(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記スマートホーム機器が前記訪客情報により前記スマートホーム機器の目標状態を確定するように、予め設定された時間周期で前記訪客情報を前記スマートホーム機器に送信するための第2送信ユニットをさらに含み、
その中に、前記訪客情報が、
前記ルーターに接続する訪客機器の機器識別子を含む訪客機器リスト、或は、
スマート撮影機器により撮像された前記予め設定された範囲内の画像である訪客来訪画像を含むことを特徴とする請求項28又は29に記載の装置。
【発明の概要】
【0003】
本発明は、係る技術において、スマートホーム機器の作業効果が悪く、容易に訪客に迷惑をかけてしまうという問題を解決するために、スマートホーム機器を制御する方法及び装置
、プログラム及び記録媒体を提供した。
【0004】
本発明の実施例における第1態様によると、スマートホーム機器を制御する方法が提供され、前記方法は、スマートホーム機器の、予め設定された範囲内の訪客情報により確定される状態である目標状態を取得することと、
前記目標状態に対応する操作を実行することとを含む。
【0005】
また、前記スマートホーム機器の目標状態を取得することは、
前記予め設定された範囲内の訪客情報を取得することと、
前記訪客情報により前記スマートホーム機器の目標状態を確定することとを含むことが好ましい。
【0006】
また、前記予め設定された範囲内の訪客情報を取得することは、
前記予め設定された範囲内のルーターと通信接続を確立することと、
前記通信接続により、予め設定された時間周期で前記ルーターから前記予め設定された範囲内の、前記ルーターに接続する訪客機器の機器識別子を含む訪客機器リストを取得することとを含むことが好ましい。
【0007】
また、前記訪客情報により前記スマートホーム機器の目標状態を確定することは、
現在の時間周期で取得された訪客機器リストに含まれる機器識別子の第1識別子数量と、その前の時間周期で取得された訪客機器リストに含まれる機器識別子の第2識別子数量とを比較することと、
比較結果により、前記第2識別子数量が前記第1識別子数量より大きい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が作業状態であると確定し、前記第2識別子数量が前記第1識別子数量より小さい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が静音状態或は停止状態であると確定することとを含むことが好ましい。
【0008】
また、前記予め設定された範囲内の訪客情報を取得することは、
予め設定された時間周期で前記予め設定された範囲内の訪客来訪画像を取得することと、
前記訪客来訪画像における訪客数量を識別することとを含むことが好ましい。
【0009】
また、前記予め設定された時間周期で前記予め設定された範囲内の訪客来訪画像を取得することは、
前記スマートホーム機器に組み込まれた撮影装置を起動することと、
前記スマートホーム機器が前記予め設定された範囲内で移動する時に、前記撮影装置が予め設定された時間周期で撮像した訪客来訪画像を取得することとを含むことが好ましい。
【0010】
また、前記予め設定された時間周期で前記予め設定された範囲内の訪客来訪画像を取得することは、
前記予め設定された範囲内の訪客来訪画像を撮像するためのスマート撮影機器と通信接続を確立することと、
前記通信接続により、予め設定された時間周期で前記スマート撮影機器から訪客来訪画像を取得することとを含むことが好ましい。
【0011】
また、前記予め設定された時間周期で前記予め設定された範囲内の訪客来訪画像を取得することは、
前記予め設定された範囲内の、スマート撮影機器により撮像された前記予め設定された範囲内の訪客来訪画像を受信するためのルーターと通信接続を確立することと、
前記通信接続により、前記ルーターが予め設定された時間周期で転送した訪客来訪画像を受信することとを含むことが好ましい。
【0012】
また、前記訪客情報により前記スマートホーム機器の目標状態を確定することは、
現在の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別された第1訪客数量と、その前の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別された第2訪客数量とを比較することと、
比較結果により、前記第2訪客数量が前記第1訪客数量より大きい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が作業状態であると確定し、前記第2訪客数量が前記第1訪客数量より小さい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が静音状態或は停止状態であると確定することとを含むことが好ましい。
【0013】
また、前記予め設定された範囲内の訪客情報を取得することは、
前記予め設定された範囲内のメンバー情報を取得することと、
前記メンバー情報から訪客情報を識別することとを含むことが好ましい。
【0014】
また、前記メンバー情報から訪客情報を識別することは、
前記メンバー情報がルーターに整備されているメンバー機器リストである時に、予め保存されているホスト機器のホスト機器識別子を取得することと、
前記メンバー機器リストから前記ホスト機器識別子を削除して、訪客機器の訪客機器識別子により構成されている訪客機器リストを取得することとを含むことが好ましい。
【0015】
また、前記メンバー情報から訪客情報を識別することは、
前記メンバー情報が前記予め設定された範囲内で撮像されたメンバー画像である時に、予め保存されているホスト画像を取得することと、
顔認識アルゴリズムにより前記メンバー画像から前記ホスト画像を削除して、訪客来訪画像を取得することとを含むことが好ましい。
【0016】
また、前記スマートホーム機器の目標状態を取得することは、
状態指示コマンドを受信することと、
前記状態指示コマンドから前記スマートホーム機器の目標状態を取得することとを含むことが好ましい。
【0017】
また、前記状態指示コマンドを受信することは、
ルーターから送信された、前記ルーターが訪客機器リストにより確定した前記目標状態、或は前記ルーターがスマート撮影機器により撮像された訪客来訪画像により確定した前記目標状態を含む状態指示コマンドを受信すること、或は、
スマート撮影機器から送信された、前記スマート撮影機器が撮像された訪客来訪画像により確定した前記目標状態を含む状態指示コマンドを受信することを含むことが好ましい。
【0018】
また、前記目標状態が作業状態であり、且つ前記目標状態に対応する操作が掃除操作である時に、
前記予め設定された範囲内の訪客の活動エリアを取得するとともに、前記活動エリア内で掃除操作を実行する方式、或いは、
前記予め設定された範囲内の訪客の活動経路を取得するとともに、前記活動経路により掃除操作を実行する方式で、
前記目標状態に対応する操作を実行することが好ましい。
【0019】
また、前記予め設定された範囲内の訪客の活動エリアを取得することは、
前記予め設定された範囲内の訪客に携帯されている機器に対して測位することにより、前記訪客の位置情報を取得することと、
前記訪客の位置情報により確定された範囲を前記訪客の活動エリアとすることとを含むことが好ましい。
【0020】
また、前記予め設定された範囲内の訪客の活動経路を取得することは、
前記予め設定された範囲内における訪客に携帯されている機器に対して測位・追跡することにより、前記訪客の位置変化情報を取得することと、
前記位置変化情報により前記訪客の活動経路を確定することとを含むことが好ましい。
【0021】
本発明の実施例における第2態様によると、他のスマートホーム機器を制御する方法が提供され、前記方法は、
予め設定された範囲内の訪客情報を取得することと、
前記訪客情報によりスマートホーム機器の目標状態を確定することと、
前記スマートホーム機器に状態指示コマンドを送信することにより、前記スマートホーム機器が前記目標状態を含む前記状態指示コマンドにより、前記目標状態に対応する操作を実行することと含む。
【0022】
また、前記予め設定された範囲内の訪客情報を取得することは、
予め設定された時間周期でルーターに接続する訪客機器の機器識別子を含む訪客機器リストを取得することを含み、
前記訪客情報によりスマートホーム機器の目標状態を確定することは、
現在の時間周期で取得された訪客機器リストに含まれる機器識別子の第1識別子数量と、その前の時間周期で取得された訪客機器リストに含まれる機器識別子の第2識別子数量とを比較することと、
比較結果により、前記第2識別子数量が前記第1識別子数量より大きい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が作業状態であると確定し、前記第2識別子数量が前記第1識別子数量より小さい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が静音状態或は停止状態であると確定することとを含むことが好ましい。
【0023】
また、前記予め設定された範囲内の訪客情報を取得することは、
予め設定された時間周期でスマート撮影機器により撮像された前記予め設定された範囲内の画像である訪客来訪画像を取得することを含み、
前記訪客情報によりスマートホーム機器の目標状態を確定することは、
現在の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別された第1訪客数量と、その前の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別された第2訪客数量とを比較することと、
比較結果により、前記第2訪客数量が前記第1訪客数量より大きい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が作業状態であると確定し、前記第2訪客数量が前記第1訪客数量より小さい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が静音状態或は停止状態であると確定することとを含むことが好ましい。
【0024】
また、前記予め設定された範囲内の訪客情報を取得することをした後、
前記スマートホーム機器が前記訪客情報により前記スマートホーム機器の目標状態を確定するように、予め設定された時間周期で前記訪客情報を前記スマートホーム機器に送信することを更に含み、
その中に、前記訪客情報が、
ルーターに接続する訪客機器の機器識別子を含む訪客機器リスト、或は、
スマート撮影機器により撮像された前記予め設定された範囲内の画像である訪客来訪画像を含むことが好ましい。
【0025】
本発明の実施例における第3態様によると、スマートホーム機器を制御する装置が提供され、該装置は、
スマートホーム機器の、予め設定された範囲内の訪客情報により確定される状態である目標状態を取得するための取得ユニットと、
前記目標状態に対応する操作を実行するための実行ユニットとを含む。
【0026】
また、前記取得ユニットは、
前記予め設定された範囲内の訪客情報を取得するための訪客情報取得サブユニットと、
前記訪客情報により前記スマートホーム機器の目標状態を確定するための目標状態確定サブユニットとを含むことが好ましい。
【0027】
また、前記訪客情報取得サブユニットは、
前記予め設定された範囲内のルーターと通信接続を確立するための接続確立モジュールと、
前記通信接続により、予め設定された時間周期で前記ルーターから前記予め設定された範囲内の、前記ルーターに接続する訪客機器の機器識別子を含む訪客機器リストを取得するためのリスト取得モジュールとを含むことが好ましい。
【0028】
また、前記目標状態確定サブユニットは、
現在の時間周期で取得された訪客機器リストに含まれる機器識別子の第1識別子数量と、その前の時間周期で取得された訪客機器リストに含まれる機器識別子の第2識別子数量とを比較するための識別子数量比較モジュールと、
比較結果により、前記第2識別子数量が前記第1識別子数量より大きい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が作業状態であると確定し、前記第2識別子数量が前記第1識別子数量より小さい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が静音状態或は停止状態であると確定するための第1目標状態確定モジュールとを含むことが好ましい。
【0029】
また、前記訪客情報取得サブユニットは、
予め設定された時間周期で前記予め設定された範囲内の訪客来訪画像を取得するための訪客来訪画像取得モジュールと、
前記訪客来訪画像における訪客数量を識別するための訪客数量識別モジュールとを含むことが好ましい。
【0030】
また、前記訪客来訪画像取得モジュールは、
前記スマートホーム機器に組み込まれた撮影装置を起動するための撮影装置起動サブモジュールと、
前記スマートホーム機器が前記予め設定された範囲内で移動する時に、前記撮影装置が予め設定された時間周期で撮像した訪客来訪画像を取得するための訪客画像取得サブモジュールとを含むことが好ましい。
【0031】
また、前記訪客来訪画像取得モジュールは、
前記予め設定された範囲内の訪客来訪画像を撮像するためのスマート撮影機器と通信接続を確立するための第1通信接続確立サブモジュールと、
前記通信接続により、予め設定された時間周期で前記スマート撮影機器から訪客来訪画像を取得するための第1訪客画像取得サブモジュールとを含むことが好ましい。
【0032】
また、前記訪客来訪画像取得モジュールは、
前記予め設定された範囲内の、スマート撮影機器により撮像された前記予め設定された範囲内の訪客来訪画像を受信するためのルーターと通信接続を確立するための第2通信接続確立サブモジュールと、
前記通信接続により、前記ルーターが予め設定された時間周期で転送した訪客来訪画像を受信するための第2訪客画像取得サブモジュールとを含むことが好ましい。
【0033】
また、前記目標状態確定サブユニットは、
現在の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別された第1訪客数量と、その前の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別された第2訪客数量とを比較するための訪客数量比較モジュールと、
比較結果により、前記第2訪客数量が前記第1訪客数量より大きい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が作業状態であると確定し、前記第2訪客数量が前記第1訪客数量より小さい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が静音状態或は停止状態であると確定するための第2目標状態確定モジュールとを含むことが好ましい。
【0034】
また、前記訪客情報取得サブユニットは、
前記予め設定された範囲内のメンバー情報を取得するためのメンバー情報取得モジュールと、
前記メンバー情報から訪客情報を識別するための訪客情報識別モジュールとを含むことが好ましい。
【0035】
また、前記訪客情報識別モジュールは、
前記メンバー情報がルーターに整備されているメンバー機器リストである時に、予め保存されているホスト機器のホスト機器識別子を取得するためのホスト機器識別子取得サブモジュールと、
前記メンバー機器リストから前記ホスト機器識別子を削除して、訪客機器の訪客機器識別子により構成されている訪客機器リストを取得するための訪客機器リスト取得サブモジュールとを含むことが好ましい。
【0036】
また、前記訪客情報識別モジュールは、
前記メンバー情報が前記予め設定された範囲内で撮像されたメンバー画像である時に、予め保存されているホスト画像を取得するためのホスト画像取得サブモジュールと、
顔認識アルゴリズムにより前記メンバー画像から前記ホスト画像を削除して、訪客来訪画像を取得するための訪客来訪画像取得サブモジュールとを含むことが好ましい。
【0037】
また、前記取得ユニットは、
状態指示コマンドを受信するための指示コマンド受信サブユニットと、
前記状態指示コマンドから前記スマートホーム機器の目標状態を取得するための目標状態取得サブユニットとを含むことが好ましい。
【0038】
また、前記指示コマンド受信サブユニットは、
ルーターから送信された、前記ルーターが訪客機器リストにより確定した前記目標状態或は前記ルーターがスマート撮影機器により撮像された訪客来訪画像により確定した前記目標状態を含む状態指示コマンドを受信するための第1指示コマンド受信モジュールと、
スマート撮影機器から送信された、前記スマート撮影機器が撮像された訪客来訪画像により確定した前記目標状態を含む状態指示コマンドを受信するための第2指示コマンド受信モジュールと、のうちの少なくとも1つを含むことが好ましい。
【0039】
また、前記取得ユニットに取得された前記目標状態が作業状態であり、且つ前記目標状態に対応する操作が掃除操作である時に、前記実行ユニットは、
前記予め設定された範囲内の訪客の活動エリアを取得するとともに、前記活動エリア内で掃除操作を実行するための第1実行サブユニットと、
前記予め設定された範囲内の訪客の活動経路を取得するとともに、前記活動経路により掃除操作を実行するための第2実行サブユニットと、のうちの少なくとも1つを含むことが好ましい。
【0040】
また、前記第1実行サブユニットは、
前記予め設定された範囲内の訪客に携帯されている機器に対して測位することにより、前記訪客の位置情報を取得するための測位位置情報取得モジュールと、
前記訪客の位置情報により確定される範囲を前記訪客の活動エリアとするための活動エリア確定モジュールとを含むことが好ましい。
【0041】
また、前記第2実行サブユニットは、
前記予め設定された範囲内の訪客に携帯されている機器に対して測位・追跡することにより、前記訪客の位置変化情報を取得するための測位・追跡情報取得モジュールと、
前記位置変化情報により前記訪客の活動経路を確定するための活動経路確定モジュールとを含むことが好ましい。
【0042】
本発明の実施例における第4態様によると、他のスマートホーム機器を制御する装置が提供され、該装置は、
予め設定された範囲内の訪客情報を取得するための取得ユニットと、
前記訪客情報によりスマートホーム機器の目標状態を確定するための確定ユニットと、
前記スマートホーム機器に状態指示コマンドを送信することにより、前記スマートホーム機器が前記目標状態を含む前記状態指示コマンドにより、前記目標状態に対応する操作を実行するための第1送信ユニットとを含むことが好ましい。
【0043】
また、前記取得ユニットは、
予め設定された時間周期でルーターに接続する訪客機器の機器識別子を含む訪客機器リストを取得するためのリスト取得サブユニットと、
予め設定された時間周期でスマート撮影機器により撮像された前記予め設定された範囲内の画像である訪客来訪画像を取得するための画像取得サブユニットと、のうちの少なくとも1つを含むことが好ましい。
【0044】
また、前記確定ユニットは、
前記リスト取得サブユニットが現在の時間周期で取得した訪客機器リストに含まれる機器識別子の第1識別子数量と、その前の時間周期で取得した訪客機器リストに含まれる機器識別子の第2識別子数量とを比較するための識別子数量比較サブユニットと、
比較結果により、前記第2識別子数量が前記第1識別子数量より大きい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が作業状態であると確定し、前記第2識別子数量が前記第1識別子数量より小さい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が静音状態或は停止状態であると確定するための第1目標状態確定サブユニットとを含むことが好ましい。
【0045】
また、前記確定ユニットは、
前記画像取得サブユニットが現在の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別した第1訪客数量と、その前の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別した第2訪客数量とを比較するための訪客数量比較サブユニットと、
比較結果により、前記第2訪客数量が前記第1訪客数量より大きい時に、前記予め設定された範囲から離れた訪客がいると確定し、前記第2訪客数量が前記第1訪客数量より小さい時に、前記予め設定された範囲に入った訪客がいると確定するための第2目標状態確定サブユニットとを含むことが好ましい。
【0046】
また、前記装置は、
前記スマートホーム機器が前記訪客情報により前記スマートホーム機器の目標状態を確定するように、予め設定された時間周期で前記訪客情報を前記スマートホーム機器に送信するための第2送信ユニットをさらに含み、
その中に、前記訪客情報が、
ルーターに接続する訪客機器の機器識別子を含む訪客機器リスト、或は、
スマート撮影機器により撮像された前記予め設定された範囲内の画像である訪客来訪画像を含むことが好ましい。
【0047】
本発明の実施例における第5態様によると、他のスマートホーム機器を制御する装置が提供され、該装置は、プロセッサーと、プロセッサーが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリとを含み、その中に、前記プロセッサーが、
スマートホーム機器の、予め設定された範囲内の訪客情報により確定される状態である目標状態を取得し、
前記目標状態に対応する操作を実行するように配置されている。
【0048】
本発明の実施例における第6態様によると、他のスマートホーム機器を制御する装置が提供され、該装置は、プロセッサーと、プロセッサーが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリとを含み、その中に、前記プロセッサーが、
予め設定された範囲内の訪客情報を取得し、
前記訪客情報によりスマートホーム機器の目標状態を確定し、
前記スマートホーム機器が前記目標状態を含む状態指示コマンドにより前記目標状態に対応する操作を実行するように前記スマートホーム機器に前記状態指示コマンドを送信するように配置されている。
本発明のその他の局面は、
プロセッサに実行されることにより、前記方法を実現することを特徴とするプログラムを提供する。
本発明のその他の局面は、
前記プログラムが記録された記録媒体を提供する。
【0049】
本発明の実施例に提供された技術方案は、下記の有益な効果を含む。
【0050】
本発明におけるスマートホーム機器が予め設定された範囲内の訪客情報により確定された目標状態を取得するとともに、目標状態に対応する操作を実行することができる。スマートホーム機器が訪客の来訪情況により柔軟に異なる操作を実行することができるので、作業効果を向上できる。特に予め設定された範囲内に訪客が多い時に、自動的に通常ではない作業状態に入ることができるため、移動やノイズにより訪客に迷惑を掛けてしまうことを避けることができ、スマートホーム機器の全体的な機能を向上することができる。
【0051】
本発明においてスマートホーム機器自体が主動的に取得した予め設定された範囲内の訪客情報により、目標状態を確定することができる、又は、予め設定された範囲内の他の機器に送信された状態指示コマンドから他の機器に確定された目標状態を取得することができる。このため、スマートホーム機器が予め設定された範囲内における機器のレイアウト及びネットワーク構築情況を充分に利用して、異なる方式を採用して柔軟に目標状態を取得することができる。
【0052】
本発明において予め設定された範囲内にルーターが設置されている時に、スマートホーム機器がルーターに整備されている訪客機器リストにおける機器識別子数量の変化情況に応じて訪客の来訪情況を判断することにより、スマートホーム機器の目標状態を確定することができる。ルーターに接続する機器で訪客機器リストを整備することがルーターの通常な機能であるため、訪客機器リストを利用して訪客の来訪情況を便利且つ迅速に判断することにより、スマートホーム機器の目標状態を正確に確定することができる。
【0053】
本発明においてスマートホーム機器が予め設定された範囲内で撮像された訪客来訪画像における訪客数量の変化情況を分析することにより、訪客の来訪情況を判断して、スマートホーム機器の目標状態を確定することもできる。予め設定された範囲内の複数種類の機器全てに撮影機能を組み込むことができるため、該撮影機能を利用して訪客来訪画像を撮像することにより訪客の来訪情況をリアルタイム且つ迅速に取得することができ、そして、スマートホーム機器の目標状態を正確に確定することができる。
【0054】
本発明においてスマートホーム機器が自体に組み込まれた撮影機能を利用して訪客来訪画像を取得することができるが、スマートホーム機器と直接接続されたスマート撮影機器により撮像された訪客来訪画像を取得することもでき、予め設定された範囲内で全てのスマート機器が直接にルーターに接続されている時に、ルーターに転送された該スマート撮影機器により撮像された訪客来訪画像を取得することもできる。このように、訪客来訪画像の取得方式が様々であり、異なるスマートネットワーク構築環境に適用できる。
【0055】
本発明においてスマートホーム機器が予め設定された範囲内のメンバー情報から訪客情報を識別することができ、メンバー情報におけるホスト情報と訪客情報とを区別することにより、該訪客情報により目標状態をより正確に確定することができる。
【0056】
本発明においてスマートホーム機器が作業状態において掃除操作を実行する時に、予め設定された範囲内の訪客の活動エリア、或は訪客の活動経路により、相応的な掃除操作をすることができるため、スマートホーム機器の作業方式を広げて、スマートホーム機器の作業の融通性をさらに向上することができる。
【0057】
上記の一般な説明及び後述の詳細な説明は、例示及び解釈のためのものだけであり、本発明を限定するためのものではない。
【発明を実施するための形態】
【0059】
ここで例示するための実施例を詳細に説明し、その例示が図面に示された。以下の説明は、別途に特に示されているもの以外に、異なる図面における同じ符号が同一又は類似する要素を表す図面を参照する。以下の例示するための実施例に記載の実施の形態が本発明と一致する全ての実施の形態を代表するものではない。逆に、これらは特許請求の範囲に記載の本発明の一部の態様と一致する装置及び方法の例に過ぎない。
【0060】
本発明に使用されている用語は特定の実施例を説明することだけを目的とし、本発明を制限するものではない。本発明及び添付の特許請求の範囲において使用されている単数形である「1種」、「前記」及び「該」とは、前後文において意味を明確に表明する以外に、複数形も含む。更に理解すべきであるのは、本文において使用されている用語である「及び/或は」とは、1つ或は複数の関連する示された項目の如何なる組合せ或は全ての実現できる組合せを含む。
【0061】
理解すべきであるのは、本発明において用語である第1、第2、第3などを採用して各種の情報を記述しているが、これらの情報がこれらの用語に限らない。これらの用語が同じ類型の情報を互いに区分するために用いられる。例えば、本発明の範囲から逸脱しない情況において、第1情報が第2情報にも称されることができ、これと類似するが、第2情報が第1情報にも称されることができる。例えば、ここで使用されている用語である「・・・場合」とは、「・・・時」、「・・・時点で」或は「確定に応じて」、「相応的に」に解釈されてもよく、前後関係により決められる。
【0062】
図1は、1つの例示するための実施例により示されたスマートホーム機器を制御する方法のフローチャートである。
図1に示すように、該方法がスマートホーム機器に用いられ、ステップ101と、ステップ102とを含む。
【0063】
ステップ101において、スマートホーム機器の目標状態を取得し、該目標状態が予め設定された範囲内の訪客情報により確定される状態である。
【0064】
本実施例における予め設定された範囲は、具体的に家庭場所、工作場所などを指す。該予め設定された範囲内に通常にネットワークに接続するためのスマートルーター(ルーターと略称される。)が設置されて、若干該ルーターに接続可能なスマートホーム機器、スマート撮影機器なども設置されている。スマートホーム機器を具体的には予め設定された範囲内で移動可能なスマート掃除機器、例えば、掃除ロボットにすることが可能である。
【0065】
該予め設定された範囲内の訪客が流動性という特徴を有するので、本発明の実施例において、目標状態に対応する操作を実行するように、予め設定された範囲内の訪客情報によりスマートホーム機器の目標状態を確定することにより、スマートホーム機器の作業効果を向上する。スマートホーム機器が目標状態を取得する方式として、下記のいずれかの方式を採用することができる。
【0066】
第1種の方式:スマートホーム機器が予め設定された範囲内の訪客情報を取得するとともに、訪客情報により前記スマートホーム機器の目標状態を確定する。
【0067】
スマートホーム機器が予め設定された範囲内のルーターと通信接続を確立した後、予め設定された時間周期でルーターから予め設定された範囲内の訪客機器リストを取得することができる。該訪客機器リストは、ルーターに接続する訪客機器の機器識別子を含む。スマートホーム機器は、現在の時間周期で取得された訪客機器リストに含まれる機器識別子の第1識別子数量と、その前の時間周期で取得された訪客機器リストに含まれる機器識別子の第2識別子数量とを比較して、比較結果により、第2識別子数量が第1識別子数量より大きい時に、スマートホーム機器の目標状態が作業状態であると確定し、第2識別子数量が前記第1識別子数量より小さい時に、スマートホーム機器の目標状態が静音状態或は停止状態であると確定する。
【0068】
或は、スマートホーム機器が予め設定された時間周期で予め設定された範囲内の訪客来訪画像を取得することも可能である。該訪客来訪画像は、スマートホーム機器自体に組み込まれた撮影装置に撮像されてもよく、予め設定された範囲内のスマート撮影機器により撮像されたとともにスマートホーム機器に送信されてもよく、ルーターで該スマート撮影機器により撮像された訪客来訪画像をスマートホーム機器に転送してもよい。その後、スマートホーム機器が訪客来訪画像における訪客数量を識別して、現在の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別された第1訪客数量と、その前の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別された第2訪客数量とを比較して、比較結果により、第2訪客数量が第1訪客数量より大きい時に、スマートホーム機器の目標状態が作業状態であると確定し、第2訪客数量が第1訪客数量より小さい時に、スマートホーム機器の目標状態が静音状態或は停止状態であると確定する。
【0069】
或は、スマートホーム機器が予め設定された範囲内のメンバー情報を先に取得して、且つ、該メンバー情報から訪客情報を識別することも可能である。メンバー情報がルーターに整備されているメンバー機器リストである時に、予め保存されているホスト機器のホスト機器識別子を取得し、その後、メンバー機器リストからホスト機器識別子を削除して、訪客機器の訪客機器識別子により構成されている訪客機器リストを取得することができる。メンバー情報が予め設定された範囲内で撮像されたメンバー画像である時に、予め保存されているホスト画像を取得し、その後、顔認識アルゴリズムによりメンバー画像からホスト画像を削除して、訪客来訪画像を取得することができる。説明する必要があるのは、上記したメンバー情報が予め設定された時間周期で取得されることもできる。メンバー情報がメンバー画像である時に、該メンバー画像がスマートホーム機器自体に組み込まれた撮影装置で撮像されてもよく、或はスマート撮影機器により撮像されたとともにスマートホーム機器に送信してもよく、或はルーターで該スマート撮影機器により撮像されたメンバー画像をスマートホーム機器に転送してもよく、本発明の実施例においてこれに対して限定しない。
【0070】
第2種の方式:スマートホーム機器が状態指示コマンドを受信して、該状態指示コマンドからスマートホーム機器の目標状態を取得する。
【0071】
スマートホーム機器がルーターから送信された状態指示コマンドを受信することができる。該状態指示コマンドは、ルーターが訪客機器リストにより確定されたスマートホーム機器の目標状態、或はルーターがスマート撮影機器により撮像された訪客来訪画像により確定されたスマートホーム機器の目標状態を含む。
【0072】
或は、スマートホーム機器がスマート撮影機器から送信された状態指示コマンドを受信することも可能であり、該状態指示コマンドは、スマート撮影機器が撮像された訪客来訪画像により確定されたスマートホーム機器の目標状態を含む。
【0073】
ステップ102において、目標状態に対応する操作を実行する。
【0074】
本発明の実施例において、スマートホーム機器の目標状態が作業状態である時に、スマートホーム機器が予め設定された範囲内で作業することができ、スマートホーム機器の目標状態が静音状態である時に、スマートホーム機器が予め設定された範囲内で静音作業することができ、スマートホーム機器の目標状態が停止状態である時に、スマートホーム機器が作業を停止する。
【0075】
スマートホーム機器がスマート掃除機器であることを例として、スマート掃除機器に取得された目標状態が作業状態である時に、該スマート掃除機器が下記の異なる方式で該作業状態に対応する掃除操作を実行する。
【0076】
第1種の方式:スマート掃除機器が予め設定された範囲内の訪客の活動エリアを取得した後、該活動エリア内で掃除操作を実行することができる。スマート掃除機器が予め設定された範囲内の訪客に携帯されている機器に対して測位することにより、訪客の位置情報を取得することができる。訪客がスマートフォンを携帯することを例とすると、スマートフォンに組み込まれたGPS(Global Positioning System、全地球測位システム)モジュールにより該スマートフォンの位置情報を取得して、該位置情報により確定された範囲を訪客の活動エリアとすることができる。例えば、各訪客の位置情報における位置座標を円心として、予め設定された長さを半径として該訪客の円形活動範囲を確定して、全ての訪客の円形活動範囲により構成されたエリアを確定された訪客の活動エリアとする。
【0077】
第2種の方式:スマート掃除機器が予め設定された範囲内の訪客の活動経路を取得した後、該活動経路により掃除操作を実行することができる。スマート掃除機器が予め設定された範囲内の訪客に携帯されている機器に対して測位・追跡することにより、訪客の位置変化情報を取得することができる。該訪客の位置変化情報とは、訪客が一定の時間内に異なる位置で活動する時に生成される位置座標の集合であり、該位置変化情報により訪客の活動経路を確定することができる。例えば、位置座標集合における位置座標の連続した取得順番で、位置座標をラインで接続して、該ラインが訪客の活動経路とすることができる。
【0078】
上記した実施例から分かるように、該実施例においてスマートホーム機器が予め設定された範囲内の訪客情報により確定された目標状態を取得するとともに、目標状態に対応する操作を実行することができる。スマートホーム機器が訪客の来訪情況により柔軟に異なる操作を実行することができるので、作業効果を向上できる。特に予め設定された範囲内に訪客が多い時に、自動的に通常ではない作業状態に入ることができるため、移動やノイズにより訪客に迷惑を掛けてしまうことを避けることができるので、スマートホーム機器の全体的な機能が向上した。
【0079】
図2は、1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する方法のフローチャートである。
図2に示すように、該方法がルーターに用いられ、ステップ201と、ステップ202と、ステップ203とを含む。
【0080】
ステップ201において、予め設定された範囲内の訪客情報を取得する。
【0081】
本実施例における予め設定された範囲は、具体的に家庭場所、工作場所などを指す。該予め設定された範囲内に通常にネットワークに接続するためのスマートルーターが設置され、それが従来のルーティング機能を有するだけではなく、独立なオペレーティングシステム及び磁気ディスクがさらに含まれ、ルーターと略称される。該予め設定された範囲内に該ルーターに接続できる若干のスマートホーム機器、スマート撮影機器などが設置されている。スマートホーム機器は、具体的には予め設定された範囲内で移動可能なスマート掃除機器であり、例えば、掃除ロボットである。
【0082】
該予め設定された範囲内の訪客が流動性という特徴を有するので、本発明の実施例においてルーターで予め設定された範囲内の訪客情報を取得することが可能であり、そして、予め設定された範囲内の訪客情報によりスマートホーム機器の目標状態を確定することができる。これにより、スマートホーム機器が該目標状態に対応する操作を実行することができ、スマートホーム機器の作業効果を向上した。ルーターが予め設定された範囲内の訪客情報を取得する方式として、下記の何れか1種の方式を採用することが可能である。
【0083】
第1種の方式:ルーターで、予め設定された時間周期で訪客機器リストを取得し、該訪客機器リストに該ルーターに接続する訪客機器の機器識別子が含まれる。
【0084】
第2種の方式:ルーターで、予め設定された時間周期で訪客来訪画像を取得し、該訪客来訪画像がスマート撮影機器により撮像された、予め設定された範囲内の画像である。
【0085】
ステップ202において、訪客情報によりスマートホーム機器の目標状態を確定する。
【0086】
ステップ201において、ルーターが予め設定された範囲内の訪客情報を取得するには採用される異なる方式に対応して、本ステップにおいて、ルーターが下記の対応する方式を採用してスマートホーム機器の目標状態を確定することができる。
【0087】
ステップ201における第1種の方式に対応するように、ルーターが現在の時間周期で取得された訪客機器リストに含まれる機器識別子の第1識別子数量と、その前の時間周期で取得された訪客機器リストに含まれる機器識別子の第2識別子数量とを比較し、比較結果により、第2識別子数量が第1識別子数量より大きい時に、該予め設定された範囲から離れた訪客がいると意味し、従って、スマートホーム機器の目標状態が作業状態であると確定できる、第2識別子数量が第1識別子数量より小さい時に、該予め設定された範囲に入った訪客がいると意味し、従って、スマートホーム機器の目標状態が静音状態或は停止状態であると確定できる。
【0088】
ステップ201における第2種の方式に対応するように、ルーターが現在の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別された第1訪客数量と、その前の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別された第2訪客数量とを比較して、比較結果により、第2訪客数量が第1訪客数量より大きい時に、該予め設定された範囲から離れた訪客がいると意味し、従って、スマートホーム機器の目標状態が作業状態であると確定でき、第2訪客数量が第1訪客数量より小さい時に、該予め設定された範囲に入った訪客がいると意味し、従って、スマートホーム機器の目標状態が静音状態或は停止状態であると確定できる。
【0089】
ステップ203において、スマートホーム機器が目標状態を含む状態指示コマンドにより目標状態に対応する操作を実行するようにスマートホーム機器に状態指示コマンドを送信する。
【0090】
好ましいのは、上記した実施例において、ルーターが予め設定された範囲内の訪客情報を取得した後、スマートホーム機器が訪客情報によりスマートホーム機器の目標状態を確定するように、予め設定された時間周期で訪客情報をスマートホーム機器に送信する。訪客情報が訪客機器リスト或は訪客来訪画像を含み、該訪客機器リストがルーターに接続する訪客機器の機器識別子を含み、該訪客来訪画像がスマート撮影機器により撮像された、予め設定された範囲内の画像である。
【0091】
上記した実施例から分かるように、該実施例においてルーターが予め設定された範囲内の訪客情報によりスマートホーム機器の目標状態を確定し、そして、スマートホーム機器が目標状態を含む状態指示コマンドを受信した後、目標状態に対応する操作を実行することができる。スマートホーム機器が訪客の来訪情況により柔軟に異なる操作を実行することができるので、作業効果を向上できる。特に予め設定された範囲内に訪客が多い時に、自動的に通常ではない作業状態に入ることができるため、移動やノイズにより訪客に迷惑を掛けてしまうことを避けることができるので、スマートホーム機器の全体的な機能が向上した。
【0092】
以下、異なる応用シーンを結合しながら、本発明の実施例を詳細に説明し、その中に、スマートホーム機器をスマート掃除機器とする。
【0093】
図3Aは、1つの例示するための実施例により示されたスマートホーム機器を制御する応用シーンの概略図である。
【0094】
図3Aに示された応用シーンにおいて、スマート掃除機器自体に撮影装置が組み込まれ、スマート掃除機器が予め設定された範囲内で移動する時に、該撮影装置により訪客来訪画像を撮像することができるとともに、該訪客来訪画像から訪客数量の変化情況を識別することができるため、該変化情況により目標状態が作業状態、或は静音状態であると確定する。
【0095】
図3Bは、
図3Aに関するスマートホーム機器を制御する方法のフローチャートである。
図3Bに示すように、該方法は、ステップ301〜ステップ306を含む。
【0096】
ステップ301において、スマート掃除機器が組み込まれた撮影装置を起動する。
【0097】
ステップ302において、スマート掃除機器が予め設定された範囲内で移動する時に、撮影装置が予め設定された時間周期で撮像された訪客来訪画像を取得する。
【0098】
本実施例において、スマート掃除機器は、撮影装置が訪客来訪画像を撮像するようにコントロールする時に、スマート掃除機器の省エネルギーのために、該撮影装置が予め設定された時間周期で撮像することができる。例えば、該時間周期が5分間であり、撮像時間ではない時に、撮影装置が休眠状態に入る。
【0099】
ステップ303において、スマート掃除機器が訪客来訪画像における訪客数量を識別する。
【0100】
本実施例において、スマート掃除機器が計算機能を有し、係る技術における如何なる画像認識アルゴリズムを採用して訪客来訪画像における訪客数量に対して識別することができ、具体的な識別過程についてここで説明を省略する。
【0101】
ステップ304において、スマート掃除機器は、第2訪客数量が第1訪客数量より大きいか否かを判断し、「YES」であれば、ステップ305を実行し、そうでないと、ステップ306を実行する。
【0102】
隣接する2つの時間周期、例えば、現在の時間周期と該現在の時間周期より前の時間周期に対して、ステップ303において現在の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別された訪客数量を第1訪客数量とし、その前の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別された訪客数量を第2訪客数量とすれば、スマート掃除機器が第2訪客数量と第1訪客数量との大きさを比較できる。第2訪客数量が第1訪客数量より大きい場合、現在の時間周期がその前の時間周期と比較して、該予め設定された範囲から離れた訪客がいると意味し、第2訪客数量が第1訪客数量より小さい場合、現在の時間周期がその前の時間周期と比較して、該予め設定された範囲に入った訪客がいると意味する。
【0103】
ステップ305において、スマート掃除機器の目標状態が作業状態であると確定するとともに、該予め設定された範囲内で掃除操作を実行して、現在のプロセスを終わらせる。
【0104】
ステップ306において、スマート掃除機器の目標状態が停止状態であると確定して、スマート掃除機器が静音状態になり、現在のプロセスを終わらせる。
【0105】
上記した実施例から分かるように、スマート掃除機器が自体に組み込まれた撮影装置により予め設定された範囲内の訪客来訪画像を取得し、訪客来訪画像により目標状態を確定するとともに、目標状態に対応する操作を実行することができる。スマートホーム機器が訪客の来訪情況により柔軟に異なる操作を実行することができるので、作業効果を向上でき、特に予め設定された範囲内に訪客が多い時に、自動的に通常ではない作業状態に入ることができるため、移動やノイズにより訪客に迷惑を掛けてしまうことを避けることができるので、スマートホーム機器の全体的な機能が向上した。且つ、スマート掃除機器自体の撮影装置で訪客来訪画像を撮像することにより訪客の来訪情況をリアルタイム且つ快速に取得できるため、スマート掃除機器の目標状態を正確に確定することができる。
【0106】
図4Aは、1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する応用シーンの概略図である。
【0107】
図4A示された応用シーンにおいて、スマート掃除機器がルーターに接続した後、ルーターとの間でWiFi(Wireless Fidelity、ワイヤレスフィデリィティ)通信接続を確立する。ルーターが予め設定された範囲内のネットワーク接続機器として動作し、該予め設定された範囲に入った如何なる機器がインターネットに接続しようとする場合、先ず該ルーターに接続する必要がある。このため、ルーターが訪客機器リストを整備することにより現在インターネットに接続する機器の情況を確定でき、該訪客機器リストが具体的に現在インターネットに接続する機器の機器識別子を含む。例えば、該機器識別子は、具体的に機器のMAC(Media Access Control、媒体アクセス制御層)アドレスである。ルーターは、確立された通信接続を介して訪客機器リストをスマート掃除機器に送信し、スマート掃除機器が該訪客機器リストから識別子数量の変化情況を確定し、そして、該変化情況により目標状態が作業状態或は停止状態であると確定する。
【0108】
図4Bは、
図4Aに関するスマートホーム機器を制御する方法のフローチャートである。
図4Bに示すように、該方法は、ステップ401〜ステップ405を含む。
【0109】
ステップ401において、スマート掃除機器が予め設定された範囲内のルーターと通信接続を確立する。
【0110】
ステップ402において、スマート掃除機器が該通信接続により、予め設定された時間周期でルーターから予め設定された範囲内の訪客機器リストを取得し、該訪客機器リストがルーターに接続する訪客機器の機器識別子を含む。
【0111】
本実施例において、予め設定された範囲内でインターネットに接続している機器の変化情況により、ルーターで訪客機器リストにおける機器識別子をリアルタイムに整備するが、スマート掃除機器が該訪客機器リストをリアルタイムに取得する必要がなく、訪客来訪の一般的な変化情況により、予め設定された時間周期でルーターから訪客機器リストを取得する。例えば、該時間周期は5分間である。
【0112】
ステップ403において、スマート掃除機器は、第2識別子数量が第1識別子数量より大きいか否かを判断し、「YES」であれば、ステップ404を実行し、そうでないと、ステップ405を実行する。
【0113】
隣接する2つの時間周期、例えば、現在の時間周期と該現在の時間周期より前の時間周期に対して、スマート掃除機器が現在の時間周期で取得された訪客機器リストから確定された識別子数量を第1識別子数量とし、その前の時間周期で取得された訪客機器リストから確定された識別子数量を第2識別子数量とすれば、スマート掃除機器が第2識別子数量と第1識別子数量との大きさを比較することができる。第2識別子数量が第1識別子数量より大きい場合、現在の時間周期がその前の時間周期と比較して、該予め設定された範囲から離れた訪客がいると意味し、第2識別子数量が第1識別子数量より小さい場合、現在の時間周期がその前の時間周期と比較して、該予め設定された範囲に入った訪客がいると意味する。
【0114】
ステップ404において、スマート掃除機器の目標状態が作業状態であると確定するとともに、該予め設定された範囲内で掃除操作を実行し、現在のプロセスを終わらせる。
【0115】
ステップ405において、スマート掃除機器の目標状態が停止状態であると確定し、スマート掃除機器が停止状態になり、現在のプロセスを終わらせる。
【0116】
説明する必要があるのは、
図4Aに示された応用シーンを応用する他の実施例において、
図4Bに示されたプロセスと異なり、ルーターで現在の時間周期で取得された訪客機器リストから第1識別子数量を確定し、その前の時間周期で取得された訪客機器リストから第2識別子数量を確定するとともに、上記した第1識別子数量と第2識別子数量との比較結果によりスマート掃除機器の目標状態を確定し、その後、スマート掃除機器に該目標状態を含む状態指示コマンドを送信することにより、スマート掃除機器が該状態指示コマンドにより目標状態に対応する操作を直接に実行することができ、本実施例においてこれに対して限定しない。
【0117】
上記した実施例から分かるように、スマート掃除機器がルーターに整備されている予め設定された範囲内の訪客機器リストにより目標状態を確定するとともに、目標状態に対応する操作を実行することができる。スマートホーム機器が訪客の来訪情況により柔軟に異なる操作を実行することができるので、作業効果を向上でき、特に予め設定された範囲内に訪客が多い時に、自動的に通常ではない作業状態に入ることができるため、移動やノイズにより訪客に迷惑を掛けてしまうことを避けることができるので、スマートホーム機器の全体的な機能が向上した。且つ、ルーターに接続する機器により訪客機器リストを整備することがルーターの通常な機能であるため、訪客機器リストを利用して訪客の来訪情況を便利且つ快速に判断することができるので、スマートホーム機器の目標状態を正確に確定することができる。
【0118】
図5Aが1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する応用シーンの概略図である。
【0119】
図5Aに示された応用シーンにおいて、該予め設定された範囲内にスマート撮影機器が設けられて、それが予め設定された範囲内のシーンを撮像することにより、予め設定された範囲内の訪客来訪画像を取得できる。スマート掃除機器は、該スマート撮影機器と通信接続、例えば、ブルートゥース接続などを確立することができる。スマート掃除機器が予め設定された時間周期でスマート撮影機器から訪客来訪画像を取得するとともに、該訪客来訪画像から出訪客数量の変化情況を識別することができるため、該変化情況により目標状態が作業状態或は停止状態であると確定することができる。
【0120】
図5Bは、
図5Aに関するスマートホーム機器を制御する方法のフローチャートである。
図5Bに示すように、該方法は、ステップ501〜ステップ506を含む。
【0121】
ステップ501において、スマート掃除機器がスマート撮影機器と通信接続を確立し、該スマート撮影機器が予め設定された範囲内の訪客来訪画像を撮像するためのものである。
【0122】
ステップ502において、スマート掃除機器が該通信接続により、予め設定された時間周期でスマート撮影機器から訪客来訪画像を取得する。
【0123】
本実施例において、スマート掃除機器の省エネルギーのために、スマート掃除機器が予め設定された時間周期でスマート撮影機器から訪客来訪画像を取得する。例えば、該時間周期は、5分間である。
【0124】
ステップ503において、スマート掃除機器が訪客来訪画像における訪客数量を識別する。
【0125】
本実施例において、スマート掃除機器が計算機能を有し、係る技術における如何なる画像認識アルゴリズムを採用して訪客来訪画像における訪客数量を識別することができるが、具体的な識別過程についてここで説明を省略する。
【0126】
ステップ504において、スマート掃除機器は、第2訪客数量が第1訪客数量より大きいか否かを判断し、「YES」であれば、ステップ505を実行し、そうでないと、ステップ506を実行する。
【0127】
隣接する2つの時間周期、例えば、現在の時間周期と該現在の時間周期より前の時間周期に対して、ステップ503において現在の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別された訪客数量を第1訪客数量とし、この前の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別された訪客数量を第2訪客数量とすれば、スマート掃除機器が第2訪客数量と第1訪客数量との大きさを比較することができる。第2訪客数量が第1訪客数量より大きい場合、現在の時間周期がその前の時間周期と比較して、該予め設定された範囲から離れた訪客がいると意味し、第2訪客数量が第1訪客数量より小さい場合、現在の時間周期がその前の時間周期と比較して、該予め設定された範囲に入った訪客がいると意味する。
【0128】
ステップ505において、スマート掃除機器の目標状態が作業状態であると確定するとともに、該予め設定された範囲内で掃除操作を実行して、現在のプロセスを終わらせる。
【0129】
ステップ506において、スマート掃除機器の目標状態が停止状態であると確定し、スマート掃除機器が停止状態になり、現在のプロセスを終わらせる。
【0130】
説明する必要があるのは、
図5Aに示された応用シーンを応用する他の実施例において、
図5Bに示されたプロセスと異なり、スマート撮影機器が計算機能を有する時に、該スマート撮影機器が係る技術において如何なる画像認識アルゴリズムを採用して訪客来訪画像における訪客数量を識別するとともに、現在の時間周期での第1訪客数量とその前の時間周期での第2訪客数量との比較結果により、スマート掃除機器の目標状態を確定し、その後、スマート掃除機器に該目標状態を含む状態指示コマンドを送信することにより、スマート掃除機器が該状態指示コマンドにより目標状態に対応する操作を直接に実行することができるが、本実施例においてこれに対して限定しない。
【0131】
上記した実施例から分かるように、スマート掃除機器がスマート撮影機器により撮像された、予め設定された範囲内の訪客来訪画像により目標状態を確定するとともに、目標状態に対応する操作を実行することができる。スマートホーム機器が訪客の来訪情況により融通性がよく異なる操作を実行することができるので、作業効果を向上でき、特に予め設定された範囲内に訪客が多い時に、自動的に通常ではない作業状態に入ることができるため、移動やノイズにより訪客に迷惑を掛けてしまうことを避けることができるので、スマートホーム機器の全体的な機能が向上した。
【0132】
図6Aは、1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する応用シーンの概略図である。
【0133】
図6Aに示された応用シーンにおいて、ルーターが予め設定された範囲内のネットワークに接続する機器とし、スマート掃除機器とスマート撮影機器とがそれぞれ該ルーターに接続するとともに、ルーターとの間でWiFi通信接続を確立する。スマート撮影機器が予め設定された範囲内のシーンを撮像することにより、予め設定された範囲内の訪客来訪画像を取得することができ、スマート撮影機器が予め設定された時間周期で訪客来訪画像を確立されたWiFi通信接続によりルーターに送信することができ、ルーターで訪客来訪画像から訪客数量の変化情況を識別するとともに、該変化情況によりスマート掃除機器の目標状態を確定することにより、スマート掃除機器が該目標状態を含む状態指示コマンドにより作業状態或は停止状態に入ると確定するようにスマート掃除機器に状態指示コマンドを送信する。
【0134】
図6Bは、
図6Aに関するスマートホーム機器を制御する方法のフローチャートである。
図6Bに示すように、該方法は、ステップ601〜ステップ608を含む。
【0135】
ステップ601において、予め設定された範囲内のルーターがスマート掃除機器及びスマート撮影機器とそれぞれ通信接続を確立する。
【0136】
ステップ602において、ルーターが確立された通信接続によりスマート撮影機器により撮像された、予め設定された範囲内の訪客来訪画像を受信する。
【0137】
ステップ603において、ルーターが訪客来訪画像における訪客数量を識別する。
【0138】
本実施例において、ルーターが計算機能を有し、それが係る技術における如何なる画像認識アルゴリズムを採用して訪客来訪画像における訪客数量を識別することができるが、具体的な識別過程についてここで説明を省略する。
【0139】
ステップ604において、ルーターは、第2訪客数量が第1訪客数量より大きいか否かを判断し、「YES」であれば、ステップ605を実行し、そうでないと、ステップ607を実行する。
【0140】
隣接する2つの時間周期、例えば、現在の時間周期と該現在の時間周期より前の時間周期に対して、ルーターが現在の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別した訪客数量を第1訪客数量とし、その前の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別した訪客数量を第2訪客数量とすれば、ルーターが第2訪客数量と第1訪客数量との大きさを比較することができ、第2訪客数量が第1訪客数量より大きい場合、現在の時間周期がその前の時間周期と比較して、該予め設定された範囲から離れた訪客がいると意味し、第2訪客数量が第1訪客数量より小さい場合、現在の時間周期がその前の時間周期と比較して、該予め設定された範囲に入った訪客がいると意味する。
【0141】
ステップ605において、ルーターは、スマート掃除機器の目標状態が作業状態であると確定するとともに、スマート掃除機器に作業状態を含む状態指示コマンドを送信する。
【0142】
ステップ606において、スマート掃除機器が状態指示コマンドにより該予め設定された範囲内で掃除操作を実行し、現在のプロセスを終わらせる。
【0143】
ステップ607において、ルーターは、スマート掃除機器の目標状態が停止状態であると確定するとともに、スマート掃除機器に停止状態を含む状態指示コマンドを送信する。
【0144】
ステップ608において、スマート掃除機器が状態指示コマンドにより停止状態に入って、現在のプロセスを終わらせる。
【0145】
説明する必要があるのは、
図6Aに示された応用シーンを応用する他の実施例において、
図6Bに示されたプロセスと異なり、スマート撮影機器自体が計算機能を有する場合、係る技術における如何なる画像認識アルゴリズムを採用して訪客来訪画像における訪客数量を識別するとともに、現在の時間周期での第1訪客数量とその前の時間周期での第2訪客数量との比較結果により、スマート掃除機器の目標状態を確定し、その後、該目標状態をルーターに送信することができ、或は、スマート掃除機器自体が計算機能を有する場合、ルーターがスマート撮影機器から送信された訪客来訪画像を直接にスマート掃除機器に転送して、スマート掃除機器自体が係る技術における如何なる画像認識アルゴリズムを採用して訪客来訪画像における訪客数量を識別するとともに、現在の時間周期での第1訪客数量とその前の時間周期での第2訪客数量との比較結果により、自体の目標状態を確定することができるが、本実施例においてこれに対して限定しない。
【0146】
上記した実施例から分かるように、ルーターが予め設定された範囲内のスマート機器に対して統一に管理することにより、スマート撮影機器により撮像された訪客来訪画像によりスマート掃除機器の目標状態を確定するとともに、目標状態に対応する操作を実行する。スマートホーム機器が訪客の来訪情況により柔軟に異なる操作を実行することができるので、作業効果を向上でき、特に予め設定された範囲内に訪客が多い時に、自動的に通常ではない作業状態に入ることができるため、移動やノイズにより訪客に迷惑を掛けてしまうことを避けることができるので、スマートホーム機器の全体的な機能が向上した。
【0147】
上記したスマートホーム機器を制御する方法の実施例に対応して、本発明はスマートホーム機器を制御する装置及びそれに応用されているスマートホーム機器及びルーターの実施例も提供した。
【0148】
図7は、本発明が1つの例示するための実施例により示されたスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図7に示すように、前記装置は、取得ユニット710と実行ユニット720とを含む。
【0149】
前記取得ユニット710は、前記スマートホーム機器の、予め設定された範囲内の訪客情報により確定される状態である目標状態を取得するように配置されている。
【0150】
前記実行ユニット720は、前記目標状態に対応する操作を実行するように配置されている。
【0151】
上記した実施例において、該装置が予め設定された範囲内の訪客情報により確定された目標状態を取得するとともに、目標状態に対応する操作を実行することができる。スマートホーム機器が訪客の来訪情況により柔軟に異なる操作を実行することができるので、作業効果を向上でき、特に予め設定された範囲内に訪客が多い時に、自動的に通常ではない作業状態に入ることができるため、移動やノイズにより訪客に迷惑を掛けてしまうことを避けることができるので、スマートホーム機器の全体的な機能が向上した。
【0152】
図8Aは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図8Aに示すように、該実施例が上記
図7に示された実施例をベースにするもので、前記取得ユニット710は、訪客情報取得サブユニット711と目標状態確定サブユニット712とを含む。
【0153】
前記訪客情報取得サブユニット711は、前記予め設定された範囲内の訪客情報を取得するように配置されている。
【0154】
前記目標状態確定サブユニット712は、前記訪客情報により前記スマートホーム機器の目標状態を確定するように配置されている。
【0155】
上記した実施例において、該装置が予め設定された範囲内の訪客情報を主動的に取得して、スマートホーム機器の目標状態を確定することができるので、予め設定された範囲内における機器のレイアウト及びネットワーク構築情況を十分に利用して、柔軟に異なる方式を採用して目標状態を取得することができる。
【0156】
図8Bは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図8Bに示すように、該実施例が上記
図8Aに示された実施例をベースにするもので、前記訪客情報取得サブユニット711は、接続確立モジュール7111とリスト取得モジュール7112とを含む。
【0157】
前記接続確立モジュール7111は、前記予め設定された範囲内のルーターと通信接続を確立するように配置されている。
【0158】
前記リスト取得モジュール7112は、前記通信接続により、予め設定された時間周期で前記ルーターから前記予め設定された範囲内の、前記ルーターに接続する訪客機器の機器識別子を含む訪客機器リストを取得するように配置されている。
【0159】
図8Cは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図8Cに示すように、該実施例が上記
図8Bに示された実施例をベースにするもので、前記目標状態確定サブユニット712は、識別子数量比較モジュール7121と第1目標状態確定モジュール7122とを含む。
【0160】
前記識別子数量比較モジュール7121は、現在の時間周期で取得された訪客機器リストに含まれる機器識別子の第1識別子数量と、その前の時間周期で取得された訪客機器リストに含まれる機器識別子の第2識別子数量とを比較するように配置されている。
【0161】
前記第1目標状態確定モジュール7122は、比較結果により、前記第2識別子数量が前記第1識別子数量より大きい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が作業状態であると確定し、前記第2識別子数量が前記第1識別子数量より小さい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が静音状態或は停止状態であると確定する。
【0162】
上記した実施例において、予め設定された範囲内にルーターが設置されている時に、該装置がルーターに整備されている訪客機器リストにおける機器識別子数量の変化情況により、訪客の来訪情況を判断することにより、スマートホーム機器の目標状態を確定することができ、ルーターに接続する機器により訪客機器リストを整備することがルーターの通常な機能であるため、訪客機器リストを利用して訪客の来訪情況を便利且つ快速に判断して、そして、スマートホーム機器の目標状態を正確に確定することができる。
【0163】
図8Dは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図8Dに示すように、該実施例が上記
図8Aに示された実施例をベースとするもので、前記訪客情報取得サブユニット711は、訪客来訪画像取得モジュール7113と訪客数量識別モジュール7114とを含む。
【0164】
前記訪客来訪画像取得モジュール7113は、予め設定された時間周期で前記予め設定された範囲内の訪客来訪画像を取得するように配置されている。
【0165】
前記訪客数量識別モジュール7114は、前記訪客来訪画像における訪客数量を識別するように配置されている。
【0166】
図8Eは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図8Eに示すように、該実施例が上記
図8Dに示された実施例をベースにするもので、前記訪客来訪画像取得モジュール7113は、撮影装置起動サブモジュール71131と訪客画像取得サブモジュール71132とを含む。
【0167】
その中に、前記撮影装置起動サブモジュール71131は、前記スマートホーム機器に組み込まれた撮影装置を起動するように配置されている。
【0168】
前記訪客画像取得サブモジュール71132は、前記スマートホーム機器が前記予め設定された範囲内で移動する時に、前記撮影装置に予め設定された時間周期で撮像された訪客来訪画像を取得するように配置されている。
【0169】
図8Fは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図8Fに示すように、該実施例が上記
図8Dに示された実施例をベースにするもので、前記訪客来訪画像取得モジュール7113は、第1通信接続確立サブモジュール71133と第1訪客画像取得サブモジュール71134とを含む。
【0170】
その中に、前記第1通信接続確立サブモジュール71133は、前記予め設定された範囲内の訪客来訪画像を撮像するためのスマート撮影機器と通信接続を確立するように配置されている。
【0171】
前記第1訪客画像取得サブモジュール71134は、前記通信接続により、予め設定された時間周期で前記スマート撮影機器から訪客来訪画像を取得するように配置されている。
【0172】
図8Gは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図8Gに示すように、該実施例が上記
図8Dに示された実施例をベースにするもので、前記訪客来訪画像取得モジュール7113は、第2通信接続確立サブモジュール71135と第2訪客画像取得サブモジュール71136とを含む。
【0173】
前記第2通信接続確立サブモジュール71135は、前記予め設定された範囲内の、スマート撮影機器により撮像された前記予め設定された範囲内の訪客来訪画像を受信するためのルーターと通信接続を確立するように配置されている。
【0174】
前記第2訪客画像取得サブモジュール71136は、前記通信接続により、前記ルーターに予め設定された時間周期で転送された訪客来訪画像を受信するように配置されている。
【0175】
図8Hは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図8Hに示すように、該実施例が上記
図8Bに示された実施例をベースにするもので、前記目標状態確定サブユニット712は、訪客数量比較モジュール7123と第2目標状態確定モジュール7124とを含む。
【0176】
その中に、前記訪客数量比較モジュール7123は、現在の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別された第1訪客数量と、その前の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別された第2訪客数量とを比較するように配置されている。
【0177】
前記第2目標状態確定モジュール7124は、比較結果により、前記第2訪客数量が前記第1訪客数量より大きい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が作業状態であると確定し、前記第2訪客数量が前記第1訪客数量より小さい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が静音状態或は停止状態であると確定するように配置されている。
【0178】
上記した実施例において、該装置が自体に組み込まれた撮影機能を利用して訪客来訪画像を取得することができるが、スマート撮影機器に直接に接続することにより該スマート撮影機器により撮像された訪客来訪画像を取得することもでき、予め設定された範囲内における全部のスマート機器が全てルーターに直接に接続した時に、ルーターに転送された該スマート撮影機器により撮像された訪客来訪画像を取得することもできる。このように、訪客来訪画像の取得方式が様々であり、異なるスマートネットワーク構築の環境に適用できる。
【0179】
図8Iは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図8Iに示すように、該実施例が上記
図8Aに示された実施例をベースにするもので、前記訪客情報取得サブユニット711は、メンバー情報取得モジュール7115と訪客情報識別モジュール7116とを含む。
【0180】
前記メンバー情報取得モジュール7115は、前記予め設定された範囲内のメンバー情報を取得するように配置されている。
【0181】
前記訪客情報識別モジュール7116は、前記メンバー情報から訪客情報を識別するように配置されている。
【0182】
図8Jは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図8Jに示すように、該実施例が上記
図8Iに示された実施例をベースにするもので、前記訪客情報識別モジュール7116は、ホスト機器識別子取得サブモジュール71161と訪客機器リスト取得サブモジュール71162とを含む。
【0183】
前記ホスト機器識別子取得サブモジュール71161は、前記メンバー情報がルーターに整備されているメンバー機器リストである時に、予め保存されているホスト機器のホスト機器識別子を取得するように配置されている。
【0184】
前記訪客機器リスト取得サブモジュール71162は、前記メンバー機器リストから前記ホスト機器識別子を削除して、訪客機器の訪客機器識別子により構成されている訪客機器リストを取得するように配置されている。
【0185】
図8Kは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図8Kに示すように、該実施例が上記
図8Iに示された実施例をベースにするもので、前記訪客情報識別モジュール7116は、ホスト画像取得サブモジュール71163と訪客来訪画像取得サブモジュール71164とを含む。
【0186】
前記ホスト画像取得サブモジュール71163は、前記メンバー情報が前記予め設定された範囲内で撮像されたメンバー画像である時に、予め保存されているホスト画像を取得するように配置されている。
【0187】
前記訪客来訪画像取得サブモジュール71164は、顔認識アルゴリズムにより前記メンバー画像から前記ホスト画像を削除して、訪客来訪画像を取得するように配置されている。
【0188】
上記した実施例において、スマートホーム機器が予め設定された範囲内のメンバー情報から訪客情報を識別でき、メンバー情報における主人情報と訪客情報とを区別することにより、該訪客情報により目標状態をより正確に確定することができる。
【0189】
図9Aは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図9Aに示すように、該実施例が上記
図7に示された実施例をベースにするもので、前記取得ユニット710は、指示コマンド受信サブユニット713と目標状態取得サブユニット714とを含む。
【0190】
前記指示コマンド受信サブユニット713は、状態指示コマンドを受信するように配置されている。
【0191】
前記目標状態取得サブユニット714は、前記状態指示コマンドから前記スマートホーム機器の目標状態を取得するように配置されている。
【0192】
図9Bは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図9Bに示すように、該実施例が上記
図9Aに示された実施例をベースにするもので、前記指示コマンド受信サブユニット713は、第1指示コマンド受信モジュール7131と第2指示コマンド受信モジュール7132とのうちの少なくとも1つを含む。例示の便利のために、
図9Bには第1指示コマンド受信モジュール7131と第2指示コマンド受信モジュール7132との2つのモジュールが同時に示された。
【0193】
前記第1指示コマンド受信モジュール7131は、ルーターから送信された状態指示コマンドを受信するように配置されて、前記状態指示コマンドに前記ルーターが訪客機器リストにより確定された前記目標状態、或は前記ルーターがスマート撮影機器により撮像された訪客来訪画像により確定された前記目標状態が含まれる。
【0194】
前記第2指示コマンド受信モジュール7132は、スマート撮影機器から送信された状態指示コマンドを受信するように配置されて、前記状態指示コマンドに前記スマート撮影機器が撮像された訪客来訪画像により確定された前記目標状態が含まれる。
【0195】
上記した実施例において、該装置が予め設定された範囲内の他の機器に送信された状態指示コマンドから他の機器に確定された目標状態を取得することができるため、スマートホーム機器が予め設定された範囲内における機器のレイアウト及びネットワーク構築情況を十分に利用して、柔軟に異なる方式を採用して目標状態を取得することができる。
【0196】
図10Aは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図10Aに示すように、該実施例が上記
図7〜
図9の何れかに示された実施例をベースにするもので、前記取得ユニット710に取得された前記目標状態が作業状態であり、且つ、前記目標状態に対応する操作が掃除操作である時に、前記実行ユニット720は、第1実行サブユニット721と第2実行サブユニット722とのうちの少なくとも1つを含む。例示の便利のために、
図10Aに第1実行サブユニット721と第2実行サブユニット722との2つのサブユニットが同時に示された。
【0197】
第1実行サブユニット721は、前記予め設定された範囲内の訪客の活動エリアを取得するとともに、前記活動エリア内で掃除操作を実行するように配置されている。
【0198】
第2実行サブユニット722は、前記予め設定された範囲内の訪客の活動経路を取得するとともに、前記活動経路により掃除操作を実行するように配置されている。
【0199】
上記した実施例において、該装置が作業状態で掃除操作を実行する時に、予め設定された範囲内の訪客の活動エリア、或は訪客の活動経路により、相応的な掃除操作を実行することができるので、該装置の作業方式を広げて、該装置の作業融通性を更に向上した。
【0200】
図10Bは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図10Bに示すように、該実施例が上記
図10Aに示された実施例をベースにするもので、前記第1実行サブユニット721は、測位位置情報取得モジュール7211と活動エリア確定モジュール7212とを含む。
【0201】
前記測位位置情報取得モジュール7211は、前記予め設定された範囲内の訪客に携帯されている機器に対して測位することにより、前記訪客の位置情報を確定するように配置されている。
【0202】
前記活動エリア確定モジュール7212は、前記訪客の位置情報により確定された範囲を前記訪客の活動エリアとするように配置されている。
【0203】
図10Cは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置ブロック図である。
図10Cに示すように、該実施例が上記
図10Aに示された実施例をベースにするもので、前記第2実行サブユニット722は、測位・追跡情報取得モジュール7221と活動経路確定モジュール7222とを含む。
【0204】
前記測位・追跡情報取得モジュール7221は、前記予め設定された範囲内の訪客に携帯されている機器に対して測位・追跡することにより、前記訪客の位置変化情報を取得するように配置されている。
【0205】
前記活動経路確定モジュール7222は、前記位置変化情報により前記訪客の活動経路を確定するように配置されている。
【0206】
上記した
図7〜
図10の何れかに示されたスマートホーム機器を制御する装置の実施例がスマートホーム機器に応用されることが可能である。
【0207】
図11は、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図11に示すように、前記装置は、取得ユニット1110と、確定ユニット1120と、第1送信ユニット1130とを含む。
【0208】
前記取得ユニット1110は、予め設定された範囲内の訪客情報を取得するように配置されている。
【0209】
前記確定ユニット1120は、前記訪客情報によりスマートホーム機器の目標状態を確定するように配置されている。
【0210】
前記第1送信ユニット1130は、前記スマートホーム機器が前記目標状態を含む状態指示コマンドにより前記目標状態に対応する操作を実行するように、前記スマートホーム機器に前記状態指示コマンドを送信するように配置されている。
【0211】
図12は、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図12に示すように、該実施例が上記
図11に示された実施例をベースにするもので、前記取得ユニット1110は、リスト取得サブユニット1111と画像取得サブユニット1112とのうちの少なくとも1つを含む。説明する必要があるのは、例示の便利のために、
図12にリスト取得サブユニット1111と画像取得サブユニット1112との2つのユニットが示された。
【0212】
前記リスト取得サブユニット1111は、予め設定された時間周期で前記ルーターに接続する訪客機器の機器識別子を含む訪客機器リストを取得するように配置されている。
【0213】
前記画像取得サブユニット1112は、予め設定された時間周期でスマート撮影機器により撮像された前記予め設定された範囲内の画像である訪客来訪画像を取得するように配置されている。
【0214】
図13Aは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図13Aに示すように、該実施例が上記
図12に示された実施例をベースにするもので、前記確定ユニット1120は、識別子数量比較サブユニット1121と第1目標状態確定サブユニット1122とを含む。
【0215】
前記識別子数量比較サブユニット1121は、前記リスト取得サブユニットが現在の時間周期で取得した訪客機器リストに含まれる機器識別子の第1識別子数量と、その前の時間周期で取得した訪客機器リストに含まれる機器識別子の第2識別子数量とを比較するように配置されている。
【0216】
前記第1目標状態確定サブユニット1122は、比較結果により、前記第2識別子数量が前記第1識別子数量より大きい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が作業状態でると確定し、前記第2識別子数量が前記第1識別子数量より小さい時に、前記スマートホーム機器の目標状態が静音状態或は停止状態であると確定する。
【0217】
図13Bは、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図13Bに示すように、該実施例が上記
図12に示された実施例をベースにするもので、前記確定ユニット1120は、訪客数量比較サブユニット1123と第2目標状態確定サブユニット1124とを含む。
【0218】
前記訪客数量比較サブユニット1123は、前記画像取得サブユニットが現在の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別した第1訪客数量と、その前の時間周期で取得された訪客来訪画像から識別した第2訪客数量とを比較するように配置されている。
【0219】
前記第2目標状態確定サブユニット1124は、比較結果により、前記第2訪客数量が前記第1訪客数量より大きい時に、前記予め設定された範囲から離れた訪客がいると確定し、前記第2訪客数量が前記第1訪客数量より小さい時に、前記予め設定された範囲に入った訪客がいると確定する。
【0220】
図14は、本発明が1つの例示するための実施例により示された他のスマートホーム機器を制御する装置のブロック図である。
図14に示すように、該実施例が上記
図11〜
図13の何れかに示された実施例をベースにするもので、前記装置は、第2送信ユニット1140をさらに含む。
【0221】
前記第2送信ユニットは、前記スマートホーム機器が前記訪客情報により前記スマートホーム機器の目標状態を確定するように予め設定された時間周期で前記訪客情報を前記スマートホーム機器に送信するように配置されている。
【0222】
その中に、前記訪客情報は、
前記ルーターに接続する訪客機器の機器識別子を含む訪客機器リスト、或は、
スマート撮影機器により撮像された前記予め設定された範囲内の画像である訪客来訪画像を含む。
【0223】
上記した
図11〜
図14の何れかに示されたスマートホーム機器を制御する装置の実施例がルーターに応用されることが可能である。
【0224】
上記した装置における各ユニットの機能及び作用の実現過程が具体的に上記した方法において対応するステップの実現過程を参照するが、ここで説明を省略する。
【0225】
装置に関する実施例に対して、それが方法に関する実施例に基本的に対応しているので、関連部分が方法に関する実施例の部分を参照して説明すればよい。上記に説明した装置の実施例が例示のものだけであり、その中に記載の分離部品として説明されたユニットが物理的には分離されてもよく、分離されなくてもよい。ユニットとして現れる部品が物理的なユニットであってもよく、物理的なユニットではなくてもよい。即ち、1箇所に位置してもよく、複数のネットワークユニットに分布されてもよい。実際のニーズに応じてその中の一部或いは全部のモジュールを選択して本発明態様の目的を実現することが可能である。本分野の当業者として、創造的な労働をしなくても理解且つ実施することができる。
【0226】
相応的には、本発明がスマートホーム機器をさらに提供し、前記スマートホーム機器がプロセッサーと、プロセッサーが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリとを含む。前記プロセッサーは、
前記スマートホーム機器の、予め設定された範囲内の訪客情報により確定される状態である目標状態を取得し、
前記目標状態に対応する操作を実行するように配置されている。
【0227】
相応的には、本発明がルーターをさらに提供し、前記ルーターがプロセッサーと、プロセッサーが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリとを含む。前記プロセッサーは、
予め設定された範囲内の訪客情報を取得し、
前記訪客情報によりスマートホーム機器の目標状態を確定し、
前記スマートホーム機器が前記目標状態を含む状態指示コマンドにより前記目標状態に対応する操作を実行するように前記スマートホーム機器に前記状態指示コマンドを送信するように配置されている。
【0228】
図15は、1つの例示するための実施例により示されたスマートホーム機器を制御する装置1500の構造概略図である。例えば、装置1500がルーター機器として提供され、或はスマートホーム機器として提供される。
図15を参照すると、装置1500は、1つまたは複数のプロセッサーを含む処理アセンブリー1522と、処理アセンブリー1522が実行するコマンド、例えば、アプリケーションプログラムを記憶するためのメモリ1532に代表されるメモリリソースとを含む。メモリ1532に記憶されているアプリケーションプログラムがそれぞれ1系列のコマンドに対応する1つ以上のモジュールを含むことが可能である。また、処理アセンブリー1522は、上記したスマートホーム機器を制御する方法を実行するようにコマンドを実行するように配置されている。
【0229】
装置1500は、装置1500の電源管理を実行するように配置されている電力アセンブリー1526と、装置1500をネットワークに接続するように配置されている有線或いは無線ネットワークのインタフェース1550と、入力/出力(I/O)のインタフェース1558とをさらに含む。装置1500がメモリ1532に記憶されているオペレーティングシステム、例えば、Windows(登録商標) Server、Mac OS XTM、Unix(登録商標)、 Linux(登録商標)、FreeBSDTM或いはこれらと類似するものを操作することが可能である。
【0230】
当業者が明細書を考慮するとともに、ここで開示された発明を実行した後、本発明の他の実施の形態を容易に想到できる。本願は、本発明の全ての変形、用途或は適応的な変化を全て包括することを意図している。これらの変形、用途或は適応的な変化は、本発明において開示されていない本技術分野の公知常識又は慣用技術手段を含む本発明の一般的な原理に従うものである。明細書及び実施例は、例示のものだけであり、本発明の本当の範囲及び主旨が特許請求の範囲により表されることを意図している。
【0231】
本発明は、上記により既に説明されて、且つ図面に示された具体的な構造に限定されず、その範囲から逸脱しない限り、各種の修正及び変更をすることができる。本発明の範囲がその特許請求の範囲により明示される。
【0232】
本願は、出願番号がCN2014107136322であり、出願日が2014年11月28日である中国特許出願に基いて出願されるもので、且つ該中国特許出願に基づく優先権が主張され、該中国特許出願の全部内容がここで参考として全て本願に取込まれる。