【実施例1】
【0014】
図2は実施例1における販売用端末1の構成を示す図である。
販売用端末1としては、インターネット回線に接続されているパーソナルコンピュータ又はタブレット端末とプリンタ又は記録媒体書込装置が用いられ、必要に応じて登録カードから個人情報データを読み取るカードリーダーや商品につけられているバーコード等を読み取るバーコードリーダーを追加しても良い。
販売用端末1は、各種の情報を入力するための販売用入力部4(具体的にはキーボードやタッチパネル)、各種の情報を表示するための販売用表示部5(具体的には液晶ディスプレイ)、個人情報データを入力するための個人情報データ入力部6(具体的にはキーボードやカードリーダー)、利用者が購入した商品に関する購入情報を入力する購入情報入力部7(具体的にはキーボードやバーコードリーダー)、入力された個人情報データ及び購入情報を管理用端末2に送信する購入情報送信部8(具体的にはモデム)、管理用端末2から送信された利用者についての各種情報を受信する利用情報受信部9(具体的にはモデム)、利用者についての各種情報を適宜の媒体に出力する利用情報出力部10(具体的にはプリンタ)及び端末全体を制御するためCPUやメモリを備えている。
【0015】
図3は実施例1における管理用端末2の構成を示す図である。
管理用端末2は、インターネット回線に接続されているサーバーコンピュータ、パーソナルコンピュータ又はタブレット端末が用いられ、必要に応じてプリンタや記録媒体書込装置等を追加しても良い。
管理用端末2は、各種の情報を入力するための管理用入力部11(具体的にはキーボードやタッチパネル)、各種の情報を表示するための管理用表示部12(具体的には液晶ディスプレイ)、登録されている利用者の個人情報データを記憶するための個人情報データ記憶部13(具体的にはRAM)、販売用端末1から送信された個人情報データ及び購入情報を受信する購入情報受信部14(具体的にはモデム)、購入情報受信部14で受信した購入情報に基づいて生体機能性分子関連情報を出力する関連情報出力部15(具体的にはROM等)、購入情報受信部14で受信した個人情報データ及び関連情報出力部15から出力された生体機能性分子関連情報に基づいて利用者についての生体機能性分子関連情報の累積情報を記憶する利用者別情報蓄積部16(具体的にはRAM)、利用者別情報蓄積部16に記憶された累積情報又はその累積情報に基づくサービス情報を販売用端末1に送信する利用情報送信部17(具体的にはモデム)及び端末全体を制御するためCPUやメモリを備えている。
【0016】
関連情報出力部15は、
図4に示すように電子供与商品別の生体機能性物質含有量に関する含有情報を記憶する商品別含有情報記憶部18、生体機能性物質別の供与電子効率情報を記憶する物質別効率情報記憶部19及び演算部20を備えており、購入情報受信部14で購入情報を受信すると、演算部20は購入した商品に含まれている生体機能性物質含有量を商品別含有情報記憶部18から取得し、さらに購入した商品に含まれている生体機能性物質の供与電子効率情報を取得して、利用者が購入した生体機能性分子関連情報を演算して出力する。
【0017】
図5は、物質別効率情報記憶部19に記憶されている生体機能性物質別の分子量、電子供与可能数、符号、供与電子効率A(電子供与可能数÷分子量)、供与電子効率B及び総合供与電子効率A×Bの一例を示すものであり、演算部20は、これらの情報、商品別含有情報記憶部18から得た含有情報及び購入情報に基づいて、利用者が購入した商品の生体機能性分子関連情報を演算して出力することとなる。
なお、供与電子効率Bは、生体機能性物質が親水性、疎水性、両親媒性のいずれかによって決まる倍率を示すものであり、
図5においては、親水性又は疎水性の物質については細胞内に取り込まれ難いことを考慮して1倍としてあり、両親媒性の物質については細胞内に取り込まれ易いことを考慮して100倍としてある。
生体機能性分子関連情報の演算及び出力の方法の一例は次のとおりである。
(1)符号が「+」の場合(購入した商品が水素の場合)
購入した商品の生体機能性物質の含有量に供与電子効率Aの数値及び供与電子効率Bの倍率を掛け、得られた数値を出力。(水素を摂取すると、生命体に必ず還元物質として取り込まれ、かつ、水素は両親媒性であるため。)
(2)符号が「±」の場合(購入した商品がアスコルビン酸又は補酵素Q10の場合)
購入した商品の生体機能性物質の含有量に供与電子効率Aの数値及び供与電子効率Bの倍率を掛け、得られた数値及びその正負を逆にした数値を出力。(アスコルビン酸や補酵素Q10を摂取すると、生命体に還元物質として取り込まれる場合と酸化物質として取り込まれる場合と還元物質として取り込まれた後に酸化物質に変化する場合があり、かつ、アスコルビン酸は親水性、補酵素Q10は疎水性であるため。)
(3)符号が「<」の場合(購入した商品がアスタキサンチンの場合)
購入した商品の生体機能性物質の含有量に供与電子効率Aの下限値を掛けて得られた数値及び同含有量に供与電子効率Aの上限値及び供与電子効率Bの倍率を掛けて得られた数値を出力。(アスタキサンチンを摂取すると、生命体に還元物質として取り込まれる量が時と場合によって変化し、かつ、アスタキサンチンは両親媒性であるため。)
【0018】
上記(2)又は(3)のように正負の数値出力又は下限値と上限値の数値出力があった場合、利用者別情報蓄積部16には両方の数値を記憶し、累積値には最小値と最大値を記憶する。
ただし、累積値が減少したり累積値として2つの値が表示されて利用者が混乱したりするのを避けるため、正負の数値出力があった場合には正の数値のみを加算し、下限値と上限値の数値出力があった場合には上限値又は平均値の数値のみを加算して、累積値が1つの値になるようにしても良い。
いずれにしても、両親媒性の水素又はアスタキサンチンを摂取することにより、大きな生体機能性分子関連情報を得ることができるので、細胞内に多くの還元物質
を取り込むためにはどうしたら良いかを利用者に知らせることができる。
なお、上記(1)〜(3)においては、いずれの場合も供与電子効率Aの数値及び供与電子効率Bの倍率を掛けているので、
図5の最も右側の欄に示すように、供与電子効率Aの数値及び供与電子効率Bの倍率に代えて、これらの数値を掛け合わせた総合供与電子効率A×Bを物質別効率情報記憶部19に記憶しておき、その数値を用いて利用者が購入した商品の生体機能性分子関連情報を演算しても良い。
【0019】
次に、実施例1において、登録カードを持っている利用者が電子供与商品販売者から電子供与商品を含む商品を購入した場合に行われる作業や手続の流れについて、順を追って説明する。
なお、未登録の利用者に対しては、電子供与商品販売者又はその使用者が、電子供与商品を含む商品購入の際に利用者の希望を聞き、希望する場合には登録カード発行手続きを行う。
(1)利用者が電子供与商品販売者の店舗において電子供与商品を含む商品を選択し、精算を依頼するとともに登録カードを提示する。
(2)電子供与商品販売者又はその使用者は、個人情報データ入力部6により個人情報データを入力し、購入情報入力部7により利用者が選択した商品に関する購入情報を入力する。(具体的には登録カードに記録されている個人情報データをカードリーダーで読み取り、商品に付けられているバーコードをバーコードリーダー読み取る。)
(3)個人情報データの入力及び利用者が選択した商品に関する購入情報の入力に伴い、販売用端末1は、入力された個人情報データ及び購入情報を購入情報送信部8により管理用端末2に送信する。そして、全ての購入情報を入力したら入力終了情報を管理用端末2に送信する。
(4)販売用端末1から個人情報データ及び購入情報の送信を受けた管理用端末2は、関連情報出力部15により利用者が購入した生体機能性分子関連情報を演算して出力し、入力終了情報の送信を受けたら、その利用者についての生体機能性分子関連情報の累積情報を利用者別情報蓄積部16に記憶し、最新の累積情報に基づくサービス情報を出力する。
そして、購入情報等を送信してきた販売用端末1に対して、その利用者についての最新の生体機能性分子関連情報の累積情報及び最新の累積情報に基づくサービス情報を送信する。
(5)管理用端末2から最新の生体機能性分子関連情報の累積情報及び最新の累積情報に基づくサービス情報を受信した販売用端末1は、購入商品額を算出して表示するとともに、利用情報出力部10により、
図6に示すように、個人情報データ(会員番号)、利用者の氏名(お名前)、生体機能性分子関連情報の累積情報(合計電子摂取量)及び最新の累積情報に基づくサービス情報(電子マネー残高)を表示したカード(電子マネーカード)をプリントする。
なお、プリントに代えて登録カードへの情報の書き込みや表示を行っても良い。
(6)プリントが終了したら、電子供与商品販売者又はその使用者は、精算を行うとともにプリントされた電子マネーカードと登録カードを利用者に渡す。
【実施例2】
【0020】
図7は実施例2における販売用端末21の構成を示す図である。
販売用端末21も用いられる装置は実施例1の販売用端末1と同様、インターネット回線に接続されているパーソナルコンピュータ等とプリンタ等、必要に応じてカードリーダーやバーコードリーダーである。
販売用端末21は、各種の情報を入力するための販売用入力部23(具体的にはキーボードやタッチパネル)、各種の情報を表示するための販売用表示部24(具体的には液晶ディスプレイ)、個人情報データを入力するための個人情報データ入力部25(具体的にはキーボードやカードリーダー)、利用者が購入した商品に関する購入情報を入力する購入情報入力部26(具体的にはキーボードやバーコードリーダー)、入力された購入情報に基づいて生体機能性分子関連情報を出力する関連情報出力部27(具体的にはROM等)、入力された個人情報データ及び出力された生体機能性分子関連情報を管理用端末22に送信する関連情報送信部28(具体的にはモデム)、管理用端末22から送信された利用者についての各種情報を受信する利用情報受信部29(具体的にはモデム)、利用者についての各種情報を適宜の媒体に出力する利用情報出力部30(具体的にはプリンタ)及び端末全体を制御するためCPUやメモリを備えている。
【0021】
図8は実施例2における管理用端末22の構成を示す図である。
管理用端末22も実施例1の管理用端末2と同様に、インターネット回線に接続されているサーバーコンピュータ、パーソナルコンピュータ又はタブレット端末が用いられ、必要に応じてプリンタや記録媒体書込装置等を追加しても良い。
管理用端末22は、各種の情報を入力するための管理用入力部31(具体的にはキーボードやタッチパネル)、各種の情報を表示するための管理用表示部32(具体的には液晶ディスプレイ)、登録されている利用者の個人情報データを記憶するための個人情報データ記憶部33(具体的にはRAM)、販売用端末21から送信された個人情報データ及び生体機能性分子関連情報を受信する関連情報受信部34(具体的にはモデム)、関連情報受信部34で受信した個人情報データ及び生体機能性分子関連情報に基づいて利用者についての生体機能性分子関連情報の累積情報を記憶する利用者別情報蓄積部35(具体的にはRAM)、利用者別情報蓄積部35に記憶された累積情報又はその累積情報に基づくサービス情報を販売用端末1に送信する利用情報送信部36(具体的にはモデム)及び端末全体を制御するためCPUやメモリを備えている。
【0022】
関連情報出力部27、物質別効率情報記憶部については、実施例1の関連情報出力部15、物質別効率情報記憶部19と同じなので説明は省略するが、実施例2においては関連情報出力部27や物質別効率情報記憶部を販売用端末21に備えているので、管理用端末22の負荷が軽くなり、販売用端末21と管理用端末22間の通信が途切れた場合でも、少なくとも購入した商品に関する生体機能性分子関連情報は、利用者に対して提示することができる。
【0023】
次に、実施例2において、登録カードを持っている利用者が電子供与商品販売者から電子供与商品を含む商品を購入した場合に行われる作業や手続の流れについて、順を追って説明する。
(1)利用者が電子供与商品販売者の店舗において電子供与商品を含む商品を選択し、精算を依頼するとともに登録カードを提示する。
(2)電子供与商品販売者又はその使用者は、個人情報データ入力部25により個人情報データを入力し、購入情報入力部26により利用者が選択した商品に関する購入情報を入力する。(具体的には登録カードに記録されている個人情報データをカードリーダーで読み取り、商品に付けられているバーコードをバーコードリーダー読み取る。)
(3)個人情報データの入力及び利用者が選択した商品に関する購入情報の入力に伴い、販売用端末21は、関連情報出力部27により利用者が購入した生体機能性分子関連情報を演算して出力し、入力された個人情報データ及び出力された生体機能性分子関連情報を関連情報送信部28により管理用端末22に送信する。そして、全ての購入情報を入力したら入力終了情報を管理用端末22に送信する。
(4)販売用端末21から個人情報データ及び生体機能性分子関連情報の送信を受けた管理用端末22は、入力終了情報の送信を受けたら、その利用者についての生体機能性分子関連情報の累積情報を利用者別情報蓄積部35に記憶し、最新の累積情報に基づくサービス情報を出力する。
そして、購入情報等を送信してきた販売用端末21に対して、その利用者についての最新の生体機能性分子関連情報の累積情報及び最新の累積情報に基づくサービス情報を送信する。
(5)管理用端末22から最新の生体機能性分子関連情報の累積情報及び最新の累積情報に基づくサービス情報を受信した販売用端末21は、購入商品額を算出して表示するとともに、利用情報出力部30により、
図6に示すように、個人情報データ(会員番号)、利用者の氏名(お名前)、生体機能性分子関連情報の累積情報(合計電子摂取量)及び最新の累積情報に基づくサービス情報(電子マネー残高)を表示したカード(電子マネーカード)をプリントする。
なお、プリントに代えて登録カードへの情報の書き込みや表示を行っても良い。
(6)プリントが終了したら、電子供与商品販売者又はその使用者は、精算を行うとともにプリントされた電子マネーカードと登録カードを利用者に渡す。
【0024】
登録カードを持っている利用者が、例えば30日間を通して1.6ppm程度あるいはそれ以上のH2ガスを溶解した水素水を一日1000ml購入し摂取した場合、水素分子の総量は少なくとも約50mg程度以上となり、水素分子1mgを電子マネーとして1ポイント(1e)と設定すると、利用者に付与される電子マネーは1か月に50ポイント(50e)となる。この50eは50mmolの電子を摂取したことを意味することになる。
すなわち、利用者が得たポイントは、摂取した水素分子の質量を示すと同時に、水素分子摂取によって供与され得る電子総数のmmolも示すこととなるので、ポイントを多く獲得すれば多くの電子を摂取することとなり、利用者に科学的な知識がなくても電子の摂取に伴って現れる、肩こりが取れる、顔色が良くなる、素早く歩けるようになる、血圧が適正化する、冷え症がなくなり四肢の血流が改善する等の健康増進効果を自覚できることとなる。
そして、健康増進効果を自覚できた利用者は、さらなる健康増進効果を期待してポイントの獲得つまりは生体機能性分子の摂取に積極的となり、生活習慣もより適正化することとなるので、例えば消炎鎮痛剤の使用量を減らすことができ、結果的に調剤費用を抑えることにもつながる。
また、利用者が獲得したポイントは、電子供与商品を含む商品の購入に対する割引のみならず、他の商品や各種保険商品に対する割引にも利用可能である。
特に、多くのポイントを得ている利用者は健康である可能性が高くなることから、利用者の健康と直接関係する生命保険や入院保険の掛け金の減額又は還付金の増額を獲得ポイント数やポイント獲得期間に応じて累進的に行う等のサービスを提供することにより、登録カードを持つインセンティブを増し、生体機能性分子の積極的な摂取、利用者の健康増進、保険負担及び医療負担の軽減という好循環を実現できる。
【0025】
実施例1及び2の健康サービスシステムに関する変形例を列記する。
(1)実施例1及び2においては、商品別含有情報記憶部18は、電子供与商品別の生体機能性物質含有量に関する含有情報を記憶したが、電子供与商品別の生体機能性分子含有量に関する含有情報を記憶するものでも良い。
そうした場合、物質別効率情報記憶部19を電子供与商品別の供与電子効率Cを記憶する電子供与商品効率情報記憶部に代え、購入した商品の生体機能性分子含有量にその供与電子効率Cを掛け、得られた数値を出力することとなる。
なお、供与電子効率Cは電子供与商品に含まれる生体機能性物質が一つならば、
図5に示したその物質についての供与電子効率Bの倍率となり、複数であれば
図5に示した各物質の供与電子効率Bにそれぞれの含有量を考慮して求めた倍率となる。
(2)実施例1及び2においては、管理用端末2及び22は、生体機能性分子関連情報の累積情報及び累積情報に基づくサービス情報を送信し、販売用端末1及び21は、生体機能性分子関連情報の累積情報及びサービス情報を表示したカードをプリントしたが、いずれか一方の情報を送信し、プリントしても良い。
また、
図6では累積情報として合計電子摂取量を供与電子数で表示したが、水素分子の摂取質量(g)で表示しても良い。
(3)実施例1及び2においては、販売用端末1、21及び管理用端末2、22は、インターネット回線に接続され、両端末間で各種の情報が送受信可能となっているが、インターネット回線に限らず、適宜の無線通信回線は有線通信回線によって情報を送受信できれば、どのような情報通信手段を用いても良い。
(4)実施例1及び2の利用者別情報蓄積部16、35には、生体機能性分子関連情報の累積情報を記憶するものとしたが、過去に提供したサービスや利用されたサービスについての情報を蓄積記憶できるようにしても良い。
また、従来の購入額に応じたポイントを加算するサービスシステムで蓄積されている購入商品についての各種情報(商品名称、購入額、獲得ポイント等)を蓄積記憶し、生体機能性分子関連情報の累積情報とは区別して利用者に提示できるようにしても良い。
そうした場合、利用者別情報蓄積部16、35には、生体機能性分子関連情報の累積情報を記憶する領域と、購入商品についての各種情報を蓄積記憶する領域を設け、利用情報送信部17、36は、それぞれの領域からの情報を区別して販売用端末1、21に送信できるようにする必要がある。
さらに、そうした場合、電子供与商品に対して購入額に応じたポイントを加算するか否かについて、電子供与商品を管理する管理者又は販売する販売者が自由に設定できるようにしても良い。
(5)実施例1及び2においては、電子供与商品販売者の店舗において利用者が商品を購入する場合について説明したが、バーチャル店舗であっても良い。
そうした場合、利用者の操作する利用者端末において、個人情報データを入力するとともに、購入する商品を選択することとなる。そして、利用者端末から個人情報データ及び利用者が選択した商品に関する購入情報が販売用端末1、21に送信され、それぞれ個人情報データ入力部6、25及び購入情報入力部7、26に入力され、利用情報出力部10、30は、プリントや登録カードへの情報書込等に代えて、利用者端末へ生体機能性分子関連情報の累積情報及び最新の累積情報に基づくサービス情報を送信するものとなる。
(6)生体機能性分子関連情報の演算及び出力の方法は、符号が「+」、「±」及び「<」のいずれであるかに応じてそれぞれ異なる方法としたが、符号を記憶せずアスタキサンチンのように電子供与可能数に範囲がある場合には平均値を記憶して、購入した商品の生体機能性物質の含有量に供与電子効率Aの数値及び供与電子効率Bの倍率を掛けて得られた数値だけが出力されるようにしても良い。
(7)実施例1、2及び上記変形例(6)における生体機能性分子関連情報の演算では、購入した商品の生体機能性物質の含有量に供与電子効率Aの数値及び供与電子効率Bの倍率を掛けたが、供与電子効率Bの倍率を記憶せず、購入した商品の生体機能性物質の含有量に供与電子効率Aの数値のみを掛けるようにしても良い。