができるので、広告コンテンツから想起される広告主をユーザに浸透させることができる。
【0129】
また、実施形態に係る配信装置100において、配信部132は、検索結果ページにおいてクリックを受け付ける領域であるリンク領域をクリック可能(選択可能な状態の一例に相当)な状態で表示させるとともに、検索結果ページのリンク領域と重なる広告コンテンツの領域をクリック不可能な状態で表示させ、かつ、検索結果ページのリンク領域と重ならない前記コンテンツの領域をクリック可能な状態で表示させる制御情報を配信する。
【0130】
これにより、実施形態に係る配信装置100は、ユーザビリティの低下を防止できるとともに、広告主及びウェブページ配信者にとって有益な広告表示を実現することができる。
【0131】
また、実施形態に係る配信装置100において、配信部132は、検索結果ページが表示されない未使用領域と重なる広告コンテンツの領域をクリック可能な状態で表示させ、かつ、未使用領域と重ならない広告コンテンツの領域をクリック不可能な状態で表示させる制御情報を配信する。
【0132】
これにより、実施形態に係る配信装置100は、ユーザビリティの低下を防止できるとともに、広告主及びウェブページ配信者にとって有益な広告表示を実現することができる。
【0133】
また、実施形態に係る配信装置100において、配信部132は、クリック不可能な状態で表示されている広告コンテンツを指定するユーザ操作が行われた場合に、広告コンテンツを選択する操作であるか否かをユーザに選択させる制御情報を配信する。
【0134】
これにより、実施形態に係る配信装置100は、ユーザビリティを向上させることができる。
【0135】
また、実施形態に係る配信装置100において、配信部132は、検索結果ページにおける表示位置の変化と連動させずに、広告コンテンツを固定の位置に表示させる制御情報を配信する。
【0136】
これにより、実施形態に係る配信装置100は、広告コンテンツをユーザに強く印象付けることができるので、広告コンテンツの広告効果を向上させることができる。
【0137】
また、実施形態に係る配信装置100において、配信部132は、検索結果ページの表示位置を変動させるユーザ操作が行われている最中に広告コンテンツの表示態様を変化させる制御情報を配信する。
【0138】
これにより、実施形態に係る配信装置100は、検索結果ページを閲覧していないユーザに広告コンテンツを強く印象付けることができるので、広告コンテンツの広告効果を向上させることができる。
【0139】
また、実施形態に係る配信装置100において、配信部132は、検索クエリに関連する複数の広告コンテンツと検索結果ページとの双方を重ねて表示させる制御情報であって、広告コンテンツを表示することに対する対価である入札価格に応じて、複数のコンテンツの表示態様を変動させる制御情報を配信する。
【0140】
これにより、実施形態に係る配信装置100は、入札価格が高いほど広告主にとって有益な表示態様で広告コンテンツを表示することで、入札価格を高騰させることができる。
【0141】
また、実施形態に係る配信装置100において、配信部132は、広告コンテンツを検索結果ページよりも透過性のある状態で表示させる制御情報を配信する。
【0142】
これにより、実施形態に係る配信装置100は、広告コンテンツをユーザに強く印象付けることができるので、広告コンテンツの広告効果を向上させることができる。
【0143】
また、実施形態に係る広告装置30は、入稿受付部34と、要求受付部35と、抽出部36と、配信部37とを有する。入稿受付部34は、検索クエリと、検索クエリに対応する検索結果ページとともに表示される広告コンテンツの入稿を受け付ける。要求受付部35は、ユーザによって入力された検索クエリとともに、広告コンテンツの取得要求を受け付ける。抽出部36は、入稿受付部34によって受け付けられた広告コンテンツのうち、要求受付部35によって受け付けられた検索クエリに対応する広告コンテンツを抽出する。配信部37は、抽出部36によって抽出された広告コンテンツを配信する。
【0144】
これにより、実施形態に係る広告装置30は、広告コンテンツに興味を持つ可能性が高いユーザに閲覧される広告コンテンツを配信することができるので、広告コンテンツの広告効果を向上させることができる。また、広告装置30は、広告主に対して、高い広告効果が得られる広告表示手法を提供することができる。また、広告装置30は、広告主が有するブランドに検索クエリのイメージを定着させることができる。例えば、広告主は、検索クエリ「高級」とともに広告コンテンツを入稿することで、ユーザによって検索クエリ「高級」が入力された場合に、自社の広告コンテンツを表示させることができる。このため、広告主は、自社ブランドに「高級」といったイメージを定着させることができる。
【0145】
また、実施形態に係る広告装置30において、入稿受付部34は、広告コンテンツとともに、入札価格をさらに受け付ける。抽出部36は、入稿受付部34によって受け付けられた入札価格に基づいて、要求受付部35によって受け付けられた検索クエリに対応する広告コンテンツを抽出する。
【0146】
これにより、実施形態に係る広告装置30は、広告配信者が高い広告収入を得ることを可能にする。
【0147】
また、実施形態に係る広告装置30は、算定部38を有する。算定部38は、配信部37によって広告コンテンツが配信された配信回数に応じて、広告コンテンツを入稿した入稿者に対する課金額を算定する。
【0148】
これにより、実施形態に係る広告装置30は、広告コンテンツがクリック不可能な状態で表示される場合であっても、広告配信者が広告収入を得ることを可能にする。
【0149】
また、実施形態に係る端末装置10は、受付部16と、表示部17とを有する。受付部16は、ユーザによって入力された検索クエリに対応する検索結果ページと、かかる検索クエリに関連する広告コンテンツとを受け付ける。表示部17は、検索結果ページと広告コンテンツとの双方を重ねて表示する。
【0150】
これにより、実施形態に係る端末装置10は、広告コンテンツに興味を持つ可能性が高いユーザに対して、広告コンテンツを閲覧させることができるので、広告コンテンツの広告効果を向上させることができる。また、端末装置10は、検索結果ページに広告コンテンツを表示することで、広告コンテンツから想起されるブランドの認知度を向上させることができる。
【0151】
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。