【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の態様によれば、眼球の網膜を照射する装置が提供され、この装置は:
照射装置と;
レンズ系と;
照射転送装置とを具え、
照射装置とレンズ系とが組み合わさって、レンズ系内に位置する見掛けの点光源からの入射照射を与え、
照射転送装置は2つの焦点を有し、レンズ系の見掛けの点光源は、照射転送装置の第1焦点に設けられ、眼球は、照射転送装置の第2焦点に置かれ、照射転送装置が、見掛けの点光源からの入射照射を眼球内に転送して、網膜を照射する。
【0005】
レンズ系は、レンズ系内に位置する見掛けの焦点を含むことができる。レンズ系は複数のレンズ素子を具えることができる。見掛けの焦点は、レンズ系の最外部のレンズ内に位置付けることができる。見掛けの焦点と見掛けの点光源とは一致する。
【0006】
照射装置とレンズ系とが組み合わさって、網膜の領域を照射する。即ち、照射装置及びレンズ系は、網膜の二次元部分を照射することができる。
【0007】
眼球の瞳孔点を、照射転送装置の第2焦点に置くことができる。
【0008】
眼球の前方結節点を、照射転送装置の第2焦点に置くことができる。
【0009】
照射装置及びレンズ系は、見掛けの点光源が静止するように構成することができる。これにより、最大の入射照射が瞳孔点で眼球内に転送されることが保証される。
【0010】
レンズ系は、広角レンズを含むことができる。広角レンズは、30度〜180度の視野角(FOV:field of view)を有することができる。広角レンズは、90度〜160度のFOVを有することが好ましい。広角レンズは、120度のFOVを有することが、より好ましい。レンズ系は、魚眼レンズを具えるか魚眼レンズで構成することができる。
【0011】
レンズ系は、複数のレンズ素子を具えることができる。レンズ系は、所望のFOVを達成するため、及び/または可視スペクトル全体にわたる収色性を達成するために必要な任意数及び/または任意種類のレンズを具えることができる。
【0012】
見掛けの点光源は、複数のレンズ素子のうち、いずれのレンズ素子内にも位置することができる。見掛けの点光源は、照射転送装置に対面する最外部のレンズ素子内に位置することが好ましい。
【0013】
照射転送装置は、傾斜球面鏡、非球面鏡、楕円鏡、楕円面鏡、一対のパラボラ鏡、一対の放物面鏡、またはレンズ系を具えることができる。照射転送装置がレンズ系を具える場合、このレンズ系は2つの焦点を与えるように構成される。
【0014】
上記装置は、照射中継装置をさらに具えることができる。照射中継装置は、2つの焦点を具えることができる。照射中継装置の一方の焦点は、照射転送装置の一方の焦点と一致することができ、照射中継装置の他方の焦点は、照射装置及びレンズ系の見掛けの点光源と一致することができる。この構成では、照射中継装置が、照射転送装置とレンズ系との間に配置される。ここでも、照射装置とレンズ系とが組み合わさって、レンズ系内に位置する見掛けの点光源からの入射照射を与え、見掛けの点光源は、照射中継装置の第1焦点に位置し、照射中継装置の第2焦点は、照射転送装置の第1焦点と一致する。ここでも、眼球の網膜は照射転送装置によって照射され、照射転送装置は、その第1焦点から、その第2焦点にある眼球の瞳孔点へ照射を転送する。
【0015】
照射中継装置は、傾斜球面鏡、非球面鏡、楕円鏡、楕円面鏡、一対のパラボラ鏡、一対の放物面鏡、またはレンズ系を具えることができる。照射転送装置がレンズ系を具える場合、このレンズ系は2つの焦点を与えるように構成される。
【0016】
照射中継装置は、照射転送装置と同じ幾何学的形状を有する。
【0017】
照射中継装置は主軸を有し、この主軸は、照射中継装置の2つの焦点を結ぶ直線上にある。照射転送装置も主軸を有し、この主軸は、照射転送装置の2つの焦点を結ぶ直線上にある。照射転送装置及び照射中継装置は、各装置の主軸が平行及び/または同一直線になるように配置することができる。この配置によって、照射転送装置によって導入される歪みが修正される。照射中継装置の幾何学的形状が照射転送装置の幾何学的形状と同じであるので、歪みが相殺されるか、少なくとも部分的に修正される。
【0018】
照射装置は光源を含むことができる。光源は、コリメート光(平行光)を供給することができる。
【0019】
光源は、レーザー、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)、垂直共振器面発光レーザー(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)、スーパールミネッセントダイオード(SLD:Super Luminescent Diode)、ダイオードレーザー、コリメート白熱ランプ、フラッシュ(閃光)または照明装置、あるいはDLP(登録商標)(Digital Light Processing:デジタル光学処理)投射装置を含むことができる。
【0020】
光源は、1つ以上の異なる波長の照射を与えることができる。光源は、赤色光照射(約650nm)及び/または緑色光照射(約510nm)を与えることができる。
【0021】
光源は、450nm〜1000nmの波長の光を供給するように構成することができる。光源は、488nm〜700nmの波長の光を供給するように構成できることが好ましい。光源が、515nm〜650nmの波長の光を供給することが、より好ましい。
【0022】
光源は、500nW〜1Wの出力の光を供給するように構成することができる。
【0023】
光源は、異なる波長の1つ以上の光源を含むことができる。
【0024】
光源は、供給する光の波長が可変であるように構成することができる。
【0025】
光源は、供給する光の出力が可変であるように構成することができる。
【0026】
照射装置は、眼球の網膜をコリメート光で走査する二次元走査装置を含むことができる。この構成では、照射装置とレンズ系とが組み合わさって、レンズ系内に位置する見掛けの点光源からの二次元コリメート光走査を行う。
【0027】
二次元走査装置は、第1走査要素及び第2走査要素を具えることができる。
【0028】
第1及び第2走査要素は、振動機構を具えることができる。この振動機構は、共振スキャナとすることができる。
【0029】
第1及び第2走査要素は、振動平面鏡を具えることができる。この振動平面鏡は、ガルバノミラーとすることができる。
【0030】
第1及び第2走査要素は、回転機構を具えることができる。この回転機構は、回転ポリゴンミラーとすることができる。
【0031】
第1及び第2走査要素は、直線走査要素を具えることができる。この直線走査要素は、レーザー線スキャナを具えることができる。レーザー線は、回折光学素子、円柱レンズ、またはレーザー線を生成する他の既知の手段によって発生することができる。
【0032】
第1及び第2走査要素は、上述した振動機構、回転機構、または直線走査要素の組合せを具えることができる。
【0033】
二次元走査装置は、2つの回転軸を有する微小電気機械システム(MEMS:Micro-electromechanical System)走査素子とすることができる。しかし、二次元走査装置は、少なくとも2軸で回転することのできるあらゆる適切な装置とすることができることは明らかであり、これらの軸は直交することが好ましい。好適には、この走査装置は、高速(即ち、5kHz以上)で動作することができ、かつ、大きい走査振幅(即ち、180度まで、あるいはそれ以上)を提供すべきである。
【0034】
照射装置は、網膜からの反射光を検出する1つ以上の検出器をさらに具えることができる。網膜からの反射光を用いて、網膜の像を形成することができる。
【0035】
この光検出器は、高速の光検知器、例えばアバランシェ・フォトダイオード(電子なだれ光ダイオード、APD:Avalanche Photo Diode)、PINダイオード、光電子増倍管(PMT:Photomultiplier Tube)、シリコン光電子増倍管(SPM:Silicon Photo Multiplier)、または同様の点検出器を含むことができる。
【0036】
上記装置は、得た網膜の像を表示し、記憶し、及び/または組み合わせるための、1つ以上のデータ処理装置をさらに具えることができる。
【0037】
上記装置は、当該装置を用いて第1眼球の第1網膜を照射することのできる第1位置と、当該装置を用いて第2眼球の第2網膜を照射することのできる第2位置との間を回動することができる。
【0038】
本発明の第2の態様によれば、患者の各眼球の網膜を照射するシステムが提供され、このシステムは、本発明の第1の態様による装置を2つ具え、各装置が一方の眼球の網膜を照射することができる。
【0039】
本発明の第3の態様によれば、眼球の網膜を照射する方法が提供され、この方法は:
照射装置を用意するステップと;
レンズ系を用意するステップと;
照射装置とレンズ系とを組み合わせて用いて、レンズ系内に位置する見掛けの点光源からの入射照射を与えるステップと;
2つの焦点を有する照射転送装置を用意するステップと;
見掛けの点光源を、照射転送装置の第1焦点に設け、眼球を、照射転送装置の第2焦点に置くステップと;
照射転送装置を用いて、見掛けの点光源からの入射照射を眼球内に転送するステップとを含む。
【0040】
レンズ系は、当該レンズ系内に位置する見掛けの焦点を含むことができる。レンズ系は複数のレンズ素子を具えることができる。見掛けの焦点は、レンズ系の最外部のレンズ内に位置付けることができる。見掛けの焦点と見掛けの点光源とは一致する。
【0041】
照射装置とレンズ系とが組み合わさって、網膜の領域を照射する。即ち、照射装置及びレンズ系は、網膜の二次元部分を照射することができる。
【0042】
眼球の瞳孔点を、照射転送装置の第2焦点に置くことができる。
【0043】
眼球の前方結節点を、照射転送装置の第2焦点に置くことができる。
【0044】
照射装置及びレンズ系は、見掛けの点光源が静止するように配置することができる。これにより、最大の入射照射が瞳孔点で眼球内に転送されることが保証される。
【0045】
レンズ系は、広角レンズを含むことができる。広角レンズは、30度〜180度の視野角(FOV)を有することができる。広角レンズは、90度〜160度のFOVを有することが好ましい。広角レンズは、120度のFOVを有することが、より好ましい。レンズ系は、魚眼レンズを具えるか魚眼レンズで構成することができる。
【0046】
レンズ系は、複数のレンズ素子を具えることができる。
【0047】
見掛けの点光源は、複数のレンズ素子のうち、いずれのレンズ素子内にも位置することができる。見掛けの点光源は、照射転送装置に対面する最外部のレンズ素子内に位置することが好ましい。
【0048】
照射転送装置は、傾斜球面鏡、非球面鏡、楕円鏡、楕円面鏡、一対のパラボラ鏡、一対の放物面鏡、またはレンズ系を具えることができる。照射転送装置がレンズ系を具える場合、このレンズ系は2つの焦点を与えるように構成される。
【0049】
上記方法は、2つの焦点を具えた照射中継装置を用意するステップをさらに含むことができる。照射中継装置の一方の焦点は、照射転送装置の一方の焦点と一致することができ、照射中継装置の他方の焦点は、照射装置及びレンズ系の見掛けの点光源と一致することができる。この構成では、照射中継装置が、照射転送装置とレンズ系との間に配置される。ここでも、照射装置とレンズ系とが組み合わさって、レンズ系内に位置する見掛けの点光源からの入射照射を与え、見掛けの点光源は、照射中継装置の第1焦点に位置し、照射中継装置の第2焦点は、照射転送装置の第1焦点と一致する。ここでも、眼球の網膜は照射転送装置によって照射され、照射転送装置は、その第1焦点から、その第2焦点にある眼球の瞳孔点へ照射を転送する。
【0050】
照射中継装置は、傾斜球面鏡、非球面鏡、楕円鏡、楕円面鏡、一対のパラボラ鏡、一対の放物面鏡、またはレンズ系を具えることができる。照射転送装置がレンズ系を具える場合、このレンズ系は2つの焦点を与えるように構成される。
【0051】
照射中継装置は、照射転送装置と同じ幾何学的形状を有する。
【0052】
照射中継装置は主軸を有し、この主軸は、照射中継装置の2つの焦点を結ぶ直線上にある。照射転送装置も主軸を有し、この主軸は、照射転送装置の2つの焦点を結ぶ直線上にある。照射転送装置及び照射中継装置は、各装置の主軸が平行及び/または同一直線になるように配置することができる。この配置によって、照射転送装置によって導入される歪みが修正される。照射中継装置の幾何学的形状が照射転送装置の幾何学的形状と同じであるので、歪みが相殺されるか、少なくとも部分的に修正される。
【0053】
照射装置は光源を含むことができる。光源は、コリメート光を供給することができる。
【0054】
光源は、レーザー、発光ダイオード(LED)、垂直共振器面発光レーザー(VCSEL)、スーパールミネッセントダイオード(SLD)、ダイオードレーザー、コリメート白熱ランプ、フラッシュまたは照明装置、あるいはDLP(登録商標)投射装置を含むことができる。
【0055】
光源は、1つ以上の異なる波長の照射を与えることができる。光源は、赤色光照射(約650nm)及び/または緑色光照射(約510nm)を与えることができる。
【0056】
光源は、450nm〜1000nmの波長の光を供給するように構成することができる。光源は、488nm〜700nmの波長の光を供給するように構成できることが好ましい。光源は、515nm〜650nmの波長の光を供給することが、より好ましい。
【0057】
光源は、500nW〜1Wの出力の光を供給するように構成することができる。
【0058】
光源は、異なる波長の1つ以上の光源を含むことができる。
【0059】
光源は、供給する光の波長が可変であるように構成することができる。
【0060】
光源は、供給する光の出力が可変であるように構成することができる。
【0061】
照射装置は、眼球の網膜をコリメート光で走査する二次元走査装置を含むことができる。この構成では、照射装置とレンズ系とが組み合わさって、レンズ系内に位置する見掛けの点光源からの二次元コリメート光走査を行う。
【0062】
二次元走査装置は、第1走査要素及び第2走査要素を具えることができる。
【0063】
第1及び第2走査要素は、振動機構を具えることができる。この振動機構は、共振スキャナとすることができる。
【0064】
第1及び第2走査要素は、振動平面鏡を具えることができる。この振動平面鏡は、ガルバノミラーとすることができる。
【0065】
第1及び第2走査要素は、回転機構を具えることができる。この回転機構は、回転ポリゴンミラーとすることができる。
【0066】
第1及び第2走査要素は、直線走査要素を具えることができる。この直線走査要素は、レーザー線スキャナを具えることができる。レーザー線は、回折光学素子、円柱レンズ、またはレーザー線を生成する他の既知の手段によって発生することができる。
【0067】
第1及び第2走査要素は、上述した振動機構、回転機構、または直線走査要素の組合せを具えることができる。
【0068】
二次元走査装置は、2つの回転軸を有する微小電気機械システム(MEMS)走査素子とすることができる。しかし、二次元走査装置は、少なくとも2軸で回転することのできるあらゆる適切な装置とすることができることは明らかであり、これらの軸は直交することが好ましい。好適には、この走査装置は、高速(即ち、5kHz以上)で動作することができ、かつ、大きい走査振幅(即ち、180度まで、あるいはそれ以上)を提供すべきである。
【0069】
上記方法は、1つ以上の光検出器を用意するステップ、及びこれら1つ以上の光検出器を用いて、網膜からの反射光を検出して、網膜の像を形成するステップをさらに含むことができる。この構成では、上記方法が、網膜を照射するステップ、及び網膜の像を取得するステップを実行する。
【0070】
この光検出器は、高速の光検知器、例えばアバランシェ・フォトダイオード(APD)、PINダイオード、光電子増倍管(PMT)、シリコン光電子増倍管(SPM)、または同様の点検出器を含むことができる。
【0071】
上記方法は、照射装置、レンズ系、及び照射転送装置を、第1眼球の第1網膜の照射が行われる第1位置と、第2眼球の第2網膜の照射が行われる第2位置との間で回動させるステップをさらに含むことができる。
【0072】
本発明の第4の態様によれば、眼球の網膜を撮像する装置が提供され、この装置は:
照射装置と;
レンズ系と;
光検出器と;
照射転送装置とを具え、
照射装置とレンズ系とが組み合わさって、レンズ系内に位置する見掛けの点光源からの入射照射を与え、
照射転送装置は2つの焦点を有し、レンズ系の見掛けの点光源は、照射転送装置の第1焦点に設けられ、眼球は、照射転送装置の第2焦点に置かれ、照射転送装置が、見掛けの点光源からの入射照射を眼球内に転送して網膜を照射し、光検出器は、網膜から反射した光を検出して、網膜の像を取得する。
【0073】
本発明の第5の態様によれば、眼球の網膜を撮像する方法が提供され、この方法は:
照射装置を用意するステップと;
レンズ系を用意するステップと;
照射装置とレンズ系とを組み合わせて用いて、レンズ系内に位置する見掛けの点光源からの入射照射を与えるステップと;
光検出器を用意するステップと;
2つの焦点を有する照射転送装置を用意するステップと;
見掛けの点光源を、照射転送装置の第1焦点に設け、眼球を、照射転送装置の第2焦点に置くステップと;
照射転送装置を用いて、見掛けの点光源からの入射照射を眼球内に転送するステップと;
光検出器を用いて、網膜から反射した光を検出して、網膜の像を生成するステップとを含む。
【0074】
本発明の第6の態様によれば、眼球の網膜をコリメート光で治療する装置が提供され、この装置は:
コリメート光照射装置と;
レンズ系と;
照射転送装置とを具え、
コリメート光照射装置とレンズ系とが組み合わさって、レンズ系内に位置する見掛けの点光源からの入射コリメート光照射を与え、
照射転送装置は2つの焦点を有し、レンズ系の見掛けの点光源は、照射転送装置の第1焦点に設けられ、眼球は、照射転送装置の第2焦点に置かれ、照射転送装置が、見掛けの点光源からの入射コリメート光照射を眼球内に転送する。
【0075】
ここでは、網膜の治療を、光線力学療法、光線剥離法、光穿孔法、光活性化、あるいは、光の相互作用を用いて、網膜の状態または構造を変化させるか、網膜構造内の化学物質の状態を変化させる他の方法を含むものと解釈する。
【0076】
本発明の第7の態様によれば、眼球の網膜をコリメート光で治療する方法が提供され、この方法は:
コリメート光照射装置を用意するステップと;
レンズ系を用意するステップと;
コリメート光照射装置とレンズ系とを組み合わせて用いて、レンズ系内に位置する見掛けの点光源からの入射照射を与えるステップと;
2つの焦点を有する照射転送装置を用意するステップと;
見掛けの点光源を、照射転送装置の第1焦点に設け、眼球を、照射転送装置の第2焦点に置くステップと;
照射転送装置を用いて、見掛けの点光源からの入射コリメート光照射を眼球内に転送するステップとを含む。
【0077】
ここでは、網膜の治療を、光線力学療法、光線剥離法、光穿孔法、光活性化、あるいは、光の相互作用を用いて、網膜の状態または構造を変化させるか、網膜構造内の化学物質の状態を変化させる他の方法を含むものと解釈する。
【0078】
以下、本発明の実施形態を、次の図面を参照しながら説明し、これらの実施形態は一例に過ぎない。