(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6229744
(24)【登録日】2017年10月27日
(45)【発行日】2017年11月15日
(54)【発明の名称】電子機器
(51)【国際特許分類】
G06F 1/26 20060101AFI20171106BHJP
H04M 1/00 20060101ALI20171106BHJP
【FI】
G06F1/26 334A
G06F1/26 334B
G06F1/26 331C
H04M1/00 R
【請求項の数】8
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-36545(P2016-36545)
(22)【出願日】2016年2月29日
(65)【公開番号】特開2017-156778(P2017-156778A)
(43)【公開日】2017年9月7日
【審査請求日】2017年3月16日
(73)【特許権者】
【識別番号】710014351
【氏名又は名称】オンキヨー株式会社
(72)【発明者】
【氏名】下澤 大
【審査官】
白石 圭吾
(56)【参考文献】
【文献】
特開2013−21663(JP,A)
【文献】
特開2013−199223(JP,A)
【文献】
特開2007−66060(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 1/26
H04M 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信を行うための無線モジュールと、
前記無線モジュールを制御する無線モジュール制御部と、
メイン制御部と、を備え、
前記メイン制御部は、
前回電源がオンになっていない場合に、電源電圧が供給された後、所定時間内に電源ボタンが押下され、且つ、前記電源ボタンが押下され続けられている状態で、前記無線モジュール制御部を起動しないことを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記メイン制御部は、
前回電源がオンになっていない場合に、電源電圧が供給された後、所定時間内に前記電源ボタンが押下され、且つ、前記電源ボタンが押下され続けられている状態で、所定のボタンが押下された場合に、前記無線モジュールの無線帯域を設定するための特殊モードに移行することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記メイン制御部は、
前記特殊モードにおいて、前記無線モジュール制御部に、帯域設定コマンドを送信することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記メイン制御部は、
前回電源がオンになっている場合に、電源電圧が供給された後、所定時間経過後に前記電源ボタンが押下された場合に、電源をオンすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項5】
前記メイン制御部は、
前回電源がオンになっている場合に、電源電圧が供給された後、所定時間内に前記電源ボタンが押下され、且つ、前記電源ボタンが押下され続けられている状態で、電源をオンすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項6】
前記メイン制御部は、
前回電源がオンになっていない場合に、電源電圧が供給された後、所定時間内に前記電源ボタンが押下され、且つ、前記電源ボタンが押下され続けられている状態で、一部の機能を起動することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項7】
前記メイン制御部は、
前回電源がオンになっていない場合に、電源電圧が供給された後、所定時間内に前記電源ボタンが押下され、且つ、前記電源ボタンが押下され続けられている状態から、前記電源ボタンが押下されなくなった場合に、起動した一部の機能をオフすることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記メイン制御部は、
前回電源がオンになっていない場合に、電源電圧が供給された後、所定時間経過後に前記電源ボタンが押下された場合に、電源をオンしないことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信を行う電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
無線通信を行うため、例えば、5GHz帯の電波が利用されている(例えば、特許文献1参照。)。5GHz帯の電波は、各国において、使用可能な帯域が細かく制限されている。このため、販売国毎に仕向地を区別し、帯域設定をしておく必要がある。しかし、販売台数が少ない国向け用に仕向地設定を行うことは、工数、管理の面から、実施することは困難である。このため、販売店にて、機器毎に、無線の帯域設定を行う必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2015−170977号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、無線モジュールを制御する無線制御マイクロコンピューターと、メインマイクロコンピューターと、が別の構成において、メインマイクロコンピューターからの初期設定前に、無線制御マイクロコンピューターが起動すると、同時に無線モジュールから電波が出力されてしまう場合がある。このとき、無線モジュールに正しい帯域設定を行う前に、電波が出力されると、違法な帯域の電波が含まれてしまう場合がある。
【0005】
本発明の目的は、違法な帯域の電波が出力されることを防止することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明の電子機器は、無線通信を行うための無線モジュールと、前記無線モジュールを制御する無線モジュール制御部と、メイン制御部と、を備え、前記メイン制御部は、前回電源がオンになっていない場合に、電源電圧が供給された後、所定時間内に電源ボタンが押下され、且つ、前記電源ボタンが押下され続けられている状態で、前記無線モジュール制御部を起動しないことを特徴とする。
【0007】
本発明では、メイン制御部は、前回電源がオンになっていない場合に、電源電圧が供給された後、所定時間内に電源ボタンが押下され、且つ、電源ボタンが押下され続けられている状態で、無線モジュール制御部を起動しない。このため、例えば、販売店のスタッフが、プラグをコンセントに接続した後、所定時間内に電源ボタンを押下し、且つ、電源ボタンを押下し続ければ、無線モジュール制御部が起動せず、無線モジュールも起動しない。ここで、前回電源がオンになっていれば、無線モジュールの帯域設定が行われている。このため、本発明によれば、無線モジュールの帯域設定前に、無線モジュールを起動させないようにすることができるため、違法な帯域の電波が出力されることが防止される。
【0008】
第2の発明の電子機器は、第1の発明の電子機器において、前記メイン制御部は、前回電源がオンになっていない場合に、電源電圧が供給された後、所定時間内に前記電源ボタンが押下され、且つ、前記電源ボタンが押下され続けられている状態で、所定のボタンが押下された場合に、前記無線モジュールの無線帯域を設定するための特殊モードに移行することを特徴とする。
【0009】
本発明では、メイン制御部は、前回電源がオンになっていない場合に、電源電圧が供給された後、所定時間内に電源ボタンが押下され、且つ、電源ボタンが押下され続けられている状態で、所定のボタンが押下された場合に、無線モジュールの無線帯域を設定するための特殊モードに移行する。このため、例えば、販売店のスタッフが、プラグをコンセントに接続した後、所定時間内に電源ボタンを押下し、且つ、電源ボタンを押下し続け、且つ、所定のキーを押下すれば、無線モジュールの無線帯域を設定することができる。
【0010】
第3の発明の電子機器は、第2の発明の電子機器において、前記メイン制御部は、前記特殊モードにおいて、前記無線モジュール制御部に、帯域設定コマンドを送信することを特徴とする。
【0011】
本発明では、メイン制御部は、特殊モードにおいて、無線モジュール制御部に、帯域設定コマンドを送信する。これにより、無線モジュール制御部により、無線モジュールの帯域設定を行うことができる。
【0012】
第4の発明の電子機器は、第1〜第3の発明のいずれかの電子機器において、前記メイン制御部は、前回電源がオンになっている場合に、電源電圧が供給された後、所定時間経過後に前記電源ボタンが押下された場合に、電源をオンすることを特徴とする。
【0013】
前回電源がオンになっていれば、無線モジュールの帯域設定が行われている。このため、本発明では、メイン制御部は、前回電源がオンになっている場合に、電源電圧が供給された後、所定時間経過後に電源ボタンが押下された場合に、電源をオンする。
【0014】
第5の発明の電子機器は、第1〜第4の発明のいずれかの電子機器において、前記メイン制御部は、前回電源がオンになっている場合に、電源電圧が供給された後、所定時間内に前記電源ボタンが押下され、且つ、前記電源ボタンが押下され続けられている状態で、電源をオンすることを特徴とする。
【0015】
前回電源がオンになっていれば、無線モジュールの帯域設定が行われている。このため、本発明では、メイン制御部は、前回電源がオンになっている場合に、電源電圧が供給された後、所定時間内に電源ボタンが押下され、且つ、電源ボタンが押下され続けられている状態で、電源をオンする。
【0016】
第6の発明の電子機器は、第1〜第5の発明のいずれかの電子機器において、前記メイン制御部は、前回電源がオンになっていない場合に、電源電圧が供給された後、所定時間内に前記電源ボタンが押下され、且つ、前記電源ボタンが押下され続けられている状態で、一部の機能を起動することを特徴とする。
【0017】
第7の発明の電子機器は、第6の発明の電子機器において、前記メイン制御部は、前回電源がオンになっていない場合に、電源電圧が供給された後、所定時間内に電源ボタンが押下され、且つ、電源ボタンが押下され続けられている状態から、電源ボタンが押下されなくなった場合に、起動した一部の機能をオフすることを特徴とする。
【0018】
第8の発明の電子機器は、第1〜第7の発明のいずれかの電子機器において、前記メイン制御部は、前回電源がオンになっていない場合に、電源電圧が供給された後、所定時間経過後に前記電源ボタンが押下された場合に、電源をオンしないことを特徴とする。
【0019】
前回電源がオンになっていなければ、無線モジュールの帯域設定が行われていない。このため、メイン制御部は、前回電源がオンになっていない場合に、電源電圧が供給された後、所定時間経過後に電源ボタンが押下された場合に、電源をオンしない。これにより、違法な帯域の電波が出力されることが防止される。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、違法な帯域の電波が出力されることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】本発明の実施形態に係るAVレシーバーの構成を示すブロック図である。
【
図2】起動時のAVレシーバーの処理動作を示すフローチャートである。
【
図3】起動時のAVレシーバーの処理動作を示すフローチャートである。
【
図4】起動時のAVレシーバーの処理動作を示すフローチャートである。
【
図5】起動時のAVレシーバーの処理動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るAVレシーバーの構成を示すブロック図である。AVレシーバー1(電子機器)は、例えば、CDプレーヤー100から出力された音声信号に、増幅等の音声処理を行って、スピーカー200に出力する。
【0023】
図1に示すように、AVレシーバー1は、メインマイクロコンピューター2、記憶部3、表示部4、操作部5、デジタル信号入力端子6、DIR(Digital Interface Receiver)7、DSP(Digital Signal Processor)8、D/Aコンバーター(以下、「DAC」という。)9、ボリューム調整部10、増幅部11、スピーカー端子12、無線制御マイクロコンピューター13、無線モジュール14を備える。
【0024】
メインマイクロコンピューター(メイン制御部)2は、記憶部3に記憶されたプログラムに従って、AVレシーバー1を構成する各部を制御する。記憶部3は、メインマイクロコンピューター2の主メモリとして機能するRAM(Random Access Memory)、プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)から構成されている。なお、記憶部3は、例示する構成に限られず、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)等を含んでいてもよい。
【0025】
表示部4は、設定画面等を表示するものであり、LCD(液晶ディスプレイ)や蛍光表示管等である。操作部5は、ユーザー操作を受け付けるためのものであり、AVレシーバー1の筐体に設けられた操作ボタンやリモートコントローラーである。ユーザーは、操作部5を操作することにより、例えば、音声信号のボリューム値を指示することができる。
【0026】
デジタル信号入力端子6には、CDプレーヤー100が接続されている。デジタル信号入力端子6には、CDプレーヤー100からSPDIF信号が入力される。DIR7は、CDプレーヤー100から入力されるSPDIF信号を、I2S信号に変換する。変換されたI2S信号は、DSP8に出力される。DSP8は、I2S信号に、イコライザー処理等のデジタル信号処理を行う。デジタル信号処理が行われたI2S信号は、DAC9に出力される。DAC9は、I2S信号をアナログ音声信号にD/A変換する。D/A変換されたアナログ音声信号は、ボリューム調整部10に出力される。
【0027】
ボリューム調整部10は、アナログ音声信号のボリューム値を調整する。ボリューム値が調整されたアナログ音声信号は、増幅部11に出力される。増幅部11は、ボリューム値が調整されたアナログ音声信号を増幅する。増幅されたアナログ音声信号は、スピーカー端子12に出力される。スピーカー端子12には、スピーカー200が接続されている。スピーカー200は、アナログ音声信号に基づいて、音声を出力する。
【0028】
無線制御マイクロコンピューター(無線モジュール制御部)13は、無線モジュール14を制御する。無線モジュール14は、Wi−Fi規格に従った無線通信を行うためのものである。無線モジュール14は、5GHz帯の電波を利用して、無線通信を行う。
【0029】
以下、起動時のAVレシーバー1の処理動作を、
図2〜
図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
図2に示すように、メインマイクロコンピューター2は、プラグがコンセントに接続されると、すなわち、電源電圧が供給されると、500msのタイマーをスタートする(S1)。
図3に示すように、メインマイクロコンピューター2は、500msタイマーが経過した後、前回電源がオンになったか否かを判断する(S11)。メインマイクロコンピューター2は、前回電源がオンになっていると判断した場合(S11:Yes)、通常の電源オンを行う(S12)。すなわち、メインマイクロコンピューター2は、前回値の電源状態を復帰する処理を行う。メインマイクロコンピューター2は、前回電源がオンになっていないと判断した場合(S11:No)、処理を終了する。従って、メインマイクロコンピューター2は、電源をオンしない。
【0030】
図4に示すように、メインマイクロコンピューター2は、電源ボタンが押下された場合、電源ボタンが押下され続けているか否かを判断する(S21)。メインマイクロコンピューター2は、電源ボタンが押下され続けていると判断した場合(S21:Yes)、500msタイマーが動作中であるか否かを判断する(S22)。メインマイクロコンピューター2は、500msタイマーが動作中であると判断した場合(S22:Yes)、前回電源がオンになっているか否かを判断する(S23)。すなわち、メインマイクロコンピューター2は、初回起動であるか否かを判断する。メインマイクロコンピューター2は、前回電源がオンになっていないと判断した場合(S23:No)、一部の機能を起動する(S24)。例えば、メインマイクロコンピューター2は、キー処理、表示処理の機能を起動する。このとき、メインマイクロコンピューター2は、無線制御マイクロコンピューター13を起動しない。従って、無線モジュール14も起動しない。そして、メインマイクロコンピューター2は、無線モジュール14の無線帯域を設定するための特殊モードへの移行を待機する(S25)。
【0031】
メインマイクロコンピューター2は、500msタイマーが動作中でないと判断した場合(S22:No)、及び、前回電源がオンになっていると判断した場合(S23:Yes)、電源をオンする(S25)。
【0032】
メインマイクロコンピューター2は、電源ボタンが押下され続けていない、すなわち、電源ボタンが押下されなくなったと判断した場合(S21:No)、特殊モード待機の状態であるか否かを判断する(S27)。メインマイクロコンピューター2は、特殊モード待機の状態であると判断した場合(S27:Yes)、起動した一部の機能をオフする(S28)。そして、メインマイクロコンピューター2は、特殊モードの待機を中止する(S29)。メインマイクロコンピューター2は、特殊モード待機の状態でないと判断した場合(S27:No)、処理を終了する。
【0033】
図5に示すように、メインマイクロコンピューター2は、所定のキーが押下された場合に、特殊モード待機の状態であるか否かを判断する(S31)。特殊モード待機の状態であれば、電源ボタンは、押下され続けたままである。メインマイクロコンピューター2は、特殊モード待機の状態であると判断した場合(S31:Yes)、特殊モードに移行する(S32)。メインマイクロコンピューター2は、特殊モード待機の状態ではないと判断した場合(S31:No)、処理を終了する。メインマイクロコンピューター2は、特殊モードにおいて、無線制御マイクロコンピューター13に帯域設定コマンドを送信する。無線制御マイクロコンピューター13は、帯域設定コマンドに基づいて、無線モジュール14の無線帯域を設定する。
【0034】
以上説明したように、本実施形態では、メインマイクロコンピューター2は、前回電源がオンになっていない場合に、電源電圧が供給された後、所定時間(500ms)内に電源ボタンが押下され、且つ、電源ボタンが押下され続けられている状態で、無線制御マイクロコンピューター13を起動しない。このため、例えば、販売店のスタッフが、プラグをコンセントに接続した後、所定時間内に電源ボタンを押下し、且つ、電源ボタンを押下し続ければ、無線制御マイクロコンピューター13が起動せず、無線モジュール14も起動しない。ここで、前回電源がオンになっていれば、無線モジュール14の帯域設定が行われている。このため、本実施形態によれば、無線モジュール14の帯域設定前に、無線モジュール14を起動させないようにすることができるため、違法な帯域の電波が出力されることが防止される。
【0035】
また、本実施形態では、メインマイクロコンピューター2は、前回電源がオンになっていない場合に、電源電圧が供給された後、所定時間(500ms)内に電源ボタンが押下され、且つ、電源ボタンが押下され続けられている状態で、所定のボタンが押下された場合に、無線モジュール14の無線帯域を設定するための特殊モードに移行する。このため、例えば、販売店のスタッフが、プラグをコンセントに接続した後、所定時間内に電源ボタンを押下し、且つ、電源ボタンを押下し続け、且つ、所定のキーを押下すれば、無線モジュール14の無線帯域を設定することができる。
【0036】
また、本実施形態では、メインマイクロコンピューター2は、特殊モードにおいて、無線制御マイクロコンピューター13に、帯域設定コマンドを送信する。これにより、無線制御マイクロコンピューター13により、無線モジュール14の帯域設定を行うことができる。
【0037】
また、前回電源がオンになっていれば、無線モジュール14の帯域設定が行われている。このため、本実施形態では、メインマイクロコンピューター2は、前回電源がオンになっている場合に、電源電圧が供給された後、所定時間(500ms)経過後に電源ボタンが押下された場合に、電源をオンする。
【0038】
また、前回電源がオンになっていれば、無線モジュール14の帯域設定が行われている。このため、本実施形態では、メインマイクロコンピューター2は、前回電源がオンになっている場合に、電源電圧が供給された後、所定時間(500ms)内に電源ボタンが押下され、且つ、電源ボタンが押下され続けられている状態で、電源をオンする。
【0039】
また、前回電源がオンになっていなければ、無線モジュール14の帯域設定が行われていない。このため、メインマイクロコンピューター2は、前回電源がオンになっていない場合に、電源電圧が供給された後、所定時間(500ms)経過後に電源ボタンが押下された場合に、電源をオンしない。これにより、違法な帯域の電波が出力されることが防止される。
【0040】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態には限られるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
【0041】
上述の実施形態においては、電子機器として、AVレシーバー1を例示した。これに限らず、無線通信を行う電子機器であれば、無線LANアクセスポイント、デジタルオーディオプレーヤー、スマートフォン、携帯電話等であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明は、無線通信を行う電子機器に好適に採用され得る。
【符号の説明】
【0043】
1 AVレシーバー(電子機器)
2 メインマイクロコンピューター(メイン制御部)
5 操作部
13 無線制御マイクロコンピューター(無線モジュール制御部)
14 無線モジュール